JP2016219211A - 組付け治具、及び、組付け方法 - Google Patents

組付け治具、及び、組付け方法 Download PDF

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祐良 山口
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Abstract

【課題】電池セル間における位置のバラつきを抑制可能な組付け治具、及び、組付け方法を提供する。【解決手段】組付け治具1は、複数の電池セル51を一体的に組み付けるための組付け治具である。組付け治具1は、所定の方向に沿って延在し、複数の電池セル51が配置される底壁11と、底壁11上に配置された電池セル51の側面52cに対向する側壁12と、側壁12上に設けられた基準面24sと、を備える。基準面24sには、底壁11上に配置された電池セル51を基準面24s側に吸引するための吸引孔24hが設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、組付け治具、及び、組付け方法に関する。
特許文献1には、燃料電池支持機構が記載されている。この燃料電池支持機構は、複数のセルを含む積層部品を積層してなる燃料電池スタックと、燃料電池スタックにおける積層部品の変位を拘束するための板状の外部拘束部材と、を備える。
特開2007−250352号公報
特許文献1に記載された燃料電池支持機構においては、燃料電池スタックが外部からの荷重を受けると判定された場合、板状の外部拘束部材を燃料電池スタックの側面に接触させることにより、積層部品の積層方向に交差する方向への変位を一括して拘束する。これにより、積層部品の当該方向への位置ずれの抑制が図られる。しかしながら、特許文献1に記載の燃料電池支持機構にあっては、個々のセルの寸法差に起因したセル間の位置のバラつきを抑制することが困難である。
そこで、本発明は、電池セル間における位置のバラつきを抑制可能な組付け治具、及び、組付け方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る組付け治具は、複数の電池セルを一体的に組み付けるための組付け治具であって、所定の方向に沿って延在し、複数の電池セルが配置される底壁と、底壁上に配置された電池セルの側面に対向する側壁と、側壁上に設けられた基準面と、を備え、基準面には、底壁上に配置された電池セルを基準面側に吸引するための吸引孔が設けられている。
この組付け治具は、複数の電池セルが配置される底壁と、底壁上に配置された電池セルの側面に対向する側壁と、側壁上の設けられた基準面と、を備えている。そして、基準面には、底壁上に配置された電池セルを基準面側に吸引するための吸引孔が設けられている。このため、吸引孔を用いて個々の電池セルを基準面側に吸引することにより、基準面を利用した個々の電池セルの位置決めを確実に行うことができる。よって、この組付け治具によれば、電池セル間における位置のバラつきを抑制することができる。
本発明に係る組付け治具においては、基準面には、所定の方向に交差する方向に沿って配列された複数の吸引孔が設けられていてもよい。この場合、所定の方向に交差する方向についての電池セルの姿勢を安定させつつ電池セルの吸引を行うことができる。
本発明に係る組付け治具においては、基準面には、所定の方向に沿って配列された複数の吸引孔が設けられていてもよい。この場合、所定の方向についての電池セルの姿勢を安定させつつ電池セルの吸引を行うことができる。
本発明に係る組付け治具においては、底壁上に配置され、電池セルが個別に載置される複数の載置部材を備え、載置部材は、底壁に沿って延在し電池セルが載置される載置部と、側壁に対向するように載置部に立設された立設部と、を有し、基準面は、立設部のそれぞれに設けられていてもよい。この場合、それぞれの載置部材の立設部に設けられた基準面の吸引孔を用いて、個々の電池セルの基準面を利用した位置決めを確実に行うことができる。
本発明に係る組付け治具においては、載置部材は、基準面に交差する方向及び所定の方向に沿って電池セルを移動可能に支持するように載置部に設けられた第1の支持体を有してもよい。この場合、例えば、電池セルを基準面側に吸引する際や、一体化された複数の電池セルからなる積層体を組付け治具から取り出す際に、当該2つの方向への電池セル(積層体)の移動が容易となり、作業性が向上する。
本発明に係る組付け治具は、所定の方向に沿って載置部材を移動可能に支持するように底壁に設けられた第2の支持体をさらに備えてもよい。この場合、電池セルを載置部材ごと所定の方向へ移動させて互いに積層することが容易となり、作業性が向上する。
本発明に係る組付け方法は、所定の方向に沿って延在し複数の電池セルが配置される底壁と、底壁上に配置された電池セルの側面に対向する側壁と、側壁上に設けられた基準面と、を備える組付け治具を用いて複数の電池セルを一体的に組み付ける組付け方法であって、底壁上において所定の方向に沿って複数の電池セルを積層することにより積層体を構成する積層工程と、所定の方向における積層体の両端側から拘束部材により電池セルを拘束することによって複数の電池セルを一体化する拘束工程と、を備え、基準面には、底壁上に配置された電池セルを基準面側に吸引するための吸引孔が設けられており、積層工程は、底壁上に電池セルを配置する配置工程と、底壁上に配置された電池セルを、吸引孔を用いて基準面側に吸引する吸引工程と、を有する。
この組付け方法においては、積層工程において、治具の底壁に電池セルを配置された電池セルを基準面側に吸引しつつ所定の方向に移動する。このように、積層工程においては、電池セルの吸引によって、基準面を利用した個々の電池セルの位置決めを確実に行うことができる。このため、電池セル間における位置のバラつきを抑制することができる。
本発明に係る組付け方法においては、電池セルには、電池セルの側面及び側面に隣接する別の側面にわたって延在するL字板状の伝熱プレートが設けられており、吸引工程においては、吸引孔を用いた吸引によって、伝熱プレートにおける側面上に位置する部分の表面を基準面に接触させてもよい。このように、電池セルに対してL字板状の伝熱プレートが設けられている場合には、伝熱プレートの表面を電池パックの筐体等の外部部品に接触させることにより、電池セルからの伝熱を促すことができる。この場合には、電池セル間において、伝熱プレートの表面の位置にばらつきが生じると、伝熱差が生じるおそれがある。これに対して、この組付け方法によれば、上述したように、基準面を利用して個々の伝熱プレートの表面の位置決めを行うことができる。したがって、伝熱プレートの表面の位置のバラつきを抑制して伝熱差が生じることを抑制可能である。
本発明によれば、電池セル間における位置のバラつきを抑制可能な組付け治具、及び、組付け方法を提供することができる。
電池モジュールの斜視図である。 図1に示された電池モジュールを構成する電池セルの斜視図である。 本実施形態に係る組付け治具の模式的な斜視図である。 図3に示されたIV−IV線に沿っての模式的な断面図である。 図3,4に示された載置部材を示す斜視図である。 本実施形態に係る組付け方法の主要な工程を示す平面図である。 本実施形態に係る組付け方法の主要な工程を示す平面図である。 吸引孔の変形例を示す図である。
以下、本発明に係る組付け治具、及び組付け方法の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素同士、或いは相当する要素同士には、同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図1は、電池モジュールの斜視図である。図2は、図1に示された電池モジュールを構成する電池セルの斜視図である。図1,2に示されるように、電池モジュール50は、所定の方向に沿って互いに積層された複数(例えば13個)の電池セル51を含む。電池セル51は、例えば、リチウムイン二次電池等の非水電解質二次電池である。
電池セル51は、電極組立体(不図示)と、電極組立体を収容するケース52と、電極組立体の電極(正極及び負極のそれぞれ)に電気的に接続され、ケース52から突出する一対の端子53と、を有している。電極組立体は、複数の正極及び負極と、正極と負極との間に配置されたセパレータと、を含む。正極及び負極は、セパレータを介して交互に積層されている。一例として、正極及び負極の積層方向は、電池セル51の積層方向と略一致している。
ケース52は、直方体状を呈している。ケース52は、互いに対向する一対の側面52a,52bと、互いに対向する一対の側面52c,52dと、互いに対向する上面52e及び底面52fと、を含む。側面52a,52bは、電極組立体における電極の積層方向に交差する面である。側面52c,52dは、電極組立体における電極の積層方向に沿った面であり、側面52aと側面52bとを接続する面である。側面52c,52dは、側面52a,52bに隣接する別の側面である。端子53は、上面52eに設けられる。
電池セル51には、例えば金属製の伝熱プレート54が設けられている。伝熱プレート54は、矩形板状の本体部54aと、本体部54aに交差する方向に本体部54aの一端から延設された矩形板状の延設部54cとよって、L字板状に形成されている。ここでは、伝熱プレート54は、本体部54aがケース52の側面52a上に位置し、且つ、延設部54cが側面52c上に位置するように、ケース52に取り付けられている。すなわち、伝熱プレート54は、電池セル51の側面52a及び側面52aに隣接する別の側面52cにわたって延在している。
延設部54cは、電池セル51の熱を電池パックの筐体等の外部部品に伝えるために用いられる。そのために、延設部54cの表面(電池セル51と反対側の面)は、例えば放熱シート等を介して外部部品に熱的に接続される。したがって、以下では、その延設部54cの表面を伝熱面54sと称する。なお、伝熱プレート54の本体部54aとケース52の側面52aとの間には、絶縁性及び接着性を有するフィルム55が介在させられている。フィルム55は、例えば絶縁性の両面テープである。
電池セル51のそれぞれは、個別にセルホルダ56に保持されている。セルホルダ56は、互いに対向する一対の側壁部56c,56dと、互いに対向する上壁部56e及び底壁部56fと、を含む。セルホルダ56においては、側壁部56c,56dと上壁部56e及び底壁部56fとによって、電池セル51が嵌め合される直方体状の空間部が規定されている。側壁部56c,56dは、それぞれ、当該空間部に電池セル51が嵌め合されたときにケース52の側面52c,52d上に配置される。同様に、上壁部56e及び底壁部56fは、それぞれ、ケース52の上面52e及び底面52f上に配置される。伝熱プレート54の延設部54cは、セルホルダ56の側壁部56cを介してケース52の側面52c上に配置される。
電池モジュール50においては、以上のように、セルホルダ56に保持され、且つ、伝熱プレート54が設けられた状態の電池セル51を、所定の方向(電極組立体における電極の積層方向)に沿って積層して積層体(後述する積層体60)が構成されている。そして、電池モジュール50においては、電池セル51の積層方向における積層体の両側から、拘束部材によって複数の電池セル51が拘束されて一体化されている。より具体的には、積層体の両端にエンドプレート(拘束部材)57を配置すると共にエンドプレート57同士をボルト等の締結部材(拘束部材)58により互いに締結することによって、電池セル51の積層方向に沿って電池セル51に拘束荷重が付加されている。
エンドプレート57は、拘束部57aと延設部57cとを含む。拘束部57aは、矩形板状を呈しており、電池セル51(ケース52)の側面52a及び伝熱プレート54の本体部54aに対向する。拘束部57aは、電池セル51に拘束荷重を付加するために用いられる。延設部57cは、矩形板状を呈しており、拘束部57aに交差する方向に拘束部57aの一端から延設されている。
延設部57cは、電池モジュール50における伝熱プレート54の延設部54cが配置される側に配置される。延設部57cは、電池モジュール50を外部部品に固定するために用いられる。そのために、延設部57cの表面は、外部部品に接触させられる。したがって、以下では、その延設部57cの表面を固定面57sと称する。エンドプレート57の固定面57sと、伝熱プレート54の伝熱面54sとは、互いに略平行である。
なお、電池セル51の積層方向における積層体の一端を構成する電池セル51とエンドプレート57との間には、ミドルプレート59が配置されている。また、ミドルプレート59とエンドプレート57との間には、電池セル51が膨張したときに圧縮される弾性部材(後述する弾性部材70)が介在されている。
本実施形態に係る組付け治具、及び組付け方法は、複数の電池セル51を一体的に組み付けることにより、以上のような電池モジュール50を作製するために用いられる。引き続いて、本実施形態に係る組付け治具について説明する。図3は、本実施形態に係る組付け治具の模式的な斜視図である。図4は、図3に示されたIV−IV線に沿っての模式的な断面図である。以下の図面には、理解の容易化のため、直交座標系Sを示す場合がある。
図3,4に示されるように、組付け治具1は、本体10と複数の載置部材20とを備えている。本体10は、底壁11と側壁12と枠体13とを有している。底壁11は、所定の方向(直交座標系Sのy軸方向)に沿って延在するように長方形板状を呈している。側壁12は、底壁11の短手方向(直交座標系Sのx軸方向)の一端に立設されている。側壁12は、底壁11の延在方向(長手方向)に沿って延在する長方形板状を呈している。枠体13は、底壁11の短手方向の他端に突設された一対の突設部13aと、突設部13a同士を互いに接続する接続部13bと、を含む。
突設部13aは、略四角柱状を呈しており、側壁12と略平行に延在している。一方の突設部13aは、本体10の長手方向(底壁11の延在方向)の一端10a側に設けられている。他方の突設部13aは、本体10の長手方向の他端10b側に設けられている。突設部13a同士は互いに離間している。接続部13bは、略四角柱状を呈している。接続部13bは、一方の突設部13aから他方の突設部13aに架け渡されるように延在している。接続部13bは、その延在方向における両端において、突設部13aの上端(底壁11と反対側の端部)に固定されている。
本体10は、以上のような底壁11、側壁12、及び枠体13によって、本体10の長手方向からみたときに略U字状となるように構成されている。換言すれば、本体10においては、底壁11と側壁12と枠体13とによって、直方体状の空間部SPが画成されている。底壁11は、空間部SPに臨む主面11sを含む。ここでは、直交座標系Sのz軸方向は、この主面11sに交差(直交)する方向である。側壁12は、底壁11の主面11sに略直交すると共に空間部SPに臨む内面12sを含む。
なお、本体10は、長手方向の一端10a側及び他端10b側において開放されている。本体10の側壁12には、一端10aにおいて当該開放部分を開閉可能なように、ヒンジH1を介して扉部材15が取り付けられている。そして、扉部材15における空間部SPに臨む面15sには一対の支持部材16が設けられている。また、側壁12の内面12sの反対側の面には、本体10の一端10a側において、支持部材16に支持されたエンドプレート57の位置決めを行うための磁石部17が設けられている。
図5は、図3,4に示された載置部材を示す斜視図である。図3〜5に示されるように、載置部材20は、空間部SP内において、底壁11の主面11s上に配置されている。載置部材20は、底壁11の延在方向に沿って配列されている。載置部材20には、電池セル51が個別に配置される。したがって、ここでは4つの載置部材20のみを図示しているが、組付け治具1は、電池セル51の個数と同数の載置部材20を備えている。
特に、載置部材20は、本体10の一端10a側から他端10b側に向けて配列された複数の載置部材20Aと、載置部材20Aの配列における他端10b側の端部に配置された単一の載置部材20Bと、を含む。すなわち、一例として、最も本体10の他端10b側に配置される載置部材20が載置部材20Bとされており、載置部材20Bよりも本体10の一端10a側に配置される12個の載置部材20が載置部材20Aとされている。
載置部材20(載置部材20A,20B)は、載置部21と、一対の立設部22,23と、を有する。載置部21は、底壁11の短手方向に沿って延在する長方形板状を呈している。立設部22,23は、載置部21の延在方向の両端から側壁12に対向するように載置部21に立設されている。立設部22,23は、長方形板状を呈している。載置部材20は、載置部21と立設部22,23とによって略U字板状に形成されている。
載置部21は、底壁11の主面11sと略平行な主面21sを含む。電池セル51のそれぞれは、この載置部21の主面21s上に載置される。すなわち、電池セル51は、載置部21を介して本体10の底壁11上に配置される。底壁11の延在方向に沿った載置部21の幅は、例えば、電池セル51の幅(側面52aと側面52bとの間隔)以下である。立設部22,23は、側壁12と略平行に延在している。
立設部22は、側壁12の内面12sに対向する主面22sを含む。主面22sは、載置部21の主面21s上に載置された電池セル51の側面52dに対向する。立設部23は、側壁12の内面12sに略平行であり主面22sに対向する主面23sを含む。主面23sは、載置部21の主面21s上に載置された電池セル51の側面52cに対向する。立設部23の主面23sのそれぞれには、薄板状のプレート24が設けられている。プレート24には、側壁12の内面12sと略平行な基準面24sが設けられている。すなわち、基準面24sは、立設部23を介して側壁12上に設けられている。
なお、図5に示されるように、載置部材20Bの立設部23は、載置部材20Aの立設部23と比較して、底壁11の延在方向について幅広に形成されている。すなわち、載置部材20Bの立設部23は、プレート24が設けられた第1の部分25aと、プレート24が設けられていない第2の部分25bと、からなる。第2の部分25bの内面(基準面24s側の面)25sは、プレート24の厚さの分だけ基準面24sに対してオフセットしている。そのオフセット量Dは、例えば1mm程度である。
電池モジュール50を作製する際には、それぞれの載置部材20の載置部21に対して電池セル51が載置される。すなわち、電池セル51は、載置部材20を介して、本体10の底壁11の主面11s上に配置される。このとき、基準面24s及び側壁12の内面12sは、電池セル51の側面52c及び伝熱プレート54の伝熱面54sに対向する。
ここで、図3〜5に示されるように、載置部材20は、それぞれ、複数の支持体(第1の支持体)26を有する。支持体26は、載置部21の主面21sから部分的に突出するように載置部21に設けられている。支持体26は、セルホルダ56を介して電池セル51を支持する。支持体26は、基準面24sに交差(直交)する方向(すなわち底壁11の短手方向)及び底壁11の延在方向に沿って電池セル51を移動可能に支持する。
支持体26は、例えばボールローラーである。その場合、支持体26は、上記2つの方向に限らず、底壁11の主面11s及び載置部21の主面21sに沿った任意の方向に移動可能なように電池セル51を支持可能である。支持体26は、載置部21の延在方向に沿って互いに離間するように、載置部21の2箇所以上(ここでは2箇所)に設けられている。
また、本体10は、一対の支持体(第2の支持体)18を有する。支持体18は、底壁11の主面11sに設けられている。一対の支持体18は、底壁11の延在方向に沿って互いに略平行に延在している。支持体18は、底壁11の延在方向に沿って載置部材20を移動可能に支持する。支持体18は、一例として、底壁11の延在方向に沿って延在するように底壁11に埋設されたレール部18aと、レール部18aに嵌め合された状態で底壁11の延在方向に沿って移動可能な複数のランナ部18bと、を含むスライダである。
ランナ部18bのそれぞれは、対応する載置部材20に固定されている。より具体的には、一対の支持体18のうちの一方の支持体18の1つのランナ部18bと、他方の支持体18の1つのランナ部18bとが、そのレール部18aから突出する部分において、載置部21の主面21sと反対側の裏面21rに取り付けられている。これにより、載置部材20が底壁11の延在方向に沿って移動可能とされる。
また、本体10は、支持体19A,19Bを含む。支持体19Aは、側壁12に設けられている。支持体19Bは、枠体13の接続部13bに設けられている。支持体19A,19Bは、底壁11の延在方向に沿って延在している。支持体19A,19Bは、底壁11の延在方向に沿って載置部材20を移動可能としつつ、載置部材20の姿勢を保持する(載置部材20を支持する)。
支持体19A,19Bは、支持体18と同様に、一例として、底壁11の延在方向に沿って延在するように設けられたレール部19aと、レール部19aに嵌め合された状態で底壁11の延在方向に沿って移動可能な複数のランナ部19bと、を含むスライダである。ランナ部19bのそれぞれは、対応する載置部材20に固定されている。より具体的には、支持体19Aの1つのランナ部19bが、そのレール部19aから突出する部分において、立設部22の主面22sと反対側の裏面22rに取り付けられている。また、支持体19Bの1つのランナ部19bが、そのレール部19aから突出する部分において、立設部23の主面23sと反対側の裏面23rに取り付けられている。
以上の構成により、組付け治具1においては、載置部材20を介して底壁11上に載置された電池セル51が、載置部材20ごと、底壁11の延在方向に沿って移動可能とされ、且つ、載置部材20上において基準面24sに交差する方向及び底壁11の延在方向に沿って移動可能とされる。
ここで、組付け治具1においては、電池セル51を基準面24s側に吸引するための機構が設けられている。この機構についてより詳細に説明する。まず、基準面24sには、載置部材20の載置部21を介して本体10の底壁11上に配置された電池セル51を、基準面24s側に吸引するための吸引孔24hが設けられている。より具体的には、基準面24sには、底壁11の延在方向に交差する方向(電池セル51の底面52fから上面52eに向かう方向)に沿って配列された複数(ここでは3つ)の吸引孔24hが形成されている。
それぞれの吸引孔24hは、載置部材20の立設部23及びプレート24を貫通し、基準面24s及び裏面23rに開口している。吸引孔24hの基準面24sの開口は、円形状となっている。吸引孔24hの裏面23r側の開口には、真空ポンプ等の吸引装置から延びるホースH2が接続される。したがって、その吸引装置を駆動することにより、ホースH2を介して吸引孔24h内が真空引きされる。これにより、載置部材20に載置された電池セル51が吸引孔24hに吸引される。その結果、電池セル51が基準面24s側に移動する。
一方、本体10の側壁12には、複数(ここでは3つ)のスリット12hが設けられている。スリット12hは、底壁11の延在方向に沿って延在している。それぞれのスリット12hは、吸引孔24hに対応する位置に設けられている。すなわち、スリット12hは、吸引孔24hがスリット12hを介して側壁12から露出するように形成されている。これにより、吸引孔24hに接続されたホースH2をスリット12hから引き出すことができる。また、吸引孔24hにホースH2を接続した状態において、載置部材20を底壁11の延在方向に沿って移動させることが可能となる。
引き続いて、以上のように構成される組付け治具1を用いた組付け方法の一例について説明する。まず、この組付け方法の概略について説明する。この組付け方法においては、組付け治具1の本体10の底壁11上において、底壁11の延在方向に沿って複数の電池セル51を積層することにより、積層体を構成する(積層工程)。その後、底壁11の延在方向における積層体の両端側から拘束部材(エンドプレート57及び締結部材58)により電池セル51を拘束することによって、複数の電池セル51を一体化する(拘束工程)。
以下、各工程について、図6,7を参照して詳細に説明する。組付け治具1の本体10の空間部SP(底壁11の主面11s上)には、電池セル51の数と同数の載置部材20が配置されている。また、本体10の空間部SPには、1つのエンドプレート57が配置されている。より具体的には、エンドプレート57は、底壁11上において支持部材16に突き当てられ支持された状態で、磁石部17の磁力により本体10の一端10a近傍に保持されている。エンドプレート57の固定面57sは、側壁12の内面12sに設けられた凸部12pの頂面12qに当接されている。凸部12pの頂面12qは、上記のオフセット量Dだけ基準面24sよりも側壁12の内面12s側に位置している。
その状態において、積層工程では、図6の(a)に示されるように、まず、1つの電池セル51を底壁11上に配置する(配置工程)。より具体的には、複数の載置部材20のうちの最も本体10の一端10a側に位置する載置部材20(載置部材20A)の載置部21上に電池セル51を配置する。つまり、ここでは、電池セル51は、載置部材20を介して底壁11上に配置される。電池セル51は、セルホルダ56に保持されており、伝熱プレート54が設けられている。電池セル51は、電極組立体における電極の積層方向を底壁11の延在方向に略一致させると共に、伝熱プレート54の伝熱面54sが基準面24s側に位置するように、底壁11及び載置部材20上に配置される。
続いて、積層工程では、底壁11上に配置された電池セル51を、吸引孔24hを用いて基準面24s側に吸引する(吸引工程)。より具体的には、ここでは、ホースH2を介して吸引孔24hに接続された吸引装置を起動し、吸引孔24h内を真空引きする。電池セル51は、載置部21の主面21s上において支持体26によって移動可能に支持されている。したがって、この吸引孔24h内の真空引きによって、電池セル51が基準面24s側に吸引され、図中矢印A1方向に移動する。
ここでは、伝熱プレート54の伝熱面54sが基準面24sに当接される。つまり、この吸引工程においては、吸引孔24hを用いた吸引によって、伝熱プレート54における電池セル51の側面52c上に位置する部分の表面(延設部54bの伝熱面54s)を基準面24sに接触させる。これにより、伝熱面54sが基準面24sに沿って位置合わせされる。なお、電池セル51が支持体26により移動可能とされているので、電池セル51の移動がスムーズである。
続いて、積層工程では、図6の(b)に示されるように、基準面24s側に吸引された状態の電池セル51を、エンドプレート57に向けて底壁11の延在方向に移動する(移動工程)。より具体的には、ここでは、支持体18,19A,19Bを用いて、電池セル51を載置部材20ごと底壁11の延在方向に沿って一端10a側に移動させ(図中の矢印A2方向に移動させ)、予め本体10に保持されているエンドプレート57に当接させる。このとき、載置部材20が支持体18,19A,19Bによって移動可能に支持されているので、当該移動がスムーズである。
積層工程では、以上の配置工程、吸引工程、及び移動工程を順に電池セル51の個数分だけ繰り返すことにより、図7の(a)に示されるように、底壁11の延在方向に沿って複数の電池セル51を積層し、積層体60を構成する。このとき、積層体60(すなわち各電池セル51)は、基準面24s側に吸引された状態である。なお、吸引工程においては、1つの電池セル51の積層ごとに吸引装置のオン・オフを切り替えてもよいし、全ての電池セル51の積層について常に吸引装置をオン状態としていてもよい。
続く工程においては、図7の(b)に示されるように、本体10の他端10b側において積層体60の端部を構成する電池セル51の外側に、2つめのエンドプレート57を配置する。これにより、電池セルの51の積層方向における積層体60の両端にエンドプレート57が配置されることになる。なお、本体10の他端10b側のエンドプレート57の固定面57sは、載置部材20Bの内面25sに当接される。
また、そのエンドプレート57と電池セル51との間には、ミドルプレート59が配置される。さらに、ミドルプレート59とそのエンドプレート57との間には、弾性部材70が配置される。そして、締結部材58によりエンドプレート57同士を締結することにより、積層体60の両側から電池セル51に拘束荷重を付加する。これにより電池セル51が一体化され、電池モジュール50が作製される。
続く工程においては、電池モジュール50を組付け治具1から取り出す。ここで、個々の電池セル51における伝熱面54sは基準面24sに当接されている。一方、エンドプレート57の固定面57sは、それぞれ、凸部12pの頂面12q及び載置部材20Bの内面25sに当接されている。したがって、電池モジュール50においては、オフセット量Dの分だけ、エンドプレート57の固定面57sが電池セル51における伝熱面54sから突出している。
このため、電池モジュール50を組付け治具1から取り外す際には、まず、吸引孔24hを用いた吸引を停止した後に、少なくともオフセット量Dよりも大きく、基準面24sに交差する方向に沿って、電池モジュール50を基準面24sから離れるように(すなわち、図中の矢印A3方向に)移動させる。
その後、扉部材15を開いて本体10の一端10aを開放した後に、底壁11の延在方向に沿って、電池モジュール50を一端10aに向けて(すなわち、図中の矢印A4方向に)移動させ、電池モジュール50を組付け治具1から取り出す。このとき、電池モジュール50の各電池セル51は、支持体26によって移動可能に支持されている。したがって、これらの2つの方向(基準面24sに交差する方向、及び底壁11の延在方向)における電池モジュール50の移動が容易である。
以上説明したように、本実施形態に係る組付け治具1は、複数の電池セル51が配置される底壁11と、底壁11上に配置された電池セル51の側面52cに対向する側壁12と、側壁12上の設けられた基準面24sと、を備えている。そして、基準面24sには、底壁11上に配置された電池セル51を基準面24s側に吸引するための吸引孔24hが設けられている。このため、吸引孔24hを用いて個々の電池セル51を基準面24s側に吸引することにより、基準面24sを利用した個々の電池セル51の位置決めを確実に行うことができる。よって、この組付け治具1によれば、電池セル51間における位置のバラつきを抑制することができる。
また、本実施形態に係る組付け治具1においては、基準面24sには、底壁11の延在方向に交差する方向に沿って配列された複数の吸引孔24hが設けられている。このため、当該方向についての電池セル51の姿勢を安定させつつ、電池セル51の吸引を行うことができる。
また、本実施形態に係る組付け治具1は、底壁11上に配置され電池セル51が個別に載置される複数の載置部材20を備えている。載置部材20は、底壁11に沿って延在し電池セル51が載置される載置部21と、側壁12に対向するように載置部21に立設された立設部22と、を有する。そして、基準面24sは、それぞれの立設部22に設けられている。このため、それぞれの立設部22に設けられた基準面24sに開口する吸引孔24hによって、個々の電池セル51の基準面24sを利用した位置決めを確実に行うことができる。
また、本実施形態に係る組付け治具1においては、載置部材20は、基準面24sに交差する方向及び底壁11の延在方向に沿って電池セル51を移動可能に支持するように載置部21に設けられた支持体26を有する。このため、例えば、電池セル51を基準面24s側に吸引する際や、一体化された複数の電池セル51からなる積層体60(電池モジュール50)を組付け治具1から取り出す際に、当該2つの方向への積層体60(電池モジュール50)の移動が容易となり、作業性が向上する。
さらに、本実施形態に係る組付け治具1においては、本体10は、底壁11の延在方向に沿って載置部材20を移動可能に支持するように底壁11に設けられた支持体18(及び支持体19A,19B)を有する。このため、電池セル51を載置部材20ごと底壁11の延在方向へ移動させて互いに積層することが容易となり、作業性が向上する。
ここで、本実施形態に係る組付け方法は、積層工程において、底壁11上に電池セル51を配置する工程と、電池セル51を基準面24s側に吸引する工程と、電池セル51を底壁11の延在方向に移動させる工程と、を行うことにより、複数の電池セル51を積層して積層体60を構成する。このため、電池セル51間における位置のバラつきを抑制可能である。
特に、組付け対象である電池セル51には、電池セル51の側面52a及び側面52aに隣接する別の側面52cにわたって延在するL字板状の伝熱プレート54が設けられている。このように電池セル51に対してL字板状の伝熱プレート54が設けられている場合には、伝熱プレート54の伝熱面54sを電池パックの筐体等の外部部品に接触させることにより、電池セル51からの伝熱を促すことができる。この場合には、電池セル51間において、伝熱プレート54の伝熱面54sの位置にばらつきが生じると、伝熱差が生じるおそれがある。これに対して、この組付け方法によれば、上述したように、基準面14sを利用して個々の伝熱プレート54の伝熱面54sの位置決めを行うことができる。したがって、伝熱プレート54の伝熱面54sの位置のバラつきを抑制して伝熱差が生じることを抑制可能である。
以上の実施形態は、本発明に係る組付け治具及び組付け方法の一実施形態を説明したものである。したがって、本発明に係る組付け治具及び組付け方法は、上述した組付け治具1及び組付け方法に限定されない。本発明に係る組付け治具及び組付け方法は、各請求項の要旨を変更しない範囲において、上述した組付け治具1及び組付け方法を任意に変更したものとすることができる。
例えば、図8に示されるように、基準面24sには、底壁11の延在方向(電池セル51の側面51aから側面51bに向かう方向)に沿って配列された複数の吸引孔24hが形成されていてもよい。この場合、底壁11の延在方向についての電池セル51の姿勢を安定させつつ、電池セル51の吸引を行うことができる。また、基準面24sには、底壁11の延在方向、及び、底壁11の延在方向に交差する方向に沿って、2次元状に配列された複数の吸引孔24hが形成されていてもよい。
さらに、吸引孔24hの基準面24sにおける開口の形状は、円形状に限らず、任意の形状とすることができる。例えば、吸引孔24hの開口は、図8に示されるように、底壁11の延在方向に交差する方向に沿って延びる長方形状(ストライプ状)であってもよい。
ここで、組付け治具1においては、載置部材20を用いなくてもよい。その場合、電池セル51を、本体10の底壁11上に直接的に配置することができる。また、その場合、例えば、基準面24sを含むプレート24を単一の板状に形成し、側壁12の内面12sに設置することができる。このとき、基準面24sは、側壁12上に設けられた単一の面となる。吸引孔24hは、そのような単一の基準面24sに対して、二次元状に複数配列するように形成することができる。さらに、吸引孔24hの基準面24sにおける開口の形状は、底壁11の延在方向に沿って延びる長尺状としてもよい。
1…組付け治具、11…底壁、12…側壁、18…支持体(第2の支持体)、20,20A,20B…載置部材、21…載置部、23…立設部、26…支持体(第1の支持体)、…24s…基準面、24h…吸引孔、51…電池セル、52a,52c…側面、54…伝熱プレート、54s…伝熱面(表面)。

Claims (8)

  1. 複数の電池セルを一体的に組み付けるための組付け治具であって、
    所定の方向に沿って延在し複数の前記電池セルが配置される底壁と、
    前記底壁上に配置された前記電池セルの側面に対向する側壁と、
    前記側壁上に設けられた基準面と、を備え、
    前記基準面には、前記底壁上に配置された前記電池セルを前記基準面側に吸引するための吸引孔が設けられている、
    組付け治具。
  2. 前記基準面には、前記所定の方向に交差する方向に沿って配列された複数の前記吸引孔が設けられている、
    請求項1に記載の組付け治具。
  3. 前記基準面には、前記所定の方向に沿って配列された複数の前記吸引孔が設けられている、
    請求項1又は2に記載の組付け治具。
  4. 前記底壁上に配置され、前記電池セルが個別に載置される複数の載置部材を備え、
    前記載置部材は、前記底壁に沿って延在し前記電池セルが載置される載置部と、前記側壁に対向するように前記載置部に立設された立設部と、を有し、
    前記基準面は、前記立設部のそれぞれに設けられている、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の組付け治具。
  5. 前記載置部材は、前記基準面に交差する方向及び前記所定の方向に沿って前記電池セルを移動可能に支持するように前記載置部に設けられた第1の支持体を有する、
    請求項4に記載の組付け治具。
  6. 前記所定の方向に沿って前記載置部材を移動可能に支持するように前記底壁に設けられた第2の支持体をさらに備える、
    請求項4又は5に記載の組付け治具。
  7. 所定の方向に沿って延在し複数の電池セルが配置される底壁と、前記底壁上に配置された電池セルの側面に対向する側壁と、前記側壁上に設けられた基準面と、を備える組付け治具を用いて複数の前記電池セルを一体的に組み付ける組付け方法であって、
    前記底壁上において前記所定の方向に沿って複数の前記電池セルを積層することにより積層体を構成する積層工程と、
    前記所定の方向における前記積層体の両端側から拘束部材により前記電池セルを拘束することによって複数の前記電池セルを一体化する拘束工程と、を備え、
    前記基準面には、前記底壁上に配置された前記電池セルを前記基準面側に吸引するための吸引孔が設けられており、
    前記積層工程は、
    前記底壁上に前記電池セルを配置する配置工程と、
    前記底壁上に配置された前記電池セルを、前記吸引孔を用いて前記基準面側に吸引する吸引工程と、を有する、
    組付け方法。
  8. 前記電池セルには、前記電池セルの前記側面及び前記側面に隣接する別の側面にわたって延在するL字板状の伝熱プレートが設けられており、
    前記吸引工程においては、前記吸引孔を用いた吸引によって、前記伝熱プレートにおける前記側面上に位置する部分の表面を前記基準面に接触させる、
    請求項7に記載の組付け方法。
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