JP2016224697A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】給紙トレイに応じて使用可能な紙種を容易に選択可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理装置であって、紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手段と、判定手段により紙種データが禁則に該当すると判定された場合、紙種データに、禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手段と、使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種に、指定された給紙トレイで紙種が使用できないことを示す表示部品を紐付けた紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手段とを有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
プロダクションプリンタ等の画像形成装置で使用される用紙の紙種には、用紙サイズや坪量、厚み、色、光沢等の様々な属性がある。このような紙種の各属性の値をユーザが設定して、紙種管理データベースやペーパーカタログに登録する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、画像形成装置で印刷を実行する際に、複数の設定項目間において設定値の組み合わせが両立しない禁則が存在する場合にも、ユーザが設定値を設定することができる技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
プロダクションプリンティングの分野においては、顧客からの詳細な紙種の指定に応えるために、数十から数百にわたる多くの紙種を紙種管理データベースに登録している。ユーザは、紙種管理データベースから所望の紙種を選択することで、給紙トレイで使用する用紙を決定することができる。
従来の技術においては、紙種管理データベースに登録された多くの紙種から給紙トレイで使用可能な紙種を選択することが困難な場合があった。すなわち、給紙トレイには、用紙サイズや坪量、厚み等の属性の値に応じて、組み合わせが両立しない禁則に該当する紙種が存在するが、ユーザは、紙種管理データベースに登録された多くの紙種のいずれが禁則に該当するのかを判断することが困難であった。
開示の技術は、給紙トレイに応じて使用可能な紙種を容易に選択することを目的とする。
開示の技術は、給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理装置であって、前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記紙種データが前記禁則に該当すると判定された場合、前記紙種データに、前記禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手段と、前記使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種に、指定された前記給紙トレイで前記紙種が使用できないことを示す表示部品を紐付けた紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手段とを有する。
給紙トレイに応じて使用可能な紙種を容易に選択できる。
第一の実施形態の印刷システムの一例を示す図である。 第一の実施形態の端末装置及び印刷装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の印刷システムの一例の機能構成を示す図である。 紙種データDBの一例を示す図である。 禁則データDBの一例を示す図である。 禁則種別データDBの一例を示す図である。 第一の実施形態の紙種一覧画面の表示処理を説明する一例のフローチャートである。 検索結果データの一例を示す図である。 紙種の一覧画面の一例を示す図である。 第一の実施形態の禁則対応付け処理を説明する一例のフローチャートである。 詳細禁則データの一例を示す図である。 第一の実施形態の紙種の詳細画面の表示処理を説明する一例のフローチャートである。 紙種の詳細画面の一例を示す図である。 第二の実施形態の印刷システムの一例を示す図である。 第三の実施形態の印刷システムの一例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の印刷システムの一例を示す図である。
本実施形態の印刷システム1は、端末装置10及び印刷装置20を有する。また、端末装置10及び印刷装置20は、LAN(Local Area Network)等のネットワークNを介して、無線又は有線により通信可能に接続されている。
本実施形態の端末装置10は、ユーザが操作するPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末等である。端末装置10には、ユーザの操作に応じて、印刷装置20の給紙トレイに紙種を割り当てるための紙種の一覧画面が表示される。したがって、ユーザは、端末装置10を操作して、表示された紙種の一覧から所望の紙種を選択することで、給紙トレイに割り当てる用紙の紙種を決定することができる。
また、端末装置10には、ユーザが印刷装置20の給紙トレイに割り当てる用紙の紙種を選択する際に、当該給紙トレイで使用することができない紙種には所定の表示部品が対応付けて表示される。これにより、ユーザは、当該給紙トレイで使用することができない紙種を知ることができ、当該給紙トレイで使用することができる紙種を容易に選択することができる。
本実施形態の印刷装置20は、例えばプロダクションプリンティング等の分野で用いられるプリンタや複合機等の画像形成装置である。印刷装置20は、ユーザにより登録された紙種に関するデータ(紙種データ)を管理する紙種管理データベース(以降、データベースを「DB」と表す。)を有している。
ここで、紙種データには、用紙サイズや坪量、カラー(色)、用紙種類等の属性に関する情報(属性情報)が含まれる。
印刷装置20は、給紙トレイに対して使用する用紙の紙種を割り当てる際に、紙種管理データベースに含まれる紙種データに基づいて、紙種の一覧を端末装置10に表示させる。このとき、印刷装置20は、紙種の割り当て対象の給紙トレイで使用することができない紙種には、所定の表示部品を対応付けて表示させる。
また、印刷装置20は、端末装置10からの要求に応じて、予め給紙トレイに割り当てられた紙種の用紙を使用して、印刷を行う。
なお、本実施形態の印刷システム1では、端末装置10を有するものとしたが、これに限定されない。印刷システム1は、端末装置10を有しない構成であっても良い。
次に、本実施形態の端末装置10及び印刷装置20のハードウェア構成について説明する。図2は、第一の実施形態の端末装置及び印刷装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2(a)に示すように、端末装置10は、入力装置11、表示装置12、外部I/F13、RAM(Random Access Memory)14、ROM(Read Only Memory)15、CPU(Central Processing Unit)16、通信装置17、及び記憶装置18を有する。これら各ハードウェア構成は、バスB1により相互に接続されている。
入力装置11は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、端末装置10に各種信号を入力するのに用いられる。表示装置12は、ディスプレイ等を含み、各種の処理結果を表示する。特に、表示装置12は、印刷装置20の給紙トレイに紙種を割り当てるための紙種の一覧画面を表示する。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等の記録媒体がある。端末装置10は、外部I/F13を介して記録媒体の読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
RAM14は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM15は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU16は、例えば記憶装置18やROM15等からプログラムやデータをRAM14上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
通信装置17は、端末装置10をネットワークNに接続するためのインタフェースである。端末装置10は、通信装置17を介して、印刷装置20に対して給紙トレイの紙種の割り当て要求や印刷ジョブの実行要求等を送信することができる。
記憶装置18は、プログラムやデータを格納しているHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性のメモリである。記憶装置18に格納されるプログラムやデータには、端末装置10の全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やOS上で動作する各種アプリケーションプログラムがある。
本実施形態の端末装置10は、上記ハードウェア構成により後述する各種処理を実現することができる。
図2(b)に示すように、印刷装置20は、操作パネル21、外部I/F22、RAM23、ROM24、CPU25、通信装置26、記憶装置27、及びプロッタ28を有する。これら各ハードウェア構成は、バスB2により相互に接続されている。
操作パネル21は、各種信号を入力するのに用いられるタッチパネルと、各種の処理結果を表示するディスプレイとを備える。
外部I/F22は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、CDやDVD、SDメモリカード、USBメモリ等の記録媒体がある。印刷装置20は、外部I/F22を介して記録媒体の読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
RAM23は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の半導体メモリである。ROM24は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。CPU25は、例えば記憶装置27やROM24等からプログラムやデータをRAM23上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
通信装置26は、印刷装置20をネットワークNに接続するためのインタフェースである。印刷装置20は、通信装置26を介して、端末装置10から給紙トレイの紙種の割り当て要求や印刷ジョブの実行要求等を受信する。
記憶装置27は、プログラムやデータを格納しているHDDやSSD等の不揮発性のメモリである。記憶装置27に格納されるプログラムやデータには、印刷装置20の全体を制御する基本ソフトウェアであるOSやOS上で動作する各種プログラム、紙種データ等がある。
プロッタ28は、画像形成部を備えており、用紙に出力画像を形成する。出力画像を形成する方式には、例えば、電子写真方式やインクジェット方式等がある。
ここで、図2(b)に示す印刷装置20のハードウェア構成において、点線29で示すハードウェアはコンピュータとして機能する。したがって、印刷装置20は、点線29示すハードウェア構成を有するコンピュータと、操作パネル21及びプロッタ28を有するプリンタとで構成されていても良い。すなわち、印刷装置20は、コンピュータと、プリンタとを含む複数の装置で構成されていても良い。
本実施形態の印刷装置20は、上記ハードウェア構成により後述する各種処理を実現することができる。
次に、本実施形態の印刷システム1の機能構成について説明する。図3は、第一の実施形態の印刷システムの一例の機能構成を示す図である。
本実施形態の端末装置10は、入力部101、表示部102、及び印刷要求部103を有する。これら各部は、端末装置10にインストールされた1以上のプログラムが、CPU16に実行させる処理により実現される。
入力部101は、ユーザによる入力を受け付ける。例えば、入力部101は、紙種を割り当てる印刷装置20の給紙トレイの指定を受け付ける。また、例えば、入力部101は、後述する紙種データDB211から取得する紙種データを検索するための検索キーワードの入力を受け付ける。
表示部102は、印刷装置20から受信したデータ(後述するコンテンツデータ)に基づいて各種画面を表示する。例えば、表示部102は、給紙トレイに紙種を割り当てるための紙種の一覧画面を表示する。また、例えば、表示部102は、紙種の一覧画面において、ユーザの操作に応じて紙種の詳細画面を表示する。ここで、紙種の詳細画面とは、紙種の一覧画面に表示された紙種の詳細な情報を表示するための画面である。
印刷要求部103は、印刷装置20に対して印刷処理を要求する。すなわち、印刷要求部103は、印刷アプリケーション等により作成された印刷ジョブを印刷装置20に送信して、当該印刷ジョブの実行を要求する。なお、印刷アプリケーションとは、例えば、文書作成アプリケーションや画像作成アプリケーション、Webブラウザ等、印刷装置20に対して印刷ジョブの実行を要求することができる各種プログラムである。
本実施形態の印刷装置20は、受付部201、検索部202、禁則対応付け処理部203、コンテンツ作成部208、表示制御部209、及び印刷処理部210を有する。これら各部は、印刷装置20にインストールされた1以上のプログラムが、CPU25に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態の印刷装置20は、紙種データDB211、禁則データDB213、及び禁則種別データDB214を有する。これら各DBは、記憶装置27、又は印刷装置20とネットワークNを介して接続される記憶装置等により実現することができる。
受付部201は、端末装置10から各種の入力を受け付ける。例えば、受付部201は、紙種を割り当てる給紙トレイの指定や紙種データを検索するための検索キーワード等を含む紙種の割り当て要求を受け付ける。また、例えば、受付部201は、印刷ジョブの実行要求を受け付ける。
検索部202は、受付部201が受け付けた検索キーワードに基づいて、紙種データDB211から紙種データを取得する。そして、検索部202は、取得した紙種データから検索結果データ212を作成する。なお、作成された検索結果データ212は、例えば、記憶装置27に格納される。
禁則対応付け処理部203は、後述する禁則データDB213等に基づいて、検索結果データ212に含まれる各紙種データが禁則に該当するか否かを判定して、判定結果に応じて検索結果データ212を更新する。また、禁則対応付け処理部203は、検索結果データ212に含まれる各紙種データの詳細な判定結果を示す詳細禁則データ215を作成する。なお、作成された詳細禁則データ215は、例えば、記憶装置27に格納される。
ここで、禁則対応付け処理部203は、データ取得部204、種別判定部205、禁則判定部206、及びデータ更新部207を有する。これら各部の詳細については後述する。
コンテンツ作成部208は、検索結果データ212や詳細禁則データ215に基づいて、コンテンツデータを作成する。コンテンツデータとは、端末装置10に、紙種の一覧画面等の各種画面を表示させるためのデータである。
表示制御部209は、コンテンツ作成部208により作成されたコンテンツデータを端末装置10に送信し、コンテンツデータに基づく画面を表示させる。
印刷処理部210は、受付部201が受け付けた印刷ジョブの実行要求に基づいて、当該印刷ジョブを実行する。すなわち、印刷処理部210は、印刷ジョブに含まれる印刷データを印刷する処理を行う。
データ取得部204は、検索結果データ212に含まれる紙種データを取得する。また、データ取得部204は、後述する禁則データDB213から禁則データを取得する。
ここで、禁則データとは、給紙トレイ毎に、紙種データに含まれる属性情報の禁則が定義されたデータである。
種別判定部205は、禁則種別データDB214に格納された禁則種別データに基づいて、データ取得部204により取得された禁則データが、給紙に関する禁則か否かを判定する。
禁則判定部206は、種別判定部205により禁則データが給紙に関する禁則であると判定された場合に、データ取得部204により取得された紙種データが、禁則データに定義された禁則に該当するか否かを判定する。
なお、禁則判定部206により紙種データが禁則データに定義された禁則に該当すると判定された場合、当該紙種データに基づく紙種は、割り当て対象の給紙トレイにおいて使用することはできない。このように、本実施形態では、紙種が禁則に該当するか否かを判定することで、当該紙種が給紙トレイで使用可能か否かを判定する。
データ更新部207は。禁則判定部206の判定結果に応じて、検索結果データ212を更新する。すなわち、データ更新部207は、禁則判定部206により紙種データが禁則に該当すると判定された場合、検索結果データ212に含まれる該当する紙種データに対して、割り当て対象の給紙トレイでは使用できないことを示すデータを対応付ける。
また、データ更新部207は、禁則判定部206の判定結果に応じて、詳細禁則データ215を作成又は更新する。すなわち、データ更新部207は、禁則判定部206により紙種データが禁則に該当すると判定された場合、当該紙種データを識別する情報と、該当すると判定された禁則の名称とを対応付ける。
次に、図4乃至図7を参照して、印刷装置20が有する各種DBについて説明する。
図4は、紙種データDBの一例を示す図である。本実施形態の紙種データDB211は、紙種データを格納している。紙種データは、データの項目として、紙種ID、用紙名、用紙サイズ、用紙種類、カラー、坪量、紙送り方向、及び両面印刷を有する。
「紙種ID」は、紙種データを一意に識別する識別情報である。「用紙名」は、ユーザ等により紙種データを紙種データDB211に登録する際に付与される紙種の名称である。
「用紙サイズ」、「用紙種類」、「カラー」、「坪量」、「紙送り方向」、「両面印刷」は、紙種の属性を示す属性情報である。
図4の例では、紙種ID「001」の用紙サイズは「A3(297×420mm)」である。これは、紙種ID「001」の紙種データに基づく紙種の用紙サイズは「A3(297×420mm)」であることを示している。
同様に、紙種ID「001」の坪量は「坪量2」である。これは、紙種ID「001」の紙種データに基づく紙種の坪量は「坪量2」であることを示している。他の項目についても同様である。
このように、紙種データDB211は、ユーザにより登録された複数の紙種データを格納している。なお、図4に示す紙種データDB211に格納される紙種データに含まれる項目は一例であり、例えば、紙種の光沢や厚み等、紙種の属性を示す他の項目が含まれても良い。また、「用紙名」を属性情報に含めても良い。
図5は、禁則データDBの一例を示す図である。本実施形態の禁則データDB213は、禁則名称毎に禁則データを格納している。禁則データは、給紙トレイと属性情報の値との組が、禁則に該当するか否かが対応付けられている。
「禁則名称」は、禁則の名称である。「給紙トレイ」は、印刷装置20が備える給紙トレイを識別する情報である。属性情報の値は、属性情報がとり得る値である。
図5の例では、禁則名称「用紙サイズ禁則」において、給紙トレイ「トレイ1」と、属性情報の値を示す用紙サイズ「A3」との組は、「×」が対応付けられている。これは、給紙トレイ「トレイ1」と用紙サイズ「A3」の組は、禁則に該当することを示している。すなわち、「トレイ1」の給紙トレイでは、用紙サイズ「A3」の紙種は使用できないことを示している。
また、図5の例では、禁則名称「用紙サイズ禁則」において、給紙トレイ「トレイ2」と、属性情報の値を示す用紙サイズ「A4」との組は、「○」が対応付けられている。これは、給紙トレイ「トレイ2」と用紙サイズ「A4」の組は、禁則に該当しないことを示している。すなわち、「トレイ2」の給紙トレイでは、用紙サイズ「A4」の紙種が使用できることを示している。
このように、禁則データDB213は、禁則名称毎の禁則データを格納しており、各禁則データには、給紙トレイと属性情報の値との組が禁則に該当するか否かが対応付けられている。これにより、紙種データの各属性情報に基づいて、当該紙種データが割り当て対象の給紙トレイで使用することができるか否かが判定される。
なお、禁則名称「坪量禁則」の禁則データは、給紙トレイと、坪量の属性情報の値との組が禁則に該当するか否かが対応付けられたデータである。同様に、禁則名称「紙送り方向禁則」の禁則データは、給紙トレイと、紙送り方向の属性情報の値との組が禁則に該当するか否かが対応付けられたデータである。
図6は、禁則種別データDBの一例を示す図である。本実施形態の禁則種別データDB214は、禁則種別データを格納している。禁則種別データは、データの項目として、禁則名称及び禁則種別を有する。
「禁則名称」は、禁則の名称である。「禁則種別」は、禁則の種別である。禁則の種別には、例えば、給紙に関する禁則や排紙に関する禁則等、複数の種別がある。
図6の例では、禁則名称「用紙サイズ禁則」の禁則種別は「給紙」である。これは、禁則名称「用紙サイズ禁則」に対応する禁則データは、給紙に関する禁則が定義されたデータであることを示している。
同様に、禁則名称「パンチ禁則」の禁則種別は「排紙」である。これは、禁則名称「パンチ禁則」に対応する禁則データは、排紙に関する禁則が定義されたデータであることを示している。
このように、禁則種別データDB214は、禁則データDB213に格納されている禁則データの禁則種別を格納している。
次に、本実施形態の印刷システム1の処理の詳細について説明する。以降では、印刷装置20の給紙トレイに使用する用紙の紙種を割り当てるための紙種の一覧画面を端末装置10に表示する処理について、図7を参照して説明する。図7は、第一の実施形態の紙種一覧画面の表示処理を説明する一例のフローチャートである。
まず、ユーザは、端末装置10を操作して、紙種を割り当てる印刷装置20の給紙トレイを指定する。すると、端末装置10の入力部101は、給紙トレイの指定を受け付けて、当該指定された給紙トレイに対する紙種の割り当て要求を印刷装置20に送信する(ステップS701)。
ここで、給紙トレイの指定は、例えば端末装置10にインストールされたWebブラウザ等を用いて所定の画面にアクセスすることで行うことができる。
また、ユーザは、割り当て対象の給紙トレイの指定とともに、検索キーワードを指定しても良い。検索キーワードとは、紙種データDB211から紙種データを取得する際に用いる検索キーであり、検索キーワードを用いることで紙種データDB211から取得される紙種データの絞り込みを行うことができる。なお、ユーザが検索キーワードを指定しなかった場合、当該ユーザが前回用いた検索キーワードを取得しても良い。
印刷装置20の検索部202は、受付部201により紙種の割り当て要求を受け付けると、当該要求に検索キーワードが指定されているか否かを判定する(ステップS702)。
ステップS702において、検索キーワードが指定されていないと判定された場合、検索部202は、紙種データDB211に格納された紙種データを全件取得する。そして、検索部202は、取得した紙種データから検索結果データ212を作成する(ステップS703)。
ステップS702において、検索キーワードが指定されていると判定された場合、検索部202は、当該検索キーワードに基づいて、紙種データDB211を検索して、該当の紙種データを取得する。そして、検索部202は、取得した紙種データから検索結果データ212を作成する(ステップS704)。
例えば、検索キーワード「A社」が指定されていた場合、検索部202は、図4に示す紙種データDB211から用紙名に「A社」が含まれる紙種データを取得する。そして、検索部202は、例えば図8(a)に示す検索結果データ212を作成する。
図8(a)に示す検索結果データ212は、紙種データDB211から取得した各紙種データに対して、データの項目「使用不可」を付加し、当該項目「使用不可」の値を「false」としたものである。項目「使用不可」は、紙種データが、割り当て対象の給紙トレイで使用することができるか否かを示す。
具体的には、項目「使用不可」が「false」の場合、紙種データは、割り当て対象の給紙トレイで使用できることを示す。一方、項目「使用不可」が「true」の場合、紙種データは、割り当て対象の給紙トレイで使用できないことを示す。
このように、検索部202は、紙種データDB211から取得した紙種データに対して割り当て対象の給紙トレイで使用できるか否かを示す項目を付加し、当該項目の値を、使用できることを示す値に設定して、検索結果データ212を作成する。なお、検索部202は、割り当て対象の給紙トレイで使用できるか否かを示す項目の値を設定せずに(ブランクに設定して)、検索結果データ212を作成しても良い。
以降では、検索部202により、図8(a)に示す検索結果データ212が作成されたものとして説明を続ける。
印刷装置20の禁則対応付け部203は、禁則対応付け処理を行う(ステップS705)。すなわち、禁則対応付け部203は、図8(a)に示す検索結果データ212を更新して、図8(b)に示す検索結果データ212'を作成する。また、禁則対応付け部203は、詳細禁則データ215を作成する。なお、禁則対応付け処理の詳細については後述する。
図8(b)に示す検索結果データ212'は、項目「使用不可」が更新されている。このように、禁則対応付け処理では、検索結果データ212に含まれる各紙種データのうち、割り当て対象の給紙トレイで使用できない紙種データの項目「使用不可」の値を「true」に更新する。換言すれば、禁則対応付け処理では、検索結果データ212に含まれる各紙種データのうち、割り当て対象の給紙トレイで使用できない紙種データに対して、使用不可を示すデータ(値)を対応付ける。
図8(b)の例では、紙種ID「005」と「007」の紙種データの項目「使用不可」の値が、指定された給紙トレイで使用することできないことを示す「true」に更新されている。これは、指定された給紙トレイでは、紙種ID「005」の紙種データに基づく紙種と、紙種ID「007」の紙種データに基づく紙種は使用できないことを示している。
印刷装置20のコンテンツ作成部208は、検索結果データ212'に基づいて、紙種の一覧画面のコンテンツデータを作成する(ステップS706)。コンテンツ作成部208は、検索結果データ212'に基づいて、例えばHTML(HyperText Markup Language)形式のコンテンツデータを作成すれば良い。
ただし、コンテンツデータはHTML形式に限られず、例えば、JSON(JavaScript Object Notation)形式等であっても良い。JSON形式でコンテンツデータが作成された場合には、端末装置10において当該コンテンツデータを表示するためのレイアウト等を決定することができる。
印刷装置20の表示制御部209は、コンテンツ作成部208により作成されたコンテンツデータを端末装置10に送信して、当該コンテンツデータに基づく紙種の一覧画面を表示させる(ステップS707)。
これにより、端末装置10の表示部102は、例えば図9に示す紙種の一覧画面1000を表示させる。図9に示す紙種の一覧画面1000は、指定された給紙トレイ「トレイ2」に紙種を割り当てるための紙種の一覧を表示する。
図9に示す紙種の一覧画面1000では、図8(b)に示す検索結果データ212'の項目「使用不可」の値が「true」となっている紙種データに基づく紙種には、給紙トレイで使用できないことを示す表示部品である使用不可マーク1001、1002が対応付け(紐付け)られて表示されている。すなわち、図9に示す紙種の一覧画面1000では、検索結果データ212'の紙種ID「005」と「007」に対応する紙種に、それぞれ使用不可マーク1001、1002が対応付けて表示されている。
これにより、ユーザは、指定した給紙トレイに割り当てる紙種の一覧のうち、当該給紙トレイに割り当てることができない(使用することができない)紙種を知ることができる。したがって、ユーザは、指定した給紙トレイで使用できる紙種を容易に選択することができるようになる。
ここで、ユーザは、紙種の一覧画面1000において、所望の紙種を選択して、割り当てボタン1003を押下することで、指定した給紙トレイに紙種を割り当てることができる。これにより、ユーザは、印刷装置20の給紙トレイにおいて、割り当てた紙種の用紙を用いて印刷を行うことができる。
より具体的には、ユーザは、端末装置10にインストールされた印刷アプリケーション等により、印刷装置20の給紙トレイを指定して印刷要求を行う。すると、端末装置10の印刷要求部103は、当該印刷アプリケーションにより作成された印刷ジョブの実行要求を印刷装置20に送信する。そして、印刷装置20の印刷処理部210は、受付部201により印刷ジョブの実行要求を受け付けると、当該印刷ジョブを実行して、指定された給紙トレイの用紙を用いて、当該印刷ジョブに含まれる印刷データの印刷を行う。
なお、図9に示す紙種の一覧画面1000において、チェックマーク1004は、割り当て対象の給紙トレイに現在割り当てられている紙種を示す表示部品である。
なお、図9に示す紙種の一覧画面1000において、ラジオボタン1005は、「すべて」が選択されている。このとき、ユーザによりラジオボタン1005の「有効」が選択された場合、紙種の一覧画面1000において、指定された給紙トレイで使用できる紙種のみを表示させても良い。
また、図9に示す紙種一覧画面1000では、検索結果データ212'の項目「使用不可」の値が「true」となっている紙種データに基づく紙種に、使用不可マークを対応付けて表示したが、これに限られず、当該紙種の表示態様を異ならせても良い。例えば、項目「使用不可」の値が「true」となっている紙種データに基づく紙種について、文字を太字や斜体にする、文字の色を赤や青にする、背景の色をグレーにする等にしても良い。このように、紙種一覧画面1000において、項目「使用不可」の値が「true」となっている紙種データに基づく紙種を、項目「使用不可」の値が「false」である紙種データに基づく紙種と区別できる表示態様で表示させても良い。
また、本実施形態では、図9に示す紙種の一覧画面1000が端末装置10の表示装置12上に表示される場合について説明したが、これに限られない。図9に示す紙種の一覧画面1000は、例えば、印刷装置20の操作パネル21上に表示されても良い。
次に、図7のステップS705の禁則対応付け処理の詳細について、図10を参照して説明する。図10は、第一の実施形態の禁則対応付け処理を説明する一例のフローチャートである。
禁則対応付け部203のデータ取得部204は、検索結果データ212から紙種データを1件取得する(ステップS1001)。
禁則対応付け部203のデータ取得部204は、禁則データDB213から禁則データを1件取得する(ステップS1002)。
次に、禁則対応付け部203の種別判定部205は、禁則種別データDB214に格納された禁則種別データに基づいて、取得した禁則データの禁則種別が「給紙」であるか否かを判定する(ステップS1003)。
ステップS1003において、種別判定部205により禁則データの禁則種別が「給紙」でないと判定された場合、禁則対応付け部203は、ステップS1002に戻る。すなわち、この場合、禁則対応付け部203は、データ取得部204により、禁則データDB213から次の禁則データを1件取得する。
ステップS1003において、種別判定部205により禁則データの禁則種別が「給紙」であると判定された場合、禁則対応付け部203の禁則判定部206は、紙種データが、禁則データに定義された禁則に該当するか否かを判定する(ステップS1004)。このように、本実施形態では、紙種データが、給紙に関する禁則データに定義された禁則に該当するか否かを判定する。
ステップS1004において、禁則判定部206により紙種データが禁則データに定義された禁則に該当しないと判定された場合、禁則対応付け部203は、ステップS1002に戻る。この場合、禁則対応付け部203は、データ取得部204により、禁則データDB213から次の禁則データを1件取得する。
ステップS1004において、禁則判定部206により紙種データが禁則データに定義された禁則に該当すると判定された場合、禁則対応付け部203のデータ更新部207は、紙種データの詳細禁則データ215を作成又は更新する(ステップS1005)。
ここで、図11を参照して、詳細禁則データ215について説明する。図11は、詳細禁則データの一例を示す図である。本実施形態の詳細禁則データ215は、紙種ID毎に、データ項目として、禁則名称及び使用不可を有する。
項目「禁則名称」は、禁則の名称である。項目「使用不可」は、禁則に該当することを示す「true」が設定される。
図11の例では、紙種ID「005」の詳細禁則データ215は、禁則名称「用紙サイズ禁則」が、使用不可「true」である。これは、紙種ID「005」の紙種データは、指定された給紙トレイにおいて、禁則名称「用紙サイズ禁則」の禁則データに定義された禁則に該当することを示している。
同様に、紙種ID「005」の詳細禁則データ215は、禁則名称「紙送り方向禁則」が、使用不可「true」である。これは、紙種ID「005」の紙種データは、指定された給紙トレイにおいて、禁則名称「紙送り方向禁則」の禁則データに定義された禁則に該当することを示している。
このように、詳細禁則データ215では、紙種ID毎に、禁則に該当した禁則データの禁則名称を格納している。なお、図11の例では、禁則に該当した禁則データの禁則名称を格納したが、これに限られず、禁則に該当しない禁則データの禁則名称を、使用不可「false」と対応付けて格納しても良い。
したがって、ステップS1005では、データ更新部207は、該当の紙種データを示す紙種IDの詳細禁則データ215が作成されていない場合は、禁則に該当する禁則データの禁則名称を、使用不可「true」と対応づけて、詳細禁則データ215を作成する。
一方、データ更新部207は、該当の紙種データを示す紙種IDの詳細禁則データが作成されている場合は、禁則に該当する禁則データの禁則名称を、使用不可「true」と対応づけて、詳細禁則データ215に追加(更新)する。
次に、禁則対応付け部203のデータ更新部207は、検索結果データ212に含まれる該当の紙種データの項目「使用不可」の値を「true」に更新する(ステップS1006)。すなわち、データ更新部207は、該当の紙種データに、使用不可を示すデータを対応付けて、検索結果データ212を更新する。このようにして、検索結果データ212から検索結果データ212'が作成される。
禁則対応付け部203のデータ取得部204は、禁則データDB213から禁則データを全件取得したか否かを判定する(ステップS1007)。
ステップS1007において、データ取得部204により、禁則データDB213から取得していない禁則データがあると判定された場合、禁則対応付け部203は、ステップS1002に戻る。この場合、禁則対応付け部203は、データ取得部204により、禁則データDB213から次の禁則データを1件取得する。
ステップS1007において、データ取得部204により、禁則データDB213から禁則データを全件取得したと判定された場合、データ取得部204は、検索結果データ212から紙種データを全件取得したか否かを判定する(ステップS1008)。
ステップS1008において、データ取得部204により、検索結果データ212から取得していない紙種データがあると判定された場合、禁則対応付け部203は、ステップS1001に戻る。この場合、禁則対応付け部203は、データ取得部204により、検索結果データ212から次の紙種データを1件取得する。
ステップS1008において、データ取得部204により、検索結果データ212から紙種データを全件取得したと判定された場合、禁則対応付け部203は、処理を終了する。
このように、本実施形態の禁則対応付け部203は、検索結果データ212に含まれる各紙種データに対して、禁則データに基づいて、指定された給紙トレイの禁則に該当するか否かを判定する。そして、本実施形態の禁則対応付け部203は、判定結果に応じて、検索結果データ212を更新するともに、詳細禁則データ215を作成又は更新する。
次に、例えば図9に示す紙種の一覧画面1000に表示された各紙種の詳細な情報を表示する処理について、図12を参照して説明する。図12は、第一の実施形態の詳細画面の表示処理を説明する一例のフローチャートである。
印刷装置20の受付部201は、端末装置10から紙種の詳細画面の表示要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS1201)。ここで、端末装置10は、例えば図9に示す紙種の一覧画面1000において、ユーザにより紙種が選択された場合、印刷装置20に対して紙種の詳細画面の表示要求を送信する。なお、当該詳細画面の表示要求には、ユーザにより選択された紙種に対応する紙種データの紙種IDが含まれる。
ステップS1201において、受付部201により紙種の詳細画面の表示要求を受け付けたと判定された場合、印刷装置20のコンテンツ作成部208は、当該表示要求に含まれる紙種IDに対応する詳細禁則データ215を取得する。そして、コンテンツ作成部208は、取得した詳細禁則データ215に基づいて、紙種の詳細画面のコンテンツデータを作成する(ステップS1202)。コンテンツ作成部208は、詳細禁則データ215に基づいて、例えばHTML形式のコンテンツデータを作成すれば良い。ただし、上述したように、コンテンツデータはHTML形式に限られず、例えば、JSON形式等であっても良い。
印刷装置20の表示制御部209は、コンテンツ作成部208により作成されたコンテンツデータを端末装置10に送信して、当該コンテンツデータに基づく紙種の詳細画面を表示させる(ステップS1203)。
これにより、端末装置10の表示部102は、例えば図13に示す紙種の詳細画面2000を表示させる。図13に示す紙種の詳細画面2000は、紙種の一覧画面1000においてユーザにより選択された紙種の詳細な情報を表示する。
図13に示す紙種の詳細画面2000では、ユーザにより選択された紙種に対応する紙種データの紙種IDが「005」である場合における禁則の詳細な情報2001を表示している。すなわち、紙種ID「005」の詳細禁則データ215は、用紙サイズ禁則、紙送り方向禁則、坪量禁則に該当することを示している。このため、禁則の詳細な情報2001では、紙種ID「005」の紙種が用紙サイズ禁則の禁則に該当することから、幅及び長さに、それぞれ使用不可マーク2002、2003が対応付けられて表示されている。
また、同様に、禁則の詳細な情報2001では、紙種ID「005」の紙種が紙送り方向禁則の禁則に該当することから、紙送り方向に使用不可マーク2004が対応付けられて表示されている。同様に、禁則の詳細な情報2001では、紙種ID「005」の紙種が坪量禁則の禁則に該当することから、坪量に使用不可マーク2005が対応付けられている。
このように、紙種の詳細画面2000では、ユーザにより選択された紙種がいずれの禁則に該当するのかを示す詳細な情報が表示される。これにより、ユーザは、指定された給紙トレイにおいて紙種が使用できない場合において、どのような禁則に該当するために使用できないのかを知ることができる。なお、本実施形態では、紙種の一覧画面1000及び紙種の詳細画面2000が同一の画面上に表示される場合について説明したが、これに限られず、紙種の詳細画面2000が紙種の一覧画面1000と異なる画面上に表示されても良い。
(第二の実施形態)
以下に、図面を参照して第二の実施形態について説明する。第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有する箇所には第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
本実施形態では、第一の実施形態の印刷装置20において、印刷処理部210と、その他の機能部とがそれぞれ異なる装置が有する場合について説明する。図14は、第二の実施形態の印刷システムの一例を示す図である。
本実施形態の印刷装置20Aは、印刷処理部210を有する。また、本実施形態の制御装置30は、受付部201、検索部202、禁則対応付け部203、コンテンツ作成部208、表示制御部209、紙種データDB211、禁則データDB213、及び禁則種別データDB214を有する。
このような構成では、印刷装置20Aの給紙トレイに紙種を割り当てるための処理は制御装置30で行う。また、印刷ジョブの実行等の印刷処理は、印刷装置20Aで行う。したがって、本実施形態の印刷システム1では、紙種を割り当てるための処理と、印刷処理とを異なる装置に分散させることができる。
(第三の実施形態)
以下に、図面を参照して第三の実施形態について説明する。第三の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有する箇所には第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
本実施形態では、第一の実施形態の印刷装置20において、各種DBを異なる装置が有する場合について説明する。図15は、第三の実施形態の印刷システムの一例を示す図である。
本実施形態の印刷装置20Bは、受付部201、検索部202、禁則対応付け部203、コンテンツ作成部208、表示制御部209、及び印刷処理部210を有する。また、本実施形態の情報管理装置40は、紙種データDB211、禁則データDB213、及び禁則種別データDB214を有する。
このような構成では、印刷装置20Bは、給紙トレイに紙種を割り当てるための処理で用いる各種データを情報管理装置40から取得する。これにより、本実施形態の印刷システム1では、例えば、複数の印刷装置20Bで用いる各種データを情報管理装置40で共通に管理することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 印刷システム
10 端末装置
20 印刷装置
101 入力部
102 表示部
103 印刷要求部
201 受付部
202 検索部
203 禁則対応付け部
204 データ取得部
205 種別判定部
206 禁則判定部
207 データ更新部
208 コンテンツ作成部
209 表示制御部
210 印刷処理部
211 紙種データDB
212 検索結果データ
213 禁則データDB
214 禁則種別データDB
215 詳細禁則データ
特許第4812566号公報 特開2000−227847号公報

Claims (9)

  1. 給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理装置であって、
    前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記紙種データが前記禁則に該当すると判定された場合、前記紙種データに、前記禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手段と、
    前記使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種に、指定された前記給紙トレイで前記紙種が使用できないことを示す表示部品を紐付けた紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記紙種データは、紙種の属性を示す属性データを含み、
    前記対応付け手段は、
    さらに、前記紙種データに、前記禁則を識別する情報を対応付けて、
    前記表示制御手段は、
    前記禁則を識別する情報が対応付けられた紙種データに含まれる属性データが示す属性のうち、前記禁則に該当する属性に前記表示部品を紐付けた属性の一覧を表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記属性の一覧を前記紙種の一覧とともに前記表示部に表示させる、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 指定された検索キーワードに基づいて前記紙種管理データベースから紙種データを取得する検索手段を有し、
    前記判定手段は、
    前記検索手段により取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 禁則が定義された禁則データの種別を判定する種別判定手段を有し、
    前記判定手段は、
    前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、前記種別判定手段により給紙に関する種別であると判定された禁則データに定義された禁則であって、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理システムであって、
    前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記紙種データが前記禁則に該当すると判定された場合、前記紙種データに、前記禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手段と、
    前記使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種に、指定された前記給紙トレイで前記紙種が使用できないことを示す表示部品を紐付けた紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手段と
    を有する情報処理システム。
  7. 給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理システムによる情報処理方法であって、
    前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順により前記紙種データが前記禁則に該当すると判定された場合、前記紙種データに、前記禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手順と、
    前記使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種に、指定された前記給紙トレイで前記紙種が使用できないことを示す表示部品を紐付けた紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手順と
    を有する情報処理方法。
  8. 給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理装置を、
    前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段により前記紙種データが前記禁則に該当すると判定された場合、前記紙種データに、前記禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手段、
    前記使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種に、指定された前記給紙トレイで前記紙種が使用できないことを示す表示部品を紐付けた紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  9. 給紙トレイに割り当てられる用紙の紙種を示す紙種データを管理する紙種管理データベースを有する情報処理装置であって、
    前記紙種管理データベースから取得された紙種データが、指定された前記給紙トレイに応じた禁則に該当するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記紙種データが前記禁則に該当すると判定された場合、前記紙種データに、前記禁則に該当することを示す使用不可データを対応付ける対応付け手段と、
    前記使用不可データが対応付けられた紙種データが示す紙種を、該使用不可データが対応付けられていない紙種データが示す紙種と区別した紙種の一覧を表示部に表示させる表示制御手段と
    を有する情報処理装置。
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