JP2016219359A - 燃料電池用セパレータ、及び燃料電池 - Google Patents

燃料電池用セパレータ、及び燃料電池 Download PDF

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幸博 島崎
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和哉 山崎
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Abstract

【課題】燃料電池の冷却効率を向上させるための技術を提供する。
【解決手段】燃料電池用セパレータ60,80は、セパレータ本体62,82と、セパレータ本体62,82を補強する補強板64,84と、セパレータ本体62,82と補強板64,84とにより区画され、燃料電池1を冷却するための冷却剤が通る冷却剤流路66,86とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池用セパレータ、及び燃料電池に関する。
燃料電池は、水素と酸素とから電気エネルギーを発生させる装置であり、高い発電効率を得ることができる。燃料電池の主な特徴としては、従来の発電方式のように熱エネルギーや運動エネルギーの過程を経ることがない直接発電であるので、小規模でも高い発電効率が期待できること、窒素化合物等の排出が少なく、騒音や振動も小さいので環境性が良いことなどが挙げられる。このように、燃料電池は燃料のもつ化学エネルギーを有効に利用でき、環境にやさしい特性を備えるため、21世紀を担うエネルギー供給システムとして期待され、宇宙用から自動車用、携帯機器用まで、また大規模発電から小規模発電まで、種々の用途に使用できる有望な発電システムとして注目され、技術開発が本格化している。
特許文献1には、セパレータ形状の黒鉛粉成形体と、黒鉛粉成形体の一方の面に積層された補強板とを有する燃料電池用セパレータが開示されている。特許文献1の燃料電池用セパレータでは、冷却液が流れる冷却液流路溝が補強板に形成されていた。
特開2002−198065号公報
本発明者は、燃料電池用セパレータについて鋭意研究を重ねた結果、従来の燃料電池用セパレータには、燃料電池の冷却効率を向上させる上で改善の余地があることを認識するに至った。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池の冷却効率を向上させるための技術を提供することにある。
本発明のある態様は、燃料電池用セパレータである。当該燃料電池用セパレータは、セパレータ本体と、セパレータ本体を補強する補強板と、セパレータ本体と補強板とにより区画され、燃料電池を冷却するための冷却剤が通る冷却剤流路と、を備える。
本発明の他の態様は、燃料電池である。当該燃料電池は、電解質膜、電解質膜の一方の面側に配置されるアノード触媒層、及び電解質膜の一方の面と反対の面側に配置されるカソード触媒層で構成される膜電極接合体と、膜電極接合体を挟む一対の燃料電池用セパレータと、を備える。一対の燃料電池用セパレータは、少なくとも一方が上記態様の燃料電池用セパレータである。
本発明によれば、燃料電池の冷却効率を向上させることができる。
実施の形態に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。 図2(A)は、変形例1に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。図2(B)は、変形例2に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。図2(C)は、変形例2に係る燃料電池が有する補強板を模式的に示す平面図である。 図3(A)は、変形例3に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。図3(B)は、変形例4に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本実施の形態を具体的に説明する前に、概要を述べる。本実施の形態は、燃料電池用セパレータに関する。上述した従来の燃料電池用セパレータでは、セパレータ本体が、靱性等の機械強度が比較的低い黒鉛粉成形体で形成されていた。このため、補強板をセパレータ本体に取り付けて燃料電池用セパレータの機械的強度を高めていた。補強板は、冷却剤流路を有し、セパレータ本体の膜電極接合体が配置される側とは反対側の面に設けられていた。
本発明者らは、燃料電池用セパレータについて鋭意研究を重ねた結果、従来の燃料電池用セパレータには、燃料電池の冷却効率の向上を図る上で改善の余地があることを見出した。すなわち、従来の燃料電池用セパレータでは、冷却剤流路が補強板によって形成されていた。このため、燃料電池の電極反応で発生した熱は、セパレータ本体及び補強板を介して冷却剤に伝達される。このように、燃料電池の発熱部と冷却剤との間にセパレータ本体だけでなく補強板も介在する場合、補強板が介在する分だけ燃料電池の冷却効率が低下してしまう。これに対し、本実施の形態に係る燃料電池用セパレータは、冷却剤とセパレータ本体とを直に接触させることができる構造を有する。以下、本実施の形態に係る燃料電池用セパレータと、この燃料電池用セパレータを含む燃料電池とについて詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。本実施の形態の燃料電池1は、膜電極接合体10と、アノードガス拡散層20と、カソードガス拡散層40と、一対の燃料電池用セパレータ60,80とを備える。膜電極接合体10は、略平板状である。アノードガス拡散層20とカソードガス拡散層40とは、膜電極接合体10を挟んで互いの主表面が対向するように設けられる。また、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40それぞれの膜電極接合体10とは反対の主表面側には、燃料電池用セパレータ60,80が設けられる。燃料電池1の厚さは、例えば1.2mm以下である。本実施の形態の燃料電池1は、膜電極接合体10、アノードガス拡散層20、カソードガス拡散層40及び燃料電池用セパレータ60,80で構成される単セルを1組備えるが、複数組の単セルが積層されてなるスタック構造を有してもよい。本実施の形態の燃料電池1は、固体高分子形燃料電池(PEFC)である。
膜電極接合体10は、電解質膜12と、電解質膜12の一方の面側に配置されるアノード触媒層14と、電解質膜12のアノード触媒層14が配置される側の面と反対の面側に配置されるカソード触媒層16とで構成される。本実施の形態では、アノード触媒層14は電解質膜12の一方の主表面側に配置され、カソード触媒層16は電解質膜12の他方の主表面側に配置される。
電解質膜12は、湿潤状態において良好なイオン伝導性を示し、アノード触媒層14とカソード触媒層16との間でプロトンを移動させるイオン交換膜として機能する。電解質膜12は、例えば含フッ素重合体や非フッ素重合体等の固体高分子材料によって形成される。電解質膜12の材料としては、スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体、ポリサルホン樹脂、ホスホン酸基又はカルボン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体等を用いることができる。スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体の例としては、ナフィオン(デュポン社製、登録商標)112等が挙げられる。非フッ素重合体の例としては、スルホン化された、芳香族ポリエーテルエーテルケトンやポリスルホン等が挙げられる。電解質膜12の厚さは、例えば5μm以上50μm以下である。
アノード触媒層14及びカソード触媒層16は、それぞれイオン交換樹脂及び触媒粒子、場合によって触媒粒子の担体を有する。アノード触媒層14及びカソード触媒層16が有するイオン交換樹脂は、触媒粒子と電解質膜12を接続し、両者間においてプロトンを伝達する役割を果たす。このイオン交換樹脂は、電解質膜12と同様の高分子材料から形成することができる。触媒粒子としては、Sc、Y、Ti、Zr、V、Nb、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Pt、Os、Ir、ランタノイド系列元素やアクチノイド系列の元素の中から選ばれる合金や単体といった触媒金属が挙げられる。また、触媒粒子の担体としては、例えばアセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンナノチューブ等の炭素粒子を用いることができる。アノード触媒層14及びカソード触媒層16の厚さは、それぞれ、例えば1μm以上100μm以下である。
アノードガス拡散層20は、膜電極接合体10のアノード触媒層14側の主表面に積層される。カソードガス拡散層40は、膜電極接合体10のカソード触媒層16側の主表面に積層される。アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40は、電子伝導性を有する多孔体であればよく、その材料として公知のものを使用することができる。例えば、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40には、金属板、金属フィルム、導電性高分子、カーボンペーパー、カーボンの織布又は不織布等を使用することができる。
また、アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40は、導電性粒子及び/又は導電性繊維と、熱可塑性樹脂との混合材料で構成されてもよい。導電性粒子としては、例えば、カーボンブラック、人造黒鉛、天然黒鉛、膨張黒鉛等のカーボン粒子や、金属粒子等を用いることができる。導電性繊維としては、例えば、ポリアクリロニトリル系炭素繊維、レーヨン系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、カーボンナノチューブ等のカーボンファイバーや、金属繊維等を用いることができる。熱可塑性樹脂としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)等のフッ素系樹脂を用いることができる。アノードガス拡散層20及びカソードガス拡散層40の厚さは、例えば50μm以上550μm以下である。
燃料電池用セパレータ60は、アノードガス拡散層20の主表面に積層される。燃料電池用セパレータ60は、セパレータ本体62と、補強板64と、冷却剤流路66と、ガス流路68とを備える。
セパレータ本体62は、導電性及び熱伝導性を有する略平板状の部材であり、一方の主表面がアノードガス拡散層20の主表面と接するように設けられる。セパレータ本体62の材料としては、公知のものを使用することができる。例えば、セパレータ本体62の材料としては、カーボン、グラファイト、ステンレス、チタン等を使用することができる。好ましくは、セパレータ本体62はグラファイト製である。セパレータ本体62をグラファイトで形成することで、セパレータ本体62を金属で形成する場合に比べて、セパレータ本体62の熱伝導性をより向上させることができる。また、冷却剤によってセパレータ本体62が腐食することをより確実に抑制することができる。
補強板64は、セパレータ本体62を補強して燃料電池用セパレータ60の機械的強度を高める部材である。補強板64は、セパレータ本体62の他方の主表面、すなわちアノードガス拡散層20とは反対側の主表面に積層される。補強板64の材料としては、アルミニウム、ステンレス、銅、ニッケル、チタン等の金属や、導電性プラスチック等を使用することができる。好ましくは、補強板64は金属製である。補強板64を金属で形成することで、燃料電池用セパレータ60の機械的強度をより確実に高めることができる。
好ましくは、補強板64は、セパレータ本体62よりも靱性が高い。例えば、補強板64は、セパレータ本体62よりも衝撃強さが大きく、外部から加わる力に対して割れにくい。これにより、燃料電池用セパレータ60の機械的強度をより確実に高めることができる。また、好ましくは、セパレータ本体62の熱伝導率は、補強板64の熱伝導率よりも高い。これにより、燃料電池1の冷却効率をより確実に向上させることができる。また、好ましくは、セパレータ本体62の熱膨張係数は、補強板64の熱膨張係数よりも小さい。セパレータ本体62は、燃料電池用セパレータ60の全体の厚さに占める厚さの割合が大きい。このため、セパレータ本体62の熱膨張係数を補強板64よりも小さくすることで、燃料電池用セパレータ60全体の寸法変化を抑えることができる。また、熱膨張係数の小さいセパレータ本体62、82が補強板64を挟むように配置されることで(図2(A)等参照)、補強板64の材質に関わらず、燃料電池用セパレータ60全体の反りを抑制することができる。これにより、燃料電池用セパレータ60の変形を抑えることができ、ひいては、燃料電池1の変形を抑制することができる。また、冷却剤流路66の変形を抑えることも可能となる。また、補強板64の熱膨張係数をセパレータ本体62よりも大きくすることで、高温時にセパレータ本体62と補強板64との接着面積を増加させて、界面安定性を向上させることができる。また、セパレータ本体62と補強板64とは、互いを構成する材料の電位差が小さいことが好ましい。これにより、セパレータ本体62あるいは補強板64を構成する金属の表面に局部電池が形成されて、金属が腐食することを抑制することができる。
冷却剤流路66は、燃料電池1を冷却するための冷却剤が通る流路である。冷却剤としては、例えばアルカリ性を呈するように調質剤が添加された水等の冷却液が用いられる。冷却剤流路66は、セパレータ本体62と補強板64とにより区画される。すなわち、セパレータ本体62の表面と補強板64の表面とが組み合わされて、冷却剤流路66が形成される。したがって、冷却剤流路66は、燃料電池用セパレータ60のアノードガス拡散層20とは反対側の主表面側に配置される。
本実施の形態では、セパレータ本体62は、アノードガス拡散層20とは反対側の主表面に溝、すなわちセパレータ本体62の主表面に沿って延在する凹部を有する。また、補強板64は、平坦形状である。そして、セパレータ本体62の溝を補強板64が覆うことで、冷却剤流路66が形成されている。したがって、冷却剤流路66の断面を見ると、冷却剤流路66の3辺がセパレータ本体62で形成され、残りの1辺が補強板64で形成されている。このように、セパレータ本体62と補強板64とで冷却剤流路66を形成することで、冷却剤流路66を流れる冷却剤とセパレータ本体62とを直に接触させることができる。
セパレータ本体62の表面に溝を形成する方法としては、セパレータ本体62がグラファイト製である場合は、例えばドライエッチング法等を用いることができる。セパレータ本体62が金属製である場合は、例えばウェットエッチング法等を用いることができる。これにより、微細な溝を形成することができるため、セパレータ本体62の小型化を図ることができ、ひいては燃料電池1の小型化を図ることができる。
ガス流路68は、セパレータ本体62のアノードガス拡散層20側の主表面に設けられる。水素ガス等の燃料ガスは、燃料供給用のマニホールド(図示せず)からガス流路68に分配され、ガス流路68を通じてアノードガス拡散層20に供給される。そして、燃料ガスは、アノードガス拡散層20からアノード触媒層14に供給される。ガス流路68の形成方法としては、セパレータ本体62への溝の形成方法と同様の方法を用いることができる。
燃料電池用セパレータ80は、カソードガス拡散層40の主表面に積層される。燃料電池用セパレータ80は、燃料電池用セパレータ60と同様に、セパレータ本体82と、補強板84と、冷却剤流路86と、ガス流路88とを備える。
セパレータ本体82は、導電性及び熱伝導性を有する略平板状の部材であり、一方の主表面がカソードガス拡散層40の主表面と接するように設けられる。セパレータ本体82の材料としては、セパレータ本体62と同様のものを使用することができる。好ましくは、セパレータ本体82はグラファイト成形体である。セパレータ本体82をグラファイト成形体とすることで、セパレータ本体62の場合と同様の効果を得ることができる。
補強板84は、セパレータ本体82を補強して燃料電池用セパレータ80の機械的強度を高める部材である。補強板84は、セパレータ本体82の他方の主表面、すなわちカソードガス拡散層40とは反対側の主表面に積層される。補強板84の材料としては、補強板64と同様のものを使用することができる。好ましくは、補強板84は金属製である。これにより、補強板64の場合と同様の効果を得ることができる。セパレータ本体82及び補強板84における靱性、熱伝導率、熱膨張係数及び電位差の関係は、セパレータ本体62及び補強板64の場合と同様である。
冷却剤流路86は、燃料電池1を冷却するための冷却剤が通る流路である。冷却剤としては、冷却剤流路66を流れる冷却剤と同様のものを使用することができる。冷却剤流路86は、セパレータ本体82と補強板84とにより区画される。すなわち、セパレータ本体82の表面と補強板84の表面とが組み合わされて、冷却剤流路86が形成される。したがって、冷却剤流路86は、燃料電池用セパレータ80のカソードガス拡散層40とは反対側の主表面側に配置される。
本実施の形態では、セパレータ本体82は、カソードガス拡散層40とは反対側の主表面に溝、すなわちセパレータ本体82の主表面に沿って延在する凹部を有する。また、補強板84は、平坦形状である。そして、セパレータ本体82の溝を補強板84が覆うことで、冷却剤流路86が形成されている。したがって、冷却剤流路86の断面を見ると、冷却剤流路86の3辺がセパレータ本体82で形成され、残りの1辺が補強板84で形成されている。このように、セパレータ本体82と補強板84とで冷却剤流路86を形成することで、冷却剤流路86を流れる冷却剤とセパレータ本体82とを直に接触させることができる。セパレータ本体82への溝の形成方法は、セパレータ本体62の場合と同様である。
ガス流路88は、セパレータ本体82のカソードガス拡散層40側の主表面に設けられる。空気等の酸化剤ガスは、酸化剤供給用のマニホールド(図示せず)からガス流路88に分配され、ガス流路88を通じてカソードガス拡散層40に供給される。そして、酸化剤ガスは、カソードガス拡散層40からカソード触媒層16に供給される。また、ガス流路88は、カソード触媒層16で生成される水の排水路としても機能する。ガス流路88の形成方法は、ガス流路68の場合と同様である。
燃料電池用セパレータ60,80の厚さは、例えば50μm以上700μm以下である。また、セパレータ本体62,82の厚さは、例えば30μm以上600μm以下である。補強板64,84の厚さは、例えば5μm以上300μm以下である。なお、本実施の形態では、冷却剤流路66,86、及びガス流路68,88は、それぞれ5つ設けられているが、その数は特に限定されず、燃料電池用セパレータ60,80や各流路の大きさ等に応じて適宜設定することができる。
なお、アノード触媒層14とアノードガス拡散層20とが積層された構造をアノードと称し、カソード触媒層16とカソードガス拡散層40とが積層された構造をカソードと称する場合がある。
上述した固体高分子形の燃料電池1では、以下の反応が起こる。すなわち、アノードガス拡散層20を介してアノード触媒層14に燃料ガスとしての水素ガスが供給されると、アノード触媒層14において下記式(1)で示す反応が起こり、水素がプロトンと電子に分解される。プロトンは、電解質膜12中をカソード触媒層16側へ移動する。電子は、アノードガス拡散層20及び燃料電池用セパレータ60を経由して外部回路(図示せず)に移動し、外部回路から燃料電池用セパレータ80及びカソードガス拡散層40を経由してカソード触媒層16に流れ込む。一方、カソードガス拡散層40を介してカソード触媒層16に酸化剤ガスとしての空気が供給されると、カソード触媒層16において下記式(2)で示す反応が起こり、空気中の酸素がプロトン及び電子と反応して水になる。この結果、外部回路においてアノードからカソードに向かって電子が流れることとなり、電力を取り出すことができる。
アノード触媒層14:H→2H+2e (1)
カソード触媒層16:2H+(1/2)O+2e→HO (2)
また、上述した反応で発生する熱の一部は、アノードガス拡散層20を介してセパレータ本体62に伝達される。セパレータ本体62に伝達された熱の一部は、セパレータ本体62から冷却剤流路66を流れる冷却剤に直に伝達される。また、他の一部は、セパレータ本体62から補強板64を介して冷却剤に伝達される。また、上述した反応で発生する熱の他の一部は、カソードガス拡散層40を介してセパレータ本体82に伝達される。セパレータ本体82に伝達された熱の一部は、セパレータ本体82から冷却剤流路86を流れる冷却剤に直に伝達される。また、他の一部は、セパレータ本体82から補強板84を介して冷却剤に伝達される。これにより、燃料電池1が冷却される。
以上説明したように、本実施の形態の燃料電池用セパレータ60,80は、セパレータ本体62,82と、補強板64,84と、冷却剤流路66,86とを備える。そして、冷却剤流路66,86は、セパレータ本体62,82と補強板64,84とにより区画される。すなわち、冷却剤流路66,86の断面構造において、少なくとも1辺がセパレータ本体62で構成される。したがって、セパレータ本体62,82は、冷却剤流路66,86の内部空間と接している。このような構成とすることで、セパレータ本体62,82と冷却剤流路66,86を流れる冷却剤とを直に接触させることができる。このため、補強板64,84のみで冷却剤流路66,86を形成する場合に比べて、燃料電池用セパレータ60,80による燃料電池1の冷却効率を向上させることができる。そして、これにより燃料電池1の発電性能を向上させることができる。
また、燃料電池用セパレータ60,80による燃料電池1の冷却効率を向上させることができるため、冷却剤流路66,86の小型化が可能である。このため、燃料電池用セパレータ60,80の小型化あるいは低背化、ひいては燃料電池1の小型化あるいは低背化が可能となる。なお、本実施の形態の燃料電池用セパレータ60,80を設けることにより燃料電池1の冷却効率が所望のものとなれば、全てのセパレータ本体62とセパレータ本体82の間に補強板64,84を配置することは必須ではない。また、全てのセパレータ本体62,82に冷却剤流路66,86を設けることも必須ではない。例えば、単セルを300組積層している場合、セパレータ本体62とセパレータ本体82の境界部は299箇所存在することとなるが、そのうちの240箇所のみに補強板64,84及び冷却剤流路66,86を設け、残りの59箇所には補強板64,84と冷却剤流路66,86を設けない構成としてもよい。この場合、省略した補強板64,84の厚さと冷却剤流路66,86の深さの分だけ、燃料電池用セパレータ60,80の小型化あるいは低背化、ひいては燃料電池1の小型化あるいは低背化を図ることができる。また、燃料電池用セパレータ60,80は補強板64,84を有するため、燃料電池用セパレータ60,80の小型化、低背化にともなう燃料電池用セパレータ60,80の機械的強度の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態では、冷却剤流路66,86の断面構造において、3辺がセパレータ本体62,82で形成されている。このため、1辺あるいは2辺がセパレータ本体62,82で形成される場合に比べて、燃料電池1の冷却効率をより高めることができる。また、補強板64に曲げ加工等を施す必要がないため、燃料電池用セパレータ60,80の製造工程の簡略化、ひいては燃料電池1の製造工程の簡略化が可能である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
(変形例1)
図2(A)は、変形例1に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。なお、図2(A)では、隣り合う2つの単セル1a,1bにおける、一方の単セル1aの燃料電池用セパレータ60と、他方の単セル1bの燃料電池用セパレータ80とを図示し、他の部材の図示を省略している。変形例1の燃料電池1は、複数の単セル1a,1bを有する。そして、隣り合う2つの単セル1a,1bにおいて、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と、単セル1bの燃料電池用セパレータ80とは、補強板を共有する。すなわち、燃料電池1は、2つのセパレータ本体62,82と、2つのセパレータ本体62,82に挟まれた補強板64とを備える。
図2(A)に示す構造では、単セル1aの燃料電池用セパレータ60が有する補強板64が、単セル1bの燃料電池用セパレータ80の補強板としても機能する。これにより、補強板の数を削減することができる。よって、燃料電池1の小型化を図ることができる。なお、燃料電池用セパレータ60と燃料電池用セパレータ80とは、補強板84を共有してもよい。
また、変形例1に係る燃料電池1では、燃料電池用セパレータ60は冷却剤流路66を有するが、燃料電池用セパレータ80は冷却剤流路86を有しない。すなわち、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と単セル1bの燃料電池用セパレータ80とが冷却剤流路66を共有する。実施の形態で説明したように、セパレータ本体62と冷却剤流路66の冷却剤とを直に接触させる構造とすることで、燃料電池1の冷却効率を向上させることができる。このため、燃料電池用セパレータ80の冷却剤流路86を省略することができる。これにより、燃料電池用セパレータ80の小型化、低背化が可能となり、ひいては燃料電池1の小型化、低背化が可能となる。なお、燃料電池用セパレータ80に冷却剤流路86を設け、燃料電池用セパレータ60の冷却剤流路66を省略して、冷却剤流路86を共有してもよい。
(変形例2)
図2(B)は、変形例2に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。図2(C)は、変形例2に係る燃料電池が有する補強板を模式的に示す平面図である。図2(B)に図示される補強板64は、図2(C)のA−A線に沿った断面図に相当する。また、図2(B)では、隣り合う2つの単セル1a,1bにおける、一方の単セル1aの燃料電池用セパレータ60と、他方の単セル1bの燃料電池用セパレータ80とを図示し、他の部材の図示を省略している。
変形例2でも変形例1と同様に、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と単セル1bの燃料電池用セパレータ80とが、補強板を共有する。すなわち、燃料電池1は、2つのセパレータ本体62,82と、2つのセパレータ本体62,82に挟まれた補強板64とを備える。これにより、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。また、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と単セル1bの燃料電池用セパレータ80とが、冷却剤流路66を共有する。これにより、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。なお、燃料電池用セパレータ60と燃料電池用セパレータ80とが、補強板84を共有してもよい。また、燃料電池用セパレータ60と燃料電池用セパレータ80とが、冷却剤流路86を共有してもよい。
さらに、変形例2の燃料電池1では、補強板64は、一方のセパレータ本体62と接する面から他方のセパレータ本体82に接する面まで貫通し、且つ補強板64の面方向に延在するスリット状の貫通部64aを有する。そして、冷却剤流路66は、貫通部64aの内壁と、2つのセパレータ本体62,82の貫通部64a内を臨む表面とで区画される。セパレータ本体62,82の補強板64側の表面は平面である。これにより、セパレータ本体62,82に、冷却剤流路66,86用の溝を設ける必要がなくなるため、セパレータ本体62,82を小型化、低背化することができる。よって、燃料電池用セパレータ60,80の小型化、低背化、ひいては燃料電池1の小型化、低背化が可能である。また、補強板64に設けた貫通部64aを用いて冷却剤流路66を形成しているため、補強板64に設けた凹部を用いて冷却剤流路66を形成する場合に比べて、燃料電池1のさらなる小型化、低背化が可能である。
補強板64に貫通部64aを形成する方法としては、補強板64が金属製である場合は、例えば金属板の打ち抜き加工やウェットエッチング法等を用いることができる。補強板64が導電性プラスチック製である場合は、例えば打ち抜き加工やドライエッチング法等を用いることができる。
(変形例3)
図3(A)は、変形例3に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。なお、図3(A)では、隣り合う2つの単セル1a,1bにおける、一方の単セル1aの燃料電池用セパレータ60と、他方の単セル1bの燃料電池用セパレータ80とを図示し、他の部材の図示を省略している。変形例3でも変形例1と同様に、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と単セル1bの燃料電池用セパレータ80とが、補強板を共有する。これにより、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。また、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と単セル1bの燃料電池用セパレータ80とが、冷却剤流路66を共有する。これにより、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。なお、燃料電池用セパレータ60と燃料電池用セパレータ80とが、補強板84を共有してもよい。また、燃料電池用セパレータ60と燃料電池用セパレータ80とが、冷却剤流路86を共有してもよい。
さらに、変形例3の燃料電池1では、補強板64は、セパレータ本体62側の主表面に、冷却剤流路66の一部を形成する凹部を有する。セパレータ本体62の補強板64側の表面は平面である。そして、冷却剤流路66は、補強板64の凹部とセパレータ本体62の主表面とで区画される。これにより、セパレータ本体62,82に冷却剤流路66,86用の凹部を設ける必要がなくなるため、セパレータ本体62,82を小型化、低背化することができる。よって、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。
補強板64に凹部を形成する方法としては、補強板64が金属製である場合は、例えばウェットエッチング法等を用いることができる。補強板64が導電性プラスチック製である場合は、例えばドライエッチング法等を用いることができる。
(変形例4)
図3(B)は、変形例4に係る燃料電池の構造を模式的に示す断面図である。なお、図3(B)では、隣り合う2つの単セル1a,1bにおける、一方の単セル1aの燃料電池用セパレータ60と、他方の単セル1bの燃料電池用セパレータ80とを図示し、他の部材の図示を省略している。変形例4でも変形例1と同様に、単セル1aの燃料電池用セパレータ60と単セル1bの燃料電池用セパレータ80とが、補強板を共有する。これにより、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。なお、燃料電池用セパレータ60と燃料電池用セパレータ80とが、補強板84を共有してもよい。
また、変形例4の燃料電池1では、補強板64は、単セル1aのセパレータ本体62側の主表面に冷却剤流路66の一部を形成する凹部を有する。また、補強板64は、単セル1bのセパレータ本体82側の主表面に、冷却剤流路86の一部を形成する凹部を有する。セパレータ本体62,82の補強板64側の表面は平面である。そして、冷却剤流路66は、補強板64の凹部とセパレータ本体62の主表面とで区画される。また、冷却剤流路86は、補強板64の凹部とセパレータ本体82の主表面とで区画される。これにより、セパレータ本体62,82に冷却剤流路66,86用の凹部を設ける必要がなくなるため、セパレータ本体62,82を小型化、低背化することができる。よって、燃料電池1の小型化、低背化が可能である。
補強板64に凹部を形成する方法としては、補強板64が金属製である場合は、例えば金属板の曲げ加工や、ウェットエッチング法等を用いることができる。補強板64が導電性プラスチック製である場合は、例えばプレス成形やドライエッチング法等を用いることができる。
(その他)
上述した実施の形態では、膜電極接合体10を挟む燃料電池用セパレータ60及び燃料電池用セパレータ80の両方が、セパレータ本体と冷却剤流路とが直に接する構造を有する。しかしながら、特にこの構成に限定されず、燃料電池用セパレータ60及び燃料電池用セパレータ80の少なくとも一方が当該構造を有していればよい。また、上述した実施の形態において、燃料電池1は、固体高分子形燃料電池である。しかしながら、特にこの構成に限定されず、燃料電池1は、アルカリ電解質形燃料電池(AFC)等の他の形の燃料電池であってもよい。
1 燃料電池、 10 膜電極接合体、 12 電解質膜、 14 アノード触媒層、 16 カソード触媒層、 60 燃料電池用セパレータ、 62 セパレータ本体、 64 補強板、 64a 貫通部、 66 冷却剤流路、 80 燃料電池用セパレータ、 82 セパレータ本体、 84 補強板、 86 冷却剤流路。

Claims (6)

  1. セパレータ本体と、
    前記セパレータ本体を補強する補強板と、
    前記セパレータ本体と前記補強板とにより区画され、燃料電池を冷却するための冷却剤が通る冷却剤流路と、
    を備えることを特徴とする燃料電池用セパレータ。
  2. 前記セパレータ本体は、グラファイト製である請求項1に記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 前記補強板は、金属製である請求項1又は2に記載の燃料電池用セパレータ。
  4. 前記セパレータ本体の熱膨張係数は、前記補強板の熱膨張係数よりも小さい請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 2つの前記セパレータ本体と、
    2つの前記セパレータ本体に挟まれた前記補強板とを備え、
    前記補強板は、一方のセパレータ本体と接する面から他方のセパレータ本体に接する面まで貫通し、且つ補強板の面方向に延在する貫通部を有し、
    前記冷却剤流路は、前記貫通部と、2つの前記セパレータ本体とで区画される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料電池用セパレータ。
  6. 電解質膜、前記電解質膜の一方の面側に配置されるアノード触媒層、及び前記電解質膜の前記一方の面と反対の面側に配置されるカソード触媒層で構成される膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体を挟む一対の燃料電池用セパレータと、
    を備え、
    前記一対の燃料電池用セパレータは、少なくとも一方が請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池用セパレータであることを特徴とする燃料電池。
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