JP2016184322A - センサデータ収集システム - Google Patents

センサデータ収集システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016184322A
JP2016184322A JP2015064712A JP2015064712A JP2016184322A JP 2016184322 A JP2016184322 A JP 2016184322A JP 2015064712 A JP2015064712 A JP 2015064712A JP 2015064712 A JP2015064712 A JP 2015064712A JP 2016184322 A JP2016184322 A JP 2016184322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
sensor
collection system
control device
data collection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015064712A
Other languages
English (en)
Inventor
洵 上田
Jun Ueda
洵 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015064712A priority Critical patent/JP2016184322A/ja
Publication of JP2016184322A publication Critical patent/JP2016184322A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】商用電源が無い場所でもセンサで物体の状態変化を検知し、その検知した信号を、省電力で自動的に収集する。
【解決手段】センサデータ収集システムは、それぞれ固有のノードIDを有する無電源の複数のノード117と、複数のノードとの間で1−Wire(登録商標)プロトコルに従った通信を行う制御装置7により構成される。複数のノードは、複数個所に設置された、複数の対象の状態の変化を検知する複数のセンサ116と、それぞれのセンサによって検知された情報を保持する保持手段とを有する。制御装置は、複数のノードに所定のタイミングでポーリング信号を送信して、ノードが持つセンサ検知情報を取得する制御部と、取得された該センサ検知情報を格納するメモリと、少なくとも制御部へ給電する電源とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサデータ収集システムに係り、特に、物体の状態変化を検知するセンサが取得した情報を、省電源にて収集することが可能なセンサデータ収集システムに関するものである。
カプセル商品や玩具等の商品の自動販売機(所謂ガチャガチャ自販機)はスーパーの通路や店頭に設置されており、販売管理者(オペレータ)が各拠点を巡回しながら、1台ずつ自動販売機の在庫の管理や商品の補充を行っている。これらの商品の販売の促進するためには、各自動販売機で販売された商品の個数を迅速かつ正確に把握して、その状況をオペレータへ知らせることが重要である。そこで、人手を使わないで自動販売機の商品販売数量を収集するシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、各自動販売機で販売される精進の販売数量を自動的に取得して、その販売数量(カウンタ値)の情報をセンタへ送信して、センタで販売数量を収集、管理する商品販売数量情報収集システムが開示されている。
また、特許文献2には、カプセル商品自動販売機内のカプセル落下位置に振動センサ(ピエゾフィルムセンサ)を配置しておき、カプセル商品の販売時に振動センサでカプセル商品を計数することで、無電源でカプセル商品の販売数を検知して、その販売数データを管理センタへ送信して、管理センタで商品の販売数量を一括管理する、カプセル商品の自動販売機及びその販売データ通知システムが開示されている。
カプセル商品の自動販売機は商用電源を用いない自販機であり、店内の商用電源の確保が困難な場所に複数台まとめて設置されることがある。然るに、特許文献1及び2に記載の自動販売機は販売情報の計数及び計数された販売情報をセンタへ送信するために電池を実装している。例えば、特許文献1に記載の自動販売機は、各自動販売機に設置されたカウンタ7及びリーダライタ8はバッテリーを有している。また、特許文献2に記載の自動販売機も、親機53は特定小電力無線インターフェース54を使用し、子機51はマイコンと特定小電力無線モジュールを備えて構成される(段落[0037]及び[0040])。
特開2007−207165号公報 特開2014−153911号公報
上記のように、特許文献1及び2に記載のカプセル商品の自動販売機は、特定小電力無線インターフェース或いは電池を備えているので、電池の残存量を常に監視しなければならない。販売管理者は、自動販売機の在庫の管理や商品の補充のためだけでなく、電池の残存量の監視のためにも巡回しなければならず、多忙を極める。また、特許文献2のように、カプセル落下を振動センサで検知する場合、購入者が販売機を叩いたりすると、振動センサがその振動を検知してしまい、誤販売を検知することがある。また、特許文献1及び2は何れも、一カ所に複数の自動販売機が設置されている場合、全ての自動販売機で販売される商品の数量の情報を、出来るだけ省電力で収集するための技術的な示唆に欠ける。
そこで、本発明の目的は、商用電源が無い場所でもセンサで対象の状態変化を検知し、その検知した信号を、省電力で自動的に収集することができるセンサデータ収集システムを提供することにある。
本発明に係るセンサデータ収集システムは、好ましくは、複数個所に設置された、複数の対象の状態の変化を検知する複数のセンサと、それぞれの該センサによって検知された情報を保持する保持手段とを有し、それぞれ固有のノードIDを有する無電源の複数のノードと、
複数の該ノードとの間で、接地線と1本の信号線を用いてデータ転送するプロトコルに従った通信を行う制御装置であって、該制御装置は、複数の該ノードに所定のタイミングで信号を送信して、該ノードが持つセンサ検知情報を取得する制御部と、取得された該センサ検知情報を格納するメモリと、少なくとも該制御部へ給電する電源と、を有し、
前記信号を受信した前記ノードは、前記保持手段に保持されたセンサ検知情報を、該制御装置へ送信することを特徴とするセンサデータ収集システム、として構成される。
本発明によれば、商用電源が無い場所でもセンサで対象の状態変化を検知し、その検知した信号を、省電力で自動的に収集することが可能となる。
一実施例におけるセンサデータ収集システムの全体構成を示す図。 カプセル販売機の外観を示す図。 カプセルボックスを取り外したときのカプセル販売機の構成を示す図。 センサユニットの取付け構造を示す側面図。 センサユニットの構成を示す平面図。 ノードユニットの構成を示す平面図。 制御装置の構成を示す図。 複数販売機間のLANケーブルによる接続構成を示す図。 ノードユニットの制御上の構成を示す図。 販売情報テーブルの構成例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施例について説明する。
図1は、一実施例におけるセンサデータ収集システムの全体構成を示す。この例は、商品としてカプセルを販売するカプセル販売機において、販売されるカプセルの販売数量の情報を収集するカプセル販売数量収集システムに適用したものである。カプセル販売機(以下単に販売機という)は全て手動で操作される、無電源の自動販売機であり、商用電源が無い場所に設置することができる。例えば、スーパーの通路や店舗などのデッドスペースに多数の販売機が設置される。販売機1は、通常、上下2台の販売機(それぞれをフェースという)が複数台で販売機群(島)を形成している。図示の例では、4台(8フェース)の販売機が1つの島を形成している。10台(20フェース)で1島を構成するのが標準構成と言われている。
カプセル販売数量収集システムは、カプセルを販売する複数の販売機1と、複数の販売機1による販売情報(本例では、販売されるカプセルの数を示す情報)を収集して管理サーバ8へ送信する制御装置7と、ネットワーク9を介して接続される、販売情報を管理する管理サーバ8と、管理者が使用する管理者端末51と、オペレータが所持するオペレータ端末52、を有して構成される。
ここで、管理者端末51はPC(パーソナルコンピュータ)であり、オペレータ端末52は携帯用の無線端末である。端末51,52はそれぞれ、表示部及び入力部、データ処理部、データ通信部を有する。なお、図1には、1台の制御装置7が示されているが、好ましい例では制御装置7は島単位に設置されるので、実際には複数の制御装置7がネットワーク9を介して管理サーバ8に接続される。同様に、オペレータ端末52も実際には複数台使用される。複数のオペレータがそれぞれオペレータ端末52を所持して店舗等の拠点を巡回して、販売機1の商品の補充や棚卸し等の在庫管理や売上金の集金を行う。
まず、図2を参照して、販売機1の構成について説明する。図2は、単体(1フェース)の販売機を示している。販売機1は主に、本体10と、多数のカプセル129を収納する透明製のカプセルボックス(商品収納部)12と、コインを保管するコイン収納部13より構成される。これら3つの構成部はそれぞれ分離することが可能である。
購入者は、コイン投入口131に所定のコインを投入する。もし、所定の以外のコインを投入すると、コイン返却口132から返却される。コイン投入口131からコインが投入されると、ダイヤル14の回転ロックが解除されて、ダイヤル14が回転可能な状態になる。購入者が、操作部であるダイヤル14を手動で回転させると、カプセルボックス12内の1個のカプセル129が落下してカプセル取り出し口15に排出される。購入者はカプセル取り出し口132からカプセルを取り出す。
コイン収納部13はコインを収納する。2段式(2フェース)の販売機の場合、上段の販売機に投入されたコインは、本体1内の通路を通って、下部にあるコイン収納部13に収納される。販売管理者は、販売拠点を定期的に巡回して、カプセルボックス12にカプセル129を補充するとともに、コイン収納部13に貯まったコインを回収する。
販売機1の本体10の上部には鍵穴102が設けられている。オペレータが鍵穴102の鍵を開錠することにより、カプセルボックス12は回転軸(図示せず)を中心に回転して、カプセルボックス12の上部に設けられたカプセル投入口が解放状態となる。この状態で、カプセル投入口よりカプセルを補充することができる。(カプセルボックスへのカプセルの補充は通常知られた構成で実現できる。)
図3は、カプセルボックス12を取り外したときの販売機の本体10の内部構成を示す。カプセルボックス12は、カプセル投入口が開放状態で、回転軸を外すと容易に取り外すことができる。図3において、カプセルボックス12は、本体10の収納部103に収納されている。収納部103の右側後方には、センサケーブル118が下方から上方へ案内されて、連結金具105に開けられたケーブル引き出し穴66´を通して本体10の外部に導かれる。複数の販売機1の隣りどうしを接続するために、本体10の背後には連結穴104が形成され、本体10の後部外側には連結金具105が取付けられる。この連結金具105が隣りの販売機1の連結穴104と係合して接続される。連結金具105には、後述するノードユニット117´が搭載される。複数の販売機1どうしが連結金具105により接続された様子を、図8に示す。
図1の説明に戻る。
上記のように構成される販売機1に、販売情報を収集するための通信ネットワークが構築される。即ち、各販売機1の本体内部には、ダイヤル14の回転を検知するセンサ116と、センサ116により検知される信号を伝送するセンサケーブル118と、センサによる検知情報を保持して上位に伝送するノード117と、各ノード117を芋づる式に接続するLANケール119が実装される。別の言い方をすれば、各ノード117は、LANケーブル119により芋づる式に接続され、そして各ノード117に、各販売機1のセンサ116によって検知信号を伝送するセンサケーブル118が接続される。各ノード117は固有の識別情報(ノードID)が付与される。ノードはセンサで検知された検知情報とノードIDを販売情報として制御装置7へ送信する。
図8にも示すように、複数のノード117と、それらを芋づる式に接続するLANケーブル119と、LANケーブル119が最終的に接続される制御装置7との間は、これら各デバイス間を近距離で通信接続するための1−Wireプロトコルが適用される(1−Wireはマキシム・インテグレーテッドの登録商標)。1−Wireは、接地線と1本の信号線(兼電力供給線)を用いてデータ転送を行うバス規格である)。詳しくは後述するが、本実施例において、1−WireバスとしてのLANケーブルに接続される複数のノード117をスレーブデバイスとし、制御装置117をマスターデバイスとして、これらマスターデバイスと各スレーブデバイス間で情報の通信を行う。複数の各ノード117は電源を有せず、制御装置7に実装される電池を電源として、ノード117間及び制御装置7との間で1−Wireプロトコルによる情報通信を可能とする。
本実施例において、センサ116とその設置機構に1つの特徴がある。
図4はセンサユニットの取付け構造を示す。図5はセンサユニットの構成を示す。ここで、センサ116を搭載する部位をセンサユニット116´と言うことにする。
販売機1の本体10が有するダイヤル14は、ネジ401により本体1のフレーム106に回転可能に取り付けられる。ダイヤル14の軸402には歯車411が固定される。さらに、歯車411に係合して、歯車412がネジ403によりフレーム106に回転可能に取り付けられる。
購入者がカプセルを購入する時にダイヤル14を回転すると(コイン投入口131からコインを投入するとダイヤル14のロック状態が解除されて回転する)、それに応じて歯車411、412が回転される。歯車412は、カプセルの排出時(販売時)に、カプセルボックス12内のカプセル129を撹拌して、カプセル129をカプセルボックス12の排出口(図示せず)に誘導する動作を行わせるための動力伝達手段として機能する。
歯車412の表面に、磁石42が接着材により取り付けれる。ダイヤル14の回転に応じて、歯車412が例えば180°回転するが、その回転した位置(42´)に対応する位置にセンサユニット116´が設置される。磁石42の位置は、カプセル129の販売待ちの位置であり、位置42´はセンサ検出時の位置である。
センサユニット116´は、搭載板430に、リードスイッチ431と、センサコネクタ432と、取付け金具433を搭載して構成される。リードスイッチ431は、歯車412が回転して磁石の位置42´に対応する位置に搭載され、リードスイッチ431は、接近した磁石42´の磁力を検知して、その接点が接触状態となる。センサコネクタ432には、リードスイッチ431による検知信号を伝送するセンサケーブル118の一端が接続される。取付け金具433はU字形状を成し、その一端はネジ434により本体10のフレーム106に取り付けられる。
ここで、センサユニット116´をダイヤル14の回転に連動した位置に、センサユニット116´を設置した理由は次の通りである。即ち、歯車411、412の回転は、ダイヤル14の回転と同期しているので、カプセル129の販売動作を確実に捉えることができる。また、カプセルボックス12を取り外した状態(図3の状態)では、収納部103の下部に、ダイヤル14に連絡した歯車411、412が露出しているので、ネジ403を外して歯車412を容易に取り外して、その歯車412の右側(本体フレーム106側)に磁石42を容易に固定することができる。さらに、歯車412の磁石の位置42´に対向する位置にリードスイッチ431を位置付けするように、センサユニット116´を構成する搭載板430を配置して、その取付け金具433をネジ434で容易に本体フレーム106に取り付けることができる。そのため、既存の販売機1でも、上記のような、磁石42やセンサユニット116´を設置することで、カプセルの販売を容易に検知できる装置構成とすることができる。
また、カプセル販売機は、単価の安い商品を扱うため、既存の販売機でも改造のコストを最小限に抑えることが望ましい。上記構成によれば、販売機1自体には大幅な改造を加えないで、磁石42やセンサユニット116´を設置することで比較的低コストで対応できる。
次に、図6を参照して、ノードユニットの構成について説明する。
各販売機1における商品の販売個数の情報を、1−Wireプロトコルにより伝送するために、ノード117が設けられる。ノード117を構成するハードウェアをノードユニット117´と言うことにする。ノードユニット117´は、販売機1間を固定する連結金具105に搭載される。
連結金具105には、販売機1の本体10に連結するための2個の連結留めネジ穴65と、4個の連結ボス66が形成される。連結ボス66の1つに穴66´を開け、その穴66´からセンサケーブル118を通して、ノードユニット117´のノードコネクタ63に接続する。
ノードユニット117´はノード基板60上に構成され、そのノード基板60は留めネジ64によって連結金具105に取り付けられる。ノード基板60には、LANケーブル119を接続するコネクタ61、62と、センサケーブル118を接続するノードコネクタ63が搭載される。コネクタ61は例えば下流側(制御装置7から遠い方)のLANケーブルが接続されるコネクタであり、コネクタ62は例えば上流側(制御装置7に近い方)のLANケーブルが接続されるコネクタである。センサケーブル118の他端はセンサユニットのコネクタ432に接続される。
次に、図9を参照して、ノード117の制御について説明する。
各ノード117間及びノード117と制御装置7との間は、LANケーブル119により芋づる式に接続され、各ノード117が備える機能により販売情報の取得及び転送が行われる。
図6には示さなかったが、ノード基板60には、情報取得及び転送のための、ラッチ回路435と1WireIC(以下単にICという)436が搭載される。ラッチ回路435は、リードスイッチ431が検知した信号を保持する。IC436は、制御装置7からの指示(ポーリング信号)により、ラッチ回路435が保持する信号(商品の販売情報)を取得して、制御装置7へ送信する。(後述するが、制御装置7は各ノード117に対して販売情報の収集のためのポーリング信号を発する。)
より具体的に説明するに、IC436は2つの入出力ポートを有している。IC436は、商品の販売時に操作されるダイヤル14の回転によってオンするリードスイッチ431の信号を保持しておくことができない。そこで、2つのポートの1つをラッチ情報の読み込みに、他方をラッチ解除に用いる構成とする。ラッチ回路345は、制御装置7からのポーリング信号のタイミングまでリードスイッチ431の信号を保持する。ラッチ回路435は、リードスイッチ431のオン(商品販売の検知)によりその状態をセットする。なお、IC436には製造過程で書き込まれた64ビットの識別情報(ノードID)が書き込まれている。この識別情報がノードIDとなる。
IC436がポーリングを受け取ると、ラッチ回路の状態をみる。そして、ラッチ回路435がセット(例えば状態「1」)されている場合、IC436は、自らのノードIDとラッチ回路のセット状態を示す情報(即ち商品の販売数「1個」を示す情報)を制御装置7へ送信する。ラッチ回路の状態がリセット状態の場合には、その情報を制御装置7へ送信しない。制御装置7はセット情報を受け取ると、直ちにラッチ解除信号を返送する。IC436はラッチ解除信号を受けると、ラッチ回路435をリセット(例えば状態「0」)する。
ノード117には、ラッチ回路435を駆動するための電源が供給される。ラッチ回路435は例えばC-MOS ICで構成されるので、消費電流は無視できるほど小さい。1WireICの消費電流も非常に小さく1ノードあたり0.01mA程度である。そのため、LANケーブル119にノード117が数10個の接続される場合でも、電池で駆動することが可能である。発明者の試作によれば、最大90台のカプセル販売機で構成される販売システムでも、電池の実装は制御装置7の一箇所で済み、例えば単三型ニッケル水素2次電池4本で、管理サーバへのデータ送信まで含めて半年以上の電池寿命を確保できることが確認できた。このように、1WireIC間を、信号線とグランドラインの2線でデイジーチェーン接続することによりLAN構成することができ、全ノード117の販売情報を収集することが可能である。
次に、図7を参照して、制御装置7の構成について説明する。
制御装置7は、各ノード117で発生する販売情報を収集するための制御を行うコントローラ70と、各部位に電源を供給する電池71と、データ送信のための処理を行うCPUボード72と、ネットワーク9を介して管理サーバ8にデータ通信制御する通信モジュール73を備えて構成される。電池71は、1.2v単三ニッケル電池4本により構成され、コントローラ70と、電池71と、CPUボード72と、通信モジュール73の各部位に電源を提供する。電池71は、所定の期間経過する度に、巡回するオペレータによって満充電のものと交換される。
コントローラ70は、LANケーブル119を介して複数のノード117(ノード1〜n)にそれぞれ接続され、リアルタイムクロック701、タイマー702、手動のスイッチ703、LAN制御部704、データ送信制御部705、メモリ706、電源制御部707、通信制御部708を有して構成される。
コントローラ70の主な機能について、まず説明すると、タイマー702は、複数のノードから販売情報を収集するための、一定周期(本例では4秒周期)のポーリング信号を発生する。LAN制御部704はポーリング情報を受け取ると、LANケーブル119に接続されている複数のノード117から販売情報を収集制御する。メモリ706は、複数のノード117から収集された販売情報と時間情報(販売情報を取得した日付時刻)を格納する。データ送信制御部705は、メモリ706に格納された販売情報と時間情報を、通信制御部708及び通信モジュール73の制御の下、管理サーバ8へ送信する。
本実施例では、ノード117から販売情報を収集するタイミングと、メモリ706に格納された販売情報及び時間情報を管理サーバ8へ送信するタイミングを、所定の電源の下で有意義に制御する。
リアルタイムクロック701は、水晶発信器と、時間情報(日付時刻情報)を持った回路であり、他の制御回路とは独立しており、一定周期のクロックと時間情報を生成する。タイマー702は、リアルタイムクロック701から提供されるクロック(例えば1秒毎の信号)を割り込み発生信号として利用し、クロックが入力される度にスリープが解除され、クロック数を一定数カウントする度に、LAN制御部704及びデータ送信制御部705を起動制御する。
カプセル販売機は、購入者がコインをコイン投入口131から投入して、ダイヤル14を回転させて、カプセルを取り出すまでが、購入の一サイクルである。発明者らの検証によれば、この一サイクルは、通常4秒以上の時間を要する。そこで、タイマー702が4秒サイクルをカウントする度に、LAN制御部704に対して割り込み信号を発生させる。
LAN制御部704は、割り込み信号を受け、ポーリングタイムに相当する時間毎に、ポーリング信号を発生して、LANケーブル119を介して全てのノード117にポーリング信号を送信する。割り込み信号を受けた時以外、リアルタイムクロック701以外の全ての回路はスリープ状態であり、電源の省電力化に寄与する。
タイマー702が一定数をカウントすると、データ送信制御部705を起動する。このタイミングは、メモリ706に蓄積された販売情報を、管理サーバ8へ送信するタイミングである。例えば、管理サーバ8が1日に1回、販売情報を収集する場合、タイマー702が「86400」秒をカウントする毎に、データ送信制御部705に信号を出力する。データ送信制御部705は、起動信号を受ける度、メモリ706に記憶された販売情報を読み出して、通信制御部708及び通信モジュール73を介して管理サーバ8へ送信する。リアルタイムクロック701のクロック発生以外のときはリアルタイム701以外の全ての回路はスリープ状態であり、クロック発生しスリープが解除した時に各回路は状態を判断し、それぞれの回路が動作し、その後すぐスリープ状態になるため、省電力化に寄与している。
LAN制御部704は、タイマー702から4秒サイクルの信号を受ける度に、LANケーブル119に接続された全てのノード117に対して、ポーリング信号を送信して、ノードが保持する販売情報(即ちラッチ回路のセット状態情報と、ノードIDの情報)を収集して、更に当該販売情報を取得した時刻(即ちタイマー702が計時する時間情報)を対応付けて、メモリ706に格納する。ラッチ回路のセット状態情報は、商品の販売数「1個」を示す。LAN制御部704は、ラッチ回路のセット状態情報を受信した場合、そのノードIDに対してラッチ回路を解除するためのリセット信号を送信する。該当するノードIDのノード117は、リセット信号を受信すると、ラッチ回路の状態をリセットする。以上の制御動作が、4秒サイクルで行われ、そのノード117は次の商品の販売の検知を待つ。
電源制御部707は、必要なときに、コントローラ70の部位、及びCPUボード72、通信モジュール73に、電源を供給する。即ち、電源制御部707は、通信モジュール73から管理サーバ8へのデータ送信が終了した後、CPUボード72が電源切断処理を終了したタイミングを経過した後、CPUボード72と通信モジュール73の電源を切断する。
CPUボード72は汎用のCPUボードであり、OSとして例えばLinux(登録商標)が使用される。通信モジュール73は、USB接続が可能で携帯電話に用いられている3G回線を利用する通信モジュールである。汎用のLinuxボードは3G通信モジュールのドライバーがあらかじめ組み込まれており、容易にシステム構築することが可能である。
汎用のCPUボード72、通信モジュール73の消費電流は数100mAであるため、電池駆動には適していない。しかしながら、これらの部位は1日1回、CUP立ち上げ、通信回線の確保、データ送信の時だけ駆動するため、1日に数十秒だけしか通電しない。このため、1日の平均電流としては0.2mA程度であり、電池駆動が十分可能である。
通信制御部708はCPUボード72が立ち上がり、通信経路が確立する時間が経過した後、メモリ706に格納された販売情報(即ちノードID情報、各ノードIDの販売データ(ラッチ回路の状態情報))及び時間情報をCPUボード72へ送信する。
スイッチ703は手動スイッチであり、コントローラ70の動作確認や保守などのために手動でデータ送信することが必要な場合、保守員等により操作される。このスイッチ703が操作されると、データ送信制御部705は、定期的なデータ送信と同じように、CPUボード72及び通信モジュール73を制御して、データを送信する。
図8は、複数販売機間の接続構成を示す。
各販売機1の連結金具105に搭載されたノード117は、LANケーブル119で芋づる式に接続され、1−Wireプロトコルにより通信する。発明者の試作では、例えば1 Wire、Micro Lan(マキシム・インテグレーテッド社の登録商標)を用いて、ノード117内のIC(即ち1Wire IC)どうしをシリアルに接続した。Micro Lanを構成するためのケーブルは電源2本と1Wireのケーブル1本(合計3本のケーブル)で接続するので、通常の電話の結線に使われているケーブルとコネクタを利用することができる。このため、非常に安価で操作性の優れた結線が可能となった。
図1に戻って、管理サーバ8及び管理者端末51、オペレータ端末52について説明する。
管理サーバ8は、プログラムを実行してデータ処理するデータ処理部82と、データを格納するデータベース(DB)83を有する。
データ処理部82は、制御装置7から送信され受信した商品の販売情報を基に、販売機対応(本例ではノードID対応)に商品の販売数量を加算する処理、及び加算したデータを予め定めた形式に揃えてDB83に記憶する処理、及びDB83に記憶された情報を読み出して、管理端末51やオペレータ端末52に送信する処理、等を行う。
DB83は、図10に示すような、販売情報テーブルを記憶する。即ち、販売情報テーブルは、データ処理部82が販売情報を受信する度に、その受信した販売情報、即ち年月日、時刻、ノードID、及びノードID対応した商品の累積販売数量を順次このテーブルに記録する。例えば、ノードID「001C0C762」は、20回目まで(月日、時刻でいうと「2014/10/10,12:04:18」)に受信した販売情報から、累計4個の商品の販売があったことがわかる。
データ処理部82は、制御装置7から取得した販売情報を基にして、図10に示したDB83以外の形式のデータテーブル(例えば販売管理テーブルという)を作成することができる。販売管理テーブルは、例えば、販売機が設置された店舗の識別情報と、販売機の識別情報と、当該販売機に収納される商品の識別情報と、販売機対応に商品の販売数量と、店舗又は販売機対応にそれらを巡回するオペレータの識別情報、及び現在の年月日時刻の情報を、1つのエントリーとして作成し、その形式のデータをDB83の格納することができる。この例において、オペレータ識別情報は管理者端末51から入力されたものが使用される。
データ処理部82は、管理者端末51からの要求により又は定期的に、DB83から読み出した販売情報テーブルや販売管理テーブルに記録されている情報を、抽出して又は一部加工して、管理者端末51やオペレータ端末52へ送信する。
管理者端末51は、管理者の操作により、管理サーバ8へ種々の要求を発することができる。例えば、毎日、週毎或いは月毎の販売機の商品販売数量を把握するための要求や、販売機の在庫管理のために販売機ごとの在庫数量(カプセルボックスの商品総収納量−商品販売数量)を把握するための要求や、特定の店舗に設置された販売機の販売数量のトレンドを把握するための要求や、オペレータ端末に対して店舗又は販売機ごとの商品の補充を指示する要求、等の要求を管理サーバ8へ発する。
管理サーバ8のデータ処理部82は、管理者端末51からの上記要求を受けると、販売情報テーブルや販売管理テーブルの情報を用いて、要求に応じたデータを作成して、管理者端末51へ送信する。
オペレータ端末52は、管理者端末51から操作により又は管理サーバ8から自動的に種々の作業指示を受ける。例えば、販売機の商品の補充や棚卸し、売上金の集金、等の指示を受けると、これらの指示及び対象となる販売機が設置された拠点の地図が、オペレータ端末52の表示部に表示される。オペレータ端末51からはオペレータIDの入力や、拠点にある販売機の巡回結果(商品の在庫状況や集金状況)が入力される。
以上説明したように、本実施例によれば、無電源のカプセル販売機は、無電源の検知部(ノード)を用いて、カプセルの販売数量を検知してその状態を保持することが出来る。また、小容量の電池を備える制御装置と、1又は複数のノードを1−WireプロトコルのLAN接続して、制御装置からの一定タイミングのポーリングにより、各ノードは自らが保持するカプセルの販売情報(即ち、ノードが保持する販売状態情報とノードID)を制御装置へ送信することができる。制御装置は、収集したカプセルの販売情報をメモリに保持しておき、所定のタイミングで管理サーバのような上位の装置へ纏めて送信することができる。
また、カプセルの販売サイクルを考慮して、制御装置より略4秒毎のポーリングを発して、これに応えるようにノードから販売状態情報を制御装置に送信し、制御装置に保持した販売情報を、低頻度(例えば1日1回)で管理サーバへ送信するように構成することで、制御装置の電池の消耗を最小限にして、販売情報を収集することができる。もちろん、より高頻度で管理サーバが販売情報を収集したいならば、制御装置の電池の消耗は早くなるが、8時間毎或いは4時間毎のように制御装置から管理サーバ販売情報を送信することができる。これは、タイマー702からデータ送信制御部705に対する割り込みのタイミングを変更することで対応可能である。
カプセルの販売を検知するセンサの設置場所について言えば、センサの一部を構成する磁石を、カプセル販売機のダイヤルの回転に連動した歯車に固定することで、カプセルの販売を確実に検知することができる。センサは、カプセルの販売動作に応じて可動する機構部に取り付ければ、カプセルの販売を検知することが可能であるので、上記の実施例の構成に限定されない。しかし、既存の販売機の改造を出来るだけ少なくして、外部から悪戯されず、かつカプセルの販売を確実に検知するには、上記実施例が最も好ましい。
カプセル販売数量収集システムに適用した上記実施例によれば、単価の安い商品を販売するカプセル販売機に、電源を持たない比較的安価なノードを取り付けることにより、低コストでカプセルの販売情報を取得して、管理サーバへ収集することが可能となる。新規の販売機だけでなく、大量に出回っている既存のカプセル販売機にもこのノードと制御装置を取り付けることで、同様にして、低コストでカプセルの販売情報を収集することができる。また、カプセル販売機の島のレイアウト変更や、島を構成するフェース数の変更があっても、本実施例のシステムの変更は容易に対応可能である。
以上、好ましい実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されることなく、種々変形、応用して実施し得る。例えば、上記実施例では、カプセル販売機におけるカプセルの販売数量を検知、収集する例について述べたが、カプセル販売機に限らない。例えば、購入者の手動により物品を販売する1台又は複数台の無電源の自販機にも適用可能である。
また、他の応用例として、図8に示す、センサデータ収集システムは、無電源の複数の自販機のシステムに限らず、他の物体の状態変化を検知するシステムに適用可能である。例えば、商用電源が無い建屋や野外場所(例えば、物置、無人駐車場や駐輪場等)において、戸棚や引出しの位置変化、駐輪車の位置の変化、等を検知してそのデータを上位の監視装置等へ送信するシステムにも適用可能である。この場合、ノードを各々の戸棚や引出しに対応付けて設置し、或いは駐輪車の位置検知場所に設置することになる。
また、上記実施例では、複数のノードと制御装置がLANケーブルにてシリアル接続されるとしたが、接続の形態はシリアル接続に限らず、例えばスター型接続のような他の接続形式でもよい。また、LAN接続以外に無線方式で通信するようにしてもよい。
また、上記実施例では、制御装置が各ノードへ4秒毎のポーリング信号を発し、管理サーバへは、24時間毎にメモリ内の情報を送信するとした。変形例によれば、制御装置におけるポーリング信号の発生タイミングや、上位の装置への情報の送信タイミングは、本システムの適用対象やニーズ応じて適宜変えることができる。
また、上記実施例では、歯車412が180°回転した位置をセンサが磁気的に検知するとした。しかし、カップセル販売機の購入者のほとんどが子供であり、購入時に必ずしもダイヤルを180°の位置まで確実に回転させるとは限らない。また逆に、180°の位置で長い時間ダイヤルを持ち続ける可能性もある。後者の場合、センサはオン状態を一旦検知してその信号をポーリング信号の返信信号として制御装置に送信しているが、未だダイヤルが180°の位置で停止状態であるとその間に制御装置からのリセット信号を受信して、ラッチ回路の状態をリセットしてしまう。更に、この状態でもダイヤルが180°の位置で停止状態であると、再びオン状態を検知してしまう。これでは、一回の購入動作で2回分の販売をカウントしてしまうことになり、結果的に販売数量の集計ミスとなる。
そこで、変形例としては、制御装置は、各ノードに対して2秒毎のタイミングでポーリング信号を発生して送信し、前回送信したポーリング信号によりオン状態を検知したノードについて、次に送信したポーリング信号(即ち2秒後に送信したポーリング信号)により当該ノードで再びオン状態を検知した場合には、後者(又は前者)によるオン状態の検知を無視する(カウントしない)ように制御する。ここで、「2秒」とは、上記実施例において購入者が販売機でカプセルを購入するに要する動作(4秒)のほぼ半分の時間ということである。これにより、同じ状態(オン状態)を2回以上検知することを防止できる。
また、上記実施例では、センサは、物体である歯車の位置の変化を磁気的に検知して、その検知信号をリードスイッチに保持するように構成したが、これに限らず、リミットスイッチのようなセンサを用いてもよい。また、センサはバイメタルのような検知器でもよく、バイメタルにより検知する対象は物体の位置の変化に限らず、気温や水温等の環境因子の測定や、対象の状態(例えば変形)の変化を検知するものでもよい。
また、上記実施例では、制御装置7の構成部位を駆動するために、単三電池4本を電源として使用している。無電源の商品販売機にこの制御装置を設置することを想定すれば、電池が好ましいが、電池を電源とすることに限らない。変形例において、近くに商用電源があれば、電池の代わりに5V程度の電源アダプタを使用することで対応可能である。
また、上記実施例では、データ送信制御部705(第2の制御部)の制御により、所定のタイミングで、メモリ706に格納された販売情報及び時間情報を、CPUボード72や通信モジュール73等を介して管理サーバ8へ送信する、とした。他の変形例によれば、メモリ706内の情報を管理サーバへ送信しないで、電池駆動によりデータロガーに溜め込むことも可能である。この場合、制御装置は、SDメモリ等のような大容量の可搬型記憶媒体を装着するコネクタ(接続手段)を備えることで容易に実現できる。上記実施例のような販売機では、上位の装置が、販売数量を常時監視して商品の補充を行うことが重要であると思われる。しかし、早急な対応を必要としないような場合、例えば状態検知データを事後に分析するような場合には、可搬型記憶媒体に一旦移して、その可搬型記憶媒体をPC(パーソナルコンピュータ)に接続して、収集されたデータを分析、確認することができる。
また、上記実施例で使用している符号の名称や文言は一例であって、他の名称で呼ばれることもあろう。例えば、図1において、制御装置7は、制御ユニット或いはLANデータ収集装置と呼んでよい。また、商品の販売を監視する意味からモニタ装置と呼んでもよいであろう。また、上記実施例において、ノード又はノードユニットは、センサ又はセンサユニットまで含んだ意味として、センサノード或いはセンサノードと呼んでもよいであろう。また、センサは物体の位置の変化を検知してオンとオフの状態を保持するものであるが、センサと呼ばずに、スイッチと呼んでもよいであろう。
1:カプセル販売機 2:制御装置 3:センターサーバ
4:管理者端末 5:オペレータ端末 9:ネットワーク
10:本体 12カプセルボックス 129:カプセル
13:コイン収納部 131:コイン投入口 132:コイン返却口
14:ダイヤル 15:カプセル取り出し口
116:センサ 116´:センサユニット
117:ノード 117´:ノードユニット
118:センサケーブル 119:LANケーブル
7:制御装置 8:管理サーバ 51:管理者端末 52:オペレータ端末

Claims (7)

  1. 複数個所に設置された、複数の対象の状態の変化を検知する複数のセンサと、それぞれの該センサによって検知された情報を保持する保持手段とを有し、それぞれ固有のノードIDを有する無電源の複数のノードと、
    複数の該ノードとの間で、接地線と1本の信号線を用いてデータ転送するプロトコルに従った通信を行う制御装置であって、該制御装置は、複数の該ノードに所定のタイミングで信号を送信して、該ノードが持つセンサ検知情報を取得する制御部と、取得された該センサ検知情報を格納するメモリと、少なくとも該制御部へ給電する電源と、を有し、
    前記信号を受信した前記ノードは、前記保持手段に保持されたセンサ検知情報を、該制御装置へ送信することを特徴とするセンサデータ収集システム。
  2. 請求項1に記載のセンサデータ収集システムであって、
    前記制御部は、該ノードが持つセンサ検知情報を取得するために、所定の第1のタイミングで該ノードにポーリング信号を送信する第1の制御部と、
    該第1のタイミングよりも時間の長い第2のタイミングで、該メモリに格納された該センサ検知情報を外部の装置へ送信する第2の制御部とを有する、
    ことを特徴とするセンサデータ収集システム。
  3. 請求項1又は2に記載のセンサデータ収集システムであって、
    前記制御部から送信された信号を受信した前記ノードは、該センサによって検知された、物体の状態変化を示す情報が前記保持手段にセットされている場合には、該ノードIDと、該状態変化を示す情報と、該センサによって検知された時間の情報とを含む該センサ検知情報を前記制御装置へ送信し、
    該制御装置は、該センサ検知情報を受信した場合には、送信元の該ノードに対して、該保持手段の状態をリセットさせるための信号を返信し、
    送信元の該ノードは、該リセット信号を受信すると、該保持手段の状態をリセットする、
    ことを特徴とするセンサデータ収集システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの項に記載のセンサデータ収集システムであって、
    前記センサは、物体の状態の変化を検知するセンサであり、
    前記保持手段は、該リードスイッチが検知した信号を保持するラッチ回路であり、
    更に前記ノードは、ノードIDを保持すると共に、前記制御部からの信号を受信して、該ノードIDと該ラッチ回路の状態情報を送信する機能を有するICを備える、
    ことを特徴とするセンサデータ収集システム。
  5. 請求項1、3乃至4のいずれかの項に記載のセンサデータ収集システムであって、
    前記制御装置は、前記メモリに格納された情報を移して記憶する可搬型記憶媒体を装着する接続手段を有する、
    ことを特徴とするセンサデータ収集システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの項に記載のセンサデータ収集システムであって、
    前記制御装置は、前記複数のノードとLANケーブルにて接続されることを特徴とするセンサデータ収集システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの項に記載のセンサデータ収集システムであって、
    前記制御装置から複数の該ノードへ所定のタイミングで送信されるポーリング信号に対して、前記ノードから取得されるセンサ検知情報が同じ状態である場合、1のセンサ検知情報はカウントしない、ことを特徴とするセンサデータ収集システム。
JP2015064712A 2015-03-26 2015-03-26 センサデータ収集システム Pending JP2016184322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015064712A JP2016184322A (ja) 2015-03-26 2015-03-26 センサデータ収集システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015064712A JP2016184322A (ja) 2015-03-26 2015-03-26 センサデータ収集システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016184322A true JP2016184322A (ja) 2016-10-20

Family

ID=57242895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015064712A Pending JP2016184322A (ja) 2015-03-26 2015-03-26 センサデータ収集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016184322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018195342A (ja) * 2017-08-10 2018-12-06 株式会社益基樹脂 物品取出装置及びサーバ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018195342A (ja) * 2017-08-10 2018-12-06 株式会社益基樹脂 物品取出装置及びサーバ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016184321A (ja) 商品販売情報収集システム
AU2011203422B2 (en) Method and apparatus for accurate and secure product dispensing
US20120239189A1 (en) Systems and Methods for Vending Machine Control Using a Digital Panel
US20130063008A1 (en) Access monitoring systems for use with consumer-operated kiosks and other enclosures
CN104766414B (zh) 服务数据记录系统、数据记录方法及应用该系统与方法的端点销售系统
US20030225713A1 (en) Prepayment system for power distribution using RFID technology
CN103562976A (zh) 用于直接转移电子停车计时器数据的方法和系统
JP2002358558A (ja) ワイヤレス購入制御装置及びシステム、ワイヤレス購入制御と品揃え管理システム、ワイヤレス購入制御方法、ワイヤレス購入方法、ワイヤレス購入制御とオンライン品揃え管理制御方法、オンライン品揃え管理制御コンピュータプログラム、商品購入システム、並びにオンライン品揃え情報取得と記憶と中央コンピュータとの自動通信システム
CN201017381Y (zh) 自动售货机
JP2010537919A (ja) 在庫品モニタシステム
WO2009105767A2 (en) Method and system for evaluating consumer demand for multiple products and services at remotely located equipment
CA2922115A1 (en) Automated mobile device battery charging kiosks
WO2014182259A1 (en) A drop-off delivery service system
WO2020210187A1 (en) System, method, and apparatus for tracking machine use
CN110197560A (zh) 基于称重模块的自助售货系统
JP2016184322A (ja) センサデータ収集システム
US20060200271A1 (en) Information management system
CN2884341Y (zh) 一种彩票自助投注机
CN103035073A (zh) 一种多功能自动出票设备
JP2010172536A (ja) 遊技媒体貸出装置
TW201317928A (zh) 智慧藥櫃系統
CN114237114A (zh) 一种基于物联网技术的自助售卖系统
RU197324U1 (ru) Интеллектуальный счетчик электрической энергии с дистанционным управлением шифрования информации
CN207799805U (zh) 智能售货机
CN210721642U (zh) 一种重力感应自动售货柜