JP2016201079A - 財務情報管理システム及びサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】会計ソフトウェアより出力された多様なファイル形式の財務データを取得し、各種グラフ形式、表形式で外部より閲覧可能に管理し、財務情報の複数人による共有、更には当該財務情報についてのインタラクティブな対話、問題解決を実現する。【解決手段】この財務情報管理システムは、情報処理端末1,2より財務情報の閲覧要求があると、サーバ装置3では、画面生成手段が、当該閲覧要求に含まれる企業IDと対応付けられて記憶されている資産ファイルを読み出し、複数のグラフの画面イメージを生成し、サーバ信手段を介して情報処理端末1,2に送信し、情報処理端末1,2では、制御手段が当該画面イメージに基づく画面表示を上記表示手段にて行うよう制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、各種会計ソフトより出力された財務データをアップロードすると当該財務データを集計し、表形式や各種グラフ形式で閲覧可能に管理する財務情報管理システム及びサーバ装置に関する。
従来、企業においては、財務情報を市販されている会計ソフトウェアに入力して管理していることが多い。当該会計ソフトウェアでは、財務情報を表形式に表示したり、グラフ化して視覚化したりする機能を備えている。
ここで、例えば特許文献1では、コンピュータを用いてグループに属する複数企業の資金財務情報を統括管理するシステムが開示されている。
特開2002−334195号公報
しかしながら、従来技術に係る会計ソフトウェアでは、財務情報を視覚化する機能が限定的であったため、企業等の担当者や経営者は、必ずしも所望とする形式で視覚化された財務情報を確認することができなかった。
さらに、会計ソフトウェアをインストールしている端末でのみ集計や視覚化ができる環境であったので、クライアント−サーバの関係で、外部端末より所望とするタイミングで所望とする形式に視覚化された財務情報にアクセスして確認したり、財務情報を複数人で共有したりすることができなかった。このとき、会計ソフトウェアの種類により、出力形式が多様であることも外部での一元管理の障壁となっていた。
また、今日では、情報端末としてスマートフォン等の携帯端末が主流になってきているが、当該スマートフォンは、画面の大きさが小さいことから、視覚化された財務情報を見易いように表示すること、多様な形式のグラフ表示を見易い状態を維持しつつも迅速に切換可能とすることが嘱望されていた。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、各種会計ソフトウェアより出力された多様なファイル形式の財務データを取得し、各種グラフ形式、表形式で外部より閲覧可能に管理し、財務情報の複数人による共有、更には当該財務情報についてのインタラクティブな対話、問題解決を実現する、財務情報管理システム、及びサーバ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様の財務情報管理システムは、情報処理端末とサーバ装置とが通信自在に接続された財務情報管理システムにおいて、上記情報処理端末は、財務データを出力する出力手段と、上記財務データを送信する通信手段と、所定の画面を表示する表示手段と、上記画面の表示を少なくとも制御する制御手段とを有し、上記サーバ装置は、上記財務データを受信するサーバ通信手段と、上記財務データをマスタデータと突合せして、突合せ結果により各勘定科目をグルーピングして、資産ファイルとして出力する制御手段と、上記資産ファイルを企業IDと対応付けて記憶する記憶する記憶手段と、上記資産ファイルに基づいて複数のグラフの画面イメージを生成する画面生成手段と、を有し、上記情報処理端末より財務情報の閲覧要求があると、上記サーバ装置では、上記画面生成手段が、当該閲覧要求に含まれる企業IDと対応付けられて記憶されている資産ファイルを読み出し、複数のグラフの画面イメージを生成し、上記通信手段を介して上記情報処理端末に送信し、上記情報処理端末では、上記制御手段が当該画面イメージに基づく画面表示を上記表示手段にて行うよう制御することを特徴としている。
本発明によれば、各種会計ソフトウェアより出力された多様なファイル形式の財務データを取得し、各種グラフ形式、表形式で外部より閲覧可能に管理し、財務情報の複数人による共有、さらには当該財務情報についてのインタラクティブな対話、問題解決を実現する、財務情報管理システム及びサーバ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムの構成図である。 実施形態に係る財務情報管理システムの情報処理端末の構成図である。 実施形態に係る財務情報管理システムの情報処理端末の構成図である。 実施形態に係る財務情報管理システムのサーバ装置の構成図である。 会社用管理テーブルの一例を示す図である。 税理士用管理テーブルの一例を示す図である。 質問事項管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムによる財務情報集計処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムによる画面イメージ生成処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムによる質問事項提示処理の流れを示すフローチャートである。 設定画面の表示例を示す図である。 推移表(年度内)グラフの表示画面例を示す図である。 テーブル形式の表示画面例を示す図である。 3期比較売上高(単月)グラフの表示画面例を示す図である。 3期比較売上高(累積)グラフの表示画面例を示す図である。 売上総利益・利益率グラフの表示画面例を示す図である。 移動年計グラフの表示画面例を示す図である。 推移表(年度内)グラフの一例を示す図である。 円グラフの一例を示す図である。 更に詳細な円グラフの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1には本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムの構成を示し説明する。同図に示されるように、この財務情報管理システムは、企業の経営者等が保有している携帯端末1a,1b…やノート型パーソナルコンピュータ1c等の情報処理端末1と、税理士が保有しているノート型PC等の情報処理端末2と、サーバ装置3とが、インターネット等のネットワーク4を介して通信自在に接続されている。情報処理端末1,2は、タッチパネルを備えたスマートフォン、タブレット端末等でもよい。
このような構成において、情報処理端末1からは、各種会計ソフトから出力された財務データを、サーバ装置3にアップロード可能となっている。サーバ装置3は、このアップロードされた財務データに対してマスターテーブルとの突合せを行い、所定の資産ファイルとして登録する。登録後においては、情報処理端末1,2にて、当該資産ファイルに基づく各種グラフや表を閲覧することができる。さらに、企業の経営者と税理士とは、情報処理端末1,2で、同じグラフや表を閲覧しながら、チャットによりインタラクティブに対話することもできる。サーバ装置3は、チャット時においては、経営者等により閲覧されているグラフ等の種別や閲覧ポイントに基づいて好適な質問事項を抽出し、当該質問事項を情報処理端末1にて選択可能に提示する。
図2には情報処理端末1の構成を示し説明する。同図に示されるように、情報処理端末1は、全体の制御を司る制御部11と、通信部12と、操作部13と、表示部14と、記憶部15を備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等からなり全体を制御する。通信部12は、サーバ装置2等とのネットワーク4を介した通信を実現する。操作部13は、ユーザが各種入力を行うためのデバイスであり、表示部14はディスプレイ等により構成される。スマートフォン等の場合、操作部13と表示部14とがタッチパネルとして一体に構成されている。そして、記憶部15は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリやHDD等で構成されており、制御プログラムが格納されており、プログラム実行時にはワークエリアとなる。
このような構成において、制御部11は、記憶部15の制御プログラムを読み出し実行することで、主制御部11a、情報登録部11b、切換部11c、表示制御部11d、チャット部11eとして機能する。主制御部11aは、通信部12を介した通信や操作部13に基づく制御を実行する。情報登録部11bは、財務データをサーバ装置3にアップロードする。切換部11cは、操作部13の操作等に基づいて複数のグラフ表示等を切換える。表示制御部11dは、サーバ装置3から送られてきたHTMLファイル等に基づく表示を表示部14に行うように制御する。そして、チャット部11eは、税理士の情報処理端末2との間でのチャットを実現する。
図3には情報処理端末2の構成を示し説明する。同図に示されるように、情報処理端末2は、制御部21と、通信部22と、操作部23と、表示部24と、記憶部25を備えている。制御部21は、CPU等からなり全体を制御する。通信部22は、サーバ装置3等とのネットワーク4を介した通信を実現する。操作部23は、ユーザが各種入力を行うためのデバイスであり、表示部24はディスプレイ等により構成される。スマートフォン等の場合、操作部23と表示部24とがタッチパネルとして一体に構成されている。記憶部25は、RAMやROM等のメモリやHDD等で構成されており、制御プログラムが格納されており、プログラム実行時にはワークエリアとなる。
このような構成において、制御部21は、記憶部25の制御プログラムを読み出し実行することで、主制御部21a、情報登録部21b、切換部21c、表示制御部21d、チャット部21e、情報編集部21fとして機能する。主制御部21aは、通信部22を介した通信や操作部23に基づく制御を実行する。情報登録部21bは、財務データをサーバ装置3にアップロードする。切換部21cは、操作部23の操作等に基づいて複数のグラフ表示等を切換える。表示制御部21dは、サーバ装置3から送られてきたHTMLファイル等に基づく表示を表示部24に行うように制御する。チャット部21eは、税理士の情報処理端末2との間でのチャットを実現する。情報編集部21fは、既にサーバ装置2に登録済の財務データにアクセスして編集を行う。この税理士の情報処理端末2は、このような財務データの編集権限を有している点で、情報処理端末1と機能が異なるが、企業の情報処理端末1が、当該編集権限を有するようにしてもよい。
図4にはサーバ装置3の構成を示し説明する。同図に示されるように、サーバ装置3は制御部31、通信部32、企業データベース(以下、DBと略記)33、税理士DB34、質問事項DB35、マスタデータDB36、記憶部37を備えている。制御部31は、CPU等からなり全体を制御する。通信部32は、サーバ装置3等とのネットワーク4を介した通信を実現する。企業DB33は、企業情報管理テーブル33a等を記憶している。税理士DB34は、税理士情報管理テーブル34a等を記憶している。質問事項DB35は、質問事項管理テーブル35a等を記憶している。マスタデータDB36は、財務データの突合せを行うマスタデータを記憶している。そして、記憶部37は、RAMやROM等のメモリやHDD等で構成されており、制御プログラムが格納されており、プログラム実行時にはワークエリアとなる。
このような構成において、制御部31は、記憶部37の制御プログラムを読み出し、実行することで主制御部31a、ユーザ認証部31b、情報管理部31c、情報解析部31d、画面生成部31e、質問生成部31fとして機能する。主制御部31aは、通信部32を介した通信制御を実行する。ユーザ認証部31bは、企業又は税理士の登録会員のアクセスに対して所定の認証を行う。その際には、企業DB33又は税理士DB34のテーブル33a,34aが参照される。情報管理部31cは、情報処理端末1,2から送信されてきた財務データを企業DB33に格納して管理する。
情報解析部31dは、情報処理端末1,2から送信されてきた財務データとマスタデータDB36のマスタデータとを突き合わせてグルーピングを行い、その結果を資産ファイルとして企業DB33に格納する。画面生成部31eは、企業DB33の企業情報管理テーブル33aを参照して、リクエストのあった企業の情報処理端末1に送るべき画面データを生成する。画面データは、例えばHTMLデータ等により記述されているが、これには限定されないことは勿論である。
質問生成部31fは、情報処理端末1,2間でチャットがなされるときに、それを検知し、質問事項DB35の質問事項管理テーブル35aを参照して、情報処理端末1,2において閲覧されているグラフ種別や閲覧ポイントに基づいて、それらに対応する質問事項を抽出し、情報処理端末1,2の画面にて選択可能に表示させる。
ここで、図5は企業情報管理テーブル33aの一例を示す図である。企業情報管理テーブル33aでは、登録ユーザである各企業の企業IDとログインID、パスワード、顧問先の税理士の税理士ID、情報解析部31dにより登録されたマスタデータとの突合せ後の資産ファイル、とが対応付けられて記憶されている。
図6は税理士情報管理テーブル34aの一例を示す図である。税理士情報管理テーブル34aでは、登録ユーザである税理士の税理士IDとログインID、パスワード、及び顧問をしている企業の企業ID、とが対応付けられて記憶されている。税理士の情報処理端末2より閲覧のリクエストがあった場合には、画面生成部31eは、先ず税理士情報管理テーブル34aを参照して、顧問をしている企業の企業IDを取得し、当該企業IDをリクエストに係る企業IDと比較することで、税理士に当該情報へのアクセス権限があることを確認し、その後、当該企業IDに対応する資産ファイルを企業情報管理テーブル33aより抽出し、グラフ等、所定の画面を生成することになる。
図7は質問事項管理テーブル35aの一例を示す図である。質問事項管理テーブル35aでは、情報処理端末1,2において閲覧されているグラフの種別と、閲覧ポイントと対応付けて、質問事項の情報が管理されている。従って、質問生成部31fは、この質問事項管理テーブル35aを参照して、閲覧中のグラフ種別と閲覧ポイントに対応する質問事項を抽出すれば、情報処理端末1,2においてチャット中に表示すべき質問を生成することができることになる。
以下、図8のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムによる財務情報集計処理の流れを説明する。登録ユーザである企業の携帯端末1の情報登録部11bの制御により当該企業の財務データが通信部12を介してサーバ装置3にアップロード(送信)されると(S1)、サーバ装置3では通信部32が財務データを受信し(S2)、情報解析部31dが取り込んだ財務データ内の勘定科目とマスタデータDB36のマスタデータとの突合せを行う(S3)。そして、情報解析部31dが、突合せの結果により当該企業の勘定科目がマスタデータのどの部分の勘定科目グループに属するかグルーピングして(S4)、資産ファイルとして企業DB33に保存する(S5)。こうして財務情報集権処理に係る一連の処理を終了する。
次に図9のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムによる画面イメージ生成処理の流れを説明する。登録ユーザである企業の情報処理端末1の主制御部11aの制御の下、通信部12を介して閲覧要求がサーバ装置3に送信されると(S11)、サーバ装置3は、通信部32が当該閲覧要求を受信し(S12)、画面生成部31eが当該閲覧要求に含まれる企業IDに対応する資産ファイルを企業DB33より抽出し(S13)、当該資産ファイルに基づく複数種類のグラフの画面イメージを生成する(S14)。そして、主制御部31aが、この生成されたHTMLのファイルを、通信部32を介して情報処理端末1に送信する(S15)。情報処理端末1では、通信部12がこのHTMLファイルを受信し(S16)、表示制御部11dの制御により、表示部14において、複数のグラフを横方向にスライドして切換え可能に表示する(S17)。こうして画面イメージ生成処理に係る一連の処理を終了する。尚、グラフの切り替えは、操作部13の操作を切換部11cが検知して、表示制御部11dに対して切換指示信号を送信することで実現される。
次に図10のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態に係る財務情報管理システムによる質問事項提示処理の流れを説明する。情報処理端末1においてチャット部11dによりチャットが起動されると、そのステータス情報がサーバ装置3側に送信され(S21)、サーバ装置3では主制御部31aが起動を確認する(S22)。そして、質問生成部31fが、情報処理端末1にて閲覧されているグラフ種別と閲覧ポイントに対応する質問事項を質問事項DB35のテーブル35aより抽出し(S23)、質問項目に基づきチャット画面における質問事項選択画面のイメージを生成し(S24)、そのHTMLファイルを、通信部32を介して情報処理端末1に送信する(S25)。情報処理端末1では、通信部12がHTMLファイルを受信し(S26)、表示制御部11dの制御の下、チャット画面において質問事項選択画面において質問事項を選択可能に表示する(S27)。こうして質問事項提示処理に係る一連の処理を終了する。
ここで、この実施形態に係る財務情報管理システムにより閲覧可能なグラフには、以下の7種類のグラフがある。各グラフのうち閲覧頻度の高いものを図11に示されるような設定画面で登録することもできる。この図11では、「すべて」のところに、7種類のグラフを選択するためのアイコンが表示されている。
(a)推移表(年度内)グラフ
推移表グラフとは、月次試算表を推移で月単位に表示したものであり、売上高、売上原価、売上総利益、販管費等を重ねて表示できるようになっている。推移表(年度内)グラフの表示画面例は図12に示される。このように推移表を表示している画面の右下のテーブルタイプのアイコンを指定すると、図13に示されるような画面に切り替わり、テーブル形式での表示がなされる。
(b)3期比較売上高(単月)グラフ
3期比較売上高(単月)グラフとは、月次試算表を基に当月と前期同月の売上高を比較して棒グラフで表示したものである。この3期比較売上高(単月)グラフの表示画面例は図14に示される。
(c)3期比較売上高(累積)グラフ
3期比較売上高(累計)グラフとは、月次試算表をもとに売上高を累計して折れ線グラフで表示したものである。複数年度の売上高の累計を重ねて表示することができる。この3期比較売上高(累積)グラフの表示画面例は図15に示される。
(d)売上総利益・利益率グラフ
売上総利益・利益率グラフとは、月次試算表をもとに月別に折れ線グラフと棒グラフを重ね合わせたグラフである。例えば、売上総利益は棒グラフにより、売上総利益率は折れ線グラフにより重ねて表示することが可能である。この売上総利益・利益率グラフの表示画面例は図16に示される。
(e)移動年計グラフ
移動年系グラフとは、売上高、売上高累計と重ねて、移動年計を折れ線グラフで表示する。ここで、移動年計とは、月々の変動、季節変動等に影響されないで、純粋に売上等の変動をみるためのツールであり、トレンドを視覚化することが可能である。この移動年計グラフの表示画面例は図17に示される。
(f)販売管理費グラフ
販売管理費グラフとは、販売管理費の内訳を円グラフにより表示するものである。
(g)B/Sグラフ
B/Sグラフとは、バランスシートを視覚化したグラフである。
ここで、図18には、推移表(年度内)グラフの一例を示し説明する。同図に示されるように、推移表(年度内)グラフでは、売上高、売上原価、売上総利益、販管費等が棒グラフ及び折れ線グラフにより重ねて月次ごとに表示されている。この表示画面の中で、カーソルを注目する閲覧ポイントに合わせると、データが表示されると共に、詳細ページへの移行を指示するためのボタンが表示される。このボタンをタップすると、図19に示されるような画面(円グラフ)が表示される。
図19の画面では、円グラフにより、閲覧ポイントにおける販管費の詳細な内訳が表示される。この例では、給料手当、地代家賃、広告宣伝費、法定福利費、その他の内訳(%)が表示される。そして、更に詳細な情報を表示可能な部分には、詳細ページへの移行を指示するボタンが表示されている。この例では、その他のところに詳細ページへの移行を指示するボタンが表示されているが、このボタンをタップすると、図20に示される画面(円グラフ)が表示される。
図20の画面では、円グラフにより先に示した図19の「その他」の詳細な内訳が更に表示される。即ち、この例では、水道光熱費、運賃、荷造包装費、通信費、保険料、旅費交通費、交際費、新聞図書費、消耗品費、事務用品費、会議費、雑費の内訳が詳細に表示されることになる。
このように、主要なグラフは、画面横方向にスライドさせて切換え可能としつつ、詳細な情報を更に用意している閲覧ポイントにおいては、その旨をユーザに示唆するようにしいる。ユーザが所望とする場合、適宜詳細を確認できるようにしたので、従来に比べて操作性が向上され、閲覧スタイルも上位層から下位層へと柔軟に推移可能である。
本発明の実施形態によれば、以下の効果が奏される。
情報処理端末で用いられている会計ソフトの種別に関わりなく、出力された財務データをサーバ装置側に送信すれば、所定のマスタデータとの突合せが行われ、勘定科目がグルーピングされ、所定の資産ファイルとして登録されるので、以降、情報処理端末は必要なときに、当該資産ファイルに基づくグラフを閲覧することが可能となる。
グラフ表示については、例えば、推移表グラフ、単月の3期比較売上高グラフ、累計の3期比較売上高グラフ、売上総利益及び利益率グラフ、移動年計グラフ、販売管理費グラフ、B/Sグラフの切り替えが可能であり、スマートフォン等の小さな画面においても横方向にスライドさせて各グラフを切換えることが可能なので、登録ユーザである企業の経営者や税理士は所望とするグラフを迅速に特定することができる。
税理士は、自身の税理士IDと顧問先の企業の企業IDとがサーバ装置側で対応付けられて管理されているので、顧問先の複数の企業の各資産ファイルを適宜閲覧することができる。しかも、同じ資産ファイルに基づくグラフ等を顧問先企業と税理士とで同時に閲覧することもできるので、当該グラフを介した対話も実現される。
企業の経営者等は、グラフを閲覧しているときに、税理士等と対話するときにはチャットも活用することができ、当該チャット時には、閲覧中のグラフ種別、及び閲覧ポイントに基づいて想定される質問事項をサーバ装置側で自動的に抽出して、チャット画面において選択可能に併せて表示させるので、専門用語に不慣れな企業側のメンバーであってもその知識の不足を補いながら、対話を進めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、情報処理端末において閲覧可能なグラフは、上記7種類のグラフに限られず種々のグラフを閲覧可能としてよいことは勿論である。
1…情報処理端末、2…情報処理端末、3…サーバ装置、4…ネットワーク、11…制御部、12…通信部、13…操作部、14…表示部、15…記憶部、21…制御部、22…通信部、23…操作部、24…表示部、25…記憶部、31…制御部、32…通信部、33…会社DB、34…税理士DB、35…質問事項DB、36…記憶部。

Claims (6)

  1. 情報処理端末とサーバ装置とが通信自在に接続された財務情報管理システムにおいて、
    上記情報処理端末は、
    財務データを出力する出力手段と、
    上記財務データを送信する通信手段と、
    所定の画面を表示する表示手段と、
    上記画面の表示を少なくとも制御する制御手段と、を有し、
    上記サーバ装置は、
    上記財務データを受信するサーバ通信手段と、
    上記財務データをマスタデータと突合せして、突合せ結果により各勘定科目をグルーピングして、資産ファイルとして出力する制御手段と、
    上記資産ファイルを企業IDと対応付けて記憶する記憶する記憶手段と、
    上記資産ファイルに基づいて複数のグラフの画面イメージを生成する画面生成手段と、
    を有し、上記情報処理端末より財務情報の閲覧要求があると、上記サーバ装置では、上記画面生成手段が、当該閲覧要求に含まれる企業IDと対応付けられて記憶されている資産ファイルを読み出し、複数のグラフの画面イメージを生成し、上記通信手段を介して上記情報処理端末に送信し、上記情報処理端末では、上記制御手段が当該画面イメージに基づく画面表示を上記表示手段にて行うよう制御する
    財務情報管理システム。
  2. 上記情報処理端末は、表示手段を含むタッチパネルを備え、上記複数のグラフの画面を表示するときには、上記タッチパネルでの操作に基づき、一のグラフから他のグラフへと横方向にスライドさせて切り替えて表示可能とする
    請求項1に記載の財務情報管理システム。
  3. 上記記憶手段は、複数の企業IDのそれぞれについて関係先税理士の税理士IDを対応付けて記憶した第1記憶手段と、税理士の税理士IDと当該税理士が担当する企業の企業IDとを対応付けて記憶した第2記憶手段と、を有し、
    上記情報処理端末により送られた閲覧要求に税理士IDが含まれている場合、上記第2記憶手段を参照して、当該税理士IDの税理士が閲覧権限のある企業IDを特定し、上記第1記憶手段において当該企業IDと対応付けられている資産ファイルの閲覧を可能とする、請求項1に記載の財務情報管理システム。
  4. 上記情報処理端末は、他の端末との間でチャットを行うことが可能であり、
    上記サーバ装置は、上記情報処理端末でチャットが起動されたことを検知すると、上記情報処理端末で閲覧中のグラフの種別及び閲覧ポイントに基づいて質問事項を抽出し、当該質問事項を、上記情報処理端末で選択可能に表示するように促す
    請求項1に記載の財務情報管理システム。
  5. 上記グラフとは、推移表グラフ、単月の3期比較売上高グラフ、累計の3期比較売上高グラフ、売上総利益及び利益率グラフ、移動年計グラフ、販売管理費グラフ、B/Sグラフの少なくともいずれかである
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の財務情報管理システム。
  6. 情報処理端末と通信自在に接続されたサーバ装置において、
    上記情報処理端末から送信された財務データを受信するサーバ通信手段と、
    上記財務データをマスタデータと突合せして、突合せ結果により各勘定科目をグルーピングして、資産ファイルとして出力する制御手段と、
    上記資産ファイルを企業IDと対応付けて記憶する記憶する記憶手段と、
    上記資産ファイルに基づいて複数のグラフの画面イメージを生成する画面生成手段と、
    を有し、上記情報処理端末からの財務情報の閲覧要求を上記サーバ通信手段で受け、上記画面生成手段が、当該閲覧要求に含まれる企業IDと対応付けられて記憶されている資産ファイルを読み出し、複数のグラフの画面イメージを生成し、当該画面イメージを、上記サーバ通信手段を介して上記情報処理端末に送信し、上記情報処理端末において上記複数のグラフの画面を一のグラフから他のグラフへと横方向にスライドさせて切り替えて表示可能とするように促す
    サーバ装置。
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