JP2016214505A - 渦流浴装置の浴槽蓋、及び、渦流浴装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】渦流浴装置を使い勝手の良いものとする技術を提供する。【解決手段】浴槽10内に渦流を生じさせて患部を刺激する渦流浴装置1は、浴槽蓋2を備えている。当該浴槽蓋2には、外部から浴槽10内に患部を入れるための開口部が設けられている。浴槽蓋2には、前記開口部を介して浴槽10内に入れられる身体部分が濡れることを防止する防水具3を固定する固定部23が設けられてよい。【選択図】図5

Description

本発明は、渦流浴装置の浴槽蓋、及び、渦流浴装置に関する。
従来、上肢や下肢の水治療や浴中マッサージを行うことを目的として開発された装置が存在する(例えば特許文献1や2参照)。この装置は、通常、浴槽に溜められた水(例えば38℃程度に温められた水)に患部を浸しつつ、浴槽内に渦流を生じさせて患部を刺激するといった使い方がなされる。この装置は、例えば、温浴療法用浴槽と呼ばれたり、渦流浴装置と呼ばれたりする。渦流浴装置は、例えば、骨折、打撲、捻挫、麻痺等の治療に使用される。
なお、従来の渦流浴装置は、水を溜める浴槽と、浴槽内の水を加熱する加熱手段と、浴槽の内壁に設けられるノズルと、ノズルから流体(例えば、水、又は、エアー、或いは、水及びエアー等)を噴出させる流体噴出装置と、を備えている。上肢用の渦流浴装置を使用する場合、浴槽に溜められた水(適温に温められた水)に上肢が直接入れられ、患部に温熱と渦流による刺激が同時に与えられる。
特開2014−73282号公報 特開2002−683号公報
従来の渦流浴装置は、浴槽上面が大きく開口しているために、浴槽内の水の温度を一定に保とうとすると、加熱手段の稼働率が高くなるといった問題がある。また、浴槽内の水や、浴槽内から発生する蒸気が、患者が濡らしたくない部分にかかりやすいといった問題もある。特に、化粧をしている患者は、顔等の身体部分が濡れることを嫌う。
また、従来の渦流浴装置では、患者の身体部分が直接浴槽内の水に入れられるために、水が汚れやすいといった問題がある。また、浴槽内の水に患部を入れる前に袖をまくる等の作業が必要であるために、患者が煩わしく感じることが懸念される。また、例えば施術後の患者等は患部の衛生面に特に注意を払う必要があるが、従来の渦流浴装置では、その点の対策が十分とは言えない。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、渦流浴装置のエネルギー効率を向上するための技術を提供することである。また、本発明の他の目的は、渦流浴装置を使い勝手の良いものとする技術を提供することである。
上記目的を達成するために本発明においては、浴槽内に渦流を生じさせて患部を刺激する渦流浴装置に浴槽蓋を設け、当該浴槽蓋に、外部から前記浴槽内に患部を入れるための開口部を設けた構成(第1の構成)を採用している。
本構成によれば、浴槽の上面開口を浴槽蓋で覆った状態で渦流浴装置を使用できるために、浴槽内の水(お湯)の保温性を高めることができる。このために、浴槽内の水を温めるための手段(例えばヒーター等)の稼働率を下げて省エネ効果を得られる。また、浴槽蓋によって、浴槽内の水や浴槽から発生する蒸気が、渦流浴装置の使用者が濡らしたくない部分にかかる可能性を低減することができる。なお、ここで言う渦流浴装置の使用者は、渦流浴装置を使用して患部の治療等を行う者(患者)を指しており、以下でも同様である。また、以下では、渦流浴装置の使用者のことを単に使用者と言うこともある。
上記第1の構成の浴槽蓋には、前記開口部を介して前記浴槽内に入れられる身体部分が濡れることを防止する防水具を固定する固定部が設けられている構成(第2の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、渦流浴装置の使用者は、浴槽蓋に固定された防水具によって、浴槽内に入れられる身体部分が濡れることを避けられるために、例えば袖をまくる作業等を省略することができる。また、防水具によって浴槽内の水に直接身体が触れない構成であるために、浴槽内の水を汚れ難くできる。また、本構成によれば、渦流浴装置の使用者は治療部位の衛生管理を行い易い。
上記第2の構成の浴槽蓋において、前記防水具は、防水性の手袋である構成(第3の構成)であってよい。本構成は、上肢用の渦流浴装置に好適である。なお、防水性の手袋は、手だけでなく、例えば手先から肘や、手先から肩口等まで覆うことが可能なロングタイプが好ましい。
上記第1の構成の浴槽蓋において、前記開口部は、当該開口部の開口面内において防水具を付けた身体部分の位置を調整可能な構成(第4の構成)であってよい。例えば、前記開口部は長穴等であってよい。本構成によれば、渦流浴装置の使用者は、患部を浴槽内の適切な位置に配置し易くなる。また、本構成によれば、使用者は、自身にとって楽な姿勢をとりながら、渦流浴装置による治療を行い易くなる。
上記第4の構成の浴槽蓋は、前記身体部分を挿入可能に前記開口部を覆う伸縮性のカバー部材を備えている構成(第5の構成)であってよい。本構成によれば、渦流浴装置の使用者が患部を動かしやすいように開口部のサイズを大きくした場合でも、浴槽蓋による保温効果が低下し難くできる。
上記第1から第5のいずれかの構成の浴槽蓋は、透明部材で構成されている構成(第6の構成)が好ましい。本構成によれば、浴槽蓋が存在するにもかかわらず、浴槽内の状態が見易くなり、浴槽内における患部の位置調整等を行い易くなる。
また、上記目的を達成するために本発明の渦流浴装置は、上記第1から第6のいずれかの構成の浴槽蓋と、前記浴槽蓋によって上面開口が覆われる浴槽と、前記浴槽の内壁に設けられて流体を噴出するノズルと、前記浴槽内の水を加熱する加熱手段と、を備える構成(第7の構成)になっている。
本構成においては、浴槽蓋を浴槽に被せた状態で治療を行えるので、エネルギー効率を向上できる。また、本構成によれば、浴槽蓋と防水具(例えば防水性の手袋)とを組み合わせて、渦流浴装置の使用者にとって使い勝手の良い渦流浴装置を提供できる。
上記第7の構成の渦流浴装置において、前記浴槽蓋は取外し可能である構成(第8の構成)が好ましい。本構成によれば、浴槽内の清掃等を簡単に行えるので便利である。
本発明によれば、渦流浴装置のエネルギー効率を向上する技術を提供できる。また、本発明によれば、渦流浴装置を使い勝手が良いものとする技術を提供できる。
本発明の実施形態に係る渦流浴装置の構成を示す概略上面図 本発明の実施形態に係る渦流浴装置の構成を示す概略側面図 本発明の実施形態に係る渦流浴装置が備える浴槽蓋の構成を示す概略上面図 図3のA−A位置における概略断面図 本発明の実施形態に係る渦流浴装置の使用例を説明するための概略図 本発明の実施形態に係る浴槽蓋の変形例を示す概略上面図 本発明の他の実施形態に係る浴槽蓋の構成を示す概略上面図
以下、本発明の実施形態に係る浴槽蓋を含む渦流浴装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る渦流浴装置1の構成を示す概略上面図である。図2は、本発明の実施形態に係る渦流浴装置1の構成を示す概略側面図である。なお、図1及び図2は、浴槽蓋が外された状態を示している。図1及び図2に示すように、渦流浴装置1は、水(入浴剤等の添加物が含まれてもよい)が溜められる浴槽10と、浴槽10の外周を覆うケーシング11とを備える構成になっている。
浴槽10の内側壁には、複数のノズル12が設けられている。ノズル12には、液配管を介してポンプ(いずれも不図示)が接続されている。また、ノズル12には、エアー配管(不図示)が接続されている。液配管、ポンプ、及びエアー配管は、ケーシング11内に配置されている。ノズル12は、ポンプによって浴槽10内等から取り込まれた水を所定圧で噴射させる。また、渦流浴装置1は、ノズル12から水を噴射させる際に、同時にエアー配管からエアーを取り込んで、水と混合した状態でノズル12から噴射させることも可能になっている。
なお、本実施形態では、ノズル12から水とエアーとを混合したものを噴射可能な構成となっているが、これは一例にすぎず、浴槽10内において渦流を生じさせることができれば他の構成であっても構わない。例えば、ノズル12から水のみ、或いは、エアーのみが噴射可能な構成等としてもよい。また、本実施形態では、ノズル12の数を2つとしているが、この数は適宜変更して構わない。また、ノズル12の位置も適宜変更して構わない。
また、浴槽10の底部には、浴槽10内の水を加熱するためのヒーター13(本発明の加熱手段の一例)が設けられている。ヒーター13は、図示しない制御部(例えばケーシング11内に設けられる)からの信号によって制御される。ヒーター13によって、浴槽10内に溜められた水の温度を設定温度に維持することができる。なお、本実施形態においては、ヒーター13に使用者の身体部分が触れることを防止するためにヒーターカバー14が設けられている。
その他、ケーシング11の上面等には、操作パネル15、ノズル12から噴射されるエアー量を調整するレバー16、ノズル12から噴射される水の流量を調整するレバー(不図示)、電源スイッチ(不図示)等が設けられている。操作パネル15には、温度設定ボタン、治療時間を設定するためのボタン、使用するノズル12を選択するためのボタン等が含まれている。
本実施形態の渦流浴装置1は、浴槽10の上面開口を覆う浴槽蓋を更に備えている。図3は、本発明の実施形態に係る渦流浴装置1が備える浴槽蓋2の構成を示す概略上面図である。図4は、図3のA−A位置における概略断面図である。浴槽蓋2は、例えば樹脂等からなる透明部材によって構成されている。浴槽蓋2は、浴槽10内を視認可能とすべく、透明部材で構成するのが好ましい。
本実施形態においては、上面視略矩形状の浴槽蓋2は、平板形状ではなく、図4に示すように容器をひっくり返したような形状になっている。ケーシング11の上面には、浴槽2の上面開口を囲むように溝17が形成されている。浴槽蓋2は、その側壁21が溝17に嵌め込まれることによって、水平方向のずれを抑制された状態でケーシング11上に配置される。なお、本実施形態では、上下方向の固定がなされていないので、浴槽蓋2は上に持ち上げることによって、ケーシング11から簡単に取り外せる。
ただし、本実施形態の浴槽蓋2のケーシング11への取付け構造は一例にすぎず、適宜変更して構わない。例えば、浴槽蓋2がケーシング11上に配置された状態で、浴槽蓋2の上下方向の動きを抑制する固定構造が加えられても構わない。固定構造が加えられる場合でも、浴槽蓋2はケーシング11から取り外せる構造とするのが好ましい。
また、浴槽蓋2は、図4に示すように、その上面が長手方向に傾斜した構造になっている。このような傾斜構造を採用すると、浴槽蓋2の上面に付着した水を傾斜に沿って移動させて浴槽10内に戻し易い。ただし、傾斜構造を含む浴槽蓋2は、本発明の一例にすぎず、浴槽蓋2は傾斜構造を含まなくても構わない。
また、浴槽蓋2の略中央部には、略円形状の開口部22が設けられている。開口部22は、使用者の上肢を入れられるように、そのサイズが決定されている。また、浴槽蓋2には、開口部22を取り囲むように円筒状の壁部23が形成されている。壁部23の上端には、フランジ部24が設けられている。なお、壁部23は、本発明の防水具を固定する固定部の一例である。また、開口部22の形状や位置等は一例にすぎず、これらは適宜変更して構わない。また、壁部23の形状や高さ等も一例にすぎず、これらの適宜変更して構わない。また、フランジ部24は設けられなくても構わない。
次に、以上のように構成される渦流浴装置1の使用例について、図5を参照しながら説明する。なお、図5は、本発明の実施形態に係る渦流浴装置1の使用例を説明するための概略図で、渦流浴装置1を側面から見た図である。
渦流浴装置1の使用にあたっては、まずに浴槽10に水が溜められる。なお、図5は、浴槽10に水が入れられた状態を示している。浴槽10に溜められる水は、適温に調整されたもの(例えば38℃程度の水)であっても良いし、適温に調整されてないもの(例えば水道水等)であっても構わない。例えば水道水を浴槽10に溜めた場合には、ヒーター13を用いて、浴槽10内の水が適温となるように調整すれば良い。
図5に示すように、渦流浴装置1は、浴槽10の上面開口を覆う浴槽蓋2がケーシング11上に載せられた状態で使用される。また、渦流浴装置1は、浴槽蓋2にロングタイプ且つ防水性の手袋3が取り付けられた状態で使用される。手袋3は、特に限定する趣旨ではないが、例えばポリエチレン系の素材で形成された使い捨てタイプのものが好ましい。
手袋3は、一端側が固定部(壁部23)に固定されると共に他端側(手が入れられる側)が開口部22を介して浴槽蓋2の下側に向けて突出するように、浴槽蓋2に取り付けられる。詳細には、手袋3は、一端部側が折り返されて壁部23に被せられた状態にされている。そして、手袋3の上から例えばゴムバンド等で構成される固定手段30が壁部23に取り付けられ、手袋3は浴槽蓋2に固定されている。フランジ部24が設けられているために、固定手段30が勝手に外れてしまう可能性は低くなっている。なお、前述の手袋3の固定構造は一例であり、固定構造は適宜変更されて構わない。
使用者は、手袋3に上肢を入れることによって、開口部22を介して浴槽10に溜められた水の中に患部(例えば手指、手首、肘等)を入れることができる。使用者が患部を浴槽10内の水の中に入れることに前後して、ノズル12から流体を噴射して渦流を生じさせる。手袋3に上肢を入れることによって患部を浴槽10内の水の中に入れた使用者は、温められた水の中に患部を入れることによって、患部に温浴効果を与えることができる。また、当該使用者は、患部を渦流で刺激することによって、患部にマッサージ効果を与えることができる。なお、使用者は、通常、渦流浴装置1に備えられるタイマー機能を使って、所定時間、患部を浴槽10内の水に入れた状態とする。
本実施形態の渦流浴装置1によれば、浴槽蓋2を使用した状態で渦流浴装置1を使用できるために、浴槽10内の水(お湯)の保温性を高めることができる。すなわち、ヒーター13の稼働率を下げて省エネ効果を得られる。また、浴槽蓋2によって浴槽10から発生する蒸気が使用者にかかることを防止できる。
また、手袋3を付けた状態で上肢を浴槽10内の水に入れるために、衣服が濡れ難く、使用者は衣服の袖をまくることを省略することも可能である。また、上肢が浴槽10内の水に直接触れないために、浴槽10内の水を清潔に保ちやすい。また、上肢が浴槽10内の水に直接触れないために、治療部位が濡れず、使用者は、治療部位の衛生管理が容易になる。手袋3を使用時に毎回取り換えることで、衛生面の向上が期待できる。手袋3を使い捨てにすることで、衛生面の向上が更に期待できる。
<変形例・別形態>
以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。
例えば、以上に示した実施形態では、浴槽蓋2に設ける開口部22の数を1つとしたが、例えば、図6に示すように、浴槽蓋2に設ける開口部22及び固定部23の数は複数としても構わない。なお、図6は、本発明の実施形態に係る浴槽蓋2の変形例を示す概略上面図である。図6に示す例では、長手方向に3つの開口部22が並んだ構成としているが、この数及び配置の仕方は適宜変更してよい。
浴槽蓋2に設ける開口部22の数を複数にすることによって、治療部位や患者の好み(例えば楽な姿勢をとれる等)によって、使用する開口部22の位置を選択することが可能になる。浴槽蓋2に傾斜構造が採用される場合、上肢の長さによって、開口部22の位置を選択するといったことも可能になる。浴槽蓋2に複数の開口部22を設ける場合には、使用しない開口部22を覆うカバーを設けても構わない。これにより、保温性の低下を抑制できる。なお、使用しない開口部22に対しても、防水性の手袋3を取り付けておいて構わない。
また、以上に示した実施形態では、浴槽蓋2に防水性の手袋3を固定する固定部(壁部23)を設けて、手袋3は浴槽蓋2に固定される構成とした。しかし、これは本発明の一例にすぎず、固定部は設けない構成として、手袋3は浴槽蓋2に固定されないようにしても構わない。この場合、浴槽蓋2に設けられる開口部22のサイズや形状等を工夫することによって、使用者が、開口部22の開口面内において浴槽10内に入れられる上肢(身体部分)の位置を動かして、上肢の位置を調整可能な構成としてよい。なお、この構成では、使用者は、予め防水性の手袋3を取り付けて開口部22に上肢を入れるようにすればよい。
図7は、本発明の他の実施形態に係る浴槽蓋2の構成を示す概略上面図である。別実施形態に係る浴槽蓋2も上面視略矩形状に設けられているが、開口部22が浴槽蓋2の長手方向と平行な方向に延びる長穴形状となっている点で、上述した実施形態とは異なる。また、図7に示す別実施形態は、手袋3を固定する固定部が無い点でも、上述した実施形態とは異なる。
図7に示す別実施形態では、開口部22を覆うカバー部材25が取り付けられている。本例では、カバー部材25は、浴槽蓋2の下面側から取り付けられているが、これは一例にすぎず、例えばカバー部材25は上側から取り付けられても構わない。カバー部材25は、伸縮性の部材(例えばゴム部材等)で構成されており、長手方向に沿って切り込み26が入れられている。
カバー部材25が伸縮性の部材で形成されているために、使用者は、防水性の手袋3を付けた上肢を切り込み26部分に突っ込むことによって、浴槽10内に患部を入れることができる。また、使用者は、手袋3を付けた上肢を切り込み26部分に突っ込んだ状態で、上肢を切り込み26に沿って動かすことができる。カバー部材25は、使用者が上肢を引き抜いた際には元の状態に戻って、開口部22を覆う。なお、開口部22が長穴形状とされているために、使用者は、長穴に沿って、浴槽10内に入れた上肢の位置を適切な位置に移動させ易い。なお、開口部22を覆うカバー部材25を設けているために、開口部22のサイズを大きくしたにもかかわらず、保温性の低下等を抑制できる。
また、以上においては、本発明が上肢用の渦流浴装置に適用される場合について説明したが、本発明は、場合によっては、上肢用以外の渦流浴装置に適用されても構わない。
1 渦流浴装置
2 浴槽蓋
3 防水性の手袋(防水具)
10 浴槽
12 ノズル
13 ヒーター(加熱手段)
22 開口部
23 壁部(固定部)
25 カバー部材

Claims (8)

  1. 浴槽内に渦流を生じさせて患部を刺激する渦流浴装置の浴槽蓋であって、
    外部から前記浴槽内に患部を入れるための開口部が設けられていることを特徴とする浴槽蓋。
  2. 前記開口部を介して前記浴槽内に入れられる身体部分が濡れることを防止する防水具を固定する固定部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浴槽蓋。
  3. 前記防水具は、防水性の手袋であることを特徴とする請求項2に記載の浴槽蓋。
  4. 前記開口部は、当該開口部の開口面内において防水具を付けた身体部分の位置を調整可能な構成になっていることを特徴とする請求項1に記載の浴槽蓋。
  5. 前記身体部分を挿入可能に前記開口部を覆う伸縮性のカバー部材が備えられていることを特徴とする請求項4に記載の浴槽蓋。
  6. 透明部材で構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の浴槽蓋。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の浴槽蓋と、
    前記浴槽蓋によって上面開口が覆われる浴槽と、
    前記浴槽の内壁に設けられて流体を噴出するノズルと、
    前記浴槽内の水を加熱する加熱手段と、
    を備えることを特徴とする渦流浴装置。
  8. 前記浴槽蓋は取外し可能であることを特徴とする請求項7に記載の渦流浴装置。
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