JP2016209045A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 演出の興趣を向上する。【解決手段】 本発明に係るパチンコ機1は、特定遊技状態を生起させるか否かを決定する当落判定を実行する当落判定手段200と、所定条件が成立した場合に、当落判定の結果を報知する報知表示の実行中に、複数の演出態様のうちから選択された一の演出態様に基づく第1演出を実行するとともに、当該第1演出が実行される前に、当該第1演出の演出態様を示唆する第2演出を実行する演出制御手段300と、を備える。第2演出には、発生した演出ポイントの積算値を示す積算値情報の表示と、第1演出の演出態様を示唆する示唆情報の表示と、が含まれる。また、示唆情報として、互いに異なる演出態様に対応する複数種類の示唆情報が設定されている。そして、演出制御手段300は、第2演出において、演出ポイントを発生させ、積算値情報が示す積算値に応じて、示唆情報の種類を変更する。【選択図】 図22

Description

本発明は、特定遊技状態を生起させるか否かを決定する当落判定の結果を報知する報知表示を実行する遊技機に関し、特に、報知表示の実行中に所定の演出を実行する遊技機に関する。
従来、報知表示の実行中に所定の演出を実行する遊技機が知られている(特許文献1参照)。
この遊技機では、報知表示の演出パターンとして所定演出パターンが選択された場合に、演出ボタンの操作を促すボタン操作指示演出が実行された後に、複数種類の発展演出のうち一の種類の発展演出が実行される。また、ボタン操作指示演出の演出態様として、複数種類の発展演出のそれぞれに対応する演出態様が設定されている。そして、所定演出パターンが選択された場合に、ボタン操作指示演出として、その後に実行される発展演出の種類に対応する演出態様に基づく操作指示演出が実行される。
特開2014−158532号公報
しかしながら、従来の遊技機では、演出の興趣が低下する恐れがある。
すなわち、従来の遊技機では、ボタン操作指示演出の演出態様と、発展演出の種類と、が一対一の関係で対応付けられている。このため、遊技者は、ボタン操作指示演出の演出態様に基づいて発展演出の種類を把握した後には、当該ボタン操作指示演出に対する興味を失い、演出の興趣が低下する恐れがある。
本発明の課題は、演出の興趣を向上することにある。
上記目的を達成するために、第一の発明に係る遊技機は、特定遊技状態を生起させるか否かを決定する当落判定を実行する当落判定手段と、前記当落判定の結果を報知する報知表示を実行する報知表示手段と、所定条件が成立した場合に、前記報知表示の実行中に、複数の演出態様のうちから選択された一の演出態様に基づく第1演出を実行するとともに、当該第1演出が実行される前に、当該第1演出の演出態様を示唆する第2演出を実行する演出制御手段と、を備え、前記第2演出には、発生した演出ポイントの積算値を示す積算値情報の表示と、前記第1演出の演出態様を示唆する示唆情報の表示と、が含まれ、前記示唆情報として、互いに異なる演出態様に対応する複数種類の示唆情報が含まれ、前記演出制御手段は、前記第2演出において、前記演出ポイントを発生させ、前記積算値情報が示す前記積算値に応じて、前記示唆情報の種類を変更することを特徴とする。
第一の発明に係る遊技機では、所定条件が成立した場合に、第2演出が実行された後に、複数の演出態様のうちから選択された一の演出態様に基づく第1演出が実行される。そして、第2演出によって、その後に実行される第1演出の演出態様が示唆される。
特に、第2演出では、複数の演出態様(第1演出の演出態様)のうちいずれか一の演出態様に対応する示唆情報が表示され、表示されている示唆情報によって当該示唆情報に対応する演出態様に基づく第1演出の実行が示唆される。そして、第2演出では、演出ポイントが発生し、発生した演出ポイントの積算値に応じて、表示されている示唆情報の種類が変更される。
これによって、第一の発明に係る遊技機では、第2演出の実行中に、当該第2演出が示唆する第1演出の演出態様が変更される。
したがって、第2演出に対する遊技者の興味を、当該第2演出が終了されるまで維持することができ、演出の興趣を向上することが可能となる。
ここで、特定遊技状態としては、後述する大当たり遊技状態が該当する。当落判定としては、後述する大当たり判定が該当する。当落判定手段としては、後述する主制御回路200(ステップS117)が該当する。報知表示としては、後述する特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が該当する。報知表示手段としては、後述する主制御回路200(ステップS35)が該当する。所定条件が成立した場合としては、後述する第1変動パターンの内容として「リーチ種別示唆変動パターン」が決定され、かつ、第2変動パターンの内容として「スーパーリーチ」が決定された場合が該当する。複数の演出態様としては、後述する「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチF」が該当する。第1演出としては、後述する「スーパーリーチ」に基づく変動表示が該当する。第2演出としては、後述する「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示が該当する。演出制御手段としては、後述する演出制御回路300(ステップS203)が該当する。積算値情報としては、後述する積算値メータ画像g1が該当する。示唆情報としては、後述するリーチ種別示唆画像g2が該当する。
第二の発明に係る遊技機は、第一の発明に係る遊技機において、遊技者による操作が可能な操作手段を備え、前記演出制御手段は、前記第2演出の実行中に、前記操作手段の操作が有効となる操作有効期間を設定し、当該操作有効期間中における前記操作手段の操作を検出した場合に、前記演出ポイントを発生させることを特徴とする。
第二の発明に係る遊技機では、遊技者により操作手段が操作されたことを契機として、第2演出が示唆する第1演出の演出態様が変更される。
したがって、演出の興趣を更に向上することが可能となる。
ここで、操作手段としては、後述する演出ボタン5bが該当する。操作有効期間としては、後述する操作有効期間が該当する。
第三の発明に係る遊技機は、第一又は第二の発明に係る遊技機において、前記演出制御手段は、前記第2演出において最終的に表示される示唆情報として、前記第1演出の演出態様に対応する種類に係る前記示唆情報を表示することを特徴とする。
第三の発明に係る遊技機では、第2演出において最終的に表示される示唆情報によって、第1演出の演出態様が示唆される。
したがって、より確実に、第2演出に対する遊技者の興味を、当該第2演出が終了されるまで維持することが可能となる。
本発明によれば、演出の興趣を向上することが可能となる。
パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。 遊技盤ユニットの正面を示し、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。 演出画像表示装置の正面図である。 パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。 演出制御回路及び演出画像表示装置の構成を示すブロック図である。 各種抽選における当たりの種類(種別)を示す図である。 主制御回路から演出制御回路に対して送信される制御コマンドを説明する図である。 主制御回路が実行するメインループ処理を示すフローチャートである。 主制御回路が実行するシリアル通信受信割込み処理を示すフローチャートである。 主制御回路が実行するタイマ割込み処理を示すフローチャートである。 特図乱数記憶処理を示すフローチャートである。 特図変動処理を示すフローチャートである。 大当たり遊技処理を示すフローチャートである。 普図乱数記憶処理を示すフローチャートである。 普図変動処理を示すフローチャートである。 普図当たり遊技処理を示すフローチャートである。 演出制御回路が実行する演出制御処理を示すフローチャートである。 入賞時演出管理処理を示すフローチャートである。 変動時演出管理処理を示すフローチャートである。 大当たり演出管理処理を示すフローチャートである。 「リーチ種別示唆変動パターン」の具体的な内容を示す図である。 リーチ種別示唆画像の種類と演出ポイントの累計値との関係を示す図である。 演出開始画像の一例を示す図である。 「リーチ種別示唆演出」の第1段階を示す図である。 「リーチ種別示唆演出」の第2段階を示す図である。 「リーチ種別示唆演出」の第3段階を示す図である。 演出継続画像の一例を示す図である。 演出図柄の通常変動表示の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、本発明に係る遊技機を、パチンコ機1に適用している。
(パチンコ機1の全体構成)
まず、パチンコ機1の全体構成を説明する。
図1は、パチンコ機の全体構成を示す斜視図である。
図1に示すパチンコ機1は、矩形状の外枠2と、外枠2の前側に配設された内枠3と、内枠3の前側に配設された扉ユニット4と、を備えている。
内枠3は、矩形状に形成され、外枠2に対して開閉することが可能となるように配設されている。内枠3の内側には、遊技盤ユニット10(図2参照)が取り付けられている。
扉ユニット4は、略方形の扉状に形成され、外枠2に対して開閉することが可能となるように配設されている。これによって、扉ユニット4は、内枠3に取り付けられた遊技盤ユニット10(遊技盤8)の正面側を開閉することが可能となっている。扉ユニット4は、略中央部に配設された透明板4aと、透明板4aの周囲に配設された装飾部4bと、透明板4aの下側に配設された受皿ユニット5と、受皿ユニット5の側方に配設された発射ハンドル6と、を備えている。
透明板4aは、樹脂、ガラス等の透明な材料により平板状に形成され、内枠3に取り付けられた遊技盤ユニット10(遊技盤8)の正面側に配設される。これによって、遊技者は、透明板4aを介して、遊技盤ユニット10(遊技領域30)を視認することが可能となっている。装飾部4bは、前方に向かって膨出する形状を有している。装飾部4bの上側の各角部には、その内部に音発生装置(スピーカ)22(図4参照)が配設された音抜部4cが設けられている。各音抜部4cには、音発生装置22が出力する音声を通過させる複数の音抜孔が設けられている。また、装飾部4bには、複数のランプ21(図4参照)が配設されている。
受皿ユニット5は、遊技球(貸球及び賞球)を受ける受皿5aと、受皿5aの前側に配設された演出ボタン5b及び回転型セレクター5cと、を有している。
演出ボタン5bは、略円柱状に形成され、受皿ユニット5から上方に向かって突出するように配設されている。演出ボタン5bは、遊技者による押下操作(下方に向かって押し込む操作)が可能となっている。受皿ユニット5の内部には、演出ボタン5bの押下操作を検出する第1操作検出スイッチ24(図4参照)が配設されている。第1操作検出スイッチ24は、演出ボタン5bが押下操作されるごとに、第1操作信号を演出制御回路300(図4参照)に対して出力する。
回転型セレクター5c(いわゆる「ジョグダイヤル」)は、略円筒状に形成され、演出ボタン5bの周囲を囲むように配設されている。回転型セレクター5cは、遊技者による回転操作(円筒軸を中心に回転させる操作)が可能となっている。受皿ユニット5の内部には、回転型セレクター5cの回転操作を検出する第2操作検出スイッチ25(図4参照)が配設されている。第2操作検出スイッチ25は、回転型セレクター5cが所定角度(例えば、60[°])回転操作されるごとに、第2操作信号を演出制御回路300に対して出力する。
また、受皿ユニット5の上面には、貸出操作部7が配設されている。貸出操作部7は、球貸ボタン7aと、返却ボタン7bと、度数表示装置7cと、を有している。ここで、パチンコ機1は、プリペイドカードに記録されている情報の読出し及び更新を行うことが可能なCRユニット500(図4参照)と通信可能に接続されている。そして、プリペイドカード(図示せず)がCRユニット500に挿入されると、CRユニット500に挿入されたプリペイドカードに記録されている有価媒体の残存度数が度数表示装置7cに表示される。そして、プリペイドカードがCRユニット500に挿入されている状態で球貸ボタン7aが操作されると、所定数の遊技球が受皿5aに払い出される。この際、払い出された遊技球の数に応じてプリペイドカードに記録されている有価媒体の残存度数が更新されて、更新された有価媒体の残存度数が度数表示装置7cに表示される。また、有価媒体の残存度数が残っているプリペイドカードがCRユニット500に挿入されている状態で返却ボタン7bが操作されると、CRユニット500からプリペイドカードが返却される。
ここで、プリペイドカートとしては、例えば、磁気記憶媒体、記憶IC内蔵媒体等が該当する。
発射ハンドル6は、遊技者による回転操作が可能となっている。そして、発射ハンドル6は、回転操作されたことに応じて、この回転操作量に応じた抵抗値を払出制御回路400(図4参照)に対して出力する。
(遊技盤ユニットの構成)
次に、遊技盤ユニット10の構成を説明する。
図2は、遊技盤ユニットの正面を示し、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。図3は、演出画像表示装置の正面図である。なお、図3では、遊技盤ユニット10において、遊技盤8を取り外した状態を示している。
図2に示すように、遊技盤ユニット10は、遊技盤8と、遊技盤8の背面に取り付けられたセット板9(図3参照)と、セット板9の内側に取り付けられた演出画像表示装置20と、を備えている。
遊技盤8は、樹脂等により、平板状に形成されている。遊技盤8の略中央部には、中央開口部が設けられており、遊技者は、遊技盤8の中央開口部を介して、演出画像表示装置20(表示画面11a及び表示画面12a)を視認することが可能となっている。
遊技盤8の正面には、発射ハンドル6が操作されることに応じて打ち出された遊技球が流下する遊技領域30が形成されている。遊技領域30は、遊技球が流下する流路として、中央開口部(演出画像表示装置20)の左側に形成された左側流路と、中央開口部(演出画像表示装置20)の右側に形成された右側流路と、を有している。
図3に示すように、演出画像表示装置20は、第1画像表示装置11と、第2画像表示装置12と、第1画像表示装置11を変位させる変位機構(図示せず)と、から構成されている。
各画像表示装置11,12は、例えば、液晶表示装置、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置等の可変表示装置によって構成される。本実施形態では、各画像表示装置11,12は、液晶表示装置となっている。
各液晶表示装置11,12では、マトリクス状(行列状)に配置された複数の表示画素(図示せず)によって、演出画像を表示することが可能な表示画面11a,12aが構成されている。
各画像表示装置11,12は、バックライト(図示せず)と、バックライトの正面側に配設された液晶パネル11b,12b(図5参照)と、液晶パネル11b,12bを駆動する駆動回路11c,12c(図5参照)と、バックライト、液晶パネル11b,12b及び駆動回路11c,12cを保持する保持枠13(図3参照)と、を有している。
バックライトは、液晶パネル11b,12bに対して光を照射する。バックライトとしては、LED、冷陰極管等を適用することができる。
本実施形態では、各液晶パネル11b,12bは、TFT(Thin Film Transistor)を用いたアクティブマトリックス駆動方式の液晶パネルとなっている。具体的には、各液晶パネル11b,12bは、1対の偏光板と、1対の偏光板の間に配設された液晶ユニットと、を有している。液晶ユニットは、カラーフィルタ基板と、カラーフィルタ基板の背面側に配設されたアレイ基板と、カラーフィルタ基板及びアレイ基板の間に封入された液晶層と、を有している。
カラーフィルタ基板の背面側(液晶層側)には、R(赤)、G(緑)及びB(青)を含むカラーフィルタと、共通電極(対向電極)と、配向膜と、が形成されている。一方、アレイ基板の正面側(液晶層)側には、画素電極と、画素電極を駆動するためのTFT(スイッチ素子)と、TFTのゲート入力となるX電極(ゲートライン)と、TFTのソース入力となるY電極(ソースライン)と、配向膜と、が形成されている。
各液晶パネル11b,12bでは、複数の画素電極がマトリクス状(行列状)に配置されている。具体的には、各液晶パネル11b,12bでは、複数のX電極が並設されているとともに、複数のY電極が並設されている。各X電極は、上下方向(図2に示す上下方向)に沿って延びており、各Y電極は、左右方向(図2に示す左右方向)に沿って延びている。そして、X電極とY電極の各交点において、TFT及び画素電極が配設されて、副画素が形成されている。そして、各副画素にはR(赤)、G(緑)及びB(青)のうち一色のカラーフィルタが対応付けられている。
本実施形態では、各液晶パネル11b,12bでは、並設された3つの副画素(R(赤)に係る副画素、G(緑)に係る副画素及びB(青)に係る副画素)によって、1つの表示画素が形成されている。
各駆動回路11c,12cは、VDP340から入力される映像信号及び同期信号に基づいて、各表示画面11a,12aにおける演出画像の表示を制御する。具体的には、各駆動回路11c,12cは、ゲートライン駆動回路(図示せず)と、ソースライン駆動回路(図示せず)と、を有している。
ゲートライン駆動回路は、入力された映像信号に基づいて、各副画素が備えるTFTのオン・オフを切り替える。また、ソースライン駆動回路は、ゲートライン駆動回路による各副画素が備えるTFTのオン・オフに同期して、入力された映像信号に基づくソース電圧を、当該副画素(共通電極と画素電極との間に挟まれた領域の電極)に対して印加する。
そして、各画像表示装置11,12では、VDP340から入力される1フレーム分の映像信号に基づいて、当該画像表示装置11,12が備える全ての副画素に対して、当該映像信号に基づくソース電圧を印加することによって、当該1フレーム分の描画データに基づく演出画像(後述するフレームバッファ領域Bにおいて描画された1フレーム分の描画データに基づく演出画像)が表示される。さらに、各画像表示装置11,12では、所定のフレームレートにしたがって、複数フレームに係る描画データに基づく演出画像を連続して表示することによって、動画像が表示される。
ここで、演出画像表示装置20では、第1画像表示装置11及び第2画像表示装置12のそれぞれにおいて、個別の演出画像を表示することができる。また、第1画像表示装置11及び第2画像表示装置12によって、一の演出画像を表示することができる。
第1画像表示装置11は、変位機構によって、複数の位置に変位させることが可能となっている。本実施形態では、第1画像表示装置11は、第2画像表示装置12を被覆しない第1位置(図2及び図3参照)と、第2画像表示装置12の少なくとも一部を被覆する第2位置(図示せず)と、の間において変位させることが可能となっている。
ここで、第1画像表示装置11が第1位置に配置されている際には、第1画像表示装置11の表示画面11a及び第2画像表示装置12の表示画面12aは、同一平面上に配置される。一方、第1画像表示装置11が第2位置に配置されている際には、第1画像表示装置(表示画面11a)は、第2画像表示装置12(表示画面12a)の正面側に配置される。
第1画像表示装置11は、駆動モータ14(図5参照)を駆動することによって変位される。駆動モータ14は、ステッピングモータ等により構成されている。駆動モータ14は、演出制御回路300のCPU310から出力された制御信号に基づいて駆動される。
本実施形態では、第1画像表示装置11の背面側には、ランプ、役物、装飾部材等の装飾手段(図示せず)が配設されている。そして、第1画像表示装置11が第1位置に配置されている際には、装飾手段を視認することが不可能となっている。一方、第1画像表示装置11が第2位置に配置されている際には、装飾手段を視認することが可能となる。
第1画像表示装置11の表示画面11aには、演出図柄z1(図28参照)が表示される1つの演出図柄表示領域a1(図28参照)を構成(設定)することが可能となっている。
また、第2画像表示装置12の表示画面12aには、演出図柄z1が表示される2つの演出図柄表示領域a2,a3と、演出図柄z2(図28参照)が表示される1つの演出図柄表示領域a4(図28参照)と、を構成(設定)することが可能となっている。
各演出図柄表示領域a1〜a3では、演出図柄z1の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。各演出図柄表示領域a1〜a3で表示される演出図柄z1は、数字、文字、記号、キャラクター等の識別情報(図柄)を含んで構成されている。本実施形態では、演出図柄z1として、数字(「1」〜「8」のうちいずれか一つ)を含んで構成された「数字図柄」を有している。
演出図柄表示領域a4では、演出図柄z2の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。本実施形態では、演出図柄表示領域a4で表示される演出図柄z2は、カラーバーから構成されている。
演出図柄z1,z2の変動表示とは、各演出図柄表示領域a1〜a3において、演出図柄z1が、通常変動表示又は仮停止表示され、かつ、演出図柄表示領域a4において、表示されている演出図柄z2の種類が、順次、変更される(カラーバーが表す色が、順次、変更される)表示をいう。
「通常変動表示」とは、抽選結果表示位置に表示される演出図柄z1の種類が、順次、変更される(入れ替わる)表示をいう。「仮停止表示」とは、抽選結果表示位置において、一の種類の演出図柄z1が揺動(又は回転)される表示(抽選結果表示位置に表示されている演出図柄z1の種類が変更されない表示)をいう。なお、「抽選結果表示位置」とは、演出図柄z1が停止表示される位置をいう。
また、演出図柄z1,z2の停止表示とは、各演出図柄表示領域a1〜a3の抽選結果表示位置において、所定の演出図柄z1を停止させた状態で表示するとともに、演出図柄表示領域a4において、所定の演出図柄z2が表示される(カラーバーが所定の色を表す)ことをいう。
そして、3つの演出図柄表示領域a1〜a3において停止表示された演出図柄z1と、演出図柄表示領域a4において停止表示された演出図柄z2と、の組み合わせによって、特別図柄抽選(第1特別図柄抽選又は第2特別図柄抽選)の結果が表示される。
また、第2画像表示装置12の表示画面12aには、後述する始動情報記憶領域に記憶されている各始動情報に対応する保留図柄(図示せず)が表示される保留図柄表示領域(図示せず)を構成(設定)することが可能となっている。
保留図柄表示領域には、後述する特図始動情報記憶領域(特図1始動情報記憶領域及び特図2始動情報記憶領域)に記憶されている特図始動情報(特図1始動情報及び特図2始動情報)に対応する保留図柄が表示される。
遊技領域30における演出画像表示装置20の右方には、始動ゲート41が設けられている。始動ゲート41は、常時、遊技球による通過が可能となるように形成されている。始動ゲート41には、普図始動球検知センサ104(図4参照)が配設されている。普図始動球検知センサ104は、遊技球による始動ゲート41の通過の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、普図始動球検知センサ104からの検出信号の入力に応じて、普通図柄抽選を実行する。始動ゲート41は、右側流路を流下する遊技球による通過が可能となっている。
遊技領域30における演出画像表示装置20の下方には、第1始動口51が設けられている。第1始動口51は、上向きに開口した入球口(いわゆる「ヘソ」)であり、常時、遊技球の入球が可能となっている。第1始動口51内には、特図1始動球検知センサ101(図4参照)が配設されている。特図1始動球検知センサ101は、第1始動口51への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、特図1始動球検知センサ101からの検出信号の入力に応じて、第1特別図柄抽選を実行する。第1始動口51は、左側流路を流下する遊技球の入球が可能となっている。
遊技領域30における第1始動口51の下方には、第2始動口52が設けられている。第2始動口52には、第2始動口52への遊技球の入球を不可能にする閉止状態と遊技球の入球を可能にする開放状態とに変位することが可能な始動口開閉部材52a(いわゆる「電動チューリップ」)が設けられている。始動口開閉部材52aは、始動口ソレノイド64(図4参照)によって開閉される。第2始動口52は、通常時は、始動口開閉部材52aが閉止状態とされて、遊技球の入球が不可能となっているが、普通図柄抽選に当選した場合に、始動口開閉部材52aが開放状態とされて、遊技球の入球が可能となる。第2始動口52内には、特図2始動球検知センサ102(図4参照)が配設されている。特図2始動球検知センサ102は、第2始動口52への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、特図2始動球検知センサ102からの検出信号の入力に応じて、第2特別図柄抽選を実行する。第2始動口52は、左側流路を流下する遊技球及び右側流路を流下する遊技球の入球が可能となっている。
遊技領域30における始動ゲート41の下方には、第1大入賞口53が設けられている。第1大入賞口53には、第1大入賞口53への遊技球の入球を不可能にする閉止状態と遊技球の入球を可能にする開放状態とに変位することが可能な第1大入賞口開閉部材53a(いわゆる「アタッカー」)が設けられている。
第1大入賞口開閉部材53aは、第1大入賞口ソレノイド65a(図4参照)によって開閉される。第1大入賞口53は、通常時は、第1大入賞口開閉部材53aが閉止状態とされて、遊技球の入球が不可能となっているが、大当たり遊技状態が生起された場合に、第1大入賞口開閉部材53aが開放状態とされて、遊技球の入球が可能となる。第1大入賞口53内には、第1大入賞球検知センサ103a(図4参照)が配設されている。第1大入賞球検知センサ103aは、第1大入賞口53への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、第1大入賞球検知センサ103aからの検出信号の入力に応じて、遊技球払出装置440(図4参照)による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を実行する。第1大入賞口53は、右側流路を流下する遊技球の入球が可能となっている。
遊技領域30における第1大入賞口53の下方には、第2大入賞口54が設けられている。第2大入賞口54には、第2大入賞口54への遊技球の入球を不可能にする閉止状態と遊技球の入球を可能にする開放状態とに変位することが可能な第2大入賞口開閉部材54a(いわゆる「アタッカー」)が設けられている。
第2大入賞口開閉部材54aは、第2大入賞口ソレノイド65b(図4参照)によって開閉される。第2大入賞口54は、通常時は、第2大入賞口開閉部材54aが閉止状態とされて、遊技球の入球が不可能となっているが、大当たり遊技状態が生起された場合に、第2大入賞口開閉部材54aが開放状態とされて、遊技球の入球が可能となる。
第2大入賞口54内には、遊技球による通過が可能なV領域(図示せず)が形成されている。V領域は、第2大入賞口54へ入球した遊技球の一部が通過するように構成されている。
また、第2大入賞口54内には、第2大入賞球検知センサ103b(図4参照)及びV入賞球検知センサ105(図4参照)が配設されている。第2大入賞球検知センサ103bは、第2大入賞口54への遊技球の入球の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、第2大入賞球検知センサ103bからの検出信号の入力に応じて、遊技球払出装置440(図4参照)による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を実行する。
V入賞球検知センサ105は、遊技球によるV領域の通過の検出に応じて、検出信号を主制御回路200に対して出力する。主制御回路200は、V入賞球検知センサ105からの検出信号の入力に応じて、後述するV入賞検知フラグの設定を行う。ここで、第2大入賞口54では、V入賞球検知センサ105により検出された遊技球は、その後、更に第2大入賞球検知センサ103bにより検出されるように構成されている。第2大入賞口54は、右側流路を流下する遊技球の入球が可能となっている。
遊技領域30における第2始動口52の下方には、いずれの入球口にも入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口55が設けられている。なお、遊技領域30には、各入球口51,52,53,54やゲート41に遊技球を導くように複数の釘(図示せず)が配置されている。
また、遊技盤8には、状態表示装置63(図4参照)と、普図表示装置60(図4参照)と、特図1表示装置61(図4参照)と、特図2表示装置62(図4参照)と、が設けられている。
状態表示装置63は、LED等によって構成されている。状態表示装置63には、第1特別図柄抽選の抽選結果の表示が保留されている回数(いわゆる「保留数」)、第2特別図柄抽選の抽選結果の表示が保留されている回数、普通図柄抽選の抽選結果の表示が保留されている回数、大当たり遊技状態の種別(ラウンド遊技の実行回数)等が表示される。
各表示装置60,61,62は、7セグメントLED、ドットマトリクスLED等によって構成されている。
普図表示装置60は、数字や図柄等からなる普通図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。そして、普図表示装置60では、停止表示された普通図柄によって、普通図柄抽選の結果が表示される。ここで、普図表示装置60に停止表示された普通図柄が特定の図柄となった場合には、遊技者に有利な遊技状態である普図当たり遊技状態が生起される。
特図1表示装置61は、数字や図柄等からなる第1特別図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。そして、特図1表示装置61では、停止表示された第1特別図柄によって、第1特別図柄抽選の結果が表示される。特図2表示装置62は、数字や図柄等からなる第2特別図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。そして、特図2表示装置62では、停止表示された第2特別図柄によって、第2特別図柄抽選の結果が表示される。
ここで、特図表示装置61,62における特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の表示と、演出図柄表示領域a1〜a4における演出図柄z1,z2の表示とは、変動表示が開始される時期、変動表示が終了して停止表示が行われる時期及び停止表示された図柄が示す抽選結果のそれぞれについて対応付けられている。
そして、特図1表示装置61に停止表示された第1特別図柄が特定の図柄となった場合又は特図2表示装置62において停止表示された第2特別図柄が特定の図柄となった場合には、遊技者に有利な遊技状態である大当たり遊技状態が生起される。
(制御系の構成)
次に、パチンコ機1における制御系の構成を説明する。
図4は、パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。図5は、演出制御回路及び演出画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、パチンコ機1は、主制御回路200と、演出制御回路300と、払出制御回路400と、各制御回路200,300,400等に電源(電力)を供給する電源回路600と、を備えている。
各制御回路200,300,400は、CPU(Central Processing Unit)と、遊技の進行に係るプログラム及び遊技の進行に必要なデータを格納するROM(Read Only Memory)と、CPUがROMに格納されているプログラムに基づく処理を進行するために使用される一時記憶領域となるRAM(Random Access Memory)と、を備えるマイクロコンピュータである。主制御回路200、演出制御回路300及び払出制御回路400は、それぞれ別々の基板に実装されている。
主制御回路200は、CPU210と、ROM220と、RAM230と、入力ポート240と、第1出力ポート251と、第2出力ポート252と、第3出力ポート253と、周波数発生回路260と、ハード乱数発生回路270と、を備える。
入力ポート240は、各検知センサ・スイッチ101,102,103a,103b,104,105から入力された検出信号及び払出制御回路400から入力された制御コマンドのそれぞれを、CPU210に対して出力する。第1出力ポート251は、各表示装置60〜63及び各ソレノイド64,65a,65bに対して制御信号を出力するとともに、パチンコ機1の賞球の払い出しに関する情報やエラー信号をホールコンピュータ(図示せず)に対して送信する。第2出力ポート252は、演出制御回路300に対して制御コマンドを送信する。第3出力ポート253は、払出制御回路400に対して制御コマンドを送信する。
第2出力ポート252及び第3出力ポート253のそれぞれは、送信用データレジスタ(図示せず)と、FIFO(First In First Out)バッファ(図示せず)と、送信用シフトレジスタ(図示せず)と、を有している。
送信用データレジスタは、後述する制御コマンド送信処理(ステップS13)に基づいて入力された制御コマンドを、FIFOバッファに対して出力する。
FIFOバッファは、複数のレジスタから構成され、複数の制御コマンドを記憶することが可能となっている。そして、FIFOバッファは、送信用データレジスタから入力された制御コマンドを記憶するとともに、記憶している制御コマンドを入力された順番で送信用シフトレジスタに対して出力する。
送信用シフトレジスタは、FIFOバッファから入力された制御コマンドについて、パラレル−シリアル変換を行い、シリアルデータとして、演出制御回路300又は払出制御回路400に対して送信する。
ROM220には、遊技の進行に係るプログラム及び遊技の進行に必要なデータが格納されている。特に、ROM220には、遊技の進行に必要なデータとして、各種抽選を実行するための判定テーブル、演出制御回路300を制御するために必要な各種制御コマンドが格納されている。
RAM230には、主制御回路200における入出力データ、演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタ等の各種カウンタ、抽選結果や遊技状態を管理するフラグ等が一時的に記憶される。
特に、RAM230には、特図1始動球検知センサ101、特図2始動球検知センサ102及び普図始動球検知センサ104のそれぞれからの検出信号の入力を契機として取得される始動情報を記憶する領域が設けられている。ここで、始動情報とは、各検出信号の入力を契機として取得された各種乱数値等の情報をいう。
また、始動情報記憶領域として、特図1始動球検知センサ101からの検出信号の入力を契機として取得された始動情報(以下、「特図1始動情報」とする)を記憶することが可能な特図1始動情報記憶領域と、特図2始動球検知センサ102からの検出信号の入力を契機として取得された始動情報(以下、「特図2始動情報」とする)を記憶することが可能な特図2始動情報記憶領域と、を有している。特図1始動情報記憶領域及び特図2始動情報記憶領域には、それぞれ、所定数(本実施形態では、4つ)を上限として、始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)を記憶することが可能となっている。
ここで、パチンコ機1は、電源回路600による電源の供給が遮断された際に主制御回路200に対して電源を供給することが可能なバックアップ電源回路(図示せず)を備えている。これにより、RAM230は、電源回路600による電源の供給時には、この電源に基づいて記憶された情報を保持することができ、電源回路600による電源の供給の遮断時には、バックアップ電源回路から供給される電源に基づいて記憶された情報を保持(保存)することができる。
周波数発生回路260は、所定のクロック周波数(本実施形態では、12[MHz])でクロック(同期信号)を発生させて、このクロックをCPU210及びハード乱数発生回路270のそれぞれに対して出力する。ハード乱数発生回路270は、普通図柄抽選の当たり乱数、第1特別図柄抽選の当たり乱数及び第2特別図柄抽選の当たり乱数のそれぞれを発生させる。ハード乱数発生回路270は、周波数発生回路260から1クロックが入力されるごとに、ループカウンタの値を所定の範囲内(例えば、0〜65535の範囲内)において1ずつ更新することによって、当たり乱数を発生させる。本実施形態では、ハード乱数発生回路270のループカウンタの値は、0.083[μs](1[s]/12[MHz]=0.083[μs])ごとに更新される。なお、ループカウンタは、普通図柄抽選、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。
演出制御回路300は、主制御回路200から受信した制御コマンドに基づいて、演出画像表示装置20(各画像表示装置11,12)における演出画像の表示、駆動モータ14の駆動、ランプ21の点灯・点滅及び音発生装置22による音の出力のそれぞれを制御する。
図5に示すように、演出制御回路300は、CPU310と、ROM320と、RAM330と、VDP(Video Display Processor)340と、CGROM(Character Generator ROM)350と、を備える。
なお、図5では、演出制御回路300のうち、画像表示装置20における演出画像の表示を制御する表示制御部の構成を示し、ランプ21の点灯・点滅を制御するランプ制御部及び音発生装置22による音の出力を制御する音制御部の表示を省略している。
ROM320には、演出の進行に係るプログラム、演出の進行に必要なデータが格納されている。
RAM330には、主制御回路200から受信した制御コマンド、演算処理を行うためのデータ等が一時的に記憶される。
CPU310は、主制御回路200から受信した制御コマンドに基づいて、実行する演出の内容を決定する。そして、決定した演出の内容に対応する演出プログラムに基づいて、表示スケジュールデータ(表示制御データ)を設定する。さらに、設定された表示スケジュールデータにしたがって、1フレームごとに、表示制御信号を生成し、生成した表示制御信号を、VDP340に対して出力する。
また、CPU310は、決定した演出の内容に係る演出プログラムにしたがって、モータ制御データ、ランプ制御データ及び音制御データのそれぞれを読み出して、読み出した各制御データを、駆動モータ14、ランプ21及び音発生装置22のそれぞれに対して出力する。
VDP340は、CPU310から入力された表示制御信号に基づいて、描画データ(演出画像)を生成(描画)するとともに、生成した描画データを各画像表示装置11,12の駆動回路11c,12cに対して出力する。
VDP340には、VRAM(Video RAM)341が内蔵されている。そして、VRAM341には、描画データを生成(記憶)することが可能なフレームバッファ領域(描画領域)Bが設けられている。
本実施形態では、ダブルバッファリング方式が採用されており、VRAM341において、2つのフレームバッファ領域Bが設けられている。2つのフレームバッファ領域Bは、互いに同一の構成となっている。そして、各フレームバッファ領域Bには、1フレーム分の描画データを生成(1フレーム分の演出画像を描画)することが可能となっている。
VDP340では、2つのフレームバッファ領域Bのうち一方のフレームバッファ領域Bが描画領域に指定されている間に、2つのフレームバッファ領域Bのうち他方のフレームバッファ領域Bが出力領域に指定される。そして、出力領域として指定されている一方のフレームバッファ領域Bに生成されている1フレーム分の描画データに基づく映像信号が、各駆動回路11c,12cに対して出力される。この間、描画領域として指定されている他方のフレームバッファ領域Bにおいて、新たな1フレーム分の描画データが生成される。
本実施形態では、一のフレームバッファ領域Bにおいて、第1画像表示装置11に対応する第1領域と、第2画像表示装置12に対応する第2領域と、が設定される。そして、描画領域に指定されているフレームバッファ領域Bの第1領域において、第1画像表示装置11に対して出力する描画データが生成され、当該フレームバッファ領域Bの第2領域において、第2画像表示装置12に対して出力する描画データが生成される。これによって、一のフレームバッファ領域Bにおいて描画された描画データに基づいて、第1画像表示装置11における演出画像の表示及び第2画像表示装置12における演出画像の表示の両方を実行することが可能となる。
CGROM350には、演出画像表示装置20に表示される演出画像を構成する素材となる素材データが格納されている。ここで、素材データには、演出図柄データ、保留図柄データ、キャラクタデータ、文字データ、背景データ等が含まれている。
VDP340は、CPU320から表示制御信号が入力されると、描画領域として指定されているフレームバッファ領域Bにおいて、描画データを生成する。この際、VDP340は、スプライト機能により、複数の素材データを合成して、描画データを生成する。
払出制御回路400は、発射ハンドル6が備える発射ボリューム(図示せず)から入力された信号に基づいて、遊技球発射装置423による遊技球の発射動作を制御する。
具体的には、払出制御回路400には、発射ボリューム及び遊技球発射装置423が接続されている。発射ボリュームは、発射ハンドル6が回転操作されると、この回転操作量に応じた信号を払出制御回路400に対して出力する。そして、払出制御回路400は、発射ボリュームから入力された信号に応じた強さで遊技球を遊技領域30に発射するように、遊技球発射装置423による遊技球の発射動作を制御する。
また、払出制御回路400は、主制御回路200から受信した制御コマンド及びCRユニット500から受信した球貸指示信号のそれぞれに基づいて、遊技球払出装置440による遊技球払出動作を制御する。
具体的には、払出制御回路400には、遊技球払出装置440が接続されている。遊技球払出装置440は、遊技球を受皿5aに払い出す遊技球払出動作を実行する。
そして、払出制御回路400は、主制御回路200から受信した制御コマンドに基づいて、遊技球払出装置440による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を制御する。
また、払出制御回路400には、接続基板410を介して、球貸ボタン7a、返却ボタン7b、度数表示装置7c及びCRユニット500のそれぞれが接続されている。
球貸ボタン7aは、押下操作されたことに応じて、球貸操作信号を、接続基板410を経由してCRユニット500に対して送信する。
CRユニット500は、球貸ボタン7aから球貸操作信号を受信すると、挿入されているプリペイドカードに記録されている有価媒体の残存度数から所定数の貸球を払い出すために必要な度数を減算して、プリペイドカードにおける有価媒体の残存度数の記録を更新するとともに、所定数の遊技球の払い出しを指示する球貸指示信号を、接続基板410を経由して払出制御回路400に対して送信する。
そして、払出制御回路400は、CRユニット500から受信した球貸指示信号に基づいて、遊技球払出装置440による貸球の払い出しに係る遊技球払出動作を制御する。具体的には、CRユニット500から球貸指示信号を受信するごとに、所定数(例えば、25個)の遊技球の払い出しに係る遊技球払出動作を制御する。
また、CRユニット500は、プリペイドカートが挿入されたとき及びプリペイドカードにおける有価媒体の残存度数の記録を更新したときのそれぞれにおいて、有価媒体の残存度数を示す度数信号を、接続基板410を経由して度数表示装置7cに送信する。そして、度数表示装置7cは、度数信号を受信すると、この度数信号が示す有価媒体の残存度数を表示する。
返却ボタン7bは、押下操作されたことに応じて、返却操作信号を、接続基板410を経由してCRユニット500に対して送信する。そして、CRユニット500は、返却操作信号を受信すると、有価媒体の残存度数が残っているプリペイドカードを返却(排出)する。
(各種抽選について)
次に、パチンコ機1で実行される各種抽選について説明する。
図6は、各種抽選における当たりの種類(種別)を示す図である。
パチンコ機1では、遊技球による始動ゲート41の通過を契機として、普通図柄抽選が実行される。そして、普通図柄抽選に当選した場合に、普図当たり遊技状態が生起される。普図当たり遊技状態では、始動口開閉部材52aが閉止状態から開放状態に変位(開放)されて、第2始動口52への遊技球の入球が可能な状態となる。
図6(a)に示すように、本実施形態では、普通図柄抽選に当選した場合に生起される普図当たり遊技状態の種別として、「普図当たり」の1種類が設定されている。
「普図当たり」に当選した場合には、普図表示装置60において、普通図柄を「普図当たり図柄」で停止表示させるように制御する。一方、普通図柄抽選に落選した場合には、普図表示装置60において、普通図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように制御する。
また、パチンコ機1では、第1始動口51への遊技球の入球を契機として、第1特別図柄抽選が実行され、第2始動口52への遊技球の入球を契機として、第2特別図柄抽選が実行される。そして、第1特別図柄抽選又は第2特別図柄抽選に当選した場合に、大当たり遊技状態が生起される。大当たり遊技状態では、大入賞口開閉部材53a,54aが閉止状態から開放状態に変位されるラウンド遊技が実行されて、大入賞口53,54への遊技球の入球が可能な状態となる。
図6(b)に示すように、本実施形態では、第1特別図柄抽選に当選した場合に生起され得る大当たり遊技状態の種別として、「大当たり1」及び「大当たり2」の2種類が設定されている。また、第2特別図柄抽選に当選した場合に生起され得る大当たり遊技状態の種別として、「大当たり3」の1種類が設定されている。
「大当たり1」に当選した場合には、特図1表示装置61において、特別図柄を「大当たり1図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「チャンス図柄」で停止表示させるように制御する。
ここで、「チャンス図柄」は、例えば、3つの演出図柄表示領域a1〜a3に停止表示された演出図柄z1が、「2、2、2」等、同一の偶数の数字を示す「数字図柄」で揃うとともに、演出図柄表示領域a4に停止表示された演出図柄z2が青色を示す態様とする。
「大当たり2」に当選した場合には、特図1表示装置61において、特別図柄を「大当たり2図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「チャンス図柄」で停止表示させるように制御する。
「大当たり3」に当選した場合には、特図2表示装置62において、特別図柄を「大当たり3図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「ボーナス図柄」で停止表示させるように制御する。
ここで、「ボーナス図柄」は、例えば、3つの演出図柄表示領域a1〜a3に停止表示された演出図柄z1が、「7、7、7」等、同一の奇数の数字を示す「数字図柄」で揃うとともに、演出図柄表示領域a4に停止表示された演出図柄z2が赤色を示す態様とする。
一方、特別図柄抽選に落選した場合(「はずれ」の場合)には、表示装置61,62において特別図柄を「はずれ図柄」で停止表示させるように制御する。この際、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2を「はずれ図柄」で停止表示させるように制御する。「はずれ図柄」は、例えば、3つの演出図柄表示領域a1〜a3に停止表示された演出図柄z1を、「1、6、9」等、少なくとも一の領域に停止表示された「数字図柄」が示す数字が、他の領域に停止表示された「数字図柄」が示す数字と異なる組み合わせとなるとともに、演出図柄表示領域a4に停止表示された演出図柄z2が白色を示す態様とする。
「大当たり1」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数が11[回]に設定される。「大当たり2」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数が9[回]に設定される。「大当たり3」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数が15[回]に設定される。
各回のラウンド遊技では、1回又は複数回の単位開放が実行される。ここで、単位開放とは、大入賞口開閉部材53a,54aが、閉止状態から開放状態に変位される動作をいう。
そして、各回のラウンド遊技は、当該ラウンド遊技中における大入賞口53,54への遊技球の入球数が所定入賞上限数(本実施形態では、10[球])に達したこと、及び、最終回の単位開放に係る最長開放時間が経過したこと(または、最終回の単位開放に係る最長開放時間が経過してから所定時間が経過したこと)、のうち一方の条件の成立に応じて終了される。
各回の単位開放は、大入賞口開閉部材53a,54aが開放状態とされてから、予め設定された最長開放時間が経過したこと、及び、当該ラウンド遊技中における大入賞口53,54への遊技球の入球数が所定入賞上限数に達したこと、のうち一方の条件の成立に応じて終了される(閉止状態に変位される)。
本実施形態では、ラウンド遊技の種類として、大入賞口53,54への遊技球の入球が容易となる入賞容易ラウンドと、大入賞口53,54への遊技球の入球が困難となる入賞困難ラウンドと、が設定されている。
また、入賞容易ラウンドとして、第1入賞容易ラウンドと、第2入賞容易ラウンドと、が設定されている。さらに、入賞困難ラウンドとして、第1入賞困難ラウンドと、第2入賞困難ラウンドと、が設定されている。
各回の第1入賞容易ラウンドでは、1回の単位開放が実行される。そして、各回の単位開放に係る最長開放時間として、第1所定時間が設定される。ここで、第1所定時間は、大入賞口53,54への遊技球の入球が容易となる時間(本実施形態では、29.0[s])となっている。
各回の第2入賞容易ラウンドでは、5回の単位開放が実行される。そして、1〜4回目の各回の単位開放に係る最長開放時間として、第2所定時間が設定される。ここで、第2所定時間は、第1所定時間より短い時間であり、大入賞口53,54への遊技球の入球が困難となる時間(本実施形態では、0.1[s])となっている。また、5回目の単位開放に係る最長開放時間として、第1所定時間が設定される。
各回の第1入賞困難ラウンドでは、2回の単位開放が実行される。そして、各回の単位開放に係る最長開放時間として、第2所定時間が設定される。
各回の第2入賞困難ラウンドでは、4回の単位開放が実行される。そして、各回の単位開放に係る最長開放時間として、第2所定時間が設定される。
「大当たり1」では、1〜4,6〜11回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞容易ラウンドが設定され、5回目のラウンド遊技として、第2入賞困難ラウンドが設定される。これによって、「大当たり1」の実質ラウンド遊技回数は、10[回]となる。ここで、「実質ラウンド遊技回数」とは、当該種別に係る大当たり遊技状態において実行される入賞容易ラウンドの回数をいう。また、「大当たり1」では、1〜4,6〜11回目の各回のラウンド遊技(単位開放)において、第1大入賞口開閉部材53aが閉止状態から開放状態に変位され、5回目のラウンド遊技(単位開放)において、第2大入賞口開閉部材54aが閉止状態から開放状態に変位される。
「大当たり2」では、1〜4回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞容易ラウンドが設定され、5回目のラウンド遊技として、第2入賞容易ラウンドが設定され、6〜9回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞困難ラウンドが設定される。これによって、「大当たり2」の実質ラウンド遊技回数は、5[回]となる。また、「大当たり2」では、1〜4,6〜9回目の各回のラウンド遊技(単位開放)において、第1大入賞口開閉部材53aが閉止状態から開放状態に変位され、5回目のラウンド遊技(単位開放)において、第2大入賞口開閉部材54aが閉止状態から開放状態に変位される。
「大当たり3」では、1〜15回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞容易ラウンドが設定される。これによって、「大当たり3」の実質ラウンド遊技回数は、15[回]となる。また、「大当たり3」では、1〜15回目の各回のラウンド遊技(単位開放)において、第2大入賞口開閉部材54aが閉止状態から開放状態に変位される。
パチンコ機1では、特別図柄抽選(第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選)の当選確率に係る遊技状態として、「特図低確率状態」及び「特図高確率状態」を有している。「特図低確率状態」では、特別図柄抽選の当選確率が、第1の確率(以下、「低確率」とする)(例えば、1/320)に設定される。一方、「特図高確率状態」では、特別図柄抽選の当選確率が、第1の確率より高い第2の確率(以下、「高確率」とする)(例えば、1/32)に設定される。なお、主制御回路200は、第1特別図柄抽選の当選確率と第2特別図柄抽選の当選確率とが同期するように、各抽選の当選確率を設定する。
そして、主制御回路200は、大当たり遊技状態の生起中に、遊技球によるV領域の通過が検出された場合(V入賞球検知センサ105からの検出信号の入力があった場合)には、当該大当たり遊技状態の終了後に、「特図高確率状態」を生起させる。
「特図高確率状態」は、後述する転落抽選に当選した場合には、当該転落抽選に係る始動情報に基づく特別図柄の報知表示の開始時に終了される。または、「特図高確率状態」は、当該「特図高確率状態」の生起中に実行された特別図柄抽選に当選した(後述する大当たり判定により「大当たり」と判定された)場合には、当該特別図柄抽選の結果を報知する特別図柄の報知表示の開始時に終了される。なお、「特図高確率状態」が終了されると、「特図低確率状態」が生起される。
一方、主制御回路200は、大当たり遊技状態の生起中に、遊技球によるV領域の通過が検出されなかった場合(V入賞球検知センサ105からの検出信号の入力がなかった場合)には、当該大当たり遊技状態の終了後に、「特図低確率状態」を生起させる。
そして、「大当たり1」では、第2大入賞口開閉部材54aが開放状態に変位される入賞容易ラウンドが設定されていない。このため、「大当たり1」では、当該大当たり遊技状態の生起中に、遊技球によるV領域の通過が検出される可能性が低くなる。したがって、「大当たり1」は、当該大当たり遊技状態の終了後に、「特図低確率状態」が生起される可能性が高い大当たり遊技状態の種別(実質確変とならない大当たり遊技状態の種別)となっている。
一方、「大当たり2」及び「大当たり3」では、第2大入賞口開閉部材54aが開放状態に変位される入賞容易ラウンドが設定されている。このため、「大当たり2」及び「大当たり3」では、当該大当たり遊技状態の生起中に、遊技球によるV領域の通過が検出される可能性が高くなる。したがって、「大当たり2」及び「大当たり3」は、当該大当たり遊技状態の終了後に、「特図高確率状態」が生起される可能性が高い大当たり遊技状態の種別(実質確変となる大当たり遊技状態の種別)となっている。
また、パチンコ機1では、補助制御として、時短制御を実行することが可能となっている。時短制御とは、当該時短制御が実行されていないときと比較して、特別図柄の変動表示を行う時間(以下、「変動時間」とする)が短縮される制御をいう。
本実施形態では、時短制御が実行されているときには、当該時短制御が実行されていないときと比較して、普通図柄抽選の当選確率が向上され、普図当たり遊技状態における始動口開閉部材52aの開放回数が増加され、普図当たり遊技状態における始動口開閉部材52aの開放時間が延長され、かつ、普通図柄の変動表示を行う時間が短縮される。
これによって、時短制御の実行中には、第2始動口52への遊技球の入球が容易となり、時短制御の停止中には、第2始動口52への遊技球の入球が困難となる。
そして、「大当たり1」〜「大当たり3」に当選した場合には、当該大当たり遊技状態の終了後に、時短制御が実行される。
時短制御は、大当たり遊技状態の終了に応じて開始される。そして、時短制御は、当該時短制御の実行中に実行された特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)の回数が、所定時短回数(本実施形態では、100[回])に達した場合には、所定時短回数目の特別図柄の報知表示の終了時に終了される。または、時短制御は、当該時短制御の実行中に実行された特別図柄抽選に当選した(大当たり判定により「大当たり」と判定された)場合には、当該特別図柄抽選の結果を報知する特別図柄の報知表示の終了時に終了される。
(制御コマンドについて)
次に、主制御回路200から演出制御回路300に対して送信される制御コマンド、及び、主制御回路200と払出制御回路400との間で送受信される制御コマンドについて説明する。
図7は、主制御回路から演出制御回路に対して送信される制御コマンドを説明する図である。
主制御回路200と演出制御回路300とは、シリアル通信用のハーネスを介して互いに接続されている。ここで、主制御回路200と演出制御回路300との間における通信は、主制御回路200から演出制御回路300への一方向のみで行われ、演出制御回路300から主制御回路200への通信は行われない。
主制御回路200から演出制御回路300に対して送信される各制御コマンドは、制御コマンドの種類を示す1バイトの先行データと、制御コマンドの内容を示す1バイトの後続データと、から構成されている。
そして、主制御回路200は、シリアル通信によって、先行データ及び後続データから構成される制御コマンドを演出制御回路300に対して送信する。演出制御回路300では、主制御回路200から制御コマンドを受信すると、シリアル通信受信割込みが発生し、この割込み処理によって、制御コマンドのデータをRAM330の所定領域に記憶する。
図7に示すように、パチンコ機1では、主制御回路200から演出制御回路300に対して送信される制御コマンドとして、図柄種別指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド、第2変動パターン指定コマンド、停止指定コマンド、状態指定コマンド、第1保留数指定コマンド、第2保留数指定コマンド、オープニング指定コマンド、ラウンド開始指定コマンド、ラウンド終了指定コマンド、エンディング指定コマンド、V入賞指定コマンド等が設定されている。
図柄種別指定コマンドは、特別図柄(演出図柄)の停止図柄(特別図柄抽選の抽選結果)を指定するコマンドである。図柄種別指定コマンドは、停止図柄として、「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」(「大当たり1図柄」〜「大当たり3図柄」のうちいずれか)を指定する。図柄種別指定コマンドは、特別図柄の変動開始時に送信される。本実施形態では、図柄種別指定コマンドは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。
第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドは、それぞれ、特別図柄(演出図柄)の変動表示の変動パターンを指定するコマンドである。本実施形態では、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドは、それぞれ、変動時間を指定することによって、当該変動時間に対応付けられている変動パターンを指定するように構成されている。
第1変動パターン指定コマンドは、演出図柄z1,z2の変動表示のうち第1期間(例えば、演出図柄z1,z2の変動表示の開始後から後述する「リーチ表示」の開始前までの期間)の変動パターン(以下、「第1変動パターン」とする)の内容を指定する。
本実施形態では、第1変動パターンの内容として、互いに異なる変動時間が対応付けられているm種類のものが設定されている。そして、第1変動パターン指定コマンドは、m種類の第1変動パターンの内容うち一のものを指定する。
本実施形態では、第1変動パターンの種別として、「通常変動パターン」と、「擬似連煽り変動パターン」と、「擬似連続変動パターン」と、「リーチ種別示唆変動パターン」と、が設定されている。
「通常変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、大当たり遊技状態が生起されることを期待させる表示(後述する「擬似連続変動表示」等)が行われない第1変動パターンの種別をいう。
「擬似連煽り変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、「擬似連続変動表示」が実行されることを煽る演出が行われる第1変動パターンの種別をいう。なお、「擬似連煽り変動パターン」では、「擬似連続変動表示」が実行されることはない。
「擬似連続変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、1回以上の「擬似連続変動表示」が行われる第1変動パターンの種別をいう。
「擬似連続変動表示」とは、演出図柄表示領域a4における演出図柄z2の変動表示が継続されつつ、演出図柄表示領域a1〜a3のうち少なくとも1の領域の抽選結果表示位置において演出図柄z1の仮停止表示が行われた後に、再び、全ての演出図柄表示領域a1〜a3において演出図柄z1の通常変動表示が行われる表示をいう。
本実施形態では、「擬似連続変動パターン」の種別として、1回の「擬似連続変動表示」が行われる「1回擬似連続変動」と、2回の「擬似連続変動表示」が行われる「2回擬似連続変動」と、3回の「擬似連続変動表示」が行われる「3回擬似連続変動」と、が設定されている。
そして、「擬似連続変動パターン」の各種別の期待値は、期待値が高いものから「3回擬似連続変動」、「2回擬似連続変動」、「1回擬似連続変動」の順に期待値が低くなるように設定されている。ここで、期待値とは、当該「変動パターン」が決定された場合に、大当たり遊技状態が生起される可能性の度合いをいう。
「リーチ種別示唆変動パターン」とは、第2変動パターンの種別(本実施形態では、「スーパーリーチ」の種別)を示唆する演出が実行される第1変動パターンの種別となっている。具体的には、「リーチ種別示唆変動パターン」では、演出図柄z1,z2の変動表示中に、1回以上の「リーチ種別示唆演出」が行われる。
「リーチ種別示唆演出」とは、後に実行される「リーチ変動パターン」(「スーパーリーチ」)の種別を示唆する演出となっている。
本実施形態では、「リーチ種別示唆変動パターン」の種別として、3回の「リーチ種別示唆演出」が実行される「第1リーチ種別示唆変動」と、6回の「リーチ種別示唆演出」が実行される「第2リーチ種別示唆変動」と、が設定されている。
そして、「リーチ種別示唆変動パターン」の各種別の期待値は、期待値が高いものから「第2リーチ種別示唆変動」、「第1リーチ種別示唆変動」の順に期待値が低くなるように設定されている。
第2変動パターン指定コマンドは、演出図柄z1,z2の変動表示のうち第2期間(例えば、「リーチ表示」の開始後から演出図柄z1,z2の停止表示の開始前までの期間)の変動パターン(以下、「第2変動パターン」とする)の内容を指定する。ここで、第2期間は、第1期間より後の期間となっている。本実施形態では、第2変動パターンの内容として、互いに異なる変動時間が対応付けられているn種類のものが設定されている。そして、第2変動パターン指定コマンドは、n種類の第2変動パターンの内容のうち一のものを指定する。
本実施形態では、第2変動パターンの種別として、「通常変動パターン」及び「リーチ変動パターン」が設定されている。
「通常変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、大当たり遊技状態が生起されることを期待させる表示(後述する「リーチ表示」等)が行われない第2変動パターンの種別をいう。
「リーチ変動パターン」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に、「リーチ表示」が行われる第2変動パターンの種別をいう。
「リーチ表示」とは、演出図柄表示領域a4における演出図柄z2の変動表示が継続されつつ、演出図柄表示領域a1〜a3のうち2以上の領域において演出図柄z1の仮停止表示が行われ、かつ、2以上の領域において仮停止表示されている演出図柄z1が、「大当たり図柄」に含まれる組み合わせとなる状態(例えば、2以上の演出図柄表示領域a1〜a3において互いに同一の数字を示す「数字図柄」が仮停止表示されている状態)をいう。
また、本実施形態では、「リーチ変動パターン」の種別として、「リーチ演出」が実行されない「ノーマルリーチ」と、「リーチ演出」が実行される「スーパーリーチ」と、が設定されている。さらに、「スーパーリーチ」の種別として、互いに異なる「リーチ演出」が実行される「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチF」が設定されている。
そして、第2変動パターンの各種別の期待度は、期待度が高いものから、「スーパーリーチF」、「スーパーリーチE」、「スーパーリーチD」、「スーパーリーチC」、「スーパーリーチB」、「スーパーリーチA」、「ノーマルリーチ」、「通常変動パターン」の順に期待値が低くなるように設定されている。
停止指定コマンドは、特別図柄(演出図柄z1,z2)の停止表示を指定するコマンドである。停止指定コマンドは、特別図柄の停止表示時に送信される。
状態指定コマンドは、遊技状態を指定するコマンドである。状態指定コマンドは、時短制御の開始、時短制御の終了、「特図高確率状態」の設定及び「特図低確率状態」の設定のうち一のものを指定する。状態指定コマンドは、各制御の開始時又は終了時、各確率の設定時に送信される。
第1保留数指定コマンドは、特図保留数(特図1保留数又は特図2保留数)が「1」増加したことを指示するコマンドである。第2保留数指定コマンドは、特図保留数(特図1保留数又は特図2保留数)が「1」減少したことを指示するコマンドである。ここで、特図1保留数とは、特図1表示装置61における第1特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。また、特図2保留数とは、特図2表示装置62における第2特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。
第1保留数指定コマンドは、始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)の記憶時に送信される。第2保留数指定コマンドは、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動開始時に送信される。本実施形態では、第1保留数指定コマンド及び第2保留数指定コマンドのそれぞれは、第1特別図柄抽選及び第2特別図柄抽選のそれぞれに対応するものが設定されている。
オープニング指定コマンドは、大当たり遊技状態の開始(オープニング期間の開始)を指定するコマンドである。オープニング指定コマンドは、「大当たり1」〜「大当たり3」のうちいずれか(「大当たりh」)の開始を指定する。オープニング指定コマンドは、大当たり遊技状態の開始時に送信される。
ラウンド開始指定コマンドは、ラウンド遊技の開始を指定するコマンドである。ラウンド開始指定コマンドは、ラウンド遊技の開始時に送信される。
ラウンド終了指定コマンドは、ラウンド遊技の終了を指定するコマンドである。ラウンド終了指定コマンドは、ラウンド遊技の終了時に送信される。
エンディング指定コマンドは、エンディング期間の開始を指定するコマンドである。エンディング指定コマンドは、エンディング期間の開始時に送信される。
V入賞指定コマンドは、遊技球によるV領域の通過を指定するコマンドである。V入賞指定コマンドは、遊技球による第2大入賞口54内に配設されているV領域の通過の検出時に送信される。
主制御回路200と払出制御回路400とは、シリアル通信用のハーネスを介して互いに接続されている。ここで、主制御回路200と払出制御回路400との間における通信は、双方向に行われる。主制御回路200と払出制御回路400との間において送受信される各制御コマンドは、1バイトのデータから構成されている。
そして、主制御回路200は、シリアル通信によって、制御コマンドを払出制御回路400に対して送信する。払出制御回路400では、主制御回路200から制御コマンドを受信すると、シリアル通信受信割込みが発生し、この割込み処理によって、制御コマンドのデータをRAMの所定領域に記憶する。また、払出制御回路400は、シリアル通信によって、制御コマンドを主制御回路200に対して送信する。主制御回路200では、払出制御回路400から制御コマンドを受信すると、シリアル通信受信割込みが発生し、この割込み処理によって、制御コマンドのデータをRAM230の所定領域に記憶する。
パチンコ機1では、主制御回路200から払出制御回路400に対して送信される制御コマンドとして、賞球数指定コマンド等が設定されている。賞球数指定コマンドは、払い出しを行う賞球数を指定するコマンドである。本実施形態では、賞球数指定コマンドは、n個(n=1〜15)の賞球の払い出しを指定する。賞球数指定コマンドは、遊技球払出制御回路400による賞球の払い出しに係る遊技球払出動作の実行時に送信される。
また、パチンコ機1では、払出制御回路400から主制御回路200に対して送信される制御コマンドとして、払出中エラーの発生・解除、満タンエラーの発生・解除、球詰まりエラーの発生・解除等のそれぞれを指定するコマンドが設定されている。各制御コマンドは、各種エラーの発生・解除の検出時に送信される。
(主制御回路で実行される処理)
次に、主制御回路200で実行される処理を説明する。
まず、主制御回路200に構成されているハードウェアの機能について説明する。
パチンコ機1に電源が投入されると、ハード乱数発生回路270は、周波数発生回路260から1クロックが入力されるごと(本実施形態では、0.083[μs]ごと)に、ループカウンタの値を所定の範囲内(例えば、0〜65535の範囲内)において1ずつ更新するハード乱数更新処理を開始する。そして、ハード乱数更新処理によって、普通図柄抽選の当たり乱数、第1特別図柄抽選の大当たり乱数及び第2特別図柄抽選の大当たり乱数のそれぞれが更新される。なお、ハード乱数更新処理は、ハード乱数発生回路270(ハードウェア)の機能として実行され、後述するCPU210がソフトウェアに基づいて実行する処理とは独立して実行される。
また、パチンコ機1に電源が投入されると、第2出力ポート252の送信用シフトレジスタは、FIFOバッファに記憶されている制御コマンドを演出制御回路300に対して送信する制御コマンド送信処理を開始する。なお、制御コマンド送信処理は、第2出力ポート252(ハードウェア)の機能として実行され、後述するCPU210がソフトウェアに基づいて実行する処理とは独立して実行される。
次に、主制御回路200のCPU210がROM220に記憶されている遊技の進行に係るプログラム(ソフトウェア)に基づいて実行する遊技制御処理について説明する。
図8は、主制御回路が実行するメインループ処理を示すフローチャートである。
パチンコ機1に対して電源が投入されると、主制御回路200のCPU210は、所定の初期化処理を実行した後に、図8に示すメインループ処理を繰り返し実行する。ここで、所定の初期化処理では、RAM230の所定領域において、特図低確率状態フラグが設定されるとともに、時短制御が停止(時短制御フラグが解除)された状態とされる。
メインループ処理は、CPU210により実行されると、まず、ステップS10に移行する。
ステップS10では、割込み禁止処理を実行して、ステップS11に移行する。割込み禁止処理では、他の処理の割込みを禁止する割込み禁止状態を設定する。これにより、割込み禁止状態が設定されている期間中には、シリアル通信受信割込み処理、タイマ割込み処理等の実行が禁止される。
ステップS11では、初期値乱数更新処理を実行し、ステップS12に移行する。初期値乱数更新処理では、初期値乱数を発生させるためのループカウンタの値を更新する。初期値乱数とは、プログラム上で発生する乱数であるソフト乱数(大当たり図柄乱数、変動パターン乱数等)の初期値及び終了値を更新(変更)するための乱数である。
すなわち、ソフト乱数を発生させるループカウンタは、予め設定された初期値から終了値までの範囲内において更新される。そして、ループカウンタの初期値及び終了値は、ループカウンタの乱数値が終了値に達するごとに変更される。この際、ループカウンタに設定される初期値及び終了値は、初期値乱数に基づいて決定される。
ステップS12では、制御コマンド解析処理を実行し、ステップS13に移行する。制御コマンド解析処理では、払出制御回路400から受信した制御コマンドの解析を行う。
ステップS13では、制御コマンド送信処理を実行し、ステップS14に移行する。制御コマンド送信処理では、RAM230のポート出力要求バッファに記憶されている制御コマンドを、第2出力ポート252の送信用データレジスタ又は第3出力ポート253の送信用データレジスタに対して出力する。
これによって、第2出力ポート252の送信用データレジスタに入力された制御コマンドは、FIFOバッファに記憶(格納)される。そして、FIFOバッファに記憶された制御コマンドは、送信用シフトレジスタによって、所定の順番で、演出制御回路300に対して送信される。また、第3出力ポート253の送信用データレジスタに入力された制御コマンドは、FIFOバッファに記憶(格納)される。そして、FIFOバッファに記憶された制御コマンドは、送信用シフトレジスタによって、所定の順番で、払出制御回路400に対して送信される。
ステップS14では、割込み許可処理を実行し、ステップS15に移行する。割込み許可処理では、割込み禁止状態を解除する。これにより、ステップS14に係る処理が実行されてからステップS10に係る処理が実行されるまでの期間中が、シリアル通信受信割込み処理、タイマ割込み処理等の実行が許可された割込み許可期間となる。
ステップS15では、その他乱数更新処理を実行し、ステップS10に移行する。その他乱数更新処理では、ソフト乱数のうち大当たり図柄乱数を除いたもの(変動パターン乱数等)の更新を行う。
次に、CPU210が実行するシリアル通信受信割込み処理を説明する。
図9は、主制御回路が実行するシリアル通信受信割込み処理を示すフローチャートである。
CPU210は、メインループ処理に係る割込み許可期間中又はタイマ割込み処理に係る割込み許可期間中において、払出制御回路400から制御コマンドを受信した場合に、シリアル通信受信割込み処理を実行する。なお、シリアル通信受信割込み処理は、多重割込みを禁止する処理となっている。
図9に示すように、シリアル通信受信割込み処理は、CPU210により実行されると、まず、ステップS20に移行する。
ステップS20では、レジスタ退避処理を実行し、ステップS21に移行する。レジスタ退避処理では、メインループ処理の実行中に使用していたレジスタの値をRAM230の退避領域に退避させる。
ステップS21では、入力ポート240の受信バッファにデータが存在するか否かを判定し、受信バッファにデータが存在すると判定した場合(Yes)には、ステップS22に移行し、受信バッファにデータが存在しないと判定した場合(No)には、ステップS23に移行する。
ステップS22では、受信データ格納処理を実行し、ステップS23に移行する。受信データ格納処理では、受信バッファに存在するデータをRAM230の所定領域に格納する。
ステップS23では、レジスタ復帰処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。レジスタ復帰処理では、ステップS20で退避しておいたレジスタの値を復帰させ、割込みを許可する。そして、レジスタ復帰処理の終了後、メインループ処理(スタックポインタで指示されるプログラムアドレス)に復帰する。
次に、CPUが実行するタイマ割込み処理を説明する。
図10は、主制御回路が実行するタイマ割込み処理を示すフローチャートである。
周波数発生回路260は、所定割込み周期(本実施形態では、4.0[ms])ごとに、割込み要求信号を発生させる。そして、CPU210は、割込み要求信号の発生に応じて、メインループ処理の割込み許可期間中において、図10に示すタイマ割込み処理を開始する。
タイマ割込み処理が開始されると、ステップS30に移行する。
ステップS30では、レジスタ退避処理を実行し、ステップS31に移行する。レジスタ退避処理では、メインループ処理の実行中に使用していた全てのレジスタの値をRAM230の退避領域に退避させ、割込みを許可する。
ステップS31では、初期値乱数更新処理を実行し、ステップS32に移行する。ステップS31の初期値乱数更新処理は、ステップS11の初期値乱数更新処理と同一の処理となっている。
ステップS32では、ソフト乱数更新処理を実行し、ステップS33に移行する。ソフト乱数更新処理では、ソフト乱数のうち大当たり図柄乱数を発生させるためのループカウンタの値を更新する。
ステップS33では、スイッチチェック処理を実行し、ステップS34に移行する。スイッチチェック処理では、入力ポート240における各検知センサ101,102,103a,103b,104,105からの検出信号の入力の有無をチェックする。そして、いずれかの検知センサ101,102,103a,103b,104,105からの検出信号の入力を検出した場合には、当該検出を示す情報をRAM230の所定領域に記憶する。
ステップS34では、特別図柄抽選に係る各種乱数を取得する特図乱数記憶処理を実行し、ステップS35に移行する。特図乱数記憶処理については、後述する。
ステップS35では、特別図柄抽選の抽選結果を報知する特図変動処理を実行し、ステップS36に移行する。特図変動処理については、後述する。
ステップS36では、大当たり遊技状態を制御する大当たり遊技処理を実行し、ステップS37に移行する。大当たり遊技処理については、後述する。
ステップS37では、普通図柄抽選に係る各種乱数を取得する普図乱数記憶処理を実行し、ステップS38に移行する。普図乱数記憶処理については、後述する。
ステップS38では、普通図柄抽選の抽選結果を報知する普図変動処理を実行し、ステップS39に移行する。普図変動処理については、後述する。
ステップS39では、普図当たり遊技状態を制御する普図当たり遊技処理を実行し、ステップS40に移行する。普図当たり遊技処理については、後述する。
ステップS40では、賞球の払い出し動作を制御する賞球払出処理を実行し、ステップS41に移行する。賞球払出処理では、ステップS33の処理結果に基づいて、各検知センサ101,102,103a,103bからの検出信号の入力の有無を判定する。そして、各検知センサ101,102,103a,103bからの検出信号の入力があった場合には、賞球数指定コマンドをポート出力要求バッファに記憶する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、賞球数指定コマンドが払出制御回路400に対して送信される。
本実施形態では、特図1始動球検知センサ101から検出信号の入力があった場合には、3[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンド、特図2始動球検知センサ102から検出信号の入力があった場合には、1[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンド、大入賞球検知センサ103a,103bから検出信号の入力があった場合には、5[球]の賞球数を指定する賞球数指定コマンドをポート出力要求バッファに記憶する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、賞球数指定コマンドが払出制御回路400に対して送信される。
払出制御回路400は、主制御回路200から賞球数指定コマンドを受信すると、当該賞球数指定コマンドで指定されている賞球数の遊技球賞球の払い出しに係る遊技球払出動作を遊技球払出装置440に実行させる。
ステップS41では、ポート出力処理を実行し、ステップS42に移行する。ポート出力処理では、各種制御信号が、普図表示装置60、特図1表示装置61、特図2表示装置62、状態表示装置63、始動口ソレノイド64、大入賞口ソレノイド65a,65b等に対して出力される。
ステップS42では、レジスタ復帰処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。レジスタ復帰処理では、ステップS30で退避しておいたレジスタの値を復帰させる。そして、レジスタ復帰処理の終了後、メインループ処理(スタックポインタで指示されるプログラムアドレス)に復帰する。
次に、ステップS34の特図乱数記憶処理を説明する。
図11は、特図乱数記憶処理を示すフローチャートである。
特図乱数記憶処理は、ステップS34において実行されると、図11に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ステップS100では、ステップS33の処理結果に基づいて、特図1始動球検知センサ101からの検出信号の入力を検出したか否かを判定し、入力を検出したと判定した場合(Yes)には、ステップS101に移行し、入力を検出しないと判定した場合(No)には、ステップS103に移行する。
ステップS101では、特図1保留数が上限数に達しているか否かを判定し、上限数に達していないと判定した場合(No)には、ステップS102に移行し、上限数に達していると判定した場合(Yes)には、ステップS103に移行する。
ここで、特図1保留数とは、特図1表示装置61における第1特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。本実施形態では、特図1保留数の上限数は、「4」に設定されている。
ステップS102では、特図1乱数記憶処理を実行し、ステップS103に移行する。特図1乱数記憶処理では、第1特別図柄抽選の大当たり乱数、転落抽選乱数、大当り図柄乱数、変動パターン乱数等を対応のループカウンタから取得して、取得した各種乱数(乱数値)を、特図1始動情報として、RAM230の特図1始動情報記憶領域に記憶する。
また、特図1乱数記憶処理では、特図1保留数が1増加したことを指定する第1保留数指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1保留数指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS103では、ステップS33の処理結果に基づいて、特図2始動球検知センサ102からの検出信号の入力を検出したか否かを判定し、入力を検出したと判定した場合(Yes)には、ステップS104に移行し、入力を検出しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S35)に移行する。
ステップS104では、特図2保留数が上限数に達しているか否かを判定し、上限数に達していないと判定した場合(No)には、ステップS105に移行し、上限数に達していると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(S35)に移行する。
ここで、特図2保留数とは、特図2表示装置62における第2特別図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。本実施形態では、特図2保留数の上限数は、「4」に設定されている。
ステップS105では、特図2乱数記憶処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S35)に移行する。特図2乱数記憶処理では、第2特別図柄抽選の大当たり乱数、転落抽選乱数、大当り図柄乱数、変動パターン乱数等を対応のループカウンタから取得して、取得した各種乱数(乱数値)を、特図2始動情報(遊技状態)として、RAM230の特図2始動情報記憶領域に記憶する。
また、特図2乱数記憶処理では、特図2保留数が1増加したことを指定する第1保留数指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1保留数指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
次に、ステップS35の特図変動処理を説明する。
図12は、特図変動処理を示すフローチャートである。
特図変動処理は、ステップS35において実行されると、図12に示すように、まず、ステップS110に移行する。
ステップS110では、大当たり遊技状態中であるか否かを判定し、大当たり遊技状態中でないと判定した場合(No)には、ステップS111に移行し、大当たり遊技状態中であると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。
ここで、大当たり遊技状態の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域において大当たり遊技状態フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS111では、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の報知表示中(変動表示中)であるか否かを判定し、特別図柄の報知表示中でないと判定した場合(No)には、ステップS112に移行し、特別図柄の報知表示中であると判定した場合(Yes)には、ステップS122に移行する。
ステップS112では、特図保留数が「0」であるか否かを判定し、特図保留数が「0」でないと判定した場合(No)には、ステップS113に移行し、特図保留数が「0」であると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS36)に移行する。
ここで、特図保留数とは、特図1保留数及び特図2保留数の合計数をいう。
ステップS113では、「特図高確率状態」の生起中であるか否かを判定し、「特図高確率状態」の生起中であると判定した場合(Yes)には、ステップS114に移行し、「特図高確率状態」の生起中でない(「特図低確率状態」の生起中である)と判定した場合(No)には、ステップS117に移行する。
ここで、「特図高確率状態」の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域において特図低確率状態フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS114では、転落抽選処理を実行し、ステップS115に移行する。転落抽選処理では、「特図高確率状態」を終了するか否か(「特図高確率状態」に替えて「特図低確率状態」を生起させるか否か)を決定するための転落抽選を実行する。
転落抽選処理では、RAM230の始動情報記憶領域(特図1始動情報記憶領域又は特図2始動情報記憶領域)に記憶されている始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)に含まれる転落抽選乱数を読み出して、この転落抽選乱数の値が当たり値と一致しているか否かを判定(転落判定)する。そして、転落抽選乱数の値が当たり値と一致している場合には、「当選」(「特図高確率状態」終了)と判定し、転落抽選乱数の値が当たり値と一致していない場合には、「落選」(「特図高確率状態」継続)と判定する。
本実施形態では、特図2始動情報記憶領域において特図2始動情報が記憶されている場合には、特図1始動情報に対して優先して、当該特図2始動情報に基づく始動判定(大当たり判定、当選種別判定等)を実行する。
具体的には、特図2始動情報記憶領域において特図2始動情報が記憶されている場合には、当該特図2始動情報記憶領域に記憶されている特図2始動情報のうち最も先に取得(記憶)された特図2始動情報が判定始動情報とされて、当該判定始動情報に基づいて始動判定が実行される。
一方、特図2始動情報記憶領域において特図2始動情報が記憶されていない場合には、特図1始動情報記憶領域に記憶されている特図1始動情報のうち最も先に取得(記憶)された特図1始動情報が判定始動情報とされて、当該判定始動情報に基づいて始動判定が実行される。
なお、始動情報記憶領域(特図1始動情報記憶領域及び特図2始動情報記憶領域)に記憶されている始動情報(特図1始動情報及び特図2始動情報)について、特図1始動情報及び特図2始動情報を通じて、先に取得(記憶)された始動情報から順に、始動判定を実行する構成としても構わない。
ROM220には、転落抽選乱数と当たり値との対応が登録された転落抽選テーブルが格納されている。転落抽選テーブルでは、当選確率が所定確率(本実施形態では、1/100)となるように、転落抽選に係る当たり値が登録されている。
転落抽選処理では、判定始動情報に含まれる転落抽選乱数と、転落抽選テーブルと、に基づいて、転落判定を行う。これにより、転落抽選の抽選結果(「当選」又は「落選」)が判定される。
ステップS115では、ステップS114で実行された転落抽選に当選したか否かを判定し、転落抽選に当選したと判定した場合(Yes)には、ステップS116に移行し、転落抽選に落選したと判定した場合(No)には、ステップS117に移行する。
ステップS116では、遊技状態更新処理を実行し、ステップS117に移行する。遊技状態更新処理では、RAM230の所定領域において、設定されている特図高確率状態フラグを解除して、特図低確率状態フラグを設定する。
ステップS117では、大当たり判定処理を実行し、ステップS118に移行する。大当たり判定処理では、判定始動情報に含まれる大当たり乱数を読み出して、この大当たり乱数の値が大当たり値と一致しているか否かを判定(大当たり判定)する。そして、大当たり乱数の値が大当たり値と一致している場合には、「大当たり」(当選)と判定し、大当たり乱数の値が大当たり値と一致していない場合には、「はずれ」(落選)と判定する。
ROM220には、大当たり乱数と大当たり値との対応が登録された特別図柄抽選テーブルが格納されている。また、特別図柄抽選テーブルとして、「特図低確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルと、「特図高確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルと、が格納されている。
「特図低確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルでは、当選確率が第1の確率(例えば、1/320)となるように、大当たり値が登録されている。一方、「特図高確率状態」に対応する特別図柄抽選テーブルでは、当選確率が第1の確率より高い第2の確率(例えば、1/32)となるように、大当たり値が登録されている。
そして、大当たり判定処理では、判定始動情報に含まれる大当たり乱数と、現在の遊技状態(「特図低確率状態」又は「特図高確率状態」)に対応する特別図柄抽選テーブルと、に基づいて、大当たり判定を行う。これにより、特別図柄抽選の抽選結果(「当選」又は「落選」)が判定される。
ここで、現在の遊技状態は、RAM230の所定領域において特図低確率状態フラグ及び特図低確率状態フラグのうちいずれのフラグが設定されているかに基づいて判定する。
ステップS118では、停止図柄設定処理を実行し、ステップS119に移行する。停止図柄設定処理では、ステップS117の処理結果に基づいて、停止表示させる特別図柄の態様(停止図柄)を設定する。
停止図柄設定処理では、大当たり判定により特別図柄抽選(第1特別図柄抽選又は第2特別図柄抽選)に当選したと判定された場合には、停止図柄として、「大当たり図柄」が判定され、更に、「大当たり図柄」の種別(大当たり遊技状態の種別)が判定される(当選種別判定)。
一方、大当たり判定により特別図柄抽選に落選したと判定された場合には、停止図柄として、「はずれ図柄」が判定される。
ROM220には、大当たり図柄乱数と大当たり図柄の種別(「大当たり1図柄」〜「大当たり3図柄」)との対応が登録された大当たり図柄決定テーブルが格納されている。また、大当たり図柄決定テーブルとして、第1特別図柄抽選に対応する第1大当たり図柄決定テーブルと、第2特別図柄抽選に対応する第2大当たり図柄決定テーブルと、が格納されている。
第1大当たり図柄決定テーブルには、大当たり図柄の種別として、「大当たり1図柄」及び「大当たり2図柄」が登録されている(「大当たり3図柄」が登録されていない)。一方、第2大当たり図柄決定テーブルには、大当たり図柄の種別として、「大当たり3図柄」が登録されている(「大当たり1図柄」及び「大当たり2図柄」が登録されていない)。
当選種別判定では、判定始動情報が特図1始動情報である場合には、当該判定始動情報に含まれる大当たり図柄乱数と、第1大当たり図柄決定テーブルと、に基づいて、大当たり図柄の種別(「大当たり1図柄」又は「大当たり2図柄」)が判定される。
一方、判定始動情報が特図2始動情報である場合には、当該判定始動情報に含まれる大当たり図柄乱数と、第2大当たり図柄決定テーブルと、に基づいて、大当たり図柄の種類(「大当たり3図柄」)が判定される。
そして、停止図柄設定処理では、停止表示させる特別図柄の態様として、決定した停止図柄を設定する。また、決定した停止図柄を指定する図柄種別指定コマンド(「大当たりp図柄指定」又は「はずれ図柄指定」)を、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、図柄種別指定コマンドが演出制御装置300に対して送信される。
ステップS119では、変動時間設定処理を実行し、ステップS120に移行する。変動時間設定処理では、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動時間を設定する。
変動時間設定処理では、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数を読み出して、読み出した変動パターン乱数に基づいて、特別図柄の変動時間(第1変動パターンの内容及び第2変動パターンの内容)を決定する(変動パターン判定)。
変動時間設定処理では、まず、第2変動パターンの内容が決定され、その後に、第1変動パターンの内容が決定される。
ROM220には、変動パターン乱数と第2変動パターンの内容(変動パターン番号)との対応が登録された第2変動パターン決定テーブルが格納されている。そして、第2変動パターン決定テーブルとして、大当たり判定の結果(「当選」又は「落選」)のそれぞれに対応する第2変動パターン決定テーブルが格納されている。
そして、「当選」に対応する第2変動パターン決定テーブルには、「リーチ変動パターン」のみが登録されている(「通常変動パターン」が登録されていない)。一方、「落選」に対応する第2変動パターン決定テーブルには、「リーチ変動パターン」及び「通常変動パターン」が登録されている。
特に、「スーパーリーチF」は、「当選」に対応する第2変動パターン決定テーブルにのみ登録されている(「落選」に対応する第2変動パターン決定テーブルには登録されていない)。
また、「落選」に対応する第2変動パターン決定テーブルとして、時短制御の実行状況(「実行中」又は「停止中」)と、保留数と、の組み合わせのそれぞれに対応する第2変動パターン決定テーブルが格納されている。
そして、時短制御の実行中に対応する第2変動パターン決定テーブルには、時短制御の停止中に対応する第2変動パターン決定テーブルと比較して、短い変動時間(例えば、0.5[s])に係る第2変動パターンが登録されている。また、保留数が多いほど短い変動時間に係る第2変動パターンが決定されるように、各保留数に対応する第2変動パターン決定テーブルの内容が設定されている。
また、ROM220には、変動パターン乱数と第1変動パターンの内容(変動パターン番号)との対応が登録された第1変動パターン決定テーブルが格納されている。そして、第1変動パターン決定テーブルとして、第2変動パターンの内容のそれぞれに対応する第1変動パターン決定テーブルが格納されている。
そして、「リーチ種別示唆変動パターン」は、「スーパーリーチ」(「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチF」)に対応する第1変動パターン決定テーブルにのみ登録されている(他の第2変動パターンの内容に対応する第1変動パターン決定テーブルには登録されていない)。これによって、「リーチ種別示唆変動パターン」は、第2変動パターンの内容として、「スーパーリーチ」が選択された場合にのみ、選択され得る。
特に、「第1リーチ種別示唆変動」は、「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチE」のそれぞれに対応する第1変動パターン決定テーブルにのみ登録されている(「スーパーリーチF」に対応する第1変動パターン決定テーブルには登録されていない)。これによって、「第1リーチ種別示唆変動」は、第2変動パターンの内容として、「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチE」のうちいずれかが選択された場合にのみ、選択され得る。
一方、「第2リーチ種別示唆変動」は、「スーパーリーチB」〜「スーパーリーチF」のそれぞれに対応する第1変動パターン決定テーブルにのみ登録されている(「スーパーリーチA」に対応する第1変動パターン決定テーブルには登録されていない)。これによって、「第2リーチ種別示唆変動」は、第2変動パターンの内容として、「スーパーリーチB」〜「スーパーリーチF」のうちいずれかが選択された場合にのみ、選択され得る。
変動時間設定処理では、まず、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数と、大当たり判定の結果、時短制御の実行状況、保留数等に対応する第2変動パターン決定テーブルと、に基づいて、第2変動パターンの内容を判定する。
ここで、時短制御の実行状況は、RAM230の所定領域に設定されている時短制御フラグに基づいて判定する。
また、判定始動情報に含まれる変動パターン乱数と、判定された第2変動パターンの内容に対応する第1変動パターン決定テーブルと、に基づいて、第1変動パターンの内容を判定する。
変動時間設定処理では、次に、判定した第1変動パターンの種別(変動パターン番号)を指定する第1変動パターン指定コマンド(変動パターンm指定)、及び、判定した第2変動パターンの種別(変動パターン番号)を指定する第2変動パターン指定コマンド(変動パターンn指定)を、ポート出力要求バッファに格納する。
また、特図保留数(特図1保留数又は特図2保留数)を1減算し、特図保留数が1減少したことを指定する第2保留数指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。
これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、第1変動パターン指定コマンド、第2変動パターン指定コマンド及び第2保留数指定コマンドが、演出制御回路300に対して送信される。
ステップS120では、遊技状態更新処理を実行し、ステップS121に移行する。
遊技状態更新処理では、まず、ステップS117の大当たり判定の結果が当選(「大当たり」)であるか否かを判定する。
そして、大当たり判定の結果が当選であると判定した場合には、更に、現在の遊技状態(「特図高確率状態」又は「特図低確率状態」)を判定する。
そして、現在の遊技状態が「特図高確率状態」であると判定した場合には、「特図高確率状態」を終了して、「特図低確率状態」を生起させる。具体的には、RAM230の所定領域に設定されている特図高確率状態フラグを解除して、特図低確率状態フラグを設定する。また、特図低確率状態の設定を指定する状態指定コマンドをRAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
一方、現在の遊技状態が「特図低確率状態」であると判定した場合には、当該「特図低確率状態」を維持する。
一方、大当たり判定の結果が落選(「はずれ」)であると判定した場合には、現在の遊技状態(「特図高確率状態」又は「特図低確率状態」)を維持する。
ステップS121では、報知表示開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S36)に移行する。報知表示開始処理では、ステップS119で決定した特別図柄の変動時間(変動パターン番号に対応する変動時間)を、特図変動時間タイマに設定する。ここで、特別図柄の変動時間とは、第1変動パターンに係る変動時間と第2変動パターンに係る変動時間とを合計した時間をいう。
そして、特図1表示装置61又は特図2表示装置62において、特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の変動表示を開始するとともに、設定した特図変動時間タイマによる変動時間の計測を開始する。
また、RAM230の始動情報記憶領域に記憶されている判定始動情報を消去して、当該判定始動情報を、RAM230の変動中始動情報記憶領域に記憶する。
ステップS122では、特図変動時間タイマに基づいて、ステップS121で設定した特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、設定した特別図柄の変動時間が経過したと判定した場合(Yes)には、ステップS123に移行し、設定した特別図柄の変動時間が経過していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S36)に移行する。
ステップS123では、報知表示終了処理を実行し、ステップS124に移行する。報知表示終了処理では、特図1表示装置61又は特図2表示装置62において、ステップS118で設定された停止図柄による特別図柄(第1特別図柄又は第2特別図柄)の停止表示を開始する。なお、特別図柄の停止表示は、予め設定された所定時間だけ実行される。
また、報知表示終了処理では、停止指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、停止指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS124では、ステップS123で停止表示された停止図柄が「大当たり図柄」(「大当たり1図柄」〜「大当たり3図柄」のうちいずれか)であるか否かを判定し、「大当たり図柄」であると判定した場合(Yes)には、ステップS125に移行し、大当たり図柄でないと判定した場合(No)には、ステップS126に移行する。
ステップS125では、大当たり遊技状態開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S36)に移行する。大当たり遊技状態開始処理では、まず、ステップS123で停止表示された「大当たり図柄」(停止図柄)に基づいて、生起させる大当たり遊技状態の種別(「大当たり1」〜「大当たり3」のうちいずれか)を確認する。
次に、生起させる大当たり遊技状態の種別に対応する大当たり遊技状態フラグ及びオープニング期間中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。また、所定のオープニング時間を、オープニング期間タイマに設定して、オープニング期間タイマによる設定したオープニング時間の計測を開始する。
この際、生起させる大当たり遊技状態の種別が「大当たり1」又は「大当たり2」であ場合には、オープニング時間として、第1オープニング時間が設定される。一方、生起させる大当たり遊技状態の種別が「大当たり3」であ場合には、オープニング時間として、第2オープニング時間が設定される。そして、第1オープニング時間(本実施形態では、7.5[s])は、第2オープニング時間(本実施形態では、3.0[s])より長い時間となっている。
また、生起させる大当たり遊技状態の種別に対応するオープニング指定コマンド(大当たりh指定)を、RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、オープニング指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
さらに、大当たり遊技状態開始処理では、時短制御を実行中であるか否かを判定する。そして、時短制御を実行中であると判定した場合には、当該時短制御を停止して、RAM230の所定領域に設定されている時短制御フラグを解除するとともに、時短回数カウンタの値をリセットする。また、時短制御の終了を指定する状態指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
一方、時短制御を実行中でない(時短制御を停止中である)と判定した場合には、当該時短制御が停止されている状態を維持する。
ステップS126では、時短制御を実行中であるか否かを判定し、時短制御を実行中であると判定した場合(Yes)には、ステップS127に移行し、時短制御を実行中でないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S36)に移行する。
ここで、時短制御を実行中であるか否かは、RAM230の所定領域に記憶されている時短制御フラグに基づいて判定する。
ステップS127では、時短制御管理処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S36)に移行する。時短制御管理処理では、時短制御の実行を管理する。
時短制御管理処理では、まず、時短回数カウンタに設定されている値から「1」を減算した値を、新たに時短回数カウンタに設定する。
時短制御管理処理では、次に、時短カウンタの値が「0」であるか否かを判定し、時短回数カウンタの値が「0」となっている場合には、時短制御を終了すると判定し、時短回数カウンタの値が「1」以上の場合には、時短制御を終了しないと判定する。
そして、時短制御を終了すると判定した場合には、時短制御を停止して、RAM230の所定領域に設定されている時短制御フラグを解除するとともに、時短回数カウンタの値をリセットする。また、時短制御の終了を指定する状態指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
一方、時短制御を終了しないと判定した場合には、当該時短制御が実行されている状態を維持する。
次に、ステップS36の大当たり遊技処理を説明する。
図13は、大当たり遊技処理を示すフローチャートである。
大当たり遊技処理は、ステップS36において実行されると、図13に示すように、まず、ステップS130に移行する。
ステップS130では、大当たり遊技状態の生起中であるか否かを判定し、大当たり遊技状態の生起中であると判定した場合(Yes)には、ステップS131に移行し、大当たり遊技状態の生起中でないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。
ここで、大当たり遊技状態の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域において大当たり遊技状態フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS131では、V入賞球検知センサ105から検出信号が入力されたか否かを判定し、V入賞球検知センサ105から検出信号が入力されたと判定した場合(Yes)には、ステップS132に移行し、V入賞球検知センサ105から検出信号が入力されていないと判定した場合(No)には、ステップS133に移行する。
ステップS132では、V入賞フラグ設定処理を実行し、ステップS133に移行する。V入賞フラグ設定処理では、RAM230の所定領域において、V入賞フラグを設定する。
また、V入賞フラグ設定処理では、V入賞指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、V入賞指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS133では、オープニング期間中であるか否かを判定し、オープニング期間中であると判定した場合(Yes)には、ステップS134に移行し、オープニング期間中でないと判定した場合(No)には、ステップS136に移行する。
ここで、オープニング期間中であるか否かは、RAM230の所定領域においてオープニング期間中フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS134では、オープニング期間を終了するか否かを判定し、オープニング期間を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS135に移行し、オープニング期間を終了しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。
ここで、オープニング期間タイマに設定されたオープニング時間が経過した場合に、オープニング期間を終了すると判定する。
ステップS135では、ラウンド遊技開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。ラウンド遊技開始処理では、オープニング期間を終了して、ラウンド遊技を開始する。
ラウンド遊技開始処理では、まず、RAM230の所定領域に設定されている大当たり遊技状態フラグに基づいて、現在の大当たり遊技状態の種別(「大当たり1」〜「大当たり3」のうちいずれか)を確認する。
次に、確認した大当たり遊技状態の種別に基づいて、ラウンド遊技の回数をラウンド遊技カウンタに設定する。また、確認した大当たり遊技状態の種別に基づいて、各回のラウンド遊技において開放する大入賞口53,54と、各回のラウンド遊技の種類(「第1入賞容易ラウンド」、「第2入賞容易ラウンド」、「第1入賞困難ラウンド」又は「第2入賞困難ラウンド」)と、を含むラウンド開閉パターンを設定する。
ここで、ラウンド開閉パターンには、各回のラウンド遊技において実行される単位開放の回数、各回の単位開放に係る最長開放時間、2回の単位開放の間のインターバル時間等が含まれている。
具体的には、「大当たり1」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数として、11回が設定される。また、1〜4,6〜11回目の各回のラウンド遊技において開放する大入賞口として、第1大入賞口53が設定され、5回目のラウンド遊技において開放する大入賞口として、第2大入賞口54が設定される。さらに、1〜4,6〜11回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞容易ラウンドが設定され、5回目のラウンド遊技として、第2入賞困難ラウンドが設定される。
一方、「大当たり2」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数として、9回が設定される。また、1〜4,6〜9回目の各回のラウンド遊技において開放する大入賞口として、第1大入賞口53が設定され、5回目のラウンド遊技において開放する大入賞口として、第2大入賞口54が設定される。さらに、1〜4回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞容易ラウンドが設定され、5回目のラウンド遊技として、第2入賞容易ラウンドが設定され、6〜9回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞困難ラウンドが設定される。
一方、「大当たり3」に当選した場合には、ラウンド遊技の回数として、15回が設定される。また、1〜15回目の各回のラウンド遊技において開放する大入賞口として、第2大入賞口54が設定される。さらに、1〜15回目の各回のラウンド遊技として、第1入賞容易ラウンドが設定される。
そして、ラウンド遊技開始処理では、設定した1回目のラウンド遊技に係るラウンド開閉パターンに基づいて、大入賞口53,54(大入賞口開閉部材53a,54a)の開放を開始するとともに、大入賞口入球数カウンタによる大入賞口53,54への遊技球の入球数のカウントを開始する。
また、RAM230の所定領域に設定されているオープニング期間中フラグを解除するとともに、ラウンド遊技中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。さらに、ラウンド開始指定コマンドを、RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、ラウンド開始指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS136では、インターバル期間中であるか否かを判定し、インターバル期間中であると判定した場合(Yes)には、ステップS137に移行し、インターバル期間中でないと判定した場合(No)には、ステップS139に移行する。
ここで、インターバル期間中であるか否かは、RAM230の所定領域においてインターバル期間中フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS137では、インターバル期間を終了するか否かを判定し、インターバル期間を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS138に移行し、インターバル期間を終了しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。
ここで、インターバル期間タイマに設定されたインターバル時間が経過した場合に、インターバル期間を終了すると判定する。
ステップS138では、ラウンド遊技開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。ラウンド遊技開始処理では、インターバル期間を終了して、ラウンド遊技を開始する。
ラウンド遊技開始処理では、ラウンド遊技カウンタの計数値に基づいて、開始するラウンド遊技の回数(何回目のラウンド遊技を開始するか)を確認する。そして、ステップS135で設定したラウンド開閉パターンのうち、確認した回数のラウンド遊技に対応するラウンド開閉パターンに基づいて、大入賞口53,54(大入賞口開閉部材53a,54a)の開放を開始するとともに、大入賞口入球数カウンタによる大入賞口53,54への遊技球の入球数のカウントを開始する。
また、RAM230の所定領域に設定されているインターバル期間中フラグを解除(消去)するとともに、ラウンド遊技中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。
さらに、ラウンド開始指定コマンドを、RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、ラウンド遊技指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS139では、ラウンド遊技中であるか否かを判定し、ラウンド遊技中であると判定した場合(Yes)には、ステップS140に移行し、ラウンド遊技中でないと判定した場合(No)には、ステップS145に移行する。
ここで、ラウンド期間中であるか否かは、RAM230の所定領域においてラウンド遊技中フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS140では、ラウンド遊技終了条件を満たすか否かを判定し、ラウンド遊技終了条件を満たすと判定した場合(Yes)には、ステップS141に移行し、ラウンド遊技終了条件を満たさないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。
ここで、ステップS135で設定したラウンド開閉パターンに基づいて、当該ラウンド遊技における最終回の単位開放に係る最長開放時間が経過したこと、及び、大入賞口入球数カウンタによりカウントされた大入賞口53,54への遊技球の入球数が所定入賞上限数に達したこと、のうち一方が達成された場合に、ラウンド遊技終了条件を満たすと判定する。
ステップS141では、ラウンド遊技終了処理を実行し、ステップS142に移行する。ラウンド遊技終了処理では、大入賞口開閉部材53a,54aを閉鎖状態に変位させて、大入賞口入球数カウンタの値をリセットする。
また、ラウンド遊技カウンタに設定されている値から「1」を減算した値を、新たにラウンド遊技カウンタに設定するとともに、RAM230の所定領域に設定されているラウンド遊技中フラグを解除する。また、ラウンド終了指定コマンドを、RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、ラウンド終了指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS142では、最終回のラウンド遊技が終了したか否かを判定し、最終回のラウンド遊技が終了していないと判定した場合(No)には、ステップS143に移行し、最終回のラウンド遊技が終了したと判定した場合(Yes)には、ステップS144に移行する。
ここで、ラウンド遊技カウンタに設定されている値が「1」以上である場合には、最終回のラウンド遊技が終了していないと判定し、ラウンド遊技カウンタに設定されている値が「0」である場合には、最終回のラウンド遊技が終了したと判定する。
ステップS143では、インターバル期間開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。インターバル期間開始処理では、インターバル期間中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。また、所定のインターバル時間を、インターバル期間タイマに設定して、インターバル期間タイマによる設定したインターバル時間の計測を開始する。
ステップS144では、エンディング期間開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。エンディング期間開始処理では、エンディング期間中フラグを、RAM230の所定領域に設定する。また、所定のエンディング時間を、エンディング期間タイマに設定して、エンディング期間タイマによる設定したエンディング時間の計測を開始する。
この際、現在の大当たり遊技状態の種別が「大当たり1」であ場合には、エンディング時間として、第1エンディング時間が設定される。一方、現在の大当たり遊技状態の種別が「大当たり2」又は「大当たり3」であ場合には、エンディング時間として、第2エンディング時間が設定される。そして、第1エンディング時間(本実施形態では、6.6[s])は、第2エンディング時間(本実施形態では、2.5[s])より長い時間となっている。ここで、現在の大当たり遊技状態の種別は、RAM230の所定領域に設定されている大当たり遊技状態フラグに基づいて判定する。
さらに、エンディング指定コマンドを、RAM230の所定領域に格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、エンディング指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS145では、エンディング期間を終了するか否かを判定し、エンディング期間を終了すると判定した場合(Yes)には、ステップS146に移行し、エンディング期間を終了しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。
ここで、エンディング期間タイマに設定されたエンディング時間が経過した場合に、エンディング期間を終了すると判定する。
ステップS146では、大当たり遊技状態終了処理を実行し、ステップS147に移行する。大当たり遊技状態終了処理では、RAM230の所定領域に設定されている大当たり遊技状態フラグを解除して、大当たり遊技状態を終了する。
また、大当たり遊技状態終了処理では、RAM230の所定領域においてV入賞フラグが設定されているか否かを判定する。そして、V入賞フラグが設定されていると判定した場合には、特図高確率状態フラグをRAM230の所定領域に設定するとともに、特図高確率状態の設定を指定する状態指定コマンドをRAM230の所定領域に格納する。その後、RAM230の所定領域に設定されているV入賞フラグを解除する。
一方、V入賞フラグが設定されていないと判定した場合には、特図低確率状態フラグをRAM230の所定領域に設定するとともに、特図低確率状態の設定を指定する状態指定コマンドをRAM230の所定領域に格納する。
これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
ステップS147では、時短制御開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S37)に移行する。時短制御開始処理では、時短制御フラグをRAM230の所定領域に設定して、時短制御を開始する。
また、時短制御開始処理では、所定時短回数(本実施形態では、100[回])を、時短カウンタに設定し、時短制御の開始を指定する状態指定コマンドを、ポート出力要求バッファに格納する。これにより、ステップS13の制御コマンド送信処理を介して、状態指定コマンドが演出制御回路300に対して送信される。
次に、ステップS37の普図乱数記憶処理を説明する。
図14は、普図乱数記憶処理を示すフローチャートである。
普図乱数記憶処理は、ステップS37において実行されると、図14に示すように、まず、ステップS180に移行する。
ステップS180では、ステップS33の処理結果に基づいて、普図始動球検知センサ104からの検出信号の入力を検出したか否かを判定し、入力を検出したと判定した場合(Yes)には、ステップS181に移行し、入力を検出しないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS38)に移行する。
ステップS181では、普図保留数が上限数に達しているか否かを判定し、上限数に達していないと判定した場合(No)には、ステップS182に移行し、上限数に達していると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS38)に移行する。
ここで、普図保留数とは、普図表示装置60における普通図柄の報知表示(変動表示及び停止表示)が保留されている数をいう。本実施形態では、普図保留数の上限数は、「4」に設定されている。
ステップS182では、普図乱数記憶処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS38)に移行する。普図乱数記憶処理では、普通図柄抽選の普図当たり乱数等を対応のループカウンタから取得して、取得した乱数(乱数値)を、普図始動情報として、RAM230の普図始動情報記憶領域に記憶する。
次に、ステップS38の普図変動処理を説明する。
図15は、普図変動処理を示すフローチャートである。
普図変動処理は、ステップS38において実行されると、図15に示すように、まず、ステップS150に移行する。
ステップS150では、普図当たり遊技状態の生起中であるか否かを判定し、普図当たり遊技状態の生起中でないと判定した場合(No)には、ステップS151に移行し、普図当たり遊技状態の生起中であると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS39)に移行する。ここで、普図当たり遊技状態の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域に記憶されている普図当たり遊技状態フラグに基づいて判定する。
ステップS151では、普通図柄の報知表示中であるか否かを判定し、普通図柄の報知表示中でないと判定した場合(No)には、ステップS152に移行し、普通図柄の報知表示中であると判定した場合(Yes)には、ステップS157に移行する。ここで、普通図柄の報知表示中とは、普通図柄の変動表示又は停止表示が行われている期間中をいう。
ステップS152では、普図保留数が「0」であるか否かを判定し、普図保留数が「0」でないと判定した場合(No)には、ステップS153に移行し、普図保留数が「0」であると判定した場合(Yes)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS39)に移行する。
ステップS153では、普図当たり判定処理を実行し、ステップS154に移行する。普図当たり判定処理では、RAM230の普図始動情報記憶領域に記憶されている普図始動情報に含まれる普図当たり乱数を読み出して、この普図当たり乱数の値が当たり値と一致しているか否かを判定(普図当たり判定)する。
ROM220には、普図当たり乱数と当たり値との対応が登録された普通図柄抽選テーブルが格納されている。また、普通図柄抽選テーブルとして、時短制御停止時に対応する普通図柄抽選テーブル及び時短制御実行時に対応する普通図柄抽選テーブルが格納されている。時短制御停止時に対応する普通図柄抽選テーブルには、当選確率が第1の確率(例えば、1/80)となるように、当たり値が登録されている。一方、時短制御実行時に対応する普通図柄抽選テーブルには、当選確率が第1の確率より高い第2の確率(例えば、1/1.1)となるように、当たり値が登録されている。そして、普図当たり判定処理では、現在の時短制御の実行状況に対応する普通図柄抽選テーブルを読み出して、普図当たり判定を行う。これにより、普通図柄抽選の抽選結果(当選又は落選)が判定される。なお、時短制御の実行状況は、RAM230の所定領域において時短制御フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS154では、停止図柄設定処理を実行し、ステップS155に移行する。停止図柄設定処理では、まず、ステップS153の処理結果に基づいて、停止表示させる普通図柄の態様(停止図柄)を判定する。
具体的には、ステップS153において普通図柄抽選に当選したと判定された場合には、停止図柄として「普図当たり図柄」を判定し、普通図柄抽選に落選したと判定された場合には、停止図柄として「はずれ図柄」を判定する。
そして、停止図柄設定処理では、停止図柄させる特別図柄の態様として、決定した停止図柄を設定する。
ステップS155では、変動時間設定処理を実行し、ステップS156に移行する。変動時間設定処理では、普通図柄の変動時間を設定する。
本実施形態では、時短制御停止時には、普通図柄の変動時間として第1の時間(例えば、2.0[s])を設定し、時短制御実行時には、普通図柄の変動時間として第1の時間より短い第2の時間(例えば、0.5[s])を設定する。なお、時短制御の実行状況は、RAM230の所定領域に記憶されている時短制御フラグに基づいて判定する。
ステップS156では、報知表示開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS39)に移行する。報知表示開始処理では、ステップS155で決定した普通図柄の変動時間を、普図変動時間タイマに設定する。そして、普図表示装置60において、普通図柄の変動表示を開始して、設定した普図変動時間タイマによる変動時間の計測を開始する。
ステップS157では、普図変動時間タイマに基づいて、ステップS156で設定した普通図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、設定した普通図柄の変動時間が経過したと判定した場合(Yes)には、ステップS158に移行し、設定した普通図柄の変動時間が経過していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS39)に移行する。
ステップS158では、報知表示終了処理を実行し、ステップS159に移行する。報知表示終了処理では、普図表示装置60において、ステップS154で設定された停止図柄による普通図柄の停止表示を行う。なお、普通図柄の停止表示は、予め設定されている所定時間だけ実行される。
ステップS159では、ステップS158で停止表示された停止図柄が「普図当たり図柄」であるか否かを判定し、「普図当たり図柄」であると判定した場合(Yes)には、ステップS160に移行し、普図当たり図柄でないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS39)に移行する。
ステップS160では、普図当たり遊技状態開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS39)に移行する。
普図当たり遊技状態開始処理では、普図当たり遊技状態フラグを、RAM230の所定領域に設定するとともに、現在の時短制御の実行状況に応じて開放時間(0.5[s]又は2.0[s])を、始動口開閉部材開放タイマに設定する。
そして、始動口開閉部材52aの開放を開始するとともに、設定した始動口開閉部材開放タイマによる始動口開閉部材52aの開放時間の計測を開始する。さらに、第2始動口入球数カウンタによる第2始動口52への遊技球の入球数のカウントを開始する。
次に、ステップS39の普図当たり遊技処理を説明する。
図16は、普図当たり遊技処理を示すフローチャートである。
普図当たり遊技処理は、ステップS39において実行されると、図16に示すように、まず、ステップS170に移行する。
ステップS170では、普図当たり遊技状態の生起中であるか否かを判定し、普図当たり遊技状態の生起中であると判定した場合(Yes)には、ステップS171に移行し、普図当たり遊技状態の生起中でないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS40)に移行する。ここで、普図当たり遊技状態の生起中であるか否かは、RAM230の所定領域において普図当たり遊技状態フラグが設定されているか否かに基づいて判定する。
ステップS171では、第1開放部材52aの閉鎖条件を満たすか否かを判定し、始動口開閉部材52aの閉鎖条件を満たすと判定した場合(Yes)には、ステップS172に移行し、始動口開閉部材52aの閉鎖条件を満たさない(No)と判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(ステップS40)に移行する。
ここで、始動口開閉部材開放タイマに設定された開放時間が経過した場合に、第1開放部材52aの閉鎖条件を満たすと判定する。
ステップS172では、普図当たり遊技状態終了処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(ステップS40)に移行する。普図当たり遊技状態終了処理では、始動口開閉部材52aを閉鎖して、RAM230の所定領域に設定されている普図当たり遊技状態フラグを解除する。また、始動口開閉部材開放タイマ及び第2始動口入球数カウンタのそれぞれの値をリセットする。
(演出制御回路で実行される処理)
次に、演出制御回路300のCPU310がROM320に記憶されているプログラム(ソフトウェア)に基づいて実行する演出制御処理について説明する。
図17は、演出制御回路が実行する演出制御処理を示すフローチャートである。
パチンコ機1に電源が投入されると、演出制御回路300のCPU310は、所定の初期設定処理を実行した後に、図示しないメイン処理を繰り返し実行する。そして、CPU310は、メイン処理の実行中において、所定の割込周期(例えば、2.0[ms])でタイマ割り込みを発生させて、図17に示す演出制御処理を繰り返し実行する。
演出制御処理は、CPU310により実行されると、まず、ステップS200に移行する。
ステップS200では、コマンド受信処理を実行し、ステップS201に移行する。コマンド受信処理では、主制御回路200が送信した制御コマンドの受信の有無をチェックして、制御コマンドの受信があった場合には、受信した制御コマンドを解析して、RAMのコマンドバッファ領域に保存する。
また、コマンド受信処理では、第1操作検出スイッチ24及び第2操作検出スイッチ25のそれぞれからの操作信号の入力の有無をチェックして、操作信号の入力があった場合には、当該操作信号の入力を示す情報を、RAMの所定領域に保存する。
ステップS201では、演出フラグ設定処理を実行し、ステップS202に移行する。演出フラグ設定処理では、状態指定コマンドを受信したか否かを判定し、状態指定コマンドを受信したと判定した場合(状態指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されている場合)には、各種演出フラグの設定を行う。
具体的には、時短制御の開始を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、時短演出フラグを、RAMの所定領域に設定する。一方、時短制御の終了を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、RAMの所定領域に設定されている時短演出フラグを解除する。
また、「特図高確率状態」を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、特図高確率状態中フラグを、RAMの所定領域に設定する。一方、「特図低確率状態」を指定する状態指定コマンドを受信した場合には、RAMの所定領域に設定されている特図高確率状態中フラグを解除する。
ステップS202では、入賞時演出管理処理を実行し、ステップS203に移行する。入賞時演出管理処理については、後述する。
ステップS203では、変動時演出管理処理を実行し、ステップS204に移行する。変動時演出管理処理については、後述する。
ステップS204では、大当たり演出管理処理を実行し、ステップS205に移行する。大当たり演出管理処理については、後述する。
ステップS205では、演出用乱数更新処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。演出用乱数更新処理では、演出内容の抽選に用いる各種乱数を発生させるためのループカウンタの値を更新する。
次に、ステップS202の入賞時演出管理処理を説明する。
図18は、入賞時演出管理処理を示すフローチャートである。
入賞時演出管理処理は、ステップS202において実行されると、図18に示すように、まず、ステップS600に移行する。
ステップS600では、第1保留数指定コマンドを受信したか否かを判定し、第1保留数指定コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS601に移行し、第1保留数指定コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、ステップS602に移行する。
第1保留数指定コマンドを受信したか否かは、第1保留数指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS601では、保留数増加表示処理を実行し、ステップS602に移行する。保留数増加表示処理では、保留図柄表示領域において、新たに取得された始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)に対応する保留図柄の表示を開始する。
ステップS602では、第2保留数指定コマンドを受信したか否かを判定し、第2保留数指定コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS603に移行し、第2保留数指定コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S203)に移行する。
第2保留数指定コマンドを受信したか否かは、第2保留数指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS603では、保留数減少表示処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S203)に移行する。保留数減少表示処理では、保留図柄表示領域において、特別図柄の報知表示が開始された始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)に対応する保留図柄の表示を終了するとともに、変動中保留図柄表示領域(図示せず)において、当該特別図柄の報知表示が開始された始動情報に対応する保留図柄の表示を開始する。
これによって、当該特別図柄の報知表示が開始された始動情報に対応する保留図柄が、保留図柄表示領域から変動中保留図柄表示領域に移動される。
次に、ステップS203の変動時演出管理処理を説明する。
図19は、変動時演出管理処理を示すフローチャートである。
変動時演出管理処理は、ステップS203において実行されると、図19に示すように、まず、ステップS700に移行する。
ステップS700では、所定の制御コマンドを受信したか否かを判定し、所定の制御コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS701に移行し、所定の制御コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、ステップS706に移行する。ここで、所定の制御コマンドとは、図柄種別指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドをいう。
所定の制御コマンドを受信したか否かは、図柄種別指定コマンド、第1変動パターン指定コマンド及び第2変動パターン指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS701では、停止図柄決定処理を実行し、ステップS702に移行する。停止図柄決定処理では、停止表示させる演出図柄z1,z2の具体的な内容を決定する。
具体的には、停止図柄決定処理では、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄(「はずれ図柄」又は「大当たりp図柄」)に基づいて、演出図柄z1,z2に係る停止図柄の具体的な内容(組み合わせ)を決定する。
演出制御回路300のROM320には、停止図柄抽選乱数と停止図柄の具体的な内容との対応が登録された停止図柄抽選テーブルが格納されている。また、停止図柄抽選テーブルとして、図柄種別指定コマンドにより指定され得る停止図柄(「はずれ図柄」及び「大当たりp図柄」)のそれぞれに対応する停止図柄抽選テーブルを有している。
「はずれ図柄」に対応する停止図柄抽選テーブルには、停止図柄の具体的な内容として、複数種類の「はずれ図柄」が登録されている。本実施形態では、各種類の「はずれ図柄」は、3つの演出図柄表示領域a1〜a3のうち少なくとも一の領域に停止表示される「数字図柄」が示す数字が、他の領域に停止表示される「数字図柄」が示す数字と異なる組み合わせとなるとともに、演出図柄表示領域a4に停止表示される演出図柄z2が白色を示す態様となっている。
「大当たり1図柄」又は「大当たり2図柄」に対応する停止図柄抽選テーブルには、停止図柄の具体艇な内容として、複数種類の「チャンス図柄」が登録されている。本実施形態では、各種類の「チャンス図柄」は、演出図柄表示領域a1〜a3に停止表示される演出図柄z1が、「2、2、2」等、同一の偶数の数字を示す「数字図柄」で揃うとともに、演出図柄表示領域a4に停止表示される演出図柄z2が青色を示す態様となっている。
「大当たり3図柄」に対応する停止図柄抽選テーブルには、停止図柄の具体艇な内容として、複数種類の「ボーナス図柄」が登録されている。本実施形態では、各種類の「ボーナス図柄」は、演出図柄表示領域a1〜a3に停止表示される演出図柄z1が、「7、7、7」等、同一の奇数の数字を示す「数字図柄」で揃うとともに、演出図柄表示領域a4に停止表示される演出図柄z2が赤色を示す態様となっている。
停止図柄決定処理では、まず、所定の乱数カウンタから停止図柄抽選乱数を取得する。また、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄の種類を確認して、この確認結果に対応する停止図柄抽選テーブルを読み出す。そして、取得した停止図柄抽選乱数と、停止図柄抽選テーブルとに基づいて、停止図柄の具体的な内容を決定する。
さらに、決定した停止図柄の具体的な内容に係る画像データ(以下、「停止図柄データ」)を読み出して、読み出した画像データを、停止表示させる演出図柄z1,z2に係るデータとして設定する。
ステップS702では、変動演出決定処理を実行し、ステップS703に移行する。変動演出決定処理では、演出図柄z1,z2の変動表示の具体的な内容を決定する。
変動演出決定処理では、まず、第1変動パターン指定コマンドが指定する第1変動パターンの種別に基づいて、第1変動パターンの具体的な内容を決定する。
演出制御回路300のROM320には、第1変動パターン抽選乱数と第1変動パターンの具体的な内容との対応が登録された第1変動パターン抽選テーブルが格納されている。また、第1変動パターン抽選テーブルとして、第1変動パターンの各種別に対応する第1変動パターン抽選テーブルが格納されている。
そして、各第1変動パターン抽選テーブルには、当該第1変動パターン抽選テーブルに対応する第1変動パターンの種別(変動時間)に係る第1変動パターンの具体的な内容が登録されている。
特に、演出制御回路300のROM320には、「第1リーチ種別示唆変動」に対応する第1変動パターン抽選テーブル(以下、「第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブル」とする)として、「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチE」のそれぞれに対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルが格納されている。
また、「第2リーチ種別示唆変動」に対応する第1変動パターン抽選テーブル(以下、「第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブル」とする)として、「スーパーリーチB」〜「スーパーリーチF」のそれぞれに対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルが格納されている。
そして、「スーパーリーチA」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、「第1リーチ種別示唆変動」の具体的な内容(以下、「第1リーチ種別示唆変動パターン」とする)として、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像A」が表示される第1リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチA」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」(図21に示す「No.1」に係る第1リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」では、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像A」が設定されることによって、「スーパーリーチA」の実行が示唆される。
「スーパーリーチB」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像B」が表示される第1リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチB」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.2」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.4」(図21に示す「No.2」〜「No.4」に係る第1リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.2」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.4」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像B」が設定されることによって、「スーパーリーチB」の実行が示唆される。
「スーパーリーチC」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像C」が表示される第1リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチC」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.5」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.7」(図21に示す「No.5」〜「No.7」に係る第1リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.5」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.7」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像C」が設定されることによって、「スーパーリーチC」の実行が示唆される。
「スーパーリーチD」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像D」が表示される第1リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチD」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.8」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.10」(図21に示す「No.8」〜「No.10」に係る第1リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.8」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.10」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像D」が設定されることによって、「スーパーリーチD」の実行が示唆される。
「スーパーリーチE」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像E」が表示される第1リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチE」に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第1リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.11」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.13」(図21に示す「No.11」〜「No.13」に係る第1リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.11」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.13」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像E」が設定されることによって、「スーパーリーチE」の実行が示唆される。
一方、「スーパーリーチB」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、「第2リーチ種別示唆変動」の具体的な内容(以下、「第2リーチ種別示唆変動パターン」とする)として、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像B」が表示される第2リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチB」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.16」(図21に示す「No.14」〜「No.16」に係る第2リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.16」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像B」が設定されることによって、「スーパーリーチB」の実行が示唆される。
「スーパーリーチC」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像C」が表示される第2リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチC」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.17」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.19」(図21に示す「No.17」〜「No.19」に係る第2リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.17」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.19」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像C」が設定されることによって、「スーパーリーチC」の実行が示唆される。
「スーパーリーチD」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像D」が表示される第2リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチD」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」(図21に示す「No.20」〜「No.22」に係る第2リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像D」が設定されることによって、「スーパーリーチD」の実行が示唆される。
「スーパーリーチE」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像E」が表示される第2リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。
具体的には、「スーパーリーチE」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」(図21に示す「No.23」〜「No.25」に係る第2リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.23」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.25」のそれぞれでは、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像E」が設定されることによって、「スーパーリーチE」の実行が示唆される。
「スーパーリーチF」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、最終回の「リーチ種別示唆演出」において、後述する「リーチ種別示唆画像F」が表示される第2リーチ種別示唆変動パターンが登録されている。具体的には、「スーパーリーチF」に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルには、第2リーチ種別示唆変動パターンとして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」(図21に示すに示す「No.26」に係る第2リーチ種別示唆変動パターン)が登録されている。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」では、最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2として「リーチ種別示唆画像F」が設定されることによって、「スーパーリーチF」の実行が示唆される。
そして、第1変動パターンの具体的な内容を決定する処理では、まず、所定の乱数カウンタから第1変動パターン抽選乱数を取得する。また、第1変動パターン指定コマンドが指定する第1変動パターンの種別を確認して、この確認結果に対応する第1変動パターン抽選テーブルを読み出す。そして、取得した第1変動パターン抽選乱数及び第1変動パターン抽選テーブルに基づいて、第1変動パターンの具体的な内容を決定する。
この際、第1変動パターン指定コマンドが指定する第1変動パターンの種別が「第1リーチ種別示唆変動」である場合には、第2変動パターン指定コマンドが指定する第2変動パターンの種別(「スーパーリーチ」の種別)を確認し、この確認結果に対応する第1リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルに基づいて、第1変動パターンの具体的な内容を決定する。
一方、第1変動パターン指定コマンドが指定する第1変動パターンの種別が「第2リーチ種別示唆変動」である場合には、第2変動パターン指定コマンドが指定する第2変動パターンの種別(「スーパーリーチ」の種別)を確認し、この確認結果に対応する第2リーチ種別示唆変動パターン抽選テーブルに基づいて、第1変動パターンの具体的な内容を決定する。
変動演出決定処理では、次に、第2変動パターン指定コマンドが指定する第2変動パターンの種別に基づいて、第2変動パターンの具体的な内容を決定する。
演出制御回路300のROM320には、第2変動パターン抽選乱数と第2変動パターンの具体的な内容との対応が登録された第2変動パターン抽選テーブルが格納されている。また、第2変動パターン抽選テーブルとして、第2変動パターンの各種別に対応する第2変動パターン抽選テーブルが格納されている。
そして、各第2変動パターン抽選テーブルには、当該第2変動パターン抽選テーブルに対応する第2変動パターンの種別(変動時間)に係る第2変動パターンの具体的な内容が登録されている。
そして、第2変動パターンの具体的な内容を決定する処理では、まず、所定の乱数カウンタから第2変動パターン抽選乱数を取得する。また、第2変動パターン指定コマンドが指定する第2変動パターンの種別を確認して、この確認結果に対応する第2変動パターン抽選テーブルを読み出す。そして、取得した第2変動パターン抽選乱数及び第2変動パターン抽選テーブルに基づいて、第2変動パターンの具体的な内容を決定する。
ステップS703では、予告演出決定処理を実行し、ステップS704に移行する。予告演出決定処理では、予告演出を実行するか否かを決定するとともに、予告演出を実行することが決定された場合には、予告演出の内容を決定する。
「予告演出」とは、演出図柄z1,z2の変動表示中に実行される演出であって、当該変動表示に係る特別図柄抽選の結果(「当選」又は「落選」)を示唆(予告)する演出となっている。
演出制御回路300のROM320には、予告演出抽選乱数と予告演出抽選の当たり値との対応が登録された予告演出抽選テーブルが格納されている。また、予告演出抽選テーブルとして、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄が「大当たりp図柄」である場合に対応する第1予告演出抽選テーブルと、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄が「はずれ図柄」である場合に対応する第2予告演出抽選テーブルと、が格納されている。そして、第1予告演出抽選テーブルでは、第2予告演出抽選と比較して当選確率が高くなるように、予告演出抽選の当たり値が設定されている。
さらに、演出制御回路300のROM320には、予告演出抽選乱数と予告演出の内容との対応が登録された予告演出内容抽選テーブルが格納されている。
予告演出抽選処理では、まず、所定の乱数カウンタから予告演出抽選乱数を取得する。また、図柄種別指定コマンドが指定する停止図柄の種別に対応する予告演出抽選テーブルを読み出す。そして、取得した予告演出抽選乱数及び予告演出抽選テーブルに基づいて、予告演出を実行するか否かを決定する。
さらに、予告演出を実行することが決定された場合には、既に取得している予告演出抽選乱数及び予告演出内容抽選テーブルに基づいて、予告演出の内容を決定する。
ステップS704では、変動演出データ設定処理を実行し、ステップS705に移行する。変動演出データ設定処理では、演出図柄z1,z2の変動表示に係る演出データを設定する。
具体的には、変動演出データ設定処理では、ステップS702で決定された第1変動パターンの具体的な内容に対応する演出プログラムにしたがって、第1期間の変動表示に係る演出データ(シナリオデータ)を読み出すとともに、ステップS702で決定された第2変動パターンの具体的な内容に対応する演出プログラムにしたがって、第2期間の変動表示に係る演出データ(シナリオデータ)を読み出す。
また、ステップS703で予告演出を実行することが決定された場合には、決定された予告演出の内容に対応する演出プログラムにしたがって、予告演出の演出データ(シナリオデータ)を読み出す。
そして、第1期間の変動表示に係る演出データ及び第2期間の変動表示に係る演出データを合わせて、変動演出データを編集して、編集した変動演出データを演出図柄z1,z2の変動表示に係る演出データとして設定する。
この際、ステップS703で予告演出を実行することが決定された場合には、予告演出の演出データが、変動演出データに合成される。
そして、編集された変動演出データを、実行する演出図柄z1,z2の変動表示に係る演出データとして設定する。
ステップS705では、変動演出開始処理を実行し、ステップS706に移行する。変動演出開始処理では、変動時間タイマによる変動時間の計測を開始して、ステップS704で設定した変動演出データに基づく演出を開始する。これによって、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2の変動表示が開始される。
ステップS706では、停止指定コマンドを受信したか否かを判定し、停止指定コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS707に移行し、停止指定コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S204)に移行する。
停止指定コマンドを受信したか否かは、停止指定コマンドがRAM330のコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS707では、停止表示開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S204)に移行する。停止表示開始処理では、演出図柄表示領域a1〜a4において、演出図柄z1,z2の変動表示を終了して、ステップS701で設定した停止図柄データに基づく演出図柄z1,z2の停止表示を開始する。ここで、演出図柄z1,z2の停止表示は、その開始から所定時間が経過したことに応じて終了され、これにより、演出図柄z1,z2の報知表示が終了する。
また、停止表示開始処理では、変動時間タイマによる変動時間の計測を終了して、変動時間タイマをリセットする。
次に、S204の大当たり演出管理処理を説明する。
図20は、大当たり演出管理処理を示すフローチャートである。
大当たり演出管理処理は、ステップS204において実行されると、図20に示すように、まず、ステップS800に移行する。
ステップS800では、オープニング指定コマンドを受信したか否かを判定し、オープニング指定コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS801に移行し、オープニング指定コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、ステップS802に移行する。
オープニング指定コマンドを受信したか否かは、オープニング指定コマンドがRAM330のコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS801では、大当たり演出開始処理を実行し、ステップS802に移行する。大当たり演出開始処理では、大当たり演出を開始する。
具体的には、大当たり演出開始処理では、まず、大当たり演出の内容を決定する。
「大当たり演出」とは、大当たり遊技状態の生起中において実行される演出となっている。
演出制御回路300のROM320には、大当たり演出抽選乱数と大当たり演出の内容との対応が登録された大当たり演出内容抽選テーブルが格納されている。また、大当たり演出内容抽選テーブルとして、大当たり遊技状態の種別(「大当たり1」〜「大当たり3」)のそれぞれに対応する大当たり演出内容抽選テーブルが格納されている。
そして、大当たり演出開始処理では、まず、所定の乱数カウンタから大当たり演出抽選乱数を取得する。また、オープニング指定コマンドが指定する大当たり遊技状態の種別を確認して、この確認結果に対応する大当たり演出内容抽選テーブルを読み出す。そして、取得した大当たり演出抽選乱数と大当たり演出内容抽選テーブルとに基づいて、大当たり演出の内容を決定する。
大当たり演出開始処理では、次に、決定した大当たり演出の内容に対応する演出プログラムにしたがって、大当たり演出に係る演出データ(シナリオデータ)を読み出して、読み出した演出データを、実行する大当たり演出に係る演出データとして設定する。そして、設定した演出データに基づく大当たり演出を開始する。
ステップS802では、エンディング指定コマンドを受信したか否かを判定し、エンディング指定コマンドを受信したと判定した場合(Yes)には、ステップS803に移行し、エンディング指定コマンドを受信していないと判定した場合(No)には、一連の処理を終了して次の処理(S205)に移行する。
エンディング指定コマンドを受信したか否かは、エンディング指定コマンドがRAMのコマンドバッファ領域に保存されているか否かに基づいて判定する。
ステップS803では、エンディング演出開始処理を実行し、一連の処理を終了して次の処理(S205)に移行する。エンディング演出開始処理では、大当たり演出を終了して、エンディング演出を開始する。
「エンディング演出」とは、エンディング期間中において実行される演出となっている。
エンディング演出開始処理では、エンディング演出に対応する演出プログラムにしたがって、エンディング演出に係る演出データ(シナリオデータ)を読み出して、読み出した演出データを、実行するエンディング演出に係る演出データとして設定する。そして、設定した演出データに基づくエンディング演出を開始する。
次に、本実施形態に係る「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示の内容について説明する。
図21は、「リーチ種別示唆変動パターン」の具体的な内容を示す図である。図22は、リーチ種別示唆画像の種類と演出ポイントの累計値との関係を示す図である。
「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示では、複数回の「リーチ種別示唆演出」が実行される。そして、「リーチ種別示唆変動パターン」では、最終回の「リーチ種別示唆演出」によって、その後に実行される「スーパーリーチ」の種別が示唆される。
具体的には、各回の「リーチ種別示唆演出」では、所定の演出ポイント(得点)が発生する(付与される)。また、「リーチ種別示唆変動パターン」では、各回の「リーチ種別示唆演出」において発生した演出ポイントが積算(累積)されてゆく。
そして、各回の「リーチ種別示唆演出」では、演出ポイントの積算値に応じて、「スーパーリーチA」〜「スーパーリーチF」のうち一の種別が示唆される。この際、演出ポイントの積算値が増加するほど、より期待値の高い種別が示唆される。さらに、「リーチ種別示唆変動パターン」では、最終回の「リーチ種別示唆演出」によって、その後に実行される「スーパーリーチ」の種別が示唆される。
本実施形態では、図21に示すように、「リーチ種別示唆変動パターン」の種別として、3回の「リーチ種別示唆演出」が実行される「第1リーチ種別示唆変動」(「No.1」〜「No.13」)と、6回の「リーチ種別示唆演出」が実行される「第2リーチ種別示唆変動」(「No.14」〜「No.26」)と、が設定されている。
各回の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間中フラグが、RAM330の所定領域に設定される。また、操作有効期間中フラグが設定されてから所定操作有効時間(本実施形態では、7.0[s])が経過したこと、及び、操作有効期間中フラグの設定中に第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されたこと、のうち一方が成立したことに応じて、RAM330の所定領域に設定されている操作有効期間中フラグが解除される。
そして、操作有効期間中フラグがRAM330の所定領域に設定されている期間が、操作有効期間(操作有効状態)となり、操作有効期間中には、第1操作検出スイッチ24から入力された第1操作信号が有効とされる。一方、操作有効期間外には、第1操作検出スイッチ24から入力された第1操作信号が無効とされる。
各回の「リーチ種別示唆演出」では、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
各回の「リーチ種別示唆演出」では、表示画面12aにおいて、積算値メータ画像g1と、リーチ種別示唆画像g2と、が表示される。また、各回の「リーチ種別示唆演出」では、表示画面11aにおいて、4種類のキャラクター(「キャラクターA」〜「キャラクターD」)のうち一のキャラクターが表示される。
そして、各キャラクターの期待値は、期待値が高いものから「キャラクターD」、「キャラクターC」、「キャラクターB」、「キャラクターA」の順に期待値が低くなるように設定されている。ここで、期待値とは、当該「キャラクター」が表示された場合に、大当たり遊技状態が生起される可能性の度合いをいう。特に、本実施形態では、「キャラクターD」については、特別図柄抽選に当選している場合にのみ表示される構成となっている。すなわち、後述する「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」、「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」及び「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」は、特別図柄抽選に当選している場合にのみ選択され得る構成となっている。
積算値メータ画像g1は、当該「リーチ種別示唆変動パターン」において発生した演出ポイントの積算値を示す画像となっている。
リーチ種別示唆画像g2は、その後に実行される「スーパーリーチ」の種別を示唆する画像となっている。本実施形態では、リーチ種別示唆画像g2として、「スーパーリーチ」の各種別に対応するリーチ種別示唆画像g2が設定されている。
具体的には、リーチ種別示唆画像g2として、「スーパーリーチA」に対応する「リーチ種別示唆画像A」と、「スーパーリーチB」に対応する「リーチ種別示唆画像B」と、「スーパーリーチC」に対応する「リーチ種別示唆画像C」と、「スーパーリーチD」に対応する「リーチ種別示唆画像D」と、「スーパーリーチE」に対応する「リーチ種別示唆画像E」と、「スーパーリーチF」に対応する「リーチ種別示唆画像F」と、が設定されている。
そして、「リーチ種別示唆画像A」には、「スーパーリーチA」に係る「リーチ演出」において表示される「題名」、「キャラクター」等が表示される。「リーチ種別示唆画像B」には、「スーパーリーチB」に係る「リーチ演出」において表示される「題名」、「キャラクター」等が表示される。「リーチ種別示唆画像C」には、「スーパーリーチC」に係る「リーチ演出」において表示される「題名」、「キャラクター」等が表示される。「リーチ種別示唆画像D」には、「スーパーリーチD」に係る「リーチ演出」において表示される「題名」、「キャラクター」等が表示される。「リーチ種別示唆画像E」には、「スーパーリーチE」に係る「リーチ演出」において表示される「題名」、「キャラクター」等が表示される。「リーチ種別示唆画像F」には、「スーパーリーチF」に係る「リーチ演出」において表示される「題名」、「キャラクター」等が表示される。
特に、各種類のリーチ種別示唆画像g2には、当該リーチ種別示唆画像g2が表示される演出ポイントの積算値の範囲が対応付けられている。そして、各回の「リーチ示唆演出」では、積算値メータ画像g1が示す演出ポイントの積算値に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2が表示される。
具体的には、図22に示すように、演出ポイントの積算値が「0」〜「6」の範囲内にある場合には、「リーチ種別示唆画像A」が表示される。一方、演出ポイントの積算値が「7」〜「11」の範囲内にある場合には、「リーチ種別示唆画像B」が表示される。一方、演出ポイントの積算値が「12」〜「15」の範囲内にある場合には、「リーチ種別示唆画像C」が表示される。一方、演出ポイントの積算値が「16」〜「19」の範囲内にある場合には、「リーチ種別示唆画像D」が表示される。一方、演出ポイントの積算値が「20」〜「47」の範囲内にある場合には、「リーチ種別示唆画像E」が表示される。一方、演出ポイントの積算値が「48」である場合には、「リーチ種別示唆画像F」が表示される。
積算値メータ画像g1は、所定数の得点枠により構成されている。そして、演出ポイントが1[点]加算されるごとに、所定数の得点枠のうち一の得点枠(得点記号が表示されていない得点枠)に、一の得点記号(本実施形態では、星印の記号)が表示される。
特に、各回の「リーチ種別示唆演出」では、表示中のリーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。そして、表示されるリーチ種別示唆画像g2の種類が変更されるごとに、積算値メータ画像g1が更新される。
具体的には、「リーチ種別示唆画像A」に対応する積算値メータ画像g1は、6[個]の得点枠により構成され、演出ポイントの積算値として、「0」〜「6」の範囲を表示することが可能となっている。一方、「リーチ種別示唆画像B」に対応する積算値メータ画像g1は、5[個]の得点枠により構成され、演出ポイントの積算値として、「7」〜「11」の範囲を表示することが可能となっている。一方、「リーチ種別示唆画像C」に対応する積算値メータ画像g1は、4[個]の得点枠により構成され、演出ポイントの積算値として、「12」〜「15」の範囲を表示することが可能となっている。
一方、「リーチ種別示唆画像D」に対応する積算値メータ画像g1は、4[個]の得点枠により構成され、演出ポイントの積算値として、「16」〜「19」の範囲を表示することが可能となっている。一方、「リーチ種別示唆画像E」に対応する積算値メータ画像g1は、28[個]の得点枠により構成され、演出ポイントの積算値として、「20」〜「47」の範囲を表示することが可能となっている。
なお、本実施形態では、演出ポイントの積算値の上限は、「48」に設定されている。また、「リーチ種別示唆画像F」は、演出ポイントの積算値が「48」に達した場合に表示される。このため、「リーチ種別示唆画像F」の表示中には、演出ポイントの積算値が上限に達しているため、積算値メータ画像g1は表示されない。
「リーチ種別示唆画像A」の表示中には、6[個]の得点枠により構成された積算値メータ画像g1が表示され、当該積算値メータ画像g1によって、「0」から「6」までの演出ポイントが積算される。そして、当該積算値メータ画像g1の全ての得点枠が埋まっている状態(演出ポイントの積算値が「6」の状態)で、更に、演出ポイント(7点目の演出ポイント)が加算される場合には、「リーチ種別示唆画像A」に替えて、「リーチ種別示唆画像B」が表示される。これに伴い、「リーチ種別示唆画像A」に対応する積算値メータ画像g1に替えて、「リーチ種別示唆画像B」に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
「リーチ種別示唆画像B」の表示中には、5[個]の得点枠により構成された積算値メータ画像g1が表示され、当該積算値メータ画像g1によって、「7」から「11」までの演出ポイントが積算される。そして、当該積算値メータ画像g1の全ての得点枠が埋まっている状態(演出ポイントの積算値が「11」の状態)で、更に、演出ポイント(12点目の演出ポイント)が加算される場合には、「リーチ種別示唆画像B」に替えて、「リーチ種別示唆画像C」が表示される。これに伴い、「リーチ種別示唆画像B」に対応する積算値メータ画像g1に替えて、「リーチ種別示唆画像C」に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
「リーチ種別示唆画像C」の表示中には、4[個]の得点枠により構成された積算値メータ画像g1が表示され、当該積算値メータ画像g1によって、「12」から「15」までの演出ポイントが積算される。そして、当該積算値メータ画像g1の全ての得点枠が埋まっている状態(演出ポイントの積算値が「15」の状態)で、更に、演出ポイント(16点目の演出ポイント)が加算される場合には、「リーチ種別示唆画像C」に替えて、「リーチ種別示唆画像D」が表示される。これに伴い、「リーチ種別示唆画像C」に対応する積算値メータ画像g1に替えて、「リーチ種別示唆画像D」に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
「リーチ種別示唆画像D」の表示中には、4[個]の得点枠により構成された積算値メータ画像g1が表示され、当該積算値メータ画像g1によって、「16」から「19」までの演出ポイントが積算される。そして、当該積算値メータ画像g1の全ての得点枠が埋まっている状態(演出ポイントの積算値が「19」の状態)で、更に、演出ポイント(20点目の演出ポイント)が加算される場合には、「リーチ種別示唆画像D」に替えて、「リーチ種別示唆画像E」が表示される。これに伴い、「リーチ種別示唆画像D」に対応する積算値メータ画像g1に替えて、「リーチ種別示唆画像E」に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
「リーチ種別示唆画像E」の表示中には、28[個]の得点枠により構成された積算値メータ画像g1が表示され、当該積算値メータ画像g1によって、「20」から「47」までの演出ポイントが積算される。そして、当該積算値メータ画像g1の全ての得点枠が埋まっている状態(演出ポイントの積算値が「47」の状態)で、更に、演出ポイント(48点目の演出ポイント)が加算される場合には、「リーチ種別示唆画像E」に替えて、「リーチ種別示唆画像F」が表示される。これに伴い、「リーチ種別示唆画像C」に対応する積算値メータ画像g1の表示が終了される。
また、各回の「リーチ種別示唆演出」では、操作有効期間中に、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3が表示される。
押下操作催促画像g3は、演出ボタン5bの押下操作を催促する画像となっている。押下操作催促画像g3には、演出ボタン5bを模した画像と、「ボタンを押して!」なる文字を示す画像と、操作有効期間の残り時間を示す画像(タイムバー画像)と、が含まれる。
次に、「リーチ種別示唆変動パターン」の演出の流れについて説明する。
図23は、演出開始画像の一例を示す図である。図24は、「リーチ種別示唆演出」の第1段階を示す図である。図25は、「リーチ種別示唆演出」の第2段階を示す図である。図26は、「リーチ種別示唆演出」の第3段階を示す図である。図27は、演出継続画像の一例を示す図である。
「第1リーチ種別示唆変動」では、その開始(以下、「変動開始時」とする)から第1所定時間が経過したことに応じて、表示画面11a,12aにおいて、図23に示す演出開始画像が表示される。演出開始画像は、当該変動表示が「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示であることを示唆する画像となっている。本実施形態では、演出開始画像には、「エンブレムラッシュ」なる文字が表示される。
「第1リーチ種別示唆変動」では、変動開始時から第2所定時間が経過したことに応じて、1回目の「リーチ種別示唆演出」が開始される。1回目の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間が開始される。これに伴い、図24に示すように、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、「リーチ種別示唆画像A」、及び、「リーチ種別示唆画像A」に対応する積算値メータ画像g1の表示が開始される。
そして、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する(所定数の得点記号が獲得される)。
一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
そして、発生した演出ポイントは、演出ポイントの積算値に加算される。これに伴い、図26に示すように、発生した演出ポイント分の得点記号が、積算値メータ画像g1の得点枠に表示される。さらに、発生した演出ポイントを加算した後の演出ポイントの積算値が、表示中のリーチ種別示唆画像g2に対応付けられている演出ポイントの積算値の範囲(図22参照)を超えた場合には、リーチ種別示唆画像g2の種類が、当該加算後の演出ポイントの積算値に対応するリーチ種別示唆画像g2の種類に変更されるとともに、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
そして、1回目の「リーチ種別示唆演出」は、その開始から所定演出時間(本実施形態では、10.0[s])が経過したことに応じて終了される。
「第1リーチ種別示唆変動」では、変動開始時から第3所定時間が経過したことに応じて、2回目の「リーチ種別示唆演出」が開始される。2回目の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間が開始される。これに伴い、図24に示すように、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、現在の演出ポイントの積算値に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2、及び、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1の表示が開始される。
そして、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
そして、発生した演出ポイントは、演出ポイントの積算値に加算される。これに伴い、図26に示すように、発生した演出ポイント分の得点記号が、積算値メータ画像g1の得点枠に表示される。さらに、発生した演出ポイントを加算した後の演出ポイントの積算値が、表示中のリーチ種別示唆画像g2に対応付けられている演出ポイントの積算値の範囲(図22参照)を超えた場合には、リーチ種別示唆画像g2の種類が、当該加算後の演出ポイントの積算値に対応するリーチ種別示唆画像g2の種類に変更されるとともに、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
そして、2回目の「リーチ種別示唆演出」は、その開始から所定演出時間(本実施形態では、10.0[s])が経過したことに応じて終了される。
「第1リーチ種別示唆変動」では、変動開始時から第4所定時間が経過したことに応じて、3回目の「リーチ種別示唆演出」が開始される。3回目の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間が開始される。これに伴い、図24に示すように、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、現在の演出ポイントの積算値に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2、及び、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1の表示が開始される。
そして、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
そして、発生した演出ポイントは、演出ポイントの積算値に加算される。これに伴い、図26に示すように、発生した演出ポイント分の得点記号が、積算値メータ画像g1の得点枠に表示される。さらに、発生した演出ポイントを加算した後の演出ポイントの積算値が、表示中のリーチ種別示唆画像g2に対応付けられている演出ポイントの積算値の範囲(図22参照)を超えた場合には、リーチ種別示唆画像g2の種類が、当該加算後の演出ポイントの積算値に対応するリーチ種別示唆画像g2の種類に変更されるとともに、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
そして、3回目の「リーチ種別示唆演出」は、その開始から所定演出時間(本実施形態では、10.0[s])が経過したことに応じて終了される。
「第1リーチ種別示唆変動」は、3回目の「リーチ種別示唆演出」の終了に応じて終了される。そして、「第1リーチ種別示唆変動」の終了に応じて、「スーパーリーチ」に基づく変動表示が開始される。この際、3回目の「リーチ種別示唆演出」において最終的に表示されたリーチ種別示唆画像g2の種類に対応する種別に係る「スーパーリーチ」に基づく変動表示が開始される。
「第2リーチ種別示唆変動」では、その開始から3回目の「リーチ種別示唆演出」の終了までの演出の流れが、「第1リーチ種別示唆変動」と同様となっている。そこで、「第2リーチ種別示唆変動」の演出の流れのうち、「第1リーチ種別示唆変動」と同様の部分については説明を省略する。
「第2リーチ種別示唆変動」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」の終了に応じて、表示画面11a,12aにおいて、図27に示す演出継続画像が表示される。演出継続画像は、「リーチ種別示唆変動パターン」が継続すること(更に、「リーチ種別示唆演出」が実行されること)を示唆する画像となっている。本実施形態では、演出継続画像には、「ONE MORE CHANCE!」なる文字が表示される。
「第2リーチ種別示唆変動」では、変動開始時から第5所定時間が経過したことに応じて、4回目の「リーチ種別示唆演出」が開始される。4回目の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間が開始される。これに伴い、図24に示すように、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、現在の演出ポイントの積算値に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2、及び、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1の表示が開始される。
そして、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
そして、発生した演出ポイントは、演出ポイントの積算値に加算される。これに伴い、図26に示すように、発生した演出ポイント分の得点記号が、積算値メータ画像g1の得点枠に表示される。さらに、発生した演出ポイントを加算した後の演出ポイントの積算値が、表示中のリーチ種別示唆画像g2に対応付けられている演出ポイントの積算値の範囲(図22参照)を超えた場合には、リーチ種別示唆画像g2の種類が、当該加算後の演出ポイントの積算値に対応するリーチ種別示唆画像g2の種類に変更されるとともに、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
そして、4回目の「リーチ種別示唆演出」は、その開始から所定演出時間(本実施形態では、10.0[s])が経過したことに応じて終了される。
「第2リーチ種別示唆変動」では、変動開始時から第6所定時間が経過したことに応じて、5回目の「リーチ種別示唆演出」が開始される。5回目の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間が開始される。これに伴い、図24に示すように、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、現在の演出ポイントの積算値に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2、及び、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1の表示が開始される。
そして、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
そして、発生した演出ポイントは、演出ポイントの積算値に加算される。これに伴い、図26に示すように、発生した演出ポイント分の得点記号が、積算値メータ画像g1の得点枠に表示される。さらに、発生した演出ポイントを加算した後の演出ポイントの積算値が、表示中のリーチ種別示唆画像g2に対応付けられている演出ポイントの積算値の範囲(図22参照)を超えた場合には、リーチ種別示唆画像g2の種類が、当該加算後の演出ポイントの積算値に対応するリーチ種別示唆画像g2の種類に変更されるとともに、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
そして、5回目の「リーチ種別示唆演出」は、その開始から所定演出時間(本実施形態では、10.0[s])が経過したことに応じて終了される。
「第2リーチ種別示唆変動」では、変動開始時から第7所定時間が経過したことに応じて、6回目の「リーチ種別示唆演出」が開始される。6回目の「リーチ種別示唆演出」では、その開始に応じて、操作有効期間が開始される。これに伴い、図24に示すように、表示画面11aにおいて、押下操作催促画像g3の表示が開始されるとともに、表示画面12aにおいて、現在の演出ポイントの積算値に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2、及び、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1の表示が開始される。
そして、操作有効期間中に、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力された場合には、当該検出信号の入力に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
一方、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該所定操作有効時間の経過に応じて、図25に示すように、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生する。
そして、発生した演出ポイントは、演出ポイントの積算値に加算される。これに伴い、図26に示すように、発生した演出ポイント分の得点記号が、積算値メータ画像g1の得点枠に表示される。さらに、発生した演出ポイントを加算した後の演出ポイントの積算値が、表示中のリーチ種別示唆画像g2に対応付けられている演出ポイントの積算値の範囲(図22参照)を超えた場合には、リーチ種別示唆画像g2の種類が、当該加算後の演出ポイントの積算値に対応するリーチ種別示唆画像g2の種類に変更されるとともに、当該リーチ種別示唆画像g2の種類に対応する積算値メータ画像g1が表示される。
そして、6回目の「リーチ種別示唆演出」は、その開始から所定演出時間(本実施形態では、10.0[s])が経過したことに応じて終了される。
「第2リーチ種別示唆変動」は、6回目の「リーチ種別示唆演出」の終了に応じて終了される。そして、「第2リーチ種別示唆変動」の終了に応じて、「スーパーリーチ」に基づく変動表示が開始される。この際、6回目の「リーチ種別示唆演出」において最終的に表示されたリーチ種別示唆画像g2の種類に対応する種別に係る「スーパーリーチ」に基づく変動表示が開始される。
次に、本実施形態に係る「リーチ種別示唆変動パターン」の具体的な内容について説明する。
図21に示すように、本実施形態では、「第1リーチ種別示唆変動」の具体的な内容(第1リーチ種別示唆変動パターン)として、「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.13」が設定されている。
第1変動パターンの種別として「第1リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチA」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」が選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生(1[個]の得点記号を獲得)する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」では、最終的な演出ポイントの積算値が「3」となる(得点記号の最終獲得数が「3」となる)。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.1」では、各回の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が変更されることなく、最終的に「リーチ種別示唆画像A」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第1リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチB」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.2」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.4」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.2」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.2」では、最終的な演出ポイントの積算値が「7」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.2」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像B」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.3」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.3」では、最終的な演出ポイントの積算値が「8」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.3」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像B」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.4」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.4」では、最終的な演出ポイントの積算値が「9」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.4」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像B」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第1リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチC」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.5」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.7」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.5」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「6」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.5」では、最終的な演出ポイントの積算値が「12」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.5」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」、また、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像C」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.6」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「6」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.6」では、最終的な演出ポイントの積算値が「13」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.6」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像C」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.7」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.7」では、最終的な演出ポイントの積算値が「14」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.7」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像C」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第1リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチD」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.8」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.10」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.8」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「7」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.8」では、最終的な演出ポイントの積算値が「16」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.8」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像D」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.9」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.9」では、最終的な演出ポイントの積算値が「17」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.9」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像D」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.10」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「7」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.10」では、最終的な演出ポイントの積算値が「18」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.10」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像D」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第1リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチE」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.11」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.13」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.11」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「7」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.11」では、最終的な演出ポイントの積算値が「20」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.11」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像E」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.12」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.12」では、最終的な演出ポイントの積算値が「20」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.12」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像E」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.13」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。さらに、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「7」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.13」では、最終的な演出ポイントの積算値が「20」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.12」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像E」が表示される。
図21に示すように、本実施形態では、「第2リーチ種別示唆変動」の具体的な内容(第1リーチ種別示唆変動パターン)として、「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」が設定されている。
第1変動パターンの種別として「第2リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチB」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.16」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」では、最終的な演出ポイントの積算値が「9」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.14」では、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像B」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.15」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.15」では、最終的な演出ポイントの積算値が「9」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.15」では、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像B」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.16」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.16」では、最終的な演出ポイントの積算値が「9」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.16」では、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像B」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第2リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチC」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.17」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.19」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.17」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.17」では、最終的な演出ポイントの積算値が「14」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.17」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像C」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.18」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.18」では、最終的な演出ポイントの積算値が「14」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.18」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像C」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.19」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.19」では、最終的な演出ポイントの積算値が「14」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.19」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像C」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第2リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチD」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「6」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」では、最終的な演出ポイントの積算値が「18」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.20」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像D」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.21」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「6」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.21」では、最終的な演出ポイントの積算値が「18」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.21」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像D」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターD」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」では、最終的な演出ポイントの積算値が「18」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.22」では、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像D」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第2リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチE」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.23」〜「リーチ種別示唆変動パターンNo.25」のうちいずれ一つが選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.23」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「4」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.23」では、最終的な演出ポイントの積算値が「20」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.23」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像E」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.24」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「2」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「6」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターC」が表示され、演出ポイント「1」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.24」では、最終的な演出ポイントの積算値が「20」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.24」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像E」が表示される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.25」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターD」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「3」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターD」が表示され、演出ポイント「5」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.25」では、最終的な演出ポイントの積算値が「20」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.25」では、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像E」が表示される。
第1変動パターンの種別として「第2リーチ種別示唆変動」が決定され、第2変動パターンの種別として「スーパーリーチF」が決定された場合には、「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」が選択される。
「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。また、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。また、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターD」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。また、4回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターA」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。また、5回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターB」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。さらに、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、「キャラクターD」が表示され、演出ポイント「8」が発生する。そして、「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」では、最終的な演出ポイントの積算値が「48」となる。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターンNo.26」では、1回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像A」から「リーチ種別示唆画像B」に変更され、2回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像B」から「リーチ種別示唆画像C」に変更され、また、「リーチ種別示唆画像C」から「リーチ種別示唆画像D」に変更され、3回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像D」から「リーチ種別示唆画像E」に変更され、6回目の「リーチ種別示唆演出」において、リーチ種別示唆画像g2の種類が、「リーチ種別示唆画像E」から「リーチ種別示唆画像F」に変更され、最終的に「リーチ種別示唆画像F」が表示される。
(パチンコ機1の動作)
次に、パチンコ機1の動作を説明する。
図28は、演出図柄z1,z2の通常変動表示の一例を示す図である。
主制御回路200では、始動口51,52への遊技球の入球があると、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、変動パターン乱数等の各種乱数が取得されて、取得した各種乱数が、始動情報(特図1始動情報又は特図2始動情報)として、RAM230の始動情報記憶領域(特図1始動情報記憶領域又は特図2始動情報記憶領域)に記憶される。ここで、各始動情報記憶領域には、最大4つまで始動情報が記憶される。
主制御回路200では、始動情報記憶領域に記憶されている始動情報について、所定の順序で、大当たり遊技状態を生起させるか否かを判定する大当たり判定(ステップS113)と、当該大当たり判定の結果を報知する報知表示に係る変動パターン(第1変動パターン及び第2変動パターン)を判定する変動パターン判定(ステップS115)と、を含む始動判定が実行される。
そして、始動判定が実行されると、表示装置61,62において、変動パターン判定により決定された変動パターン(変動時間)に基づいて、特別図柄の変動表示が行われた後に、大当たり判定の結果(特別図柄抽選の結果)に応じた態様による特別図柄の停止表示が行われる。
また、始動判定が実行されると、演出制御回路300では、変動パターン判定により決定された変動パターンに基づいて、演出図柄z1,z2の変動表示に係る変動パターンの具体的な内容(第1変動パターンの具体的な内容及び第2変動パターンの具体的な内容)が決定される。
そして、図28に示すように、特別図柄の報知表示に同期して、演出図柄表示領域a1〜a4において、決定された変動パターンの具体的な内容に基づいて、演出図柄z1,z2の変動表示が行われた後に、演出図柄z1,z2の停止表示が行われる。
さらに、特別図柄抽選に当選した場合には、特別図柄(演出図柄z1,z2)の停止表示が行われた後に、大当たり遊技状態が生起される。
そして、大当たり遊技状態では、大入賞口開閉部材53a,54aが閉止状態から開放状態に変位されるラウンド遊技が実行されて、大入賞口53,54への遊技球の入球が可能となる。
特に、パチンコ機1では、第1変動パターンの内容として「リーチ種別示唆変動パターン」が決定された場合には、演出図柄z1,z2の変動表示中における第1期間において、所定回(3[回]又は6[回])の「リーチ種別示唆演出」が実行される。
各回の「リーチ種別示唆演出」では、所定の演出ポイントが発生する。また、「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示中には、発生した演出ポイントが積算され、各回の「リーチ種別示唆演出」では、演出ポイントの積算値に応じて、表示されるリーチ種別示唆画像g2の種類が変更される。そして、その後に実行される「スーパーリーチ」の種別に対応する種類に係るリーチ種別示唆画像g2が、最終的に表示される。これによって、「スーパーリーチ」の種別が示唆される。
(パチンコ機1の作用)
次にパチンコ機1の作用について説明する。
パチンコ機1では、第1変動パターンの内容として「リーチ種別示唆変動パターン」が決定され、かつ、第2変動パターンの内容として「スーパーリーチ」が決定された場合に、「リーチ種別示唆変動パターン」(「リーチ種別示唆演出」)が実行された後に、複数の演出態様(演出種別)のうちから選択された一の演出態様に基づく「スーパーリーチ」が実行される。そして、「リーチ種別示唆変動パターン」によって、その後に実行される「スーパーリーチ」の演出態様が示唆される。
特に、「リーチ種別示唆変動パターン」(「リーチ種別示唆演出」)では、複数の演出態様(「スーパーリーチ」の演出態様)のうちいずれか一の演出態様に対応するリーチ種別示唆画像g2が表示され、表示されているリーチ種別示唆画像g2によって当該リーチ種別示唆画像g2に対応する演出態様に基づく「スーパーリーチ」の実行が示唆される。そして、「リーチ種別示唆変動パターン」では、演出ポイントが発生し、発生した演出ポイントの積算値に応じて、表示されているリーチ種別示唆画像g2の種類が変更される。
これによって、「リーチ種別示唆変動パターン」の実行中に、当該「リーチ種別示唆変動パターン」が示唆する「スーパーリーチ」の演出態様が変更される。
したがって、「リーチ種別示唆変動パターン」に対する遊技者の興味を、当該「リーチ種別示唆変動パターン」が終了されるまで維持することができ、演出の興趣を向上することが可能となる。
また、パチンコ機1では、遊技者により演出ボタン5bが操作されたことを契機として、「リーチ種別示唆変動パターン」(「リーチ種別示唆演出」)が示唆する「スーパーリーチ」の演出態様が変更される。これによって、演出の興趣を更に向上することが可能となる。
特に、「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示では、複数回の「リーチ種別示唆演出」が実行され、各回の「リーチ種別示唆演出」において、遊技者による演出ボタン5bの操作に応じて、演出ポイントが発生する。すなわち、「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示では、遊技者が演出ポイントを獲得することができる機会が、複数回設定されている。これによって、「リーチ種別示唆変動パターン」に基づく変動表示中に、より期待値が高い演出態様に係る「スーパーリーチ」が実行されることに対する遊技者の期待を、段階的に向上することができ、演出の興趣を更に向上することが可能となる。
また、パチンコ機1では、「リーチ種別示唆変動パターン」において最終的に表示されるリーチ種別示唆画像g2によって、「スーパーリーチ」の演出態様が示唆される。したがって、より確実に、「リーチ種別示唆変動パターン」に対する遊技者の興味を、当該「リーチ種別示唆変動パターン」が終了されるまで維持することが可能となる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態では、種々の変更を行うことが可能である。
例えば、上記実施形態では、「リーチ種別示唆変動パターン」において、後に実行される「スーパーリーチ」の種別に対応する種別に係るリーチ種別示唆画像g2が最終的に表示される。
しかしながら、「リーチ種別示唆変動パターン」において、後に実行される「スーパーリーチ」の種別に対応するリーチ種別示唆画像g2が最終的に表示されない構成としても構わない。
具体的には、「リーチ種別示唆変動パターン」において、後に実行される「スーパーリーチ」の種別より期待値が低い「スーパーリーチ」の種別に対応するリーチ種別示唆画像g2が最終的に表示される構成としても構わない。
例えば、上記実施形態では、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合であっても、当該所定操作有効時間の経過に応じて、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生(積算)される。
しかしながら、第1操作検出スイッチ24から第1操作信号が入力されることなく所定操作有効時間が経過した場合には、当該「リーチ種別示唆演出」に対応して設定されている所定の演出ポイントが発生(積算)されない構成とする。
これによって、全ての「リーチ種別示唆演出」において、操作有効期間中に演出ボタン5bの押下操作が行われた場合には、当該「リーチ種別示唆変動パターン」において、後に実行される「スーパーリーチ」の種別に対応する種別に係るリーチ種別示唆画像g2が最終的に表示されることになる。
一方、1[回]以上の「リーチ種別示唆演出」において、操作有効期間中に演出ボタン5bの押下操作が行われなかった場合には、当該「リーチ種別示唆変動パターン」において、後に実行される「スーパーリーチ」の種別より期待値が低い「スーパーリーチ」の種別に対応するリーチ種別示唆画像g2が最終的に表示されることになる。
また、上記実施形態では、大当たり遊技状態の生起中において、遊技球によるV領域の通過が検出された場合には、当該大当たり遊技状態の終了後に、「特図高確率状態」が生起され、大当たり遊技状態の生起中において、遊技球によるV領域の通過が検出されなかった場合には、当該大当たり遊技状態の終了後に、「特図低確率状態」が生起される。
しかしながら、大当たり遊技状態の種別に応じて、当該種別に係る大当たり遊技状態の終了後に「特図高確率状態」又は「特図低確率状態」が生起される構成としても構わない。
また、上記実施形態においては、本発明をパチンコ機1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他のアミューズメントゲーム機等の遊技機にも適用可能である。
1 パチンコ機
8 遊技盤
9 セット板
11 第1画像表示装置
11a 表示画面
12 第2画像表示装置
12a 表示画面
20 演出画像表示装置
30 遊技領域
51 第1始動口
52 第2始動口
53 第1大入賞口
53a 第1大入賞口開閉部材
54 第2大入賞口
54a 第2大入賞口開閉部材
200 主制御回路
300 演出制御回路
a1〜a4 演出図柄表示領域
g1 積算値メータ画像
g2 リーチ種別示唆画像
g3 押下操作催促画像
z1,z2 演出図柄

Claims (3)

  1. 特定遊技状態を生起させるか否かを決定する当落判定を実行する当落判定手段と、
    前記当落判定の結果を報知する報知表示を実行する報知表示手段と、
    所定条件が成立した場合に、前記報知表示の実行中に、複数の演出態様のうちから選択された一の演出態様に基づく第1演出を実行するとともに、当該第1演出が実行される前に、当該第1演出の演出態様を示唆する第2演出を実行する演出制御手段と、を備え、
    前記第2演出には、発生した演出ポイントの積算値を示す積算値情報の表示と、前記第1演出の演出態様を示唆する示唆情報の表示と、が含まれ、
    前記示唆情報として、互いに異なる演出態様に対応する複数種類の示唆情報が含まれ、
    前記演出制御手段は、前記第2演出において、前記演出ポイントを発生させ、前記積算値情報が示す前記積算値に応じて、前記示唆情報の種類を変更することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技者による操作が可能な操作手段を備え、
    前記演出制御手段は、前記第2演出の実行中に、前記操作手段の操作が有効となる操作有効期間を設定し、当該操作有効期間中における前記操作手段の操作を検出した場合に、前記演出ポイントを発生させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記演出制御手段は、
    前記第2演出において最終的に表示される示唆情報として、前記第1演出の演出態様に対応する種類に係る前記示唆情報を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。

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