JP2016502362A - セルラーネットワークにおいて無線リソースをスケジュールする方法およびシステム - Google Patents

セルラーネットワークにおいて無線リソースをスケジュールする方法およびシステム Download PDF

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Abstract

ワイヤレス通信ネットワーク(100)内のアクティブフロー間の無線リソース割り振りをスケジュールするための方法を提示する。方法は、スケジューリング方法の各作業期間で、以下のステップを含む。各アクティブフローに対して、現在の作業期間の前の基準作業期間で待ち行列に入れられたデータと基準作業期間と現在の作業期間との間に送信されたデータとの間の比較に基づいて、現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認する(205)。現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各アクティブフローを優先アクティブフローとして分類する(205)。残りのアクティブフローを非優先アクティブフローとして分類し(210)、非優先アクティブフローは現在の作業期間内に送信する必要がない非優先データを有する。無線リソースを優先アクティブフロー間で割り振り(220)、対応する優先データをそれぞれの割り振られたリソース経由で送信する(225)。優先データ送信を完了した後、無線リソースを非優先アクティブフロー間で割り振り(245)、現在の作業期間の終了まで、対応する非優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信する(250)。

Description

本発明は、一般に、セルラーネットワークのようなワイヤレス通信ネットワークに関する。より具体的には、本発明は、LTE/LTE−Advanced技術に基づくセルラーネットワークのための無線リソース管理に関する。
セルラーネットワークの発展は普及および性能の点から見て大きな成長を遂げており、近年3GPP LTE(Third Generation Partnership Project Long Term Evolution:第3世代パートナーシッププロジェクト・ロングタームエボリューション)/LTE−Advanced規格に至っている。
3GPP LTE/LTE−Advanced規格は、それぞれのランドエリア(ネットワークセル)にわたり電波を放射する固定位置トランシーバ基地局またはノード(例えば、cNodeB)とネットワークセル内のユーザ機器(例えば、携帯電話のようなユーザ端末)との間でデータを高速搬送可能にするために考案されている。
しかしながら、モバイルネットワーク事業者のユーザ数の増加により、LTE/LTE−Advancedセルラーネットワークは、ベストエフォート型(例えば、電子メール送受信やウェブ閲覧トラフィック)、マルチメディア(例えば、オーディオ/ビデオデータストリーミング)およびリアルタイムアクティブフローについて必ずしも全ユーザの要求を満たすことができなかった。実際、マルチメディアおよびリアルタイムアプリケーションは、(例えば、Mbps程度の)非常に高いデータトラフィック、ならびに非常に限定的な「サービス品質」(QoS:Quality of Service)(例えば、データパケット最大許容配信遅延、データパケット損失率、およびジッタ)を必要とするため、それらの急速で広範な普及により、無制御および誤設定LTE/LTB−Advancedセルラーネットワークは全ユーザの要求を保証するには不適切となりかねない。
現況技術では、改善したQoSを提供することを目指す解決策が知られている。
Giuseppe Piro、Luigi Alfredo Grieco、Gennaro Boggia、およびPietro Camarda、「A Two−level Scheduling Algorithm for QoS Support in the Downlink of LTE Cellular Networks(LETセルラーネットワークのダウンリンクにおけるQoSサポートのための2レベルスケジューリングアルゴリズム)」、Proc. of European Wireless、EW2010、Lucca、Italy、2010年4月では、上位レベル(離散時間線形閉制御ループ方式に基づく手法を活用する)および下位レベル(比例公平スケジューラ)を備える2レベルスケジューリングアルゴリズムが提案される。
Mongha,G.;Pedersen,K.I.;Kovacs,I.Z.;Mogensen,P.E.;「QoS oriented Time and Frequency Domain Packet Schedulers for The Utran Long Term Evolution(Utran LTEのためのQoS指向時間および周波数領域パケットスケジューラ)」、Vehicular Technology Conference、2008(DOI:10.1109/VETECS.2008.557)では、ユーザ間のスループット公平性制御のためのOFDMAダウンリンク汎用パケットスケジューリング方法が開示される。分離時間/周波数領域パケットスケジューラ手法が使用され、公平性は、セル内のユーザ数に応じて、周波数領域メトリック重み付けまたは時間領域優先度セットスケジューリング(TD−PSS:Time Domain Priority Set Scheduling)で制御される。
Yunzhi Qian;Canjun Ren;Suwen Tang;Ming Chen;「Multi−service QoS guaranteed based downlink cross−layer resource block allocation algorithm in LTE systems(LTEシステムにおけるマルチサービスQoS保証ベースのダウンリンククロスレイヤリソースブロック割り振りアルゴリズム)」、Wireless Technology Communications&Signals Processing、2009(DOI:10.1109/WCSP.2009.5371430)では、ダウンリンクLTEシステムのための準最適マルチサービスQoS保証リソースブロック配分アルゴリズムが提案される。全ユーザは、物理層におけるチャネル状態情報およびデータリンク層における待ち行列状態情報によって3つの区分に分類される。次いで、提案されたスケジューラはリソースブロックを予め定義した3つのユーザ区分に順番に割り当てる。
Assaad,M;「Frequency−Time Scheduling for streaming services in OFDMA systems(OFDMAシステムにおけるストリーミングサービスのための周波数−時間スケジューリング)」、Wireless Days、2008(DOI:10.1109/WD.2008.4812849)では、公平性と容量との間の兼ね合いを図り、それによりOFDMAシステムが、多くのセル容量を失うことなく、ストリーミングサービスを取り扱いできるようにするために、周波数時間日和見的(メトリックベースのクロスレイヤ)スケジューラが提案される。
Iturralde,Mauricio;Wei,Anne;Yahiya,Tara;Beylot Andre−Luc、「Resource allocation for real−time services using cooperative game theory and a virtual token mechanism in LTE networks(LTEネットワークにおいて協力ゲーム理論と仮想トークン機構とを使用する、リアルタイムサービスのためのリソース割り振り)」、Consumer Communications and Networking Conference、2012(DOI:10.1109/CCNC.2012.6181183)では、LTEダウンリンクシステムにおいてマルチメディアサービスのQoSを向上させるための2レベルリソース割り振り方式が提案される。リソース割り振り方式は、協力ゲーム理論(帯域幅を公平に分配するためにフロークラス間の提携を形成する)と仮想トークン機構を使用する修正されたEXP−RULEアルゴリズムとを組み合わせる。
Sandrasegaran,Kumbesan;Mohd Ramli,Huda Adibah;Basukala,Riyaj;「Delay−Prioritized Scheduling(PDS) for Real Time Traffic in 3GPP LTE System(3GPP LTEシステムにおけるリアルタイムトラフィックのための遅延優先スケジューリング(PDS))」、Wireless Communications and Networking Conference,2010(DOI:10.1109/WCNC.2010.5506251)では、各ユーザに関連付けられるデータパケット遅延情報および瞬間ダウンリンクチャネル状態を利用する優先度ベースのデータパケットスケジューリングが提案される。
出願人は、引用した先行技術のいずれも完全には満足できるものではないことを認識している。実際、
− 「A Two−level Scheduling Algorithm for QoS Support in the Downlink of LTE Cellular Networks(LETセルラーネットワークのダウンリンクにおけるQoSサポートのための2レベルスケジューリングアルゴリズム)」文献では、リソース割り振りスケジューリング中の離散時間閉制御ループ方式の採用には高複雑度が伴い、
− GBRフローを取り扱うためにのみ考案されているため、「QoS oriented Time and Frequency Domain Packet Schedulers for The Utran Long Term Evolution(Utran LTEのためのQoS指向時間および周波数領域パケットスケジューラ)」に開示されるアルゴリズムは、マルチメディア/リアルタイムアプリケーションに固有の性能を提供するためには活用できず、
− 「Multi−service QoS guaranteed based downlink cross−layer resource block allocation algorithm in LTE systems(LTEシステムにおけるマルチサービスQoS保証ベースのダウンリンククロスレイヤリソースブロック割り振りアルゴリズム)」、「Frequency−Time Scheduling for streaming services in OFDMA systems(OFDMAシステムにおけるストリーミングサービスのための周波数−時間スケジューリング)」、および「Resource allocation for real−time services using cooperative game theory and a virtual token mechanism in LTE networks(LTEネットワークにおいて協力ゲーム理論と仮想トークン機構とを使用する、リアルタイムサービスのためのリソース割り振り)」では、データパケット最大許容配信遅延、データパケット損失率、およびジッタの点から見て保証は提供されず、
− 「Delay−Prioritized Scheduling(PDS) for Real Time Traffic in 3GPP LTE System(3GPP LTEシステムにおけるリアルタイムトラフィックのための遅延優先スケジューリング(PDS))」では、マルチメディア/リアルタイムフローの遅延要件が最適化されずに考慮され、高負荷率(即ち、セルリソース可用性に関する高いリソース消費)の、または悪いチャネル状態のシナリオでは、必然的に、全ユーザに必要なQoSを提供することなしに、帯域幅の浪費となる。
上記を考慮して、出願人は、(例えば、LTE/LTE−Advanced)セルラーネットワークにおいて、QoS要件を満たしながら、非常に高いデータトラフィックを必要とするアクティブフロー(例えば、マルチメディア/リアルタイムアクティブフロー)間、および公平性要件を満たしながら、ベストエフォート型アクティブフロー間の無線リソース割り振りをスケジュールすることを目指す簡易で効果的な解決策を考案するという問題に取り組んできた。
本発明の具体的な実施形態に係る解決策の1つまたは複数の態様は独立請求項に記載され、同解決策の有利な特徴は従属請求項に示され、その文言は参照により本明細書に逐語的に包含される(任意の有利な特徴は、任意の別の態様に準用する本発明の実施形態に係る解決策の特定の態様への参照が付される)。
更に具体的には、本発明の実施形態に係る解決策の1つの態様は、ワイヤレス通信ネットワーク内のアクティブフロー間の無線リソース割り振りをスケジュールするための方法に関する。方法は、スケジューリング方法の各作業期間で、
− 各アクティブフローに対して、現在の作業期間の前の基準作業期間で待ち行列に入れられたデータと基準作業期間と現在の作業期間との間に送信されたデータとの間の比較に基づいて、現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認するステップと、
− 現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各アクティブフローを優先アクティブフローとして分類するステップと、
− 残りのアクティブフローを非優先アクティブフローとして分類するステップであって、非優先アクティブフローは現在の作業期間内に送信する必要がない非優先データを有するステップと、
− 無線リソースを優先アクティブフロー間で割り振り、対応する優先データをそれぞれの割り振られたリソース経由で送信するステップと、
− 優先データ送信を完了した後、無線リソースを非優先アクティブフロー間で割り振り、現在の作業期間の終了まで、対応する非優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信するステップと、を含む。
本発明の一実施形態によれば、現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認する上記ステップは、各アクティブフローに対して、
− アクティブフローがそれぞれの最大許容配信遅延を満たすために必要な作業期間数βを取り出すステップを含み、
優先アクティブフローを分類する上記ステップは、各アクティブフローに対して、
− 現在の作業期間の前(β−2)番目の作業期間を基準作業期間として選択するステップと、
− 現在の作業期間の前の選択された基準作業期間の開始時に待ち行列に入れられたデータが、選択された基準作業期間と現在の作業期間との間に伝送されたデータよりも大きい場合、アクティブフローを優先アクティブフローとして分類するステップと、を含み、上記待ち行列に入れられたデータと上記送信されたデータとの差は現在の作業期間内に送信されるべき上記優先データを識別する。
本発明の一実施形態によれば、方法は、送信されるべき優先データの量に応じて、サービスクラスを各優先アクティブフローに関連付けるステップを更に含み、無線リソースを割り振り、対応する優先データを送信する上記ステップは、最高サービスクラスと関連付けられた優先アクティブフローから始まり最低サービスクラスと関連付けられた優先アクティブフローまで順に実行される。
本発明の一実施形態によれば、各作業期間は複数の送信時間間隔を備え、無線リソースを優先アクティブフロー間で割り振り、対応する優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信する上記ステップは、優先データ送信を完了するまで各送信時間間隔で実行される。
本発明の一実施形態によれば、各送信時間間隔に対して、方法は、優先データ送信が現在の送信時間間隔の間に完了された優先アクティブフローを非優先アクティブフローとして分類するステップを更に含む。
本発明の一実施形態によれば、優先アクティブフローを分類する上記ステップは、現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各マルチメディア/リアルタイムアクティブフローを優先アクティブフローとして分類するステップを含み、非優先アクティブフローは非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローおよびベストエフォート型アクティブフローを備える。
本発明の一実施形態によれば、上記ベストエフォート型アクティブフローは、ウェブ閲覧、電子メール送受信および音声データトラフィックを備える。
本発明の一実施形態によれば、無線リソースを非優先アクティブフロー間で割り振る上記ステップは、各送信時間間隔に対して且つ現在の作業期間の終了前に、
− 各非優先アクティブフローのメトリックを計算するステップと、
− 無線リソースを最高のメトリックを有する非優先アクティブフロー間で割り振るステップと、を含む。
本発明の一実施形態によれば、上記メトリックは非優先アクティブフローにより到達可能な瞬間データ速度と正の関係(direct relationship)にあり、その平均速度と逆の関係にある。
本発明の一実施形態によれば、各非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローに対して、上記メトリックは第1の待ち行列に入れられたデータパケットの待ち行列遅延と正の関係にあり、上記最大許容伝送遅延と逆の関係にある。
本発明の一実施形態によれば、各非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローに対するメトリックはそれぞれのサービスクラスに応じた量で重み付けされる。
本発明の実施形態に係る解決策の別の態様は、処理ユニットを持つのみならず入力ユニットと出力ユニットをも持つコンピュータシステムの少なくとも1つの内部メモリにロード可能なコンピュータプログラムに関し、コンピュータプログラムは、コンピュータシステムで実行されたとき、上記の方法段階を単独または併用で実行するように適合された実行可能ソフトウェアを備える。
本発明の実施形態に係る解決策の更に別の態様は、少なくとも1つのネットワークセルを備えるワイヤレス通信ネットワークに関し、少なくとも1つのネットワークセルは、ネットワークセルにわたって電波カバレッジを提供する局と、その局をネットワークセル内の少なくとも1つの対応するユーザ機器と通信させるための少なくとも1つの更なる局とを備える。上記局と上記少なくとも1つの更なる局のうち少なくとも1つは、ネットワークセル内のアクティブフロー間の無線リソースの割り振りを自律的にスケジュールするためのスケジューラユニットを備える。スケジューラユニットは、
− 各アクティブフローに対して、現在の作業期間の前の基準作業期間で待ち行列に入れられたデータと基準作業期間と現在の作業期間との間に送信されたデータとの間の比較に基づいて、現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認し、
− 現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各アクティブフローを優先アクティブフローとして分類し、
− 残りのアクティブフローを非優先アクティブフローとして分類し、非優先アクティブフローは現在の作業期間内に送信する必要がない非優先データを有し、
− 無線リソースを優先アクティブフロー間で割り振り、対応する優先データをそれぞれの割り振られたリソース経由で送信し、
− 優先データ送信を完了した後、無線リソースを非優先アクティブフロー間で割り振り、現在の作業期間の終了まで、対応する非優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信する、ように構成される。
本発明の一実施形態によれば、ワイヤレス通信ネットワークはLTE/LTE−Advanced技術に基づくセルラーネットワークである。
本発明の一実施形態によれば、上記局は第1の送信電力と第1のエリアカバレッジを有し、少なくとも1つの更なる局は第2の送信電力と第2のエリアカバレッジを有し、第1の送信電力は第2の送信電力よりも高く、第1のエリアカバレッジは第2のエリアカバレッジよりも広い。
提案される無線リソース割り振りスケジューリングにより、ベストエフォート型アクティブフロー間の良好な公平性のみならず、各マルチメディア/リアルタイムアクティブフローのための最善のQoS(データパケット配信遅延が尊重されるため−即ち、データパケットは待ち行列に入れられ、期限が満了する前に送信される)を保証することが可能となる。その上、標準OSI(「開放型システム間相互接続」:Open Systems Interconnection)モデルとの互換性により、プロトコルスタックへの変更は必要ない(例えば、標準OSIモデルが課すように、リソース割り振りスケジューリングはメディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)層で実行できる)。加えて、提案される無線リソース割り振りスケジューリングは分散性を有し、即ちそれは、ネットワークセルの各ノードにより他のノードから独立して適用できる。このように、異なるノード間での同期または制御メッセージ交換は不要であるため、提案されるリソース割り振りスケジューリングは、LTE/LTE−Advanced異種セルラーネットワーク−即ち、いわゆるマクロセルを識別する、高電力、広カバレッジノードと、マクロセル内でそのカバレッジと容量を強化するための小さいセルを識別する、いくつかの低電力、小カバレッジノード(例えば、マイクロ、ピコ、フェムトおよび/または中継ノード)との両方を備える−に特に有用となる。
前述の全てに加えて、提案される無線リソース割り振りスケジューリングにより必要とされる低い計算複雑度により、それ自体が特に、小さいセル(例えば、マイクロセル、ピコセルおよびフェムトセル)と低い計算能力を有する中継ノードとを備える異種シナリオで使用されるように適合される。
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、以下そのいくつかの例示的且つ非限定的実施形態の説明により明らかになるであろう。また、より良い理解のため、以下の説明は添付図面を参照しつつ読まれるべきである。
本発明の1つまたは複数の実施形態に係る解決策が適用されてよいセルラーネットワークの一部を概略的に示す。 本発明の一実施形態に係るスケジューリングアルゴリズムの一連の動作を例示するフローチャートを概略的に示す。 スケジューリングアルゴリズムのタイムラインを概略的に示す。
図面を参照しつつ、本発明の1つまたは複数の実施形態に係る解決策が適用されてよいセルラーネットワーク100が図1に例示される。セルラーネットワーク100(例えば、3GPP LTE/LTE−Advanced規格に準拠)は、eNodeB105など、eNodeBとしても知られる、複数(図では1つのみ図示)の固定位置トランシーバノードまたは局を備える。eNodeB105など、1つまたは複数のeNodeBは、ネットワークセル110など、ネットワークセルとも呼ばれる、地理的エリアにわたり電波カバレッジを供給し、ネットワークセル内のユーザ機器(UE:User Equipment)(ネットワークセル110内の−例えば携帯電話のような−UE115など)がデータ交換できるようにする(例えば、ウェブ閲覧、電子メール送受信もしくは音声データトラフィック−ベストエフォート型フローとも呼ばれる−および/またはマルチメディア/リアルタイムアプリケーション用データトラフィック−マルチメディア/リアルタイムフローとも呼ばれる)。
図から明白なように、セルラーネットワーク100は複数(当該例では3つ)の低電力、小カバレッジノード(例えば、ピコ、マイクロ、フェムトおよび/または中継ノード)120も備え、各々が、ネットワーク容量を増加させ(特にマクロセル110の縁で)且つマクロセル110内のUE115のいくつかまたは全てとeNodeB105との間の通信を自律的に容易にするために、ネットワークセル(またはマクロセル)110内のそれぞれの小さいセルを識別する。
完全を期すため、当業者には周知のように、eNodeB105など、eNodeBは無線アクセスネットワークを形成し、次いで無線アクセスネットワークは一般に1つまたは複数のコアネットワーク(図示せず)と通信可能に結合され、そこからインターネットおよび/または公衆交換電話網(例示せず)のような他のネットワークと結合されてよい。
本発明の一実施形態によれば、eNodeB105およびノード120(例えば、そのスケジューラユニット、またはスケジューラを通して)は、ネットワークセル110でアクティブなマルチメディア/リアルタイムフローおよびベストエフォート型フロー(以下、マルチメディア/リアルタイムアクティブフローおよびベストエフォート型アクティブフロー)間で無線リソースを適切にスケジュールすることを目指すスケジューリングアルゴリズムを自律的に実装するように構成される。
以下では、3GPP仕様に従う無線リソース割り振りを考える。3GPP仕様によれば、無線リソースは時間/周波数領域に割り振られる。時間領域では、無線リソースは送信時間間隔(TTI)毎に分配され、その各々は1ミリ秒持続し、0.5ミリ秒のタイムスロットを2つ備え、一方、周波数領域では、全体帯域幅は180kHzのサブチャネル(12の連続する等間隔サブキャリアに相当)に分割される。時間/周波数無線リソースは、時間領域では1.0ミリ秒持続する1つのTTIにわたり、且つ周波数領域では1つのサブチャネルにわたり、PRB(「物理リソースブロック」:Physical Resources Block)と呼ばれ、データ伝送のためにUEに割り振れる最小無線リソースに対応する。
次に図2を参照すると、本発明の一実施形態に係るスケジューリングアルゴリズム200一連の動作を例示するフローチャートが概略的に示される。説明を容易にするため、スケジューリングアルゴリズム200のタイムラインが概略的に示される図3をも参照することになる。
スケジューリングアルゴリズム200は作業期間TWP、例えばTTIの(予め定義した、好ましくは整数の量αによる)倍数−したがって、TWP=αTTIを有する。換言すれば、各作業期間TWPはαのTTI(k=1,2,…,α)を備える。
各作業期間ΤWPの開始時(時刻t)、現在の作業期間ΤWP内に配信されるべきマルチメディア/リアルタイムアクティブフロー(即ち、送信されるべきデータを有すると確認された)は優先アクティブフローとして分類され(間もなく説明するように、現在の作業期間の前の基準作業期間で待ち行列に入れられたデータと基準作業期間と現在の作業期間との間に送信されたデータとの間の比較に基づいて)、優先グループに入れられる(ブロック205)−しかしながら、代替実施形態において、現在の作業期間ΤWP内に送信されるべきデータを有するベストエフォート型アクティブフローも優先アクティブフローとして分類される。以下、説明を容易にするため、任意の時刻(時刻tなど)は作業期間ΤWPに正規化されるものと意図される。
マルチメディア/リアルタイムアクティブフローの優先アクティブフローとする分類は、以下のパラメータを考慮することにより行われる。
− D:必要な(マルチメディア/リアルタイム)サービスに関連するi番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローを配信する(即ち、そのデータを待ち行列に入れ送信する)際の最大許容遅延。D=βWP、式中、β=D/TWPはi番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフロー配信に必要な作業期間ΤWP数である。したがって、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローの一定のデータ量が(n−1)およびn時刻間の作業期間ΤWP中に待ち行列に入れられていると仮定すると、その待ち行列に入れられたデータの送信は時刻t=(n−1+β)−期限−最大許容遅延D要件を満たすための−以内に完了すべきである。
− Q(t−β+2):現在の作業期間ΤWPの前(β−2)番目の作業期間ΤWPに待ち行列に入れられた(i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローの)データ量。したがって、以下から容易に理解されるように、現在の作業期間ΤWPの前(β−2)番目の作業期間ΤWPが、例示の開示実施形態において、アクティブフロー(例えば、マルチメディア/リアルタイムアクティブ)が現在の作業期間ΤWP内に送信されるべき優先データを有するかを確認するための基準作業期間ΤWPとして用いられる(いずれにしても、任意の基準作業期間ΤWP、即ち、各i番目のアクティブフローのための基準作業期間ΤWPは例えば、必ずしもβパラメータに依存する必要はなく、それぞれの基準に従って選択できよう)。定義上、現在の作業期間ΤWPは(t−β+2)時刻でのデータ待ち行列から(β−1)番目の作業期間ΤWP、即ち、待ち行列に入れられたデータ送信を完了させるために利用可能な最後の期間である。当該例(データは(n−1)およびn時刻間に待ち行列に入れられた)において、t=(n−2+β)のとき、Q(t−β+2)パラメータは待ち行列に入れられた全データ量Q(n)であり、これが時刻n(即ち、基準作業期間ΤWPの開始時)から、上記最大許容遅延D要件を満たすための期限前に送信されるべきである。
Figure 2016502362
:現在の作業期間ΤWP前の最新のβ−2作業期間ΤWPの間(即ち、基準作業期間ΤWPと現在の作業期間ΤWPとの間)に送信されたi番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローの全データ量。間もなく、より良く開示するように、現在の作業期間ΤWPがi番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローを配信するために利用可能な最後の期間であり、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフロー配信が未だ実行されていなければ、量
Figure 2016502362
は量Q(t−β+2)よりも少なく、マルチメディア/リアルタイムi番目アクティブフローは現在の作業期間ΤWPで優先アクティブフローとして分類される。
各i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローのD、Q(t−β+2)および
Figure 2016502362
パラメータを受信/計算/検索すると、
Figure 2016502362
であれば、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローは(現在の作業期間ΤWPのための)優先アクティブフローとして分類される。
即ち、現在の作業期間ΤWPの前(β−2)番目の作業期間ΤWPの開始時に待ち行列に入れられた(i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローの)全データ量が、現在の作業期間ΤWP前の最新のβ−2作業期間ΤWPの間(即ち、基準作業期間ΤWPと現在の作業期間ΤWPとの間)に送信された全データ量よりも大きい場合である。
上記の不等式が満たされなければ、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローに関して、(t+1)時刻に期限を有する待ち行列に入れられたデータは(現在の)時刻tでは未だ送信されていないことを意味する。したがって、現在の作業期間ΤWPは、その待ち行列に入れられたデータを送信するために利用可能な最後の期間であり、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローは優先アクティブフローとして分類される。
最大許容遅延D要件を満たすために、以下のデータ量q(t)(または優先データ)がtおよび(t+1)時刻間に送信されなくてはならない。
Figure 2016502362
代わりに、上記の不等式が満たされれば、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローに関して、(t+1)時刻に期限を有する待ち行列に入れられたデータは(現在の)時刻t前に既に送信されていることを意味し−したがって、i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローは優先アクティブフローとは見なされない。
優先アクティブフローとは見なされない全てのi番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローは、ベストエフォート型アクティブフローと一緒に、非優先アクティブフローとして分類され、非優先グループに入れられる(ブロック210)。
マルチメディア/リアルタイムアクティブフローをベストエフォート型アクティブフローから区別し、目標遅延D(それ故およびQoS)要件を満たすために送信されるべき優先データを有するマルチメディア/リアルタイムアクティブフローを優先アクティブフローとして分類することが、後述するように、代わりにPRBを優先および非優先アクティブフロー間で適切に割り振ることを目指す下位層スケジューリング(LLS:Lower−Layer Scheduling)エンティティに対し、上位層スケジューリング(ULS:Upper−Layer Scheduling)エンティティを識別している。
スケジューリングアルゴリズム200を3GPP仕様に準拠させるために、PRBおよびデータ送信は各TTIで行われる。
現在の作業期間ΤWPの最初のTTIで(ULSスケジューリング後)、優先アクティブフローLLS(またはLLS)エンティティが実行される。大まかに言うと、各TTIで且つ優先グループが空になるまで、LLSエンティティがPRBを優先グループ内のアクティブフロー間で割り振り、優先データq(t)を送信し、優先データq(t)が完全に送信されたi番目の優先フローを優先グループから消去する。
提案されるスケジューリングアルゴリズム200では、LLSエンティティは機能ブロック215〜240により識別される。
この点、スケジューリングアルゴリズム200は、決定ブロック215で、優先グループが空であるか確認する。空でない場合、決定ブロック215の分岐Nから抜け出て、現在のTTIで、i番目の優先アクティブフロー間でのPRB割り振りがブロック220で実行され(例えば、比例公平、最大スループット、または最早期日スケジューリング戦略を活用することによって)、優先データq(t)が割り振られたPRB経由で送信され(ブロック225)、現在のTTIで優先データ送信が完了したi番目のアクティブフローを消去することにより、優先グループが更新され(ブロック230参照)、現在のTTIが終了するまで繰り返される(決定ブロック235参照)。
より具体的には、決定ブロック235の出口分岐Nとブロック225との間のループ接続により概念的に図に表現したように、現在のTTIが終了しない場合、優先データq(t)は送信される(更に優先グループは更新される)。
現在のTTIが終了すると(決定ブロック235の出口分岐Y)、k値を更新することにより(ブロック240参照)次のTTIが考慮され、その後、動作フローはブロック215に戻り、優先グループが空になっていなくてはじめてLLSエンティティが実行される(以前のように)。
新たなLLSエンティティが実行される前に、k≦αであるか−即ち、(新たな)現在のTTIが依然現在の作業期間ΤWP内に含まれているか−を確かめることを目指す確認を行うことができる(そうでなければ新たな作業期間ΤWPを開始する)。しかしながら、これは必要ではない。実際、間もなく容易に理解されるであろうように、スケジューリングアルゴリズム200は、ベストエフォート型アクティブフローより先に、待ち行列に入れられたデータ遅延が最大許容遅延に近づきつつある非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローを取り扱うようにも考えられているので、優先データは作業期間ΤWPが終了する前に確実に送信される。
再び決定ブロック215を見ると、全優先フローがそれぞれの優先データq(t)を送信すると(出口分岐Y)、非優先アクティブフローLLS(またはLLSNP)エンティティが実行される(機能ブロック245〜270)。LLSNPエンティティ実行に関する限り、類似の機能ブロックについては再度詳述しない。
大まかに言うと、各TTIで且つ現在の作業期間ΤWPの全利用可能なTTIkSが終了するまで(決定ブロック265参照)、非優先アクティブフロー間でのPRB割り振りが実行され(ブロック245参照)、対応(非優先)データが割り振られたPRB経由で送信され(ブロック250)、現在のTTIが終了するまで繰り返される(決定ブロック255とブロック245との間のループ接続参照)。
PRB割り振りは、選択された非優先アクティブフロー間で行われる。この点において、メトリックがマルチメディア/リアルタイムアクティブフローとベストエフォート型アクティブフローとの両方について計算され、最高のメトリックを有するアクティブフローがPRB割り振りのために選択される。
好ましくは、ベストエフォート型アクティブフローのメトリック(MBEi)は、
BEi=r/R、と計算され、
式中、rはi番目のアクティブフローにより到達可能な瞬間データ速度であり、アクティブフローの源または宛先として作用するUEにより測定されるチャネル品質として既知であり、Rはi番目のアクティブフローの平均速度である。
上述のように、待ち行列に入れられたデータ遅延が最大許容遅延Dに近い非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローに異なる重みを提供するために、各i番目のマルチメディア/リアルタイムアクティブフローのメトリック(MAi)は、
Ai=r/R*δHOL*(D−HOL)γ、と計算され、
式中、HOLは所与の待ち行列の行頭パケット遅延であり、γは当該データパケットに割り当てられた期限の重みを考慮した係数(例えば、1と等しいかまたはより大きい)である。
これは、マルチメディア/リアルタイムアクティブフローに対する主たる優先を、またベストエフォート型アプリケーション間の公平性を保証する。
現在のTTIが終了すると(決定ブロック255の出口分岐Y)、k値を更新することにより(ブロック260参照)次のTTIkが考慮され、更に現在の作業期間ΤWPが終了すると(決定ブロック265の出口分岐Y)、次の作業期間が考慮され(ブロック270)、スケジューリングアルゴリズム200が再度実行される。
当然ながら、一部の特定の要件を満たすために、当業者は上述の解決策に多くの論理的および/または物理的修正および変更を適用してよい。更に具体的には、本発明はその好適実施形態を参照して、ある程度特定して説明してきたが、他の実施形態のみならず、種々の省略、置換ならびに形状および詳細の変更が可能であることを理解されたい。特に、本発明の異なる実施形態は、そのより完全な理解を提供するための前述の説明に記載された具体的な詳細なしに実施されてもよく、逆に、周知の特徴は、不必要な詳細で説明を妨げてしまわないように省略または簡略化されてよい。更に、本発明の任意の開示された実施形態に関連して説明した特定の要素および/または方法ステップは、一般的な設計上の選択の問題として任意の他の実施形態に組み込んでよいことが明白に意図される。
より具体的には、本発明の一実施形態に係る解決策は、(同様の手順を使用して、必須ではないいくつかの手順を除いて、または更なる任意選択の手順を追加して)同等の方法により実施することを対象とする。また、手順は異なる順序で、同時にまたは(少なくとも部分的に)インターリーブ式に実行されてよい。
例えば、提案されるスケジューリングアルゴリズムは、伝送されるべき優先データの量に応じて、異なるサービスクラス(例えば、金、銀、銅)に属するマルチメディア/リアルタイムアクティブフローを異なって取り扱うため、LLSレベルで、拡張できる。
この点で、PRB割り振りおよび優先データ送信は、最高(例えば、金)サービスクラスと関連付けられた優先アクティブフローから始まり最低(例えば、銅)サービスクラスと関連付けられた優先アクティブフローまで順に実行できる。
追加的または代替的に、重み付けメトリックを使用できる(例えば、LLSが比例公平スケジューリング手法など、日和見的な方法を利用する場合)。この点で、各(マルチメディア/リアルタイム)アクティブフローに関し、日和見的スケジューリング手法により計算されるメトリックに重み付けを適用できる。ほんの一例として、そのような重みは、金から銅のサービスクラス向かって減少する値を有するように設定できる(例えば、それぞれ1.6、1.3および1)。
加えて、ワイヤレス通信ネットワークが異なる構造を有するかまたは同等の構成要素を含む場合、もしくは他の動作特徴を有する場合、類似の考慮事項が適用される。いずれの場合も、その任意の構成要素はいくつかの要素に分割されてもよく、2つ以上の構成要素が単一の要素に結合されてもよい。加えて、各構成要素は並列に対応する動作の実行を支援するために複製してよい。また、異なる構成要素間の相互作用は、一般的に(他に示されない限り)、連続的である必要はなく、それは直接的であっても、1つまたは複数の仲介を介して間接的であってもよいことに留意されたい。
更に、LTE/LTE−Advanced規格に基づくワイヤレス通信ネットワークを明示的に参照してきたが、任意の特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装に限定されることは本出願人の意図ではないことを理解されたい。この点で、適切な単純な変更を加えて、提案されるスケジューリングアルゴリズムは、例えば、とりわけWiMAXなど、他のオープンなまたは独自の通信プロトコルにも適用してよいことを規定することも可能である。

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信ネットワーク(100)内のアクティブフロー間の無線リソース割り振りをスケジュールするための方法(200)であって、スケジューリング方法の各作業期間で、
    各アクティブフローに対して、現在の作業期間の前の基準作業期間で待ち行列に入れられたデータと前記基準作業期間と前記現在の作業期間との間に送信されたデータとの間の比較に基づいて、前記現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認するステップ(205)と、
    前記現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各アクティブフローを優先アクティブフローとして分類するステップ(205)と、
    残りのアクティブフローを非優先アクティブフローとして分類するステップであって、前記非優先アクティブフローは前記現在の作業期間内に送信する必要がない非優先データを有する、ステップ(210)と、
    無線リソースを前記優先アクティブフロー間で割り振り(220)、対応する前記優先データをそれぞれの割り振られたリソース経由で送信する(225)ステップと、
    優先データ送信を完了した後、前記無線リソースを前記非優先アクティブフロー間で割り振るステップ(245)と、前記現在の作業期間の終了まで、対応する前記非優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信する(250)ステップと
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認する前記ステップ(205)が、各アクティブフローに対して、
    前記アクティブフローがそれぞれの最大許容配信遅延を満たすために必要な作業期間数βを取り出すステップ
    を含み、優先アクティブフローを分類する前記ステップ(205)が、各アクティブフローに対して、
    前記現在の作業期間の前(β−2)番目の作業期間を基準作業期間として選択するステップと、
    前記現在の作業期間の前の選択された前記基準作業期間の開始時に待ち行列に入れられたデータが、選択された前記基準作業期間と前記現在の作業期間との間に伝送されたデータよりも大きい場合、前記アクティブフローを優先アクティブフローとして分類するステップと
    を含み、待ち行列に入れられた前記データと送信された前記データとの差が前記現在の作業期間内に送信されるべき前記優先データを識別する、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、送信されるべき優先データの量に応じて、サービスクラスを各優先アクティブフローに関連付けるステップを更に含み、無線リソースを割り振り(220)、対応する前記優先データを送信する(225)前記ステップが、最高サービスクラスと関連付けられた優先アクティブフローから始まり最低サービスクラスと関連付けられた優先アクティブフローまで順に実行される、方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の方法であって、各作業期間が複数の送信時間間隔を含み、無線リソースを前記優先アクティブフロー間で割り振り(220)、対応する前記優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信する(225)前記ステップが、優先データ送信を完了するまで各送信時間間隔で実行される、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、各送信時間間隔に対して、前記方法が、優先データ送信が現在の前記送信時間間隔の間に完了された前記優先アクティブフローを非優先アクティブフローとして分類するステップ(230)を更に含む、方法。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の方法であって、優先アクティブフローを分類する前記ステップ(205)が、前記現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各マルチメディア/リアルタイムアクティブフローを優先アクティブフローとして分類するステップを含み、前記非優先アクティブフローが非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローおよびベストエフォート型アクティブフローを含む、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記ベストエフォート型アクティブフローが、ウェブ閲覧、電子メール送受信および音声データトラフィックを含む、方法。
  8. 請求項6または7に記載の方法であって、前記無線リソースを前記非優先アクティブフロー間で割り振る前記ステップ(245)が、各送信時間間隔に対して且つ前記現在の作業期間の終了前に、
    各非優先アクティブフローのメトリックを計算するステップと、
    前記無線リソースを最高のメトリックを有する非優先アクティブフロー間で割り振るステップと
    を含む、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記メトリックが前記非優先アクティブフローにより到達可能な瞬間データ速度と正の関係にあり、その平均速度と逆の関係にある、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、各非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローに対して、前記メトリックが第1の待ち行列に入れられたデータパケットの待ち行列遅延と正の関係にあり、前記最大許容伝送遅延と逆の関係にある、方法。
  11. 請求項3に従属するときの請求項10に記載の方法であって、各非優先マルチメディア/リアルタイムアクティブフローに対する前記メトリックがそれぞれのサービスクラスに応じた量で重み付けされる、方法。
  12. 入力ユニットと出力ユニットと処理ユニットとを有するコンピュータシステム(100)の少なくとも1つの内部メモリにロード可能なコンピュータプログラムであって、前記コンピュータシステムで実行されたとき、請求項1から11のいずれかに記載の前記方法段階を単独または併用で実行するように適合された実行可能ソフトウェアを含むコンピュータプログラム。
  13. 少なくとも1つのネットワークセル(110)を含むワイヤレス通信ネットワーク(100)であって、前記少なくとも1つのネットワークセルは、前記ネットワークセルにわたって無線カバレッジを提供する局(105)と、前記局を前記ネットワークセル内の少なくとも1つの対応するユーザ機器(115)と通信させるための少なくとも1つの更なる局(120)とを含み、前記局と前記少なくとも1つの更なる局とのうちの少なくとも1つは、前記ネットワークセル内のアクティブフロー間の無線リソースの割り振りを自律的にスケジュールするためのスケジューラユニットを含み、前記スケジューラユニットは、
    各アクティブフローに対して、現在の作業期間の前の基準作業期間で待ち行列に入れられたデータと前記基準作業期間と前記現在の作業期間との間に送信されたデータとの間の比較に基づいて、前記現在の作業期間内に送信されるべき優先データの存在を確認し(205)、
    前記現在の作業期間内に送信されるべき優先データを有する各アクティブフローを優先アクティブフローとして分類し(205)、
    残りのアクティブフローを非優先アクティブフローとして分類(210)し、前記非優先アクティブフローが前記現在の作業期間内に送信する必要がない非優先データを有し、
    無線リソースを前記優先アクティブフロー間で割り振り(220)、対応する前記優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信し(225)、
    優先データ送信を完了した後、前記無線リソースを前記非優先アクティブフロー間で割り振り(245)、前記現在の作業期間の終了まで、対応する前記非優先データをそれぞれの割り振られた無線リソース経由で送信する(250)
    ように構成された、ワイヤレス通信ネットワーク。
  14. 請求項13に記載のワイヤレス通信ネットワーク(100)であって、前記ワイヤレス通信ネットワークがLTE/LTE−Advanced技術に基づくセルラーネットワークである、ワイヤレス通信ネットワーク(100)。
  15. 請求項14に記載のワイヤレス通信ネットワーク(100)であって、前記局(105)は第1の送信電力と第1のエリアカバレッジを有し、前記少なくとも1つの更なる局(120)は第2の送信電力と第2のエリアカバレッジを有し、前記第1の送信電力が前記第2の送信電力よりも高く、前記第1のエリアカバレッジが前記第2のエリアカバレッジよりも広い、ワイヤレス通信ネットワーク(100)。
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