JP2016502195A - 多段階プログレスバー、プログレス制御方法、装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

多段階プログレスバー、プログレス制御方法、装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は、多段階プログレスバー、プログレス制御方法及び装置を開示し、コンピュータの技術分野に属する。前記方法では、多段階プログレスバーは、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーがそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動する。本発明は、多段階プログレスバーでプログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術ではプログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決する。【選択図】図4

Description

相互参照
本願は、出願番号がCN201310214891.6で、出願日が2013年5月31日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、該中国特許出願のすべての内容を本願に援用する。
本発明はコンピュータの技術分野に関し、特に多段階プログレスバー、プログレス制御方法及び装置に関する。
携帯端末、例えばスマートフォン、iPad等の端末の発展につれて、携帯端末でウェブページを閲覧するか又はビデオを見るユーザはますます多くなっている。ユーザは、ウェブページを閲覧するか又はビデオを見る場合、いつでも自己のニーズに従ってウェブページ又はビデオに対して早送り再生又は早戻し再生を行う可能性があり、しかし、現在、ほとんどの携帯端末の表示スクリーンがタッチスクリーンであるので、どのようにタッチスクリーンにウェブページ又はビデオの再生プログレスの制御を効果的に実現するかは、解決する必要がある問題である。
現在、ほとんどのアプリケーションにおいて、再生プログレスの制御を実現するために、ページに一本の水平又は垂直なプログレスバーが設定され、該プログレスバーは、ウェブページ又はビデオの再生プログレス全体を示し、プログレスバーには一つのボタンがあり、ボタンのプログレスバーにおける位置は、プログラムのプログレスを示す。ボタンを押してドラッグしたり、プログレスバーのある位置をクリックしてボタンを該箇所に移動させたりすることにより、ウェブページ又はビデオの再生プログレスの制御を実現する。
しかし、携帯端末の大きさが限られたので、タッチスクリーンの寸法も限られ、プログレスバーの長さもタッチスクリーンの寸法により限られ、かつ、人の指の幅の問題により、プログレスを調整する場合、限られたプログレスバーに面積が小さいボタンをドラッグする必要があり、このような場合に、再生プログレスに対する正確な位置決めを実現することができない。
プログレスに対する正確な制御を実現するために、本発明の実施例は、多段階プログレスバー、プログレス制御方法及び装置を提供する。その解決手段は以下のとおりである。
第1の形態では、本発明は、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動する多段階プログレスバーを提供する。
第2の形態では、本発明は、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出すること、を含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することと、
算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御することと、
をさらに含む、多段階プログレスバーの連動制御方法を提供する。
第3の形態では、本発明はさらに、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出すること、を含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することと、
前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行うことと、
をさらに含む、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を提供する。
第4の形態では、本発明はさらに、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する検出モジュールとを含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するスライド距離取得モジュールと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出するプログレス調整値取得モジュールと、
前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する連動モジュールと、をさらに含み、
前記スライド距離取得モジュールはさらに、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する、
多段階プログレスバーの連動制御装置を提供する。
第5の形態では、本発明はさらに、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する検出モジュールとを含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するスライド距離取得モジュールと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出するプログレス調整値取得モジュールと、
前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行うプログレス調整モジュールと、
をさらに含む、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置を提供する。
本発明の実施例の解決手段は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
以上の一般的な説明及び後述の詳細な説明は、例示的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
以下、本発明の実施例の解決手段をより明確に説明するために、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明し、以下の図面は本発明のいくつかの実施例だけを説明し、当業者にとって、創造的工夫をしなくても、これらの図面から他の図面を得られることも明らかである。
本発明の実施例1より提供する多段階リング状プログレスバーインターフェイスの概略図である。 本発明の実施例1より提供する他の多段階リング状プログレスバーインターフェイスの概略図である。 本発明の実施例1より提供する他の多段階リング状プログレスバーインターフェイスの概略図である。 本発明の実施例2より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例3より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例4より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例5より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例6より提供するプログレス制御装置の例示的な構造図である。 本発明の実施例6より提供する他のプログレス制御装置の例示的な構造図である。 本発明の実施例7より提供する多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置の例示的な構造図である。 本発明の実施例7より提供する他の多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置の例示的な構造図である。
上記図面から本発明の明確な実施例を例示し、以下、詳しく記述する。これらの図面と文字記述は本発明の思想の範囲を制限するものではなく、特定の実施例を参照することによって、当業者に本発明の概念を理解させるためのものである。
以下、本発明の目的、解決手段及び利点をより明確にさせるために、図面に基づいて本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。
本発明の実施例における端末は、スマートフォン、タブレットPC、電子ブックリーダー、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III)プレーヤー、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV)プレーヤー、ノートブック型パソコン、及びデスクトップコンピュータ等を含むことができる。
実施例1
本発明の実施例は、例えば、ビデオの再生プログレスを制御するか、又はページの再生プログレスを制御する等、プログレスを制御する多段階プログレスバーを提供する。例えば、多段階プログレスバーは、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダは、それに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーは、異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは、該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動する。
例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、プログレスも対応して第1の位置に対応するプログレスから第2の位置に対応するプログレスまでに早送りすることができる。そのうち、二段階のプログレスバーの間に連動関係が存在し、そのうち一方のプログレスバー上のプログレススライダがトリガーされて移動すると、他方のプログレスバー上のプログレススライダもそれにつれて移動することができ、その連動関係は各段階のプログレスバーに対応する調整関数に関わる。
当業者が本発明に係る多段階プログレスバーの間の連動関係をより明確に理解するために、本実施例では、図1に示すリング状プログレスバーを例として説明する。
ビデオファイルの合計再生時間が120分間であるとすれば、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示す。第1段階のプログレスバーのプログレス調整関数は、下記式1)である。
120*Δx/(2*π)、 1)
そのうち、Δxは第1段階のプログレスバーのプログレススライダの回転角度である。第2段階のプログレスバーのプログレス調整関数は下記式2)である。
5*Δy/(2*π)、 2)
そのうち、Δyは第2段階のプログレスバーのプログレススライダの回転角度である。第1段階のプログレスバーのプログレススライダをトリガーしてスライドさせると、第1段階のプログレススライダに対応する回転角度がΔaであれば、それを式1)に代入してプログレス調整値120*Δa/(2*π)を得て、さらにプログレス調整値と式2)に従って第2段階のプログレスバーのプログレススライダの回転角度を算出し、Δy=24*Δaであり、第2段階のプログレスバーのプログレススライダは、該角度に従ってスライドする。
もちろん、本実施例では各段階のプログレスバー上のプログレススライダの数を限定せず、二つのプログレススライダを含んでよく、第1のプログレススライダは再生プログレスの早送りを実現し、第2のプログレススライダは再生プログレスの早戻しを実現し、本実施例では、これについて具体的に限定されない。図3に示すように、リング状プログレスバーは、半閉鎖式プログレスバーであり、外輪は第1段階のプログレスバーであり、内輪は第2段階のプログレスバーであるが、外輪と内輪を左半部分と右半部分に分け、左半部分と右半部分は、それぞれ対応するプログレススライダを含み、左半部分のプログレススライダが左半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早送りを制御し、右半部分のプログレススライダが右半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早戻しを制御し、左半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、左半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早戻しを制御し、右半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、右半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早送りを制御する。
上記例から分かるように、多段階プログレスバーにおける各プログレスバーについてはそれぞれ一つの独立したプログレス調整関数を有する。該プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数である。一方のプログレスバー上のプログレススライダがスライドしてアプリケーションのプログレスを変更すると、該トリガープログレスバーのプログレス調整関数に従って対応するプログレス調整値を算出することができる。逆に、該算出されたプログレス調整値に基づいて、他のプログレスバーのプログレス調整関数に従って各々のプログレススライダのスライド距離を逆算する。これにより各プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動することを実現する。
一つの実施例では、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。即ち、スライド距離とプログレス調整値との間は、比例関係で調整する。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式多段階プログレスバーを含む。前記閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有しない循環構造のプログレスバーであることをいう。前記非閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有するプログレスバーであることをいう。
他の実施例では、前記閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。前記多段階リング状プログレスバーは、プログレスバーがリング状構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階矩形プログレスバーは、プログレスバーが矩形構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階三角形プログレスバーは、プログレスバーが三角形構造を呈する多段階プログレスバーである。閉鎖式多段階プログレスバーは循環構造を有するため、限られたスクリーン内にこの類型のプログレスバーを用いる場合、循環調節を実現することにより、より大きい移動距離を取得して、より正確なプログレススライダの位置決めを実現することができる。
説明すべきことは、前記多段階プログレスバーは閉鎖式多段階プログレスバーを含む場合、前記各段階の閉鎖式プログレスバーに対応するプログレスは、合計のプログレス以下である。例えば、多段階プログレスバーが図1に示すようなリング状プログレスバーである場合、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスはアプリケーションソフトウェア全体の合計再生プログレスでよく、例えば、アプリケーションソフトウェアがビデオファイルであり、合計時間が120分間である場合、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示せば、第1段階のプログレスバーが一回り回転すると第2段階のプログレスバーは24回り回転する必要がある。もちろん、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスは、アプリケーション全体の一部の再生プログレスであってもよく、例えば、第1段階のプログレスバーの一回りは60分間を示せば、第1段階のプログレスバーは二回り回転してこそビデオ全体の再生を完了することができる。
他の実施例では、前記非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例2
図4に示すように、本実施例は多段階プログレスバーの連動制御方法を提供する。この方法は、以下のステップを含む。
101、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
102、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
103、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
104、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
105、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する。
例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、プログレスも対応して第1の位置に対応するプログレスから第2の位置に対応するプログレスまでに早送りすることができる。そのうち、二段階のプログレスバーの間に連動関係が存在し、そのうち一方のプログレスバー上のプログレススライダがトリガーされて移動すると、他方のプログレスバー上のプログレススライダもそれにつれて移動することができ、その連動関係は各段階のプログレスバーに対応する調整関数に関わる。
もちろん、本実施例でも各段階のプログレスバー上のプログレススライダの数を限定せず、二つのプログレススライダを含んでよく、第1のプログレススライダは再生プログレスの早送りを実現し、第2のプログレススライダは再生プログレスの早戻しを実現し、本実施例では、これについて具体的に限定されない。図3に示すように、リング状プログレスバーは、半閉鎖式プログレスバーであり、外輪は第1段階のプログレスバーであり、内輪は第2段階のプログレスバーであるが、外輪と内輪を左半部分と右半部分に分け、左半部分と右半部分は、それぞれ対応するプログレススライダを含み、左半部分のプログレススライダが左半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早送りを制御し、右半部分のプログレススライダが右半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早戻しを制御し、左半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、左半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早戻しを制御し、右半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、右半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早送りを制御する。
一つの実施例では、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式多段階プログレスバーを含む。前記閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有しない循環構造のプログレスバーであることをいう。前記非閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有するプログレスバーであることをいう。
他の実施例では、前記閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。前記多段階リング状プログレスバーは、プログレスバーがリング状構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階矩形プログレスバーは、プログレスバーが矩形構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階三角形プログレスバーは、プログレスバーが三角形構造を呈する多段階プログレスバーである。閉鎖式多段階プログレスバーは循環構造を有するため、限られたスクリーン内にこの類型のプログレスバーを用いる場合、循環調節を実現することにより、より大きい移動距離を取得して、より正確なプログレススライダの位置決めを実現することができる。
説明すべきことは、前記多段階プログレスバーは閉鎖式多段階プログレスバーを含む場合、前記各段階の閉鎖式プログレスバーに対応するプログレスは、合計のプログレス以下である。例えば、多段階プログレスバーが図1に示すようなリング状プログレスバーである場合、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスはアプリケーションソフトウェア全体の合計再生プログレスでよく、例えば、アプリケーションソフトウェアがビデオファイルであり、合計時間が120分間であれば、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示せば、第1段階のプログレスバーが一回り回転すると第2段階のプログレスバーは24回り回転する必要がある。もちろん、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスは、アプリケーション全体の一部の再生プログレスであってもよく、例えば、第1段階のプログレスバーの一回りは60分間を示せば、第1段階のプログレスバーは二回り回転してこそビデオ全体の再生を完了することができる。
他の実施例では、前記非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例3
図5に示すように、本発明の実施例は、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を提供する。この方法は、以下のステップを含む。
201、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
202、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
203、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
204、前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、プログレスも対応して第1の位置に対応するプログレスから第2の位置に対応するプログレスまでに早送りすることができる。そのうち、二段階のプログレスバーの間に連動関係が存在し、そのうち一方のプログレスバー上のプログレススライダがトリガーされて移動すると、他方のプログレスバー上のプログレススライダもそれにつれて移動することができ、その連動関係は各段階のプログレスバーに対応する調整関数に関わる。
もちろん、本実施例では各段階のプログレスバー上のプログレススライダの数を限定せず、二つのプログレススライダを含んでよく、第1のプログレススライダは再生プログレスの早送りを実現し、第2のプログレススライダは再生プログレスの早戻しを実現し、本実施例では、これについて具体的に限定されない。図3に示すように、リング状プログレスバーは、半閉鎖式プログレスバーであり、外輪は第1段階のプログレスバーであり、内輪は第2段階のプログレスバーであるが、外輪と内輪を左半部分と右半部分に分け、左半部分と右半部分は、それぞれ対応するプログレススライダを含み、左半部分のプログレススライダが左半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早送りを制御し、右半部分のプログレススライダが右半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早戻しを制御し、左半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、左半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早戻しを制御し、右半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、右半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早送りを制御する。
そのうち一つの実施例では、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式多段階プログレスバーを含む。前記閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有しない循環構造のプログレスバーであることをいう。前記非閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有するプログレスバーであることをいう。
他の実施例では、前記閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。前記多段階リング状プログレスバーは、プログレスバーがリング状構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階矩形プログレスバーは、プログレスバーが矩形構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階三角形プログレスバーは、プログレスバーが三角形構造を呈する多段階プログレスバーである。閉鎖式多段階プログレスバーは循環構造を有するため、限られたスクリーン内にこの類型のプログレスバーを用いる場合、循環調節を実現することにより、より大きい移動距離を取得して、より正確なプログレススライダの位置決めを実現することができる。
説明すべきことは、前記多段階プログレスバーは閉鎖式多段階プログレスバーを含む場合、前記各段階の閉鎖式プログレスバーに対応するプログレスは、合計のプログレス以下である。例えば、多段階プログレスバーが図1に示すようなリング状プログレスバーである場合、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスはアプリケーションソフトウェア全体の合計再生プログレスでよく、例えば、アプリケーションソフトウェアがビデオファイルであり、合計時間が120分間であれば、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示せば、第1段階のプログレスバーが一回り回転すると第2段階のプログレスバーは24回り回転する必要がある。もちろん、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスは、アプリケーション全体の一部の再生プログレスであってもよく、例えば、第1段階のプログレスバーの一回りは60分間を示せば、第1段階のプログレスバーは二回り回転してこそビデオ全体の再生を完了することができる。
他の実施例では、前記非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例4
本発明の実施例は、多段階プログレスバーの連動制御方法を提供する。実施例4は、実施例2に対する詳細な説明であり、図6に示すように、方法の流れは以下を含む。
301、アプリケーションソフトウェアの所定の操作をトリガーした場合、アプリケーションソフトウェアの多段階プログレスバーを表示する。
本実施例におけるアプリケーションソフトウェアは、ブラウザー、ビデオ再生ソフトウェア等を含むが、これらに限られない。そのうち、所定の操作は、アプリケーションソフトウェアを起動する操作又はアプリケーションソフトウェアにおけるある機能モジュールをトリガーする操作等を含むが、これらに限られない。例えば、ビデオ再生ソフトウェアにおけるある映画リンクをトリガーし、端末は該映画の再生ファイルをロードするとともに、再生インターフェイスに多段階プログレスバーを表示する。
本実施例における多段階プログレスバーは上記と類似し、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーがそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報及び該プログレスバーのプログレススライダのスライド距離を含み、本実施例では、これについて再度説明しない。
本実施例では、実施例1における前記多段階プログレスバーの類型のように、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式プログレスバーを含むが、これらに限られない。好ましくは、閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。具体的なアプリケーションにおいて、多種類のプログレスバーを設計することができ、ユーザは、自己の好みに従って、異なるプログレスバーを変換して利用するように選択することができ、本実施例では、これについて具体的に限定されない。好ましくは、多段階プログレスバーの隠し機能を設定してもよく、多段階プログレスバーを用いる必要がある場合、前記多段階プログレスバーをトリガーして表示し、多段階プログレスバーを用いる必要がない場合に、該プログレスバーを隠すことができる。かつ、ユーザが多段階プログレスバーを制御しやすくなるために、好ましくは、多段階プログレスバーの拡大と縮小機能を設定することにより、ユーザは多段階プログレスバーを柔軟に調節することができる。
本ステップでは、多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階のプログレスバーの間は連動関係が存在し、かつ各段階の前記プログレスバーは、前記アプリケーションの再生プログレスの異なる調整値に対応し、例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、再生プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、再生プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、アプリケーションの再生プログレスも対応して第1の位置に対応する再生時間から第2の位置に対応する再生時間までに早送りすることができる。
302、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。
好ましくは、トリガー信号は、各段階のプログレスバー上のプログレススライダに対するトリガー信号、又は各段階のプログレスバー上の任意の位置に対するトリガー信号を含むが、これらに限られない。図2に示すように、端末は、ユーザが第1段階のプログレスバー上のプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグするトリガー信号、又は、ユーザが第1段階のプログレスバー上の第2の位置をクリックするトリガー信号を検出した後、プログレススライダを第2の位置までにスライドすることができる。トリガー信号は、少なくともトリガーされたプログレスバー情報及び該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
303、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
本ステップでは、多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号、例えば図1における第1段階のプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡の始点及び終点に基づいて、該プログレススライダのスライド距離を算出し、具体的には、スライド距離に対する計算過程は、従来の技術における計算方法と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
304、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
本実施例では、アプリケーションソフトウェアに多種類の多段階プログレスバーを予め記憶し、ユーザの好みに従って、現在のアプリケーションの多段階プログレスバーを随時変換する可能性があり、例えば、ユーザは、現在のリング状プログレスバーを三角形プログレスバーに変換する可能性があるため、一つの実施例では、プログレス調整値を算出する場合、まず現在の多段階プログレスバーの類型を確認し、対応する類型に従って各プログレスバーのプログレス調整関数を取得し、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離及びそれに対応するプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出する。
305、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するとともに、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する。
本実施例では、多段階プログレスバーの間は連動し、そのうちの第1段階のプログレスバーのプログレススライダがトリガーされた後、他のプログレススライダのスライドを駆動することができる。一つの実施例では、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出し、他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいてそのスライド軌跡を算出し、それに対応するスライド軌跡に基づいてプログレススライダのスライドを制御する。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダが第1の位置から第2の位置までにスライドすることを検出すると、第1段階のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を取得し、該スライド距離及び第1段階のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出し、該プログレス調整値及び第2段階のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて第2段階のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出し、第2段階のプログレスバーのスライド距離に基づいてそのスライド軌跡を算出するとともに、第2段階のプログレスバーのプログレススライダを該スライド軌跡に従ってスライドさせるように駆動する。
本実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
306、プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
そのうち、プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う具体的な流れの詳細は、実施例5を参照し、本実施例では、ここで再度説明しない。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例5
本発明の実施例は、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を提供し、本実施例は、実施例3に対する詳細な説明であり、図7に示すように、方法の流れは以下を含む。
401、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。
本実施例では、アプリケーションソフトウェアの実行過程、例えばウェブページの閲覧過程又はビデオの再生過程において、端末は多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。該トリガー信号は、各段階のプログレスバー上のプログレススライダに対するトリガー信号、又は各段階のプログレスバー上の任意の位置に対するトリガー信号を含むが、これらに限られず、本実施例では、これについて再度説明しない。そのうち、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
本実施例における多段階プログレスバーは上記と類似し、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーがそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報及び該プログレスバーのプログレススライダのスライド距離を含み、本実施例では、これについて再度説明しない。
402、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
本ステップでは、多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号、例えば図1における第1段階のプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡の始点及び終点に基づいて、該プログレススライダのスライド距離を算出し、具体的には、スライド距離に対する計算過程は、従来の技術における計算方法と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
403、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離及びそれに対応するプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出する。
本実施例では、アプリケーションソフトウェアに多種類の多段階プログレスバーを予め記憶し、ユーザの好みに従って、現在のアプリケーションの多段階プログレスバーを随時変換する可能性があり、例えば、ユーザは、現在のリング状プログレスバーを三角形プログレスバーに変換する可能性があるため、一つの実施例では、プログレス調整値を算出する場合、まず現在の多段階プログレスバーの類型を確認し、対応する類型に従って対応するプログレス調整関数を取得し、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離及びそれに対応するプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出する。
404、前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
本ステップでは、プログレス調整値を取得した後、プログレスを制御し、ビデオの再生の調整値が5分間であれば、対応してビデオの五分間後のビデオストリームを、現在の再生プログレスとしてドラッグし、ここで、調整値に基づいて再生プログレスを調整することは、従来の技術と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
405、調整後のプログレスに基づいてアプリケーションソフトウェアを再生する。
端末は、調整後の再生プログレスを取得した後、調整後の再生プログレスに基づいて該アプリケーションソフトウェアを引き続き再生し、ここで、従来の技術と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例6
図8に示すように、本発明の実施例は、検出モジュール501、スライド距離取得モジュール502、プログレス調整値取得モジュール503及び連動モジュール504を含むプログレス制御装置を提供する。
検出モジュール501は、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
スライド距離取得モジュール502は、前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
プログレス調整値取得モジュール503は、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
前記スライド距離取得モジュール502は、さらに、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
連動モジュール504は、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する。
他の実施例では、図9に示すように、前記検出モジュール501は、
各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出する第1の検出手段501a、又は、
各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出する第2の検出手段501b、を含む。
他の実施例では、図9に示すように、前記プログレス調整値取得モジュール503は、
前記多段階プログレスバーの類型を確定する類型取得手段503aと、
前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得するプログレス関数取得手段503bと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出するプログレス調整値取得手段503cとを含む。
他の実施例では、前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例7
図10に示すように、本発明の実施例は、検出モジュール601、スライド距離取得モジュール602、プログレス調整値取得モジュール603及びプログレス調整モジュール604を含む、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置を提供する。
検出モジュール601は、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
スライド距離取得モジュール602は、前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
プログレス調整値取得モジュール603は、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
プログレス調整モジュール604は、前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
他の実施例では、図11に示すように、前記検出モジュール601は、
各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出する第1の検出手段601a、又は、
各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出する第2の検出手段601bを含む。
他の実施例では、図11に示すように、前記プログレス調整値取得モジュール603は、
前記多段階プログレスバーの類型を確定する類型取得手段603aと、
前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得するプログレス関数取得手段603bと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出するプログレス調整値取得手段603cと、を含む。
他の実施例では、前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
説明すべきことは、前記実施例に係るプログレス制御装置と多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置は、前記各機能モジュールの区画を例として説明するに過ぎず、実際の応用において、必要に応じて前記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完了し、即ち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに区画することにより、上記のように説明したすべて又は一部の機能を完了することができる。
また、前記実施例に係るプログレス制御装置及び多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置は、それぞれプログレス制御方法及び多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法の実施例と同一の構想に属し、その具体的な実現過程の詳細は、方法の実施例を参照し、ここで再度説明しない。
前記本発明の実施例の番号は説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を示さない。
当業者にとって、上記実施例の全て又は一部のステップは、ハードウェアで完了してもよく、プログラムによって関連するハードウェアを命令して完了してもよい。前記プログラムはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶でき、上記記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスク等を使用できる。
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で行なったいかなる変更、同等入替、改良などは、すべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。
相互参照
本願は、出願番号がCN201310214891.6で、出願日が2013年5月31日である中国特許出願に基づき優先権を主張し、該中国特許出願のすべての内容を本願に援用する。
本発明はコンピュータの技術分野に関し、特に多段階プログレスバー、プログレス制御方法装置、プログラム及び記録媒体に関する。
携帯端末、例えばスマートフォン、iPad等の端末の発展につれて、携帯端末でウェブページを閲覧するか又はビデオを見るユーザはますます多くなっている。ユーザは、ウェブページを閲覧するか又はビデオを見る場合、いつでも自己のニーズに従ってウェブページ又はビデオに対して早送り再生又は早戻し再生を行う可能性があり、しかし、現在、ほとんどの携帯端末の表示スクリーンがタッチスクリーンであるので、どのようにタッチスクリーンにウェブページ又はビデオの再生プログレスの制御を効果的に実現するかは、解決する必要がある問題である。
現在、ほとんどのアプリケーションにおいて、再生プログレスの制御を実現するために、ページに一本の水平又は垂直なプログレスバーが設定され、該プログレスバーは、ウェブページ又はビデオの再生プログレス全体を示し、プログレスバーには一つのボタンがあり、ボタンのプログレスバーにおける位置は、プログラムのプログレスを示す。ボタンを押してドラッグしたり、プログレスバーのある位置をクリックしてボタンを該箇所に移動させたりすることにより、ウェブページ又はビデオの再生プログレスの制御を実現する。
しかし、携帯端末の大きさが限られたので、タッチスクリーンの寸法も限られ、プログレスバーの長さもタッチスクリーンの寸法により限られ、かつ、人の指の幅の問題により、プログレスを調整する場合、限られたプログレスバーに面積が小さいボタンをドラッグする必要があり、このような場合に、再生プログレスに対する正確な位置決めを実現することができない。
プログレスに対する正確な制御を実現するために、本発明の実施例は、多段階プログレスバー、プログレス制御方法装置、プログラム及び記録媒体を提供する。その解決手段は以下のとおりである。
第1の形態では、本発明は、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動する多段階プログレスバーを提供する。
第2の形態では、本発明は、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出すること、を含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することと、
算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御することと、
をさらに含む、多段階プログレスバーの連動制御方法を提供する。
第3の形態では、本発明はさらに、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出すること、を含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することと、
前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行うことと、
をさらに含む、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を提供する。
第4の形態では、本発明はさらに、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する検出モジュールとを含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するスライド距離取得モジュールと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出するプログレス調整値取得モジュールと、
前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する連動モジュールと、をさらに含み、
前記スライド距離取得モジュールはさらに、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する、
多段階プログレスバーの連動制御装置を提供する。
第5の形態では、本発明はさらに、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する検出モジュールとを含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するスライド距離取得モジュールと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出するプログレス調整値取得モジュールと、
前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行うプログレス調整モジュールと、
をさらに含む、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置を提供する。
第6の形態では、本発明は、プロセッサに実行されることにより、前記の多段階プログレスバーの連動制御方法及び前記の多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を実現するプログラムを提供する。
第7の形態では、本発明は、前記のプログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明の実施例の解決手段は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
以上の一般的な説明及び後述の詳細な説明は、例示的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
以下、本発明の実施例の解決手段をより明確に説明するために、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明し、以下の図面は本発明のいくつかの実施例だけを説明し、当業者にとって、創造的工夫をしなくても、これらの図面から他の図面を得られることも明らかである。
本発明の実施例1より提供する多段階リング状プログレスバーインターフェイスの概略図である。 本発明の実施例1より提供する他の多段階リング状プログレスバーインターフェイスの概略図である。 本発明の実施例1より提供する他の多段階リング状プログレスバーインターフェイスの概略図である。 本発明の実施例2より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例3より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例4より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例5より提供するプログレス制御方法の例示的なフローチャートである。 本発明の実施例6より提供するプログレス制御装置の例示的な構造図である。 本発明の実施例6より提供する他のプログレス制御装置の例示的な構造図である。 本発明の実施例7より提供する多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置の例示的な構造図である。 本発明の実施例7より提供する他の多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置の例示的な構造図である。
上記図面から本発明の明確な実施例を例示し、以下、詳しく記述する。これらの図面と文字記述は本発明の思想の範囲を制限するものではなく、特定の実施例を参照することによって、当業者に本発明の概念を理解させるためのものである。
以下、本発明の目的、解決手段及び利点をより明確にさせるために、図面に基づいて本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。
本発明の実施例における端末は、スマートフォン、タブレットPC、電子ブックリーダー、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III)プレーヤー、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV)プレーヤー、ノートブック型パソコン、及びデスクトップコンピュータ等を含むことができる。
実施例1
本発明の実施例は、例えば、ビデオの再生プログレスを制御するか、又はページの再生プログレスを制御する等、プログレスを制御する多段階プログレスバーを提供する。例えば、多段階プログレスバーは、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダは、それに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーは、異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは、該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動する。
例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、プログレスも対応して第1の位置に対応するプログレスから第2の位置に対応するプログレスまでに早送りすることができる。そのうち、二段階のプログレスバーの間に連動関係が存在し、そのうち一方のプログレスバー上のプログレススライダがトリガーされて移動すると、他方のプログレスバー上のプログレススライダもそれにつれて移動することができ、その連動関係は各段階のプログレスバーに対応する調整関数に関わる。
当業者が本発明に係る多段階プログレスバーの間の連動関係をより明確に理解するために、本実施例では、図1に示すリング状プログレスバーを例として説明する。
ビデオファイルの合計再生時間が120分間であるとすれば、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示す。第1段階のプログレスバーのプログレス調整関数は、下記式1)である。
120*Δx/(2*π)、 1)
そのうち、Δxは第1段階のプログレスバーのプログレススライダの回転角度である。第2段階のプログレスバーのプログレス調整関数は下記式2)である。
5*Δy/(2*π)、 2)
そのうち、Δyは第2段階のプログレスバーのプログレススライダの回転角度である。第1段階のプログレスバーのプログレススライダをトリガーしてスライドさせると、第1段階のプログレススライダに対応する回転角度がΔaであれば、それを式1)に代入してプログレス調整値120*Δa/(2*π)を得て、さらにプログレス調整値と式2)に従って第2段階のプログレスバーのプログレススライダの回転角度を算出し、Δy=24*Δaであり、第2段階のプログレスバーのプログレススライダは、該角度に従ってスライドする。
もちろん、本実施例では各段階のプログレスバー上のプログレススライダの数を限定せず、二つのプログレススライダを含んでよく、第1のプログレススライダは再生プログレスの早送りを実現し、第2のプログレススライダは再生プログレスの早戻しを実現し、本実施例では、これについて具体的に限定されない。図3に示すように、リング状プログレスバーは、半閉鎖式プログレスバーであり、外輪は第1段階のプログレスバーであり、内輪は第2段階のプログレスバーであるが、外輪と内輪を左半部分と右半部分に分け、左半部分と右半部分は、それぞれ対応するプログレススライダを含み、左半部分のプログレススライダが左半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早送りを制御し、右半部分のプログレススライダが右半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早戻しを制御し、左半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、左半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早戻しを制御し、右半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、右半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早送りを制御する。
上記例から分かるように、多段階プログレスバーにおける各プログレスバーについてはそれぞれ一つの独立したプログレス調整関数を有する。該プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数である。一方のプログレスバー上のプログレススライダがスライドしてアプリケーションのプログレスを変更すると、該トリガープログレスバーのプログレス調整関数に従って対応するプログレス調整値を算出することができる。逆に、該算出されたプログレス調整値に基づいて、他のプログレスバーのプログレス調整関数に従って各々のプログレススライダのスライド距離を逆算する。これにより各プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動することを実現する。
一つの実施例では、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。即ち、スライド距離とプログレス調整値との間は、比例関係で調整する。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式多段階プログレスバーを含む。前記閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有しない循環構造のプログレスバーであることをいう。前記非閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有するプログレスバーであることをいう。
他の実施例では、前記閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。前記多段階リング状プログレスバーは、プログレスバーがリング状構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階矩形プログレスバーは、プログレスバーが矩形構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階三角形プログレスバーは、プログレスバーが三角形構造を呈する多段階プログレスバーである。閉鎖式多段階プログレスバーは循環構造を有するため、限られたスクリーン内にこの類型のプログレスバーを用いる場合、循環調節を実現することにより、より大きい移動距離を取得して、より正確なプログレススライダの位置決めを実現することができる。
説明すべきことは、前記多段階プログレスバーは閉鎖式多段階プログレスバーを含む場合、前記各段階の閉鎖式プログレスバーに対応するプログレスは、合計のプログレス以下である。例えば、多段階プログレスバーが図1に示すようなリング状プログレスバーである場合、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスはアプリケーションソフトウェア全体の合計再生プログレスでよく、例えば、アプリケーションソフトウェアがビデオファイルであり、合計時間が120分間である場合、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示せば、第1段階のプログレスバーが一回り回転すると第2段階のプログレスバーは24回り回転する必要がある。もちろん、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスは、アプリケーション全体の一部の再生プログレスであってもよく、例えば、第1段階のプログレスバーの一回りは60分間を示せば、第1段階のプログレスバーは二回り回転してこそビデオ全体の再生を完了することができる。
他の実施例では、前記非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例2
図4に示すように、本実施例は多段階プログレスバーの連動制御方法を提供する。この方法は、以下のステップを含む。
101、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
102、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
103、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
104、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
105、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する。
例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、プログレスも対応して第1の位置に対応するプログレスから第2の位置に対応するプログレスまでに早送りすることができる。そのうち、二段階のプログレスバーの間に連動関係が存在し、そのうち一方のプログレスバー上のプログレススライダがトリガーされて移動すると、他方のプログレスバー上のプログレススライダもそれにつれて移動することができ、その連動関係は各段階のプログレスバーに対応する調整関数に関わる。
もちろん、本実施例でも各段階のプログレスバー上のプログレススライダの数を限定せず、二つのプログレススライダを含んでよく、第1のプログレススライダは再生プログレスの早送りを実現し、第2のプログレススライダは再生プログレスの早戻しを実現し、本実施例では、これについて具体的に限定されない。図3に示すように、リング状プログレスバーは、半閉鎖式プログレスバーであり、外輪は第1段階のプログレスバーであり、内輪は第2段階のプログレスバーであるが、外輪と内輪を左半部分と右半部分に分け、左半部分と右半部分は、それぞれ対応するプログレススライダを含み、左半部分のプログレススライダが左半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早送りを制御し、右半部分のプログレススライダが右半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早戻しを制御し、左半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、左半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早戻しを制御し、右半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、右半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早送りを制御する。
一つの実施例では、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式多段階プログレスバーを含む。前記閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有しない循環構造のプログレスバーであることをいう。前記非閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有するプログレスバーであることをいう。
他の実施例では、前記閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。前記多段階リング状プログレスバーは、プログレスバーがリング状構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階矩形プログレスバーは、プログレスバーが矩形構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階三角形プログレスバーは、プログレスバーが三角形構造を呈する多段階プログレスバーである。閉鎖式多段階プログレスバーは循環構造を有するため、限られたスクリーン内にこの類型のプログレスバーを用いる場合、循環調節を実現することにより、より大きい移動距離を取得して、より正確なプログレススライダの位置決めを実現することができる。
説明すべきことは、前記多段階プログレスバーは閉鎖式多段階プログレスバーを含む場合、前記各段階の閉鎖式プログレスバーに対応するプログレスは、合計のプログレス以下である。例えば、多段階プログレスバーが図1に示すようなリング状プログレスバーである場合、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスはアプリケーションソフトウェア全体の合計再生プログレスでよく、例えば、アプリケーションソフトウェアがビデオファイルであり、合計時間が120分間であれば、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示せば、第1段階のプログレスバーが一回り回転すると第2段階のプログレスバーは24回り回転する必要がある。もちろん、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスは、アプリケーション全体の一部の再生プログレスであってもよく、例えば、第1段階のプログレスバーの一回りは60分間を示せば、第1段階のプログレスバーは二回り回転してこそビデオ全体の再生を完了することができる。
他の実施例では、前記非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例3
図5に示すように、本発明の実施例は、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を提供する。この方法は、以下のステップを含む。
201、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
202、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
203、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
204、前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、プログレスも対応して第1の位置に対応するプログレスから第2の位置に対応するプログレスまでに早送りすることができる。そのうち、二段階のプログレスバーの間に連動関係が存在し、そのうち一方のプログレスバー上のプログレススライダがトリガーされて移動すると、他方のプログレスバー上のプログレススライダもそれにつれて移動することができ、その連動関係は各段階のプログレスバーに対応する調整関数に関わる。
もちろん、本実施例では各段階のプログレスバー上のプログレススライダの数を限定せず、二つのプログレススライダを含んでよく、第1のプログレススライダは再生プログレスの早送りを実現し、第2のプログレススライダは再生プログレスの早戻しを実現し、本実施例では、これについて具体的に限定されない。図3に示すように、リング状プログレスバーは、半閉鎖式プログレスバーであり、外輪は第1段階のプログレスバーであり、内輪は第2段階のプログレスバーであるが、外輪と内輪を左半部分と右半部分に分け、左半部分と右半部分は、それぞれ対応するプログレススライダを含み、左半部分のプログレススライダが左半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早送りを制御し、右半部分のプログレススライダが右半部分のリング状軌跡に沿って上から下へスライドすると、再生プログレスの早戻しを制御し、左半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、左半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早戻しを制御し、右半部分のプログレススライダがリング状の底部までにスライドした場合、右半部分のリング状軌跡に沿って下から上へスライドすると、逆に再生プログレスの早送りを制御する。
そのうち一つの実施例では、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式多段階プログレスバーを含む。前記閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有しない循環構造のプログレスバーであることをいう。前記非閉鎖式多段階プログレスバーとは、プログレスバーが始点及び終点を有するプログレスバーであることをいう。
他の実施例では、前記閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。前記多段階リング状プログレスバーは、プログレスバーがリング状構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階矩形プログレスバーは、プログレスバーが矩形構造を呈する多段階プログレスバーである。前記多段階三角形プログレスバーは、プログレスバーが三角形構造を呈する多段階プログレスバーである。閉鎖式多段階プログレスバーは循環構造を有するため、限られたスクリーン内にこの類型のプログレスバーを用いる場合、循環調節を実現することにより、より大きい移動距離を取得して、より正確なプログレススライダの位置決めを実現することができる。
説明すべきことは、前記多段階プログレスバーは閉鎖式多段階プログレスバーを含む場合、前記各段階の閉鎖式プログレスバーに対応するプログレスは、合計のプログレス以下である。例えば、多段階プログレスバーが図1に示すようなリング状プログレスバーである場合、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスはアプリケーションソフトウェア全体の合計再生プログレスでよく、例えば、アプリケーションソフトウェアがビデオファイルであり、合計時間が120分間であれば、第1段階のプログレスバーの一回りは120分間を示し、第2段階のプログレスバーの一回りは5分間を示せば、第1段階のプログレスバーが一回り回転すると第2段階のプログレスバーは24回り回転する必要がある。もちろん、第1段階のプログレスバーに対応する再生プログレスは、アプリケーション全体の一部の再生プログレスであってもよく、例えば、第1段階のプログレスバーの一回りは60分間を示せば、第1段階のプログレスバーは二回り回転してこそビデオ全体の再生を完了することができる。
他の実施例では、前記非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例4
本発明の実施例は、多段階プログレスバーの連動制御方法を提供する。実施例4は、実施例2に対する詳細な説明であり、図6に示すように、方法の流れは以下を含む。
301、アプリケーションソフトウェアの所定の操作をトリガーした場合、アプリケーションソフトウェアの多段階プログレスバーを表示する。
本実施例におけるアプリケーションソフトウェアは、ブラウザー、ビデオ再生ソフトウェア等を含むが、これらに限られない。そのうち、所定の操作は、アプリケーションソフトウェアを起動する操作又はアプリケーションソフトウェアにおけるある機能モジュールをトリガーする操作等を含むが、これらに限られない。例えば、ビデオ再生ソフトウェアにおけるある映画リンクをトリガーし、端末は該映画の再生ファイルをロードするとともに、再生インターフェイスに多段階プログレスバーを表示する。
本実施例における多段階プログレスバーは上記と類似し、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーがそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報及び該プログレスバーのプログレススライダのスライド距離を含み、本実施例では、これについて再度説明しない。
本実施例では、実施例1における前記多段階プログレスバーの類型のように、閉鎖式多段階プログレスバー又は非閉鎖式プログレスバーを含むが、これらに限られない。好ましくは、閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバー等を含むが、これらに限られない。非閉鎖式多段階プログレスバーは、多段階ストリップ状プログレスバー又は多段階曲線状プログレスバー等を含むが、これらに限られない。具体的なアプリケーションにおいて、多種類のプログレスバーを設計することができ、ユーザは、自己の好みに従って、異なるプログレスバーを変換して利用するように選択することができ、本実施例では、これについて具体的に限定されない。好ましくは、多段階プログレスバーの隠し機能を設定してもよく、多段階プログレスバーを用いる必要がある場合、前記多段階プログレスバーをトリガーして表示し、多段階プログレスバーを用いる必要がない場合に、該プログレスバーを隠すことができる。かつ、ユーザが多段階プログレスバーを制御しやすくなるために、好ましくは、多段階プログレスバーの拡大と縮小機能を設定することにより、ユーザは多段階プログレスバーを柔軟に調節することができる。
本ステップでは、多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階のプログレスバーの間は連動関係が存在し、かつ各段階の前記プログレスバーは、前記アプリケーションの再生プログレスの異なる調整値に対応し、例えば、図1に示すように、多段階プログレスバーはリング状プログレスバーであり、二段階のプログレスバーを含み、外輪は第1段階のプログレスバーであり、再生プログレスの粗調整を実現し、内輪は第2段階のプログレスバーであり、再生プログレスの微調整を実現する。一つの実施例では、各段階のプログレスバーはそれぞれ一つのプログレススライダを含み、該プログレススライダの位置は現在のアプリケーションのプログレスを示し、該プログレススライダをドラッグすることにより、再生プログレスの調整を実現することができる。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグすると、アプリケーションの再生プログレスも対応して第1の位置に対応する再生時間から第2の位置に対応する再生時間までに早送りすることができる。
302、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。
好ましくは、トリガー信号は、各段階のプログレスバー上のプログレススライダに対するトリガー信号、又は各段階のプログレスバー上の任意の位置に対するトリガー信号を含むが、これらに限られない。図2に示すように、端末は、ユーザが第1段階のプログレスバー上のプログレススライダを第1の位置から第2の位置までにドラッグするトリガー信号、又は、ユーザが第1段階のプログレスバー上の第2の位置をクリックするトリガー信号を検出した後、プログレススライダを第2の位置までにスライドすることができる。トリガー信号は、少なくともトリガーされたプログレスバー情報及び該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
303、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
本ステップでは、多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号、例えば図1における第1段階のプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡の始点及び終点に基づいて、該プログレススライダのスライド距離を算出し、具体的には、スライド距離に対する計算過程は、従来の技術における計算方法と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
304、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
本実施例では、アプリケーションソフトウェアに多種類の多段階プログレスバーを予め記憶し、ユーザの好みに従って、現在のアプリケーションの多段階プログレスバーを随時変換する可能性があり、例えば、ユーザは、現在のリング状プログレスバーを三角形プログレスバーに変換する可能性があるため、一つの実施例では、プログレス調整値を算出する場合、まず現在の多段階プログレスバーの類型を確認し、対応する類型に従って各プログレスバーのプログレス調整関数を取得し、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離及びそれに対応するプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出する。
305、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するとともに、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する。
本実施例では、多段階プログレスバーの間は連動し、そのうちの第1段階のプログレスバーのプログレススライダがトリガーされた後、他のプログレススライダのスライドを駆動することができる。一つの実施例では、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出し、他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいてそのスライド軌跡を算出し、それに対応するスライド軌跡に基づいてプログレススライダのスライドを制御する。図2に示すように、第1段階のプログレスバーのプログレススライダが第1の位置から第2の位置までにスライドすることを検出すると、第1段階のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を取得し、該スライド距離及び第1段階のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出し、該プログレス調整値及び第2段階のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて第2段階のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出し、第2段階のプログレスバーのスライド距離に基づいてそのスライド軌跡を算出するとともに、第2段階のプログレスバーのプログレススライダを該スライド軌跡に従ってスライドさせるように駆動する。
本実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整等を含むが、これらに限られない。いわゆる離散的調整とは、プログレススライダがプログレスバーに平滑に移動することではなく、予め設定されたプログレス目盛りに従ってステップ移動する。例えば、第1段階のプログレスバーと第2段階のプログレスバーは、いずれも十個のプログレス目盛りからなり、第2段階のプログレスバーが十個のプログレス目盛り移動するごとに、第1段階のプログレスバーは一つのプログレス目盛り移動する。
306、プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
そのうち、プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う具体的な流れの詳細は、実施例5を参照し、本実施例では、ここで再度説明しない。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例5
本発明の実施例は、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法を提供し、本実施例は、実施例3に対する詳細な説明であり、図7に示すように、方法の流れは以下を含む。
401、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。
本実施例では、アプリケーションソフトウェアの実行過程、例えばウェブページの閲覧過程又はビデオの再生過程において、端末は多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。該トリガー信号は、各段階のプログレスバー上のプログレススライダに対するトリガー信号、又は各段階のプログレスバー上の任意の位置に対するトリガー信号を含むが、これらに限られず、本実施例では、これについて再度説明しない。そのうち、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
本実施例における多段階プログレスバーは上記と類似し、少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーがそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報及び該プログレスバーのプログレススライダのスライド距離を含み、本実施例では、これについて再度説明しない。
402、前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
本ステップでは、多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号、例えば図1における第1段階のプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡の始点及び終点に基づいて、該プログレススライダのスライド距離を算出し、具体的には、スライド距離に対する計算過程は、従来の技術における計算方法と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
403、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離及びそれに対応するプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出する。
本実施例では、アプリケーションソフトウェアに多種類の多段階プログレスバーを予め記憶し、ユーザの好みに従って、現在のアプリケーションの多段階プログレスバーを随時変換する可能性があり、例えば、ユーザは、現在のリング状プログレスバーを三角形プログレスバーに変換する可能性があるため、一つの実施例では、プログレス調整値を算出する場合、まず現在の多段階プログレスバーの類型を確認し、対応する類型に従って対応するプログレス調整関数を取得し、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離及びそれに対応するプログレス調整関数に基づいてプログレス調整値を算出する。
404、前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
本ステップでは、プログレス調整値を取得した後、プログレスを制御し、ビデオの再生の調整値が5分間であれば、対応してビデオの五分間後のビデオストリームを、現在の再生プログレスとしてドラッグし、ここで、調整値に基づいて再生プログレスを調整することは、従来の技術と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
405、調整後のプログレスに基づいてアプリケーションソフトウェアを再生する。
端末は、調整後の再生プログレスを取得した後、調整後の再生プログレスに基づいて該アプリケーションソフトウェアを引き続き再生し、ここで、従来の技術と類似しているので、本実施例では、これについて再度説明しない。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例6
図8に示すように、本発明の実施例は、検出モジュール501、スライド距離取得モジュール502、プログレス調整値取得モジュール503及び連動モジュール504を含むプログレス制御装置を提供する。
検出モジュール501は、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
スライド距離取得モジュール502は、前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
プログレス調整値取得モジュール503は、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
前記スライド距離取得モジュール502は、さらに、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
連動モジュール504は、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する。
他の実施例では、図9に示すように、前記検出モジュール501は、
各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出する第1の検出手段501a、又は、
各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出する第2の検出手段501b、を含む。
他の実施例では、図9に示すように、前記プログレス調整値取得モジュール503は、
前記多段階プログレスバーの類型を確定する類型取得手段503aと、
前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得するプログレス関数取得手段503bと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出するプログレス調整値取得手段503cとを含む。
他の実施例では、前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
実施例7
図10に示すように、本発明の実施例は、検出モジュール601、スライド距離取得モジュール602、プログレス調整値取得モジュール603及びプログレス調整モジュール604を含む、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置を提供する。
検出モジュール601は、多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する。前記多段階プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含む少なくとも二段階のプログレスバーを含み、前記プログレススライダがそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数がプログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーが該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は少なくともトリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含む。
スライド距離取得モジュール602は、前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する。
プログレス調整値取得モジュール603は、トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出する。
プログレス調整モジュール604は、前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行う。
他の実施例では、図11に示すように、前記検出モジュール601は、
各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出する第1の検出手段601a、又は、
各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出する第2の検出手段601bを含む。
他の実施例では、図11に示すように、前記プログレス調整値取得モジュール603は、
前記多段階プログレスバーの類型を確定する類型取得手段603aと、
前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得するプログレス関数取得手段603bと、
トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出するプログレス調整値取得手段603cと、を含む。
他の実施例では、前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む。
他の実施例では、前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む。
本実施例は、多段階プログレスバーが少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、ユーザが必要に応じて異なる段階のプログレスバーを選択してプログレスを調整することにより、プログレスに対する微細な調整を実現し、従来の技術では再生プログレスに対する位置決めが不正確であるという問題を解決し、かつユーザが指でプログレスバーを操作する過程において常に誤操作又は位置決めの不正確等があるという問題を解決し、より長く、より大きく、より広いスペースをユーザの操作に供して、ユーザが迅速に再生プログレスの調整操作を完了でき、電池の電気量を節約し、端末の持続時間を長くするという有益な効果を有する。
説明すべきことは、前記実施例に係るプログレス制御装置と多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置は、前記各機能モジュールの区画を例として説明するに過ぎず、実際の応用において、必要に応じて前記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完了し、即ち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに区画することにより、上記のように説明したすべて又は一部の機能を完了することができる。
また、前記実施例に係るプログレス制御装置及び多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置は、それぞれプログレス制御方法及び多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法の実施例と同一の構想に属し、その具体的な実現過程の詳細は、方法の実施例を参照し、ここで再度説明しない。
前記本発明の実施例の番号は説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を示さない。
当業者にとって、上記実施例の全て又は一部のステップは、ハードウェアで完了してもよく、プログラムによって関連するハードウェアを命令して完了してもよい。前記プログラムはコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶でき、上記記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスク等を使用できる。
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で行なったいかなる変更、同等入替、改良などは、すべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (28)

  1. 少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動する、ことを特徴とする多段階プログレスバー。
  2. 前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の多段階プログレスバー。
  3. 前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の多段階プログレスバー。
  4. 前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の多段階プログレスバー。
  5. 多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出すること、を含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
    前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することと、
    算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
    前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御することと、
    をさらに含むことを特徴とする多段階プログレスバーの連動制御方法。
  6. 前記多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出することは、
    各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出すること、又は、
    各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出すること、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することは、
    前記多段階プログレスバーの類型を確定することと、
    前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得することと、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出することと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  10. 前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  11. 多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出すること、を含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
    前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出することと、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することと、
    前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行うことと、
    をさらに含むことを特徴とする多段階プログレスバーでプログレス制御を行う方法。
  12. 前記多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出することは、
    各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出すること、又は、
    各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出すること、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出することは、
    前記多段階プログレスバーの類型を確定することと、
    前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得することと、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出することと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  17. 多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する検出モジュールとを含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
    前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するスライド距離取得モジュールと、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出するプログレス調整値取得モジュールと、
    前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離に基づいて、対応するプログレスバーのプログレススライダのスライドを制御する連動モジュールと、をさらに含み、
    前記スライド距離取得モジュールはさらに、算出された前記プログレス調整値及び他のプログレスバーのプログレス調整関数に基づいて、前記他のプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出する、
    ことを特徴とする多段階プログレスバーの連動制御装置。
  18. 前記検出モジュールは、
    各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出する第1の検出手段、又は、
    各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出する第2の検出手段、
    を含む、ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 前記プログレス調整値取得モジュールは、
    前記多段階プログレスバーの類型を確定する類型取得手段と、
    前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得するプログレス関数取得手段と、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出するプログレス調整値取得手段と、
    を含むことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  20. 前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  21. 前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  22. 前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む、ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  23. 多段階プログレスバーに作用するトリガー信号を検出する検出モジュールとを含み、前記多段階プログレスバーは少なくとも二段階のプログレスバーを含み、各段階の前記プログレスバーはそれぞれ少なくとも一つのプログレススライダを含み、前記プログレススライダはそれに対応するプログレスバーに対してプログレス調整を行うためのものであり、各段階の前記プログレスバーが異なるプログレス調整関数に対応し、前記プログレス調整関数は、プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数であり、各段階の前記プログレスバーは該プログレス調整値及び対応するプログレス調整関数に基づいて互いに連動し、前記トリガー信号は、少なくとも、トリガーされたプログレスバー情報と該プログレスバーのプログレススライダのスライド軌跡を含み、
    前記検出モジュールにより前記多段階プログレスバーのうちいずれか一つのプログレスバーに対するトリガー信号を検出すれば、前記トリガー信号におけるスライド軌跡に基づいて、トリガーされたプログレスバーのプログレススライダのスライド距離を算出するスライド距離取得モジュールと、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス調整関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいてプログレス調整値を算出するプログレス調整値取得モジュールと、
    前記プログレス調整値に基づいてプログレス制御を行うプログレス調整モジュールと、
    をさらに含むことを特徴とする、多段階プログレスバーでプログレス制御を行う装置。
  24. 前記検出モジュールは、
    各段階のプログレスバー上のプログレススライダに作用するトリガー信号を検出する第1の検出手段、又は、
    各段階のプログレスバー上の任意の位置に作用するトリガー信号を検出する第2の検出手段、
    を含むことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記プログレス調整値取得モジュールは、
    前記多段階プログレスバーの類型を確定する類型取得手段と、
    前記多段階プログレスバーの類型に従って各プログレスバーのプログレス関数を取得するプログレス関数取得手段と、
    トリガーされたプログレスバーのプログレス関数及び前記プログレススライダのスライド距離に基づいて、プログレス調整値を算出するプログレス調整値取得手段と、
    を含むことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  26. 前記プログレススライダのスライド距離とプログレス調整値との間の関数の関係は線形関係である、
    ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  27. 前記多段階プログレスバーにおけるプログレススライダにより対応するプログレスバーに対して行われたプログレス調整は、平滑的調整又は離散的調整を含む、
    ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  28. 前記多段階プログレスバーは、多段階リング状プログレスバー、多段階矩形プログレスバー又は多段階三角形プログレスバーを含む、
    ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
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