JP2016225699A - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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貴博 南
吉彦 新井
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吉彦 新井
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明 結城
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康英 佐藤
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Abstract

【課題】自動採点時等において、答案用紙に対する解答内容の正誤を示す正誤マークの大きさを適切なものとすることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】各設問に対して設問内容が記載された設問領域Q及び設問領域Qに隣接して解答内容が記載された解答領域Aを有する答案用紙の答案画像データを取得する画像データ取得部17と、取得した答案用紙の答案画像データから設問領域Q及び解答領域Aを認識する領域認識部21と、認識された解答領域A内の解答内容に対して正誤を判断する正誤判断部23と、各設問に対する正誤を示す正誤マークMKを付するためのマーク領域Mを、各設問の設問領域Q及び解答領域Aを含み、且つ前後の設問のマーク領域Mと重ならない範囲で設定するマーク領域設定部25と、各設問のマーク領域Mの範囲内で正誤マークMKの大きさを設定するマークサイズ部27とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、答案用紙の自動採点等の際に、各設問の正誤を示すマークを印刷可能な画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
答案用紙の自動採点技術としては、例えば特許文献1のように画像形成装置であるデジタル複写機を用いたものがある。
特許文献1のデジタル複写機は、答案用紙をスキャナーによって読み取り、読み取った答案用紙から解答欄内の文字を認識し、認識した文字に対する解答の正誤を判断して採点を行う。
採点結果は、読み取られた答案用紙のデータ上で点数や解答欄の文字に対する正誤マークが描画され、採点後の答案用紙は、点数や正誤マークが付された状態で印刷出力することができる。
しかし、特許文献1では、正誤マークを解答欄の文字に対して付するため、マークの大きさが文字の大きさや解答欄の大きさに依存して必ずしも適切なものとはならないという問題がある。
特開平8−186672号公報
本発明が解決しようとする問題点は、自動採点時等に答案用紙に解答内容の正誤を示す正誤マークの大きさが適切なものとはならない点である。
本発明は、各設問に対して設問内容が記載された設問領域及び前記設問領域に隣接して解答内容が記載された解答領域を有する答案用紙の答案画像データを取得する答案画像データ取得部と、前記取得した答案画像データから前記設問領域及び解答領域を認識する領域認識部と、前記認識された解答領域内の解答内容に対して正誤を判断する正誤判断部と、前記各設問に対する前記正誤を示す正誤マークを付するためのマーク領域を、前記各設問の設問領域及び解答領域を含み、且つ前後の設問のマーク領域と重ならない範囲で設定するマーク領域設定部と、前記各設問の前記マーク領域の範囲内で前記正誤マークの大きさを設定するマークサイズ部とを備える画像形成装置を最も主な特徴とする。
本発明によれば、自動採点時等において、各設問の解答領域だけでなく設問領域をも利用して、正誤マークの大きさを適切なものとすることができる。
本発明の一実施例に係る画像形成装置を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の画像認識部の詳細を正誤描画部と共に示すブロック図である。 模範答案用紙の一部を示す説明図である。 答案用紙の一部を示す説明図である。 大きさを設定するための正誤マークを示す概念図である。 図1の画像形成装置による正誤マーク印刷処理の流れを示すフローチャートである。
自動採点時等において、答案用紙に対する解答内容の正誤を示す正誤マークの大きさを適切なものとするために、各設問に対する正誤マークを付するためのマーク領域を各設問の設問領域及び解答領域を含み、且つ前後の設問のマーク領域と重ならない範囲で設定し、各設問のマーク領域内で正誤マークの大きさを設定することにより実現した。
[画像形成装置の構成]
図1は、本発明の一実施例に係る画像形成装置を示すブロック図である。
画像形成装置1は、例えばデジタル複合機等であり、スキャナー3、画像認識部5、正誤描画部7、給紙部9、印刷部11、制御部13、及び記憶部15等を備える。
スキャナー3は、用紙上の原稿画像を読み取って画像データを生成する装置である。なお、スキャナー3は、画像形成装置1に一体的に設けられているが、画像形成装置1とは分離して設けられてもよい。
本実施例のスキャナー3は、模範答案用紙及び答案者毎の答案用紙を読み取って、それぞれ模範答案画像データ及び答案画像データを生成可能とする。
画像認識部5は、プログラムを実行して機能を実現するコンピューターとしての処理モジュールであり、模範答案用紙の模範答案画像データから各設問の設問領域、解答領域、及び模範解答を認識する。また、画像認識部5は、答案用紙の答案画像データから解答領域を認識し、解答領域内の解答内容の正誤を判断する。画像認識部5の詳細については後述する。
正誤描画部7は、プログラムを実行して機能を実現するコンピューターとしての処理モジュールであり、各設問に対して正誤を示す正誤マークを答案用紙上に印刷するための描画データを生成する。正誤描画部7の詳細については後述する。
給紙部9は、例えば給紙カセットや手差しトレーであり、セットされた用紙を印刷部11へ給紙する。本実施例の給紙部9は、答案用紙をセットして印刷部11へ給紙可能とする。
印刷部11は、画像データに基づいて給紙部9から給紙された用紙上に画像を印刷する印刷エンジン等である。本実施例の印刷部11は、答案用紙が給紙された場合に、答案用紙上に正誤マークを印刷する。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置であり、プログラムを実行して画像形成装置1の各部を制御する。
記憶部15は、処理に必要なデータやプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)等を含む記憶装置である。
図2は、図1の画像形成装置1の画像認識部5の詳細を正誤描画部7と共に示すブロック図である。
画像認識部5は、プログラムを実行することにより、画像データ取得部17、領域認識部21、正誤判断部23、マーク領域設定部25、マークサイズ部27として機能する。
画像データ取得部17は、模範答案画像データ取得部として模範答案画像データ取得機能を実現し、スキャナー3での模範答案用紙の読み取りによって生成された模範答案画像データを取得する。また、画像データ取得部17は、答案画像データ取得部として答案画像データ取得機能を実現し、スキャナー3での答案用紙の読み取りによって生成された答案画像データを取得する。
領域認識部21は、領域認識機能を実現し、模範答案画像データから各設問の設問領域、解答領域、及び模範解答を認識し、答案画像データから各設問の設問領域、解答領域、及び解答内容を認識する。なお、設問領域は、設問内容が記載された領域であり、解答領域は、設問領域に隣接して模範解答又は解答内容が記載された領域である。なお、各設問の設問領域と解答領域とは、隣接関係にあればよい。本実施例の各設問の設問領域と解答領域とは、後述する設問連続方向に隣接しているが、設問連続方向に対して交差する方向に隣接してもよい。
模範答案画像データから設問領域、解答領域、及び模範解答を認識する場合は、領域認識部21が模範答案画像データのレイアウト解析を行う。
図3は、模範答案用紙の一部を示す説明図である。
模範答案画像データから設問領域Qを認識する際は、模範答案画像データのレイアウト解析により、設問特有のパターン(設問パターン)を認識する。
例えば、レイアウト解析では、OCR(optical character recognition)やICR(intelligent character recognition)等の文字認識技術が利用され、模範答案画像データから設問に必ず含まれる文字(設問文字)や設問を構成する文字の配列によるパターン(設問配列パターン)を設問パターンとして認識する。
設問文字は、本実施例において「問」、「1」、「2」、「(1)」、「(2)」等の設問を意味する漢字や数字である。設問文字は、事前に記憶部15内に記憶しておくことで、レイアウト解析時に使用することが可能である。
設問配列パターンは、例えば模範答案用紙全体から判断して、設問を構成する文字列が相対的に用紙の左端側へずれた位置から始まる等、特定のパターンである。
認識される模範答案用紙の設問領域Qは、設問文字や設問配列パターンに応じた位置から始まる一群の文字列である。認識された設問領域Qの位置及び範囲等の設問領域情報は、領域認識部21によって記憶部15内に記憶される。
模範答案画像データから解答領域Aを認識する際は、設問領域Qと同様に、模範答案画像データのレイアウト解析により、解答特有のパターン(解答パターン)を認識する。
解答パターンの認識は、解答タイプに応じたものとなる。例えば、解答タイプは、選択肢にマークを記入するタイプ(図3の例)の他、選択肢に付随するチェック欄にチェックを記入するタイプ、解答欄に選択肢を示す文字(選択肢文字)を記入するタイプ、選択肢を有さずに空欄に文章を記入するタイプ等がある。
選択肢にマークを記入する解答タイプの場合は、選択肢に必ず含まれる文字(例えば、選択肢文字)や選択肢を構成する文字の配列によるパターン(選択肢配列パターン)を解答パターンとして認識する。
選択肢文字は、設問文字とは異なる文字の種別であり、例えば本実施例において「ア」、「イ」、「ウ」、「イ」、「ロ」、「ハ」、「A」、「B」、「C」等の選択肢を意味する仮名やアルファベットである。選択肢文字は、事前に記憶部15内に記憶しておくことで、レイアウト解析時に使用することが可能である。
選択肢配列パターンは、例えば模範答案用紙全体から判断して、「ア」、「イ」、「ウ」等の選択肢文字から始まる複数行の選択肢の文字列が相対的に用紙の右端側へずれた位置から始まる、或は同行に複数の選択肢が存在する場合に選択肢文字の直前に空白が存在する等、特定のパターンである。
選択肢にマークを記入する場合に認識される解答領域Aは、選択肢文字や選択肢配列パターンに応じた位置から始まる一群の文字列である。選択肢にマークを記入する場合は、選択肢パターン文字自体にマークを記入する場合の他、選択肢パターン文字から始まる文字列中にマークを記入する場合があるためである。
一方、解答タイプが選択肢に付随するチェック欄にチェックを記入するタイプや解答欄に選択肢を示す文字を記入するタイプの場合は、選択肢近辺に位置するチェック欄、「()」や「_」等の解答欄が解答領域Aとなる。この場合、選択肢自体は、設問領域Qとして認識される。
解答タイプが空欄に文章を記入するタイプの場合は、設問領域Qと次に続く設問の設問領域Qとの間を解答領域Aと認識することができる。
いずれの解答タイプの場合でも、認識された模範答案用紙の解答領域Aの位置及び範囲等の解答領域情報は、領域認識部21によって記憶部15内に記憶される。
模範答案用紙の解答領域A内の模範解答、例えばマークやチェックの位置或は選択肢文字若しくは文字列は、模範解答情報として領域認識部21により記憶部15内に記憶される。
図4は、答案用紙の一部を示す説明図である。なお、図4では、答案用紙上に正誤マークMKが付された状態を示している。
答案画像データからの設問領域Q及び解答領域Aの認識は、模範答案用紙の場合と同様に答案画像データをレイアウト解析し、或は模範答案用紙の設問領域情報及び解答領域情報とのマッチングにより、行うことができる。答案画像データの設問領域Qの設問領域情報及び解答領域Aの解答領域情報並びに解答領域A内の解答内容情報は、領域認識部21により記憶部15内に記憶される。解答内容情報は、解答領域A内に記載されているマークやチェックの位置或は選択肢文字若しくは文字列等である。
正誤判断部23は、正誤判断機能を実現し、答案画像データから認識された解答領域A内の解答内容に対し、記憶部15内の解答内容情報及び模範解答情報に基づいて正誤を判断する。判断された正誤情報は、正誤判断部23が記憶部15内に記憶する。
マーク領域設定部25は、マーク領域設定機能を実現し、答案用紙上に各設問に対する正誤を示す正誤マークを付するためのマーク領域Mを設定する。マーク領域Mは、各設問の設問領域Q及び解答領域Aを含み、且つ前後の設問のマーク領域Mと重ならない範囲で設定される。
本実施例のマーク領域設定部25は、設問領域Q及び解答領域Aを含む第1矩形領域R1をマーク領域Mとして設定する。
第1矩形領域R1は、図4のように設問連続方向Dにおいて短辺を有する場合、前後の設問のマーク領域M(第1矩形領域R1)と重ならない限り、短辺のサイズを調整することが可能である。
例えば、第1矩形領域R1の短辺が、特定の閾値以下となる程度に短い場合は、第1矩形領域R1の短辺が設問領域Q及び解答領域Aのみの設問連続方向Dの寸法に対して長くなるように調整する(例えば図4のマーク領域M1)。具体的には、マーク領域設定部25は、第1矩形領域R1の短辺が設問領域Q及び解答領域Aのみの設問連続方向Dの寸法に対して、特定の長さ(例えば、1〜10mmの間で設定される特定の値)または特定の率(例えば、1〜10%の間で設定される特定の値)だけ長くなるように調整することができる。逆に、第1矩形領域R1の短辺が、特定の閾値を上回る程度に長い場合は、第1矩形領域R1の短辺を設問領域Q及び解答領域Aのみの設問連続方向Dの寸法とするように調整する(例えば図4のマーク領域M2)。特定の閾値は、特定の長さ(例えば、10〜30mmの間で設定される特定の値)又は特定の行数(例えば、2〜5行の間で設定される特定の値)とすることができる。
なお、第1矩形領域R1は、図4のように設問連続方向Dにおいて長辺を有する場合、特定の閾値との比較を行うことなく、第1矩形領域R1の長辺を設問領域Q及び解答領域Aのみの設問連続方向Dの寸法とするように調整する。
マーク領域Mの位置及び大きさ等のマーク領域情報は、マーク領域設定部25により記憶部15内に記憶される。
マークサイズ部27は、マークサイズ機能を実現し、各設問のマーク領域Mの範囲内で正誤マークMKの大きさを設定する。なお、正誤マークMKは、「○」や「▲レ▼」等のベクター形式又はラスター形式の元画像データを拡大又は縮小して得られる。また、正誤マークMKは、正答と誤答とを区別できれば、「○」や「▲レ▼」に限定されるものではない。本実施例のマークサイズ部27は、正誤マークMKの大きさがマーク領域M内での最大となるように、正誤マークMKの大きさを設定する。
図5は、大きさを設定するための正誤マークMKを示す概念図である。本実施例では、正誤マークMKに対して正誤マークMKの最大幅W及び最大高さHによって定義される第2矩形領域R2が、図4のマーク領域Mの第1矩形領域R1内で最大となる大きさに設定される。このとき、正誤マークMKは、マーク領域Mの中央に位置させる。詳細には、第2の矩形領域R2は、マーク領域Mの中央に位置させる。正誤マークMKの大きさ及び位置のマーク設定情報は、マークサイズ部27により記憶部15内に記憶される。
正誤描画部7は、正誤描画機能を実現し、答案用紙に対する正誤マークMKの印刷実行指示に応じ、記憶部15内の正誤マークMKの大きさ及び位置のマーク設定情報並びに正誤マークMKに基づき、正誤マークMKを印刷するための描画データを生成する。こうして生成した描画データに基づき、印刷部11は、給紙部9から給紙された答案用紙上に正誤マークMKを印刷させる。
[正誤マーク印刷処理]
図6は、図1の画像形成装置1による正誤マーク印刷処理の流れを示すフローチャートである。
本実施例の正誤マーク印刷処理では、まず、正誤マークを印刷するためのモード、例えば自動採点モードに画像形成装置1を設定しておくことで開始される。
ステップS1では、「模範答案用紙を読み取ったか?」の判断が実行される。ここでは、ユーザーがスキャナー3に模範答案用紙をセットして読取の実行指示を入力すると、画像形成装置1がスキャナー3により模範答案用紙を読み取って模範答案画像データを生成する。生成された模範答案画像データは、画像データ取得部17により取得される。従って、画像データ取得部17は、模範答案画像データを取得したか否かを判断する。
画像データ取得部17が模範答案画像データを取得した場合はステップS2へ移行し(YES)、画像データ取得部17が模範答案画像データを取得しない限りステップS1の判断を繰り返す(NO)。
ステップS2では、「模範答案画像データからの設問領域、解答領域、及び模範解答の認識」が実行される。すなわち、領域認識部21は、ステップS1で取得した模範答案画像データのレイアウト解析を行い、例えば図3のような各設問の設問領域Q及び解答領域Aの位置及び範囲並びに何が正解であるかを示す模範解答を認識する。
認識された設問領域Q及び解答領域Aの位置及び範囲並びに模範解答内容は、それぞれ設問領域情報、解答領域情報、及び模範解答情報として領域認識部21により記憶部15に記憶される。こうしてステップS2が完了すると、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、「答案用紙を読み取ったか?」の判断が実行される。ここでは、ステップS1と同様にして、ユーザーによる答案用紙の読取の実行指示に応じて、スキャナー3で答案用紙を読み取ったか否かが判断される。すなわち、画像データ取得部17は、スキャナー3で読み取られた答案用紙の答案画像データを取得したか否かを判断する。
画像データ取得部17が答案画像データを取得した場合はステップS4へ移行し(YES)、画像データ取得部17が答案画像データを取得しない限りステップS3の判断を繰り返す(NO)。
ステップS4では、「答案画像データからの設問領域、解答領域、及び解答内容の認識」が実行される。すなわち、領域認識部21は、例えばステップS2と同様にして答案画像データのレイアウト解析を行い、図4のような各設問の設問領域Q及び解答領域Aの位置及び範囲並びに解答領域A内の解答内容を認識する。
認識された設問領域Qの及び解答領域Aの位置及び範囲並びに解答内容は、それぞれ設問領域情報、解答領域情報、及び解答内容情報として領域認識部21により記憶部15に記憶される。
次いで、ステップS5では、「解答内容の正誤判断」が実行される。すなわち、正誤判断部23は、記憶部15内の模範解答情報及び解答内容情報に基づいて、答案用紙の全ての設問に対する解答内容の正誤を判断する。判断された正誤情報は、正誤判断部23が記憶部15に記憶する。こうしてステップS5が完了すると、ステップS6へ移行する。
ステップS6では、「正誤マークの大きさ及び位置の設定」が実行される。すなわち、マークサイズ部27は、記憶部15内の正誤情報に基づく各設問に対する正誤マークMKを、図4のように答案用紙の各設問の設問領域Q及び解答領域Aを含む第1矩形領域R1内で最大となる大きさに設定する。
このとき、正誤マークMKの位置は、上記のようにマーク領域Mの中央に設定されるが、設定された大きさを維持する限り、マーク領域M内で適宜変更することが可能である。正誤マークMKは、正答を示す位置に配置してもよい。
正誤マークMKの大きさ及び位置のマーク設定情報は、マークサイズ部27が記憶部15内に記憶する。こうしてステップS6が完了すると、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、「正誤マークの印刷実行指示を受け付けたか?」の判断が実行される。ここでは、ユーザーが給紙部9に答案用紙をセットして正誤マークMKの印刷実行指示を入力したか否かが判断される。なお、本実施例では、答案用紙自体に正誤マークMKを印刷する。
正誤マークの印刷実行指示を受け付けた場合はステップS8へ移行し(YES)、その印刷実行指示を受け付けない限りはステップS7の判断を繰り返す(NO)。
ステップS8では、「正誤マークの描画データ生成」が実行される。すなわち、正誤描画部7は、ステップS7での印刷実行指示に応じて、記憶部15内のマーク設定情報並びに正誤マークMKに基づいて、正誤マークMKを印刷するための描画データを生成する。こうしてステップS8が完了すると、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、「正誤マークの印刷」が実行される。すなわち、正誤描画部7は、ステップS8で生成した描画データに基づいて、給紙部9から給紙された答案用紙上に図4のように正誤マークMKを印刷部11により印刷させる。こうしてマーク付き答案用紙を得ることができる。
なお、答案用紙が複数存在する場合は、ステップS3〜S6において、複数の答案用紙を連続的に読み込んで各答案用紙に対する正誤マークMKの大きさ及び位置の設定を連続的に行わせればよい。この場合、正誤マークMKの印刷は、読み込んだ順に連続的に給紙されるようにしておけば、各答案用紙に正誤マークMKを印刷することが可能である。
また、本実施例では、答案用紙自体に正誤マークMKを印刷する場合について説明したが、ステップS3で読み取った答案用紙の答案用紙画像データ上でステップS8のように正誤マークMKを描画した描画データを生成し、それに基づいて正誤マークMKが付された答案用紙を白紙の用紙に印刷してもよい。
また、本実施例では、正誤マークMKのみを印刷する例について説明したが、自動採点による点数を併せて印刷することも可能である。この場合は、採点テーブルを記憶部15内に記憶しておくことで、正誤情報に基づく採点が可能となる。採点による点数の印刷時には、正誤マークMKと点数とで描画データを構成させればよい。
[実施例の効果]
以上説明したように、本実施例の画像形成装置1は、各設問に対して設問内容が記載された設問領域Q及び設問領域Qに隣接して解答内容が記載された解答領域Aを有する答案用紙の答案画像データを取得する画像データ取得部17と、取得した答案画像データから設問領域Q及び解答領域Aを認識する領域認識部21と、認識された解答領域A内の解答内容に対して正誤を判断する正誤判断部23と、各設問に対する正誤を示す正誤マークMKを付するためのマーク領域Mを、各設問の設問領域Q及び解答領域Aを含み、且つ前後の設問のマーク領域Mと重ならない範囲で設定するマーク領域設定部25と、各設問のマーク領域Mの範囲内で正誤マークMKの大きさを設定するマークサイズ部27とを備える。
従って、本実施例の画像形成装置1では、自動採点時等において、各設問の解答領域Aだけでなく設問領域Qをも利用して、各設問のマーク領域Mの大きさの相違に対応しつつ、正誤マークMKの大きさを適切なものとすることができる。
このように、採点者であるユーザーは、正誤マークを手書きで答案用紙に付する必要がなく、採点ミスを無くすこともできる。結果として、採点者は、答案用紙にコメントやアドバイスを記入する等、答案者とのコミュニケーションに集中できる。
また、本実施例では、マーク領域設定部25が、設問領域Q及び解答領域Aを含む第1矩形領域R1をマーク領域Mとして設定し、マークサイズ部27が、正誤マークMKの最大幅Wと最大高さHとで定義される第2矩形領域R2の大きさを、マーク領域Mの第1矩形領域R1の範囲内で設定する。
従って、本実施例では、正誤マークMKがマーク領域M内で最大となるようにして、容易に正誤マークMKの大きさを設定することができる。
また、本実施例では、マークサイズ部27で設定された正誤マークMKの大きさに基づいて、実際の答案用紙上に正誤マークMKを印刷する印刷部11を備えるので、用紙の無駄をなくして採点者側の低コスト化を図ることができる。
1 画像形成装置
11 印刷部
17 模範答案画像データ取得部
19 答案画像データ取得部
21 領域認識部
23 正誤判断部
25 マーク領域設定部
27 マークサイズ部
A 解答領域
M マーク領域
MK 正誤マーク
Q 設問領域
R1 第1矩形領域
R2 第2矩形領域

Claims (4)

  1. 各設問に対して設問内容が記載された設問領域及び前記設問領域に隣接して解答内容が記載された解答領域を有する答案用紙の答案画像データを取得する答案画像データ取得部と、
    前記取得した答案画像データから前記設問領域及び解答領域を認識する領域認識部と、
    前記認識された解答領域内の解答内容に対して正誤を判断する正誤判断部と、
    前記各設問に対する前記正誤を示す正誤マークを付するためのマーク領域を、前記各設問の設問領域及び解答領域を含み、且つ前後の設問のマーク領域と重ならない範囲で設定するマーク領域設定部と、
    前記各設問の前記マーク領域の範囲内で前記正誤マークの大きさを設定するマークサイズ部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記マーク領域設定部は、前記設問領域及び前記解答領域を含む第1矩形領域を前記マーク領域として設定し、
    前記マークサイズ部は、前記正誤マークの最大幅と最大高さとで定義される第2矩形領域の大きさを、前記マーク領域の第1矩形領域の範囲内で設定する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記マークサイズ部で設定された前記正誤マークの大きさに基づいて前記答案用紙上に前記正誤マークを印刷する印刷部を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 各設問に対して設問内容が記載された設問領域及び前記設問領域に隣接して解答内容が記載された解答領域を有する答案用紙の答案画像データを取得する答案画像データ取得機能と、
    前記取得した答案画像データから前記設問領域及び解答領域を認識する領域認識機能と、
    前記認識された解答領域内の解答内容に対して正誤を判断する正誤判断機能と、
    前記各設問に対する前記正誤を示す正誤マークを付するためのマーク領域を、前記各設問の設問領域及び解答領域を含み、且つ前後の設問のマーク領域と重ならない範囲で設定するマーク領域設定機能と、
    前記各設問の前記マーク領域の範囲内で前記正誤マークの大きさを設定するマークサイズ機能と、
    をコンピューターに実現させることを特徴とする画像形成プログラム。
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