JP2016219017A - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの指等の操作指示物による操作が実行できない場合には、実行可能な操作指示物の数を通知するようにすることで、ユーザが予期していない処理が行われないようにすることを目的とする。
【解決手段】ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置であって、指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶し、認識手段により認識される操作指示物の数を特定する。記憶された処理内容に基づいて、特定された操作指示物の数に対応する処理内容が実行可能か否かを判定し、実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知することを特徴とする。
【選択図】図16

Description

ユーザの指等の操作指示物による操作が実行できない場合であっても、ユーザが予期していない処理が行われないようにすることの可能な情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
銀行にてローン等の契約を行う場合、行員(以下、「テラー」という)は商品説明や契約書作成に必要な事項の説明を顧客に対して行うことが義務付けられている。このような業務を、半ば電子的に行うシステムが提案されている(特許文献1)。
また、タブレット端末等の電子端末を使用して、例えばローンの契約にかかる手続に関する操作を容易にしたり、書類の記入を簡素化したりするものもある。また、プロジェクタによって操作画面を机上に投影し、その操作画面に対する手指等によるタッチ操作をカメラで検出することにより操作を行うことのできる技術が存在する(特許文献2)。
特開2009−122796号公報 特開2014−203176号公報
特許文献2で示されるような情報処理システムでは、机上に投影される操作画面に対するタッチ操作を、カメラを利用することで検出している。特許文献2の仕組みや、タブレット端末などのタッチ操作により操作を受け付ける端末に対するタッチ操作は、一点のタッチによるシングルタッチだけではなく、二点以上のタッチによるマルチタッチ操作がある。マルチタッチ操作の一例には、タッチした二点間の距離を変化させる操作であるピンチアウト/ピンチイン操作がある。
上述したマルチタッチ操作は、ユーザの動作が同じ動作であっても指の本数によって情報処理システムで実行する処理を切り替えることができる。例えば、1本指によって表示面をタッチしそのまま所定方向に滑らせる動作は、対象の画像を移動する処理とし、ユーザが親指・人差し指・中指・薬指を含めた4本指で表示面をタッチし、タッチしたまま所定方向に指を滑らせる動作をすることで、投影をさせている説明資料を、プリンタに対して印刷させる処理を行うという例である。このようにして指の本数と情報処理システムで実行する処理とを対応付けて記憶することで複数種類のマルチタッチ操作を可能にする。
ユーザはこの対応付けられたマルチタッチ操作を記憶することで、適切に指を使用し使い勝手の良い操作感を得ることができる。
しかしながら、銀行の説明業務においては、顧客に説明する説明資料など、投影(表示されている画面によっては、実行されるべきではない操作があり、該当する説明資料においては操作を禁止することがある。例えば、機密性の高い説明資料であれば印刷を禁止し、例えばテラーが印刷をするためのマルチタッチ操作を行ったとしても印刷を実行しない、などである。
そこで情報処理システムの管理者は、マルチタッチ操作を受け付ける処理の内容を制限する。例えば4本の指のマルチタッチ操作の処理内容が制限されているような場合には、仮に4本の指でマルチタッチ操作をテラーが行ったとしても、当該操作を受け付けることは出来ない。このときに3本の指の操作の処理が実行できるような場合には、4本の指の操作であっても操作情報処理システムは3本の指による操作としてタッチ操作を受け付けることができる。
しかしながら、このような別の指の操作として扱ってしまうと、マルチタッチ操作により実行させたい処理と、実際に実行される処理が異なるため、ユーザにとって予期せぬ処理が実行されてしまったりして、ユーザの希望の処理が実現できないことになる。
そこで本発明の目的は、ユーザの指等の操作指示物による操作が実行できない場合であっても、ユーザが予期していない処理が行われないようにする仕組みを提供することである。
本発明の情報処理装置は、ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置であって、前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段と、前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定手段と、前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの指等の操作指示物による操作が実行できない場合には、実行可能な操作指示物の数を通知するようにすることで、ユーザが予期していない処理が行われないようにすることができる。
第1の実施形態における対面システムの外観構成図である。 第1の実施形態における情報処理装置100と投影撮像装置110のハードウェア構成を説明する図である。 第1の実施形態における対面システムの利用形態を示す図である。 第1の実施形態における対面システムの基本処理手順を示すフローチャートである。 シートDBのデータ構造を示す図である。 図4に示す環境設定処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 環境設定画面700の画面例を示す図である。 ジェスチャ設定画面800の画面例を示す図である。 ジェスチャ制限設定画面900の画面例を示す図である。 ジェスチャテーブル1000の一例を示すデータテーブルである。 フォームテーブル1100の一例を示すデータテーブルである。 図4に示す表示制御処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 商品説明フォームにおいて指1本によるスワイプ動作による処理の例を示す投影面である。 商品説明フォームにおいて指2本によるスワイプ動作による処理の例を示す投影面である。 書類読取フォームにおいて指2本によるスワイプ動作による処理の例を示す投影面である。 シミュレーションフォームにおいて指4本によるスワイプ動作による処理の例を示す投影面である。 第2の実施形態における表示制御処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の実施形態における商品説明フォームにおいて指2本によるスワイプ動作による処理の例を示す投影面である。 第2の実施形態におけるシミュレーションフォームにおいて指4本によるスワイプ動作による処理の例を示す投影面である。 フォームテーブル2000の一例を示すデータテーブルである。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施形態における対面システムは、銀行で利用される例を説明する。また、以下の説明では銀行側の者(行員)をテラーとし、顧客と区別して説明する。なお、銀行を例としたのは、業務を具現化することで理解を容易にするためであって、生命保険会社等、対面にて商品の売買や契約を行う類であれば利用可能であり、これに限定されない。あくまで例であることに注意されたい。なお、対面ではなく、ユーザがひとりであってもよい。
図1は、実施形態における対面システムの外観構成図であり、図2はシステムを構成する装置のハードウェア構成図である。本システムは、システム全体の制御を司る情報処理装置100を有する。そして、この情報処理装置100には、投影撮像装置110をはじめ、ユーザ(後述するテラー)との間のユーザインターフェースとして機能するディスプレイ120、入力デバイス(キーボードやマウス等)130が接続されている。また、図示していないが、業務に係る基幹ネットワークとも接続される。投影する投影データなどは基幹ネットワークなどに記憶されていてもよい。
情報処理装置100は、通常のPC(パーソナルコンピュータ)等と同じハードウェア構成の情報処理装置である。プログラムに従って処理を行うCPU101、ブートプログラムやBIOS等を記憶するROM102、CPU101が実行するOSやアプリケーションを格納するため、並びにCPU101がワークエリアとして利用するRAM103を有する。また、情報処理装置100は、投影撮像装置110と通信するためのI/F部105、CPU101の指示に従って描画処理やビデオ信号の出力処理等を行うビデオコントローラ106を有する。更に、情報処理装置100はハードディスク(HDD)に代表される外部記憶装置108(記憶手段に相当する)に対する読み書きを行うストレージコントローラ107、基幹ネットワーク(特にネットワークプリンタ)と通信するためのネットワークI/F104を有する。外部記憶装置108には、オペレーティングシステム(OS)108a、対面システムとして機能させるためのアプリケーションプログラム108bをはじめ、詳細は後述するシートDB108c、環境情報108d、ジェスチャテーブル(ジェスチャTL)108eが格納されている。
投影撮像装置110(認識装置)は、その筐体内に、情報処理装置100と通信するためのI/F部118、投影部115、撮像部116、距離測定部117(認識手段に相当する)を収容している。投影撮像装置110には、投影部115から出射した投影光を通過させるための開口部111が設けられている。更に、撮像部116並びに距離測定部117に共有され、外部からの光(赤外線を含む)を入射するための開口部112も設けられている。
投影部115は、情報処理装置100から要求された映像を表す投影光を開口部112を介して天板113に向け、且つ、若干斜め方向に出射する。天板113の下面側にはミラーが設けられており、投影部115からの投影光を反射する。この結果、図1における投影撮像装置110の設置位置より手前側の領域(実際にはテーブルの上面)が投影スクリーンとして、その映像を表示することになる。なお、出射する方向を斜めにするのではなく、天板113を傾けても構わない。
また、撮像部116並びに距離測定部117は、天板113のミラーを介して、投影部115によるテーブル上の投影領域よりも広い範囲を撮像範囲、又は、測距範囲として設定されている。撮像部116は通常のデジタルカメラに代表される撮像装置と同じ構成であり、テーブルの撮影範囲内の映像を光学的に読み取るものである。距離測定部117は、奥行き(距離)を検出するものであり、予め設定された2次元パターンを示す赤外線を照射する照射部と、その対象物から2次元空間での反射赤外線を検出するセンサで構成される。そして、撮像部116で得らえた映像データと、距離測定部117より検出された距離データの時間軸に対する変化に基づき、情報処理装置100のCPU101による処理によって、ユーザの手の動きや指(操作指示物に相当する)でテーブルをたたく操作(ジェスチャ。指示に相当する)の検出処理が実現する。なお、映像と、赤外線によるパターン照射/検出によってユーザのジェスチャ検出を行う技術は公知(たとえば、米国マイクロソフト社のKINECT(商標))であるので、ここでの詳細は省略する。ただし、ユーザのジェスチャ検出できれば良く、その構成、原理は特に問わない。なお、投影撮像装置110の筐体内に十分なスペースがあれば、情報処理装置100を構成する回路を投影撮像装置110に内蔵させることで、これらを一体化しても構わない。
上記構成において、本装置の電源がONになると、CPU101はROM102に格納されたブートプログラムを実行し、外部記憶装置108に格納されたOS108aをRAM103にロードし実行する。そして、そのOSの制御下にて、外部記憶装置108から対面システムのアプリケーションプログラム108bをRAM103にロードして、実行させる。この結果、本システムが銀行業務の対面システムとして機能することになる。
図4は本システムの利用形態を示している。本実施形態における対面システムは、図示のように、テラー(行員)401と顧客402がテーブル400を間に挟み、それぞれが椅子に座って対面する形態を想定している。また、テーブル400には、ディスプレイ120、入力デバイス130がテラー401の操作しやすい位置に配置されている。また、投影撮像装置110は、その天板113によって斜め方向から投影光がテーブル400に向けて照射することになるので、テラー401と顧客402が向かい合った際に、邪魔にならない位置に載置することが可能である。この結果、テーブル400の、テラー401と顧客402との間には十分なスペースを確保され、撮像部116及び距離測定部117の検出範囲410、投影部115による投影範囲411が確保される。なお、検出範囲410、投影範囲411が示す矩形は、テーブル400上にそれぞれの範囲が規定されていることを示すためであって、その境界線が表示されることを意図するものではない。また、情報処理装置100は、たとえばテラー側のテーブル400の下に配置するものとする。
以上、実施形態における対面システムの構成とその利用形態を説明した。次に、対面システムの処理内容を、特にCPU101の処理手順として説明する。
本システムが稼働すると、図3に示すようにテラー401と顧客402との間のテーブル400上(の投影範囲411)に、投影撮像装置110から各種の文書シート(以下、単にシートという)が投影表示される。そして、テラー401はその都度解説や説明を行い、顧客402はその投影内容とテラー401の説明を理解したことの意思を示していって、手続きを進めていく。投影撮像装置110がテラー401から見て右側に設置するのか、左側に設置するのかを事前に設定することができる。投影撮像装置110がテーブル400上に投影することになるシートは、テラー側、顧客側の向きがあり、その向きと座席についているテラー401、顧客402の位置関係の整合性を取るために設定する。設定が完了すると、CPU101は、その設定内容を外部記憶装置108の環境情報108dとして保存する。なお、投影撮像装置110の配置位置を変更しない限り、この設定を変える必要はない。
かかる手続きをCPU101の処理で示せば、以下の通りである。CPU101は、外部記憶装置108から投影すべきシートの選択と選択したシート(詳細は後述)を投影部115に表示させる処理、並びに、テラー401及び顧客402の操作をジェスチャとして、撮像部116及び距離測定部117によって認識していく。そして、次に表示すべきシートの選択…と処理を繰り返し、最終シートの表示で、テラー401と顧客402が合意したことを示すジェスチャを検出した際に、その処理を終える。
以下、更に詳しく説明する。図4は対面システムのアプリケーションプログラム108bを実行した際のCPU101の処理手順を示すフローチャートである。
本アプリケーションが実行されると、まず、ステップS101にて、CPU101はメニュー画面をディスプレイ120に表示し、テラー401に項目の1つを選択させる。表示する項目は、「住宅ローンの借り入れ手続き」、「口座開設の手続き」…と、およそ銀行にて対面手続きするものが含まれる。ただし、項目の1つには「環境設定」が含まれるものとする。
ステップS102にて、CPU101は、テラー401による入力デバイス130の操作による項目選択を待つ。選択がなされると、ステップS103にて、CPU101はその選択した項目が「環境設定」であるか否かを判定する。環境設定であると判定した場合、処理はステップS104に進み環境設定処理を行う。環境設定でないと判定した場合、処理はステップS105に進む。この環境設定処理は、情報処理装置100がテラー401及び顧客402が投影面上で行う操作をジェスチャとして、撮像部116及び距離測定部117によって得られる情報をもとに認識していくにあたり、ジェスチャと実行する処理とを対応付けて設定するための処理である。本発明の実施形態では、情報処理装置100で認識できるジェスチャが事前に登録されており、ユーザが当該ジェスチャごとに処理内容を設定することで容易に環境設定ができるようにしている。環境設定処理の詳細は図6を用いて詳細に説明する。
図6は、環境設定処理の詳細な処理を説明するフローチャートである。
ステップS601では、情報処理装置100のCPU101が、図7に示す環境設定画面700をディスプレイ120に表示する。環境設定画面700は、ジェスチャ設定メニュー701とジェスチャ制限設定メニュー702とが配置される画面であり、設定を行いたいメニューの選択をユーザから受け付けることが可能な画面である。ジェスチャ設定メニュー701の選択を受け付けると、ジェスチャの実行する処理とを対応付けて設定するための画面を起動する。ジェスチャ制限設定メニュー702の選択を受け付けると、フォーム(画像情報)ごとに有効とするジェスチャの設定を行うための画面を表示する。
ステップS602では、情報処理装置100のCPU101が、図7に示す環境設定画面700のジェスチャ設定メニュー701とジェスチャ制限設定メニュー702のいずれのメニューの選択を受け付けたかを判定する。ジェスチャ設定メニュー701の選択を受け付けたと判定した場合は、処理をステップS603に進め、ジェスチャ制限設定メニュー702の選択を受け付けたと判定した場合は処理をステップS609に進める。
ステップS603では、情報処理装置100のCPU101が、図8に示すジェスチャ設定画面800をディスプレイ120に表示する。ジェスチャ設定画面800は、ユーザが行う手のジェスチャを指の本数毎に処理内容を設定することが可能な画面である。具体的には、投影面を触れる動作であるタップ動作を1本の指で行う場合にはGUIの選択を実行し、2本の指で行う場合にはGUIの色を変化するなどがある。このように同一のジェスチャであっても指の本数に応じて情報処理装置100で実行する処理を切り替えるよう設定するための画面である。なお、図8に示すジェスチャ設定画面800は一例であって、これに限定されない。
ジェスチャ設定画面800にはタップ動作タブ801やスワイプ動作タブ802といったタブが設定されている。このタブは、ジェスチャの動作を示すタブであり、タブを切り替えることで、ジェスチャごとに指の本数に応じた処理を設定することができる。タブの選択をユーザから受け付けた後、実行処理選択欄803の選択をすることで、指の本数ごとに処理を設定することができる。具体的には、実行処理選択欄803の選択を受け付けると、外部記憶装置108に記憶される処理がプルダウン表示され、ユーザが設定したい処理を選択することができる。
ステップS604では、情報処理装置100のCPU101が、ジェスチャ設定画面800のタブの選択を受け付ける。本実施形態では、タップ動作タブ801とスワイプ動作タブ802が選択可能であるが、これに限定されない。ジェスチャ設定画面800のタブの選択を受け付けた後、処理をステップS605に進める。
ステップS605では、情報処理装置100のCPU101が、ジェスチャ設定画面800の実行処理選択欄803の選択を受け付ける。上述したように、実行処理選択欄803の選択を受け付けると、外部記憶装置108に記憶される処理がプルダウン表示され、ユーザが設定したい処理を選択することができる。選択された処理が、ジェスチャの本数と対応付けて記憶される(ジェスチャTL108e)。例えば、図10に示すジェスチャテーブル1000である。ジェスチャテーブル1000には指の本数1001と処理1002が対応付けて記憶されている。ジェスチャテーブル1000は、ジェスチャの内容ごとに(タップ動作やスワイプ動作など)設定されるテーブルである。指の本数1001は認識したジェスチャの指の本数を示す。処理1002は、ジェスチャの指の本数を認識することで、実行される処理のIDを示すものである。IDに基づいて、外部記憶装置に記憶されている処理を起動する。図10のジェスチャテーブル1000はスワイプ動作に関するジェスチャテーブルとして説明を行う。
ステップS606では、情報処理装置100のCPU101が、別のタブの選択を受け付けたか否かを判定する。具体的には、タップ動作タブ801を選択している状態で、スワイプ動作タブ802の選択を受け付けたか否かを判定するなどである。別のタブの選択を受け付けたと判定した場合は処理をステップS605の戻し、そうでないと判定した場合はステップS607に進める。
ステップS607では、情報処理装置100のCPU101がジェスチャ設定画面800の保存ボタン804の押下を受け付けたか否かを判定する。保存ボタン804の押下を受け付けたと判定した場合は処理をステップS608に進め、そうでないと判定した場合は処理をステップS605に戻す。
ステップS608では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS604で選択を受け付けたタブに対応するジェスチャテーブル1000に保存する。本発明の実施形態では、スワイプ動作に対するジェスチャテーブル1000を例として説明をするが、タップ動作など複数のジェスチャそれぞれにジェスチャテーブル1000が対応付けて記憶されている。このような構成とすることで、タップ動作とスワイプ動作で同じ本数の指であったとしても処理の内容を変えることを可能とする。ジェスチャテーブル1000に保存したのち処理を終了する。
図10に示すジェスチャテーブル1000には、指の本数を示す指の本数1001と情報処理装置100で実行する処理である処理1002とが対応付けて記憶されている。処理1002は説明上分かりやすいように処理の内容を記載しているが、外部記憶装置108に記憶されるそれぞれの処理を実行するAPI(Application Programming Interface)を実行するためのプログラムが格納されている。このようにすることで、投影データを印刷するAPIを実行させることで情報処理装置100に接続されるプリンタに投影データを印刷させることを可能とする。例えば図10の例であれば、4本の指で投影面をスワイプする動作を行うと、投影面に投影されている投影データを印刷するべくプリントデータに変換の上プリンタに対してプリントデータと印刷指示を行う。
ステップS609では、情報処理装置100のCPU101が、図9に示すジェスチャ制限設定画面900をディスプレイ120に表示する。ジェスチャ制限設定画面900はフォーム選択欄901と有効ジェスチャ選択欄902と保存ボタン903が配置されている画面である。ジェスチャ制限設定画面900において、まずユーザからフォーム選択欄901の選択を受け付け、対象のフォームを決定する。フォームを決定すると、ジェスチャ制限設定画面900には、ジェスチャテーブル1000に基づいて、(ステップS604乃至ステップS608の処理により)すでに設定されているジェスチャのリストが表示される。ユーザはこのジェスチャのリストを見て、有効とするジェスチャを選択する。本発明の実施形態では、有効とする指の本数の最大値をユーザに選択させる。このようにすることで、容易に有効とするジェスチャを設定することを可能とする。指の本数ごとに有効か否かを設定するようにしてもよい。
本発明の実施形態では、投影データ内のフォームごとに設定することでフォームに応じて操作を制限することを可能としているため、ユーザはそれぞれのフォームに応じた適切な操作制限を設定することを可能とする効果がある。
ステップS610では、情報処理装置100のCPU101が、フォーム選択欄901の選択を受け付ける。例えば図9に示すようにシミュレーションフォーム欄の選択を受け付ける。
ステップS611では、情報処理装置100のCPU101が、ジェスチャテーブル1000を読み込む。
ステップS612では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS611で読み込んだジェスチャテーブル1000を元に作成した画面であるジェスチャリスト904をジェスチャ制限設定画面900に表示する。ジェスチャリスト904には、ジェスチャテーブル1000に格納される指の本数1001と処理1002と有効ジェスチャ選択欄902とが対応付けて表示される画面である。ユーザから有効ジェスチャ選択欄902の選択を受け付けると、選択を受け付けた指の本数1001までの本数のジェスチャを有効とする。具体的には、フォーム選択欄901でシミュレーションフォームの選択を受け付け、指の本数1001が3本を、有効ジェスチャ選択欄902において選択を受け付けた場合、指の本数1001が1本〜3本までのジェスチャがシミュレーションフォームにおいて有効となる。
ステップS613では、情報処理装置100のCPU101が、有効ジェスチャ選択欄902の選択を受け付ける。
ステップS614では、情報処理装置100のCPU101が、フォーム選択欄901の選択を受け付けたか否かを判定する。例えば、商品説明フォームなどの別のフォーム選択欄901の選択を受け付けたか否かを判定する。フォーム選択欄901の選択を受け付けたと判定した場合は処理をステップS611に戻し、そうでない場合は処理をステップS615に進める。
ステップS615では、情報処理装置100のCPU101が、保存ボタン903の押下を受け付けたか否かを判定する。保存ボタン903の押下を受け付けたと判定した場合は処理をステップS616に進め、そうでない場合は処理をステップS613に戻す。
ステップS616では、情報処理装置100のCPU101が、選択を受け付けた有効ジェスチャ選択欄902をフォームテーブル1100に格納する。図11に示すフォームテーブル1100はフォームを示すフォーム1101とジェスチャが有効な指の最大の本数を示す最大数1102(最大値)とが対応付けて記憶されている。ステップS613で選択された有効ジェスチャ選択欄902に対応する指の本数1001を特定し、指の本数1001を最大数1102に格納する。この処理をフォームごとに行う。これによりフォームごとにジェスチャを有効とする指の最大本数を格納することができる。
なお、本実施形態では、フォームごとにジェスチャを有効とする指の最大本数を管理するようにしていた。図11のフォームテーブル1100に示す通り、投影データ内のフォームごとに最大本数を設定することが簡便にフォームごとの操作可能な指の本数を指定することができるという効果がある。一方、図20に示すフォームテーブル2000に示すように最大本数ではなく、フォームごとに操作可能な指の本数を設定するようにしてもよい。フォームテーブル2000にはフォーム2001と操作可能な指の数2002とが対応付けて記憶されている。操作可能な指の数2002は、操作可能な指の数をカンマ区切りで規定するものであり、「1、3」であれば、1本と3本の指による操作(ジェスチャ)が許容されることを意味している。すなわち、図20のフォームテーブル2000の例であれば、商品説明のフォーム2001では、操作可能な指の数2002が1〜5本の指の数による操作が許容されている一方、書類読取のフォーム2001の場合には1本と3本のみが操作可能な指の数2002として設定されている。そのため、書類読取のフォーム2001においては、2本指によるジェスチャはできないこととなる。このようにすることで、フォームごとにより細やかな操作可能な指の数を設定することを可能とする効果がある。
以上で図6に示す環境設定処理の説明を終了する。
図4の説明に戻る。
ステップS103の判定の結果、環境設定でない場合(ステップS103でNO)、つまり、テラー401は、顧客402の相談目的から、入力デバイス130を操作して該当するメニュー項目を選択することになる。情報処理装置100のCPU101が、この選択がなされたことを検出すると、ステップS105にて、CPU101は、外部記憶装置108のシートDB108cを参照して、選択した手続きのGUI構成情報を読み込む。そして、ステップS106にて、情報処理装置100のCPU101が、読み込んだGUI構成情報に基づいて、シート画像をテーブル400に投影し、その投影されたシート画像に対する操作(ジェスチャ)とに基づいて、そのシート画像の表示制御処理を実行する。また、この表示制御処理に伴って、テラー401と顧客402の双方のジェスチャの認識処理とを行い、テラー401と顧客402との間のやりとりを支援しながら、手続の支援処理を実行する。尚、このジェスチャに伴うシート画像の表示制御においては、CPU101は、例えば、ジェスチャTL108eに登録されている内容に基づいて行う。このジェスチャTL108eの詳細については後述する。
ここで、シートDB108cの構成について、図5を用いて説明する。
シートDB108cは、図5に示すように、ステップS101にて表示するメニュー項目を単位として管理されている。そして、各項目には、それぞれにおける手続きの推移と利用するシート画像を記述したGUI構成情報が格納されている。本実施形態では、この内、「住宅ローンの申請」項目300を例にして説明するので、それに含まれるGUI構成情報301について説明する。このGUI構成情報301は、住宅ローンの借り入れ申請に係る手続きと、その際に利用するシート画像の表示形式を記述するGUIシート情報302を特定する情報が記述されている。
テラー401と顧客402との間の手続きとしては、例えば、(1)顧客登録、(2)商品説明、(3)ローンのシミュレーション、(4)書類読取、(5)今後の手続きの説明の、5段階がある。そして、図5のGUIシート情報302では、(1)〜(5)の各手続において投影するシート(GUI)の表示形態を記述するフォーム情報(「顧客登録フォーム」、「商品説明フォーム」、...)が管理される。また、フォーム情報には、テラー側、顧客側の方向に関する記述も含まれており、且つ、複数のフォームも入れ子式で記述可能としている。
尚、図5では、「住宅ローンの申請」項目300に対して管理する情報の具体例を示しているが、必要な各種項目(例えば、「口座開設」項目350)毎に、必要な情報が適宜、シートDB108c上で管理されていることは言うまでもない。
本実施形態では、図3に示すような対面システムにおいて、操作画面に対する複数の指によるマルチタッチ操作による操作を実行可能とする。フォームごとに操作可能なマルチタッチ操作の指の本数が設定されている。ユーザのマルチタッチ操作の指の本数が、フォームに設定された操作可能なマルチタッチ操作の指の本数を超える場合には、フォームに設定された最大の指の本数のマルチタッチ操作を実行する。尚、ユーザのマルチタッチ操作の指の本数が、フォームに設定された操作可能なマルチタッチ操作の指の本数を超える場合には、何も実行しないようにしてもよい。
より具体的にはフォームに2本の指までのマルチタッチ操作が設定されている場合に、5本の指でジェスチャを行ったとしても、2本の指のマルチタッチ操作として受け付け、2本の指のマルチタッチ操作の処理を実行する。
ステップS106では、情報処理装置100のCPU101が、上述したように、テラー401と顧客402の双方のジェスチャ操作の認識処理とを行いながら投影データを制御する処理である表示制御処理を実行する。表示制御処理の詳細な処理の流れを図12のフローチャートを用いて説明する。
図12は、表示制御処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1201では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS105で読み込んだGUI構成情報301に基づいて投影撮像装置に対して投影指示を行う。例えば図13のように投影データ500を投影する。
ステップS1202では、情報処理装置100のCPU101が、距離測定部117から情報(認識情報)を取得する。ここでいう情報とは、距離測定部117が照射する赤外線を投影面上の対象物が反射する赤外線を検出することによって得られる情報であり、投影面上の対象物の変化を示す情報を取得する。対象物とは例えばユーザの手である。
ステップS1203では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1202で取得した情報をもとに、ジェスチャイベントを検知したか否かを判定する。より具体的には、所定期間ごとに投影面上の対象物に動きがあったか否かを判定する。より具体的には投影面上にユーザの手が入ってきたり、対象物が投影面上にタッチされたりするなどの物体の動きを検知したか否かを判定する。ジェスチャイベントを検知したと判定した場合は処理をステップS1204に進め、そうでない場合は処理をステップS1202に戻す。
ステップS1204では、情報処理装置100のCPU101が、外部記憶装置108に記憶されるジェスチャTL108eに基づいて、ステップS1203で検知したジェスチャイベントから、ジェスチャの内容を特定する。より具体的には、ステップS1203で検知したジェスチャイベントがタップ動作なのかスワイプ動作なのかを特定する。尚、特定するジェスチャの内容はこれに限定されず、さまざまなジェスチャがある。
ステップS1205では、情報処理装置100のCPU101が、外部記憶装置108に記憶されるジェスチャテーブル1000とフォームテーブル1100とを取得する。ジェスチャテーブル1000はステップS1204で特定したジェスチャの内容に対応するジェスチャテーブル1000を取得する。
ステップS1206では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1202で取得した情報をもとに、指の本数を特定する(特定手段に相当する)。より具体的には、指の幅をあらかじめ設定しておき、所定の幅を持つ突起部の数をカウントすることにより、指の本数を特定する。所定の幅を持つ突起部を指として認識するのは、指の幅は人によってさほど差が出ないためである。指の本数の特定方法はこれに限定されず、撮像部116で撮影する画像による画像認識(従来技術を用いる)によっても構わない。
ステップS1207では、情報処理装置100のCPU101が、投影部115で投影中のフォームを特定する(画像情報特定手段に相当する)。上述したようにCPU101は、外部記憶装置108から投影すべきシートの選択と選択したシートを投影部115に表示させる処理、並びに、テラー401及び顧客402のジェスチャを受け付け、撮像部116及び距離測定部117によって受け付けたジェスチャを認識していく。そして、次に表示すべきシートの選択…と処理を繰り返し、最終シートの表示で、テラー401と顧客402が合意したことを示すジェスチャを検出した際に、その処理を終えるものである。そのため、投影部115で投影中のシートの表示形態を記述しているフォーム情報を特定することで、投影中のフォームを特定する。なお、この投影中のフォームの特定は必須の構成ではなく、必要に応じて省略しても構わないものとする。
ステップS1208では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1207で特定したフォームに対応する、最大数1102を特定する。フォームテーブル1100はフォーム1101と最大数1102が対応付けて記憶されるテーブルであるので、フォーム1101に対応する最大数1102を特定することができる。
ステップS1209では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1206で特定した投影面上の手の指の本数と、ステップS1208で特定した最大数1102を比較する(判定手段に相当する)。最大数1102よりステップS1106で特定した指の本数が多いと判定した場合は処理をステップS1215に進め、そうでないと判定した場合はステップS1210に進める。
ステップS1210では、情報処理装置100のCPU101が、ジェスチャテーブル1000を参照し、ステップS1206で特定した指の本数に対応する処理を特定する。例えばステップS1206で特定した指の本数が1本であった場合、図10に示すジェスチャテーブル1000では、処理1002をGUI移動として特定する。尚、本実施形態では、ジェスチャテーブル1000を一つ、例として説明しているが、フォームテーブル1100ごとにそれぞれ異なるジェスチャテーブル1000を用意し、フォームごとに異なるジェスチャを実行可能にするようにしても構わない。
ステップS1211では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1202で取得した投影面上(操作画面上)の情報に基づいて指の位置を特定する。指の認識手法については上述した通りとする。指の位置は投影面上のXY座標として特定する。
ステップS1212では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1211で特定した指のXY座標を中心とする円を、当該XY座標に対して投影する。
ステップS1213では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1210で特定した処理を実行する。
例えば図13に示す図で説明する。図13で投影している投影データ500のフォームが商品説明フォームであるとして説明する。図11のフォームテーブル1100に記憶される、商品説明フォームに対応する最大数1102は5であるため、5本までの指によるジェスチャが有効となっている。そのため、図13に示すように1本指によるスワイプ動作である、GUI移動を可能とする。その際、指の位置に対して円1301を投影する。このようにすることで、ユーザはユーザが行ったジェスチャが情報処理装置100に正しく認識されていることを理解することができる。
更に図14に示す図を用いて説明する。図14は図13と前提条件を同じである。図14は商品説明フォームにおいて2本指によるスワイプ動作を行った場合の投影のイメージを示している。2本の指のそれぞれの位置に対して、円を表示させている。投影データ500は、2本指によるスワイプ動作に対応するGUI拡大・縮小の処理が実行されている。
ステップS1214では、情報処理装置100のCPU101が、ユーザから投影の終了指示を受け付けたか否かを判定する。終了指示を受け付けたと判定した場合は処理を終了させ、そうでない場合は、処理をステップS1202に戻す。
ステップS1215では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1211と同様、投影面上の指の位置座標(XY座標)を特定する。
ステップS1216では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1208で特定した最大数1102の数の円を投影する(通知手段に相当する)。投影する位置は指の位置がX座標が小さい順で決定する。具体的に図を用いて説明する。
図15に示す図は、書類読取フォームにおいてユーザが投影データを拡大すべく2本指でスワイプ動作を行っていることを示す図である。書類読取フォームに対応する最大数1102は、「1」であるため、1本以上のスワイプ動作が実行されない。そのため、最大数1102より指の本数の方が多いため、最大数1102が示す数の円1501(図15ではひとつ)を、2本の指のうちX座標が小さい指の位置に対して表示する。実行される処理は1本の指による処理1002であるGUI移動となる。
更に図16を用いて説明する。図16はシミュレーションフォームにおいてユーザが投影データを印刷すべく4本指でスワイプ動作を行っている図である。例えばシミュレーションフォームにより表示される情報は顧客の機密情報を含む可能性があるため、印刷を不可としている。図11を参照すると、シミュレーションフォームに対応する最大数1102は「2」であるため、4本指によるスワイプ動作ではなく、2本指によるスワイプ動作をして受け付ける。そのため、2本指によるスワイプ動作に対応する処理1002であるGUI拡大・縮小が実行される。投影される円1601は、4本の指のうち2本のX座標が小さい指の位置に対して表示する。このようにすることで、ユーザに対して、2本までのジェスチャジェスチャ操作のみが実行可能であることをユーザに通知することができる。
ステップS1217では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1208で特定した最大数1102に対応する指の本数1001の処理1002を実行する。例えば最大数1102が2本であると特定した場合は、対応する処理であるGUI拡大・縮小を実行する。
以上で図12に示す表示制御処理の詳細な処理の流れの説明を終了する。
以上で本発明の第1の実施形態の説明を終了し、第2の実施形態の説明に移る。第1の実施形態によれば、ユーザの指等の操作指示物による操作が実行できない場合には、実行可能な操作指示物の数を通知するように実行可能な処理に対応する操作指示物の数を通知することで、ユーザが予期していない処理が行われないようにすることができる。
第1の実施形態では、ユーザが複数の指による操作(ジェスチャ)をしようとした際に、その本数によるジェスチャが、操作をしようとするフォームにおいて許容されていない場合に、そのフォームにおいて許容されている操作可能な指の本数の最大数をユーザに知覚させていた。第2の実施形態では、情報処理装置で認識されている指に対しては認識マークを表示させ、フォームにおいて操作可能な本数の指に対しては操作可能マークを表示させることにより、よりユーザに分かりやすく、フォームにおいて操作可能な指の本数をユーザに通知することのできる仕組みを提供する。また、指の本数に対応する処理がフォームにおいて操作可能となっていない場合に、当該フォームにおいて操作可能と設定されている指の本数とこの本数に対応する操作の内容を表示する仕組みも第2の実施形態で提供する。
以下、図面を参照しながら第2の実施形態の詳細な処理の流れを説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と図12に対応する図17を除いて、ハードウェア構成、機能構成、フローチャート、データテーブル等については同様である。第1の実施形態と処理が同様な部分については、説明を省略し、処理が異なる部分についてのみ説明する。
図17は、第2の実施形態における表示制御処理の詳細な処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1701からステップS1702の処理は、図12のステップS1201からステップS1202までの処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS1703では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1202で取得した情報をもとに、投影面上にタッチ操作を検知したか否かを判定する。タッチ操作を受け付けたと判定した場合には処理をステップS1704に進め、そうでない場合には処理をステップS1702に戻す。タッチ操作を検知したか否かの判定方法については公知技術を用いるものとする。
ステップS1704〜ステップS1705の処理は、図12のステップS1205〜ステップS1206と処理が同様であるため説明を省略する。なお、本実施形態では、図11に示すフォームテーブル1100ではなく図20に示すフォームテーブル2000を取得した場合の実施例として説明をする。
ステップS1706では、情報処理装置100のCPU101が、図12のステップS1211と処理が同様であるため説明を省略する。
ステップS1707では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1706で特定された指の位置に対して、指が正しく認識されていることを示す認識マーク1802を投影する。図18で説明する。図18は投影面にユーザが2本の指をタッチさせているときの図である。ユーザが投影面をタッチしている位置に、認識マーク1802が投影されている。このように認識されている指の位置に認識マーク1802を投影することによりユーザに対して正しく指が認識されていることを通知することができる。なお、認識マーク1802はこれに限定されず、他の形態のマークを投影するようにしても構わない。
ステップS1708の処理は図12のステップS1207と処理が同様であるため説明を省略する。
ステップS1709では、情報処理装置100のCPU101が、指の本数に対応する処理が実行可能に記憶されているか否かを判定する(判定手段に相当する)。指の本数に対応する処理が実行可能に記憶されていると判定された場合には処理をステップS1710に進め、そうでない場合には処理をステップS1715に進める。より具体的には、フォームテーブル2000に、ステップS1708で特定されたフォーム2001に対応づいている操作可能な指の数2002に、ステップS1705で特定した指の本数が含まれている場合に、指の本数に対応する処理が実行可能に記憶されていると判定する。例えば、ステップS1705で特定された指の本数が3本であり、ステップS1708で特定されたフォーム2001がシミュレーションであれば、図20におけるフォームテーブル2000では、操作可能な指の数2002に3が格納されていないため、3本に対応する処理が実行可能に記憶されていないと判定することができる。
ステップS1710は、図12のステップS1210と処理が同様であるため説明を省略する。
ステップS1711では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1706で特定された指の位置に操作可能マーク1801を投影する。操作可能マーク1801はステップS1706で特定されたフォーム2001に対応する処理がフォームテーブル2000で実行可能に記憶されていることをユーザに通知するためのマークである。つまり、図18に示すようにステップS1707で投影される認識マーク1802の数と、ステップS1711で投影される操作可能マーク1801の数とが一致していることをユーザが確認することで、正しく指が認識されていること、認識された指の数に対応する処理が実行可能(操作可能)であることがユーザが理解できるという効果がある。もし、認識マーク1802(第1のマークに相当する)の数と、操作可能マーク1801(第2のマークに相当する)の数とが一致していないことがユーザが分かれば、ユーザはジェスチャ操作を取りやめて再度指を認識させるよう、投影面をタッチしなおすといった対策を取ることができる。
ステップS1712は、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1710で特定された処理の内容の説明を投影面上に投影する。具体的に図を用いて説明する。例えば図18に示す図である。図18のイメージでは、ユーザが2本の指で投影面をタッチしている状態を示している。図18で投影されているフォーム2001は、商品説明のフォームである。図20のフォームテーブル2000には操作可能な指として2本の指が許容されている。2本の指に対応してジェスチャテーブル1000で記憶されている処理はGUI拡大・縮小である。そのため特定された処理である、GUI拡大・縮小の処理が実行可能である旨のアノテーション1803を投影面上で投影している。本実施形態では、ステップS1706で特定された指の近傍に拡大縮小を行う旨のアノテーション1803を表示することで、GUI拡大・縮小の処理が実行可能である旨をユーザに通知しているがこれに限定されない。このように、ユーザに対して操作可能な処理の内容をあらかじめ通知してあげることによって、ユーザが行おうとする処理を認識することができ、より使い勝手のよい操作感をユーザに提供することができる。通知の方法は一例であってこれに限定されない。
ステップS1713では、情報処理装置100のCPU101が、所定時間内にスワイプ動作を受け付けたか否かを判定する。所定時間は例えば5秒とする。所定時間内にスワイプ動作を受け付けたと判定した場合には処理をステップS1714に進め、そうでない場合には処理をステップS1702に戻す。この所定時間はタッチ操作が継続している間の所定時間であって、仮にタッチ操作が解除された場合にはステップS1702に処理を戻す。なお、ジェスチャ操作の例としてスワイプ動作を説明しているがこれに限定されるものではない。このようにすることで、正しく指が認識されていること、認識された指の数に対応する処理が実行可能(操作可能)であることをユーザが認識したうえでジェスチャを行うことができ、より操作感のよいインタフェースを提供することができる。尚、本処理は必須の構成ではなく、ステップS1713の判定を行わずにスワイプ動作を受け付けたか否かを判断してもよい。
ステップS1714では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1710で特定された処理を実行する。
ステップS1715では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1705で特定された指の本数に近い、操作可能な処理を、ステップS1704で取得したジェスチャテーブル1000とフォームテーブル2000とに基づいて特定する。具体的に説明する。例えば、ステップS1705で特定された指の本数が3本であれば、3本に最も近い本数は2本又は4本である。特定された指の本数より大きい本数については対象外とし、特定された指の本数より小さい本数について検討する。フォームテーブル2000で2本がジェスチャが許容されている場合には、2本が特定される。2本が許容されていない場合には、次に近い1本がフォームテーブル2000で許容されているか否かを判断する。フォームテーブル2000で1本のジェスチャが許容されている場合には、その1本が特定される。
例えば、ステップS1705で特定された指の本数が5本であれば、近い指の本数は4本である。4本がフォームテーブル2000で許容されるジェスチャでない場合には3本が許容されているか否かを判断し、許容されていれば3本として特定する。なお、本実施形態では、特定された指の本数より低い数の本数であり、近しい順に本数を決定していく手法によって本数を決定しているが、特定された指の本数より高い数の本数を、特定された本数に近しい順で本数を決定するようにしてもよい。
ステップS1716では、情報処理装置100のCPU101が、操作可能マーク1801を表示すべき指の位置を特定する。操作可能マーク1801については後述する。ステップS1706で特定された指の位置のうち、X座標の小さい順で、ステップS1715で特定された、操作可能な処理に対応する操作可能な指の本数2002に対応する数だけ特定する。図19で具体的に説明する。図19は、2本までのジェスチャが許容されているフォーム2001の画面に対して、投影面に4本で接触している状態を模式的に示すものである。4本の指のうち、X座標が小さい指の位置を2つ(2本までのジェスチャが許容されているフォーム2001であるため)特定する。
ステップS1717では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1716で特定された指の位置の近傍に、ステップS1715で特定された処理に対応する指の本数の数の操作可能マーク1801を投影するように制御する。図19に示すように、操作可能マーク1801が投影される。このように、認識されていることを示すマークと、ジェスチャが可能に許容されていることを示すマークとをそれぞれ投影表示させることにより、ユーザに対して、指が正しく認識されていること、及び、正しく認識されている指のうち、操作しようとするフォーム2001においては操作しようとする指の本数では操作が許容されていないことを、ユーザに識別させることを可能にするという効果がある。これにより、指が正しく認識されていないのか、フォーム2001で操作が許容されていないのか否かをユーザが判別しにくいという課題を解決することができる。
なお、認識された指に対してフォーム2001において操作が許容されていない旨の例えば×印などを投影することにより、認識された指の本数が操作可能に設定されていないことをユーザに通知するように構成しても構わない。認識された指に対してフォーム2001において操作が許容されていない旨を文章で通知するようにしても構わない。
ステップS1718では、情報処理装置100のCPU101が、フォームテーブルに記憶される操作可能な処理の内容の説明を投影する。
具体的に処理を説明する。ステップS1704で取得したジェスチャテーブル1000とフォームテーブル2000とに基づいて、ステップS1708で特定されたフォーム2001に対応する操作可能な指の数2002を特定する。特定された操作可能な指の数2002に対応する処理の内容を、ジェスチャテーブル1000に基づいて特定し、当該特定された処理の内容を説明する文章を投影面に投影する。処理の内容を説明する文章は、処理の内容に対応付けて記憶されている。図19に示すように、図19で投影されている画面のフォーム2001はシミュレーションであるから、シミュレーションに対応する操作可能な指の数2002は「2,5」であるから、「指2本:GUI拡大・縮小 指5本:リセット のみが操作可能な画面です。」という記載1901を一覧投影する。これにより、ユーザは当該フォームにおいてどのようなジェスチャ(操作)が許容されているのかを知覚することができる。
ステップS1719は、ステップS1713と処理が同様であるため説明を省略する。
ステップS1720では、情報処理装置100のCPU101が、ステップS1715で特定された処理を実行する。
ステップS1721では、情報処理装置100のCPU101が、ユーザから本情報処理装置の一連の処理を終了する指示を受け付けたか否かを判定する。終了指示を受け付けたと判定された場合には処理を終了させ、そうでない場合には処理をステップS1702に戻す。
以上、第2の実施形態の説明を終了する。
以上、本発明によれば、ユーザの指等の操作指示物による操作が実行できない場合には、実行可能な操作指示物の数を通知するようにすることで、ユーザが予期していない処理が行われないようにすることを可能とする。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。タブレット端末などの表示面にタッチ操作を行うことのできる端末でも適用可能である。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100:情報処理装置、101:CPU、102:ROM、103:RAM、104:ネットワークI/F、105:I/F、106:ビデオコントローラ、107:ストレージコントローラ、108:外部記憶装置、110:投影撮像装置、115:投影部、116:撮像部、117:距離測定部

Claims (14)

  1. ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置であって、
    前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段と、
    前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記認識手段は、前記指示を受け付けることの可能な操作画面上でユーザの指示を認識し、
    前記特定手段は、前記認識手段が前記操作画面上で認識した前記操作指示物の位置を特定し、
    前記通知手段は、前記位置に応じた前記操作画面上の位置に、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を表示させることで通知すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数を識別可能な第1のマークと、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶されている操作指示物の数を識別可能な第2のマークとを前記操作画面に表示させることにより、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された前記操作指示物の数を通知すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知手段は、
    前記処理内容が前記記憶手段に実行可能に記憶されていない場合には、前記操作指示物ごとに、前記操作指示物の位置に応じた前記操作画面上の位置に前記第1のマークを表示するとともに、前記記憶手段で実行可能に記憶されている処理内容に対応する数の前記第2のマークを表示させることで通知すること
    を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知手段は、前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、前記記憶手段に実行可能に記憶されている処理内容に対応する数のうち前記操作指示物の数に最も近い数を通知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通知手段は、前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、前記記憶手段に実行可能に記憶されている処理内容に対応する数のうち前記操作指示物の数に最も近い数であって、当該操作指示物の数より少ない数を通知することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記操作指示物による前記指示がなされた際に操作画面に表示されている画像情報を特定する画像情報特定手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記画像情報ごとに前記指示における操作指示物の数に対応づいた前記処理内容を記憶し、
    前記判定手段は、前記画像情報特定手段で特定された前記画像情報において、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能であるか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記通知手段は、前記操作指示物の数に対応する処理内容が前記記憶手段に実行可能に記憶されていない場合には、前記記憶手段で実行可能に記憶されている処理内容と当該処理内容に対応する数とを一覧で通知することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記通知手段は、前記操作指示物の数に対応する処理内容が実行可能と前記判定手段で判定された場合には、当該処理が実行可能であることを通知すること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置であり、前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定ステップで特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置であり、前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段を備える情報処理装置で実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段と、
    前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  13. ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムであり、前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段を備える情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理システムが、
    前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定ステップと、
    前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定ステップで特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知ステップと
    を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  14. ユーザの操作指示物による指示を認識する認識手段と通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムであり、前記指示における前記操作指示物の数に対応づけて処理内容を記憶する記憶手段を備える情報処理システムで実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    前記認識手段により認識される前記操作指示物の数を特定する特定手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記処理内容に基づいて、前記特定手段で特定された前記操作指示物の数に対応する前記処理内容が実行可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で実行可能でないと判定された場合には、実行可能な処理内容として前記記憶手段に記憶された操作指示物の数を通知する通知手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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