JP2016211534A - 水力タービンと水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根の車軸回りの回転時による抵抗に応じて大きい回転力を得て発電機の稼働効率の向上を図る。【解決手段】羽根手段6は、回転手段の回転に連動して車軸43の回りを回転可能に回転手段と連結されると共に、案内体44に接触案内されながら第1の軸線A1と直角の第2の軸線A2を中心として回転可能に案内体44と接触して設けられている。羽根手段6の一部が第1の通路491に移動された場合、第1の角度位置において面部が第1の軸線方向にほぼ平行になると共に流れ方向に垂直に向かうため、羽根61の面部は流水による衝撃の受け面積が最大となる。羽根手段6の他部が第2の通路492に移動された場合、第2の角度位置において面部が第1の軸線方向にほぼ垂直に向かうと共に、流れ方向に水平になるため、該面部は流水による衝撃の受け面積が小さくなる。【選択図】図5

Description

本発明は、水の力を回転力に換えて発電機を回し電力に変換する水力タービン及び該水力タービンを有する水力発電装置に関する。
従来より、渓流や河川の浅い水路の流れを羽根に当てて水流の勢いで羽根を回転させることによって、つまり水の力による回転力で発電機を回し電力を得る水力タービンが用いられている。水力タービンは、水流に対して水平に寝かせた車軸に複数の羽根が垂直に立つように互いに所定の間隔をおいて放射状に設けられた横軸形がある(例えば、特許文献1参照)。
台湾登録実用新案第383636号公報
横軸形の水力タービンでは、複数の羽根それぞれの一部が水路の上部空間を占有したまま他部が水中で水流による衝撃を受けて回るように、車軸に対して固定角度で設けられているので、羽根が水流上の領域を占める。このため、船等が運航できないので渓流や河川の利用は限られる。また、水面下の羽根が受ける水流の衝撃が水面上に露出した羽根が受ける気流抵抗よりも大きくないと、回転できなくなるため、気流抵抗に抗する大きい水流を要する。従って、装置の設置場所も限られる。そこで、浅い渓流や河川には、水流に対して垂直に立てた車軸に複数の羽根が水平に置かれるように互いに所定の間隔をおいて放射状に設けられた立軸形の水力タービンが適用されるが、大きい回転力が得られない等なおも改善すべき所がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、羽根の車軸回りの回転時に受けた抵抗に応じて大きい回転力が得られ、発電機の稼働効率の向上を図ることができる、水力タービンと水力発電装置とを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、一の観点によれば、本発明は、水力で回転されるように水流の水面下に設けられた立軸形の水力タービンを提供する。本発明に係る水力タービンは、水流に対して垂直に立てた車軸と、車軸の自身の中心軸沿いの第1の軸線を中心として車軸を取り囲んで設けられた案内体とを有する、ベースと、第1の軸線を中心として回転可能に車軸に枢結された回転体を有し、回転体は、第1の軸線を中心とする周方向に沿って所定の角間隔をあけて設けられた複数の枢結部を有する、回転手段と、水流の水面から露出しないように設けられた羽根手段であって、回転手段の回転に連動して車軸の回りを回転可能に回転手段と連結されると共に、案内体に接触案内されながら第1の軸線と直角の第2の軸線を中心として回転可能に案内体と接触して設けられ、複数の支持部材と複数の羽根とを有し、支持部材は、車軸の回りを回転可能に周方向に沿って所定の角間隔をあけて枢結部のそれぞれと枢結されていると共に、案内体に接触案内されながら第2の軸線を中心として回転可能に設けられ、羽根は、第2の軸線に沿う方向である第2の軸線方向に沿って延伸されるように、支持部材のそれぞれと対応して支持部材の第2の軸線を中心としての回転に連動可能に支持されるように連結されている、羽根手段と、を備えている、ことを特徴とする。
また、他の観点によれば、本発明は、水の力による回転力で電力を得る水力発電装置であって、発電機と、発電機を回して発電させるように発電機と連結された伝達手段と、水流の水面下に設けられた立軸形のもので、伝達手段と連結され、水力で回転されるように設けられた、本発明に係る水力タービンと、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、羽根手段は、流水による衝撃を受けて第1の軸線を中心として回転される(公転)と、羽根が案内体にガイドされながら、第2の軸線を中心として回動される(自転)ことができるように構成されているので、羽根が流水による衝撃に応じて回転角度が調節されることができる。これによって、水力タービンは、流水に対しての抵抗を低減することができると共に、流水による衝撃を受けて順調に回転することができるので、発電機の稼働効率を向上させることができる。従って、水力発電装置の発電効率の向上を図ることができる。また、水力タービンは、水路の水面下に収容されるように設けられているので、水面上の空間を占めることなく、船等の運航に利用することができる。
所定の水路に設置される本発明に係る水力発電装置の一例を示す。 図1の断面図である。 本発明に係る水力発電装置の一つの実施形態を示す組立斜視図である。 本実施形態に係る水力タービンの構成を示す組立斜視図である。 図4の線S2−S2における断面図である。 本実施形態に係る水力タービンの分解斜視図である。 図6の一部を拡大して示す図である。 本実施形態に係る水力タービンにおけるベースの組立側面図である。 本実施形態に係る水力タービンにおける羽根手段の分解斜視図である。 図4の水力タービンの一部を示す上面図である。 羽根手段の動作を説明する図である。 羽根手段の動作を説明する図である。 羽根手段の動作を説明する図である。 羽根手段の動作を説明する図である。 水力タービンの流水の流れ方向に対する設置を説明する上面図である。 羽根の流水に対する回転を説明する上面図である。 羽根の回転を説明する側面図である。 羽根の回転を説明する側面図である。
以下、添付図面に従って本発明の一つの実施の形態について説明する。図1と図2には、本発明に係る水力タービンを用いる水力発電装置を配置する例を示している。本発明に係る水力発電装置200は、例えば、流水13の水面下の底面11及び底面11の相反する両側の側面12、12により水路10を形成した地域1に配置されるものである。なお、水路10は、河川、渓流の自然水路又は灌漑等のために人工的に作られた用水路等を含む。
水力発電装置200は、発電機20と、伝達手段30と、水力タービン40とを備えている。発電機20は地域1の岸部14に設けられている。水力タービン40は水路10内に設けられ、底面11に固定されている。伝達手段30は、水路10内に設けられた、第1のギアボックス31と、発電機20の一側に設けられた、第2のギアボックス32と、水力タービン40及び第1のギアボックス31内のギアセット(図示せず)の間に連結された、チェーン33と、第1のギアボックス31内のギアセット(図示せず)及び第2のギアボックス32内のギアセット(図示せず)の間に連結された、トランスミッションシャフト34と、を有する。水力タービン40は、流水13によって回転駆動されると、伝達手段30を介して発電機20を稼働して発電させる。
水力タービン40は、立軸形のものであり、図4〜図6に示されているように、ベース4と、回転手段5と、複数の羽根手段6とを備えている。ベース4は、第1のプレート41と、第2のプレート42と、車軸43と、案内体44と、を有する。
第1のプレート41は、底面11に敷かれるように、例えばねじで底面11に固定されている。第2のプレート42は、第1のプレート41と所定の間隔をおいて並列されるように、車軸43を介して第1のプレート41と連結されている。車軸43は、自身の中心軸沿いの第1の軸線A1に沿って延伸されて設けられ、第1の軸線A1に沿う方向である第1の軸線方向の一端に、第1のプレート41の中央部と回転可能に、例えばねじで連結され、第1の軸線方向の他端に、第2のプレート42の中央部と回転可能に、例えばねじで連結されている。
案内体44は、第1のプレート41及び第2のプレート42の間に、例えば第1の軸線A1を中心として車軸43を取り囲んで環状のキャビティ440を画成するように、設けられている。
回転手段5は、車軸43の周りを回転可能に車軸43に枢結された、回転体51と、回転体51の回転に連動可能に連結された、伝動体52と、を有する。回転体51は、互いに第1の軸線A1を中心とする周方向に沿って所定の角間隔をあけて設けられた、複数の枢結部511を有する。伝動体52は、ねじ固定や半田付けで、回転体51の第1のプレート41側の下部に連結され、この形態では、ほぼ円板状に設けられ、その周部にチェーン33が嵌着される複数のティースが所定の角間隔毎に形成された凹凸部が設けられている。伝動体52が回転体51の回転によって連動されると、チェーン33が連動して回ることにより、発電機20が稼働されて発電することができる。
羽根手段6は、図6に示されているように、第1の軸線A1と直角の第2の軸線A2に沿う方向である第2の軸線方向に延伸されるように水面から露出せずに回転手段5と連動可能に連結されている。この実施形態では、羽根手段6は、回転体51の枢結部511のそれぞれに対応して回転可能に連結された、複数の支持部材60と、支持部材60によって支えられるように支持部材60と連結され、第2の軸線方向に沿って長手状に延伸されるように構成され所定の角間隔毎に第1の軸線A1に対して放射状に設けられた、複数の羽根61と、を有する。
羽根61は、第2の軸線A2を中心として回る(自転)と共に、回転体51の回転に連動して第1の軸線A1を中心として車軸43の回りを回転される(公転)。即ち、羽根61のそれぞれは、第2の軸線A2を中心として自転されると共に、第1の軸線A1を中心として車軸43の周りを公転するように設けられている。
案内体44は、羽根手段6が接触されながら移動可能に羽根手段6を案内するカム面441が設けられ、羽根手段6が回転体51の回転に連動して第1の軸線A1を中心として回転されている間、羽根手段6が接触されながら移動する間に羽根手段6の水面に対する角度が変化することが可能となるように、形成されるものである。これによって、羽根61は、カム面441上を移動しながら第1の軸線A1を中心として車軸43の周りを回る(公転)間、カム面441に接触されながら、第2の軸線A2を中心として自転することができるので、水流13の水面に対する角度を変えることができる。
以上に構成された水力発電装置の動作及び作用については、図1、図5、図6を参照して説明する。羽根手段6は、水路10の流水13による衝撃を受けて、第1の軸線A1を中心として回転される(公転)と、羽根61が案内体44にガイドされながら、第2の軸線A2を中心として回動される(自転)ことができるので、羽根61の流水13に対する回転角度が調節されることができる。これによって、水力タービン40は、流水13に対しての抵抗を低減することができると共に、流水13による衝撃を受けて順調に回転することができるので、発電機20の稼働効率を向上させることができる。従って、水力発電装置の発電効率の向上を図ることができる。
また、水力タービン40は、水路10の水面下に収容されるように設けられているので、水面上の空間を占めることなく、水路10を船等の運航に利用することができる。また、水力タービン40は、水路10の底面11に敷かれるように固定されているので、流水13の水面上の気流抵抗を受けることがなく、また、横軸形の水力タービンのように洪水等によって漂流物となり水路10を塞いだりすることもない。
次に、水力タービン40の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
案内体44は、図5〜図8に示されているように、車軸43を取り囲んでキャビティ440を画成するように、第1のプレート41の第2のプレート42側の上面部に設けられた、第1の枠体450と、第1の枠体450の上側に第1の枠体450と同軸に並ぶように第1の軸線方向の間隔をカム面441を含むガイドスロット490(図13、図14参照)としてあけて第2のプレート42の下面部に設けられた、第2の枠体470と、を有する。
第1の枠体450は、車軸43から離れる外側且つ第2の枠体470に対しての上側に周方向に傾斜するように形成された、下部外側勾配面を有し、第2の枠体470は、車軸43に近寄る内側且つ第1の枠体450に対しての下側に周方向に傾斜する、上部内側勾配面を有し、ガイドスロット490は、下部外側勾配面と上部内側勾配面とを含んで画成される。
この実施形態では、第1のプレート41は、例えば図6に示されているように、四角形に形成された平板体であり、2組の対向する一辺部411、他辺部412、を有する。第2のプレート42は、例えば図6に示されているように、円形に形成された平板体である。第1のプレート41と第2のプレート42と第1の枠体450と第2の枠体470とにより、第1の軸線A1を中心として回る回転手段5を収容する、キャビティ440が形成される。
第1の枠体450は、車軸43及び回転体51を取り囲んで第1のプレート41に固定され、例えば図7に示されているように、第1の軸線方向の高さを有し第1の軸線A1を取り囲むように周方向沿いに湾曲状に形成された、第1の下部ウェブ部45aと、該第1の下部ウェブ部45aの周方向の両側から延伸して対向する、2つの第1の下部一側フランジ部45b、第1の下部他側フランジ部45cとで、車軸43に向かっての開口を有する平面視Cの字形に形成された開環状の、第1の下部カム体45と、第1の下部ウェブ部45aとほぼ同じ高さを有し、第1の軸線A1を取り囲むように周方向沿いに湾曲状に形成された、第2の下部ウェブ部46aと、該第2の下部ウェブ部46aの周方向の両側から湾曲延伸して対向する2つの第2の下部一側フランジ部46b、第2の下部他側フランジ部46cとで、車軸43に向かっての開口を有する平面視Cの字形に形成された、開環状の第2の下部カム体46と、を有し、それぞれの開口が向かい合うように第1の下部ウェブ部45aと第2の下部ウェブ部46aとが第1の軸線方向に対して対向すると共に、第1の下部一側フランジ部45bと第2の下部他側フランジ部46cとが対応し、第1の下部他側フランジ部45cと第2の下部一側フランジ部46bとが対応してそれぞれ連結されることにより上下開放する閉環状の円環体に形成されたものである。
第2の枠体470は、車軸43及び回転体51を取り囲んで第2のプレート42に固定され、例えば図7に示されているように、第1の軸線方向の高さを有し、第1の軸線A1を取り囲むように周方向沿いに湾曲状に形成された第1の上部ウェブ部47aと、該第1の上部ウェブ部47aの周方向の両側から湾曲延伸して対向する2つの第1の上部一側フランジ部47b、第1の上部他側フランジ部47cとで、車軸43に向かっての開口を有する平面視Cの字形に形成された開環状の第1の上部カム体47と、第1の上部ウェブ部47aとほぼ同じ高さを有し、第1の軸線A1を取り囲むように周方向沿いに湾曲状に形成された第2の上部ウェブ部48aと、該第2の上部ウェブ部48aの周方向の両側から湾曲延伸して対向する2つの第2の上部一側フランジ部48b、第2の上部他側フランジ部48cとで車軸43に向かっての開口を有する平面視Cの字形に形成された開環状の第2の上部カム体48とを有し、それぞれの開口が向い合うように第1の上部ウェブ部47aと第2の上部ウェブ部48aとが第1の軸線方向に対して対向すると共に、第1の上部一側フランジ部47bと第2の上部他側フランジ部48cとが対応し、第1の上部他側フランジ部47cと第2の上部一側フランジ部48bとが対応してそれぞれ連結されることにより上下開放する閉環状に形成されたものである。
この実施形態では、第1の下部一側フランジ部45bと第1の下部他側フランジ部45cとがそれぞれ、第2の下部他側フランジ部46cと第2の下部一側フランジ部46bとのそれぞれに対して第2の軸線方向の外側になるように、第1の下部一側フランジ部45b、第1の下部他側フランジ部45cの内周面が対応する第2の下部他側フランジ部46c、第2の下部一側フランジ部46bの外周面に対向して連結されるために、第1の下部カム体45の第1の軸線A1を通る内径が第2の下部カム体46の第1の軸線A1を通る外径よりも大きいように構成されている。
つまり、例えば図7に示されているように、第1の下部カム体45において、第1の下部ウェブ部45aは、第1のプレート41の上板面とほぼ平行に延伸される第1のプレート41側の第1の下部外側下端面と、該第1の下部外側下端面の反対側の下部外側上端面である第2のプレート42側の下部外側ガイド面451とを有し、第1の下部一側フランジ部45b及び第1の下部他側フランジ部45cは、第1の下部外側下端面の周方向両側から続いてそれぞれ水平に延伸される第1のプレート41側の第2の下部外側下端面と第3の下部外側下端面と、下部外側ガイド面451の周方向両側からそれぞれ延伸されると共に第1のプレート41側に下向きに傾斜する下部上端面である第1の下部外側勾配面452、第2の下部外側勾配面453とを有する。
第2の下部カム体46において、第2の下部ウェブ部46aは、第1のプレート41の上板面とほぼ平行に延伸される第1のプレート41側の第1の下部内側下端面と、該第1の下部内側下端面の反対側の下部上端面である第2のプレート42側の下部内側ガイド面461とを有し、第2の下部一側フランジ部46b及び第2の下部他側フランジ部46cは、第1の下部内側下端面の周方向両側から続いてそれぞれ水平に延伸される第1のプレート41側の第1の下部内側下端面と第3の下部内側下端面と、下部内側ガイド面461の周方向両側からそれぞれ延伸されると共にそれぞれ第1のプレート41側に下向きに傾斜する第1の下部内側勾配面462、第2の下部内側勾配面463とを有する。
第1の枠体450は、第1の下部外側勾配面452及び第2の下部内側勾配面463が第2の軸線方向の前(図面の表側)後(図面の裏側)に向斜し、第2の下部外側勾配面453及び第1の下部内側勾配面462が第2の軸線方向の前後に向斜することにより、第1の軸線方向の第1のプレート41側に窪む2つの第1の凹部が第1のプレート41の一対の対向する一辺部411、他辺部412のそれぞれに対応するように形成された閉環体となる。
この実施形態では、第1の下部カム体45は第1の軸線方向に対して第1の上部カム体47よりも車軸43側に近寄ると共に、第2の下部カム体46は第1の軸線方向に対して第2の上部カム体48よりも車軸43から離れるように設けられ、第1の下部カム体45と第2の下部カム体46とにより第1のプレート41側に固定される第1の枠体450となる。
第1の下部ウェブ部45aの第1の下部外側下端面と第2の下部ウェブ部46aの第1の下部内側下端面にはそれぞれ下部外側ガイド面451側、下部内側ガイド面461側に窪む切り欠き454、454、464、464が設けられている(図7)。切り欠き454、454、464、464にチェーン33を通して伝動体52に設けられるように用いられる。
また、第1の上部他側フランジ部47cと第1の上部一側フランジ部47bとがそれぞれ、第2の上部一側フランジ部48bと第2の上部他側フランジ部48cとに対して第2の軸線方向の内側になるように、第1の上部一側フランジ部47bと第1の上部他側フランジ部47cとの外周面が対応する第2の上部他側フランジ部48cと第2の上部一側フランジ部48bとの内周面に対応して連結されるために、第2の上部カム体48の第1の軸線A1を通る内径が第1の上部カム体47の第1の軸線A1を通る外径よりも大きくなるように構成されている。
つまり、例えば図7に示されているように、第1の上部カム体47において、第1の上部ウェブ部47aは、第2のプレート42の下板面とほぼ平行に延伸される第2のプレート42側の第1の上部内側上端面と第1のプレート41側の上部内側ガイド面471とを有し、第1の上部一側フランジ部47b及び第1の上部他側フランジ部47cは、第1の上部内側上端面の周方向両側から続いてそれぞれ水平に延伸される第2のプレート42側の第2の上部内側上端面と第3の上部内側上端面と、上部内側ガイド面471の周方向両側からそれぞれ延伸されると共に第2のプレート42側に上向きに傾斜する第1の上部内側勾配面472、第2の上部内側勾配面473とを有する。
第2の上部カム体48において、第2の上部ウェブ部48aは、第2のプレート42の下板面とほぼ平行に延伸される第2のプレート42側の第1の上部外側上端面と第1のプレート41側の上部外側ガイド面481とを有し、第2の上部一側フランジ部48b及び第2の上部他側フランジ部48cは、第1の上部外側上端面の周方向両側から続いてそれぞれ水平に延伸される第2のプレート42側の第2の上部外側上端面と第3の上部外側上端面と、上部外側ガイド面481の周方向両側からそれぞれ延伸されると共に第2のプレート42側に上向きに傾斜する上部外側下端面である第1の上部外側勾配面482、第2の上部外側勾配面483とを有する。
第2の枠体470は、第1の上部内側勾配面472及び第2の上部外側勾配面483が第2の軸線方向の前(図面の表側)後(図面の裏側)に向斜し、第2の上部内側勾配面473及び第1の上部外側勾配面482が第2の軸線方向の前後に向斜することにより、第1の軸線方向の第2のプレート42側に窪む2つの第2の凹部が第1のプレート41の一対の対辺する辺部411、412のそれぞれに対応するように形成された閉環体となる。
なお、第1の枠体450と第2の枠体470とはそれぞれ、この実施形態では、二つのCの字形になったカム体45、46と47、48によってほぼ円形になった閉環体になるが、一体成形によってなる閉環体を用いてもよい。なお、一例としては、第1の枠体450は第1の下部カム体45だけを有し、第2の枠体470は第1の上部カム体47だけを有し、第1の下部外側勾配面452だけを下部外側勾配面とし、第1の上部内側勾配面472だけを上部内側勾配面として有し、下部外側勾配面と上部内側勾配面とをカム面441として有するように構成する。
第1の枠体450及び第2の枠体470の間の第1の軸線方向間隔は、カム面441を含むガイドスロット490として、下部内側ガイド面461と上部内側ガイド面471とによりなる第1の通路491と、第1の通路491とキャビティ440を介して向かい合うように下部外側ガイド面451と上部外側ガイド面481とによりなる第2の通路492と、第1の下部外側勾配面452と第2の下部内側勾配面463と第1の上部外側勾配面482と第2の上部内側勾配面473とによりなる第3の通路493と、第2の下部外側勾配面453と第1の下部内側勾配面462と第1の上部内側勾配面472と第2の上部外側勾配面483とによりなる第4の通路494と、を含む。第1〜第4の通路491〜494は外部とキャビティ440に空間的に連通され、第3の通路493は第1の通路491と第2の通路492との対向する周方向一端に連通され、第4の通路494は第1の通路491と第2の通路492との対向する周方向他端に連通される。なお、第3の通路493と第4の通路494とは例えば第1のプレート41の一組の相反する辺部411、412に対応して画成される。
回転体51は、図5に示されているように、第1の軸線A1を中心として第1のプレート41及び第2のプレート42の間に第1のプレート41及び第2のプレート42と同軸に設けられた座体512と、第1の軸線A1に沿って座体512の第1のプレート41側の下部から第1のプレート41側に突き出るように設けられた第1の筒体513と、第1の軸線A1に沿って座体512の第2のプレート42側の上部から第2のプレート42側に突き出るように設けられた第2の筒体514とを有する。座体512は、例えば上面視で複数の側辺部を有する多角体であり、その中央部に車軸43が挿通して設けられる貫通孔が設けられ、枢結部511は、第1の軸線A1を中心とする周方向に沿って所定の角間隔をおいて座体512の外周面515の側辺部のそれぞれに設けられている。枢結部511は、例えば図5に示されているように、第2の軸線方向に延伸されるように座体512の外周面515に貫通して設けられている。なお、枢結部511は、その内周面に第1のねじが設けられたねじ孔として形成されている。第1の筒体513と第2の筒体514とは、中空状になり、座体512の貫通孔とにより車軸43が貫通される枢結孔516となる。伝動体52は、第1の筒体513の第1のプレート41側の下端部に外嵌されて定位されている。
回転手段5は、この実施形態では、更に、第1の筒体513及び第2の筒体514の枢結孔516側の内周壁にそれぞれ車軸43に環設された2つのベアリング部材53と2つのシール部材54とを有し、枢結孔516内の第1の筒体513と車軸43との間及び第2の筒体514と車軸43との間に外部からの水や塵埃が侵入することを防ぐことができる。
羽根手段6において、支持部材60は、第1の角度位置にある一部の羽根手段6が第2の角度位置に移動されるために(即ち上述のように羽根61の流水13に対する回転角度が調節されるために)第1の枠体450の下部外側勾配面と接触・案内されながら第2の軸線方向と平行な第1の回転軸を中心として回転可能に設けられた外側回転部材64と、第2の角度位置にある他部の羽根手段6が第1の角度位置に移動されるために上部内側勾配面と接触・案内されながら第2の軸線方向と平行且つ第1の回転軸と異なる第2の回転軸を中心として回転可能に設けられた内側回転部材66とを有する。
図5、図6及び図9に示されたように、羽根手段6において、支持部材60は、羽根61をベース4に支持連結するように第2の軸線方向に沿って延伸されて設けられた軸棒62を有し、該軸棒62は、第2の軸線方向の車軸43側の一端部625と、第2の軸線方向の羽根61側の他端部626と、一端部625と他端部626との間の軸部621とを有する。一端部625は第2の軸線方向沿いに移動可能に、その外周部に第2のねじが設けられ、枢結部511に連結される。他端部626は、第2の軸線A2に沿って延伸されて扁平状に形成され、羽根61と連結されるように設けられた連結ブロック624が設けられている。
軸部621は、他端部626側において第1の軸線方向と平行且つ第2の軸線方向と直角の第1の延伸方向D1に突き出て延伸されるように例えば耳状に形成された外側フレーム622と、一端部625において第1の延伸方向D1と直角の第2の延伸方向D2に突き出て延伸されるように例えば耳状に形成された内側フレーム623とを有する。
外側フレーム622は、その間に第1の延伸方向D1に窪んで延伸される外側取付溝6220が形成された一対の二股状の外側保持爪6221、6221を有し、該一対の外側保持爪6221、6221は、外側軸受け63と、外側軸受け63の外周に下部外側勾配面に接触して第2の軸線方向と平行に第1の延伸方向D1と直角に交わる第1の回転軸を中心として回転可能に設けられた外側回転部材64とが外側取付溝6220に挿入され、例えば第2の軸線方向に長手状に延伸されるように形成された支持ピン628が外側保持爪6221、6221に貫通して例えばリベット締めにして脱離不能にするように外側フレーム622に定位・保持される。
内側フレーム623は、その間に第2の延伸方向D2に窪んで延伸される内側取付溝6230が形成された一対の二股状の内側保持爪6231、6231を有し、該対の内側保持爪6231、6231は、内側軸受け65と、内側軸受け65の外周に上部内側勾配面に接触して第2の軸線方向と平行且つ第2の延伸方向D2と直角に交わる第2の回転軸を中心として回転可能に設けられた内側回転部材66とが内側取付溝6230に挿入され、例えば第2の軸線方向に長手状に延伸されるように形成された支持ピン627が内側保持爪6231、6231を貫通して例えばリベット締めにして脱離不能にするように内側フレーム623に定位・保持される。
なお、外側回転部材64と内側回転部材66は、例えばローラーが用いられ、軸棒62から垂直に突き出ると共に、互いに第2の軸線方向に対して直角に交錯するように設けられている。なお、外側回転部材64と内側回転部材66はそれぞれ、第1の下部カム体45と第1の上部カム体47とにそれぞれ対応して接触されるように互いに軸棒62に対して垂直(角A=90度)且つ交錯に突き出るように設けられている(図17)。
羽根61は、第2の軸線方向に長手状に延伸される横長の羽根本体部611と、軸棒62の他端部626と連結される継ぎ部612とを有する。羽根本体部611は、第2の軸線方向に長く且つ水流13の水面と水平に延伸されるように形成された横長の扁平状の面状部材であり、流水13による衝撃を受ける面部613を有する。継ぎ部612は、連結ブロック624が挿入される接合孔が設けられている。継ぎ部612に連結ブロック624が嵌入され、例えばねじ締めにより連結される。これによって、羽根61は、継ぎ部612を介して軸棒62に連結・支持される。
以上の構成部材で水力タービン40を組み立てる手順を図5〜7、図10を参照して説明する。まず、ねじで車軸43の一端を第1のプレート41の上面部に固定し、伝動体52を第1の筒体513の第1のプレート41側の下端部に固定する。チェーン33(図3)を切り欠き454、454、464、464に通して伝動体52に装着する。次に、車軸43が枢結孔516に挿入されることにより、ベアリング部材53とシール部材54とが装着された回転体51が車軸43に装着される。そして、軸棒62がねじ付の一端部625によって回転体51の枢結部511と螺結される。これによって、羽根手段6が回転体51に装着される。
流水13に対してその衝撃を良好に受けたり和らげたりすることができるように羽根61を位置決めするために、軸棒62の枢結部511への螺合の際、一端部625の枢結部511への埋め込み深さを調節する作業を行う。即ち、軸棒62の枢結部511への螺合作業は以下の手順に従って行われる。なお、この螺合作業は、第2の枠体470を装着した第2のプレート42を車軸43の他端に取り付ける前に行う。
1. 図10、図11に示されたように、複数の羽根61の一部が第1のプレート41に対して、軸棒62の軸部621が第2の下部カム体46の外側に突き出た場合、内側回転部材66が下部内側ガイド面461に接触されると共に、外側回転部材64が第2の下部カム体46の車軸43から離れる外周側に位置されるように、一端部625の枢結部511への埋め込み深さを調節する。ここで、複数の羽根手段6の一部は、図5に示されたように(図中右側の羽根手段6)、羽根61の面部613が第1の軸線方向にほぼ平行になる第1の角度位置になる(自転)。
2. 図10と図12に示されたように、複数の羽根61の他部が第1のプレート41に対して、軸棒62の軸部621が第1の下部カム体45の外側に突き出た場合、外側回転部材64が下部外側ガイド面451に接触されると共に、内側回転部材66が第1の下部カム体45の内周側且つ第1のプレート41に対しての上方に位置されるように、一端部625の枢結部511への埋め込み深さを調節する。ここで、複数の羽根手段6の他部は、図5に示されたように(図中左側の羽根手段6)、羽根61の面部613が第1の軸線方向にほぼ垂直になる第2の角度位置になる(自転)。
3. 図10と図13に示されたように、回転手段5の回転に連動される複数の羽根61がベース4に対して、軸棒62の軸部621が第1の下部外側勾配面452と第2の下部内側勾配面463より外側に突き出た場合、外側回転部材64が第1の下部外側勾配面452に接触されると共に、内側回転部材66が第1の下部カム体45の内周側且つ第1のプレート41に対しての上方に位置されるように、一端部625の枢結部511への埋め込み深さを調節する。ここで、図13に示されたように、羽根61の面部613が第1の延伸方向D1とほぼ平行且つ第1のプレート41から第2のプレート42に向かって外向きに傾斜する(自転)。
4. 図10と図14に示されたように、回転手段5の回転に連動される複数の羽根61がベース4に対して、軸棒62の軸部621が第2の下部外側勾配面453及び第1の下部内側勾配面462より外側に突き出た場合、外側回転部材64が第2の下部外側勾配面453に接触されると共に、内側回転部材66が第1の下部カム体45の内周側且つ第1のプレート41に対しての上方に位置されるように、一端部625の枢結部511への埋め込み深さを調節する。ここで、図14に示されたように、羽根61の面部613が第1の延伸方向D1とほぼ平行且つ第1のプレート41から第2のプレート42に向かって外向きに傾斜する(自転)。
軸棒62の枢結部511への螺合作業を終えてから、第2の枠体470を装着した第2のプレート42の下面部に車軸43の他端を例えばねじで螺結する。
ここでは、図11に示されたように、内側回転部材66が下部内側ガイド面461に接触された時、上部内側ガイド面471にも接触されるので、下部内側ガイド面461と上部内側ガイド面471との間に挟持される。これによって、軸棒62の軸部621が下部内側ガイド面461と上部内側ガイド面471とによりなる第1の通路491から外側に突き出るようになり、第1の角度位置に定位される。
一方、図12に示されたように、外側回転部材64が下部外側ガイド面451に接触された時、上部外側ガイド面481にも接触されるので、下部外側ガイド面451と上部外側ガイド面481との間に挟持される。これによって、軸棒62の軸部621が下部外側ガイド面451と上部外側ガイド面481とによりなる第2の通路492から外側に突き出るようになり、第2の角度位置に定位される。
図13に示されたように、軸棒62の軸部621が第1の下部外側勾配面452と第2の下部内側勾配面463と第1の上部外側勾配面482と第2の上部内側勾配面473とによりなる第3の通路493から外側に突き出た時、外側回転部材64が第1の下部外側勾配面452に接触されると共に、内側回転部材66が第1の上部カム体47側に向かって第2の上部内側勾配面473に接触される。
図14に示されたように、軸棒62の軸部621が第2の下部外側勾配面453と第1の下部内側勾配面462と第1の上部内側勾配面472と第2の上部外側勾配面483とによりなる第4の通路494から外側に突き出た時、外側回転部材64が第2の下部外側勾配面453に接触されると共に、内側フレーム623が第2の上部カム体48側に向かって第1の上部内側勾配面472と平行するようになる。以上のように、水力タービン40が組み立てられる。
図2、図3及び図15に示されたように、水力タービン40の組み立てが終わると、第1のプレート41の一辺部411が他辺部412に向かう方向が流水13の流れ方向Fに沿うように、ねじ等でベース4の第1のプレート41を水路10の底面11に固定する。チェーン33を第1のギアボックス31のギアセットに装着する。このように水力タービン40が水路10内に取り付けられる。
次に、以上のように構成された水力タービン40の動作及び作用を添付した図面を参照して説明する。
図11、図15及び図16に示されたように、流水13が流れ方向Fに沿って水力タービン40に向かって流れた時、一部の羽根手段6(図16、右側)における内側回転部材66が第1の通路491に移動された場合、該一部の羽根手段6が第1の角度位置において羽根61の面部613が第1の軸線方向にほぼ平行になると共に、流れ方向Fに垂直に向かうようになる。これによって、羽根61の面部613は流水13による衝撃の受け面積が最大となるので、流水13の衝撃によって該一部の羽根61が第1の回転方向R1に沿って第1の軸線A1(図5)を中心として回る。その一方、図12と図16に示されたように、他部の羽根手段6(図16、左側)の外側回転部材64が第2の通路492に移動された場合、該他部の羽根手段6が第2の角度位置において羽根61の面部613が第1の軸線方向にほぼ垂直になると共に、流れ方向Fに水平になる。これによって、該他部の羽根61の面部613は流水13による衝撃の受け面積が小さくなるので、羽根61が受ける流水13の衝撃を大幅に和らげることができる。
以上により、一部の羽根手段6が第1の角度位置において羽根61の面部613を流水13による衝撃の受け面積が最大になると共に、他部の羽根手段6が第2の角度位置において羽根61の面部613を流水13による衝撃の受け面積が最小になるようにすることによって、該他部の羽根手段6が流水13による衝撃をほとんど受けることなく該一部の羽根手段6が流水13による衝撃を真正面に受けることによって良好に回転されることができる。従って、水力タービン40の回転効率を高く上げることができ、発電機20の発電効率の向上を図ることができる。
図13、図16及び図17に示されたように、第3の通路493に移動された羽根手段6が第1の角度位置と第2の角度位置との間における第1の角度変換位置C1(図16、上側)において、羽根61は回転体51の回転によって第1の回転方向R1に沿って連動されると車軸43の周りを回転される(公転)。外側回転部材64が第1の下部外側勾配面452から離れ、第2の下部外側勾配面453によってガイドされて矢印Iに示されるように回転されると羽根61が第2の軸線A2を中心として回転される(自転、図17)。そして、外側回転部材64が第3の通路493から離れ第2の通路492に移動されると、外側回転部材64が下部外側ガイド面451と接触され、上部外側ガイド面481と接触されると共に、内側回転部材66が第2の上部カム体48の内周側に移動される。この時、羽根手段6は第2の軸線A2を中心として回りながら第2の通路492に移動されて第2の角度位置に保持される。
このように、第1の角度位置における羽根手段6が矢印Iのように第2の軸線A2を中心として回っている間、外側回転部材64が第1の上部外側勾配面482にガイドされ、上部外側ガイド面481に移動される。これによって、外側回転部材64が第2の通路492まで転がることができる。外側回転部材64が第2の通路492に保持されることによって、羽根手段6は第2の角度位置に保持されたまま第1の回転方向R1に沿って回る。
このように、第1の角度位置における羽根手段6が第1の回転方向R1に沿って第1の角度変換位置C1に回転された場合、羽根手段6は自転しながら外側回転部材64が第1の下部外側勾配面452にガイドされることによって、第1の角度位置から第2の角度位置に動かされる。これによって、羽根手段6が第1の角度変換位置C1に回転された際に第1の角度位置から第2の角度位置へ移動されることを確保することができる。
なお、この実施形態では、図5、図11及び図13に示されたように、軸棒62の一端部625は、ねじ頭を手前にし、螺旋部分を向こう側にして見た場合の、時計回りに回す右ねじ(第2のねじ)として形成された場合、支持部材60が矢印Iのように第2の軸線A2を中心として回る間、一端部625は、第2の軸線方向に沿って対応する枢結部511の奥に進む。このように、羽根手段6の回転体51の外周面515から突き出た長さを小さくすることができる。これによって、流水13による第2の角度位置の羽根手段6への衝撃によるトルク値を小さくすることができる。
図14、図16及び図18に示されたように、第2の角度位置に移動された羽根手段6は、第1の角度変換位置C1の第1の軸線方向に対する反対側の第2の角度変換位置C2(図16、下側)において、羽根61が回転体51の回転によって第1の回転方向R1に沿って連動される(公転)。内側回転部材66が第1の上部内側勾配面472によってガイドされて矢印IIのように第2の軸線A2を中心として転がる(自転、図18)。そして、内側回転部材66が第4の通路494から離れ第1の通路491に移動されると、内側回転部材66が上部内側ガイド面471および下部内側ガイド面461に接触されると共に、外側回転部材64が、第2の下部カム体46の外周面側に移動される。この時、羽根手段6は第2の軸線A2を中心として回りながら第1の角度位置に保持される。
このように、羽根手段6は、矢印IIのように第2の軸線A2を中心として回っている間、内側回転部材66が第1の下部内側勾配面462にガイドされ、下部内側ガイド面461に移動される。これによって、内側回転部材66が第1の通路491まで転がることができる。内側回転部材66が第1の通路491に保持されることによって、羽根手段6は第1の角度位置に保持されたまま第1の回転方向R1に沿って回る。
このように、第2の角度位置における羽根手段6が第1の回転方向R1に沿って第2の角度変換位置C2に回転された場合、羽根手段6は自転しながら内側回転部材66が第1の上部内側勾配面472にガイドされることによって、第2の角度位置から第1の角度位置に動かされる。これによって、羽根手段6が第2の角度変換位置C2に回転された際に第2の角度位置から第1の角度位置へ移動されることを確保することができる。
なお、この実施形態では、図5、図12、図16及び図18に示されたように、また、前述のように、軸棒62の一端部625が右ねじに形成されたので、支持部材60が矢印IIのように第2の軸線A2を中心として回る間、一端部625は第2の軸線方向に沿って対応する枢結部511から出るように移動される。このように、羽根手段6の回転体51の外周面515から突き出た長さを多くすることができる。これによって、流水13による第1の角度位置の羽根手段6への衝撃によるトルク値を大きくすることができる。
以上により、第1の角度位置における羽根手段6の回転体51の外周面515から突き出た長さが長い時、羽根61の受ける流水13の衝撃が最大となり、第2の角度位置における羽根手段6の回転体51の外周面515から突き出た長さが短い時、羽根61の受ける流水13の衝撃が最小となるので、羽根手段6は順調に且つ効率よく回転されることができる。
なお、本実施形態では、第1のプレート41の一辺部411が他辺部412に向かう向きを水流13の流れ方向Fとして水力タービン40が水路10の底面11に取り付けられた場合について説明したが、水流13によって羽根手段6を第1の回転方向R1と逆の第2の回転方向R2に沿って第1の軸線A1を中心として回すようにしてもよい。この場合、第1の角度位置に保持された羽根手段6が第2の回転方向R2に沿って第2の角度変換位置C2に移動された時、外側回転部材64が第2の下部外側勾配面453にガイドされて第1の角度位置から第2の角度位置に回転される。第2の角度位置に保持された羽根手段6は第2の回転方向R2に沿って第1の角度変換位置C1に移動された時、内側回転部材66が第2の上部内側勾配面473にガイドされて第2の角度位置から第1の角度位置に回転される。このように構成された水力タービン40は、流れ方向F及び該流れ方向Fと反対の流れ方向を有する水路10に用いられることができるので、水路10の水流に応じて使用勝手が良い。
また、外側回転部材64と内側回転部材66は、転がり可能なローラを用いるので、外側回転部材64が下部外側ガイド面451、第1の下部外側勾配面452、第2の下部外側勾配面453、上部外側勾配面481、第1の上部外側勾配面482及び第2の上部外側勾配面483と接触されると共に、内側回転部材66が上部内側ガイド面471、第1の上部内側勾配面472、第2の上部内側勾配面473、下部内側ガイド面461、第1の下部内側勾配面462及び第2の下部内側勾配面463と接触されるように移動されるので、外側回転部材64と内側回転部材66の第1の枠体450と第2の枠体470に対する摩擦を軽減することができる。従って、羽根手段6が第1の通路491又は第2の通路492を順調に回転しながら移動され、第3の通路493又は第4の通路494を順調に転がりながら移動されることができる。
以上、上記実施形態を参照して本発明に係る水力タービン40を説明したが、本発明は上記の実施形態に制限されるものではない。
例えば、図7と図16に示された、第1の下部カム体45、第2の下部カム体46、第1の上部カム体47及び第2の上部カム体48は、周方向の両端面がそれぞれ周方向に傾斜状に形成されたカム板で構成されているが、いずれかの端面だけを傾斜状にしてもよい。
一例としては、第1の枠体450では、第1の下部カム体45が第1の下部外側勾配面452だけを有し、第2の下部カム体46が第1の下部内側勾配面462だけを有し、第2の枠体470では、第1の上部カム体47が第1の上部内側勾配面472だけを有し、第2の上部カム体48が第1の上部外側勾配面482だけを有するようにする。このように構成された案内体を備えた水力タービンは、一方向の流れ方向Fだけを有する流水13に適用される。
他例としては、第2の下部カム体46は下部内側ガイド面461だけを有し、第2の上部カム体48は上部外側ガイド面481だけを有するようにしてもよい。
また、チェーン33は切り欠き454、454を介して伝動体52に装着されているが、地域1の形によって、切り欠き464、464を介して装着されてもよい。
以上のように構成された本発明に係る水力タービン40は、羽根手段6が第1の角度変換位置C1に移動されると、支持部材60は案内体44にガイドされながら第2の軸線A2を中心として自転され、羽根手段6は第1の角度位置から第2の角度位置に移動される。その一方、羽根手段6が第2の角度変換位置C2に移動されると、支持部材60は案内体44にガイドされながら第2の軸線A2を中心として自転され、羽根手段6は第1の角度位置から第2の角度位置に移動される。これによって、水力タービン40の流水13の衝撃に対しての抵抗を軽減することができると共に流水13の衝撃を受けて順調に回転させることができるので、発電機20の発電効率の向上を図ることができる。また、本発明に係る水力タービン40は、水面下に設けられているので、羽根61が水面上に露出することがないため、水面上の気流抵抗を受けずに済むと共に、水面上の空間を占めることもない。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明に係る水力タービンは、水力発電機に有用である。
1 地域
10 水路
11 底面
12 側面
13 流水
20 発電機
200 水力発電装置
30 伝達手段
31 第1のギアボックス
32 第2のギアボックス
33 チェーン
34 トランスミッションシャフト
40 水力タービン
4 ベース
41 第1のプレート
411、412 辺部
42 第2のプレート
43 車軸
44 案内体
440 キャビティ
441 カム面
45 第1の下部カム体
450 第1の枠体
451 下部外側ガイド面
452 第1の下部外側勾配面
453 第2の下部外側勾配面
454、454、464、464 切り欠き
45a 第1の下部ウェブ部
45b 第1の下部一側フランジ部
45c 第1の下部他側フランジ部
46 第2の下部カム体
461 下部内側ガイド面
462 第1の下部内側勾配面
463 第2の下部内側勾配面
46a 第2の下部ウェブ部
46b 第2の下部一側フランジ部
46c 第2の下部他側フランジ部
47 第1の上部カム体
470 第2の枠体
471 上部内側ガイド面
472 第1の上部内側勾配面
473 第2の上部内側勾配面
47a 第1の上部ウェブ部
47b 第1の上部一側フランジ部
47c 第1の上部他側フランジ部
48 第2の上部カム体
481 上部外側ガイド面
482 第1の上部外側ガイド面
483 第2の上部外側ガイド面
48a 第2の上部ウェブ部
48b 第2の上部一側フランジ部
48c 第2の上部他側フランジ部
490 ガイドスロット
491 第1の通路
492 第2の通路
493 第3の通路
494 第4の通路
5 回転手段
51 回転体
511 枢結部
512 座体
513 第1の筒体
514 第2の筒体
515 外周面
516 枢結孔
52 伝動体
53 ベアリング部材
54 シール部材
6 羽根手段
60 支持部材
61 羽根
611 羽根本体部
612 継ぎ部
613 面部
62 軸棒
621 軸部
622 外側フレーム
6220 外側取付溝
6221 外側保持爪
623 内側フレーム
6230 内側取付溝
6231 内側保持爪
624 連結ブロック
625 一端部
626 他端部
627 支持ピン
628 支持ピン
63 外側軸受け
64 外側回転部材
65 内側軸受け
66 内側回転部材
A 夾角
A1 第1の軸線
A2 第2の軸線
C1 第1の角度変換位置
C2 第2の角度変換位置
D1 第1の延伸方向
D2 第2の延伸方向
R1 第1の回転方向
R2 第2の回転方向
I、II 矢印

Claims (21)

  1. 水力で回転されるように水流の水面下に設けられた立軸形の水力タービンであって、
    前記水流に対して垂直に立てた車軸と、前記車軸の自身の中心軸沿いの第1の軸線を中心として前記車軸を取り囲んで設けられた案内体と、を有する、ベースと、
    前記第1の軸線を中心として回転可能に前記車軸に枢結された回転体を有し、前記回転体は、前記第1の軸線を中心とする周方向に沿って所定の角間隔をあけて設けられた複数の枢結部を有する、回転手段と、
    前記水流の水面から露出しないように設けられた羽根手段であって、前記回転手段の回転に連動して前記車軸の回りを回転可能に前記回転手段と連結されると共に、前記案内体に接触案内されながら前記第1の軸線と直角の第2の軸線を中心として回転可能に前記案内体と接触して設けられ、複数の支持部材と複数の羽根とを有し、前記支持部材は、前記車軸の回りを回転可能に前記周方向に沿って所定の角間隔をあけて前記枢結部のそれぞれと枢結されていると共に、前記案内体に接触案内されながら前記第2の軸線を中心として回転可能に設けられ、前記羽根は、前記第2の軸線に沿う方向である第2の軸線方向に沿って延伸されるように、前記支持部材のそれぞれと対応して前記支持部材の前記第2の軸線を中心としての回転に連動可能に支持されるように連結されている、前記羽根手段と、
    を備えている、ことを特徴とする水力タービン。
  2. 前記羽根は、前記第2の軸線方向に長く且つ前記水流の水面と水平に延伸されるように形成された面部を有し、
    前記羽根手段は、前記面部が前記第1の軸線に沿う方向である第1の軸線方向に平行の第1の角度位置と前記第1の軸線方向に垂直の第2の角度位置との間に回転可能に前記車軸の回りに設けられている、ことを特徴とする、請求項1に記載の水力タービン。
  3. 前記羽根手段は、
    前記第1の角度位置にある一部の前記羽根手段が、前記第1の軸線を中心として前記車軸の回りを回転されながら前記第2の角度位置に移動されるために、前記第1の角度位置と前記第2の角度位置との間の位置を、前記面部の前記水面に対する角度を変える第1の角度変換位置として有し、前記第1の角度変換位置にて、前記案内体によって案内されながら前記第2の軸線を中心として回転され、
    前記第2の角度位置にある他部の前記羽根手段が、前記第1の軸線を中心として前記車軸の回りを回転されながら前記第1の角度位置に移動されるために、前記第1の角度位置と前記第2の角度位置との間における前記第1の角度変換位置と異なる位置を、前記面部の前記水面に対する角度を変える第2の角度変換位置として有し、前記第2の角度変換位置にて、前記案内体によって案内されながら前記第2の軸線を中心として回転される、
    ように設けられた、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の水力タービン。
  4. 前記第1の角度変換位置と前記第2の角度変換位置とは、互いに前記第1の軸線方向に対する反対側である、ことを特徴とする、請求項3に記載の水力タービン。
  5. 前記案内体は、前記水面から離れるように設けられた、第1の枠体と、前記第1の枠体の前記水面寄りの上側に前記第1の軸線方向の間隔をガイドスロットとしてあけて前記第1の枠体と同軸に並ぶように設けられた、第2の枠体と、を有し、
    前記第1の枠体は、前記車軸から離れる外側且つ前記第2の枠体に対しての上側に前記周方向に傾斜するように形成された、下部外側勾配面を有し、
    前記第2の枠体は、前記車軸に近寄る内側且つ前記第1の枠体に対しての下側に前記周方向に傾斜するように形成された、上部内側勾配面を有し、
    前記ガイドスロットは、前記下部外側勾配面と前記上部内側勾配面とを含んで画成され、
    前記支持部材は、前記第1の角度位置にある前記一部の前記羽根手段が前記第2の角度位置に移動されるために前記下部外側勾配面と接触・案内されながら前記第2の軸線方向と平行な第1の回転軸を中心として回転可能に設けられた、外側回転部材と、前記第2の角度位置にある前記他部の前記羽根手段が前記第1の角度位置に移動されるために前記上部内側勾配面と接触・案内されながら前記第2の軸線方向と平行且つ前記第1の回転軸と異なる第2の回転軸を中心として回転可能に設けられた、内側回転部材と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の水力タービン。
  6. 前記外側回転部材と前記内側回転部材とはローラーであり、それぞれが前記支持部材の前記第2の軸線方向に対して垂直且つ互いに直角に交錯するように設けられている、ことを特徴とする、請求項5に記載の水力タービン。
  7. 前記支持部材は、前記回転体及び前記羽根の間に連結された軸棒を有し、前記軸棒は、前記車軸に対して直角に突き出ると共に前記第2の軸線方向に延伸されるように設けられた軸部を有し、前記軸部の前記回転体側の一端が対応する前記枢結部に枢結され、
    前記軸部は、その前記羽根側の他端側に前記第1の軸線方向と平行且つ前記第2の軸線方向と直角の第1の延伸方向に突き出て延伸されるように形成された、外側フレームと、その前記枢結部側の一端側に前記第2の軸線方向と直角且つ前記第1の延伸方向と直角の第2の延伸方向に突き出て延伸されるように形成された、内側フレームと、を有し、
    前記外側回転部材は、前記第2の軸線方向と平行且つ前記第1の延伸方向と直角に交わる第1の回転軸を中心として回転可能に、前記外側フレームに設けられ、
    前記内側回転部材は、前記第2の軸線方向と平行且つ前記第2の延伸方向と直角に交わる第2の回転軸を中心として回転可能に、前記内側フレームに設けられた、
    ことを特徴とする、請求項6に記載の水力タービン。
  8. 前記第1の枠体は、前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第1の下部カム体を有し、
    前記第2の枠体は、前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第1の上部カム体を有し、
    前記第1の下部カム体は、その前記第1の軸線を通る内径が前記第1の上部カム体の前記第1の軸線を通る外径よりも大きいように、前記第1の上部カム体に対して前記周方向の外側に設けられ、
    前記第1の下部カム体における前記第2の枠体寄りの上端面の一部に、前記下部外側勾配面が形成され、
    前記第1の上部カム体における前記第1の枠体寄りの下端面の一部に、前記上部内側勾配面が形成されている、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の水力タービン。
  9. 前記第1の下部カム体における前記第2の枠体寄りの前記上端面の他部は、前記下部外側勾配面と連続するように形成された、下部外側ガイド面を有し、
    前記第1の上部カム体における前記第1の枠体寄りの前記下端面の他部は、前記上部内側勾配面と連続するように形成された、上部内側ガイド面を有し、
    前記第1の枠体は、更に、前記第1の下部カム体の開口と対向すると共に前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第2の下部カム体を有し、
    前記第2の下部カム体は、その前記第1の軸線を通る外径が前記第1の下部カム体の前記第1の軸線を通る内径よりも小さいように、前記第1の下部カム体の前記周方向の内側に設けられ、
    前記第2の下部カム体は、前記下部外側ガイド面に対して前記第1の軸線の反対側にある、下部内側ガイド面を有し、
    前記第2の枠体は、更に、前記第1の上部カム体の開口と対向すると共に前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第2の上部カム体を有し、
    前記第2の上部カム体は、その前記第1の軸線を通る内径が前記第1の上部カム体の前記第1の軸線を通る外径よりも大きいように、前記第1の上部カム体の前記周方向の外側に設けられ、
    前記第2の上部カム体は、前記上部内側ガイド面に対して前記第1の軸線の反対側にある、上部外側ガイド面を有し、
    前記外側回転部材は、前記下部外側ガイド面と前記上部外側ガイド面とに接触して回転可能に設けられ
    前記内側回転部材は、前記上部内側ガイド面と前記下部内側ガイド面とに接触して回転可能に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項8に記載の水力タービン。
  10. 前記第2の下部カム体は、更に、前記下部外側勾配面の内周側に前記下部内側ガイド面と連続して延伸されるように傾斜して形成された、下部内側勾配面を有し、
    前記第2の上部カム体は、更に、前記上部内側勾配面の外周側に前記上部外側ガイド面と連続して延伸されるように傾斜して形成された、上部外側勾配面を有し、
    前記外側回転部材は、前記上部外側勾配面にガイドされ、前記上部外側ガイド面に移動されるように設けられ、
    前記内側回転部材は、前記下部内側勾配面にガイドされ、前記下部内側ガイド面に移動されるように設けられている、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の水力タービン。
  11. 前記ベースは、更に、前記車軸の前記第1の軸線方向一端に前記第1の軸線と垂直に連結された、第1のプレートと、前記第1のプレートの上方に前記車軸の前記第1の軸線方向他端に前記第1の軸線と垂直に連結された、第2のプレートと、を有し、
    前記第1の下部カム体と前記第2の下部カム体とは、それぞれの開口が対向すると共に前記車軸及び前記回転体を取り囲んで前記第1のプレートに固定され、
    前記第1の上部カム体と前記第2の上部カム体とは、それぞれの開口が対向すると共に前記車軸及び前記回転体を取り囲んで前記第2のプレートに固定され、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートと前記第1の枠体と前記第2の枠体とにより、前記回転手段を収容するキャビティが形成され、
    前記回転手段は、更に、前記回転体の前記第1のプレート側に設けられた、伝動体を有する、
    ことを特徴とする、請求項9に記載の水力タービン。
  12. 水の力による回転力で電力を得る水力発電装置であって、
    発電機と、
    前記発電機を回して発電させるように前記発電機と連結された、伝達手段と、
    水流の水面下に設けられた立軸形のもので、前記伝達手段と連結され、水力で回転されるように設けられた、水力タービンと、を備え、
    前記水力タービンは、
    前記水流に対して垂直に立てた車軸と、前記車軸の自身の中心軸沿いの第1の軸線を中心として前記車軸を取り囲んで設けられた案内体と、を有する、ベースと、
    前記第1の軸線を中心として回転可能に前記車軸に枢結された回転体と、前記回転体の回転に連動可能に連結された伝動体とを有し、前記回転体は、前記第1の軸線を中心とする周方向に沿って所定の角間隔をあけて設けられた複数の枢結部を有する、回転手段と、
    前記水流の水面から露出しないように設けられた羽根手段であって、前記回転手段の回転に連動して前記車軸の回りを回転可能に前記回転手段と連結されると共に、前記案内体に接触案内されながら前記第1の軸線と直角の第2の軸線を中心として回転可能に前記案内体と接触して設けられ、複数の支持部材と複数の羽根とを有し、前記支持部材は、前記車軸の回りを回転可能に前記周方向に沿って所定の角間隔をあけて前記枢結部のそれぞれと枢結されていると共に、前記案内体に接触案内されながら前記第2の軸線を中心として回転可能に設けられ、前記羽根は、前記第2の軸線に沿う方向である第2の軸線方向に沿って延伸されるように、前記支持部材のそれぞれと対応して支持されるように連結されている、前記羽根手段と、
    を有する、ことを特徴とする、水力発電装置。
  13. 前記羽根は、前記第2の軸線方向に長く且つ前記水流の水面と水平に延伸されるように形成された面部を有し、
    前記羽根手段は、前記面部が前記第1の軸線に沿う方向である第1の軸線方向に平行の第1の角度位置と前記第1の軸線方向に垂直の第2の角度位置との間に、回転可能に前記車軸の回りに設けられている、
    ことを特徴とする、請求項12に記載の水力発電装置。
  14. 前記羽根手段は、
    前記第1の角度位置にある一部の前記羽根手段が、前記第1の軸線を中心として前記車軸の回りを回転されながら前記第2の角度位置に移動されるために、前記第1の角度位置と前記第2の角度位置との間の位置を、前記面部の前記水面に対する角度を変える第1の角度変換位置として有し、前記第1の角度変換位置にて、前記案内体によって案内されながら、前記第2の軸線を中心として回転され、
    前記第2の角度位置にある他部の前記羽根手段が、前記第1の軸線を中心として前記車軸の回りを回転されながら前記第1の角度位置に移動されるために、前記第1の角度位置と前記第2の角度位置との間における前記第1の角度変換位置と異なる位置を、前記面部の前記水面に対する角度を変える第2の角度変換位置として有し、前記第2の角度変換位置にて、前記案内体によって案内されながら、前記第2の軸線を中心として回転される、
    ように設けられた、
    ことを特徴とする、請求項13に記載の水力発電装置。
  15. 前記案内体は、第1の枠体と、前記第1の枠体の上側に前記第1の軸線方向の間隔をガイドスロットとしてあけて前記第1の枠体と同軸にその上側に並ぶように設けられた、第2の枠体と、を有し、
    前記第1の枠体は、前記車軸から離れる外側且つ前記第2の枠体に対しての上側に前記周方向に傾斜するように形成された、下部外側勾配面を有し、
    前記第2の枠体は、前記車軸に近寄る内側且つ前記第1の枠体に対しての下側に前記周方向に傾斜する、上部内側勾配面を有し、
    前記ガイドスロットは、前記下部外側勾配面と前記上部内側勾配面とを含んで画成され、
    前記支持部材は、前記第1の角度位置にある前記一部の前記羽根手段が前記第2の角度位置に移動されるために前記下部外側勾配面と接触・案内されながら前記第2の軸線方向と平行な第1の回転軸を中心として回転可能に設けられた、外側回転部材と、前記第2の角度位置にある前記他部の前記羽根手段が前記第1の角度位置に移動されるために前記上部内側勾配面と接触・案内されながら前記第2の軸線方向と平行且つ前記第1の回転軸と異なる第2の回転軸を中心として回転可能に設けられた、内側回転部材と、を有する、
    ことを特徴とする、請求項14に記載の水力発電装置。
  16. 前記外側回転部材と前記内側回転部材とはローラーであり、それぞれが前記支持部材の前記第2の軸線方向に対して垂直且つ互いに直角に交錯するように設けられている、ことを特徴とする、請求項15に記載の水力発電装置。
  17. 前記支持部材は、前記回転体及び前記羽根の間に連結された軸棒を有し、前記軸棒は、前記車軸に対して直角に突き出ると共に前記第2の軸線方向に延伸されるように設けられた軸部を有し、前記軸部の前記回転体側の一端が対応する前記枢結部に枢結され、
    前記軸部は、その前記羽根側の他端側に前記第1の軸線方向と平行且つ前記第2の軸線方向と直角の第1の延伸方向に突き出て延伸されるように形成された、外側フレームと、その前記枢結部側の一端側に前記第2の軸線方向と直角且つ前記第1の延伸方向と直角の第2の延伸方向に突き出て延伸されるように形成された、内側フレームと、を有し、
    前記外側回転部材は、前記第2の軸線方向と平行且つ前記第1の延伸方向と直角に交わる第1の回転軸を中心として回転可能に前記外側フレームに設けられ、
    前記内側回転部材は、前記第2の軸線方向と平行且つ前記第2の延伸方向と直角に交わる第2の回転軸を中心として回転可能に前記内側フレームに設けられた、
    ことを特徴とする、請求項16に記載の水力発電装置。
  18. 前記第1の枠体は、前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第1の下部カム体を有し、
    前記第2の枠体は、前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第1の上部カム体を有し、
    前記第1の下部カム体は、その前記第1の軸線を通る内径が前記第1の上部カム体の前記第1の軸線を通る外径よりも大きいように、前記第1の上部カム体に対して前記周方向の外側に設けられ、
    前記第1の下部カム体における前記第2の枠体寄りの上端面の一部に、前記下部外側勾配面が形成され、
    前記第1の上部カム体における前記第1の枠体寄りの下端面の一部に、前記上部内側勾配面が形成されている、
    ことを特徴とする、請求項17に記載の水力発電装置。
  19. 前記第1の下部カム体における前記第2の枠体寄りの前記上端面の他部は、前記下部外側勾配面と連続するように形成された、下部外側ガイド面を有し、
    前記第1の上部カム体における前記第1の枠体寄りの前記下端面の他部は、前記上部内側勾配面と連続するように形成された、上部内側ガイド面を有し、
    前記第1の枠体は、更に、前記第1の下部カム体の開口と対向すると共に前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第2の下部カム体を有し、
    前記第2の下部カム体は、その前記第1の軸線を通る外径が前記第1の下部カム体の前記第1の軸線を通る内径よりも小さいように、前記第1の下部カム体の前記周方向の内側に設けられ、
    前記第2の下部カム体は、前記下部外側ガイド面に対して前記第1の軸線の反対側にある、下部内側ガイド面を有し、
    前記第2の枠体は、更に、前記第1の上部カム体の開口と対向すると共に前記車軸に向かっての開口が形成されるように、前記第1の軸線の周りに前記周方向に延伸して湾曲状に形成された、第2の上部カム体を有し、
    前記第2の上部カム体は、その前記第1の軸線を通る内径が前記第1の上部カム体の前記第1の軸線を通る外径よりも大きいように、前記第1の上部カム体の前記周方向の外側に設けられ、
    前記第2の上部カム体は、前記上部内側ガイド面に対して前記第1の軸線の反対側にある、上部外側ガイド面を有し、
    前記外側回転部材は、前記下部外側ガイド面と前記上部外側ガイド面とに接触して回転可能に設けられ、
    前記内側回転部材は、前記上部内側ガイド面と前記下部内側ガイド面とに接触して回転可能に設けられている、
    ことを特徴とする、請求項18に記載の水力発電装置。
  20. 前記第2の下部カム体は、更に、前記下部外側勾配面の内周側に前記下部内側ガイド面と連続して延伸されるように傾斜して形成された、下部内側勾配面を有し、
    前記第2の上部カム体は、更に、前記上部内側勾配面の外周側に前記上部外側ガイド面と連続して延伸されるように傾斜して形成された、上部外側勾配面を有し、
    前記外側回転部材は、前記上部外側勾配面にガイドされ、前記上部外側ガイド面に移動されるように設けられ、
    前記内側回転部材は、前記下部内側勾配面にガイドされ、前記下部内側ガイド面に移動されるように設けられている、
    ことを特徴とする、請求項19に記載の水力発電装置。
  21. 前記ベースは、更に、前記車軸の前記第1の軸線方向一端に前記第1の軸線と垂直に連結された、第1のプレートと、前記第1のプレートの上方に前記車軸の前記第1の軸線方向他端に前記第1の軸線と垂直に連結された、第2のプレートと、を有し、
    前記第1の下部カム体と前記第2の下部カム体とは、それぞれの開口が対向すると共に前記車軸及び前記回転体を取り囲んで前記第1のプレートに固定され、
    前記第1の上部カム体と前記第2の上部カム体とは、それぞれの開口が対向すると共に前記車軸及び前記回転体を取り囲んで前記第2のプレートに固定され、
    前記伝動体は、前記回転体の前記第1のプレート側に設けられ、
    前記第1のプレートと前記第2のプレートと前記第1の枠体と前記第2の枠体とにより、前記回転手段を収容するキャビティが形成されている、
    ことを特徴とする、請求項19に記載の水力発電装置。
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