JP2016197313A - 読影レポートシステム、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラム - Google Patents

読影レポートシステム、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラム Download PDF

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Abstract

【構成】読影レポートシステムは、複数の読影レポートを管理するサーバPC20と、サーバPC20によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作されるクライアントPC10,10,…とによって構成される。クライアントPC10は、複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答してサーバPC20に要求する。サーバPC20は、クライアントPC10からの要求に応答して所望の読影レポートを外部読影機関に送信し、これに関連して外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて所望の読影レポートの記述を更新し、そしてクライアントPC10,10,…の少なくとも1つに読影完了を通知する。通知は、宛先のクライアントPC10から出力される。【効果】外部読影機関に読影依頼した読影レポートの管理に掛かる負担を軽減できる。【選択図】図1

Description

この発明は、読影レポートシステムに関し、特に、複数の読影レポートを管理するサーバ装置と、サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末とを備える、読影レポートシステムに関する。
この発明はまた、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラムに関し、上述の読影レポートシステムによって実行される、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラムに関する。
国内の医療機関には多数のCTやMRI等の撮影装置(モダリティ)が設置してあるが、全国的に放射線科の医師不足があり、そもそも読影医が不在の医療機関や、読影医がいても人数が少なく、出張等で不在の場合に院内で読影できないことが多々発生している。
そのため、医療機関では、特許文献1に開示されているような遠隔読影システムを導入し、院内で読影出来ない検査について、他の医療機関,読影を生業とする企業または出張先の読影医(以下、「外部読影機関」と言う)に読影を依頼している。
外部読影機関での読影が完了し、読影レポートが返送ないし返却された場合、遠隔読影ゲートウェイソフトウェアにより院内の読影レポートシステムへ読影レポートが確定レポートとして入力され、レポート確定通知インターフェースが読影レポートの参照情報を電子カルテ等の上位システムへ通知する。通知を受けた電子カルテシステムは、その患者の電子カルテ画面に「読影レポート表示」メニューを表示する。主治医は、表示された「読影レポート表示」メニューを使って、Webレポートシステムより読影レポートを参照することができる。
この仕組みは従来から行われているものであり、患者と直接接する主治医から見た場合、この仕組みに特に問題はない。しかし、患者と直接接することが少ない読影医または放射線技師(以下、「読影医等」と言う。)は電子カルテ画面をほとんど参照しないため、いくつかの問題がある。
特開2010−140094号公報
つまり、電子カルテシステムを使用できない状況で、外部読影機関による読影結果が院内の読影レポートシステムに入力されたことを知るためには、院内の読影レポートシステムを用いて能動的に所望の読影レポートを検索する必要がある。これは、院内の読影医等に掛かる負担を増大させる。
また、連携する電子カルテ等の上位システムの仕様上、上述のレポート確定通知インターフェースがない場合は、院内の読影医等が、返送された読影レポートを主治医に渡す必要がある。このため、院内の読影医等は、ときどき院内の読影レポートシステムで検索を行い、所望の読影レポートの読影が完了しているか確認する必要がある。また、外部読影機関へ依頼したことを忘れ、院内の読影レポートシステムに入力された読影レポートを見落とした場合、患者への健康被害を伴うインシデントを引き起こすおそれがある。
このように、従来の読影レポートシステムでは、外部読影機関に読影依頼した読影レポートの管理に掛かる負担が大きいという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、外部読影機関に読影依頼した読影レポートの管理に掛かる負担を軽減することができる、読影レポートシステム、読影レポート処理方法および読影レポート処理プログラムを提供することである。
この発明に係る読影レポートシステムは、複数の読影レポートを管理するサーバ装置(20:実施例で相当する参照符号。以下同じ)と、サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末(10, 10, …)とを備える読影レポートシステムであって、1または2以上のクライアント端末の各々は、複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答してサーバ装置に要求する要求手段(S25~S27)を備え、サーバ装置は、要求手段の要求に応答して所望の読影レポートを外部読影機関に送信する送信手段(S117~S125)、送信手段の処理に関連して外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて所望の読影レポートの記述を更新する更新手段(S137)、および更新手段の処理に関連して1または2以上のクライアント端末の少なくとも1つに読影完了を通知する通知手段(S153~S157)を備え、1または2以上のクライアント端末の各々は、通知手段による通知を出力する出力手段(S11, S33~S49)をさらに備える。
好ましくは、通知手段は所望の読影レポートへのリンクを示すリンク情報を通知の一部として作成するリンク情報作成手段(S155~S157)を含み、出力手段は所望の読影レポートの見出しをリンク情報作成手段によって作成されたリンク情報に基づいて表示する第1見出し表示手段(S49)を含む。
さらに好ましくは、1または2以上のクライアント端末の各々は、第1見出し表示手段によって表示された見出しを対象とする第1レポート表示操作を受け付けたとき所望の読影レポートをサーバ装置から取得して表示する第1読影レポート表示手段(S51~S53, S71)をさらに備える。
或る局面では、1または2以上のクライアント端末の各々は、複数の読影レポートにそれぞれ対応する複数の見出しを表示する第2見出し表示手段(S13)、および第2見出し表示手段によって表示された複数の見出しのうち所望の見出しを対象とする第2レポート表示操作を受け付けたとき所望の見出しに対応する読影レポートをサーバ装置から取得して表示する第2読影レポート表示手段(S19~S21, S71)をさらに備える。
或る形態では、1または2以上のクライアント端末の各々は、表示切り換え操作に応答して第1見出し表示手段および第2見出し表示手段を選択的に起動する表示制御手段(S7, S29, S61)をさらに備える。
好ましくは、複数のクライアント端末の各々はメールの送受信機能を有し、通知手段はメール形式で通知を行う。
この発明に係る読影レポート処理方法は、複数の読影レポートを管理するサーバ装置(20)と、サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末(10, 10, …)とを備える読影レポートシステムによって実行される読影レポート処理方法であって、1または2以上のクライアント端末の各々は、複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答してサーバ装置に要求する要求ステップ(S25~S27)を実行し、サーバ装置は、要求ステップの要求に応答して所望の読影レポートを外部読影機関に送信する送信ステップ(S117~S125)、送信ステップの処理に関連して外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて所望の読影レポートの記述を更新する更新ステップ(S137)、および更新ステップの処理に関連して1または2以上のクライアント端末の少なくとも1つに読影完了を通知する通知ステップ(S153~S157)を実行し、1または2以上のクライアント端末の各々は、通知ステップによる通知を出力する出力ステップ(S11, S33~S49)をさらに実行する。
この発明に係る読影レポート処理プログラムは、複数の読影レポートを管理するサーバ装置(20)と、サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末(10, 10, …)とを備える読影レポートシステムを制御するプロセッサ(104, 104, …, 204)のうち、1または2以上のクライアント端末の各々に割り当てられたプロセッサ(104)に、複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答してサーバ装置に要求する要求ステップ(S25~S27)を実行させ、サーバ装置に割り当てられたプロセッサ(204)に、要求ステップの要求に応答して所望の読影レポートを外部読影機関に送信する送信ステップ(S117~S125)、送信ステップの処理に関連して外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて所望の読影レポートの記述を更新する更新ステップ(S137)、および更新ステップの処理に関連して1または2以上のクライアント端末の少なくとも1つに読影完了を通知する通知ステップ(S153~S157)を実行させ、1または2以上のクライアント端末の各々に割り当てられたプロセッサに、通知ステップによる通知を出力する出力ステップ(S11, S33~S49)をさらに実行させるための、読影レポート処理プログラムである。
この発明によれば、外部読影機関から読影レポートが返送されると、返送完了がサーバ装置からクライアント端末に通知され、通知がクライアント端末から出力される。これによって、外部読影機関に読影依頼した読影レポートの管理に掛かる負担を軽減することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例の読影レポートシステムと主治医用のクライアントPCとの接続関係の一例を示すブロック図である。 図1に示す読影レポートシステムに適用される読影医用のクライアントPCの構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す読影レポートシステムに適用されるサーバPCの構成の一例を示すブロック図である。 読影医用のクライアントPCに搭載された読影レポートソフトウェアの一部を示すフロー図である。 読影医用のクライアントPCに搭載された読影レポートソフトウェアの他の一部を示すフロー図である。 読影医用のクライアントPCに搭載された読影レポートソフトウェアのその他の一部を示すフロー図である。 読影医用のクライアントPCに搭載された読影レポートソフトウェアの他の一部を示すフロー図である。 読影レポートソフトウェアによって起動される個別レポート制御タスクの一部を示すフロー図である。 読影レポートソフトウェアによって起動される個別レポート制御タスクの他の一部を示すフロー図である。 サーバPCに搭載された遠隔読影ゲートウェイソフトウェアの一部を示すフロー図である。 サーバPCに搭載された遠隔読影ゲートウェイソフトウェアの他の一部を示すフロー図である。 サーバPCに搭載された遠隔読影ゲートウェイソフトウェアのその他の一部を示すフロー図である。 サーバPCに搭載された遠隔読影ゲートウェイソフトウェアの他の一部を示すフロー図である。 メインウィンドウに表示された通常検索画面の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示されたメール画面の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示された通常検索画面の他の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示された通常検索画面のその他の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示された通常検索画面のさらにその他の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示されたメール画面の他の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示されたメール画面のその他の一例を示す図解図である。 メインウィンドウに表示されたメール画面のさらにその他の一例を示す図解図である。 個別レポートウィンドウの一例を示す図解図である。 ビューワウィンドウの一例を示す図解図である。 個別レポートウィンドウの他の一例を示す図解図である。
図1を参照して、この実施例の読影レポートシステムは、イントラネット40に接続されかつ複数の読影医等によってそれぞれ操作される複数のクライアントPC10,10,…と、イントラネット40およびインターネット(図示せず)の間に接続されたPCサーバ20とによって構成される。イントラネット40にはまた、主治医によって操作されるクライアントPC30も接続される。クライアントPC30は、PCサーバ20とともに電子カルテシステムを構成する。
クライアントPC10,10,…,PCサーバ20,クライアントPC30およびイントラネット40のいずれも、院内に設けられる。したがって、複数の読影医等および主治医もまた院内に配属される。また、PCサーバ20は、インターネットを介して外部読影機関のクライアントPC(図示せず)と接続される。
クライアントPC10は、図2に示すように構成される。図2によれば、バスBS1には、通信I/F102,CPU104,キーボード106,マウス108,ディスプレイモニタ110,DRAM112および主記憶装置114が接続される。イントラネット40との通信は、通信I/F102によって実行される。また、ディスプレイモニタ110にはモニタ画面110s1および110s2が設けられる。
サーバPC20は、図3に示すように構成される。図3によれば、バスBS2には、通信I/F202,CPU204,通信I/F206,DRAM208および主記憶装置210が接続される。イントラネット40との通信は通信I/F202によって実行され、インターネットとの通信は通信I/F206によって実行される。
また、主記憶装置210には、多数の読影レポートが保存された読影レポートデータベース210rpと、多数のDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)ファイルが保存された医用画像データベース210flと、クライアントPC10,10,…およびクライアントPC30にそれぞれ割り当てられた複数のメールボックス210mb,210mb,…と、外部読影機関からの返却ファイル(後述)が格納される返却用フォルダ210fdとが設けられる。
各々の読影レポートには、患者の氏名,年齢,性別等の患者情報や検査日時,検査種別,依頼科等の検査情報に加えて、読影医等によって入力された所見,診断,コメントが記載され、さらに1または2以上のシリーズサムネイルが貼り付けられる。各シリーズサムネイルは、医用画像データベース210fl内の関連するDICOMファイルを代表する。
クライアントPC10に設けられたCPU104は、サーバPC20の読影レポートデータベース210rpに保存された読影レポートに所見・診断等を入力しようとする読影医等または外部読影機関の作業を支援するべく、図4〜図7に示す読影レポートソフトウェアおよび図8〜図9に示す個別レポート制御タスクを実行する。なお、読影レポートソフトウェアおよび個別レポート制御タスクに相当する制御プログラムは、主記憶装置114に保存される。
図4を参照して、ステップS1ではメインウィンドウを表す画像データをDRAM112に展開し、この画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。ステップS3では、通常検索画面を表す画像データをDRAM112に展開し、この画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、メインウィンドウがモニタ画面110s1に表示され、かつ通常検索画面がメインウィンドウに多重表示される。
図14に示すように、メインウィンドウの端部にはサムネイル欄SNP1,所見欄RMP1,診断欄DGP1およびコメント欄CMP1が設けられる。また、通常検索画面には、レポート見出し欄RIP1およびレポート履歴欄RHP1が設けられる。ただし、当初はいずれの欄も空欄とされる。メインウィンドウにはまた、「通常検索」タブおよび「メール」タブを含む複数のタブが設けられる。
図4に戻って、ステップS5では読影レポート検索操作(モダリティなどの種別を指定して「検索」ボタンをクリックする操作)が院内の読影医等によって行われたか否かを判別し、ステップS7では「メール」タブがクリックされたか否かを判別し、ステップS9では他の操作が行われたか否かを判別する。
ステップS5の判別結果,ステップS7の判別結果およびステップS9の判別結果のいずれもNOであればステップS5に戻り、ステップS9の判別結果がYESであれば他の処理に進み、ステップS7の判別結果がYESであればステップS11に進み、ステップS5の判別結果がYESであればステップS13に進む。
ステップS11では、メール画面を表す画像データをDRAM112に展開し、この画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、図15に示すメール画面が通常検索画面に代えてメインウィンドウに多重表示される。図15に示すように、メール画面には、メール見出し欄MIP1,メール本文欄MTP1およびレポート見出し欄RIP2が設けられる。ただし、メールが1つも存在しない状態では、いずれの欄も空欄とされる。ステップS11の処理が完了すると、ステップS35に進む。
ステップS13では、読影レポート検索操作によって指定された読影レポートの転送をPCサーバ20に要求する。PCサーバ20は、検索条件を満足する読影レポートを読影レポートデータベース210rpから検索し、発見された読影レポートを要求元に返送する。返送された読影レポートは通信I/F102によって受信され、DRAM112に取り込まれる。
ステップS13ではまた、こうして取得された読影レポートの見出しを表す画像データをDRAM112に描画し、描画された画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、発見された読影レポートの見出しがメインウィンドウの見出し欄LP1に列挙される。“CR”がモダリティの種別として指定された場合、レポート見出し欄RIP1には図16に示す要領で読影レポートの見出しが表示される。なお、所望の読影レポートが検出されなければ、読影レポートの見出しが表示されることはない。
ステップS15では読影レポート選択操作(レポート見出し欄RIP1に表示された所望の見出しをクリックする操作)が院内の読影医等によって行われたか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS19に進む一方、判別結果がYESであればステップS17で以下の処理を実行してからステップS19に進む。
ステップS17では、選択された見出しの読影レポートに記述された所見,診断およびコメントを表すテキストと、選択された見出しの読影レポートに貼り付けられた1または2以上のシリーズサムネイルとをDRAM112に描画し、描画されたテキストならびに1または2以上のシリーズサムネイルの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。
ステップS17ではまた、選択された見出しの読影レポートに関連して過去に参照された読影レポートを検出し、検出された読影レポートの見出し(読影レポート履歴)を表す画像データをDRAM112に描画し、描画された画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。
この結果、選択された見出しがハイライトされ、所見,診断およびコメントが所見欄RMP1,診断欄DGP1およびコメント欄CMP1にそれぞれ表示され、1または2以上のシリーズサムネイルがサムネイル欄SNP1に表示され、そして読影レポート履歴がレポート履歴欄RHP1に表示される。メインウィンドウおよび通常検索画面の表示は、たとえば図16から図17に更新される。ただし、図17によれば、ハイライトされた見出しの読影レポートに所見,診断およびコメントは記述されておらず、所見欄RMP1,診断欄DGP1およびコメント欄CMP1はいずれも空欄とされる。
なお、“CT”がモダリティの種別として指定され、かつレポート見出し欄RIP1上のいずれかの見出しがクリックされた場合、メインウィンドウおよび通常検索画面の表示は、たとえば図18に示す表示に遷移する。
ステップS19では個別レポートオープン操作(所望の見出しがハイライトされた状態でキーボード106のエンターキーを押す操作、またはハイライトされた所望の見出しをダブルクリックする操作)が行われたか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS25に進む。これに対して、判別結果がYESであれば、ステップS21で図8〜図9に示す個別レポート制御タスクを起動し、個別レポート制御タスクの終了をステップS23で検知してからステップS25に進む。
後述するように、個別レポートオープン操作によって選択された読影レポートは、個別レポート制御タスクの下でモニタ画面110s1に表示される。院内の読影医等が表示中の読影レポートに所見・診断等を記述する操作もまた、個別レポート制御タスクの下で受け付けられる。個別レポート制御タスクは、院内の読影医等の操作によって読影レポートが非表示とされた時点で終了される。
ステップS25では読影依頼操作(所望の見出しがハイライトされた状態で「読影依頼」ボタンをクリックする操作)が行われたか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS29に進む一方、判別結果がYESであればステップS27に進む。
ステップS27では、所望の見出しに対応する読影レポートに設けられたステータス情報の更新をサーバPC20に要求する。この処理は、所望の読影レポートの外部読影機関への送信をPCサーバ20に要求するものである。PCサーバ20は、読影レポートデータベース210rpから所望の読影レポートを検出し、検出した読影レポートのステータス情報のうち読影依頼に関する項目を“依頼”に設定する。処理が完了すると、ステップS29に進む。
ステップS29では「メール」タブがクリックされたか否かを判別し、ステップS31では他の操作が行われたか否かを判別する。ステップS29の判別結果およびステップS31の判別結果のいずれもNOであればステップS15に戻り、ステップS31の判別結果がYESであれば他の処理に進み、ステップS29の判別結果がYESであればステップS33に進む。
ステップS33では、メール画面を表す画像データをDRAM112に展開し、この画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、図15に示すメール画面が通常検索画面に代えてメインウィンドウに表示される。ステップS33の処理が完了すると、ステップS35に進む。
ステップS35では「メール受信」ボタンがクリックされたか否かを判別し、判別結果がYESであればステップS37でメール受信処理を実行する。具体的には、新着メールの転送をPCサーバ20に要求する。PCサーバ20は、要求元に割り当てられたメールボックス201mbから新着メールを探し出し、見つかった新着メールを要求元に返送する。返送された新着メールは、通信I/F102を介してDRAM112に取り込まれる。
なお、返送される新着メールとしては、後述するステップS157で作成された読影完了通知メールの他に、読影を指示するべく指導役の読影医から研修中の読影医に宛てられたメールや、読影レポートの内容の確認を依頼するべく研修中の読影医から指導役の読影医に宛てられたメールが想定される。
ステップS39では新着メールがDRAM112に存在するか否かを判別し、判別結果がYESであればステップS41に進む。ステップS41では、新着メールの見出しを表す画像データをDRAM112に描画し、描画された画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、発見された新着メールの見出しが、図19に示す要領でメール見出し欄MIP1に表示される。
ステップS41の処理が完了するか、或いはステップS35の判別結果またはステップS39の判別結果がNOであれば、ステップS43に進む。ステップS43では、メール選択操作(メール見出し欄MIP1に表示された所望の見出しをクリックする操作)が行われたか否かを判別し、判別結果がYESであれば、選択された見出しに対応するメールの本文をメール本文欄MTP1に表示する。メール本文欄MTP1の表示は、たとえば図19から図20に更新される。
ステップS47では、選択された見出しに対応するメールに読影レポートとのリンクを示すリンク情報が存在するか否かを判別する。判別結果がYESであればステップS49に進み、リンク先の読影レポートの見出しを表す画像データをDRAM112に描画し、描画された画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、リンク先の読影レポートの見出しが図20に示す要領でレポート見出し欄RIP2に表示される。
ステップS49の処理が完了するか、或いはステップS43の判別結果またはステップS47の判別結果がNOであれば、ステップS51に進む。ステップS51では、個別レポートオープン操作(レポート見出し欄RIP2に表示された所望の見出しが選択された状態でキーボード106のエンターキーを押す操作、または見出し欄RP3に表示された所望の見出しをダブルクリックする操作)が行われたか否かを判別する。
判別結果がNOであればそのままステップS57に進む。これに対して、判別結果がYESであれば、ステップS53で図8に示す個別レポート制御タスクを起動する。なお、この起動処理に関連して、選択された見出しをハイライトし、選択された見出しに対応する読影レポートに貼り付けられたシリーズサムネイルをサムネイル欄SNP1に表示するようにしてもよい(図21参照)。
選択された見出しに対応する読影レポートは、個別レポート制御タスクの下でモニタ画面110s1に表示される。院内の読影医等が表示中の読影レポートに所見・診断等を記述する操作もまた、個別レポート制御タスクの下で受け付けられる。個別レポート制御タスクは、院内の読影医等の操作によって読影レポートが非表示とされた時点で終了される。
ステップS55では個別レポート制御タスクが終了したか否かを繰り返し判別し、判別結果がNOからYESに更新されるとステップS57に進む。
ステップS57では「新規メール」ボタンがクリックされたか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS61に進む一方、判別結果がYESであればステップS59でメール作成&送信処理を実行してからステップS61に進む。ステップS59の処理が実行された結果、新規のメールは、通信I/102,イントラネット40を介してPCサーバ20に送信され、所望の宛先のメールボックス210mbに格納される。
なお、ステップS59で作成されるメールとしては、読影を指示するべく指導役の読影医から研修中の読影医に宛てられるメールや、読影レポートの内容の確認を依頼するべく研修中の読影医から指導役の読影医に宛てられるメールが想定される。
ステップS61では「通常検索」タブがクリックされたか否かを判別し、ステップS63では他の操作が行われたか否かを判別する。ステップS61の判別結果およびステップS63の判別結果のいずれもNOであればステップS35に戻り、ステップS63の判別結果がYESであれば他の処理に進み、ステップS61の判別結果がYESであればステップS3またはS15に戻る。つまり、ステップS11からステップS35に移行した場合はステップS3に戻り、ステップS33からステップS35に移行した場合はステップS15に戻る。
図8を参照して、ステップS71では、個別レポートオープン操作によって選択された読影レポートを表すウィンドウつまり個別レポートウィンドウの画像データをDRAM112に展開し、この画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、個別レポートウィンドウが図22に示す要領でモニタ画面110sに表示される。
図22によれば、個別レポートウィンドウには、所見欄RMP2,診断欄DGP2およびコメント欄CMP2が設けられる。所見欄RMP2,診断欄DGP2およびコメント欄CMP2の記述は、個別レポートオープン操作を受け付けた時点でのメインウィンドウの所見欄RMP1,診断欄DMP1およびコメント欄CMP1の記述と一致する。なお、図22に示す個別レポートウィンドウ上の読影レポートは、図21においてハイライトされた見出しに対応する読影レポートである。
ステップS73では、表示中の読影レポートのステータス情報のうち保留/確定の項目が“確定”に設定されているか否かを判別し、判別結果がNOであればステップS83に進む一方、判別結果がYESであればステップS75に進む。ステップS75では「修正」ボタンを個別レポートウィンドウの右上に表示し(図22参照)、ステップS77では「閉じる」ボタンがクリックされたか否かを判別し、ステップS79では「修正」ボタンがクリックされたか否かを判別する。
ステップS77の判別結果およびステップS79の判別結果のいずれもがNOであれば、ステップS77に戻る。ステップS77の判別結果がYESであれば、ステップS81で個別レポートウィンドウを非表示とする。個別レポート制御タスクは、ステップS81の処理の後に終了する。ステップS79の判別結果がYESであれば、ステップS83に進む。
ステップS83では、ビューワウィンドウをディスプレイモニタ110のモニタ画面110s2に表示するべく、表示中の読影レポートに関連付けられている検査インスタンスUIDなどの検査識別情報に対応する1または2以上のDICOMファイルの転送をサーバPC30に要求する。サーバPC20は、所望のDICOMファイルを医用画像データベース210flから読み出し、読み出されたDICOMファイルを要求元に返送する。返送されたDICOMファイルは、通信I/F102によって取得される。
ステップS83ではまた、取得されたDICOMファイルに収められた医用画像データをDRAM112に描画し、描画された医用画像データの読み出しをディスプレイモニタ110に要求する。この結果、1または2以上のシリーズサムネイルにそれぞれ対応する1または2以上の医用画像が配されたウィンドウがビューワウィンドウとしてモニタ画面110s2に表示される。図22に示す読影レポートが個別レポートウィンドウに表示された場合、ビューワウィンドウには図23に示す要領で3つの医用画像が配される。
図9を参照して、ステップS85では所見・診断等入力操作(キーボード106によって所見欄RMP2,診断欄DGP2またはコメント欄CMP2に文字列を入力する操作)が行われたか否かを判別する。判別結果がYESであればステップS87に進み、所見欄RMP2,診断欄DGP2またはコメント欄CMP2に文字列を追加表示する。文字列の追加表示が完了すると、ステップS85に戻る。
ステップS85の判別結果がNOであれば、個別レポートウィンドウ上の「保留」ボタンがクリックされたか否かをステップS89で判別し、個別レポートウィンドウ上の「確定」ボタンがクリックされたか否かをステップS91で判別し、個別レポートウィンドウ上の「閉じる」ボタンがクリックされたか否かをステップS93で判別し、他の操作が行われたか否かをステップS95で判別する。
なお、「確定」ボタンは、ステップS73で参照された保留/確定の項目が“保留”を示すか或いは未入力(空欄)であるときに当初から個別レポートウィンドウに表示され、ステップS79で「修正」ボタンのクリックが検知されたときに「修正」ボタンの代わりに表示される。
ステップS89〜S95のいずれの判別結果もNOであれば、ステップS89に戻る。ステップS95の判別結果がYESであれば他の処理に進む。ステップS89の判別結果がYESであればステップS97で所見・診断等保留処理を実行し、ステップS91の判別結果がYESであればステップS99で所見・診断等確定処理を実行する。
ステップS97およびS99の処理はいずれも、読影レポートデータベース210rpに保存された複数の読影レポートのうち、表示中の読影レポートと同じ読影レポートに対して実行される。具体的には、ステップS97では、対象読影レポートのステータス情報のうち保留/確定の項目を“保留”に設定する。また、ステップS99では、ステップS87で記述された文字列と同じ文字列を対象読影レポートに記述し、対象読影レポートのステータス情報のうち保留/確定の項目を“確定”に設定する。
ステップS97またはS99の処理が完了するか、或いはステップS93の判別結果がYESであれば、ステップS101で個別レポートウィンドウおよびビューワウィンドウの非表示をディスプレイモニタ110に要求する。これによって、個別レポートウィンドウがモニタ画面110s1から消失し、ビューワウィンドウがモニタ画面110s2から消失する。個別レポート表示制御タスクは、ステップS101の処理の後に終了される。
サーバPC20に設けられたCPU204は、ステータス情報の外部依頼の項目が“依頼”を示す読影レポート(以下では、「依頼レポート」と言う。)を外部読影機関に送信し、外部読影機関から返信された読影レポートを読影レポートデータベース210rpに保存し、そして外部読影機関による読影の完了を院内の読影医等に通知するべく、図10〜図13に示す遠隔読影ゲートウェイソフトウェアを定期的に実行する。なお、遠隔読影ゲートウェイソフトウェアに相当する制御プログラムは、主記憶装置210に保存される。
図10を参照して、ステップS111では依頼レポートを読影レポートデータベース210rpから検索し、ステップS113では少なくとも1つの依頼レポートが発見されたか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS129に進み、判別結果がYESであればステップS115〜S127の処理を経てステップS129に進む。
ステップS115では、変数nの初期値を“0”に設定し、変数nの終値を“依頼レポート数−1”に設定し、増分値を“1”に設定する。ステップS117ではn番目の依頼レポートを読影レポートデータベース210rpから取得し、ステップS119では取得した依頼レポートを収めた依頼情報ファイル(形式はCSV,XML等)をDRAM208上で作成する。ステップS121では、作成した依頼情報ファイルの外部読影機関への送信を通信I/F206に要求する。
通信I/F206は、要求された依頼情報ファイルをDRAM208から読み出し、読み出された依頼情報ファイルをftp形式で外部読影機関に送信する。なお、依頼情報ファイルは、外部読影機関によってアクセスできるように主記憶装置210に設けられた共有フォルダ(図示せず)に格納するようにしてもよい。
ステップS123では、n番目の依頼レポートに貼り付けられたシリーズサムネイルに対応するDICOMファイルの外部読影機関への送信を、イントラネット40に接続された院内のPACS(Picture Archiving and Communication System、図示せず)に要求する。要求は、指定のAE−TITLEを持つ機器への画像転送を要求するC−MOVE−SCU指令に相当する。また、C−MOVE−SCU指令では、n番目の依頼レポートに記録されている検査インスタンスUIDが指定される。要求を受けたPACSは、通信I/F202を介して医用画像データベース210flから所望のDICOMファイルを取得し、取得したDICOMファイルを外部読影機関に送信する。
ステップS125では、n番目の依頼レポートのステータス情報のうち外部依頼の項目を“依頼済”に更新する。更新が完了すると、ステップS127で変数nをインクリメントし、その後にステップS115に戻る。ステップS115〜S125の処理は読影レポートデータベース210rpに保存された全ての依頼レポートに対して実行され、全ての依頼レポートに対する処理が完了するとステップS129に進む。
外部読影機関は、こうして読影依頼された読影レポートに対して院内の読影医等が行う作業と同様の作業を行う。外部読影機関によって所見・診断等が記述された読影レポートは、返却ファイル(形式はCSV,XML,PDF,JPEG等)に収められた状態でサーバPC20に返送され、主記憶装置210に設けられた返却用フォルダ210fdに収められる。また、キー画像を収めた画像ファイル(形式はJPEG,PNG等)が返却ファイルとともに返却された場合、画像ファイル内のキー画像は読影レポートデータベース210rpによって管理される。
図11を参照して、ステップS129では、新規の返却ファイルを返却用フォルダ210fdから検索する。ステップS131では少なくとも1つの返却ファイルが発見されたか否かを判別し、判別結果がNOであれば処理を終了する一方、判別結果がYESであればステップS133に進む。ステップS133では、変数nの初期値を“0”に設定し、変数nの終値を“返却ファイル数−1”に設定し、増分値を“1”に設定する。ステップS135では、n番目の返却ファイルを返却用フォルダ210fdから取得する。
ステップS137では、取得した返却ファイル内の読影レポートに対応する読影レポートを読影レポートデータベース210rpから特定し、特定した読影レポートを取得した返却ファイル内の読影レポートによって更新する。読影レポートには、検査インスタンスUID,受け付け番号,患者番号,検査日時,モダリティ等の情報が記述される。対応する読影レポートを特定するにあたっては、これらの情報のうち外部読影機関と事前に打ち合わせた情報が参照される。
ステップS139では、更新された読影レポートのステータス情報のうち保留/確定の項目を、事前のユーザ設定に応じて“保留”または“確定”に設定する。ステップS141では、n番目の返却ファイルとともに返却された画像ファイルが存在するか否かを判別する。判別結果がNOであればそのままステップS145に進み、判別結果がYESであればステップS143で以下の処理を実行してからステップS145に進む。つまり、ステップS143では、返却された画像ファイル内のキー画像をステップS137で更新された読影レポートにリンク付ける。
ステップS145では、更新された読影レポートのステータス情報のうち保留/確定の項目が“確定”であるか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS149に進む一方、判別結果がYESであればステップS147で以下の処理を実行してからステップS149に進む。
ステップS147では、更新された読影レポートを識別するレポート識別子を、主治医が使用する電子カルテシステムの処理のために読影レポートデータベース210rpに登録する。電子カルテシステムには、登録されたレポート識別子を含むレポート確定通知が与えられる。電子カルテシステムは、与えられたレポート確定通知に基づいて、対象患者のカルテ画面にレポート参照用ボタンを表示する。主治医は、レポート参照用ボタンをクリックすることで、対象患者の読影レポートを閲覧することができる。
ステップS149では、更新された読影レポートのステータス情報のうち読影の項目を“読影済み”に更新する。ステップS151ではn番目の返却ファイルについてメール通知設定があるか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS159に進む一方、判別結果がYESであればステップS153〜S157の処理を経てステップS159に進む。
ステップS153では更新された読影レポートの内容を参照してメール本文を作成し、ステップS155では読影レポートとのリンクを示すリンク情報を作成する。ステップS157では、こうして作成されたメール本文およびリンク情報を含む読影完了通知メールを予め登録された宛先のメールボックスに格納する。
ステップS159では、n番目の返却ファイルを返却用フォルダから削除する。削除が完了すると、ステップS161で変数nをインクリメントし、その後にステップS135に戻る。したがって、ステップS135〜S159の処理は返却用フォルダに収められた全ての返却ファイルに対して実行される。
ステップS157で作成された読影完了通知メールは、図6に示すステップS37の処理によってクライアントPC10に与えられる。読影完了通知メールの見出しは、ステップS41の処理によってメール見出し欄MIP1に表示される。表示された見出しを対象とするメール選択操作が行われると、ステップS45の処理によってメール本文がメール本文欄MTP1に表示され、ステップS49の処理によって読影レポートの見出しがレポート見出し欄RIP2に表示される。なお、ステップS143の処理によって関連付けられたキー画像は、図21に示す「Key Image」タブをクリックすることでサムネイル欄SNP1に表示される。また、返却された読影レポートを対象として個別レポートオープン操作が行われた場合、個別レポートウィンドウは図24に示す要領で表示される。
以上の説明から分かるように、読影レポートシステムは、複数の読影レポートを管理するサーバPC20と、サーバPC20によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される複数のクライアントPC10,10,…とによって構成される。クライアントPC10に設けられたCPU104は、複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答してサーバPC20に要求する(S25~S27)。
サーバPC20に設けられたCPU204は、クライアントPC10からの要求に応答して所望の読影レポートを外部読影機関に送信し(S117~S125)、これに関連して外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて所望の読影レポートの記述を更新し(S137)、そしてクライアントPC10,10,…の少なくとも1つに読影完了を通知する(S153~S157)。通知は、宛先のクライアントPC10から出力される(S11, S33~S49)。これによって、外部読影機関に読影依頼した読影レポートの管理に掛かる読影医等の負担を軽減することができる。
なお、この実施例では、クライアントPC10によってメールが受信されると、受信したメールの見出しがメール見出し欄MIP1に表示されるに留まる(図19参照)。しかし、メールの見出しの表示に加えて、新着メールの存在を報知する吹き出しをタスクトレイアイコン(図示せず)に表示してもよく、さらには「メール」タブに未読メール数を表示することを前提として、新着メール数を踏まえて未読メール数を更新するようにしてもよい。
さらに、この実施例では、読影レポートシステムが独自に有するメール機能(独自メール機能)を利用して読影完了通知メールを送信するようにしている。しかし、独自メール機能とともに、或いは独自メール機能に代えて、SMTPメール機能を利用して読影完了通知メールを送信するようにしてもよい。
この場合、たとえば読影医等が携帯するスマートフォンに読影完了通知メールを送信することも可能となる。したがって、独自メール機能とSMTPメール機能とを併用するようにすれば、外部読影機関による読影の完了を病院から外出した読影医等に速やかに通知することができる。
また、独自メール機能,SMTPメール機能およびブロードキャスト機能の少なくとも1つを利用して読影完了通知メールを送信するようにしてもよい。
10 …クライアントPC(読影医等用)
20 …サーバPC
30 …クライアントPC(主治医用)
40 …イントラネット
104,204 …CPU
108 …マウス
110 …ディスプレイモニタ
210rp …読影レポートデータベース
210fl …医用画像データベース
210mb …メールボックス
210fd …返却用フォルダ

Claims (8)

  1. 複数の読影レポートを管理するサーバ装置と、前記サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末とを備える読影レポートシステムであって、
    前記1または2以上のクライアント端末の各々は、
    前記複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答して前記サーバ装置に要求する要求手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記要求手段の要求に応答して前記所望の読影レポートを前記外部読影機関に送信する送信手段、
    前記送信手段の処理に関連して前記外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて前記所望の読影レポートの記述を更新する更新手段、および
    前記更新手段の処理に関連して前記1または2以上のクライアント端末の少なくとも1つに読影完了を通知する通知手段を備え、
    前記1または2以上のクライアント端末の各々は、
    前記通知手段による通知を出力する出力手段をさらに備える、読影レポートシステム。
  2. 前記通知手段は前記所望の読影レポートへのリンクを示すリンク情報を通知の一部として作成するリンク情報作成手段を含み、
    前記出力手段は前記所望の読影レポートの見出しを前記リンク情報作成手段によって作成されたリンク情報に基づいて表示する第1見出し表示手段を含む、請求項1記載の読影レポートシステム。
  3. 前記1または2以上のクライアント端末の各々は、前記第1見出し表示手段によって表示された見出しを対象とする第1レポート表示操作を受け付けたとき前記所望の読影レポートを前記サーバ装置から取得して表示する第1読影レポート表示手段をさらに備える、請求項2記載の読影レポートシステム。
  4. 前記1または2以上のクライアント端末の各々は、
    前記複数の読影レポートにそれぞれ対応する複数の見出しを表示する第2見出し表示手段、および
    前記第2見出し表示手段によって表示された複数の見出しのうち所望の見出しを対象とする第2レポート表示操作を受け付けたとき前記所望の見出しに対応する読影レポートを前記サーバ装置から取得して表示する第2読影レポート表示手段をさらに備える、請求項3記載の読影レポートシステム。
  5. 表示切り換え操作に応答して前記第1見出し表示手段および前記第2見出し表示手段を選択的に起動する表示制御手段をさらに備える、請求項4記載の読影レポートシステム。
  6. 前記複数のクライアント端末の各々はメールの送受信機能を有し、
    前記通知手段はメール形式で通知を行う、請求項1ないし5のいずれかに記載の読影レポートシステム。
  7. 複数の読影レポートを管理するサーバ装置と、前記サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末とを備える読影レポートシステムによって実行される読影レポート処理方法であって、
    前記1または2以上のクライアント端末の各々は、
    前記複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答して前記サーバ装置に要求する要求ステップを実行し、
    前記サーバ装置は、
    前記要求ステップの要求に応答して前記所望の読影レポートを前記外部読影機関に送信する送信ステップ、
    前記送信ステップの処理に関連して前記外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて前記所望の読影レポートの記述を更新する更新ステップ、および
    前記更新ステップの処理に関連して前記1または2以上のクライアント端末の少なくとも1つに読影完了を通知する通知ステップを実行し、
    前記1または2以上のクライアント端末の各々は、
    前記通知ステップによる通知を出力する出力ステップをさらに実行する、読影レポート処理方法。
  8. 複数の読影レポートを管理するサーバ装置と、前記サーバ装置によって管理された複数の読影レポートへの所見・診断の記述のために操作される1または2以上のクライアント端末とを備える読影レポートシステムを制御するプロセッサのうち、
    前記1または2以上のクライアント端末の各々に割り当てられたプロセッサに、
    前記複数の読影レポートのうち所望の読影レポートの外部読影機関への送信を読影依頼操作に応答して前記サーバ装置に要求する要求ステップを実行させ、
    前記サーバ装置に割り当てられたプロセッサに、
    前記要求ステップの要求に応答して前記所望の読影レポートを前記外部読影機関に送信する送信ステップ、
    前記送信ステップの処理に関連して前記外部読影機関から返送された読影レポートの記述に基づいて前記所望の読影レポートの記述を更新する更新ステップ、および
    前記更新ステップの処理に関連して前記1または2以上のクライアント端末の少なくとも1つに読影完了を通知する通知ステップを実行させ、
    前記1または2以上のクライアント端末の各々に割り当てられたプロセッサに、
    前記通知ステップによる通知を出力する出力ステップをさらに実行させるための、読影レポート処理プログラム。
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