JP2016196354A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】給紙処理の効率を低下させることなく、用紙を補給することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】MFP100は、給紙装置107が用紙の給紙元に設定された後、給紙装置107の右積載部に積載された用紙がなくなると、左積載部に積載された用紙を右積載部に移動させるが、移動が完了する前にカセット給紙装置105を用紙の給紙元に設定する。用紙の移動が完了したとき、またはカセット給紙装置の用紙がなくなると、給紙元の設定を給紙装置107に戻す。【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、複数の給紙部のいずれかから給紙された用紙を用いる画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
画像形成装置としてのMFPは、給紙部としての複数の給紙カセットや外付けの給紙デッキから給紙された用紙を記録紙として印刷処理を行う(例えば、特許文献1参照)。給紙デッキは、給紙カセットより大量の用紙を格納可能であるので、例えば、一度に大量の印刷を行う際に用いられる。
ここで、さらに大量の用紙を格納可能な給紙部として、用紙を積載する積載部(積載位置)を複数、例えば、2つ備える、図8に示す給紙装置800が知られている。給紙装置800は、給紙口801及び用紙を積載する2つの積載部802,803を備え、積載部802に積載された用紙を給紙口801からMFPへ給紙する。給紙装置800は、積載部802に積載された用紙がなくなると、用紙の給紙を一時中断して積載部803に積載された用紙を積載部802に移動させる。その後、給紙装置800は、用紙の給紙を再開して積載部802に移動された用紙を給紙口801から給紙する。
しかしながら、給紙装置800では、積載部802に積載された用紙がなくなった後から積載部803から積載部802への用紙の移動が完了するまでの期間には用紙の給紙が行えず、その結果、給紙処理の効率が低下する場合がある。
本発明の目的は、用紙の給紙を一時中断することによる印刷処理の効率の大幅な低下を防止することができる画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、第1の積載位置及び第2の積載位置を有する所定の給紙手段を少なくとも含む、複数の給紙手段を備える画像形成装置であって、前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記第2の積載位置に積載された用紙を前記第1の積載位置に移動させる移動手段と、前記複数の給紙手段のいずれかを用紙の給紙元に設定する設定手段と、を備え、前記設定手段は、前記所定の給紙手段を用紙の給紙元に設定した後、前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記移動手段による用紙の移動が完了する前に、前記所定の給紙手段と異なる他の給紙手段を用紙の給紙元に設定することを特徴とする。
本発明によれば、用紙の給紙を一時中断することによる印刷処理の効率の大幅な低下を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP100の外観を概略的に示す図である。
図1において、MFP100は、ADF(オートドキュメントフィーダ)101、操作パネル102、手差し給紙装置103、サイドペーパーデッキ104、カセット給紙装置105(他の給紙手段),106、給紙装置107(所定の給紙手段)、及びフィニッシャ108を備える。
ADF101は図示しない原稿台に配置された原稿をスキャンする。操作パネル102には、各種操作画面が表示され、ユーザの操作画面の操作によって各種処理に対応する設定情報が設定される。また、操作パネル102にはユーザによって設定された設定情報を含むMFP100の機器情報が表示される。手差し給紙装置103には手差し印刷が行われる際にユーザによって用紙が配置される。サイドペーパーデッキ104及びカセット給紙装置105,106は印刷処理に用いられる用紙を夫々格納する。用紙は、当該用紙のサイズや種類に応じてカセット給紙装置105,106のいずれかに分別されて格納される。例えば、カセット給紙装置105にはA3の用紙が格納され、カセット給紙装置106にはA4の用紙が格納される。給紙装置107も印刷処理に用いられる用紙を格納する。給紙装置107は、後述する図3に示すように、用紙を積載する2つの右積載部302及び左積載部303を有し、カセット給紙装置105,106よりも大量の用紙を格納可能である。フィニッシャ108は、ステープル処理、パンチ処理、製本処理等を行う。
図2は、図1のMFP100の構成を概略的に示すブロック図である。
図2において、MFP100はMFP制御部211及び後処理部217を備える。さらに、MFP100は、CPU201、ROM202、RAM203、プリンタ部204、スキャナ部205、FAX部206、NIC(Network Interface Card)部207、USBI/F部209、操作部210、不揮発記憶装置212、圧縮伸張部213、リソース管理部214、RIP(Raster Image Processor)部215、及び出力画像処理部216の各構成要素を備える。上述した各構成要素はMFP制御部211に夫々接続され、不揮発記憶装置212はMFP制御部211の他に圧縮伸張部213に接続され、後処理部217はプリンタ部204に接続される。
CPU201は、ROM202や不揮発記憶装置212に格納された各種プログラムをRAM203に読み出し、読み出した各種プログラムを実行し、MFP制御部211を介して上述した各構成要素を制御する。プリンタ部204はCPU201から送信された印刷処理を実行するためのジョブに基づいて印刷処理を行う。例えば、プリンタ部204は受信したジョブに基づいてスキャナ部205で生成された画像データを印刷する。スキャナ部205はCPU201から送信されたスキャン処理を実行するためのジョブに基づいてスキャン処理を行う。例えば、スキャナ部205は図示しない原稿台に配置された原稿を読み取り、読み取ったデータを画像処理して画像データを生成する。FAX部206は電話回線に接続された各種機器とファクシミリ通信を行う。NIC部207はローカルエリアネットワークに接続された各種機器とデータ通信を行う。USBI/F部209はUSBコネクタを介して接続された各種機器とデータ通信を行う。操作部210は、操作パネル102とデータ通信を行い、ユーザの操作パネル102の操作に応じて設定された設定情報を操作パネル102から取得する。また、操作部210は、CPU201からの制御信号に基づいて操作パネル102に各種操作画面を表示させる。MFP制御部211は、接続された各構成要素とデータ通信を行い、CPU201から送信された制御信号に基づいて上述した各構成要素を制御する。不揮発記憶装置212は各種データや各種プログラムを格納する。圧縮伸張部213は画像データの圧縮処理及び伸張処理を行う。例えば、圧縮伸張部213は、スキャナ部205で生成された画像データを不揮発記憶装置212に格納する際、圧縮処理を行って当該画像データを圧縮する。一方、圧縮伸張部213は、圧縮された画像データを読み出す際、伸張処理を行って当該画像データを伸張する。リソース管理部214はフォント、カラープロファイル、ガンマテーブル等の各種パラメータテーブルを格納する。RIP部215は印刷処理に用いられるPDLデータに対してRIP処理を施す。出力画像処理部216はプリンタ部204で用いられる画像データに画像処理を施す。後処理部217はプリンタ部204によって印刷された印刷用紙の仕分け処理や当該印刷用紙の仕上げ処理を施す。
次に、図1における給紙装置107の構成及び動作について説明する。
図3は、図1における給紙装置107の構成及び動作を説明するための図であり、図3(a)は用紙が給紙装置107の各積載部に夫々積載されている場合を示し、図3(b)は右積載部302に積載された用紙の一部が給紙された場合を示し、図3(c)は右積載部302に積載された用紙がなくなった場合を示し、図3(d)は右積載部302が下降した場合を示し、図3(e)は左積載部303に積載された用紙が右積載部302に沿う方向へ押し出された場合を示し、図3(f)は左積載部303に積載された用紙が右積載部302へ移動された場合を示す。
図3(a)において、給紙装置107は、給紙口301、右積載部302(第1の積載位置)、左積載部303(第2の積載位置)、押し板304、用紙センサ305,306、残量検知センサ307、及び最終用紙検知センサ308を備える。
右積載部302に積載された各用紙は給紙口301から給紙されて給紙装置107から排出される。右積載部302は所定の範囲を昇降可能である。右積載部302が上昇すると、積載された用紙のうち最上の用紙が給紙口301から給紙され、右積載部302に積載された用紙がなくなると、右積載部302は下降して所定の位置に戻る。右積載部302及び左積載部303には用紙が夫々積載され、図3(a)において、右積載部302及び左積載部303には用紙束309,310が夫々積載される。押し板304は左積載部303から右積載部302に用紙を移動させる際、左積載部303に積載された用紙束310を右積載部302へ押し出す。用紙センサ305,306は、右積載部302及び左積載部303の各々に用紙が積載されているか否かを検知する。残量検知センサ307は右積載部302に積載された用紙の残量を検知する。最終用紙検知センサ308は右積載部302に積載された最後の用紙が給紙されたか否かを検知する。本実施の形態において、右積載部302では用紙センサ305、残量検知センサ307、及び最終用紙検知センサ308の検知結果に基づいて右積載部302に積載された全ての用紙が給紙されたか(用紙がなくなったか)否かが検知される。
次に、給紙装置107で実行される用紙移動処理について説明する。
まず、給紙装置107は、右積載部302を上昇させながら給紙口301から各用紙を給紙する(図3(b))。次いで、給紙装置107は、右積載部302に積載された用紙がなくなると(図3(c))、用紙の給紙を中止して後述する用紙移動処理の実行に備え、右積載部302を下降させて当該右積載部302を所定の位置、例えば、最下位値に戻す(図3(d))。次いで、給紙装置107は、押し板304によって左積載部303に積載された用紙束310を右積載部302へ押し出し(図3(e))、当該用紙束310を右積載部302に移動させると(図3(f))、給紙装置107は押し板304を元の位置に戻し、用紙移動処理を終了する。これにより、左積載部303に積載された用紙束310が右積載部302に移動される。給紙装置107は、用紙移動処理を実行して右積載部302に用紙を移動させると、用紙の給紙を再開して右積載部302を上昇させながら給紙口301から各用紙を給紙する。本実施の形態において、用紙移動処理を実行している期間においては右積載部302が昇降することができないため、当該期間には用紙の給紙が行えない。
図4は、図1のMFP100で実行される給紙元切替処理を説明するためのフローチャートである。
図4の処理は、CPU201がROM202及び不揮発記憶装置212に格納される各種プログラムを実行することによって行われる。
給紙装置107では、上述したように、右積載部302に積載された用紙がなくなった後から左積載部303から右積載部302への用紙の移動が完了するまでの期間、つまり、用紙移動処理が実行されている期間には用紙の給紙が行えないので、印刷処理の効率が大幅に低下する場合がある。
これに対応して、図4の処理では、給紙装置107が用紙の給紙元に設定された後、給紙装置107の右積載部302に積載された用紙がなくなると、カセット給紙装置105が用紙の給紙元に設定される。なお、本実施の形態では、用紙の給紙元はユーザによって予め設定され、図4の処理では用紙の給紙元が給紙装置107に設定されていることを前提とする。
図4において、まず、CPU201は、ユーザが設定した設定情報に基づいて生成されたジョブを送信し、プリンタ部204に印刷処理を実行させる(ステップS401)。生成されたジョブには、印刷処理に用いられる印刷枚数や画像調整等の設定情報、給紙装置の指定先を示す情報、及び給紙元となる給紙装置の設定の変更可否を示す情報が含まれる。次いで、CPU201は、プリンタ部204による印刷処理が完了しているか否かを判別する(ステップS402)。
ステップS402の判別の結果、印刷処理が完了していないとき、CPU201は用紙センサ305、残量検知センサ307、及び最終用紙検知センサ308の検知結果に基づいて右積載部302に積載された用紙がなくなったか否かを判別する(ステップS403)。
ステップS403の判別の結果、右積載部302に少なくとも一部の用紙が給紙されずに残っているとき、CPU201はステップS402の処理に戻る。
ステップS403の判別の結果、右積載部302に積載された用紙がなくなると、CPU201は、給紙装置107の右積載部302への用紙の移動、具体的に、上述した用紙移動処理の実行が必要であると判定し、用紙の給紙元として切り替え可能な候補があるか否かを判別する(ステップS404)。ステップS404において、例えば、サイドペーパーデッキ104及びカセット給紙装置105,106のいずれかに印刷処理に対応するサイズや種別の用紙が格納されている場合、用紙の給紙元として切り替え可能な候補が存在すると判別し、サイドペーパーデッキ104及びカセット給紙装置105,106のいずれにも印刷処理に対応するサイズや種別の用紙が格納されていない場合、用紙の給紙元として切り替え可能な候補が存在しないと判別する。
ステップS404の判別の結果、用紙の給紙元として切り替え可能な候補が存在するとき、CPU201は、用紙の給紙元の設定を給紙装置107から、例えば、カセット給紙装置105に変更する(ステップS405)(設定手段)。これにより、給紙装置107において用紙移動処理が実行されている期間には、用紙の給紙元として切り替え可能な候補であるカセット給紙装置105から用紙が給紙される。即ち、カセット給紙装置105からの用紙の給紙が用紙移動処理と並行して実行される。次いで、CPU201は用紙センサ306の検知結果に基づいて左積載部303に用紙が積載されているか否かを判別する(ステップS406)。
ステップS406の判別の結果、左積載部303に用紙が積載されているとき、CPU201は、用紙移動処理を実行して左積載部303に積載された用紙を右積載部302に移動させる(ステップS407)。次いで、CPU201は、印刷処理が完了すると(ステップS408でYES)、本処理を終了する。
ステップS404の判別の結果、用紙の給紙元として切り替え可能な候補が存在しないとき、CPU201は用紙センサ306の検知結果に基づいて左積載部303に用紙が積載されているか否かを判別する(ステップS409)。
ステップS409の判別の結果、左積載部303に用紙が積載されているとき、CPU201は、ステップS407の用紙移動処理を実行する。
ステップS406又はS409の判別の結果、左積載部303に用紙が積載されていないとき、CPU201は、右積載部302及び左積載部303のいずれにも用紙が積載されていない、つまり、給紙装置107に用紙が格納されていないと判定し、給紙装置107に用紙が格納されてないことを示す通知を操作パネル102に表示させる(ステップS410)。その後、CPU201は、ユーザ等によって給紙装置107に用紙が補給されると(ステップS411でYES)、上記通知の表示を中止し(ステップS412)、ステップS402の処理に戻る。
ステップS402の判別の結果、印刷処理が完了しているとき、CPU201は本処理を終了する。
図4の処理によれば、給紙装置107が用紙の給紙元に設定された後、給紙装置107の右積載部302に積載された用紙がなくなると、例えば、カセット給紙装置105が用紙の給紙元に設定される。これにより、給紙装置107の左積載部303から右積載部302に用紙を移動させるまでに所定の期間を要しても、当該期間においてカセット給紙装置105から用紙が給紙されるので、MFP100における印刷処理の効率を大幅に低下させることを防止することができる。
以上、本発明について実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、以下に説明する図5に示すように用紙の給紙元を給紙装置107からカセット給紙装置105に変更した後、給紙装置107における用紙移動処理が完了すると、用紙の給紙元を給紙装置107に戻してもよい。
図5は、図4の給紙元切替処理の第1の変形例を説明するためのフローチャートである。
なお、図5の処理においても、用紙の給紙元がユーザによって給紙装置107に予め設定されていることを前提とする。
図5の処理において、まず、図4のステップS401〜S407、ステップS409〜S412と同様の処理を行う。次いで、CPU201は、ステップS407の処理を実行した後に印刷処理が完了しているか否かを判別する(ステップS501)。
ステップS501の判別の結果、印刷処理が完了してないとき、CPU201は用紙移動処理が完了しているか否かを判別する(ステップS502)。
ステップS502の判別の結果、用紙移動処理が完了しているとき、CPU201は、ステップS405で設定された用紙の給紙元をカセット給紙装置105から給紙装置107に変更する(ステップS503)(設定手段)。すなわち、本変形例では、給紙装置107の用紙移動処理の実行に伴って変更された用紙の給紙元の設定を元の設定に戻し、カセット給紙装置105から給紙装置107に変更するため、給紙装置107において用紙移動処理が実行されている場合を除き、用紙の給紙元としてユーザによって予め設定された給紙装置107を優先する。次いで、CPU201はステップS503の処理を実行した後にステップS402の処理に戻る。
ステップS502の判別の結果、用紙移動処理が完了していないとき、ステップS501の処理に戻り、ステップS501の判別の結果、印刷処理が完了しているとき、本処理を終了する。
上述した図5の処理によれば、用紙の給紙元として給紙装置107が優先されることになるが、給紙装置107はカセット給紙装置105より大量の用紙を格納可能であるため、給紙装置107を優先することにより、用紙の給紙元をカセット給紙装置105に設定する場合に比べて用紙の供給の効率を向上することができる。また、ユーザが給紙装置107を優先的に意図する場合には、結果としてユーザの意図を優先することになるため、用紙の給紙元の設定において、印刷処理の効率を大幅に低下させることなく、ユーザの要望を反映させることができる。
また、上述した図4の処理において、以下に説明する図6に示すように、カセット給紙装置105を用紙の給紙元に設定した後、カセット給紙装置105に積載された用紙がなくなると、給紙装置107を用紙の給紙元に設定してもよい。この場合、カセット給紙装置105には、カセット給紙装置105に格納された用紙がなくなったか否かを検知する検知手段が設けられることが好ましい。
図6は、図4の給紙元切替処理の第2の変形例を説明するためのフローチャートである。
なお、図6の処理においても、用紙の給紙元がユーザによって給紙装置107に予め設定されていることを前提とする。
図6の処理において、まず、図4のステップS401〜S407、ステップS409〜S412と同様の処理を行う。次いで、CPU201は、ステップS407の処理を実行した後に印刷処理が完了しているか否かを判別する(ステップS601)。
ステップS601の判別の結果、印刷処理が完了してないとき、CPU201はカセット給紙装置105に積載された用紙がなくなったか否かを判別する(ステップS602)。
ステップS602の判別の結果、カセット給紙装置105に積載された用紙がなくなったとき、CPU201は、ステップS405で設定された用紙の給紙元の設定をカセット給紙装置105から給紙装置107に変更する(ステップS603)(設定手段)。次いで、CPU201はステップS603の処理を実行した後にステップS402の処理に戻る。
ステップS602の判別の結果、カセット給紙装置105に積載された少なくとも一部の用紙が給紙されずに残っているとき、ステップS601の処理に戻り、ステップS601の判別の結果、印刷処理が完了しているとき、本処理を終了する。
上述した図6の処理によれば、上述した図5の処理が奏する効果と同様の効果を奏することができる。
また、上述した図4の処理において、以下に説明する図7A及び図7Bに示すように給紙装置107の用紙移動処理が実行されている期間に給紙装置107による用紙の給紙を伴わない各種処理を実行させてもよい。
図7A及び図7Bは、図4の給紙元切替処理の第3の変形例を説明するためのフローチャートである。
なお、図7A及び図7Bの処理においても、用紙の給紙元がユーザによって給紙装置107に予め設定されていることを前提とする。
図7A及び図7Bの処理において、まず、図4のステップS401〜S403と同様の処理を行う。次いで、CPU201は、ステップS403の処理を実行した後にステップS401で送信されたジョブに基づいて給紙装置の指定が行われているか否かを判別する(ステップS701)。
ステップS701の判別の結果、給紙装置の指定が行われていないとき、CPU201は、ステップS401で送信されたジョブに含まれる給紙元となる給紙装置の設定の変更可否を示す情報に基づいて給紙装置107における用紙移動処理が実行されている期間に用紙の給紙元の切り替えを行うか否かを決定する(ステップS702)(決定手段)。
ステップS702において、ステップS401で送信されたジョブに含まれる給紙元となる給紙装置の設定の変更可能を示す情報に基づいて上記期間に用紙の給紙元の切り替えを行うことを決定したとき、CPU201は図4のステップS404〜S407と同様の処理を行い、給紙装置107における用紙移動処理を実行する。次いで、CPU201は、ステップS401で送信されたジョブの設定情報に基づいて印刷処理における給紙装置107による用紙の給紙を伴わない処理、例えば、画像調整処理を行うか否かを判別する(ステップS703)。ステップS703では、例えば、ジョブに含まれる画像調整の設定情報に基づいて画像調整処理を行うか否かが判別される。
ステップS703の判別の結果、画像調整処理を行うとき、CPU201は画像調整処理を実行し(ステップS704)、図4のステップS408の処理を行って、本処理を終了する。
ステップS703の判別の結果、画像調整処理を行わないとき、CPU201は、ステップS401で送信されたジョブの後に送信された他のジョブが割り込み実行可能であるか否かを判別する(ステップS705)。ステップS703において、例えば、上記他のジョブが給紙装置107による用紙の給紙を伴う処理に対応するジョブでない場合、上記他のジョブが割り込み実行可能であると判別され、上記他のジョブが給紙装置107による用紙の給紙を伴う処理に対応するジョブである場合、上記他のジョブが割り込み実行不可能と判別される。
ステップS705の判別の結果、上記他のジョブが割り込み実行不可能であるとき、CPU201は、上記他のジョブを割り込み実行させずにステップS408に処理を進める。
ステップS705の判別の結果、上記他のジョブが割り込み実行可能であるとき、CPU201は、上記他のジョブを割り込み実行させ(ステップS706)、ステップS408に処理を進める。
ステップS701の判別の結果、給紙装置の指定が行われているとき、又はステップS702において、ステップS401で送信されたジョブに含まれる給紙元となる給紙装置の設定の変更不可能を示す情報に基づいて上記期間に用紙の給紙元の切り替えを行わないことを決定したとき、CPU201は、図4のステップS409〜S412と同様の処理を行う。
上述した図7A及び図7Bの処理によれば、給紙装置107の用紙移動処理が実行されている期間においてもMFP100を休止させる必要がなく、もって、MFP100の稼働率を向上することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
105 カセット給紙装置
107 給紙装置
201 CPU
302 右積載部
303 左積載部
105 カセット給紙装置
107 給紙装置
201 CPU
302 右積載部
303 左積載部
Claims (8)
- 第1の積載位置及び第2の積載位置を有する所定の給紙手段を少なくとも含む、複数の給紙手段を備える画像形成装置であって、
前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記第2の積載位置に積載された用紙を前記第1の積載位置に移動させる移動手段と、
前記複数の給紙手段のいずれかを用紙の給紙元に設定する設定手段と、を備え、
前記設定手段は、前記所定の給紙手段を用紙の給紙元に設定した後、前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記移動手段による用紙の移動が完了する前に、前記所定の給紙手段と異なる他の給紙手段を用紙の給紙元に設定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記設定手段は、前記他の給紙手段を用紙の給紙元に設定した後、前記移動手段による前記第1の積載位置への用紙の移動が完了すると、前記所定の給紙手段を用紙の給紙元に設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、前記他の給紙手段を用紙の給紙元に設定した後、当該他の給紙手段に積載された用紙がなくなると、前記所定の給紙手段を用紙の給紙元に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記設定手段によって設定された給紙元の変更を行うか否かを、ユーザが設定した設定情報に基づいて決定する決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記設定手段によって用紙の給紙元に設定された前記他の給紙手段からの給紙は、前記移動手段による用紙の移動と並行して実行されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなったときに、前記第2の積載位置に用紙が積載されていなければ、所定の通知を行う通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 第1の積載位置及び第2の積載位置を有する所定の給紙手段を少なくとも含む、複数の給紙手段を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記第2の積載位置に積載された用紙を前記第1の積載位置に移動させる移動ステップと、
前記複数の給紙手段のいずれかを用紙の給紙元に設定する設定ステップと、を備え、
前記設定ステップは、前記所定の給紙手段を用紙の給紙元に設定した後、前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記移動ステップにおける用紙の移動が完了する前に、前記所定の給紙手段と異なる他の給紙手段を用紙の給紙元に設定することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 第1の積載位置及び第2の積載位置を有する所定の給紙手段を少なくとも含む、複数の給紙手段を備える画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記画像形成装置の制御方法は、
前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記第2の積載位置に積載された用紙を前記第1の積載位置に移動させる移動ステップと、
前記複数の給紙手段のいずれかを用紙の給紙元に設定する設定ステップと、を備え、
前記設定ステップは、前記所定の給紙手段を用紙の給紙元に設定した後、前記第1の積載位置に積載された用紙がなくなると、前記移動ステップにおける用紙の移動が完了する前に、前記所定の給紙手段と異なる他の給紙手段を用紙の給紙元に設定することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2015077584A JP2016196354A (ja) | 2015-04-06 | 2015-04-06 | 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム |
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