JP2016195940A - 被検体情報取得装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
一方、メンテナンスを行う際には、安全機構が求める要件を満たせない状態や、要件を満たしていない状態でも、意図的に光を照射させたい場合がある。
ある。
また、本発明は、下記のような構成を持つ被検体情報取得装置の制御方法としても捉えることができる。
本発明で言う被検体の撮影とは、被検体に光を照射して音響波を受信する行為、受信した音響波に基づき特性情報を生成する行為、特性情報を使用者の所望の表示形式に沿って画像データ化する行為を含むものである。
本発明の基本的な実施の形態として、図面を参照しつつ本発明におけるシステムの構成と動作を説明する。
図1に示す通り、本実施形態の光音響撮影装置は、被検体100を保持する保持部として保持板101Aおよび保持板101Bを有する。さらに、光音響撮影装置は、保持板間に被検体が挿入されたかを検知する被検体検知センサ102、計測光を発生させる光源103、発生した計測光を所望の形態にする光学装置104を有する。
さらに、光音響撮影装置は、取得した光音響波を制御部108から受信して被検体内の光音響波画像等を生成する情報処理部109、生成した光音響波画像等を表示する表示部110を有する。
質111が音源に該当する。
次に、光音響撮影装置を撮影可能にするための条件について説明する。装置を撮影可能にするためには、以下2つの条件が満たされている必要がある。
条件(1):光音響撮影装置からエラーが発生していない。
条件(2):光音響撮影装置に搭載された安全機構の要件を満たしている。
光音響撮影装置のメンテナンス機能について説明する。
光源103から照射される計測光は、光源の経年劣化等の影響を受け変化が生じる。また、光学装置104に搭載されているミラーが振動等で動いてしまった場合、被検体に照射される計測光の光分布に変化が生じる。これらの変化が生じていないかを確認するために、光学メンテナンス機能が用意されている。光学メンテナンス機能の実現方法は、例えば以下の通りである。
工程(2):光源から照射された計測光を、保持板間に配置した2次元光センサが受光し、取得した光量を制御部に送信する。
工程(3):制御部108が受信した光量を情報処理部109に送信し、情報処理部が光量から光分布を作成し、表示部110に表示させる。
工程(4):光分布から、光源の経年劣化の状態やミラー等の光学装置104の設置変化等を確認する。
光学装置104と探触子駆動機構106は、経年劣化等で徐々に動作速度等に変化が生じる。しかし、光学装置104と探触子駆動機構106は連動して走査制御されないと、正しい位置で光音響データを取得できない。この問題を解決するために、定期的に光学装置104と探触子駆動機構106を動作させるステージメンテナンス機能が用意されている。
次に、光音響撮影装置のモードについて説明する。
光音響撮影装置のモードには、大別すると通常モードとメンテナンスモードが存在する。通常モードは、医師等の装置使用者が、通常の診断を行うために使用するモードである。メンテナンスモードは、メンテナーがメンテナンスを行う時に使用するモードである。さらに、メンテナンスモードには、現地作業者用モードや開発者用モード等、メンテナーのレベルに応じて複数のモードが用意される。
(ステップS400)ユーザがモード切替スイッチ107を押下してから、メンテナンスが開始される。
(ステップS401)モード切替スイッチ107の状態が制御部108に送信される。
(ステップS404)モード切替スイッチ107がすべてOFFされ、制御部108が
システムを通常モードに遷移させる。また、エラーと安全機構を有効化する。
以上のようにメンテナンスが実行され、ステップS405にてフローが終了する。
実施例2では、メンテナンスモードは1種類のみであり、使用可能となる機能が、エラー状態と安全機構の状態に応じて決定される場合について説明する。本実施例における光音響撮影装置の構成は基本的には実施例1と同様であり、制御部による制御や処理のフローが異なる。
モード切替スイッチAがONのとき、エラーが無効化され、それまでに発生していたエラーはクリアされると共に、それ以降、エラーが発生しても無視されるようになる。モード切替スイッチBがONのときは、安全機構が無効化される。従って、モード切替スイッチA、Bが共にONされている場合は、エラー状態も安全機構も無効化される。
そして、モード切替スイッチAまたはモード切替スイッチBがONの場合は、装置はメンテナンスモードになる。
本実施例においては、ステージメンテナンス機能の使用条件は、エラーが発生していないことである。エラーさえ発生していなければ、安全機構を満たしていなくとも、装置動作に問題無いと考えられるからである。
モード切替スイッチAがON、モード切替スイッチBがOFFのとき、ステージメンテナンス機能が使用可能になる。スイッチA、Bが共にONのとき、ステージメンテナンス機能、光学メンテナンス機能が使用可能になる。
被検体に照射する光を発生する光源と、
前記光が照射された前記被検体から発生する音響波を受信する探触子と、
前記探触子を前記被検体に対して相対移動させる移動手段と、
前記光源が第1の条件を満たさない場合に前記光源からの光照射を制限するとともに、前記移動手段が第2の条件を満たさない場合に前記移動手段による移動を制限する制限手段と、
制御手段と、
を有する被検体情報取得装置であって、
前記制御手段は、前記光源および前記移動手段の動作を制限する機能のうち、少なくとも一方を無効化する動作モードで動作し得る
ことを特徴とする被検体情報取得装置である。
被検体に照射する光を発生する光源と、
前記光が照射された前記被検体から発生する音響波を受信する探触子と、
前記光源が所定の条件を満たさない場合に前記光源からの光照射を制限する照射制限手段と、
制御手段と、
を有し、
第1の動作モードと第2の動作モードとで動作する被検体情報取得装置であって、
前記被検体取得装置は、前記被検体情報取得装置の状態を検知する検知手段をさらに有し、
前記制御手段は、前記第1の動作モードにおいては、前記照射制限手段が前記検知手段の検知結果に基づいて前記光照射を制限することを許可し、前記第2の動作モードにおいては、前記照射制限手段が前記光照射を制限する機能を、前記検知手段の検知結果とは無関係に無効化する
ことを特徴とする被検体情報取得装置である。
被検体に照射する光を発生する光源と、前記光が照射された前記被検体から発生する音響波を受信する探触子と、前記探触子を前記被検体に対して相対移動させる移動手段と、前記光源が第1の条件を満たさない場合に前記光源からの光照射を制限するとともに、前記移動手段が第2の条件を満たさない場合に前記移動手段による移動を制限する制限手段と、制御手段と、
を有する被検体情報取得装置の制御方法であって、
前記制御手段が、前記制限手段が前記光源および前記移動手段の動作を制限する機能のうち、少なくとも一方を無効化するステップを有することを特徴とする被検体情報取得装置の制御方法である。
被検体に照射する光を発生する光源と、前記光が照射された前記被検体から発生する音響波を受信する探触子と、前記光源が所定の条件を満たさない場合に前記光源からの光照
射を制限する照射制限手段と、制御手段と、
を有し、
第1の動作モードと第2の動作モードで動作する被検体情報取得装置の制御方法であって、
前記被検体情報取得装置は、前記被検体情報取得装置の状態を検知する検知手段をさらに有し、
前記制御手段が、前記第1の動作モードにおいては、前記照射制限手段が前記検知手段の検知結果に基づいて前記光照射を制限することを許可し、前記第2の動作モードにおいては、前記照射制限手段が前記光照射を制限する機能を、前記検知手段の検知結果とは無関係に無効化するステップを有することを特徴とする被検体情報取得装置の制御方法である。
Claims (6)
- 光学装置によって被検体に光を照射する光源と、
光を照射された被検体から発生する音響波を受信する探触子と、
前記光学装置および前記探触子を被検体にそって移動させる移動手段と、
前記光源の安全上の要件が満たされない場合に前記光源からの光照射を禁止するとともに、前記移動手段の安全上の要件が満たされない場合に前記移動手段による移動を禁止する安全機構と、
制御手段と、
を有する被検体情報取得装置であって、
当該被検体情報取得装置は、被検体からの音響波を受信する通常モードと、メンテナンスを行うメンテナンスモードとで動作し、
前記制御手段は、メンテナンスモードにおいて、前記安全機構が前記光源および前記移動手段の動作を禁止する機能のうち、少なくとも一つの機能を無効化する
ことを特徴とする被検体情報取得装置。 - 前記メンテナンスモードは、複数のメンテナンスモードを含んでおり、
前記制御手段は、いずれのメンテナンスモードが実行されているかに応じて、前記安全機構のいずれの機能を無効化するかを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の被検体情報取得装置。 - 前記複数のメンテナンスモードのいずれが実行されるかは、メンテナンスの実行者のレベルに応じて決定される
ことを特徴とする請求項2に記載の被検体情報取得装置。 - 光学装置によって被検体に光を照射する光源と、
光を照射された被検体から発生する音響波を受信する探触子と、
前記光源の安全上の要件が満たされない場合に前記光源からの光照射を禁止する安全機構と、
制御手段と、
を有する被検体情報取得装置であって、
当該被検体情報取得装置は、被検体からの音響波を受信する通常モードと、メンテナンスを行うメンテナンスモードとで動作し、
前記制御手段は、メンテナンスモードにおいて、前記安全機構が前記光源の動作を禁止する機能を無効化する
ことを特徴とする被検体情報取得装置。 - 光学装置によって被検体に光を照射する光源と、光を照射された被検体から発生する音響波を受信する探触子と、前記光学装置および前記探触子を被検体にそって移動させる移動手段と、前記光源の安全上の要件が満たされない場合に前記光源からの光照射を禁止するとともに、前記移動手段の安全上の要件が満たされない場合に前記移動手段による移動を禁止する安全機構と、制御手段と、
を有する被検体情報取得装置の制御方法であって、
前記制御手段が、前記被検体情報取得装置を、被検体からの音響波を受信する通常モードと、メンテナンスを行うメンテナンスモードとのいずれで動作させるかを決定するステップと、
前記制御手段が、メンテナンスモードにおいて、前記安全機構が前記光源および前記移動手段の動作を禁止する機能のうち、少なくとも一つの機能を無効化するステップと、
を有することを特徴とする被検体情報取得装置の制御方法。 - 光学装置によって被検体に光を照射する光源と、光を照射された被検体から発生する音響波を受信する探触子と、前記光源の安全上の要件が満たされない場合に前記光源からの光照射を禁止する安全機構と、制御手段と、
を有する被検体情報取得装置の制御方法であって、
前記制御手段が、前記被検体情報取得装置を、被検体からの音響波を受信する通常モードと、メンテナンスを行うメンテナンスモードとのいずれで動作させるかを決定するステップと、
前記制御手段が、メンテナンスモードにおいて、前記安全機構が前記光源の動作を禁止する機能を無効化するステップと、
を有することを特徴とする被検体情報取得装置の制御方法。
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JP2016171002A JP2016195940A (ja) | 2016-09-01 | 2016-09-01 | 被検体情報取得装置およびその制御方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016171002A JP2016195940A (ja) | 2016-09-01 | 2016-09-01 | 被検体情報取得装置およびその制御方法 |
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JP2016171002A Withdrawn JP2016195940A (ja) | 2016-09-01 | 2016-09-01 | 被検体情報取得装置およびその制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019041831A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | キヤノン株式会社 | 超音波プローブ、及びそれを備えた光音響装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005111587A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Takamatsu Machinery Co Ltd | 工具保持装置 |
JP2008073448A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Toshiba Corp | 医用システム及び医用装置 |
JP2011224205A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Canon Inc | 生体情報取得装置 |
JP2012024426A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Canon Inc | 測定装置 |
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