JP2016204688A - 熱処理方法および台車式熱処理炉 - Google Patents

熱処理方法および台車式熱処理炉 Download PDF

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Abstract

【課題】台車式熱処理炉を用いた厚鋼板の熱処理時に生じる歪を抑制させることができる熱処理方法および台車式熱処理炉を提供すること。
【解決手段】台車式熱処理炉1の台車3に厚鋼板S1〜S4を載せ、台車3に厚鋼板S1〜S4を載せた状態で、台車式熱処理炉1を用いて厚鋼板S1〜S4を熱処理する熱処理方法であって、台車3に厚鋼板S1〜S4を載せる際に、台車3の上部に設けられる、下敷板33aと上敷板33bとの間に厚鋼板S1〜S4を挟んで配し、下敷板33aおよび上敷板33bとして、厚鋼板S1〜S4よりも厚みが厚く、厚鋼板S1〜S4よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板を用いる。
【選択図】 図1

Description

本開示は、熱処理方法および台車式熱処理炉に関する。
厚鋼板の製造工程では、一般的に、圧延装置にて圧延された厚鋼板が熱処理炉等にて熱処理されることによって、厚鋼板の組織制御が行われる。熱処理に用いられる熱処理炉は、バッチ式の熱処理に用いられる台車式熱処理炉と、連続した熱処理に用いられる連続式熱処理炉との2種類に大別される。台車式熱処理炉では、熱処理される厚鋼板が上下に重なることなく台車上に配された状態で、厚鋼板が台車ごと熱処理炉内に収容され、加熱や均熱といった熱処理が行われる(例えば、特許文献1,2)。連続式熱処理炉では、搬送テーブル上に厚鋼板が上下に重なることなく配され、搬送テーブルによって厚鋼板が熱処理炉内へ搬送され、加熱や均熱といった熱処理が行われる。
特開平7−294152号公報 特開2004−293927号公報
台車式熱処理炉を用いた熱処理では、加熱・均熱処理が完了した後、台車が熱処理炉から取り出され、厚鋼板が雰囲気ガスによって冷却処理される。しかし、台車式熱処理炉を用いた熱処理の場合、台車上面の耐火物は加熱時と同程度に熱くなっているため、厚鋼板の上下面において冷却速度に差が生じ、上下面の温度差によって熱応力が生じる。特に、板厚の厚みが3mm以上25mm以下程度と薄い厚鋼板では、熱応力に耐えきれずに歪が生じることが問題となる。
また、様々な厚みの厚鋼板が製造される熱処理設備では、処理効率の高い連続式熱処理炉では厚みが比較的薄い厚鋼板、台車式熱処理炉では厚みが比較的厚い厚鋼板を処理するのが一般的である。しかし、厚みが薄い厚鋼板の中でも加熱・均熱時間が同じ厚みの一般的な厚鋼板よりも長く、生産効率の低い厚鋼板の場合、台車式熱処理炉にて処理する方が効率的となる。この際、厚みが薄い厚鋼板を台車式熱処理炉で熱処理する際に生じる歪が問題となるため、生産効率の向上させることが困難であった。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、台車式熱処理炉を用いた厚鋼板の熱処理時に生じる歪を抑制させることができる熱処理方法および台車式熱処理炉を提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、台車式熱処理炉の台車に厚鋼板を載せ、台車に厚鋼板を載せた状態で、台車式熱処理炉を用いて厚鋼板を熱処理する熱処理方法であって、台車に厚鋼板を載せる際に、台車の上部に設けられる、下敷板と上敷板との間に厚鋼板を挟んで配し、下敷板および上敷板として、厚鋼板よりも厚みが厚く、厚鋼板よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板を用いることを特徴とする熱処理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、厚鋼板を熱処理する台車式熱処理炉であって、炉体と、炉体内に出入可能な台車とを有し、台車は、台座と、台座の上面に設けられる枕材と、枕材の上に設けられる下敷板と、下敷板の上方に設けられる上敷板とを有し、下敷板および上敷板は、厚鋼板よりも厚みが厚く、厚鋼板よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板であることを特徴とする台車式熱処理炉が提供される。
本発明の一態様によれば、台車式熱処理炉を用いた厚鋼板の熱処理時に生じる歪を抑制させることができる。
本発明の一実施形態に係る台車式熱処理炉を示す断面図である。 厚鋼板を載せた台車を示す側面図である。 本発明の熱処理方法を示す説明図である。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
<装置構成>
はじめに、本発明の一実施形態に係る台車式熱処理炉1の構成について説明する。台車式熱処理炉1は、4枚の厚鋼板S1〜S4を熱処理する装置であり、図1に示すように、炉体2と、台車3と、複数のレール4とを有する。熱処理される厚鋼板S1〜S4は、厚みが3mm以上25mm以下であり、長手方向の長さ(図1における紙面に対して直行方向の長さ)および幅(図1における紙面に対して左右方向の長さ)の寸法がそれぞれ同程度である。
炉体2は、図1および図3に示すように、下部および長手方向(図1における紙面に対して直行方向)の一端側の側部にそれぞれ開口部が形成された略直方体状の形状を有し、内部の全面に耐火物が設けられる。また、炉体2の幅方向(図1における紙面に対して左右方向)に対向する両側壁には、炉体2の内部を加熱する複数のバーナー21が設けられ、開口部が設けられた長手方向の一端には、上下方向に昇降可能な扉部22が設けられる。
台車3は、台座31と、複数の枕材32と、下敷板33aと、上敷板33bと、複数の車輪34とを有する。台座31は、炉体2の下部の開口部に嵌る略直方体状の形状を有し、上面および側面が耐火物からなる。複数の枕材32は、図1および図2に示すように、台座31の上面に設けられる耐火物製の枕木であり、台座31の幅方向(図1における紙面に対して左右方向)および長手方向(図1における紙面に対して直行方向)に並んで設けられる。下敷板33aは、熱処理が行われる厚鋼板S1〜S4よりも長手方向の長さおよび幅が大きな鋼板であり、厚みが厚鋼板S1〜S4の厚みの合計である総厚みよりも大きい。下敷板33aは、複数の枕材32の上に設けられる。上敷板33bは、下敷板33aと同様に、熱処理が行われる厚鋼板S1〜S4よりも長手方向の長さ(図1における紙面に対して直行方向の長さ)および幅(図1における紙面に対して左右方向の長さ)が大きな鋼板であり、厚みが厚鋼板S1〜S4の総厚みよりも大きい。上敷板33bは、下敷板33aの上方に設けられ、熱処理が行われる際に、下敷板33aの上に設けられる厚鋼板S1〜S4のさらに上に設けられる。また、上敷板33bおよび下敷板の厚みは、厚鋼板S1〜S4の総厚みの2倍以上の厚さであることが好ましく、より好ましくは3倍以上である。複数の車輪34は、台座31の下面に、台座31の幅方向および長手方向に並んで設けられ、複数のレール4上にそれぞれ配される。
複数のレール4は、炉体2の長手方向に沿って、炉体2の幅方向に並んで敷設される。また、複数のレール4は、炉体2の長手方向の長さよりも長く、炉体2の下方から、炉体2の扉部22の設けられた方向に延出して設けられる。
上記構成の台車式熱処理炉1は、台車3が複数のレール4の延出方向に沿って移動することにより、台車3が炉体2の側部の開口部を介して炉体2内に出入可能に構成される。
<熱処理方法>
次に、本実施形態に係る熱処理方法について説明する。まず、図2および図3(A)に示すように、炉体2の外にて4枚の厚鋼板S1〜S4を台車3に載せる。この際、4枚の厚鋼板S1〜S4を台車3の上部に設けられる下敷板33aの上に順に積層させて載せ、さらに、最上部の厚鋼板S4の上に上敷板33bを載せる。また、4枚の厚鋼板S1〜S4は、下敷板33aおよび上敷板33bから長手方向および幅方向にはみ出さないように配される。
次いで、台車3をレール4に沿って移動させ、炉体2の内部に台車3および4枚の厚鋼板S1〜S4を収容させる。台車3および4枚の厚鋼板S1〜S4が炉体2に収容された後、図3(B)に示すように、炉体2の扉部22を下降させることで、炉体2の側部の開口部を閉める。
さらに、複数のバーナー21によって炉体2の内部が加熱されることで、厚鋼板S1〜S4が熱処理される。このとき、目的とする厚鋼板S1〜S4の組織に応じて、最適な昇熱パターンで熱処理が行われることで、焼鈍や焼準(ノルマ)、焼戻し(テンパー)等の熱処理が行われる。
その後、図3(C)に示すように、扉部22を上昇させることで炉体2の側部の開口部を開け、複数のレール4に沿って台車3および厚鋼板S1〜S4を炉体2の外に移動させる。そして、4枚の厚鋼板S1〜S4が台車3に載せられた状態で、室温程度となるまで4枚の厚鋼板S1〜S4を冷却する。この際、4枚の厚鋼板S1〜S4は、下敷板33aおよび上敷板33bに挟まれて拘束されているため、熱応力による歪の発生が抑制され、さらに上下面における温度差が小さくなることから生じる熱応力が低減される。
<変形例>
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれるこれらの変形例または実施形態も網羅すると解すべきである
例えば、上記実施形態では、一度の熱処理で、4枚の厚鋼板S1〜S4を熱処理する場合について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。一度の熱処理で処理する厚鋼板の枚数は、1枚以上であればよい。なお、一度の熱処理で処理する厚鋼板の枚数を複数枚とすることで、台車式熱処理炉1での処理効率を高めることができる。
<実施形態の効果>
(1)本発明の一態様に係る熱処理方法は、台車式熱処理炉1の台車3に厚鋼板S1〜S4を載せ、台車3に厚鋼板S1〜S4を載せた状態で、台車式熱処理炉1を用いて厚鋼板S1〜S4を熱処理する熱処理方法であって、台車3に厚鋼板S1〜S4を載せる際に、台車3の上部に設けられる、下敷板33aと上敷板33bとの間に厚鋼板S1〜S4を挟んで配し、下敷板33aおよび上敷板33bとして、厚鋼板S1〜S4よりも厚みが厚く、厚鋼板S1〜S4よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板を用いる。
ここで、通常の台車式熱処理炉を用いた熱処理方法の場合、台車には上記実施形態の台車3における下敷板33aおよび上敷板33bが設けられない。そして、台車に厚鋼板を載せる際には、厚鋼板を枕木の上に段積みせずに配する。その後、上記実施形態と同様に加熱・均熱処理および冷却処理等が行われることで、厚鋼板の熱処理が行われる。冷却処理では、厚鋼板は、台車に載せられた状態で、炉体の外で冷却される。この際、厚鋼板の下面側には上面が耐火物からなる高温の台座があるため、厚鋼板の下面と上面とで温度差が生じ、熱応力によって厚鋼板に歪が生じることとなる。また、台座には厚鋼板を支持する枕材が厚鋼板の長手方向に離間して設けられるため、厚鋼板の下面においても温度斑が生じ、歪が生じ易くなる。
これに対して上記構成によれば、台車3の上部に設けられた下敷板33aと上敷板33bとの間に、厚鋼板S1〜S4を挟んで設ける。したがって、下敷板33aおよび上敷板33bによって厚鋼板S1〜S4が拘束されているため、厚鋼板S1〜S4に熱応力が生じても、歪の発生を防止することができる。また、厚鋼板S1〜S4の台座31側となる下側には、下敷板33aがあるため、枕材32の上に直接厚鋼板を載せて冷却する場合に比べ、厚鋼板S1〜S4の上下面の温度差および下面における長手方向の温度斑を低減させることができ、熱応力が低減される。
(2)台車に厚鋼板を載せる際に、下敷板と上敷板との間に、複数の厚鋼板を重ねて配する。
上記構成によれば、上下に重ねずに厚鋼板を台車に載せる通常の熱処理方法に比べ、一度の熱処理で処理できる厚鋼板の量を増大させることができる。
(3)下敷板および上敷板の厚みを、厚鋼板の総厚みの2倍以上とする。
上記構成によれば、厚鋼板の歪をより抑制させることができる。
(4)厚鋼板の厚みは、3mm以上25mm以下である。
上記構成によれば、歪が生じやすい厚みの薄い厚鋼板において、熱処理時に生じる歪を効果的に抑制することができる。また、台車式熱処理炉にて生産効率が低く厚みの薄い厚鋼板を熱処理することにより、連続式熱処理炉における生産効率を向上させることができる。
(5)台車式熱処理炉1を用いて厚鋼板S1〜S4を熱処理する際に、台車式熱処理炉1の炉体11内で厚鋼板S1〜S4を熱処理し、その後、炉体11の外で厚鋼板S1〜S4を冷却処理する。
(6)本発明の一態様に係る台車式熱処理炉1は、厚鋼板S1〜S4を熱処理する台車式熱処理炉1であって、炉体2と、炉体2内に出入可能な台車3とを有し、炉体2は、台座31と、台座31の上面に設けられる枕材32と、枕材32の上に設けられる下敷板33aと、下敷板33aの上方に設けられる上敷板33bとを有し、下敷板33aおよび上敷板33bは、厚鋼板S1〜S4よりも厚みが厚く、厚鋼板S1〜S4よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板である。
上記構成によれば、(1)の構成と同様な効果を得ることができる。
次に、本発明者らが行った実施例について説明する。
実施例では、図1および図2に記載の上記実施形態の台車式熱処理炉1を用いて、4枚の厚鋼板S1〜S4を熱処理した。4枚の厚鋼板S1〜S4の1枚あたりの厚みは、6mmとした。下敷板3aおよび上敷板3bには、4枚の厚鋼板S1〜S4よりも長手方向の長さおよび幅が大きく、厚みが4枚の厚鋼板S1〜S4の総厚みの2倍以上となる70mmの鋼板を用いた。
また、実施例では、台車式熱処理炉1にて4枚の厚鋼板S1〜S4を目標温度である780±10℃に加熱し、目標温度で所定時間保持することで焼鈍(加熱・均熱処理)を行った。その後、炉体2の外で4枚の厚鋼板S1〜S4を冷却した。
そして、冷却した厚鋼板S1〜S4について、歪の発生有無を測定した。また、厚鋼板S1について長手方向の先端部、中央部および尾端部における材質を評価するため、各部位の幅方向中央からサンプルを採取し、ブリネル硬さ試験により硬さを測定した。
実施例の結果、焼鈍後の厚鋼板S1〜S4における歪量はいずれも基準値以下となり、歪の発生が抑制されることを確認した。また、表1に示すように、ブリネル硬さ試験の結果、いずれの部位においても、規定範囲(189HB以上230HB以下)内の硬さになり、材質的に問題がないことを確認した。
Figure 2016204688
1 台車式熱処理炉
2 炉体
21 バーナー
22 扉部
3 台車
31 台座
32 枕材
33a 下敷板
33b 上敷板
34 車輪
4 レール
S1〜S4 厚鋼板

Claims (5)

  1. 台車式熱処理炉の台車に厚鋼板を載せ、
    前記台車に厚鋼板を載せた状態で、前記台車式熱処理炉を用いて厚鋼板を熱処理する熱処理方法において、
    前記台車に前記厚鋼板を載せる際に、前記台車の上部に設けられる、下敷板と上敷板との間に前記厚鋼板を挟んで配し、
    前記下敷板および前記上敷板として、前記厚鋼板よりも厚みが厚く、前記厚鋼板よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板を用いることを特徴とする熱処理方法。
  2. 前記台車に前記厚鋼板を載せる際に、前記下敷板と前記上敷板との間に、複数の前記厚鋼板を重ねて配することを特徴とする請求項1に記載の熱処理方法。
  3. 前記下敷板および前記上敷板の厚みを、前記厚鋼板の総厚みの2倍以上とすることを特徴とする請求項1または2に記載の熱処理方法。
  4. 前記厚鋼板の厚みは、3mm以上25mm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱処理方法。
  5. 厚鋼板を熱処理する台車式熱処理炉であって、
    炉体と、前記炉体内に出入可能な台車とを有し、
    前記台車は、台座と、前記台座の上面に設けられる枕材と、前記枕材の上に設けられる下敷板と、前記下敷板の上方に設けられる上敷板とを有し、
    前記下敷板および前記上敷板は、前記厚鋼板よりも厚みが厚く、前記厚鋼板よりも長手方向の長さおよび幅が大きい鋼板であることを特徴とする台車式熱処理炉。
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