JP2016219941A - 無人飛行体 - Google Patents

無人飛行体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016219941A
JP2016219941A JP2015100911A JP2015100911A JP2016219941A JP 2016219941 A JP2016219941 A JP 2016219941A JP 2015100911 A JP2015100911 A JP 2015100911A JP 2015100911 A JP2015100911 A JP 2015100911A JP 2016219941 A JP2016219941 A JP 2016219941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal axis
unit
gimbal
camera unit
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015100911A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6261090B2 (ja
Inventor
冨井 隆春
Takaharu Tomii
隆春 冨井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amuse Oneself Inc
Original Assignee
Amuse Oneself Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=57581726&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2016219941(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Amuse Oneself Inc filed Critical Amuse Oneself Inc
Priority to JP2015100911A priority Critical patent/JP6261090B2/ja
Publication of JP2016219941A publication Critical patent/JP2016219941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6261090B2 publication Critical patent/JP6261090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】パノラマ画像に自身の無人飛行体がほぼ或いは全く写らないようにすることができる無人飛行体を提供する。【解決手段】無人飛行体は、少なくとも2台のカメラを有するカメラ部と、カメラ部が設けられたジンバル駆動装置と、ジンバル駆動装置が設けられた飛行体本体とを備えている。ジンバル駆動装置は、水平方向に沿った回動軸線である第1水平軸線回りに回動する第1ジンバル部と、第1ジンバル部を第1水平軸線回りに回動させる第1駆動部とを備え、カメラ部は、少なくとも1台の第1カメラを備えた第1カメラ部と、少なくとも1台の第2カメラを備えた第2カメラ部とを備え、第1カメラ部及び第2カメラ部は、それぞれ、第1水平軸線を間にして鉛直方向における一方側及び他方側に位置し、ジンバル駆動装置及び飛行体本体は、第1カメラ部と第2カメラ部との間の領域に位置している。【選択図】図1

Description

本発明は、無人飛行体、特に、少なくとも2台のカメラを有するカメラ部と、カメラ部が設けられたジンバル駆動装置と、ジンバル駆動装置が設けられた飛行体本体とを備えた無人飛行体に関する。
無人飛行体(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)として、少なくとも2台のカメラを有するカメラ部と、カメラ部が設けられたジンバル駆動装置と、ジンバル駆動装置が設けられた飛行体本体とを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
かかる無人飛行体は、飛行体本体が一定の姿勢から傾いてもカメラ部を一定の姿勢に維持しながら、人物、地形や構造物等の撮影対象を自在に撮影することができるようになっている。
ジンバル駆動装置は、水平方向に沿った回動軸線である水平軸線回りに回動するジンバル部と、ジンバル部を水平軸線回りに回動させる駆動部とを備えている。
ジンバル駆動装置では、飛行体本体が一定の姿勢から水平軸線回りに傾いても、ジンバル部を一定の姿勢(例えば水平姿勢)に維持するように駆動部を駆動させることができ、これにより、カメラ部を一定の姿勢(例えば水平姿勢)に維持することができる。
特開2012−103030号公報
ところで、従来のジンバル駆動装置では、ジンバル駆動装置を用いて全方位のパノラマ画像(具体的にはパノラマ静止画又はパノラマ動画)を撮影することが考えられるが、この場合、パノラマ画像に自身の無人飛行体が写ってしまうという不都合がある。
この点に関し、特許文献1に記載のジンバル駆動装置では、パノラマ画像を撮影する構成にはなっておらず、たとえパノラマ画像を撮影するようにしても、パノラマ画像に自身の無人飛行体がほぼ或いは全く写らないようにした構成にはなっていない。
そこで、本発明は、パノラマ画像に自身の無人飛行体がほぼ或いは全く写らないようにすることができる無人飛行体を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る無人飛行体は、少なくとも2台のカメラを有するカメラ部と、前記カメラ部が設けられたジンバル駆動装置と、前記ジンバル駆動装置が設けられた飛行体本体とを備えた無人飛行体であって、前記ジンバル駆動装置は、水平方向に沿った回動軸線である第1水平軸線回りに回動する第1ジンバル部と、前記第1ジンバル部を前記第1水平軸線回りに回動させる第1駆動部とを備え、前記カメラ部は、少なくとも1台の第1カメラを備えた第1カメラ部と、少なくとも1台の第2カメラを備えた第2カメラ部とを備え、前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、それぞれ、前記第1水平軸線を間にして鉛直方向における一方側及び他方側に位置し、前記ジンバル駆動装置及び前記飛行体本体は、前記第1カメラ部と前記第2カメラ部との間の領域に位置していることを特徴とする。
本発明において、前記第1カメラ部は、複数台の前記第1カメラと、複数台の前記第1カメラに電力を供給する単一の第1バッテリーとを備え、前記第2カメラ部は、複数台の前記第2カメラと、複数台の前記第2カメラに電力を供給する単一の第2バッテリーとを備えている態様を例示できる。
本発明において、前記カメラ部を含む構成要素は、前記第1水平軸線を支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように前記第1ジンバル部に設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、前記第1水平軸線を間にして、それぞれの重心が鉛直方向に揃う又は略揃うように前記第1ジンバル部に設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記カメラ部の重心及び前記第1カメラ部の重心の間の第1距離と、前記カメラ部の重心及び前記第2カメラ部の重心の間の第2距離とが同一又は略同一とされている態様を例示できる。
本発明において、前記ジンバル駆動装置は、前記第1ジンバル部に設けられて前記第1水平軸線に直交する水平方向に沿った回動軸線である第2水平軸線回りに回動する第2ジンバル部と、前記第2ジンバル部を前記第2水平軸線回りに回動させる第2駆動部とをさらに備え、前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、それぞれ、前記第2水平軸線を間にして鉛直方向における一方側及び他方側に位置している態様を例示できる。
本発明において、前記カメラ部、前記第2ジンバル部及び前記第2駆動部を含む構成要素は、前記第1水平軸線を支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように前記第1ジンバル部に設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記ジンバル駆動装置は、前記第2駆動部に対して均衡を保つためのおもり部材をさらに備えている態様を例示できる。
本発明において、前記第2駆動部及び前記おもり部材は、前記第1水平軸線に間にして、それぞれの重心が前記第1水平軸線に直交する水平方向に揃う又は略揃うように前記第1ジンバル部に設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記カメラ部を含む構成要素は、前記第2水平軸線を支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように前記第2ジンバル部に設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、前記第2水平軸線を間にして、それぞれの重心が鉛直方向に揃う又は略揃うように前記第2ジンバル部に設けられている態様を例示できる。
本発明において、当該無人飛行体は、前記第1水平軸線を基準に線対称又は略線対称とされ、かつ、前記第2水平軸線を基準に線対称又は略線対称とされている態様を例示できる。
本発明において、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線とが交わる構成とされている態様を例示できる。
本発明において、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線との交点と、前記カメラ部の重心とが一致又は略一致している態様を例示できる。
本発明において、前記カメラ部は、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線との交点を基準に点対称又は略点対称とされている態様を例示できる。
本発明において、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線との交点と、前記飛行体本体の中心とが一致又は略一致している態様を例示できる。
本発明において、前記ジンバル駆動装置は、前記カメラ部を鉛直方向に沿った鉛直軸線回りに回動させる第3駆動部をさらに備え、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線と前記鉛直軸線とが交わる構成とされ、前記第3駆動部は、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線と前記鉛直軸線との交点を含むように設けられている態様を例示できる。
本発明において、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線と前記鉛直軸線との交点と、前記第3駆動部の重心とが一致又は略一致している態様を例示できる。
本発明において、前記何れの駆動部もブラシレスモーターである態様を例示できる。
本発明によると、パノラマ画像に自身の無人飛行体がほぼ或いは全く写らないようにすることが可能となる。
脚部が飛行位置に位置している状態の無人飛行体を正面側右斜め上方から視た斜視図である。 図1に示す無人飛行体を背面側左斜め上方から視た斜視図である。 図1に示す無人飛行体の正面図である。 図1に示す無人飛行体の背面図である。 図1に示す無人飛行体の右側面図である。 図1に示す無人飛行体の左側面図である。 図1に示す無人飛行体の平面図である。 図1に示す無人飛行体の底面図である。 図1に示す無人飛行体において第1カメラ部の視野角及び第2カメラ部の視野角を示す正面図である。 脚部が離着陸位置に位置している状態の無人飛行体を正面側右斜め上方から視た斜視図である。 図10に示す無人飛行体を背面側左斜め上方から視た斜視図である。 図10に示す無人飛行体の正面図である。 図10に示す無人飛行体の右側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(無人飛行体の全体構成)
図1は、脚部111,111が飛行位置に位置している状態の無人飛行体100を正面側右斜め上方から視た斜視図である。図2は、図1に示す無人飛行体100を背面側左斜め上方から視た斜視図である。
図3から図8は、それぞれ、図1に示す無人飛行体100の正面図、背面図、右側面図、左側面図、平面図及び底面図である。
図9は、図1に示す無人飛行体100において第1カメラ部210の視野角φ1及び第2カメラ部220の視野角φ2を示す正面図である。
また、図10は、脚部111,111が離着陸位置に位置している状態の無人飛行体100を正面側右斜め上方から視た斜視図である。図11は、図10に示す無人飛行体100を背面側左斜め上方から視た斜視図である。
図12及び図13は、それぞれ、図10に示す無人飛行体100の正面図及び右側面図である。
無人飛行体100は、全方位のパノラマ画像(具体的にはパノラマ静止画又はパノラマ動画)を撮影するために、少なくとも2台のカメラ201〜201を有するカメラ部200と、カメラ部200が設けられたジンバル駆動装置300(すなわち撮影用ジンバル駆動装置)と、ジンバル駆動装置300が設けられた飛行体本体400とを備えている。ここで、無人飛行体100は、UAVやドローンとも称されるものである。
本実施の形態の無人飛行体100は、複数(この例では18個)の静止画又は動画(この例では動画)を全方位的に撮影するものである。
無人飛行体100は、この例では、無線遠隔操縦される小型無人飛行機とされている。なお、無人飛行体100は、飛行ルートが予めプログラムされた小型無人飛行機であってもよい。
詳しくは、無人飛行体100は、複数個のローター部430〜430が飛行体本体400の周りに均等に配設されたマルチコプターとされている。この例では、無人飛行体100は、8個のローター部430〜430を有するオプトコプターとされている。マルチコプターとしては、オプトコプターの他、4個のローター部を有するクアッドコプターや6個のローター部を有するヘキサコプターを例示できる。
ジンバル駆動装置300には、パノラマ画像(この例ではパノラマ動画)を撮影する少なくとも2台(この例では18台)のカメラ201〜201を全方位的に撮影可能に搭載するカメラ部200が設けられている。
飛行体本体400は、本体部410(具体的には本体枠体)と、複数本(この例では8本)の支持体420〜420と、複数個(この例では8個)のローター部430〜430とを備えている。支持体420〜420は、本体部410の中心から水平方向に沿って放射状にかつ周方向において均等に本体部410に設けられている。ローター部430〜430は、支持体420〜420の先端部にそれぞれ設けられている。
詳しくは、本体部410は、水平方向における中央部が鉛直方向(上下方向)に貫通した中空形状とされている。
具体的には、本体部410は、複数(この例では2つ)のリング状のリング部材410a,410bと、複数(この例では8つ)の連結部410c〜410c(図1、図2、図7、図8、図10及び図11参照)とを備えている。リング部材410a,410bは、互いに異なる径を有している。連結部410c〜410cは、互いに中心を一致させたリング部材410a,410bを中心から水平方向に沿って放射状にかつ周方向において均等に連結している。リング部材410a,410b及び連結部410c〜410cは、一体的に形成されて本体部410を構成している。
互いに異なる径を有するリング部材410a,410bは、何れも同一径の2つのリング部材(410a,410a),(410b,410b)をそれらが鉛直方向で重なるように、周方向に配設された複数の連結部材(412〜412),(412〜412)(この例では連結ピン)(図1から図6及び図10から図13参照)を介して連結したものである。連結部材(412〜412),(412〜412)は、ビス等の固定部材SC(図1、図2、図10及び図11参照)により2つのリング部材(410a,410a),(410b,410b)を固定している。
支持体420〜420のうち、2本の支持体420,420は、第1水平軸線α(図1及び図9参照)に沿うように本体部410に設けられており、他の2本の支持体420,420は、第2水平軸線β(図1及び図9参照)に沿うように本体部410に設けられている。
連結部410c〜410cは、支持体420〜420に対応して配設され、かつ、支持体420〜420を鉛直方向の両側から挟持しつつビス等の固定部材SC(図1、図2、図10及び図11参照)により固定して支持体420〜420を支持している。
リング部材410a,410aには、第1水平軸線αに沿った2本の支持体420,420及び第2水平軸線βに沿った2本の支持体420,420の外側部分をそれぞれ補強する4つの補強部材413〜413が設けられている。補強部材413〜413は、リング部材410a,410aと一体的に形成されている。
また、無人飛行体100は、離陸時及び着陸時に飛行体本体400を支持する降着装置110をさらに備えている。
降着装置110は、複数(この例では2つ)の脚部111,111(図1から図4及び図7から図13参照)と、複数(この例では2つ)の脚部駆動部112,112(図1から図6及び図8から図13参照)とを備えている。脚部111,111は、水平方向に沿った軸線回りに揺動自在に飛行体本体400に設けられている。脚部駆動部112,112は、脚部111,111をそれぞれ揺動させるものであり、脚部111,111をそれぞれ揺動駆動する。
降着装置110は、脚部111,111がそれぞれ脚部駆動部112,112により飛行体本体400に対して外側に開いて水平又は略水平になる一方(図1から図8参照参照)、内側に所定の角度で閉じて飛行体本体400を接地できるように(図10から図13参照)揺動可能な構成とされている。
詳しくは、降着装置110は、脚部111,111が飛行時の位置である水平方向又は略水平方向に沿った飛行位置(図1から図8参照参照)と、離着陸時の位置である斜め方向に沿った離着陸位置(図10から図13参照)との間で揺動可能とされている。
そして、降着装置110は、脚部駆動部112,112が無線遠隔操縦されることにより、飛行時に脚部111,111を飛行位置に位置させ、離着陸時に脚部111,111を離着陸位置に位置させることが可能な構成となっている。なお、降着装置110は、飛行時に脚部111,111を自動的に飛行位置に位置させ、離着陸時に脚部111,111を自動的に離着陸位置に位置させるようになっていてもよい。
具体的には、脚部111,111は、何れも棒状の部材とされている。脚部111,111の先端部には、水平方向に沿った棒状の接地部材111a,111aがそれぞれ設けられている。接地部材111a,111aは、脚部111,111に対して直角又は略直角に設けられている。
この例では、脚部111,111は、第2水平軸線βに沿って支持体420,420の下面にそれぞれ脚部駆動部112,112を介して設けられている。従って、脚部111,111は、脚部駆動部112,112によりそれぞれ第1水平軸線α方向に沿った軸線回りに揺動される。
カメラ201〜201は、この例では、4K(約4000×2000の解像度)の小型デジタルビデオカメラとされている。カメラ201〜201としては、4Kのカメラに限定されるものではなく、例えば、4Kよりも低解像度(例えば2K:約2000×1000)のもの、或いは、4Kよりも高解像度(例えば8K:約8000×4000)のものを用いてもよい。
カメラ201〜201は、撮影対象を全方位的に撮影した各画像のファイルデータを第1外部記憶媒体(図示省略)に保存する構成とされている。パノラマ画像は、撮影後に第1外部記憶媒体に保存された各画像のファイルデータを用いてアプリケーションプログラムで処理することにより生成される。第1外部記憶媒体としては、それには限定されないが、代表的にはSD(Secure Digital)メモリカードを例示できる。
(ジンバル駆動装置)
ジンバル駆動装置300は、カメラ部200を、第1水平軸線α(図1参照)回りの第1回動方向X(図1参照)に回動させて一定の第1基準姿勢に維持することが可能な少なくとも1軸のジンバル駆動装置である。
ジンバル駆動装置300は、第1水平軸線α回りに回動する第1ジンバル部310(具体的には第1枠体)と、第1ジンバル部310を第1水平軸線α回りに回動させる第1駆動部320(この例ではブラシレスモーター)(図1、図2、図3から図13参照)とを備えている。第1駆動部320は、第1ジンバル部310を第1水平軸線α回りに回動駆動する。ここで、第1水平軸線αは、水平方向(この例では前後方向)に沿った回動軸線である。この例では、第1水平軸線αは、ローリング回動軸線であり、従って、第1駆動部320は、ローリング駆動部とされる。
カメラ部200は、第1カメラ部210(図1から図7及び図9から図13参照)と、第2カメラ部220(図1から図6及び図8から図13参照)とを備えている。第1カメラ部210は、少なくとも1台(1台又は2台以上、この例では9台)の第1カメラ201(201a)〜201(201a)を備えている。第2カメラ部220は、少なくとも1台(1台又は2台以上、この例では9台)の第2カメラ201(201b)〜201(201b)を備えている。
そして、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、それぞれ、第1水平軸線αを間にして鉛直方向(上下方向)における一方側(この例では上側)及び他方側(この例では下側)に位置し、ジンバル駆動装置300及び飛行体本体400は、第1カメラ部210と第2カメラ部220との間の領域λ(図9参照)(この例では中央位置)に位置している。
詳しくは、第1カメラ部210と第2カメラ部220との間の領域λは、第1カメラ部210の視野角φ1の外側、かつ、第2カメラ部220の視野角φ2の外側の領域とされている。
第1ジンバル部310は、水平面に沿った平板形状を有している。さらに言えば、第1ジンバル部310は、平板部分が第1水平軸線α上に位置している。本体部410は、水平面に沿った平板形状を有している。さらに言えば、本体部410は、平板部分が第1水平軸線α上に位置している。
第1ジンバル部310は、第1水平軸線αにおいて、一端部が第1水平軸線α回りに回動自在に飛行体本体400に設けられ、かつ、他端部が第1駆動部320を介して飛行体本体400に設けられている。
第1ジンバル部310は、第1ジンバル部本体311及び第1軸受部材312(ベアリング部材)(図1、図2、図5から図8、図10及び図11参照)を備えている。
第1軸受部材312は、回転軸の中心が第1水平軸線α上又は略第1水平軸線α上に位置し、かつ、回転軸が第1ジンバル部本体311側(具体的には内側)に向くように飛行体本体400(具体的には本体部410)に設けられている。第1軸受部材312は、飛行体本体400(具体的には本体部410)の内周面において第1水平軸線α方向(この例では前後方向)の一方側(この例では前側)に設けられている。
第1駆動部320は、第1軸受部材312とは反対側において回転軸の中心が第1水平軸線α上又は略第1水平軸線α上に位置し、かつ、回転軸が第1ジンバル部本体311側(具体的には内側)に向くように飛行体本体400(具体的には本体部410)に設けられている。第1駆動部320は、飛行体本体400(具体的には本体部410)の内周面において第1水平軸線α方向(この例では前後方向)の他方側(この例では後側)に設けられている。
第1ジンバル部本体311は、第1水平軸線αにおいて、一端部が第1軸受部材312を介して、かつ、他端部が第1駆動部320を介して飛行体本体400(具体的には本体部410)に設けられている。すなわち、第1ジンバル部本体311は、第1水平軸線α方向(この例では前後方向)の一方側(この例では前側)端部が第1軸受部材312の回転軸に固定される一方、第1水平軸線α方向(この例では前後方向)の他方側(この例では後側)端部が第1駆動部320の回転軸に固定されている。
具体的には、第1ジンバル部本体311は、本体部410の内径よりも小さい外径を有するリング状のリング部311aを備えている。第1ジンバル部本体311は、何れも同一径の2つのリング部311a,311aをそれらが鉛直方向で重なるように、周方向に配設された複数の連結部材313〜313(この例では連結ピン)(図1から図6及び図10から図13参照)を介して連結したものである。連結部材313〜313は、ビス等の固定部材SC(図1、図2、図10及び図11参照)により2つのリング部311a,311aを固定している。
リング部311a,311aには、無人飛行体100全体を軽量化する観点から、鉛直方向に貫通した複数の貫通孔SP〜SP(この例では長孔及び丸孔)(図1、図2、図10及び図11参照)が周方向に沿って設けられている。
(第1実施形態)
第1カメラ部210は、複数台(この例では9台)の第1カメラ201(201a)〜201(201a)と、複数台の第1カメラ201(201a)〜201(201a)に電力を供給する単一のカメラ用バッテリー202(第1バッテリー202a)(図2、図4及び図11参照)とを備えている。第2カメラ部220は、複数台(この例では9台)の第2カメラ201(201b)〜201(201b)と、複数台の第2カメラ201(201b)〜201(201b)に電力を供給する単一のカメラ用バッテリー202(第2バッテリー202b)(図2、図4及び図11参照)とを備えている。
また、カメラ部200を含む構成要素(この例では、カメラ部200に加えて後述する第2ジンバル部330及び第2駆動部340等)は、第1水平軸線αを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第1ジンバル部310に設けられている。ここで、「略」釣り合う場合での釣り合いの度合いは、第1駆動部320への負荷が軽減されて第1駆動部320が追従性よく駆動できる程度の釣り合いの度合いである。
また、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、第1水平軸線αを間にして、第1カメラ部210の重心C1(図3参照)及び第2カメラ部220の重心C2(図3参照)が鉛直方向に揃う又は略揃うように第1ジンバル部310に設けられている。
詳しくは、カメラ部200(第1カメラ部210及び第2カメラ部220)の重心C0(図1から図3参照)は、第1水平軸線α上又は略第1水平軸線α上に位置している。カメラ部200の重心C0は、カメラ部200の中央(第1カメラ部210と第2カメラ部220との間の中央位置)とされている。
カメラ部200の重心C0及び第1カメラ部210の重心C1の間の第1距離d1(図2参照)と、カメラ部200の重心C0及び第2カメラ部220の重心C2の間の第2距離d2(図2参照)とが同一又は略同一とされている。
無人飛行体100は、撮影画像が第1カメラ部210と第2カメラ部220との間でオーバーラップするように第1カメラ部210における個々の第1カメラ201(201a)〜201(201a)及び第2カメラ部220における個々の第2カメラ201(201b)〜201(201b)を全方位的に配設することができる。
具体的には、第1カメラ部210は、第1カメラ201(201a)〜201(201a)を支持する第1カメラ支持体211(図1から図7及び図10から図13参照)と、第1カメラ支持体211を支持する第1支柱部212(図1から図6及び図10から図13参照)とを備えている。第2カメラ部220は、第2カメラ201(201b)〜201(201b)を支持する第2カメラ支持体221(図1から図6及び図8、図10から図13参照)と、第2カメラ支持体221を支持する第2支柱部222(図1から図6及び図10から図13参照)とを備えている。
第1カメラ支持体211は、複数台(この例では9台)の第1カメラ201(201a)〜201(201a)のうち、1台の第1カメラ201(201a)が真上に位置するように、かつ、残りの台数(この例では8台)の第1カメラ201(201a)〜201(201a)が水平面に対して上側に所定の傾斜角度(例えば60度程度)で傾斜した状態で周方向に均等になるように、複数の台数(この例では9台)の第1カメラ201(201a)〜201(201a)を支持する構成とされている。この例では、第1カメラ支持体211は、8角錐又は略8角錐の部材の先端部側を切断したような形状を有している。第1カメラ201(201a)〜201(201a)は、レンズとは反対側の面が第1カメラ支持体211の底面以外の各面にそれぞれ1台ずつ設けられている。ここで、第1カメラ201(201a)〜201(201a)の台数及び傾斜角度は、第1カメラ201(201a)〜201(201a)の個々の視野角等により適宜決定することができる。
第2カメラ支持体221は、複数台(この例では9台)の第2カメラ201(201b)〜201(201b)のうち、1台の第2カメラ201(201b)が真下に位置するように、かつ、残りの台数(この例では8台)の第2カメラ201(201b)〜201(201b)が水平面に対して下側に所定の傾斜角度(例えば60度程度)で傾斜した状態で周方向に均等になるように、複数の台数(この例では9台)の第2カメラ201(201b)〜201(201b)を支持する構成とされている。この例では、第2カメラ支持体221は、第1カメラ支持体211と同様の形状、すなわち、8角錐又は略8角錐の部材の先端部側を切断したような形状を有している。第2カメラ201(201b)〜201(201b)は、レンズとは反対側の面が第2カメラ支持体221の底面以外の各面にそれぞれ1台ずつ設けられている。ここで、第2カメラ201(201b)〜201(201b)の台数及び傾斜角度は、第2カメラ201(201b)〜201(201b)の個々の視野角等により適宜決定することができる。
第1カメラ支持体211は、第1カメラ201(201a)〜201(201a)により撮影した静止画又は動画が上半分以上の視界をカバーしつつ所定の撮影面積比率(例えば25%〜30%程度)でオーバーラップするように、第1カメラ201(201a)〜201(201a)を支持するようになっている。第2カメラ支持体221は、第2カメラ201(201b)〜201(201b)により撮影した静止画又は動画が下半分以上の視界をカバーしつつ所定の撮影面積比率(例えば25%〜30%程度)でオーバーラップするように、第2カメラ201(201b)〜201(201b)を支持するようになっている。
なお、第1カメラ部210における第1カメラ201(201a)が1台の場合には、第1カメラ支持体211は、第1カメラ201(201a)が真上を向くように、1台の第1カメラ201(201a)を支持することができる。同様に、第2カメラ部220における第2カメラ201(201b)が1台の場合には、第2カメラ支持体221は、第2カメラ201(201b)が真下を向くように、1台の第2カメラ201(201b)を支持することができる。
この例では、第1カメラ部210の視野角φ1(図9参照)(本実施の形態のように第1カメラ201(201a)〜201(201a)が複数台ある場合には複数台の第1カメラ201(201a)〜201(201a)全体として視野角)は、180度を超える角度とされている。また、第2カメラ部220の視野角φ2(図9参照)(本実施の形態のように第2カメラ201(201b)〜201(201b)が複数台ある場合には複数台の第2カメラ201(201b)〜201(201b)全体として視野角)も同様に、180度を超える角度とされている。
第1支柱部212は、上端部が真上に位置する第1カメラ201(201a)とは反対側(下端部)に連結されており、第2支柱部222は、下端部が真下に位置する第2カメラ201(201b)とは反対側(上端部)に連結されている。
第1支柱部212及び第2支柱部222は、第1カメラ部210及び第2カメラ部220により撮影した静止画又は動画が所定の撮影面積比率(例えば25%〜30%程度)でオーバーラップするように、第1カメラ部210及び第2カメラ部220を全方位的に支持するようになっている。
第1支柱部212及び第2支柱部222は、何れも一側面(この例では後側の側面)が開放した中空の四角柱形状とされている。単一の第1バッテリー202(202a)及び単一の第2バッテリー202(202b)は、それぞれ、第1支柱部212及び第2支柱部222の空間内に設けられ(収納され)ている。なお、開放した一側面に開閉可能な蓋を設けてもよい。
(第2実施形態)
ジンバル駆動装置300は、カメラ部200を、一定の第1基準姿勢に維持することに加えて、第2水平軸線β(図1参照)回りの第2回動方向Y(図1参照)に回動させて一定の第2基準姿勢に維持することが可能な少なくとも2軸のジンバル駆動装置である。
ジンバル駆動装置300は、第1ジンバル部310に設けられて第2水平軸線β回りに回動する第2ジンバル部330(具体的には第2枠体)(図1から図5及び図7から図13参照)と、第2ジンバル部330を第2水平軸線β回りに回動させる第2駆動部340(この例ではブラシレスモーター)(図1から図4及び図6から図12参照)とをさらに備えている。第2駆動部340は、第2ジンバル部330を第2水平軸線β回りに回動駆動する。ここで、第2水平軸線βは、第1水平軸線αに直交する水平方向(この例では左右方向)に沿った回動軸線である。この例では、第2水平軸線βは、ピッチング回動軸線であり、従って、第2駆動部340は、ピッチング駆動部とされる。
そして、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、それぞれ、第2水平軸線βを間にして鉛直方向(上下方向)における一方側(この例では上側)及び他方側(この例では下側)に位置している。
また、カメラ部200、第2ジンバル部330及び第2駆動部340を含む構成要素(この例では、カメラ部200、第2ジンバル部330及び第2駆動部340に加えて後述するおもり部材350等)は、第1水平軸線αを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第1ジンバル部310に設けられている。
詳しくは、第2ジンバル部330は、水平面に沿った平板形状を有している。さらに言えば、第2ジンバル部330は、平板部分が第1水平軸線α上及び第2水平軸線β上に位置している。また、本体部410は、平板部分が第1水平軸線α上及び第2水平軸線β上に位置している。
第2ジンバル部330は、第2水平軸線βにおいて、一端部が第2水平軸線β回りに回動自在に第1ジンバル部310に設けられ、かつ、他端部が第2駆動部340を介して第1ジンバル部310に設けられている。
第1ジンバル部本体311は、水平方向における中央部が鉛直方向に貫通した中空形状とされている。
第2ジンバル部330は、第2ジンバル部本体331(図1から図5及び図7、図8、図10から図13参照)及び第2軸受部材332(ベアリング部材)(図1から図4及び図6から図12参照)を備えている。
第2軸受部材332は、回転軸の中心が第2水平軸線β上又は略第2水平軸線β上に位置し、かつ、回転軸が第2ジンバル部本体331側(具体的には内側)に向くように第1ジンバル部本体311に設けられている。第2軸受部材332は、第1ジンバル部本体311の内周面において第2水平軸線β方向(この例では左右方向)の一方側(この例では右側)に設けられている。
第2駆動部340は、第2軸受部材332とは反対側において回転軸の中心が第2水平軸線β上又は略第2水平軸線β上に位置し、かつ、回転軸が第2ジンバル部本体331側(具体的には内側)に向くように第1ジンバル部本体311に設けられている。第2駆動部340は、第1ジンバル部本体311の内周面において第2水平軸線β方向(この例では左右方向)の他方側(この例では左側)に設けられている。
第2ジンバル部本体331は、第2水平軸線βにおいて、一端部が第2軸受部材332を介して、かつ、他端部が第2駆動部340を介して第1ジンバル部本体311に設けられている。すなわち、第2ジンバル部本体331は、第2水平軸線β方向(この例では左右方向)の一方側(この例では右側)端部が第2軸受部材332の回転軸に固定される一方、第2水平軸線β方向(この例では左右方向)の他方側(この例では左側)端部が第2駆動部340の回転軸に固定されている。
具体的には、第2ジンバル部本体331は、第2水平軸線βに沿った長尺な部材とされている。
第2ジンバル部本体331には、無人飛行体100全体を軽量化する観点から、鉛直方向に貫通した複数の貫通孔SP〜SP(図1、図2、図10及び図11参照)が長尺方向に沿って設けられている。
(第3実施形態)
ジンバル駆動装置300は、第2駆動部340に対して均衡を保つためのおもり部材350(図3、図4、図7、図8及び図12参照)をさらに備えている。
また、第2駆動部340及びおもり部材350は、第1水平軸線αに間にして、第2駆動部340の重心C3(図2参照)及びおもり部材350の重心C4(図2参照)が第1水平軸線αに直交する水平方向に揃う又は略揃うように第1ジンバル部310に設けられている。この例では、第2駆動部340の重心C3及びおもり部材350の重心C4は、第2水平軸線β上又は略第2水平軸線β上に位置している。
詳しくは、おもり部材350は、第1ジンバル部本体311に設けられた第2軸受部材332の回転軸と、第2ジンバル部本体331との間に設けられている。
具体的には、おもり部材350は、ボルト等の固定部材351(図2、図7及び図11参照)により第2ジンバル部本体331に取り付けた重量部材352(図3、図4、図7、図8及び図12参照)とされている。第2ジンバル部本体331は、第2水平軸線β方向(この例では左右方向)の一方側(この例では右側)端部が重量部材352を介して第2軸受部材332の回転軸に固定されている。重量部材352としては、鉄や銅等の比較的比重の大きい金属材料からなる部材を例示できる。
(第4実施形態)
カメラ部200を含む構成要素(この例では、カメラ部200に加えて後述する第3駆動部360)は、第2水平軸線βを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第2ジンバル部330に設けられている。ここで、「略」釣り合う場合での釣り合いの度合いは、第2駆動部340への負荷が軽減されて第2駆動部340が追従性よく駆動できる程度の釣り合いの度合いである。
詳しくは、カメラ部200(第1カメラ部210及び第2カメラ部220)の重心C0は、第2水平軸線β上又は略第2水平軸線β上に位置している。
具体的には、第1支柱部212と第2支柱部222との連結部は、カメラ部200の鉛直方向における中央部されている。重量部材352は、第2水平軸線β方向(この例では左右方向)から視て円形状の部材であり、中心が第2水平軸線β上又は略第2水平軸線β上に位置するように第2ジンバル部本体331に設けられている。
(第5実施形態)
第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、第2水平軸線βを間にして、第1カメラ部210の重心C1及び第2カメラ部220の重心C2が鉛直方向に揃う又は略揃うように第2ジンバル部330に設けられている。
詳しくは、無人飛行体100は、第1水平軸線αを基準に線対称又は略線対称とされ、かつ、第2水平軸線βを基準に線対称又は略線対称とされている。すなわち、無人飛行体100は、各構成要素が第1水平軸線αを基準に線対称又は略線対称になるように配設され、かつ、各構成要素が第2水平軸線βを基準に線対称又は略線対称になるように配設されている。また、無人飛行体100は、第1水平軸線αと第2水平軸線βとが交わる構成とされている。
具体的には、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δ(図1から図3参照)と、カメラ部200の重心C0とが一致又は略一致している。カメラ部200は、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δを基準に点対称又は略点対称とされている。すなわち、カメラ部200は、各構成要素が第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δを基準に点対称又は略点対称になるように配設されている。また、無人飛行体100は、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δと、飛行体本体400の中心とが一致又は略一致している。
(第6実施形態)
ジンバル駆動装置300は、カメラ部200を、一定の第1基準姿勢に維持し、かつ、一定の第2基準姿勢に維持することに加えて、鉛直方向に沿った鉛直軸線γ(図1及び図9参照)回りの第3回動方向Z(図1参照)に回動させて一定の基準向き(基準回動位置)に維持する3軸のジンバル駆動装置である。
ジンバル駆動装置300は、カメラ部200を鉛直方向に沿った鉛直軸線γ回りに回動させる第3駆動部360(この例ではブラシレスモーター)(図1、図2、図10及び図11)をさらに備えている。第3駆動部360は、カメラ部200を鉛直軸線γ回りに回動駆動する。この例では、鉛直軸線γは、ヨーイング回動軸線であり、従って、第3駆動部360は、ヨーイング駆動部とされる。
カメラ部200は、第3駆動部360を介して第2ジンバル部330に設けられている。
無人飛行体100は、第1水平軸線αと第2水平軸線βと鉛直軸線γとが交わる構成とされている。
そして、第3駆動部360は、第1水平軸線αと第2水平軸線βと鉛直軸線γとの交点を含むように設けられている。この例では、無人飛行体100は、第1水平軸線αと第2水平軸線βと鉛直軸線γとの交点δと、第3駆動部360の重心C5(図1から図3参照)とが一致又は略一致している。
詳しくは、カメラ部200は、第3駆動部360を介して第2ジンバル部本体331に設けられている。すなわち、第3駆動部360は、回転軸が鉛直方向の両側に設けられている。第3駆動部360は、回転軸の中心が鉛直軸線γ上又は略鉛直軸線γ上に位置するように第3駆動部本体が第2ジンバル部本体331に固定され、かつ、回転軸の上端部が第1カメラ部210の下端部に、回転軸の下端部が第2カメラ部220の上端部にそれぞれ接続されている。
具体的には、第3駆動部360の上側の回転軸が第1支柱部212の下端部に固定されており、第3駆動部360の下側の回転軸が第2支柱部222の上端部に固定されている。
(飛行体本体の構成要素)
無人飛行体100は、本体制御部120(図1から図7及び図10から図13参照)と、飛行用バッテリー130(131,132)(図1から図7及び図10から図13参照)と、遠隔操縦用無線通信部140(図1から図4、図7及び図10から図12参照)と、遠隔操縦用カメラ150(図1から図3、図5から図8及び図10から図13参照)と、遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160(図1、図5、図6、図8、図10及び図13参照)と、遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170(図1、図2、図4、図5から図7、図10、図11及び図13参照)とを備えている。
本体制御部120、飛行用バッテリー130(131,132)、遠隔操縦用無線通信部140、遠隔操縦用カメラ150、遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160及び遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170は、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δを中心に飛行体本体400において重量的にバランス良く配設されている。
詳しくは、飛行用バッテリー130は、2つの飛行用バッテリー131,132からなっている。第1水平軸線αを間にして、一方側の構成要素(この例では、一方の飛行用バッテリー131)と、他方側の構成要素(この例では、他方の飛行用バッテリー132及び遠隔操縦用無線通信部140)とは、第1水平軸線αを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように、飛行体本体400において相対する位置に設けられている。
また、第2水平軸線βを間にして、一方側の構成要素(この例では、本体制御部120、遠隔操縦用カメラ150、遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160及び第1軸受部材312)と、他方側の構成要素(この例では、遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170及び第1駆動部320)とは、第2水平軸線βを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように、飛行体本体400において相対する位置に設けられている。
具体的には、本体制御部120は、本体部410の前側において上面に設けられている。遠隔操縦用カメラ150は、本体部410の前側に設けられた支持体420の先端部の端面に設けられている。遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160は、本体部410の前側において下面に設けられている。遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170は、本体部410の後側において上面に設けられている。2つの飛行用バッテリー131,132は、長尺な形状とされている。一方の飛行用バッテリー131は、本体部410の正面から視て右側において上面に第1水平軸線αに沿うように設けられている。他方の飛行用バッテリー132は、本体部410の正面から視て左側において上面に第1水平軸線αに沿うように設けられている。遠隔操縦用無線通信部140は、本体部410の左側に設けられた補強部材413の上面に設けられている。
ここで、パノラマ画像(具体的にはパノラマ静止画又はパノラマ動画)を撮影する場合において、無人飛行体100(具体的にはジンバル駆動装置300及び飛行体本体400)を第1カメラ部210と第2カメラ部220との間の領域λに位置させるにあたり、自身の無人飛行体100(特に写りこみ易い飛行体本体400)がほぼ或いは全く写らないようにするためには、できるだけ小型化(特に水平方向で小型化)することが好ましい。
この点に関し、この例では、支持体420をできるだけ短くしている。詳しくは、支持体420〜420において、第1水平軸線α及び第2水平軸線βに沿っていない支持体420〜420は、第1水平軸線α及び第2水平軸線βに沿った支持体420〜420よりも短くなっている。
そして、ローター部430〜430は、次のような構成となっている。すなわち、ローター部430〜430は、第1水平軸線α及び第2水平軸線βに沿った水平面の近傍に配設されている。
具体的には、脚部111,111が飛行位置にある降着装置110は、脚部111,111の先端が第2水平軸線βに近接している。このため、第1水平軸線αに長尺な2つの飛行用バッテリー131,132は、第1水平軸線αを間にして飛行体本体400の上面の両側に設けられ、かつ、脚部111,111は、第2水平軸線βに沿った支持体420,420の下面に設けられている。そして、第2水平軸線βに沿った支持体420,420の上面には、ローター部430,430が上向きに設けられている。すなわち、上向きのローター部430,430は、モーター431,431が回転翼432,432を上にして支持体420,420の上面に設けられている。
また、本体制御部120及び遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170は、前後方向及び左右方向のサイズが比較的大きくなっており、第2水平軸線βを間にして飛行体本体400の上面の両側に設けられている。このため、第2水平軸線βに沿った支持体420,420以外の支持体420〜420の下面には、ローター部430〜430が下向きに設けられている。すなわち、下向きのローター部430,430は、モーター431,431が回転翼432,432を下にして支持体420〜420の下面に設けられている。
遠隔操縦用無線通信部140は、操縦側に設けられた遠隔操縦装置(図示せず)からの操縦信号を受信し、受信した操縦信号を本体制御部120に送信するものである。
本体制御部120は、制御装置121(図1から図7及び図10から図13)と、GNSS受信機122(図1から図7及び図10から図13)とを備えている。ここで、GNSSは、Global Navigation Satellite Systemの略であり、全地球測位システムの一般名称である。GNSS受信機122は、この例では、GPS受信機(具体的にはGPS基板)とされている。なお、GPSは、Global Positioning Systemの略である。
制御装置121は、無人飛行体100全体の制御を司るものであり、飛行用バッテリー130(131,132)から電力が供給される。制御装置121は、遠隔操縦用無線通信部140にて受信した操縦信号に基づいて、ローター部430〜430における各モーター431〜431の単位時間当たりの回転数を制御して無人飛行体100の機体(飛行体本体400)を制御したり、後述するように、カメラ部200への電源のオンオフ制御及びシャッター(撮影開始)のオンオフ制御を行ったりするようになっている。
GNSS受信機122は、GPSアンテナ(図示省略)を備え、GPS衛星(図示省略)からの電波をGPSアンテナで受信し、GPS衛星からの電波に基づいて日付、時刻、緯度、経度、標高といったGPS情報を取得することができるようになっている。GNSS受信機122により取得したGPS情報(具体的には日付、時刻、緯度、経度、標高といった情報)は、第2外部記憶媒体(図示省略)に記憶される。第2外部記憶媒体としては、それには限定されないが、代表的にはSDメモリカードを例示できる。
遠隔操縦用カメラ150は、無人飛行体100の前方を撮影するものである。遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160は、遠隔操縦用カメラ150にて撮影した画像データの無線通信を制御するものである。遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170は、遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160からの制御命令により、遠隔操縦用カメラ150にて撮影した画像データを、操縦側に設けられた操縦側通信部(図示せず)に送信するようになっている。これにより、操縦者は、遠隔操縦用カメラ150にて撮影した撮影画像を表示する表示画面(図示せず)をリアルタイムで視認しながら無人飛行体100を容易に遠隔操縦することが可能となる。
(その他の構成要素)
無人飛行体100は、ジャイロセンサー180(この例では磁気ジャイロセンサー)(図8参照)を備えている。ジャイロセンサー180は、ジンバル駆動装置300が1軸の場合、カメラ部200の第1水平軸線α回りの回転の第1角速度を検知する1軸ジャイロセンサーとされる。ジャイロセンサー180は、ジンバル駆動装置300が2軸の場合、第1角速度に加えて、カメラ部200の第2水平軸線β回りの回転の第2角速度を検知する2軸ジャイロセンサーとされる。また、ジャイロセンサー180は、ジンバル駆動装置300が3軸の場合、第1角速度及び第2角速度に加えて、カメラ部200の鉛直軸線γ回りの回転の第3角速度を検知する3軸ジャイロセンサーとされる。
ジャイロセンサー180は、カメラ部200(この例では第2カメラ部220の第2カメラ支持体221)(図8参照)に設けられている。
制御装置121は、ジンバル駆動装置300が1軸の場合、カメラ部200の第1水平軸線α回りの第1回動方向Xの基準となる第1基準姿勢(通常は水平姿勢)のときの第1基準回転角度(通常は0度)を制御装置121における記憶部121a(図1参照)に予め設定しておく。制御装置121は、ジンバル駆動装置300が2軸の場合、第1基準回転角度に加えて、カメラ部200の第2水平軸線β回りの第2回動方向Yの基準となる第2基準姿勢(通常は水平姿勢)のときの第2基準回転角度(通常は0度)を制御装置121における記憶部121aに予め設定しておく。制御装置121は、ジンバル駆動装置300が3軸の場合、第1基準回転角度及び第2基準回転角度に加えて、カメラ部200の鉛直軸線γ回りの第3回動方向Zの基準となる基準向き(基準回動位置)のときの第3基準回転角度(例えば予め設定した基準となる一のカメラ201が正面を向いた回転角度(0度))を制御装置121における記憶部121aに予め設定しておく。
そして、制御装置121は、ジンバル駆動装置300が1軸の場合、ジャイロセンサー180からの第1回転角度θ1(図1参照)が第1基準回転角度(例えば0度)になるように第1駆動部320の回転を制御する。従って、制御装置121は、第1ジンバル部310の第1水平軸線α回りの第1回動方向Xの姿勢を一定に維持することができ、これにより、制御装置121は、カメラ部200を第1回動方向Xの一定の第1基準姿勢(通常は水平姿勢)に維持することができる。
制御装置121は、ジンバル駆動装置300が2軸の場合、第1駆動部320の回転制御に加えて、ジャイロセンサー180からの第2回転角度θ2(図1参照)が第2基準回転角度(例えば0度)になるように第2駆動部340の回転を制御する。従って、制御装置121は、第2ジンバル部330の第2水平軸線β回りの第2回動方向Yの姿勢を一定に維持することができ、これにより、制御装置121は、カメラ部200を第2回動方向Yの一定の第2基準姿勢(通常は水平姿勢)に維持することができる。
制御装置121は、ジンバル駆動装置300が3軸の場合、第1駆動部320の回転制御及び第2駆動部340の回転制御に加えて、ジャイロセンサー180からの第3回転角度θ3(図1参照)が第3基準回転角度(例えば0度)になるように第3駆動部360の回転を制御する。従って、制御装置121は、カメラ部200の鉛直軸線γ回りの第3回動方向Zの向き(回動位置)を一定に維持することができ、これにより、制御装置121は、カメラ部200を第3回動方向Zの一定の基準向き(基準回動位置)に維持することができる。
なお、ジャイロセンサー180及びジャイロセンサー180に関する制御構成は、無人飛行体100に内蔵されていてもよいが、別の飛行体(例えば有人飛行体)にも使えるようにするという観点や、メンテナンス性を容易化するという観点から、この例では、無人飛行体100及び無人飛行体100の機体の制御構成とは独立して(離脱可能に)設けられている。
また、カメラ部200は、バッテリー用制御部203(203a,203b)(図4参照)をさらに備えている。
ところで、複数台のカメラ201〜201で撮影した各動画からパノラマ動画を生成する際に、各カメラ201〜201で撮影した各動画の撮影タイミング(各動画の撮影時期)を一致させる必要がある。
この点、本実施の形態では、バッテリー用制御部203(203a,203b)は、複数台のカメラ201〜201の撮影の開始を同時に行う構成とされている。こうすることで、複数台のカメラ201〜201で撮影した各動画からパノラマ動画を生成する際に、各カメラ201〜201で撮影した各動画の撮影タイミング(各動画の撮影時期)を容易に一致させることが可能となる。
詳しくは、カメラ201〜201へ供給する電流容量を小さくするという観点及び重量バランスをとるという観点から、バッテリー用制御部203(203a,203b)は、第1カメラ部210における第1カメラ201(201a)〜201(201a)のための一方のバッテリー用制御部203(203a)と、第2カメラ部220における第2カメラ201(201b)〜201(201b)のための他方のバッテリー用制御部203(203b)とに分割されている。
具体的には、一方のバッテリー用制御部203(203a)は、DC−DCコンバータ及びスイッチング素子(具体的にはパワートランジスタ)を備え、第1バッテリー202(202a)から電力が供給される。一方のバッテリー用制御部203(203a)は、第1カメラ部210における第1カメラ201(201a)〜201(201a)の電源を同時にオンし、かつ、シャッター(撮影開始)のオン信号を第1カメラ201(201a)〜201(201a)へ同時に送信する構成とされている。他方のバッテリー用制御部203(203b)は、DC−DCコンバータ及びスイッチング素子(具体的にはパワートランジスタ)を備え、第2バッテリー202(202b)から電力が供給される。他方のバッテリー用制御部203(203b)は、第2カメラ部220における第2カメラ201(201b)〜201(201b)の電源を同時にオンし、かつ、シャッター(撮影開始)のオン信号を第2カメラ201(201b)〜201(201b)へ同時に送信する構成とされている。
一方のバッテリー用制御部203(203a)及び他方のバッテリー用制御部203(203b)は、何れも制御装置121に電気的に接続されている。一方のバッテリー用制御部203(203a)及び他方のバッテリー用制御部203(203b)は、制御装置121の指示の下、同期して、第1カメラ部210における第1カメラ201(201a)〜201(201a)及び第2カメラ部220における第2カメラ201(201b)〜201(201b)の電源を同時にオンし、かつ、シャッター(撮影開始)のオン信号を第1カメラ201(201a)〜201(201a)及び第2カメラ201(201b)〜201(201b)へ同時に送信する。
一方のバッテリー用制御部203aは、第1支柱部212の空間内(この例では第1バッテリー202(202a)の第2水平軸線β方向における他方側)に設けられ(収納され)ている。他方のバッテリー用制御部203bは、第2支柱部222の空間内(この例では第2バッテリー202(202b)の第2水平軸線β方向における一方側)に設けられ(収納され)ている。
(本実施の形態について)
本実施の形態によれば、第1ジンバル部310と、第1駆動部320とを備えているので、飛行体本体400が第1基準姿勢から第1水平軸線α回りに傾いても、第1ジンバル部310の第1水平軸線α回りの第1回動方向X(この例ではローリング方向)の姿勢を一定に維持するように第1駆動部320を駆動させることができ、これにより、カメラ部200を第1回動方向Xの一定の第1基準姿勢に維持することができる。しかも、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、それぞれ、第1水平軸線αを間にして鉛直方向(上下方向)における一方側(この例では上側)及び他方側(この例では下側)に位置し、ジンバル駆動装置300及び飛行体本体400は、第1カメラ部210と第2カメラ部220との間の領域λに位置しているので、第1カメラ部210における第1カメラ201(201a)〜201(201a)及び第2カメラ部220における第2カメラ201(201b)〜201(201b)が自身の無人飛行体100(具体的にはジンバル駆動装置300及び飛行体本体400)をほぼ或いは全く(この例では全く)撮影しない状態で、互いの撮影画像をオーバーラップさせることができる(図9参照)。これにより、自身の無人飛行体100がほぼ或いは全く(この例では全く)写っていないパノラマ画像(この例ではパノラマ動画)を生成することが可能となる。従って、パノラマ画像に自身の無人飛行体100がほぼ或いは全く(この例では全く)写らないようにすることが可能となる。
ところで、本実施の形態のように、第1カメラ部210における第1カメラ201(201a)〜201(201a)が複数台ある場合、及び、第2カメラ部220における第2カメラ201(201b)〜201(201b)が複数台ある場合、個々の第1カメラ201(201a)〜201(201a)、及び、個々の第2カメラ201(201b)〜201(201b)にバッテリーを設けると、それだけ無人飛行体100全体の重量が重くなる。
この点、本実施の形態では、第1カメラ部210は、複数台の第1カメラ201(201a)〜201(201a)と、複数台の第1カメラ201(201a)〜201(201a)に電力を供給する単一の第1バッテリー202(202a)とを備え、第2カメラ部220は、複数台の第2カメラ201(201b)〜201(201b)と、複数台の第2カメラ201(201b)〜201(201b)に電力を供給する単一の第2バッテリー202(202b)とを備えていることで、個々の第1カメラ201(201a)〜201(201a)、及び、個々の第2カメラ201(201b)〜201(201b)にバッテリーを設ける必要がなく、従って、無人飛行体100全体の軽量化を実現させることができる。
ところで、従来のジンバル駆動装置では、飛行体本体が一定の姿勢から傾いた場合に、駆動部を用いてジンバル部を一定の姿勢に戻すときに駆動部にかかる負荷が大きいために、それだけカメラ部を一定の姿勢に維持するための追従性が良くないという不都合がある。すなわち、飛行体本体が一定の姿勢から傾いた場合に、駆動部を用いてジンバル部を一定の姿勢に戻すときに駆動部にかかる負荷を軽減することができ、これによりカメラ部を一定の姿勢に維持するための追従性を向上させることができるような構成が要求される。
この点、本実施の形態では、カメラ部200は、第1カメラ部210と、第2カメラ部220とを備え、カメラ部200を含む構成要素(この例では、カメラ部200に加えて第2ジンバル部330及び第2駆動部340等)は、第1水平軸線αを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第1ジンバル部310に設けられているので、第1水平軸線αを間にして、鉛直方向における一方側(特に第1カメラ部210)と他方側(特に第2カメラ部220)とを重量的に釣り合わせる又は略釣り合わせることができ、従って、カメラ部200を含む構成要素の第1駆動部320への重力の影響をなくす或いは少なくすることができる。これにより、飛行体本体400が第1基準姿勢から第1水平軸線α回りに傾いた場合に、第1駆動部320を用いて第1ジンバル部310を第1基準姿勢に戻すときに第1駆動部320にかかる負荷を軽減することができ、それだけカメラ部200を一定の第1基準姿勢に維持するための追従性を向上させることができる。従って、飛行体本体400が第1基準姿勢から第1水平軸線α回りに傾いた場合でもカメラ部200の第1基準姿勢を安定的に維持することが可能となる。
ところで、ブラシレスモーターは追従性に優れており、例えば、1/100秒程度の精度の追従性を実現させることができる。
この点、本実施の形態では、第1駆動部320は、ブラシレスモーターであることで、飛行体本体400が第1基準姿勢から第1水平軸線α回りに傾いた場合でのカメラ部200を一定の第1基準姿勢に維持するための追従性をさらに向上させることができ、従って、カメラ部200の第1基準姿勢をさらに安定的に維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、第1水平軸線αを間にして、それぞれの重心C1,C2が鉛直方向に揃う又は略揃うように第1ジンバル部310に設けられていることで、第1カメラ部210及び第2カメラ部220を鉛直方向に揃わせた状態で、第1駆動部320を用いて第1ジンバル部310を第1基準姿勢に戻すときに第1駆動部320にかかる負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、カメラ部200の重心C0及び第1カメラ部210の重心C1の間の第1距離d1と、カメラ部200の重心C0及び第2カメラ部220の重心C2の間の第2距離d2とが同一又は略同一とされていることで、第1カメラ部210と第2カメラ部220とを同一又は略同一の重量にすることができ、第1カメラ部210の構成要素(例えば、第1カメラ201(201a)〜201(201a)、さらには第1バッテリー202(202a))と、第2カメラ部220の構成要素(例えば、第2カメラ201(201b)〜201(201b)、さらには第2バッテリー202(202b))とを、第1カメラ部210と第2カメラ部220との間で同一タイプのものを用いることができる。
また、本実施の形態では、ジンバル駆動装置300は、第2ジンバル部330と、第2駆動部340とを備えていることで、飛行体本体400が第2基準姿勢から第2水平軸線β回りに傾いても、第2ジンバル部330の第2水平軸線β回りの第2回動方向Y(この例ではピッチング方向)の姿勢を一定に維持するように第2駆動部340を駆動させることができ、これにより、カメラ部200を第2回動方向Yの一定の第2基準姿勢に維持することができる。しかも、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、それぞれ、第2水平軸線βを間にして鉛直方向(上下方向)における一方側(この例では上側)及び他方側(この例では下側)に位置していることで、前記したように、自身の無人飛行体100がほぼ或いは全く(この例では全く)写っていないパノラマ画像(この例ではパノラマ動画)を生成することが可能となる。従って、パノラマ画像に自身の無人飛行体100がほぼ或いは全く(この例では全く)写らないようにすることが可能となる。
また、本実施の形態では、カメラ部200、第2ジンバル部330及び第2駆動部340を含む構成要素(この例では、カメラ部200、第2ジンバル部330及び第2駆動部340に加えておもり部材350等)は、第1水平軸線αを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第1ジンバル部310に設けられていることで、ジンバル駆動装置300が第2ジンバル部330及び第2駆動部340を備えていても、飛行体本体400が第1基準姿勢から第1水平軸線α回りに傾いた場合に、第1駆動部320を用いて第1ジンバル部310を第1基準姿勢に戻すときに第1駆動部320にかかる負荷を軽減することができ、それだけカメラ部200を一定の第1基準姿勢に維持するための追従性を向上させることができる。従って、飛行体本体400が第1基準姿勢から第1水平軸線α回りに傾いた場合でもカメラ部200の第1基準姿勢を安定的に維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、ジンバル駆動装置300は、第2駆動部340に対して均衡を保つためのおもり部材350をさらに備えていることで、第1水平軸線αを間にして、第2水平軸線β方向における一方側(特におもり部材350)と他方側(特に第2駆動部340)とを重量的に釣り合わせる又は略釣り合わせることができ、従って、カメラ部200、第2ジンバル部330及び第2駆動部340を含む構成要素の第1駆動部320への重力の影響をなくす或いは少なくすることができ、それだけ第1駆動部320を用いて第1ジンバル部310を第1基準姿勢に戻すときに第1駆動部320にかかる負荷を軽減することができ、カメラ部200を一定の第1基準姿勢に維持するための追従性をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態では、第2駆動部340及びおもり部材350は、第1水平軸線αに間にして、第2駆動部340の重心C3及びおもり部材350の重心C4が第1水平軸線αに直交する水平方向に揃う又は略揃うように第1ジンバル部310に設けられていることで、第2駆動部340及びおもり部材350を水平方向に揃わせた状態で、第1駆動部320を用いて第1ジンバル部310を第1基準姿勢に戻すときに第1駆動部320にかかる負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、カメラ部200を含む構成要素(この例では、カメラ部200に加えて第3駆動部360)は、第2水平軸線βを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第2ジンバル部330に設けられていることで、第2水平軸線βを間にして、鉛直方向における一方側(特に第1カメラ部210)と他方側(特に第2カメラ部220)とを重量的に釣り合わせる又は略釣り合わせることができ、従って、カメラ部200を含む構成要素の第2駆動部340への重力の影響をなくす或いは少なくすることができる。これにより、飛行体本体400が第2基準姿勢から第2水平軸線β回りに傾いた場合に、第2駆動部340を用いて第2ジンバル部330を第2基準姿勢に戻すときに第2駆動部340にかかる負荷を軽減することができ、それだけカメラ部200を一定の第2基準姿勢に維持するための追従性を向上させることができる。従って、飛行体本体400が第2基準姿勢から第2水平軸線β回りに傾いた場合でもカメラ部200の第2基準姿勢を安定的に維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、第2駆動部340は、ブラシレスモーターであることで、飛行体本体400が第2基準姿勢から第2水平軸線β回りに傾いた場合でのカメラ部200を一定の第2基準姿勢に維持するための追従性をさらに向上させることができ、従って、カメラ部200の第2基準姿勢をさらに安定的に維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、第1カメラ部210及び第2カメラ部220は、第2水平軸線βを間にして、それぞれの重心C1,C2が鉛直方向に揃う又は略揃うように第2ジンバル部330に設けられていることで、第1カメラ部210及び第2カメラ部220を鉛直方向に揃わせた状態で、第2駆動部340を用いて第2ジンバル部330を第2基準姿勢に戻すときに第2駆動部340にかかる負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、無人飛行体100は、第1水平軸線αを基準に線対称又は略線対称とされ、かつ、第2水平軸線βを基準に線対称又は略線対称とされていることで、無人飛行体100において、同じ作用を有する複数の構成要素(例えば、第1カメラ部210及び第2カメラ部220、一方の脚部111及び他方の脚部111、一方の飛行用バッテリー131及び他方の飛行用バッテリー132やローター部430)を線対称又は略線対称となる構成要素の間で同一タイプのものを用いることができる。
また、本実施の形態では、第1水平軸線αと第2水平軸線βとが交わる構成とされていることで、無人飛行体100を構成する構成要素(具体的には、本体制御部120、飛行用バッテリー130(131,132)、遠隔操縦用無線通信部140、遠隔操縦用カメラ150、遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160及び遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170)を第1水平軸線α及び第2水平軸線βの双方に沿った水平面の近傍に配設することができ、これにより、無人飛行体100の小型化を実現させることができる。
また、本実施の形態では、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δと、カメラ部200の重心C0とが一致又は略一致していることで、交点δを間にして、一方側の第1カメラ部210と他方側の第2カメラ部220とを重量的に釣り合わせる又は略釣り合わせることができ、それだけ第1駆動部320及び第2駆動部340を用いて第1ジンバル部310及び第2ジンバル部330を第1基準姿勢及び第2基準姿勢に戻すときに第1駆動部320及び第2駆動部340にかかる負荷を軽減することができ、カメラ部200を一定の第1駆動部320及び第2基準姿勢に維持するための追従性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、カメラ部200は、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δを基準に点対称又は略点対称とされていることで、重量バランスをとる上で、カメラ部200を構成する各構成要素(具体的には第1カメラ201(201a)〜201(201a)及び第1バッテリー202(202a)並びに第2カメラ201(201b)〜201(201b)及び第2バッテリー202(202b)等)を簡単にかつ容易に配設することができる。
また、本実施の形態では、第1水平軸線αと第2水平軸線βとの交点δと、飛行体本体400の中心とが一致又は略一致していることで、第1ジンバル部310、第1駆動部320、第2ジンバル部330及び第2駆動部340を飛行体本体400の中心付近に配設することができ、これにより、無人飛行体100のさらなる小型化を実現させることができる。しかも、第1水平軸線α及び第2水平軸線βの双方に沿った水平面の近傍において第1ジンバル部310及び第1駆動部320の周りに、無人飛行体100を構成する構成要素(具体的には、本体制御部120、飛行用バッテリー130(131,132)、遠隔操縦用無線通信部140、遠隔操縦用カメラ150、遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部160及び遠隔操縦用カメラ画像無線通信部170)を重量的にバランス良く配設することができる。さらに、無人飛行体100の中心と無人飛行体100の重心とを一致又は略一致させることができ、これにより、無人飛行体100を安定的に飛行させることができる。
また、本実施の形態では、ジンバル駆動装置300は、第3駆動部360を備えていることで、飛行体本体400が基準向き(基準回動位置)から鉛直軸線γ回りに回動しても、カメラ部200の鉛直軸線γ回りの第3回動方向Z(ヨーイング方向)の基準となる基準向き(基準回動位置)を一定に維持するように第3駆動部360を駆動させることができ、これにより、カメラ部200を第3回動方向Zの一定の基準向き(基準回動位置)に維持することができる。さらに、第3駆動部360は、第1水平軸線αと第2水平軸線βと鉛直軸線γとの交点を含むように設けられていることで、第3駆動部360を第1カメラ部210と第2カメラ部220との間に設けることができ、これにより、パノラマ画像に第3駆動部360がほぼ或いは全く(この例では全く)写らないようにすることができる。
また、カメラ部200を含む構成要素(この例では、カメラ部200に加えて第2ジンバル部330及び第2駆動部340等)は、第1水平軸線αを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第1ジンバル部310に設けられており、また、カメラ部200を含む構成要素(この例では、カメラ部200に加えて第3駆動部360)は、第2水平軸線βを支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように第2ジンバル部330に設けられている場合には、飛行体本体400が基準向き(基準回動位置)から鉛直軸線γ回りに回動した場合に、第3駆動部360を用いてカメラ部200を基準向き(基準回動位置)に戻すときに第3駆動部360にかかる負荷を軽減することができ、それだけカメラ部200を一定の基準向き(基準回動位置)に維持するための追従性を向上させることができる。従って、飛行体本体400が基準向き(基準回動位置)から鉛直軸線γ回りに回動した場合でもカメラ部200の基準向き(基準回動位置)を安定的に維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、第3駆動部360は、ブラシレスモーターであることで、飛行体本体400が基準向き(基準回動位置)から鉛直軸線γ回りに回動した場合でのカメラ部200を一定の基準向き(基準回動位置)に維持するための追従性をさらに向上させることができ、従って、カメラ部200の基準向き(基準回動位置)をさらに安定的に維持することが可能となる。
また、本実施の形態では、第1水平軸線αと第2水平軸線βと鉛直軸線γとの交点δと、第3駆動部360の重心C5とが一致又は略一致していることで、交点δを支点として、第3駆動部360の第1水平軸線α回りと第3駆動部360の第2水平軸線β回りとの双方のバランスをとることができる。
(その他の実施の形態)
なお、ジンバル駆動装置300は、飛行体本体400から切り離して単独で使用するようにしてもよい。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、かかる実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 無人飛行体
110 降着装置
111 脚部
111a 接地部材
112 脚部駆動部
120 本体制御部
121 制御装置
121a 記憶部
122 GNSS受信機
130 飛行用バッテリー
131 一方の飛行用バッテリー
132 他方の飛行用バッテリー
140 遠隔操縦用無線通信部
150 遠隔操縦用カメラ
160 遠隔操縦用カメラ画像無線通信制御部
170 遠隔操縦用カメラ画像無線通信部
180 ジャイロセンサー
200 カメラ部
201 カメラ
201a 第1カメラ
201b 第2カメラ
202 カメラ用バッテリー
202a 第1バッテリー
202b 第2バッテリー
203 バッテリー用制御部
203a 一方のバッテリー用制御部
203b 他方のバッテリー用制御部
210 第1カメラ部
211 第1カメラ支持体
212 第1支柱部
220 第2カメラ部
221 第2カメラ支持体
222 第2支柱部
300 ジンバル駆動装置
310 第1ジンバル部
311 第1ジンバル部本体
311a リング部
312 第1軸受部材
313 連結部材
320 第1駆動部
330 第2ジンバル部
331 第2ジンバル部本体
332 第2軸受部材
340 第2駆動部
350 おもり部材
351 固定部材
352 重量部材
360 第3駆動部
400 飛行体本体
410 本体部
410a リング部材
410b リング部材
410c 連結部
413 補強部材
420 支持体
430 ローター部
431 モーター
432 回転翼
C0 カメラ部の重心
C1 第1カメラ部の重心
C2 第2カメラ部の重心
C3 第2駆動部の重心
C4 おもり部材の重心
C5 第3駆動部の重心
SC 固定部材
SP 貫通孔
X 第1回動方向
Y 第2回動方向
Z 第3回動方向
d1 第1距離
d2 第2距離
α 第1水平軸線
β 第2水平軸線
γ 鉛直軸線
δ 交点
θ1 第1回転角度
θ2 第2回転角度
θ3 第3回転角度
λ 第1カメラ部と第2カメラ部との間の領域
φ1 第1カメラ部の視野角
φ2 第2カメラ部の視野角

Claims (19)

  1. 少なくとも2台のカメラを有するカメラ部と、前記カメラ部が設けられたジンバル駆動装置と、前記ジンバル駆動装置が設けられた飛行体本体とを備えた無人飛行体であって、
    前記ジンバル駆動装置は、
    水平方向に沿った回動軸線である第1水平軸線回りに回動する第1ジンバル部と、
    前記第1ジンバル部を前記第1水平軸線回りに回動させる第1駆動部と
    を備え、
    前記カメラ部は、少なくとも1台の第1カメラを備えた第1カメラ部と、少なくとも1台の第2カメラを備えた第2カメラ部とを備え、
    前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、それぞれ、前記第1水平軸線を間にして鉛直方向における一方側及び他方側に位置し、
    前記ジンバル駆動装置及び前記飛行体本体は、前記第1カメラ部と前記第2カメラ部との間の領域に位置していることを特徴とする無人飛行体。
  2. 請求項1に記載の無人飛行体であって、
    前記第1カメラ部は、複数台の前記第1カメラと、複数台の前記第1カメラに電力を供給する単一の第1バッテリーとを備え、
    前記第2カメラ部は、複数台の前記第2カメラと、複数台の前記第2カメラに電力を供給する単一の第2バッテリーとを備えていることを特徴とする無人飛行体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無人飛行体であって、
    前記カメラ部を含む構成要素は、前記第1水平軸線を支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように前記第1ジンバル部に設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  4. 請求項3に記載の無人飛行体であって、
    前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、前記第1水平軸線を間にして、それぞれの重心が鉛直方向に揃う又は略揃うように前記第1ジンバル部に設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の無人飛行体であって、
    前記カメラ部の重心及び前記第1カメラ部の重心の間の第1距離と、前記カメラ部の重心及び前記第2カメラ部の重心の間の第2距離とが同一又は略同一とされていることを特徴とする無人飛行体。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    前記ジンバル駆動装置は、
    前記第1ジンバル部に設けられて前記第1水平軸線に直交する水平方向に沿った回動軸線である第2水平軸線回りに回動する第2ジンバル部と、
    前記第2ジンバル部を前記第2水平軸線回りに回動させる第2駆動部と
    をさらに備え、
    前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、それぞれ、前記第2水平軸線を間にして鉛直方向における一方側及び他方側に位置していることを特徴とする無人飛行体。
  7. 請求項6に記載の無人飛行体であって、
    前記カメラ部、前記第2ジンバル部及び前記第2駆動部を含む構成要素は、前記第1水平軸線を支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように前記第1ジンバル部に設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  8. 請求項7に記載の無人飛行体であって、
    前記ジンバル駆動装置は、前記第2駆動部に対して均衡を保つためのおもり部材をさらに備えていることを特徴とする無人飛行体。
  9. 請求項8に記載の無人飛行体であって、
    前記第2駆動部及び前記おもり部材は、前記第1水平軸線に間にして、それぞれの重心が前記第1水平軸線に直交する水平方向に揃う又は略揃うように前記第1ジンバル部に設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  10. 請求項7から請求項9までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    前記カメラ部を含む構成要素は、前記第2水平軸線を支点軸として重量的に釣り合う又は略釣り合うように前記第2ジンバル部に設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  11. 請求項10に記載の無人飛行体であって、
    前記第1カメラ部及び前記第2カメラ部は、前記第2水平軸線を間にして、それぞれの重心が鉛直方向に揃う又は略揃うように前記第2ジンバル部に設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  12. 請求項6から請求項11までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    当該無人飛行体は、前記第1水平軸線を基準に線対称又は略線対称とされ、かつ、前記第2水平軸線を基準に線対称又は略線対称とされていることを特徴とする無人飛行体。
  13. 請求項6から請求項12までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    前記第1水平軸線と前記第2水平軸線とが交わる構成とされていることを特徴とする無人飛行体。
  14. 請求項13に記載の無人飛行体であって、
    前記第1水平軸線と前記第2水平軸線との交点と、前記カメラ部の重心とが一致又は略一致していることを特徴とする無人飛行体。
  15. 請求項13又は請求項14に記載の無人飛行体であって、
    前記カメラ部は、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線との交点を基準に点対称又は略点対称とされていることを特徴とする無人飛行体。
  16. 請求項13から請求項15までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    前記第1水平軸線と前記第2水平軸線との交点と、前記飛行体本体の中心とが一致又は略一致していることを特徴とする無人飛行体。
  17. 請求項13から請求項16までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    前記ジンバル駆動装置は、前記カメラ部を鉛直方向に沿った鉛直軸線回りに回動させる第3駆動部をさらに備え、
    前記第1水平軸線と前記第2水平軸線と前記鉛直軸線とが交わる構成とされ、
    前記第3駆動部は、前記第1水平軸線と前記第2水平軸線と前記鉛直軸線との交点を含むように設けられていることを特徴とする無人飛行体。
  18. 請求項17に記載の無人飛行体であって、
    前記第1水平軸線と前記第2水平軸線と前記鉛直軸線との交点と、前記第3駆動部の重心とが一致又は略一致していることを特徴とする無人飛行体。
  19. 請求項1から請求項18までの何れか1つに記載の無人飛行体であって、
    前記何れの駆動部もブラシレスモーターであることを特徴とする無人飛行体。
JP2015100911A 2015-05-18 2015-05-18 無人飛行体 Active JP6261090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015100911A JP6261090B2 (ja) 2015-05-18 2015-05-18 無人飛行体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015100911A JP6261090B2 (ja) 2015-05-18 2015-05-18 無人飛行体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016219941A true JP2016219941A (ja) 2016-12-22
JP6261090B2 JP6261090B2 (ja) 2018-01-17

Family

ID=57581726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015100911A Active JP6261090B2 (ja) 2015-05-18 2015-05-18 無人飛行体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6261090B2 (ja)

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106828903A (zh) * 2017-03-01 2017-06-13 曾雄文 一种支架结构及无人机
CN106892097A (zh) * 2017-03-08 2017-06-27 深圳市雷凌广通技术研发有限公司 一种用于路况监测的车载无人机
JP2017153027A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社IcARus 撮影システム
CN108496138A (zh) * 2017-05-25 2018-09-04 深圳市大疆创新科技有限公司 一种跟踪方法及装置
WO2018172815A1 (en) * 2017-03-22 2018-09-27 Aerones, Sia A multicopter frame
WO2018192159A1 (zh) * 2017-04-17 2018-10-25 深圳市道通智能航空技术有限公司 一种拍摄组件及具有此拍摄组件的无人机
US10175693B2 (en) * 2015-09-11 2019-01-08 Sz Dji Osmo Technology Co., Ltd. Carrier for unmanned aerial vehicle
KR101949246B1 (ko) * 2018-03-14 2019-02-18 조한희 서치라이트기능을 갖는 무인비행기
WO2019061295A1 (zh) * 2017-09-29 2019-04-04 深圳市大疆创新科技有限公司 一种视频处理方法、设备、无人机及系统
WO2019100832A1 (zh) * 2017-11-23 2019-05-31 深圳市道通智能航空技术有限公司 无人机及其摄像结构
CN109883407A (zh) * 2019-03-20 2019-06-14 武汉建工集团股份有限公司 一种基于红外测距的墙面监测方法及系统
JP2019147555A (ja) * 2017-11-06 2019-09-05 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP2019171997A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 株式会社エアロネクスト 飛行体
DE112017006862T5 (de) 2017-01-19 2019-10-24 Sony Corporation Orientierungssteuerungsvorrichtung, haltevorrichtung, orientierungssteuerungsverfahren und programm dazu
JP6618000B1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-11 株式会社エアロネクスト 電子部品及び当該電子部品を取り付けた飛行体
JP2020026270A (ja) * 2019-10-10 2020-02-20 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020029258A (ja) * 2019-11-28 2020-02-27 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020029256A (ja) * 2019-11-28 2020-02-27 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020029257A (ja) * 2019-11-28 2020-02-27 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020033021A (ja) * 2019-12-10 2020-03-05 株式会社エアロネクスト 長尺に延びる本体部を備えた飛行体
JP2020109005A (ja) * 2020-04-19 2020-07-16 株式会社エアロネクスト 飛行体
JP2020109004A (ja) * 2020-04-19 2020-07-16 株式会社エアロネクスト 飛行体
WO2020195651A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020161143A (ja) * 2020-04-03 2020-10-01 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020169023A (ja) * 2020-06-22 2020-10-15 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020186000A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020185999A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020185998A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020186002A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020186001A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
US10843816B2 (en) 2017-04-17 2020-11-24 Autel Robotics Co., Ltd. Photographic assembly and unmanned aerial vehicle having same
JPWO2019244462A1 (ja) * 2018-06-22 2021-01-07 本田技研工業株式会社 マルチコプタ
CN112722257A (zh) * 2021-01-19 2021-04-30 南京誉葆科技有限公司 一种飞行器数据链射频组合系统
WO2021251156A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 ソニーグループ株式会社 降着装置
KR20220056414A (ko) * 2020-10-28 2022-05-06 (주)비씨디이엔씨 스태빌라이저를 구비한 짐벌 장치
JP2022160534A (ja) * 2019-10-10 2022-10-19 株式会社エアロネクスト 回転翼機
US11565810B2 (en) 2017-10-10 2023-01-31 Aeronext Inc. Flying body
US11772793B2 (en) 2018-07-19 2023-10-03 Aeronext Inc. Flying object with elongated body

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102161771B1 (ko) * 2019-05-14 2020-10-05 경북대학교 산학협력단 무인항공비행체

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167413A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Topcon Corp 航空写真システム
JP2014528868A (ja) * 2011-09-09 2014-10-30 シェンゼン ダージャン イノベーション テクノロジー カンパニー, リミテッド 小型無人航空機に使用するための2軸架台および小型無人航空機に使用するための3軸架台
JP2015001450A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社トプコン 飛行体誘導システム及び飛行体誘導方法
US8938160B2 (en) * 2011-09-09 2015-01-20 SZ DJI Technology Co., Ltd Stabilizing platform
JP2015023470A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 株式会社amuse oneself パノラマ動画像補正プログラム、パノラマ動画像補正方法、記録媒体及びパノラマ動画像補正装置並びにパノラマ撮影装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528868A (ja) * 2011-09-09 2014-10-30 シェンゼン ダージャン イノベーション テクノロジー カンパニー, リミテッド 小型無人航空機に使用するための2軸架台および小型無人航空機に使用するための3軸架台
US8938160B2 (en) * 2011-09-09 2015-01-20 SZ DJI Technology Co., Ltd Stabilizing platform
JP2014167413A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Topcon Corp 航空写真システム
JP2015001450A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社トプコン 飛行体誘導システム及び飛行体誘導方法
JP2015023470A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 株式会社amuse oneself パノラマ動画像補正プログラム、パノラマ動画像補正方法、記録媒体及びパノラマ動画像補正装置並びにパノラマ撮影装置

Cited By (60)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10175693B2 (en) * 2015-09-11 2019-01-08 Sz Dji Osmo Technology Co., Ltd. Carrier for unmanned aerial vehicle
US11262760B2 (en) 2015-09-11 2022-03-01 Sz Dji Osmo Technology Co., Ltd. Carrier for unmanned aerial vehicle
JP2017153027A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社IcARus 撮影システム
DE112017006862T5 (de) 2017-01-19 2019-10-24 Sony Corporation Orientierungssteuerungsvorrichtung, haltevorrichtung, orientierungssteuerungsverfahren und programm dazu
US10969662B2 (en) 2017-01-19 2021-04-06 Sony Corporation Posture control apparatus, holding apparatus, posture control method, and program
CN106828903A (zh) * 2017-03-01 2017-06-13 曾雄文 一种支架结构及无人机
CN106892097B (zh) * 2017-03-08 2019-04-30 深圳榕亨实业集团有限公司 一种用于路况监测的车载无人机
CN106892097A (zh) * 2017-03-08 2017-06-27 深圳市雷凌广通技术研发有限公司 一种用于路况监测的车载无人机
WO2018172815A1 (en) * 2017-03-22 2018-09-27 Aerones, Sia A multicopter frame
WO2018192159A1 (zh) * 2017-04-17 2018-10-25 深圳市道通智能航空技术有限公司 一种拍摄组件及具有此拍摄组件的无人机
US10843816B2 (en) 2017-04-17 2020-11-24 Autel Robotics Co., Ltd. Photographic assembly and unmanned aerial vehicle having same
US11776139B2 (en) 2017-05-25 2023-10-03 SZ DJI Technology Co., Ltd. Tracking method and device
CN108496138A (zh) * 2017-05-25 2018-09-04 深圳市大疆创新科技有限公司 一种跟踪方法及装置
WO2019061295A1 (zh) * 2017-09-29 2019-04-04 深圳市大疆创新科技有限公司 一种视频处理方法、设备、无人机及系统
US11611811B2 (en) 2017-09-29 2023-03-21 SZ DJI Technology Co., Ltd. Video processing method and device, unmanned aerial vehicle and system
US11565810B2 (en) 2017-10-10 2023-01-31 Aeronext Inc. Flying body
JP2019189227A (ja) * 2017-11-06 2019-10-31 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP2019163055A (ja) * 2017-11-06 2019-09-26 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP2019163054A (ja) * 2017-11-06 2019-09-26 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP2019194087A (ja) * 2017-11-06 2019-11-07 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP2019147555A (ja) * 2017-11-06 2019-09-05 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP2019163053A (ja) * 2017-11-06 2019-09-26 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
JP7330450B2 (ja) 2017-11-06 2023-08-22 株式会社エアロネクスト 飛行体及び飛行体の制御方法
WO2019100832A1 (zh) * 2017-11-23 2019-05-31 深圳市道通智能航空技术有限公司 无人机及其摄像结构
KR101949246B1 (ko) * 2018-03-14 2019-02-18 조한희 서치라이트기능을 갖는 무인비행기
JP2019171997A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 株式会社エアロネクスト 飛行体
CN112236360A (zh) * 2018-06-04 2021-01-15 株式会社爱隆未来 电子部件及安装有该电子部件的飞行体
JP2020037405A (ja) * 2018-06-04 2020-03-12 株式会社エアロネクスト 電子部品及び当該電子部品を取り付けた飛行体
JP7244084B2 (ja) 2018-06-04 2023-03-22 株式会社エアロネクスト 電子部品及び当該電子部品を取り付けた飛行体
US11628951B2 (en) 2018-06-04 2023-04-18 Aeronext Inc. Electronic component and aircraft with electronic component attached thereto
WO2019234945A1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 株式会社エアロネクスト 電子部品及び当該電子部品を取り付けた飛行体
JP6618000B1 (ja) * 2018-06-04 2019-12-11 株式会社エアロネクスト 電子部品及び当該電子部品を取り付けた飛行体
US11780571B2 (en) 2018-06-22 2023-10-10 Honda Motor Co., Ltd. Multicopter
JPWO2019244462A1 (ja) * 2018-06-22 2021-01-07 本田技研工業株式会社 マルチコプタ
US11772793B2 (en) 2018-07-19 2023-10-03 Aeronext Inc. Flying object with elongated body
CN109883407A (zh) * 2019-03-20 2019-06-14 武汉建工集团股份有限公司 一种基于红外测距的墙面监测方法及系统
WO2020195651A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP7120645B2 (ja) 2019-10-10 2022-08-17 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020026270A (ja) * 2019-10-10 2020-02-20 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP7240050B2 (ja) 2019-10-10 2023-03-15 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2022160534A (ja) * 2019-10-10 2022-10-19 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020029258A (ja) * 2019-11-28 2020-02-27 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020029256A (ja) * 2019-11-28 2020-02-27 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP2020029257A (ja) * 2019-11-28 2020-02-27 株式会社エアロネクスト 回転翼機
JP7195616B2 (ja) 2019-12-10 2022-12-26 株式会社エアロネクスト 長尺に延びる本体部を備えた飛行体
JP2020033021A (ja) * 2019-12-10 2020-03-05 株式会社エアロネクスト 長尺に延びる本体部を備えた飛行体
JP2020161143A (ja) * 2020-04-03 2020-10-01 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020109005A (ja) * 2020-04-19 2020-07-16 株式会社エアロネクスト 飛行体
JP2020109004A (ja) * 2020-04-19 2020-07-16 株式会社エアロネクスト 飛行体
WO2021251156A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 ソニーグループ株式会社 降着装置
JP2020169023A (ja) * 2020-06-22 2020-10-15 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020186000A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020186001A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020185999A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020185998A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
JP2020186002A (ja) * 2020-08-06 2020-11-19 株式会社センシンロボティクス 飛行体、点検方法及び点検システム
KR102472035B1 (ko) * 2020-10-28 2022-11-29 (주)비씨디이엔씨 스태빌라이저를 구비한 짐벌 장치
KR20220056414A (ko) * 2020-10-28 2022-05-06 (주)비씨디이엔씨 스태빌라이저를 구비한 짐벌 장치
CN112722257A (zh) * 2021-01-19 2021-04-30 南京誉葆科技有限公司 一种飞行器数据链射频组合系统
CN112722257B (zh) * 2021-01-19 2024-05-03 南京誉葆科技股份有限公司 一种飞行器数据链射频组合系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6261090B2 (ja) 2018-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6261090B2 (ja) 無人飛行体
US11949992B2 (en) UAV panoramic imaging
US9456185B2 (en) Helicopter
WO2018073879A1 (ja) 飛行経路生成方法、飛行経路生成システム、飛行体、プログラム、及び記録媒体
KR101644151B1 (ko) 지능형 무인항공기를 이용한 3d공간정보 모니터링 시스템
CN205263655U (zh) 一种用于自动生成全景照片的系统、无人飞行器及地面站
JP6122591B2 (ja) 写真測量用カメラ及び航空写真装置
ES2902469T3 (es) Métodos y sistemas para el control del movimiento de dispositivos voladores
CN113682476B (zh) 无人驾驶飞行系统和用于无人驾驶飞行系统的控制系统
US11305875B2 (en) Mult-functional compartment
KR101668643B1 (ko) 시선각 장치가 환형으로 회전가능한 구형의 무인항공기
KR101783545B1 (ko) Vr 360도 전방위 촬영을 위한 무인 비행체용 카메라 짐볼 시스템
US20170313418A1 (en) Unmanned vehicle
JPWO2014203593A1 (ja) 遠隔操縦無人飛行体の制御システム
JP6862477B2 (ja) 位置処理装置、飛行体、位置処理システム、飛行システム、位置処理方法、飛行制御方法、プログラム、及び記録媒体
CN108780321B (zh) 用于设备姿态调整的方法、设备、系统和计算机可读存储介质
WO2019023906A1 (zh) 同步方法、设备和系统
US11334076B2 (en) System for controlling unmanned aerial vehicles in a flight formation in order to film a moving object using several cameras
WO2019100821A1 (zh) 无人飞行器
US20190210718A1 (en) Foldable rotor blade assembly and aerial vehicle with a foldable rotor blade assembly
CN109032184A (zh) 飞行器的飞行控制方法、装置、终端设备及飞行控制系统
KR101910819B1 (ko) 항공 촬영 무인 비행 장치
WO2021168821A1 (zh) 可移动平台的控制方法和设备
US20200027238A1 (en) Method for merging images and unmanned aerial vehicle
JP6329219B2 (ja) 操作端末、及び移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170608

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170920

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6261090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250