JP2016188873A - キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 - Google Patents
キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016188873A JP2016188873A JP2016133791A JP2016133791A JP2016188873A JP 2016188873 A JP2016188873 A JP 2016188873A JP 2016133791 A JP2016133791 A JP 2016133791A JP 2016133791 A JP2016133791 A JP 2016133791A JP 2016188873 A JP2016188873 A JP 2016188873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microwave
- pulse
- electric field
- coupled
- spectrometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N22/00—Investigating or analysing materials by the use of microwaves or radio waves, i.e. electromagnetic waves with a wavelength of one millimetre or more
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】分光器は、(1)キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定するハウジング;(2)ハウジングに結合され、第一の方向に沿って偏波しているマイクロ波パルスを該析対象ガスに印加するように構成されるマイクロ波発振器;(3)ハウジングに結合され、第一の方向とは異なる第二の方向に沿って向けられている切替え電界を分析対象ガスに印加するように構成される電界発生器;(4)ハウジングに結合され、分析対象ガスによって放出された誘起マイクロ波を検波するように構成され、誘起マイクロ波が第一の方向および該第二の方向とは異なる第三の方向に沿って偏波している位相敏感マイクロ波検波器;ならびに(5)位相敏感マイクロ波検波器に結合され、キラル成分のエナンチオマーを誘起マイクロ波の位相に基づいて検出するように構成され、アナライザを備える。
【選択図】図1
Description
本出願は、開示内容が参照により全体として本明細書に組み込まれる、2012年7月20日に出願された米国特許仮出願第61/673,917号および2013年2月6日に出願された米国特許仮出願第61/761,582号の恩典を主張する。
本発明は、アメリカ国立科学財団(National Science Foundation)によって付与された助成金第C10D10472号の下、政府支援を受けて成されたものである。政府は本発明において特定の権利を有する。
本開示は全体として分光法技術に関し、より具体的には、キラル分子のエナンチオマーを識別するための分光法技術に関する。
多くの分子は、R-エナンチオマーおよびS-エナンチオマーと呼ぶことができる、安定な右側または左側エナンチオマーとして存在し得る。そのような分子は、対称な環境においては実質的に同一の物理的および化学的性質を有し得るが、他のキラル分子と相互作用する場合には、該分子は全く異なる化学的性質を有し得る。薬物および他の生物学的に活性な分子の生理学的効果はエナンチオマー間で有意に異なり得るため、これは生物学的システムにおいて大いに重要であり得る。したがって、エナンチオマー特異的化学検出のための一般的な高感度技術にかなりの関心が払われている。
本開示のいくつかの態様は、極性キラル分子のための一般的な高感度エナンチオマー特異的検出技術を提供するためのフーリエ変換マイクロ波(FTMW)分光法の拡張に関する。いくつかの実施態様において、拡張は、相対的に長いデコヒーレンス時間(例えば一般に数μs)を有するキラルガス中の共鳴増強を用いることによる3波混合の1バージョンとみなすことができる。エナンチオマーは、放出された放射物の位相上に電気双極子遷移のキラリティ依存複素ラビ周波数をコード化することによって区別することができる。回転共鳴の極端な感度は、多くの現実的試料に当てはまる状況である、多くの他のキラル化合物を含む混合物を含む複雑な混合物の中でさえエナンチオマーをこの技術によって識別することを可能にする。この技術は、非ゼロ電気双極子モーメントμa、μb、およびμcを有する任意の気相非対称コマ分子に適用することができる。
キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定する、ハウジング;
該ハウジングに結合されており、かつ、第一の方向に沿って偏波しているマイクロ波パルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、マイクロ波発振器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の方向とは異なる第二の方向に沿って向けられている切替え電界を該分析対象ガスに印加するように構成されている、電界発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該分析対象ガスによって放出された誘起マイクロ波を検波するように構成されており、該誘起マイクロ波が、該第一の方向および該第二の方向とは異なる第三の方向に沿って偏波している、位相敏感マイクロ波検波器;ならびに
該位相敏感マイクロ波検波器に結合されており、かつ、該キラル成分のエナンチオマーを該誘起マイクロ波の位相に基づいて検出するように構成されている、アナライザ
を備える、分光器。
[本発明1002]
前記第一の方向、前記第二の方向、および前記第三の方向が互いに実質的に直交する、本発明1001の分光器。
[本発明1003]
前記電界発生器が、前記マイクロ波パルスの印加の後かつ前記誘起マイクロ波の検波の前に前記電界を活性化するように構成されている、本発明1001の分光器。
[本発明1004]
前記電界発生器が、前記マイクロ波パルスの印加の後かつ前記誘起マイクロ波の検波の前に前記電界を非活性化するように構成されている、本発明1001の分光器。
[本発明1005]
前記電界発生器が、前記マイクロ波パルスの印加と実質的に並行して前記電界を活性化するように構成されている、本発明1001の分光器。
[本発明1006]
前記ハウジングが、マイクロ波空洞を画定するための反射物のセットを備える、本発明1001の分光器。
[本発明1007]
前記マイクロ波発振器が、前記マイクロ波パルスを広帯域チャープパルスとして印加するように構成されている、本発明1001の分光器。
[本発明1008]
キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定する、ハウジング;
該ハウジングに結合されており、かつ、第一の方向に沿って第一の偏波を誘起するように構成されているマイクロ波パルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、マイクロ波発振器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の方向とは異なる第二の方向に沿って第二の偏波を誘起するように構成されている切替え電界を該分析対象ガスに印加するように構成されている、電界発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の偏波および該第二の偏波を検波するように構成されている、マイクロ波検波器のセット;ならびに
該マイクロ検波器のセットに結合されており、かつ、該キラル成分のキラリティを該第二の偏波の位相に基づいて検出するように構成されている、アナライザ
を備える、分光器。
[本発明1009]
前記第一の方向が、前記第二の方向に実質的に直交する、本発明1008の分光器。
[本発明1010]
前記ハウジングが、マイクロ波空洞を画定するための第一の反射物および第二の反射物を備える、本発明1008の分光器。
[本発明1011]
前記マイクロ波検波器のセットの第一のマイクロ波検波器が、前記第一の反射物中に形成された第一の開口を介して前記空洞に結合されており、かつ、該マイクロ波検波器のセットの第二のマイクロ波検波器が、前記第二の反射物中に形成された第二の開口を介して該空洞に結合されている、本発明1010の分光器。
[本発明1012]
前記アナライザが、前記キラル成分のエナンチオマー過剰率を前記第二の偏波の大きさに基づいて検出するように構成されている、本発明1008の分光器。
[本発明1013]
キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定する、ハウジング;
該ハウジングに結合されており、かつ、第一の方向に沿って偏波している第一のパルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、第一の発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の方向とは異なる第二の方向に沿って偏波している第二のパルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、第二の発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該分析対象ガスによって放出された誘起放射物を検波するように構成されており、該誘起放射物が、該第一の方向および該第二の方向とは異なる第三の方向に沿って偏波している、位相敏感検波器;ならびに
該位相敏感検波器に結合されており、かつ、該キラル成分のエナンチオマーを該誘起放射物の位相に基づいて検出するように構成されている、アナライザ
を備える、分光器。
[本発明1014]
前記第一の方向、前記第二の方向、および前記第三の方向が互いに実質的に直交する、本発明1013の分光器。
[本発明1015]
前記第一の発生器および前記第二の発生器が、前記第一のパルスおよび前記第二のパルスを連続的に印加するように構成されている、本発明1013の分光器。
[本発明1016]
前記第一の発生器および前記第二の発生器が、前記第一のパルスおよび前記第二のパルスを実質的に同時に印加するように構成されている、本発明1013の分光器。
[本発明1017]
前記第一の発生器が、前記第二のパルスに比べて高い周波数で前記第一のパルスを印加するように構成されている、本発明1013の分光器。
[本発明1018]
前記第一の発生器が、前記第一のパルスを第一のマイクロ波パルスとして印加するように構成されている、本発明1013の分光器。
[本発明1019]
前記第二の発生器が、前記第二のパルスを第二のマイクロ波パルスとして印加するように構成されている、本発明1018の分光器。
[本発明1020]
前記アナライザが、前記キラル成分のエナンチオマー過剰率を前記誘起放射物の大きさに基づいて検出するように構成されている、本発明1013の分光器。
本開示の他の局面および態様もまた考慮される。前記概要および以下の詳細な説明は、本開示を任意の特定の態様に限定しようとするものではなく、単に、本開示のいくつかの態様を説明しようとするものである。
定義
以下の定義は、本開示のいくつかの態様に関して記載される局面のいくつかに適用される。これらの定義は本明細書において同様に拡大されてもよい。
図1は、本開示の態様の、混合物中のキラル分子を識別するように構成された装置100を示す。装置100は、FTMW分光器として構成されており、かつ分析対象物と呼ばれる混合物を分析対象物供給源120から導入することができる容積104を画定するハウジング102を備える。分析対象物は、1つまたは複数の先験的に未知の極性成分を含むガス混合物である。装置100は、分析対象物中の特定種の各エナンチオマーの濃度を測定するように構成されている。種Xの2つのエナンチオマーをR-XおよびS-Xと呼ぶことができる。
の成分を含むマイクロ波の短く強いパルスP1に曝露され、|f>および|g>は、許容電気双極子遷移によって接続されたXの2つの回転状態であり、νfg=ωfg/2πである。パルスP1は、実質的にz軸に沿って直線偏波される。以下の説明において、この許容遷移はc型遷移であると仮定されるが、同様な分析がa型およびb型遷移にも当てはまる。このパルスの強度および周波数は、R-XまたはS-Xいずれかの|f>状態にある典型的な分子が近似のπ/2パルスを受けて、分子を以下の状態のままにしておくような強度および周波数である。
(1)A⇒B、B⇒C、およびA⇒C遷移それぞれが許容電気双極子遷移に対応する。
(2)νABまたはνBCの一方が数MHz〜周波数νcutoffの間である。νcutoffは、波長c/νcutoff>2Lになるように選択され、Lは分光器の有効域のサイズである。例えば、Lが約15cmであるならば、νcutoffは約1,000MHzであることができる。
(3)他2つの遷移は、分光器によって駆動されて検波されるために適切な周波数である。最終的な信号強度はこの遷移強度に比例することができるため、望ましくは、これらの遷移の一方は強力である。
(1)分子中の最強の遷移の約4倍以内の強度を有する、約3GHz〜約18GHzの間の強い遷移。
(2)約5MHz〜約400MHzの間の妥当に強い遷移。
(3)適切な実験条件の場合で約10ワット未満の投射マイクロ波およびRFパワー。
ドライブ|2 1 1>=>|2 2 1>c型、約14.796GHz
ツイスト|2 2 1>=>|2 2 0>a型、約0.100GHz
リスン|2 1 1>=>|2 2 0>b型、約14.896GHz、約3.89e-006の強度[ベストの約0.64]
例1:
ドライブ|3 1 2>=>|3 2 2>c型、約4.630GHz
ツイスト|3 2 2>=>|4 1 3>b型、約0.462GHz
リスン|3 1 2>=>|4 1 3>a型、約5.091GHz、約4.14e-006の強度[ベストの約0.50]
例2:
ドライブ|6 1 5>=>|6 2 5>c型、約4.076GHz
ツイスト|6 2 5>=>|6 2 4>a型、約0.186GHz
リスン|6 1 5>=>|6 2 4>b型、約4.262GHz、約7.25e-006の強度[ベストの約0.88]
例3:
ドライブ|6 2 4>=>|6 3 4>c型、約7.960GHz
ツイスト|6 2 5>=>|6 2 4>a型、約0.186GHz
リスン|6 2 5>=>|6 3 4>b型、約8.146GHz、約6.03e-006の強度[ベストの約0.73]
例1:
ドライブ|1 0 1>=>|1 1 1>c型、約6.246GHz
ツイスト|1 1 1>=>|1 1 0>a型、約0.320GHz
リスン|1 0 1>=>|1 1 0>b型、約6.566GHz、約2.99e-006の強度[ベストの約0.84]
例2:
ドライブ|4 1 3>=>|4 2 3>c型、約17.638GHz
ツイスト|4 2 3>=>|4 2 2>a型、約0.179GHz
リスン|4 1 3>=>|4 2 2>b型、約17.817GHz、約2.78e-006の強度[ベストの約0.78]
例1:
ドライブ|2 1 1>=>|2 2 1>c型、約6.952GHz
ツイスト|2 2 1>=>|2 2 0>a型、約0.177GHz
リスン|2 1 1>=>|2 2 0>b型、約7.129GHz、約2.93e-006の強度[ベストの約0.32]
例2:
ドライブ|4 2 3>=>|4 3 1>c型、約14.309GHz
ツイスト|4 3 2>=>|4 3 1>a型、約0.170GHz
リスン|4 2 3>=>|4 3 2>b型、約14.139GHz、約2.94e-006の強度[ベストの約0.32]
ドライブ|4 1 4>=>|4 2 2>c型、約16.319GHz
ツイスト|3 2 1>=>|4 1 4>b型、約0.290GHz
リスン|3 2 1>=>|4 2 2>a型、約16.609GHz、約4.07e-006の強度[ベストの約0.49]
(1)「従来の」非キラルFTMW分光法における最強ラインの約2倍の範囲内である高強度信号。
(2)コスト節約、信頼性の改善および放電に伴う問題の回避をもたらす、高電圧部品の省略。
(3)二重共鳴実験に関連する高い特異性。
(4)大きめのシステムの場合でさえ、控えめなパワーレベルで十分である。逆に、高RFパワーおよびマイクロ波パワーのいずれかまたは両方が使用可能である場合には、ゼロに近いμa、μb、およびμcの少なくとも1つを有する候補物質からの信号を分解することができる。これらの候補物質からのSN比はそれらの最高の双極子モーメント成分によって決まることができるが、一方、エネルギー収支は概ね最低の成分によって決まる。小さな双極子モーメント成分がより大きな駆動電界を指定し、また、短いデコヒーレンス時間もまた、より大きな駆動電界を指定する。例えば、約40ワットのRFまたはマイクロ波が、約0.1デバイのμa、μb、またはμcおよび約1μsのコヒーレンス時間を有する分子にとって十分な駆動遷移であることができる。
(5)複数対のRFパルスおよびマイクロ波パルスの同時印加を可能にするために並列化することができる。
1.空洞を「高Q値」に設定し、マイクロ波パルスまたはパルスシーケンスを導入する。それが、分子試料中に振動双極子を誘起することができる。
2.試料中の分子を偏波させたのち短期間、空洞を「低Q値」に切り替える。この切替えが、振動する分子にはほとんどまたはまったく影響することなく、直前に導入されたマイクロ波パルスを効率的に減衰させることができる。
3.次に、空洞を「高Q値」に戻して、振動する分子から検出される信号を増強することができる。
本実施例においては、R-、S-およびラセミ1,2-プロパンジオールを使用して、エナンチオマー特異的検出技術を実証する。キラル1,2-プロパンジオールの2つのエナンチオマーが図16に示されている。この分子は、関連する分子定数が十分に特性決定され、かつ、エナンチオピュアな形態で容易に入手可能(Sigma Aldrich)であるため、プロトタイプとして選択した。室温で、1,2-プロパンジオールのサイズまたはより大きな分子は、1つの回転準位から得られる信号を希釈する多数の量子状態を占有する(例えば、1,2プロパンジオールの場合、約5,000超の占有状態)。試料の冷却が占有状態の数を減らし、試料の共鳴偏波を増す。本実施例においては、参照により全体として本明細書に組み入れられるD. Patterson and J. M. Doyle, Molecular Physics 110, 1757(2012)に記載された技術を使用して分子ガスを冷却する。この冷却手法にしたがって、温かい分子を、閉サイクルパルス管冷凍機に熱的に固定された極低温バッファガスセルに注入して、分子を約7Kの温度に冷却する。
本実施例は、マイクロ波域におけるキラリティ誘起3波混合を実証する。バルク3波混合がキラル環境において実現され、エナンチオマー過剰の高感度種選択的プローブを提供する。使用される回転遷移は、3波混合を観察するために使用される狭い共鳴および二重共鳴条件を有し、キラル分子種の複雑な混合物内でさえ、きわめて選択的なエナンチオマー識別を提供する。この技術は、ここでは1,2-プロパンジオールにおいて実証されるが、1,3-ブタンジオール、カルボン、リモネンおよびアラニノールを含む広範なクラスのキラル分子におけるエナンチオマー過剰率を高感度で測定するために使用することができる。本実施例においては、周波数ν1およびν2の2つの直交共鳴印加電界を使用して和周波数ν3=ν1+ν2の相互直交放射物を誘起することにより、3波混合の1種である和周波数生成を実証する。この誘起放射物の位相はエナンチオマーとともに符号を変え、この誘起放射物の振幅はエナンチオマー過剰率の高感度定量測定値をもたらす。
Claims (20)
- キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定する、ハウジング;
該ハウジングに結合されており、かつ、第一の方向に沿って偏波しているマイクロ波パルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、マイクロ波発振器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の方向とは異なる第二の方向に沿って向けられている切替え電界を該分析対象ガスに印加するように構成されている、電界発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該分析対象ガスによって放出された誘起マイクロ波を検波するように構成されており、該誘起マイクロ波が、該第一の方向および該第二の方向とは異なる第三の方向に沿って偏波している、位相敏感マイクロ波検波器;ならびに
該位相敏感マイクロ波検波器に結合されており、かつ、該キラル成分のエナンチオマーを該誘起マイクロ波の位相に基づいて検出するように構成されている、アナライザ
を備える、分光器。 - 前記第一の方向、前記第二の方向、および前記第三の方向が互いに実質的に直交する、請求項1に記載の分光器。
- 前記電界発生器が、前記マイクロ波パルスの印加の後かつ前記誘起マイクロ波の検波の前に前記電界を活性化するように構成されている、請求項1に記載の分光器。
- 前記電界発生器が、前記マイクロ波パルスの印加の後かつ前記誘起マイクロ波の検波の前に前記電界を非活性化するように構成されている、請求項1に記載の分光器。
- 前記電界発生器が、前記マイクロ波パルスの印加と実質的に並行して前記電界を活性化するように構成されている、請求項1に記載の分光器。
- 前記ハウジングが、マイクロ波空洞を画定するための反射物のセットを備える、請求項1に記載の分光器。
- 前記マイクロ波発振器が、前記マイクロ波パルスを広帯域チャープパルスとして印加するように構成されている、請求項1に記載の分光器。
- キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定する、ハウジング;
該ハウジングに結合されており、かつ、第一の方向に沿って第一の偏波を誘起するように構成されているマイクロ波パルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、マイクロ波発振器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の方向とは異なる第二の方向に沿って第二の偏波を誘起するように構成されている切替え電界を該分析対象ガスに印加するように構成されている、電界発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の偏波および該第二の偏波を検波するように構成されている、マイクロ波検波器のセット;ならびに
該マイクロ検波器のセットに結合されており、かつ、該キラル成分のキラリティを該第二の偏波の位相に基づいて検出するように構成されている、アナライザ
を備える、分光器。 - 前記第一の方向が、前記第二の方向に実質的に直交する、請求項8に記載の分光器。
- 前記ハウジングが、マイクロ波空洞を画定するための第一の反射物および第二の反射物を備える、請求項8に記載の分光器。
- 前記マイクロ波検波器のセットの第一のマイクロ波検波器が、前記第一の反射物中に形成された第一の開口を介して前記空洞に結合されており、かつ、該マイクロ波検波器のセットの第二のマイクロ波検波器が、前記第二の反射物中に形成された第二の開口を介して該空洞に結合されている、請求項10に記載の分光器。
- 前記アナライザが、前記キラル成分のエナンチオマー過剰率を前記第二の偏波の大きさに基づいて検出するように構成されている、請求項8に記載の分光器。
- キラル成分を含む分析対象ガスが導入される容積を画定する、ハウジング;
該ハウジングに結合されており、かつ、第一の方向に沿って偏波している第一のパルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、第一の発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該第一の方向とは異なる第二の方向に沿って偏波している第二のパルスを該分析対象ガスに印加するように構成されている、第二の発生器;
該ハウジングに結合されており、かつ、該分析対象ガスによって放出された誘起放射物を検波するように構成されており、該誘起放射物が、該第一の方向および該第二の方向とは異なる第三の方向に沿って偏波している、位相敏感検波器;ならびに
該位相敏感検波器に結合されており、かつ、該キラル成分のエナンチオマーを該誘起放射物の位相に基づいて検出するように構成されている、アナライザ
を備える、分光器。 - 前記第一の方向、前記第二の方向、および前記第三の方向が互いに実質的に直交する、請求項13に記載の分光器。
- 前記第一の発生器および前記第二の発生器が、前記第一のパルスおよび前記第二のパルスを連続的に印加するように構成されている、請求項13に記載の分光器。
- 前記第一の発生器および前記第二の発生器が、前記第一のパルスおよび前記第二のパルスを実質的に同時に印加するように構成されている、請求項13に記載の分光器。
- 前記第一の発生器が、前記第二のパルスに比べて高い周波数で前記第一のパルスを印加するように構成されている、請求項13に記載の分光器。
- 前記第一の発生器が、前記第一のパルスを第一のマイクロ波パルスとして印加するように構成されている、請求項13に記載の分光器。
- 前記第二の発生器が、前記第二のパルスを第二のマイクロ波パルスとして印加するように構成されている、請求項18に記載の分光器。
- 前記アナライザが、前記キラル成分のエナンチオマー過剰率を前記誘起放射物の大きさに基づいて検出するように構成されている、請求項13に記載の分光器。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201261673917P | 2012-07-20 | 2012-07-20 | |
US61/673,917 | 2012-07-20 | ||
US201361761582P | 2013-02-06 | 2013-02-06 | |
US61/761,582 | 2013-02-06 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015523073A Division JP5969125B2 (ja) | 2012-07-20 | 2013-03-14 | キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016188873A true JP2016188873A (ja) | 2016-11-04 |
JP6297099B2 JP6297099B2 (ja) | 2018-03-20 |
Family
ID=49949158
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015523073A Expired - Fee Related JP5969125B2 (ja) | 2012-07-20 | 2013-03-14 | キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 |
JP2016133791A Expired - Fee Related JP6297099B2 (ja) | 2012-07-20 | 2016-07-06 | キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015523073A Expired - Fee Related JP5969125B2 (ja) | 2012-07-20 | 2013-03-14 | キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9857315B2 (ja) |
EP (1) | EP2875340B1 (ja) |
JP (2) | JP5969125B2 (ja) |
AU (1) | AU2013290756B2 (ja) |
CA (1) | CA2879366A1 (ja) |
WO (1) | WO2014014512A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016090238A1 (en) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | President And Fellows Of Harvard College | Microwave-assisted moiré deflectometry |
WO2017120454A1 (en) | 2016-01-07 | 2017-07-13 | Brightspec, Inc. | Methods and apparatus for direct multiplication fourier transform millimeter wave spectroscopy |
CN110050174B (zh) * | 2016-10-26 | 2021-10-15 | 弗吉尼亚大学专利基金会 | 用于手性分析的腔增强傅立叶变换光谱 |
DE102017122163A1 (de) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | Universitätsklinikum Jena | Bestimmung des Dipolmoments von Makromolekülen |
US20210302340A1 (en) * | 2018-08-08 | 2021-09-30 | Justin L. Neill | Methods and Apparatus for Low-Volatility Sampling |
WO2022031360A2 (en) * | 2020-06-04 | 2022-02-10 | Massachusetts Institute Of Technology | Systems and methods for analyte detection using electromagnetically induced resonance |
JP2023076780A (ja) * | 2021-11-23 | 2023-06-02 | Emラボ株式会社 | 開放形共振器およびそれを用いた誘電特性の測定方法 |
US11585764B1 (en) * | 2021-12-09 | 2023-02-21 | Applied Materials, Inc. | Multi-level RF pulse monitoring and RF pulsing parameter optimization at a manufacturing system |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54116176A (en) * | 1978-03-01 | 1979-09-10 | Mitsubishi Metal Corp | Method of and device for measuring life time of less carriers for semiconductor |
JPS62503055A (ja) * | 1985-05-20 | 1987-12-03 | ザ・レ−ゲンツ・オブ・ザ・ユニバ−シティ・オブ・カリフォルニヤ | 差動イメ−ジング・デバイス |
JP2006526770A (ja) * | 2003-06-03 | 2006-11-24 | ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | カプセルの正味量を非破壊的に求めるための計量装置 |
JP2010527284A (ja) * | 2007-04-17 | 2010-08-12 | ダイナミック コネクションズ エルエルシー | キラル体の分離および操作 |
WO2011130215A1 (en) * | 2010-04-12 | 2011-10-20 | President And Fellows Of Harvard College | Gas phase cooling and mixture analysis |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5544904B2 (ja) | 1973-09-05 | 1980-11-14 | ||
US3889182A (en) * | 1974-04-10 | 1975-06-10 | Nasa | Resonant waveguide stark cell |
US5548217A (en) * | 1984-11-10 | 1996-08-20 | Gibson; Colin | Microwave spectrometers |
AU616493B2 (en) * | 1988-02-26 | 1991-10-31 | Monash University | Microwave spectrometer |
US5063391A (en) | 1989-06-06 | 1991-11-05 | The Trustees Of The University Of Penn. | Method of measuring chiral parameters of a chiral material |
US5831439A (en) | 1996-03-08 | 1998-11-03 | The United States Of America As Respresented By The Secretary Of Commerce | Portable fourier transform microwave spectrometer with cryogenic receiver for trace gas analysis |
JP3449600B2 (ja) * | 1998-05-06 | 2003-09-22 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 化学反応による終点の検出 |
EP1436594A1 (en) | 2001-10-01 | 2004-07-14 | Georgia Tech Research Corporation | High-throughput chiral detector and methods for using same |
US7911608B2 (en) | 2004-10-01 | 2011-03-22 | Baylor University | Spectroscopic determination of enantiomeric purity |
WO2007064703A2 (en) * | 2005-11-30 | 2007-06-07 | Board Of Trustees Of Michigan State University | Laser based identification of molecular characteristics |
WO2007146675A2 (en) | 2006-06-09 | 2007-12-21 | Dynamic Connections, Llc | Managing a chemical reaction and moving small particles |
DE102008048085B4 (de) | 2008-09-19 | 2013-08-01 | Philipps-Universität Marburg | Unterscheidung von Enantiomeren mit Hilfe der breitbandigen Femtosekunden-Circulardichroismus-Massenspektrometrie |
-
2013
- 2013-03-14 US US14/415,211 patent/US9857315B2/en active Active
- 2013-03-14 CA CA2879366A patent/CA2879366A1/en not_active Abandoned
- 2013-03-14 JP JP2015523073A patent/JP5969125B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2013-03-14 AU AU2013290756A patent/AU2013290756B2/en not_active Ceased
- 2013-03-14 WO PCT/US2013/031779 patent/WO2014014512A1/en active Application Filing
- 2013-03-14 EP EP13819984.9A patent/EP2875340B1/en not_active Not-in-force
-
2016
- 2016-07-06 JP JP2016133791A patent/JP6297099B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54116176A (en) * | 1978-03-01 | 1979-09-10 | Mitsubishi Metal Corp | Method of and device for measuring life time of less carriers for semiconductor |
JPS62503055A (ja) * | 1985-05-20 | 1987-12-03 | ザ・レ−ゲンツ・オブ・ザ・ユニバ−シティ・オブ・カリフォルニヤ | 差動イメ−ジング・デバイス |
JP2006526770A (ja) * | 2003-06-03 | 2006-11-24 | ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | カプセルの正味量を非破壊的に求めるための計量装置 |
JP2010527284A (ja) * | 2007-04-17 | 2010-08-12 | ダイナミック コネクションズ エルエルシー | キラル体の分離および操作 |
WO2011130215A1 (en) * | 2010-04-12 | 2011-10-20 | President And Fellows Of Harvard College | Gas phase cooling and mixture analysis |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
住吉吉英: "チャープパルスを用いた広帯域フーリエ変換マイクロ波分光", 分光研究, vol. 第62巻・第1号, JPN6017026623, 15 February 2013 (2013-02-15), pages P.19−21 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5969125B2 (ja) | 2016-08-17 |
EP2875340A1 (en) | 2015-05-27 |
CA2879366A1 (en) | 2014-01-23 |
AU2013290756A1 (en) | 2015-02-12 |
EP2875340B1 (en) | 2018-02-21 |
JP6297099B2 (ja) | 2018-03-20 |
AU2013290756B2 (en) | 2017-03-02 |
JP2015529804A (ja) | 2015-10-08 |
US9857315B2 (en) | 2018-01-02 |
WO2014014512A1 (en) | 2014-01-23 |
US20150177164A1 (en) | 2015-06-25 |
EP2875340A4 (en) | 2016-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6297099B2 (ja) | キラル分子のエナンチオマー特異的検出のためのフーリエ変換マイクロ波分光法 | |
Truppe et al. | A search for varying fundamental constants using hertz-level frequency measurements of cold CH molecules | |
Shubert et al. | Identifying enantiomers in mixtures of chiral molecules with broadband microwave spectroscopy | |
Chadwick et al. | Quantum state resolved gas–surface reaction dynamics experiments: a tutorial review | |
Patterson et al. | Enantiomer-specific detection of chiral molecules via microwave spectroscopy | |
Thurber et al. | Low-temperature dynamic nuclear polarization at 9.4 T with a 30 mW microwave source | |
Domingos et al. | Sensing chirality with rotational spectroscopy | |
JP7066703B2 (ja) | キラル分析用のキャビティエンハンスト・フーリエ変換分光法 | |
US8873043B2 (en) | Segmented chirped-pulse fourier transform spectroscopy | |
JP2015529804A5 (ja) | ||
Baskin et al. | Ultrafast electron diffraction: Oriented molecular structures in space and time | |
Haroche | Quantum beats and time-resolved fluorescence spectroscopy | |
Matsuzaki et al. | Quadrupolar mechanism for vibrational sum frequency generation at air/liquid interfaces: Theory and experiment | |
Paterson et al. | Rotationally elastic and inelastic dynamics of NO (X2Π, v= 0) in collisions with Ar | |
JP2008541125A (ja) | 分光方法 | |
US20180321164A1 (en) | Method of analyzing molecular properties and spectrometer for the same | |
Chang et al. | Sub-Doppler slit jet infrared spectroscopy of astrochemically relevant cations: Symmetric (ν1) and antisymmetric (ν6) NH stretching modes in ND2H2+ | |
Fu et al. | The effect of Hartmann–Hahn mismatching on polarization inversion spin exchange at the magic angle | |
Tasei et al. | The microwave heating mechanism of N-(4-methoxybenzyliden)-4-butylaniline in liquid crystalline and isotropic phases as determined using in situ microwave irradiation NMR spectroscopy | |
Kaya et al. | Nonadiabatic molecular alignment of linear molecules probed by strong-field ionization yields of photoelectrons | |
Spicer et al. | Overview: MURI Center on spectroscopic and time domain detection of trace explosives in condensed and vapor phases | |
Chakraborty Thakur et al. | Continuous wave cavity ring down spectroscopy measurements of velocity distribution functions of argon ions in a helicon plasma | |
Joseph et al. | Angularly resolved photoionization dynamics in atoms and molecules combining temporally and spectrally resolved experiments at ATTOLab and Synchrotron SOLEIL | |
JP4192078B2 (ja) | 核磁気共鳴方法 | |
Harris et al. | Fourier transform molecular rotational resonance spectroscopy for reprogrammable chemical sensing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160804 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170719 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20171018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171228 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6297099 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |