JP2016182328A5 - - Google Patents

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したがって、1実施例において、この発明のゴルフボールは:第1層と;約0.010インチより小さな厚さを有し、上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に配される薄い水蒸気バリア層と;上記薄い水蒸気バリア層の球状の外側表面に同心的に配される第2層とを有する。上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成さる。上記アイオノマー組成物のアイオノマーは、(i)18%より大きな酸レベルを有し、(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10分より大きい酸コポリマーから形成される。上記水蒸気バリア層は、上記第1層の水蒸気透過率または上記第2層の水蒸気透過率の少なくとも一方より小さな水蒸気透過率を有する。
他の実施例において、この発明のゴルフボールは:第1層と;約0.010インチより小さな厚さを有し、上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に配される薄い水蒸気バリア層とを有する。上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成される。上記アイオノマー組成物のアイオノマーは、(i)18%より大きな酸レベルを有し、(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10'より大きい酸コポリマーから形成される。1実施例において、上記薄い水蒸気バリア層は約0.45から約0.95グラム・mm/m・日の範囲の水蒸気透過率を有する。他の実施例において、上記薄い水蒸気バリア層は約0.45から約0.95グラム・mm/m・日の範囲より小さい水蒸気透過率を有する。
この発明は:また、第1層を提供するステップ;約0.010インチより小さな厚さを有する薄い水蒸気バリア層を上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に形成するステップ;および、第2層を、上記薄い水蒸気バリア層の球状の外側表面に同心的に形成するステップを有する方法から形成されるゴルフボールであって;(a)上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成され、(b)上記アイオノマー組成物のアイオノマーは:(i)18%より大きな酸レベルを有し;(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10分より大きい酸コポリマーから形成され;(c)上記薄い水蒸気バリア層は、上記第1層の水蒸気透過率より小さな水蒸気透過率を有する上記ゴルフボールに関する。
異なる実施例において、この発明は:第1層を提供するステップ;および、約0.010インチより小さな厚さを有する薄い水蒸気バリア層を上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に形成するステップを有する方法から形成されるゴルフボールであって;(a)上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成され、(b)上記アイオノマー組成物のアイオノマーは:(i)18%より大きな酸レベルを有し;(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10分より大きい酸コポリマーから形成され;(c)上記薄い水蒸気バリア層は約0.45から約0.95グラム・mm/m・日の範囲の水蒸気透過率を有する、上記ゴルフボールに向けられている。
他方、この発明は、第1層を提供するステップ;約0.010インチより小さな厚さを有する薄い水蒸気バリア層を上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に形成するステップ;および、第2層を、上記薄い水蒸気バリア層の球状の外側表面に同心的に形成するステップを有し;(a)上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成され、(b)上記アイオノマー組成物のアイオノマーは:(i)18%より大きな酸レベルを有し;(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10分より大きい酸コポリマーから形成され;(c)上記薄い水蒸気バリア層は、上記第1層の水蒸気透過率より小さな水蒸気透過率を有するゴルフボール製造方法に向けられている。
他の実施例において、ゴルフボール製造方法は、第1層を提供するステップ;および、約0.010インチより小さな厚さを有する薄い水蒸気バリア層を上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に形成するステップを有し、;(a)上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成され、(b)上記アイオノマー組成物のアイオノマーは:(i)18%より大きな酸レベルを有し;(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10分より大きい酸コポリマーから形成され;(c)上記薄い水蒸気バリア層は約0.45から約0.95グラム・mm/m・日の範囲の水蒸気透過率を有する。
薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成される。アイオノマー組成物のアイオノマーは:(i)18%より大きな酸レベルを有し;(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10分より大きい酸コポリマーから形成される。
この発明において、実質的なの液体および/または蒸気は、未処理の第1層を同一条件に露呈した場合に較べて、薄い水蒸気バリア層および第1層の間の界面を通り抜けないことを発見した。ここで詳細に示すような薄い水蒸気バリア層中に第1層をカプセル化することにより、第1層は液体および/または水蒸気から防護される。この結果、そのようなゴルフボールの最適な特性(例えば、大きな反発係数)は、この発明の水蒸気バリア層を含まないゴルフボールと反対に、高湿度条件で貯蔵されたときに実質的に劣化しない。テストの標準湿度条件において、6週間の間、温度は約100°から約120°Fの範囲であり、相対湿度は、約70%から約90%である。
親酸コポリマーのメルトフローレート(MFR)は、2160gの荷重を用い、190°Cで、ASTM D1238により測定したときに180g/10分より大きく、または、2160gの荷重を用い、190°Cで、ASTM D1238により測定したときに180g/10分より大きく、または、2160gの荷重を用い、190°Cで、ASTM D1238により測定したときに約200から約1000g/10分であって良い。類似のISOテストはISO 1133である。代替的には親酸コポリマーのMFLは下限が200、250、または300で上限が400、500、600、または1000であって良い。親酸コポリマーのこのメルトフローレートは、アイオノマーに、最適な物理特性を付与し、同時に、熱湯中で迅速に自己分散するのを可能にする。約180g/10分より小さなメルトフローレートの親酸コポリマーから誘導されたアイオノマーは小さな熱湯自己分散性を有し、約1000g/10分より大きなメルトフローレートの親酸コポリマーから誘導されたアイオノマーは薄い水蒸気バリア層中の物理特性を劣化させる。
添加物は、これに限定されないけれども、処理助剤、流動促進添加物、潤滑剤、顔料、染料、難燃剤、衝撃改質剤、核形成剤、シリカのような密着防止剤、熱安定剤、US吸収剤、UV安定化剤、表面活性剤、キレート剤、およびカップリング剤、湿潤剤、着色剤、光学光沢剤、二酸化チタンおよび酸化亜鉛のような白色化剤、UV吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤、消泡剤、処理所剤、表面活性剤、酸化防止剤、安定化剤、柔軟化剤、可塑剤、衝撃改質剤、発泡剤、密度調整フィラー、強化材料、および相溶剤を含んで良い。
撥水性のマイクロ粒子、例えば、ファイバ;ウィスカー;金属フレーク;雲母状の粒子またはナノ粒子をアイオノマー分散系に付加すると、曲がりくねった(ランダムまたは非線形)経路が層を横断して形成されて水蒸気透過率を減少させる。マイクロ粒子という用語は、約1ミクロンから約200ミクロンの粒子サイズの粒子を指す。ナノ粒子は、平均粒子サイズが1ミクロン未満の粒子を指す。適切なマイクロ粒子およびナノ粒子は、顔料処理または染料処理されて良く、ファイバ、ウィスカー、および、アルミニウムフレーク、酸化鉄フレーク、銅フレーク、青銅フレーク、その他のフレーク処理金属、およびこれらの組合せを含む。好ましい金属フレークは、アルミニウムフレーク、さらに具体的には酸化アルミニウムフレークを含む。好ましくは約5ミクロンから約50ミクロンのサイズのマイクロ粒子が使用されて良い。フレークのアスペクト比は約50から約10000であって良い。
1実施例において、アイオノマー樹脂をカバー材料として使用して良い。これら架橋ポリマーは、共有結合とともに鎖間イオン結合を含む。アイオノマー樹脂は、例えば、エチレンと、酸基、例えばメタクリル酸またはアクリル酸とのコポリマーを含む。金属イオン、例えば、ナトリウム、リチウム、亜鉛、およびマグネシウムをポリマー中の酸基を中和するのに使用される。商業的に入手可能アイオノマー樹脂は当業界で知られており、Surlyn(R)(DuPont)、およびEscor(R)およびIotek(Exxon)という商標の下で販売されている多数の樹脂を含む。これらアイオノマー樹脂は、種々のグレードで入手可能であり、ベース樹脂のタイプ、分子量、金属イオンのタイプ、酸の量、中和の程度、添加物、および他の特性に基づいて特定される。
使用することができるポリウレタンカバー組成物は、少なくとも1つのポリイソシアネートおよび少なくとも1つの硬化剤の反応生成物から形成できる組成物を含む。硬化剤は、例えば、1または複数のジアミン、1または複数のポリオール、またはこれらの組合せを含んで良い。当該少なくとも1つのポリイソシアネートは、1または複数のポリオールと組み合わされてプレポリマーを形成して良く、このプレポリマーはつぎに少なくとも1つの硬化剤と組み合わされる。そして、ここで説明されるときには、ポリオールはポリウレタンの一方または双方の成分中に使用されるのに適切であって良く、すなわち、プレポリマーの部分として、また硬化剤中に使用されて良い。硬化剤は、ポリオール硬化剤、好ましくは、エチレングリコール;ジエチレングリコール;ポリエチレングリコール;プロピレングリコール;ポリプロピレングリコール;低分子量ポリテトラメチレンエーテルグリコール;1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン;1,3−ビス−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]ベンゼン;1,3−ビス−{2−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ}ベンゼン;1,4−ブタンジオール;1,5−ペンタンジオール;1,6−ヘキサンジオール;レゾルシノール−ジ−(β−ヒドロキシエチル)エーテル;ヒドロキノン−ジ−(β−ヒドロキシエチル)エーテル;トリメチロールプロパン;および、これらの混合物からなるグループから選択されたポリオール硬化剤を含む。

Claims (22)

  1. 第1層と、
    約0.010インチより小さな厚さを有し、上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に配される薄い水蒸気バリア層と、
    上記薄い水蒸気バリア層の球状の外側表面に同心的に配される第2層とを有し、
    上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成され、
    上記アイオノマー組成物のアイオノマーは、(i)18%より大きな酸レベルを有し、(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10'より大きい酸コポリマーから形成され、
    上記水蒸気バリア層は、上記第1層の水蒸気透過率または上記第2層の水蒸気透過率の少なくとも一方より小さな水蒸気透過率を有することを特徴とするゴルフボール。
  2. 上記第1層はコアを有し、上記薄い水蒸気バリア層は内側カバー層を有し、上記第2層は外側カバー層を有する請求項1記載のゴルフボール。
  3. 上記コアはポリブタジエンを有する請求項2記載のゴルフボール。
  4. 上記第1層は内側カバー層を有し、上記薄い水蒸気バリア層は第2の内側カバー層を有し、上記第2層は外側カバー層を有する請求項1記載のゴルフボール。
  5. 上記第1層は、上記薄い水蒸気バリア層の水蒸気透過率より大きな水蒸気透過率を有するアイオノマー組成物から形成される請求項4記載のゴルフボール。
  6. 上記薄い水蒸気バリア層は約0.45から約0.95グラム・mm/m・日の範囲の水蒸気透過率を有する請求項1記載のゴルフボール。
  7. 上記第2層はポリウレタン組成物を有する請求項3記載のゴルフボール。
  8. 上記薄い水蒸気バリア層は、さらに、約0.1wt%から約20wt%の量だけフィラーを有する請求項1記載のゴルフボール。
  9. 上記フィラーはフレーク、ファイバ、およびプレートレットのうちの少なくとも1つを有する請求項8記載のゴルフボール。
  10. 上記プレートレットは少なくとも部分的に剥離されている請求項9記載のゴルフボール。
  11. 上記フィラーは、天然、合成、および修正シリケートからなるグループから選択される請求項8記載のゴルフボール。
  12. 上記一価のカチオンは、Na、Li、およびKからなるグループから選択される請求項1記載のゴルフボール。
  13. 上記水蒸気バリア層は、上記第1層の水蒸気透過率より小さな水蒸気透過率を有する請求項1記載のゴルフボール。
  14. 上記水蒸気バリア層は、上記第2層の水蒸気透過率より小さな水蒸気透過率を有する請求項1記載のゴルフボール。
  15. 第1層と、
    約0.010インチより小さな厚さを有し、上記第1層の球状の外側表面の回りに同心的に配される薄い水蒸気バリア層とを有し、
    上記薄い水蒸気バリア層は、1〜50パーセントの水性一価高酸アイオノマー分散系を有するアイオノマー組成物から形成され、
    上記アイオノマー組成物のアイオノマーは、(i)18%より大きな酸レベルを有し、(ii)45%より多くの酸基を一価のカチオンと中和させ、かつ(iii)ASTM D1238により190℃で2160gの荷重の下で測定されたスターティングメルトインデックスが180g/10'より大きい酸コポリマーから形成され、
    上記薄い水蒸気バリア層は約0.45から約0.95グラム・mm/m・日の範囲の水蒸気透過率を有することを特徴とするゴルフボール。
  16. 上記薄い水蒸気バリア層はカバーを有する請求項15記載のゴルフボール。
  17. 上記第1層はカバー層を有し、上記薄い水蒸気バリア層は、上記第1層の回りに同心的に配されるコーティング層を有する請求項15記載のゴルフボール。
  18. 上記薄い水蒸気バリア層は、さらに、約0.1wt%から約20wt%の量だけフィラーを有する請求項15記載のゴルフボール。
  19. 上記フィラーはフレーク、ファイバ、およびプレートレットのうちの少なくとも1つを有する請求項15記載のゴルフボール。
  20. 上記プレートレットは少なくとも部分的に剥離されている請求項19記載のゴルフボール。
  21. 上記フィラーは、天然、合成、および修正シリケートからなるグループから選択される請求項18記載のゴルフボール。
  22. 上記一価のカチオンは、Na、Li、およびKからなるグループから選択される請求項15記載のゴルフボール。
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