JP2016170719A - 表示システム、表示方法、情報処理装置、およびプログラム - Google Patents

表示システム、表示方法、情報処理装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示対象物の情報を正しく表示し、表示対象物の関係者に周知する。【解決手段】サーバ200は、メニュー情報取得要求と摂取不可者リスト取得要求とを受信する通信部214と、摂取不可者リスト取得要求を受信した場合、メニュー情報およびアレルギー情報から摂取不可者リストを生成するリスト生成部218と、メニュー情報取得要求に応じて料理情報から取得したメニュー情報を送信し、摂取不可者リスト取得要求に応じて摂取不可者リストを表示端末500に送信する通信部214とを備え、表示端末500は、メニュー情報に基づいて作成された料理を納めた容器に、表示端末500を取り付ける取付部504と、メニュー情報と摂取不可者リストとを受信する通信部512と、表示端末500が容器に取り付けられた場合、容器に納められた料理の摂取不可者とメニュー情報とを表示する表示制御部518とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示システム、表示方法、情報処理装置、およびプログラムに関する。
近年、食物アレルギーを持つ人が増えており、アレルギーの対象となる食物の種類も増えている。一方、小中学校では給食があり、基本的には同一の料理を児童に提供しているが、食物アレルギーを持つ児童へは食物を替えて提供したり、代替物がない場合は別料理を提供したりお弁当を持参するのが実情である。そして、給食の配膳時における児童への配膳に関するチェックは、アレルギー情報が記載されたシートによる目視という状況である。このため、当該チェックを忘れると、食物アレルギーを持つ児童へアレルギーの対象となる食物が誤って配膳されてしまう可能性がある。
そこで、アレルゲンが含まれている食事がアレルギーを有する園児に提供されてしまうことを防止するアレルゲン管理システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、園児の名札に個人IDとアレルギー情報とを記憶させ、食器に料理名と使用材料を含む調理情報とを記憶させておき、名札から読み取ったアレルギー情報と、食器から読み取った調理情報とを照合して、照合結果を通知するものである。
しかしながら、特許文献1のシステムなどでは、食器に盛られた料理を確認した上で、食器からの情報と名札からの情報とを照合しているが、小中学校の給食では、料理をまとめて配送して教室で配膳するため、食器に料理が正しく配膳されるとは限らない。このため、記憶された情報と異なる料理が盛られた食器から読み取った情報を用いて照合を行ってしまうと、食物アレルギーを持つ児童へアレルギーの対象となる食物が誤って配膳されてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、容器に納められた表示対象物の情報を正しく表示できるとともに、表示された情報を表示対象物の取得者等の関係者に周知することができる表示システム、表示方法、情報処理装置、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置と、前記情報処理装置と接続された表示端末とを備えた表示システムにおいて、前記情報処理装置は、表示対象物の名称と前記表示対象物に使用される材料情報とを対応付けた対象物情報と、前記表示対象物の取得者に関連する関連情報と、を記憶する記憶部と、前記表示対象物の一部または全部の名称と前記材料情報とを対応付けた指定対象物情報を要求する第1取得要求と、前記指定対象物情報に含まれる前記表示対象物の名称と前記表示対象物を取得できない取得不可者とを対応付けた取得不可者情報を要求する第2取得要求と、を受信する受信部と、前記第2取得要求を受信した場合、前記指定対象物情報および前記関連情報から前記取得不可者情報を生成する生成部と、前記第1取得要求に応じて、前記対象物情報から取得した前記指定対象物情報を送信し、前記第2取得要求に応じて、生成した前記取得不可者情報を、前記表示端末に送信する送信部と、を備え、前記表示端末は、前記指定対象物情報に基づいて作成された前記表示対象物を納めた容器に、前記表示端末を取り付ける取付部と、前記指定対象物情報と前記取得不可者情報とを受信する通信部と、前記表示端末が前記容器に取り付けられた場合、前記容器に納められた前記表示対象物の前記取得不可者と前記指定対象物情報とを表示部に表示する表示制御部と、を備える。
本発明によれば、容器に納められた表示対象物の情報を正しく表示できるとともに、表示された情報を表示対象物の取得者等の関係者に周知することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる表示システムの全体構成を示す図である。 図2は、実施の形態にかかるPC、サーバ、および表示端末の構成を示すブロック図である。 図3は、料理情報DBの一例を示す図である。 図4は、アレルギー情報DBの一例を示す図である。 図5は、メニュー情報の一例を示す図である。 図6は、アレルギー状況情報の一例である。 図7は、摂取不可児童リストの一例である。 図8は、表示端末の外観を示す図である。 図9は、メニュー情報や摂取不可者等が表示端末の表示部に表示された例を示す図である。 図10は、実施の形態にかかる表示システムにおけるアレルギー情報の登録処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、実施の形態にかかる表示システムにおける料理情報の登録処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、実施の形態にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、実施の形態にかかるPCのハードウェア構成を示す説明図である。 図14は、実施の形態の変形例1にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。 図15は、実施の形態の変形例2にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。 図16は、実施の形態の変形例3にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、表示システム、表示方法、情報処理装置、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態の表示システムは、小中学校などで給食を提供する場合に、食物アレルギーを持つ児童が摂取できない料理を周知させるため、料理の容器に表示端末を取り付け、当該表示端末に料理に関連する情報や摂取不可な児童名などを表示するものである。なお、料理が表示対象物の一例である。
図1は、実施の形態にかかる表示システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる表示システムは、小中学校などで食材を調理して給食(料理)を作る調理師が利用するPC(Personal Computer)100と、小中学校に通う児童や児童の保護者が利用するPC300と、小中学校で給食のメニューを作成する栄養士が利用するPC400と、各種情報を記憶する記憶部230を備えたサーバ200(情報処理装置の一例)と、調理された料理を納めた容器に取り付けられ各種情報を表示する表示端末500とがネットワーク10を介して接続されている。
図2は、実施の形態にかかるPC、サーバ、および表示端末の構成を示すブロック図である。まず、調理師が利用するPC100について説明する。図2に示すように、PC100は、表示部102と、入力部104と、記憶部130と、表示制御部112と、入力受付部114と、制御部116と、通信部118とを主に備えている。
表示部102は、文字や画像、各種画面等を表示するものであり、例えばディスプレイ装置である。入力部104は、ユーザが各種入力を行う際に操作するものであり、例えば、キーボードやマウス等である。記憶部130は、種々のデータを保存するHDD(Hard Disk Drive)やメモリ等の記憶媒体である。
表示制御部112は、表示部102に各種情報や画面等を表示する制御を行う。本実施の形態では、表示制御部112は、PC100からサーバ200にアクセスする際に、ID(IDentification)とパスワードを入力する入力画面を表示部102に表示する。また、表示制御部112は、通信部118により、給食のメニュー情報を受信した場合、メニュー情報を表示部102に表示する。なお、メニュー情報は、指定対象物情報の一例であって、詳細は後述する(図5参照)。
入力受付部114は、入力部104を介して、ユーザによる各種情報や指示の入力を受け付ける。本実施の形態では、入力受付部114は、表示部102に表示された入力画面から、ユーザによるIDとパスワードの入力を受け付ける。また、表示部102に表示されたメニュー情報から、ユーザによる料理の選択を受け付ける。
制御部116は、PC100の全体を制御するものである。
通信部118は、ネットワークを介して接続されたサーバ200や表示端末500等と各種情報の送受信を行うものである。本実施の形態では、通信部118は、入力を受け付けた調理師IDおよびパスワードをサーバ200に送信し、サーバ200において認証が成功した場合、認証が成功した旨を受信する。また、通信部118は、認証が成功した場合、給食のメニュー情報を要求する旨のメニュー情報取得要求を、取得したい日付と調理師が所属する学校名とともにサーバ200に送信し、サーバ200からメニュー情報を受信する。調理師は、受信したメニュー情報に従って給食を作ることになる。
また、通信部118は、受信したメニュー情報に従って給食を作った後に、給食の料理を摂取できない児童の情報である摂取不可児童リストを要求する旨の摂取不可児童リスト取得要求を、学校名とクラスとともにサーバ200に送信する。そして、通信部118は、サーバ200から摂取不可児童リストを受信する。なお、摂取不可児童リストは、取得不可情報の一例であって、表形式に限定されるものではない。また、摂取不可児童リストの詳細については後述する(図7参照)。
また、通信部118は、入力受付部114によりユーザによる料理の選択を受け付けた場合、選択された料理の容器に取り付けられる表示端末500に、日付、学校名、クラス、メニュー情報、摂取不可児童リストを送信する。
次に、サーバ200について説明する。図2に示すように、サーバ200は、記憶部230と、制御部212と、通信部214と、認証部216と、リスト生成部218とを主に備えている。
記憶部230は、顧客情報DB(database)232、料理情報DB234、およびアレルギー情報DB236等を記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。
顧客情報DB232は、サーバ200にアクセスするPC等の認証を行うための顧客の情報が記憶されており、例えば、ユーザ(調理師、栄養士、児童等)のIDとパスワードが対応付けて登録されている。
料理情報DB234は、料理情報が登録(記憶)されているものである。料理情報とは、いずれの学校でいつどのような料理(給食の料理)が提供されるか(メニュー)が登録され、さらにその料理に使用される食材(食材情報)が登録されている。図3は、料理情報DBの一例を示す図である。図3に示すように、料理情報DB234は、日付と、学校名と、料理名と、その料理に使用される食材(食材情報)とが対応付けて登録されている。図3では、例えば、3月2日の××小学校の給食のメニューの一つが、そばおよび椎茸を利用する料理A1であることがわかる。この料理情報は、栄養士により決められるものであって、栄養士の利用するPC400から受信し、料理情報DB234に登録される。なお、料理情報が対象物情報の一例である。
アレルギー情報DB236は、料理の摂取者(取得者)に関連するアレルギー情報が登録(記憶)されているものである。アレルギー情報とは、いずれの学校のどのクラスの誰が、どの食材に対してアレルギーを持っているかが登録されている。図4は、アレルギー情報DBの一例を示す図である。図4に示すように、アレルギー情報DB236は、児童のIDと、氏名と、学校名と、クラスと、アレルギー対象の食材とが対応付けて登録されている。図4では、例えば、××小学校1年2組のA君(ID:X001)は、小麦および甲殻類に対してアレルギーを持っていることがわかる。このアレルギー情報は、児童や児童の保護者に利用するPC300から受信し、アレルギー情報DB236に登録される。なお、アレルギー情報が関連情報の一例である。
制御部212は、サーバ200全体を制御するものである。本実施の形態では、制御部212は、通信部214により各種情報を受信した場合、記憶部230に登録する。また、制御部212は、PC100からメニュー情報取得要求とともに日付と学校名とを受信した場合、料理情報DB234における受信した日付の料理名と食材とを参照し、受信した日付の料理名と食材を対応付けたメニュー情報を取得する。本実施の形態では、メニュー情報には料理の画像データが添付されている。
図5は、メニュー情報の一例を示す図である。図5では、3月2日のメニュー情報を示している。このメニュー情報は、料理情報DB234の3月2日の料理名と食材を参照し、料理名と食材とを対応付けて取得したものである。そして、3月2日の料理A1、A2、A3の画像データが添付されている。
また、制御部212は、PC100から摂取不可児童リスト取得要求とともに学校名とクラスを受信した場合、アレルギー情報DB236から、受信した学校名およびクラスに対応する児童のアレルギー情報を取得する。
通信部214は、ネットワークを介して接続されたPC100、300、400等と各種情報の送受信を行うものである。本実施の形態では、通信部214は、児童または児童の保護者が利用するPC300から児童のIDとパスワードを受信し、認証が成功した場合、認証が成功した旨をPC300に送信する。そして、通信部214は、PC300から児童のアレルギー情報を受信し、制御部212によりアレルギー情報DB236に登録されると、登録完了した旨をPC300に送信する。
また、通信部214は、栄養士が利用するPC400から栄養士のIDとパスワードを受信し、認証が成功した場合、認証が成功した旨をPC400に送信する。そして、通信部214は、PC400から料理情報を受信し、制御部212により料理情報DB234に登録されると、登録完了した旨をPC400に送信する。
また、通信部214は、調理師が利用するPC100から調理師のIDとパスワードを受信し、認証が成功した場合、認証が成功した旨をPC100に送信する。そして、通信部214は、PC100からメニュー情報取得要求とともに、メニュー情報を取得したい日付と調理師が所属する学校名とを受信すると、受信した日付の料理名と食材とを対応付けたメニュー情報をPC100に送信する。
さらに、通信部214は、PC100から摂取不可児童リスト取得要求とともに、学校名とクラスを受信すると、受信した学校名のクラスに基づいてリスト生成部218により作成された摂取不可児童リストをPC100に送信する。なお、通信部214が受信部および送信部に相当する。
本実施の形態では、サーバ200がPC100から受信した日付(3月2日)のメニュー情報を取得してPC100に送信しているが、複数に日付のメニュー情報や、全ての日付のメニュー情報(すなわち料理情報)をPC100に送信する構成としてもよい。この場合、PC100は、摂取不可児童リスト取得要求とともに取得した日付をサーバ200に送信すれば、取得したい日付の摂取不可児童リストを受信することができる。
認証部216は、顧客情報DB232を参照して、PC300から受信した児童のIDとパスワードの組み合わせ、PC400から受信した栄養士のIDとパスワードの組み合わせ、およびPC100から受信した調理師のIDとパスワードの組み合わせがあるか否かを判断することにより認証を行う。そして、認証部216は、受信したIDとパスワードの組み合わせが顧客情報DB232にあった場合、認証が成功したと判断し、受信したIDとパスワードの組み合わせが顧客情報DB232になかった場合、認証が失敗したと判断する。
リスト生成部218は、記憶部230に記憶されている料理情報DB234およびアレルギー情報DB236から、料理を摂取できない児童のリストである摂取不可児童リストを生成する。具体的には、摂取不可児童リストとは、料理の名称とその料理を摂取できない児童(取得不可者)とを対応付けたリストである。なお、リスト生成部218が生成部に相当する。以下に、摂取不可児童リストの生成について具体例を挙げて説明する。
ここでは、一例として、3月2日の××小学校における摂取不可児童リストを生成する例を示す。まず、リスト生成部218は、制御部212により料理情報DB234から取得されたメニュー情報(図5)を参照して、PC100から受信した日付の料理で利用されている食材を取得する。具体的には、3月2日の料理A1、A2、A3で利用されている食材である、そば、米、牛乳、椎茸を取得する。
次に、リスト生成部218は、制御部212がアレルギー情報DB236から取得したアレルギー情報における児童の情報(ID、氏名、学校名、クラス)と、メニュー情報から取得した食材とを対応付けて、当該食材に対してアレルギーを持っている児童にチェックを入れたアレルギー状況情報を作成する。図6は、アレルギー状況情報の一例である。具体的には、図6に示すように、児童のIDと、氏名と、学校名と、クラスと、そばと、牛乳と、米とが対応付けられている。そして、アレルギー情報DB236を参照すると、そばにアレルギーを持つのはBさんであるため、そばの列のBさんにチェック「○」が入る。同様に、牛乳の列のFさん、米の列のC君およびFさんにチェック「○」が入る。なお、椎茸についてのアレルギー情報はないため(図4参照)、対応づけられていない。これにより、3月2日の料理に利用されている食材に対する児童のアレルギー状況が把握できる。
そして、リスト生成部218は、メニュー情報(図5)およびアレルギー状況情報(図6)を参照して、料理と児童とを対応付けて、当該料理を摂取できない児童にチェックを入れた摂取不可児童リストを生成する。図7は、摂取不可児童リストの一例である。具体的には、図7に示すように、3月2日の料理(A1、A2、A3)と児童(A君、Bさん…)とが対応付けられている。そして、アレルギー状況情報を参照すると、そばを使用した料理A1を摂取できないのはBさんであるため、Bさんの列の料理A1にチェック「○」が入る。同様に、C君の列は米を使用したA2に、Fさんの列は、米を使用したA2と牛乳を使用したA3にチェック「○」が入る。これにより、3月2日に提供される料理を摂取できない児童がわかる。
次に、表示端末500について説明する。図2に示すように、表示端末500は、表示部502と、取付部504と、記憶部530と、通信部512と、撮像部514と、判断部516と、表示制御部518とを主に備えている。図8は、表示端末の外観を示す図である。図8(a)は表示端末500の側面図であり、図8(b)は表示端末500の正面図である。
表示部502は、文字や画像等を表示するものであり、例えばディスプレイ装置である。図8(b)に示すように、表示部502は、表示端末500の正面に備えられている。
取付部504は、料理を納めた容器に表示端末500を取り付けるものである。図8(a)に示すように、取付部504は、例えば、L字形状に形成されており、表示部502の裏面に接続されている。そして、料理を納めた容器を、表示部502と取付部504との隙間に差し込むように掛けることで、容器に表示端末500を取り付ける。さらに、図8に示すように、取付部504は、容器に納められた料理を撮影するカメラ506を備えている。
記憶部530は、種々のデータや画像を保存するメモリ等の記憶媒体である。本実施の形態では、記憶部530は、PC100から受信した日付、学校名、クラス、メニュー情報、摂取不可児童リストを保存する。
通信部512は、PC100から各種情報を受信し、受信した各種情報を記憶部530に保存する。本実施の形態では、通信部512は、PC100から受信した日付、学校名、クラス、メニュー情報、摂取不可児童リストを受信し、記憶部530に保存する。
撮像部514は、容器に納められた料理をカメラ506により撮像して画像データ(料理に関する情報)を取得するものである。
判断部516は、撮像部514により撮像された料理の画像データと、受信したメニュー情報に添付されている料理の画像データを比較して、同一の料理を示しているか否かを判断する。比較方法は、例えば、判断部516は、撮像された画像データと受信した画像データとから特徴点を抽出し、パターンマッチングや統計的識別法、構造識別法などを用いて画像を識別して両画像データを比較し、同一の料理か否かを判断する。また、画像データ以外でも、センサにより温度を検出することで加熱したか否かの判断ができる。また、塩分濃度、Ph等により判断することも挙げられる。また、これらを組み合わせることで、同一料理か否かの判断精度を向上させることができる。
表示制御部518は、PC100から日付、学校名、クラス、メニュー情報、摂取不可児童リストを受信し、表示端末500が容器に取り付けられ、容器に納められた料理とメニュー情報が示す料理とが同一であると判断された場合、日付、学校名、クラス、容器に納められた料理のメニュー情報、摂取不可者を表示部502に表示する。
図9は、メニュー情報や摂取不可者等が表示端末の表示部に表示された例を示す図である。図9に示すように、表示端末500は、料理を納めた容器に表示端末500が取り付けられている。そして、表示端末の表示部502には、日付(2015年3月2日)、学校名(××小学校)、クラス(3年4組)、メニュー情報(メニュー:明太子スパゲッティ)、摂取不可児童(摂取不可児童名:○○○○…)、および料理の画像(<料理画像>)が表示されている。
次に、料理情報、アレルギー情報がサーバ200に登録され、その後表示端末に料理の摂取不可者やメニュー情報等が表示されるまでの処理について説明する。まず、PC300からサーバ200へのアレルギー情報の登録処理について説明する。図10は、実施の形態にかかる表示システムにおけるアレルギー情報の登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず、PC300は、児童または児童の保護者であるユーザから児童のIDとパスワードの入力を受け付けると、受け付けたIDとパスワードをサーバ200に送信する(ステップS102)。
サーバ200の通信部214は、PC300からIDとパスワードを受信すると(ステップS104)、認証部216は、顧客情報DB232を参照して、受信したIDとパスワードの組み合わせがあるか否かを判断する(ステップS106)。受信したIDとパスワードの組み合わせがなかった場合(ステップS106:No)、処理を終了する。この際、通信部214は、認証が失敗した旨をPC300に送信してもよい。一方、受信したIDとパスワードの組み合わせがあった場合(ステップS106:Yes)、通信部214は、認証が成功した旨をPC300に送信する(ステップS108)。
PC300は、認証が成功した旨を受信すると(ステップS110)、児童のアレルギー情報の入力を受け付け、サーバ200に送信する(ステップS112)。
サーバ200の通信部214は、PC300から児童のアレルギー情報を受信すると(ステップS114)、制御部212は、記憶部230に記憶されているアレルギー情報DB236に、受信したアレルギー情報を登録する(ステップS116)。そして、アレルギー情報の登録が完了すると、通信部214は、登録完了した旨をPC300に送信する(ステップS118)。
PC300は、アレルギー情報の登録が完了した旨を受信する(ステップS120)。これにより、児童や児童の保護者は、アレルギー情報がサーバ200に登録できたことがわかる。
次に、PC400からサーバ200への料理情報の登録処理について説明する。図11は、実施の形態にかかる表示システムにおける料理情報の登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず、PC400は、栄養士であるユーザから栄養士のIDとパスワードの入力を受け付けると、受け付けたIDとパスワードをサーバ200に送信する(ステップS132)。
サーバ200の通信部214は、PC400からIDとパスワードを受信すると(ステップS134)、認証部216は、顧客情報DB232を参照して、受信したIDとパスワードの組み合わせがあるか否かを判断する(ステップS136)。受信したIDとパスワードの組み合わせがなかった場合(ステップS136:No)、処理を終了する。この際、通信部214は、認証が失敗した旨をPC400に送信してもよい。一方、受信したIDとパスワードの組み合わせがあった場合(ステップS136:Yes)、通信部214は、認証が成功した旨をPC400に送信する(ステップS138)。
PC400は、認証が成功した旨を受信すると(ステップS140)、料理情報の入力を受け付け、サーバ200に送信する(ステップS142)。
サーバ200の通信部214は、PC400から料理情報を受信すると(ステップS144)、制御部212は、記憶部230に記憶されている料理情報DB234に、受信した料理情報を登録する(ステップS146)。そして、料理情報の登録が完了すると、通信部214は、登録完了した旨をPC400に送信する(ステップS148)。
PC400は、料理情報の登録完了した旨を受信する(ステップS150)。これにより、栄養士は、料理情報がサーバ200に登録できたことがわかる。
次に、サーバ200から送信された情報を表示端末500に表示する表示処理について説明する。図12は、実施の形態にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。
まず、PC100の入力受付部114は、調理師であるユーザから調理師のIDとパスワードの入力を受け付けると、通信部118は、受け付けたIDとパスワードをサーバ200に送信する(ステップS162)。
サーバ200の通信部214は、PC100からIDとパスワードを受信すると(ステップS164)、認証部216は、顧客情報DB232を参照して、受信したIDとパスワードの組み合わせがあるか否かを判断する(ステップS166)。受信したIDとパスワードの組み合わせがなかった場合(ステップS166:No)、処理を終了する。この際、通信部214は、認証が失敗した旨をPC100に送信してもよい。一方、受信したIDとパスワードの組み合わせがあった場合(ステップS166:Yes)、通信部214は、認証が成功した旨をPC100に送信する(ステップS168)。
PC100の通信部118は、認証が成功した旨を受信すると(ステップS170)、入力受付部114は、調理師による所望の日付と所属する学校名の入力を受け付ける。そして、通信部118は、メニュー情報を要求するメニュー情報取得要求とともに、入力された日付と学校名をサーバ200に送信する(ステップS172)。
サーバ200の通信部214は、PC100からメニュー情報取得要求と日付と学校名とを受信する(ステップS174)。制御部212は、料理情報DB234から、受信した日付と学校名に対応するメニュー情報を取得し(ステップS176)、通信部214は、取得したメニュー情報をPC100に送信する(ステップS178)。
PC100の通信部118は、サーバ200からメニュー情報を受信すると(ステップS180)、調理師は、受信したメニュー情報を参照しながら給食を作る。給食を作ると、入力受付部114は、調理師による所属する学校名とクラスの入力を受け付ける。そして、通信部118は、摂取不可児童リストを要求する摂取不可児童リスト取得要求とともに、入力された学校名とクラスとをサーバ200に送信する(ステップS182)。
サーバ200の通信部214は、摂取不可児童リスト取得要求と学校名とクラスとを受信する(ステップS184)。制御部212は、アレルギー情報DB236から、受信した学校名とクラスに対応するアレルギー情報を取得する(ステップS186)。そして、リスト生成部218は、各料理に対する摂取不可児童リストを生成し、通信部214は、生成した摂取不可児童リストをPC100に送信する(ステップS188)。
PC100の通信部118は、サーバ200から摂取不可児童リストを受信する(ステップS190)そして、表示制御部112が先に受信したメニュー情報を表示すると、入力受付部114は、表示されたメニュー情報から料理の選択を受け付ける。そして、通信部118は、日付、学校名、クラス、および選択された料理に対応するメニュー情報と摂取不可児童リストを、料理が納められた容器に取り付けられる表示端末500に送信する(ステップS192)。
表示端末500の通信部512は、PC100から、日付、学校名、クラス、メニュー情報、および摂取不可児童リストを受信し、受信した日付等を記憶部530に保存する(ステップS194)。
次に、撮像部514は、表示端末500が取り付けられる容器に納められた料理を撮像して画像データを取得し、判断部516は、撮像した画像データと、記憶部530のメニュー情報に添付された画像データとを比較する(ステップS196)そして、判断部516は、両画像データが同一の料理を示しているか否かを判断する(ステップS198)。
同一の料理を示していない場合(ステップS198:No)、配膳不可である旨を表示部502に表示する(ステップS200)。一方、同一の料理を示している場合(ステップS198:Yes)、受信した各種情報(日付、学校名、クラス、メニュー情報、および摂取不可児童リスト)を表示部502に表示する(ステップS202)。
このように、実施の形態にかかる表示システムは、栄養士から送信された料理情報、および児童または児童の保護者から送信されたアレルギー情報を予めサーバ200に登録しておく。次に、調理師のPC100は、サーバ200から給食のメニュー情報を取得し、取得したメニュー情報を参照して調理師が給食を作る。給食を作った後、調理師のPC100は、サーバ200から給食に関するアレルギー情報が記載された摂取不可児童リストを受信して、受信した摂取不可児童リストやメニュー情報との各種情報を表示端末500に送信する。料理が納められた容器に取り付けられた表示端末500は、容器に納められた料理を撮像した画像データと受信したメニュー情報に添付された料理の画像データとを比較する。そして、両画像データが同一の料理を示している場合は、受信した各種情報を表示部502に表示する。これにより、表示対象物の容器に取り付けた端末に当該容器に納められた表示対象物の情報を正しく表示できるとともに、表示された情報を表示対象物の取得者等の関係者に周知することができる。すなわち、料理が正しく配膳されるとともに、当該料理を摂取できない児童(摂取不可児童)を関係者(配膳する児童や配膳される児童や周りの児童)に周知することができる。
次に、本実施の形態にかるPC100、300、400のハードウェア構成について説明する。図13は、実施の形態にかかるPCのハードウェア構成を示す説明図である。
実施の形態にかかるPCは、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access Memory)53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、HDD、CD(Compact Disc)ドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、各部を接続するバス61を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
実施の形態にかかるPCで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてコンピュータプログラムプロダクトとして提供される。
また、実施の形態にかかるPCで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施の形態にかかるPCで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、実施の形態にかかるPCで実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施の形態にかかるPCで実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU51(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。また、例えば、上述した各部の機能のうちの一部または全部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
(実施の形態の変形例1)
上述の実施の形態にかかる表示システムでは、各料理を納めた容器に取り付けられた表示端末500に、サーバ200から受信したメニュー情報や摂取不可児童リストを表示することで、料理を摂取できない児童を、配膳する児童や配膳される児童などの関係者に周知させるものであった。これに対し、別の形態として、児童が自己のIDを記憶させたICカードを所持し、カードリーダ(読取部)を備えた表示端末500にICカードをかざすことにより、摂取不可児童否かを判断して結果を表示する構成とした変形例1について説明する。
本変形例では、サーバ200からPC100に送信される摂取不可児童リストは、さらに児童のIDが追加されているものとする。また、表示端末500は、上述の実施の形態に加え、ICカードからIDを読み取る読取部を備える。そして、児童は、自己のIDを記憶させた非接触記憶媒体であるICカードを所持している。
図14は、実施の形態の変形例1にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。PC100によるIDとパスワードの送信から表示端末500による各種情報の保存までの処理(ステップS212〜ステップS244)の処理は、図12におけるステップS162〜ステップS194までと同様であるため、説明を省略する。
次に、児童の所持するICカードが表示端末500にかざされると、ICカードは、児童のIDを送信し(ステップS246)、表示端末500の読取部は、児童のIDを受信する(ステップS248)。
表示端末500は、受信した児童のIDが、PC100から受信した摂取不可児童リストにあるか否かを判断する(ステップS250)。IDが摂取不可児童リストにあると判断した場合(ステップS250:Yes)、表示端末500は、摂取不可である旨を表示部502に表示する(ステップS252)。一方、IDが摂取不可児童リストにないと判断した場合(ステップS250:No)、表示端末500は、摂取可能である旨を表示部502に表示する(ステップS254)。
このように、変形例1にかかる表示システムでは、児童のIDを記憶したICカードを料理の容器に取り付けられた表示端末に近づけると、表示端末がその料理を摂取可能であるか否かを表示する。このため、児童個々に摂取の可否を判断することができ、摂取不可児童を関係者に周知するとともに料理を誤って摂取不可児童に配膳されることを防止できる。
(実施の形態の変形例2)
また、別の形態として、児童のアレルギー情報を携帯端末に記憶しておき、メニュー情報を記憶した表示端末500に携帯端末をかざすことにより、メニュー情報にアレルギー情報の食材があるかを判断して結果を表示する構成とした変形例2について説明する。
本変形例では、表示端末500は、上述の実施の形態に加え、携帯端末からアレルギー情報を読み取る読取部を備えるものとする。そして、児童は、自己のアレルギー情報を記憶させた携帯端末を所持している。
図15は、実施の形態の変形例2にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。PC100によるIDとパスワードの送信からメニュー情報の受信までの処理(ステップS272〜ステップS290)の処理は、図12におけるステップS162〜ステップS180までと同様であるため、説明を省略する。
次に、PC100は、受信したメニュー情報を表示し、表示されたメニュー情報から料理の選択を受け付け、受け付けた料理に対応するメニュー情報を、料理が納められた容器に取り付けられた表示端末500に送信する(ステップS292)。表示端末500は、PC100からメニュー情報を受信して、記憶部130に保存する(ステップS294)。
一方、児童が所持する携帯端末には、予め児童のアレルギー情報の入力を受け付け、受け付けたアレルギー情報を記憶している(ステップS296)。そして、児童の所持する携帯端末が表示端末500にかざされると、携帯端末は、児童のアレルギー情報を表示端末500に送信し(ステップS298)、表示端末500の読取部は、児童のアレルギー情報を受信する(ステップS300)。
表示端末500は、携帯端末から受信したアレルギー情報にある食材が、PC100から受信したメニュー情報にあるか否かを判断する(ステップS302)。アレルギー情報にある食材がメニュー情報にあると判断した場合(ステップS302:Yes)、表示端末500は、摂取不可である旨を表示部502に表示する(ステップS304)。一方、アレルギー情報にある食材がメニュー情報にないと判断した場合(ステップS302:No)、表示端末500は、摂取可能である旨を表示部502に表示する(ステップS306)。
このように、変形例2にかかる表示システムは、アレルギー情報を記憶した携帯端末を料理の容器に取り付けられた表示端末に近づけると、表示端末がその料理にアレルギー情報にある食材があるか否かを判断して摂取可能か否かを表示する。このため、児童個々に摂取の可否を判断することができ、摂取不可児童を関係者に周知するとともに料理を誤って摂取不可児童に配膳されることを防止できる。
(実施の形態の変形例3)
また、別の形態として、児童のアレルギー情報を携帯端末に記憶しておき、メニュー情報の食材情報をPC100から受信することにより、アレルギー情報に受信した食材情報があるかを判断して結果を表示する構成とした変形例3について説明する。
本変形例では、サーバ200からPC100に送信されるメニュー情報の各料理にはメニューIDが追加されているものとする。また、表示端末500は、上述の実施の形態に加え、携帯端末からメニューID送信依頼を読み取る読取部を備える。そして、表示端末500は、メニューID送信依頼を読み取った場合、PC100から受信したメニュー情報に付随するメニューIDを携帯端末に送信する。また、児童は、自己のアレルギー情報を記憶させた携帯端末を所持している。
図16は、実施の形態の変形例3にかかる表示システムにおける各種情報の表示処理の流れを示すフローチャートである。PC100によるIDとパスワードの送信からメニュー情報の受信までの処理(ステップS322〜ステップS340)の処理は、図12におけるステップS162〜ステップS180までと同様であるため、説明を省略する。
次に、PC100は、受信したメニュー情報を表示し、表示されたメニュー情報から料理の選択を受け付け、受け付けた料理に対応するメニュー情報およびメニューIDを、料理が納められた容器に取り付けられた表示端末500に送信する(ステップS342)。表示端末500は、PC100からメニュー情報およびメニューIDを受信して、記憶部130に保存する(ステップS344)。そして、表示端末500は、受信したメニュー情報を表示部502に表示する。
一方、児童が所持する携帯端末には、予め児童のアレルギー情報の入力を受け付け、受け付けたアレルギー情報を記憶している(ステップS346)。そして、児童の所持する携帯端末が表示端末500にかざされると、携帯端末は、メニューIDの送信依頼を表示端末500に送信し(ステップS348)、表示端末500の読取部は、メニューIDの送信依頼を受信する(ステップS350)。
次に、表示端末500は、PC100から受信したメニューIDを携帯端末に送信し(ステップS352)、携帯端末はメニューIDを受信する(ステップS354)。その後、携帯端末は、受信したメニューIDをサーバ200に送信し(ステップS356)、サーバ200はメニューIDを受信する(ステップS358)。
サーバ200は、メニュー情報から受信したメニューIDに対応する料理の食材情報を取得し(ステップS360)、取得した食材情報を携帯端末に送信する(ステップS362)。
携帯端末は、サーバ200から食材情報を受信すると(ステップS364)、携帯端末は、受信した食材情報が記憶しているアレルギー情報にあるか否かを判断する(ステップS366)。食材情報がアレルギー情報にあると判断した場合(ステップS366:Yes)、携帯端末は、摂取不可である旨を表示する(ステップS368)。一方、食材情報がアレルギー情報にないと判断した場合(ステップS366:No)、携帯端末は、摂取可能である旨を表示する(ステップS370)。
このように、変形例3にかかる表示システムでは、アレルギー情報を記憶した携帯端末を料理の容器に取り付けられた表示端末に近づけると携帯端末にメニューIDが送信される。そして、携帯端末がメニューIDをサーバに送信して料理に使用されている食材情報を受信すると、その食材情報がアレルギー情報にあるか否かを判断して摂取可能か否かを表示する。このため、児童個々に摂取の可否を判断することができ、摂取不可児童を関係者に周知するとともに料理を誤って摂取不可児童に配膳されることを防止できる。
100、300、400 PC
102 表示部
104 入力部
112 表示制御部
114 入力受付部
116 制御部
118 通信部
130 記憶部
200 サーバ
212 制御部
214 通信部
216 認証部
218 リスト生成部
230 記憶部
232 顧客情報DB
234 料理情報DB
236 アレルギー情報DB
500 表示端末
502 表示部
504 取付部
506 カメラ
512 通信部
514 撮像部
516 判断部
518 表示制御部
530 記憶部
特開2006−65422号公報

Claims (7)

  1. 情報処理装置と、前記情報処理装置と接続された表示端末とを備えた表示システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    表示対象物の名称と前記表示対象物に使用される材料情報とを対応付けた対象物情報と、前記表示対象物の取得者に関連する関連情報と、を記憶する記憶部と、
    前記表示対象物の一部または全部の名称と前記材料情報とを対応付けた指定対象物情報を要求する第1取得要求と、前記指定対象物情報に含まれる前記表示対象物の名称と前記表示対象物を取得できない取得不可者とを対応付けた取得不可者情報を要求する第2取得要求と、を受信する受信部と、
    前記第2取得要求を受信した場合、前記指定対象物情報および前記関連情報から前記取得不可者情報を生成する生成部と、
    前記第1取得要求に応じて、前記対象物情報から取得した前記指定対象物情報を送信し、前記第2取得要求に応じて、生成した前記取得不可者情報を、前記表示端末に送信する送信部と、を備え、
    前記表示端末は、
    前記指定対象物情報に基づいて作成された前記表示対象物を納めた容器に、前記表示端末を取り付ける取付部と、
    前記指定対象物情報と前記取得不可者情報とを受信する通信部と、
    前記表示端末が前記容器に取り付けられた場合、前記容器に納められた前記表示対象物の前記取得不可者と前記指定対象物情報とを表示部に表示する表示制御部と、を備える表示システム。
  2. 前記表示端末は、
    前記容器に納められた前記表示対象物から、前記表示対象物に関する情報を取得する取得部と、
    取得した前記表示対象物に関する情報と、受信した前記指定対象物情報とを比較して、両者が同一の前記表示対象物を示しているか否かを判断する判断部と、をさらに備え、
    前記表示制御部は、同一の前記表示対象物を示している場合、前記容器に納められた前記表示対象物の前記取得不可者と前記指定対象物情報とを前記表示部に表示する、請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記対象物情報は、さらに、前記表示対象物の名称と前記表示対象物の画像とを対応付け、
    前記指定対象物情報は、さらに、前記表示対象物の一部または全部の名称と前記表示対象物の画像とを対応付け、
    前記取得部は、前記容器に納められた前記表示対象物を撮像する撮像部であって、
    前記判断部は、撮像された前記表示対象物の画像と、受信した前記指定対象物情報に含まれる前記表示対象物の画像とを比較して、同一の前記表示対象物を示しているか否かを判断する、請求項2に記載の表示システム。
  4. 前記記憶部は、料理の名称と前記料理に使用される食材情報とを対応付けた料理情報と、前記料理の摂取者に関連するアレルギー情報と、を記憶し、
    前記受信部は、料理情報の一部または全部の名称と前記食材情報とを対応付けたメニュー情報を要求するメニュー情報取得要求と、前記メニュー情報に含まれる料理の名称と当該料理を摂取できない摂取不可者とを対応付けた摂取不可者情報を要求する摂取不可者情報取得要求と、を受信し、
    前記生成部は、前記摂取不可者情報取得要求を受信した場合、前記メニュー情報およびアレルギー情報から、前記摂取不可者情報を生成し、
    前記送信部は、前記メニュー情報取得要求に応じて、前記料理情報から取得した前記メニュー情報を送信し、前記摂取不可者情報取得要求に応じて、生成した前記摂取不可者情報を、前記表示端末に送信し、
    前記取付部は、前記メニュー情報に基づいて作成された前記料理を納めた容器に、前記表示端末を取り付け、
    前記受信部は、前記摂取不可者情報と前記メニュー情報とを受信し、
    前記表示制御部は、前記表示端末が前記容器に取り付けられた場合、前記容器に納められた前記料理の前記摂取不可者と前記メニュー情報とを表示部に表示する、請求項1に記載の表示システム。
  5. 情報処理装置と、前記情報処理装置と接続された表示端末とを備えた表示システムで実行される表示方法において、
    前記情報処理装置は、
    表示対象物の名称と前記表示対象物に使用される材料情報とを対応付けた対象物情報と、前記表示対象物の取得者に関連する関連情報と、を記憶する記憶部を備え、
    前記表示対象物の一部または全部の名称と前記材料情報とを対応付けた指定対象物情報を要求する第1取得要求と、前記指定対象物情報に含まれる前記表示対象物の名称と前記表示対象物を取得できない取得不可者とを対応付けた取得不可者情報を要求する第2取得要求と、を受信する受信ステップと、
    前記第2取得要求を受信した場合、前記指定対象物情報および前記関連情報から前記取得不可者情報を生成する生成ステップと、
    前記第1取得要求に応じて、前記対象物情報から取得した前記指定対象物情報を送信し、前記第2取得要求に応じて、生成した前記取得不可者情報を、前記表示端末に送信する送信ステップと、を含み、
    前記表示端末は、
    前記指定対象物情報に基づいて作成された前記表示対象物を納めた容器に、前記表示端末を取り付ける取付部を備え、
    前記指定対象物情報と前記取得不可者情報とを受信する通信ステップと、
    前記表示端末が前記容器に取り付けられた場合、前記容器に納められた前記表示対象物の前記取得不可者と前記指定対象物情報とを表示部に表示する表示制御ステップと、を含む表示方法。
  6. 表示端末と接続された情報処理装置において、
    表示対象物の名称と前記表示対象物に使用される材料情報とを対応付けた対象物情報と、前記表示対象物の取得者に関連する関連情報と、を記憶する記憶部と、
    前記表示対象物の一部または全部の名称と前記材料情報とを対応付けた指定対象物情報を要求する第1取得要求と、前記指定対象物情報に含まれる前記表示対象物の名称と前記表示対象物を取得できない取得不可者とを対応付けた取得不可者情報を要求する第2取得要求と、を受信する受信部と、
    前記第2取得要求を受信した場合、前記指定対象物情報および前記関連情報から前記取得不可者情報を生成する生成部と、
    前記第1取得要求に応じて、前記対象物情報から取得した前記指定対象物情報を送信し、前記第2取得要求に応じて、生成した前記取得不可者情報を、前記表示端末に送信する送信部と、を備える情報処理装置。
  7. 表示対象物の名称と前記表示対象物に使用される材料情報とを対応付けた対象物情報と、前記表示対象物の取得者に関連する関連情報と、を記憶する記憶部を備え、表示端末と接続されたコンピュータに、
    前記表示対象物の一部または全部の名称と前記材料情報とを対応付けた指定対象物情報を要求する第1取得要求と、前記指定対象物情報に含まれる前記表示対象物の名称と前記表示対象物を取得できない取得不可者とを対応付けた取得不可者情報を要求する第2取得要求と、を受信する受信ステップと、
    前記第2取得要求を受信した場合、前記指定対象物情報および前記関連情報から前記取得不可者情報を生成する生成ステップと、
    前記第1取得要求に応じて、前記対象物情報から取得した前記指定対象物情報を送信し、前記第2取得要求に応じて、生成した前記取得不可者情報を、前記表示端末に送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
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