JP2016182319A

JP2016182319A - ワンタッチで袖口が開閉可能な４つ部品方式のカフスボタン

Info

Publication number: JP2016182319A
Application number: JP2015080385A
Authority: JP
Inventors: 裕一永田; Yuichi Nagata; 代美子永田; Yomiko Nagata
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2015-03-25
Filing date: 2015-03-25
Publication date: 2016-10-20

Abstract

【課題】従来１．部品をボタン穴に通す必要があり、結合手段搭載部分はボタン穴に通る大きさに限定される為、結合手段に磁石を使用する際、強度が保てない。２．ボタン穴に引っかる係止部が設けられていても、固定状態ではない為、袖口を開いている時にカフスボタンがボタン穴から外れ、紛失の可能性がある。３．袖口に固定する際ボタン穴に無理やり部品を通す必要があり、ボタン穴が傷む。【解決手段】対になる部品同士でボタン穴を挟み込む形式を採ることで、結合手段搭載部分２、３の大きさを自由に決められるようになり、結合手段に磁石を使用しても強度を保つことが容易になる。また、カフスボタンを４つの部品に分割し、対になる部品同士で１つのボタン穴を挟み込むように固定し、２対で１つの袖を開閉できる機能４を発揮する構成を採用することにより、ボタン穴に全ての部品を固定できるようになり、部品を紛失する可能性が低くなる。【選択図】図３

Description

この発明は、ワイシャツの袖に取り付けて使用するボタン状留め具類に関する。

図１に示すように、ワイシャツの袖に取り付けることで袖を閉じ、袖から取り外すことで袖を開くことができるカフスボタンがある。

公開実用新案（Ｕ）平２−１２７２０４カフスボタン

平２−１２７２０４のカフスボタンでは、結合手段搭載部分である係止部の幅や大きさをボタン穴に通るサイズに保つ必要があり、結合手段を磁石にするには強度が弱く、磁石による結合が容易ではない。

カフスボタンに係止部を設けることで袖のボタン穴にカフスを留めておくことはできるが、この場合カフスボタンがボタン穴に固定されている訳ではなくボタンを紛失してしまう可能性が高い。

カフスボタンを袖口に固定する際ボタン穴に無理やり部品を通す必要があり、ボタン穴が傷む可能性が高い。

一対の分離部片を部品１部品２と部品３部品４の２対に分離することにより、ボタン穴に部品を挟み込んで装着することができ、ボタン穴に部品を通す必要がなくなる為、ボタン穴の大きさが制限されることなく結合手段搭載部分を構成でき、結合手段に磁石を使用しても強度が保持される。

ボタン穴を挟み込んで装着する形式を取ることで、ボタンを袖口で固定できるようにすることにより、部品紛失の防止になる。

ボタン穴に挟み込んで装着する形式をとることで、ボタン穴に部品を無理やり通す必要がなく、ボタン穴の傷みの防止に繋がる。

対の部品同士を糸等の素材によって連結することにより、取り外し時の部品紛失の防止になる。

ボタン穴を挟み込んで部品を固定する仕組みを取ることにより、カフス同士の結合部分の大きさに制限がなくなるため、最も開閉のし易い素材と思われる磁石による結合でも強度を保つことができる。

カフスボタンを４つの部品に分け、あらかじめ全ての袖口ボタン穴に固定しておく仕組みを取ることにより、袖口を何度も開閉することがあってもボタンを紛失する可能性が低くなる。

従来のカフスボタン公開実用新案（Ｕ）平２−１２７２０４のカフスボタン４つ部品方式の構成４つ部品方式の使用例

４つ部品方式カフスボタンはプラスチック・木材・ガラス・金属等を用いて製作され、部品１と部品２を結合する手段が設けられており、その結合手段にはスナップボタン等が用いられる。

部品１と部品２は側面に糸等を設けたことによって繋げたものであり、部品３と部品４もこれと同様の構造となる。

部品１と部品３の結合手段のない面の表面にはデザインが施されており、部品２と部品４の結合手段のない面には磁石等が設けられている。

このカフスボタンは、部品１部品２の結合体と部品３部品４の結合体を組み合わせて使うことでカフスボタンとしての機能を発揮する。

室内での会議や商談の際には袖口を閉じてカフスボタンとしてのデザイン性を発揮し、体憩中や事務作業を行う際には袖口を開けて袖を捲ることができる。

１．．．カフスボタンのデザイン部分、２．．．袖口を挟み込むためのスナップボタン等が用いられた結合手段部分、３．．．袖口を挟み込むための結合手段部分、４．．．袖口を開け閉めするための磁石等が用いられた開閉機能部分

Claims

金属等の素材から成る４つの部品により構成される磁石等によるワンタッチ開閉が可能なカフスボタンで、２つの部品にスナップボタン等によって施される結合手段部分でワイシャツ等の袖ボタン穴の１つを挟み込み２つの部品を固定し、また、先の２つの部品と同様の構造を持つもう２つの部品によって袖ボタン穴のもう一方を挟み込み固定することで、４つの部品を１対ずつ１つの袖の２つのボタン穴にそれぞれ固定することによって機能を発揮するものであり、袖口の外側に見える部分にはデザインが施されており、ボタンを開閉する内側の部分には磁石等による開閉機能が施されていることにより、ワンタッチで袖を開閉できるカフスボタン。
結合手段部分にはホック・フック・マジックテープ・磁石等その他結合分離が可能な素材・形状のものがある。
開閉機能にはスナップボタン・ホック・フック・マジックテープ等その他係合分離が可能な素材・形状のものがある。
４つの分離・結合可能な部品から成る４つ部品方式である請求項１のカフスボタン。
ボタン穴を挟み込むための２つの部品の結合手段をスナップボタン等の結合分離が可能な素材・形状のもの等とし、且つ、袖口を開け閉めするためにボタン穴に固定された２対の部品を係合分離するための開閉機能部分を磁石等とする請求項１のカフスボタン。
結合手段にはホック・フック・マジックテープ・磁石等その他結合分離が可能な素材・形状のものがある。
開閉機能部分にはスナップボタン・ホック・フック・マジックテープ等その他係合分離が可能な素材・形状のものがある。
１つのボタン穴に固定される対の部品同士を糸等で連結するカフスボタン。
連結するための素材には、糸の他ゴム・革・チェーン・その他繊維類がある。