JP2016214738A - カートリッジおよび調理装置 - Google Patents

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Masashi Ogawa
将志 小川
敏夫 小柳
Toshio Koyanagi
敏夫 小柳
祐介 大谷
Yusuke Otani
祐介 大谷
篤 小川
Atsushi Ogawa
篤 小川
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Abstract

【課題】装置により実施される酵素を用いた調理の内容を、容易に変更する。【解決手段】酵素を用いて調理対象を調理する装置のためのカートリッジ(2)は、酵素を収容するための収容部と、調理装置(1)を制御するためのデータを記憶するための記憶部と、収容部の酵素を、装置へ供給する供給部と、記憶部のデータを、装置に送信する通信部と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明はカートリッジおよび調理装置に関し、特に、酵素を用いた調理のためのカートリッジおよび調理装置に関する。
人々の嗜好の変化に伴い、食材について多様な食味または舌触りが要求されている。この要求に対して、例えば、特許文献1(特開2010−239935号公報)は、酵素を用いた調理工程を開示する。具体的には、調理工程は、食品素材について解凍および減圧を実施する工程と、酵素の反応および失活の工程とを含む。特許文献1では、これら工程が実施されることにより、食品素材は、所望の柔軟性を有するように調理される。
特開2010−239935号公報
特許文献1では、酵素を用いて食材を軟化させる工程を開示するが、当該工程を調理対象の食材に応じて変更するための技術は提案されていない。
それゆえに、本開示の目的は、装置により実施される酵素を用いた調理の内容を、容易に変更することができるカートリッジおよび調理装置を提供することである。
この発明のある局面に従うカートリッジは、酵素を用いて調理対象を調理する装置のためのカートリッジであって、酵素を収容するための収容部と、装置を制御するためのデータを記憶するための記憶部と、収容部の酵素を、装置へ供給する供給部と、記憶部のデータを、装置に送信する通信部と、を備える。
好ましくは、装置は、調理対象を収容する収容室と、収容室内の温度を調整する温度調整部と、収容室内の圧力を調整する圧力調整部と、調理のための制御プログラムに従い、温度調整部および圧力調整部を制御する制御部と、を備える。データは、制御プログラムのパラメータを含み、パラメータは、温度調整部を制御するための温度パラメータおよび圧力調整部を制御するための圧力パラメータのうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、カートリッジは、装置に装着可能であり、装置は、収容室を内蔵する筐体と、筐体の表面に設けられ、供給部からの酵素を当該筐体の内部に導入するための開口部と、をさらに備える。カートリッジの供給部は、開口部に装着可能である。
好ましくは、供給部は、凸形状を有し、開口部は凹形状を有し、供給部の凸部は、開口部の凹部に嵌めることが可能な形状を有する。
好ましくは、通信部は、通信のためのカートリッジ側端子を有し、カートリッジ側端子は、供給部に設けられ、装置は、通信のための装置側端子をさらに備え、装置側端子は、開口部に設けられる。カートリッジが装置に装着されると、カートリッジ側端子は装置側端子に接続される。
好ましくは、データは、さらに、酵素を用いて調理可能な対象の識別子を含む。
好ましくは、カートリッジは、調理対象の識別子を、装置から受信し、データの識別子と、装置から受信された識別子とを照合し、照合の結果を出力する。
好ましくは、供給部は、カートリッジから装置に供給する酵素の量を変更するための供給量調整部を有する。
他の局面において、酵素を用いて調理対象を調理する装置は、調理対象を収容する筐体と、筐体の表面に設けられ、供給部からの酵素を当該筐体の内部に導入するための開口部と、を備え、上記に記載のカートリッジから供給される酵素を、開口部を介して筐体の内部に導入する。
好ましくは、調理装置は、カートリッジと通信する通信手段と、情報を表示する表示手段と、をさらに備え、表示手段は、カートリッジから受信されるデータを表示する。
好ましくは、調理装置は、調理装置を制御する制御手段を、さらに備え、制御手段は、カートリッジから受信されるデータに従い、調理装置を制御する。
好ましくは、カートリッジから受信されるデータは、収容部の酵素により調理可能な調理対象の識別子を含み、制御手段は、調理対象の識別子を取得し、受信されるデータの識別子と、取得された識別子とを照合し、照合の結果を表示手段に表示する。
本開示によれば、カートリッジから装置に対して調理の制御データが送信されることで、当該データを用いて、装置により実施される酵素を用いた調理の内容を、容易に変更することができる。
本発明の実施の形態1に係る調理装置1およびカートリッジ2の外観を示す図である。 図1に示されたカートリッジ2の供給口5の具体的な構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る調理装置1の内部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るカートリッジ2に内蔵される制御部200の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る調理装置1の制御部300の構成を示す図である。 本実施の形態1に係るカートリッジ2の記憶部22の制御データ27の一例を示す図である。 本実施の形態1に圧力プロファイル29の一例を示すグラフである。 本実施の形態1に温度プロファイル30の一例を示すグラフである。 実施の形態1に係る通信シーケンスを示すフローチャートである。 実施の形態4に係る機器を用いた撹拌の態様を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態では、調理とは、酵素を用いて食材を加工(食材に軟化を含む改変・変性を施す)することを示す。したがって、本実施の形態は、食材の調理装置全般に適用することができる。また、本実施の形態に係る調理の対象は、食物および食品を含む食材全般を示す。このような調理対象は、酵素を用いた加工の前においては、予め凍結されて解凍中の、または解凍途上の状態であってもよいし、完全に解凍された状態であってもよい。完全に解凍されていない食材に対しては、酵素による加工の工程の前に、解凍を行う工程が含まれてもよい。なお、調理対象の食材には、加熱、味付け等の各種の加工が既に施されたものが含まれてもよい。
また、酵素は、食材の組織(細胞壁等)に作用して何らかの改変・変性を生じさせるものであればよく、ここでは、組織を軟化させるように作用する種類の酵素を用いる。本実施の形態では、例えばペクチン分解酵素を例示するが、これに限定されない。
[技術思想]
カートリッジは、酵素を用いて食材(調理対象)を調理する装置を制御するためのデータを、当該調理装置に送信する。
カートリッジは、酵素を収容するための収容部と、調理装置を制御するためのデータを記憶するための記憶部と、収容部の中の酵素を、調理装置へ供給するための供給部と、記憶部のデータを、調理装置に送信する通信部と、を備える。
カートリッジから調理装置に対してデータが送信されることにより、調理装置の改造および機種の変更等を必要とせずに、調理装置を制御するためのデータ、すなわち酵素を用いて実施される調理のメニュー(調理の内容)を、容易に変更することができる。
[実施の形態1]
図1はこの発明の実施の形態1に係る調理装置1およびカートリッジ2の外観を示す図である。図1(A)を参照して調理装置1は、本体1Aと蓋体1Bを含む。本体1Aは、本体1Aの上部の開口部を覆うようにして取付けられる。蓋体1Bには、カートリッジ2が着脱自在に装着されるカートリッジ受部3、ボタン・スイッチ等を含む操作部15、および表示部14を備える。
表示部14は、調理の進出状況等の各種情報を表示する。操作部15は、調理装置1に対するユーザの操作を受付ける。カートリッジ受部3は、受皿31とカートリッジ2と通信するための端子16とを備える。本実施の形態では、カートリッジ2に収容されている酵素は、酵素水溶液であるとする。端子16は、「カートリッジ側端子」の一実施例である。
図1(B)を参照してカートリッジ2は、内部に酵素を収容するための略円柱状の筐体2Aを備える。筐体2Aは、円柱の底面に、供給口5を有する。供給口5は、筐体2Aの内部に収容された酵素を、カートリッジ受部3を介して、調理装置1に供給するための経路を構成する。また、筐体2Aの表面(例えば、円柱の上面等)には、内部に収容されている酵素の情報を印字したラベル2Bが貼付されている。ラベル2Bにより示される酵素の情報は、酵素の識別情報(種類、名称)、酵素に適した調理名(食材名)、酵素の量等を含む。なお、筐体2Aは、酵素を収容するための「収容部」の一実施例である。また、供給口5は、筐体2Aの酵素を調理装置1へ供給するための「供給部」の一実施例である。
図2は、図1に示されたカートリッジ2の供給口5の具体的な構成を示す図である。図2では、カートリッジ2が調理装置1に装着された状態において、供給口5の断面構造が示される。図2を参照して、カートリッジ受部3は、凹形状の受皿31を有する。凹部の底面は、中央部に突起状のピン52と、他の部分にメッシュ部35を有する。メッシュ部35は、酵素を通過させることが可能な多数の細孔からなる。また、カートリッジ2は、ピン52に関連して、ピン駆動部51(図5参照)を備える。ピン駆動部51は、図中の矢印R1の方向に進出または矢印R2の方向に後退するように、ピン52を制御する。カートリッジ受部3は、蓋体1Bの表面に設けられて、供給口5からの酵素を当該本体1Aの内部に導入するための「開口部」の一実施例に相当する。
また、供給口5は、筐体2Aの外部に突起した凸形状のキャップ40を有する。キャップ40は、通信のための端子25と、酵素水溶液を受皿31に吐出するための弁形状の吐出部26とを有する。端子25は、「装置側端子」の一実施例である。
カートリッジ2が調理装置1に装着される場合には、ユーザは、キャップ40の凸部によって受皿31の凹部の上部開口部が覆われるように、カートリッジ2(筐体2A)を、カートリッジ受部3の上に置く。このとき、カートリッジ受部3の端子16は、供給口5の端子25と接続される。
また、受皿31の上にカートリッジ2が装着されると、ピン52がキャップ40の先端の吐出部26の弁口を押して開くことが可能となる。筐体2A内の酵素水溶液は、開いた弁口を介して、受皿31に吐出される。受皿31の酵素水溶液は、メッシュ部35を介して酵素水溶液導入部6(後述する)に送出される。
本実施の形態では、端子16と端子25は、いわゆるマグネットコネクタとして機能する。したがって、図2の状態では、端子16と端子25とは磁力により接続されて、また、当該磁力によりカートリッジ2は、調理装置1に装着されている。ユーザは、図2の状態において、カートリッジ2を矢印方向に引っ張ると、磁力は消失して、カートリッジ2を調理装置1から取外すことができる。
なお、ここでは、カートリッジ2を装着し固定する方法には、磁力を用いたが、磁力に限定されない。例えば、キャップ40の凸部と、受皿31の凹部とのサイズ・形状は、凸部が凹部に嵌め込み可能なサイズと形状を有していても良い。その場合には、キャップ40の凸部を、受皿31の凹部の窪み内に嵌めこむことで、両者を相互に接続することができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る調理装置1の内部の構成を示す図である。図1を参照して、調理装置1は、装置の各部を制御する制御部300を備える。また、調理装置1は、本体1Aの内部に、食材と酵素水溶液50を収容するための収容室8および収容室8から送出される酵素水溶液50を貯留するための排液貯留部12を備える。収容室8の食材は、望ましくは、加工が容易なサイズにカットされている。
本体1Aの内部には、さらに、酵素水溶液導入部6、収容室8内の圧力を調整するための圧力調整部、収容室8内の温度、より特定的には貯留された酵素水溶液50の温度を調整するための温度調整部、センサ部55、および収容室8内の酵素水溶液50を食材から分離して収容室8外に送出するための酵素水溶液分離部11を備える。センサ部55は、収容室8の内部の圧力を測定するための圧力センサ、および収容室8の内部の温度を測定するための温度センサを含む。
酵素水溶液導入部6は、受皿31の下方向に位置に設置されている。酵素水溶液導入部6が、カートリッジ2から供給された酵素水溶液を、受皿31を介して受けると、受けた酵素水溶液を、チューブ6Aを介して収容室8内に送出する。これにより、収容室8内の食材は、全体が酵素水溶液50に浸されて、酵素による食材の加工が可能になる。
圧力調整部は、制御部300により制御される真空ポンプと電磁弁を有する。真空ポンプにはチューブ7Aおよび7Bが接続される。チューブ7Aおよび7Bの一方開口部は、真空ポンプに接続され、他方開口部は収容室8内に接続される。電磁弁が閉じて、真空ポンプが回転すると、チューブ7Aを介して収容室8内から空気が吸引(減圧)される。予め定めた速度で減圧(これを、真空引きともいう)が実施されて目標圧に達すると、真空ポンプは停止し(電磁弁は閉じたまま)、収容室8内の減圧状態が維持される。その後、電磁弁が開くと、外部からの空気がチューブ7Bを介して収容室8内に送出されて、収容室8内は空気で満たされる。本実施の形態では、収容室8内をおおよそ真空状態となるまで減圧することで、食材内部まで酵素水溶液50を浸透させることができて、酵素作用によって形状を保持したまま食材を任意の硬さに調整することができる。
温度調整部は、制御部300により制御されるヒータ10(後述する)を含む。ヒータ10が発熱すると、その輻射熱によって収容室8内の酵素水溶液50の温度が変化する。酵素水溶液50の温度を適温に維持することで、上記の浸透および酵素作用を促進させることができる。なお、発熱源の種類はヒータ10に限定されず、IH(Induction Heating)、マグネトロン等を用いた発熱であってもよい。
酵素水溶液分離部11は、チューブ11Aを介して収容室8の底面に設けられた電磁弁(図示せず)に接続される。チューブ11Aの一方の開口部は収容室8の底面に設けられた電磁弁に接続され、また他方の開口部は酵素水溶液分離部11内に延びる。電磁弁は、調理中は閉じられており、上記の酵素作用を用いた加工が終了すると開状態に切替えられて、収容室8内の酵素水溶液50はチューブ11Aを介して酵素水溶液分離部11内に送出される。酵素水溶液分離部11は、収容室8から送出される酵素水溶液50を濾すための濾過部(図示せず)を内蔵する。濾過部を通過した酵素水溶液50は、チューブ11Aを介して排液貯留部12に送出されて、ここに貯留される。濾過部は、例えば、濾過のための孔が形成された部材(笊、濾紙等)を含んで構成される。これにより、食材を収容室8内に残しながら、酵素水溶液50のみを排液貯留部12に排出することができる。
また、収容室8から酵素水溶液50を排出する時期は、上述の加工終了時に限定されず、真空引き後であってもよい。この場合には、収容室8の底面に設けられた電磁弁は、真空引きによる含浸が終了した場合に開状態に切替えられる。
図4は、本発明の実施の形態1に係るカートリッジ2に内蔵される制御部200の構成を示す図である。図4を参照して制御部200は、CPU(Central Processing Unit)21、データおよびプログラムを記憶するための揮発性および不揮発性のメモリを含む記憶部22、インターフェイス23および通信部24を備える。通信部24は、端子25を介して調理装置1と通信する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る調理装置1の制御部300の構成を示す図である。制御部300は、CPU31、揮発性および不揮発性のメモリを含む記憶部32、タイマ33、および各部とデータ・信号を入出力するためのインターフェイス34を含む。記憶部32には、調理を実施するためのプログラムおよびデータが格納される。CPU31は、センサ部55の出力、操作部15からの出力に基づき、プログラムを実行する。プログラムを実行することによって、インターフェイス34を介して、各部が制御される。
また、制御部300には、ヒータ10、表示部14、操作部15、ピン駆動部51、センサ部55、弁部58、各部に電力を供給するための電源部59、端子16を介して通信するための通信部62、および真空ポンプを含むポンプ部63が接続される。弁部58は、真空ポンプに関連した電磁弁を含む。
ピン駆動部51は、ピン52を矢印R1,R2(図2参照)の双方向に直線移動するように制御する。この双方向の直線運動は、矢印R1方向への進出および矢印R2方向への後退を含む。ピン駆動部51は、当該進出および後退を制御するためのソレノイド部(図示せず)を含む。また、ピン52の進出と後退には、当該ピン52に関連したバネ等(図示せず)の負荷が用いられる。
ピン駆動部51は、CPU31から送信される指令信号に基づき、ソレノイド部に電流信号を出力する。ソレノイド部への通電により生じる電磁力により上記のバネが伸長し、または引き戻される。このバネの運動に連動してピン52が進出または後退する(図2の矢印R1,R2参照)。
また、実施の形態1では、ソレノイド部に通電されない状態でも、ピン52の進出または後退の状態を維持するために、例えば、ソレノイド部に永久磁石が組込まれている。永久磁石の磁力により、ソレノイド部への無通電時もピン52の状態(進出または後退の状態)を維持することができる。これにより、ソレノイド部に通電する期間を、ピン52を移動(進出または後退)させるときのみに限定できて、電力消費量を抑制することができる。なお、ピン52の直線方向の移動(進出および後退)を実現するための方法は、電磁力を用いる方法に限定されない。
図6は、本実施の形態1に係るカートリッジ2の記憶部22の制御データ27の一例を示す図である。制御データ27は、調理装置1による調理を制御するためのデータである。本実施の形態1では、調理装置1の制御部300は、調理のための制御プログラムに従い、圧力調整部(真空ポンプおよび電磁弁)および温度調整部(ヒータ10)を制御する。カートリッジ2の記憶部22には、図6に示されるように、当該制御プログラムのパラメータが格納される。
具体的には、制御データ27は、筐体2Aに収容された酵素を用いて調理可能な対象を識別するための調理名28、圧力プロファイル29および温度プロファイル30を含む。なお、調理名28は、本実施の形態では食材の名称としたが、調理対象の識別子であればよく、食材名称に限定されない。例えば、番号または記号であってもよい。圧力プロファイル29は、圧力調整部を制御するための圧力パラメータに相当し、および温度プロファイル30は、温度調整部を制御するための温度パラメータに相当する。
図7は、本実施の形態1に圧力プロファイル29の一例を示すグラフである。図8は、本実施の形態1に温度プロファイル30の一例を示すグラフである。これらグラフのデータは、発明者らの実験による取得されたものである。図7のグラフの縦軸は圧力センサにより測定された圧力を示し、図8のグラフの縦軸は、温度センサにより測定された温度を示す。また、いずれのグラフも、横軸は調理の経過時間を示す。
CPU31は制御プログラムおよびパラメータに従い、圧力センサの圧力に基づき真空ポンプおよび電磁弁を制御し、また、温度センサの出力に基づきヒータ10を制御することにより、収容室8内の圧力および温度は、図7および図8に示すように変化する。
圧力パラメータには、真空ポンプの回転数を変更(排気量を変更)するためのパラメータ、および目標真空度を変更するためのパラメータが含まれる。したがって、圧力パラメータによれば、調理中の収容室8内の脱気(減圧)に要する時間(減圧到達時間)、および目標真空度を、図7のグラフのように変更することができる。
また、本実施の形態では、調理装置1は、収容室8内の温度を、目標温度(酵素反応のための目標温度)と、目標温度に到達するまでの所要時間とに着目してヒータ10を制御する。温度パラメータには、目標温度を変更するためのパラメータと当該所要時間を変更するためのパラメータとが含まれる。具体的には、制御部300は、ヒータ10について、温度パラメータと温度センサの出力とを用いて、例えばPID(Proportional-Integral-Derivative)制御を実施する。これにより、調理中の収容室8内の目標温度と、当該目標温度に到達するまでの所要時間を、図8のグラフのように変更することができる。なお、図8は酵素反応工程のための温度パラメータを示したが、酵素失活工程のための温度パラメータであっても同様に適用することができる。
上述した圧力パラメータおよび温度パラメータの種類および値は、食材の種類・量および酵素の種類に従って異ならせることが望ましい。
図9は、実施の形態1に係る通信シーケンスを示すフローチャートである。図9を参照して、カートリッジ2が、制御データ27を、調理装置1に送信する処理を説明する。なお、処理の開始時には、カートリッジ受部3のピン52は、図2の矢印R2方向に移動した後退状態である。
まず、ユーザは、カートリッジ2を調理装置1に装着する。具体的には、図2に示すように、カートリッジ2の供給口5を、調理装置1のカートリッジ受部3に置くように、カートリッジ2を調理装置1に装着する。このとき、カートリッジ2の端子25は、調理装置1の端子16に磁気により接続される。
次に、ユーザは、所望する調理名と、調理の開始指示とを調理装置1に入力するために、操作部15を操作する。CPU31は、操作部15からの出力(ユーザの操作内容)に基づき、調理名(食材名)および調理の開始指示を受付ける(ステップS1)。受付けた内容を記憶部32に格納する。
CPU31は、受付けた内容に従い、通信部62を介して調理名の要求を送信する(ステップS3)。
カートリッジ2のCPU20は、通信部24を介して調理装置1からの要求を受信する(ステップS5)。CPU20は、受信された要求に基づき、記憶部22から、制御データ27の中の調理名28を読出し、読出された調理名28を、通信部24を介して送信する(ステップS7)。
調理装置1のCPU31は、通信部62を介して、調理名28をカートリッジ2から受信し、受信された調理名28とステップS1で受付けたユーザが指定した調理名とを照合(比較)する(ステップS9)。
CPU31は、上述した照合の結果に基づき、カートリッジ2から受信した調理名とユーザ指定の調理名とが一致するか否かを判断する(ステップS11)。一致すると判断した場合、カートリッジ2から調理装置1に酵素水溶液が供給開始される(ステップS12)。具体的には、CPU31は、ピン52を図2の矢印R1の方向に進出するようにピン駆動部51を制御する。これにより、ピン52の先端部が進出し、装着されたカートリッジ2の吐出部26の弁口がピン52により開き、筐体2A内の酵素水溶液が、吐出部26から、受皿31を介して酵素水溶液導入部6に送出される。
また、CPU31は、通信部62を介して、パラメータの要求を送信する(ステップS13)。
カートリッジ2のCPU20は、調理装置1から要求を受信する(ステップS17)。CPU20は、受信した要求に基づき、記憶部22の制御データ27から、圧力プロファイル29および温度プロファイル30を読出し、読出されたデータを、通信部24を介して送信する(ステップS19)。
調理装置1のCPU31は、カートリッジ2からのパラメータ(圧力プロファイル29および温度プロファイル30)を受信し、受信されたパラメータを記憶部32に格納する(ステップS21)。
その後、CPU31は、指定された調理名に対応した制御プログラムを、記憶部32のパラメータに従い実行する。これにより、調理装置1では、ユーザが指定した調理が実施される(ステップS23)。その後、処理は終了する。
一方、ステップS9の照合の結果、調理名が一致しないと判断すると(ステップS11でNO)、予め定められたエラー処理(ステップS15)を実施し、処理を終了する。エラー処理では、CPU31は表示部14に照合の結果を表示する。例えば、“調理名が一致しません。カートリッジのラベルの調理名を指定して下さい”などのメッセージが表示される。その後、処理は終了する。
このように、調理名の照合結果が不一致を示す場合には(ステップS11でNO)、ステップS12の処理がスキップされる、すなわちカートリッジ2から調理装置1に酵素が供給されない。したがって、調理装置1の食材に、適していない(誤った)酵素が供給されるのを防止することができる。
なお、図9では、酵素の供給開始の処理(ステップS12)は、ステップS13の直前で実施したが、実施のタイミングは当該直前に限定されず、ステップS11〜ステップS23の間であればよい。
また、表示部14は、照合結果を表示したが、他の情報(圧力プロファイル29、または温度プロファイル30の識別情報)を表示してもよい。
また、ステップS1では、調理名を、ユーザ操作に基づき取得するとしたが、取得方法に、これに限定されない。例えば、タイマ予約機能を用いて調理を実施する場合には、CPU31は、ステップS9において、記憶部32から、予約された調理名を読出すことにより取得するとしてもよい。
[実施の形態2]
実施の形態2は、実施の形態1の変形例を示す。実施の形態1の図9では、調理名の照合処理は、調理装置1により実施されたが、照合処理はカートリッジ2により実施されてもよい。つまり、カートリッジ2は、操作部15を介してユーザが指定した調理名を、調理装置1から受信する。そして、CPU20は、調理装置1から受信した調理名と、制御データ27の調理名28とを照合し、照合結果を、調理装置1に送信する。
[実施の形態3]
実施の形態3は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態3では、カートリッジ2を、再利用することができる。具体的には、カートリッジ2のキャップ40は、例えば、スクリューキャップである場合には、キャップ40を筐体2Aから取外して再利用することができる。
[実施の形態4]
実施の形態4は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態4は、酵素水溶液の調整方法を説明する。
実施の形態4では、カートリッジ2の筐体2A内において酵素と水とを撹拌によって混合し、酵素水溶液50を調整する。図10は、実施の形態4に係る機器を用いた撹拌の態様を示す図である。図10(A)の撹拌用のプロペラ形状の機器を用いて、撹拌に伴う空気混ざりが原因の泡立ちが抑制される(図10(B)参照)。
[実施の形態5]
実施の形態5は、上記の各実施の形態の変形例を示す。上記に述べた各実施の形態では、カートリッジ2内の酵素は、水溶液としたが、固形(粉末等)であってもよい。
この場合には、調理装置1は、酵素水溶液50を調製する調液部(図示せず)を含む。調液部は、カートリッジ2からの粉末酵素を、受皿31を介して入力すると、当該酵素と、調理装置1内の水を収容した水収納部(図示せず)から送出される水とを、内部に貯留しながら撹拌(混合)する。混合された酵素水溶液50は調液部から酵素水溶液導入部6に送出される。
[実施の形態6]
実施の形態6は、上述した各実施の形態の変形例を示す。実施の形態6では、カートリッジ2に収容される酵素は、食材に対する特性(軟化作用等)が異なる複数種類の酵素を含んでもよい。例えば、収容室8内の食材が、肉および野菜を含む場合には、ユーザは、肉を軟化調理するための酵素と野菜を軟化調理するための酵素とを収容したカートリッジ2を利用する。
また、筐体2A内には、酵素に加えて、食材の調理を補助する調味料(塩、砂糖、だし等)または食材にとろみを付ける材料(ゼラチン等)が収容されてもよい。カートリッジ2は、筐体2A内の調味料を、供給口5から、酵素とともに調理装置1へ供給する。
[実施の形態7]
実施の形態7は、上述の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態7では、カートリッジ2から調理装置1へ供給される酵素水溶液の量が、収容室8内の食材の量に応じて変更される。
具体的には、調理装置1は、センサ部55に、収容室8内の食材の重量を計測する重量センサを備える。CPU31は、重量センサの出力に基づく制御信号を、ピン駆動部51に出力する。ピン駆動部51は、CPU31からの制御信号に基づき、上記のソレノイド部へ通電する期間を変更する。これにより、ピン52が矢印R1の方向に進出している期間の長さ、すなわちキャップ40の先端の吐出部26の弁口がピン52により開いている期間の長さを、変更することが可能となる。したがって、カートリッジ2から収容室8内に供給される酵素水溶液の量を、収容室8内の食材の量に応じて変更することができる。
また、実施の形態7によれば、カートリッジ2の酵素水溶液を小分けにして、カートリッジ2を複数回の調理に利用することができる。
[実施の形態8]
実施の形態8は、上述の各実施の形態の変形例を示す。上記の各実施の形態では、吐出部26の弁口を開閉するための機構を、調理装置1側に備えたが、当該機構は、実施の形態8に示されるように、カートリッジ2側の供給口5に備えてもよい。
具体的には、供給口5は、カートリッジ2の筐体2Aから調理装置1に供給する酵素の量を変更するために、吐出部26に関連して電磁弁を備える。CPU21は、調理装置1から要求を受信したとき、当該電磁弁を閉→開に切替える。また、CPU21は、調理装置1から上記に述べた重量センサの出力を受信し、受信された重量センサの出力(食材の重量)に基づき、電磁弁が開状態となっている期間の長さを変更する。なお、吐出部26に関連の電磁弁は、「供給量調整部」の一実施例に相当する。
このように、実施の形態8によれば、調理装置1側のピン52およびピン駆動部51を用いることなく、カートリッジ2の供給量調整部により、調理装置1へ供給する酵素量を可変に調整することができる。
[実施の形態の効果]
各実施の形態によれば、調理装置1に制御データ(パラメータ)を供給するためのカートリッジ2を用いることにより、調理装置1の機能および機種の変更することなく、調理装置1に調理可能なメニューを追加することができる。
また、上述の照合処理により、カートリッジ2の酵素によって可能な調理名が自動で判断されて、誤った酵素を用いて調理が実施されるのを回避することができる。
また、カートリッジ2内の酵素は、供給口5およびカートリッジ受部3を介して、調理装置1へ直接に供給されるので、ユーザは酵素に触れずに、またこぼさずに、調理装置1に酵素を供給することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 調理装置、2 カートリッジ、3 カートリッジ受部、5 供給口、6 酵素水溶液導入部、8 収容室、10 ヒータ、14 表示部、15 操作部、16,25 端子、22,32 記憶部、23,34 インターフェイス、24,62 通信部、26 吐出部、27 制御データ、28 調理名、29 圧力プロファイル、30 温度プロファイル。

Claims (12)

  1. 酵素を用いて調理対象を調理する装置のためのカートリッジであって、
    前記酵素を収容するための収容部と、
    前記装置を制御するためのデータを記憶するための記憶部と、
    前記収容部の前記酵素を、前記装置へ供給する供給部と、
    前記記憶部のデータを、前記装置に送信する通信部と、を備える、カートリッジ。
  2. 前記装置は、
    前記調理対象を収容する収容室と、
    収容室内の温度を調整する温度調整部と、
    前記収容室内の圧力を調整する圧力調整部と、
    前記調理のための制御プログラムに従い、前記温度調整部および前記圧力調整部を制御する制御部と、を備え、
    前記データは、
    前記制御プログラムのパラメータを含み、
    前記パラメータは、前記温度調整部を制御するための温度パラメータおよび前記圧力調整部を制御するための圧力パラメータのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記カートリッジは、前記装置に装着可能であり、
    前記装置は、
    前記収容室を内蔵する筐体と、
    前記筐体の表面に設けられ、前記供給部からの前記酵素を当該筐体の内部に導入するための開口部と、をさらに備え、
    前記カートリッジの前記供給部は、前記開口部に装着可能である、請求項2に記載のカートリッジ。
  4. 前記供給部は、凸形状を有し、前記開口部は凹形状を有し、
    前記供給部の凸部は、前記開口部の凹部に嵌めることが可能な形状を有する、請求項3に記載のカートリッジ。
  5. 前記通信部は、通信のためのカートリッジ側端子を有し、
    前記カートリッジ側端子は、前記供給部に設けられ、
    前記装置は、通信のための装置側端子をさらに備え、
    前記装置側端子は、前記開口部に設けられ、
    前記カートリッジが前記装置に装着されると、前記カートリッジ側端子は前記装置側端子に接続される、請求項3または4に記載のカートリッジ。
  6. 前記データは、さらに、
    前記酵素を用いて調理可能な対象の識別子を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  7. 前記調理対象の識別子を、前記装置から受信し、
    前記データの前記識別子と、前記装置から受信された前記識別子とを照合し、照合の結果を出力する、請求項6に記載のカートリッジ。
  8. 前記供給部は、前記カートリッジから前記装置に供給する酵素の量を変更するための供給量調整部を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  9. 酵素を用いて調理対象を調理する装置であって、
    前記調理対象を収容する筐体と、
    前記筐体の表面に設けられ、前記供給部からの前記酵素を当該筐体の内部に導入するための開口部と、を備え、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の前記カートリッジから供給される前記酵素を、前記開口部を介して前記筐体の内部に導入する、調理装置。
  10. 前記カートリッジと通信する通信手段と、
    情報を表示する表示手段と、をさらに備え、
    前記表示手段は、前記カートリッジから受信されるデータを表示する、請求項9に記載の調理装置。
  11. 前記調理装置を制御する制御手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記カートリッジから受信されるデータに従い、前記調理装置を制御する、請求項10に記載の調理装置。
  12. 前記カートリッジから受信されるデータは、前記収容部の酵素により調理可能な調理対象の識別子を含み、
    前記制御手段は、
    前記調理対象の識別子を取得し、
    前記受信されるデータの前記識別子と、取得された前記識別子とを照合し、照合の結果を前記表示手段に表示する、請求項11に記載の調理装置。
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