JP2016219051A - 入金システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の銀行口座などを利用した送金は24時間の送金受付などを行うことが難しいが、それ以外の送金方法は安全に送金することが難しいという課題がある。また、従来のクレジットカードなどは使用限度額の変更を自由に行うことが難しく、一方でカードに対する入金や使用限度額の変更を自由に受付可能とすると、カードの安全性が低くなるという課題がある。【解決手段】以上の課題解決のため、本願は、受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとを別々に有することで安全な受金を可能としたカードを利用する。そして、さらに、その受金のための送金を金融機関以外の店舗でも安全に行うことができるよう、送金者の認証を正しく行ったうえで上記受金と消費使用の2つのIDを持つカードに対する入金、および使用限度額の引き上げ処理を行うことができる入金システムを提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、金融機関以外の通常店舗の店頭で入金者を正しく認証した上で入金を受け付けるとともに、その入金に応じて、商品購入時の決済などに使用されるカードの使用限度額を安全に適宜変更可能とするための技術に関する。
従来、出金者が例えば銀行口座などから出金できる限度額を変更するためには、入金を行い口座内の残高を増やすことが考えられる。そしてそのための入金が第三者からの送金である場合には、送金者が受金者の銀行口座番号などを入手し、自身の銀行口座から当該受金者の銀行口座宛に送金したり、あるいはキャッシュディスペンサーなどの店頭端末に直接現金を当該受金者の銀行口座宛に入金したりする方法が一般的である。
一方、そのような入金などが無くとも限度額内であれば自由に出金することができる「クレジットカード」を利用することもできる。このクレジットカードは、信販会社との契約時に例えばユーザの支払能力などに応じて所定期間内で使用可能な金額(使用限度額)が設定され、その使用限度額の中であれば、このクレジットカードを店頭で提示したり、ネットショップにてカード番号を入力したりすることで自由に買い物を行うことができるようになっている。
しかし上記従来のクレジットカードにおいては、その使用限度額に関しては契約時にある程度固定されるため、限度額の引上げなどの変更がなかなかできない、あるいは煩雑な手続きが必要となる、という課題がある。そこで下記特許文献1には、そのクレジットカードの使用限度額を利用実績に応じて算出変更する技術が開示されている。
特開2006−059193公報
ここで銀行口座を利用した送金は、銀行ネットワークシステムの稼動状況などを原因として、24時間の送金受付や送金処理の即時反映(送金受付後の即時受取)などを行うことが難しく、また、それ以外の送金方法は安全に送金することが難しいという課題がある。
また、クレジットカードにおける使用限度額の変更は、予め定められた使用限度額内での利用実績に応じて算出変更されるものであり、以下のようなケースには対応できないという課題がある。すなわち他者からの送金を受金することなどでユーザの所持金が当該クレジットカード契約時の平均所得以上に増えたとしても、カード会社に逐一連絡などして所定の手続きを経なければそれが使用限度額に反映されることは無い。そのため、その増加分を反映させたクレジットカードの利用をすることが難しいが、一方でこのようなカードについて自由に入金を受付け使用限度額を変更可能とすると、カードの安全性が低くなるという課題がある。
以上の課題を解決するために、本願は、まず受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとを有することで安全な受金を可能としたカードを利用する。そして、さらに、その入金を、例えば金融機関以外の店舗でも安全に行うことができるよう、送金者の認証を正しく行ったうえで上記受金と消費使用の2つのIDを持つカードに対する入金、および使用限度額の引き上げ処理を行うことができる入金システムを提供する。
具体的には、使用限度額をカードに紐づけられた入金額に応じて引き上げることが可能で、受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとの二種類のIDを有するカードに対する入金システムであって、一以上の前記カードの受金IDと、送金元端末IDと、を情報として含む送金依頼情報を取得する送金依頼情報取得部と、取得した送金依頼情報を送信する送金依頼情報送信部と、前記送信に応じて返信される入金者認証のための認証用情報を受信する認証用情報受信部と、取得した認証用情報を出力する認証用情報出力部と、を有する送金元端末と、前記送金元端末の送信部から送信される送金依頼情報を受信する受信部と、受信した送金依頼情報に対応してユニークな認証用情報を生成し保持する認証用情報生成部と、生成した認証用情報を送金元端末に対して返信する返信部と、送金元端末の認証用情報出力部から出力された認証用情報の転送を受信する転送受信部と、転送受信した認証用情報と、前記送金元端末の送金依頼情報に対してユニークに対応付けて保持されている認証用情報とに基づく認証結果を取得する認証部と、認証結果を認証用情報の転送元に対して返信する転送返信部と、を有するサーバ装置と、送金元端末の認証用情報出力部から出力される認証用情報を取得する認証用情報取得部と、取得した認証用情報を前記サーバ装置に対して転送する転送部と、転送に応じて返信される認証結果を受信する認証結果受信部と、受信した認証結果を表示する認証結果表示部と、を有する入金側店頭端末装置と、を有するカードに対する入金システムを提供する。
また、上記構成に加えて、前記入金側店頭端末装置が、認証結果表示部での認証結果の表示に応じてなされる入金の確認の情報である入金確認情報を受付ける入金確認情報受付部と、入金確認情報受付部にて受付けた入金確認情報を前記サーバ装置に対して送信する入金確認情報送信部と、をさらに有し、前記サーバ装置が、前記入金側店頭端末装置から送信される入金確認情報を受信する入金確認情報受信部と、受信した入金確認情報をカードの受金IDと関連付けて送信する受金ID送信部と、を有するカードに対する入金システムも提供する。
また、上記構成に加えて、消費使用IDと受金IDとを紐付けた紐付テーブルを保持する紐付テーブル保持部と、サーバ装置から入金確認情報と関連付けて送信された受金IDを受信する受金ID受信部と、受信した受金IDに紐付けられている消費使用IDを紐付テーブルから取得して送信する消費使用ID送信部と、を有するカードID管理装置と、消費使用IDを受信する消費使用ID受信部と、消費使用IDと使用限度額とを関連付けたテーブルである使用限度額テーブルを保持する使用限度額テーブル保持部と、受信した消費使用IDに関連付けられた入金確認情報に応じて使用限度額テーブル中の消費使用IDと関連付けられた使用限度額を変更する使用限度額変更部と、を有するカード限度額管理サーバ装置と、を有するカードに対する入金システムも提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとを有するカードを利用して、他者からの送金などを安全に受金し、その使用限度額を引上げることができる。そして、さらに、そのカードへの送金を、送金者の認証を正しく行ったうえで実行することができる。
実施例1の入金システムによる送金受付の一例を表す概念図 実施例1の入金システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例1の入金システムの送金依頼情報取得部でのGUI画面の一例を表す概念図 実施例1の入金システムにおける認証用情報の管理用データテーブルの一例を表す概念図 実施例1の入金システムの送金元端末におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1の入金システムのサーバ装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1の入金システムの入金側店頭端末装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例1の入金システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2の入金システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例2の入金システムにおける入金確認情報の管理用データテーブルの一例を表す概念図 実施例2の入金システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3の入金システムにおける機能ブロックの一例を表す図 実施例3の入金システムにおける使用限度額の変更処理の一例を説明するための図 実施例3の入金システムのカードID管理装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例3の入金システムのカード限度額管理サーバ装置におけるハードウェア構成の一例を表す図 実施例3の入金システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャート
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例のカードに対する入金システムによる入金受付の一例を表す概念図である。例えば、ユーザαがユーザβの利用する「カード」に1万円の入金を行おうと考えた。そこでユーザαは、図1(a)に示すように、自身の携帯端末(送金元端末)などを利用して本システムによる送金サービスの登録用Webサイトなどにアクセスする。そして表示されたGUI画面に送金先となるユーザβのカードの受金IDを入力する。すると当該Webサイトを管理するサーバ装置では、入力された情報およびアクセスしてきた端末の固有IDなどの情報をデータベースに蓄積保持する。またそれら情報を元に認証用の例えばバーコードなどを生成し、それをユーザαの携帯端末に対して返信する。
そして、図1(b)に示すように、ユーザαがコンビニなどを訪れ、そこで入金を行うための手続きを行う。具体的には、ユーザαは先に携帯端末に返信されたバーコードなどを、店頭にある端末装置(入金側店頭端末装置)に読取らせるなどする。すると図1(c)に示すように、店頭の端末装置では、読取るなどして取得したバーコードで示される認証用の情報を前述のサーバ装置に転送し認証リクエストを行う。そしてサーバ装置では、転送された認証用の情報と自身のデータベースに蓄積されている情報とをマッチングし、一致する情報が登録されていれば認証OKを示す認証結果を店頭の端末装置に対して返信する。
すると、その店頭の端末装置では、図1(d)に示すように、例えば店員向けディスプレイに認証OKである旨を示す情報を表示し、それを確認した店員はユーザαからの入金をレジなどにて受付ける、という具合である。
<機能的構成>
図2は、本実施例の入金システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。なお、以下に記載する本システムを構成する各装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。
そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。また、この発明はシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
そして本実施例のカードに対する入金システムは、図2に示すように、「送金元端末」(0200)と、「サーバ装置」(0210)と、「入金側店頭端末装置」(0220)と、からなる。なお、「カード」とは、使用限度額を入金額に応じて引き上げることが可能で、受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとの二種類のIDを有するカードをいう。また、「受金ID」とは、受金にのみ利用可能なIDをいう。ただし「受金にのみ利用可能」とは、カードとの関係において受金にのみ利用され消費使用には利用されない、という意味であり、カードとの関係の無い場面において各種利用がなされるIDも含まれる。したがって例えば受金用に発行される専用IDのほか、携帯/固定電話番号や電子メールアドレス、住民基本台帳番号なども含まれる。
(送金元端末の構成要件)
まず、「送金元端末」の構成要件について説明する。この送金元端末は送金者の利用する端末をいい、例えば携帯電話やPHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、スマートフォン、通信機能付携帯型ゲーム機、ネットブック、ノートPCなどの携行可能な端末装置が挙げられる。送金元端末がこのように携行可能な端末であれば、後述する認証用情報を、実際に入金を行うコンビニなどに設置された入金側店頭端末装置に対して容易に出力することができる。
あるいはデスクトップPCや通信機能付の据置ゲーム機などの据置型の端末装置でも良いが、その場合、認証用情報を紙などにプリントアウトしたりその他の携行可能な端末に転送したりすることで、店頭に設置された入金側店頭端末装置に対して出力すると良い。
そして図2にあるように、「送金元端末」(0200)は、「送金依頼情報取得部」(0201)と、「送金依頼情報送信部」(0202)と、「認証用情報受信部」(0203)と、「認証用情報出力部」(0204)と、を有する。
「送金依頼情報取得部」(0201)は、一以上の前記カードの受金IDと、送金元端末IDと、を情報として含む送金依頼情報を取得する機能を有する。「カードの受金ID」とは、前述の通り、カードに紐付けられ受金にのみ利用可能なIDをいう。ただし「受金にのみ利用可能」とは、カードとの関係において受金にのみ利用され消費使用には利用されない、という意味であり、カードとの関係の無い場面において各種利用がなされるIDも含まれる。したがって例えば受金用に発行される専用IDのほか、携帯/固定電話番号や電子メールアドレス、住民基本台帳番号なども含まれる。
また、「送金元端末ID」とは、送金元となる端末を特定するための情報をいい、例えば送金元の端末装置の固有ID(製造ID)や、そのネットワーク通信機器に割り当てられたMACアドレス、あるいは、送金先端末IDと同様に、その端末で利用可能な電話番号や電子メールアドレス、あるいは本サービス専用に割り当てられた識別番号などが挙げられる。また、この送金元端末IDは、後述するサーバ装置において電子メールアドレスなどとそれで特定される端末の固有ID(送金元端末ID)などとを関連付けて管理しておき、電子メールアドレスによって変換可能に構成してもよい。
そして送金依頼情報取得部での送金依頼情報の取得は、例えば図3に示すようなGUI画面などを表示し、その入力欄に送金先となるカードの受金IDなどを入力させるよう構成して取得する方法が挙げられる。また、送金元端末IDについては、固有IDやMACアドレスであれば、ユーザによる入力など無くとも自動的に取得するよう構成することができる。また、電話番号や電子メールアドレスなどであれば、受金IDと同様に、GUI画面などを介してユーザに入力させることで取得する構成としても良い。
また、図3に示すように送金依頼情報として送金(予定)額などを合せて取得するよう構成しても良い。その場合、後述する入金側店頭端末装置にて、実際の入金額とここで入力された送金予定額とが合致しているかの判断処理などを行うと良い。
また、この送金依頼情報取得部では、複数の受金IDを1度にまとめて取得するよう構成しても良い。そして、まとめて取得した複数の受金IDを後述するように関連付けて処理することで、例えば企業などの経営者(雇用者)が、本システムを利用して複数の被雇用者に対して、一つの認証用情報によってまとめて給料を支払うことなどもできるようになる。なお、このように複数のカードに対してまとめて送金する場合には、個別の受金IDごとに送金金額情報を取得するように構成すると良い。このように受金IDごとに送金金額情報を取得することで、まとめて入金された金額を、送金先ごとに分割して受金処理することができる。
「送金依頼情報送信部」(0202)は、取得した送金依頼情報を送信する機能を有し、例えばインターネット通信機能などで実現することができる。具体的には、送金元端末にて、例えば後述するサーバ装置にある本サービス用Webページにアクセスする。そして、そのWebページを送金依頼情報の入力GUIとして送金先のカードの受金IDや送金元端末IDなどの送金依頼情報を入力し、その入力情報をHTTPリクエストとして当該サーバ装置に対して送信する、という具合である。もちろん送金依頼情報の送信はこれに限定されず、例えばメール送信など様々であって良い。
「認証用情報受信部」(0203)は、前記送信に応じて返信される認証用情報を受信する機能を有する。「認証用情報」とは、前記送金依頼情報の送信に応じてサーバ装置にて生成される入金者認証のための情報であり、例えば送金依頼情報をコード変換して生成されたバーコードや2次元コード、あるいは送金依頼情報を暗号化した情報などが挙げられる。なお、この認証用情報の生成の詳細については、後述するサーバ装置にて説明する。
「認証用情報出力部」(0204)は、取得した認証用情報を出力する機能を有する。ここで、認証用情報の出力形態としては、後述する入金側店頭端末装置での認証用情報の取得形態に合せて様々であって良い。例えば、入金側店頭端末装置がバーコード(あるいは2次元コード)リーダーなどを備えていれば、認証用情報出力部は、認証用情報をバーコードや2次元コードとしてディスプレイなどに表示出力する形態が挙げられる。また、入金側店頭端末装置が近距離無線通信機能などを備えていれば、認証用情報を当該近距離無線通信の通信信号に変調し、出力する形態が挙げられる。
また、この送金元端末が据置型のデスクトップPCなどであれば、前述したように印刷装置などを利用して認証用情報を示すバーコードや2次元コードなどを紙にプリントアウトして出力する形態や、他の携帯端末に転送出力する形態などが挙げられる。
そして送金元端末では、このようにして認証用情報を実際に入金を行う例えばコンビニなどに設置された入金側店頭端末装置に対して出力し読取らせるなどすることで、自身の認証を含む送金のための手続きを簡単に行うことができる。
(サーバ装置の構成要件)
次に図2に戻り「サーバ装置」の構成要件について説明する。この図2にあるように、「サーバ装置」(0210)は、「受信部」(0211)と、「認証用情報生成部」(0212)と、「返信部」(0213)と、「転送受信部」(0214)と、「認証部」(0215)と、「転送返信部」(0216)と、を有する。
「受信部」(0211)は、前記送金元端末の送金依頼情報送信部から送信される送金依頼情報を受信する機能を有する。この受信部では、例えばネットワーク網などを介して送金元端末から送金依頼情報を受信する、という具合である。
「認証用情報生成部」(0212)は、受信した送金依頼情報に対応してユニークな認証用情報を生成し保持する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、HDDなどの記録媒体、そして認証用情報生成プログラムなどで実現することができる。具体的に、例えばユニークな文字列をランダムに生成、あるいは所定のルールに従って規則的に生成し、バーコードなどに変換して認証用情報を生成する方法が挙げられる。また、コード変換する前の任意の文字列を認証用情報としても良い。また、その際に送金依頼情報に含まれる受金IDや送金元端末IDを、上記ランダムな文字列に付加するよう構成しても良い。また、送金依頼情報に送金予定金額が含まれていれば、その金額情報を付加しても良い。
なお、バーコード変換や2次元コード変換などで認証用情報を生成する場合、送金依頼情報に含まれる情報のみでコード変換し認証用情報を生成することは好ましくない。なぜならば、これらコード変換の手法は一般にも開示されているため、変換元となる情報が送金依頼情報に含まれる情報のみである場合、一般ユーザにも簡単に認証用情報であるバーコードなどが生成できてしまうからである。そのため、この認証用情報を生成する場合には、このサーバ装置で何らかの文字列を追加して生成したり、あるいは非公開の変換手法でコード変換したりして生成することが望ましい。
また、この認証用情報のデータ形式などは特に限定しないが、例えば前述のバーコードや2次元コードや前述のコード変換前の任意の文字列を示すデータ形式、あるいは特定の情報が読込み可能に埋め込まれた画像データや音声データなどを示すデータ形式などが挙げられる。そして、それらに対応した、例えばバーコードリーダなどの読取装置が後述する入金側店頭端末装置に備えられていると良い。
そして上記のようにして生成された認証用情報やこの認証用情報を生成するために利用した各種情報を、この認証用情報生成部では例えばHDDなどの記録媒体に記録し、後述する送金元端末の認証に利用するという具合である。なお、認証用情報が受金IDや送金元端末IDを含まずに生成されている場合には、図4(a)に示すように上記認証のため送金依頼情報に含まれる受金IDや送金先端末と関連付けて認証用情報を記録するよう構成すると良い。また、認証用情報にこれらIDが含まれていれば、図4(b)に示すようにそのまま記録媒体に記録し、認証の際には認証用情報からその情報を読み出すよう構成すると良い。
「返信部」(0213)は、生成した認証用情報を送金元端末に対して返信する機能を有し、例えばネットワーク網などを介して送金元端末から送金依頼情報を受信する、という具合である。なお、前述のように例えば雇用者が被雇用者宛に給料を送金するなど、複数のカードを送金先とする場合、このサーバ装置は以下のような処理を行うと良い。すなわち、送金依頼情報に含まれる複数の受金IDのそれぞれに対応して、まず個別に認証用情報を生成する。そして、その個別に生成された複数の認証用情報と関連付けたひとつのまとめ認証用情報を生成し、その関連付けを管理しておく。そして、送金元端末に対してはまとめ認証用情報のみを返信する、という具合である。
このようにして、送金者に返信される認証用情報は1つにまとめられるので、送金者は各送金先に対する入金を個別に行う必要が無く、一つの認証用情報を利用した入金処理のみで送金手続きを行うことができる。そして実際に受金する場合には、後述するように、上記関連付けて管理されているまとめ認証用情報と複数の個別の認証用情報を利用してサーバ装置が複数の受金先のカードに対して分割して受金がなされるよう処理する、という具合である。
「転送受信部」(0214)は、送金元端末の認証用情報出力部から出力された認証用情報の転送を受信する機能を有する。なお、「認証用情報の転送」とは、以下のような情報の流れをいう。すなわち前述の返信部にて送金元端末宛に送信された認証用情報が、実際に送金のための入金を受付ける店舗の端末(後述する入金側店頭端末装置)にて読取られる。そして、その読取られた認証用情報が入金側店頭端末装置から、このサーバ装置宛に認証リクエストと共に送信され、それがこの転送受信部にて受信される、という具合である。
つまり、この転送受信部では、後述する入金側店頭端末装置において実際に入金処理を受付ける際に送金者認証のため当該店頭端末が行う認証リクエストとして認証用情報を受信し、以下の構成によってその認証処理を実行することになる。なお、入金側店頭端末装置における認証リクエストの生成などについては後述する。
「認証部」(0215)は、転送受信した認証用情報と、前記送金元端末の送金依頼情報に対してユニークに対応付けて保持されている認証用情報とに基づく認証結果を取得する機能を有する。具体的には、受信した認証用情報に送金元端末IDが含まれていれば、その送金元端末IDをキーとして図4に示すようなデータテーブルを参照し、保持されている認証用情報を特定する。あるいは、認証用情報に送金元端末IDが含まれていない場合には、後述するように認証用情報と関連付けて入金側店頭端末装置から送信された送金元端末IDをキーとして、同様に図4に示すようなデータテーブルを参照し、保持されている認証用情報を特定する。
そして特定された認証用情報と、取得した認証用情報で示される例えばランダムな文字列やその他情報が一致するかの判断処理をCPUなどの論理演算処理によって実行し、一致すれば認証OK、不一致であれば認証NGとの認証結果を取得する、という具合である。
「転送返信部」(0216)は、認証結果を認証用情報の転送元に対して返信する機能を有し、例えばネットワーク網などを介して転送元(入金側店頭端末装置)に対して上記認証結果を送信する、という具合である。
そして次の入金側店頭端末装置では、認証リクエストとして転送送信した認証用情報に応じて上記のように返信された認証結果を利用して送金のための手続きを行うか否かを区別して処理することができる。
(入金側店頭端末装置の構成要件)
次に、図2に戻り「入金側店頭端末装置」の構成要件について説明する。この図2にあるように、「入金側店頭端末装置」(0220)は、「認証用情報取得部」(0221)と、「転送部」(0222)と、「認証結果受信部」(0223)と、「認証結果表示部」(0224)と、を有する。なお、この入金側店頭端末装置は下記構成要件を備え、ネットワークやその他通信手段を介して上記サーバ装置やその他装置との間で情報を有線、無線、あるいは基盤接続によって入出力する装置をいい、例えばコンビニやサービスステーション、旅行代理店、その他各種店舗に設置された端末に組み込まれ実現することができる。
「認証用情報取得部」(0221)は、送金元端末の認証用情報出力部から出力される認証用情報を取得する機能を有し、例えば認証用情報がバーコードや2次元コードであれば、それに対応したコード読取り装置で実現できる。具体的には、前述のように送金元端末を利用して送金のための登録処理を行ったユーザが、それに応じて返信された認証用情報を記録した送金元端末を持って、実際に入金を行うため、コンビニなどの所定の店舗を訪れる。そして送金元端末に記憶させた認証用情報であるバーコードなどを端末ディスプレイに表示し、その店舗に設置されたこの入金側店頭端末装置のバーコード読取り装置などに読取らせる、という具合である。
また、認証用情報が任意の文字列などであれば、この認証用情報取得部はそれを入力するためのキーボードやタッチパネル、GUI画面などの入力装置によって実現できる。また、認証用情報が画像データであれば、カメラなどの画像読取り装置により、認証用情報が音声データであればマイクなどの音声入力装置によって実現できる。また、認証用情報がコード変換されていたり画像や音声に埋め込まれていたりするのであれば、このような各種入力装置から入力された情報をその変換/埋込ルールに従って解釈し認証用情報を取得する、という具合である。また、送金元端末から近距離無線通信によって送信されてきた認証用情報を受信、復調し取得する形態も挙げられる。
また、前述のように送金元端末IDが認証用情報に含まれていない場合、この認証用情報の取得元の端末から送金元端末IDを関連付けて取得するよう構成すると良い。
「転送部」(0222)は、取得した認証用情報を前記サーバ装置に対して転送する機能を有し、例えばネットワーク網などを介してサーバ装置に対して上記のように取得した認証用情報を認証リクエストとして送信する、という具合である。また、送金元端末IDが認証用情報に含まれていない場合、前述のように取得した送金元端末IDを関連付けて送信するよう構成すると良い。
「認証結果受信部」(0223)は、転送に応じて返信される認証結果を受信する機能を有し、例えばネットワーク網などを介してサーバ装置において前述のように取得、返信された認証用情報を受信する、という具合である。なお、転送に応じた認証結果の返信は、前記サーバ装置の構成要件に係り説明した通りである。
「認証結果表示部」(0224)は、受信した認証結果を表示する機能を有し、例えばディスプレイやVRAMなどを含む表示装置、および認証結果表示プログラムなどで実現することができる。そして、ここで表示された認証結果を店舗の店員などが確認し、OKであれば入金を受付ける、という具合である。
もちろん、入金側店頭端末装置を全て自動で行う装置として構成し、認証結果が認証OKであれば、その旨をディスプレイに表示するとともに入金用の投入口を開けるなどして送金者に入金を自動的に促すようにしても良い。また認証結果の出力は、ディスプレイなどへの表示ではなく音声出力によってなされても良い。
また、認証用情報に送金予定金額などの情報が含まれていれば、認証結果にその金額情報を含み返信し、その金額をディスプレイなどに表示するよう構成しても良い。そして、その表示された金額を確認して入金額が予定額と一致するか店員または計算機の演算装置が判断し、その結果情報が入力/生成されるよう構成しても良い。
このようにして、送金者は自身の携帯端末などで予め登録をしておくことで、店頭などでは認証用情報を読取らせるなどの簡単な手続きで送金処理を行うことができる。
なお、上記実施例におけるシステム内の装置間の情報送受信は、装置同士で直接行われるような例を挙げて説明しているが、別の装置を介して送受信が行われるよう構成しても良い。また実施例2以降の装置も含めて各装置を管理する主体は様々であって良く、全く別々の主体が管理しても良いし、複数の装置が同一の主体によって管理されていても良い。また、装置そのものも、一の装置として説明したものが物理的に複数の装置で実現されても良いし、複数の装置として説明したものが物理的に一の装置に組み込まれ実現されても良い。
<ハードウェア構成>
図5,6,7を利用して、本システムの各装置におけるハードウェア構成の一例を説明する。
(送金元端末のハードウェア構成)
図5は、本システムの送金元端末のハードウェア構成の一例を表す図である。この図にあるように、本システムの送金元端末は、各種演算処理を実行する「CPU(中央演算装置)」(0501)と、「主メモリ」(0502)と、を備えている。また送金依頼情報を入力するための「入力デバイス」(0503)や、送金依頼情報送信部、認証用情報受信部、認証用情報出力部である「インターネット通信回路」(0504)、また各種情報やプログラムなどを記録する「フラッシュメモリ」(0505)も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また、「主メモリ」にはプログラムが読み出され、「CPU」は読み出された当該プログラムを参照し、プログラムで示される手順に従い各種演算処理を実行する。また、この「主メモリ」や「フラッシュメモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」の演算処理においては、そのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることで、データを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
なお、この送金元端末は携帯電話を例に挙げ説明するが、前述の通りもちろんそれに限定されない。
ここで、ユーザは「入力デバイス」を操作し、送金依頼登録用のWebページにアクセスする。すると、そのアクセスに応じて登録用Webページが「インターネット通信回路」を介して取得され、図示しない「ディスプレイ」に表示される。ユーザは、その表示された登録用Webページの受金IDの入力欄に、送り先となる相手方カードの受金IDを「入力デバイス」を操作し入力する。また、その際に送金予定額を入力しても良い。
そして、「入力デバイス」の操作によって「確定送信」の入力を受付けると、「CPU」は送信プログラムを解釈し、まず、自身の端末のID(例えば携帯電話番号や機器固有IDなど)を取得し、送金元端末IDとして主メモリに格納する。あるいは送金元端末IDは、登録用Webページに入力欄を設けることで、送金先端末IDとともに入力取得される構成としても良い。そしてその送金元端末IDを前記入力されたカードの受金IDと合せて送金依頼情報として「インターネット通信回路」からサーバ装置に対して送信する。
そして、その送金依頼情報の送信に対するレスポンスとして、後述するようにサーバ装置にて生成、返信された認証用情報を「インターネット通信回路」にて取得すると、その取得した認証用情報を「フラッシュメモリ」などに記録する。その後、実際に入金をするためコンビニなどの店舗をユーザが訪れた際に、ユーザからの操作に応じて「CPU」は認証用情報出力プログラムを解釈し、送金元端末の「ディスプレイ」に認証用情報である例えばバーコードを出力表示する。そして、店頭に設置されている入金側店頭端末装置の読取り装置にその認証用情報を読取らせる、という具合である。あるいは近距離無線通信などを利用して、入金側店頭端末装置に認証用情報を出力しても良い。そして、このように出力された認証用情報を利用して、入金側店頭端末装置では後述するように入金者の認証を行う、という具合である。
(サーバ装置のハードウェア構成)
図6は、本システムのサーバ装置のハードウェア構成の一例を表す図である。この図にあるように、本システムのサーバ装置は、各種演算処理を実行し、また認証用情報生成部および認証部である「CPU」(0601)と、「主メモリ」(0602)と、を備えている。また受信部、返信部、転送受信部および転送返信部である「インターネット通信回路」(0603)、また各種情報やプログラムなどを記録する「HDD」(0604)も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、前述した送金元端末からの送金依頼情報を「インターネット通信回路」にて受信すると、「CPU」は受信プログラムを解釈し、それにしたがって受信した送金依頼情報を「主メモリ」に格納する。
つづいて「CPU」は認証用情報生成プログラムを解釈し、それにしたがって例えば「主メモリ」に格納されている送金依頼情報と、ランダムに生成した認証用文字列とを組み合わせ、それをコード変換などして認証用情報を生成する。もちろん、その他の方法で認証用情報を生成しても良い。そして「CPU」は返信プログラムを解釈し、それにしたがって認証用情報を送金元端末に対して「インターネット通信回路」から出力する。
また、それとともに認証用情報を、その送信依頼情報に含まれる送金元端末IDや送信先となるカードの受金IDと関連付けて図4に示すような「HDD」内のデータテーブルのレコードに記録する。
その後、送金元端末に返信した認証用情報が、入金側店頭端末装置に読取られ認証リクエストとして転送されてくると、「CPU」は認証プログラムに従ってその認証リクエストで示される認証用情報を「主メモリ」に格納する。そして、その認証用情報に含まれる、あるいは関連付けられている送金元端末IDをキーとして、「HDD」内のデータテーブルの検索処理を「CPU」の論理演算処理によって行う。
そして、その検索処理の結果特定されたデータテーブル内の認証用情報と、「主メモリ」に格納された認証用情報との比較処理を行い、一致するとの比較結果が「CPU」から出力されると、認証OKを示す認証結果が生成され「主メモリ」に格納される。また、検索の結果一致するデータテーブル内にレコードが無かったり、比較の結果不一致との結果が出力されたりした場合、認証NGを示す認証結果が生成され、「主メモリ」に格納される。そして「CPU」は転送返信プログラムを解釈し、その認証結果を認証リクエストの送信元である入金側店頭端末装置に「インターネット通信回路」から出力し返信する、という具合である。
(入金側店頭端末装置のハードウェア構成)
図7は、本システムの入金側店頭端末装置のハードウェア構成の一例を表す図である。この図にあるように、本システムの入金側店頭端末装置は、各種演算処理を実行する「CPU」(0701)と、「主メモリ」(0702)と、を備えている。また認証用情報取得部である例えばバーコードリーダなどの「読取装置」(0703)や、転送部および認証結果受信部である「インターネット通信回路」(0704)、認証結果表示部である「ディスプレイ」(0705)も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、来店したユーザの送金元端末のディスプレイに表示されたバーコードを「読取装置」にて読取り、取得した認証用情報を「主メモリ」に格納する。あるいは、入金側店頭端末装置は「読取装置」の替わりに「近距離無線通信回路」を備え、送金元端末から近距離無線通信で送信された認証用情報を取得しても良い。そして、「CPU」は転送プログラムを解釈し、それに従って取得した認証用情報を「インターネット通信回路」からサーバ装置に対して認証リクエストとして出力する。
そして、その認証リクエストに対するレスポンスとして、前述のサーバ装置にて生成、返信された認証結果を「インターネット通信回路」にて取得すると、その取得した認証結果を「主メモリ」に格納する。そして「CPU」の認証結果表示プログラムの解釈結果に従って、その認証結果にて示される認証結果が、この入金側店頭端末装置の「ディスプレイ」などに表示される、という具合である。
そして、例えば店舗の店員や計算機がその認証結果を確認することで、そのユーザからの入金の受付け/拒否を判断することができる。
<処理の流れ>
図8は、本実施例の入金システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
この図にあるように、まず、送金ユーザの利用する送金元端末にて、例えば登録用Webページにアクセスし、その登録用画面にしたがった入力などによって、一以上のカードの受金IDと、送金元端末IDと、を情報として含む送金依頼情報を取得する(ステップS0801)。そして、そのように取得した送金依頼情報を送信する(ステップS0802)。
するとサーバ装置では、前記送金元端末から送信される送金依頼情報を受信し(ステップS0811)、受信した送金依頼情報に対応して入金者認証のためのユニークな認証用情報を生成し保持する(ステップS0812)。そして、生成した認証用情報を送金元端末に対して返信する(ステップS0813)。
そして、送金元端末では、上記のようにサーバ装置から返信される認証用情報を受信する(ステップS0803)と、その受信した認証用情報を例えば端末内部のフラッシュメモリなどに保持しておく。そしてその後、実際に入金を行う店舗を来訪した際に、その店舗に設置されている入金側店頭端末装置に対して、例えばディスプレイ表示出力や近距離無線通信出力などによって認証用情報を出力する(ステップS0804)。
入金側店頭端末装置では、その送金元端末からディスプレイ出力や近距離無線出力などされた認証用情報を取得し(ステップS0821)、その取得した認証用情報を前記サーバ装置に対して転送する(ステップS0822)。
そしてサーバ装置では、その入金側店頭端末装置から転送された認証用情報を受信する(ステップS0814)と、受信した認証用情報と、前記ステップS0812にて送金元端末の送金依頼情報に対してユニークに対応付けて保持されている認証用情報とを比較して認証結果を取得する(ステップS0815)。そして、その認証結果を認証用情報の転送元である入金側店頭端末装置に対して返信する(ステップS0816)。
そして入金側店頭端末装置では、転送に応じて返信される認証結果を受信し(ステップS0823)、受信した認証結果を例えば店員向けディスプレイなどに表示する(ステップS0824)。そして、その表示された認証結果を確認し、ユーザからの入金の受付/受付け拒否を判断することができる、という具合である。
<効果の簡単な説明>
本実施例の入金システムによって、送金者は自身の携帯端末などで予め登録をしておくことで、店頭などでは認証用情報を読取らせるなどの簡単な手続きで送金処理を行うことができる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、さらに実際に店舗において実際に入金がなされたことを入金側店頭端末装置にて確認し、それに応じてサーバ装置から受金IDを送信する機能を備える入金システムである。このように実際の入金がなされていることを受け受金IDを送信することで、確実に受金IDで示されるカードの使用限度額の引き上げを入金に応じて実行することができる。
<機能的構成>
図9は、本実施例の入金システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の入金システムは、上記実施例1を基本として「送金元端末」(0900)と、「サーバ装置」(0910)と、「入金側店頭端末装置」(0920)と、からなる。なお、送金元端末における構成要件などは上記実施例にて記載済みであるので、その説明は省略する。
そして、本実施例の入金システムは、その「入金側店頭端末装置」が、「入金確認情報受付部」(0921)と、「入金確認情報送信部」(0922)と、をさらに有する点と、「サーバ装置」が、「入金確認情報受信部」(0911)と、「受金ID送信部」(0912)と、をさらに有する点を特徴とする。なお、この入金側店頭端末装置およびサーバ装置について実施例1ですでに記載した構成要件については、図示およびその説明を省略する。
(入金側店頭端末装置の機能的構成)
「入金確認情報受付部」(0921)は、 認証結果表示部での認証結果の表示に応じてなされる入金の確認の情報である入金確認情報を受付ける機能を有し、例えば入力デバイスや通信回路、CPUや主メモリ、入金確認情報受付プログラムなどで実現できる。
具体的に、例えば実施例1のように店舗に設置されたPOSレジ(入金側店頭端末装置)で認証結果を受信し、その旨がディスプレイに表示されると、POSレジでは入金の受付待ち状態に移行する。そして送金依頼者であるユーザが、例えば店員に対して実際の金銭、あるいはその他金銭に替わる有価証券などを支払うと、店員がPOSレジの「入金確認済ボタン」を押下する。するとPOSレジにて入金確認情報を生成し受付ける、という具合である。
またその他にも、そのユーザからの電子マネーやその他システムで利用可能な電子的な金銭情報を送金元端末や電子マネーカード、その他システムなどから受信することで入金確認情報を生成し受付ける構成も挙げられる。
そして、このように送金用の金銭が実際に入金された旨を確認することができる情報を受付けることで、本システムにおいて送金先のユーザが実際に受金をしようとした場合に、そのための入金がなされていることを判断することができる。
「入金確認情報送信部」(0922)は、入金確認情報受付部にて受付けた入金確認情報を前記サーバ装置に対して送信する機能を有し、例えば、ネットワーク網などを介してサーバ装置に対して上記のように取得した入金確認情報を送信する、という具合である。なお、後述するサーバ装置での入金確認情報の登録に際して、入金確認情報は送金元端末IDおよび送金先となるカードの受金IDと関連付けて登録される。そこで、この入金確認情報送信部では、受信した認証結果の元となった認証用情報から送金元端末IDおよび受金IDを抽出し、それらを入金確認情報と関連付けて送信するよう構成しても良い。
あるいは、サーバ装置にて認証結果を送金元端末IDおよび受金IDと関連付けて管理する構成としていれば、例えば認証結果(の識別情報)と関連付けて入金確認情報をサーバ装置に送信する構成としても良い。
(サーバ装置の機能的構成)
「入金確認情報受信部」(0911)は、前記入金側店頭端末装置から送信される入金確認情報を受信する機能を有し、例えば、ネットワーク網などを介して入金側店頭端末装置からの入金確認情報を受信する、という具合である。
「受金ID送信部」(0912)は、受信した入金確認情報をカードの受金IDと関連付けて送信する機能を有し、例えば図10に示すように、入金フラグと関連付けた受金ID及び送金元端末IDを示すサーバ装置のデータテーブルなどを参照し、入金フラグが○(入金済み)となっているモノに関して、受金IDと関連付けた入金確認情報を送信する、という具合である。
また、前述のように一つの送金依頼情報で複数の受金IDが指定される場合には、受信した入金確認情報を利用して、その入金確認の元となる前述のまとめ認証用情報に関連付けられた複数の個別の認証用情報に紐付けられた複数の受金ID全てに関して入金確認フラグを立てて処理するよう構成すると良い。
そして、この送信に応じて、実施例3で後述するようにカードにおける使用限度額の引上げ処理が実行される。
また、図10に示すテーブルの項目として、各レコードに関連付けて有効期限(例えば入金確認情報を受信してから2週間後など)を設け、それが過ぎると送金元端末に対して送金先のユーザによる受金が行われない旨を通知するよう構成しても良い。
<処理の流れ>
図11は、本実施例の入金システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
なお、入金側店頭端末装置にて認証結果を受信し表示するまでの処理については図8にて記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、入金側店頭端末装置では、送金者の認証がOKであることを示す認証結果を受信する(ステップS1121)と、入金の受付待ち状態となる。そして、例えば実際の金銭支払などによって入金がなされ、それを示す入金確認情報を認証用情報と関連付けて受付ける(ステップS1122)と、その入金確認情報を、例えば送金元端末IDと受金IDと関連付けてサーバ装置に対して送信する(ステップS1123)。
サーバ装置では、前記送信された入金確認情報を受信し(ステップS1111)、受信した入金確認情報を送金先となるカードの受金IDと関連付け、受金IDに係るカードの使用限度額の引上げ処理の実行のため送信する(ステップS1112)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の入金システムによって、実際に送金用金銭の入金がシステムに為されたことを示す入金確認情報を受けてカードの受金IDを送信されるので、カードに対する受金処理(使用限度額の引上げ処理)を行うことができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例は、前述のように実際の入金確認に応じて送信されたカードの受金IDを利用して、カードの使用限度額を引き上げる処理を行うことを特徴とする入金システムである。そして特に、このカードはその受金IDと消費使用IDとが別個のIDとして管理されているため、その入金及び使用限度額の引上げを別々のIDで処理するため安全に行うことができることを特徴とする。
<機能的構成>
図12は、本実施例の入金システムにおける機能ブロックの一例を表す図である。そして本実施例の入金システムは、実施例1を基本として「送金元端末」と「サーバ装置」と「入金側店頭端末装置」と、を有するとともに(図示および説明省略)、さらに「カードID管理装置」(1200)と、「カード限度額管理サーバ装置」(1210)と、をさらに有することを特徴とする。
(カードID管理装置)
まず「カードID管理装置」の構成要件について説明する。図12にあるように、「カードID管理装置」(1200)は、「紐付テーブル保持部」(1201)と、「受金ID受信部」(1202)と、「消費使用ID送信部」(1203)と、を有する。
「紐付テーブル保持部」(1201)は、消費使用IDと受金IDとを紐付けた紐付テーブルを保持する機能を有し、例えばハードディスクドライブなどの各種記憶媒体によって実現することができる。具体的には、例えば独自の受金ID「Ctl−001−123−xxx」に、消費使用ID「0123」が関連付けられている。あるいは携帯電話番号「090−xxx−xxxx」を受金IDとし、それに対して消費使用ID「9876」が関連付けられている。あるいは受金IDである電子メールアドレス「α@yyy.ne.jp」に対して消費使用ID「1234」が関連付けられている、という具合である。
このようにカードの受金IDと消費使用IDとを別々のIDとして管理することで、送金者に消費使用IDを知らせなくても、携帯電話番号などを指定することで安全に受金し、カードの使用限度額を引上げることができる。
また、この紐付テーブルにて保持される消費使用IDについては、固定ID(実際の消費使用に利用されるカードID)と変動ID(1回のみの使いきりID)の2種類を合せて管理するよう構成し、そのセキュリティ性を高めても良い。
「受金ID受信部」(1202)は、サーバ装置から入金確認情報と関連付けて送信された受金IDを受信する機能を有し、例えばネットワーク網などを介して受信する、という具合である。
「消費使用ID送信部」(1203)は、受信した受金IDに紐付けられている消費使用IDを紐付テーブルから取得して送信する機能を有し、例えばCPUなどの論理演算処理によって上記テーブルを検索し、該当する消費使用IDをネットワーク網などを介して送信する、という具合である。
(カード限度額管理サーバ装置)
次に図12に戻り、カード限度額管理サーバ装置の構成要件について説明する。図12に示すように、この「カード限度額管理サーバ装置」は、「消費使用ID受信部」(1211)と、「使用限度額テーブル保持部」(1212)と、「使用限度額変更部」(1213)と、を有する。
「消費使用ID受信部」(1211)は、前記カードID管理装置から送信された消費使用IDを受信する機能を有し、例えばインターネット網などを介して、この消費使用IDを取得する、という具合である。
「使用限度額テーブル保持部」(1212)は、使用限度額テーブルを保持する機能を有し、例えばHDDなどの各種記憶媒体によって実現することができる。また、「使用限度額テーブル」とは、消費使用IDと使用限度額とを関連付けたテーブルをいい、これによって例えば実際に店舗などでカードが提示された際に、その使用限度額を参照して使用可否の判断を行う、という具合である。そして、本実施例では、以下の構成によってこの使用限度額が受金に応じて変更可能に構成されていることを特徴とする。
「使用限度額変更部」(1213)は、受信した消費使用IDに関連付けられた入金確認情報に応じて使用限度額テーブル中の消費使用IDと関連付けられた使用限度額を変更する機能を有する。
図13は、この使用限度額の変更処理の一例を説明するための図である。この図13(a)にあるように、消費使用ID「0123」に関連付けられている使用限度額は、「10万円」である。ここで、ID:0123(受金ID:090−xxx−xxxx)のカードに対して1万円の入金がされたことが入金確認情報で示されていると、図10(b)に示すように、消費使用ID「0123」に関連付けられている使用限度額が「11万円」に更新される、という具合である。
なお、このカード限度額管理サーバ装置では、その使用限度額内での支払が実行された旨の情報を受付け、その支払金額分だけ使用限度額を引上げるよう構成すると良い。このようにすることで、カードの受金および使用に応じてその使用限度額を適宜変更し管理することができるようになる。
また、引上額の決定に利用される入金確認情報について、直接入金確認情報を取得しても良いし、カードID管理装置が消費使用IDを送信する際に、入金確認情報に基づいて引上額を示す情報を別途生成し、消費使用IDと関連付けて送信する構成であれば、その生成された情報を参照して引上額を決定する構成としても良い。またその額自体も入金された額面そのままでも良いし、手数料などを差し引いた額面や何らかの特典によって増加された額面などであっても良い。
以上のようにして消費使用IDとは別個のIDとして管理されている受金IDによって使用限度額の引上げを安全に行うことができる。
<ハードウェア構成>
図14,15を利用して、本システムの各装置におけるハードウェア構成の一例を説明する。
(カードID管理装置のハードウェア構成)
図14は、本システムのカードID管理装置のハードウェア構成の一例を表す図である。この図にあるように、本システムのカードID管理装置は、各種演算処理を実行する「CPU(中央演算装置)」(1401)と、「主メモリ」(1402)と、を備えている。また紐付テーブル保持部である「HDD」(1403)や、受金ID受信部および消費使用ID送信部である「インターネット通信回路」(1404)も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、「CPU」は受金ID受信プログラムを解釈し、それにしたがって受信した受金IDと入金額を「主メモリ」の所定アドレスに格納する。
つづいて「CPU」は消費使用ID送信プログラムを解釈し、それにしたがって「主メモリ」のアドレス1に格納されている受金IDをキーとして消費使用IDを検索するため、「HDD」に保持されている紐付テーブルを参照し論理演算処理を行う。その結果、紐付テーブルにて当該受金IDに関連付けられた消費使用IDを特定し、「主メモリ」のアドレス3に格納する。
そして「CPU」は、さらに消費使用ID送信プログラムの解釈結果にしたがって「主メモリ」の所定アドレスに格納されている消費使用IDと入金額を「インターネット通信回線」を介して送信する、という具合である。
(カード限度額管理サーバ装置のハードウェア構成)
図15は、本システムのカード限度額管理サーバ装置のハードウェア構成の一例を表す図である。この図にあるように、本システムのカード限度額管理サーバ装置は、各種演算処理を実行し、かつ使用限度額変更部である「CPU(中央演算装置)」(1511)と、「主メモリ」(1512)と、を備えている。また使用限度額テーブル保持部である「HDD」(1513)や、消費使用ID受信部である「インターネット通信回路」(1514)も備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここで、「インターネット通信回路」にて、消費使用IDを受信すると、「CPU」は消費使用ID受信プログラムを解釈し、それにしたがって受信した消費使用IDとその入金額を「主メモリ」のアドレス1、2にそれぞれ格納する。
つづいて「CPU」は使用限度額変更プログラムを解釈し、それにしたがって「主メモリ」のアドレス1に格納されている消費使用IDをキーとして「HDD」に保持されている使用限度額テーブルを参照し論理演算処理を行う。その結果、使用限度額テーブルにて当該消費使用IDに関連付けられた使用限度額を特定し、「主メモリ」のアドレス3に格納する。
そして「CPU」は、「主メモリ」のアドレス2に格納されている入金額を、アドレス3に格納されている使用限度額に加算する演算処理を行い、額面が引上げられた使用限度額を算出する。そして、その新たな使用限度額を「HDD」に保持されている使用限度額テーブルの該当レコードに書き込む、という具合である。
<処理の流れ>
図16は、本実施例の入金システムにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
なお、サーバ装置にて受金IDを送信するまでの処理については上記実施例にて記載済みであるのでその説明は省略する。
そして、カードID管理装置は、サーバ装置から入金確認情報と関連付けて送信された受金IDを受信する(ステップS1601)と、予め消費使用IDと受金IDとを紐付けて保持する紐付テーブルを参照し、受信した受金IDに紐付けられている消費使用IDを取得し(ステップS1602)、その取得した消費使用IDを入金確認情報で示される入金額などと合わせて送信する(ステップS1603)。
すると、カード限度額管理サーバ装置では、送信された消費使用IDを受信し(ステップS1614)、予め消費使用IDと使用限度額とを関連付けて保持しているテーブル中の、受信した消費使用IDと関連付けられた使用限度額を取得し(ステップS1615)、その使用限度額を入金額に応じて変更する(ステップS1616)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例の入金システムによって、消費使用IDとは別個のIDとして管理されている受金IDによってカードに対する受金を安全に行い、使用限度額の引上げ処理を実行することができる。
0200 送金元端末
0201 送金依頼情報取得部
0202 送金依頼情報送信部
0203 認証用情報受信部
0204 認証用情報出力部
0210 サーバ装置
0211 受信部
0212 認証用情報生成部
0213 返信部
0214 転送受信部
0215 認証部
0216 転送返信部
0220 入金側店頭端末装置
0221 認証用情報取得部
0222 転送部
0223 認証結果受信部
0224 認証結果表示部

Claims (10)

  1. 使用限度額をカードに紐づけられた入金額に応じて引き上げることが可能で、受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとの二種類のIDを有するカードに対する入金システムであって、
    一以上の前記カードの受金IDと、送金元端末IDと、を情報として含む送金依頼情報を取得する送金依頼情報取得部と、
    取得した送金依頼情報を送信する送金依頼情報送信部と、
    前記送信に応じて返信される入金者認証のための認証用情報を受信する認証用情報受信部と、
    取得した認証用情報を出力する認証用情報出力部と、
    を有する送金元端末と、
    前記送金元端末の送信部から送信される送金依頼情報を受信する受信部と、
    受信した送金依頼情報に対応してユニークな認証用情報を生成し保持する認証用情報生成部と、
    生成した認証用情報を送金元端末に対して返信する返信部と、
    送金元端末の認証用情報出力部から出力された認証用情報の転送を受信する転送受信部と、
    転送受信した認証用情報と、前記送金元端末の送金依頼情報に対してユニークに対応付けて保持されている認証用情報とに基づく認証結果を取得する認証部と、
    認証結果を認証用情報の転送元に対して返信する転送返信部と、
    を有するサーバ装置と、
    送金元端末の認証用情報出力部から出力される認証用情報を取得する認証用情報取得部と、
    取得した認証用情報を前記サーバ装置に対して転送する転送部と、
    転送に応じて返信される認証結果を受信する認証結果受信部と、
    受信した認証結果を表示する認証結果表示部と、
    を有する入金側店頭端末装置と、
    を有するカードに対する入金システム。
  2. 前記入金側店頭端末装置は、
    認証結果表示部での認証結果の表示に応じてなされる入金の確認の情報である入金確認情報を受付ける入金確認情報受付部と、
    入金確認情報受付部にて受付けた入金確認情報を前記サーバ装置に対して送信する入金確認情報送信部と、をさらに有し、
    前記サーバ装置は、
    前記入金側店頭端末装置から送信される入金確認情報を受信する入金確認情報受信部と、
    受信した入金確認情報をカードの受金IDと関連付けて送信する受金ID送信部と、
    を有する請求項1に記載のカードに対する入金システム。
  3. 消費使用IDと受金IDとを紐付けた紐付テーブルを保持する紐付テーブル保持部と、
    サーバ装置から入金確認情報と関連付けて送信された受金IDを受信する受金ID受信部と、
    受信した受金IDに紐付けられている消費使用IDを紐付テーブルから取得して送信する消費使用ID送信部と、
    を有するカードID管理装置と、
    消費使用IDを受信する消費使用ID受信部と、
    消費使用IDと使用限度額とを関連付けたテーブルである使用限度額テーブルを保持する使用限度額テーブル保持部と、 受信した消費使用IDに関連付けられた入金確認情報に応じて使用限度額テーブル中の消費使用IDと関連付けられた使用限度額を変更する使用限度額変更部と、
    を有するカード限度額管理サーバ装置と、
    を有する請求項2に記載のカードに対する入金システム。
  4. 請求項1または2に記載のサーバ装置。
  5. 請求項1または2に記載の入金側店頭端末装置。
  6. 請求項3に記載のカードID管理装置。
  7. 請求項3に記載のカード限度額管理サーバ装置。
  8. 使用限度額をカードに紐づけられた入金額に応じて引き上げることが可能で、受金にのみ利用可能な受金IDと、消費使用に利用可能な消費使用IDとの二種類のIDを有するカードに対する入金システムの動作方法であって、
    一以上の前記カードの受金IDと、送金元端末IDと、を情報として含む送金依頼情報を取得する送金依頼情報取得ステップと、
    取得した送金依頼情報を送信する送金依頼情報送信ステップと、
    前記送信に応じて返信される入金者認証のための認証用情報を受信する認証用情報受信ステップと、
    取得した認証用情報を出力する認証用情報出力ステップと、
    を送金元端末にて実行し、
    前記送金元端末の送信ステップにて送信される送金依頼情報を受信する受信ステップと、
    受信した送金依頼情報に対応してユニークな認証用情報を生成し保持する認証用情報生成ステップと、
    生成した認証用情報を送金元端末に対して返信する返信ステップと、
    送金元端末の認証用情報出力ステップにて出力された認証用情報の転送を受信する転送受信ステップと、
    転送受信した認証用情報と、前記送金元端末の送金依頼情報に対してユニークに対応付けて保持されている認証用情報とに基づく認証結果を取得する認証ステップと、
    認証結果を認証用情報の転送元に対して返信する転送返信ステップと、
    をサーバ装置にて実行し、
    送金元端末の認証用情報出力ステップにて出力される認証用情報を取得する認証用情報取得ステップと、
    取得した認証用情報を前記サーバ装置に対して転送する転送ステップと、
    転送に応じて返信される認証結果を受信する認証結果受信ステップと、
    受信した認証結果を表示する認証結果表示ステップと、
    を入金側店頭端末装置にて実行する、
    カードに対する入金システムの動作方法。
  9. 前記入金側店頭端末装置にて、
    認証結果表示ステップでの認証結果の表示に応じてなされる入金の確認の情報である入金確認情報を受付ける入金確認情報受付ステップと、
    入金確認情報受付ステップにて受付けた入金確認情報を前記サーバ装置に対して送信する入金確認情報送信ステップと、をさらに実行し、
    前記サーバ装置にて、
    前記入金側店頭端末装置から送信される入金確認情報を受信する入金確認情報受信ステップと、 受信した入金確認情報をカードの受金IDと関連付けて送信する受金ID送信ステップと、
    をさらに実行する請求項8に記載のカードに対する入金システムの動作方法。
  10. 消費使用IDと受金IDとを紐付けた紐付テーブルを保持する紐付テーブル保持部を予め有し、
    サーバ装置から入金確認情報と関連付けて送信された受金IDを受信する受金ID受信ステップと、
    受信した受金IDに紐付けられている消費使用IDを紐付テーブルから取得して送信する消費使用ID送信ステップと、
    をカードID管理装置にて実行し、
    消費使用IDと使用限度額とを関連付けたテーブルである使用限度額テーブルを保持する使用限度額テーブル保持部を予め有し、
    消費使用IDを受信する消費使用ID受信ステップと、
    受信した消費使用IDに関連付けられた入金確認情報に応じて使用限度額テーブル中の消費使用IDと関連付けられた使用限度額を変更する使用限度額変更ステップと、
    をカード限度額管理サーバ装置にて実行する、
    請求項9に記載のカードに対する入金システムの動作方法。
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