JP2016178987A - 熱感知器の作動原因判断方法 - Google Patents

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健二 大木
Kenji Oki
健二 大木
淳 猪瀬
Atsushi Inose
淳 猪瀬
剛 雉子牟田
Takeshi Kijimuta
剛 雉子牟田
一裕 柏倉
Kazuhiro Kashiwakura
一裕 柏倉
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Nippon Dry Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】 熱感知器の作動の原因が、機器の故障に起因するのか、または故意或いはそれ以外の人的な行動に起因するのかを正確に且つ簡単に判断できる熱感知器の作動原因判断方法を得る。【解決手段】 熱を感知して火災警報を行わせる熱感知器2における作動原因判断方法であって、熱感知器2にサーモラベル3を取り付けておき、非火災時に熱感知器2が作動し、消火設備が起動した場合に、サーモラベル3の色を確認することにより、サーモラベル3の色が変色していなければ、熱感知器の作動の原因が機器の故障にあると判断し、サーモラベル3の色が変色していれば、非火災報にあると判断することができるようにした。【選択図】 図1

Description

本発明は、熱を感知して火災警報を行わせる熱感知器における作動原因判断方法に関するものである。
火災による熱を感知して、自動的に消火液や消火薬剤を噴射して消火を行うスプリンクラー設備やパッケージ型自動消火設備といった固定式の消火設備が、ビル、旅館、共同住宅、病院、福祉施設等における消火設備として広く設置されている。
固定式の消火設備では、消火区画毎に熱感知器が設置され、熱感知器が火災により生じる熱を感知すると火災警報を発し、消火設備が起動して火災警報を発した熱感知器のある消火区画に通じる消火配管の選択弁が開き、当該消火区画に設置されている噴射ヘッドから消火液や消火薬剤等が放出されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
このような固定式の消火設備で、火災が発生していないにも拘わらず、熱感知器が作動して消火設備が起動し、消火区画に設置されている噴射ヘッドから消火液や消火薬剤等が放出されるといった事故が発生する場合がある。こうした熱感知器の作動の原因としては、機器の故障、または非火災報(故意或いはそれ以外の人的な行動によって火災と同様な現象を感知して作動し、火災警報を発する)、のいずれかであると考えられるが、機器の故障、または非火災報のどちらによるものなのか熱感知器の外観からは判断つかない。
従来、火災が発生していないにも拘わらず、熱感知器が作動して消火設備が起動し、消火区画に設置されている噴射ヘッドから消火液や消火薬剤等が放出されるといった事故が発生した場合、熱感知器の作動の原因が、機器の故障、または非火災報のどちらによるものなのかを正確に且つ簡単に判断できる手段はない。
特開2012−192012号公報
上記のように、従来、固定式の消火設備にあって、火災が発生していないにも拘わらず、熱感知器が作動して消火設備が起動し、消火区画に設置されている噴射ヘッドから消火液や消火薬剤等が放出されるといった事故が発生した場合、熱感知器の作動の原因が、機器の故障、または非火災報のどちらによるものなのかを正確に且つ簡単に判断できる手段はないため、その適切な対処が困難とされているといった問題があった。
本発明の目的は、熱感知器の作動の原因が、機器の故障、または非火災報のどちらによるものなのかを正確に且つ簡単に判断できる熱感知器の作動原因判断方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、熱を感知して火災警報を行わせる熱感知器における作動原因判断方法であって、熱感知器にサーモラベルを取り付けておき、非火災時に熱感知器が作動し、消火設備が起動した場合に、前記サーモラベルの色を確認することにより、作動原因を判断することを特徴とする。
本発明に係る熱感知器の作動原因判断方法によれば、熱感知器にサーモラベルを取り付けておき、非火災時に熱感知器が作動し、消火設備が起動した場合に、前記サーモラベルの色を確認することにより、作動原因を判断するようにしたので、火災が発生していないにも拘わらず、熱感知器が作動して消火設備が起動し、消火区画に設置されている噴射ヘッドから消火液や消火薬剤等が放出されるといった事故が発生した場合、熱感知器に取り付けてあるサーモラベルの色が変色していなければ、熱感知器の作動の原因が機器の故障によるものと判断することができ、サーモラベルの色が変色していれば、熱感知器の作動の原因が非火災報によるものと判断することができる。
このように、熱感知器の作動の原因を、前記サーモラベルの色を確認するといった簡単な方法により、容易に且つ正確に判断することができる。
本発明に係る熱感知器の作動原因判断方法を実施する熱感知器の一例を示す説明図である。
以下、本発明に係る熱感知器の作動原因判断方法を実施する形態の一例を図1を参照して説明する。
図1は本発明に係る熱感知器の作動原因判断方法を実施する熱感知器の一例を示す説明図である。
本発明に係る熱感知器の作動原因判断方法は、建物の天井1等に取り付けられる熱感知器2にサーモラベル3を取り付けておき、非火災時に消火動作設備が動作した場合に、サーモラベル3の色を確認することにより、作動原因を判断する。
本例の熱感知器の作動原因判断方法が実施される熱感知器2は、特に限定されるものではなく、本例では、天井1に固定されるベース4と、ベース4に固定された感熱部5と、感熱部5の感熱により作動して警報を発するスイッチ作動部6とで構成されている。
このように構成された熱感知器2の感熱部5に、サーモラベル3を貼着等の手段により取り付けておく。感熱部5にサーモラベル3を貼着する箇所にあっては、感熱部5の表裏面のいずれでもよいが、剥離やいたずら等を考慮すると裏面が好ましい。
このサーモラベル3は、特定温度で変色し、一度変色すると元の色に戻らない不可逆性示温材として公知のものが使用される。使用されるサーモラベル3の変色温度は、熱感知器2が火災と判断し、スイッチ作動部6を作動させ火災警報を発する温度で変色する温度に設定されている。
このようなサーモラベル3を取り付けた熱感知器2の作動原因判断は次のようになされる。
非火災時に、熱感知器2のスイッチ作動部6が作動して火災警報を発し、消火動作設備が動作した場合に、サーモラベル3の色を確認する。熱感知器2に取り付けてあるサーモラベル3の色が変色していなければ、熱感知器2の作動の原因が機器の故障によるものと判断する。
一方、サーモラベル3の色が変色していれば、熱感知器2の作動の原因が、機器の故障ではなく非火災報によるものと判断する。
このように、熱感知器2の作動の原因を、サーモラベル3の色を確認するといった簡単な方法により、容易に且つ正確に判断することができる。
1 天井
2 熱感知器
3 サーモラベル
4 ベース
5 感熱部
6 スイッチ作動部

Claims (1)

  1. 熱を感知して火災警報を行わせる熱感知器における作動原因判断方法であって、熱感知器にサーモラベルを取り付けておき、非火災時に熱感知器が作動し、消火設備が起動した場合に、前記サーモラベルの色を確認することにより、作動原因を判断することを特徴とする熱感知器の作動原因判断方法。
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JPS4890582U (ja) * 1972-01-31 1973-10-31
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