JP2016169522A - 防水シートの設置方法 - Google Patents
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シャッターカーテン幅方向両端部がガイド溝に受け入れられ、前記シャッターカーテン下端が着床している建物開口部全閉状態のシャッター装置に防水シートを設置する方法において、
前記防水シートの幅方向両側の側方部位をそれぞれ側方押し込み要素を用いて当該側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込む工程と、
前記防水シートの下方部位を下方押し込み要素を用いて当該下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込む工程と、
を含む、防水シートの設置方法、である。
1つの態様では、前記防水シートは、前記シャッター装置の屋外側部位に設置される。
1つの態様では、前記側方部位の押し込み工程は、前記下方部位の押し込み工程よりも先に実行される。
側方押し込み要素、下方押し込み要素は共にゴム部材から形成できるので、鋼材に比べて軽量であり、可搬性、設置性に優れる。
前記側方部位の押し込み工程は、側方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの所定位置にあてがって前記側方部位を当該側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込むことを含む。
1つの態様では、前記側方部位の押し込み工程は、前記側方押し込み要素の下端をガイドレールの下端近傍に位置させて行われる。
前記第1側方押し込み要素は前記防水シートに固定されており、
前記第1側方部位の押し込み工程は、前記第2側方部位の押し込み工程よりも先に実行される。
1つの態様では、前記第1側方部位の押し込み工程は、前記第1側方押し込み要素の下端をガイドレールの下端近傍に位置させて行われる。
1つの態様では、前記第2側方部位の押し込み工程は、前記第2側方押し込み要素の下端をガイドレールの下端近傍に位置させて行われる。
前記第2側方部位の押し込み工程は、前記第2側方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの所定位置にあてがって前記第2側方部位を当該第2側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込むものである。
1つの態様では、前記防水シートの下方部位には、下方押し込み要素の位置決めのための参照マークが表示されており、
前記下方部位の押し込み工程は、下方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの下方部位の所定位置にあてがって前記下方部位を当該下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込むことを含む。
1つの態様では、前記下方部位の押し込み工程は、複数の下方押し込み要素を建物開口部の開口幅方向に亘って位置させて押し込むものである。
1つの態様では、前記複数の下方押し込み要素は、押し込まれた状態において、隣位の下方押し込み要素の端部同士が近接ないし当接している。
1つの態様では、建物開口部端部のガイドレールに隣接してシャッターカーテン下端と床面との間に押し込まれた下方押し込み要素を、前記ガイドレール側に押し付ける工程を含む。
1つの態様では、前記防水シートの下方部位には、少なくとも1つの、前記下方押し込み要素のセット位置のための参照マークが表示されており、
前記下方部位の押し込み工程は、前記下方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの下方部位の所定位置にあてがって当該下方部位の部分を当該下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込むものである。
前記下方部位の押し込み工程は、前記第1下方押し込み要素を前記位置決め参照マークにあてがって、前記下方部位の一側部位を当該第1下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込む工程を含む。
1つの態様では、シャッターカーテン下端と床面との間に押し込まれた前記第1下方押し込み要素を、開口幅方向一側のガイドレール側に押し付ける工程を含む。
1つの態様では、前記下方部位の押し込み工程は、前記第1下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込まれた防水シートの下方部位に隣接する部位を、第2下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込む工程を含む。
1つの態様では、前記防水シートの下方部位には、前記第1下方押し込み要素の位置決め参照マークに隣接して、前記第2下方押し込み要素の位置決め参照マークが表示されている。
1つの態様では、シャッターカーテン下端と床面との間に押し込まれた前記第2下方押し込み要素を、前記第1下方押し込み要素に押し付ける工程を含む。
前記側方押し込み要素を下方に押し込む工程を含む。
1つの態様では、前記側方押し込み要素の下端は床面に当接するまで押し込まれる。
シャッターカーテン幅方向両端部がガイド溝に受け入れられ、前記シャッターカーテン下端が着床している建物開口部全閉状態のシャッター装置に防水シートを設置する方法において、
前記防水シートの幅方向両側の側方部位をそれぞれ側方押し込み要素を用いて当該側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込む工程と、
前記防水シートの下方部位の少なくとも部分を、開口幅方向に亘って床面と密着させる工程と、
を含む、防水シートの設置方法、である。
後述する実施形態では、前記防水シートの下方部位の部分が、シャッターカーテン下端の座板下面と床面との間に挿入されているが、前記防水シートの下方部位が、座板上面から床面に亘って延びるものでもよい。後者の場合は、床面と密着した部分に開口幅方向に亘ってウェイトを載せることが望ましい。
図1は、全閉姿勢にあるシャッター装置の正面図、図2は、同シャッター装置の横断面図、図3は、同シャッターの部分縦断面図であって、シャッター装置は、建物開口部(開口幅寸法W)の幅方向左右に立設されたガイドレール1と、建物開口部を開閉するシャッターカーテン2と、シャッターカーテン2の上端が連結されており、当該シャッターカーテン2が巻き取られる巻取シャフト3と、建物開口部上方に設けられ、巻取シャフト3及び巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン2を収容するシャッターケース4と、を備えている。図示の態様では、シャッターカーテン2は、開口幅方向に延びる長尺状のスラット20を上下に互いに連結(本実施形態では、いわゆるインターロック結合)することで構成されており、下端には座板21が連結されている。座板21は、最下位のスラット20に連結された立ち上がり部210と、立ち上がり部210の下端で略水平状に延びる着床部211と、から断面視逆T形状を有している。
[B−1]概要
本実施形態では、建物開口部全閉状態のシャッター装置の屋外側の下方部位(想定最高水位+マージンαに対応し、床面FLから高さH)に、防水シート5を取り付けることで浸水防止構造ないし防水装置を構成する。防水シート5は、防水性を有する布から構成される。例えば、防水シート5は、表面がナイロン、裏面がポリウレタンからなるシートであり、ある程度の伸縮性を有する。防水シート5は、例えば、市場において入手可能な公知の防水シートから当業者において適宜選択され得る。図12、図16に示すように、防水シート5は、所定の縦幅、横幅を備えた横長方形状のシートであり、全閉姿勢にあるシャッターカーテン2の屋外側の下方部位に対して、シート幅方向の左右側部を、ガイド溝G内、具体的には、ガイド溝Gの屋外側縁部130とシャッターカーテン2のスラット20の屋外側面部200の幅方向端部との間に押し込み、シート下方部位をシャッターカーテン下端の座板21(着床部211)の下面と床面FLとの間に押し込むことで取り付けられる。こうすることで、設置状態において防水シート5は、全閉姿勢にあるシャッターカーテン2の床面FLから高さHの正面部位を覆うと共に、当該正面部位の左右側部と下端の三方の隙間を閉鎖する(図4、図21参照)。
側方押し込み要素7は、その挿入部によって、防水シート5の側方部位を、ガイド溝Gの屋外側縁部130とスラット20の屋外側面部200の端部との間に押し込む部材である。図8に示すように、側方押し込み要素7の挿入部は、第1面70と、第1面70に対して傾斜状に延びる第2面71と、からなり、先端から基端へ向かって漸次厚み(第1面70と第2面71間の距離)が増加するように構成されている。図示の態様では、挿入部の第2面71には、複数の小突起710が形成されている。小突起710は、第2面71上に先端から基端に向かって間隔を存して複数形成されており、各小突起710は、先端から基端に向かって傾斜状に突出している。
下方押し込み要素8は、その挿入部によって、防水シート5の下方部位を、シャッターカーテン下端の座板21(着床部211)の下面と床面FLとの間に押し込む部材である。図9に示すように、下方押し込み要素8の挿入部は、第1面80と、第1面80に対して傾斜状に延びる第2面81と、からなり、先端から基端へ向かって漸次厚み(第1面80と第2面81間の距離)が増加するように構成されている。幅方向両端部の側面83は、下方押し込み要素8の断面形状、すなわち、くさび形状を有している。
図10、図17に、切断前の防水シート6を示す。防水シート6は、所定の縦幅(防水シート5の縦幅と同じ)、横幅(想定される開口幅寸法よりも大きい)を備えた横長方形状のシートであり、防水シート6を、現場の開口幅寸法に適合する横幅寸法となるように裁断することで防水シート5を得る。図10に示す防水シート6は、例えば、縦幅600mm、横幅2600mmの横長方形であり、図17に示す防水シート6は、縦幅600mm、横幅4100mmの横長方形である。
図12を参照しつつ、現場で設置される防水シート5の構成について説明する。図12に示す防水シート5は、防水シート6を切断位置700(寸法線900)に沿って切断したものである。防水シート5は、大きく分けると、全閉姿勢にあるシャッターカーテン2の下方部位の屋外側正面部を覆う正面領域50(例えば、横幅(700+20)mm×高さ400mm)と、正面領域50の横幅方向の第1側に位置する第1側方領域51(例えば、横幅W1=200mm)と、正面領域50の横幅方向の第2側に位置する第2側方領域52(例えば、横幅W2=200mm)と、正面領域50の下方に位置する下方領域53(例えば、高さ200mm)と、からなる。
[B−6−1]全閉状態のシャッターカーテンの正面部位(床面から所定高さH)
全閉状態のシャッターカーテン2の屋外側の正面部位(床面FLから所定高さH、例えばH=400mm)は、屋外側から当該正面部位に対向ないし接近させて張設された正面領域50によって覆われる。なお、正面領域5の第1端部領域500の一部、第2端部領域501の一部はガイド溝G内に押し込まれている。
図5、図14に示すように、第1側方押し込み要素7によって防水シート5の横幅方向の側部位が、当該第1側方押し込み要素7の挿入部と共にガイド溝Gの屋外側縁部130とシャッターカーテン2のスラット20の屋外側面部200の端部との隙間に挿入された状態において、第1側方押し込み要素7の第1面70とシャッターカーテン2の屋外側面部(スラット20の屋外側面部200)との間に防水シート5の第1端部領域500が接触ないし密着し、防水シート5の第1側方部位(第1端部領域500+第1側方領域51)は、第1側方押し込み要素7の挿入部の先端で折り返されて第1側方領域51が第1側方押し込み要素7の第2面71に沿って延び、第1側方領域51の部分510が第1側方押し込み要素7の第2面71に接触ないし密着し、第1側方押し込み要素7の第2面71とガイド溝Gの屋外側縁部130との間に防水シート5の第1側方領域51の部分510が挟持され、第1側方領域51の部分511は、第1側方押し込み要素7の第2面71から離れるように曲がって、ガイド溝Gの屋外側縁部130から屋外側前辺13の外面に沿って延び、屋外側側辺10の外面の前端部位と弾性押圧片72との間に挟まれる。開口部全閉状態のシャッターカーテン2の屋外側に浸水した場合には、水圧によって弾性押圧片72が防水シート5の部分511をガイドレール1の屋外側外面に押し付けるため、防水シート5の第1側の余端部が捲れることがない。
図7、図15に示すように、下方押し込み要素8によって防水シート5の下方部位が、当該下方押し込み要素8の挿入部と共に座板21の着床部211の下面と床面FLとの間に挿入された状態において、下側領域53の上側部分530の上半部位が座板21の着床部211の屋外側上面に沿って延び、折り返された上側部分530の下半部位が、下方押し込み要素8の第2面81と着床部211の下面との間に挟持され、下方押し込み要素8の挿入部の先端で上側部分530と中間部分531が折れて、下方押し込み要素8の第1面80と床面FLとの間に中間部分531が接触ないし密着し、下側部分532が、床面FLに接触した状態で下方押し込み要素8の基端から屋外側に延びている。
図18〜図20を参照しつつ、補強部材9について説明する。補強部材9は、建物開口部全閉状態のシャッターカーテン2の屋内側に当該シャッターカーテン2の屋内側面部の下方部位に接近させて設置することで、浸水による屋外側からの水圧によるシャッターカーテン2の屋内側への変形に対抗する。補強部材9は、水平状の底面90と、底面90から垂直状に立ち上がる垂直面91と、側面92と、垂直面91に設けた緩衝材93と、からなる。緩衝材93は、例えば、EPDMゴム発泡体を主材とするものである。開口部全閉状態のシャッターカーテン2が屋外側から水圧を受けた時には、垂直面91がシャッターカーテン2の屋内側面部に当たってシャッターカーテン2の屋内側への膨出変形を防止する。建物開口部の屋内側の床面FLにおいて、補強部材9の設置位置には、予めアンカー(雌螺子S1)が埋め込まれている。補強部材9は、底面90に形成された長孔900をアンカーに合わせて雄螺子S2によってアンカーに固定することで、床面FL上に取り付けられる。補強部材9の設置は任意であって、開口幅寸法が小さい場合には補強部材9を設置しない場合もあり得る。また、開口幅寸法に応じて、1つあるいは複数の補強部材9を設置してもよい。図18(A)では、開口幅方向に間隔を存して平設した2つの補強部材9を示し、図18(B)では、開口幅方向の中央に設けた1つの補強部材9を示している。防水シート5の設置において、補強部材9の設置工程は、防水シート5の設置前でも設置後でもよい。
[C−0]事前工程
最初に、設置されているシャッター装置の開口幅寸法を測定する。具体的には、左右のガイドレール1間の内内寸法、すなわち開口幅寸法W(図1参照)を測定する。測定値に対応する長さとなるように防水シート6を裁断する。本実施形態では、防水シート6を、長さ「測定値+400mm」に裁断する。裁断の際には、寸法線を参照することができる。こうすることで、第1側方領域51(幅寸法200mm)+正面領域50(幅寸法W´)+第2側方領域52(幅寸法200mm)の防水シート5が得られる。図12に例示する防水シート5は、第1側方領域51(幅寸法W1=200mm)+中央領域50(幅寸法W´=700mm+10mm×2)+第2側方領域52(幅寸法W2=200mm)である。図16に例示する防水シート5は、第1側方領域51(幅寸法W1=200mm)+中央領域50(幅寸法W´=1000mm+10mm×2)+第2側方領域52(幅寸法W2=200mm)である。上記20mmは、第1端部領域500、第2端部領域501において、それぞれ第1側方押し込み要素7、第2側方押し込み要素7´と共にガイド溝G内に押し込まれる部分の幅寸法である。なお、切断位置は、厳格である必要はなく、図14に示すような状態で左右のガイド溝内に押込まれて左右端部を閉塞できる程度の幅寸法を備えた第1側方領域51、第2側方領域52が得られればよい。本実施形態において、第1側方押し込み要素7は予め防水シート5に固定されているので第1側方領域の幅寸法W1は決定されているが、第2側方領域52の幅寸法W2は、裁断後に結果として、例えば、180mmであっても220mmであってもよい。また、実際に第2側方押し込み要素7´を防水シート5に押し当てた時の、第2側方押し込み要素7´の側方(図では右側)に位置する領域(右側のガイド溝Gに押込まれる領域)の幅寸法は、実際の現場における第2側方押し込み要素7´のセット位置によって変動し得る。
防水シート5を開口部閉鎖状態のシャッターカーテン2の屋外側面部に沿って広げる。防水シート5の長さ方向(横幅方向)の第1側に固定されている第1側方押し込み要素7の下端をシャッター下端(座板21の立ち上がり部210の下端)に合わせ、第1側方領域51を第1側方押し込み要素7の第2面71側に折り返した状態で、第1側方押し込み要素7の挿入部と共にシャッターカーテン2(スラット20)の幅方向の第1側(図では正面視左側)の屋外側面部200とガイド溝Gの屋外側縁部130との隙間に押し込む。挿入時に、第1側方押し込み要素7の弾性押圧片72を、第2面71から離間する方向に湾曲変形させておく。
防水シート5の第2側(図では正面視右側)をシャッターカーテン2の屋外側面部に沿って水平に引き上げ、第2側方押し込み要素7´を防水シート5上のセット位置(マーキング位置あるいは所定の寸法線を目安とする)に合わせて第2面71を防水シート5に押し当て、押し当てた第2側方押し込み要素7´の下端をシャッター下端(座板21の立ち上がり部210の下端)に合わせ、第2側方領域52を第2側方押し込み要素7´の第2面71側に折り返した状態で、第2側方押し込み要素7´の挿入部と共にシャッターカーテン2(スラット20)の幅方向の第2側(図では正面視右側)の屋外側面部200とガイド溝Gの屋外側縁部130との隙間に押し込む。挿入時に、第2側方押し込み要素7´の弾性押圧片72を、第2面71から離間する方向に湾曲変形させておく。
下方押し込み要素8を用いて、防水シート5の下方部位をシャッターカーテン2の座板21(着床部211)の下面と床面FLとの間に押し入れる。下方押し込み要素8の長さ寸法は、開口幅寸法に対して短尺であり、複数本の下方押し込み要素8を建物開口部の開口幅方向に亘って位置させて押し込むものである。複数の下方押し込み要素8は、押し込まれた状態において、隣位の下方押し込み要素8の端部同士が近接ないし当接している。1つの態様では、開口幅方向の最も端(左端あるいは右端)に位置して押し込まれる下方押し込み要素8を最初に押し込み、押し込んだ下方押し込み要素8を同じ側のガイドレール1に押し付ける。1つの態様では、例えば、図24上図に示すように、7本の下方押し込み要素8を押し込む場合に、最左側の下方押し込み要素から右側に向かって順次押し込むが、最右側の下方押し込み要素を6番目に押し込んで、最後に最右側から2つめの下方押し込み要素を押し込んでもよい。あるいは、最右側の下方押し込み要素を2番目に押し込んでもよい。
第1側方押し込み要素7、第2側方押し込み要素7´を、下方に押し込んで、第1側方押し込み要素7の下端面740、第2側方押し込み要素7´の下端面(上下反転させて用いることで、第1側方押し込み要素7の上端面730)を、それぞれ床面FLに突き当てる。
このように全閉状態のシャッター装置の屋外側に防水シート5を設置することで防水装置が形成される(図21参照)。設置状態において防水シート5の正面領域50は、全閉姿勢にあるシャッターカーテン2の床面FLから所定の高さHの正面部位を覆うと共に、横幅方向一方の側方部位の部分が一方のガイドレール1のガイド溝G内に押し込まれ、横幅方向他方の側方部位の部分が他方のガイドレールのガイド溝内に押し込まれ、下方部位の部分が座板21下面と床面FLとの間に押し込まれて、全閉状態の建物開口部の左右側部と下端の三方の隙間を閉鎖する。
2 シャッターカーテン
20 スラット
21 座板
211 着床部
5 防水シート
50 正面領域
51 第1側方領域
52 第2側方領域
53 下方領域
7 側方押し込み要素
7A〜7C 第2側方押し込み要素の位置決め参照マーク
8A〜8F
8 下方押し込み要素
8A〜8F 下方押し込み要素の位置決め参照マーク
G ガイド溝
Claims (10)
- シャッターカーテン幅方向両端部がガイド溝に受け入れられ、前記シャッターカーテン下端が着床している建物開口部全閉状態のシャッター装置に防水シートを設置する方法において、
前記防水シートの幅方向両側の側方部位をそれぞれ側方押し込み要素を用いて当該側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込む工程と、
前記防水シートの下方部位を下方押し込み要素を用いて当該下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込む工程と、
を含む、防水シートの設置方法。 - 前記側方部位の押し込み工程は、前記下方部位の押し込み工程よりも先に実行される、
請求項1に記載の防水シートの設置方法。 - 前記防水シートには、側方押し込み要素の位置決めのための参照マークが表示されており、
前記側方部位の押し込み工程は、側方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの所定位置にあてがって前記側方部位を当該側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込むことを含む、
請求項1、2いずれか1項に記載の防水シートの設置方法。 - 前記側方部位の押し込み工程は、第1側方押し込み要素を用いて第1側方部位を押し込む工程と、第2側方押し込み要素を用いて第2側方部位を押し込む工程と、からなり、
前記第1側方押し込み要素は前記防水シートに固定されており、
前記第1側方部位の押し込み工程は、前記第2側方部位の押し込み工程よりも先に実行される、
請求項1〜3いずれか1項に記載の防水シートの設置方法。 - 前記防水シートには、前記第2側方押し込み要素の位置決めのための参照マークが表示されており、
前記第2側方部位の押し込み工程は、前記第2側方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの所定位置にあてがって前記第2側方部位を当該第2側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込むものである、
請求項4に記載の防水シートの設置方法。 - 前記防水シートの下方部位には、下方押し込み要素の位置決めのための参照マークが表示されており、
前記下方部位の押し込み工程は、下方押し込み要素を、前記参照マークを参照して防水シートの下方部位の所定位置にあてがって前記下方部位を当該下方押し込み要素と共にシャッターカーテン下端と床面との間に押し込むことを含む、
請求項1〜5いずれか1項に記載の防水シートの設置方法。 - 前記下方部位の押し込み工程は、複数の下方押し込み要素を建物開口部の開口幅方向に亘って位置させて押し込むものである、
請求項1〜6いずれか1項に記載の防水シートの設置方法。 - 建物開口部端部のガイドレールに隣接してシャッターカーテン下端と床面との間に押し込まれた下方押し込み要素を、前記ガイドレール側に押し付ける工程を含む、
請求項7に記載の防水シートの設置方法。 - 前記側方部位の押し込み工程及び前記下方部位の押し込み工程が実行された後において、
前記側方押し込み要素を下方に押し込む工程を含む、
請求項1〜8いずれか1項に記載の防水シートの設置方法。 - シャッターカーテン幅方向両端部がガイド溝に受け入れられ、前記シャッターカーテン下端が着床している建物開口部全閉状態のシャッター装置に防水シートを設置する方法において、
前記防水シートの幅方向両側の側方部位をそれぞれ側方押し込み要素を用いて当該側方押し込み要素と共にガイド溝に押し込む工程と、
前記防水シートの下方部位の少なくとも部分を、開口幅方向に亘って床面と密着させる工程と、
を含む、防水シートの設置方法。
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