JP2016218860A - 電源制御装置の集中管理システム及び電源制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部からの攻撃に対するセキュリィティの低下を防止した電源制御装置の集中管理システムを提供する。【解決手段】端末装置60は、各電源制御装置10〜13の個別の監視条件を示す監視条件データ70b〜73bを、ネットワーク40を介して管理サーバー50に送信し、管理サーバー50は、端末装置60から受信した監視条件データ70b〜73bを記憶部70に保持する。電源制御装置10〜13は、ルータ30及びネットワーク40介して、互いに異なるタイミングで定期的に管理サーバー50にアクセスして、自身用の監視条件データが変更されたか否かを判断し、自身用の監視条件データが変更されたときには、該変更された監視条件データに基づいて自身の監視条件を変更する監視条件変更部を備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワークに接続された複数の電源制御装置の管理を、一括して行う電源制御装置の集中管理システム、及び電源制御装置の集中管理システムで用いられる電源制御装置に関する。
従来、ネットワークに接続された被制御装置に電源を供給すると共に、被制御装置の作動状態を監視し、被制御装置の監視状況に応じて被制御装置への電源供給を一旦遮断することにより、被制御機器を再起動させる電源制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、電源制御装置1及び被制御装置6〜9をネットワーク4を介して外部端末5に接続し、電源制御装置1の通信部13が、電源制御装置1及び被制御装置6〜9の状態を電子メール等により外部端末5に送信するようにしたシステム構成が記載されている。
特許文献1に記載されたシステム構成のように、電源制御装置及び電源制御装置から電源が供給されている被制御装置の状態を、ネットワークを介して接続された外部端末によって監視する場合に、図9に示したように、複数の電源制御装置の状態を1台の外部端末によって管理する構成とすることが考えられる。
図9は、複数(4台)の電源制御装置200〜203をルータ210及びネットワーク220を介して端末装置230に接続することよって、端末装置230側から各電源制御装置200〜203にアクセス可能とした構成を例示している。図9の構成では、各電源制御装置及200〜203の監視条件を示すデータを、端末装置230から各電源制御装置200〜203に送信することによって、各電源制御装置200〜203の監視条件を変更する。
ここで、図9の構成を採用した場合には、端末装置230から各電源制御装置200〜203へのアクセスを可能にするため、ルータ210に設定されたNAT(Network Address Translator)テーブルにより、例えば、各電源制御装置200〜203のローカルIPアドレス(192.168.1.15〜192.168.1.18)に、ルータ210のポート番号(1025〜1028)を付加したグローバルIPアドレス(49.29.79.11:1025〜49.29.79.11:1028)が割り当てられる。
しかしながら、このように、各電源制御装置200〜203にグローバルIPアドレスを割り当てた場合、ネットワーク220側から見ると、多くのポートが開放されていることになり、このように開放されたポートを利用したDos(Denial of Service)攻撃等を受け易くなるため、セキュリィティが低下するという不都合がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、外部からの攻撃に対するセキュリィティの低下を防止した電源制御装置の集中管理システム及びこの集中管理システムで使用される電源制御装置を提供することを目的とする。
本発明の電源制御装置の集中管理システムは、
被制御機器の電源入力部が接続される電源出力部と、該電源出力部に接続された前記被制御機器への電源供給と遮断とを切り替える電源切替部と、所定の監視条件に基づいて前記被制御機器の状態を監視し、前記被制御機器の異常発生時に前記電源切替部により前記被制御機器への電源供給を遮断して前記被制御機器の再起動処理を行う監視部と、他の装置との間で通信を行う通信部とを備えた電源制御装置と、
複数の前記電源制御装置をネットワークに接続するルータと、
データを保持する記憶部を有し、前記ネットワーク及び前記ルータを介して複数の前記電源制御装置と通信を行う管理サーバーと、
前記ネットワークを介して、前記管理サーバーと通信を行う端末装置とを備えて、
前記端末装置により、前記管理サーバーを介して複数の前記電源制御装置の状態を管理する電源制御装置の集中管理システムに関する。
被制御機器の電源入力部が接続される電源出力部と、該電源出力部に接続された前記被制御機器への電源供給と遮断とを切り替える電源切替部と、所定の監視条件に基づいて前記被制御機器の状態を監視し、前記被制御機器の異常発生時に前記電源切替部により前記被制御機器への電源供給を遮断して前記被制御機器の再起動処理を行う監視部と、他の装置との間で通信を行う通信部とを備えた電源制御装置と、
複数の前記電源制御装置をネットワークに接続するルータと、
データを保持する記憶部を有し、前記ネットワーク及び前記ルータを介して複数の前記電源制御装置と通信を行う管理サーバーと、
前記ネットワークを介して、前記管理サーバーと通信を行う端末装置とを備えて、
前記端末装置により、前記管理サーバーを介して複数の前記電源制御装置の状態を管理する電源制御装置の集中管理システムに関する。
そして、本発明の電源制御装置の集中監視システムは、
前記端末装置は、前記各電源制御装置の個別の前記監視条件を示す監視条件データを、前記ネットワークを介して前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、前記ネットワークを介して前記端末装置から前記監視条件データを受信したときに、該受信した前記監視条件データを前記記憶部に保持し、
前記各電源制御装置は、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、互いに異なるタイミングで定期的に前記管理サーバーにアクセスして、自身用の前記監視条件データが変更されたか否かを判断し、自身用の前記監視条件データが変更されたときには、該変更された監視条件データに基づいて自身の監視条件を変更する監視条件変更部を備えたことを特徴とする。
前記端末装置は、前記各電源制御装置の個別の前記監視条件を示す監視条件データを、前記ネットワークを介して前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、前記ネットワークを介して前記端末装置から前記監視条件データを受信したときに、該受信した前記監視条件データを前記記憶部に保持し、
前記各電源制御装置は、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、互いに異なるタイミングで定期的に前記管理サーバーにアクセスして、自身用の前記監視条件データが変更されたか否かを判断し、自身用の前記監視条件データが変更されたときには、該変更された監視条件データに基づいて自身の監視条件を変更する監視条件変更部を備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記各電源制御装置の前記監視条件の変更が、前記管理サーバーの記憶部に保持された前記監視条件データを、前記端末装置と前記管理サーバー間の通信によって変更し、前記各電源制御装置が、互いに異なるタイミングで定期的に前記管理サーバーにアクセスして、前記管理サーバーの記憶部に保持された前記監視条件データの変更の有無を判断することによって行われる。
この場合、前記各電源制御装置の前記監視条件を前記端末装置によって集中管理する際に、前記端末装置側から前記各電源制御装置に個別にアクセスする処理は実行されない。そのため、前記ルータにおいて各電源制御装置に割り当てたグローバルIPアドレスを前記ネットワークに開放する必要がなく、前記各電源制御装置のグローバルIPアドレスを開放することによるセキュリティの低下を防止することができる。
また、前記各電源制御装置は、自身の前記電源出力部に接続された前記被制御機器の状態を示すデータを少なくとも含む状態監視データを、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、互いに異なるタイミングで定期的に前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、前記各電源制御装置から前記状態監視データを受信したときに、該受信した前記状態監視データを前記記憶部に保持し、
前記端末装置は、前記ネットワークを介して前記管理サーバーにアクセスすることにより、前記各電源制御装置から送信された前記状態監視データを取得し、該取得した前記状態監視データに基づいて、前記各電源制御装置に接続された前記被制御機器の状態を監視することを特徴とする。
前記管理サーバーは、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、前記各電源制御装置から前記状態監視データを受信したときに、該受信した前記状態監視データを前記記憶部に保持し、
前記端末装置は、前記ネットワークを介して前記管理サーバーにアクセスすることにより、前記各電源制御装置から送信された前記状態監視データを取得し、該取得した前記状態監視データに基づいて、前記各電源制御装置に接続された前記被制御機器の状態を監視することを特徴とする。
この構成によれば、前記各電源制御装置に接続された前記被制御機器の状態が、前記各電源制御装置と前記管理サーバー間の定期的な通信によって、前記各電源制御装置に接続された前記被制御機器の状態を示す前記状態監視データを前記管理サーバーの記憶部に保持し、前記管理サーバーと前記端末装置間の通信によって、前記端末装置が前記管理サーバーの記憶部に保持された前記状態監視データを取得することによって行われる。
この場合、前記各電源制御装置に接続された前記被制御機器の状態を前記端末装置によって集中管理する際に、前記端末装置側から前記各電源制御装置にアクセスする処理は実行されない。そのため、前記ルータにおいて、前記各電源制御装置に割り当てたグローバルIPアドレスを前記ネットワークに対して開放する必要がなく、前記各電源制御装置のグローバルIPアドレスを開放することによるセキュリティの低下を防止することができる。
また、前記各電源制御装置は、他の1台の前記電源制御装置との間で定期的に通信を行い、該通信が不能になっているときには、該他の前記電源制御装置が異常であることを示す異常通知データを、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記装置異常データに基づいて、前記各電源制御装置の異常を監視することを特徴とする。
前記端末装置は、前記装置異常データに基づいて、前記各電源制御装置の異常を監視することを特徴とする。
この構成によれば、複数の前記電源制御装置のいずれかに異常が生じて、前記管理サーバーとの通信が不能になったときに、該異常が生じた前記電源制御装置と定期的に通信を行っていた他の電源制御装置が、前記異常通知データを前記端末装置に送信する。これにより、前記異常通知データを受信した前記端末装置は、異常が生じている前記電源制御装置を認識することができる。
次に、本発明の電源制御装置は、
被制御機器の電源入力部が接続される電源出力部と、該電源出力部に接続された前記被制御機器への電源供給と遮断とを切り替える電源切替部と、所定の監視条件に基づいて前記被制御機器の状態を監視し、前記被制御機器の異常発生時に前記電源切替部により前記被制御機器への電源供給を遮断して前記被制御機器の再起動処理を行う監視部と、他の装置との間で通信を行う通信部とを有する構成を備えた電源制御装置であって、
該構成を有する他の電源制御装置と共にルータに接続されたときに、前記通信部により、前記ルータ及びネットワークを介して、前記他の電源制御装置とは異なるタイミングで、監視条件を示す監視条件データが保持された管理サーバーに定期的にアクセスして、前記監視条件データが変更されたか否かを判断し、前記監視条件データが変更されていたときには、該変更された前記監視条件データに基づいて、前記監視条件を変更する監視条件変更部を備えたことを特徴とする。
被制御機器の電源入力部が接続される電源出力部と、該電源出力部に接続された前記被制御機器への電源供給と遮断とを切り替える電源切替部と、所定の監視条件に基づいて前記被制御機器の状態を監視し、前記被制御機器の異常発生時に前記電源切替部により前記被制御機器への電源供給を遮断して前記被制御機器の再起動処理を行う監視部と、他の装置との間で通信を行う通信部とを有する構成を備えた電源制御装置であって、
該構成を有する他の電源制御装置と共にルータに接続されたときに、前記通信部により、前記ルータ及びネットワークを介して、前記他の電源制御装置とは異なるタイミングで、監視条件を示す監視条件データが保持された管理サーバーに定期的にアクセスして、前記監視条件データが変更されたか否かを判断し、前記監視条件データが変更されていたときには、該変更された前記監視条件データに基づいて、前記監視条件を変更する監視条件変更部を備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記監視条件変更部は、前記他の電源制御装置が接続された前記ルータ及び前記ネットワークを介して、前記他の電源制御とは異なるタイミングにより前記管理サーバーにアクセスして、前記監視条件データが変更されているか否かを判断することによって、前記監視条件を変更する。この場合、前記電源制御装置の前記監視条件を変更するために、前記ネットワーク側から前記電源制御装置にアクセスする必要はない。そのため、前記ルータにおいて複数の前記電源制御装置のグローバルIPアドレスを前記ネットワークに開放する必要がなく、複数の前記電源制御装置のグローバルIPアドレスを開放することによるセキュリティの低下を防止することができる。
本発明の実施形態の一例について、図1〜図8を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態の電源制御装置の集中管理システムは、ルータ30(ブロードバンドルータ)を介してインターネット40(本発明のネットワークに相当する)に接続された複数の電源制御装置10〜13の状態を、インターネット40に接続された管理サーバー50及び端末装置60によって集中管理する構成となっている。なお、本発明のネットワークは、インターネット以外のグローバルネットワークであってもよく、また、ローカルネットワークであってもよい。
電源制御装置10〜13には、被制御機器(図1では、ローカルサーバー10a〜13a及び監視カメラ10b〜13bを例示)が接続され、電源制御装置10〜13は被制御機器に電源を供給すると共に、被制御機器の作動状態を監視する。そして、電源制御装置10〜13は、被制御機器の異常を検知したとき(被制御機器の異常発生時)に、被制御機器への電源供給を一旦遮断して、被制御機器を再起動させる処理を行う。
次に、図2を参照して、電源制御装置10は、商用交流電源(例えば、AC100Vの電源)に接続される電源プラグ100(本発明の電源入力部に相当する)、電源プラグ100を介して供給される交流電力を直流電力に変換する直流電源101、直流電源101に接続されて直流電源101から直流電力が供給される基板110、被制御機器の電源プラグが接続される電源コンセント120,121,122(本発明の電源出力部に相当する)、DC電源出力端子123、インターフェースコネクタ130,132,133,134、設定スイッチ131、及び電源制御装置10の作動状態を示すLEDランプ135〜138を備えている。
基板110には、電源制御装置10の作動を制御するマイクロコンピュータ111(以下、マイコン111という)マイコン111から出力される制御信号に応じて、電源コンセント120〜122への電源供給と遮断とを切り替えるリレー112〜114(本発明の電源切替部に相当する)、マイコン111から出力される制御信号に応じて、DC電源出力端子123からの直流電源の出力と遮断とを切り替えるトランジスタアレイ115、図示しない各種センサ(基板110の温度を検出する温度センサ、電源プラグ120〜122に接続される電力線への通電量を検出する電流センサ等)の検出信号を増幅してマイコン111に入力するセンサ回路116、電源制御装置10における被制御機器の監視条件を示す監視条件データ70a及び被制御機器の状態を示す状態監視データ90aが保持されるメモリ117が備えられている。
また、電源プラグ100からリレー112〜114への交流電源の接続経路には、過電流が流れたときに溶断するヒューズ118が備えられている。電源制御装置11〜13の構成は、電源制御装置10と共通である。
マイコン111は、メモリ117に保持された電源制御装置10の制御用プログラムを実行することによって、電源制御装置10の作動を制御する機能を果たし、本発明の監視部、通信部、及び監視条件変更部として機能する。
以下、図3に示したフローチャートに従って、電源制御装置の集中監視システムにおける一連の処理について説明する。
電源制御装置10〜13は、電源が投入されると、メモリに保持された電源装置10〜13の制御プログラムを、マイコン111により実行することによって、図3に示した処理を実行する。以下では、主として電源制御装置10について説明するが、電源制御装置11〜13も同様にして処理を実行する。
[1.集中管理処理]
電源制御装置10のマイコン111は、図3のSTEP1で初期化及び初期設定の処理(入出力ポートの設定等)を行い、続くSTEP2で、管理サーバー50にアクセスして、電源制御装置10用(電源制御装置10自身用)の監視条件データ70bを取得(受信)する。なお、マイコン111が他の装置との間で通信を行う構成は、本発明の通信部に相当する。
電源制御装置10のマイコン111は、図3のSTEP1で初期化及び初期設定の処理(入出力ポートの設定等)を行い、続くSTEP2で、管理サーバー50にアクセスして、電源制御装置10用(電源制御装置10自身用)の監視条件データ70bを取得(受信)する。なお、マイコン111が他の装置との間で通信を行う構成は、本発明の通信部に相当する。
ここで、監視条件データ70bは、電源制御装置10及び電源制御装置10に接続された被制御機器の監視条件(後述するPING監視、ポート監視の実行の有無、通電量の許容範囲等)を示すものである。マイコン111は、メモリ117に保持された監視条件データ70aを、取得した監視条件データ70bの内容に更新し、以後は内容が更新された監視条件データ70aを参照して、被制御機器の監視条件を設定する。
なお、STEP2の処理により、マイコン111が監視条件を設定する構成は、本発明の監視条件変更部に相当する。
また、集中管理システムの管理者は、端末装置60を操作して管理サーバー50にアクセスし、記憶部70に保持された各電源制御装置10〜13の監視条件データ70b〜73bを変更する指示をすることにより、電源制御装置10〜13の監視条件を個別に変更することができる。
ここで、図4は、電源制御装置10〜13に対して設定された監視条件データ70a〜73aの受信タイミングを、時間軸tによって示したものである。電源制御装置10〜13は、図4に示したように、互いに異なるタイミングに設定されたTa1〜Td1,Ta2〜Td2,…によって、管理サーバー50に順次アクセスして監視条件データを取得する。そのため、ルータ30において、電源制御装置10〜13が接続される通信ポート(LANポート)毎にグローバルIPアドレスを割り当てて、インターネット40上に公開する必要がない。
そのため、ルータ30において、多数のグローバルIPアドレスを公開することによるセキュリティの低下を防止することができる。
[2.PING監視/ポート監視処理]
続くSTEP3で、マイコン111は、被制御機器についてPING監視及びポート監視の処理を行う。図5を参照して、電源制御装置10は、ルータ30を介して被制御機器10a,10bと通信可能に接続されている。図5の例では、被制御機器10aは、OSが実装されたローカルサーバーであり、被制御機器10bはOSが実装されていない監視カメラである。
続くSTEP3で、マイコン111は、被制御機器についてPING監視及びポート監視の処理を行う。図5を参照して、電源制御装置10は、ルータ30を介して被制御機器10a,10bと通信可能に接続されている。図5の例では、被制御機器10aは、OSが実装されたローカルサーバーであり、被制御機器10bはOSが実装されていない監視カメラである。
マイコン111は、監視カメラ10bに対しては、PINGコマンドを送信して応答の有無を確認する(PING監視)ことによって、監視カメラ10bが作動しているか否かを判断する。
また、ローカルサーバー10aに対しては、マイコン111は、PING監視に加えてポート監視も行う。これは、PING監視では、図6に示したOSI参照モデルにおいて、ネットワーク層までの通信が確立していることが確認できるが、トランスポート層以上での通信の確立を確認することができないからである。
マイコン111は、例えば、ローカルサーバー10aのIPアドレスが「192.168.1.5」であるときに、ローカルサーバー10aのOS上で作動しているWEBサーバーの動作を監視するときには、以下のコマンドをローカルサーバー10aに送信して、ポート監視を行う。
telnet 192.168.1.5 80
上記コマンドの最後の「80」はWEBサイト閲覧用のポート番号であり、WEBサーバーが正常に動作していれば、ローカルサーバー10aからWEBページの内容が返信される。また、WEBサーバーが正常に動作していない場合には応答がない。
上記コマンドの最後の「80」はWEBサイト閲覧用のポート番号であり、WEBサーバーが正常に動作していれば、ローカルサーバー10aからWEBページの内容が返信される。また、WEBサーバーが正常に動作していない場合には応答がない。
このように、OS上で動作している各種サービスに対応したポート番号を指定して、各々のサーバーからの応答を確認することによって、サーバー自体が動作しているか否かを判断することができる。
次のSTEP4で、マイコン111は、PING監視及びポート監視の応答の有無を判断し、応答が有ったときはSTEP5に進み、応答が無かったときはSTEP20に分岐して、被制御機器の再起動処理を行う。
[3.被制御機器の再起動処理]
STEP20〜STEP23は、被制御機器の再起動処理である。マイコン111は、STEP20で、STEP4で応答が無かった被制御機器が接続された電源コンセント(電源コンセント120〜122のうちのいずれか)に接続されたリレー(リレー112〜114のうちのいずれか)をOFF制御して、続くSTEP21で、リレー接点がOFFしたか否かを判断する。リレー接点がOFFしたか否かの判断は、例えば、電流センサにより被制御機器への通電量がゼロになったことを確認して行う。
STEP20〜STEP23は、被制御機器の再起動処理である。マイコン111は、STEP20で、STEP4で応答が無かった被制御機器が接続された電源コンセント(電源コンセント120〜122のうちのいずれか)に接続されたリレー(リレー112〜114のうちのいずれか)をOFF制御して、続くSTEP21で、リレー接点がOFFしたか否かを判断する。リレー接点がOFFしたか否かの判断は、例えば、電流センサにより被制御機器への通電量がゼロになったことを確認して行う。
STEP21でリレー接点がOFFしているとき(リレー正常時)はSTEP22に進み、リレー接点がOFFしていないとき(リレー異常時)はSTEP30に分岐して、マイコン111は後述する異常対処処理を行う。
続くSTEP22で、マイコン111は、リレーをON制御に切り替えて、被制御機器への電源供給を再開することにより、被制御機器の再起動を図る。次のSTEP23で、マイコン111は、リレー接点が実際にONしているか否かを判断する。リレー接点がONしていることの判断は、例えば電流センサにより被制御機器への通電量が所定範囲内であることを確認して行う。
STEP23でリレー接点がONしているとき(リレー正常時)はSTEP2に戻り、リレー接点がONしていないとき(リレー異常時)はSTEP30に分岐して、マイコン111は後述する異常対処処理を行う。
なお、STEP3〜STEP4、及びSTEP20〜STEP23の処理により、被制御機器の異常発生時に、被制御機器への電源供給を一旦遮断して再起動を行う構成は、本発明の監視部に相当する。
[4.電源制御装置の異常確認処理]
STEP5〜STEP6は、電源制御装置10の異常確認処理である。マイコン111は、STEP5で、図示しない各種センサにより、電源制御装置10の内部電源電圧(基板110のGND−電源間の電圧)、内部温度、トランジスタアレイ115へのDC出力電圧等を検出し、検出値が規定範囲内であるかを確認して、電源制御装置10の異常の有無を判断する。
STEP5〜STEP6は、電源制御装置10の異常確認処理である。マイコン111は、STEP5で、図示しない各種センサにより、電源制御装置10の内部電源電圧(基板110のGND−電源間の電圧)、内部温度、トランジスタアレイ115へのDC出力電圧等を検出し、検出値が規定範囲内であるかを確認して、電源制御装置10の異常の有無を判断する。
そして、電源制御装置10の異常がなかったときはSTEP7に進み、電源制御装置10の異常があったときにはSTEP30に分岐して、マイコン111は後述する異常対処処理を行う。
[5.相互監視処理]
STEP7は、複数の電源制御装置10〜13間で行われる相互監視処理である。電源制御装置10〜13のマイコン111は、図7に示したように、ペアとなっている電源監視装置に対してPING監視を行う。図7の例では、電源制御装置10と電源制御装置11、電源制御装置11と電源制御装置12、電源制御装置12と電源制御装置13、及び電源制御装置13と電源制御装置10がペアになっている。
STEP7は、複数の電源制御装置10〜13間で行われる相互監視処理である。電源制御装置10〜13のマイコン111は、図7に示したように、ペアとなっている電源監視装置に対してPING監視を行う。図7の例では、電源制御装置10と電源制御装置11、電源制御装置11と電源制御装置12、電源制御装置12と電源制御装置13、及び電源制御装置13と電源制御装置10がペアになっている。
そのため、電源制御装置10のマイコン111は、STEP7で電源制御装置11に対してPINGコマンドを送信して、電源制御装置11から応答があるか否かを確認する。そして、電源制御装置11から応答がなかったときは、電源制御装置11が異常状態であると判断する。
続くSTEP8で、マイコン111は、相互監視対象の異常の有無を判断し、異常状態であるときはSTEP30に分岐して、後述する異常対処処理を行う。一方、相互監視対象の異常が生じていないときにはSTEP9に進む。
図7の例では、ルータ30と電源制御装置13間の通信ケーブル(LANケーブル)の断線が生じているため、電源制御装置13から電源制御装置12に対する応答がなされない状況となっている。そのため、電源制御装置12から端末装置60に対して、電源制御装置13の異常を通知するメール(異常通知メール)80が送信されている。
[6.ライフチェック処理]
STEP9は、電源制御装置10が正常に動作していることを端末装置60等の外部端末で確認するための処理(ライフチェック処理)である。
STEP9は、電源制御装置10が正常に動作していることを端末装置60等の外部端末で確認するための処理(ライフチェック処理)である。
マイコン111は、STEP9で、電源制御装置10が正常に動作していることを通知する電子メール(正常通知メール)を、所定時間間隔で端末装置60に送信する。端末装置60は、図8に示したフローチャートによる処理を実行する。
端末装置60は、図8のSTEP50で、初期化及び初期設定を行った後、STEP51で、電源制御装置10からの正常通知メールの送信間隔に合わせて設定された待ち時間(メール送信待ち時間)が経過する毎に、STEP52に進んで電源制御装置10から正常通知メールを受信したか否かを判断する。
そして、正常通知メールを受信したときはSTEP51に戻って、電源制御装置10の動作の確認を継続する。また、正常通知メールを受信しなかったときには、STEP53に進み、端末装置60は警報処理を行う。警報処理としては、電源制御装置10の異常が発生していることをディスプレイに表示する、アラーム音を出力する等が行われる。
[7.異常対処処理]
電源制御装置10のマイコン111は、図30のSTEP30〜STEP31により、電源制御装置10又は電源制御装置10に接続された被制御機器の異常を通知する異常対処処理を行う。
電源制御装置10のマイコン111は、図30のSTEP30〜STEP31により、電源制御装置10又は電源制御装置10に接続された被制御機器の異常を通知する異常対処処理を行う。
マイコン111は、STEP30で、異常の内容(被制御機器からのPING応答無し、被制御機器からのポート監視の応答無し、リレーの作動不良、電源制御装置10の異常、相互監視対象の異常等)を通知する電子メール(異常通知メール)80を、端末装置60に送信する。なお、異常通知メールに含まれる異常の内容を示すデータは、本発明の異常通知データに相当する。
次のSTEP31で、マイコン111は、メモリ117に保持された状態監視データ90aを、管理サーバー50に送信する。図7を参照して、電源制御装置10〜13は、異常の内容を示す状態監視データ90a〜93aを、各電源制御装置10〜13のメモリ117に保持している。
そして、電源制御装置10〜13のマイコン111は、図4に示した監視条件データの送信期間と同様に、互いに異なるタイミングで定期的に状態監視データ90a〜93aを管理サーバー50に送信する。図7の例では、電源制御装置12から管理サーバー50に、状態監視データ92aが送信された場合を示している。
管理サーバー50は、電源制御装置10から状態監視データ90aを受信したときに、記憶部70に保持された状態監視データ90bを、状態監視データ90aの内容によって更新する。管理サーバーが、電源制御装置11〜13から状態監視データ91a〜93aを受信したときも同様である。
このようにして、電源制御装置10〜13で異常が生じたときに、管理サーバー50の記憶部70に保持された状態監視データ90b〜93bが、異常の内容を反映したものに更新される。
これにより、集中管理システムの管理者は、端末装置60を操作して、管理サーバー50の記憶部70に保持された状態監視データ90bを参照することによって、電源制御装置12、電源制御装置12に接続された被制御機器、及び電源制御装置12により相互監視された電源制御装置13の状態を確認することができる。状態監視データ91b〜93bについても同様である。
なお、本実施形態に示した電源制御装置の集中管理システムにおいては、1.集中管理処理、2.PING監視/ポート監視処理、3.被制御機器の再起動処理、4.電源制御装置の異常確認処理、5.相互監視処理、6.ライフチェック処理、及び7.異常対処処理を行ったが、少なくとも1.集中管理処理を行うことによって、本発明の効果を得ることができる。
10〜13…電源制御装置、10a,10b,11a,11b,12a,12b,13a,13b…被制御機器、30…ルータ、40…インターネット(ネットワーク)、50…管理サーバー、60…端末装置、70…記憶部、70a〜73a…監視条件データ、90a〜93a…状態監視データ。
Claims (4)
- 被制御機器の電源入力部が接続される電源出力部と、該電源出力部に接続された前記被制御機器への電源供給と遮断とを切り替える電源切替部と、所定の監視条件に基づいて前記被制御機器の状態を監視し、前記被制御機器の異常発生時に前記電源切替部により前記被制御機器への電源供給を遮断して前記被制御機器の再起動処理を行う監視部と、他の装置との間で通信を行う通信部とを備えた電源制御装置と、
複数の前記電源制御装置をネットワークに接続するルータと、
データを保持する記憶部を有し、前記ネットワーク及び前記ルータを介して複数の前記電源制御装置と通信を行う管理サーバーと、
前記ネットワークを介して、前記管理サーバーと通信を行う端末装置とを備えて、
前記端末装置により、前記管理サーバーを介して複数の前記電源制御装置の状態を管理する電源制御装置の集中管理システムであって、
前記端末装置は、前記各電源制御装置の個別の前記監視条件を示す監視条件データを、前記ネットワークを介して前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、前記ネットワークを介して前記端末装置から前記監視条件データを受信したときに、該受信した前記監視条件データを前記記憶部に保持し、
前記各電源制御装置は、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、互いに異なるタイミングで定期的に前記管理サーバーにアクセスして、自身用の前記監視条件データが変更されたか否かを判断し、自身用の前記監視条件データが変更されたときには、該変更された監視条件データに基づいて自身の監視条件を変更する監視条件変更部を備えたことを特徴とする電源制御装置の集中管理システム。 - 請求項1に記載の電源制御装置の集中管理システムであって、
前記各電源制御装置は、自身の前記電源出力部に接続された前記被制御機器の状態を示すデータを少なくとも含む状態監視データを、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、互いに異なるタイミングで定期的に前記管理サーバーに送信し、
前記管理サーバーは、前記ネットワーク及び前記ルータを介して、前記各電源制御装置から前記状態監視データを受信したときに、該受信した前記状態監視データを前記記憶部に保持し、
前記端末装置は、前記ネットワークを介して前記管理サーバーにアクセスすることにより、前記各電源制御装置から送信された前記状態監視データを取得し、該取得した前記状態監視データに基づいて、前記各電源制御装置に接続された前記被制御機器の状態を監視することを特徴とする電源制御装置の集中管理システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の電源制御装置の集中管理システムであって、
前記各電源制御装置は、他の1台の前記電源制御装置との間で定期的に通信を行い、該通信が不能になっているときには、該他の前記電源制御装置が異常であることを示す異常通知データを、前記ネットワークを介して前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、前記装置異常データに基づいて、前記各電源制御装置の異常を監視することを特徴とする電源制御装置の集中管理システム。 - 被制御機器の電源入力部が接続される電源出力部と、該電源出力部に接続された前記被制御機器への電源供給と遮断とを切り替える電源切替部と、所定の監視条件に基づいて前記被制御機器の状態を監視し、前記被制御機器の異常発生時に前記電源切替部により前記被制御機器への電源供給を遮断して前記被制御機器の再起動処理を行う監視部と、他の装置との間で通信を行う通信部とを有する構成を備えた電源制御装置であって、
該構成を有する他の電源制御装置と共にルータに接続されたときに、前記通信部により、前記ルータ及びネットワークを介して、前記他の電源制御装置とは異なるタイミングで、監視条件を示す監視条件データが保持された管理サーバーに定期的にアクセスして、前記監視条件データが変更されたか否かを判断し、前記監視条件データが変更されていたときには、該変更された前記監視条件データに基づいて、前記監視条件を変更する監視条件変更部を備えたことを特徴とする電源制御装置。
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2015
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