JP2016226024A - 音声解析装置および音声解析システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】端末装置は、第1マイクロフォン11および第2マイクロフォン12と、第1マイクロフォン11により取得された音声の音圧と第2マイクロフォン12により取得された音声の音圧との音圧比に基づき、第1マイクロフォン11および第2マイクロフォン12により取得された音声が第1マイクロフォン11および第2マイクロフォン12を装着した使用者の発話音声か、使用者以外の他者の発話音声かを識別する音声解析部と、を備える。第1マイクロフォン11および第2マイクロフォン12とは、第2マイクロフォン12と使用者の口との間の距離が第2マイクロフォン12と第1マイクロフォン11との間の距離以下となる位置関係を有する。
【選択図】図3
Description
使用者に装着される提げ紐に設けられた第1音声取得手段と、
前記提げ紐に設けられた第2音声取得手段であって、当該提げ紐を首に掛けたときに、前記使用者の口から当該第2音声取得手段までの音波伝搬経路の距離が、当該使用者の口から前記第1音声取得手段までの音波伝搬経路の距離より小さく、かつ当該第2音声取得手段と当該第1音声取得手段との間の距離以下となる位置に設けられる第2音声取得手段と、を備え、
前記使用者の口と前記第1音声取得手段と前記第2音声取得手段との間の距離関係から得られる結果を用いて、当該第1音声取得手段により取得される音声の音圧と当該第2音声取得手段により取得される音声の音圧との音圧比から、当該使用者の発生音声か当該使用者以外の他音源からの音声かを識別することを特徴とする、音声解析装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記提げ紐は、筒状の構造を有し、
当該提げ紐に設けられた前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段は、当該提げ紐の内部に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の音声解析装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段は、前記使用者の口から当該第1音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La1)と当該使用者の口から当該第2音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La2)が、
La1≒1.5×La2〜4×La2
となる距離関係で設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の音声解析装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記第1音声取得手段により取得された音声の音圧(G1)と前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧(G2)とが、
G2/G1<2
となる場合は、取得された音声を前記他音源からの音声と識別することを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の音声解析装置である。
請求項5に記載の発明は、
使用者の口からの音波伝搬経路の距離が相異なる位置となるように配置される第1音声取得手段および第2音声取得手段と、
前記第1音声取得手段により取得された音声の音圧と前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧との音圧比に基づき、当該第1音声取得手段および当該第2音声取得手段により取得された音声が当該第1音声取得手段および当該第2音声取得手段の使用者の発話音声か、当該使用者以外の他音源からの音声かを識別する識別部と、を備え、
前記第2音声取得手段は、前記使用者の口との間の距離が前記第1音声取得手段との間の距離以下となる位置に設けられることを特徴とする、音声解析装置である。
請求項6に記載の発明は、
前記識別部は、前記第1音声取得手段により取得された音声の音声信号および前記第2音声取得手段により取得された音声の音声信号に対してフィルタリング処理を行い、取得音声から雑音を除去した後に前記音圧の比較を行うことを特徴とする、請求項5に記載の音声解析装置である。
請求項7に記載の発明は、
前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段は、前記使用者の口から当該第1音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La1)と当該使用者の口から当該第2音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La2)が、
La1≒1.5×La2〜4×La2
となる距離関係で設けられていることを特徴とする、請求項5または請求項6に記載の音声解析装置である。
請求項8に記載の発明は、
前記第1音声取得手段により取得された音声の音圧(G1)と前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧(G2)とが、
G2/G1<2
となる場合は、取得された音声を前記他音源からの音声と識別することを特徴とする、請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の音声解析装置である。
請求項9に記載の発明は、
使用者に装着される端末装置と、
前記端末装置から情報を取得するホスト装置とを備え、
前記端末装置は、
第1音声取得手段と、
前記使用者の口からの音波伝搬経路の距離が前記第1音声取得手段とは異なり、当該使用者の口との間の距離が前記第1音声取得手段との間の距離以下となる位置に設けられた第2音声取得手段と、
前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧比に関して、前記使用者の口と前記第1音声取得手段との間の距離、当該使用者の口と前記第2音声取得手段との間の距離、前記使用者以外の他音源と当該第1音声取得手段との間の距離、および、当該他音源と当該第2音声取得手段との間の距離の距離関係から得られる結果を用いて、当該第1音声取得手段および当該第2音声取得手段により取得された音声が前記端末装置を装着した使用者の発話音声か当該他音源からの音声かを識別する識別部と、
前記識別部による識別結果を含む前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段により取得された音声信号に関する情報である発話情報を前記ホスト装置へ送信する送信部とを備え、
前記ホスト装置は、
複数の前記端末装置から送信された前記発話情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記発話情報を当該発話情報を送信した前記端末装置ごとに蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部に蓄積された前記発話情報を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする、音声解析システムである。
請求項10に記載の発明は、
前記解析部は、前記解析の一つとして、複数の前記端末装置から取得された前記発話情報を比較し、当該発話情報に含まれる発話に関する時間情報に基づいて、特定の会話に参加している前記使用者の発話情報を識別することを特徴とする、請求項9に記載の音声解析システムである。
請求項11に記載の発明は、
前記解析部は、会話が行われている間における発話者の交代回数と、発話者が交代するまでの時間のばらつきとによって表される対話度により、会話の特徴を抽出することを特徴とする、請求項9または請求項10に記載の音声解析システムである。
請求項12に記載の発明は、
前記解析部は、前記発話情報における会話参加者ごとの自身の発話時間と他者の発話時間との比率によって表される傾聴度により、会話の特徴を抽出することを特徴とする、請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の音声解析システムである。
請求項13に記載の発明は、
前記解析部は、前記発話情報全体に対する、会話参加者の誰も発言していない時間の比率によって表される会話活性度により、会話の特徴を抽出することを特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれかに記載の音声解析システムである。
請求項2の発明によれば、提げ紐の外部に音声取得手段がある場合に比べ、使用者が音声取得手段の存在を意識せずに装着できることが見込まれる。
請求項3の発明によれば、第1音声取得手段および第2音声取得手段が収録する音声の音圧比が大きくなるため、発話者の識別制度が向上する。
請求項4の発明によれば、第1音声取得手段および第2音声取得手段を提げ紐に設けた構成において、収録した音声の音圧比に基づく発話者を精度よく識別することができる。
請求項5の発明によれば、収録した音声の非言語情報として音圧比を用いた発話者の識別が実現される。
請求項6の発明によれば、収録した音声から雑音成分が除かれることにより、他者の発話の識別性能が向上する。
請求項7の発明によれば、第1音声取得手段および第2音声取得手段が収録する音声の音圧比が大きくなるため、発話者の識別制度が向上する。
請求項8の発明によれば、第2音声取得手段と使用者の口との間の距離が第2音声取得手段と第1音声取得手段との間の距離以下となる位置関係を有する構成において、収録した音声の音圧比に基づく発話者を精度よく識別することができる。
請求項9の発明によれば、複数の発話者における発話状況を解析することができる。
請求項10の発明によれば、複数の発話者における発話情報のうち、特定の発話者による会話に係る発話情報を抽出することができる。
請求項11の発明によれば、複数の発話者における発話状況に関して対話度に基づく解析を行うことができる。
請求項12の発明によれば、複数の発話者における発話状況に関して傾聴度に基づく解析を行うことができる。
請求項13の発明によれば、複数の発話者における発話状況に関して会話活性度に基づく解析を行うことができる。
<システム構成例>
図1は、本実施形態による音声解析システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のシステムは、端末装置10とホスト装置20とを備えて構成される。端末装置10とホスト装置20とは、無線通信回線を介して接続されている。無線通信回線の種類としては、Wi−Fi(商標)(Wireless Fidelity)、Bluetooth(商標)、ZigBee(商標)、UWB(Ultra Wideband)等の既存の方式による回線を用いて良い。また、図示の例では、端末装置10が1台のみ記載されているが、詳しくは後述するように、端末装置10は、使用者各人が装着して使用するものであり、実際には使用者数分の端末装置10が用意される。以下、端末装置10を装着した使用者を装着者と呼ぶ。
図2は、端末装置10の構成例を示す図である。
上記のように、端末装置10は、各使用者に装着されて使用される。使用者が装着可能とするため、本実施形態の端末装置10は、図2に示すように、装置本体30と、装置本体30に接続された提げ紐40とを備えた構成とする。図示の構成において、使用者は、提げ紐40に首を通し、装置本体30を首から提げて装着する。
次に、本実施形態における発話者の識別方法について説明する。
本実施形態のシステムは、端末装置10に設けられた2つのマイクロフォン11、12により収録された音声の情報を用いて、端末装置10の装着者自身の発話音声と他者の発話音声とを識別する。言い換えれば、本実施形態は、収録音声の発話者に関して自他の別を識別する。また、本実施形態では、収録音声の情報のうち、形態素解析や辞書情報を用いて得られる言語情報ではなく、音圧(マイクロフォン11、12への入力音量)等の非言語情報に基づいて発話者を識別する。言い換えれば、言語情報により特定される発話内容ではなく、非言語情報により特定される発話状況から音声の発話者を識別する。
図3に示す関係において、装着者の口(発声部位)である音源aと第1マイクロフォン11との間の距離をLa1、音源aと第2マイクロフォン12との間の距離をLa2とする。また、他者の口(発声部位)である音源bと第1マイクロフォン11との間の距離をLb1、音源bと第2マイクロフォン12との間の距離をLb2とする。この場合、次の関係が成り立つ。
La1>La2(La1≒1.5×La2〜4×La2)
Lb1≒Lb2
上述したように、音圧は、マイクロフォン11、12と音源との間の距離に応じて距離減衰する。図4において、距離La1の場合の音圧Ga1と距離La2の場合の音圧Ga2とを比較すると、音圧Ga2は、音圧Ga1の4倍程度となっている。一方、距離Lb1と距離Lb2とが近似するため、距離Lb1の場合の音圧Gb1と距離Lb2の場合の音圧Gb2とは、ほぼ等しい。そこで、本実施形態では、この音圧比の差を用いて、収録音声における装着者自身の発話音声と他者の発話音声とを識別する。なお、図4に示した例では、距離Lb1、Lb2を60cmとしたが、ここでは音圧Gb1と音圧Gb2とがほぼ等しくなることに意味があり、距離Lb1、Lb2は図示の値に限定されない。
図4を参照して説明したように、装着者自身の発話音声に関して、第2マイクロフォン12の音圧Ga2は、第1マイクロフォン11の音圧Ga1の数倍(例えば4倍程度)である。また、他者の発話音声に関して、第2マイクロフォン12の音圧Gb2は、第1マイクロフォン11の音圧Gb1とほぼ等しい(1倍程度)。そこで、本実施形態では、第2マイクロフォン12の音圧と第1マイクロフォン11の音圧との比に閾値を設定する。そして、音圧比が閾値よりも大きい音声は装着者自身の発話音声と判断し、音圧比が閾値よりも小さい音声は他者の発話音声と判断する。図5に示す例では、閾値を2とし、音圧比Ga2/Ga1は閾値2を超えるので装着者自身の発話音声と判断され、音圧比Gb2/Gb1は閾値2よりも小さいので他者の発話音声と判断されている。
図6は、本実施形態における端末装置10の動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、端末装置10のマイクロフォン11、12が音声を取得すると、各マイクロフォン11、12から取得音声に応じた電気信号(音声信号)が第1増幅器13および第2増幅器14へ送られる(ステップ601)。第1増幅器13および第2増幅器14は、マイクロフォン11、12からの音声信号を取得すると、信号を増幅して音声解析部15へ送る(ステップ602)。
本実施形態のシステムでは、複数の端末装置10により上記のようにして得られた発話に関する情報(以下、発話情報)がホスト装置20に集められる。ホスト装置20は、複数の端末装置10から得られた情報を用いて、システムの利用目的や利用態様等に応じて種々の解析を行う。以下、複数の装着者のコミュニケーションに関する情報を取得するシステムとして本実施形態を用いる例を説明する。
図7に示すように、端末装置10をそれぞれ装着した二人の装着者A、装着者Bが会話している場合を考える。このとき、装着者Aの端末装置10Aにおいて装着者の発話として認識される音声は、装着者Bの端末装置10Bでは他者の発話として認識される。反対に、端末装置10Bにおいて装着者の発話として認識される音声は、端末装置10Aでは他者の発話として認識される。
本適用例において、ホスト装置20は、端末装置10から取得した発話情報のうち、会話を行っている装着者の端末装置10からの発話情報(以下、会話情報)を検出する会話情報検出部201と、検出された会話情報を解析する会話情報解析部202とを備える。この会話情報検出部201および会話情報解析部202は、データ解析部23の機能として実現される。
傾聴度=(他者の発話時間)÷(装着者自身の発話時間)
この評価基準は、同一の会話に係る会話情報であっても、各会話参加者の端末装置10から取得した発話情報ごとに異なるものとなる。
Claims (13)
- 使用者に装着される提げ紐に設けられた第1音声取得手段と、
前記提げ紐に設けられた第2音声取得手段であって、当該提げ紐を首に掛けたときに、前記使用者の口から当該第2音声取得手段までの音波伝搬経路の距離が、当該使用者の口から前記第1音声取得手段までの音波伝搬経路の距離より小さく、かつ当該第2音声取得手段と当該第1音声取得手段との間の距離以下となる位置に設けられる第2音声取得手段と、を備え、
前記使用者の口と前記第1音声取得手段と前記第2音声取得手段との間の距離関係から得られる結果を用いて、当該第1音声取得手段により取得される音声の音圧と当該第2音声取得手段により取得される音声の音圧との音圧比から、当該使用者の発生音声か当該使用者以外の他音源からの音声かを識別することを特徴とする、音声解析装置。 - 前記提げ紐は、筒状の構造を有し、
当該提げ紐に設けられた前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段は、当該提げ紐の内部に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の音声解析装置。 - 前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段は、前記使用者の口から当該第1音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La1)と当該使用者の口から当該第2音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La2)が、
La1≒1.5×La2〜4×La2
となる距離関係で設けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の音声解析装置。 - 前記第1音声取得手段により取得された音声の音圧(G1)と前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧(G2)とが、
G2/G1<2
となる場合は、取得された音声を前記他音源からの音声と識別することを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の音声解析装置。 - 使用者の口からの音波伝搬経路の距離が相異なる位置となるように配置される第1音声取得手段および第2音声取得手段と、
前記第1音声取得手段により取得された音声の音圧と前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧との音圧比に基づき、当該第1音声取得手段および当該第2音声取得手段により取得された音声が当該第1音声取得手段および当該第2音声取得手段の使用者の発話音声か、当該使用者以外の他音源からの音声かを識別する識別部と、を備え、
前記第2音声取得手段は、前記使用者の口との間の距離が前記第1音声取得手段との間の距離以下となる位置に設けられることを特徴とする、音声解析装置。 - 前記識別部は、前記第1音声取得手段により取得された音声の音声信号および前記第2音声取得手段により取得された音声の音声信号に対してフィルタリング処理を行い、取得音声から雑音を除去した後に前記音圧の比較を行うことを特徴とする、請求項5に記載の音声解析装置。
- 前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段は、前記使用者の口から当該第1音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La1)と当該使用者の口から当該第2音声取得手段までの音波伝搬経路の距離(La2)が、
La1≒1.5×La2〜4×La2
となる距離関係で設けられていることを特徴とする、請求項5または請求項6に記載の音声解析装置。 - 前記第1音声取得手段により取得された音声の音圧(G1)と前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧(G2)とが、
G2/G1<2
となる場合は、取得された音声を前記他音源からの音声と識別することを特徴とする、請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の音声解析装置。 - 使用者に装着される端末装置と、
前記端末装置から情報を取得するホスト装置とを備え、
前記端末装置は、
第1音声取得手段と、
前記使用者の口からの音波伝搬経路の距離が前記第1音声取得手段とは異なり、当該使用者の口との間の距離が前記第1音声取得手段との間の距離以下となる位置に設けられた第2音声取得手段と、
前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段により取得された音声の音圧比に関して、前記使用者の口と前記第1音声取得手段との間の距離、当該使用者の口と前記第2音声取得手段との間の距離、前記使用者以外の他音源と当該第1音声取得手段との間の距離、および、当該他音源と当該第2音声取得手段との間の距離の距離関係から得られる結果を用いて、当該第1音声取得手段および当該第2音声取得手段により取得された音声が前記端末装置を装着した使用者の発話音声か当該他音源からの音声かを識別する識別部と、
前記識別部による識別結果を含む前記第1音声取得手段および前記第2音声取得手段により取得された音声信号に関する情報である発話情報を前記ホスト装置へ送信する送信部とを備え、
前記ホスト装置は、
複数の前記端末装置から送信された前記発話情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記発話情報を当該発話情報を送信した前記端末装置ごとに蓄積する蓄積部と、
前記蓄積部に蓄積された前記発話情報を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする、音声解析システム。 - 前記解析部は、前記解析の一つとして、複数の前記端末装置から取得された前記発話情報を比較し、当該発話情報に含まれる発話に関する時間情報に基づいて、特定の会話に参加している前記使用者の発話情報を識別することを特徴とする、請求項9に記載の音声解析システム。
- 前記解析部は、会話が行われている間における発話者の交代回数と、発話者が交代するまでの時間のばらつきとによって表される対話度により、会話の特徴を抽出することを特徴とする、請求項9または請求項10に記載の音声解析システム。
- 前記解析部は、前記発話情報における会話参加者ごとの自身の発話時間と他者の発話時間との比率によって表される傾聴度により、会話の特徴を抽出することを特徴とする、請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の音声解析システム。
- 前記解析部は、前記発話情報全体に対する、会話参加者の誰も発言していない時間の比率によって表される会話活性度により、会話の特徴を抽出することを特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれかに記載の音声解析システム。
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