JP2016170131A - 放射性セシウムの除去方法及び除去装置 - Google Patents

放射性セシウムの除去方法及び除去装置 Download PDF

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【課題】反応促進剤として用いられる塩素源の取り扱いを容易にして安定して放射性セシウムを除去する方法を提供する。【解決手段】放射性セシウム除去装置1は、放射性セシウムで汚染された廃棄物Wと、酸化カルシウム源と、塩素源とを調合する原料調合装置2と、調合原料を加熱する加熱炉31と、加熱炉の排ガスGを冷却する冷却塔41と、冷却塔の排ガスG1から集塵する集塵機43と、原料調合装置2で調合される前の塩素源に酸化カルシウム源を添加する酸化カルシウム添加装置とを備え、さらに、集塵機43の排ガスG3に中和剤Nを添加する中和剤添加装置と、中和剤添加後の排ガスから集塵する第2集塵機44と、第2集塵機により回収されたダストを酸化カルシウム源添加装置に戻すルートとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、放射性セシウムを含有する廃棄物から放射性セシウムを除去する方法及び装置に関し、特に、反応促進剤として用いられる塩素源の取り扱いを容易にして安定して放射性セシウムを除去する方法等に関する。
放射性セシウムを含有する土壌や、焼却灰等の廃棄物に取り込まれた放射性セシウムを除去するため、例えば、特許文献1、2には、放射性セシウムで汚染された廃棄物を反応促進剤と共に加熱して廃棄物中の放射性セシウムを揮発させると共に、無害な焼成物を得て、焼成物を土工資材やセメントクリンカとして利用する技術が記載されている。
上記技術では、廃棄物中の放射性セシウムは、加熱炉で揮発して排ガスと共に排出され、さらに排ガスが冷却されることで固体化し、バグフィルター等で捕集される。これにより、放射性セシウムがバグフィルターダストとして高濃度に濃縮されて減容化が図られ、中間貯蔵又は最終処分の負担を軽減することができる。
特開2013−108782号公報 特許第5159971号公報
上記放射性セシウムの除去技術で反応促進剤として用いられる塩素源(CaCl2等)は、潮解性を有するため、これを単独で貯蔵したり、計量したり、貯槽等から排出することは容易ではない。そのため、湿気対策等が必要になり、塩素源を加熱炉へ供給するためのコストが増加したり、供給自体が不能になる虞があった。
そこで、本発明は、上記解決課題に鑑みてなされたものであって、放射性セシウムを除去する際に反応促進剤として用いられる塩素源の取り扱いを容易にし、安定して放射性セシウムを含有する廃棄物から放射性セシウムを除去することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、放射性セシウムの除去方法であって、放射性セシウムで汚染された廃棄物と、酸化カルシウム源と、塩素源とを調合し、該調合原料を加熱して前記廃棄物中の放射性セシウムを揮発させ、該加熱により生じたガスを冷却した後に集塵する放射性セシウムの除去方法において、前記調合前の塩素源に酸化カルシウム源を添加することを特徴とする。
本発明によれば、放射性セシウムを除去する際に反応促進剤として用いられる塩素源に酸化カルシウム源を添加するため、塩素源の潮解を抑制して取り扱いを容易にし、安定して放射性セシウムを含有する廃棄物から放射性セシウムを除去することができる。また、少量添加成分である塩素源の添加量調整が容易となる。
上記放射性セシウムの除去方法において、前記集塵後のガスに中和剤を添加し、該中和剤添加後のガスから集塵し、該集塵により回収されたダストを、前記調合前の塩素源に酸化カルシウム源として添加することができる。これにより、中和剤添加後のガスから集塵したダストを反応促進剤としての酸化カルシウム源や塩素源として、さらに潮解防止剤として再利用することができ、運転コストを低減することができる。
上記放射性セシウムの除去方法において、前記中和剤を、消石灰、生石灰、ドロマイト、軽焼ドロマイト及び水酸化ドロマイトからなる群から選択される一以上を含むものとすることができる。
また、前記調合原料を1200℃以上1550℃以下で加熱することができる。
さらに、前記調合原料を酸素分圧が3%以上の雰囲気下で加熱することができる。集塵により回収されたダストを放射性セシウムで汚染された廃棄物に添加した場合に、ダストに含まれる硫黄分が循環して排ガスのSOx濃度が漸増する虞があるが、酸素分圧が3%以上の雰囲気下で加熱することで、加熱工程での硫黄化合物の分解を抑制し、硫黄分の循環を抑制することができる。また、前記焼成物の酸化カルシウム濃度を50質量%以上とすることで、硫黄分が焼成物中に保持されたり、硫黄化合物として冷却後のダストとして集塵されるため、硫黄分の循環をより一層抑制することができる。
また、本発明は、放射性セシウムの除去装置であって、放射性セシウムで汚染された廃棄物と、酸化カルシウム源と、塩素源とを調合する原料調合装置と、該調合原料を加熱する加熱炉と、該加熱炉の排ガスを冷却する冷却塔と、該冷却塔の排ガスから集塵する集塵機と、前記原料調合装置で調合される前の塩素源に酸化カルシウム源を添加する酸化カルシウム源添加装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、放射性セシウムを除去する際に反応促進剤として用いられる塩素源に酸化カルシウム源を添加するため、塩素源の潮解を抑制して取り扱いを容易にし、安定して放射性セシウムを含有する廃棄物から放射性セシウムを除去することができる。
上記放射性セシウムの除去装置において、前記集塵機の排ガスに中和剤を添加する中和剤添加装置と、該中和剤添加後の排ガスから集塵する第2集塵機と、該第2集塵機により回収されたダストを前記酸化カルシウム源添加装置に戻すルートとを設けることができる。これにより、中和剤添加後のガスから集塵したダストを反応促進剤としての酸化カルシウム源や塩素源として、また潮解防止剤として再利用することができ、運転コストを低減することができる。さらに、第2集塵機で回収したダストを常に原料として戻すので、第1集塵機が故障した場合でも、第2集塵機により放射性セシウムを回収することができ、周辺環境への放射性セシウムの流出を回避する安全策となる。
以上のように、本発明によれば、放射性セシウムを除去する際に反応促進剤として用いられる塩素源の潮解を抑制して取り扱いを容易にし、安定して放射性セシウムを含有する廃棄物から放射性セシウムを除去することなどが可能となる。
本発明に係る放射性セシウムの除去装置の第1の実施形態を示す概略図である。 本発明に係る放射性セシウムの除去装置の第2の実施形態を示す概略図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明において、放射性セシウムとは、セシウムの放射性同位体であるセシウム134及びセシウム137である。
図1は、本発明に係る放射性セシウムの除去装置の第1の実施形態を示し、この除去装置1は、原料調合装置2と、焼成装置3と、排ガス処理装置4とで構成される。
原料調合装置2は、放射性セシウムで汚染された土壌や焼却灰等の廃棄物Wを貯留する貯槽21と、反応促進剤としての酸化カルシウム源(以下「CaO源」という。)を貯留する貯槽22と、反応促進剤としての塩素源(以下「Cl源」という。)を貯留する貯槽23と、貯槽21〜23に貯留される廃棄物W、CaO源及びCl源を引き出して調合する定量供給機(不図示)と、調合原料Mを貯留する貯槽24とを備える。
上記CaO源として石灰石粉、炭酸カルシウム、生石灰、消石灰、石灰石、ドロマイト、高炉スラグ等を含む物を用いることができる。また、Cl源としては、塩化カルシウム(CaCl2)、塩化カリウム(KCl)、塩化ナトリウム(NaCl)等があるが、このうちCaCl2は、効果的に放射性セシウムを除去できるので好ましい。
焼成装置3は、ロータリーキルン(加熱炉)31と、クリンカクーラ32とで構成され、ロータリーキルン31は、原料調合装置2からの調合原料Mが供給される投入口31aや、微粉炭等の化石燃料を噴出して調合原料Mを焼成するためのバーナ31bを備える。
排ガス処理装置4は、焼成装置3の後段に配置され、ロータリーキルン31から排出された排ガスGを冷却する冷却塔41と、冷却塔41の後段に配置されたサイクロン42、第1集塵機43、第2集塵機44と、両集塵機43、44によって濃縮セシウム塩等のダストが除去された排ガスG4を脱硝する脱硝装置45と、脱硝装置45の排ガスG5を系外へ排気する煙突46とで構成される。
冷却塔41は、ロータリーキルン31の排ガスGを冷却し、廃棄物Wから揮発した放射性セシウム等を固体状として回収するために備えられる。排ガスGの冷却は、冷却塔41の下端部に設置された散水装置41aから水を噴霧することにより行う。尚、この散水装置41aは、揮発した塩化セシウムを固体状として排ガスGに含まれるダストに付着させて回収し得る程度の機能を備えていればよい。水による冷却ではなく、冷却塔内に冷却空気を導入することによって冷却してもよく、水と冷却空気を併用してもよい。
分級機としてのサイクロン42は、高濃度の放射性セシウムを含む微粉を第1集塵機43で捕集し、カルシウムやシリカ成分を主体とする粗粉Cをロータリーキルン31に戻すために設けられる。
第1集塵機43は、サイクロン42の排ガスG2から、上述のようにして濃縮されたセシウム塩等を含むダストD1を集塵するために備えられ、バグフィルタ等が用いられる。
第2集塵機44は、セシウム塩等を除去した後の排ガスG3に含まれる酸性ガス等を除去するために設けられ、カルシウム成分を含んでいる中和剤Nを中和剤添加装置(不図示)から添加し、酸性ガス等を吸着したダストD2を回収する。この第2集塵機44にもバグフィルタ等が用いられる。
脱硝装置45は、第2集塵機44の排ガスG4にアンモニアガス(NH3)を注入してNOxを窒素に還元して無害化するために設けられる。
次に、上記構成を有する放射性セシウムの除去装置1の動作について、図1を参照しながら説明する。
原料調合装置2において、放射性セシウムで汚染された廃棄物Wと、反応促進剤としてのCaO源及びCl源を貯槽21〜23から引き出して調合して調合原料Mを得る。ここで、特にCaCl2に代表されるCl源は潮解性を有し、ハンドリング性が悪いため、タンク23においてCl源にCaO源を添加して希釈し、混合物をCl源とする。希釈割合は、CaOとCl2とをモル比で5倍以上、好ましくは10倍以上とする。また、Cl源を廃棄物Wに含まれる放射性セシウムに対して当量以上となるように調合する。
貯槽24から調合原料Mを投入口31aを介してロータリーキルン31に投入し、1200℃以上1550℃以下で焼成して焼成物Bを得る。この焼成物Bは、セメント混合材や土工資材として有効利用することができる。ここで、ロータリーキルン31内の酸素分圧を3%以上、好ましくは5%以上とする。これにより、ロータリーキルン31内での硫黄化合物の分解が抑制され、硫黄分の循環が抑制されるので、中和剤使用量の増加及びロータリーキルン31や冷却塔41へのコーチング付着量の増加を抑制することができる。
また、焼成物Bの酸化カルシウム濃度を50質量%以上となるように、上記調合及び焼成を行うことが好ましい。これにより、硫黄分が焼成物B中に保持されたり、後述する第1集塵機43において硫黄化合物として、排ガスG2のダストD1として集塵されるため、硫黄分の循環をより一層抑制することができる。
一方、調合原料Mの廃棄物Wに含まれていた放射性セシウムは、ロータリーキルン31内でCl源から生じた塩素と反応して塩化セシウムとなって揮発し、排ガスGに含まれた状態で冷却塔41へ導入される。
排ガスGは、冷却塔41において、散水装置41aから噴霧された水によって急激に冷却され、排ガスGに含まれていた塩化セシウムが固体状のセシウム塩となってダストの微粉に付着する。
冷却塔41の排ガスG1に含まれるダストの粗粉Cは、放射性セシウム濃度が低いため、サイクロン42で分級してロータリーキルン31に戻す。
セシウム塩を含有するサイクロン42からの排ガスG2は、第1集塵機43に導入され、固体状の濃縮セシウム塩を含むダストD1が回収される。回収したダストD1は、必要に応じて圧縮、水洗、吸着等により、さらに減容化処置をした後、コンクリート製の容器等に密閉して保管することができ、放射性セシウムを含む廃棄物を外部に漏洩させることなく減容化し、保管することができる。
一方、濃縮セシウム塩を回収した後の排ガスG3は、酸性ガス等の有害ガスが含まれているため、排ガスG3に中和剤Nを中和剤添加装置から添加した後、第2集塵機44によって、排ガスG3から酸性ガス等を吸着したダストD2を回収する。ここで、中和剤Nとして、消石灰、生石灰、ドロマイト、軽焼ドロマイト及び水酸化ドロマイトからなる群から選択される一以上を含むものを用いることができる。
第2集塵機44で集塵したダストD2は、消石灰、石膏、塩化カルシウムが主成分であるので、CaO源やCl源として原料調合装置2に戻して廃棄物Wに添加して再利用する。
第2集塵機44の排ガスG4にNOxが含まれている場合は、脱硝装置45で除去する。清浄化した排ガスG5は、煙突46を介して系外に排気する。
以上のように、本実施の形態によれば、Cl源にCaO源を添加することでCl源の潮解を抑制して取り扱いを容易にし、放射性セシウム除去装置1の安定運転を図ることができる。
尚、放射性セシウムで汚染された廃棄物Wとして、放射性セシウムで汚染された土壌、焼却灰を例示したが、これらの他に、伐採木、ごみ由来の溶融スラグ、下水汚泥、下水汚泥乾粉、浄水汚泥、建設汚泥、下水スラグ、貝殻、草木、がれき等の廃棄物であって放射性セシウムを含むものをすべてを対象とすることができ、これらの群に含まれる1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。さらに、放射性セシウムをほとんど含まない部分(土壌の場合には、砂や石)を予め取り除いて得られる、放射性セシウムが濃縮された中間処理物も、本発明における放射性セシウムで汚染された廃棄物Wに含まれる。
また、通常よりCa系中和剤の添加当量比が高い場合(5倍程度)や、比較的塩素源の使用量が少なく除染出来る場合や、硫黄分が多いためにガス中のSOx成分の割合が高い場合等には、第2集塵機44で集塵したダストD2のCaCl2含有量が10%以下と少なくなり、潮解性を有しない。そこで、図2に示した第2の実施形態に係る放射性セシウム除去装置11では、このダストD2を貯槽23のCl源に添加するCaO源として再利用している。また、第2集塵機44で回収されたダストD2は、未反応の中和剤Nを含むため、第1集塵機43の排ガスG3に添加する中和剤Nの一部として再利用することもできる。
1、11 放射性セシウム除去装置
2 原料調合装置
21〜24 貯槽
3 焼成装置
31 ロータリーキルン
31a 投入口
31b バーナ
32 クリンカクーラ
4 排ガス処理装置
41 冷却塔
41a 散水装置
42 サイクロン
43 第1集塵機
44 第2集塵機
45 脱硝装置
46 煙突
B 焼成物
C 粗粉
D1、D2 ダスト
G、G1〜G5 排ガス
M 調合原料
N 中和剤
W (放射性セシウムで汚染された)廃棄物

Claims (8)

  1. 放射性セシウムで汚染された廃棄物と、酸化カルシウム源と、塩素源とを調合し、
    該調合原料を加熱して前記廃棄物中の放射性セシウムを揮発させ、
    該加熱により生じたガスを冷却した後に集塵する放射性セシウムの除去方法において、
    前記調合前の塩素源に酸化カルシウム源を添加することを特徴とする放射性セシウムの除去方法。
  2. 前記集塵後のガスに中和剤を添加し、
    該中和剤添加後のガスから集塵し、
    該集塵により回収されたダストを、前記調合前の塩素源に酸化カルシウム源として添加することを特徴とする請求項1に記載の放射性セシウムの除去方法。
  3. 前記中和剤は、消石灰、生石灰、ドロマイト、軽焼ドロマイト及び水酸化ドロマイトからなる群から選択される一以上を含むものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射性セシウムの除去方法。
  4. 前記調合原料を1200℃以上1550℃以下で加熱することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の放射性セシウムの除去方法。
  5. 前記調合原料を酸素分圧が3%以上の雰囲気下で加熱することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放射性セシウムの除去方法。
  6. 前記調合原料の加熱の際に得られた焼成物の酸化カルシウム濃度を50質量%以上とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の放射性セシウムの除去方法。
  7. 放射性セシウムで汚染された廃棄物と、酸化カルシウム源と、塩素源とを調合する原料調合装置と、
    該調合原料を加熱する加熱炉と、
    該加熱炉の排ガスを冷却する冷却塔と、
    該冷却塔の排ガスから集塵する集塵機と、
    前記原料調合装置で調合される前の塩素源に酸化カルシウム源を添加する酸化カルシウム源添加装置とを備えることを特徴とする放射性セシウムの除去装置。
  8. 前記集塵機の排ガスに中和剤を添加する中和剤添加装置と、
    該中和剤添加後の排ガスから集塵する第2集塵機と、
    該第2集塵機により回収されたダストを前記酸化カルシウム源添加装置に戻すルートとを備えることを特徴とする請求項7に記載の放射性セシウムの除去装置。
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