JP2016207877A - 電子装置の保護カバー固定構造及び電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型の電子装置に対しカバーを取り付ける場合、ねじ固定箇所を削減する為にカバーの一方を差し込む構造とすると、地震等の振動が加わった際、電子装置に反りが発生して固定が外れてしまう場合がある。【解決手段】カバーの下部に突起形状と、その突起形状部に引っ掛け用の開口を設ける。電子装置の筐体側には、カバー突起形状を差し込める開口と、カバー突起の引っ掛け用の開口に対応した箇所に、引っ掛け用の曲げ形状部を設ける。カバー突起部を電子装置の筐体の開口に差込み、そこを軸として電子装置方向へ回転させることで、カバー突起の引っ掛け用の開口が筐体の引っ掛け用曲げ形状部に引っかかり、カバーの上部を筐体にねじ固定することで、がたつきなくカバーを固定する。【選択図】 図3
Description
本発明は、電子装置の保護カバー固定構造及び電子装置に係り、特に、振動等の力が加わった際に固定が外れず、簡易に取り付けすることが可能なカバーの固定構造に関する。
装置の正面で光ファイバケーブルの接続を行う大型の電子装置では、光ファイバケーブルへ誤って接触してしまう事を防止するため、正面に保護カバーを設ける構造が多く採用されている。その際、光ファイバケーブルの増加に伴い、カバーも必然的に大きなサイズとなり、カバーの固定強度や取り付け性が悪化するため、これを改善する事が求められる。
大型の保護カバーを取り付ける方法として、固定強度を持たせるために四隅をねじ止めする事が考えられるが、カバーを取り付けるためのガイドや支える構造がない状態で、ねじ止め部の位置合わせをすることは困難である。これに対し、カバーの一方に突起形状を設けて電子装置の開口に差込み、もう一方をねじ固定する構造であれば、差込みによってねじ止め部の位置合わせが行われ、ねじを削減した上で取り付け性を向上させることが出来る。しかしながら、地震等の振動が加わった場合、単純な差込み構造では電子装置が反ることでカバー突起が差込み口から抜け、固定が外れる場合がある。
特許文献1には、使用するねじ本数を削減してカバーを取り付けることが可能であり、且つ固定が外れにくい構造例が記載されている。ここで、特許文献1の構成例について、図8を用いて説明する。開口面Aを有した中空の筐体10に対し、カバー20をねじ固定する構造にあって、筐体は一端側に開口穴14を複数備え、他端側に突起12を有する構造とする。また、カバーは、筐体の開口穴に嵌合する屈曲された先端部24を備え、筐体の突起12に嵌合する挿入穴22を有する構造とする。
カバー突起が差込み口から抜け、固定が外れるという従来の課題の対策として、カバー突起をある程度長くして抜けを防止することが考えられるが、カバーのサイズが大きくなる程、電子装置の反り量も増加するため、突起も合わせて長くしていかなければならない。この時、カバーの固定が外れない突起の長さになっているのかは、反り量解析や振動試験を実施して確認しなければならず、また、突起を長くすることはスペース上の制約により不可能な場合も考えられる。
上記特許文献1の発明では、カバーの先端部24を開口穴14に差込んで回転させることで、屈曲された先端部が筐体に圧接され、カバーの開口穴には筐体の突起12が差込まれて取り付くことで、カバーが筐体に引っかかり、固定が外れにくい構造となる。しかしながら、特許文献1の発明において、大型の電子装置を振動させた際に問題となる、上方向への抜け防止に対する固定強度と、カバーの取り付け作業性は、トレードオフの関係にあり、固定強度を上げることで取り付け作業性が悪化するという課題がある。
すなわち、上記特許文献1において、カバー突起の曲げ角度を小さくする程、カバー突起を筐体の開口に差し込みやすくなり、取り付け作業性は向上する。しかし、カバー突起が筐体に引っかかる量は少なくなり、大型の電子装置では、地震等の振動が加わった場合、筐体の反りの影響でカバーの固定が外れる可能性がある。
これを改善しようと、カバー突起の曲げ角度を大きくすると、カバー外れに対しては強固になるが、取り付け時にカバー突起を筐体の開口部へ差込む際、カバーを大きく傾ける必要があり、大型のカバーでは非常に作業性が悪くなる。また、カバー突起を長くしていくと、カバー突起が筐体正面から飛び出してしまい、安全性やデザイン性に影響するため、飛び出さない範囲でカバー突起サイズを決定しなければならない。
上述の問題を鑑みて、本発明では、カバーの取り付け作業性を損なうことなく、振動によりカバーの固定が外れてしまうことを防止した構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、電子装置の筐体に保護カバーを取り付けるカバー固定構造であって、前記電子装置は、装置本体を収容する筐体と、該筐体の前面下部に固定されたカバー保持板と、該カバー保持板に保持される保護カバーとを備えており、前記カバー保持板は、前記筐体の横方向に伸びかつ前方に張り出すようにして設けられており、該カバー保持板は、その左右両端付近に、各々、水平開口、垂直開口、及び該垂直開口に設けられた引っ掛け用曲げ形状部を有し、前記保護カバーは、該保護カバーの下部でかつ前記水平開口に対応する位置に設けられたカバー突起と、前記引っ掛け用曲げ形状部に対応する位置に設けられたカバー突起の開口とを有し、前記カバー突起を前記水平開口へ差し込んだ状態で、前記保護カバーを前記筐体側に回転させることにより、前記引っ掛け用曲げ形状部が前記カバー突起の開口に差し込まれるように構成されている。
本発明によれば、カバーの突起形状を筐体のカバー保持板の開口に差込んでカバーを回転させることにより、人の手による支えが不要で、ねじ取り付け時の位置合わせが容易な構造を、特許文献1の構成と比較して部品点数を増やすことなく実施できる。カバーの取り外し時においても、カバー突起が差し込まれた状態でカバー保持板の引っ掛け用曲げ形状部に引っかかっているため、意図的にカバーを回転させて持ち上げなければ固定が外れることは無く、ねじを取り外した際にカバーが意図せず脱落することを防止できる。
また、カバーの上部二箇所をねじ固定とし、下部二箇所を引っかかる構造のため、カバーの四隅をねじ固定する構造に対してねじ使用本数を削減して、がたつきなく固定することが出来る。更に、カバー保持板の引っ掛け用曲げ形状部の引っ掛かりにより、カバーの浮き上がりが抑えられる本発明の構造は、装置サイズ、反り量に合わせて、形状を変更する必要がなく、反り量解析や耐震試験による確認作業が不要となる。
また、カバーの上部二箇所をねじ固定とし、下部二箇所を引っかかる構造のため、カバーの四隅をねじ固定する構造に対してねじ使用本数を削減して、がたつきなく固定することが出来る。更に、カバー保持板の引っ掛け用曲げ形状部の引っ掛かりにより、カバーの浮き上がりが抑えられる本発明の構造は、装置サイズ、反り量に合わせて、形状を変更する必要がなく、反り量解析や耐震試験による確認作業が不要となる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第一の実施例1に係る電子装置100の外観を示した斜視図である。
なお、電子装置100は、例えば、光信号伝送線路として光ファイバを適用し情報処理または通信などを行なう光多重通信装置である。光多重通信装置では、データ通信の増大、伝送需要の増大、などによる基幹網の大容量化の要求に対処するために、装置の高密度化、情報伝送容量の大容量化、高機能化などが必要である。
電子装置100は、全体としてはステンレス鋼やアルミニウム合金等金属板を折り曲げ加工して形成された筐体により構成され、この筐体の内部に、光コネクタ接続部や光電変換回路を構成する素子群などの装置本体が収容されている。光コネクタ接続部には、光ファイバ(図示略)が接続される。この装置本体部分の前面は網目状の保護カバー102で覆われている。光ファイバは筐体の横方向外側から保護カバー102の後ろの空間を経て、光コネクタ接続部に接続される。
電子装置100の上部両端には、インタフェース部134を囲むようにして、カバー固定用金物103が取り付けられている。ここで、電子装置100の正面側にカバー102を取り付ける際は、カバー102の上部を2本のカバー固定用ねじ104にてカバー固定用金物103に対して、固定する。
電子装置100の前面両側部には、取り付けブラケット108がねじ109で固定されている。また、電子装置100の筐体の前面下部には、カバー保持板110が筐体の横方向に伸びかつ前方に張り出すようにして固定されている。このカバー保持板110は筐体の底面よりも若干高い位置に固定されており、カバー保持板の下方の空間において、電子装置100の電源ユニットや冷却用の送風ユニット等が筐体に固定され、これらは、パワーカバー132等で覆われている。
図2は、カバー102を筐体に取り付ける前の状態を示した電子装置100の斜視図である。カバー102の下部の左右両端付近には、カバー突起121が設けられており、電子装置100の筐体側のカバー保持板110には、左右のカバー突起121を差し込むための開口111、及びカバー102の位置決めをするための位置決め用突起113が左右両端付近に設けられている。取り付けブラケット108の内側には、光コネクタ接続部136などが設けられている。また、カバー保持板110の下には、電源ユニット135や冷却装置などが実装されている。
図3は、カバー突起121とカバー保持板110の開口(水平開口)111の関係を示す、拡大斜視図である。カバー保持板110は、所定の機械的強度(剛性や弾性)を有する材料、例えばステンレス鋼やアルミニウム合金などの1枚または複数枚の金属板をプレス加工や接合することにより形成される。例えば、一枚の天板の左右両端付近に、各々、水平開口を有する別の板部材を固定しても良い。カバー保持板110は、用途によっては所定の機械的強度を有する非金属材料でもよい。このカバー保持板110は上記水平開口111を有する平坦な保持面と、この保持面の縁を下方に折り曲げた下方延長部とがあり、この下方延長部、すなわち、上記水平開口111に対して縦な面にあたる正面部に、電子装置100の筐体の内部方向へわずかに角度をつけた筐体の引っ掛け用曲げ形状部112を有する開口(垂直開口)114を設けている。また、カバー突起121の中心部分には、カバー突起の開口122が設けられている。
このとき、電子装置の筐体側の(水平)開口111と、カバー突起121の幅寸法を、それぞれHa、Hbと定義する。また、垂直開口114内の引っ掛け用曲げ形状部112と、カバー突起の開口122の幅寸法を、それぞれHs、Htと定義する。本実施例においては、Ha>Hb、Hs<Htの関係が成立しなければならない。
加えて、カバー突起121は、先端の角部にカバー突起面取り部21aを設けることで、カバー突起121を筐体の開口111に差込む際の、カバーの左右方向の位置決めを容易にし、カバー取り付け性を向上させることが出来る。
次に、図4から図7を用いて、カバー102を電子装置の筐体に取り付ける手順について説明する。
図4は、カバー突起121をカバー保持板110の開口111に差し込む前の状態を示した断面図である。
図4は、カバー突起121をカバー保持板110の開口111に差し込む前の状態を示した断面図である。
カバー突起121は、所定の機械的強度を有する材料から形成され、カバー突起固定用リベット123によってカバー102に固定されている。カバー突起121は、このようにカバー102と別部品として取り付ける他、所定の機械的強度を有するカバー102と一体に形成しても良い。ここで、カバー突起121は、ぶっつけた衝撃等で容易に変形してしまわない板厚(Z、図6参照)を有するものとする。
また、カバー保持板110の開口111の奥行き方向をDと定義する。Dの寸法は、カバー突起121の板厚(Z)より十分に大きくすることで、カバー突起121を筐体の開口111に差込む際の作業性を向上させることが出来る。
カバー保持板110の下方延長部は、カバー突起121の回動時にストッパーとして機能するものであり、延長部の高さは、カバー突起121の長さよりも長くなっている。更に、カバー保持板110の下方延長部に設けられた引っ掛け用曲げ形状部112は、曲げる角度(θ、図5参照)をわずかにすることで、カバー突起121の差し込み時に邪魔にならない構造となっている。
図5は、カバー突起121をカバー保持板110の開口111に差し込んだ状態を示した断面図である。引っ掛け用曲げ形状部112の曲げ角度θは、5度〜10度程度とするのが望ましい。カバー突起121は、作業可能な範囲において、どのような角度からでも差し込んで良い。カバー突起121の差し込みは、カバー102の一辺であるカバー下側角部124と筐体のカバー保持板110が突き当たるまで行う。
図6は、カバー突起の開口122に、カバー保持板110の引っ掛け用曲げ形状部112が差し込まれた状態を示す断面図である。すなわち、カバー下側角部124(図5参照)のカバー保持板110との接触線を軸として、カバー102を電子装置の筐体方向へ回転させることで、カバー突起121の開口122が引っ掛け用曲げ形状部112に引っかかり、この状態で、カバー102の上部を筐体にねじ固定することで、カバー102をがたつきなく筐体に固定することが可能となる。
電子装置の筐体の引っ掛け用曲げ形状部112の先端部は、カバー突起121の板厚Zの範囲、例えば2mm〜3mm、内に位置するものとする。且つ、筐体の引っ掛け用曲げ形状部112の先端部と、カバー突起の開口122の端面との縦方向のクリアランスをdと定義した場合、dの値は極力小さいことが望ましい。この時、カバー102に対して上方向へ持ち上げる力が掛かった場合、筐体の引っ掛け用曲げ形状部112の先端部がカバー突起の開口122の上の縁と接触するため、カバー102はdの値内で移動が制限されることになり、カバー102の固定が外れることはない。
また、カバー102に対して横方向へ力が掛かった場合、図3に示すカバー突起の開口122の幅寸法Htの値から、筐体の引っ掛け用曲げ形状部112の幅寸法Hsの値を引いた値内で移動が制限されることになり、カバー102の取り付けのがたつきを抑えることが出来る。
更に、カバー102に対して電子装置100の筐体の正面から背面方向へ力が掛かった場合については、位置決め用突起113にカバー102が突き当たり、位置が規制される。逆に、カバー102に対して電子装置100の筐体の背面から正面方向への力が掛かった場合は、カバー突起121が電子装置100の筐体の正面部に突き当たり、同様に位置が規制される。これらにより、カバー102の奥行き方向のがたつきを抑える事が可能となる。
図7は、電子装置100の筐体の上部に取り付けられたカバー固定用金物103に対して、カバー102をねじ固定した状態を示す断面図である。カバー102の上端には、所定の機械的強度を有するカバー上枠125がカバー102と別部品として取り付けられており、このカバー上枠125をカバー固定用ねじ104でカバー固定用金物103に固定する。カバー上枠部分をカバー102と一体に形成しても良い。図7では、カバー固定用ねじ104について、つまみねじで示しているが、一般的な小ねじを使用しても良く、あるいは、ナイラッチ(登録商標)等他の固定方法でも良い。
また、電子装置100の筐体の上部やカバー102の上部の形状を変更することで、カバー固定用金物103を削除し、カバー102の上部を電子装置100の筐体に直接固定する方法でも良い。
本実施例によれば、カバー突起121のカバー保持板110への差し込みにより、カバー102が筐体に固定される位置はほぼ決定された状態になっているため、カバー102の上部を筐体にねじ固定するための位置合わせは容易に行うことが出来る。
このように、本実施例によれば、カバーの突起形状を電子装置の筐体に一体に設けられたカバー保持板の開口に差込んだ状態でカバーを回転させることにより、人の手による支えが不要で、ねじ取り付け時の位置合わせが容易な構造を、部品点数を増やすことなく実施できる。カバーの取り外し時においても、カバー下部のカバー突起が差し込まれた状態で筐体に一体に設けられたカバー保持板の引っ掛け用曲げ形状部に引っかかっているため、意図的にカバーを回転させて持ち上げなければ固定が外れることは無く、ねじを取り外した際にカバーが意図せず脱落することを防止できる。また、地震等の振動が加わり、電子装置に反りが発生した場合にも、カバーの筐体に対する固定が簡単に外れてしまうことを防止できる。
また、カバーの上部二箇所をねじ固定とし、下部二箇所を引っかかる構造のため、カバーの四隅をねじ固定する構造に対してねじ使用本数を削減して、がたつきなく固定することが出来る。なお、電子装置100のサイズやカバーに要求される機能に応じて、カバーの下部の突起形状や上部のねじ固定の箇所の数を、適宜変更しても良い。更に、電子装置の筐体の引っ掛け用曲げ形状部の引っ掛かりにより、カバーの浮き上がりが抑えられる本発明の構造は、既存の電子装置の筐体にそのまま適用でき、装置サイズ、反り量に合わせて、形状を変更する必要がなく、反り量解析や耐震試験による確認作業が不要となる。
また、カバーの上部二箇所をねじ固定とし、下部二箇所を引っかかる構造のため、カバーの四隅をねじ固定する構造に対してねじ使用本数を削減して、がたつきなく固定することが出来る。なお、電子装置100のサイズやカバーに要求される機能に応じて、カバーの下部の突起形状や上部のねじ固定の箇所の数を、適宜変更しても良い。更に、電子装置の筐体の引っ掛け用曲げ形状部の引っ掛かりにより、カバーの浮き上がりが抑えられる本発明の構造は、既存の電子装置の筐体にそのまま適用でき、装置サイズ、反り量に合わせて、形状を変更する必要がなく、反り量解析や耐震試験による確認作業が不要となる。
100 電子装置
102 保護カバー
103 カバー固定用金物
104 カバー固定用ねじ
108 取り付けブラケット
109 ねじ
110 カバー保持板
111 カバー保持板の開口
112 カバー保持板の引っ掛け用曲げ形状部
113 位置決め用突起
121 カバー突起
121a カバー突起面取り部
122 カバー突起の開口
123 カバー突起固定用リベット
124 カバー下側角部。
102 保護カバー
103 カバー固定用金物
104 カバー固定用ねじ
108 取り付けブラケット
109 ねじ
110 カバー保持板
111 カバー保持板の開口
112 カバー保持板の引っ掛け用曲げ形状部
113 位置決め用突起
121 カバー突起
121a カバー突起面取り部
122 カバー突起の開口
123 カバー突起固定用リベット
124 カバー下側角部。
Claims (5)
- 電子装置の筐体に保護カバーを取り付けるカバー固定構造であって、
前記電子装置は、装置本体を収容する筐体と、該筐体の前面下部に固定されたカバー保持板と、該カバー保持板に保持される保護カバーとを備えており、
前記カバー保持板は、前記筐体の横方向に伸びかつ前方に張り出すようにして設けられており、
該カバー保持板は、その左右両端付近に、各々、水平開口、垂直開口、及び該垂直開口に設けられた引っ掛け用曲げ形状部を有し、
前記保護カバーは、該保護カバーの下部でかつ前記水平開口に対応する位置に設けられたカバー突起と、前記引っ掛け用曲げ形状部に対応する位置に設けられたカバー突起の開口とを有し、
前記カバー突起を前記水平開口へ差し込んだ状態で、前記保護カバーを前記筐体側に回転させることにより、前記引っ掛け用曲げ形状部が前記カバー突起の開口に差し込まれるように構成されている
ことを特徴とする電子装置の保護カバー固定構造。 - 請求項1に記載の保護カバー固定構造であって、
前記引っ掛け用曲げ形状部は、該曲げ形状部の先端が前記カバー突起の開口の板厚内に入り込む位置に曲げられた形状である
ことを特徴とする電子装置の保護カバー固定構造。 - 請求項2に記載の保護カバー固定構造であって、
前記カバー突起は、前記保護カバー下部の左右両端付近に設けられており、
前記カバー保持板は前記水平開口を有する平坦な保持面と、該保持面の縁を下方に折り曲げた下方延長部とがあり、
前記下方延長部に、前記筐体の内部方向へわずかに角度をつけた前記引っ掛け用曲げ形状部を有する垂直開口が設けられている
ことを特徴とする電子装置の保護カバー固定構造。 - 装置本体を収容する筐体と、該筐体の前面下部に固定されたカバー保持板と、該カバー保持板に保持され前記筐体の前面を覆う保護カバーとを備えた電子装置であって、
前記カバー保持板は、前記筐体の横方向に伸びかつ前方に張り出すようにして設けられており、
該カバー保持板は、その左右両端付近に、各々、水平開口、垂直開口、及び該垂直開口に設けられた引っ掛け用曲げ形状部を有し、
前記保護カバーは、該保護カバーの下部でかつ前記水平開口に対応する位置に設けられたカバー突起と、前記引っ掛け用曲げ形状部に対応する位置に設けられたカバー突起の開口とを有し、
前記カバー突起を前記水平開口へ差し込んだ状態で、前記保護カバーを前記筐体側に回転させることにより、前記引っ掛け用曲げ形状部が前記カバー突起の開口に差し込まれるように構成されている
ことを特徴とする電子装置。 - 請求項4に記載の電子装置であって、
前記カバー保持板は前記筐体の底面よりも高い位置に固定されており、
該カバー保持板の下方の空間に電源ユニットや冷却装置が配置されており、
前記引っ掛け用曲げ形状部は、該曲げ形状部の先端が前記カバー突起の開口の板厚内に入り込む位置に曲げられた形状である
ことを特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015089024A JP2016207877A (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 電子装置の保護カバー固定構造及び電子装置 |
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Publications (1)
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ID=57487326
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019011719A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社荏原製作所 | 給水装置、およびキャビネットの扉の取り付け方法 |
-
2015
- 2015-04-24 JP JP2015089024A patent/JP2016207877A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019011719A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 株式会社荏原製作所 | 給水装置、およびキャビネットの扉の取り付け方法 |
JP7143061B2 (ja) | 2017-06-30 | 2022-09-28 | 株式会社荏原製作所 | 給水装置 |
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