JP2016203435A - 射出成形装置および射出成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】射出成形装置内の樹脂材料の温度を抑制する装置および方法を提供する。
【解決手段】射出成形装置1は、型装置2と、射出成形機3とを備える。型装置2は、ホットランナ装置16を備える。射出成形機3は、可塑化機構4と、射出機構5とを有する。制御システム7は、ホットランナ装置16の出口における樹脂材料の温度、すなわちゲートにおける樹脂材料の温度が、キャビティ12への射出成形に適した射出温度となるように、ヒータ19、25、29、35を制御する。制御システム7は、ホットランナ装置16の入口における樹脂材料の温度、すなわちノズル34における樹脂材料の温度が、射出温度より低くなるように、ヒータ25、29、35を制御する。制御システム7は、可塑化機構4の出口における樹脂材料の温度、すなわちノズル24における樹脂材料の温度が、射出温度より低くなるように、ヒータ25を制御する。
【選択図】図1

Description

この明細書における開示は、射出成形装置および射出成形方法に関する。
特許文献1および特許文献2は、プリプランジャ式射出成形機を開示する。特許文献3は、インライン式射出成形機を開示する。特許文献4は、ホットランナを実現するためのホットランナ装置を開示する。これらの従来の射出成形装置では、樹脂材料を可塑化するための可塑化シリンダの出口(ノズル)において樹脂は成形型内への射出に適した温度に加熱されている。このため、射出成形機および型に付属する多くの機器は、樹脂材料を高温状態に保温するように温度制御されている。
特開平11−5232号公報 特開2014−87986号公報 特開2014−100896号公報 特開2014−79918号公報
従来技術の構成では、樹脂材料を可塑化するための可塑化シリンダに高温に到達するためのヒータが必要であった。例えば、大きな容量をもったヒータと、長いスクリュとが必要であった。このため、可塑化シリンダの小型化が困難であった。また、別の観点では、従来技術では、樹脂材料が長期間にわたって、および/または長距離にわたって高温に維持される。また、別の観点では、ホットランナ装置は、専ら樹脂材料の保温のために利用されている。上述の観点において、または言及されていない他の観点において、射出成形装置および射出成形方法にはさらなる改良が求められている。
開示されるひとつの態様はひとつの目的を有し、それは、小型化された射出成形装置および射出成形装置を小型化できる射出成形方法を提供することである。
開示される他のひとつの態様はひとつの目的を有し、それは、射出成形装置の内部における樹脂材料の温度を抑制することができる射出成形装置および射出成形方法を提供することである。
特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
ここに開示されるひとつの態様は、樹脂材料を成形するためのキャビティを区画形成する成形型(11)と、キャビティへの射出に適した樹脂材料の射出温度より低い抑制温度となるように、樹脂材料を加熱するヒータ(25、29、35)を有し、抑制温度の樹脂材料を射出する射出成形機(3)と、抑制温度の樹脂材料を入口から受け入れ、樹脂材料を出口からキャビティに供給する通路を区画形成し、出口における樹脂材料の温度が射出温度となるように樹脂材料を加熱するヒータ(19)を有するホットランナ装置(16)とを備えた射出成形装置である。
この態様によると、ホントランナ装置には抑制温度の樹脂材料が供給される。この樹脂材料は、ホットランナ装置の通路の中において、抑制温度から射出温度まで加熱される。この構成では、射出成形機における樹脂材料の加熱量が抑制される。ホットランナ装置の熱容量とホットランナ装置のヒータの加熱能力とが樹脂材料の加熱に利用される。この結果、射出成形装置の内部における樹脂材料の温度が抑制できる。この態様によると、射出成形機のヒータにおける消費電力の抑制、および/または射出成形機の小型化が可能となる。
ここに開示される他の態様は、ホットランナ装置(16)を経由して成形型(11)のキャビティに樹脂材料を射出し樹脂製品を成形する射出成形方法において、キャビティへの射出に適した射出温度より低い抑制温度の樹脂材料をホットランナ装置の入口に供給する第1工程と、樹脂材料の温度をホットランナ装置の通路の中で射出温度に上昇させる第2工程と、ホットランナ装置の出口から射出温度の樹脂材料をキャビティに向けて供給する第3工程とを備える射出成形方法である。
第1実施形態に係る射出成形装置の断面図である。 射出成形装置の制御を示すフローチャートである。 射出成形装置の温度分布を示すグラフである。 第2実施形態に係る射出成形装置の断面図である。 射出成形装置の温度分布を示すグラフである。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的におよび/または構造的に対応する部分および/または関連付けられる部分には同一の参照符号、または百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分および/または関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。
(第1実施形態)
図1において、射出成形装置1は、型装置2と、射出成形機3とを備える。射出成形機3は、いわゆるプリプラ(プリプランジャ)式の射出成形機である。
型装置2は、固定盤と、可動盤とを有する。型装置2は、固定型と可動型とを有する成形型11を有する。成形型11は、その中に樹脂材料を樹脂製品の形状に成形するためのキャビティ12を区画形成する。成形型11は、キャビティ12に対応する形状の樹脂部品を成形する。キャビティ12の中には、射出成形機3によって溶融した樹脂材料が注入される。型装置2は、成形型11を開閉するように、可動盤を駆動する型駆動機13を有する。
型装置2は、バルブゲート14を有する。バルブゲート14は、成形型11が区画するキャビティ12の入口に設けられている。バルブゲート14は、樹脂材料がキャビティ12内に射出されるときに開かれ、それ以外の期間において閉じられている。
型装置2は、ホットランナ装置16を有する。ホットランナ装置16は、固定盤に設けられている。バルブゲート14は、ホットランナ装置16とキャビティ12との間に設けられている。ホットランナ装置16は、固定盤の中における樹脂の通路を提供する。ホットランナ装置16は、上記通路において、成形工程の間中、樹脂材料を溶融状態に維持する。
ホットランナ装置16は、樹脂材料の通路を区画形成するシリンダ17を有する。シリンダ17は、樹脂材料の出口、すなわちバルブゲート14側の出口にノズル18を有する。ノズル18は、シリンダ17内の他の通路部分よりも狭く形成されている。ノズル18は、樹脂材料を混合し均質化するために貢献する。ホットランナ装置16は、シリンダ17を加熱することによって内部の樹脂材料を加熱するヒータ19を有する。ヒータ19は、電力によって発熱する電気ヒータである。
射出成形機3は、樹脂材料を混練し、加熱することによって、溶融した樹脂材料を生成する。この機能は可塑化とも呼ばれる。射出成形機3は、型装置2に供給すべき所定量の樹脂材料を計量する。射出成形機3は、所定量の樹脂材料を型装置2のキャビティ12内に射出する。射出成形機3は、可塑化機構4と、射出機構5とを備える。
可塑化機構4は、樹脂材料を混練し、加熱することによって溶融した樹脂材料を供給する。可塑化機構4は、樹脂材料のための通路を区画形成するスクリュユニット21を有する。スクリュユニット21は、樹脂材料の通路を区画形成するシリンダと、シリンダ内に設けられたスクリュとを有する。スクリュユニット21は可塑化駆動機22によって駆動される。可塑化駆動機22は、電気的なモータと、減速歯車機構とによって提供されうる。スクリュユニット21は、その入口に、樹脂材料のペレットを供給するためのホッパ23を有する。スクリュユニット21の出口には、ノズル24が区画形成されている。ノズル24は、樹脂材料を混合し均質化するために貢献する。可塑化機構4は、スクリュユニット21を加熱することによって樹脂材料を加熱するヒータ25を有する。ヒータ25は、電力によって発熱する電気ヒータである。
射出機構5は、溶融した樹脂材料を溜め、射出する。射出機構5は、所定量の樹脂材料を計量し、型装置2に向けて射出する。射出機構5は、樹脂材料を溜め、射出するためのピストンユニット26を有する。ピストンユニット26は、樹脂材料を溜める可変容積室を区画形成するシリンダと、シリンダ内に設けられたピストンとを有する。ピストンユニット26は、射出駆動機27によって駆動される。射出駆動機27は、電気的なモータと、減速歯車機構と、カム機構とによって提供されうる。ピストンユニット26は、少なくともひとつの樹脂部品を成形できる容積の溶融した樹脂材料を溜めることができるように構成されている。ピストンユニット26の容積は、1回の射出工程でホットランナ装置16からキャビティ12へ射出される樹脂材料の1ショット容積以上とすることができる。ピストンユニット26は、入口および出口として機能する連通口を有する。連通口は、ノズル28として区画形成されている。ノズル28は、樹脂材料を混合し均質化するために貢献する。射出機構5は、ピストンユニット26を加熱することによって樹脂材料を加熱するヒータ29を有する。ヒータ29は、電力によって発熱する電気ヒータである。
射出成形機3は、樹脂通路部6を備える。樹脂通路部6は、可塑化機構4と射出機構5と型装置2との間に設けられ、それらの間における樹脂材料のための通路を区画形成する。樹脂通路部6は、ボディ31を有する。ボディ31は、可塑化機構4から射出機構5へ樹脂材料を流すための通路と、射出機構5から型装置2へ樹脂材料を流すための通路とを区画形成する。ボディ31は、三叉路のような通路を提供する。
樹脂通路部6は、通路状態を、可塑化機構4と射出機構5とを連通する可塑化のための第1の通路状態と、射出機構5と型装置2とを連通する射出のための第2の通路状態とに切り換えるための弁機構を備える。弁機構は、ホットランナ装置16の通路の内圧を保持することにより、ホットランナ装置16内における樹脂材料の温度上昇を促進するために利用される。弁機構は、可塑化機構4だけに連通する通路に設けられた第1の開閉弁32と、型装置2だけに連通する通路に設けられた第2の開閉弁33とを有する。第2の開閉弁33は、射出工程の後に保圧した後に、ホットランナ装置16内の内圧が高い状態で開弁状態から閉弁状態に操作される。これにより、バルブゲート14と開閉弁33との間の圧力が保持される。弁機構は、逆止弁機構とも呼ばれる。第1の開閉弁32および第2の開閉弁33は、逆止弁とも呼ばれる。
ボディ31は、型装置2への出口にノズル34を有する。ノズル34は、樹脂材料を混合し均質化するために貢献する。樹脂通路部6は、ボディ31および開閉弁32、33を加熱することによって樹脂材料を加熱するヒータ35を有する。ヒータ35は、電力によって発熱する電気ヒータである。
射出成形装置1は、可塑化機構4、射出機構5、樹脂通路部6、および型装置2を制御する制御システム7を備える。制御システム7は、射出成形装置1における樹脂材料の温度を制御するようにヒータを制御する温度制御システムでもある。射出成形装置1は、制御システム7によって予め設定された射出成形シーケンスを実行することにより、樹脂部品を製造するための製造方法を実行する。
制御システム7は、制御装置41を有する。制御装置41は、電子制御装置(Electronic Control Unit)である。制御装置41は、少なくともひとつの演算処理装置(CPU)と、プログラムとデータとを記憶する記憶媒体としての少なくともひとつのメモリ装置(MMR)とを有する。制御装置41は、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を備えるマイクロコンピュータによって提供される。記憶媒体は、コンピュータによって読み取り可能なプログラムを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体である。記憶媒体は、半導体メモリまたは磁気ディスクなどによって提供されうる。制御装置は、ひとつのコンピュータ、またはデータ通信装置によってリンクされた一組のコンピュータ資源によって提供されうる。プログラムは、制御装置41によって実行されることによって、制御装置41をこの明細書に記載される装置として機能させ、この明細書に記載される方法を実行するように制御装置41を機能させる。
制御システム7は、複数のセンサを有する。制御システム7は、複数の温度センサを備える。なお、ホッパ23において供給される樹脂材料の温度は、装置が設置された環境温度Ta、すなわち外気温度とほぼ等しい。よって、環境温度Taは固定値とみなしてもよい。
制御システム7は、可塑化機構4の出口における樹脂材料の温度を検出する温度センサ42を有する。温度センサ42は、ノズル24における樹脂材料の温度を検出する。温度センサ42は、溶融した樹脂材料の供給温度Tsを検出する供給温度センサとも呼ばれる。
制御システム7は、射出機構5および樹脂通路部6の中における樹脂材料の温度を検出する温度センサ43を有する。温度センサ43は、後述の可塑化運転の期間中における樹脂材料の温度を検出する。温度センサ43は、射出機構5の中における樹脂材料の中間温度を検出する中間温度センサとも呼ばれる。なお、中間温度は、後述の射出運転においてはノズル34における温度としても観測される。よって、中間温度は、後述の入口温度に対応するものである。
制御システム7は、射出機構5および樹脂通路部6の出口における樹脂材料の温度を検出する温度センサ44を有する。温度センサ44は、ノズル34における樹脂材料の温度を検出する。温度センサ44は、ホットランナ装置16の入口における樹脂材料の入口温度Tiを検出する入口温度センサとも呼ばれる。
制御システム7は、ホットランナ装置16の出口における樹脂材料の温度を検出する温度センサ45を有する。温度センサ45は、ノズル18またはバルブゲート14における樹脂材料の温度を検出する。温度センサ45は、ホットランナ装置16の出口における樹脂材料のゲート温度Tgを検出するゲート温度センサとも呼ばれる。
制御システム7は、射出成形装置1に含まれる複数の制御対象物13、22、27、32、33、19、25、29、35の挙動を制御する。制御システム7は、複数の温度センサ42、43、44、45からの信号に基づいて、少なくともヒータ19、25、29、35を制御することによって樹脂材料の温度を制御する。
制御システム7が提供する手段および/または機能は、実体的なメモリ装置に記録されたソフトウェアおよびそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組合せによって提供することができる。例えば、制御装置41がハードウェアである電子回路によって提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路によって提供することができる。
図2は、制御装置41によって実行される射出成形装置1のための制御処理150を示すフローチャートである。制御処理150は、ヒータ19、25、29、35への通電を制御するヒータ制御(ステップ151)を含む。ヒータ制御は、射出成形装置1が運転される間中、常時、継続して実行される。制御処理150は、可塑化機構4によって樹脂材料を溶融させ、可塑化する可塑化運転段階(ステップ152−153)と、射出機構5によって樹脂材料を型装置2に供給する射出運転段階(ステップ154−155)とを含む。
ステップ151では、ヒータ19、25、29、35が制御される。ステップ151は、樹脂材料の温度を制御する温度制御部を提供する。ステップ151の処理は、後続の可塑化運転段階、および射出運転段階の両方にわたって継続的に実行される。
制御装置41は、可塑化機構4の出口における樹脂材料の温度を、キャビティ12内への射出に適した射出温度よりも低くするようにヒータ25、29、35を制御する。制御装置41は、樹脂通路部6の中、および射出機構5の中における樹脂材料の温度を、射出温度よりも低くするようにヒータ25、29、35を制御する。制御装置41は、可塑化機構4、射出機構5、および樹脂通路部6において、射出温度に向かう温度分布を形成するようにヒータ25、29、35を制御する。
ステップ151では、ゲート温度Tg、入口温度(中間温度)Ti、供給温度Ts、および環境温度Taが、Tg>Ti>Ts>Taとなるようにヒータ19、25、29、35への通電量が制御される。Tg>Ti=Ts>Taとなるようにヒータ19、25、29、35への通電量が制御されてもよい。可塑化運転段階では、ヒータ19への通電量は、ホットランナ内の温度を維持するように調整されてもよい。
ステップ152では、開閉弁32が開かれ、開閉弁33が閉じられる。可塑化機構4が運転され、同時に、射出機構5が樹脂材料を溜める蓄積モードで運転される。
可塑化駆動機22によってスクリュユニット21が駆動されると、スクリュユニット21は、ホッパ23から供給される樹脂材料のペレットを混練し、ノズル24に向けて送る。スクリュユニット21は、ヒータ25によって加熱される。これにより、樹脂材料は、少なくとも溶融し流動する状態にまで加熱される。スクリュユニット21は、ホッパ23から供給される樹脂材料を可塑化し、溶融した樹脂材料をノズル24から押し出す。
ノズル24から押し出された樹脂材料は、樹脂通路部6を経由して、射出機構5に供給される。このとき、射出駆動機27は、ピストンユニット26の容積を増加させる。これにより、ピストンユニット26には溶融した樹脂材料が溜められる。このとき、開閉弁33は閉じているから、ホットランナ装置16には樹脂材料は供給されない。このとき、温度センサ43が入口温度Tiに相当する中間温度を検出するために用いられる。
図3は、上述の各部における温度の分布の一例を示す。実線は、この実施形態による温度分布を示す。上述の各部における温度は、上述の高低関係に制御される。それら各部の間における温度分布は図示される線に限定されない。
可塑化運転の間中、可塑化機構4の出口、すなわちノズル24における樹脂材料の温度が、射出温度より低い第1の抑制温度になるようにヒータ19、25、29、35が制御される。可塑化運転の間中、樹脂通路部6および射出機構5における樹脂材料の温度(中間温度)は射出温度よりも低い第2の抑制温度になるようにヒータ19、25、29、35が制御される。第1の抑制温度および第2の抑制温度は、射出温度よりも低く、ホッパ23における環境温度Taよりも高い。第1の抑制温度および第2の抑制温度は、射出温度より低いが、樹脂が溶融する下限の溶融温度以上である。第1の抑制温度および第2の抑制温度は、射出温度よりも溶融温度に近くなるように設定することが効率の観点から望ましい。第1の抑制温度は、第2の抑制温度と等しいか、または第2の抑制温度より低い。
図中の破線は、可塑化機構4の出口において、射出温度にまで加熱した場合の温度分布を示す。破線の場合、可塑化機構4の出口からゲートまでの長い距離および長い時間にわたって、ヒータは専ら保温のために利用されている。しかも、樹脂材料が長い距離および長い時間にわたって高温に維持されている。
図2に戻り、ステップ153では、所定量の樹脂材料の可塑化が完了したか否かが判定される。ピストンユニット26に所定量の溶融した樹脂材料が溜められるまで、ステップ152が繰り返される。この結果、ピストンユニット26の中には、射出温度より低い温度の樹脂材料が溜められる。やがて、ピストンユニット26に所定量の溶融した樹脂材料が溜められると、シーケンスは、射出運転段階へ進む。
ステップ154では、開閉弁32が閉じられる。ステップ154では、開閉弁33が射出サイクルに同期して開閉操作される。開閉弁33は、1回の射出が完了した後、保圧後の内圧が高い状態で開状態から閉状態へ操作される。これにより、ホットランナ装置16内において樹脂材料の熱伝導率が高い期間を作ることができる。開閉弁33は、次の射出の前に開かれる。ステップ154では、射出機構5が、型装置2と同期的に運転される。
射出駆動機27によってピストンユニット26が駆動されると、ピストンユニット26は、所定量の樹脂材料を押し出す。この結果、樹脂通路部6内の樹脂材料がホットランナ装置16に向けて押し出される。同時に、ホットランナ装置16内の樹脂材料が、バルブゲート14を経由してキャビティ12内に押し出される。
ここで、ホットランナ装置16が区画形成する通路の容積は、1回の射出工程でホットランナ装置16からキャビティ12へ射出される樹脂材料の1ショット容積以上である。ホットランナ装置16における通路の容積は、キャビティ12の容積以上である。このため、1回の射出運転によってキャビティ12内に供給される樹脂は、その前のサイクルタイムの間にわたってホットランナ装置16内で加熱されていた樹脂である。この結果、キャビティ12内に押し出される樹脂材料は、ホットランナ装置16の熱容量およびヒータ19によって加熱されて温度上昇した樹脂材料である。ホットランナ装置16の熱容量およびヒータ19の発熱量は、射出成形のサイクルと、樹脂材料の流量とに応じて設定される。ホットランナ装置16の熱容量およびヒータ19の発熱量は、ホットランナ装置16を通る樹脂材料が、ノズル18においては射出温度にまで到達するように設定される。
この実施形態によると、射出機構5から押し出され、ノズル34を通過する樹脂材料の温度、すなわち入口温度Tiは、射出温度であるゲート温度Tgより低い。しかし、樹脂材料は、ホットランナ装置16のヒータ19がもつ加熱能力、およびホットランナ装置16の熱容量を利用して、ゲート温度Tgまで加熱される。言い換えると、射出温度より低い抑制温度に温度が抑制された樹脂材料は、ホットランナ装置16内において射出温度まで加熱される。ホットランナ装置16の内部における樹脂材料の温度上昇は、射出成形装置1が比較的速いサイクルで運転されているときに、少なくとも提供される。ホットランナ装置16の内部における樹脂材料の温度上昇は、射出成形装置1が比較的遅いサイクルで運転されているときに提供されてもよい。
射出運転段階においても、制御装置41は、ヒータ19、29、35を制御する。制御装置41は、射出成形のために必要な樹脂材料の温度をゲートにおいて実現しながら、可塑化機構4の出口における樹脂材料の温度を射出温度よりも低くするようにヒータ19、29、35を制御する。言い換えると、制御装置41は、射出機構5、樹脂通路部6、およびホットランナ装置16において、ゲート温度Tgに向かう温度分布を形成するようにヒータ19、29、35を制御する。射出運転段階では、ゲート温度Tg、および入口温度Tiが、Tg>Tiとなるようにヒータ19、29、35への通電量が制御される。射出運転段階では、可塑化機構4の温度を維持するようにヒータ25を制御してもよい。
この実施形態では、環境温度Taは、外気温度の変動範囲にある。例えば、環境温度Taは、常温である20℃である。供給温度Tsは、環境温度Taより高く、ゲート温度Tg(射出温度)より低く設定される。供給温度Tsは、入口温度Tiより低く設定されることが望ましい。入口温度Tiは、ゲート温度Tgより低く設定される。例えば、Ts=170℃、Ti=190℃、Tg=200℃とすることができる。ここで、ゲート温度Tgは、成形型11への射出成形のために適した温度である。ゲート温度Tgは、成形型11の形状、樹脂材料などの射出成形条件に応じて設定される。
図3において、射出運転の間中、樹脂通路部6の出口において、樹脂材料は、射出温度までは加熱されない。ノズル34においては、樹脂材料の温度は、射出温度よりも低く、ホッパ23における環境温度Taよりも高い。
図中の破線は、可塑化機構4の出口において、射出成形に適した温度にまで加熱した場合の温度分布を示す。破線の場合、可塑化機構4の出口からゲートまでの長い距離および長い時間にわたって、ヒータは専ら保温のために利用されている。特に、ホットランナ装置16のヒータ19は、専ら保温のために利用される。しかも、樹脂材料が長い距離および長い時間にわたって高温に維持されている。
この実施形態では、ホットランナ装置16を経由して成形型11のキャビティ12に樹脂材料を射出し樹脂製品を成形する射出成形方法および樹脂製品の製造方法が実行される。この方法は、キャビティ12への射出に適した射出温度より低い抑制温度の樹脂材料をホットランナ装置16の入口に供給する第1工程を含む。この方法は、樹脂材料の温度をホットランナ装置の通路の中で射出温度に上昇させる第2工程を含む。この方法は、ホットランナ装置16の出口から射出温度の樹脂材料をキャビティ12に向けて供給する第3工程を含む。第1工程と第3工程とは、射出温度の樹脂材料をキャビティ12に射出する射出工程として同時に実行される。第2工程は、1回の射出工程と、後続の射出工程との間に実行される。
射出工程の直前には、ホットランナ装置16の出口(ノズル18)の近傍に1ショット容積以上の射出温度の樹脂材料が溜められている。射出工程の直後には、ホットランナ装置16の入口の近傍に1ショット容積の抑制温度の樹脂材料が溜められる。よって、図3におけるホットランナ入口とゲートとの間の温度勾配は、複数の射出工程に同期して変動する。
この実施形態によると、射出成形装置1は、射出成形機3と、ホットランナ装置16とを備える。射出成形機3は、キャビティ12への射出に適した樹脂材料の射出温度より低い抑制温度となるように、樹脂材料を加熱するヒータ25、29、35を有する。射出成形機3は、抑制温度の樹脂材料を射出する。ホットランナ装置16は、抑制温度の樹脂材料を受け入れ、キャビティ12に供給する通路を区画形成する。ホットランナ装置16は、ホットランナ装置16の出口(ノズル18)における樹脂材料の温度が射出温度となるように樹脂材料を加熱するヒータ19を有する。
制御システム7は、ホットランナ装置16の出口における樹脂材料の温度、すなわちノズル18における樹脂材料の温度(ゲート温度Tg)が、キャビティ12への射出成形に適した射出温度となるように、ヒータ19、25、29、35を制御する。制御システム7は、ホットランナ装置16の入口における樹脂材料の入口温度Ti、すなわちノズル34における樹脂材料の温度が、射出温度より低い抑制温度となるように、ヒータ25、29、35を制御する。制御システム7は、可塑化機構4の出口における樹脂材料の供給温度Ts、すなわちノズル24における樹脂材料の温度が、射出温度より低い抑制温度となるように、ヒータ25を制御する。
この実施形態によると、ゲートの位置においては、キャビティ12内への射出に適した射出温度が得られる。その一方で、可塑化機構4からゲートに至るまでの射出成形装置1の中では、樹脂材料の温度が射出温度よりも低く制御される。この装置では、ホットランナ装置16が有する熱量および/または加熱能力が、樹脂材料の温度上昇に利用される。ホットランナ装置16が有する加熱能力を樹脂材料の温度上昇に利用することができる。この結果、可塑化機構4を含む複数の機器における加熱量が抑制される。これにより、ヒータ19、25のための消費電力が抑制される。また、可塑化機構4を含む複数の機器の小型化が可能となる。典型的には、可塑化機構4における加熱量の抑制が可能となり、ヒータ25の小型化、および/またはスクリュユニット21の短縮が可能となる。これにより、射出成形装置1の小型化が可能となる。
この実施形態では、樹脂材料がホッパ23からキャビティ12に到達するまでの樹脂材料が通過する経路の中に、2つ以上のノズルが設けられる。これらノズルは樹脂材料を混合し均質化に貢献する。樹脂経路には、ノズル18とノズル34とが含まれることが望ましい。さらに、樹脂経路には、ノズル18とノズル34とに加えて、ノズル24またはノズル28の少なくともひとつが含まれることが望ましい。
(第2実施形態)
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、プリプラ式の射出成形機3が採用される。これに代えて、インライン式の射出成形機3が採用されてもよい。
図4において、射出成形機3は、インライン式の可塑化および射出機構208を有する。可塑化および射出機構208は、樹脂材料を可塑化し、射出するスクリュユニット221を有する。スクリュユニット221は、可塑化駆動機22と射出駆動機27とによって駆動される。
この実施形態では、スクリュユニット221とホットランナ装置16とが直結されている。制御システム7は、温度センサ44および45の出力に基づいてヒータ19、25を制御する。制御システム7は、ホットランナ装置16の出口における樹脂材料の温度、すなわちゲートにおける樹脂材料のゲート温度Tgが、キャビティ12への射出成形に適した射出温度となるように、ヒータ19、25を制御する。制御システム7は、ホットランナ装置16の入口における樹脂材料の入口温度Ti、すなわちノズル24における樹脂材料の温度が、射出温度より低くなるように、ヒータ25を制御する。この実施形態では、入口温度Tiは、供給温度Tsとも呼ぶことができる。
図5に図示されるように、ホットランナ装置16の入口における樹脂材料の入口温度Tiが、ゲートにおける樹脂材料のゲート温度Tg(射出温度)より低くなるように、ヒータ19、25が制御される。この実施形態では、ホットランナ装置16の入口と、ホットランナ装置16の出口との間に温度分布が形成される。
この実施形態でも、ホットランナ装置16における熱容量、およびヒータ19による加熱によって樹脂材料が射出温度にまで加熱される。よって、ヒータ25による加熱量が抑制される。この結果、ヒータ19、25のための消費電力が抑制される。また、ヒータ25の小型化、および/またはスクリュユニット221の短縮が可能となる。
(他の実施形態)
開示は、例示された実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。開示は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。実施形態は追加的な部分をもつことができる。実施形態の部分は、省略される場合がある。実施形態の部分は、他の実施形態の部分と置き換え、または組み合わせることも可能である。実施形態の構造、作用、効果は、あくまで例示である。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
第1実施形態では、弁機構として2つの開閉弁32、33が採用されている。これに代えて、ひとつの3ポート切換弁を採用してもよい。また、樹脂通路部に弁機構を設けることなく可塑化機構4と射出機構5と型装置2とを連結してもよい。
上記実施形態では、複数の部位における樹脂材料の実際の温度が、上述の条件、例えばTg>Tiを満たすように制御装置41がヒータ19、25、29、35を制御している。複数の部位における樹脂材料の温度は、射出成形が繰り返して実行される間中の結果として、言い換えると、いわゆる成り行きの結果として、上述の条件、例えばTg>Tiを満たしてもよい。例えば、制御目標としての設定温度と、実際の樹脂材料の温度(成り行き温度)との間に差があってもよい。例えば、温度センサ45が検出する温度と、温度センサ44が検出する温度とが同じ設定温度となるようにヒータ19、25、29、35が制御されていても、実際の樹脂材料の温度がTg>Tiとなっているものは、特許請求の範囲が規定する技術的範囲の中に包含されると解釈されるべきである。
上記実施形態では、温度センサ42−45が例示されている。これに代えて、温度センサを用いるフィードバック制御によることなく、ヒータに所定の電力を与えるオープンループ制御によって樹脂材料の温度を制御してもよい。
1 射出成形装置、2 型装置、3 射出成形機、
4 可塑化機構、5 射出機構、6 樹脂通路部、7 制御システム、
11 成形型、12 キャビティ、13 型駆動機、14 バルブゲート、
16 ホットランナ装置、17 シリンダ、18 ノズル、19 ヒータ、
21 スクリュユニット、22 可塑化駆動機、
23 ホッパ、24 ノズル、25 ヒータ、
26 ピストンユニット、27 射出駆動機、28 ノズル、29 ヒータ、
31 ボディ、32 開閉弁、33 開閉弁、34 ノズル、35 ヒータ、
41 制御装置、42、43、44、45 温度センサ、
208 可塑化および射出機構、221 スクリュユニット。

Claims (11)

  1. 樹脂材料を成形するためのキャビティを区画形成する成形型(11)と、
    前記キャビティへの射出に適した前記樹脂材料の射出温度より低い抑制温度となるように、前記樹脂材料を加熱するヒータ(25、29、35)を有し、前記抑制温度の前記樹脂材料を射出する射出成形機(3)と、
    前記抑制温度の前記樹脂材料を入口から受け入れ、前記樹脂材料を出口から前記キャビティに供給する通路を区画形成し、前記出口における前記樹脂材料の温度が前記射出温度となるように前記樹脂材料を加熱するヒータ(19)を有するホットランナ装置(16)と、を備えた射出成形装置。
  2. さらに、前記射出成形機の前記ヒータ(25、29、35)を制御するとともに、前記ホットランナ装置の前記ヒータ(19)を制御する制御システム(7)を備えた請求項1に記載の射出成形装置。
  3. 前記制御システムは、前記ホットランナ装置の入口に供給される前記樹脂材料の温度が前記抑制温度となるように前記射出成形機の前記ヒータ(25、29、35)を制御するとともに、前記ホットランナ装置の前記出口における前記樹脂材料の温度が前記射出温度となるように前記ホットランナ装置の前記ヒータ(19)を制御する請求項2に記載の射出成形装置。
  4. 前記ホットランナ装置における前記通路の容積は、前記キャビティの容積以上である請求項1から請求項3のいずれかに記載の射出成形装置。
  5. さらに、前記樹脂材料が通過する経路に2つ以上のノズル(18、24、28、34)を備えた請求項1から請求項4のいずれかに記載の射出成形装置。
  6. さらに、前記ホットランナ装置の前記通路の内圧を保持する弁機構(32、33)を備えた請求項1から請求項5のいずれかに記載の射出成形装置。
  7. 前記射出成形機は、前記樹脂材料を可塑化する可塑化機構(4)と、前記可塑化機構により可塑化された前記樹脂材料を溜め、射出する射出機構(5)とを備えるプリプラ式の射出成形機である請求項1から請求項6のいずれかに記載の射出成形装置。
  8. 前記射出成形機は、前記樹脂材料を可塑化し、射出するスクリュユニット(221)を備えるインライン式の射出成形機である請求項1から請求項7のいずれかに記載の射出成形装置。
  9. ホットランナ装置(16)を経由して成形型(11)のキャビティに樹脂材料を射出し樹脂製品を成形する射出成形方法において、
    前記キャビティへの射出に適した射出温度より低い抑制温度の前記樹脂材料を前記ホットランナ装置の入口に供給する第1工程と、
    前記樹脂材料の温度を前記ホットランナ装置の通路の中で前記射出温度に上昇させる第2工程と、
    前記ホットランナ装置の出口から前記射出温度の前記樹脂材料を前記キャビティに向けて供給する第3工程とを備える射出成形方法。
  10. 前記ホットランナ装置の前記通路の容積は、1回の射出工程で前記ホットランナ装置から前記キャビティへ射出される前記樹脂材料の1ショット容積以上であり、
    前記第1工程と前記第3工程とは、前記射出温度の前記樹脂材料を前記キャビティに射出する射出工程として同時に実行され、
    前記第2工程は、1回の前記射出工程と、後続の前記射出工程との間に実行される請求項9に記載の射出成形方法。
  11. 前記第2工程において、
    前記射出工程の直前には、前記ホットランナ装置の前記出口の近傍に前記1ショット容積以上の前記射出温度の前記樹脂材料が溜められており、
    前記射出工程の直後には、前記ホットランナ装置の前記入口の近傍に前記1ショット容積の前記抑制温度の前記樹脂材料が溜められている請求項10に記載の射出成形方法。
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