JP2016195419A - ベースバンドビームフォーミング - Google Patents

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Abstract

【課題】ミリ波応用におけるベースバンドビームフォーミングのためのシステム、デバイスおよび方法を提供する。【解決手段】指向性信号送信(ビームフォーミング)に対して構成されるデバイス110は、低雑音増幅器(LNA)112A、112Bと、ミキサ114A〜114Dと、ドライバ増幅器116A〜116Dと、位相シフタ118A、118Bと、フィルタ120A、120Bとを含む。【選択図】図2A

Description

[0001] 本発明は、一般にビームフォーミングに関する。より詳細には、本発明は、ミリ波応用におけるベースバンドビームフォーミングのためのシステム、デバイスおよび方法に関する。
[0002] 当業者なら諒解するように、ミリ波応用におけるビームフォーミングは、多くの課題を提起している。一例として、約1メートルの距離において、60GHzの信号は、2.4GHzの信号より約20dB多い損失を有することがある。損失の問題に対する1つの解は、電力増幅器の出力電力を増大することを含むことがある。しかしながら、この解は、低い供給電圧、低い降伏電圧、損失の多い基板、低Q受動素子、およびCMOSトランジスタの低い真性利得によって制限されることがある。
[0003] ミリ波応用におけるビームフォーミングを向上させる方法、システムおよびデバイスの必要性が存在する。
[0004] 様々なビームフォーミングアレイアーキテクチャを示す図。 [0005] 本発明の例示的な実施形態による、1つまたは複数の位相回転器を含むデバイスを示す図。 [0006] 本発明の例示的な実施形態による、送信機ユニットと受信機ユニットとを含むデバイスを示す図。 [0007] 本発明の例示的な実施形態による、様々な位相シフタの実装形態を示す図。 本発明の例示的な実施形態による、様々な位相シフタの実装形態を示す図。 [0008] 本発明の例示的な実施形態による、位相シフタトポロジーの回路図。 [0009] 本発明の例示的な実施形態による、別の位相シフタトポロジーの回路図。 [0010] 本発明の例示的な実施形態による、位相シフタを示す図。 [0011] 本発明の例示的な実施形態による、別の位相シフタを示す図。 [0012] 本発明の例示的な実施形態による、さらに別の位相シフタを示す図。 [0013] 本発明の例示的な実施形態による、90度の分解能に対する位相シフタを示す図。 [0014] 本発明の例示的な実施形態による、さらに別の90度の分解能に対する位相シフタを示す図。 [0015] 回転される前の同相および直交データを示すプロット。 [0016] 45度回転された後の、図11の同相および直交データを示すプロット。 [0017] 回転される前の同相および直交データを示すプロット。 [0018] 45度回転された後の、図13の同相および直交データを示すプロット。 [0019] 本発明の例示的な実施形態による方法を示すフローチャート。 [0020] 本発明の例示的な実施形態による別の方法を示すフローチャート。
[0021] 添付の図面とともに以下に示す詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明するものであり、本発明を実施できる唯一の実施形態を表すものではない。この明細書全体にわたって使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、必ずしも他の例示的な実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈すべきではない。詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の完全な理解を与える目的で具体的な詳細を含む。本発明の例示的な実施形態はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、本明細書で提示する例示的な実施形態の新規性を不明瞭にしないように、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形式で示す。
[0022] 当業者なら理解するように、従来のポイントツーポイント通信において、1アンテナソリューションを使用する場合、大量のエネルギーが浪費されることがある。したがって、空間領域内でエネルギーを収束させ得る様々なアレイアーキテクチャ(すなわち、アンテナアレイ)が、当技術分野でよく知られている。
[0023] 図1は、様々なビームフォーミングアレイアーキテクチャを示す。図1は、様々な受信機ベースのビームフォーミングアレイアーキテクチャを示すが、送信機ベースのビームフォーミングアレイアーキテクチャを、当業者なら理解するであろう。特に、参照番号100は無線周波数(RF)径路ビームフォーミングアーキテクチャを示し、参照番号102は局部発振器(LO)径路ビームフォーミングアーキテクチャを示し、参照番号104は中間周波数(IF)径路ビームフォーミングアーキテクチャを示し、参照番号106はデジタル領域アーキテクチャを示す。
[0024] RF径路ビームフォーミングが、小面積および低電力を使用し得ることは、理解されよう。さらに、RF径路ビームフォーミングは、良好な信号対雑音比(SNR)と良好な信号対干渉雑音比(SINR:signal to interference-plus-noise ratio)とを示し得る。しかしながら、RF径路ビームフォーミングの課題は、高線形性、広帯域、低損失、および低域のRF位相シフタのために設計することを含む。さらに、LO径路ビームフォーミングは、LOの振幅変動に対して低い感度を示すことがある。一方、LO径路ビームフォーミングの課題は、大きなLOネットワークの設計を含み、ミリ波LO信号を生成することは困難であることがある。IF径路ビームフォーミングは、良好な線形性を示し得、低電力位相シフタを使用し得る。しかしながら、IF径路ビームフォーミングは、少ない構成要素共有と大きなLOネットワークとを含む。さらに、オフセット較正は、複数のミキサに対して困難であり得る。加えて、デジタル領域アーキテクチャは多用途であり得るが、それは、高速のデジタル信号プロセッサを必要とし、高い電力消費を示すことがある。
[0025] 当業者なら理解するように、アナログベースバンドビームフォーミングに対して:
Figure 2016195419
Figure 2016195419
Figure 2016195419
[0026] さらに、RFベースバンドビームフォーミングに対して:
Figure 2016195419
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[0027] さらに、ベースバンドとRFの両方に対して同一である出力信号「SignalTx,out」は、I’+Q’に等しい。したがって、当業者なら諒解するように、アナログベースバンドビームフォーミングおよびRFベースバンドビームフォーミングは、それぞれ、ベースバンドビームフォーミング技法を使用し、したがって、アナログベースバンドビームフォーミングは、RFベースバンドビームフォーミングと比較すると、実質的に同じ出力を生成する。
[0028] 本発明の例示的な実施形態は、受信機ベースのベースバンドビームフォーミングのためのデバイス、システムおよび方法を含む。キャリア信号がシフトされ得る従来のビームフォーミングとは対照的に、例示的な実施形態は、ベースバンド信号(すなわち、エンベロープ信号)がシフトされるビームフォーミングを提供することができる。
[0029] 図2Aは、本発明の例示的な実施形態による、デバイス110を示す。指向性信号送信(すなわち、ビームフォーミング)に対して構成されるデバイス110は、2つの低雑音増幅器112と、4つのミキサ114と、4つのドライバ増幅器116と、2つの位相シフタ118と、2つのフィルタ120とを含む。より具体的には、図2Aに示す例示的な実施形態では、デバイス110は、LNA 112Aおよび112Bと、ミキサ114A〜114Dと、ドライバ増幅器116A〜116Dと、位相シフタ118Aおよび118Bと、フィルタ120Aおよび120Bとを含む。デバイス110は、2つのアンテナブランチを含む(すなわち、各LNA 112Aおよび112Bが1つのアンテナブランチに関連付けられる)ことに留意されたい。本発明の例示的な実施形態によれば、デバイス110は、アンテナブランチ当たり2つのミキサを必要とすることに留意されたい。たとえば、8つのアンテナブランチが使用される場合は、16のミキサが必要となる。位相シフタ118Aおよび118Bは、それぞれ、以下で説明する位相シフタのうちの1つ(すなわち、位相シフタ150、位相シフタ180、位相シフタ200、位相シフタ250、位相シフタ300、位相シフタ350、または位相シフタ400)を備え得ることに留意されたい。当業者なら諒解するように、本発明の例示的な実施形態によれば、同相および直交(I/Q)データは、キャリア信号で乗算される前に回転され得る(すなわち、回転マトリックスで乗算される)。
[0030] デバイス150の企図された演算の間、信号(すなわち、Icosωt+Qsinωt)は、LNA 112Aおよび112Bの各々に伝達される。さらに、信号は、関連するミキサ(すなわち、ミキサ114A〜114D)に伝達され、次いで、関連するドライバ増幅器(すなわち、ドライバ増幅器116A〜116H)に伝達される。より具体的には、信号Ipcosωt+Qpsinωtは、信号Ipを生成するためにミキサ114Cとミキサ114Aの各々において余弦波と混合され、信号Qpを生成するためにミキサ114Bおよびミキサ114Dの各々において正弦波と混合される。さらに、信号Incosωt+Qnsinωtは、信号Inを生成するためにミキサ114Aおよびミキサ114Cの各々において余弦波と混合され、信号Qnを生成するためにミキサ114Bおよびミキサ114Dの各々において正弦波と混合される。
[0031] その上、信号IpおよびInは、ドライバ増幅器116Aおよび116Cに伝達され得、信号QpおよびQnは、ドライバ増幅器116Bおよび116Dに伝達され得る。さらに、各ドライバ増幅器116の出力は、位相シフタ(すなわち、位相シフタ118Aまたは位相シフタ118Bのいずれか)に伝達される。受信された信号を処理した後、以下でより詳細に説明するように、位相シフタ118Aおよび位相シフタ118Bの各々は、回転された同相信号(すなわち、I’pおよびI’n)をフィルタ120Aに出力し得、回転された直交信号(すなわち、Q’pおよびQ’n)をフィルタ120Bに出力し得る。
[0032] 当業者なら理解するように、回転マトリックスおよび位相回転は、
Figure 2016195419
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として定義され得、IおよびQは同相および直交データを表し、I’およびQ’は回転された同相および直交データを表す。
[0033] 図2Bは、デバイス125の実施形態のブロック図を示す。デバイス125は、1つまたは複数のアンテナ126を含み得る。信号送信の間、送信(TX)データプロセッサ128は、データを受信して処理し、1つまたは複数のデータストリームを生成する。TXデータプロセッサ128による処理はシステムに依存し、たとえば、符号化、インターリービング、シンボルマッピングなどを含み得る。CDMAシステムに対して、処理は、一般的に、チャネル化とスペクトル拡散とをさらに含む。TXデータプロセッサ128はまた、各データストリームを対応するアナログベースバンド信号に変換する。送信ユニット130は、TXデータプロセッサ128からのベースバンド信号を受信して調整し(たとえば、増幅し、フィルタリングし、かつ周波数アップコンバートし)、データ送信に使用される各アンテナに対するRF出力信号を生成する。RF出力信号は、アンテナ126を介して送信される。信号を受信する間、1つまたは複数の信号がアンテナ132によって受信され、受信機ユニット134によって調整およびデジタル化され、RXデータプロセッサ136によって処理され得る。コントローラ138は、デバイス125内の様々な処理ユニットの動作を指示することができる。さらに、メモリユニット140は、コントローラ138のためのデータとプログラムコードとを記憶することができる。受信機ユニット134は、図2Aに示すデバイス110を含み得ることに留意されたい。
[0034] 図3Aは、本発明の例示的な一実施形態による回路150を示すブロック図である。回路150は、I入力152およびQ入力153と、I入力152に結合された増幅器154および156と、Q入力154に結合された増幅器158および160とを含む。さらに、回路150は、加算器162と164とを含み、加算器162は増幅器154および158からの出力を受信するように構成され、加算器164は増幅器156および160からの出力を受信するように構成される。加算器162および164は、それぞれ、I’およびQ’を出力するように構成される。例示的な一実施形態によれば、増幅器154および160はcosθの利得を有するように構成され、増幅器156はsinθの利得を有するように構成され、増幅器158は−sinθの利得を有するように構成される。
[0035] 図3Bは、本発明の別の例示的な実施形態による回路170を示すブロック図である。回路170は、それぞれ、信号cosθとsinθとを受信するように構成された入力172および173を含む。さらに、回路170は、入力172に結合された増幅器174および176と、入力173に結合された増幅器178および180とを含む。さらに、回路170は加算器182と184とを含み、加算器182は増幅器174および178からの出力を受信するように構成され、加算器184は増幅器176および180からの出力を受信するように構成される。加算器182および184は、それぞれ、I’とQ’とを出力するように構成される。例示的な一実施形態によれば、増幅器174および180はIの利得を有するように構成され、増幅器176はQの利得を有するように構成され、増幅器178は−Qの利得を有するように構成される。
[0036] 図4は、本発明の例示的な実施形態による位相シフタ150を示す。図3Aに示す回路100の可能な実装形態である位相シフタ150は、複数のスイッチング素子M1〜M12を含む。「スイッチング素子」という句はまた、本明細書では「スイッチ」とも呼ばれ得ることに留意されたい。スイッチング素子M1〜M12を図4ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M1〜M12の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図4に示すように、スイッチング素子M1、M4、M5およびM8の各々は、グランド電圧に結合されたドレインと、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースとを有する。さらに、スイッチング素子M2およびM7の各々は、ノードAに結合されたドレインと、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースとを有する。その上、スイッチング素子M3およびM6の各々は、ノードBに結合されたドレインと、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースとを有する。加えて、スイッチング素子M9〜M12の各々は、定電流源に結合されたソースを有する。さらに、スイッチング素子M9は、スイッチング素子M1のソースおよびスイッチング素子M2のソースの各々に結合されたドレインを有する。スイッチング素子M10は、スイッチング素子M3のソースおよびスイッチング素子M4のソースの各々に結合されたドレインを有する。スイッチング素子M11は、スイッチング素子M5のソースおよびスイッチング素子M6のソースの各々に結合されたドレインを有する。スイッチング素子M12は、スイッチング素子M7のソースおよびスイッチング素子M8のソースの各々に結合されたドレインを有する。
[0037] さらに、スイッチング素子M1〜M12は、それぞれ、ゲートにおいて信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M1〜M8は、それぞれ、バイアス電圧(たとえば、cosθまたはsinθ)を受信するように構成される。スイッチング素子M1〜M8の各々のゲートは、スイッチング素子を介してVDDまたはGNDに接続される。スイッチング素子M1〜M8は、それぞれ、異なるサイズをスイッチングすることおよび選択することを介して、利得関数cosθとsinθとを達成するように構成される。加えて、スイッチング素子M9はゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M10はゲートにおいて負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M11はゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M12はゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。たとえば、θが0度である場合、そのことは位相シフトがないことを意味し、cosθは1でありsinθは0である。この場合、スイッチング素子M1、M4、M6、M7はオフにされ、スイッチング素子M2、M3、M5、M8はオンにされる。その結果、vipおよびvinによって生成された信号電流の実質的にすべては、I’pとI’nとに流れ得る。さらに、vqpおよびvqnによって生成された信号電流は、I’pとI’nとに流れない。
[0038] 図5は、本発明の別の例示的な実施形態による位相シフタ180を示す。図3Bに示す回路120の可能な実装形態である位相シフタ180は、複数のスイッチM13〜M20を含む。スイッチング素子M13〜M20を図5ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M13〜M20の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図5に示すように、スイッチング素子M13およびM16の各々は、ノードCに結合されたドレインと、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースとを有する。さらに、スイッチング素子M14およびM15の各々は、ノードDに結合されたドレインと、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースとを有する。加えて、スイッチング素子M17〜M20の各々は、電流源(たとえば、cosθまたはsinθ)に結合されたソースを有する。さらに、スイッチング素子M17はスイッチング素子M13のソースに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M18はスイッチング素子M14のソースに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M19はスイッチング素子M15のソースに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M20はスイッチング素子M16のソースに結合されたドレインを有する。
[0039] さらに、スイッチング素子M13〜M16は、それぞれ、ゲートにおいて信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M13〜M16は、それぞれ、ゲートにおいて定電圧バイアスを受信するように構成される。加えて、スイッチング素子M17はゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M18はゲートにおいて負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M19はゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M20はゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。たとえば、θが0度である場合、そのことは位相シフトがないことを意味し、cosθは1でありsinθは0である。この場合、vipおよびvinは信号電流を生成し得る一方で、vqpおよびvqnは信号電流を生成しない。その結果、最終出力I’pおよびI’nは、vipおよびvinと実質的に同じ位相を有する。
[0040] 以下でより詳細に説明するように、象限(quadrant)選択に対して、以下の回転マトリックスが与えられる。
Figure 2016195419
Figure 2016195419
Figure 2016195419
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[0041] 図6は、本発明の例示的な実施形態による位相シフタ200を示す。位相シフタ200は、複数のスイッチング素子M21〜M68を含む。スイッチング素子M21〜M68を図6ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M21〜M68の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図6に示すように、スイッチング素子M37、M43、M48、M50、M56、M58、M63およびM65の各々は、ノードEに結合されたドレインを有し、ノードEはまた、第1の出力I’pに結合されている。さらに、スイッチング素子M39、M41、M46、M52、M54、M60、M61およびM67の各々は、ノードFに結合されたドレインを有し、ノードFはまた、第2の出力I’nに結合されている。加えて、スイッチング素子M38、M44、M45、M51、M53、M59、M64およびM66の各々は、ノードGに結合されたドレインを有し、ノードGはまた、第3の出力Q’pに結合されている。その上、スイッチング素子M40、M42、M47、M49、M55、M57、M62およびM68の各々は、ノードHに結合されたドレインを有し、ノードHは、第4の出力Q’nに結合されている。
[0042] 加えて、スイッチング素子M37〜M40の各々は、ノードIに結合されたソースを有し、ノードIはまた、スイッチング素子M29のドレインに結合されている。スイッチング素子M41〜M44の各々は、ノードJに結合されたソースを有し、ノードJはまた、スイッチング素子M30のドレインに結合されている。加えて、スイッチング素子M45〜M48の各々は、ノードKに結合されたソースを有し、ノードKはまた、スイッチング素子M31のドレインに結合されている。スイッチング素子M49〜M52の各々は、ノードLに結合されたソースを有し、ノードLはまた、スイッチング素子M32のドレインに結合されている。スイッチング素子M53〜M56の各々は、ノードMに結合されたソースを有し、ノードMはまた、スイッチング素子M22のドレインに結合されている。スイッチング素子M57〜M60の各々は、ノードNに結合されたソースを有し、ノードNはまた、スイッチング素子M34のドレインに結合されている。スイッチング素子M61〜M64の各々は、ノードPに結合されたソースを有し、ノードPはまた、スイッチング素子M34のドレインに結合されている。さらに、スイッチング素子M65〜M68の各々は、ノードQに結合されたソースを有し、ノードQはまた、スイッチング素子M36のドレインに結合されている。その上、スイッチング素子M29〜M36の各々は、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースを有し、スイッチング素子M21〜M28の各々は、別のトランジスタのソースに結合されたドレインと、電流源(すなわち、cosθまたはsinθ)に結合されたソースとを有する。
[0043] さらに、信号の選択および組合せに使用されるスイッチング素子M37〜M68は、それぞれ、ゲートにおいて制御信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M37、M41、M45、M49、M53、M57、M61およびM65は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第1の制御信号(たとえば、「Q1」)を受信するように構成され、スイッチング素子M38、M42、M46、M50、M54、M58、M62およびM66は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第2の制御信号(たとえば、「Q2」)を受信するように構成され、スイッチング素子M39、M43、M47、M51、M55、M59、M63およびM67は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第3の制御信号(たとえば、「Q3」)を受信するように構成され、スイッチング素子M40、M44、M48、M52、M56、M60、M64およびM68は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第4の制御信号(たとえば、「Q4」)を受信するように構成される。
[0044] 加えて、スイッチング素子M21およびM23は、それぞれ、ゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M22およびM24は、それぞれ、ゲートにおいて負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M25およびM27は、それぞれ、ゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M26およびM28は、それぞれ、ゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。加えて、スイッチング素子M29〜M36は、それぞれ、ゲートにおいて一定のバイアス電圧を受信するように構成される。
[0045] 構成されるように、位相シフタ200は、象限を選択すること、ならびに信号の組合せおよび回転をもたらすことを行うように構成され得る。1つまたは複数の象限が、所望の位相シフトに基づいて選択され得ることに留意されたい。一例として、象限1が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Q3は低「0」であり、制御信号Q4は低「0」である。したがって、象限1が選択される場合、スイッチング素子M37、M41、M45、M49、M53、M57、M61およびM65は導電性の状態にあり、スイッチング素子M38〜M40、M42〜M44、M46〜M48、M50〜M52、M54〜M56、M58〜M60、M62〜M64は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードIおよびQに結合され、第2の出力I’nはノードJおよびPに結合され、第3の出力Q’pはノードMおよびKに結合され、第4の出力Q’nはノードNおよびLに結合される。別の例として、象限2が選択される場合、制御信号Q1、Q3およびQ4は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」である。したがって、象限2が選択される場合、スイッチング素子M38、M42、M46、M50、M54、M58、M62およびM66は導電性の状態にあり、スイッチング素子M37、M39〜M41、M43〜M45、M47〜M49、M51〜M53、M55〜M57、M59〜M61、M63〜M65、M67およびM68は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードLおよびNに結合され、第2の出力I’nはノードKおよびMに結合され、第3の出力Q’pはノードIおよびQに結合され、第4の出力Q’nはノードJおよびPに結合される。
[0046] さらに、象限3が選択される場合、制御信号Q1、Q2およびQ4は低「0」であり、制御信号Q3は高「1」である。したがって、象限3が選択される場合、スイッチング素子M39、M43、M47、M51、M55、M59、M63およびM67は導電性の状態にあり、スイッチング素子M37、M38、M40〜M42、M44〜M46、M48〜M50、M52〜M54、M56〜M58、M60〜M62、M64〜M66およびM68は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードJおよびPに結合され、第2の出力I’nはノードIおよびQに結合され、第3の出力Q’pはノードLおよびNに結合され、第4の出力Q’nはノードKおよびMに結合される。その上、象限4が選択される場合、制御信号Q1、Q2およびQ3は低「0」であり、制御信号Q4は高「1」である。したがって、象限4が選択される場合、スイッチング素子M40、M44、M48、M52、M56、M60、M64およびM68は導電性の状態にあり、スイッチング素子M37〜M39、M41〜M43、M45〜M47、M49〜M51、M53〜M55、M57〜M59、M61〜M63およびM65〜M67は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードKおよびMに結合され、第2の出力I’nはノードLおよびNに結合され、第3の出力Q’pはノードJおよびPに結合され、第4の出力Q’nはノードIおよびQに結合される。
[0047] 当業者なら諒解するように、位相シフタ200は、cosθまたはsinθを生成するために2つのデジタルアナログ(DAC)コンバータを使用し得、θは実質的にゼロから90度までに及ぶ。位相シフタ200の企図された動作の間、位相シフトすることは、必要とされる位相シフト電流を生成するために、たとえばDACを使用することによって達成され得、位相シフト電流の大きさはcosθまたはsinθとして増減する。さらに、スイッチング素子M21〜M68は、信号をスイッチングおよびコーミングするために使用され得る。その結果、最終出力は、式(2)および式(3)に示す位相を回転された信号である。
[0048] 図7は、本発明の例示的な実施形態による別の位相シフタ250を示す。位相シフタ250は、スイッチング素子M21〜M36とM69〜M84とを含む。スイッチング素子M21〜M36およびM69〜M84を図7ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M21〜M36およびM69〜M84の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図7に示すように、スイッチング素子M69、M75、M80およびM82の各々は、ノードRに結合されたドレインを有し、ノードRはまた、第1の出力I’pに結合されている。さらに、スイッチング素子M71、M73、M78およびM84の各々は、ノードSに結合されたドレインを有し、ノードSはまた、第2の出力I’nに結合されている。加えて、スイッチング素子M70、M76、M77およびM83の各々は、ノードUに結合されたドレインを有し、ノードUは、第3の出力Q’pに結合されている。その上、スイッチング素子M72、M74、M79およびM81の各々は、ノードTに結合されたドレインを有し、ノードTはまた、第4の出力Q’nに結合されている。
[0049] 加えて、スイッチング素子M69〜M72の各々は、ノードVに結合されたソースを有し、ノードVはまた、スイッチング素子M29のドレインとスイッチング素子M36のドレインとに結合されている。スイッチング素子M73〜M76の各々は、ノードWに結合されたソースを有し、ノードWはまた、スイッチング素子M30のドレインとスイッチング素子M35のドレインとに結合されている。加えて、スイッチング素子M77〜M80の各々は、ノードXに結合されたソースを有し、ノードXはまた、スイッチング素子M31のドレインとスイッチング素子M33のドレインとに結合されている。スイッチング素子M81〜M84の各々は、ノードYに結合されたソースを有し、ノードYはまた、スイッチング素子M32のドレインとスイッチング素子M34のドレインとに結合されている。その上、スイッチング素子M29〜M36の各々は、別のスイッチング素子のドレインに結合されたソースを有し、スイッチング素子M21〜M28の各々は、別のトランジスタのソースに結合されたドレインと電流源(すなわち、cosθまたはsinθ)に結合されたソースとを有する。
[0050] さらに、信号の選択および組合せに使用されるスイッチング素子M69〜M84は、それぞれ、ゲートにおいて制御信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M69、M73、M77およびM81は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第1の制御信号(たとえば、「Q1」)を受信するように構成され、スイッチング素子M70、M74、M78およびM82は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第2の制御信号(たとえば、「Q2」)を受信するように構成され、スイッチング素子M71、M75、M79およびM83は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第3の制御信号(たとえば、「Q3」)を受信するように構成され、スイッチング素子M72、M76、M80およびM84は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第4の制御信号(たとえば、「Q4」)を受信するように構成される。
[0051] 加えて、スイッチング素子M21およびM23は、それぞれ、ゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M22およびM24は、それぞれ、ゲートにおいて信号負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M25およびM27は、それぞれ、ゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M26およびM28は、それぞれ、ゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。加えて、スイッチング素子M29〜M36は、それぞれ、ゲートにおいて一定のバイアス電圧を受信するように構成される。
[0052] 構成されるように、位相シフタ250は、象限選択、ならびに信号の組合せおよび回転をもたらすことができる。1つまたは複数の象限が、所望の位相シフトに基づいて選択され得ることに留意されたい。一例として、象限1が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Q3は低「0」であり、制御信号Q4は低「0」である。したがって、象限1が選択される場合、スイッチング素子M69、M73、M77およびM81は導電性の状態にあり、スイッチング素子M70〜M72、M74〜M76、M78〜M80およびM82〜M84は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードVに結合され、第2の出力I’nはノードWに結合され、第3の出力Q’pはノードYに結合され、第4の出力Q’nはノードXに結合される。別の例として、象限2が選択される場合、制御信号Q1、Q3およびQ4は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」である。したがって、象限2が選択される場合、スイッチング素子M70、M74、M78およびM82は導電性の状態にあり、スイッチング素子M69、M71〜M73、M75〜M77、M79〜M81、M83およびM84は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードYに結合され、第2の出力I’nはノードXに結合され、第3の出力Q’pはノードVに結合され、第4の出力Q’nはノードWに結合される。
[0053] さらに、象限3が選択される場合、制御信号Q1、Q2およびQ4は低「0」であり、制御信号Q3は高「1」である。したがって、象限3が選択される場合、スイッチング素子M71、M75、M79およびM83は導電性の状態にあり、スイッチング素子M69、M70、M72〜M74、M76〜M78、M80〜M82およびM84は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードWに結合され、第2の出力I’nはノードVに結合され、第3の出力Q’pはノードYに結合され、第4の出力Q’nはノードXに結合される。その上、象限4が選択される場合、制御信号Q1、Q2およびQ3は低「0」であり、制御信号Q4は高「1」である。したがって、象限4が選択される場合、スイッチング素子M72、M76、M80およびM84は導電性の状態にあり、スイッチング素子M69〜M71、M73〜M75、M77〜M79およびM81〜M83は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードXに結合され、第2の出力I’nはノードYに結合され、第3の出力Q’pはノードWに結合され、第4の出力Q’nはノードVに結合される。
[0054] 当業者なら諒解するように、位相シフタ250は、cosθまたはsinθを生成するために2つのデジタルアナログ(DAC)コンバータを使用し得、θは実質的にゼロから90度までに及ぶ。位相シフタ250の企図された動作の間、位相シフトすることは、必要とされる位相シフト電流を生成するために、たとえばDACを使用することによって達成され得、位相シフト電流の大きさはcosθまたはsinθとして増減する。さらに、スイッチング素子M21〜M36およびM69〜M84は、信号スイッチングおよび信号コーミングのために使用され得る。その結果、最終出力は、式(2)および式(3)に示す位相を回転された信号である。
[0055] 図8は、本発明の例示的な実施形態による別の位相シフタ300を示す。位相シフタ300は、スイッチング素子M21〜M36とM85〜M100とを含む。スイッチング素子M21〜M36およびM85〜M100を図8ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M21〜M36およびM85〜M100の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図8に示すように、スイッチング素子M85およびM86の各々は、ノードEEに結合されたソースを有し、ノードEEは、スイッチング素子29のドレインとスイッチング素子M36のドレインとに結合されている。スイッチング素子M87およびM88の各々は、ノードFFに結合されたソースを有し、ノードFFは、スイッチング素子30のドレインとスイッチング素子M35のドレインとに結合されている。スイッチング素子M89およびM90の各々は、ノードGGに結合されたソースを有し、ノードGGは、スイッチング素子31のドレインとスイッチング素子33のドレインとに結合されている。さらに、スイッチング素子M91およびM92の各々は、ノードHHに結合されたソースを有し、ノードHHは、スイッチング素子32のドレインとスイッチング素子34のドレインとに結合されている。
[0056] 加えて、スイッチング素子M85およびM92の各々は、ノードAAに結合されたドレインを有し、ノードAAはまた、スイッチング素子M93のソースとスイッチング素子M94のソースとに結合されている。スイッチング素子M87およびM90の各々は、ノードBBに結合されたドレインを有し、ノードBBはまた、スイッチング素子M95のソースとスイッチング素子M96のソースとに結合されている。加えて、スイッチング素子M86およびM89の各々は、ノードCCに結合されたドレインを有し、ノードCCはまた、スイッチング素子M99のソースとスイッチング素子M100のソースとに結合されている。その上、スイッチング素子M88およびM91の各々は、ノードDDに結合されたドレインを有し、ノードDDはまた、スイッチング素子M97のソースとスイッチング素子M98のソースとに結合されている。
[0057] その上、スイッチング素子M93およびM95は第1の出力I’pに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M94およびM96は第2の出力I’nに結合されたドレインを有する。その上、スイッチング素子M98およびM100は第3の出力Q’pに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M97およびM99は第4の出力Q’nに結合されたドレインを有する。
[0058] さらに、スイッチング素子M85〜M100は、それぞれ、ゲートにおいて制御信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M85、M87、M89およびM91は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第1の制御信号(たとえば、「Q1」)を受信するように構成され、スイッチング素子M86、M88、M90およびM92は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第2の制御信号(たとえば、「Q2」)を受信するように構成され、スイッチング素子M93、M96、M97およびM100は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第3の制御信号(たとえば、「\S」)を受信するように構成され、スイッチング素子M94、M95、M98およびM99は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第4の制御信号(たとえば、「S」)を受信するように構成される。スイッチング素子M85〜M92は信号の選択および組合せのために使用され、スイッチング素子M93〜M100は出力選択のために使用されることに留意されたい。
[0059] 加えて、スイッチング素子M21およびM23は、それぞれ、ゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M22およびM24は、それぞれ、ゲートにおいて負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M25およびM27は、それぞれ、ゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M26およびM28は、それぞれ、ゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。加えて、スイッチング素子M29〜M36は、それぞれ、ゲートにおいて一定のバイアス電圧を受信するように構成される。
[0060] 構成されるように、位相シフタ300は、象限選択のために構成され、ならびに信号の組合せおよび回転をもたらすことができる。1つまたは複数の象限が、所望の位相シフトに基づいて選択され得ることに留意されたい。一例として、象限1が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Sは低「0」であり、制御信号\Sは高「1」である。したがって、象限1が選択される場合、スイッチング素子M85、M87、M89、M91、M93、M96、M97およびM100は導電性の状態にあり、スイッチング素子M86、M88、M90、M92、M94、M95、M98およびM99は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードAAに結合され、第2の出力I’nはノードBBに結合され、第3の出力Q’pはノードCCに結合され、第4の出力Q’nはノードDDに結合される。別の例として、象限2が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」であり、制御信号Sは低「0」であり、制御信号\Sは高「1」である。したがって、象限2が選択される場合、スイッチング素子M85、M87、M89、M91、M94、M95、M98およびM99は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M86、M88、M90、M92、M93、M96、M97およびM100は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードAAに結合され、第2の出力I’nはノードBBに結合され、第3の出力Q’pはノードDDに結合され、第4の出力Q’nはノードDDに結合される。
[0061] さらに、象限3が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Sは高「1」であり、制御信号\Sは低「0」である。したがって、象限3が選択される場合、スイッチング素子M85、M87、M89、M91、M94、M95、M98およびM99は導電性の状態にあり、スイッチング素子M86、M88、M90、M92、M93、M96、M97およびM100は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードBBに結合され、第2の出力I’nはノードAAに結合され、第3の出力Q’pはノードDDに結合され、第4の出力Q’nはノードCCに結合される。その上、象限4が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」であり、制御信号Sは高「1」であり、制御信号\Sは低「0」である。したがって、象限4が選択される場合、スイッチング素子M85、M87、M89、M91、M93、M96、M97およびM100は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M86、M88、M90、M92、M94、M95、M98およびM99は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードBBに結合され、第2の出力I’nはノードAAに結合され、第3の出力Q’pはノードDDに結合され、第4の出力Q’nはノードCCに結合される。
[0062] 当業者なら諒解するように、位相シフタ250は、cosθまたはsinθを生成するために2つのデジタルアナログ(DAC)コンバータを使用し得、θは実質的にゼロから90度までに及ぶ。位相シフタ300の企図された動作の間、位相シフトすることは、必要とされる位相シフト電流を生成するために、たとえばDACを使用することによって達成され得、位相シフト電流の大きさはcosθまたはsinθとして増減する。さらに、スイッチング素子M21〜M36およびM85〜M100は、信号のスイッチングおよびコーミングのために使用され得る。その結果、最終出力は、式(2)および式(3)に示す位相を回転された信号である。
[0063] 図6に示す位相シフタ200と比較して、図7に示す位相シフタ250および図7に示す位相シフタ300は、低減された数のスイッチング素子を有し、したがって、寄生キャパシタンスが低減され得ることに留意されたい。図6、図7および図8にそれぞれ示す位相シフタ200、250および300は、高分解能の場合(たとえば、90度超)のために構成され得ることにさらに留意されたい。しかしながら、いくつかの場合には、90度超の分解能は必要とされず、したがって、簡素化されたアーキテクチャが使用され得る。
[0064] 図9は、本発明の例示的な実施形態による別の位相シフタ350を示す。位相シフタ350は、90度以下の分解能が望ましい場合に限定されないが、位相シフタ350は、90度超の分解能を必要としない場合に簡素化された回路を提供する。
[0065] 位相シフタ350は、スイッチング素子M93〜M112を含む。スイッチング素子M93〜M112を図9ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M93〜M112の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図9に示すように、スイッチング素子M105およびM112の各々は、ノードJJに結合されたドレインを有し、ノードJJは、スイッチング素子M93のソースとスイッチング素子M94のソースとに結合されている。さらに、スイッチング素子M107およびM110の各々は、ノードKKに結合されたドレインを有し、ノードKKは、スイッチング素子M95のソースとスイッチング素子M96のソースとに結合されている。加えて、スイッチング素子M106およびM109の各々はノードLLに結合されたドレインを有し、ノードLLは、スイッチング素子M97のソースとスイッチング素子M98のソースとに結合されている。さらに、スイッチング素子M108およびM111の各々は、ノードMMに結合されたドレインを有し、ノードMMは、スイッチング素子M99のソースとスイッチング素子M100のソースとに結合されている。
[0066] 加えて、スイッチング素子M105およびM106の各々は、スイッチング素子M101のドレインに結合されたソースを有する。スイッチング素子M107およびM108の各々は、スイッチング素子M102のドレインに結合されたソースを有する。加えて、スイッチング素子M109およびM110の各々は、スイッチング素子M103のドレインに結合されたソースを有する。スイッチング素子M111およびM112の各々は、スイッチング素子M104のドレインに結合されたソースを有する。その上、スイッチング素子M101〜M104の各々は、別のスイッチング素子のソースに結合されたドレインと、定電流源に結合されたソースとを有する。さらに、スイッチング素子M93およびM95は第1の出力I’pに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M94およびM96は第2の出力I’nに結合されたドレインを有する。その上、スイッチング素子M97およびM99は第3の出力Q’pに結合されたドレインを有し、スイッチング素子M98およびM100は第4の出力Q’nに結合されたドレインを有する。
[0067] さらに、スイッチング素子M93〜M100およびM105〜M112は、それぞれ、ゲートにおいて制御信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M105、M107、M109およびM111は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第1の制御信号(たとえば、「Q1」)を受信するように構成され、スイッチング素子M106、M108、M110およびM112は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第2の制御信号(たとえば、「Q2」)を受信するように構成され、スイッチング素子M93、M96、M97およびM100は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第3の制御信号(たとえば、「\S」)を受信するように構成され、スイッチング素子M94、M95、M98およびM99は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第4の制御信号(たとえば、「S」)を受信するように構成される。
[0068] 加えて、スイッチング素子M101はゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M102はゲートにおいて負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M103はゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M104はゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。
[0069] 構成されるように、位相シフタ350は、象限選択を可能にし、ならびに信号の組合せおよび回転をもたらすことができる。1つまたは複数の象限が、所望の位相シフトに基づいて選択され得ることに留意されたい。一例として、象限1が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Sは低「0」であり、制御信号\Sは高「1」である。したがって、象限1が選択される場合、スイッチング素子M105、M107、M109、M111、M93、M96、M97およびM100は導電性の状態にあり、スイッチング素子M106、M108、M110、M112、M94、M95、M98およびM99は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードJJに結合され、第2の出力I’nはノードKKに結合され、第3の出力Q’pはノードLLに結合され、第4の出力Q’nはノードMMに結合される。別の例として、象限2が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」であり、制御信号Sは低「0」であり、制御信号\Sは高「1」である。したがって、象限2が選択される場合、スイッチング素子M105、M107、M109、M111、M94、M95、M98およびM99は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M106、M108、M110、M112、M93、M96、M97およびM100は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードJJに結合され、第2の出力I’nはノードKKに結合され、第3の出力Q’pはノードLLに結合され、第4の出力Q’nはノードMMに結合される。
[0070] さらに、象限3が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Sは高「1」であり、制御信号\Sは低「0」である。したがって、象限3が選択される場合、スイッチング素子M105、M107、M109、M111、M94、M95、M98およびM99は導電性の状態にあり、スイッチング素子M106、M108、M110、M112、M93、M96、M97およびM100は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードKKに結合され、第2の出力I’nはノードJJに結合され、第3の出力Q’pはノードMMに結合され、第4の出力Q’nはノードLLに結合される。その上、象限4が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」であり、制御信号Sは高「1」であり、制御信号\Sは低「0」である。したがって、象限4が選択される場合、スイッチング素子M105、M107、M109、M111、M93、M96、M97およびM100は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M106、M108、M110、M112、M94、M95、M98およびM99は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードKKに結合され、第2の出力I’nはノードJJに結合され、第3の出力Q’pはノードMMに結合され、第4の出力Q’nはノードLLに結合される。
[0071] 図10は、本発明の例示的な実施形態による別の位相シフタ400を示す。位相シフタ400は、90度以下の分解能が望ましい場合に限定されないが、位相シフタ400は、90度超の分解能を必要としない場合に簡素化された回路を提供する。
[0072] 位相シフタ400は、スイッチング素子M101〜M104とM113〜M128とを含む。スイッチング素子M101〜M104およびM113〜M128を図10ではトランジスタとして示すが、スイッチング素子M101〜M104およびM113〜M128の各々は、任意の知られている適切なスイッチング素子を備え得る。図10に示すように、スイッチング素子M113、M119、M124およびM126の各々は、ノードNNに結合されたドレインを有し、ノードNNは、第1の出力I’pに結合されている。さらに、スイッチング素子M115、M117、M122およびM128の各々は、ノードPPに結合されたドレインを有し、ノードPPは、第2の出力I’nに結合されている。加えて、スイッチング素子M114、M120、M121およびM127の各々は、ノードQQに結合されたドレインを有し、ノードQQは、第3の出力Q’pに結合されている。加えて、スイッチング素子M116、M118、M123およびM125の各々は、ノードRRに結合されたドレインを有し、ノードRRは、第4の出力Q’n結合されている。
[0073] 加えて、スイッチング素子M113〜M116の各々は、スイッチング素子M101のドレインに結合されたソースを有する。スイッチング素子M117〜M120の各々は、スイッチング素子M102のドレインに結合されたソースを有する。スイッチング素子M121〜M124の各々は、スイッチング素子M103のドレインに結合されたソースを有する。さらに、スイッチング素子M125〜M128の各々は、スイッチング素子M104のドレインに結合されたソースを有する。その上、スイッチング素子M101〜M104の各々は、別のスイッチング素子のソースに結合されたドレインと、定電流源に結合されたソースとを有する。
[0074] さらに、スイッチング素子M113〜M128は、それぞれ、ゲートにおいて制御信号を受信するように構成される。より具体的には、スイッチング素子M113、M117、M121およびM125は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第1の制御信号(たとえば、「Q1」)を受信するように構成され、スイッチング素子M114、M118、M122およびM126は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第2の制御信号(たとえば、「Q2」)を受信するように構成され、スイッチング素子M115、M119、M123およびM1127は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第3の制御信号(たとえば、「Q3」)を受信するように構成され、スイッチング素子M116、M120、M124およびM128は、それぞれ、それらのそれぞれのゲートにおいて第4の制御信号(たとえば、「Q4」)を受信するように構成される。
[0075] 加えて、スイッチング素子M101はゲートにおいて正の同相信号vipを受信するように構成され、スイッチング素子M102はゲートにおいて負の同相信号vinを受信するように構成され、スイッチング素子M103はゲートにおいて正の直交信号vqpを受信するように構成され、スイッチング素子M104はゲートにおいて負の直交信号vqnを受信するように構成される。
[0076] 構成されるように、位相シフタ400は、象限選択を可能にし、ならびに信号の組合せおよび回転をもたらすことができる。1つまたは複数の象限が、所望の位相シフトに基づいて選択され得ることに留意されたい。一例として、象限1が選択される場合、制御信号Q1は高「1」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Q3は低「0」であり、制御信号Q4は低「0」である。したがって、象限1が選択される場合、スイッチング素子M113、M117、M121およびM125は導電性の状態にあり、スイッチング素子M114〜M116、M118〜M120、M122〜M124およびM126〜M128は非導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードSSに結合され、第2の出力I’nはノードTTに結合され、第3の出力Q’pはノードUUに結合され、第4の出力Q’nはノードVVに結合される。別の例として、象限2が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は高「1」であり、制御信号Q3は低「0」であり、制御信号Q4は低「0」である。したがって、象限2が選択される場合、スイッチング素子M113、M115〜M117、M119〜M121、M123〜M125、M127およびM128は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M114、M118、M122およびM126は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードVVに結合され、第2の出力I’nはノードUUに結合され、第3の出力Q’pはノードSSに結合され、第4の出力Q’nはノードTTに結合される。
[0077] さらに、象限3が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Q3は高「1」であり、制御信号Q4は低「0」である。したがって、象限3が選択される場合、スイッチング素子M113、M114、M116〜M118、M120〜M122、M124〜M126およびM128は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M115、M119、M123およびM1127は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードTTに結合され、第2の出力I’nはノードSSに結合され、第3の出力Q’pはノードVVに結合され、第4の出力Q’nはノードUUに結合される。その上、象限4が選択される場合、制御信号Q1は低「0」であり、制御信号Q2は低「0」であり、制御信号Q3は低「0」であり、制御信号Q4は高「1」である。したがって、象限4が選択される場合、スイッチング素子M113〜M115、M117〜M119、M121〜M123およびM125〜M127は非導電性の状態にあり、スイッチング素子M116、M120、M124およびM128は導電性の状態にあり、第1の出力I’pはノードUUに結合され、第2の出力I’nはノードVVに結合され、第3の出力Q’pはノードTTに結合され、第4の出力Q’nはノードSSに結合される。
[0078] 位相シフタ350および位相シフタ400は、位相分解能が90度の場合である。この条件下で、0度においてI=I’およびQ=Q’、90度においてI’=−QおよびQ’=I、180度においてI’=−IおよびQ’=−Q、ならびに270度においてI’=QおよびQ’=−Iである。その結果、sin90、sin180、sin0、sin360、cos90、cos0、cos180およびcos270は0、1または−1であるので、正確なDACはcosおよびsinで増減する電流を生成するために使用され得る。0、1または−1だけが必要であるので、位相シフトする手順は簡単であり、1ステップだけが必要である。象限に応じて、Q1、Q2、Q3またはQ4が選択され得る。最終出力は、式(2)および式(3)に示す位相を回転された信号である。いくつかの場合において、2つの象限信号が、45度を達成するためにオンにされ得ることに留意されたい。たとえば、Q1=0度、Q2=90度、Q3=180度、およびQ4=270度。加えて、Q1およびQ2がともにオンにされると、45度が達成され得る。Q2およびQ3がともにオンにされると、135度が達成され得る。その上、Q3およびQ4がともにオンにされると、225度が達成され得る。加えて、Q4およびQ1がともにオンにされると、315度が達成され得る。
[0079] 図11は、回転される前の同相および直交(I/Q)データを示すプロットである。図12は、45度回転された後の、図11の同相および直交データを示すプロットである。図13は、回転される前の同相および直交データを示すプロットである。図14は、45度回転された後の、図13の同相および直交データを示すプロットである。図11および図12は、QPSK変調に関連付けられたI/Qデータを表し、図13および図14は、16−QAM変調に関連付けられたI/Qデータを表すことに留意されたい。
[0080] 図15は、1つまたは複数の例示的な実施形態による方法440を示すフローチャートである。方法440は、位相回転器において直交および同相のデータを受信することを含み得る(数値442で示される)。方法440はまた、所望の位相シフトを選択するために、位相回転器において少なくとも1つの制御信号を受信することを含み得る(数値444で示される)。さらに、方法440は、所望の位相シフトに応じてベースバンドにおいて直交および同相データを回転させることを含み得る(数値446で示される)。
[0081] 図16は、1つまたは複数の例示的な実施形態による別の方法450を示すフローチャートである。方法450はまた、所望の位相シフトに基づいて複数の象限のうちの少なくとも1つの象限を選択することを含み得る(数値452で示される)。さらに、方法450は、回転された直交信号および回転された同相信号のうちの少なくとも一方を生成するために、ベースバンドにおいて直交信号および同相信号のうちの少なくとも一方を回転させることを含み得る(数値454で示される)。
[0082] 本明細書で説明する例示的な実施形態は、限定はしないが、QPSK、16−QAMおよび64−QAMを含む様々な変調技法に好適であり得る。さらに、本発明の実施形態は、両側平衡ミキサまたは片側平衡ミキサに好適であり得る。さらに、送信機および受信機の実装に好適である本発明の例示的な実施形態は、360度カバレージを提供することができる。上述のように、デジタル制御されるスイッチは、位相の合成(combining)および回転のために使用され得、象限選択は、所望の総位相シフトに基づくことができる。
[0083] 情報および信号は、任意の様々な異なる技術および技法を使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0084] さらに、本明細書で開示する例示的な実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の例示的な実施形態の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
[0085] 本明細書で開示する例示的な実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。
[0086] 1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装できる。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体でよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、もしくは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、通常はディスク(disk)が磁気的にデータを再生し、一方、ディスク(disc)がレーザによって光学的にデータを再生する場合に、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
[0087] 開示する例示的な実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために提供したものである。これらの例示的な実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示す例示的な実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
[0087] 開示する例示的な実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を実施または使用できるようにするために提供したものである。これらの例示的な実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示す例示的な実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
差動同相および直交データを受信するための複数の入力と、
前記複数の入力に結合され、ベースバンドにおいて前記差動同相および直交データの回転を可能にするように構成された複数のスイッチング素子とを備える、デバイス。
[C2]
前記複数の入力が、第2の複数のスイッチング素子を備える、C1に記載のデバイス。
[C3]
前記複数のスイッチング素子に結合された、回転された差動同相および直交データを出力するための別の複数のスイッチング素子をさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C4]
前記複数の入力に結合された、可変電流源を生成するための少なくとも1つのデジタルアナログコンバータをさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C5]
前記複数の入力に結合された定電流源をさらに備える、C1に記載のデバイス。
[C6]
前記複数の入力に結合された別の複数の入力をさらに備え、前記別の複数の入力の各入力が定電圧バイアスを受信するように構成される、C1に記載のデバイス。
[C7]
前記複数のスイッチの各スイッチが、デジタル制御信号を受信するように構成される、C6に記載のデバイス。
[C8]
差動同相および直交信号を伝達するための複数のミキサと、
前記差動同相および直交信号を受信するように構成された少なくとも1つの位相回転器であって、
ベースバンドにおいて前記差動同相および直交信号の回転を可能にするように構成された複数のスイッチング素子、および
前記複数のスイッチに結合された電流源を備える、少なくとも1つの位相回転器とを備える、デバイス。
[C9]
前記電流源が定電流源を備える、C8に記載のデバイス。
[C10]
前記電流源が、デジタルアナログコンバータによって生成される可変電流源を備える、C8に記載のデバイス。
[C11]
前記第1の複数のスイッチおよび前記第2の複数のスイッチの各スイッチがトランジスタを備える、C8に記載のデバイス。
[C12]
前記複数のスイッチング素子が複数のトランジスタを備え、各トランジスタが、所望の象限を選択するために制御信号を受信するように構成される、C8に記載のデバイス。
[C13]
前記第2の複数のスイッチの各スイッチが、デジタルアナログコンバータに結合される、C8に記載のデバイス。
[C14]
差動同相および直交データを受信するための複数の入力と、
ベースバンドにおいて前記差動同相および直交データの回転を可能にするための複数のスイッチング素子とを備える、位相回転器。
[C15]
前記複数のスイッチング素子が、複数の入力信号を受信するための第1の複数のトランジスタと、所望の位相シフトを選択するための第2の複数のトランジスタとを備える、C14に記載の位相回転器。
[C16]
前記複数のスイッチング素子が、回転された同相および直交データを伝達するための第3の複数のトランジスタをさらに備える、C15に記載の位相回転器。
[C17]
位相回転器において直交および同相データを受信することと、
所望の位相シフトを選択するために前記位相回転器において少なくとも1つの制御信号を受信することと、
前記所望の位相シフトに応じてベースバンドにおいて前記直交および同相データを回転させることとを備える、方法。
[C18]
少なくとも1つの制御信号を前記受信することが、前記所望の位相シフトを選択するために1つまたは複数のスイッチにおいて制御信号を受信することを備える、C17に記載の方法。
[C19]
直交および同相データを前記受信することが、少なくとも1つの第1のスイッチにおける第1の差動同相信号と、少なくとも1つの第2のスイッチにおける第2の差動同相信号と、少なくとも1つの第3のスイッチにおける第1の差動直交信号と、少なくとも1つの第4のスイッチにおける第2の差動直交信号とを受信することを備える、C17に記載の方法。
[C20]
所望の位相シフトに基づいて複数の象限のうちの少なくとも1つの象限を選択することと、
回転された直交信号および回転された同相信号のうちの少なくとも一方を生成するために、ベースバンドにおいて直交信号および同相信号のうちの少なくとも一方を回転させることとを備える、方法。
[C21]
前記選択することが、前記少なくとも1つの象限を選択するために、複数のスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチに信号を伝達することを備える、C20に記載の方法。
[C22]
少なくとも1つのデジタルアナログコンバータで1つまたは複数の可変電流源を生成することをさらに備える、C20に記載の方法。
[C23]
前記回転させることが、前記回転された直交信号または前記回転された同相信号を備える1つまたは複数の出力信号を選択するために、複数のスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチに制御信号を伝達することを備える、C20に記載の方法。
[C24]
位相回転器において直交および同相データを受信するための手段と、
前記所望の位相シフトに応じてベースバンドにおいて前記直交および同相データを回転させるための手段とを備える、デバイス。
[C25]
所望の位相シフトに基づいて複数の象限のうちの少なくとも1つの象限を選択するための手段と、
回転された直交信号および回転された同相信号のうちの少なくとも一方を生成するために、ベースバンドにおいて直交信号および同相信号のうちの少なくとも一方を回転させるための手段とを備える、デバイス。

Claims (25)

  1. 差動同相および直交データを受信するための複数の入力と、
    前記複数の入力に結合され、ベースバンドにおいて前記差動同相および直交データの回転を可能にするように構成された複数のスイッチング素子とを備える、デバイス。
  2. 前記複数の入力が、第2の複数のスイッチング素子を備える、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記複数のスイッチング素子に結合された、回転された差動同相および直交データを出力するための別の複数のスイッチング素子をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記複数の入力に結合された、可変電流源を生成するための少なくとも1つのデジタルアナログコンバータをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記複数の入力に結合された定電流源をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記複数の入力に結合された別の複数の入力をさらに備え、前記別の複数の入力の各入力が定電圧バイアスを受信するように構成される、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記複数のスイッチの各スイッチが、デジタル制御信号を受信するように構成される、請求項6に記載のデバイス。
  8. 差動同相および直交信号を伝達するための複数のミキサと、
    前記差動同相および直交信号を受信するように構成された少なくとも1つの位相回転器であって、
    ベースバンドにおいて前記差動同相および直交信号の回転を可能にするように構成された複数のスイッチング素子、および
    前記複数のスイッチに結合された電流源を備える、少なくとも1つの位相回転器とを備える、デバイス。
  9. 前記電流源が定電流源を備える、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記電流源が、デジタルアナログコンバータによって生成される可変電流源を備える、請求項8に記載のデバイス。
  11. 前記第1の複数のスイッチおよび前記第2の複数のスイッチの各スイッチがトランジスタを備える、請求項8に記載のデバイス。
  12. 前記複数のスイッチング素子が複数のトランジスタを備え、各トランジスタが、所望の象限を選択するために制御信号を受信するように構成される、請求項8に記載のデバイス。
  13. 前記第2の複数のスイッチの各スイッチが、デジタルアナログコンバータに結合される、請求項8に記載のデバイス。
  14. 差動同相および直交データを受信するための複数の入力と、
    ベースバンドにおいて前記差動同相および直交データの回転を可能にするための複数のスイッチング素子とを備える、位相回転器。
  15. 前記複数のスイッチング素子が、複数の入力信号を受信するための第1の複数のトランジスタと、所望の位相シフトを選択するための第2の複数のトランジスタとを備える、請求項14に記載の位相回転器。
  16. 前記複数のスイッチング素子が、回転された同相および直交データを伝達するための第3の複数のトランジスタをさらに備える、請求項15に記載の位相回転器。
  17. 位相回転器において直交および同相データを受信することと、
    所望の位相シフトを選択するために前記位相回転器において少なくとも1つの制御信号を受信することと、
    前記所望の位相シフトに応じてベースバンドにおいて前記直交および同相データを回転させることとを備える、方法。
  18. 少なくとも1つの制御信号を前記受信することが、前記所望の位相シフトを選択するために1つまたは複数のスイッチにおいて制御信号を受信することを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 直交および同相データを前記受信することが、少なくとも1つの第1のスイッチにおける第1の差動同相信号と、少なくとも1つの第2のスイッチにおける第2の差動同相信号と、少なくとも1つの第3のスイッチにおける第1の差動直交信号と、少なくとも1つの第4のスイッチにおける第2の差動直交信号とを受信することを備える、請求項17に記載の方法。
  20. 所望の位相シフトに基づいて複数の象限のうちの少なくとも1つの象限を選択することと、
    回転された直交信号および回転された同相信号のうちの少なくとも一方を生成するために、ベースバンドにおいて直交信号および同相信号のうちの少なくとも一方を回転させることとを備える、方法。
  21. 前記選択することが、前記少なくとも1つの象限を選択するために、複数のスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチに信号を伝達することを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 少なくとも1つのデジタルアナログコンバータで1つまたは複数の可変電流源を生成することをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  23. 前記回転させることが、前記回転された直交信号または前記回転された同相信号を備える1つまたは複数の出力信号を選択するために、複数のスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチに制御信号を伝達することを備える、請求項20に記載の方法。
  24. 位相回転器において直交および同相データを受信するための手段と、
    前記所望の位相シフトに応じてベースバンドにおいて前記直交および同相データを回転させるための手段とを備える、デバイス。
  25. 所望の位相シフトに基づいて複数の象限のうちの少なくとも1つの象限を選択するための手段と、
    回転された直交信号および回転された同相信号のうちの少なくとも一方を生成するために、ベースバンドにおいて直交信号および同相信号のうちの少なくとも一方を回転させるための手段とを備える、デバイス。
JP2016124710A 2012-02-27 2016-06-23 ベースバンドビームフォーミング Pending JP2016195419A (ja)

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