JP2016177836A - 発電量評価装置、発電量評価方法および発電量評価プログラム - Google Patents

発電量評価装置、発電量評価方法および発電量評価プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽光発電所で発電する将来の発電量をより正確に算出することができる発電量算出装置、発電量算出方法および発電量算出プログラムと、既に稼働を開始している太陽光発電所での発電量を評価することができる発電量評価装置、発電量評価方法および発電量評価プログラムを提供する。
【解決手段】入力部102は、発電所名および発電量を算出する期間を示す算出期間の入力を受付け、発電所情報記憶部120に記憶する項目の入力を受付け、入力部102によって受付けた項目の項目値が、入力部102によって受付けた発電所名に対応付けられた項目値と合致する発電所名を発電所情報記憶部120から取得し、取得した発電所名に対応付けられた発電情報を用いて算出期間の発電量を算出し、表示部105は、算出された発電量を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電量評価装置、発電量評価方法および発電量評価プログラム
に関する。
近年、太陽光を利用する太陽光発電は、環境への負荷が少ないクリーンなエネルギーとして注目を集めている。太陽光発電は一般住宅向けのほか、広大な敷地に数多くの太陽電池パネルを設置し、出力が1メガワット以上の発電を行う大規模な太陽光発電所、いわゆるメガソーラーも各地で実用化されている。
メガソーラーを含む太陽光発電所の発電量は、発電所ごとに立地条件や自然条件、太陽電池パネルの種類やメーカー、数量が異なるため発電所それぞれで異なる。したがって、太陽光発電所への投資の可否を判断するためには、長期に渡る発電所稼働期間の発電量をできるだけ正確に算出する必要がある。このような課題を解決するため、太陽光発電所の所在地の気象情報や故障や劣化に関する情報を含む品質情報から太陽光発電所の予測稼働率や予測発電量を算出する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2012−234335号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、発電量を算出する対象である太陽光発電所のみの品質情報に基づいて太陽光発電所の予測稼働率や予測発電量を算出するため、稼働開始していない発電所の予測稼働率や予測発電量を精度よく算出することができないという問題があった。また、対象発電所のみの品質情報に基づいて予測稼働率や予測発電量を算出するため、初期不良等の不測の事態が発生した場合に適切な発電量を算出できないという問題があった。
また、太陽光発電所に多大な融資や投資をしている銀行や投資家からは、既に稼働を開始している太陽光発電所での発電量が適切なものであるか否かを評価したいという要望が大きくなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、太陽光発電所で発電する将来の発電量をより正確に算出することができる発電量算出装置、発電量算出方法および発電量算出プログラムと、既に稼働を開始している太陽光発電所での発電量を評価することができる発電量評価装置、発電量評価方法および発電量評価プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、発電所を識別する発電所名と、稼働年ごとの発電情報と、を対応付けて記憶し、発電所名と、1または複数の発電所を特徴付ける項目と、を対応付けて記憶し、発電所名、および発電量を算出する期間を示す算出期間の入力を受付け、発電所情報記憶手段に記憶する項目の入力を受付け、受付けた項目の項目値が、発電所受付手段によって受付けた発電所名に対応付けられた項目値と合致する発電所名を発電所情報記憶手段から取得し、取得した発電所名に対応付けられた発電情報を用いて、算出期間の発電量を算出し、算出した発電量を表示することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、発電所名および単位時間ごとの発電量を受信し、受信した発電所名および単位時間ごとの発電量から発電情報を算出し、発電所名に対応付けて発電情報を発電情報記憶手段に格納することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、所定の稼働期間ごとの発電情報を用い計画発電量を算出し、算出した計画発電量と、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量を対比し、計画発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出し、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量と、発電量算出手段によって算出した計画発電量と、発電量対比手段によって抽出した実績発電量と、を表示することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、所定の稼働期間ごとの発電情報を用い計画発電量を算出し、算出した計画発電量を、実績発電情報記憶手段に記憶する日射量で補正した補正発電量を算出し、算出した補正発電量と、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量を対比し、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出し、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量と、発電量算出手段によって算出した補正発電量と、発電量対比手段によって抽出した実績発電量と、を表示することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、評価対象の発電所である評価発電所を特徴付ける項目に対応付けられた項目値が合致する発電所名を発電所情報記憶手段から取得し、取得した発電所名に対応付けられた発電情報を用いて算出した発電量を、実績発電情報記憶手段に記憶する日射量で補正した補正発電量を算出し、算出した補正発電量と、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量を対比し、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出し、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量と、発電量算出手段によって算出した補正発電量と、発電量対比手段によって抽出した実績発電量と、を表示することを特徴とする。
上記のように構成した本発明によれば、項目の項目値が、発電所受付手段によって受付けた発電所名に対応付けられた項目値と合致する発電所名を発電所情報記憶手段から取得し、取得した発電所名に対応付けられた発電情報を用いて算出期間の発電量を算出することができるため、発電所で発電する将来の発電量をより正確に算出することができるという効果を奏する。
また、上記のように構成した本発明によれば、発電所名および単位時間ごとの発電量を受信し、受信した発電所名および単位時間ごとの発電量から発電情報を算出し、発電所名に対応付けて発電情報を発電情報記憶手段に格納することができるため、発電に関する情報を多くの発電所から収集することができるという効果を奏する。
また、上記のように構成した本発明によれば、計画発電量と、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量を対比し、計画発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出することができるため、既に稼働を開始している発電所での発電量を評価することができるという効果を奏する。
また、上記のように構成した本発明によれば、計画発電量を、実績発電情報記憶手段に記憶する日射量で補正した補正発電量を算出し、算出した補正発電量と、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量を対比し、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出することができるため、稼働を開始している発電所での発電量を実際の天候に応じて評価することができるという効果を奏する。
また、上記のように構成した本発明によれば、評価対象の発電所である評価発電所を特徴付ける項目に対応付けられた項目値が合致する発電所名を発電所情報記憶手段から取得し、取得した発電所名に対応付けられた発電情報を用いて算出した発電量を、実績発電情報記憶手段に記憶する日射量で補正した補正発電量を算出し、算出した補正発電量と、実績発電情報記憶手段に記憶する実績発電量を対比し、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出することができるため、稼働を開始している発電所での発電量を評価発電所の特徴と実際の天候に応じて評価することができるという効果を奏する。
実施例1にかかる太陽光発電量算出システム10の構成を示すブロック図である。 発電情報記憶部110のデータ構成の一例を示す説明図である。 発電所情報記憶部120のデータ構成の一例を示す説明図である。 設計情報記憶部130のデータ構成の一例を示す説明図である。 発電量算出装置100が実行する発電量算処理手順を示すフローチャートである。 発電量算出装置100が実行する発電情報格納処理手順を示すフローチャートである。 実施例2にかかる太陽光発電量評価システム20の構成を示すブロック図である。 発電量評価装置400が実行する発電量評価処理手順を示すフローチャートである。 評価発電所の稼働期間の計画発電量と実績発電量のグラフの一例を示す説明図である。 評価発電所の稼働期間の補正発電量と実績発電量のグラフの一例を示す説明図である。 ある稼働年の月ごとの評価発電所の補正発電量と実績発電量のグラフの一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を説明する。なお、以下の説明は、実施の形態の一例であり、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかる太陽光発電量算出システム10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、太陽光発電量算出システム10は、発電量算出装置100と遠隔監視装置200を、インターネット、イントラネット、移動体通信網、専用回線等の通信ネットワーク1を介して通信可能に接続する。遠隔監視装置200は、さらに太陽光発電所300と通信ネットワークを介して通信可能に接続する。図1では、説明を簡便にするために、遠隔監視装置200と太陽光発電所300をそれぞれ1ずつ記載しているが、実際は複数の装置を接続してよい。
発電量算出装置100は、遠隔監視装置200を介して送信される太陽光発電所300の設備の計測値から発電所ごとの発電情報を生成し、格納するとともに、格納された発電情報に基づき発電量を算出する情報処理装置である。なお、発電量算出装置100は、1つの装置で構成する必要はなく、機能やデータを分割し、複数の装置で分担して実現してもよい。
遠隔監視装置200は、太陽光発電所300の設備と通信ネットワークを介して接続し、太陽光発電所300の各設備で計測された計測値を受信し、受信した計測値から異常を判断した場合に警報を発報する情報処理装置である。太陽光発電所300は、太陽光を利用した発電設備であり、太陽の光エネルギーを直流電力に変換する太陽電池パネル、太陽電池パネルで発電した直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナー(以下、PCSと示す)、太陽電池パネルで発電した電力を集約してPCSへ送電する接続箱、PCSで変換された交流電力を電力会社の系統電圧にまで昇圧し、電力会社の高圧系統電力線に供給する受変電設備等の各設備を備える。
発電量算出装置100の機能、構成について説明する。発電量算出装置100は、発電情報記憶部110、発電所情報記憶部120、設計情報記憶部130、送受信部101、入力部102、発電情報算出部103、発電量算出部104、表示部105を備える。
図2は、発電情報記憶部110のデータ構成の一例を示す説明図である。発電情報記憶部110は、太陽光発電所ごとの各年の発電に関する情報を記憶する。具体的には、発電情報記憶部110は、発電所名と、発電量を算出するための稼働年ごとの発電情報(より具体的には、稼働年ごとの設備利用率)とを対応付けて記憶する。稼働年ごとの設備利用率に加え、さらに月ごとの設備利用率、各月の1日ごとの設備利用率を記憶してもよい。
ここで、年間の設備利用率とは、太陽光発電所が1年間のすべての時間発電した場合の発電量に対する実際の発電量の割合である。年間の設備利用率は、以下の式で算出される。
年間の設備利用率(%)=〔実際の年間の発電電力量(kW時)÷(定格出力×365日×24時間)〕×100
図3は、発電所情報記憶部120のデータ構成の一例を示す説明図である。発電所情報記憶部120は、太陽光発電所に関する情報を記憶する。具体的には、発電所情報記憶部120は、発電所名と、発電所を特徴付ける項目とを対応付けて記憶する。発電所を特徴付ける項目は、具体的には、発電量、稼働開始年月日、太陽電池パネル種別、メーカー・太陽電池パネル型番、発電所を施工した建設会社、保守運用会社等である。なお、太陽光発電所は、近年に稼働を開始した発電所が多く移動期間が短いため、実測値に基づく太陽電池パネルの経年劣化率や発電所の設備利用率のデータは多く存在しない。したがって、設備利用率が太陽発電所のどのようなデータと相関関係があるのかはあまり明確ではない。このことを踏まえ、発電所情報記憶部120のデータ構造を固定とするのではなく、事後に項目を追加および削除できるようにしてもよい。
図4は、設計情報記憶部130のデータ構成の一例を示す説明図である。設計情報記憶部130は、太陽電池パネルメーカーによる設計値に基づく発電情報を記憶する。具体的には、設計情報記憶部130は、メーカー・太陽電池パネル型番と、稼働年ごとの太陽電池パネルメーカーによる設計値に基づき算出した設備利用率とを対応付けて記憶する。稼働年ごとの設備利用率に加え、さらに月ごとの設備利用率、各月の1日ごとの設備利用率を記憶してもよい。
送受信部101は、遠隔監視装置200から送信されたデータを受信する。遠隔監視装置200から送信されたデータは、太陽光発電所300を識別する発電所名と、単位時間ごとの発電量である。太陽光発電所300で計測される単位時間ごとの発電量は、リアルタイムで受信してもまとまった期間ごとに受信してもよい。なお、上述したデータは、遠隔監視装置200を介さず太陽光発電所300から直接受信してもよい。
入力部102は、発電量を算出する対象である発電所名および発電量を算出する期間を示す算出期間の入力を受付ける。また、入力部102は、通信ネットワーク1で接続していない、太陽光発電所で蓄積された単位時間ごとの発電量の入力を受付ける。入力部102は、発電量を算出する際に参照する発電所を選択するための項目の入力を受付ける。
発電情報算出部103は、送受信部101または入力部102から受付けた発電所名、単位時間ごとの発電量から発電所ごとの発電情報を生成する。ここでいう発電情報は、稼働開始から各年、各月、各月の1日ごとの設備利用率である。
発電量算出部104は、発電情報記憶部110に記憶されている発電所ごとの発電情報を参照し、発電量を算出する発電所(以下、対象発電所という)の発電量を算出する。具体的には、発電量算出部104は、入力部102で選択した1または複数の項目の項目値が合致する発電所の発電情報を取得し、取得した発電情報を用いて算出期間の発電量を算出する。なお、発電量を算出する場合には、対象発電所と発電情報を参照する発電所(以下、参照発電所という)に天気・気温、緯度経度、日射量等で差異がある場合は、天気・気温、緯度経度、日射量等で補正してもよい。
表示部105は、発電量算出部104で算出された算出期間の発電量を表示画面に表示する。
上述のように構成された発電量算出装置100で実行する発電量算出処理について説明する。図5は、発電量算出装置100が実行する発電量算出処理手順を示すフローチャートである。
入力部102は、対象発電所の発電所名および算出期間の入力を受付ける(ステップS501)。算出期間は、開始年月日と終了年月日のほか、稼働開始年月日(または任意の年月日)から20年のような入力でもよい。入力部102は、発電所情報記憶部120に記憶されている項目のなかから参照発電所を選択するための項目の入力を受付ける(ステップS502)。これにより、発電情報記憶部110に記憶する太陽光発電所の数が少ないうちは、例えば太陽電池パネル種別が同一の発電所の発電情報を参照し、太陽光発電所の数が多くなってきた場合にはより細分化された項目であるメーカー・太陽電池パネル型番で発電所を選択することができる。
また、太陽光発電所の発電に関するデータが蓄積され、1または複数の項目と発電量との相関関係が見いだされた場合には、新たな相関関係を有する項目を選択することができる。新たに見いだされた相関関係が既存の項目以外の項目との関係である場合は、新たな項目を発電所情報記憶部120に追加したうえで、項目を選択してもよい。なお、選択対象となる項目は、発電所情報記憶部120から読込むようにしてもよい。
発電量算出部104は、選択された項目の項目値が対象発電所の項目値と一致する発電所名を発電所情報記憶部120から取得する(ステップS503)。発電量算出部104は、取得した発電所名に対応付けられた発電情報を発電情報記憶部110から取得する(ステップS504)。具体的には、発電量算出部104は、発電所名に対応付けられた、算出期間の各年の設備利用率を発電情報記憶部110から取得する。
発電量算出部104は、対象発電所の発電情報を算出する(ステップS505)。具体的には、発電量算出部104は、参照発電所の発電情報を用いて算出期間の稼働年ごとの設備利用率の平均値を算出し、対象発電所の各年の設備利用率とする。なお、既存の発電所の各年の設備利用率は、そのまま平均値を算出しても、発電所ごとの特徴(例えば発電量の範囲等)で重み付けをして算出してもよい。
また、参照発電所の発電情報が有効数存在しない稼働年の設備利用率は、メーカー・太陽電池パネル型番に応じた、稼働年ごとの設備稼働率を設計情報記憶部130から取得する。あるいは、参照発電所から算出された設備利用率をグラフ化し、近似曲線を求め、求めた近似曲線から算出する設備利用率を用いてもよい。
発電量算出部104は、各年の発電量と算出期間の総発電量を算出する(ステップS506)。具体的には、発電量算出部104は、対象発電所の各年の設備利用率と定格出力から発電量を算出し、さらに各年の発電量を加算し算出期間の総発電量を算出する。なお、発電量は、稼働年の各月ごとの設備利用率を用いて、各月の発電量を算出するとともに、各月の発電量を加算して各年の発電量を算出してもよい。発電量は、稼働年の各月の日ごとの設備利用率を用いて、各日の発電量を算出するとともに、各日の発電量を加算して各月、各年の発電量を算出してもよい。表示部105は、各年の発電量と算出期間の総発電量を表示画面に表示する(ステップS507)。各年の発電量と発電量算出期間の総発電量は、数値とともにグラフで表示してもよい。
次に、発電量算出装置100で実行する発電情報格納処理について説明する。図6は、発電量算出装置100が実行する発電情報格納処理手順を示すフローチャートである。
送受信部101は、遠隔監視装置200から送信された発電所名と単位時間ごとの発電量とを受信する(ステップS601)。遠隔監視装置200を介して送信される太陽光発電所300のデータには、上述したデータのほか日射量や気温等を含んでもよい。
発電情報算出部103は、受信した発電所名と単位時間ごとの発電量から発電所ごとの発電情報、具体的には各年の設備利用率を算出する(ステップS602)。設備利用率は、年間の設備利用率のほか各月の設備利用率、各月の1日ごとの設備利用率を算出してもよい。発電情報算出部103は、算出した発電情報、具体的には各年の設備利用率を発電所名に対応付けて発電情報記憶部110に格納する(ステップS603)。
このように、既存の発電所から算出される発電情報、すなわち年間の設備利用率(および各月の設備利用率、各月の1日ごとの設備利用率)を用いて対象発電所の発電量を算出することができるため、設計値に基づく発電量よりも実測値に近い発電量を算出することができる。これにより、より正確な発電量を算出することができる。
また、実際に稼働している発電所の発電情報を記憶すればするほど、参照可能な発電所のデータが蓄積され、少数の特異な事例の影響を受けることが少なくなるとともに、メーカーが提供する設計値や想定値より実測値に近くなるため、太陽光発電所の発電量をより正確に算出することができる。また、どの項目の項目値が合致する発電所の発電情報を参照するかを選択することができるため、将来さまざまなデータが蓄積され、蓄積されたデータを解析することによって見いだされた相関関係に基づく発電所の発電情報を利用することができる。これにより、さらに正確に発電量を算出することができる。
本実施例では、建設会社や保守運用会社を発電所情報記憶部120の項目としている。これは、太陽光発電所の設備利用率が、建設会社の施工技術に応じた施工不良の有無や、保守運用会社の運転管理・保守点検業務の質によって稼働時間に影響を与え、設備利用率に差が生じるためである。このような項目を選択し、発電量を算出することによって、施工技術や運転管理・保守点検業務の質を発電量に反映することができる。
上述した実施例では、発電情報として設備利用率を用いたが、設備利用率に代えて他の数値、例えば稼働率を用いてもよい。稼働率は、遠隔監視装置200から送信される単位時間の日射量と発電量から太陽光発電所300が所定の時間に稼働しているか否かを判断し、判断した稼働可能時間(例えば日射量が所定量以上の時間)のうちの稼働時間(例えば発電量が所定量以上の時間)の割合から稼働率を算出する。
上述した実施例1では、新たに太陽光発電所を稼働する際に、これまでに蓄積したさまざまな発電所での実績値に基づいて太陽光発電所の発電量を算出する処理について説明したが、次に、既に稼働を開始している太陽光発電所でのこれまでの発電量実績と、これからの発電量予測を評価する発電量評価装置、発電量評価方法および発電量評価プログラムについて説明する。
図7は、実施例2にかかる太陽光発電量評価システム20の構成を示すブロック図である。図7に示すように、太陽光発電量評価システム20は、発電量評価装置400と遠隔監視装置200を、通信ネットワーク1を介して通信可能に接続する。
発電量評価装置400は、評価対象である太陽光発電所(以下、評価発電所という)において計測し蓄積した計測値に基づき、実績発電量と計画発電量、または実績発電量と日射量や他の発電情報で補正した発電量を対比し評価する情報処理装置である。なお、発電量評価装置400は、1つの装置で構成する必要はなく、機能やデータを分割し、複数の装置で分担して実現してもよい。
発電量評価装置400の機能、構成について説明する。発電量評価装置400は、発電情報記憶部110、発電所情報記憶部120、設計情報記憶部130、実績発電情報記憶部440、計画発電情報記憶部450、送受信部101、入力部102、発電情報算出部103、発電量算出部404、表示部105、発電量対比部406を備える。発電量評価装置400が備える各部のうち、上述した実施例1の発電量算出装置100の各部と同一の番号のものは、ほぼ同一の機能、構成であるため、上述した説明を参照し、ここでの説明を省略する。なお、図7は、各部のデータの流れを示す矢印をすべて記載すると煩雑であるため省略する。
実績発電情報記憶部440は、評価発電所において計測された計測値を記憶する。実績発電情報記憶部440は、一例として、太陽光発電所全体の所定の稼働期間ごと、具体的には、稼働期間の各年、各月、さらに、各月の日ごと、時間ごとの発電量、日射量を記憶する。また、実績発電情報として、より詳細な所定の構成単位ごとの発電量(例えば、PCSごとの発電量や、ストリングごと、アレイごと、太陽電池パネルごと、セルごとの発電量等)が入手可能であれば、入手できたデータを記憶する。
ここで、PCSごとの発電量とは、1つのPCSが管理している太陽電池パネルによって生成される発電量である。セルとは、太陽電池素子そのものであり、太陽電池の基本単位である。太陽電池パネルとは、セルを配列し、屋外で利用できるよう強化ガラス等で保護し、パッケージ化したものである。ストリングとは、太陽電池パネルを直列に接続した1つのまとまりをいう。アレイとは、太陽電池パネル複数枚を直列および/あるいは並列に接続したものである。
計画発電情報記憶部450は、評価発電所で当初計画されていた稼働年ごと、稼働年の月ごと、各月の日ごとの設備利用率を記憶する。なお、各設備利用率は、各年、各月、各日の想定日射量と、設備の経年劣化等による発電量の低下を加味し、さらにある程度の不測の事態や点検による発電停止による発電量の減少を想定し算出した値である。
発電量算出部404は、実施例1の発電量算出部104の機能に加え、計画発電量および補正発電量を算出する。計画発電量とは、計画発電情報記憶部450に記憶する稼働年ごと、稼働年の月ごと、各月の日ごとの設備利用率を用いて算出する評価発電所の稼働期間における発電量であり、稼働開始時に想定されていた評価発電所の発電量である。補正発電量とは、計画発電情報記憶部450に記憶する稼働年ごと、稼働年の月ごと、各月の日ごとの設備利用率を用い算出した計画発電量を、評価発電所で計測した日射量で補正し算出した発電量であり、過去の天候を加味した評価発電所で発電されるべき発電量である。また、補正発電量は、評価発電所を特徴付ける項目値が合致する発電所の設備利用率を発電情報記憶部110から取得し、取得した設備利用率を用い算出した発電量を、評価発電所で計測した日射量で補正し算出した発電量であり、過去の天候に評価発電所の特徴を加味した評価発電所で発電されるべき発電量であってもよい。
また、発電量算出部404は、評価発電所が実際に稼働した年(以下、実稼働年という)それぞれの実績発電量に基づいて、実稼働年以降計画稼働終了時までの評価発電所の予測発電量を算出する。例えば、発電量算出部404は、実稼働年それぞれの実績発電量をグラフ化し、近似曲線を用いて予測発電量を算出する等、公知のさまざまな方法で予測発電量を算出する。
発電量対比部406は、評価発電所の実績発電量と計画発電量とを、実稼働年ごと、実稼働月ごと、実稼働日ごとに対比する。より具体的には、発電量対比部406は、実績発電量が計画発電量以下、または実績発電量が計画発電量から所定の基準以下(例えば、実績発電量が計画発電量の80%以下)等の、計画発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出する。
また、発電量対比部406は、評価発電所の実績発電量と、発電量算出部404で算出した補正発電量とを、実稼働年ごと、実稼働月ごと、実稼働日ごとに対比し、所定の基準に合致する実績発電量を抽出する。さらに、実績発電情報として、所定の構成単位ごとの発電量を取得した場合には、それぞれの計画発電量または補正発電量について対比し、所定の基準に合致する実績発電量を抽出する。
上述したように構成した発電量評価装置400で実行する発電量評価処理について説明する。図8は、発電量評価装置400が実行する発電量評価処理手順を示すフローチャートである。
入力部102は、評価発電所の発電所名、発電所情報記憶部120に記憶する項目ごとの項目値、実績発電情報、計画発電情報の入力を受付ける(ステップS801)。入力部102は、発電所名、項目ごとの項目値を発電所情報記憶部120に記憶する。入力部102は、実績発電情報を実績発電情報記憶部440に、計画発電情報を計画発電情報記憶部450に格納する。発電量算出部404は、実稼働年(、実稼働月、実稼働日)それぞれの実績発電量および
実稼働年以降の予測発電量を算出する(ステップS802)。具体的には、発電量算出部404は、実績発電情報記憶部440に記憶する、評価発電所の実稼働年(、実稼働月、実稼働日)それぞれの実績発電量を取得する。発電量算出部404は、さらに、実稼働年それぞれの実績発電量をグラフ化し、実績発電量の値から近似曲線を生成し、生成した近似曲線から実稼働年以降の予測発電量を算出する。
発電量算出部404は、計画発電情報記憶部450に記憶した稼働年ごとの設備利用率から計画発電量を算出する(ステップS803)。発電量対比部406は、計画発電量と実績発電量を対比する(ステップS804)。より具体的には、発電量対比部406は、稼働年ごとの計画発電量と、稼働年に対応する実稼働年ごとの実績発電量を対比し、実績発電量が計画発電量以下、または実績発電量が計画発電量の所定の基準以下(例えば、計画発電量の80%以下)等の、計画発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出する。表示部105は、稼働年ごとの計画発電量、実績発電量+予測発電量、計画発電量と実績発電量の対比結果である抽出した実績発電量を表示画面に表示する(ステップS805)。
図9は、評価発電所の稼働期間の計画発電量と実績発電量のグラフの一例を示す説明図である。表示画面11は、評価発電所名“X発電所”の稼働期間の稼働年ごとの計画発電量、実績発電量+予測発電量、計画発電量と実績発電量の対比結果を表示する。計画発電量12は、計画発電情報記憶部450に記憶する稼働年ごとの設備稼働率から求めた計画発電量である。実績発電量13は、実績発電情報記憶部440から取得した各年の実績発電量である。対比結果14は、計画発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を示す。このように、計画発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を明確に示すことによって、発電に問題があった可能性のある稼働年を容易に判断することができる。予測発電量15は、実績発電量から予測した発電量である。総発電量16は、稼働期間(例えば、20年)の稼働年ごとの計画発電量の総計と、実稼働年ごとの実績発電量と実稼働年以降稼働期間満了年までの予測発電量の総計を示す。
発電量算出部404は、実稼働年(、実稼働月、実稼働日)それぞれの補正発電量を算出する(ステップS806)。より具体的には、発電量算出部404は、稼働年の設備稼働率で算出した計画発電量を、対応する実稼働年の日射量で補正した、実稼働年ごとの補正発電量を算出する。また、発電量算出部404は、稼働月の設備稼働率で算出した計画発電量を、対応する実稼働月の日射量で補正した、実稼働月ごとの補正発電量を算出する。発電量算出部404は、稼働日の設備稼働率で算出した計画発電量を実稼働日の日射量で補正した、実稼働日ごとの補正発電量を算出する。他の補正発電量算出方法として、評価発電所の項目の項目値のいくつかが合致する1または複数の発電所の発電情報を発電情報記憶部110から取得し、取得した発電情報である設備稼働率を用いて発電量を算出し、算出した発電量を、対応する日射量で補正した補正発電量を算出する。これらにより、当初計画時の設備稼働率よりも実測値から算出した設備稼働率を用いることができるため、より現状に合った補正発電量を算出することができる。また、1または複数の項目値が合致した発電所の設備稼働率を用いることによって、評価発電所の特徴に合った設備稼働率で補正発電量を算出することができる。
発電量対比部406は、補正発電量と実績発電量を対比する(ステップS807)。より具体的には、発電量対比部406は、稼働年ごとの補正発電量と、稼働年に対応する実稼働年の実績発電量を対比し、実績発電量が補正発電量以下、または実績発電量が補正発電量の所定の基準以下(例えば、補正発電量の80%以下)等の、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出する。また、発電量対比部406は、稼働年に加え、各月、各日の補正発電量と実績発電量を対比し、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を抽出する。表示部105は、稼働年ごとの補正発電量、実績発電量+予測発電量、補正発電量と実績発電量の対比結果である抽出した実績発電量を表示する(ステップS808)。
図10は、評価発電所の稼働期間の補正発電量と実績発電量のグラフの一例を示す説明図である。表示画面21は、評価発電所名“X発電所”の稼働期間の稼働年ごとの発電量を表示する。補正発電量22は、発電量算出部404によって算出した補正発電量である。実績発電量23は、図9と同様に実績発電情報記憶部440から取得した各年の実績発電量である。対比結果24は、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を示す。このように、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を明確に示すことによって、発電実績に問題があった可能性のある稼働年を容易に判断することができる。予測発電量25は、図9と同様に実績発電量から予測した発電量である。総発電量26は、稼働期間の稼働年ごとの計画発電量の総計と、実稼働年ごとの実績発電量と実稼働年以降稼働期間満了年までの予測発電量の総計、補正発電量の総計を示す。
図11は、ある稼働年の月ごとの評価発電所の補正発電量と実績発電量のグラフの一例を示す説明図である。表示画面31は、評価発電所名“X発電所”の“X年”の稼働月ごとの発電量を表示する。補正発電量32は、発電量算出部404によって算出された各月の補正発電量である。実績発電量33は、実績発電情報記憶部440から取得したX年各月の実績発電量である。対比結果34は、補正発電量に対し所定の基準に合致する実績発電量を示す。このように、各月の補正発電量に対しても所定の基準に合致する実績発電量を明確に示すことによって、発電実績に問題があった可能性のある稼働月を容易に判断することができる。年間発電量35は、“X年”の計画年間発電量、実績年間発電量、補正年間発電量を示す。さらに、例えばX年10月の各日の補正発電量と実績発電量のグラフ、稼働年、稼働月、稼働日それぞれのPCSごと、ストリングごと、アレイごと、太陽電池パネルごと、セルごとのグラフを生成し表示してもよい。なお、図9、図10、図11に示すようなグラフで表示するほか、稼働年(、稼働月、稼働日)、実績発電量、計画発電量、補正発電量の数値を一覧表とし、所定の基準に合致する実績発電量の数値を別の色で表示するようにしてもよい。さらに、PCSごと、ストリングごと、アレイごと、太陽電池パネルごと、セルごとに数値を表示してもよい。
上述した表示画面を表示する指示の方法としては、稼働年、稼働月、稼働日を入力し、入力に応じた内容を表示するほか、例えば、図10の稼働期間のうちの、さらに詳細を確認したい“X年”の実績発電量の棒グラフを指示することによって、図11の“X年”の月ごとの発電量を示すグラフを表示し、さらに図11の10月の実績発電量の棒グラフを指示することによって、“X年”の10月の日ごとの発電量を示すグラフを表示するようにしてもよい。これにより、稼働年ごとの大まかな発電量を把握したうえで段階的に細分化した、月ごと、日ごとの発電量を確認することができるため、評価発電所の問題の原因や課題を発見し易くなる。
このように、評価発電所の実績発電量と補正発電量を対比し評価することによって、評価発電所に対する評価を実績値に基づいて判断することができる。また、計画発電量や補正発電量に対する所定の基準に合致した実績発電量を認識しやすく表示することにより、問題がありそうな年や月、日、PCS、ストリング、アレイ、太陽電池パネル、セル等を特定することができる。また、保守作業報告書等と突き合わせることによって、評価発電所の問題点や課題を明確に把握することができる。
他の実施例として、補正発電量を算出する際に、発電所情報記憶部120に記憶する項目に応じた項目値を評価発電所の項目値と合致させるのではなく、異なる項目値を選択し評価発電所と異なる条件での発電量を算出するシミュレーションする。例えば、保守運用会社の変更や保守運用方法や条件を変更することによって発電量が増加するシミュレーションを提示することにより、評価発電所の所有者や投資者に対し、収益改善方法を根拠とともに提示することが可能となる。
なお、評価発電所の実績発電情報として、評価発電所の日射量に関する情報を入手できない場合には、気象庁が提供する各地の日射量を取得し、実績発電情報記憶部440に格納する。気象庁で日射量を提供している地点と、評価発電所の所在地が異なる場合は、評価発電所の所在地に最も近い地点や、評価発電所の所在地の近傍で天候が類似している地点、または評価発電所の所在地の近傍の複数の地点の平均値等を用いてもよい。
また、上述した実施例では、実績発電量と計画発電量または補正発電量との対比によって発電所を評価したが、発電量に加えて、評価発電所での電流や電圧の測定値が得られれば、計画時または補正後の電流や電圧と対比することによって、所定の基準に合致する電流や電圧を確認できるようにしてもよい。
上述した実施例1、2は、発電設備を太陽光発電所に限る必要はなく、発電設備に関する情報を取得できれば、上述した処理を実行することができる。したがって、太陽光発電所のほか、設備が経年劣化し、設備の施工や管理・運用によって発電量が変化する設備、例えば風力発電所、水力発電所、その他の設備で実施してもよい。
発電量算出装置100、発電量評価装置400のハードウェア構成について説明する。発電量算出装置100、発電量評価装置400は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等を備えた通常のコンピュータであり、ROMやRAMに記憶したプログラムを動作させ、ROMやRAMのほか、HDD、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用される記憶媒体に記憶したデータを利用することによって、上述した構成や機能を実現する。
発電量算出装置100、発電量評価装置400で動作するプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納しておき、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供しても、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、DVD等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
また、発電量算出装置100、発電量評価装置400とインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続した、図示しない情報端末装置からリクエストを受付け、ASP(Application Service Provider)、SaaS(Software as a Service)、またはクラウドコンピューティングで、上述した機能をサービスとして提供してもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述した実施例に開示されている複数の構成要素は適宜組み合わせてもよく、上述した実施例に示される構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
1…ネットワーク、10…発電量算出システム、100…発電量算出装置、101…送受信部、102…入力部、103…発電情報算出部、104,404…発電量算出部、105…表示部、110…発電情報記憶部、120…発電所情報記憶部、130…設計情報記憶部、200…遠隔監視装置、300…太陽光発電所、400…発電量評価装置、406…発電量対比部、440…実績発電情報記憶部、450…計画発電情報記憶部

Claims (12)

  1. 所定の稼働期間と、実績発電量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間と、発電情報と、を対応付けて記憶する計画発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間ごとの前記発電情報を用い計画発電量を算出する発電量算出手段と、
    前記発電量算出手段によって算出した前記計画発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記計画発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比手段と、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出手段によって算出した前記計画発電量と、前記発電量対比手段によって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする発電量評価装置。
  2. 所定の稼働期間と、実績発電量と、日射量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間と、発電情報と、を対応付けて記憶する計画発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間ごとの前記発電情報を用い計画発電量を算出し、算出した前記計画発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出する発電量算出手段と、
    前記発電量算出手段によって算出した前記補正発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記補正発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比手段と、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出手段によって算出した前記補正発電量と、前記発電量対比手段によって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする発電量評価装置。
  3. 所定の稼働期間と、実績発電量と、日射量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    発電所を識別する発電所名と、前記所定の稼働期間ごとの発電情報と、を対応付けて記憶する発電情報記憶手段と、
    前記発電所名と、1または複数の前記発電所を特徴付ける項目と、を対応付けて記憶する発電所情報記憶手段と、
    評価対象の発電所である評価発電所を特徴付ける前記項目に対応付けられた前記項目値が合致する前記発電所名を前記発電所情報記憶手段から取得し、取得した前記発電所名に対応付けられた前記発電情報を用いて算出した発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出する発電量算出手段と、
    前記発電量算出手段によって算出した前記補正発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記補正発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比手段と、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出手段によって算出した前記補正発電量と、前記発電量対比手段によって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする発電量評価装置。
  4. 前記所定の期間は、稼働年、稼働月、稼働日のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載する発電量評価装置。
  5. 前記実績発電情報記憶手段は、さらに所定の構成単位ごとに記憶し、
    前記発電情報記憶手段は、さらに所定の構成単位ごとに記憶し、
    前記発電量算出手段は、さらに所定の構成単位ごとの前記発電情報を用いて算出した発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出すること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載する発電量評価装置。
  6. 前記所定の構成単位は、パワーコンディショナー、ストリング、アレイ、太陽電池パネル、セルのいずれか1つであることを特徴とする請求項5に記載する発電量評価装置。
  7. 発電量評価装置によって実行される発電量評価方法であって、
    所定の稼働期間と、実績発電量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間と、発電情報と、を対応付けて記憶する計画発電情報記憶手段と、を備え、
    前記所定の稼働期間ごとの前記発電情報を用い、計画発電量を算出する発電量算出ステップと、
    前記発電量算出ステップによって算出した前記計画発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記計画発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比ステップと、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出ステップによって算出した前記計画発電量と、前記発電量対比ステップによって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする発電量評価方法。
  8. 発電量評価装置によって実行される発電量評価方法であって、
    所定の稼働期間と、実績発電量と、日射量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間と、発電情報と、を対応付けて記憶する計画発電情報記憶手段と、を備え、
    前記所定の稼働期間ごとの前記発電情報を用い計画発電量を算出し、算出した前記計画発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出する発電量算出ステップと、
    前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記補正発電量に対し所定の予基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比ステップと、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記発電量対比ステップによって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする発電量評価方法。
  9. 発電量評価装置によって実行される発電量評価方法であって、
    所定の稼働期間と、実績発電量と、日射量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    発電所を識別する発電所名と、前記所定の稼働期間ごとの発電情報と、を対応付けて記憶する発電情報記憶手段と、
    前記発電所名と、1または複数の前記発電所を特徴付ける項目と、を対応付けて記憶する発電所情報記憶手段と、を備え、
    評価対象の発電所である評価発電所を特徴付ける前記項目に対応付けられた前記項目値が合致する前記発電所名を前記発電所情報記憶手段から取得し、取得した前記発電所名に対応付けられた前記発電情報を用いて算出した発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出する発電量算出ステップと、
    前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記補正発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比ステップと、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記発電量対比ステップによって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする発電量評価方法。
  10. 発電量評価装置に、
    所定の稼働期間と、実績発電量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間と、発電情報と、を対応付けて記憶する計画発電情報記憶手段と、を備え、
    前記所定の稼働期間ごとの前記発電情報を用い、計画発電量を算出する発電量算出ステップと、
    前記発電量算出ステップによって算出した前記計画発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記計画発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比ステップと、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出ステップによって算出した前記計画発電量と、前記発電量対比ステップによって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示ステップと、
    を実行させることを特徴とする発電量評価プログラム。
  11. 発電量評価装置に、
    所定の稼働期間と、実績発電量と、日射量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    前記所定の稼働期間と、発電情報と、を対応付けて記憶する計画発電情報記憶手段と、を備え、
    前記所定の稼働期間ごとの前記発電情報を用い計画発電量を算出し、算出した前記計画発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出する発電量算出ステップと、
    前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記補正発電量に対し所定の予基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比ステップと、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記発電量対比ステップによって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示ステップと、
    を実行させることを特徴とする発電量評価プログラム。
  12. 発電量評価装置に、
    所定の稼働期間と、実績発電量と、日射量と、を対応付けて記憶する実績発電情報記憶手段と、
    発電所を識別する発電所名と、前記所定の稼働期間ごとの発電情報と、を対応付けて記憶する発電情報記憶手段と、
    前記発電所名と、1または複数の前記発電所を特徴付ける項目と、を対応付けて記憶する発電所情報記憶手段と、を備え、
    評価対象の発電所である評価発電所を特徴付ける前記項目に対応付けられた前記項目値が合致する前記発電所名を前記発電所情報記憶手段から取得し、取得した前記発電所名に対応付けられた前記発電情報を用いて算出した発電量を、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記日射量で補正した補正発電量を算出する発電量算出ステップと、
    前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量を対比し、前記補正発電量に対し所定の基準に合致する前記実績発電量を抽出する発電量対比ステップと、
    前記実績発電情報記憶手段に記憶する前記実績発電量と、前記発電量算出ステップによって算出した前記補正発電量と、前記発電量対比ステップによって抽出した前記実績発電量と、を表示する表示ステップと、
    を実行させることを特徴とする発電量評価プログラム。
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