JP2016197840A - 携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法、携帯式電子機器および機能拡張装置 - Google Patents

携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法、携帯式電子機器および機能拡張装置 Download PDF

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Abstract

【課題】機能拡張装置を利用するノートPCのセキュリティを消費電力の低減を図りながら確保する。
【解決手段】ノートPC100および無線ドック200はそれぞれ、通信チャネル327を構築する消費電力の大きい、第1の無線モジュールと第3の無線モジュールを搭載する。さらに、通信チャネル329を構築する消費電力の小さい第2の無線モジュールと第4の無線モジュールを搭載する。離隔状態で第1の無線モジュールが停止する。ノートPCが第2の無線モジュールと第4の無線モジュールの通信状態を通じて無線ドックに対する接近状態を検出する。接近状態に入ったときにノートPCが第1の無線モジュールを動作させると、第1の無線モジュールと第3の無線モジュールが接続を確立する。シームレスに通信チャネル327を構築できるとともに、接近状態に入るまで外部ディスプレイ303には画像が表示されない。
【選択図】図1

Description

本発明は周辺機器に無線で接続する携帯式電子機器の消費電力を低減しながら情報セキュリティを確保する技術に関し、さらには無線で機能拡張装置と通信する携帯式電子機器の消費電力を低減しながら情報セキュリティを確保する技術に関する。
ノートブック型パーソナル・コンピュータ(ノートPC)の機能拡張装置の一つとして、ポート・リプリケータ(Port Replicator)が存在する。ポート・リプリケータは、周辺機器を接続するさまざまな規格のポートを備えており机上に配置する。そして、ノートPCの本体は小型・軽量化を図りながらモバイル環境で使用できるようにするとともに、オフィス環境ではポート・リプリケータに接続したノートPCをデスクトップ型パーソナル・コンピュータなみの操作性で利用できるようにしている。
近年、ポート・リプリケータとノートPCを、UWB(商標)やWiGig(Wireless Gigabit)などの高速な近距離無線プラットフォームを利用して接続したワイヤレス・ポート・リプリケータ(以後、無線ドックという。)が出現している。特許文献1は、携帯通信端末と近距離無線通信で接続した情報処理装置が、携帯通信端末により機能を拡張する発明を開示する。同文献には、携帯通信端末と情報処理装置がそれぞれ近距離無線通信用の電界強度を測定して判断した両者の距離に応じて、携帯通信端末が情報処理装置に対して異なる機能を提供することを記載している。
特許文献2は、仲介端末が、無指向性の無線通信機能と指向性のある通信機能を使って、通信距離の範囲にある2つの通信機器に無指向性の無線通信接続を確立する発明を開示する。特許文献3は、無線で接続するノートPCと機能拡張装置において、ノートPCが機能拡張装置から突然離れるときに、機能拡張装置を経由してノートPCに接続していたハードディスク・ドライブ(HDD)をイジェクトして、データを保護する発明を開示する。同文献には、距離が離れることを電波の強度で捕らえることを記載している。
国際公開WO2010/131771号公報 特開2004−200887号公報 特開2009−175881号公報
ノートPCと無線ドックの無線接続に利用するWiGigは、通信距離が10メートル程度になる。ノートPCと無線ドックの接続は、ユーザが特別な操作をしないでも、無線ドックにノートPCが接近したときに自動的に接続され、離れたときに切断されるようにすると、ユーザは特別な操作をしないでもノートPCをモバイル環境とオフィス環境で利用できるため都合がよい。このようなユーザが介在しないで接続および切断をする方法をシームレスな接続ということにする。
シームレスな接続のためには、ノートPCと無線ドックが搭載するWiGigの通信モジュールは、通信圏内にはったときに自動的に再接続ができるように、相手が通信圏外に存在するときも常にスキャン状態にしておく必要がある。しかし、WiGigの動作周波数は60GHzというように高いため、無線LANやUWBの通信モジュールに比べて消費電力が大きくなり、特にノートPCの電池の消耗が激しくなるという問題があった。
また、無線ドックにはノートPCが出力する画像データを表示する外部ディスプレイを有線で接続することができる。ユーザが机の上にある外部ディスプレイの側にいるときは、画面の情報セキュリティを確保することができる。ノートPCを携帯するユーザが会議室に移動してWiGigの通信圏外に入ると外部ディスプレイの画像は、消える。
このとき、ユーザはただちに通信圏外まで移動するつもりで机の側を離れても、WiGigの通信圏内にしばらく留まっているようなことがあると、その間、外部ディスプレイにはノートPCから画像データが出力され続けることがある。また、ユーザが、WiGigの通信圏外から通信圏内まで移動するときにも、席に戻る前に、先にノートPCの画像が自席の外部ディスプレイに表示されることがあり、情報セキュリティの確保およびプラバシーの保護の観点でも好ましくない状態が発生していた。ユーザが移動の度にノートPCからの画像データの出力を停止したり無線モジュールを停止したりする操作をすればこのような問題は起きないが、シームレスな接続が実現できなくなってしまう。
そこで本発明の目的は、周辺機器とシームレスな無線接続をしながら携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような携帯式電子機器を所有するユーザのプライバシーを保護する方法を提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような携帯式電子機器および周辺機器の消費電力を低減する方法を提供することにある。さらに本発明の目的はそのような方法を実現する携帯式電子機器、機能拡張装置、およびコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様は、近距離無線通信をする第1の無線モジュールと第1の無線モジュールより消費電力が小さい第2の無線モジュールを搭載した第1の電子機器と、第1の無線モジュールと通信が可能な第3の無線モジュールと第2の無線モジュールと通信が可能な第4の無線モジュールを搭載した第2の電子機器の通信方法を提供する。離隔状態では、第1の無線モジュールが停止する。したがって第1の電子機器は、消費電力を低減することができる。
第1の電子機器が、第2の無線モジュールと第4の無線モジュールの通信状態を通じて接近状態を検出する。第2の無線モジュールを動作させても第1の電子機器の消費電力に与える影響は第1の無線モジュールの動作を継続させるよりも小さい。検出に応じて第1の電子機器が第1の無線モジュールを動作させ、第1の無線モジュールと第3の無線モジュールが接続を確立する。したがって、離隔状態で第1の無線モジュールを停止しても、接近状態に入ったときにはシームレスな無線接続を維持して、情報セキュリティの確保とプライバシーの保護を実現することができる。
第1の電子機器を携帯式電子機器とし、第2の電子機器を第1の電子機器の機能拡張装置とすることができる。接近状態の検出は、第4の無線モジュールが発信する電波の受信信号強度を測定することで行うことができる。接近状態の検出はまた、第2の無線モジュールと第4の無線モジュールが接続したことを認識することで行うことができる。
離隔状態で第3の無線モジュールが停止する場合は、接近状態において第2の無線モジュールと第4の無線モジュールを接続して第1の電子機器が第3の無線モジュールを動作させることができる。したがって、シームレスな無線接続を実現しながら第2の電子機器の消費電力を低減することができる。第1の電子機器は、第2の無線モジュールと第4の無線モジュールの通信状態を通じて離隔状態を検出して、第1の無線モジュールおよび第3の無線モジュールまたはいずれかを停止させることができる。その結果シームレスな無線接続を維持しながら、離隔状態に移行するときに情報セキュリティの確保とプライバシーの保護を実現することができる。さらに、第1の電子機器および第2の電子機器の消費電力を低減することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様における第1の電子機器と第2の電子機器におけるさらに他の通信方法を提供する。離隔状態で第1の無線モジュールと第3の無線モジュールが停止する。第1の電子機器は、第2の無線モジュールと第4の無線モジュールの通信状態を通じて接近状態を検出して第1の無線モジュールを動作させる。また第2の電子機器は、第4の無線モジュールと第2の無線モジュールの通信状態を通じて接近状態を検出して第3の無線モジュールを動作させる。この場合、第2の無線モジュールと第4の無線モジュールを接続しないでも、接近状態に入ったときに第1の無線モジュールと第3の無線モジュールの動作を制御することができる。
本発明の第3の態様は、近距離無線通信をする第1の無線モジュールを搭載した携帯式電子機器と第1の無線モジュールと通信をする第2の無線モジュールを搭載した周辺機器において、携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法を提供する。離隔状態で第1の無線モジュールが停止する。携帯式電子機器が周辺機器に対する接近状態を検出して第1の無線モジュールを動作させる。第1の無線モジュールと第2の無線モジュールを通じて携帯式電子機器が周辺機器にデータを送る。データは接近状態に入ってから送るため、情報セキュリティの確保とプライバシーの保護を図ることができる。
携帯式電子機器が周辺機器に対する離隔状態を検出して、第1の無線モジュールを停止させることができる。したがって、接近状態から離隔状態に移行するときも情報セキュリティの確保とプライバシーの保護を図ることができる。周辺機器は、携帯式電子機器の機能拡張装置とすることができる。周辺機器はディスプレイ、または、ハードディスク・ドライブとすることができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様における携帯式電子記と周辺機器において、携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法を提供する。離隔状態で第2の無線モジュールが停止する。周辺機器が携帯式電子機器の接近状態を検出して第2の無線モジュールを動作させる。また周辺機器が携帯式電子機器の離隔状態を検出して第2の無線モジュールを停止させる。この場合、周辺機器だけで情報セキュリティの確保とプライバシーの保護を実現することができる。
本発明により、周辺機器とシームレスな無線接続をしながら携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法を提供することができた。さらに本発明により、そのような携帯式電子機器を所有するユーザのプライバシーを保護する方法を提供することができた。さらに本発明により、そのような携帯式電子機器および周辺機器の消費電力を低減する方法を提供することができた。さらに本発明により、そのような方法を実現する携帯式電子機器、機能拡張装置、およびコンピュータ・プログラムを提供することができた。
ノートPC100と無線ドック200が通信する様子を説明するための図である。 接近状態と離隔状態を説明するための図である。 ノートPCの構成を説明するための概略の機能ブロック図である。 無線ドックの構成を説明するための概略の機能ブロック図である。 BLEモジュールの動作を説明するための状態遷移図である。 ノートPCと無線ドックの動作を制御する手順を説明するためのフローチャートである。
図1は、携帯式電子機器の一例としてのノートPC100と周辺機器の一例としての無線ドック200が通信する様子を説明するための図である。ノートPC100は、ディスプレイ101を搭載するディスプレイ筐体と、表面にキーボード103を搭載システム筐体がヒンジ機構で結合されている。ノートPC100は、無線LANの通信チャネル325でネットワーク321に接続されたアクセス・ポイント(AP)323に接続することができる。
一例においてノートPC100はWiGig(以後、WGという。)規格の通信チャネル327で無線ドック200と近距離無線通信をすることができる。WGは、60GHz帯の電波を利用して10メートル程度の近距離高速ディジタル無線伝送を実現する。WGは他方で消費電力が大きいため、特に電池で動作するノートPC100では消費電力の低減が課題になっている。ノートPC100はさらに、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以後、BLEという。)の通信チャネル329で無線ドック200と通信することができる。
BLEは、Bluetooth(登録商標)規格(Ver4.0)で追加された新しい規格で、それ以前のクラシックBluetooth(登録商標)の規格とは互換性がないが、WGに比べてはるかに消費電力が小さいという利点がある。本実施の形態では、BLEの消費電力が小さい点に着目して、BLEの通信チャネル329をWGの無線モジュールの動作を制御するために利用する。
無線ドック200は、ドッキング・ステーションまたはポート・リプリケータなどといわれるノートPC100の機能拡張装置である。無線ドック200は、ノートPC100とWGの通信チャネル327を利用して、一例においてPCIeおよびDP(DisplayPort)のプロトコルで通信することができる。無線ドック200は、DPポート、USBポート、LANポート、およびPS/2ポートなどのレセプタクルを備えている。図1には、これらのポートを利用して無線ドック200に、外部ディスプレイ303、マウス305、キーボード307、ネットワーク321に接続されたルータ324、およびHDD301などの周辺デバイスが接続されている様子を示している。
ノートPC100は、WGの通信チャネル327の接続を確立したときに、ディスプレイ筐体を開いた状態または閉じた状態で無線ドック200を使用することができる。閉じた状態で使用するときは、ユーザ・インターフェースとして外部ディスプレイ303、マウス305およびキーボード307を利用しデスクトップ型パーソナル・コンピュータのように操作することができる。したがって、特にユーザが閉じた状態のノートPC100を持ち運ぶようなときは、無線ドック200にデータが出力されていることに気づかないことがある。
図2は、ノートPC100と無線ドック200の距離に対して定義した接近状態と離隔状態を説明するための図である。接近状態は、ノートPC100が無線ドック200を中心とする円形の領域351に存在する状態に相当する。領域351は、ユーザがそこに存在するときに、ノートPC100から無線ドック200にデータを出力しても周辺デバイスをプライバシーや情報セキュリティの点で物理的に管理することができる範囲に相当する。ここに物理的な管理とは、外部ディスプレイ303の表示が他人によって覗かれないようにしたり、HDD301に対する物理的なタンパ行為をさせないようにしたりできることを意味する。
他方で離隔状態は、ノートPC100が領域351の外側に存在する状態である。ユーザは領域351の外側に存在するときに、周辺デバイスを物理的に管理することができない。領域351の半径は、一例において2メートル〜3メートルとすることができる。領域351は幾何学的に距離が特定された範囲ではなく、以下に説明するさまざまな検出方法により特定されるが、幾何学的な距離は不定な範囲である。一例において領域351は、BLEの通信チャネル329で計測した電波の受信信号強度(RSSI)の大きさとして特定することができる。
ノートPC100はユーザにより携帯されて無線ドックに対する距離が変化する。領域353は、ノートPC100と無線ドック200がWGの通信チャネル327で通信できる範囲に相当する。特徴的には、領域351は領域353よりも狭い。BLEの通信チャネル329の通信範囲は、領域351が検出できる程度であれば、領域353より広くても狭くてもよい。接近状態で必ずWGの無線チャネル327で通信することが可能であるが、離隔状態では領域353を境にしてWGの無線チャネル327で通信することが可能な範囲と不可能な範囲が発生する。
図3は、ノートPC100の構成を説明するための概略の機能ブロック図である。図3は、本実施の形態を説明するために必要な範囲で簡略化して記載している。アプリケーション実行部151は、デバイス・ドライバ、OSおよびアプリケーション・プログラムなどのソフトウェアと、それらを実行するCPU、システム・メモリ、I/OチップセットおよびI/Oデバイスなどのハードウェアで構成している。アプリケーション・プログラムはメーラー、文書プログラムなどを含んでいる。アプリケーション実行部151は、たとえば、外部ディスプレイ303に表示する画像データを生成して無線ドック200に出力する。
一例においてWG制御部153および接近判定部155は、上記のハードウェアとデバイス・ドライバで構成することができる。WG制御部153は、接近判定部155の出力に基づいて、WGモジュール161およびBLEモジュール163の動作を制御する。接近判定部155は、BLEモジュール163から取得したRSSIから、接近状態と離隔状態を判断する。WGモジュール161、BLEモジュール163およびWLANモジュール165は、それぞれWGの通信チャネル327、BLEの通信チャネル329、および無線LANの通信チャネル325で無線通信をするための物理層のデバイスである。
図4は、無線ドック200の構成を説明するための概略の機能ブロック図である。WGモジュール261およびBLEモジュール263は、それぞれWGの通信チャネル327およびBLEの通信チャネル329で通信するための物理層のデバイスである。WGモジュール261は一例において、WGの通信チャネル327を利用してPCIeプロトコルとDPプロトコルでパケットを伝送する。WGモジュール261には、DPコントローラ207とPCIeブリッジ201が接続されている。PCIeブリッジ201は、2次側がUSBコントローラ209、イーサネット・コントローラ211(イーサネットは登録商標)、マウス・コントローラ213およびキーボード・コントローラ215に接続されている。
DPコントローラ207、USBコントローラ209、イーサネット・コントローラ211、マウス・コントローラ213およびキーボード・コントローラ215には、それぞれ無線ドック200の筐体に設けたレセプタクルを経由して、外部ディスプレイ303、HDD301、ネットワーク321、マウス305およびキーボード307が接続されている。WG制御部253は、BLEモジュール263に接続されており、電源部203の動作を制御する。電源部203は商用電源および電池などを電力源として、無線ドック200を構成するデバイスに電力を供給する。
図5は、BLEモジュール163、263の動作状態を説明するための状態遷移図である。BLEモジュール163、263は、一方がセントラル275として動作し、他方がペリフェラル277として動作する。セントラル275はスタンバイ状態、スキャニング状態、イニシエーティング状態および接続状態を含む。ペリフェラル277は、スタンバイ状態、アドバタイジング状態および接続状態を含む。
アドバタイジング・チャネル271は、スキャニング状態またはイニシエーティング状態のセントラルとアドバタイジング状態のペリフェラルとの間に構築される。データ・チャネル273は、接続状態のセントラルと接続状態のペリフェラルとの間に構築される。WG制御部153、253は、図6に示す手順よりBLEモジュール163、263の動作状態を切り換える。
図6は、離隔状態と接近状態を遷移するノートPC100と、無線ドック200の動作の一例を説明するフローチャートである。ブロック401から425まではノートPC100の動作を示し、ブロック451から465までは無線ドック200の動作を示している。ブロック401、451でノートPC100と無線ドック200は離隔状態であると想定する。離隔状態ではBLEモジュール163、263は動作するが、少なくともノートPC100のWGモジュール161は停止する。また、WLANモジュール165は、AP323に接続されている。
BLEモジュール163は消費電力が小さいためWGモジュール161を停止することでノートPC100の消費電力を低減することができる。ブロック451で無線ドック200は、WG制御部253とBLEモジュール263が動作する。一例では、WGモジュール261および各コントローラの電源が停止する。したがって離隔状態では、無線ドック200の消費電力も低減することができる。ノートPC100の電池の消耗を少なくするためには、BLEモジュール263がアドバタイジング状態に遷移して、アドバタイジング・パケットを送信したほうが望ましいため、一例において、ノートPC100ではWG制御部153がBLEモジュール163をセントラルとして動作させ、無線ドック200ではWG制御部253がBLEモジュール263をペリフェラルとして動作させる。
ブロック453では、WG制御部253がBLEモジュール263を、アドバタイジング状態に切り換え、定期的にアドバタイジング・パケットを送信する。ブロック403では、WG制御部153がBLEモジュール163をスキャニング状態に切り換え、パッシブ・スキャンでアドバタイジング・パケットを受信する。ブロック405でBLEモジュール163は、受信したアドバタイジング・パケットのプリアンブルで測定したRSSIを接近判定部155に送る。
たとえば会議を終えてノートPC100を携帯するユーザが無線ドック200を設けてある自席に近付いていく。ノートPC100が領域353に入ると、ノートPC100と無線ドック200は、距離的にWGの通信チャネル327で通信することが可能になるが、WGモジュール161、261は停止しているためWGの通信チャネル327は構築されない。なお、WGモジュール161、261のいずれか一方が停止する場合もWGの通信チャネル327は構築されない。
ブロック407で接近判定部155は、RSSIが領域351に対応する所定値に増加するまでRSSIの大きさを評価する。ブロック409で接近判定部155は、RSSIの大きさからノートPC100が接近状態に入ったことを検出するとWG制御部153に通知する。通知を受けたWG制御部153は、BLEモジュール163をイニシエーティング状態に切り換える。
WG制御部153は、BLEモジュール163が受信したアドバタイジング・パケットから無線ドック200が接続可能な相手であることを判断すると、無線ドック200に参加申請のコマンドを送る。その後、WG制御部153は、BLEモジュール163を接続状態に切り換える。参加申請を受け取ったWG制御部253は、ブロック455でBLEモジュール263を接続状態に切り換える。接続状態に移行したBLEモジュール163、263は、セントラルからペリフェラルへのポーリング方式で定期的にパケット交換をすることができる。
ブロック411でWG制御部153は、WGモジュール161をウェイクさせる。ブロック413でWG制御部153は、BLEの通信チャネル329を通じて無線ドック200のWGモジュール261をウェイクさせるためのコマンドを送る。コマンドを受け取ったWG制御部253は、ブロック457で電源部203に指示してWGモジュール261の電源を起動する。
ブロック415でWG制御部153はBLEモジュール163をスキャニング状態に切り換え、ブロック459でWG制御部253はBLEモジュール263をアドバタイジング状態に切り換える。その結果、BLEモジュール163は、ブロック405と同様に受信したアドバタイジング・パケットのプリアンブルから測定したRSSIを接近判定部155に送る。接近判定部155は、以後、RSSIの監視を継続して離隔状態への移行を判定する。
ブロック417、461では、動作したWGモジュール161、261は、一方が発信するビーコン・フレームを他方がアクティブ・スキャンまたはパッシブ・スキャンで検出して接続を自動的に完了する。ユーザはノートPC100を接近状態にするだけでシームレスにWGの通信チャネル327を構築することができる。また、WGモジュール161、261は、ノートPC100が接近状態に入ってから動作するため離隔状態では一切電力を消費しない。
ブロック463でWG制御部253は、電源部203に指示して、PCIeコントローラ201、DPコントローラ207、USBコントローラ209、イーサネット・コントローラ211、マウス・コントローラ213およびキーボード・コントローラ215の電源を起動する。ブロック419でWG制御部153は、アプリケーション実行部151にWGの通信チャネル327が構築されたことを通知する。アプリケーション実行部151は、無線ドック200に接続されているデバイスをエニュメレーションして認識する。
アプリケーション実行部151は、DPコントローラ207を認識したときは画像データを出力する。これまでは、シームレスな接続を行う場合に、ノートPC100が領域353に入ると、外部ディスプレイ303に自動的にノートPC100の画像が表示されていたが、本実施の形態では、接近状態に入ってから外部ディスプレイ303にノートPC100の画像データが出力される。したがってユーザが領域351と領域353の間に留まっているような場合でも情報セキュリティの確保およびプラバシーの保護ができる。
アプリケーション実行部151は、イーサネット・コントローラ211を認識したときは、無線LANの通信チャネル325を切断し、イーサネット・コントローラ211を通じてネットワーク321にアクセスする。あるいは、ユーザはキーボード307からHDDパスワードを入力してHDD301にアクセスすることもできる。一旦ロックが解除されたHDD301は、リセットされない限りロックされないが、ユーザが無線ドック200の近辺にいる場合は安全である。
ブロック421で、ユーザはノートPC100を携帯して席を離れることを想定する。接近判定部155はRSSIの値が低下して離隔状態に入ったと判断する。シームレスな接続をするためにこれまで、ノートPC100が領域353の外にでるまで、外部ディスプレイ303にはノートPC100の画像が表示されていた。また、HDD301はロックが解除されているため、WGの通信チャネル327やネットワーク321を通じて第3者がHDD301に不正にアクセスする可能性が高まる状態になっていた。
ブロック423でWG制御部153は、WGの通信チャネル327を通じて、無線ドック200に停止コマンドを送る。なお、コマンドはBLE329の通信チャネルを通じて行うようにしてもよい。WG制御部253は、BLEモジュール263を除いて無線ドック200のすべてのデバイスの電源を停止する。外部ディスプレイ303の画面が消え、HDD301はリセットされてロック状態に移行する。
ブロック425で、WG制御部153はWGモジュール161を停止し、WLANモジュール165を動作させる。したがって、離隔状態に移行するときも情報セキュリティの確保およびプライバシーの保護をすることができる。また離隔状態に移行した後は、ノートPC100および無線ドック200の消費電力を低減することができる。接近状態から離隔状態への移行もユーザが操作をしないでシームレスに行うことができる。
図6で説明した手順は本発明の一例であり、すべての手順を必須にする必要はなくまた順番もこれに限定するものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲に記載のとおりである。たとえば、BLEモジュール163、263はWGモジュール161、261に比べて遙かに消費電力が小さいためBLEモジュール163がセントラルとして動作し、BLEモジュール263がペリフェラルとして動作するようにしてもよい。このとき、無線ドック200は、BLEの通信経路329を通じて接近状態および離隔状態でのWGモジュール161の動作を制御することができる。
また、ノートPC100または無線ドック200のいずれかがRSSIを測定して、BLEの通信経路329を通じて相手のWGモジュール161、261の動作を制御する方法に代えて、ノートPC100および無線ドック200がそれぞれ独立して相手の電波のRSSIを測定するようにしてもよい。たとえば、ノートPC100はアドバタイジング・パケットからRSSIを測定し、無線ドック200はイニシエーティング状態でノートPC100が送信するパケットからRSSIを測定して、それぞれがみずからのWGモジュール161、261の動作を制御するようにしてもよい。
このときBLEモジュール163は、スキャニング状態でアクティブ・スキャンをして、WG制御部253にRSSIの測定のためのパケットを送信するようにしてもよい。ノートPC100と無線ドック200が独自に相手の電波のRSSIを測定して、独自に接近状態と離隔状態を検出する場合は、ブロック409、455におけるBLEの通信経路329の構築が不要になる。
また、RSSIを測定してノートPC100と無線ドック200の接近状態と離隔状態を判定する例を説明したが、BLEモジュール163、263の送信出力を、領域351を通信距離とする程度まで低下させて、BLEモジュール163、263が自動的に行う接続処理および切断処理をWG制御部153、253が認識して判定するようにしてもよい。
接近状態の検出をBLEモジュール163、263のRSSIを測定して行う例を説明したが、本発明は、赤外線通信、クラシックBluetooth(登録商標)規格の通信または無線ドック200に搭載するカメラによるユーザの顔認証で判断してもよい。あるいは、ノートPC100が搭載する加速度センサを利用してもよい。この場合加速度の大きさから、ユーザがノートPC100を携行している間は離隔状態と判断し、ノートPC100が机上に置かれたときは接近状態と判断することができる。
離隔状態において、ノートPC100が無線ドック200以外のWGモジュールを搭載するデバイスと通信する場合がある。この場合は上記手順で一旦停止したWGモジュール161をユーザが動作させることができる。WGモジュール161を動作させたまま接近状態に入っても無線ドック200のWGモジュール261が停止しているため、プライバシーの保護および情報セキュリティの確保をすることができる。
また、ノートPC100のWGモジュール161は常に動作させておき、無線ドック200がRSSIの測定、赤外線通信の利用、カメラによる顔認証などの方法でWGモジュール261の動作を制御してプライバシーの保護および情報セキュリティの確保をすることができる。ノートPC100と無線ドック200が接続する例を説明したが、本発明は、ノートPC100が無線ドック200を経由しないで直接周辺機器に接続する場合にも適用することができる。また、本発明はノートPC100に代えて、タブレット端末やスマートフォンに適用することもできる。近距離無線通信としてWGを例示して説明したが本発明はUWB(商標)といった他の通信方式を採用することもできる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
100 ノートPC
200 無線ドック
271 アドバタイジング・チャネル
273 データ・チャネル
275 セントラル
277 ペリフェラル
321 無線LANのネットワーク
325 無線LANの通信チャネル
327 WGの通信チャネル
329 BLEの通信チャネル
351 接近状態と離隔状態の境界
353 WGの通信チャネルでの通信範囲

Claims (20)

  1. 近距離無線通信をする第1の無線モジュールと該第1の無線モジュールより消費電力が小さい第2の無線モジュールを搭載した第1の電子機器と、前記第1の無線モジュールと通信が可能な第3の無線モジュールと前記第2の無線モジュールと通信が可能な第4の無線モジュールを搭載した第2の電子機器が通信する方法であって、
    離隔状態で前記第1の無線モジュールが停止するステップと、
    前記第1の電子機器が前記第2の無線モジュールと前記第4の無線モジュールの通信状態を通じて接近状態を検出するステップと、
    前記接近状態の検出に応じて前記第1の電子機器が前記第1の無線モジュールを動作させるステップと、
    前記第1の無線モジュールと前記第3の無線モジュールが接続を確立するステップと
    を有する方法。
  2. 前記第1の電子機器が携帯式電子機器で、前記第2の電子機器が前記第1の電子機器の機能拡張装置である請求項1に記載の方法。
  3. 前記接近状態を検出するステップが、前記第4の無線モジュールが発信する電波の受信信号強度を測定するステップを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記接近状態を検出するステップが、前記第2の無線モジュールと前記第4の無線モジュールが接続したことを認識するステップを有する請求項1に記載の方法。
  5. 前記離隔状態で前記第3の無線モジュールが停止するステップと、
    前記接近状態において前記第2の無線モジュールと前記第4の無線モジュールを接続して前記第1の電子機器が前記第3の無線モジュールを動作させるステップと
    を有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の電子機器が前記第2の無線モジュールと前記第4の無線モジュールの通信状態を通じて前記離隔状態を検出するステップと、
    前記離隔状態の検出に応じて前記第1の電子機器が前記第1の無線モジュールを停止させるステップと
    を有する請求項1に記載の方法。
  7. 前記離隔状態の検出に応じて前記第1の電子機器が前記第3の無線モジュールを停止するステップを有する請求項6に記載の方法。
  8. 近距離無線通信をする第1の無線モジュールと該第1の無線モジュールより消費電力が小さい第2の無線モジュールを搭載した第1の電子機器と、前記第1の無線モジュールと通信が可能な第3の無線モジュールと前記第2の無線モジュールと通信が可能な第4の無線モジュールを搭載した第2の電子機器が通信する方法であって、
    離隔状態で前記第1の無線モジュールと前記第2の無線モジュールが停止するステップと、
    前記第1の電子機器が前記第2の無線モジュールと前記第4の無線モジュールの通信状態を通じて接近状態を検出するステップと、
    前記接近状態の検出に応じて前記第1の電子機器が前記第1の無線モジュールを動作させるステップと、
    前記第2の電子機器が前記第4の無線モジュールと前記第2の無線モジュールの通信状態を通じて前記接近状態を検出するステップと、
    前記接近状態の検出に応じて前記第2の電子機器が前記第3の無線モジュールを動作させるステップと、
    前記第1の無線モジュールと前記第3の無線モジュールが接続を確立するステップと
    を有する方法。
  9. 近距離無線通信をする第1の無線モジュールを搭載した携帯式電子機器と前記第1の無線モジュールと通信が可能な第2の無線モジュールを搭載した周辺機器において、前記携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法であって、
    離隔状態で前記第1の無線モジュールが停止するステップと、
    前記携帯式電子機器が前記周辺機器に対する接近状態を検出するステップと、
    前記接近状態の検出に応じて前記携帯式電子機器が前記第1の無線モジュールを動作させるステップと、
    前記携帯式電子機器が前記第1の無線モジュールと前記第2の無線モジュールを通じて前記周辺機器にデータを送るステップと
    を有する方法。
  10. 前記携帯式電子機器が前記周辺機器に対する離隔状態を検出するステップと、
    前記離隔状態の検出に応じて前記携帯式電子機器が前記第1の無線モジュールを停止させるステップと
    を有する請求項9に記載の方法。
  11. 前記周辺機器が前記携帯式電子機器の機能拡張装置である請求項9または請求項10に記載の方法。
  12. 前記周辺機器がディスプレイである請求項9または請求項10に記載の方法。
  13. 近距離無線通信をする第1の無線モジュールを搭載した携帯式電子機器と前記第1の無線モジュールと通信が可能な第2の無線モジュールを搭載した周辺機器において、前記携帯式電子機器の情報セキュリティを確保する方法であって、
    離隔状態で前記第2の無線モジュールが停止するステップと、
    前記周辺機器が前記携帯式電子機器の接近状態を検出するステップと、
    前記接近状態の検出に応じて前記周辺機器が前記第2の無線モジュールを動作させるステップと、
    前記周辺機器が前記携帯式電子機器の離隔状態を検出するステップと、
    前記離隔状態の検出に応じて前記周辺機器が前記第2の無線モジュールを停止させるステップと
    を有する方法。
  14. 周辺機器と近距離無線通信が可能な携帯式電子機器であって、
    前記周辺機器と前記近距離無線通信を実現する第1の無線モジュールと、
    前記第1の無線モジュールを通じて前記周辺機器にデータを出力するアプリケーション実行部と、
    前記周辺機器に対する接近状態を検出する接近状態検出部と、
    前記接近状態の検出に応じて前記第1の無線モジュールを動作させる制御部と
    を有する携帯式電子機器。
  15. 前記接近状態検出部が、前記周辺機器と通信が可能で前記第1の無線モジュールよりも消費電力が小さい第2の無線モジュールを含む請求項14に記載の携帯式電子機器。
  16. 前記第1の無線モジュールがWireless Gigabit規格に適合し、前記第2の無線モジュールがBluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標)規格に適合する請求項15に記載の携帯式電子機器。
  17. 前記接近状態検出部が、前記携帯式電子機器の接近状態を検出する加速度センサを含む請求項14に記載の携帯式電子機器。
  18. 携帯式電子機器と近距離無線通信が可能な機能拡張装置であって、
    前記近距離無線通信を実現する無線モジュールと、
    前記無線モジュールを通じて前記携帯式電子機器から受け取ったデータを前記機能拡張装置に接続された周辺機器に出力するコントローラと、
    前記携帯式電子機器の接近状態と離隔状態を検出する接近状態検出部と、
    前記接近状態を検出したときに前記携帯式電子機器と無線接続をして前記携帯式電子機器が搭載する無線モジュールを動作させ前記離隔状態を検出したときに前記無線モジュールを停止させる制御部と
    を有する機能拡張装置。
  19. 周辺機器と近距離無線通信をする無線モジュールを搭載した携帯式電子機器に、
    前記周辺機器に対する離隔状態と接近状態を検出する機能と、
    前記離隔状態を検出したときに前記無線モジュールを停止する機能と、
    前記接近状態を検出したときに前記無線モジュールを動作させる機能と、
    前記無線モジュールを通じて前記周辺機器にデータを出力する機能と
    を実現させるためのコンピュータ・プログラム。
  20. 前記離隔状態を検出したときに前記周辺機器が搭載した前記近距離無線通信をする無線モジュールを停止させ、前記接近状態を検出したときに前記無線モジュールを動作させる機能を含む請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
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