JP2016209934A - Boring device for long material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、長尺材料用穴明け装置に関する。 The present invention relates to a drilling device for long material.
組立棚に用いられる形鋼やパイプ材料等の長尺材料には長手方向に直線状、かつ等間隔で穴明けする必要がある。 Long materials such as shaped steel and pipe materials used for assembly shelves must be drilled in a straight line at regular intervals in the longitudinal direction.
特にパイプ材料の長手方向に複数の穴を等間隔で加工する場合、ドリルや材料を移動させての穴明け加工では穴の位置精度の確保が困難であった。また、組み立て棚に使用するパイプ材料には精度の良い貫通穴を加工する必要があるが、発生するバリの処理が困難であった。 In particular, when a plurality of holes are machined at equal intervals in the longitudinal direction of the pipe material, it is difficult to ensure the positional accuracy of the holes in the drilling process by moving the drill or the material. Moreover, although it is necessary to process a through-hole with high precision in the pipe material used for an assembly shelf, the process of the burr | flash which generate | occur | produced was difficult.
上記加工を従来の加工装置を用いて行うとすると、例えば特許文献1に記載されている多数の穴を高精度で明けられる多軸穴明け装置を用いることが考えられる。 If the above-mentioned processing is performed using a conventional processing device, it is conceivable to use a multi-axis drilling device that can drill a large number of holes described in Patent Document 1, for example.
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の加工機は上記のパイプ材料等に多くの穴を精度よく能率的に加工するのに適切であるとは考えられない。穴明け装置自体の水平移動のための機構を有する等、加工機の規模が過大で加工対象、加工目的との釣り合いが取れず、結果として加工機の使用コストが過大となるという問題がある。 However, it is not considered that the conventional processing machine described in Patent Document 1 is suitable for processing many holes in the pipe material or the like with high accuracy and efficiency. There is a problem that the scale of the processing machine is excessively large, such as having a mechanism for the horizontal movement of the drilling device itself, and cannot be balanced with the processing object and the processing purpose, resulting in excessive use of the processing machine.
本発明は、比較的簡易かつコンパクトな加工装置で、長尺材料に複数の穴明けが能率的に行える長尺材料用の穴あけ装置を提供することを課題とする。 An object of the present invention is to provide a drilling device for a long material that can efficiently drill a plurality of holes in a long material with a relatively simple and compact processing device.
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、長尺材料に複数の穴を加工する装置であって、駆動モーターに連結された歯車装置により回転駆動される複数のドリルと、複数のドリルを上下動させる複数のシリンダーと、加工位置において長尺材料を固定するチャック装置を備え、複数のドリルは、所定数のグループに分けられており、各ドリルの先端の高さ位置は、グループ内で同一であって、かつ、グループごとに異なる高さ位置となっていることを特徴とする。
請求項2の発明は、さらに、チャック装置は、長尺材料の端部を固定する端部チャック装置と、長尺材料の側面を固定するチャック用シリンダーを備え、端部チャック装置はロータリーアクチュエーターに連結されており、チャック用シリンダーを開放して端部チャック装置を回転させることにより長尺材料を任意の回転角度位置に位置決めすることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention of claim 1 is an apparatus for processing a plurality of holes in a long material, and includes a plurality of drills rotated by a gear device connected to a drive motor, and a plurality of drills. It is equipped with a plurality of cylinders that move the drill up and down and a chuck device that fixes the long material at the processing position. The plurality of drills are divided into a predetermined number of groups, and the height position of the tip of each drill is the group It is the same, and has a different height position for each group.
According to a second aspect of the present invention, the chuck device further includes an end chuck device for fixing an end portion of the long material and a chuck cylinder for fixing a side surface of the long material, and the end chuck device is a rotary actuator. The long material is positioned at an arbitrary rotation angle position by opening the chuck cylinder and rotating the end chuck device.
本発明の長尺材料用穴明け装置により、長尺材料の等間隔の穴明けが正確に、かつ能率的に行える加工装置が提供される。 According to the long material drilling apparatus of the present invention, there is provided a processing apparatus capable of accurately and efficiently drilling long material at equal intervals.
以下に、本発明の実施形態について図を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の長尺材料用穴明け装置100は、パイプ材1に複数の穴1aを加工する装置であって、駆動モーター2に連結された不図示のタイミングベルト及び歯車装置3により回転駆動される複数のドリル5と、複数のドリル5を上下動させる複数のエアシリンダー6と、加工位置1bにおいてパイプ材1を固定するチャック装置7を備えている。複数のドリル5は、3つのグループに分けられており、各ドリル5の先端の高さ位置は、グループ内で同一であって、かつ、グループごとに異なる高さ位置となっている。
さらに、チャック装置7は、パイプ材1の端部を固定する端部チャック装置7aと、パイプ材1の側面を固定するチャック用シリンダー7bを備え、端部チャック装置7aは不図示のロータリーアクチュエーターに連結されており、チャック用シリンダー7bを開放して端部チャック装置7aを回転させることによりパイプ材1を任意の回転角度位置に位置決めすることができる。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, a long
The chuck device 7 further includes an
図1に示すように、搬送部9から穴明け部10へパイプ材1を搬出入する方向と直角方向には、穴明け前と穴明け後のパイプ材1の搬送装置が配設されている。すなわち、搬送部9の入側には穴明け前のパイプ材1の供給部8が、搬送部9の出側には穴明け後のパイプ材1の搬出部11が各々配設されている。さらに搬出部11の出側には、穴明け加工による発熱で高温となったパイプ材1の冷却部12と冷却部12からの取出し装置13及び排出部14が配設されている。
As shown in FIG. 1, in the direction perpendicular to the direction in which the pipe material 1 is carried in and out from the transport unit 9 to the
以下に、各装置についてさらに詳しく説明する。
図3(a)、(b)に示すように、駆動モーター2に連結された不図示のタイミングプーリー及びタイミングベルトによりドリル架台6aの両端の歯車3aが回転駆動され、この回転動力が各中間歯車3bを介して各ドリル5に連結されている各歯車3aに伝達される。これにより、各ドリル5は全て同一の回転方向に回転する。
Hereinafter, each device will be described in more detail.
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
図3(a)〜(e)に示すように、ドリル架台6aには片側4台ずつ、合計8台のエアシリンダー6が連結されており、これらのエアシリンダー6によってドリル架台6aがガイド6bに沿って昇降する。図3(c)にはドリル下降時のガイド6bとドリル5の位置関係が、図3(d)にはドリル上昇時のガイド6bとドリル5の位置関係が、図3(e)にはドリル下降時のエアシリンダー6とドリル5の位置関係が各々示されている。
As shown in FIGS. 3 (a) to 3 (e), a total of eight
図2に示すように、各ドリル5は先端の高さが隣接するドリル5同士で異なる高さに配設されており、本実施形態では各ドリル5は3mmずつ高さをずらしたA、B、Cの3つのグループに分けられている。すなわち、Aグループのドリル5を基準とすると、Bグループのドリル5はドリル先端高さがAグループのドリル5のドリル先端高さより3mm高い位置に配設され、Cグループのドリル5はドリル先端高さがBグループのドリル5のドリル先端高さよりさらに3mm高い位置に配設される。そして、A、B、C各グループのドリル5は図2に示すようにABCの順に並び、この並びが繰り返されるように配設される。
As shown in FIG. 2, each
このようにABC各グループに属するドリルを順番に配置することでパイプ長手方向での負荷を平均化することができるとともに、穴明け加工時の駆動モーター負荷を図5に示すように、各ドリル先端高さ位置を一定とした場合に比べて大幅に軽減することができる。これにより、駆動モーターを小型化することが可能となり、各装置の加工作業における負荷が軽減するため故障低減につながる。なお、高さの調整はドリル5を取り付けるチャック側で調整することによりドリル5として同一長さのものを使用することができる。
Thus, by arranging the drills belonging to each ABC group in order, the load in the pipe longitudinal direction can be averaged, and the drive motor load during drilling is shown in FIG. Compared with the case where the height position is constant, it can be greatly reduced. As a result, the drive motor can be reduced in size, and the load in processing operations of each apparatus is reduced, leading to a reduction in failure. The height can be adjusted on the chuck side where the
穴明け加工の手順としては、エアシリンダー6を下降させて、まずAグループのドリル5により12か所の穴を明ける。さらにエアシリンダー6を下降させてBグループのドリル5により12か所の穴を明ける。この際、Aグループのドリル5はパイプ材を貫通しており駆動モーター負荷はBグループのドリルの負荷のみである。さらにエアシリンダー6を下降させてCグループのドリル5により12か所の穴を明ける際もBグループのドリル5はパイプ材を貫通しており、駆動モーター2の負荷はCグループのドリルの負荷のみである。すなわち駆動モーター2の負荷をグラフに表すと図5の曲線Pのようになり、最大負荷はIPとなる。これはすべてのドリル5の先端高さを揃えて38本のドリル5で一度に穴加工を行った場合の駆動モーター負荷を示す曲線Qの最大負荷IQと比較するとかなりの負荷軽減となることがわかる。
As a drilling procedure, the
これにより、駆動モーターは最大トルクが小さくて済むため、より小型の駆動モーターを採用することが可能となる。また同じ駆動モーターを使用した場合でもロックする率が下がる等の効果が考えられる。以上はパイプ材が薄肉で上記グループ毎にドリルが貫通する場合の考察であるが、厚肉パイプの場合でも上記グループ分けにより駆動モーター負荷が軽減される傾向は変わらないと考えられる。 As a result, the maximum torque of the drive motor can be reduced, and a smaller drive motor can be employed. In addition, even when the same drive motor is used, an effect such as a lower lock rate can be considered. The above is a consideration when the pipe material is thin and the drill penetrates for each group, but even in the case of thick pipes, the tendency to reduce the drive motor load by the grouping is considered to be unchanged.
図1に示す搬送部9においては、本実施形態では手動にてパイプ材1を加工位置1bに搬入し、穴明け加工後、加工位置1bから搬送部9に搬出する。搬送部9にローラー駆動の搬送装置を配設してもよい。図4に示すように、パイプ材1が加工位置1bに搬入される際にはチャック用シリンダー7bは開いており、パイプ材1の搬入完了後、端部チャック装置7aが閉じてパイプ材1の端部を固定し、さらにチャック用シリンダー7bが閉じてパイプ材1が固定され、ドリル5により穴明け加工が行なわれる。穴明け加工後、端部チャック装置7a及びチャック用シリンダー7bが開いてパイプ材1の搬出が行なわれる。
In the transport unit 9 shown in FIG. 1, in this embodiment, the pipe material 1 is manually carried into the processing position 1 b and, after drilling, is transported from the processing position 1 b to the transport unit 9. A roller-driven transport device may be disposed in the transport unit 9. As shown in FIG. 4, when the pipe material 1 is carried into the machining position 1b, the
穴明け加工されたパイプ材1の裏側にさらに穴加工する場合、チャック用シリンダー7bを開いて端部チャック装置7aでパイプ材1をチャックしたままその中心軸周りに180°回転させた後、チャック用シリンダー7bを閉じて再び穴加工を行う。端部チャック装置7aは不図示のロータリーエンコーダーに連結されており、パイプ材1を180°回転させることができる。このようにパイプ材1の表裏2箇所に表面側から穴を加工することで、一方の表面からパイプ材1を貫通させて穴加工を行った場合に貫通させた表面側に突出するバリの発生を防止することができる。
なお、回転角度は180°に限らず自由に設定できるため、ロータリーエンコーダーによる端部チャック装置7aの回転設定角度を調節することで、必要であればパイプ材の長手方向に等間隔の穴を任意の中心角度を隔てて加工することが可能となる。
When further drilling holes on the back side of the drilled pipe material 1, the
Note that the rotation angle is not limited to 180 °, and can be set freely. Therefore, by adjusting the rotation setting angle of the
1 パイプ材
1a 穴
1b 加工位置
2 駆動モーター
3 歯車装置
3a 歯車
3b 中間歯車
4a タイミングプーリー
5 ドリル
6 エアシリンダー
6a ドリル架台
6b ガイド
7 チャック装置
7a 端部チャック装置
7b チャック用シリンダー
8 供給部
9 搬送部
10 穴明け部
11 搬出部
12 冷却部
13 取出し装置
14 排出部
100 長尺材料用穴明け装置
1 Pipe material 1a Hole 1b Processing position
2 drive motor 3
Claims (2)
モーターに連結された回転伝達装置により回転駆動される複数のドリルと、
該複数のドリルを上下動させる複数のシリンダーと、
上記加工位置において上記長尺材料を固定するチャック装置と、
を備え、
上記複数のドリルは、所定数のグループに分けられており、各ドリルの先端の高さ位置は、上記グループ内で同一であって、かつ、上記グループごとに異なる高さ位置となっている、
ことを特徴とする長尺材料用穴明け装置。 An apparatus for machining a plurality of holes in a long material, the apparatus comprising a plurality of drills rotated by a rotation transmission device coupled to a motor;
A plurality of cylinders for vertically moving the plurality of drills;
A chuck device for fixing the long material at the processing position;
With
The plurality of drills are divided into a predetermined number of groups, and the height position of the tip of each drill is the same within the group, and the height position is different for each group.
This is a drilling device for long materials.
The chuck device includes an end chuck device for fixing an end portion of the long material, and a chuck cylinder for fixing a side surface of the long material, and the end chuck device is connected to a rotary actuator. 2. The long material hole according to claim 1, wherein the long material is positioned at an arbitrary rotation angle position by opening the chuck cylinder and rotating the end chuck device. Dawn device.
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