JP2016209463A - ベルトコンベヤ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 多数の短ベルト3aの前後端を互に重ねて連結具3dで水平に折り曲がり可能に連結して構成された無端コンベヤベルト3をコンベヤフレーム4の前後端に設けたローラー4cに張り渡し、前後の各ローラーを外方向に移動自在とする軸受フレーム8aに取付けるとともに同軸受フレームを外方向に付勢する緊張装置8を設け、前後少なくとも一方のローラーを回動する駆動装置5を軸受フレーム8aに設けた。
【選択図】図1
Description
ところで、ベルトコンベヤ装置の形状は直線状であり、遊技島の全体形状が湾曲している場合などでは、複数の短い直線的ベルトコンベヤ装置をその前後端同士で乗せ掛けて折れ線状に接続し、各装置間でメダルを乗り移らせながら搬送している(例えば特許文献1参照)。しかし、この方法はベルトコンベヤ装置が多数必要で(例えば20台のスロットル台が設置された遊技島で約10本)故障の発生が多くなり、乗せ掛けた箇所でメダルが詰まりやすくなる問題もあった。
1) 送り方向には弾性変形できるが幅方向に変形しにくい複数の短ベルトをその前後端同士で水平に折れ曲がり可能に連結具で連結して長尺の無端コンベヤベルトを構成し、同無端コンベヤベルトの往路のベルトを受けるために搬送方向に複数に継がれたベルト受面フレームと,同ベルト受面フレームの左右それぞれに取付けられてベルトの左右動を規制する垂直な側壁体と,前記継がれたベルト受面フレームの始端終端となる前後端の位置で枢支されるベルトリターン用ローラーとから構成されたコンベヤフレームを設け、同コンベヤフレームの前後のローラー間に前記無端コンベヤベルトを張り渡し、前後の少なくとも一方のローラーを回動させる駆動装置を備えたベルトコンベヤ装置に於いて、前後のローラーそれぞれを外方向に付勢する緊張装置をコンベヤフレームの前後端に設け、無端コンベヤベルトを往路及び復路ともに外方に緊張させることで滑りなく短ベルト連結の長尺の無端コンベヤベルトを送れるようにしたことを特徴とする、ベルトコンベヤ装置
2) 前後端にある一方又は両方の緊張装置の構造が、前記ローラーを軸支する軸受フレームをコンベヤフレームに沿って進退可能に配置し、前記軸受フレームの前後に掛止片を設け、その前後の前記掛止片間位置に前記掛止片間の間隔より狭幅の調整部材を配置し、前記軸受フレームの前後位置に固定の張出片を前記軸受フレームの進退範囲より大きい間隔をおいて設け、その前後の前記張出片にネジ軸を回転自在に貫通するとともに前記調整部材に螺合し、前記ネジ軸を回転操作する回転操作部を設け、前記調整部材と前記軸受フレームの外側の前記掛止片の間に圧縮バネを介装した構造である、前記1)記載のベルトコンベヤ装置
3) 前記2)において記載された緊張装置の前記回転操作部を前記コンベヤフレームの前記張出片から突出した前記ネジ軸の軸端に設けた、前記2)記載のベルトコンベヤ装置
4) 前後端にある一方又は両方の緊張装置の構造が、前記ローラーを軸支する軸受フレームをコンベヤフレームに沿って進退可能に配置し、前記軸受フレームの外側の前後位置に固定の張出片を前記軸受フレームの進退範囲より大きい間隔をおいて設け、その前後の張出片と前記軸受フレームの前後に設けた縦フレームにネジ軸を回転自在に貫通し、前記軸受フレームの外側の前の縦フレームと内側となる固定の後の張出片との間に圧縮バネを介装した、前記1)記載のベルトコンベヤ装置
5) コンベヤの前後端それぞれにローラーを駆動する駆動装置を設けるとともに、同駆動装置を進退する各ローラーの軸受フレームに備えた、前記2)〜4)いずれか記載のベルトコンベヤ装置
6) 短ベルトの連結構造が、各短ベルトの前後端同士を重ね合わせ、その重なり部の上側の短ベルトに少なくとも3個以上の丸孔を開口し、重なり部の下側の短ベルトに丸孔を開口するとともにその左右位置に少なくとも1個以上の前後方向の長孔をそれぞれ開口し、中間位置の上下の丸孔に連結具を連通して留め、上側の短ベルトの左右の丸孔と下側の短ベルトの左右の長孔にも連結具を連通して留めて、上下丸孔の連結具を中心にして水平に折れ曲がり可能に短ベルトを連結した構造である、前記1)〜5)いずれか記載のベルトコンベヤ装置
7) 短ベルトが、その左右の側辺を内側へやや湾曲するように中間の幅を前後の幅より短くし、且つ前後左右の角部を斜めに又は丸く形成したものである、前記1)〜6)いずれか記載のベルトコンベヤ装置
8) 短ベルトが、帆布を複数枚積層して形成されたものである、前記1)〜7)いずれか記載のベルトコンベヤ装置
9) 前記短ベルトの連結具は重ねた短ベルトの下面から突出する下方突出部を有し、しかも前記ベルト受面フレームはその上面に短ベルトの連結具の下方突出部が接触することなく送れるように、前記下方突出部を収容できる溝をベルト受面フレームの上面に複数本送り方向に長く形成した形状とした、前記1)〜8)記載のベルトコンベヤ装置
10) 無端コンベヤベルトを構成する短ベルトが、短ベルトの前後端の中間位置にその前後端に取付ける連結具と略同じ構造の中間連結具を取付けるとともに、中間連結具の下部もベルト下面から突出する下方突出部を有する構造としたものを使用した、前記9)記載のベルトコンベヤ装置
11) 前後端にある前記ローラーは、無端コンベヤベルトの短ベルトを連結する前後端の連結具のベルト下面から突出する下方突出部を収容する凹部をローラー外周に設けるとともに、ローラーの凹部に連結部の下方突出部が嵌入することで下方突出部に支障なく送れるようにしたことを特徴とする、前記9)記載のベルトコンベヤ装置
12) 前後端にある前記ローラーは、無端コンベヤベルトの短ベルトを連結する前後端の連結具及び中間連結具のベルト下面から突出する下方突出部を収容する凹部をローラー外周に設け、ローラーの凹部に連結具又は中間連結具の下方突出部が嵌入することで下方突出部に支障なく送れるようにしたことを特徴とする、前記10)記載のベルトコンベヤ装置
13) ローラーの前記凹部が、ローラーの外周部に円環状の複数の溝を設けて形成された、前記11)又は12)記載のベルトコンベヤ装置
14) ローラーの前記凹部が、円柱状のローラーの外周部にU字状断面の溝をローラーの軸方向に沿って延びるように且つ円周方向に放射状に複数設けて形成された、前記11)又は12)記載のベルトコンベヤ装置
15) 前記1)〜14)いずれか記載のベルトコンベヤ装置が、遊技場の遊技機及びメダル貸し機が連設された遊技島でメダルを搬送するために用いられるものである、メダル搬送用のベルトコンベヤ装置
にある。
特に、ローラーの外周部凹部をU字状断面の溝をローラーの軸方向に延びるように放射状に複数設けて形成する構造では下方突出部が凹部内壁面と強く係止するので、滑ることなく高い係止力を付与できるばかりでなく、ローラーの円周の係止ピッチが短くなって係止力の合計力が高くなるか、又は同じ係止力の合計に対してローラーの外周長さ(ローラー半径)を短くできるという利点がある。
又、短ベルトの連結具としてはリベット・ボルトナット・ハトメ等が使用できる。又、短ベルトは高い引張力に耐え、搬送物品の重量に耐え、又摩擦に強い素材が選択される。帆布を複数枚積層したものが短ベルトに適する。
特に、リベットを連結具とし、しかも下方をワッシャを介してかしめるようにすれば、リベットと短ベルトの摩擦が少なくなり、短ベルトの水平折れ曲がりの回転運動が円滑にでき、湾曲した搬送路でのベルト送りが容易となる。
又、ステンレス製のボルト・ワッシャ・ナットに比べ、アルミ製のリベットとワッシャの方がボルト回転操作が不要な分打撃を与えるだけで連結できるので、部品コスト及び連結作業費も安価にできる。
しかも、短ベルトを連結する無端コンベヤベルトの長さの調整も短ベルト長さの単位で短縮したり、又は延長することが容易となる。又、一部のベルト部分の損傷があってもその損傷した部分の短ベルトを交換するので、部分損傷が解消でき易くする利点がある。
図面中、1は実施例1のベルトコンベヤ装置、11は変形例1のベルトコンベヤ装置、12は変形例2のベルトコンベヤ装置、13は変形例3のベルトコンベヤ装置である。3は無端コンベヤベルト、3aは短ベルト、3bは丸孔、3cは長孔、3dは短ベルト3aの連結金具であるリベット、3d1はそのリベット3dのベルト下面に突出した下部突出部、3eは短ベルト3aの中央部湾曲部、3fは短ベルト3aの前後端の中間に設けたリベットを用いた中間連結具、3gはその下方突出部、3hはリベット3d,3fに貫入してかしめてベルト材と滑らかに動けるようにするワッシャ、4はコンベヤフレーム、4aはベルト受面フレーム、4bは無端コンベヤベルトの左右端で垂直に立上った側壁体、4cはベルトリターン用のローラー、4c1は同ローラーの外周部に設けた下部突出部3d1を収める凹部、4c2はローラー軸、4c3は同ローラー軸に軸着したスプロケット、4cmは図22,23で示される他のローラーの凹部である。
又、図中7は図17〜20及び図21〜27に示される2段伸長式の緊張装置、7aは軸受フレーム、7a1は4辺を折曲させた軸受フレーム7aの縦辺の折曲部分である掛止片、7bは軸受フレーム7aに取付けられたローラー軸4c2の軸受部、7cはスプリングを用いた圧縮バネ、7dはネジ軸、7eは同ネジ軸の回転操作の操作部、7fは上下のネジ軸7dに螺合した調整部材、7hはコンベヤフレーム4のベルト受面フレーム4aの折曲部の前後端にそれぞれ延長するようにリベットで取付けられる固定延長フレーム、7iは同固定延長フレーム7hをベルト受面フレーム4aに取付けるためのリベット孔、7jは固定延長フレーム7hの中央部に開口したローラー軸4c2を水平横移動可能に貫入する長孔、7kは固定延長フレーム7hの4辺の縦辺の折曲部分である張出片である。mは実施例1及び変形例1〜3が搬送するメダルである。
この変形例3の短ベルトは、図21に示すように短ベルトの送りの中間で巾の中間位置に丸孔3bを設けてこれにリベットの中間連結具3fを取付ける構造とし、それに合せてローラーも図25〜27,22に示すようにローラー軸方向に延びたU字断面形状の溝を凹部4cmとする構造を使用し、ローラー4cの凹部4cmとの係止力を高める好ましい例を示すものである。
その緊張装置は、変形例2と同じ左右端とも2段伸長式の駆動装置付緊張装置7を使用している。この変形例3では、無端コンベヤベルト3の連結具3d及び中間連結具3fの下方突出部3d1,3gをローラー軸方向に延びるローラー4cのU字状溝の凹部4cmに嵌入して、下方突出部3d1,3gと凹部4cmとが強く係止して、無端コンベヤベルト3をローラー4cで引張して送るように確実にする例である。
この例で、前後にある2段伸長式の緊張装置7がローラー4cを外方向に引張すれば、無端コンベヤベルト3は強くローラー外周面に密着して滑りがなく且つ大きいベルト緩みにも対応でき、より確実に無端コンベヤベルト3を送ることができる例である。
駆動装置5が緊張装置7,8があるローラー4cの軸受フレーム7a,8aに取付けられれば、ローラー4cは無端コンベヤベルト3を引張して水平方向に移動しても、駆動装置5,10はそのローラー4cの軸受フレーム7a,8aとともに移動するので、駆動装置5,10は常時ローラー4cとともに動いて強制駆動できる。
又、ローラーの駆動装置は前後一方のみ設ける場合と、前後とも駆動装置を設ける場合があるが、後者の方がコンベヤベルトの緩みをなくして確実にコンベヤベルトを送れる。
更に、ローラー4cの形状例としてローラー外周部に円環状の溝をローラー軸方向に複数設ける例と、ローラー外周部にローラー軸方向に延びるU字状の溝を形成して凹部4cmとする構造の例を示している。
本発明において、ローラー4cの凹部形状、駆動装置を一方のみか前後両方ともに設けるかは、本発明の目的・用途に応じて適切な組み合せにすることが可能である。
図1〜図11に示す実施例1は、前後端のローラーともに外方向に緊張装置8で付勢され、又駆動装置5のモータは各緊張装置8の水平移動する軸受フレーム8aに取付けられて強制駆動される。又、ローラー4cの凹部4c1は円環状溝を軸方向に複数列に設けた例である。
又、その変形例1として実施例1の一方の駆動装置5を削除して、駆動装置なしのリターンローラー部にした例もあり、実施例1及び上記変形例1ともに前後のローラー4cに外部方向に付勢する緊張装置8を設けることで、ローラー外周面に強く無端コンベヤベルト3を密着するとともに、無端コンベヤベルト3の緩みを前後端の2つの緊張装置8で大きいベルト緩み量に対応することで、無端ベルトコンベヤ3の緩みに対応力を高めている。
図1〜11に示す実施例1について説明する。
このコンベヤフレーム4の固定延長フレーム8hの長孔8jにローラー4cのローラー軸4c2をそれぞれ通し、軸受フレーム8aにその軸受部8bを取付けている。固定延長フレーム8hの前後の2辺の折曲した部分である前後の張出片8k間の位置に軸受フレーム8aを配置して、その軸受フレーム8aのローラー4cに無端コンベヤベルト3を張架している。ネジ軸8dを前後の張出片8kに回転自在に貫通するとともに前後の張出片8kから突出したネジ軸8dの軸端にナットを螺合している。内側にある後の張出片8kと軸受フレーム8aの外側の前の縦フレーム8gの間には圧縮バネ8cを介装し、その圧縮バネ8cと前後の張出片8kと前後の縦フレーム8gにガイド棒8lを貫通し、前後の張出片8kから突出したガイド棒8lの軸端にナットを螺合して固定延長フレーム8hに固定している。
尚、この実施例1の緊張装置として図17〜27の変形例2,3の2段伸長式に引張できる機構の緊張装置7を採用すれば、引張できる長さを長くできるので、更にベルト緩みを少なくできる。
この構造により、ネジ軸7dの左右いずれかのナットを回すと、ネジ軸7dが定位置で回転し、ネジ軸7と螺合した調整部材7fが左右いずれかに移動する。ナットを止めると調整部材7fは定位置に保持される。調整部材7fが図17で左方向へ移動すると圧縮バネ7cが圧縮され、その復元力で軸受フレーム7aの左側(前)の掛止片7a1を押して軸受フレーム7aが左方向へ移動し、無端コンベヤベルト3の前後端にあるローラー4cとローラー4cの間隔が拡大する。逆に調整部材7fを図17で右方向へ移動させると、その調整部材7fが軸受フレーム7aの右側(後)の掛止片7a1を押して軸受フレーム7aが右方向へ移動し、駆動側ローラー4cと従動側ローラー4cの間隔が縮小する。モータ5は軸受フレーム7aに取り付けられているから、軸受フレーム7aが移動しても駆動側ローラー4cとモータ5の間隔は変化せず、駆動力の伝達に影響はない。尚、この右側に移動するのは無端コンベヤベルト3の交換・短くする作業時のみである。
1 実施例1のベルトコンベヤ装置
11 変形例1のベルトコンベヤ装置
12 変形例2のベルトコンベヤ装置
13 変形例3のベルトコンベヤ装置
3 無端コンベヤベルト
3a 短ベルト
3b 丸孔
3c 長孔
3d リベット(連結具)
3d1 下方突出部
3e ベルト巾湾曲部
3f 中間連結具
3g 下方突出部
3h ワッシャ
4 コンベヤフレーム
4a ベルト受面フレーム
4a1 溝
4b 側壁体
4c ベルトリターン用のローラー
4c1 凹部
4c2 ローラー軸
4c3 スプロケット
5 駆動装置(モータ)
5a スプロケット
5b チェーン
7 2段伸長式の緊張装置
7a 軸受フレーム
7a1 掛止片
7b 軸受部
7c 圧縮バネ
7d ネジ軸
7e 操作部
7f 調整部材
7h 固定延長フレーム
7i リベット孔
7j 長孔
7k 張出片
8 1段伸長式の緊張装置
8a 軸受フレーム
8b 軸受部
8c 圧縮バネ
8d ネジ軸
8e 操作部
8g 縦フレーム
8h 固定延長フレーム
8i リベット孔
8j 長孔
8k 張出片
8l ガイド棒
Claims (15)
- 送り方向には弾性変形できるが幅方向に変形しにくい複数の短ベルトをその前後端同士で水平に折れ曲がり可能に連結具で連結して長尺の無端コンベヤベルトを構成し、同無端コンベヤベルトの往路のベルトを受けるために搬送方向に複数に継がれたベルト受面フレームと,同ベルト受面フレームの左右それぞれに取付けられてベルトの左右動を規制する垂直な側壁体と,前記継がれたベルト受面フレームの始端終端となる前後端の位置で枢支されるベルトリターン用ローラーとから構成されたコンベヤフレームを設け、同コンベヤフレームの前後のローラー間に前記無端コンベヤベルトを張り渡し、前後の少なくとも一方のローラーを回動させる駆動装置を備えたベルトコンベヤ装置に於いて、前後のローラーそれぞれを外方向に付勢する緊張装置をコンベヤフレームの前後端に設け、無端コンベヤベルトを往路及び復路ともに外方に緊張させることで滑りなく短ベルト連結の長尺の無端コンベヤベルトを送れるようにしたことを特徴とする、ベルトコンベヤ装置。
- 前後端にある一方又は両方の緊張装置の構造が、前記ローラーを軸支する軸受フレームをコンベヤフレームに沿って進退可能に配置し、前記軸受フレームの前後に掛止片を設け、その前後の前記掛止片間位置に前記掛止片間の間隔より狭幅の調整部材を配置し、前記軸受フレームの前後位置に固定の張出片を前記軸受フレームの進退範囲より大きい間隔をおいて設け、その前後の前記張出片にネジ軸を回転自在に貫通するとともに前記調整部材に螺合し、前記ネジ軸を回転操作する回転操作部を設け、前記調整部材と前記軸受フレームの外側の前記掛止片の間に圧縮バネを介装した構造である、請求項1記載のベルトコンベヤ装置。
- 請求項2において記載された緊張装置の前記回転操作部を前記コンベヤフレームの前記張出片から突出した前記ネジ軸の軸端に設けた、請求項2記載のベルトコンベヤ装置。
- 前後端にある一方又は両方の緊張装置の構造が、前記ローラーを軸支する軸受フレームをコンベヤフレームに沿って進退可能に配置し、前記軸受フレームの外側の前後位置に固定の張出片を前記軸受フレームの進退範囲より大きい間隔をおいて設け、その前後の張出片と前記軸受フレームの前後に設けた縦フレームにネジ軸を回転自在に貫通し、前記軸受フレームの外側の前の縦フレームと内側となる固定の後の張出片との間に圧縮バネを介装した、請求項1記載のベルトコンベヤ装置。
- コンベヤの前後端それぞれにローラーを駆動する駆動装置を設けるとともに、同駆動装置を進退する各ローラーの軸受フレームに備えた、請求項2〜4いずれか記載のベルトコンベヤ装置。
- 短ベルトの連結構造が、各短ベルトの前後端同士を重ね合わせ、その重なり部の上側の短ベルトに少なくとも3個以上の丸孔を開口し、重なり部の下側の短ベルトに丸孔を開口するとともにその左右位置に少なくとも1個以上の前後方向の長孔をそれぞれ開口し、中間位置の上下の丸孔に連結具を連通して留め、上側の短ベルトの左右の丸孔と下側の短ベルトの左右の長孔にも連結具を連通して留めて、上下丸孔の連結具を中心にして水平に折れ曲がり可能に短ベルトを連結した構造である、請求項1〜5いずれか記載のベルトコンベヤ装置。
- 短ベルトが、その左右の側辺を内側へやや湾曲するように中間の幅を前後の幅より短くし、且つ前後左右の角部を斜めに又は丸く形成したものである、請求項1〜6いずれか記載のベルトコンベヤ装置。
- 短ベルトが、帆布を複数枚積層して形成されたものである、請求項1〜7いずれか記載のベルトコンベヤ装置。
- 前記短ベルトの連結具は重ねた短ベルトの下面から突出する下方突出部を有し、しかも前記ベルト受面フレームはその上面に短ベルトの連結具の下方突出部が接触することなく送れるように、前記下方突出部を収容できる溝をベルト受面フレームの上面に複数本送り方向に長く形成した形状とした、請求項1〜8記載のベルトコンベヤ装置。
- 無端コンベヤベルトを構成する短ベルトが、短ベルトの前後端の中間位置にその前後端に取付ける連結具と略同じ構造の中間連結具を取付けるとともに、中間連結具の下部もベルト下面から突出する下方突出部を有する構造としたものを使用した、請求項9記載のベルトコンベヤ装置。
- 前後端にある前記ローラーは、無端コンベヤベルトの短ベルトを連結する前後端の連結具のベルト下面から突出する下方突出部を収容する凹部をローラー外周に設けるとともに、ローラーの凹部に連結部の下方突出部が嵌入することで下方突出部に支障なく送れるようにしたことを特徴とする、請求項9記載のベルトコンベヤ装置。
- 前後端にある前記ローラーは、無端コンベヤベルトの短ベルトを連結する前後端の連結具及び中間連結具のベルト下面から突出する下方突出部を収容する凹部をローラー外周に設け、ローラーの凹部に連結具又は中間連結具の下方突出部が嵌入することで下方突出部に支障なく送れるようにしたことを特徴とする、請求項10記載のベルトコンベヤ装置。
- ローラーの前記凹部が、ローラーの外周部に円環状の複数の溝を設けて形成された、請求項11又は12記載のベルトコンベヤ装置。
- ローラーの前記凹部が、円柱状のローラーの外周部にU字状断面の溝をローラーの軸方向に沿って延びるように且つ円周方向に放射状に複数設けて形成された、請求項11又は12記載のベルトコンベヤ装置。
- 請求項1〜14いずれか記載のベルトコンベヤ装置が、遊技場の遊技機及びメダル貸し機が連設された遊技島でメダルを搬送するために用いられるものである、メダル搬送用のベルトコンベヤ装置。
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