JP2016217632A - 冷却装置 - Google Patents

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真弘 蜂矢
坂本 仁
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仁 坂本
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Abstract

【課題】十分な冷却性性能を有する冷却装置を提供する。
【解決手段】内部を冷媒が循環する冷却装置であって、冷媒を内部に有する受熱部と、受熱部から流入する前記が外部流体と熱交換する放熱部と、受熱部と放熱部とを接続する第1配管および第2配管と、を備え、放熱部は、第1配管と接続する第1接続部と、第2配管と接続する第2接続部と、一端が第1接続部と接続し他端が第2接続部と接続する熱交換部と、を有し、第1接続部は、熱交換部の端面を含む面である第1の面と、熱交換部の軸方向と突き当たる面のうち、熱交換部と接する面とは異なる面である第2の面と、を有し、第1の面の断面積は、第2の面の断面積よりも小さい冷却装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷却装置、放熱装置および冷却方法に関する。
通信インフラの発展に伴って情報処理量が増加している一方で、プロセス技術の進歩により電子機器の小型化が進んでいる。この結果、電子機器に搭載する発熱体の発熱量の増加や、高密度化が進んでいる。このため近年、水冷や相変化冷却等の冷却手法が注目されている。
従来の冷却手法として空冷がある。空冷では発熱体直上にヒートシンク等の冷却器を配置し、冷却器に冷却風を吹き付ける。しかし、電子機器内部へ高密度に発熱体を搭載する場合には、発熱体直上の空間が小さいため配置できる冷却器のサイズも小さい。このため、十分な放熱面積が得られず十分に冷却できない。
一方、水冷や相変化冷却などの冷却手法では冷却器を受熱部と放熱部に分割する。発熱体直上にジャケット等の受熱部を、発熱体から離れた位置にラジエータ等の放熱部を配置し、受熱部と放熱部を配管で環状に接続する。冷却器内に封入した冷媒を介して熱を受熱部から放熱部へ輸送する。放熱部の配置に比較的自由度があるため、空冷と比較して放熱面積の確保が容易である。
ところで液体を冷媒として用いた場合、配管の端部に冷媒が集中滞留してしまうという問題があった。そこで特許文献1では並列状に配置された多数本のチューブと、これらチューブの両端が連通接続された1対の中空ヘッダーとを備え、少なくとも一方のヘッダーの全部あるいは一部が液状冷媒流入部となされたヒートポンプ用パラレルフロー熱交換器が記載されている。ヘッダーの液状冷媒流入部に連通接続されたチューブの該流入部との接続部ないしはその近傍に冷媒流入制限手段を形成することにより、冷媒をチューブ夫々に均一に分流させて熱交換効率を向上させている。
また、特許文献2では一端部の流入口を通じて流入した冷媒を、閉塞された他端部に向けて通過させる分配流路が内部に形成された管状の分配ヘッダと、それぞれが複数の冷媒通路を水平方向に沿って並設させた扁平状を成し、各冷媒通路の入口が分配流路を臨む態様で、分配ヘッダの管軸方向に沿って挿入されて取り付けられた複数の冷媒管とを備える蒸発器が記載されている。一端部側の冷媒管の分配ヘッダに対する挿入量よりも他端部側の冷媒管の挿入量を大きくする。下流側冷媒管における冷媒通路入口の流体抵抗が増加することになる。この結果、上流側冷媒管における冷媒流路への冷媒流入を促進することができ、冷媒通路に流入する冷媒の均一化を図っている。
特開平6−241682号公報 特開2012−32112号公報
特許文献1、2では冷媒流入制限手段を設けたり冷媒管の挿入量を大きくしたりすることで流体抵抗を増加することが記載されている。しかし特許文献1、2に記載の構成では冷媒管それぞれの流路抵抗を低下させていない。このため特許文献1、2に記載の熱交換器では性能の低いポンプや自然循環を用いた場合に冷媒が循環しない恐れがある。この結果、冷却性能が低下する恐れがある。本発明の目的は、高い放熱性能を有する冷却装置、放熱装置および冷却方法を提供することにある。
本発明の冷却装置は、
内部を冷媒が循環する冷却装置であって、
冷媒を内部に有する受熱部と、
受熱部から流入する冷媒が外部流体と熱交換する放熱部と、
受熱部と放熱部とを接続する第1配管および第2配管と、を備え、
放熱部は、
第1配管と接続する第1接続部と、第2配管と接続する第2接続部と、一端が第1接続部と接続し他端が第2接続部と接続する熱交換部と、を有し、
第1接続部の熱交換部の端面を含む面である第1の面の断面積が、第1接続部の熱交換部の軸方向と突き当たる面のうち熱交換部と接する面とは異なる面である第2の面の断面積よりも小さい。
本発明における冷却装置によれば、十分な冷却性能を有する冷却装置、放熱装置および冷却方法を得ることができる。
本実施形態における電子機器の構成の一例を示す図である。 本実施形態における放熱部の外観の一例を示す図である。 本実施形態における第1接続部の一例のBB断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部の変形例のAA断面を示す図である。 本実施形態における放熱部の変形例のBB断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部および熱交換部の外観の一例を示す図である。 本実施形態における放熱部の変形例のAA断面を示す図である。 本実施形態における放熱部の一例のAA断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部の一例のCC断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部の一例のBB断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部の変形例のAA断面を示す図である。 本実施形態における放熱部の変形例のAA断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部の変形例のDD断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部のAA断面を示す図である。 本実施形態における第1接続部の変形例のAA断面を示す図である。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
〔第1の実施形態〕
本実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態における電子機器001の構成を示す図である。本実施形態における電子機器001は、発熱体002、冷却装置003を有する。冷却装置003は受熱部003Aと放熱部003Bと第1配管004Aと第2配管004Bとファン005とを有する。
受熱部003Aは内部に冷媒を蓄え、発熱体002が発生した熱を吸収する。受熱部003Aと放熱部003Bとは配管004で環状に接続されており、内部を冷媒が循環する。ファン005は放熱部003Bへ外部流体を供給する。
以降では図1中の点線枠で囲んだ放熱部003Bについて詳細を説明する。図2(a)(b)に本実施形態における放熱部003Bの外観図の一例を示す。放熱部003Bは、熱交換部103と第1接続部104Aと第2接続部104Bとを有する。
熱交換部103は、内部を流通する冷媒を外部流体との間で熱交換させる。熱交換部103は冷媒が流通する管の外側にフィンやチューブ等を有する。なお、本実施形態では熱交換部103を外部流体に熱を放熱する放熱部003Bとして使用するが、外部流体から熱を吸収する受熱部003Aとして用いてもよい。
図2(a)に示すように第1接続部104Aは第1配管004Aと接続し、第2接続部104Bは第2配管004Bと接続する。熱交換部103は、第1接続部104Aと第2接続部104Bとの間に配置される。熱交換部103は、一端が第1接続部104Aと接続し他端が第2接続部104Bと接続する。本実施形態では、第1配管004Aの管軸方向および第2配管004Bの管軸方向と、熱交換部103の軸方向と、が直交する。熱交換部103は中空を有し、両端面の開口を介して第1接続部104Aおよび第2接続部104Bと連通する。 図2(b)に示すように本一例では第1接続部104Aおよび第2接続部104Bの一面に第1配管004Aおよび第2配管004Bがそれぞれ接続する。そして熱交換部103は、上記一面とは異なる面で第1接続部104Aおよび第2接続部104Bと接続する。
第1配管004Aから第1接続部104Aへ流入した冷媒は、熱交換部103へ流入する。冷媒は、熱交換部103内を通過する間に熱交換部103の外部を流通する外部流体と熱交換する。熱交換部103を通過した冷媒は第2接続部104Bへ流入し、第2接続部104Bから第2配管004Bへ流出する。
なお、以降では図2の放熱部003Bにおけるxy平面の断面をAA断面、yz平面の断面をBB断面と記載する。
図3に本実施形態における第1接続部104AのBB断面図の一例を示す。第1接続部104Aの外壁と、熱交換部103の端面とが接して固定される。また、第1接続部104Aは、熱交換部103の端面を含む断面(第1の面106)の面積が、熱交換部103の軸方向と突き当たる面(第2の面107)の断面積よりも小さい。言い換えると、第1接続部104Aは、熱交換部103の端面と平行な面の面積が熱交換部103の端面に近づくほど小さくなる漏斗状構造を有する。
第1の面106の面積が第2の面107の面積よりも小さいことで、第1接続部104A内で冷媒が整流され冷媒通路の流路抵抗を低下させることができる。また、第1接続部104Aの外壁と熱交換部103の端面とが接することで、第1接続部104Aと熱交換部103との接続部がシャープエッジ型またはベルマウス型となる。この構成により冷媒が整流されるので、さらに流路抵抗を低下させることができる。上記構成により放熱部003Bの冷媒の流通が促進され、放熱性能を向上させることができる。
次に本実施形態における放熱部003Bの変形例について図を用いて説明する。
図4に放熱部003Bの変形例のAA断面を示す。本変形例では、放熱部003Bは複数の熱交換部103を有する。熱交換部103Aと熱交換部103Bとが、第1配管004Aの管軸方向に沿って配置される。熱交換部103A、103Bそれぞれは、一端が第1接続部104Aと接続し、他端が第2接続部104Bと接続する。熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端部は、第1接続部104Aおよび第2接続部104Bの内部に突出する。
本変形例における第1接続部104Aと熱交換部103BのBB断面図の一例を図5に示す。第1接続部104Aは、内側に突出する突出部105を有する。突出部105は第1接続部104Aを形成する面のうち、熱交換部103Bの軸方向と突き当たる面とは異なる面に形成される。本変形例の第1接続部104Aは、BB断面において熱交換部103Bの軸方向と平行な2面に2つの突出部105を有する。
第1接続部104Aは、並設した複数の熱交換部103の端面を含む断面(第1の面106)の面積が、第1接続部104Aの熱交換部103の軸方向と突き当たる面(第2の面107)の面積より小さい。そして突出部105と、熱交換部103Bの端面とが接する。つまり第1の面106は、熱交換部103の端面と、突出部105の熱交換部103の端面と接続する面と、を含む。第1接続部104Aの第1の面106と平行な面の断面積は、第2の面107から第1の面106に向かって漸次減少する。
第1の面106の面積が第2の面107の面積より小さいため第1接続部104Aを流通する冷媒を整流することができる。具体的には、冷媒が複数の熱交換部103それぞれの冷媒流入口に向かって流通する。第1接続部104Aを通過する冷媒を整流するため、冷媒の流路抵抗を小さくすることができる。その結果、高いポンプ性能を持つポンプを用いない場合にも、冷媒を循環させることができる。
突出部105と熱交換部103Bの端面とが接して固定される。このため、第1接続部104Aと熱交換部103Bとの接続部がシャープエッジ型またはベルマウス型となり、流路抵抗をさらに小さくすることができる。
なお上記では第1接続部104Aおよび熱交換部103BのBB断面を示したが、第1接続部104Aおよび熱交換部103AのBB断面も同様の構造を有す。
なお上記変形例では放熱部003Bが複数の熱交換部103を有する場合の構造について説明した。しかし、放熱部003Bが1つの熱交換部103を有する場合に第1接続部104Aが突出部105を有してもよい。または第1接続部104Aが突出部105を有さず、複数の熱交換部103それぞれの端面が第1接続部104Aの外壁と接していてもよい。
第1接続部104Aの、第1の面106よりも第2接続部104B側の形状は特に限定されない。例えば箱型であってもよいし、第1の面106から第2接続部104B側の端面に向かって断面積が小さくなる円錐型や角錐型であってもよい。
第1接続部104Aの外壁や突出部105と熱交換部103の端面とが必ずしも接していなくてもよい。流路抵抗が急激に増加しない程度であれば、熱交換部103の端面と、第1接続部104Aの外壁や突出部105とが離れていてもよい
なお、電子機器001はファン005がなくてもよい。またはファン005の代わりに外部冷媒を供給するポンプを有してもよい。
次に放熱部003Bの製造方法を説明する。
第1接続部104Aおよび第2接続部104Bとして、中空構造を有する箱状または筒状の部材を用いることができる。
第1接続部104Aを、熱交換部103の端面を有する断面(第1の面106)の面積が熱交換部103の軸方向と突き当たる面(第2の面107)の面積より小さくなるような構造に形成する方法として例えば以下の方法を用いることができる。例えば、第1接続部104Aの一部を外側から圧潰し、第1接続部104Aの内部に突出部105を形成してもよい。または、第1の面106の面積が第2の面107の面積より小さくなるように第1接続部104Aの内部に整流板を配置し、突出部105としてもよい。または、第1の面106の面積が第2の面107の面積より小さくなるような凹みを有する金型を用いて第1接続部104Aを形成してもよい。
第1接続部104Aおよび第2接続部104Bはそれぞれに少なくとも2つの開口を形成する。第1接続部104Aは、一方の開口を含む面の断面積が、該開口と対向する面の断面積よりも小さくなるような位置に開口を形成する。なお、第1接続部104Aが突出部105を有する場合には、突出部105と開口とが平行になるような位置に開口を形成する。そして形成した上記一方の開口へ熱交換部103の端部を差し込む。第1接続部104Aが突出部105を有さない場合には、第1接続部104Aおよび第2接続部104Bの開口と熱交換部103の端面とが接するように接続してもよい。
そして他方の開口に第1配管004Aおよび第2配管004Bを接続する。開口と熱交換部103、開口と第1配管004A、開口と第2配管004Bとは溶接、ろう付け、ネジ止め等によって固定することができる。または第1接続部104Aと熱交換部103と第2接続部104Bとを同一部材で形成してもよい。
熱交換部103の形状は筒状、平板状などを用いることができる。1つの熱交換部103の中にこれらの形状の冷媒流路が1つあってもよいし、複数あってもよい。例えば、熱交換部103の内部に筒状や平板状の流路を複数有する構造であってもよい。また、熱交換部103は直線状であってもよいし、第1接続部104Aと第2接続部104Bとの間で蛇行してもよい。
熱交換部103はフィンやチューブを有する。このため、フィンやチューブの端部が第1接続部104Aと接する位置によって、第1接続部104Aへの熱交換部103の差し込み量を確認できるようにするとよい。フィンやチューブの端部が第1接続部104と接する位置で、第1接続部104Aの突出部105と熱交換部103の端面と接するようにしておくとよい。第1接続部104Aの内部を視認せずに熱交換部103の差し込み量を確認することができるため、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
受熱部003Aおよび放熱部003Bを構成する材料には、熱伝導特性に優れた金属、例えばアルミニウムや銅などを用いることができる。また熱交換部103と第1接続部104Aと第2接続部104Bは同じ材料で形成してもよいし、異なる材料で形成してもよい。
本実施形態における冷媒として低沸点のハイドロフロロカーボンやハイドロフロロエーテルを用いた場合には気液の密度差による浮力によって冷却装置003を自然循環させることができる。この場合、第1配管004Aは受熱部003Aの重力方向上側と接続する。受熱部003A内部の冷媒が沸騰することにより発生した蒸気は気液の密度差による浮力によって重力方向上側に移動し、第1配管004Aに流動する。受熱部003Aと第2配管004Bとの接続箇所は、冷媒の液面よりも低い位置であることが好ましい。受熱部003Aで蒸発した冷媒と受熱部003Aへ流入する液化した冷媒とが接触することを防止できる。このため、受熱部003A内の圧力低下を防止することができ、冷媒が冷却装置003内を循環しやすくなる。
第1配管004Aや第2配管004Bの途中にポンプを配置し、ポンプによって冷媒を強制循環させてもよい。複数の受熱部003Aを有する場合、第2接続部104Bと受熱部003Aとの間にタンクを配置してもよい。第2接続部104Bとタンク、タンクと複数の受熱部003Aとがそれぞれ第2配管004Bと接続する。タンクから複数の受熱部003Aへ冷媒を分配するので、複数の受熱部003Aそれぞれへの冷媒の分配量を調整することができる。
第1接続部104Aと第2接続部104Bとがそれぞれ配管004A、004Bと一体であってもよい。
また熱交換部103としてラジエータを用いてもよい。この場合、放熱部003Bは第1配管004Aが第1接続部104Aを兼ね、第2配管004Bが第2接続部104Bを兼ねてもよい。図6に熱交換部103としてラジエータを用いた場合の外観図の一例を示す。本一例では、第1配管004Aと複数のラジエータとを有する。第1配管004Aの開口へラジエータヘッドを挿入し、第1配管004Aとラジエータとを接続する。この場合、第1配管004Aのラジエータヘッドの端面を含む面の断面積が、第1配管004Aのラジエータヘッドの軸方向と突き当たる面の断面積よりも小さい。
複数の熱交換部103A、103Bそれぞれを第1接続部104Aおよび第2接続部104Bの同一平面上に並設する必要はない。図7に放熱部003Bの変形例のAA断面図を示す。変形例では第1接続部104Aは対向する2面に熱交換部103との接続部を有する。複数の熱交換部103は一端が第1接続部104Aと接続し、他端はそれぞれ異なる第2接続部104Bと接続する。
次に本実施形態における冷却装置003のサイズの一例を示す。なお以下のサイズは冷却装置003のサイズは発熱体002の発熱量や電子機器001のサイズによって適宜変更するとよい。
発熱体002の消費電力が300−1000W程度の場合、受熱部003Aは幅(W)200−300mm程度、奥行き(D)40−80mm程度、高さ(H)20−40mm程度であるとよい。
第1配管004A及び第2配管004Bの外径は、放熱部003Bの合計放熱量によって適宜変更するとよい。上述のサイズの受熱部003Aを用いた場合、第1配管004Aの外径は10−20mm程度、第2配管004Bの外径は10−20mm程度であってもよい。なお、相変化冷却を用いる場合には、第2配管004Bの外径は第1配管004Aの外径より小さくてもよく、5−10mm程度であってもよい。
熱交換部103のサイズは、受熱部003Aのサイズや放熱部003Bの合計放熱量によって適宜変更するとよい。例えば上述の受熱部003Aを用いた場合の熱交換部103は、幅(W)150−200mm程度、奥行き(D)20−60mm程度、高さ5−15mm程度であってもよい。なお、熱交換部103の放熱フィンやチューブは熱交換部103のサイズや合計放熱量に応じて、そのサイズや数を適宜変更するとよい。
以上、本実施形態における第1接続部104Aは、熱交換部103の端面に沿った断面(第1の面106)の面積が、熱交換部103の軸方向と突き当たる面(第2の面107)の面積よりも小さい。このような本実施形態によれば、第1接続部104Aから熱交換部103の端面にかけて漏斗状構造を形成することができる。この構成により流路抵抗を低減することができる。これによって、冷却装置003の放熱性能を向上させることができる。
また本実施形態によれば、第1接続部104Aの突出部105と熱交換部103の端面とが接する。このような本実施形態よれば、第1接続部104Aと熱交換部103の接続部がシャープエッジ型やベルマウス型となるため、流路抵抗をさらに軽減することができる。
〔第2の実施形態〕
次に第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態は、複数の103A、103Bの第1接続部104A側の端面それぞれが熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの軸方向に対して垂直以外の角度を形成する。そしてこれら端面と、第1接続部104Aと第1配管004Aとの接続部と、が対向する点で、第1の実施形態と異なる。
なお、上述した第1の実施形態と同一の構成を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
図8に本実施形態における放熱部003BのAA断面図の一例を示す。本実施形態における放熱部003Bは、複数の熱交換部103A、103Bと、第1接続部104Aと、第2接続部104Bと、を有する。複数の熱交換部103A、103Bはそれぞれ、一端が第1接続部104Aと接続し他端が第2接続部104Bと接続する。
第1接続部104Aは、熱交換部103との接続部を有する面および熱交換部103の軸方向と突き当たる面とは異なる面において、第1配管004Aと接続する。図8に示す一例では、第1接続部104Aは、熱交換部103の軸方向と直交する面で第1配管004Aと接続する。また、熱交換部103Aから第1配管004Aまでの長さ(L1)は、熱交換部103Bから第1配管までの長さ(L2)より短い。つまり、冷媒流路の上流側に熱交換部103Aが配置され、冷媒流路の下流側に熱交換部103Bが配置される。
熱交換部103A、熱交換部103Bそれぞれの第1接続部104Aに接続する側の端面が、熱交換部103の軸方向に対して垂直以外の角度を有する。言い換えると熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端面の面積は、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの軸方向に対して垂直な断面の面積よりも大きい。また、熱交換部103Aの端面と熱交換部103Aの軸方向とが形成する角度と、熱交換部103Bの端面と熱交換部103Bの軸方向とが形成する角度と、が等しい。
そして、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの第1接続部104Aと接続する側の端面と、第1接続部104Aと第1配管004Aとが接続する面と、が対向する。つまり、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端面は、冷媒流路の上流に向けて開口する。
熱交換部103の第1接続部104A側の端面が、第1接続部104Aの壁面と接していることが好ましい。第1接続部104Aの熱交換部103の端面と接する面は、熱交換部103の端面と同様に熱交換部103の軸方向に対して垂直以外の角度を形成する。熱交換部103と第1接続部104Aとの接続部がベルマウス型またはシャープエッジ型を形成するので、流路抵抗を小さくすることができる。
第1配管004Aから流入した冷媒は、第1接続部104Aの内部を第1配管004Aとの接続部とは反対側の端部へ向けて通過しながら端面から複数の熱交換部103A、103B内に進入する。つまり、冷媒は熱交換部103Aと熱交換部103Bへ分配される。
熱交換部103A、103Bそれぞれの端面が熱交換部103A、103Bの軸方向と垂直な場合を考える。第1接続部104Aと第1配管004Aとの接続部から端面までの長さが最も長い熱交換部103Bの端面は、第1接続部104Aの第1配管004Aと接続する面とは反対側の面と隣接する。つまり、第1接続部104Aを流通する冷媒は上記反対側の面に突き当たった後、熱交換部103Bへ流入する。よって、熱交換部103Bは第1接続部104Aからの冷媒流路がL字を形成する。
一方で熱交換部103B以外の熱交換部である熱交換部103Aは、第1接続部104Aの流路途中に接続する。第1接続部104Aを流通する冷媒の一部は熱交換部103Aへ流入するが、大半は慣性力により第1配管004Aとの接続部から反対側の面へ向かって流通する。つまり、第1接続部104Aからの冷媒流路がT字で接続する。
このため、第1接続部104Aと熱交換部103Aとの流路抵抗は、第1接続部104Aと熱交換部103Bとの流路抵抗より大きくなる。
しかし、本実施形態における放熱部003Bは熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端面と、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの軸方向と、がそれぞれ垂直以外の角度を有し、各端面は第1接続部104Aと第1配管004Aとの接続部と対向する。このため、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの両方を第1接続部104AとL字で接続することができる。この結果、第1接続部104Aと熱交換部103Aとの流路抵抗と、第1接続部104Aと熱交換部103Bとの流路抵抗とを近付けることができる。
図9に本実施形態における第1接続部104AのCC断面図の一例を示す。熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端面が開口する。第1接続部104Aを通過する冷媒は、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端面から熱交換部103Aおよび熱交換部103Bへ流入する。本実施形態における熱交換部103Aと熱交換部103Bとは、端面の面積が等しい。つまり、熱交換部103Aと熱交換部103Bとの流路が等価になる。これによって熱交換部103Aと熱交換部103Bとで冷媒の流路抵抗が等しくなる。この結果、熱交換部103Aと熱交換部103Bとへ冷媒を均等に分配することができ、冷却装置003の放熱性能を向上させることができる。
図10に本実施形態における放熱部003BのBB断面図の一例を示す。第1接続部104Aは、熱交換部103の端面に沿った断面(第1の面106)の面積が、熱交換部103の軸方向と突き当たる面(第2の面107)の断面積よりも小さい。この構成により冷媒通路の流路抵抗を軽減することができる。
図11に本実施形態における放熱部003Bの変形例のAA断面図を示す。
本変形例における複数の熱交換部103A、103Bそれぞれの端部は、第1接続部104Aの内部へ突出する。本変形では、熱交換部103Aの端面から熱交換部103の軸方向と突き当たる面(第2の面107)までの長さ(l1)は、熱交換部103Bの端面から第2の面107までの長さ(l2)よりも長い。つまり、冷媒流路下流側の熱交換部103Bの方が、冷媒流路上流側の熱交換部103Aよりも第1接続部104Aの内部への突出量が大きい。
第1接続部104Aの内部に突出した熱交換部103A、103Bそれぞれの端面は、第1接続部104Aの内壁に当接するか、または接続していることが好ましい。例えば、第1接続部104Aが第1の面106に沿った突出部105を有するとよい。突出部105と熱交換部103Aおよび熱交換部103Bの端面とが接する。この構成により、第1接続部104Aと熱交換部103A及び熱交換部103Bそれぞれとの接続部がシャープエッジ型またはベルマウス型となり流路抵抗が低下する。
第2接続部104B側の熱交換部103の端面も、熱交換部103の軸方向に対して垂直以外の角度を有してもよい。図12に放熱部003Bの変形例のAA断面図を示す。本変形例における熱交換部103は、平行四辺形状の構造を有する。熱交換部103の第2接続部104B側の端面は、第2接続部104Bの第2配管004Bとの接続部を有する面とは反対側の面と対向する。第1接続部104Aと第1配管004Aの接続部と、第2接続部104Bと第2配管004Bの接続部とが、反対方向にある場合には、冷媒を速やかに受熱部003Aへ通過させることができる。しかし、第1接続部104Aと配管004Aとの接続部と、第2接続部104Bと配管004Bとの接続部とが同じ方向にある場合、熱交換部103の端面と第2配管004Bとが反対方向を向く。このため、冷媒が熱交換部103から第2配管004Bへ通過しづらくなる恐れがある。そこで、図13のDD断面に示すようにz軸方向、つまり軸方向と垂直な方向に第2接続部104Bを大きくする。これにより、熱交換部103の第2接続部104B側の端部と、第2接続部104Bの端面との間に隙間を形成する。これにより形成した隙間を冷媒が流通するため、第2配管004Bへ冷媒を流出させることができる。本変形例のように全ての熱交換部103を同じ形状とすることで製造コストを低減することができる。また、各熱交換部103の両端面を平行にすることで、製造工程をまとめることができ、さらに低コスト化することができる。
なお、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bどちらか一方の端面の面積を大きくすることで、熱交換部103Aと熱交換部103Bとに分配する冷媒の比率を変化させることができる。端面の面積が大きい方の熱交換部103への冷媒流入が促進される。例えば第1接続部104Aの冷媒流路上流側に位置する熱交換部103ほど、端面の面積が大きくなるようしてもよい。または、外部流体の流路上流にある熱交換部103により多くの冷媒が流入するように、複数の熱交換部103の端面の断面積の比を調整してもよい。
これらの場合には互いの面積が異なるように、熱交換部103Aの端部と熱交換部103Bの端部をそれぞれ斜めに切ればよい。多くの冷媒を流入させたい熱交換部103ほど、端面が熱交換部103の軸方向に対して平行に近い角度を有するとよい。
以上、本実施形態によれば第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また本実施形態では、熱交換部103の第1接続部104Aと接続する側の端面が熱交換部103の軸方向に対して垂直以外の角度を有する。そして熱交換部103の端面と、第1接続部104Aの第1配管004Aと接続する面と、が対向する。このため、各熱交換部103への冷媒の流入を促進することができる。
本実施形態では、熱交換部103Aの端面と熱交換部103Aの軸方向とが形成する角度と、熱交換部103Bの端面と熱交換部103Bの軸方向とが形成する角度と、が等しい。熱交換部103Aの端面の面積と熱交換部103Bの端面の面積とが等しくなる。この結果、熱交換部103Aと熱交換部103Bとへ均等に冷媒を流入させることができる。熱交換部103Aおよび熱交換部103Bを有効に利用することができるので、第1の実施形態と比べて冷却装置003の放熱性能が向上する。
本実施形態では、第1接続部104A側の熱交換部103Aの端面と第1接続部104A側の熱交換部103Bの端面との面積比を変えることで、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bへの冷媒の分配比を制御することができる。他の機器を付加せずに分配比を制御することができるので、製造コストを低減することができる。
〔第3の実施形態〕
複数の熱交換部103A、103Bそれぞれに流通する冷媒量を制御したい場合がある。例えば、外部流体の流路が複数の熱交換部103A、103Bの配列方向に対して平行である場合には、外部流体の流路上流に位置する熱交換部103に流入する冷媒の量が流路下流に位置する熱交換部103に流入する冷媒の量より多い方がよい。一方、外部流体の流路が複数の熱交換部103の配列方向に対して垂直な場合には、複数の熱交換部103A、103Bそれぞれに均一に冷媒が流入するとよい。そこで、本実施形態では、第1接続部104Aが仕切り板を有する。
図14に本実施形態における放熱部003BのAA断面図の一例を示す。本実施形態における放熱部003Bは、第1配管004A、複数の熱交換部103A、103B、第1接続部104A、第2接続部104B、第2配管004Bを有する。以下では第1および第2の実施形態と共通の構成については説明を省略する。なお、以降の説明では熱交換部103Aへの冷媒の分配量が、熱交換部103Bへの冷媒の分配量より多い場合について説明する。
第1接続部104Aは複数の熱交換部103A、103Bと接続する面および複数の熱交換部103A、103Bと接続する面と対向する面以外の面に開口を有する。この開口と第1配管004Aとが接続し、第1配管004Aから冷媒が流入する冷媒流入口となる。
第1接続部104Aは内部に仕切り板108を有する。仕切り板108の一辺は熱交換部103Aと熱交換部103Bとの間に配置する。そして仕切り板108の該一辺と反対側の辺は、第1接続部104Aの開口の上に配置する。熱交換部103Aの端面と対向する開口の面積が、熱交換部103Bの端面と対向する開口の面積よりも大きくなるように仕切り板108を配置する。
本実施形態において熱交換部103Aの端面と熱交換部103Aの軸方向とが形成する角度と、熱交換部103Bの端面と熱交換部103Bの軸方向とが形成する角度と、が等しい。仕切り板108は、第1配管004Aの管軸方向に対して平行になるように配置する。仕切り板108が第1配管004Aに対して平行であることにより、流路抵抗を減少させることができる。そして、第1接続部104Aと第1配管004Aとが接続する開口は、第1接続部104Aのy軸方向の中点よりも第2接続部104B側に設ける。
次に第1配管004Aから複数の熱交換部103A、103Bへの冷媒の流れについて説明する。
第1配管004Aを流通する冷媒は、冷媒流入口から第1接続部104Aへ流入する。第1接続部104Aの冷媒流入口は仕切り板108と接続するので、第1配管004Aから熱交換部103A側へ流入する冷媒と、第1配管004Aから熱交換部103B側へ流入する冷媒と、が分流される。第1接続部104Aへ流入した冷媒は、冷媒流入口を有する面とは反対側の面へ向かって流通する。そして熱交換部103Aおよび熱交換部103Bそれぞれの端面から、熱交換部103Aおよび熱交換部103Bへ流入する。
仕切り板108を配置する位置や、第1接続部104Aと第1配管004Aとが接続する位置によって各熱交換部103A、103Bへの冷媒の分配量を制御することができる。図15に第1接続部104Aの変形例のAA断面図を示す。本変形例では冷媒流入口の中心を通過するように仕切り板108を配置する。この場合、熱交換部103Aと熱交換部103Bへ均等に冷媒を分配することができる。
仕切り板108を第1配管004Aへ固定する方法は特に限定されない。例えば、第1接続部104Aの内壁と、仕切り板108の辺とを溶接してもよい。または第1接続部104Aの外壁に切り欠きを形成し、切り欠きから仕切り板108を挿入してもよい。
仕切り板108は、熱交換部103Aと熱交換部103Bとの間に固定される辺およびその反対側の辺とは異なる二辺が第1接続部104Aの内壁と接しているとよい。
なお、上記では2つの熱交換部103A、103Bを有する構成を示したがこれに限定されるものではない。熱交換部103は3以上であってもよい。この場合、仕切り板108は各熱交換部103それぞれの間に配置してもよい。または、複数の熱交換部103を複数のグループに分け、各グループへの冷媒の流入量を分配するように仕切り板を配置してもよい。
〔付記1〕
冷却装置と、発熱体と、放熱装置と、を有し、
前記冷却装置は、
前記冷媒を内部に有する受熱部と、
前記受熱部から流入する前記冷媒が外部流体と熱交換する放熱部と、
前記受熱部と前記放熱部とを接続する第1配管および第2配管と、を備え、
前記放熱部は、
前記第1配管と接続する第1接続部と、前記第2配管と接続する第2接続部と、一端が前記第1接続部と接続し他端が前記第2接続部と接続する熱交換部と、を有し、
前記第1接続部の前記熱交換部の端面を含む面である第1の面の断面積が、前記第1接続部の前記熱交換部の軸方向と突き当たる面のうち前記熱交換部と接する面とは異なる面である第2の面の断面積よりも小さく、
前記放熱装置は、前記放熱部へ前記外部流体を供給する、
電子機器。
〔付記2〕
内部を冷媒が流通する放熱装置であって、
前記冷媒を外部流体との間で熱交換する熱交換部と、
前記熱交換部の一端と接続する第1接続部と、
前記熱交換部の他端と接続する第2接続部と、を有し、
前記第1接続部の前記熱交換部の端面を含む面である第1の面の断面積が、前記第1接続部の前記熱交換部の軸方向と突き当たる面のうち前記熱交換部と接する面とは異なる面である第2の面の断面積よりも小さい
放熱装置。
〔付記3〕
内部を冷媒が循環する冷却装置であって、
前記冷媒を内部に有する受熱部と、
前記受熱部から流入する前記冷媒が外部流体と熱交換する放熱部と、を備え、
前記放熱部は、
前記受熱部から冷媒が流入する第1接続部と、前記受熱部へ冷媒が流出する第2接続部と、一端が前記第1接続部と接続し他端が前記第2接続部と接続する熱交換部と、を有し、
前記第1接続部は、
前記熱交換部の前記端面を含む面である第1の面と、
前記熱交換部の軸方向と突き当たる面のうち、前記熱交換部と接する面とは異なる面である第2の面と、を有し、
前記第1の面の断面積は、前記第2の面の断面積よりも小さい
冷却装置。
001 電子機器
002 発熱体
003 冷却装置
003A 受熱部
003B 放熱部
004A 第1配管
004B 第2配管
005 ファン
103 熱交換部
104A 第1接続部
104B 第2接続部
105 突出部
106 第1の面
107 第2の面
108 仕切り板

Claims (10)

  1. 内部を冷媒が循環する冷却装置であって、
    前記冷媒を内部に有する受熱部と、
    前記受熱部から流入する前記冷媒が外部流体と熱交換する放熱部と、
    前記受熱部と前記放熱部とを接続する第1配管および第2配管と、を備え、
    前記放熱部は、
    前記第1配管と接続する第1接続部と、前記第2配管と接続する第2接続部と、一端が前記第1接続部と接続し他端が前記第2接続部と接続する熱交換部と、を有し、
    前記第1接続部は、
    前記熱交換部の前記端面を含む面である第1の面と、
    前記熱交換部の軸方向と突き当たる面のうち、前記熱交換部と接する面とは異なる面である第2の面と、を有し、
    前記第1の面の断面積は、前記第2の面の断面積よりも小さい
    冷却装置。
  2. 複数の前記熱交換部を有し、
    複数の前記熱交換部の端部それぞれが前記第1接続部および前記第2接続部と接続する、
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第1接続部は内側に突出する突出部を有し、
    前記突出部と前記熱交換部の端面とが接し、
    前記第1接続部の前記第1の面と平行な面の断面積は、前記第1の面から前記第2の面に向かって漸次増加する、請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記第1接続部は、前記熱交換部の軸方向と突き当たる面とは異なる面に開口を有し、
    前記開口と前記第1配管とが接続する
    請求項1から3いずれか1項に記載の冷却装置。
  5. 複数の前記熱交換部を有し、
    前記開口から前記熱交換部の端面までの長さが小さい前記熱交換部ほど、前記端面から前記第2の面までの長さが大きい
    請求項1から3いずれか1項に記載の冷却装置。
  6. 前記熱交換部の前記第1接続部と接続する前記一端の端面は、前記熱交換部の軸方向とが90°以外の角度を有し、
    前記端面は、前記第1接続部の前記開口を有する面と対向する、
    請求項4または5に記載の冷却装置。
  7. 前記複数の熱交換部それぞれの端面の面積が等しい、請求項2から5いずれか1項に記載の冷却装置。
  8. 前記熱交換部の前記第2接続部と接続する前記他端の端面と前記一端の端面とが平行である、請求項6に記載の冷却装置。
  9. 前記第1接続部は仕切り板を有し、
    前記仕切り板は、一辺が前記複数の熱交換部のうち少なくとも2つの間に配置され、前記一辺とは反対側の辺が前記第1接続部の前記開口の上に配置される
    請求項2から8いずれか1項に記載の冷却装置。
  10. 前記第1接続部は前記仕切り板を挿入する切欠きを有する、
    請求項9に記載の冷却装置。
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