JP2016217802A - 地表異常前兆現象検出装置及び地表異常前兆現象監視システム - Google Patents

地表異常前兆現象検出装置及び地表異常前兆現象監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】設置場所と異なった場所で地表異常現象が発生した場合に、地表異常現象が検出可能な地表異常前兆現象検出装置を提供する。
【解決手段】地表異常前兆現象検出装置1は、匂いセンサ11と、送信部13と、電源電圧供給部10とを有する。匂いセンサ11は地表に配置され、匂いを検出し、送信部13は匂いセンサ11が検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信し、送信部13は匂いセンサ11及び送信部13に電源電圧を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地表異常前兆現象検出装置及び地表異常前兆現象監視システムに関する。
ワイヤセンサ又は伸縮計に接続されたセンサ送信機と、センサ送信機と無線通信するセンサ受信機とを有し、地滑り、土石流及び雪崩等の災害を監視する災害監視装置が知られる(例えば、特許文献1を参照)。この災害監視装置は、山肌等の斜面崩壊等の土石流等の災害の前兆現象をワイヤセンサ又は伸縮計で検出した情報を、無線回線を介してセンサ送信機からセンサ受信機に通信することにより、通信ケーブルを敷設することなく、災害監視が可能になる。
特開2001−34874号公報
しかしながら、ワイヤセンサ等を検出装置として使用して土石流等の地表異常現象の前兆現象を検出する場合、検出装置の設置場所と地表異常現象の前兆現象の発生場所とが異なった場合、地表異常現象の前兆現象が検出されないおそれがある。
一実施形態では、設置場所と異なった場所で地表異常現象の前兆現象が発生した場合に、地表異常現象の前兆現象が検出可能な地表異常前兆現象検出装置を提供することを目的とする。
1つの態様では、地表異常前兆現象検出装置は、匂いセンサと、送信部と、電源電圧供給部とを有する。匂いセンサは地表に配置され、匂いを検出し、送信部は匂いセンサが検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信し、電源電圧供給部は匂いセンサ及び送信部に電源電圧を供給する。
一実施形態では、設置場所と異なった場所で地表異常現象の前兆現象が発生した場合に、地表異常現象の前兆現象が検出可能な地表異常前兆現象検出装置を提供することができる。
第1実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の回路ブロック図である。 第2実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の回路ブロック図である。 (a)は図2に示す土石流前兆現象検出装置の配置状態を示す図であり、(b)は電源電圧供給部の回路ブロック図である。 実施形態に係る土石流前兆現象監視システムを示す図である。 図4に示す土石流前兆現象監視装置のブロック図である。 図5に示す監視処理部の処理を示すフローチャートである。 図5に示す土石流前兆判定部の判断処理の一例を示す図である。 第3実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の回路ブロック図である。 図8に示す土石流前兆現象検出装置が配置されるときに使用される土石流前兆現象監視装置のブロック図である。 図9に示す監視処理部の処理を示すフローチャートである。
以下図面を参照して、本発明に係る土石流前兆現象検出装置及び土石流前兆現象監視システムについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されない。
(実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の概要)
実施形態に係る土石流前兆現象検出装置は、土石流の発生の前兆を示す地中の匂いを使用して、土石流の発生の有無を判断する。匂いは比較的広範囲に亘って拡散するので、土の匂いを使用して土石流の発生の有無を判断することにより、土石流前兆現象検出装置の設置場所と異なった場所で土石流の前兆現象が発生した場合でも、土石流の前兆現象が検出可能になる。
(土石流及び土石流の前兆現象について)
土石流は、がけ崩れ、地すべりと共に土砂災害の1つとして挙げられる現象であり、山腹又は谷底にある土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流される現象である。土砂災害の前兆現象を表1に示す。表1は、国土交通省の土砂災害警戒避難に関わる前兆現象情報検討会(平成17年度)の平成18年3月31日付けの「土砂災害警戒避難に関わる前兆現象情報 の活用のあり方について(前兆現象資料―1)」から引用したものである。
土砂災害の中で土石流に関して、ワイヤセンサ及び伸縮計は、渓流付近の斜面の崩壊現象を検出することができる。斜面の崩壊現象を検出する他の検出装置として、グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System、GPS)を利用した位置情報検出センサがある。さらに、表1に示す視覚、聴覚及び嗅覚をそれぞれ利用するセンサを利用して土石流の前兆現象を検出することができる。視覚を利用する画像センサは、渓流付近の斜面が崩れだすこと、川の水が異常に濁ること等の水が移動主体となる現象、濁水に樹木が混じりだすこと、及び渓流内の火花を検出することができる。また、聴覚を利用するマイクロフォンセンサでは、土石流に関して、地鳴り、山鳴り及び転石のぶつかり合う音を検出することができる。そして、嗅覚を利用する匂いセンサは、腐った土の匂いを検出することができる。
しかしながら、ワイヤセンサ及び伸縮計を利用するときは、ワイヤセンサ及び伸縮計の設置場所と斜面の崩壊場所が異なった場合、斜面の崩壊が検出されないおそれがある。このため、ワイヤセンサ及び伸縮計を検出装置として斜面の崩壊を検出する場合は、多くの検出装置が山中に配置されることになり、高コストになると共に、山中等自然の中に多くの人工物を配置することになり環境保護の観点から好ましくない。
また、GPSを利用した位置情報検出センサを検出装置として利用するときは、ワイヤセンサ及び伸縮計を利用するときと同様に、山中に多くの検出装置が配置される。例えば、GPSの誤差精度が10mであり、危険個所は一辺が50mの長さを有する正方形の領域であるとき、縦横のそれぞれに6個ずつの検出装置がアレイ状に配置されるので、36個の検出装置が配置される。このため、GPSを利用した位置情報検出センサを検出装置として斜面の崩壊を検出する場合は、ワイヤセンサ及び伸縮計を利用するときと同様に、高コストになると共に、環境保護の観点から好ましくない。
また、画像センサを検出装置として利用するときは、画像センサの視野から外れた所で斜面崩壊が発生した場合は、斜面崩壊が検出されず、土石流の前兆現象を見逃すおそれがある。また、聴覚を利用するマイクロフォンセンサを検出装置として利用するときは、様々な音をフィルタリングして土石流の前兆現象を示す音を選別するため、音の選別が効果的にされないと、土石流の前兆現象を見逃すおそれがある。
(第1実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の構成及び機能)
図1は、第1実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の回路ブロック図である。
土石流前兆現象検出装置1は、地表に配置され、電源電圧供給部10と、匂いセンサ11と、送信データ生成部12と、送信部13とを有する。電源電圧供給部10は、匂いセンサ11、送信データ生成部12、及び送信部13に電源電圧を供給する一次電池16を有する。
匂いセンサ11は、土石流前兆現象検出装置1の周囲の土石流の発生の前兆を示す土の匂いの臭気強度を測定する。臭気強度は、例えば、「臭気レベル」で表される。ここで、「臭気レベル」は、例えば、高感度酸化インジウム系熱線型焼結半導体式で測定されるレベル値である。斜面崩壊等の土石流の発生の前兆を示す匂いの臭気成分は、ゲオスミンを含む。ゲオスミンは、地中の匂い主成分であり、斜面崩壊等の土石流の発生の前兆現象により空気中に放出され、空間を漂う。匂いセンサ11は、検出したゲオスミンの臭気レベルを送信データ生成部12に出力する。
送信データ生成部12は、記憶部14と、演算部15とを有する。記憶部14は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置のうちの少なくとも1つを有する。記憶部14は、演算部15による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。また、記憶部14は、アプリケーションプログラムとして、ソフトウェアキーボードを記憶すると共に、各種データの送受信を行うデータ処理プログラム等を記憶する。また、記憶部14は、土石流前兆現象検出装置1を識別する識別情報を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部14にインストールされてもよい。
演算部15は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。演算部15は、送信データ生成部12の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。演算部15は、土石流前兆現象検出装置1の各種処理が記憶部14に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、匂いセンサ11及び送信部13の動作を制御する。演算部15は、記憶部14に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、演算部15は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
演算部15は、匂いセンサ11からゲオスミンの臭気レベルを所定の周期で取得する。一例では、演算部15は、10分〜30分の周期で、ゲオスミンの臭気レベルを取得する。演算部15は、匂いセンサ11から取得したゲオスミンの臭気レベルと、記憶部14に記憶された識別情報を組み合わせて、土石流前兆現象検出装置1が検出したゲオスミンの臭気レベルを示す臭気レベル信号を生成し、送信部13に出力する。
送信部13は、匂いセンサ11が検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信する。具体的には、送信部13は、送信データ生成部12から入力された臭気レベル信号を、不図示のデータセンタに送信する。一例では、送信部13から不図示のアンテナに供給される電力である空中線電力は0.01W以下であり、送信部13は、データ転送用の特定小電力無線送信機として機能する。また、送信部13は、土石流前兆現象検出装置1が動作中であることを示すビーコン信号を所定の周期で送信する。
(第1実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の作用効果)
土石流前兆現象検出装置1は、土石流の前兆現象である斜面崩壊を検出するセンサとして匂いセンサ11を使用する。匂いセンサ11は、斜面崩壊が発生した場所から空気中に放出され、周囲に拡散しながら空間を漂う地中の成分を検出するため、土石流前兆現象検出装置1の設置場所と斜面崩壊が発生した場所が離れていても土石流の前兆現象を検知することができる。
例えば、斜面崩壊が比較的居住地から離れているにもかかわらず、土石流の前兆現象として報告されているから、地中の匂いは少なくとも100m以上拡散するものとし、危険個所は一辺が50mの長さを有する正方形の領域であるとする。この場合、土石流前兆現象検出装置1は、危険個所の中心に1個設置されればよい。また、土石流前兆現象検出装置1は、風向き等により匂いの拡散方向が偏る可能性があるため、危険個所の四隅付近の4か所に配置し、合計で5か所に配置されることがさらに好ましい。一方、上述のように、GPSを利用した位置情報検出センサを検出装置として斜面の崩壊を検出する場合は、一辺が50mの長さを有する正方形の危険個所において、36個の検出装置が配置される。土石流前兆現象検出装置1を検出装置として使用する場合は、GPSを利用した位置情報検出センサを検出装置として使用する場合よりも配置する検出装置の数を1/7にすることができるので、低コスト化が可能である。
(第2実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の構成及び機能)
図2は、第2実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の回路ブロック図である。
土石流前兆現象検出装置2は、電源電圧供給部10の代わりに電源電圧供給部20を有することが土石流前兆現象検出装置1と相違する。電源電圧供給部20以外の土石流前兆現象検出装置2の構成素子は、同一符号が付された土石流前兆現象検出装置1の構成素子と同様の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
電源電圧供給部20は、温度検出部21と、集熱部22と、発電部23と、発電制御部24と、二次電池25とを有する。
図3(a)は土石流前兆現象検出装置2の配置状態を示す図であり、図3(b)は電源電圧供給部20の回路ブロック図である。土石流前兆現象検出装置2は、図3(a)において矢印Aで示される傾斜面に配置される。
温度検出部21は、地中の温度を検出する第1温度センサ211と、空中の温度を検出する第2温度センサ212とを有する。集熱部22は、地中から熱を集熱する第1集熱部221と、空中から熱を集熱する第2集熱部222とを有する。発電部23は、高温部231と、低温部232と、高温部231と低温部232とに接続されたp型半導体素子及びn型半導体素子である熱電変換素子233とを有する。発電部23は、高温部231と低温部232との間の温度差を電気エネルギに変換する熱電発電装置である。発電制御部24は、第1温度センサ211及び第2温度センサ212のそれぞれで検出された地中の温度及び空中の温度に基づいて、第1集熱部221及び第2集熱部222と、高温部231及び低温部232との接続を切り換える。地中の温度が空中の温度よりも高いときに、発電制御部24は、地中から熱を集熱する第1集熱部221を高温部231に接続し且つ空中から熱を集熱する第2集熱部222を低温部232に接続する。一方、空中の温度が地中の温度よりも高いときに、発電制御部24は、空中から熱を集熱する第2集熱部222を高温部231に接続し且つ地中から熱を集熱する第1集熱部221を低温部232に接続する。二次電池25は、リチウムイオン電池等の充放電可能な二次電池であり、発電部23が発電した電力を充電し、充電した電源電圧を匂いセンサ11、送信データ生成部12、及び送信部13に供給する。
(第2実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の作用効果)
土石流前兆現象検出装置2は、発電部23と二次電池25とを有する電源電圧供給部20を有するので、発電部23が発電した電力を二次電池25に蓄電することにより、動作可能であり、定期的な電池交換が不要になる。
(実施形態に係る土石流前兆現象監視システムの構成及び機能)
図4は、実施形態に係る土石流前兆現象監視システムを示す図である。
土石流前兆現象監視システム100は、土石流前兆現象検出装置1及び2と、中継装置101と、データセンタ102に配置される土石流前兆現象監視装置40とを有する。第1実施形態に係る土石流前兆現象検出装置1及びデータセンタ102は、矢印103で示される住宅地に配置される。土石流前兆現象検出装置1は、住宅地103に位置する家屋104に配置される。第2実施形態に係る土石流前兆現象検出装置2及び中継装置101は、矢印106で示される山中に配置される。土石流前兆現象検出装置2は、矢印107で示される危険個所の周囲に配置される。
中継装置101は、山中106の中で、土石流前兆現象検出装置2よりも保守点検が容易な場所に配置され、土石流前兆現象検出装置2の二次電池25の容量よりも大きな容量を有する電池が搭載される。中継装置101は、データセンタ102に配置される土石流前兆現象監視装置に信号を送信可能な空中線電力を有する。中継装置101は、土石流前兆現象検出装置2から送信される臭気レベル信号及びビーコン信号を受信する。中継装置101は、受信した臭気レベル信号及びビーコン信号を増幅して、データセンタ102に配置される土石流前兆現象監視装置に送信する。
図5は、土石流前兆現象監視装置40のブロック図である。
土石流前兆現象監視装置40は、種々の情報処理が可能な情報処理装置であり、監視通信部401と、監視記憶部402と、監視表示部403と、監視入力部404と、監視処理部410とを備える。土石流前兆現象監視装置40は、匂いに関連する情報を示す信号を土石流前兆現象検出装置1及び2から受信し、受信した信号に基づいて土石流が発生すると判定したときに、土石流前兆警報信号を出力する。
監視通信部401は、イーサネット(登録商標)などの有線の通信インターフェース回路を有する。監視通信部401は、無線通信回線を介して土石流前兆現象検出装置1及び2並びに中継装置101等と通信を行う。そして、監視通信部401は、中継装置101等から受信したデータを監視処理部410に供給する。また、監視通信部401は、監視処理部410から供給されたデータを中継装置101等に送信する。
監視記憶部402は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置のうちの少なくとも一つを有する。監視記憶部402は、監視処理部410による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、監視記憶部402は、ドライバプログラムとして、監視通信部401を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、監視記憶部402は、オペレーティングシステムプログラムとして、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の通信方式による接続制御プログラム等を記憶する。また、監視記憶部402は、アプリケーションプログラムとして、土石流前兆発生判定処理を実行するコンピュータプログラムを記憶すると共に、各種データの送受信を行うデータ処理プログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて監視記憶部402にインストールされてもよい。
監視処理部410は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。監視処理部410は、土石流前兆現象監視装置40の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。監視処理部410は、土石流前兆現象監視装置40の各種処理が監視記憶部402に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、監視通信部401等の動作を制御する。監視処理部410は、監視記憶部402に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、監視処理部410は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
監視処理部410は、累積降水量取得部411と、累積降水量判定部412と、土石流前兆判定部413と、ビーコン信号判定部414と、土石流前兆警報信号出力部415とを有する。監視処理部410が有するこれらの各部は、監視処理部410が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、監視処理部410が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして土石流前兆現象監視装置40に実装されてもよい。
図6は、監視処理部410の処理を示すフローチャートである。監視処理部410は、図6に示す処理を土石流前兆現象検出装置1及び2のそれぞれに対して一定周期毎に実行する。
まず、累積降水量取得部411は、土石流前兆現象検出装置1及び2が配置される場所を含む区域の所定の期間の累積の降水量を取得する(S101)。累積の降水量は、インターネットを介して監視通信部401が取得されてもよく、不図示のオペレータが監視入力部404を介して入力することにより取得されてもよい。
次いで、累積降水量判定部412は、累積降水量取得部411が取得した累積の降水量は、所定のしきい値である危険降水量を越えたか否かを判定する(S102)。累積の降水量が危険降水量を越えていないと判定されると、処理は終了する。
累積の降水量が危険降水量を越えたと判定される(S102)と、土石流前兆判定部413は、受信した臭気レベル信号が示すゲオスミンの臭気レベルが所定の危険降水量を越えたか否かを判定する(S103)。
図7は、土石流前兆判定部413の判断処理の一例を示す図である。図7において、横軸は降雨時間を示し、縦軸はゲオスミンの臭気レベルを示す。また、実線は受信した臭気レベル信号が示すゲオスミンの臭気レベルを示し、破線はしきい値を示す。
受信した臭気レベル信号が示すゲオスミンの臭気レベルは、図7において矢印Aで示されるように、斜面崩壊等の土石流の前兆現象が発生すると急激に増加する。土石流前兆判定部413は、匂いセンサ11が検出するゲオスミンの臭気レベルが急激に増加することによりしきい値以上になると、斜面崩壊等の土石流の前兆現象が発生したと判定する。
受信した臭気レベル信号が示すゲオスミンの臭気レベルが所定のしきい値を越えたと判定されると、土石流前兆警報信号出力部415は、土石流の前兆現象が発生したことを示す土石流前兆警報信号を出力する(S104)。土石流前兆警報信号は、土石流の前兆現象が発生したこと、及びゲオスミンの臭気レベルがしきい値を越えた土石流前兆現象検出装置1又は2を識別する識別情報を含む。土石流前兆信号を受信していないと判定されると、処理はS105に進む。土石流前兆警報信号が出力されると、オペレータは、不図示のスピーカ等を使用して、住宅地103に向けて避難通知を放送する。
処理がS105において、ビーコン信号判定部414は、土石流前兆現象検出装置1又は2からビーコン信号を受信しているか否かを判定する。土石流前兆現象検出装置又は2からビーコン信号を受信していると判定されると、処理は終了する。また、土石流前兆現象検出装置又は2からビーコン信号を受信していないと判定されると、処理はS106に進む。処理がS106に進むと、土石流前兆警報信号出力部415は、土石流前兆警報信号を出力する。
(実施形態に係る土石流前兆現象監視システムの作用効果)
土石流前兆現象監視システム100では、発電部23及び二次電池25を有する土石流前兆現象検出装置2を山中106に配置することにより、山中に配置される土石流前兆現象検出装置の定期的な電池交換を不要にする。また、土石流前兆現象検出装置2が送信する匂いレベル信号を中継装置101を介して土石流前兆現象監視装置40に送信するため、土石流前兆現象検出装置2の空中線電力を小さくすることができる。また、土石流前兆現象監視システム100では、土石流前兆現象検出装置1を家屋104に配置することにより、直接住民に直接知らせることが可能となり、避難通知の聞き漏らしを防止することができる。また、土石流前兆現象監視システム100では、ビーコン信号を受信していないと判定されたときに土石流前兆警報信号を出力するので、土石流前兆現象検出装置2が土砂に埋もれ又は破損したことに応じて土石流前兆警報信号を出力することができる。
(第3実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の構成及び機能)
図8は、第3実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の回路ブロック図である。
土石流前兆現象検出装置3は、送信データ生成部12の代わりに土石流前兆現象判定部32が配置されることが、土石流前兆現象検出装置2と相違する。土石流前兆現象判定部32以外の土石流前兆現象検出装置3の構成素子は、同一符号が付された土石流前兆現象検出装置2の構成素子と同様の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
土石流前兆現象判定部32は、記憶部34と、演算部35とを有する。記憶部34は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置のうちの少なくとも1つを有する。記憶部34は、演算部35による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。また、記憶部34は、アプリケーションプログラムとして、ソフトウェアキーボードを記憶すると共に、各種データの送受信を行うデータ処理プログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部34にインストールされてもよい。
演算部35は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。演算部35は、土石流前兆現象検出装置3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。演算部35は、土石流前兆現象検出装置3の各種処理が記憶部34に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、匂いセンサ11及び送信部13の動作を制御する。演算部35は、記憶部34に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、演算部35は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
演算部35は、匂いセンサ11から入力されるゲオスミンの臭気レベルがしきい値以上であるか否かを所定の周期で判定する。一例では、演算部35は、10分〜30分の周期で、ゲオスミンの臭気レベルがしきい値以上であるか否かを判定する。演算部35は、匂いセンサ11から入力されるゲオスミンの臭気レベルがしきい値以上であると判定したとき、土石流が発生することを示す情報と、記憶部34に記憶された識別情報を組み合わせて、土石流前兆信号を生成し、送信部13に出力する。一方、土石流前兆現象判定部32は、匂いセンサ11から入力されるゲオスミンの臭気レベルがしきい値より小さいと判定したとき、土石流前兆信号を生成しない。送信部13は、土石流前兆現象判定部32から入力された土石流前兆信号を、データセンタ102に送信する。
図9は、土石流前兆現象検出装置3が配置されるときに使用される土石流前兆現象監視装置のブロック図である。
土石流前兆現象監視装置50は、監視処理部410の代わりに監視処理部510を有することが土石流前兆現象監視装置40と相違する。監視処理部510以外の土石流前兆現象監視装置50の構成素子は、同一符号が付された土石流前兆現象監視装置40の構成素子と同様の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。土石流前兆現象監視装置50は、土石流前兆現象監視装置40と同様にデータセンタ102に配置される。
監視処理部510は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。監視処理部510は、土石流前兆現象監視装置50の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。監視処理部510は、土石流前兆現象監視装置50の各種処理が監視記憶部402に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、監視通信部401等の動作を制御する。監視処理部510は、監視記憶部402に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、監視処理部510は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
監視処理部510は、累積降水量取得部411と、累積降水量判定部412と、土石流前兆信号判定部513と、ビーコン信号判定部414と、土石流前兆警報信号出力部415とを有する。監視処理部510が有するこれらの各部は、監視処理部510が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、監視処理部510が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして土石流前兆現象監視装置40に実装されてもよい。監視処理部510は、土石流前兆判定部413の代わりに土石流前兆信号判定部513を有することが監視処理部410と相違する。
図10は、監視処理部510の処理を示すフローチャートである。監視処理部510は、図7に示す処理を土石流前兆現象検出装置3に対して一定周期毎に実行する。
まず、累積降水量取得部411は、土石流前兆現象検出装置3が配置される場所を含む区域の所定の期間の累積の降水量を取得する(S201)。次いで、累積降水量判定部412は、累積降水量取得部411が取得した累積の降水量は、所定のしきい値である危険降水量を越えたか否かを判定する(S202)。累積の降水量が危険降水量を越えていないと判定されると、処理は終了する。
累積の降水量が危険降水量を越えたと判定される(S202)と、土石流前兆信号判定部513は、土石流前兆信号を受信しているか否かを判定する(S203)。土石流前兆信号を受信していると判定されると、土石流前兆警報信号出力部415は、土石流前兆警報信号を出力する(S204)。土石流前兆信号を受信していないと判定されると、処理はS205に進む。
S205において、ビーコン信号判定部414は、ビーコン信号を受信しているか否かを判定する。ビーコン信号を受信していると判定されると、処理は終了する。また、ビーコン信号を受信していないと判定されると、処理はS206に進む。処理がS205において、土石流前兆警報信号出力部415は、土石流前兆警報信号を出力する。
(実施形態に係る土石流前兆現象検出装置の変形例)
土石流前兆現象検出装置1〜3のそれぞれは、土石流の前兆現象を検出するものであるが、がけ崩れ及び地すべり等の他の地表異常現象を検出する地表異常前兆現象検出装置として使用してもよい。
また、土石流前兆現象検出装置1〜3のそれぞれは、電源電圧供給部に一次電池又は二次電池が配置されるが、家屋等に配置される場合は、電源電圧供給部は、一次電池及び二次電池は配置されずに、商用電源から電源電圧が供給されてもよい。また、土石流前兆現象検出装置2及び3のそれぞれは、熱電発電装置を発電部として有するが、太陽光発電装置など非電気エネルギを電気エネルギに変換する他の環境発電装置(エネルギハーベスタ)を発電部として有してもよい。
なお、これまで説明した実施形態に関して、以下の付記を更に開示する。
(付記1)
地表に配置され、匂いを検出する匂いセンサと、
前記匂いセンサが検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信する送信部と、
前記匂いセンサ及び前記送信部に電源電圧を供給する電源電圧供給部と、
を有する、地表異常前兆現象検出装置。
(付記2)
前記匂いセンサは、地表異常現象の前兆現象の発生を示す匂いを検出する、付記1に記載の地表異常前兆現象検出装置。
(付記3)
前記匂いに関連する情報は、前記匂いセンサが検出した匂いの強度を示すデータを含む、付記2に記載の地表異常前兆現象検出装置。
(付記4)
前記匂いセンサが検出した匂いの強度がしきい値を越えたか否かを判定する土石流前兆現象判定部を更に有し、
前記匂いに関連する情報は、前記土石流前兆現象判定部が前記匂いセンサが検出した匂いの強度がしきい値を越えたと判定したことを示す情報を含む、付記2に記載の地表異常前兆現象検出装置。
(付記5)
電源電圧供給部は、非電気エネルギを電気エネルギに変換する環境発電装置を有する、付記2〜4の何れか1つに記載の地表異常前兆現象検出装置。
(付記6)
前記地表異常現象を示す匂いの成分は、ゲオスミンを含む、付記2〜5の何れか1つに記載の地表異常前兆現象検出装置。
(付記7)
地表に配置され、匂いを検出する匂いセンサと、
前記匂いセンサが検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信する送信部と、
前記匂いセンサ及び前記送信部に電源電圧を供給する電源電圧供給部と、を有する地表異常前兆現象検出装置と、
前記匂いに関連する情報を示す信号を前記地表異常前兆現象検出装置から受信し、受信した信号に基づいて地表異常現象が発生すると判定したときに、地表異常警報信号を出力する地表異常前兆現象監視装置と、
を有する、地表異常前兆現象監視システム。
(付記8)
前記送信部が送信した信号を受信し、受信した信号を前記地表異常前兆現象監視装置に送信する中継装置を更に有する、付記7に記載の地表異常前兆現象監視システム。
(付記9)
前記地表異常前兆現象検出装置は、動作中であることを示すビーコン信号を前記地表異常前兆現象監視装置に所定の周期で送信し、前記地表異常前兆現象監視装置は、前記地表異常前兆現象検出装置から前記ビーコン信号を受信しなくなったときに、前記地表異常警報信号を出力する、付記7又は8に記載の地表異常前兆現象監視システム。
(付記10)
前記地表異常前兆現象監視装置は、前記地表異常前兆現象検出装置が配置される場所を含む区域の所定の期間の累積の降水量が所定のしきい値以上である間に、受信した信号に基づいて地表異常現象が発生すると判定したときに前記地表異常警報信号を出力する、付記7〜9の何れか1つに記載の地表異常前兆現象監視システム。
1〜3 土石流前兆現象検出装置(地表異常前兆現象検出装置)
10、20 電源電圧供給部
11 匂いセンサ
12 送信データ生成部
13 送信部
32 土石流前兆現象判定部
40、50 土石流前兆現象監視装置
100 土石流前兆現象監視システム(地表異常前兆現象監視システム)

Claims (6)

  1. 地表に配置され、匂いを検出する匂いセンサと、
    前記匂いセンサが検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信する送信部と、
    前記匂いセンサ及び前記送信部に電源電圧を供給する電源電圧供給部と、
    を有する、地表異常前兆現象検出装置。
  2. 前記匂いセンサは、地表異常現象の前兆現象の発生を示す匂いを検出する、請求項1に記載の地表異常前兆現象検出装置。
  3. 前記地表異常現象を示す匂いの成分は、ゲオスミンを含む、請求項2に記載の地表異常前兆現象検出装置。
  4. 地表に配置され、匂いを検出する匂いセンサと、
    前記匂いセンサが検出した匂いに関連する情報を示す信号を送信する送信部と、
    前記匂いセンサ及び前記送信部に電源電圧を供給する電源電圧供給部と、
    を地表異常前兆現象検出装置と、
    前記匂いに関連する情報を示す信号を前記地表異常前兆現象検出装置から受信し、受信した信号に基づいて地表異常現象が発生すると判定したときに、地表異常警報信号を出力する地表異常前兆現象監視装置と、
    を有する、地表異常前兆現象監視システム。
  5. 前記地表異常前兆現象検出装置は、動作中であることを示すビーコン信号を前記地表異常前兆現象監視装置に所定の周期で送信し、
    前記地表異常前兆現象監視装置は、前記地表異常前兆現象検出装置から前記ビーコン信号を受信しなくなったときに、前記地表異常警報信号を出力する、請求項4に記載の地表異常前兆現象監視システム。
  6. 前記地表異常前兆現象監視装置は、前記地表異常前兆現象検出装置が配置される場所を含む区域の所定の期間の累積の降水量が所定のしきい値以上である間に、受信した信号に基づいて地表異常現象が発生すると判定したときに、前記地表異常警報信号を出力する、請求項4又は5に記載の地表異常前兆現象監視システム。
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