JP2016213132A - 保護素子、二次電池の保護回路および電池パック - Google Patents

保護素子、二次電池の保護回路および電池パック Download PDF

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Abstract

【課題】少ない部品数で、遮断動作に要する熱が少なくて済む。【解決手段】絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、絶縁基板上または前記絶縁層上に形成された複数の電極と、複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、発熱体による熱によって熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする保護素子である。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばリチウムイオン二次電池を使用した電池装置に適用される保護素子、二次電池の保護回路および電池パックに関する。
スマートフォン等のモバイル機器、電動工具の電源、電気自動車の電源等として、リチウムイオンのドープ・脱ドープを利用したリチウムイオン二次電池(以下、リチウムイオン電池と適宜称する)が使用されている。リチウムイオン電池は、リチウム複合酸化物を用いた正極活物質層が正極集電体上に形成された正極と、リチウムをドープ・脱ドープ可能な例えばグラファイトや難黒鉛化性炭素材料等の炭素系材料を用いた負極活物質層が負極集電体上に形成された負極とを有している。この正極および負極はセパレータを介して積層され、屈曲または巻回されて電池素子とされる。この電池素子は、リチウム塩を非プロトン性有機溶媒に溶解させてなる非水電解液とともに、例えば金属缶やラミネートフィルム等のケースに収容されて電池セルが構成されている。上述した電子機器の電源を構成する場合には、1または複数の電池セルが直列および/または並列に接続される。
リチウムイオン電池の過充電、過放電または過電流を阻止するために保護素子が必要とされる。従来、二次電池装置等に搭載される保護素子は、過電流のみならず、過電圧防止機能も有するものが使用されている。この保護素子は、基板上に発熱体と低融点金属体から成る可溶導体が積層され、過電流により可溶導体が溶断されるように形成されていると共に、過剰充電電圧または過剰放電電圧が生じた場合に電池制御部からの外部信号によりスイッチング素子がオンし、保護素子内の発熱体に通電され、発熱体の熱によって可溶導体が溶断されるものである。
しかしながら、可溶導体を使用すると、動作した後では、再利用することができない問題がある。特許文献1には、温度が設定温度より高くなると、オフに切り換えられる感熱遮断部材と、抵抗過熱素子とをケース内に収納したブレーカが記載されている。特許文献1に示されるブレーカでは、感熱遮断部材の中央部の下側を抵抗加熱素子によって支持し、感熱遮断部材の中央部の上側を押圧部によって押圧する構成とされ、押圧部の上側がケースで支持される構成とされている。
特開2002−204525号公報
特許文献1に記載のものでは、感熱遮断部材を抵抗加熱素子に対して絶縁物で直に抑える構成とされているので、抵抗加熱素子により発生した熱が絶縁物、ケースに逃げ易いために、部品構成点数が増加するのみならず、回路を遮断する動作が遅くなるおそれがある。
したがって、本発明の目的は、部品構成点数が少なく、熱を逃がし難いので、直ちに回路を遮断することができる保護素子、保護素子を使用した二次電池の保護回路および電池パックを提供することにある。
本発明は、絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、
少なくとも1以上の二次電池と、保護素子および制御回路が実装される配線基板とがケースに収納される電池パックであって、
絶縁基板上または絶縁層上に形成された複数の電極と、
複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、
発熱体による熱によって熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする保護素子である。
本発明は、絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、絶縁基板上または絶縁層上に形成された複数の電極と、複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、発熱体による熱によって熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする保護素子と、
少なくとも1以上の二次電池を有し、電流経路中に保護素子の熱感知金属が挿入された電池部とを備え、
電流経路を流れる電流が過大な場合に、熱感知金属の形状を変化させて電流を遮断して電池部の保護を行うようにした二次電池の保護回路である。
本発明は、少なくとも1以上の二次電池と、保護素子および制御回路が実装される配線基板とがケースに収納される電池パックであって、
保護素子は、絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、絶縁基板上または絶縁層上に形成された複数の電極と、複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、発熱体による熱によって熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする構成とされ、
電池部の電流経路中に保護素子の熱感知金属が挿入された電池パックである。
本発明によれば、熱感知金属を押さえ付けて取り付ける構成と異なり、部品点数を少なくでき、組み立ての工程が簡単となり、熱が押圧部材を通じてケースに逃げることがない。したがって、熱を逃がさないで動作速度が速くできる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本明細書中に記載されたいずれかの効果であっても良い。
電池パックの一実施の形態のブロック図である。 保護素子の第1の実施の形態の平面図である。 動作前の状態の保護素子の第1の実施の形態の断面図および動作後の状態の保護素子の一例の断面図である。 動作前の保護素子の回路図および動作後の保護素子の回路図である。 動作前の状態の保護素子の第2の実施の形態の断面図および動作後の状態の保護素子の第2の実施の形態の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
<1.第1の実施の形態>
「電池パック」
図1を参照して本発明を適用可能な電池パックの一例について説明する。電池パック1は、二次電池例えばリチウムイオン二次電池の電池セルBT1,BT2,BT3およびBT4(これらの電池を特に区別する必要がない場合には、電池セルBTと総称する)が直列接続された電池部を有する。一つの電池当たりの満充電電圧が例えば4.2Vのリチウムイオン電池を用いた場合、この一実施形態の電池パック1の満充電電圧が16.8Vとなる。
電池部の+側が電流遮断素子としての保護素子2と、スイッチング素子例えばFET(Field Effect Transistor)3aおよび3bを通じて+側端子として導出される。電池部の
−側が−側端子として導出される。電池パック1の充電時には、電池パック1の+側端子が充電器21の+側出力端子と接続され、電池パック1の−側端子が充電器21の−側出力端子と接続される。放電時には、電池パック1の+側端子および−側端子に対して負荷が接続される。電極部の電流経路中に保護素子2の導電性の熱感知金属例えばバイメタルが挿入される。
充電時には、電池パック1と充電器21との間で認証処理がなされる。例えば相互認証によって互いに相手が正規の電池パックおよび正規の充電器であることが確認される。認証が成立すると充電装置によって通常のリチウムイオン二次電池に対するのと同様の充電動作がなされる。電池パック1に負荷が接続される放電時には、電池パック1の電池セルBTの電圧が所定電圧以上であることが確認される。所定電圧以上であると、電池パック1からの放電が開始される。
電池セルBTのそれぞれの電圧が制御部4によって測定される。制御部4は、測定された各電池セルの電圧を基準電圧と比較する比較器を有し、電池セルBTのそれぞれの電圧が危険と判断されるような過大電圧に達したことを検出することが可能とされている。何れかの電池セルBTの電圧が過大電圧に達したことを検出されると、制御部4がスイッチング素子例えばFET5に対する制御信号を発生し、FET5をオンとする。
FET5がオンすることによって、後述するように、保護素子2が備えている発熱体に電流が供給され、発熱体の熱によって保護素子2のバイメタルが変形例えば上反りとなる。FET5は、発熱体に対する電流供給部として機能する。変形によって、保護素子2が充電電流を遮断し、過充電状態からさらに充電が進んで、過熱等の危険な状態となることが防止される。
FET3aおよび3bは、制御部6によって制御される。制御部6は、簡略化されているが、電池パック1の+側端子および−側端子間の電圧、並びに充放電電流を検出し、過充電、過放電、過電流に対して電池パック1を保護するようになされている。制御部6は、例えばマイクロコンピュータにより構成されている。電圧および電流の測定は所定の頻度で自動的に行われる。制御部6による保護動作は、電池セルBTの全体の電圧および電流に関してなされるのに対して、制御部4による保護動作は、各電池セルBTの電圧に関してなされる。
FET3aは、例えば充電電流のオン/オフのために接続されており、FET3bは、例えば放電電流のオン/オフのために接続されている。図示を省略しているが、充電制御用FET3aと並列に放電電流を流す方向の極性のダイオードが接続され、放電制御用FET3bと並列に充電電流を流す方向の極性のダイオードが接続されている。例えば過充電を防止するためには、充電制御FET3aがオフとされ、充電電流が遮断される。この場合でも、ダイオードおよび放電制御FET3b(オン)を通じて放電電流が流れることが可能である。過放電を防止するためには、放電制御FET3bがオフとされ、放電電流が遮断される。この場合でも、ダイオードおよび充電制御FET3a(オン)を通じて充電電流が流れることが可能である。
上述したように、FET3aおよび3bを用いて出力のオン/オフを行うことにより電池パックの過充電保護、過放電保護、過電流保護がなされる。しかしながら、何らかの原因でFETが短絡破壊した場合、雷サージ等が印加されて瞬間的な大電流が流れた場合、あるいは電池セルの寿命によって出力電圧が異常に低下したり、逆に過大異常電圧を出力した場合であっても、電池パックや電子機器は、発火等の事故から保護されなければならない。そこで、このような想定し得るいかなる異常状態においても、電池セルの出力を安全に遮断するために、電流経路を遮断する機能を有する保護素子(遮断素子)2が用いられている。
「保護素子の構造」
以下、保護素子2の一例について説明する。保護素子2は、従来の保護素子(ブレーカ)と同様の構造を有する。図2Aは、熱感知金属例えばバイメタル16(図2B)を半田付けする前の状態の平面図である。図2Cは、バイメタル16を半田付けした後の状態の平面図であり、図2Dは、絶縁カバー19で覆った状態の平面図である。保護素子の縦断面図(図2DのA−A’線断面図)を図3Aおよび図3Bに示す。図3Aは、保護素子2が通常動作の状態の断面図であり、図3Bは、保護素子2が遮断動作した状態の断面図である。
絶縁基板であるベース基板11上に第1の電極12および第2の電極13が形成される。ベース基板11上に発熱体17が設けられ、発熱体17上に絶縁層18が積層される。絶縁層18上に第3の電極14が形成されている。電極12、電極13および電極14は、整列して形成されている。これらの電極12〜14間を跨がってバイメタル16が配置される。バイメタル16のほぼ中間位置が半田15によって電極14に対して固定される。
さらに、バイメタル16の上面を覆うように絶縁カバー19が設けられる。絶縁カバー19は、例えば熱可塑性プラスチック、セラミックス、ガラスエポキシ基板等の絶縁性を有する部材を用いて形成されている。
第3の電極14は、例えば絶縁層18上に形成された電極を通じて発熱体17の一方の接続用の電極と接続され、発熱体17の他方の接続用の電極が外部接続用の電極と接続される。
ベース基板11は、例えばアルミナ、ガラスセラミックス、ムライト、ジルコニアなどの絶縁性を有する部材によって形成される。その他、ガラスエポキシ基板、フェノール基板等のプリント配線基板に用いられる材料を用いてもよい。
発熱体17は、ベース基板11の表面に積層され、絶縁層18によって覆われている。絶縁層18を介して発熱体17上に第3の電極14が形成されている。発熱体17は、比較的抵抗値が高く通電すると発熱する部材であって、例えばW、Mo、Ru等からなる。これらの合金あるいは組成物、化合物の粉状体を樹脂バインダ等と混合して、ペースト状にしたものをベース基板11上にスクリーン印刷技術を用いてパターン形成して、焼成する等によって形成される。発熱体17は、第3の電極14および外部接続用電極と接続されている。
バイメタル16は、熱膨張率が異なる2枚の金属板を貼り合わせたものである。例えば鉄とニッケルの合金に対して、マンガン、クロム、銅などを添加して熱膨張率が異なる2枚の金属板を作成し、2枚の金属板を貼り合わせてバイメタルが製造される。一例として、貼り合わされる2枚の金属板の上側のものの膨張率に比して下側の金属板の膨張率を大とすることによって、熱によって上側に反るバイメタルが得られる。バイメタル16の両端が内側に折り曲げられている。この折り曲げ端によって、バイメタル16の両端と電極12および電極13との電気的接続が安定とされる。なお、3枚の金属板を貼り合わせた熱感知金属を使用してもよい。
保護素子2が動作した後、すなわち、バイメタル16が変形した後の保護素子2の断面を図3Bに示す。上述したように、電池パック1の何れかの電池セルBTの電圧が過大電圧に達したことを検出されると、制御部4が発生する制御信号によって発熱体17と直列接続されたFET5がオンとされる。FET5がオンすると、発熱体17に対して電流が流れ、熱が発生する。この熱によって、バイメタル16の両端が上側に反って、バイメタル16の両端と電極12および電極13とが接触状態から離間状態となり、電流経路が遮断される。熱が加わった場合、半田15が仮に溶けても、直ぐに合金化して硬くなり、バイメタル16の支持を維持できる。
「保護素子の回路構成」
保護素子2を回路構成で表すと、図4に示すものとなる。バイメタル16の一端と第1の電極12の接触、離間によってオン/オフするスイッチをSW1で示し、バイメタル16の他端と第2の電極13の接触、離間によってオン/オフするスイッチをSW2で示す。保護素子2の入力端子および出力端子をそれぞれt1およびt2で示す。さらに、第3の電極14が引き出し電極を介して発熱体17に対応する抵抗R51の一端と接続され、抵抗R51の他端が端子t3として導出される。端子t3は、FET5を介して接地される。
保護素子2が動作する前の回路構成を図4Aに示す。電池パック1(図1参照)の電池部の正極側と、FET3aとの間の電流経路が端子t1およびt2間の経路となる。FET5は、上述したように、何れかの電池セルBTの電圧が過大電圧に達したことが検出されると、制御部4が発生する制御信号によってオンとされる。FET5がオンすると、発熱体17に対して電流が流れ、熱が発生する。この熱によって、バイメタル16が上側に反って、スイッチSW1およびSW2がオフして電流経路が遮断される。保護素子2の動作後の回路構成は、図4Bに示すものとなる。
本発明の第1の実施の形態によれば、電池部の異常時に電流経路を遮断して電池パック1を保護する保護素子2を実現できる。バイメタル16を中間位置で電極14に半田付けして固定している。バイメタルを上側から押圧する構成と異なり、部品点数を少なくでき、発熱体の熱が他の部材例えばカバーに逃げることがない。したがって、熱を有効に利用でき、動作速度の遅れが生じることを防止できる。
<2.第2の実施の形態>
「保護素子の構造」
図5は、保護素子の第2の実施の形態の断面図である。第2の実施の形態による保護素子2’は、バイメタルの構造以外では、ほぼ第1の実施の形態の保護素子2と同様の構成を有している。対応する部分には、同一の参照符号を付して示す。
第2の実施の形態においては、バイメタル20の断面が凹凸形状またはジグザク形状とされている。このような構造によって、与えられる熱に対するバイメタル20の変形量が板状のバイメタルに比較して大きくすることができる。したがって、発熱体17に対する電流供給量が少なくて済む利点がある。第2の実施の形態も、第1の実施の形態と同様に、部品点数を少なくでき、熱がバイメタル20以外に逃げることがないようにできる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いてもよい。例えばバイメタルの片側の一端を電極に半田付けし、他端を電極と接触/離間する構成としてもよい。さらに、発熱体を使用しないで、バイメタルに流れる電流によってジュール熱を発生させ、その結果、バイメタルが変形するようにしてもよい。
BT1〜BT4 電池セル
1 電池パック
2 保護素子
4、6 制御部
11 ベース基板
12,13,14 電極
15 半田
16 バイメタル
17 発熱体

Claims (8)

  1. 絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、
    前記絶縁基板上または前記絶縁層上に形成された複数の電極と、
    前記複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、
    前記発熱体による熱によって前記熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする保護素子。
  2. 前記熱感知金属の他面が前記複数の電極の中の一つの電極に対して固定される請求項1に記載の保護素子。
  3. ほぼ中央部が固定されると共に、両端が固定されない前記熱感知金属が前記複数の電極間に跨がって配置される請求項2に記載の保護素子。
  4. 片側が固定された前記熱感知金属が前記複数の電極間に跨がって配置される請求項2に記載の保護素子。
  5. 前記熱感知金属の断面が凹凸形状を有する請求項1乃至請求項4に記載の保護素子。
  6. 絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、前記絶縁基板上または前記絶縁層上に形成された複数の電極と、前記複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、前記発熱体による熱によって前記熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする保護素子と、
    少なくとも1以上の二次電池を有し、電流経路中に前記保護素子の前記熱感知金属が挿入された電池部とを備え、
    前記電流経路を流れる電流が過大な場合に、前記熱感知金属の形状を変化させて電流を遮断して前記電池部の保護を行うようにした二次電池の保護回路。
  7. 前記複数の電極の一つの電極が前記発熱体と接続され、
    前記発熱体がスイッチ素子と接続され、
    前記電流経路を流れる電流が過大な場合に、前記スイッチ素子をオンさせて前記熱感知金属の形状を変化させる請求項6に記載の二次電池の保護回路。
  8. 少なくとも1以上の二次電池と、保護素子および制御回路が実装される配線基板とがケースに収納される電池パックであって、
    前記保護素子は、絶縁基板上に積層して形成された発熱体および絶縁層と、前記絶縁基板上または前記絶縁層上に形成された複数の電極と、前記複数の電極間に跨がって配置され、一部が固定された導電性の熱感知金属とを備え、前記発熱体による熱によって前記熱感知金属の形状を変化させて接続状態を開放とする構成とされ、
    前記電池部の電流経路中に前記保護素子の前記熱感知金属が挿入された電池パック。
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