JP2016222191A - オードナンス制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1の実施形態のオードナンス制御システム1を示すブロック図である。
制御部20は、オードナンス制御回路10に内在する各スイッチを制御して、各系統の火工品EEDの点火タイミングを制御する。
バッテリ接続端子11は、正極側バッテリ接続端子と負極側バッテリ接続端子とが対でオードナンス制御回路10に具備され、バッテリBTの正極と負極にそれぞれ接続する。
なお、本オードナンス制御回路10は、先行技術文献に記載されたオードナンス制御回路で使用されている各系統の電流制限抵抗又は各系統の電流制限回路の何れも具備していない。このため、本オードナンス制御回路は、その回路規模の低減が行えている。
図4は、第2の実施形態のオードナンス制御システム2を示すブロック図である。第1の実施形態と同様な部分の説明は簡略化する。
また、この最大電流値は、1系統分の火工品を点火可能な電流量に抑えると最適値となる。このため、設定値は、多くの場合4[A]から7.5[A]の間で設定すればよい。
図6は、第3の実施形態のオードナンス制御システム3を示すブロック図である。第1及び第2の実施形態と同様な部分の説明は簡略化する。
このように、各系統の半導体スイッチ14の各々の閉タイミング間の時間を短縮することで、火工品EED1からEED4を点火するタイミングをより同時的に近づけられる。また、このような制御シーケンスであっても、択一出力回路17,18,電流制限回路15を適切に配置することで、母線閉回路の故障を許容できる。
図8は、構成例に係るオードナンス制御システム4を示すブロック図である。図8に示したオードナンス制御システム4は、上記実施形態を組み合わせて構成している。また、一部の回路要素を具体的な電気回路で示している。
電流制限回路15内では、BUS_RLが閉じた際に、バッテリBTの電圧が抵抗Rr1,Rr2 ,Rr3に印加される(母線電流はほぼゼロである)。このとき、FETr1のゲート電位は、抵抗Rr1と抵抗Rr2と抵抗Rr3の分圧比により定まる。FETr1は、ゲート−ソース間の電圧(抵抗Rr2の両端電位差)がFETr1のオン電圧以上であればオンする。このため、点火電流が流れない状態では、半導体スイッチ14(FET1aからFET 4a)のソース電極の電位は、概ねバッテリBTの正極電位になる。
何れかのFIRE制御信号が半導体スイッチ14に入力され何れかの系統の点火電流が流れると、母線電流が増加し抵抗Rr1の両端の電位差が増加する。この抵抗Rr1で発生する電位差がトランジスタTRr1のオン電圧に達した場合、トランジスタTRr1がオンする。この状態になると、FETr1のゲート・ソース間電圧が トランジスタTRr1がオンする値を保つ値まで低下する。その結果、FETr1を通過する最大電流量を制限する。このように、電流制限回路15は、過大電流を制限する。
一つは、接点スイッチ13の保護回路となる。
また、各系統の半導体スイッチ14の保護回路となる。
加えて、何らかの誤動作で複数系統の閉回路がONした場合に、火工品が点火することを防ぐ保護回路となる。
加えて、従前のオードナンス制御回路に対して、現実的に容積が大きい回路素子であった大電流リレーを小型リレーに変更できる。また、例示した系統数や設計値であれば母線リレー以外はオンボード実装が可能な回路素子である。 また、副次的に大電流リレーで必要となることが多かったリレー駆動用リレーやその為の電源回路を不要にできる。
更に、各系統に挿入していた電流制限抵抗を除外できている。
結果、小型軽量化を現実的に実現できる。
10,10’,10’’,10’’’ オードナンス制御回路(火工品点火回路)
11 バッテリ接続端子
12 火工品接続端子
13 接点スイッチ
14 半導体スイッチ
15 電流制限回路
16 帰線側スイッチ
17,18 択一出力回路
20,20’,20’’,20’’’ 制御部(制御手段)
BT バッテリ
EED 電気点火装置
EED1 第1系統火工品内電気点火装置
EED2 第2系統火工品内電気点火装置
EED3 第3系統火工品内電気点火装置
EED4 第4系統火工品内電気点火装置
Claims (10)
- バッテリを接続するバッテリ接続端子と、
火工品群を接続する複数系統の火工品接続端子と、
前記バッテリ接続端子を回路内に含む火工品に給電するための閉回路の開閉を制御する接点スイッチと、
前記複数系統の火工品接続端子を回路内に含む各々の系統で火工品に給電するための系統毎の閉回路の開閉を各々制御する複数系統の半導体スイッチと、
前記火工品接続端子に接続された各系統の火工品を点火する際に、前記接点スイッチの開閉を制御すると共に、前記接点スイッチの閉タイミングに重ねつつ 前記複数系統の半導体スイッチの各々の閉タイミングを重ねずに前記複数系統の各々の半導体スイッチを開閉する制御手段と、
を含むオードナンス制御システム。 - 前記閉回路に1系統分の火工品を点火可能な電流量に設定された電流制限回路を更に含む請求項1記載のオードナンス制御システム。
- 前記複数系統の半導体スイッチは、各系統の正極側と負極側それぞれに前記閉回路の開閉を制御する半導体スイッチを具備し、
前記制御手段は、前記火工品接続端子に接続された各系統の火工品を点火する際に、前記接点スイッチの開閉を制御すると共に、前記接点スイッチの閉タイミングに重ねつつ 正極側と負極側の各系統の半導体スイッチの閉タイミングを揃え 且つ 前記各系統の閉タイミングを重ねずに系統毎の閉回路の開閉する
請求項1又は2に記載のオードナンス制御システム。 - 前記複数系統の半導体スイッチは、各系統の正極側又は負極側の一方で複数系統が纏められた閉回路の開閉を制御するスイッチ手段を具備し、
前記制御手段は、前記火工品接続端子に接続された各系統の火工品を点火する際に、前記接点スイッチの開閉を制御すると共に、前記接点スイッチの閉タイミングと前記スイッチ手段の閉タイミングとに重ねつつ 前記複数系統の半導体スイッチの各々の閉タイミングを重ねずに系統毎の閉回路の開閉する
請求項3に記載のオードナンス制御システム。 - 前記複数系統の半導体スイッチへの入力信号を択一で出力する択一出力回路を更に具備する請求項1ないし4の何れか一項に記載のオードナンス制御システム。
- 前記制御手段は、前記火工品接続端子に接続された各系統の火工品を点火する際に、前記複数系統の半導体スイッチの各々の閉タイミング間に時間を開けて、各々の閉タイミングを重ねずに、各半導体スイッチを開閉する請求項1ないし5の何れか一項に記載のオードナンス制御システム。
- バッテリを接続するバッテリ接続端子と、火工品群を接続する複数系統の火工品接続端子と、前記バッテリ接続端子を回路内に含む火工品に給電するための閉回路の開閉を制御する接点スイッチと、前記複数系統の火工品接続端子を回路内に含む各々の系統で火工品に給電するための系統毎の閉回路の開閉を各々制御する複数系統の半導体スイッチと、を具備する回路網に対して、
前記接点スイッチと前記複数系統の半導体スイッチを制御して前記火工品接続端子に接続された各系統の火工品を前記バッテリ接続端子に接続されたバッテリの電力で点火する際に、
その回路網の制御手段は、前記接点スイッチの開閉を制御し、
併せて、前記接点スイッチの閉タイミングに重ねつつ 前記複数系統の半導体スイッチの各々の閉タイミングを重ねずに開閉する
オードナンス制御方法。 - 前記回路網の前記複数系統の半導体スイッチは、各系統の正極側と負極側それぞれに前記閉回路の開閉を制御する半導体スイッチを具備し、
前記制御手段は、
前記接点スイッチの開閉を制御し、
併せて、前記接点スイッチの閉タイミングに重ねつつ 正極側と負極側の各系統の半導体スイッチの閉タイミングを揃え 且つ 前記各系統の閉タイミングを重ねずに系統毎の閉回路の開閉する
請求項7に記載のオードナンス制御方法。 - 前記回路網の前記複数系統の半導体スイッチは、各系統の正極側又は負極側の一方で複数系統が纏められた閉回路の開閉を制御するスイッチ手段を具備し、
前記制御手段は、
前記接点スイッチの開閉を制御し、
前記接点スイッチの閉タイミングと前記スイッチ手段の閉タイミングとに重ねつつ 前記複数系統の半導体スイッチの各々の閉タイミングを重ねずに系統毎の閉回路の開閉する
請求項8に記載のオードナンス制御方法。 - 前記制御手段は、前記火工品接続端子に接続された各系統の火工品を点火する際に、前記複数系統の半導体スイッチの各々の閉タイミング間に時間を開けて、各々の閉タイミングを重ねずに、各半導体スイッチを開閉する請求項7ないし9の何れか一項に記載のオードナンス制御方法。
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CN110018384A (zh) * | 2018-01-09 | 2019-07-16 | Abb瑞士股份有限公司 | 用于检测功率变换装置中的接地故障状况的方法 |
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- 2015-06-03 JP JP2015112858A patent/JP6618108B2/ja active Active
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