JP2016502392A - 電気機械 - Google Patents
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Abstract
電気機械は、a)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第1のセットを含む第1の起磁力を提供するための第1の手段であって、起磁力空間高調波の第1のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の第1のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、起磁力空間高調波の第1のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、第1の手段と、b)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第2のセットを含む第2の起磁力を提供するための第2の手段であって、起磁力空間高調波の第2のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の第2のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、起磁力空間高調波の第2のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、第2の手段とを備え、第1の手段および第2の手段の正味の効果は、奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の結果として得られたセットを含む結果として得られた起磁力を提供し、起磁力空間高調波の結果として得られたセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の結果として得られたセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、起磁力空間高調波の結果として得られたセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含み、起磁力空間高調波の結果として得られたセットの支配的な望ましくない高調波の振幅は、高調波の第1のセットおよび第2のセットの支配的な望ましくない高調波の振幅に対して少なくとも低減される。
Description
本明細書で説明される実施形態は、電気機械に関する。
電動機および発電機は、電気機械の例である。電動機は、電気的入力を機械的出力に変換する。発電機は、機械的入力を電気的出力に変換する。
本発明の実施形態は、背景の装置に対する改善を提供する。
本発明は、起磁力高調波の望ましくない高調波成分を効率良く除去することが可能な、改善された電気機械の装置、および、その除去処理の方法を提供することにある。
電気機械は、a)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第1のセットを含む第1の起磁力を提供するための第1の手段であって、起磁力空間高調波の第1のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の第1のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、起磁力空間高調波の第1のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、第1の手段と、b)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第2のセットを含む第2の起磁力を提供するための第2の手段であって、起磁力空間高調波の第2のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の第2のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、起磁力空間高調波の第2のセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、第2の手段とを備え、第1の手段および第2の手段の正味の効果は、奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の結果として得られたセットを含む結果として得られた起磁力を提供し、起磁力空間高調波の結果として得られたセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の結果として得られたセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、起磁力空間高調波の結果として得られたセットの奇数サブセットまたは偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含み、起磁力空間高調波の結果として得られたセットの支配的な望ましくない高調波の振幅は、高調波の第1のセットおよび第2のセットの支配的な望ましくない高調波の振幅に対して少なくとも低減される。
これ以降、実施形態が、添付の図面を参照して、例によって、さらに説明される。
電気機械のステータを示す図である。
図1の電気機械についての起磁力高調波のグラフである。
本発明の実施形態による、電気機械の端面投影図である。
図3の電気機械のステータを示す図である。
図3および図4の電気機械についての起磁力高調波のグラフである。
本発明の実施形態による、電気機械で使用するためのステータを示す図である。
図6の電気機械についての起磁力高調波のグラフである。
本発明の実施形態による、電気機械で使用するためのステータを示す図である。
図8の電気機械についての起磁力高調波のグラフである。
本発明の実施形態による、電気機械で使用するためのステータを示す図である。
本発明による、電気機械で使用するためのステータを示す図である。
本発明の実施形態による、電気機械の端面を示す図である。
本発明の実施形態による、電気機械の端面を示す図である。
本発明の実施形態による、電気機械の端面を示す図である。
電気機械は、一般に、ロータと、ステータとを備え、どちらも、関連する磁界を有する。ステータとロータは、それらの間のエアギャップを用いてジャーナル(journal)される。ロータがステータに対して動く場合(リニア機械では直線的な、回転機械では回転する)移動する磁界が、エアギャップ内にステータによって形成され、ロータ磁界と相互作用を行って、電気機械エネルギー変換を発生させる。ある機械は、機械のq値が、
q=N/(m×2p)
によって与えられる分数である、毎極毎相分数スロット(fractional slot per phase per pole)機械であり、ここで、Nは、ステータにおけるスロットの数であり、pは、極対の数であり、mは、機械における相の数である。
q=N/(m×2p)
によって与えられる分数である、毎極毎相分数スロット(fractional slot per phase per pole)機械であり、ここで、Nは、ステータにおけるスロットの数であり、pは、極対の数であり、mは、機械における相の数である。
毎極毎相分数スロット機械に対して、多くの実現可能なスロットと極の組み合わせが存在する。これらの組み合わせのサブセットは、関係N=2p±1によって定義される。3相機械の場合、Nは、3で割り切れなければならず、相間の電気角度(electrical degree)の位相シフトは、±2πk+2π/3電気角度に等しくなければならず、ここで、k=0、1、2、...である。この定義を満たすスロットと極の組み合わせが、pが4ないし23の場合について、表1に列挙されている。
(スロットと極対に対して同じ整数倍を使用すれば)表1における与えられたスロットと極の組み合わせのスロット数および極数の任意の整数倍も、同じqを有する実現可能な組み合わせをもたらす。例えば、表1の第1行に基づいて、18スロットおよび8極対(すなわち、2×9スロットおよび2×4極対)、27スロットおよび12極対(すなわち、3×9スロットおよび3×4極対)などがもたらされ、すべてが、q=3/8を有する。N=2p±1を用いる機械設計は、高いトルク能力および低いトルクリップルなどの、分数スロット永久磁石機械の利点を有するが、ステータとロータの間のエアギャップにおいて、多数の望ましくない起磁力(mmf)高調波、および平衡していない垂直の(半径方向の)磁力をもたらす。
図1は、表1における4極対の例に従ったステータ1を示している。ステータが、リニア機械またはロータリ機械のためのリニアステータとして示されており、ここでは、説明の目的で、環状ステータが平らに展開されている(ロータは図示されていない)。ステータは、9つのスロット2を備え、各々は、相巻線3のセットのコイル巻線を含む。励磁されると、コイルは、起磁力(mmf)成分を有する磁界を発生させる。mmf成分は、2π機械角ラジアン(mechanical radian)の基本周期を有する一連の高調波によって、ステータの長さ方向に沿って表される(リニア機械の場合、各スロットは、2pt/Nの機械的な長さに等価な2π/N機械角ラジアンだけ隣のスロットから変位させられ、ここで、tは、極ピッチである)。コイル内の電流は時間につれて変化するのでmmf成分が変化し、mmf高調波がステータの長さ方向に沿って移動する磁界を発生させる。
4極対9スロット機械のmmf高調波についての正規化された高調波分布4が、図2に示されている。各高調波の振幅は、最大振幅高調波の振幅に対して正規化されている。mmf高調波は、機械の3相性のために、n=1、4、7、...の場合の正回転高調波と、n=2、5、8、...の場合の逆回転高調波と、ゼロトリプレン(zero triplen)高調波(すなわち、n=3、6、9、...)とを含む。しかしながら、4極対機械の場合、第4mmf高調波だけが、ロータの磁界と相互作用を行って、連続トルクを発生させる。したがって、第4高調波は、支配的な作用する高調波(dominant working harmonic)とも呼ばれる。ロータにおける極対の数は、支配的な高調波がロータの極対の数と同じ数のピーク(または極)を波形に有するように、選択される。したがって、支配的な高調波は、機械にトルクを提供する。相対的に大きな大きさを有し、ロータに対して2倍の速さで回転する他の高調波、特に第5は、局所化されたコア飽和、追加的な鉄損、および磁石内における渦電流損など、望ましくない効果を引き起こす。したがって、第5高調波は、支配的な望ましくない高調波(dominant undesirable harmonic)6と呼ばれる。
望ましくない高調波は、ロータに対して異なる速さで回転し、局所化されたコア飽和、追加的な鉄損、および磁石内における渦電流損など、先に説明されたような、望ましくない効果を引き起こす。支配的な望ましくない高調波は、最も望ましくない効果を引き起こし、N=2p±1機械では、支配的な望ましくない高調波は、一連の高調波における作用する高調波の前または後の高調波である。支配的な作用する高調波に近いことも、それが支配的な望ましくない高調波と呼ばれる一因である。しかしながら、支配的な作用する高調波と支配的な望ましくない高調波は、異なるセット(例えば、偶数サブセットと奇数サブセット)内に存在する。
本発明の実施形態は、表1に示されたスロットと極の組み合わせ、および表1に列挙された与えられた組み合わせの整数倍から得られる他の任意の組み合わせと関連するものなど、望ましくないmmf高調波の数および/または振幅を低減し、平衡していない磁力を排除または低減するための技法に関する。
図3は、本発明の実施形態による、電気機械10を概略的に示している。機械は、ステータ12と、ロータ14とを備える。ステータは、スロット16と、ティース18とを備える。図3では、18個のスロットと、18個のティースが存在する。しかしながら、これは、N個のスロットに一般化され得、Nは整数であり、今のケースでは、N=18である。ロータ14は、N極とS極を備える極対21をなすように配列された、極20を備える。図3は、4個の極対を備えるロータを示している。極対の数は、p個の極対に一般化され得、pは整数である。各スロット22aは、2πp/N電気角ラジアン(electrical radian)または360p/N電気角度だけ、隣のスロット22bからずらされている。したがって、スロットの数Nの極対の数pに対する関係は、N=s(2p±1)によって与えられ、ここでは、s=2である。
スロットは、不連続スロットの第1のセット24と、不連続スロットの第2のセット26とに分離可能である。不連続スロットの第1のセット24は、相巻線の第1のセット28を備え、この例では、3つの相巻線A1、B1、C1を備える。不連続スロットの第2のセット26は、相巻線の第2のセット30を備え、この例では、3つの相巻線A2、B2、C2を備える。図3の例では、不連続スロットの第1のセット24は、(直線または円周をなす)スロットの第1のセット内の任意のスロット対の間に、スロットの第2のセット26に属するスロットが少なくとも1つ存在するので、不連続である。スロットセットは、スロットセットのスロットどうしの間にアクティブなスロットが存在するように、不連続であることに留意されたい。スロットセットの2つのスロットどうしの間に配置されたダミースロットが、不連続という用語の使用を可能にすることができる。相巻線A1、A2、B1、B2、C1、C2の各々は、エンドコイル部分28c、30cによって端部において接続された第1のコイル部分28a、30aと第2のコイル部分28b、30bとを有する、コイル31を備える(図3には、ただ1つのエンド巻線が見えている)。第1のコイル部分および第2のコイル部分の各々は、例えば、第1のコイル部分28aがスロット24a内に存在し、第2のコイル部分28bがスロット24b内に存在するように、スロット16内に配置される。図3は、断面図であり、したがって、第1のコイル部分および第2のコイル部分は図の奥に延びていることに留意されたい。図3の実施形態では、第1の相巻線A1、B1、C1は、第2の相巻線A2、B2、C2から、9スロットだけずらされている。これは、π機械角ラジアンまたは180機械角度(mechanical degree)に対応する。
図4は、平らに展開された機械10のステータ12を示している。この機械は、この図には示されていない、4極対ロータとともに機能するように構成されている。相巻線セットは、やはり、ラベルA1、B1、C1およびA2、B2、C2を用いて示され、各々は、3つの相巻線、すなわち、A、B、Cを含む。各相巻線は、電気的に接続された3つの励磁可能なコイルを備える。各コイルは励磁方向を有し、この方向はコイルの周りを電流が流れる方向である。モータ構成では、励磁方向は、変化しないが、交流電源からの電流方向は、変化する。コイルの励磁方向は、各スロット巻線(図3の28a、28b、30a、30b)に、+または−によって表される励磁方向をもたせる。図3の例では、第1のスロット巻線と第2のスロット巻線の励磁方向は、互いに反対である。各スロット巻線における励磁方向は、コイルの極性を生み出す。第1の相巻線セットにおける各相巻線A1、B1、C1は、第2の相巻線セットにおける対応する相巻線A2、B2、C2を有し、すなわち、A1とA2が対応し、B1とB2、C1とC2も同様である。
対応する相巻線(例えば、要素31と31’)は、9スロットだけずらされている。言及されたように、各スロットは、2πp/N電気角ラジアンだけずらされている。したがって、目下の例では、対応する相部分は、18πp/Nだけずらされている。このスロットずれφは、w2πp/N電気角ラジアンに一般化され、ここでは、w=9である。目下の例では、18個のスロットと4個の極対が存在する。したがって、スロットずれφは、4πに等しい。対応する相巻線、例えば、A1とA2は、同じ極性で直列または並列に接続される(すなわち、励磁方向は、ステータに関する各相巻線について同じである)。したがって、それらの相巻線内の交流電流は、同相であり、すなわち、対応する相巻線間に極性ずれθは存在しない。対応する相巻線間のずれの合計は、極性ずれθとスロットずれφの和から見出される。図3および図4に示される実施形態の場合、極性ずれθは、θ=0である。
図3に戻ると、いくつかの実施形態では、電気機械10は、電気電動機または発電機として実行することができる。電動機の場合、第1の相巻線セット28および第2の相巻線セット30は、3相交流電流を使用して励磁される。これは、機械内に磁界を発生させる。ロータ14の極20は、相巻線の磁界によって引き付けられる、または反発される磁石を提供される。したがって、ロータ14は、磁界のポテンシャルエネルギーを最小化するように回転する。発電機の場合、機械力が、ロータ14を回転させる。極20は、磁界を発生させる磁石を提供される。ロータの回転は、ロータ磁界を相巻線セット28、30の上で/中を通るように動かし、コイル内に電圧および電流を誘起する。次に、コイル内の電流が、起磁力(mmf)成分を発生させる。電流の変動が、各コイルのmmf成分を変化させる。相巻線セット内のコイルのすべてにわたるmmf成分の変動は、その相巻線セットの基本正弦波の高調波成分に接近する。各コイルセットについての高調波成分が、上で説明された図2に示されている。ロータが動くにつれ、および/またはコイル内の電流が交流するにつれ、mmf高調波は、ステータとロータの間のエアギャップの周りを、またはエアギャップに沿って移動する。mmf高調波は、波形の山と谷によって形成される多くの極を有する磁界内を移動する。ロータ14が回転すると、相巻線の移動する(回転または直線)磁界とロータの磁界との相互作用が、連続トルクを発生させる。
高調波成分は、奇数高調波および偶数高調波に分離可能である。各高調波は次数nを有する。機械は、作用する高調波を有する。それらの中に、支配的な作用する高調波が存在し、この高調波は機械にトルクを提供し、ロータにおける極対の数に等しい多くの極対(磁界波形の山と谷)を含み、したがって、支配的な作用する高調波の場合、n=pである。望ましくない高調波も存在し、これには機械の動作に対して最も有害な支配的な望ましくない高調波を含む。N=2p±1機械では、支配的な望ましくない高調波は、次数n’を有し、それは、p±1に等しい。目下の例の支配的な作用する高調波は、第4高調波であり、したがって、偶数サブセット内に存在する。支配的な望ましくない高調波は、第5高調波である。
本発明のいくつかの実施形態では第1の相巻線セットからのmmf高調波は、第2の相巻線セットからのものに建設的または破壊的に干渉する。建設的に干渉する高調波は、保たれる。第1のmmf成分の第4高調波は、第2のmmf成分の第4高調波と同相であるので、相巻線セットの配列は、支配的な高調波n=4を保つ。偶数高調波のすべては、やはり同相であり、したがって、3相システムでは除去される偶数トリプレン(6、12、18、...)高調波を例外として、維持される。第1の相巻線と第2の相巻線の間の180機械角度のずれは、第1のmmf成分の奇数空間高調波が第2のmmf成分の奇数空間高調波と位相がずれていることを意味する。したがって、この例では第5高調波である、支配的な望ましくない高調波は、除去される。
図5は、図3および図4を参照して上で説明されたような、4極対ロータの正規化されたmmf高調波成分32を示している。高調波成分は、180機械角度だけずらされたときの第1の3相巻線セットA1、B1、C1と第2の3相巻線セットA1、B1、C1のmmf成分からの高調波の合成である。結果として得られた磁界の高調波成分が示されている。支配的な作用する高調波34は、第4高調波であり、支配的な望ましくない高調波は、第5高調波36である。図5は、支配的な作用する高調波34は維持されるが、図2に示されるような(要素6)、支配的な望ましくない高調波36は除去されていることを示している。さらに、先に言及されたように、すべての奇数高調波も除去されている。したがって、18スロット4極対機械は、低減された数の望ましくない高調波を有し、各mmf成分の支配的な望ましくない高調波の相対的な振幅が、少なくとも低減され、好ましくはゼロまで低減されるように、奇数サブセット内の高調波の振幅が、少なくとも低減され、好ましくは除去される。
偶数サブセット内の残りの高調波は、2次、14次、および22次高調波を除いて、相対的に小さい大きさを有する。しかしながら、第14および第22高調波の波長は、相対的に短いので、これらの高調波に起因する結果として得られた磁界は、ロータに向かう半径方向では、速やかに減衰される。したがって、これらの高調波によって引き起こされる望ましくない効果は、支配的な望ましくない高調波によって引き起こされるものよりもはるかに影響が小さい。さらに、ロータによって見られる第2高調波の周波数は、相対的に低く、結果として得られた望ましくない効果も、支配的な望ましくない高調波によって引き起こされるものよりも著しく小さい。
図1の配列は、選択可能な高調波を除去するように互いに作用し合う複数の相巻線を有さないので、図3ないし図5に関して説明された方法での高調波の除去を可能にしない。
図4に示された巻線構成は、作用する4次空間高調波のための可能なうちで最も高い巻線係数をもたらし、いくつかの実施形態では、毎極毎相分数スロット巻線方式の主要な利点を保ちながら、すべての奇数空間高調波の完全な排除を可能にする。さらに、第1の3相巻線によって発生させられる垂直な磁力は、第2の3相巻線によって発生させられるそれによって除去され、それによって、半径方向における平衡していない磁気引力を排除または低減し、このことは軸受損失、騒音、および振動を低減することに貢献する。
図6は、本発明の実施形態による、別のステータ40を示している。ステータは、図4に示されたステータのように、第1の相巻線セット42と、第2の相巻線セット44とを備える。しかしながら、ステータの周りの相巻線の順序は、5極対ロータ(図示されず)とともに機能するように構成される。したがって、相Bと相Cの位置は、この方法で機械を構成するために、入れ換えられる。図2のように、対応する相巻線A1とA2、B1とB2、およびC1とC2が存在する。対応する相巻線は、9スロット46の機械的ずれを有する。スロット巻線の方向は、やはり、+または−によって示される。この例では、対応する相巻線コイルは、互いに反対の励磁方向を有し、すなわち、A1+からA1− 48aは、A2−からA2+ 48bに対して9スロットだけずれている。反対の励磁方向は、極性ずれθ=πに対応する。したがって、第5高調波についてのずれは、5π+π=6πに等しく、そのため、5次高調波は、保たれるが、4次高調波は、除去または少なくとも低減される。反対の極性接続を生成するために、直列または並列での巻線の反対端部の接続によって、反対の励磁方向が生成される。
目下の例の支配的な作用する高調波は、第5高調波である。支配的な望ましくない高調波は、第4高調波である。図3ないし図5の例と同様に、第1の相巻線セットのmmf高調波と第2の相巻線セットのmmf高調波は、相互作用を行う。mmf高調波のずれは、第1の移動磁界の第5(第p)高調波が、第2の移動磁界の第5高調波と同相であることを意味する。奇数高調波のすべては、やはり同相であり、したがって、機械の3相性のために除去される奇数トリプレン(triplen)(3、9、15、...)高調波を例外として、維持される。nが高調波番号であるとして、各高調波についてのnπ+πのずれは、第1のmmf成分の偶数空間高調波が、第2のmmf成分の偶数空間高調波と位相がずれていることを意味する。各mmf成分からの偶数空間高調波の逆位相は、それらの偶数空間高調波の除去を引き起こす。したがって、このケースでは第4高調波である、支配的な望ましくない高調波が除去される。
図7は、図6の例の合成された移動する磁界の正規化された高調波分布50を示している。支配的な作用する高調波52(第p)が残っているのが示されている。支配的な望ましくない高調波54(第p−1)が除去されているのが示されている。支配的な作用する高調波52は、奇数サブセット内に存在する。支配的な望ましくない高調波54は、偶数サブセット内に存在する。すべての偶数高調波が除去されている。奇数サブセット内の残っている高調波は、第1、第13、および第23を除いて、相対的に小さい大きさを有する。しかしながら、18スロット4極対機械について説明されたのと同じ理由で、これらの高調波によって引き起こされる望ましくない効果は、はるかに影響が小さく、半径方向の平衡していない磁力は、排除または低減される。
図1ないし図7に関して説明された実施形態は、
N=s(2p±1)
によって分類される、毎相毎極分数スロット機械に関し、ここで、Nはスロットの数であり、pは極の数であり、sはスロットのセットの数である。図3ないし図7の実施形態の場合、s=2である。
N=s(2p±1)
によって分類される、毎相毎極分数スロット機械に関し、ここで、Nはスロットの数であり、pは極の数であり、sはスロットのセットの数である。図3ないし図7の実施形態の場合、s=2である。
本発明のいくつかの実施形態のためのスロットと極の組み合わせが、表2に列挙されたものになるように、望ましくない高調波を除去するための2つの相巻線セットの配列が、表1に列挙されたN=2p±1のスロットと極の組み合わせのすべての構成に適用される。表2は、第1の相巻線セットのコイルに対する第2の相巻線セットのコイルの励磁方向も提供している。これは、相巻線セット間の極性として示されている。
配列は、N=2p±1構成の2倍の数の極対および2倍の数のスロットを有する任意のスロットと極の組み合わせにも適用可能である。例えば、配列は、スロットと極の数が、q=3/4である18スロット4極対の整数倍である、36スロット16極、54スロット24極などの機械に適用可能である。
図3ないし図7に示されるのと同じずらし技法が、望ましくない高調波をさらに排除するために利用される。例として、図3および図4に示される18スロット4極対設計におけるスロットの数は、図8に示されるように36スロットに2倍にされる。この場合、極対の数pに対するスロットの数Nの関係は、N=s(2p±1)によって与えられ、ここでは、s=4である。図3および図4の機械のように、第1の相巻線セットおよび第2の相巻線セットが存在し、各々は、ステータ60内に配置される3相巻線に分割される。第1の3相相巻線は、A1、B1、C1と呼ばれ、第2の3相巻線は、A2、B2、C2と呼ばれる。この例では、スロットの数が18スロットから36に2倍にされたので、コイルスパンは、図3、図4、および図6における例の2スロットピッチコイルスパンの代わりに、4スロットピッチである。4極対ロータの場合、スロットピッチは、2π×4/36=π/9電気角度である。
第2の3相巻線A2、B2、C2は、第1の3相巻線A1、B1、C1に対して、9スロットずれて配置される。ロータリ電動機構成では、これは、90機械角度の機械的なずれに対応する。4極対ロータの場合の電気角度におけるずれは、9×10×4=360°または2πラジアンである。図4の例の表記法を使用すると、これは、pπ/2の電気的なずれとしても書き表される。したがって、第1の相巻線セットおよび第2の相巻線セットによって発生させられる結果として得られた作用する4次mmf空間高調波(第p高調波、ここで、pは極対の数)は、互いに対して同相である。しかしながら、第1の相巻線セットによって発生させられる第2、第6、第10、第14、第18、第22、...高調波と第2の相巻線セットによるそれらとの間の位相シフトは、π、3π、5π、7π、9π、11π、...である。したがって、これらの高調波は、同じ大きさを有するが、方向は反対であり、図8の巻線構成によって、互いに相殺される。電気的なずれは、極対数倍された機械的なずれに等しいことが理解される。
図9は、結果として得られた正規化されたmmf分布70を示す。図4の実施形態と同様、すべての奇数高調波が、排除されている。しかしながら、奇数高調波の除去に加えて、2、6、10、14、18、22、...に等しい次数を有する偶数高調波も、排除されている。4π、8π、12π、...のずれは、それらが同相であることを意味するので、4次高調波72の整数倍72’は、排除されていない。
本発明の実施形態によれば、単一スター接続を用いる6相機械が形成される。図10は、4極対6相機械を用いる動作のための18個のスロット82を有するステータ80を示しており、ここで、A相、D相、B相、E相、C相、およびF相が、2つの隣接相の間の位相シフトが2π/6電気角度である、平衡している6相システムを構成する。例えば、相Dのための相巻線は、相Aのための相巻線から3スロット離れており、電気的なずれは、3×2πp/Ν=4/3πであるが、Dは、Aに対して反対の極性を有し、したがって、+πの極性のずれを有する。したがって、AとDの間の位相ずれは、4π/3+π=2π−π/3=−π/3=−2π/6である。AとEの間の機械的なずれは、9スロットまたは(上で計算されたように)4π電気角度であるが、Eは、Aに対して反対の極性を有し、したがって、πの極性のずれを有する。相Eが、πの電気的な位相シフトを有する電流を用いて励磁された場合、AとEの相巻線の間のずれの合計は、したがって、4π+π+π=6πに等しい。類似の関係が、相DとC、および相BとFについても当てはまる。したがって、図4に関する例におけるように、第4mmf高調波は、保持され、支配的な望ましくない高調波(第5高調波)を含む、すべての奇数高調波は、除去される。
本発明の実施形態によれば、各々がスター接続され、平衡している3相の電流を供給される、2つの3相システム(A,B,C)および(D,E,F)を含む、6相機械が存在する。2つの3相システムの(上述の説明の通りの)相巻線セット間の位相シフトは、対応する相、例えば、相Aと相Dの間のずれに応じて選択される。図11は、18スロット4極対の例のステータ90を示しており、(A、B、C)と(D、E、F)の間のずれは、1スロットピッチであり、AとD、BとE、CとFの間の結果として得られた電気的なずれは、1×2πp/Ν=8π/9電気角ラジアンである。AとDの間の時間的な位相ずれは、DをAから4π/9だけずらすように選択される。図4に関する例と同様に、第4mmf高調波は、保持され、支配的な望ましくない高調波(第5高調波)を含む、すべての奇数高調波は、低減または除去される。3、5、7、9、11、13、15、および17スロットなど、他のずれも可能であり、結果として得られた位相シフトは、それぞれ、4π/3、2π/9、10π/9、0、8π/9、16π/9、2π/3、および14π/9電気角ラジアンである。相巻線A、B、CとD、E、Fの間の使用される空間的なずれに基づいて、各相において適切な時間的な位相シフトが適用されるべきであることに留意されたい。
図3ないし図11の巻線構成は、図3に示されるような、表面実装型の極20(すなわち、ロータの外表面上に実装された極)を有する機械、および図12に示されるような、内側実装型の極100を有する機械(すなわち、ロータの内側に実装された極を有する機械)、ならびに図13に示されるような、安価なフェライト磁石110が利用される、永久磁石110支援型の同期リラクタンス機械を含む、永久磁石機械を設計するために利用される。
巻線構成は、また、ロータ120がいかなる磁石も使用しない、図14に示されるような、同期リラクタンス機械のほか、ケージバーロータまたは巻線形ロータを用いる誘導機械、ならびに高トルク/出力密度、高効率性、および低トルクリップルといった利点を有する、クローポール型を含む巻線界磁型同期機械とともに使用される。
図3に示されるような表面実装型永久磁石機械のいくつかの実施形態は、最も影響力のある望ましくない高調波の排除または低減により、ロータ磁石における渦電流損の低減を提供する。これは、磁石の円周分割および軸分割がもはや必要ではないので、低いロータ損および低コスト製造をもたらす。図12に示されるような、内側実装型永久磁石機械のいくつかの実施形態は、リラクタンストルクの増加、および/またはロータ鉄損の低減を提供し、このことは高トルク密度および高効率性をもたらす。本発明の実施形態からもたらされる、高いリラクタンストルクおよび低い望ましくないmmf高調波は、図13に示されるような、永久磁石支援型の同期リラクタンス機械、および図14に示されるような、同期リラクタンス機械においても利用され、改善されたトルク密度および/または効率性、ならびにより低いコストといった利点が提供される。
本発明の実施形態は、誘導機械も提供する。そのような実施形態は、より短い端部巻線長、より低い銅損をもたらし、したがって、高トルク/出力密度、および低いまたは非常に低いmmf高調波成分の結果としての高効率性をもたらす。
本発明の実施形態による方法は、
(1)表1のようなN=2p±1のスロットと極の組み合わせに対して、3相巻線(A1、B1、C1)を有する第1の相巻線セットを構成するステップと、
(2)設計のスロットの数を2倍にするステップと、
(3)表1のようなN=2p±1のスロットと極の組み合わせに対して、3相巻線(A2、B2、C2)を有する第2の相巻線セットを構成するステップと、
(4)第1の3相巻線位相部分(A1、B1、C1)からπ機械角ラジアンずらされた第2の3相巻線(A2、B2、C2)を配置するステップと、
(5)極対の番号が偶数の場合は同じ極性を有し、または極対の番号が奇数の場合は反対の極性を有する、A1とA2を直列または並列に接続し、B1とB2、およびC1とC2についても同様な接続を行うステップと
を含む。
(1)表1のようなN=2p±1のスロットと極の組み合わせに対して、3相巻線(A1、B1、C1)を有する第1の相巻線セットを構成するステップと、
(2)設計のスロットの数を2倍にするステップと、
(3)表1のようなN=2p±1のスロットと極の組み合わせに対して、3相巻線(A2、B2、C2)を有する第2の相巻線セットを構成するステップと、
(4)第1の3相巻線位相部分(A1、B1、C1)からπ機械角ラジアンずらされた第2の3相巻線(A2、B2、C2)を配置するステップと、
(5)極対の番号が偶数の場合は同じ極性を有し、または極対の番号が奇数の場合は反対の極性を有する、A1とA2を直列または並列に接続し、B1とB2、およびC1とC2についても同様な接続を行うステップと
を含む。
本発明は、電気機械において、望ましくない磁気空間高調波を少なくとも低減する方法も提供し、方法は、
a)事前に決定された位相を有する第1の移動する磁界を提供するステップであって、第1の移動する磁界は、支配的な作用する空間高調波を含む作用するサブセットと支配的な望ましくない高調波を含む望ましくないサブセットとを含む、磁気空間高調波の第1のセットを含む、ステップと、
b)事前に決定された位相を有する第2の移動する磁界を提供するステップであって、第2の移動する磁界は、支配的な作用する空間高調波を含む作用するサブセットと支配的な望ましくない高調波を含む望ましくないサブセットとを含む、磁気空間高調波の第2のセットを含む、ステップと
を含み、
移動する磁界は、第1の磁気空間高調波および第2の磁気空間高調波の望ましくないサブセットを少なくとも低減するようにずらされる。
a)事前に決定された位相を有する第1の移動する磁界を提供するステップであって、第1の移動する磁界は、支配的な作用する空間高調波を含む作用するサブセットと支配的な望ましくない高調波を含む望ましくないサブセットとを含む、磁気空間高調波の第1のセットを含む、ステップと、
b)事前に決定された位相を有する第2の移動する磁界を提供するステップであって、第2の移動する磁界は、支配的な作用する空間高調波を含む作用するサブセットと支配的な望ましくない高調波を含む望ましくないサブセットとを含む、磁気空間高調波の第2のセットを含む、ステップと
を含み、
移動する磁界は、第1の磁気空間高調波および第2の磁気空間高調波の望ましくないサブセットを少なくとも低減するようにずらされる。
上述の実施形態において、ステータのスロットは、相巻線のスロット巻線を備える任意の手段であることに留意されたい。ロータリ機械では、ロータは、ステータの内部または外部に配置される。
本明細書の説明および請求項において、「comprise(〜を含む/備える)」および「contain(〜を含む)」という単語、ならびにそれらの単語の活用形、例えば、「comprising」および「comprises」は、「including but not limited to(〜を含むが、それらに限定されない)」を意味し、他の追加物、構成要素、整数、またはステップを排除することを意図していない(排除しない)。
本明細書の説明および請求項において、単数形は、文脈が他のことを求めない限り、複数を包含する。特に、不定冠詞が使用される場合、本明細書は、文脈が他のことを求めない限り、単一性ばかりでなく複数性も企図していると理解されるべきである。
本発明の特定の態様、実施形態、または例に関連して説明された、特徴、整数、特性、またはグループは、矛盾が生じない限り、本明細書で説明された他の任意の態様、実施形態、または例に適用可能であると理解されるべきである。
読者の注意は、本出願に関連する本明細書と同時に、または本明細書に先立って提出され、本明細書とともに公衆の縦覧に対して開かれているすべての論文および文献に向けられ、すべてのそのような論文および文献の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
(任意の添付の特許請求の範囲、要約書、および図面を含む)本明細書で開示された特徴のすべて、および/またはそのように開示された任意の方法もしくはプロセスのステップのすべては、そのような特徴および/またはステップの少なくともいくつかが相互に排他的である組み合わせを除いて、任意の組み合わせで組み合わされる。
(任意の添付の特許請求の範囲、要約書、および図面を含む)本明細書で開示された各特徴は、別段の言及が明白になされない限り、同じ、等価な、または類似の目的に役立つ代替的な特徴によって置き換えられる。したがって、別段の言及が明白になされない限り、開示された各特徴は、包括的な一連の等価または類似の特徴の一例であるにすぎない。
本発明は、任意の上述の実施形態の細部に制約されない。本発明は、(任意の添付の特許請求の範囲、要約書、および図面を含む)本明細書で開示された特徴のうちの任意の新規な1つもしくは任意の新規な組み合わせにまで、またはそのように開示された任意の方法もしくはプロセスのステップのうちの任意の新規な1つもしくは任意の新規な組み合わせにまで及ぶ。
Claims (22)
- a)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第1のセットを含む第1の起磁力を提供するための第1の手段であって、前記起磁力空間高調波の前記第1のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、該第1の手段と、
b)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第2のセットを含む第2の起磁力を提供するための第2の手段であって、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、該第2の手段と
を備え、
前記第1の手段および前記第2の手段の正味の効果は、奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の結果として得られたセットを含む結果として得られた起磁力を提供し、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅は、高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅に対して少なくとも低減されることを特徴とする電気機械。 - 前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅は、ゼロに低減されることを特徴とする請求項1に記載の電気機械。
- 前記起磁力高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波を含む、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセット内の前記高調波の各々の前記振幅は、高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記支配的な望ましくない高調波を含む、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの前記振幅に対して少なくとも低減されることを特徴とする請求項1または2に記載の電気機械。
- 前記起磁力空間高調波の前記第1のセット内の各高調波は、起磁力空間高調波の前記第2のセット内に対応する高調波を有し、前記対応する高調波は、次数nを有し、
前記第1の手段と前記第2の手段は、機械的にずらされており、
前記第1の対応する高調波と前記第2の対応する高調波は、電気的にずらされており
前記第1の起磁力は、第1の正の極性または負の極性を有し、前記第2の起磁力は、第2の正の極性または負の極性を有し、極性のずれが、前記対応する高調波の間に提供され、前記極性のずれは、前記第1の極性と前記第2の極性が同じ正または負の極性である場合はゼロラジアンであり、前記極性のずれは、前記第1の極性と前記第2の極性が反対の正または負の極性である場合はπラジアンであり、
前記対応する高調波の間のずれの合計は、前記電気的なずれと前記極性のずれの和によって見出され、前記ずれの合計は、起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅の前記低減を達成するように選択され、前記支配的な望ましくない高調波が前記奇数サブセット内にある場合は、各高調波についての前記ずれの合計は、実質的にnπ(nは奇数)であり、前記支配的な望ましくない高調波が前記偶数サブセット内にある場合は、各高調波についての前記ずれの合計は、実質的にnπ+π(nは偶数)であることを特徴とする請求項1、2、または3に記載の電気機械。 - 前記第1の起磁力を提供するための前記第1の手段は、3つの相巻線を備える第1の励磁可能な相巻線セットを備え、前記第2の起磁力を提供するための前記第2の手段は、第2の励磁可能な相巻線セットを備え、前記相巻線セットは、電流によって励磁された場合に、前記起磁力を発生させるように構成可能であることを特徴とする請求項4に記載の電気機械。
- 前記相巻線セットの各々は、3つの相巻線を備え、各相巻線は、少なくとも1つのコイルを備え、前記コイルの各々は、第1の端部および第2の端部、ならびにそれらの間に励磁方向を有し、前記励磁方向は、前記第1の端部および前記第2の端部の端部極性を決定し、前記励磁方向は、前記起磁力極性に対応し、前記第1の相巻線セットの前記相巻線は、前記第2の相巻線セット内に対応する相巻線を有することを特徴とする請求項5に記載の電気機械。
- N個のスロットを有するステータと、p個の極対を有するロータとをさらに備え、前記N個のスロットは、少なくとも、不連続なスロットの第1のセットと、不連続なスロットの第2のセットとに分割可能であり、前記第1のセットは、前記第2のセット内に散在させられ、前記第1の相巻線セットの前記コイルは、前記第1のスロットセット内に配置可能であり、前記第2の相巻線セットの前記コイルは、前記第2のスロットセット内に配置可能であり、前記対応する相巻線の前記コイルは、w個のスロットによって分離されることを特徴とする請求項6に記載の電気機械。
- 前記少なくとも1つのコイルは、不連続なスロットの前記第1のセットおよび前記第2のセット内の隣接するスロット内に配置可能であることを特徴とする請求項7に記載の電気機械。
- 前記相巻線の各々は、3の倍数個のコイルを備えることを特徴とする請求項8に記載の電気機械。
- 前記対応する相巻線は、前記電気的なずれがゼロになるように、同じまたは反対のコイル極性で直列または並列に電気的に接続可能であり、または接続され、前記機械的なずれが実質的にnπになるように、w=N/2であることを特徴とする請求項7、8、または9に記載の電気機械。
- a)起磁力成分の前記第1のセットのさらなる1つを提供するための前記第1の手段のさらなる1つと、
b)起磁力成分の前記第2のセットのさらなる1つを提供するための前記第2の手段のさらなる1つと
をさらに備え、
前記第1のセットの前記さらなる1つと前記第2のセットの前記さらなる1つの正味の効果は、前記結果として得られた起磁力のさらなる1つを提供し、
前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記さらなる1つの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅は、高調波の前記第1のセットの前記さらなる1つおよび高調波の前記第2のセットの前記さらなる1つの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅に対して少なくとも低減され、
前記結果として得られた起磁力と前記結果として得られた起磁力の前記さらなる1つの正味の効果は、奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む2次的な結果として得られた起磁力を提供し、前記起磁力空間高調波の前記2次的な結果として得られたセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記2次的な結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を備え、前記起磁力空間高調波の前記2次的な結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を備え、
前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅は、少なくとも低減され、
前記支配的な作用する高調波を含む起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットおよび前記結果として得られたセットの前記さらなる1つの前記サブセットは、他の望ましくない高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記2次的な結果として得られたセットは、その振幅が起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットおよび前記結果として得られたセットの前記さらなる1つの前記他の望ましくない高調波の前記振幅に対して少なくとも低減された、他の望ましくない高調波を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電気機械。 - 前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記対応する高調波は、前記第1のセットの前記さらなる1つおよび前記第2のセットの前記さらなる1つ内に対応する高調波を有し、前記支配的な望ましくない高調波が前記奇数サブセット内にある場合は、高調波の前記第1のセットの前記さらなる1つおよび前記第2のセットの前記さらなる1つは、前記第1のセットおよび前記第2のセットから実質的にnπ(nは奇数)だけずらされており、前記支配的な望ましくない高調波が前記偶数サブセット内にある場合は、高調波の前記第1のセットの前記さらなる1つおよび前記第2のセットの前記さらなる1つは、前記第1のセットおよび前記第2のセットから実質的にnπ+π(nは偶数)だけずらされていることを特徴とする請求項4に従属する場合の請求項11に記載の電気機械。
- 前記p個の極対に対する前記N個のスロットの関係は、N=s(2p±1)によって与えられ、第1の手段および第2の手段を備える前記機械の場合は、s=2であり、第1の手段および第2の手段、ならびに前記第1の手段のさらなる1つおよび前記第2の手段のさらなる1つを備える前記機械の場合は、s=4であることを特徴とする請求項7に従属する場合の請求項1乃至12のいずれかに記載の電気機械。
- 前記ロータは、前記ステータの周りで回転可能にジャーナルされることを特徴とする請求項7に従属する場合の請求項1乃至13のいずれかに記載の電気機械。
- 前記ロータは、前記ステータの周りで直線的にジャーナルされることを特徴とする請求項7に従属する場合の請求項1乃至14のいずれかに記載の電気機械。
- 前記電気機械は、交流源に接続するために適合された電動機であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の電気機械。
- 前記電気機械は、交流源を発生させるように適合された発電機であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の電気機械。
- 電気機械において支配的な望ましくない起磁力空間高調波を少なくとも低減する方法であって、前記方法は、
a)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第1のセットを含む第1の起磁力を提供するための第1の手段を提供するステップであって、前記起磁力空間高調波の前記第1のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、該ステップと、
奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第2のセットを含む第2の起磁力を提供するための第2の手段を提供するステップであって、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、該ステップと
を備え、
前記第1の手段および前記第2の手段の正味の効果は、奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の結果として得られたセットを含む結果として得られた起磁力を提供し、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅は、高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅に対して少なくとも低減されることを特徴とする方法。 - a)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第1のセットを含む第1の起磁力を提供するように適合された第1の相巻線セットであって、前記起磁力空間高調波の前記第1のセット内の各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記第1のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、該第1の相巻線セットと、
b)奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の第2のセットを含む第2の起磁力を提供するように適合された第2の相巻線セットであって、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記第2のセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含む、該第2の相巻線セットと
を備え、
前記第1の相巻線および前記第3の相巻線の正味の効果は、奇数高調波サブセットおよび偶数高調波サブセットを含む起磁力空間高調波の結果として得られたセットを含む結果として得られた起磁力を提供し、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの各高調波は、それぞれの振幅を有し、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの一方は、支配的な作用する高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記奇数サブセットまたは前記偶数サブセットの他方は、支配的な望ましくない高調波を含み、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅は、高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅に対して少なくとも低減されることを特徴とする電気機械。 - 前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅が、高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの前記支配的な望ましくない高調波の前記振幅に対して少なくとも低減されることは、前記起磁力空間高調波の前記結果として得られたセットの支配的な他の望ましくない高調波の振幅が、高調波の前記第1のセットおよび前記第2のセットの支配的な他の望ましくない高調波の振幅に対して少なくとも低減されることを含むことを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに記載の電気機械または方法。
- 図のいずれかを参照し、および/または図のいずれかにおいて図説された、実質的にこれ以前で説明されたようなものであることを特徴とする電気機械。
- 図のいずれかを参照し、および/または図のいずれかにおいて図説された、実質的にこれ以前で説明されたような、電気機械において望ましくない磁気空間高調波を少なくとも低減するものであることを特徴とする方法。
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