JP2016173091A - 内燃機関の制御装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クランク角信号CRANK及びカム信号CAMの複製回路161a,161bを備えたECM114と、複製回路161a,161bが出力する信号CRANK,CAMを入力してクランク軸に対するカム軸の回転位相ANG_CAMvtを求め、可変バルブタイミング機構113を制御するVTCコントローラ150と、を含み、ECM114は、複製回路161a,161bに入力される信号CRANK,CAMに基づいて求めた回転位相ANG_CAMecをVTCコントローラ150に送信し、VTCコントローラ150は、回転位相ANG_CAMvtと回転位相ANG_CAMecとに基づいて複製回路161a,161bの時間遅れBUF_DLYを求めて回転位相ANG_CAMvtを補正する。
【選択図】図5
Description
この内燃機関用バルブタイミング制御装置は、バルブタイミングが最遅角位置に機械的に固定される内燃機関のアイドリング状態でバルブタイミングの進角量を検出し、当該進角量を学習値とし、バルブタイミングを制御するときに進角量の検出値を前記学習値で補正するよう構成される。
上記のように、各複製回路の出力に遅れの差が生じると、第2制御ユニットで演算されるクランク軸に対するカム軸の回転位相に誤差が生じ、第2制御ユニットが、自身が演算した回転位相に基づき回転位相の操作信号を決定して出力する制御ユニット、つまり、可変バルブタイミング機構の制御ユニットである場合、回転位相の制御精度が低下するという問題があった。
図1は、本発明に係る制御装置及び制御方法を適用する内燃機関の一例を示す構成図である。
内燃機関101は、車両に搭載されて車両の動力を発生する車両用内燃機関であり、一例として4気筒の4サイクル火花点火機関とする。
そして、電子制御スロットル104は、各気筒の燃焼室106内に吸気バルブ105を介して吸入される吸入空気量を調整する。
燃料噴射弁131は、第1制御ユニットであるエンジンコントロールモジュール(以下、ECMという。)114が出力する噴射パルス信号(燃料噴射操作信号)によって開弁動作し、吸気バルブ105上流側の吸気ポート130内に燃料を噴射する。
尚、燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁を備えた筒内直接噴射式の内燃機関とすることができ、また、燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁と吸気ポート130内に燃料を噴射する燃料噴射弁との双方を備える内燃機関とすることができる。
燃焼室106内の燃焼後のガスは、排気バルブ107が開弁することで排気管111に流出する。排気管111には、排気成分の転換を行うフロント触媒コンバータ108及びリア触媒コンバータ109が配置される。
可変バルブタイミング機構113は、クランク軸120に対する吸気カム軸134の回転位相をアクチュエータによって連続的に変化させることで、吸気バルブ105のバルブタイミングを連続的に進角方向及び遅角方向に変化させる機構である。
ECM114及びVTCコントローラ150は、CPU,ROM,RAMなどを含むマイクロコンピュータを内蔵する。
各種のセンサとして、アクセルペダル116aの踏み込み量、即ち、アクセル開度ACCを検出するアクセル開度センサ116、内燃機関101の吸入空気流量Qを検出するエアフローセンサ115、クランク軸120の回転に応じてパルス状のクランク角信号CRANKを出力するクランク角センサ117、スロットルバルブ103bの開度TVOを検出するスロットルセンサ118、吸気カム軸134の回転に応じてパルス状のカム信号CAMを出力するカムセンサ133などを設けてある。
クランク角センサ117は、クランク軸120に軸支され周囲に被検出部としての突起部151を備えるシグナルプレート152と、内燃機関101側に固定されてシグナルプレート152の突起部151を検出してパルス状のクランク角信号CRANKを出力する回転検出装置153と、で構成される。
回転検出装置153は、図3に示すように、クランク角信号CRANKとして、突起部151を検出しない場合にローレベルを保持し、突起部151を検知したときに一定時間だけハイレベルに変化するパルス信号を出力する。
但し、回転検出装置153は、クランク角信号CRANKとして、突起部151を検出しない場合にハイレベルを保持し、突起部151を検知したときに一定時間だけローレベルに変化するパルス信号を出力することができる。
突起部151が欠落する部分を設けてあることで、クランク角センサ117(回転検出装置153)から出力されるクランク角信号CRANKは、図3に示すように、クランク角10deg(単位クランク角)毎に16回連続してハイレベルに変化した後、突起部151の欠落部分の角度に相当するクランク角30degの間だけローレベルを保持し、再度16回連続してハイレベルに変化する。
尚、クランク角センサ117がクランク角信号CRANKを欠落なく一定クランク角毎に出力するように構成し、クランク角センサ117とは別に、基準のクランク角位置でパルス状の基準クランク角信号を出力する基準クランク角センサを設けることができる。
回転検出装置159は、突起部157を検出してパルス信号を発生するピックアップと共に、波形整形回路などを含む各種の処理回路を一体的に備えている。
そして、カムセンサ133(回転検出装置159)から出力されるパルス信号であるカム信号CAMは、図3に示すように、突起部157を検知しない場合にはローレベルを保持し、突起部157を検知することで一定時間だけハイレベルに変化し、カム角で90deg、クランク角で180deg毎に、1個単独、3個連続、4個連続、2個連続のパルス信号になる。
カム信号CAMのうち、1個単独のカム信号CAM、及び、複数連続して出力されるカム信号CAMの先頭の信号は、クランク角で180deg間隔に出力される。
即ち、カム信号CAMの連続出力数が1であることは、第1気筒が特定のピストン位置(上死点TDC前)になっていることを示し、カム信号CAMの連続出力数が3であることは、第3気筒が特定のピストン位置になっていることを示し、カム信号CAMの連続出力数が4であることは、第4気筒が特定のピストン位置になっていることを示し、カム信号CAMの連続出力数が2であることは、第2気筒が特定のピストン位置になっていることを示す。
より具体的には、ECM114は、クランク角信号CRANKの歯抜け箇所をクランク角信号CRANKの周期変化などから判断し、この歯抜け位置を基準に、カム信号CAMの発生数を計数する区間を特定し、この計数区間におけるカム信号CAMの発生数に基づいて、次に特定のピストン位置になる気筒を検出する。
更に、ECM114は、クランク角信号CRANKから演算した機関回転速度NE、機関負荷TPなどの機関運転条件に基づいて、可変バルブタイミング機構113で調整される回転位相の目標値を演算し、演算した目標値をVTCコントローラ150に送信する。
尚、ECM114は、機関負荷TPとして、燃料噴射量、吸入空気量、吸気負圧、スロットル開度などを用いることができる。
そして、VTCコントローラ150は、クランク角信号CRANKの発生数とクランク角信号CRANKの間隔角度とから求められる角度に、時間Tcamを角度換算した値を加算することで、歯抜け期間後の最初のクランク角信号CRANKからカム信号CAMが発生するまでのクランク角度を、回転位相ANG_CAMとして求める。
なお、後述するように、ECM114は、VTCコントローラ150と同様な処理により回転位相ANG_CAMを計測する機能を有する。
図5の機能ブロック図に示すように、ECM114のCPU114aは、可変バルブタイミング機構113で調整される回転位相の目標値TGVTC(degCA)を機関運転状態に基づいて演算するVTC目標角度算出部201、各センサから入力したクランク角信号CRANK及びカム信号CAMに基づき回転位相ANG_CAMec(degCA)を計測するCAM位相角算出部202、更に、VTC目標角度算出部201が演算した目標値TGVTCやCAM位相角算出部202が算出した回転位相ANG_CAMecなどをCAN(Controller Area Network)171を介してVTCコントローラ150に向けて送信するCAN通信部203としての機能をソフトウエアとして備える。
なお、本願において、角度単位「degCA」は、クランク軸の回転角を示す。
そして、ECM114のCPU114aは、読み込んだクランク角信号CRANK及びカム信号CAMに基づき、特定ピストン位置の気筒を検出する気筒判別処理、機関回転数[rev/min]の演算、燃料噴射タイミングや点火時期の検出などを行う。
クランク角センサ117及びカムセンサ133のセンサ信号をハーネスで分岐させてECM114とVTCコントローラ150とに入力させる構成とした場合、インピーダンスの低下によって信号電圧が低下し、パルスの検知漏れが発生したり耐ノイズ性が低下したりする可能性がある。
このように、ECM114が内蔵する複製回路161a,161bの出力をVTCコントローラ150が入力する構成であれば、VTCコントローラ150において、信号電圧の低下に因るパルスの検知漏れや耐ノイズ性の低下を抑制できる。
VTCコントローラ150のCPU150aは、CAN171を介してECM114との間において定時で情報の送受信を行うCAN通信部220としての機能、更に、入力回路210a、210bを介して読み込んだクランク角信号CRANK、カム信号CAMに基づいて回転位相ANG_CAMvtを算出するCAM位相角度算出部221としての機能をソフトウエアとして備える。
VTC実角度算出部222は、ECM114のCAM位相角算出部202が算出した回転位相(第1検出値)ANG_CAMecと、自身のCAM位相角度算出部221が算出した回転位相(第2検出値)ANG_CAMvtとの比較に基づき複製回路161a,161bの応答遅れのばらつきによる計測値のずれ(回転位相ANG_CAMvtの誤差)を検知し、検知した計測誤差及びデフォルト位置(ストッパ位置)での回転位相に基づき回転位相ANG_CAMvtを補正し、最終的な実回転位相REVTCを求める。
VTC目標角度算出部224は、CAN通信によってECM114から送られた情報に基づいて目標回転位相TGVTCを設定する。
駆動制御部226は、駆動許可部225により制御の実施が許可されている状態において、目標回転位相TGVTCに実回転位相REVTCが近づくように駆動回路227に操作信号を出力する。
駆動回路227にはモータ電源回路228からモータ駆動電源が供給され、駆動回路227は、駆動制御部226が出力する操作信号に応じて可変バルブタイミング機構113のアクチュエータであるモータ113aへの通電を制御する。
図6のフローチャートは、VTCコントローラ150のCPU150a(VTC実角度算出部222)が実施する回転位相ANG_CAMvtの補正処理の概要を示すメインルーチンである。
次いで、CPU150aは、ステップS2000にて、可変バルブタイミング機構113で可変とされる回転位相(バルブタイミング)が所定の安定状態であるか否かを判定する。
そして、CPU150aは、ステップS4000にて、平滑化処理後の回転位相AVE_ANGec及び回転位相AVE_ANGvtに基づいて複製回路161a,161bの応答遅れ時間を演算し、次のステップS5000にて、応答遅れ時間に基づき回転位相ANG_CAMvtの補正処理を実施する。
CPU150aは、ステップS2001にて、回転位相ANG_CAMvtの単位時間(演算周期)当たりの変化量(変化速度)VTCFLCの演算を下式に従って行う。
VTCFLC=(ANG_CAMvt−ANG_CAMvt(n-1))/time
次に、CPU150aは、ステップS2002に進み、ステップS2001で求めた変化量VTCFLCの絶対値が所定値SL1以下であるか否かを検出する。
一方、変化量VTCFLCの絶対値が所定値SL1以下である場合、CPU150aは、ステップS2003に進み、目標回転位相TGVTCと最終的な実回転位相REVTCとの偏差の絶対値が所定値SL2以下であるか否かを検出する。
目標回転位相TGVTCと実回転位相REVTCとの偏差の絶対値が所定値SL2よりも大きく、実回転位相REVTCが目標回転位相TGVTCに近づく過渡状態である場合、CPU150aは、ステップS2006に進み、フラグfFLCOKに回転位相の非安定状態であることを示す「0」をセットする。
変化量VTCFLCの絶対値が所定値SL1以下でかつ目標回転位相TGVTCと実回転位相REVTCとの偏差の絶対値が所定値SL2以下である状態の継続時間が所定時間を下回る場合、CPU150aは、ステップS2006に進み、フラグfFLCOKに回転位相の非安定状態であることを示す「0」をセットする。
ステップS3000における平滑化処理として、CPU150aは、回転位相ANG_CAMec及び回転位相ANG_CAMvtについて加重平均演算や移動平均演算などを行う。
CPU150aによる回転位相ANG_CAMecの加重平均演算の一例を以下に示す。
AVE_ANGec=(ANG_CAMec−AVE_ANGec(n-1))*Gain+AVE_ANGec(n-1)
また、CPU150aによる回転位相ANG_CAMecの移動平均演算の一例を以下に示す。
AVE_ANGec=(ANG_CAMec+AVE_ANGec(n-1)
+AVE_ANGec(n-2)+AVE_ANGec(n-3))/4
CPU150aは、回転位相ANG_CAMvtについても、回転位相ANG_CAMecと同様に加重平均演算若しくは移動平均演算して、加重平均値AVE_ANGvt若しくは移動平均値AVE_ANGvtを求める。
図8のフローチャートは、ステップS4000の応答遅れ時間の算出処理を詳細に示すサブルーチンである。
CPU150aは、ステップS4001にて、フラグfFLCOKに1がセットされている回転位相の安定状態(定常状態)であるか否かを検出する。
このため、フラグfFLCOKに0がセットされている回転位相の非安定状態である場合、CPU150aは、応答遅れ時間を更新することなく本サブルーチンを終了させる。
BUF_DLY=DIF_ANG/((ENGSPD/60)*360*10-6)
DIF_ANG=AVE_ANGvt−AVE_ANGec
ここで、ENGSPD/60は1秒当たりの機関回転数になり、ENGSPD/60に360degCAを乗算することで1秒当たりクランク軸の回転角度になり、更に、10-6を乗算することで1μsec当たりのクランク軸の回転角度[degCA]が求められる。
例えば、複製回路161bの応答遅れ時間Tbcrが20μsで、複製回路161aの応答遅れ時間Tbcaが80μsの条件下で、図9に示すように、クランク角信号CRANKの発生から2degCAだけ回転した後にカム信号CAMが発生し、クランク角信号CRANKの周期(10degCA周期)T10が2.0msであると仮定する。
つまり、VTCコントローラ150は、クランク角信号CRANKの発生からカム信号CAMが発生するまでの回転角をTc/T10*10=2.3degCAと認識し、応答遅れ時間Tbcrと応答遅れ時間Tbcaとの差により0.3degの検出誤差が生じる。
従って、回転位相ANG_CAMecと回転位相ANG_CAMvtとの偏差は、複製回路161a,161bの応答遅れ時間の差によって生じることになり、VTCコントローラ150のCPU150aは、回転位相ANG_CAMecと回転位相ANG_CAMvtとの差を時間に換算して、複製回路161a,161bの応答遅れ時間の差による回転位相検出の誤差時間BUF_DLYとして学習する。
ステップS5000におけるVTCコントローラ150のCPU150aによる実回転位相REVTCの演算処理は、回転位相の計測値AVE_ANGvt、機関回転数[rev/min]、誤差時間BUF_DLY、更に、デフォルト位置における回転位相DEF_ANGに基づき、以下の式に従って実施される。
REVTC=ANG_CAMvt−(DEF_ANG+BUF_ANG)
BUF_ANG=BUF_DLY*((ENGSPD/60)*360*10-6)
このようにして、回転位相の計測値AVE_ANGvtを複製回路161a,161bの応答遅れに応じて補正すれば、VTCコントローラ150が複製回路161a,161bから出力されるクランク角信号CRANK及びカム信号CAMを入力する構成において、複製回路161a,161bの応答遅れによって実回転位相REVTCの検出誤差が生じ、係る検出誤差に基づき可変バルブタイミング機構113が目標回転位相TGVTCとは異なる回転位相に誤制御されてしまうことを抑制できる。
そこで、例えば、回転位相ANG_CAMecの計測に用いるカム信号CAMを例えば第1気筒の上死点位置を検出する信号に限定するなどして、カム軸の1回転に1回の割合で回転位相ANG_CAMecを更新させ、更新した回転位相ANG_CAMecをCANによってVTCコントローラ150に送信する構成とすることができる。
例えば、可変バルブタイミング機構113のアクチュエータはモータに限定されず、油圧アクチュエータなどを採用する可変バルブタイミング機構113を制御する制御装置にも本発明を適用できる。
また、誤差時間BUF_DLYによる回転位相の検出誤差は、機関回転数が高くなるほど大きくなるから、誤差時間BUF_DLYによって回転位相ANG_CAMvtを補正する機関回転数領域を所定回転数以上の高回転領域に限定したり、誤差時間BUF_DLYを求める機関回転数領域を所定回転数以上の高回転領域に限定したりすることができる。
また、第1制御ユニットとしてのECM114は目標回転位相を演算し、第2制御ユニットとしてのVTCコントローラ150に目標回転位相を送信するが、第1制御ユニットを目標回転位相の演算送信機能を備えない制御ユニットとすることができる。
また、駆動回路227をVTCコントローラ150の外部に設けることができる。
Claims (6)
- クランク角センサの信号及びカムセンサの信号を入力しバッファを介して外部に出力する第1制御ユニットと、前記第1制御ユニットが出力する前記クランク角センサの信号及び前記カムセンサの信号を入力してクランク軸に対するカム軸の回転位相を求め、前記回転位相の操作信号を出力する第2制御ユニットと、を含み、
前記第1制御ユニットは、前記バッファに入力される前記クランク角センサの信号及び前記カムセンサの信号に基づいて求めた前記回転位相を前記第2制御ユニットに送信し、
前記第2制御ユニットは、自身が求めた前記回転位相と前記第1制御ユニットから送信された前記回転位相とに基づいて自身による前記回転位相の計測ずれを求め、前記計測ずれに応じて前記操作信号を決定する、内燃機関の制御装置。 - 前記第2制御ユニットは、自身が求めた前記回転位相を前記計測ずれに基づいて補正し、補正した前記回転位相に基づいて前記操作信号を決定する、請求項1記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第2制御ユニットは、前記回転位相が所定の安定状態であるときに前記計測ずれを求める、請求項1又は2記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第2制御ユニットは、自身が求めた前記回転位相及び前記第1制御ユニットから送信された前記回転位相をそれぞれに平滑化処理し、平滑化処理後の回転位相に基づいて前記計測ずれを求める、請求項1から3のいずれか1つに記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第2制御ユニットは、自身が求めた前記回転位相と前記第1制御ユニットから送信された前記回転位相との角度差を時間に換算し、当該時間を前記計測ずれとする、請求項1から4のいずれか1つに記載の内燃機関の制御装置。
- クランク角センサの信号及びカムセンサの信号を入力しバッファを介して外部に出力する第1制御ユニットと、前記第1制御ユニットが出力する前記クランク角センサの信号及び前記カムセンサの信号を入力し、クランク軸に対するカム軸の回転位相の操作信号を出力する第2制御ユニットと、によって前記回転位相を制御する内燃機関の制御方法であって、
前記第1制御ユニットが前記バッファに入力される前記クランク角センサの信号及び前記カムセンサの信号に基づき前記回転位相の第1検出値を算出するステップと、
前記第1制御ユニットが前記第1検出値を前記第2制御ユニットに送信するステップと、
前記第2制御ユニットが前記第1制御ユニットから入力した前記クランク角センサの信号及び前記カムセンサの信号に基づき前記回転位相の第2検出値を算出するステップと、
前記第2制御ユニットが前記第1検出値と前記第2検出値とに基づき前記操作信号を決定するステップと、
を含む、内燃機関の制御方法。
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