JP2016177695A - 機器、画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム - Google Patents

機器、画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバ装置のWebアプリケーションを、ネットワークを介して用いる際に、ユーザが希望するWebアプリケーションを、より早く起動可能とする。
【解決手段】機器の要求部がネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のWebアプリケーションの起動要求を行うと、サーバ装置は、機器を特定するための機器情報を取得し、起動要求されたWebアプリケーションに関連付けて記憶する。機器のリクエスト部が、機器情報を含むリクエスト情報をサーバ装置に送信すると、サーバ装置は、受信した機器情報に対応して記憶されているWebアプリケーションを起動する。
【選択図】図6

Description

本発明は、機器、画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システムに関する。
今日において、コピー装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置及びスキャナ装置等の単体機器が知られている。また、コピー機能,プリンタ機能,ファクシミリ機能及びスキャナ機能等の複数の画像形成機能を備える複合機(MFP:Multifunction Peripheral)も知られている。また、近年のネットワーク技術の進化に伴い、インターネット等の所定のネットワーク上のサーバ装置で情報処理を行い、情報処理結果をクライアント端末のWebブラウザ等のユーザエージェントに返信するWebアプリケーションが増加している。Webは、「World Wide Web」の略記である。
MFPの機能の利用及び設定の変更等を行うためのWebAPIも公開されている。MFPのWebブラウザを介してWebAPIにより表示されるHTML画面から、印刷の指示及び設定の変更等が可能となっている。APIは、「Application Programming Interface」の略記である。HTMLは、「HyperText Markup Language」の略記である。
特許文献1(特開2009−238232号公報)には、通信時間の短縮とユーザ情報のセキュリティやプライバシーを守ることを目的とした画像処理装置が開示されている。この画像処理装置は、Webブラウザがサーバ装置からダウンロードしたWebコンテンツに含まれるスクリプトを活用し、クライアント側でコンテンツを動的に生成している。
ここで、ユーザがMFPのWebアプリケーションを利用する場合、
1.MFPにログインする、
2.ユーザが希望するWebアプリケーションをメニューから検索して選択する、
3.ユーザがWebアプリケーションの起動を指示する、
4.ユーザが印刷又はスキャン等のジョブの実行を指示する、
等の各利用ステップ(操作)が必要となる。
このような利用ステップのうち、「2.ユーザが希望するWebアプリケーションをメニューから検索して選択する」との利用ステップは、ユーザにとっては煩わしい操作となる。このため、「1.MFPにログインする」の後に、ユーザが希望するWebアプリケーションを自動的に起動すること(=「3」の利用ステップ)が求められている。
このような動作を、MFPとWebサーバ装置が協調(又は協働ともいう)して実現する場合、以下のようになる。まず、MFPのWebブラウザでWebサーバ装置にアクセスする。次に、Webサーバ装置が、MFPからユーザID、MFPのシリアル番号、MFPで設定されている言語等、Webアプリケーションの選択及び画面構築に必要な情報を取得する。そして、Webサーバ装置が、取得した情報に基づいて、ユーザが希望するWebアプリケーションを自動的に起動する。
しかし、このようなユーザが希望するWebアプリケーションの自動起動動作は、例えばWebサーバ装置からMFPの情報を取得する通信処理にかかる時間の分、ユーザが希望するWebアプリケーションが起動されるまでの時間が遅延する問題がある。
また、特許文献1の技術の場合、ユーザが利用するWebアプリケーションは、ユーザ毎に異なっているため、1つのWebコンテンツに全てのWebアプリケーションの機能を含めることは困難である。このため、Webブラウザ上で実行されるスクリプトでWebアプリケーションの特定に必要な情報を取得して、ユーザが希望するWebアプリケーションの読み込みリクエストをWebサーバ装置に送信するようになる。これにより、Webサーバ装置に対するWebページのリクエストが2回となり、Webアプリケーション起動までの時間が遅延する。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが希望するプログラムの起動を、より早めることが可能な機器、画像形成装置、情報処理方法、情報処理プログラム及び情報処理システムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プログラムが記憶されたネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のプログラムの起動要求を行う要求部と、起動要求を行うことでサーバ装置から送信される送信要求に対応して、機器を特定するための機器情報をサーバ装置に送信する送信部と、サーバ装置にネットワークを介してアクセスするための情報であるアドレス情報と、サーバ装置に送信した機器情報とを含む情報であるリクエスト情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、リクエスト情報を、ネットワークを介してサーバ装置に送信するリクエスト部と、サーバ装置で起動された、リクエスト情報に関連付けされたプログラムを、ネットワークを介して実行する実行部とを有する。
本発明によれば、ユーザが希望するプログラムの起動を、より早めることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態の情報処理システムのシステム構成図である。 図2は、実施の形態の情報処理システムに設けられているMFPのソフトウェア構成の模式図である。 図3は、実施の形態の情報処理システムのMFPに設けられているWebブラウザ及びWebアプリケーションの機能ブロック図である。 図4は、実施の形態の情報処理システムで用いられるカスタムリクエスト情報の一例を示す図である。 図5は、MFPの起動直後にWebブラウザを起動して、Webアプリケーションがカスタムリクエスト情報を設定する流れを示すシーケンス図である。 図6は、Webブラウザが、優先起動するWebアプリケーションを判定して起動する流れを示すシーケンス図である。 図7は、Webブラウザが、Webサーバ装置にアクセスする際に、カスタムリクエスト情報をリクエストに付与するか否かの判断処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、Webサーバ装置が、Webブラウザからのリクエストを受信し、カスタムリクエスト情報を参照して優先的に起動するWebアプリを判定する処理の流れを示すフローチャートである。
以下、一例として、本発明を適用した実施の形態となる情報処理システムの説明をする。
まず、図1に、実施の形態となる情報処理システム100のシステム構成図を示す。この図1に示すように、実施の形態の情報処理システム100は、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)1及びWebサーバ装置37を有している。MFP1及びWebサーバ装置37は、例えばインターネット等のネットワーク40を介して相互に接続されている。
機器および画像形成装置の一例であるMFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の各種の機能を備えた本体10と、ユーザの操作に応じた入力を受け付ける操作部20とを備える。本体10と操作部20は、専用の通信路30を介して相互に通信可能に接続されている。通信路30は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。また、本体10は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の画像形成機能のうち、一つの機能を有していてもよいし又は複数の機能を有していてもよい。
操作部20としては、単独で完結した情報処理を実行可能な電子機器を用いることができる。一例として、操作部20としては、スマートフォン又はタブレット型端末等の情報処理端末を用いることができる。この場合、操作部20として用いられる情報処理端末は、MFP1の操作部として機能する。なお、以下、単に、「操作パネル」というときは、従来のMFP1に固定され設置されている操作パネルをいうこととする。
より詳しくは、操作部20として用いられる情報処理端末は、従来、MFP1専用の操作部として固定され設置されていた操作パネルの代わりに、MFP1に着脱可能に接続される。すなわち、操作部20として用いられる情報処理端末は、例えばMFP1の操作パネルが配置される位置等の所定の位置に取り外し可能(分離可能)ながらも、MFP1と一体的に設置される。従って、操作部20として用いられる情報処理端末およびMFP1は、一台の装置として把握されてもよい。操作部20である情報処理端末は、MFP1から取り外されると、MFP1との間で、例えばBluetooth(登録商標)又は赤外線通信等の無線通信を行い、MFP1の操作部として機能する。
本体10は、操作部20で受け付けた入力に応じた動作を行う。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作も行う。
次に、本体10のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD(ハードディスクドライブ)14とを備える。また、本体10は、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備える。各部11〜17は、システムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12又はHDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク40上のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)又はWebサーバ装置37等の外部装置と通信するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路30を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。なお、図1および図2において、通信路30は、有線的に図示されているが、上述のように操作部20は、MFP1の本体10に対して着脱可能に設けられている。このため、操作部20をMFP1に装着しているときには、通信路30は有線通信路として機能し、操作部20をMFP1から取り外したときには、通信路30は無線通信路として機能するものと理解されたい。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン部17は、例えば原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ(画像読取部)、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ(画像形成部)、ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部などを備えている。さらに、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャ及び原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27とを備え、これらがシステムバス28を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22又はフラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御する。そして、CPU21は、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの後述する各種機能を実現する。
また、例えばROM22等の記憶部に、Webブラウジングアプリケーションプログラム(WebブラウジングAP)が記憶されている。CPU21は、WebブラウジングAPを実行することで、後述するWebブラウザ19を実現する。Webブラウザ19は、Webサーバ装置37のHDD34等の記憶部に記憶されているWebアプリケーション(WebAP)39と連携してブラウジング動作等を行う。
また、Webブラウザ19は、特定のWebサーバ装置37のWebアプリケーションに対して、ユーザID、MFPのシリアル番号、MFPで設定されている言語等、ユーザが優先起動するWebアプリケーションを特定するのに必要な情報を送信するように制御する。これにより、MFP1とWebサーバ装置37との間の通信量を減らし、ユーザが希望するWebアプリケーションを、より早く起動する。
なお、この例では、WebブラウジングAPは、MFP1の操作部20のROM22等に記憶されていることとした。しかし、WebブラウジングAPは、例えば本体10側のROM12、RAM13又はHDD14等の、MFP1の本体10側の記憶部に記憶してもよい。この場合、本体10側のCPU11が、ROM12等に記憶されているWebブラウジングAPを実行することで、Webブラウザ19を実現し、ユーザが希望するWebアプリケーションを、より早く起動する。
通信I/F25は、例えばネットワーク40上のWebサーバ装置37と通信するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路30を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、操作部及び表示部の一例であり、タッチセンサを備えた液晶表示装置(LCD)で構成される。操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けると共に、例えば受け付けた入力に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態を示す情報等の各種の情報を表示する。なお、操作パネル27は、タッチセンサを備えた有機EL表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
次に、Webサーバ装置37のハードウェア構成について説明する。図1に示すように、Webサーバ装置37は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、HDD34と、通信I/F35とを備え、これらがシステムバス38を介して相互に接続されている。
HDD34等の記憶部には、WebAP39が記憶されている。WebAP39は、CPU31により実行され、MFP1のWebブラウザ19と連携して、Webブラウザ19のブラウジング動作、及び、ユーザが希望するWebAPの、より早い起動制御等を可能とする。なお、Webサーバ装置37からMFP1にWebAP39をダウンロードし、MFP1のCPU21又はCPU11が、ダウンロードしたWebAP39を実行してもよい。
次に、図2に、MFP1のソフトウェア構成の一例を示す。図2に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102及びOS層103の実体は、ROM12又はHDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクシミリ機能を提供するためのファクシミリアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリ等が挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するソフトウェアである。具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受け付け、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能及びサービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアである。主には、本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能)に関する操作及び表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、実施の形態の例では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
本体10及び操作部20を別々のオペレーティングシステムで動作させることで、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた入力(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)及び本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、実施の形態の例では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路30を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
なお、この例では、本体10と操作部20は、通信路30を介して電気的かつ物理的に接続されているが、上述のように本体10から操作部20を取り外し可能としてもよい。この場合、本体10及び操作部20に、例えば赤外線通信部、RF通信部、ブルートゥース(登録商標)通信部等の近距離無線通信部を設ける。RFは、「Radio Frequency」の略記である。又は、本体10及び操作部20に、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN通信機能を設け、図2に示すように無線LANアクセスポイント(無線LANAP)及びネットワーク40を介して相互に通信可能としてもよい。LANは、「Local Area Network」の略記である。本体10から操作部20を取り外し可能である場合、操作部20は、通信路30を介して本体10から供給された電力を二次電池に蓄電しておき、本体10から取り外された際に、二次電池に蓄電された電力を用いて動作し、本体10と通信を行う。
次に、図3に、MFP1の操作部20のCPU21が、ROM22に記憶されているWebブラウジングAPを実行することで実現されるWebブラウザ19の機能ブロック図を示す。この図3に示すように、Webブラウザ19は、ネットワーク通信部51、アクセストークン判定部53、設定部54、及び、表示制御部55を有している。
ネットワーク通信部51は、Webブラウザ19とWebAP39との間において、表示コンテンツ及び設定情報等の送受信を行う。なお、設定情報には、設定値も含まれる。アクセストークン判定部53は、WebAP39から取得した、暗号化が施されているアクセストークンを復号して、正規のアクセストークンであるか否かの検証を行う。アクセストークンは、例えば正規ユーザ識別情報及びパスワード等のユーザ認証情報を暗号化した情報である。設定部54は、カスタムリクエスト情報57(リクエスト情報の一例)の保存及び更新を行う。表示制御部55は、WebAP39の表示画面を、表示部を兼ねている操作パネル27に表示する。
また、RAM23には、Webブラウザ19により用いられる初期URL56及びカスタムリクエスト情報57が記憶されている。初期URL56は、MFP1の起動直後にアクセスするWebサーバ装置37のURL(Uniform Resource Locator)である。カスタムリクエスト情報57は、MFP1の起動直後にアクセスしたWebサーバ装置37が設定した情報である。
なお、この例では、ネットワーク通信部51、アクセストークン判定部53〜表示制御部55は、ソフトウェアで実現することとして説明を進めるが、ネットワーク通信部51、アクセストークン判定部53〜表示制御部55のうち、全部又は一部をIC(半導体集積回路)等のハードウェアで実現してもよい。
また、WebブラウジングAPは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、WebブラウジングAPは、CD−R、DVD、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリ等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。DVDは、「Digital Versatile Disk」の略記である。また、WebブラウジングAPを、インターネット等のネットワーク経由で提供してもよい。また、MFP1は、WebブラウジングAPを、ネットワークを介してダウンロードし、操作部20(又は、本体10)にインストールして実行してもよい。また、WebブラウジングAPを、機器内のROM等に予め組み込んで提供してもよい。
カスタムリクエスト情報57の一例を図4に示す。この図4に示すように、カスタムリクエスト情報57には、MFP1のシリアル番号、MFP1で設定されている言語(表示言語)、ユーザID及びMFP1のモデル情報(機種名)等が含まれている。Webブラウザ19は、MFP1の起動直後に、カスタムリクエスト情報57の設定のために、Webサーバ装置37にアクセスする。WebAP39は、Webブラウザ19経由でMFP1の機器設定情報を取得し、図4に例示する項目と値のペア(カスタムリクエスト情報57)をWebブラウザ19に記憶させる。
なお、MFP1の表示言語及びログインユーザは、都度変更される可能性がある。このため、予約語を指定する。Webブラウザ19は、WebAP39にリクエストを出す際に適切な値に変換する。
次に、Webサーバ装置37のCPU31は、HDD34に記憶されているWebAP39を実行することで、図3に示すネットワーク通信部61、優先起動アプリ判定部62、制御部63及び取得部65を実現する。
ネットワーク通信部61は、Webブラウザ19とWebAP39との間において、表示コンテンツ及び設定情報等のデータを送受信する。優先起動アプリ判定部62は、Webブラウザ19から送信されたカスタムリクエスト情報57を参照して、MFP1を利用するベンダ及びログインしたユーザに合わせたWebAPを判定する。取得部65は、Webブラウザ19に対して機器設定要求を行い、機器設定を取得する。また、Webサーバ装置37は、RAM33又はHDD34等の記憶部に、ユーザ別の優先起動アプリ情報64を記憶している。
なお、この例では、ネットワーク通信部61〜取得部65は、ソフトウェアで実現することとして説明を進めるが、ネットワーク通信部61〜制御部63及び取得部65のうち、全部又は一部をIC等のハードウェアで実現してもよい。
また、WebAPは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、WebAPは、CD−R、DVD、ブルーレイディスク(登録商標)、半導体メモリ等のコンピュータ装置で読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、WebAPを、インターネット等のネットワーク経由で提供してもよい。また、Webサーバ装置37は、WebAPを、ネットワークを介してダウンロードし、インストールして実行してもよい。また、WebAPを、機器内のROM32等に予め組み込んで提供してもよい。
次に、図5のシーケンス図に、MFP1の起動直後にWebブラウザ19を起動して、WebAP39がカスタムリクエスト情報57を設定する流れを示す。まず、図5のステップS1では、CPU21がWebブラウザ19に対して、起動の通知を行う。ステップS2では、Webブラウザ19のネットワーク通信部51(要求部の一例)が、初期URL56で示されるURLのWebサーバ装置37に対してWebAP39の読み込みリクエストを行う。ステップS3では、Webブラウザ19のネットワーク通信部51が、Webサーバ装置37からの応答を受けて、WebAP39の起動要求を行う。
WebAP39のネットワーク通信部61は、ステップS4において、MFP1の機器設定を取得するために、アクセストークンを渡して正当性の検証を要求する。Webブラウザ19のアクセストークン判定部53(検証部の一例)は、WebAP39から渡された、暗号化が施されているアクセストークンを復号して、正規のアクセストークンであるか否かの検証を行う。Webブラウザ19は、アクセストークン判定部53で、正当性を検証困難と判断した場合は、以降の処理は中止する。
次に、WebAP39の取得部65は、ステップS5において、Webブラウザ19に対して機器設定情報(機器情報の一例)の取得要求を行う。機器設定情報を取得すると、WebAP39の制御部63は、ステップS3で起動要求されたWebAP39と、取得した機器設定情報とを関連付けて優先起動アプリ情報64を生成し、これをRAM33に記憶する。
また、機器設定情報を取得すると、WebAP39のネットワーク通信部61は、ステップS6において、図4に例示した項目と値のペア(カスタムリクエスト情報57)の設定をWebブラウザ19に要求する。Webブラウザ19の設定部54(記憶制御部の一例)は、ステップS7において、Webサーバ装置37のドメイン情報と合わせて、カスタムリクエスト情報57をRAM23(記憶部の一例)に保存又は更新する。
次に、図6のシーケンス図に、Webブラウザ19が、優先起動するWebAP39を判定して起動する流れを示す。まず、ステップS11では、MFP1が、ユーザログイン後のユーザ操作等をトリガとしてWebブラウザ19を起動する。ステップS12では、Webブラウザ19のネットワーク通信部51が、初期URL56の設定を参照し、カスタムリクエスト情報57を取得する。そして、Webブラウザ19のネットワーク通信部51は、ステップS13において、Webサーバ装置37に対して読み込みリクエストを出す。
Webサーバ装置37の優先起動アプリ判定部62は、ステップS14において、Webブラウザ19から送信されたカスタムリクエスト情報57と、RAM33に記憶されている優先起動アプリ情報64とを照合する。優先起動アプリ情報64は、起動要求されたWebAP39と機器設定情報とが関連付けされて形成されている。このため、優先起動アプリ判定部62は、Webブラウザ19から送信されたカスタムリクエスト情報57に対応する機器設定情報に関連付けされているWebAP39(優先起動アプリケーション)を、優先起動アプリ情報64から検出する。
Webブラウザ19のネットワーク通信部51は、ステップS15において、Webサーバ装置37で検出された優先起動アプリケーションの起動要求を行う。これにより、Webサーバ装置37において、優先起動アプリケーションが起動する。Webブラウザ19の表示制御部55(実行部の一例)は、ステップS16において、起動された優先起動アプリケーションの画面を、表示部を兼ねている操作パネル27に表示する。
次に、図7及び図8を用いて、カスタムリクエスト情報57を用いて優先起動するWebAP39を選択する動作を説明する。まず、図7は、Webブラウザ19が、Webサーバ装置37にアクセスする際に、カスタムリクエスト情報57をリクエストに付与するか否かの判断処理の流れを示すフローチャートである。
図7のフローチャートのステップS21において、Webブラウザ19のネットワーク通信部51は、Webサーバ装置37へのアクセスが発生する毎に、アクセス先のWebサーバ装置37がカスタムリクエスト情報57を設定したWebサーバ装置37と同一ドメインか否かを判別する。同一でないものと判別した場合(ステップS21:No)は、そのまま図7のフローチャートの処理を終了する。
これに対して、同一であると判別した場合(ステップS21:Yes)は、Webブラウザ19のネットワーク通信部51(リクエスト部の一例)は、Webサーバ装置37へのリクエストにカスタムリクエスト情報57を付与する。
次に、図8は、Webサーバ装置37が、Webブラウザ19からのリクエストを受信し、カスタムリクエスト情報57を参照して優先的に起動するWebAP39を判定する処理の流れを示すフローチャートである。図8のフローチャートのステップS31では、Webサーバ装置37が、Webブラウザ19からのリクエストにカスタムリクエスト情報57が含まれるか否かを判別する。カスタムリクエスト情報57が含まれていないと判別された場合(ステップS31:No)、ステップS34に処理が進み、Webサーバ装置37の優先起動アプリ判定部62が、複数のWebAPを選択可能なトップページを、ネットワーク通信部61を介してWebブラウザ19に通知し、図8のフローチャートの処理を終了する。
これに対して、カスタムリクエスト情報57が含まれていると判別された場合(ステップS31:Yes)、ステップS32に処理が進み、Webサーバ装置37の優先起動アプリ判定部62が、ユーザ情報を特定するためのMFP1のシリアル番号とユーザIDが含まれるか否かを判別する。MFP1のシリアル番号とユーザIDが含まれていないと判別された場合(ステップS32:No)、ステップS34に処理が進み、Webサーバ装置37の優先起動アプリ判定部62が、複数のWebAPを選択可能なトップページを、ネットワーク通信部61を介してWebブラウザ19に通知し、図8のフローチャートの処理を終了する。
これに対して、MFP1のシリアル番号とユーザIDが含まれていると判別された場合(ステップS32:Yes)、ステップS33に処理が進み、Webサーバ装置37側で特定したユーザ情報に基づいて、優先的に起動するWebAP39を選択して、図8のフローチャートの処理を終了する。
なお、カスタムリクエスト情報57を用いて、優先起動アプリケーションを判定するだけでなく、MFP1の表示言語を参照してWebAP39の用語又はデザインを変更制御してもよい。また、カスタムリクエスト情報57を用いて、MFP1のモデル(機種)を特定し、特定した機種に対応するWebAPのみをTOPページに表示制御してもよい。
以上の説明から明らかなように、実施の形態の情報処理システム100は、MFP1とWebサーバ装置37がネットワーク40を介して接続され、Webサーバ装置37に含まれるWebAP39を利用して、MFP1の機能を利用する。この際、Webサーバ装置37が、ユーザの希望するWebAP39の特定に必要な情報を事前にMFP1に設定する。具体的には、MFP1は、ユーザID、MFP1のシリアル番号、MFP1で設定されている言語等、ユーザが優先起動するWebAP39の特定に必要な情報を送信する。
Webブラウザ19は、MFP1の起動時にWebサーバ装置37にアクセスし、アクセストークンによりWebAP39の正当性を検証する。WebAP39は、自身に送信する必要があるデータを設定する。ユーザがMFP1にログインしてWebブラウザ19でWebサーバ装置37にアクセスする際、起動時にアクセスしたWebサーバ装置と同一ドメインのWebサーバ装置であれば、ユーザが希望するWebAPの特定に必要なユーザID、MFP1のシリアル番号、MFP1で設定されている言語、MFP1の機種情報等をWebブラウザ19のリクエストヘッダに付与して送信する。
さらに換言すると、MFP1のWebブラウザ19は、MFP1の起動直後に初期URL56にアクセスして、カスタムリクエスト情報57を設定する。以後、MFP1のWebブラウザ19からWebサーバ装置37にアクセスする際に、カスタムリクエスト情報57を付与して送信する。
これにより、Webブラウザ19からWebサーバ装置37への1回のリクエストで、特定のWebサーバ装置37に対してのみ、必要な情報を通知することができる(MFP1とWebサーバ装置37との間の通信量を削減できる)。また、ユーザが希望するWebAP39を、より早く起動できる。さらに、不特定多数のWebサーバ装置37に、ユーザ情報等のセキュリティ情報を送信する不都合を防止できる。
上述の実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。
例えば、実施の形態におけるMFP1は、本発明を適用する機器の一例である。このため、本発明を、プロジェクタ装置、テレビ会議システム又はデジタルカメラ装置等のMFP1以外の機器に適用してもよい。
また、上述の実施の形態は、MFP1の操作部20が本体10から取り外し及び装着が可能であることとしたが、操作部20が、いわゆる操作パネルとして、本体10に固定されて設けられていてもよい。すなわち、操作部20と本体10とが一体的に形成されていてもよい。この場合でも、上述と同じ効果を得ることができる。
実施の形態及び実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 複合機(MFP)
10 本体
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 通信I/F
16 接続I/F
17 エンジン部
18 システムバス
19 Webブラウザ
20 操作部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 フラッシュメモリ
25 通信I/F
26 接続I/F
27 操作パネル
28 システムバス
30 通信路
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 HDD
35 通信I/F
37 Webサーバ装置
38 システムバス
39 Webアプリケーション
40 ネットワーク
51 ネットワーク通信部
53 アクセストークン判定部
54 設定部
55 表示制御部
56 初期URL
57 カスタムリクエスト情報
61 ネットワーク通信部
62 優先起動アプリ判定部
63 制御部
64 優先起動アプリ情報
65 取得部
100 情報処理システム
特開2009−238232号公報

Claims (12)

  1. プログラムが記憶されたネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のプログラムの起動要求を行う要求部と、
    前記起動要求を行うことで前記サーバ装置から送信される送信要求に対応して、機器を特定するための機器情報を前記サーバ装置に送信する送信部と、
    前記サーバ装置にネットワークを介してアクセスするための情報であるアドレス情報と、前記サーバ装置に送信した前記機器情報とを含む情報であるリクエスト情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記リクエスト情報を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信するリクエスト部と、
    前記サーバ装置で起動された、前記リクエスト情報に関連付けされたプログラムを、前記ネットワークを介して実行する実行部と、
    を有する機器。
  2. 前記記憶制御部は、前記機器の起動時に、前記リクエスト情報を生成して前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載の機器。
  3. 前記サーバ装置から送信されるユーザ認証情報の正当性を検証する検証部を、さらに備え、
    前記記憶制御部は、前記検証部から正当性を示す検証結果が得られた際に、前記リクエスト情報を前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の機器。
  4. 前記リクエスト部は、前記正当性を示す検証結果に基づいて前記記憶部に記憶した前記リクエスト情報を前記サーバ装置に送信する場合、前記アドレス情報で示される同一の前記サーバ装置に対してのみ前記リクエスト情報を送信すること
    を特徴とする請求項3に記載の機器。
  5. 前記リクエスト情報には、機器の識別情報、機器で設定されている言語、ユーザ識別情報又は機器の種類のいずれか一つを含むこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の機器。
  6. プログラムが記憶されたネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のプログラムの起動要求を行う要求部と、
    前記起動要求を行うことで前記サーバ装置から送信される送信要求に対応して、機器を特定するための機器情報を前記サーバ装置に送信する送信部と、
    前記サーバ装置にネットワークを介してアクセスするための情報であるアドレス情報と、前記サーバ装置に送信した前記機器情報とを含む情報であるリクエスト情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記リクエスト情報を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信するリクエスト部と、
    前記サーバ装置で起動された、前記リクエスト情報に関連付けされたプログラムを、前記ネットワークを介して実行する実行部と、
    を有する画像形成装置。
  7. 要求部が、プログラムが記憶されたネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のプログラムの起動要求を行う要求ステップと、
    送信部が、前記起動要求を行うことで前記サーバ装置から送信される送信要求に対応して、機器を特定するための機器情報を前記サーバ装置に送信する送信ステップと、
    記憶制御部が、前記サーバ装置にネットワークを介してアクセスするための情報であるアドレス情報と、前記サーバ装置に送信した前記機器情報とを含む情報であるリクエスト情報を記憶部に記憶する記憶制御ステップと、
    リクエスト部が、前記リクエスト情報を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信するリクエストステップと、
    実行部が、前記サーバ装置で起動された、前記リクエスト情報に関連付けされたプログラムを、前記ネットワークを介して実行する実行ステップと、
    を有する情報処理方法。
  8. コンピュータを、
    プログラムが記憶されたネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のプログラムの起動要求を行う要求部と、
    前記起動要求を行うことで前記サーバ装置から送信される送信要求に対応して、機器を特定するための機器情報を前記サーバ装置に送信する送信部と、
    前記サーバ装置にネットワークを介してアクセスするための情報であるアドレス情報と、前記サーバ装置に送信した前記機器情報とを含む情報であるリクエスト情報を記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記リクエスト情報を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信するリクエスト部と、
    前記サーバ装置で起動された、前記リクエスト情報に関連付けされたプログラムを、前記ネットワークを介して実行する実行部として機能させること、
    を特徴とする情報処理プログラム。
  9. 前記記憶制御部は、前記機器の起動時に、前記リクエスト情報を生成して前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項8に記載の情報処理プログラム。
  10. 前記コンピュータを、
    前記サーバ装置から送信されるユーザ認証情報の正当性を検証する検証部として、さらに機能させ、
    前記記憶制御部は、前記検証部から正当性を示す検証結果が得られた際に、前記リクエスト情報を前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする請求項8又は請求項9に記載の情報処理プログラム。
  11. 前記リクエスト部は、前記正当性を示す検証結果に基づいて前記記憶部に記憶した前記リクエスト情報を前記サーバ装置に送信する場合、前記アドレス情報で示される同一の前記サーバ装置に対してのみ前記リクエスト情報を送信すること
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理プログラム。
  12. プログラムが記憶されたサーバ装置と、前記サーバ装置のプログラムを、ネットワークを介して用いて動作する機器とを備えた情報処理システムであって、
    前記機器は、
    プログラムが記憶されたネットワーク上のサーバ装置に対して、所望のプログラムの起動要求を行う要求部と、
    前記起動要求を行うことで前記サーバ装置から送信される送信要求に対応して、機器を特定するための機器情報を前記サーバ装置に送信する送信部と、
    前記サーバ装置に前記ネットワークを介してアクセスするための情報であるアドレス情報と、前記サーバ装置に送信した前記機器情報とを含むリクエスト情報を第1の記憶部に記憶する第1の記憶制御部と、
    前記リクエスト情報を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信するリクエスト部と、
    前記サーバ装置で起動された、前記リクエスト情報に関連付けされたプログラムを、前記ネットワークを介して実行する実行部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記プログラムが記憶された第2の記憶部と、
    前記機器からプログラムの起動要求がされた際に、前記機器から前記機器情報を取得する取得部と、
    起動要求された前記プログラムと、取得した前記機器情報とを関連付けて前記第2の記憶部に記憶する第2の記憶制御部と、
    前記機器から受信した前記リクエスト情報に含まれる前記機器情報に対応するプログラムを、前記第2の記憶部から検出して起動する起動制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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