JP2016181444A - 照明器具 - Google Patents

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康広 鎌田
Yasuhiro Kamata
康広 鎌田
真 川越
Makoto Kawagoe
真 川越
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Abstract

【課題】べゼルレス化を可能にする。【解決手段】本実施形態の照明器具は、導光板と、反射機構と、反射板と、光源とを具備する。導光板は、互いに対向する出光面および背面を有し、光を導光する平板状である。反射機構は、導光板の背面に設けられ、背面へ向かう光を導光板の出光面側へ反射する。光源は、導光板の平面視において導光板の第1の角付近のみに配置され、第1の角の対角に位置する第2の角付近に向けて導光板に光を入射する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、照明器具に関する。
従来から、導光板を使った照明器具が提供されている。このような導光板を使った照明器具においては、導光板の辺に配置された光源から出射した光を導光させ、拡散板を透過して光を照射している。従来の照明器具においては、光源は導光板の辺に沿って配置される。例えば、図17及び図18に示す従来例に係る照明器具500においては、複数の光源510が導光板520の辺に沿って配置される。なお、光源510は、目につかないよう化粧枠によってその周辺が隠される。
特開2005−135860号公報
しかしながら、上述したような、導光板の辺に光源を配置する照明器具の場合、隠す範囲が多くなり、照明器具に対して発光面が小さくなりやすく、べゼルレス化が難しい。
本発明は、べゼルレス化が可能な照明器具を提供することを目的とする。
本実施形態の照明器具は、照明器具は、導光板と、反射機構と、反射板と、光源とを具備する。導光板は、互いに対向する出光面および背面を有し、光を導光する平板状である。反射機構は、導光板の背面に設けられ、背面へ向かう光を導光板の出光面側へ反射する。光源は、導光板の平面視において導光板の第1の角付近のみに配置され、第1の角の対角に位置する第2の角付近に向けて導光板に光を入射する。
本発明によれば、べゼルレス化することができる。
図1は、実施形態に係る照明器具を用いた表示装置の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る照明器具を用いた表示装置の一例を示す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る照明器具を示す平面図である。 図4は、実施形態に係る照明器具の要部を示す平面図である。 図5は、実施形態に係る照明器具の要部を示す図4のA−A断面図である。 図6は、従来例に係る導光板における反射部密度の分布を示す図である。 図7は、実施形態に係る導光板における反射部密度の分布を示す図である。 図8は、実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具の導光板における反射部密度の分布を示す図である。 図9は、従来例に係る照明器具の均斉度を示す図である。 図10は、実施形態に係る照明器具の均斉度を示す図である。 図11は、実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具の均斉度を示す図である。 図12は、図9〜図11に示す均斉度を比較した結果を示す図である。 図13は、変形例1に係る照明器具を示す平面図である。 図14は、変形例2に係る照明器具を示す平面図である。 図15は、変形例2に係る照明器具の要部を示す平面図である。 図16は、変形例2に係る化粧枠を有する照明器具の要部を示す平面図である。 図17は、従来例に係る照明器具を示す平面図である。 図18は、従来例に係る照明器具の要部を示す図17のB−B断面図である。
以下で説明する実施形態及び変形例1,2に係る照明器具100,100A,100Bは、互いに対向する出光面20bおよび背面20aを有し、光を導光する平板状の導光板20,20A,20Bと、導光板20,20A,20Bの背面20aに設けられ、背面20aへ向かう光を導光板20,20A,20Bの出光面20b側へ反射する反射機構と、導光板20,20A,20Bの平面視において、導光板20,20A,20Bの第1の角24a,24Aa,24Ba付近のみに配置され、第1の角24a,24Aa,24Baの対角に位置する第2の角24c,24Ac,24Bc付近に向けて導光板20,20A,20Bに光を入射する光源10とを具備する。なお、「角付近」とは、当該角に隣接し、導光板20の外郭を形成する主たる他の角よりも当該角に極めて近いことを意味するものであり、当該角から離れた位置も許容するものとする。
また、以下で説明する実施形態及び変形例2に係る照明器具100,100Bは、反射機構は、複数の反射部21aを含み、複数の反射部21aは、光源10が配置される第1の角24a,24Ba付近における密度が最も低く、第1の角24a,24Baに隣接する第3の角24b,24Bb,24d,24Bd付近における密度が最も高く、第2の角24c,24Bc付近の密度は第1の角24a,24Ba付近の密度と第3の角24b,24Bb,24d,24Bd付近の密度との間になるように、導光板20,20Bの背面20aにおける密度を段階的に変化させるように設けられる。
また、以下で説明する実施形態及び変形例1,2に係る照明器具100,100A,100Bは、光源10を保持し導光板20,20A,20Bにおける光源10からの光が入光する部分を覆う化粧枠50,50Bをさらに具備する。
また、以下で説明する実施形態及び変形例1に係る照明器具100,100Aにおいて、導光板20,20Aは、導光板20,20Aの平面視における第1の角24a,24Aa,24Abが切り欠かれた切欠部23,23A,23Bを有し、光源10は、導光板20,20Aの切欠部23,23A,23Bに形成される面に光を照射する位置に配置される。
また、以下で説明する変形例2に係る照明器具100Bにおいて、導光板20Bは、導光板20Bの平面視における第1の角24Baから導光板20Bの厚み方向に交差する方向に突出する凸部25を有し、光源10は、導光板20Bの凸部25に形成される導光板20Bの厚み方向に沿う面に光を照射する位置に配置される。
[実施形態]
まず、本発明の実施形態に係る照明器具100を用いた表示装置を図面に基づいて説明する。実施形態においては、本発明の実施形態に係る照明器具100を誘導灯1に用いた場合を例示する。図1は、実施形態に係る照明器具を用いた表示装置の一例を示す図である。図2は、実施形態に係る照明器具を用いた表示装置の一例を示す分解斜視図である。
本実施形態に係る誘導灯1は、灯具本体2と、点灯装置3と、バッテリー4と、端子台5と、表示部材6と、照明器具100とを具備する。以下、図1及び図2を用いて、誘導灯1の各構成について詳述する。
灯具本体2は、例えば正面が開放された四角形の箱からなる。図2中符号2bは灯具本体2をその設置箇所に固定するねじ等の固定部品が通される固定孔を示している。灯具本体2には点灯装置3が内蔵されている。点灯装置3の下部にバッテリー4が組み込まれ、点灯装置3の上部に端子台5が組み込まれている。点灯装置3に灯具本体2の裏面壁に開けられた通孔2aを通って引き込まれる図示しない電源線が接続される。点灯装置3は、端子台5に接続された図示しない電線を介して照明器具100への給電を担っている。バッテリー4は、その交換時に灯具本体2の底壁に開閉可能に設けられた蓋7を開けた状態で、点灯装置3のバッテリー収容部3aに対して出し入れされる。
図2に示すように、照明器具100は、光源10と、導光板20と、反射板30と、拡散版40と、化粧枠50とを備える。図1に示すように照明器具100は灯具本体2の開放された正面を塞いで灯具本体2に装着される。
以下、図2〜図5に基づいて照明器具100の詳細を説明する。図3は、実施形態に係る照明器具を示す平面図である。図4は、実施形態に係る照明器具の要部を示す平面図である。図5は、実施形態に係る照明器具の要部を示す図4のA−A断面図である。具体的には、図4及び図5は、図3に示す領域AR11を拡大した図である。
光源10には、例えば、LED(Light Emitting Diode)等が用いられる。なお、光源10は、所望の光を放射する光源であれば、LEDに限らず、目的に応じて種々の光源が用いられてもよい。なお、光源10は導光板20の切欠部23に配置されるが、光源10の配置については後述する。
導光板20は、互いに対向する出光面20bおよび背面20aを有する平板状に形成され光源10からの光を導光する。導光板20には、例えば透明なアクリル樹脂や透明なポリカーボネイト樹脂等が用いられる。なお、導光板20には、透光性材料であれば、目的に応じて種々の材料が用いられてもよい。導光板20は、導光板20の平面視において略正方形状の光取出部21と、導光板20の平面視において光取出部21の一つの辺にから延伸する光入射部22とを有する。なお、導光板20の光入射部22の形状については後述する。
反射板30は、導光板20の背面20a側に設けられる。図2〜図5に示す例において、反射板30は、薄板状に形成され導光板20の背面20aに重ねて配置される。具体的には、反射板30は、矩形のシート状であって、導光板20の光入射部22以外の部分の背面20aに重ねて配置される。つまり、反射板30は、導光板20の背面20a側に設けられ、背面20aへ向かう光を導光板20内へ反射する。反射板30には、例えばアルミニウム板等が用いられる。なお、反射板30には、高反射率を有する材料であれば、目的に応じて種々の材料が用いられてもよい。また、導光板20の背面20aに鏡面加工等を施される場合、照明器具100は、反射板30を有さなくてもよい。
拡散板40は、薄板状に形成され導光板20の背面20aに対向する出光面20bに重ねて配置される。具体的には、拡散板40は、矩形のシート状であって、導光板20の光入射部22以外の部分の出光面20bに重ねて配置される。拡散板40は、導光板20の出光面20b側に設けられ、出光面20bから出射される光を拡散する拡散機構として用いられる。拡散板40には、例えば透明なアクリル樹脂や透明なポリカーボネイト樹脂等が用いられ、拡散処理が施されたシートを用いる。なお、拡散板40には、光透過性及び拡散性を有するシートであれば、目的に応じて種々のシートが用いられてもよい。また、導光板20の出光面20bに拡散処理等を施すことにより、拡散機構が導光板20の出光面20bに設けられる場合、照明器具100は、拡散板40を有さなくてもよい。
化粧枠50は、光源10を保持し導光板20における光源10からの光が入光する部分、すなわち光入射部22を覆う。化粧枠50には、高熱伝導率の材料、例えばアルミニウム合金が用いられてもよい。この場合、化粧枠50は、光源10から伝わる熱を灯具本体2の外部に効率的に放出することができる。なお、化粧枠50の内面は、光源10の光を反射して導光板20に効率よく入射させるために、例えば銀色に形成されるなど、反射加工が施されてもよい。
ここから、照明器具100における光源10の配置等について説明する。まず、導光板20は、導光板20の平面視における第1の角24aが切り欠かれた切欠部23を有する。具体的には、導光板20は、導光板20の平面視における光入射部22に形成された第1の角24aが切り欠かれた切欠部23を有する。ここに、導光板20の平面視における第1の角24aが切り欠かれた切欠部23には、導光板20の厚み方向に交差する面(以下、「入射面23a」とする)が形成される。
光源10は、導光板20の平面視において、導光板20の第1の角24a付近のみに配置され、第1の角24aの対角に位置する第2の角24c付近に向けて導光板20に光を入射する。図2〜図5に示す例において、光源10は、導光板20の切欠部23に形成される入射面23aに光を照射する位置に配置される。具体的には、光源10は、光を出射する発光面10aを切欠部23の入射面23aに対向させて配置される。例えば、光源10は、発光面10aを切欠部23の入射面23aに接触させて配置される。なお、光源10の発光面10aと切欠部23の入射面23aとの距離が短いことが好適である。これにより、照明器具100は、光源10から出射された光を効率的に導光板20内へ入射させることができる。
図5に示すように、導光板20の厚みよりも光源10の高さのほうが小さい場合、光源10は、導光板20に対して導光板20の厚み方向の略中央部に配置される。これにより、照明器具100は、光源10から出射された光が光入射部22から外部へ出射されることを抑制でき、効率的に導光板20内へ入射させることができる。
図5に示すように、導光板20の背面20aには、反射機構として出光面20b側へ窪んだ複数の反射部21aが設けられる。図5に示す例においては、複数の反射部21aは、表面がディンプル(放物面)状のドットであって、略同じ深さ及び形状に形成される。なお、複数の反射部21aの各々の深さや形状は、目的に応じて適宜選択可能である。また、複数の反射部21aは、光を拡散する機能を有してもよい。なお、導光板20において、光取出部21に反射部21aが設けられ、光入射部22には反射部21aは設けられない。また、図5に示す例においては、反射部21aがドットである場合を例に説明するが、反射部21aはドットに限らず、種々の構成が適宜用いられてもよい。例えば、反射部21aは、背面20aから反射板30方向に突出して形成された凸状の突起であってもよい。また、例えば、反射部21aは、印刷パターンであって、当該印刷に光が当たったら反射方向が変わる印刷加工により形成されてもよい。
ここで、複数の反射部21aは、光源10が配置される角付近における密度が最も低く、光源10が配置される角に隣接する角付近における密度が最も高くなるように、導光板20の背面20aにおける密度を段階的に変化させるように設けられる。つまり、導光板20の背面20aにおいて、複数の反射部21aの分布は、光源10が配置される角付近における密度が最も低く、光源10が配置される角を形成する辺の他端に形成される角付近における密度が最も高くなる。図5に示す例においては、複数の反射部21aの分布は、光源10が配置される第1の角24a付近における密度が最も低く、第1の角24aに隣接する第3の角24b,24d付近における密度が最も高くなる。また、光源10が配置される第1の角24aの対角に位置する第2の角24c付近における密度は、光源10が配置される第1の角24a付近における密度よりも高く、第1の角24aに隣接する第3の角24b,24d付近における密度よりも低くなる。このように、複数の反射部21aの分布を段階的に変化させることにより、照明器具100は、使用する光源10の数の増大を抑制し、均斉度の低下を抑制することができる。
ここから、図6〜図12を用いて、実施形態に係る照明器具100と従来例の照明器具500とを比較した結果を示す。
まず、図6〜8を用いて、反射部の分布について説明する。図6は、従来例に係る導光板における反射部密度の分布を示す図である。具体的には、図6は、複数の光源510を導光板520の一つの辺に沿って配置した照明器具500における反射部密度の分布を示す図である。図7は、実施形態に係る導光板における反射部密度の分布を示す図である。具体的には、図7は、光源10を導光板20の一つの角付近に配置した照明器具100における反射部密度の分布を示す図である。また、図8は、実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具の導光板における反射部密度の分布を示す図である。具体的には、図8は、光源10を導光板の一つの辺付近に配置した照明器具における反射部密度の分布を示す図である。
図6に示すように、従来例に係る照明器具500の反射部分布D11においては、導光板520の平面視における光源510が配置される辺の両端を除く略全域が最も反射部の密度が低く、対向する辺に向かうにつれて反射部の密度が段階的に高くなるように配置される。また、照明器具500においては、導光板520の平面視における4つの角付近が最も反射部の密度が高くなるように、複数の反射部が段階的に密度を変化させて設けられる。
また、図7に示すように、本実施形態に係る照明器具100の反射部分布D12においては、複数の反射部21aは、光源10が配置される角付近における密度が最も低く、角に隣接する角付近における密度が最も高くなるように、導光板20の背面20aにおける密度を段階的に変化させるように設けられる。
また、図8に示すように、実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具の反射部分布D13においては、導光板の平面視における光源10が配置される辺の中央部が最も反射部の密度が低く、光源10が配置される辺の両端の角に向かうにつれて反射部の密度が段階的に高くなるように配置される。
次に、図9〜11を用いて、均斉度について説明する。図9は、従来例に係る照明器具の均斉度を示す図である。具体的には、図6に示す反射部の分布を有する導光板520を用いた照明器具500の照度分布(均斉度)を示す図である。また、図10は、実施形態に係る照明器具の均斉度を示す図である。具体的には、図7に示す反射部21aの分布を有する導光板20を用いた照明器具100の均斉度を示す。また、図11は、実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具の均斉度を示す図である。具体的には、図8に示す反射部の分布を有する導光板を用いた照明器具の均斉度を示す。
ここで、均斉度の算出について説明する。本実施形態における均斉度は、各照明器具から光が照射されるワークにおける照度分布を表す指標であり、以下の数式(1)により算出される。つまり、「均斉度」は、ワークにおける最小照度を最大照度で除することより算出され、「均斉度」が1に近いほどワークにおける照度分布が均一であり、ムラの少ない照度分布になっていることを示す。なお、以下に示す比較結果を得るための測定では、光量計(照度計)として受光器を用いた。
均斉度 = 最小照度/最大照度 … (1)
図9に示すように、従来例に係る照明器具500の照度分布I11においては、光源510が配置された辺に対応する箇所の照度(図9において左側の辺)が高い領域が形成される。また、図10に示すように、実施形態に係る照明器具100の照度分布I12においては、光源10が配置された角付近の照度(図10において左下の角)を含め、全体として均一な照度分布となる。また、図11に示すように、実施形態に係る光源10を辺付近に配置した場合の照明器具の照度分布I13においては、光源10が配置された辺の中央部付近の照度(図11において左の辺の中央部)を含め、全体としてムラの多い照度分布となる。
ここで、各照明器具の均斉度を数値で比較した結果について説明する。図12は、図9〜図11に示す均斉度を比較した結果を示す図である。「従来方式」の列は、従来例に係る照明器具500の均斉度についての測定結果を示す。具体的には、図9に示す照明器具500の均斉度についての測定結果を示す数値である。「本発明」の列は、実施形態に係る照明器具100の均斉度に係る測定結果を示す。具体的には、図10に示す照明器具100の均斉度に係る測定結果を示す数値である。また、「その他」の列は、実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具の均斉度についての測定結果を示す。具体的には、図11に示す照明器具の均斉度に係る測定結果を示す数値である。
図12に示すように、「従来方式」の均斉度は「0.822」であり、「本発明」の均斉度は「0.828」であり、「その他」の均斉度は「0.679」であった。このように、実施形態に係る照明器具100は、従来例に係る照明器具500及び実施形態に係る光源を辺付近に配置した場合の照明器具よりも、均斉度の良い構成であることが測定結果として得られた。つまり、入射方向を辺から角に変えても照度ムラには大きな変化が見られず近い照度均斉度をもっていると考える。また、1つの光源10を用いて辺から光を入射した場合、つまり、実施形態に係る光源10を辺付近に配置した照明器具においては、本実施形態の照明器具100の照度分布と比較して、光源10が配置された辺の中央部付近の照度が高い。このような比較結果から、光源1個あたりの光束値または光源効率が上がっていくとき、従来通りに導光板の辺に沿って光源を配置すると照射面でのムラに繋がりやすくなるため、導光板の角付近に光源を配置するほうが好適であると考えられる。
なお、上記の比較結果においては、略同じ深さ及び形状の反射部を設け、反射部の個数のみに基づいて分布を算出する。各反射部の深さや形状が異なる場合は、反射部の表面積等に基づいて分布を算出してもよい。また、導光板の背面に反射部を設けない構成においても、導光板の平面視における辺に沿って1つの光源を配置した場合に比べて、導光板の平面視における角付近に1つの光源を配置したほうが均斉度の低下を抑制することができる。また、図7に示す反射部の分布の例においては、導光板20の平面視において光取出部21が略正方形状である場合を示している。そのため、第1の角24aに隣接する第3の角24b,24d付近における密度が最も高くなるように、導光板20の背面20aにおける密度を段階的に変化させるように設けられる。しかしながら、例えば、導光板20の光取出部21が長方形状である場合、光源10が配置される角に隣接する角付近における反射部の密度は、光源10が配置される角との間の距離に応じて異なってもよい。例えば、導光板20の光取出部21が長方形状である場合、光源10が配置される角に隣接する角のうち、光源10が配置される角との距離が長い角付近における反射部の密度のほうが、光源10が配置される角に隣接する角のうち他方の角付近における反射部の密度よりも高くなってもよい。
前述した構成の実施形態に係る照明器具100は、互いに対向する出光面20bおよび背面20aを有し、光を導光する平板状の導光板20と、導光板20の背面20a側に設けられ、導光板20の背面20aに設けられ、背面20aへ向かう光を導光板20の出光面20b側へ反射する反射機構と、導光板20の平面視において、導光板20の第1の角24a付近のみに配置され、第1の角24aの対角に位置する第2の角24c付近に向けて導光板20に光を入射する光源10とを具備する。これにより、照明器具100は、光源10を導光板20の第1の角24a付近のみに配置することにより、べゼルレス化することができる。また、照明器具100は、光源10を導光板20の第1の角24a付近に配置することにより、従来例の照明器具500では暗部であった導光板の角にも光を十分に照射することができる。
また、前述した構成の実施形態に係る照明器具100において、反射機構は、複数の反射部21aを含み、複数の反射部21aは、光源10が配置される第1の角24a付近における密度が最も低く、第1の角24aに隣接する第3の角24b,24d付近における密度が最も高く、第2の角24c付近の密度は第1の角24a付近の密度と第3の角24b,24d付近の密度との間になるように、導光板20の背面20aにおける密度を段階的に変化させるように設けられる。これにより、照明器具100は、使用する光源10の数の増大を抑制し、均斉度の低下を抑制することができる。
また、前述した構成の実施形態に係る照明器具100は、光源10を保持し導光板20における光源10からの光が入光する部分を覆う化粧枠50をさらに具備する。これにより、照明器具100は、光源10を覆うことができ、意匠性の低下を抑制できる。また、照明器具100は、導光板20全体を化粧枠50で覆わないことでベゼルレス化し、出光面20b端部まで光を行き渡らせることができる。
また、前述した構成の実施形態に係る照明器具100において、導光板20は、導光板20の平面視における第1の角24aが切り欠かれた切欠部23を有し、光源10は、導光板20の切欠部23に形成される面(入射面23a)に光を照射する位置に配置される。これにより、照明器具100は、使用する光源10の数の増大を抑制し、均斉度の低下を抑制することができる。
[変形例1]
照明器具において光が入射される第1の角は、実施形態に示した例に限られず、目的に応じて複数の第1の角から光が入射されてもよれてもよい。この点について、変形例1に係る照明器具100Aを図面に基づいて説明する。図13は、変形例1に係る照明器具を示す平面図である。なお、図13において、実施形態に係る照明器具100と同一部分には、同一符号を付する。
図13に示す例において、照明器具100Aにおける導光板20Aは、導光板20Aの平面視における第1の角が切り欠かれた複数の切欠部23A,23Bを有する。具体的には、導光板20Aは、実施形態に係る照明器具100の切欠部23と同様に第1の角24Aaが切り欠かれた切欠部23Aに加えて、導光板20Aの平面視における光入射部22Aの切欠部23Aとは反対側の第1の角24Ab(図13においては右側)が切り欠かれた切欠部23Bを有する。図13に示す例においては、第1の角24Aaに隣接する角24Ab,24Adの一方の角であるもう1つの第1の角24Abが切り欠かれた切欠部23Bを有する。ここに、導光板20Aの平面視における第1の角24Abが切り欠かれた切欠部23Bには、導光板20Aの厚み方向に交差する面(以下、「入射面23Ba」とする)が形成される。
光源10は、導光板20Aの切欠部23A,23Bに形成される入射面23Aa,23Baに光を照射する位置に配置される。具体的には、光源10は、光を出射する発光面10aを切欠部23Bの入射面23Baに対向させて配置され、第1の角24Abの対角に位置する第2の角24Ad付近に向けて導光板20Aに光を入射する。例えば、光源10は、発光面10aを切欠部23Bの入射面23Baに接触させて配置される。なお、光源10の発光面10aと切欠部23Bの入射面23Baとの距離が短いことが好適である。また、切欠部23Aの入射面23Aaにも光源10が光を出射する発光面10aを対向させて配置され、第1の角24Aaの対角に位置する第2の角24Ac付近に向けて導光板20Aに光を入射する。これにより、照明器具100は、光入射部22Aの両端(図13においては左右両端)に配置された光源10から出射された光を効率的に導光板20内へ入射させることができる。このように、照明器具100Aは、複数の第1の角24Aa,24Ab付近に光源10を配置してもよい。
[変形例2]
また、照明器具における導光板の形状は、目的に応じ種々の形状に形成されてもよい。この点について、変形例2に係る照明器具100Bを図面に基づいて説明する。図14は、変形例2に係る照明器具を示す平面図である。また、図15は、変形例2に係る照明器具の要部を示す平面図である。具体的には、図15は、図14に示す領域AR12を拡大した図である。なお、図14及び図15において、実施形態に係る照明器具100と同一部分には、同一符号を付する。
照明器具100Bは、導光板20Bが切欠部23および光入射部22を有しない点において照明器具100と相違する。ここに、照明器具100Bにおける導光板20Bは、導光板20Bの平面視における第1の角24Baから導光板20Bの厚み方向に交差する方向に突出する凸部25を有する。具体的には、導光板20Bは、導光板20Bの平面視における第1の角24Baから導光板20Bの厚み方向に交差する方向に突出する凸部25を有する。なお、照明器具100Bにおいても、反射機構は、複数の反射部を含み、複数の反射部は、光源10が配置される第1の角24Ba付近における密度が最も低く、第1の角24Baに隣接する第3の角24Bb,24Bd付近における密度が最も高く、第2の角24Bc付近の密度は第1の角24Ba付近の密度と第3の角24Bb,24Bd付近の密度との間になるように、導光板20Bの背面における密度を段階的に変化させるように設けられる。
また、図14及び図15に示すように、照明器具100Bにおける光源10は、導光板20Bの凸部25に形成される導光板20Bの厚み方向に沿う面に光を照射する位置に配置され、第1の角24Baの対角に位置する第2の角24Bc付近に向けて導光板20Bに光を入射する。図14及び図15に示す例において、光源10は、第1の角24Baの対角に位置する第2の角24Bcを通る対角線状に位置する面(以下、「入射面25a」とする)に光を照射する位置に配置される。具体的には、光源10は、光を出射する発光面10aを凸部25の入射面25aに対向させて配置される。例えば、光源10は、発光面10aを凸部25の入射面25aに接触させて配置される。なお、光源10の発光面10aと凸部25の入射面25aとの距離が短いことが好適である。これにより、照明器具100Bは、光源10から出射された光を効率的に導光板20B内へ入射させることができる。
また、照明器具100Bは、光源10を保持し導光板20Bにおける光源10からの光が入光する部分を覆う化粧枠50Bを有してもよい。この点について図16に基づいて説明する。図16は、変形例2に係る化粧枠を有する照明器具の要部を示す平面図である。
図16に示す例において、化粧枠50Bは、矩形箱状に形成され、光源10及び入射面25aを含む凸部25の一部を覆うように設けられる。このように、光源10を配置した導光板20Bの第1の角24Ba付近のみに化粧枠50Bを設けることにより、化粧枠50Bにより照明器具100Bが大型化することを抑制できる。また、これにより、照明器具100Bは、ベゼルレス化することができる。なお、図16に示す例においては、化粧枠50Bが光源10及び入射面25aを含む凸部25の一部を覆う例を示したが、化粧枠50Bは、光源10及び凸部25全体を覆う構成であってもよい。これにより、凸部25全体が覆われるため、意匠性の向上や凸部25から外部へ光が放射されることを抑制できる。
前述した構成の変形例2に係る照明器具100Bにおいて、導光板20Bは、導光板20Bの平面視における第1の角24Baから導光板20Bの厚み方向に交差する方向に突出する凸部25を有し、光源10は、導光板20Bの凸部25に形成される導光板20Bの厚み方向に沿う面(入射面25a)に光を照射する位置に配置される。これにより、照明器具100Bは、使用する光源10の数の増大を抑制し、均斉度の低下を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 照明器具
10 光源
10a 発光面
20 導光板
20a 背面
20b 出光面
21 光取出部
21a 反射部
22 光入射部
23 切欠部
23a 入射面
24a 第1の角
24b 第3の角
24c 第2の角
24d 第3の角
30 反射板
40 拡散版
50 化粧枠

Claims (5)

  1. 互いに対向する出光面および背面を有し、光を導光する平板状の導光板と;
    前記導光板の前記背面に設けられ、前記背面へ向かう光を前記導光板の前記出光面側へ反射する反射機構と;
    前記導光板の前記背面側に設けられた反射板と;
    前記導光板の平面視において前記導光板の第1の角付近のみに配置され、前記第1の角の対角に位置する第2の角付近に向けて前記導光板に光を入射する光源と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 前記反射機構は、複数の反射部を含み、
    前記複数の反射部は、前記光源が配置される前記第1の角付近における密度が最も低く、前記第1の角に隣接する第3の角付近における密度が最も高く、前記第2の角付近の密度は前記第1の角付近の密度と前記第3の角付近の密度との間になるように、前記導光板の前記背面における密度を段階的に変化させるように設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記光源を保持し前記導光板における前記光源からの光が入光する部分を覆う化粧枠;
    をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記導光板は、前記導光板の平面視における前記第1の角が切り欠かれた切欠部を有し、
    前記光源は、前記導光板の前記切欠部に形成される面に光を照射する位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記導光板は、前記導光板の平面視における前記第1の角から前記導光板の厚み方向に交差する方向に突出する凸部を有し、
    前記光源は、前記導光板の前記凸部に形成される前記導光板の厚み方向に沿う面に光を照射する位置に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
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