JP2016192707A - 撮像素子、撮像方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像素子、撮像方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広ダイナミックレンジを実現する。
【解決手段】同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で画素が撮像面上に配置され、1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、1回の撮像で、異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する。1ブロック内の画素の露光は、設定している露光時間に応じて異なるタイミングで開始し、1ブロック内の全ての画素でほぼ同一のタイミングで終了するように制御する。本技術は、撮像装置に適用できる。
【選択図】図7

Description

本技術は、撮像素子、撮像方法、並びにプログラムに関する。詳しくは、複数の露光時間で撮像を行い、露光時間の異なる複数の画像を得ることができる撮像素子、撮像方法、並びにプログラムに関する。
近年、ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどの応用に適した固体撮像装置として知られるCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサや増幅型のイメージセンサは、高感度での画素数の増加やイメージサイズの縮小による画素サイズの微細化が進んでいる。一方で、一般にCCDイメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサのような固体撮像装置は、屋内や野外、昼間や夜間といった多様な環境下で使用される傾向があり、外光の変化等に応じて、光電変換素子における電荷蓄積期間を制御することによって露光時間を調整し、感度を最適値にする電子シャッタ動作などが必要となることが多い。
ところで、CMOSイメージセンサにおいて、そのダイナミックレンジを拡大する方法として、電子シャッタを高速に切ることで露光時間を調整する方法や、高速に複数のフレームを撮影し重ね合わせる方法や、受光部の光電変換特性を対数応答にする方法などが知られている。
異なる露光時間またはアナログゲインや異なる感度を有する1枚の画像データを処理する際、所定サイズの局所領域において、異なる露光時間や異なる感度を有する画素を、もう一方の露光時間や感度を有する画素と合成処理によって、ダイナミックレンジの拡大を図ることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ダイナミックレンジを拡大するために、設定された露光時間の比やあらかじめ算出された感度比から決定したゲイン倍を信号量の低い画素信号へ適応し、この値と信号量の高い画素信号を一定の比率で合成することが提案されている。
通常、複数回に露光&シャッタを経て得られた複数枚の異露光画像を上記の方法で合成することで、HDR画像を得ることができる。しかしながら、この手法では動物体の領域においては、画像が崩壊してしまう可能性がある。
特許文献1で提案されている方法で、周期的に異なる露光時間や異なる感度を有する画素を2次元的に、周期的に配置した画素を用いて、異露光の画素間で読み出しのタイミングを揃えて、各画素位置において、合成比率をその領域に沿った最適な比率を選択することで、動物体のボケ抑制などを図ることが特許文献2で提案されている。
HDR画像は、その帯域の広さゆえに、諧調が大きな画像データとなる。しかしながら、一般的なディスプレイの表示可能な諧調は、この画像の諧調に比べ、小さい諧調しか有していないときがある。そこで、特許文献3では、HDR画像の圧縮技術について提案している。
特開2013-66145号公報 特開2013-66142号公報 特願2007-105540号公報
上記したような技術により、ダイナミックレンジが拡張された画像を得ることでき、高画質化に寄与することができる。
このような高画質な画像が得られても、上記したように、ディスプレイの階調に合わせて圧縮するなどしなくてはならない場合もあり、得られた高画質な画像を生かし切れていない場合がある。また、例えば、ユーザが注目している領域を、他の領域よりも鮮明な画像として提供するなど、ユーザが所望している形で画像を提供することができるようにすることも望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが所望する画像を提供できるようにするものである。
本技術の一側面の撮像素子は、同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置され、前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する。
前記1ブロック内の画素の露光は、設定している露光時間に応じて異なるタイミングで開始し、前記1ブロック内の全ての画素でほぼ同一のタイミングで終了するように制御するようにすることができる。
前記M×N個は2×2個であり、前記2×2個の画素毎に異なる露光時間を設定するようにすることができる。
前記1ブロック内の画素は、1つのフローティングディフュージョンを共有するようにすることができる。
前記撮像面上に配置されているブロックには、全整色性である分光感度のM×N個の画素から構成されるブロックを含むようにすることができる。
異なるブロック内の同一露光時間が設定されている画素は、同一の制御信号線に接続されているようにすることができる。
取得された前記複数の画像を合成することで、1枚の画像を生成するようにすることができる。
前記1枚の画像内のユーザが注視している領域内の画像が、適切な明るさになるように処理するようにすることができる。
本技術の一側面の撮像方法は、同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置されている撮像素子の撮像方法において、前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得するステップを含む。
本技術の一側面のプログラムは、同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置されている撮像素子を制御するコンピュータに、前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本技術の一側面の撮像素子、撮像方法、並びにプログラムにおいては、同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で画素が撮像面上に配置されている。1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間が設定され、1回の撮像で、異なる露光時間毎に撮像された複数の画像が取得される。
本技術の一側面によれば、ユーザが所望する画像を提供できるようになる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用した撮像装置の一実施の形態の構成を示す図である。 CMOSイメージセンサの構成について説明するための図である。 画素の配置について説明するための図である。 画素の配置について説明するための図である。 露光時間の異なる画素の配置について説明するための図である。 読み出しタイミングについて説明するための図である。 画素配置の配線について説明するための図である。 転送制御線の配線について説明するための図である。 画像提供装置の構成例を示す図である。 HDR合成部の構成例を示す図である。 使用例について説明するための図である。 記録媒体について説明するための図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.撮像装置の構成
2.画素の配置について
3.読み出しについて
4.画素配置配線について
5.転送制御線の配線について
6.画像提供装置について
7.使用例について
8.記録媒体について
<撮像装置の構成>
図1は、本技術を適用した撮像装置の一実施の形態の構成を示す図である。図1に示される撮像装置100は、被写体を撮像し、その被写体の画像を電気信号として出力する装置である。
図1に示されるように撮像装置100は、光学部111、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ112、A/D(Analog/Digital)変換器113、操作部114、制御部115、画像処理部116、表示部117、コーデック処理部118、および記録部119を有する。
光学部111は、被写体までの焦点を調整し、焦点が合った位置からの光を集光するレンズ、露出を調整する絞り、および、撮像のタイミングを制御するシャッタ等よりなる。光学部111は、被写体からの光(入射光)を透過し、CMOSイメージセンサ112に供給する。
CMOSイメージセンサ112は、入射光を光電変換して画素毎の信号(画素信号)をA/D変換器113に供給する。A/D変換器113は、CMOSイメージセンサ112から、所定のタイミングで供給された画素信号を、デジタルデータ(画像データ)に変換し、所定のタイミングで順次、画像処理部116に供給する。
操作部114は、例えば、キー、ボタン、またはタッチパネル等により構成され、ユーザによる操作入力を受け、その操作入力に対応する信号を制御部115に供給する。
制御部115は、操作部114により入力されたユーザの操作入力に対応する信号に基づいて、光学部111、CMOSイメージセンサ112、A/D変換器113、画像処理部116、表示部117、コーデック処理部118、および記録部119の駆動を制御し、各部に撮像に関する処理を行わせる。
画像処理部116は、A/D変換器113から供給された画像データに対して、例えば、混色補正や、黒レベル補正、ホワイトバランス調整、デモザイク処理、マトリックス処理、ガンマ補正、およびYC変換等の各種画像処理を施す。画像処理部116は、画像処理を施した画像データを表示部117およびコーデック処理部118に供給する。
表示部117は、例えば、液晶ディスプレイ等として構成され、画像処理部116から供給された画像データに基づいて、被写体の画像を表示する。
コーデック処理部118は、画像処理部116から供給された画像データに対して、所定の方式の符号化処理を施し、得られた符号化データを記録部119に供給する。記録部119は、コーデック処理部118からの符号化データを記録する。記録部119に記録された符号化データは、必要に応じて画像処理部116に読み出されて復号される。復号処理により得られた画像データは、表示部117に供給され、対応する画像が表示される。
以上のような撮像装置100のCMOSイメージセンサ112を含む処理部として、以下に説明する本技術を適用することが可能である。すなわち、CMOSイメージセンサ112を含む処理部として、以下に説明するCMOSイメージセンサ112が用いられる。これにより、CMOSイメージセンサ112を含む処理部は、広いダイナミックレンジを有したより高画質な画像を得ることができる。
なお、本技術が適用される撮像装置は、上述した構成に限らず、他の構成であってもよい。例えば、CMOSイメージセンサ112の代わりに、本技術を適用したCCDイメージセンサを用いるようにしてもよい。また、例えば、デジタルスチルカメラやビデオカメラだけでなく、携帯電話機、スマートホン、タブレット型デバイス、パーソナルコンピュータ等の、撮像機能を有する情報処理装置などの電子機器であってもよい。また、他の情報処理装置に装着して使用される(若しくは組み込みデバイスとして搭載される)カメラモジュールであってもよい。
<CMOSイメージセンサの構成>
図2は、CMOSイメージセンサ112の構成を示す図である。ここで、CMOSイメージセンサとは、CMOSプロセスを応用して、または、部分的に使用して作成されたイメージセンサである。
図2のCMOSイメージセンサ112は、図示せぬ半導体基板上に形成された画素アレイ部151と、当該画素アレイ部151と同じ半導体基板上に集積された周辺回路部とを有する構成となっている。周辺回路部は、例えば、垂直駆動部152、カラム処理部153、水平駆動部154およびシステム制御部155から構成されている。
CMOSイメージセンサ112はさらに、信号処理部158およびデータ格納部159を備えている。信号処理部158およびデータ格納部159については、CMOSイメージセンサ112と同じ基板上に搭載しても構わないし、CMOSイメージセンサ112とは別の基板上に配置するようにしても構わない。また、信号処理部158およびデータ格納部159の各処理については、CMOSイメージセンサ112とは別の基板に設けられる外部信号処理部、例えば、DSP(Digital Signal Processor)回路やソフトウエアによる処理でも構わない。
画素アレイ部151は、受光した光量に応じた光電荷を生成しかつ蓄積する光電変換部を有する単位画素(以下、単に「画素」と記述する場合もある)が行方向および列方向に、即ち、行列状に2次元配置された構成となっている。ここで、行方向とは画素行の画素の配列方向(即ち、水平方向)を言い、列方向とは画素列の画素の配列方向(即ち、垂直方向)を言う。
画素アレイ部151において、行列状の画素配列に対して、画素行毎に画素駆動線156が行方向に沿って配線され、画素列毎に垂直信号線157が列方向に沿って配線されている。画素駆動線156は、画素から信号を読み出す際の駆動を行うための駆動信号を伝送する。図1では、画素駆動線156について1本の配線として示しているが、1本に限られるものではない。画素駆動線156の一端は、垂直駆動部152の各行に対応した出力端に接続されている。
垂直駆動部152は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどによって構成され、画素アレイ部151の各画素を全画素同時あるいは行単位等で駆動する。すなわち、垂直駆動部152は、当該垂直駆動部152を制御するシステム制御部155と共に、画素アレイ部151の各画素を駆動する駆動部を構成している。この垂直駆動部152はその具体的な構成については図示を省略するが、一般的に、読出し走査系と掃き出し走査系の2つの走査系を有する構成となっている。
読出し走査系は、単位画素から信号を読み出すために、画素アレイ部151の単位画素を行単位で順に選択走査する。単位画素から読み出される信号はアナログ信号である。掃き出し走査系は、読出し走査系によって読出し走査が行われる読出し行に対して、その読出し走査よりもシャッタスピードの時間分だけ先行して掃き出し走査を行う。
この掃き出し走査系による掃き出し走査により、読出し行の単位画素の光電変換部から不要な電荷が掃き出されることによって当該光電変換部がリセットされる。そして、この掃き出し走査系が不要電荷を掃き出す(リセットする)ことにより、所謂電子シャッタ動作が行われる。ここで、電子シャッタ動作とは、光電変換部の光電荷を捨てて、新たに露光を開始する(光電荷の蓄積を開始する)動作のことを言う。
読出し走査系による読出し動作によって読み出される信号は、その直前の読出し動作または電子シャッタ動作以降に受光した光量に対応するものである。そして、直前の読出し動作による読出しタイミングまたは電子シャッタ動作による掃き出しタイミングから、今回の読出し動作による読出しタイミングまでの期間が、単位画素における光電荷の露光期間となる。
垂直駆動部152によって選択走査された画素行の各単位画素から出力される信号は、画素列毎に垂直信号線157の各々を通してカラム処理部13に入力される。カラム処理部153は、画素アレイ部151の画素列毎に、選択行の各画素から垂直信号線157を通して出力される信号に対して所定の信号処理を行うとともに、信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
具体的には、カラム処理部153は、信号処理として少なくとも、ノイズ除去処理、例えばCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)処理を行う。このカラム処理部153によるCDS処理により、リセットノイズや画素内の増幅トランジスタの閾値ばらつき等の画素固有の固定パターンノイズが除去される。カラム処理部153にノイズ除去処理以外に、例えば、AD(アナログ−デジタル)変換機能を持たせ、アナログの画素信号をデジタル信号に変換して出力することも可能である。
水平駆動部154は、シフトレジスタやアドレスデコーダなどによって構成され、カラム処理部153の画素列に対応する単位回路を順番に選択する。この水平駆動部154による選択走査により、カラム処理部153において単位回路毎に信号処理された画素信号が順番に出力される。
システム制御部155は、各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータなどによって構成され、当該タイミングジェネレータで生成された各種のタイミングを基に、垂直駆動部152、カラム処理部153、および、水平駆動部154などの駆動制御を行う。
信号処理部158は、少なくとも演算処理機能を有し、カラム処理部153から出力される画素信号に対して演算処理等の種々の信号処理を行う。データ格納部159は、信号処理部158での信号処理に当たって、その処理に必要なデータを一時的に格納する。
<画素の配置について>
以下に本技術を適用したイメージセンサにおける画素の配置について説明するが、比較のため図3を参照して一般的な画素の配置について説明する。図3に示した配置は、ベイヤー-配列などと称される配置である。図3において、各矩形は画素を模式的に表す。また、各矩形の内部には、カラーフィルタの種類(各画素が出力する色光)を示す記号を示す。例えば、R(Red)画素には「R」を付し、G(Green)画素には「G」を付し、B(Blue)画素には「B」を付す。以下の説明においても、同様に記載する。
図3に示したように、縦×横の2×2単位で、R、G、Bの配置が繰り返される。図3に示した例では、左上がR画素、そのR画素の右隣がG画素、R画素の下側がG画素、R画素の右斜め下側がB画素となる配置とされている。
このように、R画素、G画素、およびB画素が配置され、それぞれの画素にフォトダイオード(不図示)が配置されている。R画素に配置されているフォトダイオードは、赤色のカラーフィルタを透過した光を受光し、G画素に配置されているフォトダイオードは、緑色のカラーフィルタを透過した光を受光し、B画素に配置されているフォトダイオードは、青色のカラーフィルタを透過した光を受光する。
このように配置された画素は、被写体の明るさに応じて露光時間が制御されることで撮影が行われる。
図4は、本技術を適用したイメージセンサの画素の配置を説明する図である。図4に示した画素配置においては、縦×横の4×4単位で、R画素、G画素、およびB画素の配置が繰り返される。図4に示した例では、左上の2×2の4画素が全てR画素とされている。この2×2の4個のR画素を、Rブロックとする。この4画素のRブロックの右隣の2×2の4画素は、全てG画素(Gブロックとする)とされている。
Rブロックの下側の2×2の4画素は、全てG画素(Gブロック)とされている。Rブロックの右斜め下側の2×2の4画素は、全てB画素(Bブロックとする)とされている。このように、2×2の4画素は、全て同色とされ、4画素単位のRブロック、Gブロック、Gブロック、Bブロックが、4×4の画素領域内に配置されている。
このように、図3に示したベイヤー配列では、R画素、G画素、G画素、B画素が、1画素ずつ含まれる2×2単位であったが、図4に示した配列では、R画素、G画素、G画素、B画素が、4画素ずつ含まれる4×4単位で構成されている。
なおここでは、RGBの画素が配置されている例を挙げて説明を続けるが、W(White)画素を含む構成とすることも可能である。また、RGBではなく、シアン、マゼンタ、イエローの組み合わせに対しても本技術を適用することはできる。
W画素が含まれるようにした場合、W画素は、全整色性である分光感度の画素として機能し、R画素、G画素、B画素は、それぞれの色に特性のある分光感度の画素として機能する。本技術は、全整色性である分光感度を含む4種類の分光感度の画素が、撮像面上に配置されている撮像素子(イメージセンサ)にも適用できる。
本技術を適用した画素配置では、4×4で構成される1単位内に、4つのブロックが含まれるが、そのうちの2つのブロックはGブロックである。この2つのGブロックのうちの一方をW画素が配置されるWブロックとしても良い。
図4に示した画素配置に基づく配置がなされたイメージセンサにおいて、1ブロックに含まれる4画素は、同色とされているが、それぞれ異なる露光時間とされている。1ブロックに含まれる4画素は、それぞれ最長時間露光画素L、長時間露光画素l、短時間露光画素s、最短時間露光画素Sとされる。露光時間の関係は、以下に示すとおりである。
最長時間露光L≧長時間露光l≧短時間露光s≧最短時間露光S
最長時間露光L、長時間露光l、短時間露光s、最短時間露光Sは、それぞれ固定の露光時間とされ、被写体の明るさに応じて制御される露光時間ではない。例えば、最短時間露光Sの時間を基準としたとき、短時間露光sの時間は、その2倍、長時間露光lの時間は、その3倍、最長時間露光Lの時間は、その4倍といったように設定しておくことができる。この場合、各露光時間の比は固定比とされる。
ここでは、固定の露光時間であるとして説明を続けるが、勿論、可変の露光時間とすることも可能である。可変の露光時間とした場合、最短時間露光Sの時間を基準として、上記したように、所定の固定比で、それぞれ最長時間露光L、長時間露光l、短時間露光sとして設定されるようにすることができる。また、例えば、最短時間露光Sの時間を基準とした場合、この最短時間露光Sの露光時間は、被写体の明るさに応じて設定されるようにしても良い。
図5に、最長時間露光画素L、長時間露光画素l、短時間露光画素s、最短時間露光画素Sの配置例を示す。左上に位置するRブロックの4画素に注目する。Rブロック内の左上に位置するR画素は、最長時間露光画素Lである。Rブロック内の右上に位置するR画素は、長時間露光画素lである。Rブロック内の左下に位置するR画素は、短時間露光画素sである。Rブロック内の右下に位置するR画素は、最短時間露光画素Sである。
このような配置は、他の色のブロックでも同様である。例えば、Gブロック内の左上に位置するG画素は、最長時間露光画素Lであり、右上に位置するG画素は、長時間露光画素lであり、左下に位置するG画素は、短時間露光画素sであり、右下に位置するG画素は、最短時間露光画素Sである。同様に、Bブロック内の左上に位置するB画素は、最長時間露光画素Lであり、右上に位置するB画素は、長時間露光画素lであり、左下に位置するB画素は、短時間露光画素sであり、右下に位置するB画素は、最短時間露光画素Sである。
このように、本技術を適用した画素の配置は、同色の画素が2×2の4画素を1ブロックとして配置され、1ブロック内の同色の4画素は、それぞれ異なる露光時間で撮影を行うように設定されている。
なおここでは、2×2を1ブロックとして説明を続けるが、1ブロック内の画素数は、4個に限定されることを示す記載ではなく、複数個であれば、本技術の適用範囲内である。例えば、3×3を1ブロックとし、1ブロックに9個の画素が含まれるようにしても良い。
またここでは、1ブロックは、縦×横がM×Mであり、縦方向と横方向の画素数が同数である場合を例に挙げて説明するが、縦×横がM×Nであり、縦方向と横方向の画素数が異なる場合であっても、本技術を適用することはできる。
また、1ブロック内の画素数に合わせて、露光時間も複数設定される。上記した例では、1ブロック内の画素数は4画素であるため、4つの露光時間が、それぞれの画素に割り当てられているとして説明したが、1ブロック内の画素数が9画素である場合、9つの露光時間が、それぞれの画素に割り当てられるようにしても良い。
また、1ブロック内の画素の全てが異なる露光時間であっても勿論良いが、同一の露光時間で撮影を行う画素も含まれる構成とすることも可能である。例えば、1ブロックが9個の画素から構成されるようにした場合、そのうちの3個の画素を、最長時間露光画素Lとし、残り6個の画素のうちの3個の画素を、長時間露光画素lとし、残りの3個の画素を最短露光画素Sとするといった構成にしても良い。
また、図5に示した異なる露光時間の画素の配置は一例であり、他の配置であっても良い。例えば、図5では、左上に最長時間露光画素Lが配置されるようにしたが、右下に最長時間露光画素Lが配置されるなど、他の配置であっても良い。
また、Rブロック、Gブロック、およびBブロックで、異なる露光時間の画素の配置は同一であるとして説明したが、色毎に異なる配置としても良い。例えば、Rブロックの最長時間露光画素Lと右隣に位置するGブロックの最長時間露光画素Lとが隣り合うように配置するといったように、Rブロック、Gブロック、およびBブロック内での異なる露光時間の画素の配置は、同一であっても、異なっていても良い。
このように、異なる露光時間で撮影を行うために、1回の撮影において、複数の露光時間で撮影された複数の画像を得ることができる。1回の撮影とは、静止画像の撮影の場合、1画像を取得するために行われる撮影であり、動画像の撮影の場合、1フレームを取得するために行われる撮影であるとする。
1回の撮影において得られた、露光時間が異なる複数の画像は、後述するように、例えば、合成され、1枚の画像として提供されたり、所定の条件に合致する画像が、複数の画像から選択され、提供されたりする。
<読み出しについて>
図4、図5を参照して説明したように、同色の複数の画素を1ブロックとし、1ブロック内の複数の画素は、それぞれ異なる露光時間が設定されている。そして、1回の撮影で複数の露光時間での画像が取得される。このような撮影が行われるとき、図6に示すように1フレームでの読み出しが行われる。
図6に示したタイミング図において、横軸は、時間を表し、縦軸は、V(垂直)方向のアドレスを示す。ローリングシャッターの場合、図6に示すように、1ラインまたは複数ライン毎に露光開始時刻が異なり、露光終了時刻が異なる。図中、斜め方向の点線は、読み出しのタイミングを表す。
1フレームを構成する複数のラインのうちの1ラインに注目したときの読み出しのタイミングを拡大した図を、図6の下図に示す。最長時間露光画素Lの露光が開始され、所定の時間が経過すると、長時間露光画素lの露光が開始される。長時間露光画素lの露光が開始され、所定の時間が経過すると、短時間露光画素sの露光が開始される。そして短時間露光画素sの露光が開始され、所定の時間が経過すると、最短時間露光画素Sの露光が開始される。
このように露光の開始のタイミングは各画素で異なるが、露光終了のタイミングは、最長時間露光画素L、長時間露光画素l、短時間露光画素s、最短時間露光画素Sでほぼ同じになるように制御される。このように、露光を終える時間が、異露光画素間で揃うように制御される。
このように、露光終了のタイミングがほぼ同じタイミングとすることで、動被写体に対してもロバスト性を有する撮影を行うことが可能となる。
<画素配置配線について>
このように露光時間を制御するために、1ブロック内の4画素は、図7に示すような配線とされている。図7に示した配線は、4画素(4個のフォトダイオード)で1個のフローティングディフュージョンを共有するときの配線図である。なお、本技術は、フローティングディフュージョンを共有しない場合で有っても適用できる。
フォトダイオード201−1乃至201−4は、1ブロック内の画素に対応するフォトダイオードであり、受光素子として機能する。以下の説明において、フォトダイオード201−1乃至201−4を個々に区別する必要がない場合、単にフォトダイオード201と記述する。他の部分においても、同様に記載する。
フォトダイオード201−1乃至201−4の一方は、接地され、他方は、転送トランジスタ202−1乃至202−4にそれぞれ接続されている。転送トランジスタ202−1乃至202−4は、リセットトランジスタ203、増幅トランジスタ204に接続されている。また増幅トランジスタ204は、選択トランジスタ(SEL)205に接続されている。
図7においては、転送トランジスタ202、リセットトランジスタ203、および選択トランジスタ205は、スイッチとして図示してあり、これらのトランジスタをスイッチとして構成することも可能である。
ここでは、フォトダイオード201−1は、最長時間露光画素Lであり、フォトダイオード201−2は、長時間露光画素lであり、フォトダイオード201−3は、短時間露光画素sであり、フォトダイオード201−4は、最短時間露光画素Sであるとして説明する。
このような構成を有する1ブロック内の画素において、選択トランジスタ205を、開いておき、リセットトランジスタ203を、閉じておくことで、フォトダイオード201内の電子を、電位VDD側に引き込み、フォトダイオード201内をリセットすることができる。
シャッタが切られるときは、転送トランジスタ202が閉じられ、フォトダイオード201→転送トランジスタ202→リセットトランジスタ203→電位VDDのパスが作られ、フォトダイオード201内の電子が、電位VDD側に引き込まれる。
露光開始時には、露光を開始させるフォトダイオード201に接続されている転送トランジスタ202が開かれ、フォトダイオード201内に励起される電子が蓄積される状態にされる。例えば、最長時間露光画素Lの露光開始時には、フォトダイオード201−1に接続されている転送トランジスタ202−1が開かれる。このとき、フォトダイオード201−2乃至201−4に接続されている転送トランジスタ202−2乃至202−4は、閉じられたままである。
図6を参照して説明したように、最長時間露光画素L、長時間露光画素l、短時間露光画素s、最短露光画素Sの順で、順次露光が開始されるため、この場合、転送トランジスタ202−1、転送トランジスタ202−2、転送トランジスタ202−3、転送トランジスタ202−4の順で、順次、露光開始のタイミングで開けられる。
読み出しは、図6を参照して説明したように、1ブロック内の4画素は、同時に読み出しが行われる。読み出し時は、転送トランジスタ202が閉じられ、選択トランジスタ205が閉じられることで、フォトダイオード201→転送トランジスタ202→増幅トランジスタ204→選択トランジスタ205のパスが作られ、フォトダイオード201内に露光時間内に蓄積された電子が読み出される。
このように、1ブロック内の各画素で露光時間に応じて露光が開始され、読み出しは、フォトダイオード201−1からフォトダイオード201−4まで連続的に行うことで、読み出しタイミングがほぼ揃った状態で、異露光時間の信号を取り出すことができる。
<転送制御線の配線について>
図8に、図6、図7を参照して説明した露光時間の制御を実現する制御信号線の配線を模式的に示す。ここで説明する制御信号線は、転送トランジスタ202の開閉を制御する信号線である。
図8において水平方向(図中左右方向)にのびる実線は、それぞれが画素の露光を制御するための画素転送制御信号線を示す。また画素転送制御信号線上の黒丸はその位置の画素との接続を示す。図8では、図5に示した上側の8ブロック(縦2ブロック、横4ブロック)分の画素を示す。
図8に示すように、1行あたり2本の画素転送制御信号線が配線される。1行目には、画素転送制御信号線301−1,301−2が配線され、2行目には、画素転送制御信号線302−1,302−2が配線され、3行目には、画素転送制御信号線303−1,303−2が配線され、4行目には、画素転送制御信号線304−1,304−2が配線されている。
1行目に配線されている画素転送制御信号線301−1は、Rブロックの最長時間露光画素L(以下、画素RLと記述する)、Gブロックの最長時間露光画素L(以下、画素GLと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線301−1は、Rブロック内とGブロック内の最長時間露光画素Lを接続する信号線とされている。
1行目に配線されている画素転送制御信号線301−2は、Rブロックの長時間露光画素l(以下、画素Rlと記述する)、Gブロックの長時間露光画素l(以下、画素Glと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線301−2は、Rブロック内とGブロック内の長時間露光画素lを接続する信号線とされている。
2行目に配線されている画素転送制御信号線302−1は、Rブロックの短時間露光画素s(以下、画素Rsと記述する)、Gブロックの短時間露光画素s(以下、画素Gsと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線302−1は、Rブロック内とGブロック内の短時間露光画素sを接続する信号線とされている。
2行目に配線されている画素転送制御信号線302−2は、Rブロックの最短時間露光画素S(以下、画素RSと記述する)、Gブロックの最短時間露光画素S(以下、画素GSと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線302−2は、Rブロック内とGブロック内の最短時間露光画素Sを接続する信号線とされている。
3行目に配線されている画素転送制御信号線303−1は、Gブロック内の画素GL、Bブロックの最長時間露光画素L(以下、画素BLと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線303−1は、Gブロック内とBブロック内の最長時間露光画素Lを接続する信号線とされている。
3行目に配線されている画素転送制御信号線303−2は、Gブロック内の画素Gl、Bブロックの長時間露光画素l(以下、画素Blと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線303−2は、Gブロック内とBブロック内の長時間露光画素lを接続する信号線とされている。
4行目に配線されている画素転送制御信号線304−1は、Gブロック内の画素Gs、Bブロックの短時間露光画素s(以下、画素Bsと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線304−1は、Gブロック内とBブロック内の短時間露光画素sを接続する信号線とされている。
4行目に配線されている画素転送制御信号線304−2は、Gブロック内の画素GS、Bブロックの最短時間露光画素S(以下、画素BSと記述する)に接続されている。すなわち、画素転送制御信号線304−2は、Gブロック内とBブロック内の最短時間露光画素Sを接続する信号線とされている。
このように、同じ露光時間の画素を同一の信号線に接続することで、異なる露光時間の画素が混在していても、露光時間毎に制御することが可能となる。換言すれば、このように1行あたり複数(この場合、2本)の画素転送制御信号線を配置することによって、同一行中に、例えば長時間露光の画素と短時間露光の画素といったように、露光時間が異なる画素が混在しても、制御し分けることが可能となる。
図示はしないが、1行あたり4本の画素転送制御信号線を配線すると、露光時間だけでなく、色毎の独立制御も可能となる。例えば、図8に示した画素配置において、1行目の画素RLを接続する画素転送制御信号線、1行目の画素Rlを接続する画素転送制御信号線、1行目の画素GLを接続する画素転送制御信号線、および1行目の画素Glを接続する画素転送制御信号線の4本の信号線を配線することで、画素RL、画素Rl、画素GL、画素Glを、それぞれ独立して制御することが可能となる。他の行も同様に、4本の信号線を設けることで、色毎の独立制御が可能となる。
色毎の独立制御が可能となることで、例えば、ホワイト画素(W画素)を設けた場合も、適切にW画素の露光時間を制御することが可能となる。W画素は可視光の全波長帯にわたって感度を持つためにR,G,B画素と比べて2倍近い感度を持つ場合がある。そのためW画素だけ飽和しやすい。
色毎の露光制御ができるように構成することで、例えば、W画素だけ、R,G,B画素よりも露光時間を短くするといったような制御を行うことが可能となり、W画素が飽和しないように制御することが可能となる。このように、1ブロック内の画素毎に露光時間が異なるように構成するだけでなく、色毎にも、露光時間が異なるように構成することも可能である。
<画像提供装置について>
上記した異なる露光時間で撮像された複数の画像を、1回の撮影で取得することができる撮像装置100(図1)の適用例について説明する。
適用例として、ユーザが注視している領域を判定し、その判定結果に基づき、ユーザが注視している領域を、適切な明るさで撮影された画像で提供する画像提供装置について説明する。図9は、画像提供装置の構成を示す図である。
図9に示した画像提供装置400は、撮像部401、HDR合成処理部402、視線検出処理部403、適応的圧縮処理部404、表示部405を含む構成とされている。
撮像部401は、上記した1回の撮影において複数の露光時間で撮影された複数の画像を取得できる構成を有する。HDR合成処理部402は、撮像部401で撮像された複数の画像を合成し、広いダイナミックレンジを有する画像を生成する。ここで、図10を参照し、HDR合成処理部402の構成について説明する。
HDR合成処理部402は、混色補正重心補正部451、ノイズ低減処理部452、ノイズ低減処理部453、ノイズ低減処理部454、合成処理部455、合成処理部456、および合成処理部457を含む構成とされている。
混色補正重心補正部451には、最長時間露光画素Lで撮像された最長時間露光画像L、長時間露光画素lで撮像された長時間露光画像l、短時間露光画素sで撮像された最長時間露光画像S、および最短時間露光画素Sで撮像された最短時間露光画像Sが入力される。
混色補正重心補正部451は、入力された各露光画素に応じた混色成分の抑制、並びに重心補正を行う。混色補正重心補正部451は、最長時間露光画像Lの最長時間露光信号Lを生成し、合成処理部455に出力する。また混色補正重心補正部451は、長時間露光画像lの長時間露光信号lを生成し、ノイズ低減処理部452に出力する。
また混色補正重心補正部451は、短時間露光画像sの短時間露光信号sを生成し、ノイズ低減処理部453に出力する。また混色補正重心補正部451は、最短時間露光画像Sの最短時間露光信号Sを生成し、ノイズ低減処理部454に出力する。
ノイズ低減処理部452は、入力された長時間露光信号lに対して、ノイズ低減処理を施し、露光比補正された際のノイズ強調を抑制した長時間露光信号lを生成し、合成処理部455に出力する。同様に、ノイズ低減処理部453は、入力された短時間露光信号sに対して、ノイズ低減処理を施し、露光比補正された際のノイズ強調を抑制した短時間露光信号sを生成し、合成処理部456に出力する。
さらに同様に、ノイズ低減処理部454は、入力された最短時間露光信号Sに対して、ノイズ低減処理を施し、露光比補正された際のノイズ強調を抑制した最短時間露光信号Sを生成し、合成処理部457に出力する。
なお、ここでは、最長時間露光信号Lに対しては、ノイズ低減処理が施されない構成を示したが、最長時間露光信号Lに対しても、ノイズ低減処理が施されるように構成してもよい。一般的に、露光時間が長くなると、ノイズによる影響は少なくなるため、ここでは、最も露光時間が長い最長時間露光信号Lに対しては、ノイズ低減処理が施されない例を示して説明した。
合成処理部455には、最長時間露光信号Lと長時間露光信号lが供給される。合成処理部455は、動被写体が撮像されることで生じるぼけを抑制するための最長時間露光信号Lと長時間露光信号lとの合成比率を算出し、その合成比率に基づき、最長時間露光信号Lと長時間露光信号lを合成する。最長時間露光信号Lと長時間露光信号lが合成された信号(信号Llとする)は、合成処理部456に供給される。
合成処理部456には、信号Llと、短時間露光信号sが供給される。合成処理部456は、動被写体が撮像されることで生じるぼけを抑制するための信号Llと短時間露光信号sの合成比率を算出し、その合成比率に基づき、信号Llと短時間露光信号sを合成する。信号Llと短時間露光信号sが合成された信号(信号Llsとする)は、合成処理部456に供給される。
合成処理部457には、信号Llsと、最短時間露光信号Sが供給される。合成処理部457は、動被写体が撮像されることで生じるぼけを抑制するための信号Llsと最短時間露光信号Sの合成比率を算出し、その合成比率に基づき、信号Llsと最短時間露光信号Sを合成する。信号Llsと最短時間露光信号Sが合成された信号は、HDR画像の信号として、適応的圧縮処理部404(図9)に供給される。
なおここでは、合成処理部455乃至457を設け、最長時間露光信号L、長時間露光信号l、短時間露光信号s、および最短時間露光信号Sが順次合成されるとして説明したが、合成処理部455乃至457を1つの合成処理部として、これらの信号を一括して合成するような構成とすることも可能である。
このような処理が施されることで、動被写体による影響で画像がぼけてしまうようなことを防ぐことができ、動被写体によるぼけ抑制がなされたHDR画像を生成することが可能となる。
図9に示した画像提供装置400の説明に戻る。視線検出処理部403は、ユーザが注視している領域を検出する。適応的圧縮処理部404は、HDR合成処理部402からのHDR画像と、視線検出処理部403からの視線検出情報を取得し、HDR画像の内、ユーザが注視している領域が他の領域よりも鮮明となるような画像を生成する。生成された画像は、表示部405により表示されることで、ユーザに提供される。
画像提供装置400は、例えば、図1に示した撮像装置100にも適用でき、撮像装置100に適用した場合、表示部117に表示される画像のうち、ユーザが注視している領域内の画像の明るさが最適な明るさとなる画像を提供する。
表示部405をメガネ型のディスプレイで構成し、表示部405に表示される画像のうち、ユーザが注視している領域の画像の露光が最適な露光となる画像を提供するように構成することもできる。
視線検出処理部403は、ユーザが注している領域を検出するために、例えば、電磁波を用いた測量システムを含む構成とされる。または、ユーザの顔、特に目を撮像する撮像部を有し、その撮像部により撮像された画像を解析することで、ユーザの視線の方向を解析し、ユーザが注視している画像内の領域を特定する。
適応的圧縮処理部404は、HDR合成処理部402からのHDR画像内で、ユーザが注視している領域を、視線検出処理部403から取得される視線検出情報に基づき特定する。この特定は、HDR画像を取得するセンサと、視線検出を行うセンサの相対的な位置関係を考慮して行われる。
適応的圧縮処理部404は、特定したユーザが注視しているHDR画像内の領域、その領域周辺の明るさが、最も自然に見えるように、諧調圧縮、もしくは諧調を抽出し、最適露光制御されたこととほぼ等価の画像を生成する。
このような処理がなされた画像が提供されることで、例えば、暗い領域と明るい領域が混在しているような画像が撮像されているときであっても、ユーザが注視している領域の画像は、適切な明るさとされた鮮明な画像を提供することができる。
ここでは、HDR画像が生成され、そのHDR画像に対して所定の処理が施されることで、ユーザに提供される画像が生成されるとして説明したが、それ以外の処理を経て、ユーザに提供される画像が生成されるようにしても良い。
例えば、上記した実施の形態においては、適応的圧縮処理部404でユーザが注視している領域が鮮明になるような処理が施されるとして説明したが、例えば、HDR合成処理部402での信号の合成比率を変えることで、ユーザに提供される画像が生成されるようにしても良い。図10を再度参照するに、合成処理部455乃至457では、入力された信号の合成比率を算出し、合成するという処理を実行している。
例えば、暗い領域と明るい領域が混在しているような画像が撮像されている場合であり、ユーザが注視している領域が明るい領域であると判定されるときには、露光時間が短い画像(例えば、最短時間露光信号S)が多く合成されるように合成処理部455乃至457で合成比率が算出されるようにしても良い。
また例えば、ユーザが注視している画像内の領域の明るさに応じ、異なる露光時間で撮像された画像のうちの一枚の画像が選択され、ユーザに提供されるようにしても良い。
例えば、暗い領域と明るい領域が混在しているような画像が撮像されている場合であり、ユーザが注視している領域が明るい領域であると判定されるときには、露光時間が短い画像が選択され、ユーザに提供され、暗い領域であるときには、露光時間が長い画像が選択され、ユーザに提供されるように構成することも可能である。このように構成した場合、HDR合成処理部402を省略した構成とすることも可能である。
しかしながら、このように構成した場合、例えば、ユーザの視点が暗い領域から明るい領域に移動した場合、例えば、最短時間露光画像Sから最長時間露光画像Lに切り換えられる可能性がある。このような画像の切り替えが行われると、暗い画像から急に明るい画像に切り換えられ、そのような画像がユーザに提供されることになり、ユーザに対して好ましい画像の提供方法ではないと考えられる。
そこで、このように、露光時間が異なる画像への切り替えが行われるときには、徐々に明るさが変化するように画像を加工して、ユーザに提供されるような仕組みを設けても良い。
<撮像装置の使用例>
図11は、上述の撮像素子(異露光画像を一度に取得できる撮像素子)や撮像素子を含む電子機器を使用する使用例を示す図である。
上述した撮像装置は、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングする様々なケースに使用することができる。
・ディジタルカメラや、カメラ機能付きの携帯機器等の、鑑賞の用に供される画像を撮影する装置
・自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置
・ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、TVや、冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置
・内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置
・防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置
・肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置
・スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラブルカメラ等の、スポーツの用に供される装置
・畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置
<記録媒体について>
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図12は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)601、ROM(Read Only Memory)602、RAM(Random Access Memory)603は、バス604により相互に接続されている。バス604には、さらに、入出力インタフェース605が接続されている。入出力インタフェース605には、入力部606、出力部607、記憶部608、通信部609、及びドライブ610が接続されている。
入力部606は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部607は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部608は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部609は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ610は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア611を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU601が、例えば、記憶部608に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース605及びバス604を介して、RAM603にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU601)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア611に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア611をドライブ610に装着することにより、入出力インタフェース605を介して、記憶部608にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部609で受信し、記憶部608にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM602や記憶部608に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置され、
前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、
1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する
撮像素子。
(2)
前記1ブロック内の画素の露光は、設定している露光時間に応じて異なるタイミングで開始し、前記1ブロック内の全ての画素でほぼ同一のタイミングで終了するように制御する
前記(1)に記載の撮像素子。
(3)
前記M×N個は2×2個であり、前記2×2個の画素毎に異なる露光時間を設定する
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(4)
前記1ブロック内の画素は、1つのフローティングディフュージョンを共有する
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の撮像素子。
(5)
前記撮像面上に配置されているブロックには、全整色性である分光感度のM×N個の画素から構成されるブロックを含む
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の撮像素子。
(6)
異なるブロック内の同一露光時間が設定されている画素は、同一の制御信号線に接続されている
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の撮像素子。
(7)
取得された前記複数の画像を合成することで、1枚の画像を生成する
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の撮像素子。
(8)
前記1枚の画像内のユーザが注視している領域内の画像が、適切な明るさになるように処理する
前記(7)に記載の撮像素子。
(9)
同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置されている撮像素子の撮像方法において、
前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、
1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する
ステップを含む撮像方法。
(10)
同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置されている撮像素子を制御するコンピュータに、
前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、
1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
100 撮像装置,111 光学部, 112 CMOSイメージセンサ, 113 A/D変換部, 114 操作部, 115 制御部, 116 画像処理部, 117 表示部, 118 コーデック処理部, 119 記録部, 151 画素アレイ部, 301,302,303,304 画素転送制御信号線, 400 画像提供装置, 401 撮像部, 402 HDR合成処理部, 403 視線検出処理部, 451 混色補正重心補正部, 452乃至454 ノイズ低減部, 455乃至457 合成処理部

Claims (10)

  1. 同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置され、
    前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、
    1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する
    撮像素子。
  2. 前記1ブロック内の画素の露光は、設定している露光時間に応じて異なるタイミングで開始し、前記1ブロック内の全ての画素でほぼ同一のタイミングで終了するように制御する
    請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記M×N個は2×2個であり、前記2×2個の画素毎に異なる露光時間を設定する
    請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記1ブロック内の画素は、1つのフローティングディフュージョンを共有する
    請求項1に記載の撮像素子。
  5. 前記撮像面上に配置されているブロックには、全整色性である分光感度のM×N個の画素から構成されるブロックを含む
    請求項1に記載の撮像素子。
  6. 異なるブロック内の同一露光時間が設定されている画素は、同一の制御信号線に接続されている
    請求項1に記載の撮像素子。
  7. 取得された前記複数の画像を合成することで、1枚の画像を生成する
    請求項1に記載の撮像素子。
  8. 前記1枚の画像内のユーザが注視している領域内の画像が、適切な明るさになるように処理する
    請求項7に記載の撮像素子。
  9. 同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置されている撮像素子の撮像方法において、
    前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、
    1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する
    ステップを含む撮像方法。
  10. 同一の分光感度を有するM×N個の画素を1ブロックとしたとき、ブロック単位で前記画素が撮像面上に配置されている撮像素子を制御するコンピュータに、
    前記1ブロック内のM×N個の画素のそれぞれに異なる露光時間を設定し、
    1回の撮像で、前記異なる露光時間毎に撮像された複数の画像を取得する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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