JP2016168863A - Blower device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、送風装置に係り、たとえば、車両のキャビン内で天井部に設置されて使用されるものに関する。 The present invention relates to a blower device, for example, to a device used by being installed on a ceiling in a cabin of a vehicle.
従来、車両のキャビン内で天井部に設置されて使用される送風装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, an air blower that is used by being installed on a ceiling in a cabin of a vehicle is known (for example, see Patent Document 1).
従来の送風装置は、キャビン内の空気をケースの前面からケース内に吸引し、この吸引した空気を、ケースの後面や下面の空気吹出口からキャビン内に吹出している。 In a conventional blower, air in a cabin is sucked into the case from the front surface of the case, and the sucked air is blown into the cabin from an air outlet on the rear surface or lower surface of the case.
ところで、従来の送風装置では、ケース内に吸引した空気をキャビン内の前席には送風することができないという問題がある。さらには、ケース内に吸引した空気を吹出し方向を変えてキャビン内に吹出すことができないという問題がある。 By the way, in the conventional air blower, there exists a problem that the air suck | inhaled in the case cannot be ventilated to the front seat in a cabin. Furthermore, there is a problem that the air sucked into the case cannot be blown into the cabin by changing the blowing direction.
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ケーシング内に吸引した空気を吹出し方向を変えてキャビン内に吹出すことができる送風装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a blower device that can blow out air sucked into a casing into a cabin while changing the blowing direction.
本発明は、送風機構と、空気吸入口と、第1の空気吹出口と、第2の空気吹出口とを備え、前記送風機構の回転方向を切り換えることで、前記各空気吹出口のいずれか一方の空気吹出口から空気を吹き出すように構成されている送風装置である。 The present invention includes a blower mechanism, an air suction port, a first air blowout port, and a second air blowout port, and by switching the rotation direction of the blower mechanism, any one of the air blowout ports. It is an air blower configured to blow air from one air outlet.
本発明によれば、ケーシング内に吸引した空気を吹出し方向を変えてキャビン内に吹出すことができる送風装置を提供することができるという効果を奏する。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, there exists an effect that the air blower which can change the blowing direction and can blow in in the cabin the air suck | inhaled in the casing can be provided.
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る送風装置(サーキュレータ)1は、図1および図2で示すように、車両3のキャビン(搭乗者が乗り込む車室)5内で天井部7に設置されて使用されるものであり、ケーシング9と、送風機構(たとえば、クロスフローファン;ラジアルファン)11とを備えて構成されている。
[First embodiment]
A blower (circulator) 1 according to a first embodiment of the present invention is installed on a
クロスフローファン11は、図5で示すように、羽根13と、この羽根13を回転するためのアクチュエータ(たとえば、モータ)15とを備えて構成されている。
As shown in FIG. 5, the
ケーシング9には、図3〜図5で示すように、空気吸入口17と、第1の空気吹出口19と、第2の空気吹出口21とが設けられている。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
第1の空気吹出口19は、空気吸入口17とは別個に設けられており、第2の空気吹出口21は、空気吸入口17および第1の空気吹出口19とは別個に設けられている。
The
そして、送風装置1では、送風機構11の運転の態様(たとえば、クロスフローファンの羽根13の回転方向)を切り換えることで、各空気吹出口19,21のいずれか一方の空気吹出口から空気を吹き出すように構成されている。
And in the
すなわち、送風機構11の羽根13の回転方向を切り換えることで、空気吸入口17からケーシング9内に吸い込んだ空気を、第1の空気吹出口19から空気を吹き出し、もしくは、第2の空気吹出口21から吹き出すように構成されている。
That is, by switching the rotation direction of the
さらに説明すると、ケーシング9の内部には、羽根設置空間23と、吸入側空気流路25と、第1の吹出側空気流路27と、第2の吹出側空気流路29とが設けられている。
More specifically, inside the
羽根設置空間23は、クロスフローファン11を設置するためのケーシング9の内部空間である。吸入側空気流路25は、羽根設置空間23と空気吸入口17とをつないでいる空気の流路(ケーシング9の内部空間)であり、羽根設置空間23とは別個に設けられている。第2の吹出側空気流路29は、羽根設置空間23と第2の空気吹出口21とをつないでいる空気の流路(ケーシング9の内部空間)であり、吸入側空気流路25および第1の吹出側空気流路27とは別個に設けられている。
The
そして、クロスフローファン11の羽根13が一方の方向に回転することによって、空気吸入口17を通ってケーシング9の外部から吸入側空気流路25に空気が吸入され、この吸入された空気が、羽根設置空間23およびクロスフローファン11の羽根13と第1の吹出側空気流路27とを通って第1の空気吹出口19からケーシング9の外部へ吹出すようになっている。
Then, when the
一方、クロスフローファン11の羽根13が上記一方の方向とは逆方向に回転することによって、空気吸入口17を通ってケーシング9の外部から吸入側空気流路25に空気が吸入され、この吸入された空気が、羽根設置空間23およびクロスフローファン11の羽根13と第2の吹出側空気流路29と通って第2の空気吹出口21からケーシング9の外部へ吹出すようになっている。
On the other hand, when the
なお、クロスフローファン11の羽根13が一方の方向に回転しているときに、第1の空気吹出口19からのみ空気を吹き出すように構成されているが、第2の空気吹出口21からも若干量の空気が吹き出すように構成されていてもよい。さらに、クロスフローファン11の羽根13が一方の方向に回転しているときに、第1の空気吹出口19から吹き出す空気量が、第2の空気吹出口21から吹き出す空気量よりも多いように構成されていてもよい。
In addition, when the blade |
また、クロスフローファン11の羽根13が逆方向に回転しているときに、第2の空気吹出口21からのみ空気を吹き出すように構成されているが、第1の空気吹出口19からも若干量の空気が吹き出すように構成されていてもよい。さらに、クロスフローファン11の羽根13が逆方向に回転しているときに、第2の空気吹出口21から吹き出す空気量が、第1の空気吹出口19から吹き出す空気量よりも多いように構成されていてもよい。
Further, when the
なお、クロスフローファン11の羽根13の回転、停止、回転方向の切り換えは、図示しない操作スイッチを車両3の搭乗者が操作することで、図示しない制御部(CPUとメモリを備えて構成されている制御部)が行うようになっている。
Note that the rotation, stop, and switching of the rotation direction of the
第1の空気吹出口19は、ケーシング9の前側(車両3に設置されたときに車両3の前後方向と一致する送風装置1の前後方向における前側)に設けられていて、ケーシング9の前方に空気を吹き出すように構成されている。
The
第2の空気吹出口21は、ケーシング9の後側(車両3に設置されたときに車両3の前後方向と一致する送風装置1の前後方向における後側)に設けられていて、ケーシング9の後方に空気を吹き出すように構成されている。
The
そして、クロスフローファン11の羽根13の回転方向を変えることで、空気の吹き出し方向を、前後方向で切り換えることができるように構成されている。
And it is comprised so that the blowing direction of air can be switched by the front-back direction by changing the rotation direction of the blade |
さらに説明すると、クロスフローファン11の羽根13を一方向に回転することで、送風装置1の前側空気吹出口19から前方に空気を吹き出すことができ、クロスフローファン11の羽根13が逆方向に回転することで、送風装置1の後側空気吹出口21から後方に空気を吹き出すことができるようになっている。
More specifically, by rotating the
また、送風装置1では、図5、図6で示すように、前側空気吹出口19、後側空気吹出口21の少なくともいずれかが、横方向(幅方向;車両3に設置されたときに車両の幅方向と一致する送風装置の幅方向)で併設してある。
Further, in the
すなわち、前側空気吹出口19、後側空気吹出口21の少なくともいずれかが、複数設けられており、これらはお互いが隣接して横方向でならんでいる。
That is, at least one of the
たとえば、図5で示すように、前側空気吹出口19が、幅方向の外側(両端側)に設けられており(配設されており)、後側空気吹出口21が、幅方向で一対の前側空気吹出口19の間で一対の前側空気吹出口19に挟まれている(幅方向で前側空気吹出口19の内側に設けられている)。
For example, as shown in FIG. 5, the
なお、逆に、後側空気吹出口21が外側に配置され、前側空気吹出口19が後側空気吹出口21の間に配置されていてもよい。
Conversely, the
送風装置1では、図3、図4で示すように、空気吸入口17が、ケーシング9の下側(車両3に設置されたときに車両3の上下方向と一致する送風装置1の上下方向における下側)に設けられており、ケーシング9の下側から空気を吸入するように構成されている。
In the
また、送風装置1では、図5で示すように、クロスフローファン11の羽根13が、前側空気吹出口19用の部位31と、後側空気吹出口21用の部位33とを備えており、これらの各部位31,33が、幅方向で併設されている。
Moreover, in the
ここで、送風装置1について、図3〜図5等を参照して、さらに詳しく説明する。
Here, the
ケーシング9の外形は、概ね直方体状に形成されている。さらに詳細には、ケーシング9の外形は、四角柱状に形成されている。四角柱の断面(四角柱の高さ方向に対して直交する平面による断面)が等脚台形状になっており、等脚台形の斜面と上底との境の2つの角部は、円弧状に丸められている。
The outer shape of the
また、ケーシング9は、四角柱の高さ方向が車両3の幅方向と一致し、上記等脚台形の下底(長辺)が上方に位置し、上記等脚台形の上底(短辺)が下方に位置するようにして、車両3のキャビン5内で車両3の天井部7に設置されている。
Further, the
ケーシング9の内部には、円柱状の羽根設置空間23が設けられている。円柱状の羽根設置空間23は、この中心軸が車両3の幅方向(ケーシング9の四角柱の高さ方向;ケーシング9の幅方向)と一致して、上下方向および前後方向で、ケーシング9の中央部に位置している。ケーシング9の幅方向の両端は、所定の厚さの側壁部35で塞がれており、羽根設置空間23は、幅方向でもケーシング9の中央部に位置している。
A cylindrical
空気吸入口17は、ケーシング9の幅方向の中央部(一対の側壁部35の間)で、ケーシング9の下側(上述した断面の上底の部位)に設けられている。
The
また、空気吸入口17と羽根設置空間23とは、吸入側空気流路25でつながっている。吸入側空気流路25は、空気吸入口17と同様にして、ケーシング9の幅方向の中央部に設けられている。なお、幅方向で、空気吸入口17の寸法や位置および吸入側空気流路25の寸法や位置は、羽根設置空間23の寸法や位置と一致している。
The
前側空気吹出口19は、ケーシング9の幅方向における羽根設置空間23の両端部で、ケーシング9の前側(上記等脚台形状の断面の前側の円弧状の部位;前側の斜辺でもよい。)に設けられている。これにより、送風装置1では、斜め前下方に空気が吹き出されるようになっている。
The
また、前側空気吹出口19と羽根設置空間23とは、第1の吹出側空気流路27でつながっている。第1の吹出側空気流路27は、前側空気吹出口19と同様にして、羽根設置空間23の両端部に設けられている。なお、前側空気吹出口19がケーシング9の長手方向で羽根設置空間23の両端部に設けられているので、前側空気吹出口19は、車両3の幅方向で所定に間隔をあけて一対で設けられていることになる。第1の吹出側空気流路27も、前側空気吹出口19と同様にして一対で設けられている。
In addition, the
後側空気吹出口21は、ケーシング9の幅方向では、羽根設置空間23の中央部(一対の前側空気吹出口19の間)で、ケーシング9の後側(上記等脚台形状の断面の後側の円弧状の部位;後側に斜辺でもよい。)に設けられている。これにより、送風装置1では、斜め後下方に空気が吹き出されるようになっている。
In the width direction of the
また、後側空気吹出口21と羽根設置空間23とは、第1の吹出空気流路19と同形状の第2の吹出側空気流路29でつながっている。第2の吹出側空気流路29は、第2の空気吹出口21と同様にして、羽根設置空間23の中央部に設けられている。
In addition, the
なお、すでに理解されるように、一方の前側空気吹出口19と、後側空気吹出口21と、他方の前側空気吹出口21とは、ケーシング9の幅方向では、連続して上記順序でならんでいる。
As already understood, one
また、ケーシンング9は、たとえば、合成樹脂を成形することで形成されており、適宜肉抜きがされていることで、平板と曲板(たとえば、円弧状曲板;平面に円弧を描きこの円弧を上記平面に直交する方向に所定の距離だけ移動したときに上記円弧の軌跡で表される形状)とを適宜組み合わせた形状に形成されている。これにより、たとえば、側壁部35は、平板状の内側部位37と、平板状の外側部位39とを備えて構成されており、内側部位37と外側部位39との間には内部空間(羽根設置空間23や吸入側空気流路25や各吹出側空気流路27,29とは区画されている内部空間)41が形成されている。
The
クロスフローファン11の羽根13は、この外形が厚肉円筒状に形成されており、中心軸が羽根設置空間23の中心軸と一致するようにして、羽根設置空間23のほぼ総てを満たすようにして羽根設置空間23の内部に設けられており、ケーシング9に対して回転自在になっている。
The outer shape of the
また、クロスフローファン11の羽根13は、厚肉円筒の肉部に相当する部位に、細長い矩形な平板状の羽根構成部材43が複数枚設けられている。各羽根構成部材43は、この長手方向が、クロスフローファン11の羽根13の中心軸の延伸方向と一致し、この幅方向が羽根13の厚肉円筒の径方向と一致し、この厚さ方向が羽根13の厚肉円筒の周方向と一致するようにして、お互いが所定の間隔をあけて放射状に配置されている。したがって、羽根13の厚肉円筒の肉部に相当する部位では、羽根構成部材43の間に空気が通る空間(間隙)が形成されている。
In addition, the
また、上述した前側空気吹出口19用の部位31と、後側空気吹出口21用の部位33とは、羽根13の厚肉円筒の中心軸の延伸方向でお互いがつながり隣接している。
Further, the above-described
クロスフローファン11の羽根13を回転駆動するモータ15は、一方の側壁部35の内部空間41内に配置されている。
The
ところで、吸入側空気流路25は、この形状が、図3、図4で示すように、ケーシング9の幅方向で異なっている。すなわち、吸入側空気流路25は、ケーシング9の幅方向で、一方の外側部位45と、中央部位47と、他方の外側部位49とで構成されている。
By the way, the shape of the suction-side
各外側部位45,49の形状と、中央部位47の形状とはお互いが異なっている。また、一方の外側部位45は、ケーシング9の幅方向で、一方の前側空気吹出口19と同じところに位置しており、中央部位47は、ケーシング9の幅方向で後側空気吹出口21と同じところに位置しており、他方の外側部位49は、ケーシング9の幅方向で、他方の前側空気吹出口19と同じところに位置している。また、第1の吹出側空気流路27の形状と、第2の吹出側空気流路29の形状とはお互いが異なっている。
The shapes of the
これにより、クロスフローファン11の羽根13が所定の一方向に回転したときには、図4で示すように、空気吸入口17から吸入された空気が吸入側空気流路25(各部位45,49)と、羽根13と、一対の第1の吹出側空気流路27とを通り、一対の前側空気吹出口19から送風装置1の前方に吹出されるようになっている。このとき、吸入側空気流路25(各部位45,47,49)や第1の吹出側空気流路27や第2の吹出側空気流路29の形状を適宜なものにしてあることで、後側空気吹出口21からの空気の吹き出しは、無いかもしくは僅かになっている。
Thus, when the
一方、クロスフローファン11の羽根13が所定の一方向とは逆方向に回転したときには、図3で示すように、空気吸入口17から吸入された空気が吸入側空気流路25と、羽根13と、第2の吹出側空気流路29とを通り、後側空気吹出口21から送風装置1の後方に吹出されるようになっている。このときも、吸入側空気流路25(各部位45,47,49)や第1の吹出側空気流路27や第2の吹出側空気流路29の形状を適宜なものにしてあることで、前側空気吹出口19からの空気の吹き出しは、無いがもしくは僅かになっている。
On the other hand, when the
次に、送風装置1の動作を説明する。
Next, the operation of the
図3で示すように、クロスフローファン11の羽根13が、矢印A1で示す方向に回転すると、矢印A2(図1も参照)で示すように空気吸入口17から空気が吸入され、この吸入された空気が、矢印A3(図1、図5も参照)で示すように後側空気吹出口21から吹出す。
As shown in FIG. 3, when the
一方、図4で示すように、クロスフローファン11の羽根13が、矢印A4で示す方向に回転すると、矢印A5で示すように空気吸入口17から空気が吸入され、この吸入された空気が、矢印A6(図1、図5も参照)で示すように前側空気吹出口19から吹出す。
On the other hand, as shown in FIG. 4, when the
送風装置1によれば、クロスフローファン11と、空気吸入口17と、第1の空気吹出口19と、第2の空気吹出口21とを備え、クロスフローファン11の回転方向を切り換えることで、各空気吹出口19,21のいずれか一方の空気吹出口から空気を吹き出すように構成されているので、構成を煩雑にすることなく、ケーシング9内に吸引した空気を吹出し方向を変えてキャビン5内に吹出すことができる。
According to the
また、送風装置1によれば、第1の空気吹出口19がケーシング9の前側に設けられていてケーシング9の前方に空気を吹き出すように構成されており、第2の空気吹出口21がケーシング9の後側に設けられていてケーシング9の後方に空気を吹き出すように構成されているので、ケースシング9内に吸引した空気をキャビン5内の前席や後席に送風することができ、HVAC(空調装置)の出力を低減しつつ、車両3の運転者や搭乗者が不快を感じるケースが減少する。また、クールダウン時等に、前席に送風すれば、運転者が速冷感を得ることができる。
Moreover, according to the
また、送風装置1によれば、前側空気吹出口19、後側空気吹出口21の少なくともいずれかを、車両3の幅方向で併設してあるので、キャビン5内の左右両側に空気を吹出し供給することができ、車両3の運転者や搭乗者が不快を感じるケースが一層減少する。
Further, according to the
また、送風装置1によれば、空気吸入口17が、ケーシング9の下側に設けられているので、前側空気吹出口19や後側空気吹出口21を設けるスペースを確保しやすくなる。
Moreover, according to the
また、送風装置1によれば、前側空気吹出口19を、幅方向の外側(両端側)に設けてあり、後側空気吹出口21を、幅方向で前側空気吹出口19の間に設けてあるので、通常の搭乗者が乗る機会が多い前席に、優先的に空気を吹出すことができる。
Moreover, according to the
ところで、上記説明では、横方向の端部のそれぞれに一対の前側空気吹出口19を設け、一対の前側空気吹出口19の間に後側空気吹出口21を設けてあるが、前側空気吹出口19と後側空気吹出口21とを、各々互い違いに複数個所に、たとえば、横方向にならべて設けてもよい。
By the way, in the above description, a pair of
たとえば、図6で示すように、横方向の端部のそれぞれに一対の後側空気吹出口21を設け、これらの一対の後側空気吹出口21内側に一対の前側空気吹出口19を設け、これらの一対の前側空気吹出口19の内側に後側空気吹出口21を設けてもよいし、上述した各ケースにおいて、前側空気吹出口19と後側空気吹出口21とを入れ替えてもよい。
For example, as shown in FIG. 6, a pair of
前側空気吹出口19と後側空気吹出口21とを、各々互い違いに複数個所に設けることで、クロスフローファン11の羽根13の回転方向を適宜切り換えることでキャビン5内の空気を効率良く撹拌し循環させることができる。
By providing the
また、上記説明では、送風機構11としてクロスフローファンを採用しているが、図7、図8で示すように、送風機構11としてラジアルファンを採用してもよい。なお、ラジアルファン11では、羽根構成部材43が円弧状に曲がった板状になっており、図7で示す円弧状の羽根構成部材43の向きに対して、図8で示す円弧状の羽根構成部材43の向きが逆になっている。
In the above description, a cross flow fan is employed as the
ラジアルファン11を採用することで、各空気吹出口19,21のいずれか一方の空気吹出口のみから空気を吹き出す構成を一層容易に得ることができる。
By adopting the
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る送風装置1aは、空気吸入口17の一部が、本発明の第1の実施形態に係る送風装置1とは異なっている点を除いては、本発明の第1の実施形態に係る送風装置1とほぼ同様に構成されており、ほぼ同様の効果を奏し、ほぼ同様に変形させることができる。
[Second Embodiment]
The
本発明の第2の実施形態に係る送風装置1aでは、送風装置1と同様に、前側空気吹出口19から吹き出す空気を吸入する空気吸入口17が、ケーシング9の下側(車両3に設置されたときに車両3の上下方向と一致する送風装置1の上下方向における下側)に設けられていて、ケーシング9の下側から空気を吸入するように構成されている。
In the
一方、本発明の第2の実施形態に係る送風装置1aでは、後側空気吹出口21から吹き出す空気を吸入する空気吸入口17が、図9、図10で示すように、ケーシング9の前側に設けられていて、ケーシング9の前側から空気を吸入するように構成されている。
On the other hand, in the
送風装置1aによれば、前側空気吹出口19から吹き出す空気を吸入する空気吸入口17が、ケーシング9の下側に設けられており、後側空気吹出口21から吹き出す空気を吸入する空気吸入口17が、ケーシング9の前側に設けられているので、送風機構11の羽根13の回転方向を適宜切り換えることでキャビン5内の空気を、効率良く循環させることができる。
According to the
なお、送風装置1aにおいて、前側空気吹出口19から吹き出す空気を吸入する空気吸入口が、ケーシング9の後側に設けられていてもよいし、後側空気吹出口21から吹き出す空気を吸入する空気吸入口が、ケーシング9の下側に設けられていて、送風装置1とは異なる態様でケーシング9の前側から空気を吸入するように構成されていてもよい。
In the
1,1a 送風装置
11 送風機構
17 空気吸入口
19 第1の空気吹出口(前側空気吹出口)
21 第2の空気吹出口(後側空気吹出口)
31 第1の空気吹出口用の部位
33 第2の空気吹出口用の部位
A1,A4 回転方向
1,
21 Second air outlet (rear air outlet)
31 Part for the
Claims (9)
前記送風機構の回転方向を切り換えることで、
前記各空気吹出口のいずれか一方の空気吹出口から空気を吹き出すように構成されていることを特徴とする送風装置。 A blower mechanism, an air inlet, a first air outlet, and a second air outlet;
By switching the rotation direction of the blower mechanism,
A blower characterized in that air is blown out from one of the air outlets.
前記第1の空気吹出口は車両前後方向前方側に向けて設けられており、前記第2の空気吹出口は車両前後方向後方側に向けて設けられていることを特徴とする送風装置。 The blower device according to claim 1,
The air blower characterized in that the first air outlet is provided toward the front side in the vehicle front-rear direction, and the second air outlet is provided toward the rear side in the vehicle front-rear direction.
前記第1の空気吹出口、前記第2の空気吹出口の少なくともいずれかを、車両車幅方向で併設してあることを特徴とする送風装置。 In the air blower according to claim 1 or 2,
An air blower characterized in that at least one of the first air outlet and the second air outlet is provided in the vehicle width direction.
前記空気吸入口が、車両上下方向下方側に設けられていることを特徴とする送風装置。 In the air blower according to any one of claims 1 to 3,
The air blower characterized in that the air suction port is provided on the vehicle vertical direction lower side.
前記第1の空気吹出口から吹き出す空気を吸入する空気吸入口は、車両上下方向下方側に設けられており、前記第2の空気吹出口から吹き出す空気を吸入する空気吸入口は、車両前後方向前方側に設けられていることを特徴とする送風装置。 In the air blower of Claim 2 or Claim 3,
The air suction port for sucking air blown from the first air blower outlet is provided on the vehicle vertical direction lower side, and the air suction port for sucking air blown from the second air blower outlet is the vehicle front-rear direction. A blower device provided on the front side.
前記第1の空気吹出口を、車両車幅方向の外側に設けてあり、前記第2の空気吹出口を、車両車幅方向で前記第1の空気吹出口の間に設けてあることを特徴とする送風装置。 In the air blower of any one of Claims 1-5,
The first air outlet is provided outside the vehicle width direction, and the second air outlet is provided between the first air outlets in the vehicle width direction. The blower.
前記第1の空気吹出口と前記第2の空気吹出口とを、各々互い違いに複数個所に設けたことを特徴とする送風装置。 In the air blower of any one of Claims 1-5,
An air blower characterized in that the first air outlet and the second air outlet are alternately provided at a plurality of locations.
前記送風機構は、クロスフローファンもしくはラジアルフアンであることを特徴とする送風装置。 In the air blower according to any one of claims 1 to 7,
The blower device, wherein the blower mechanism is a cross flow fan or a radial fan.
前記送風機構は、クロスフローファンであり、第1の空気吹出口用の部位と前記第2の空気吹出口用の部位とが、車両車幅方向で併設してあることを特徴とする送風装置。 In the air blower according to any one of claims 1 to 7,
The blower mechanism is a cross flow fan, and a part for a first air outlet and a part for the second air outlet are provided side by side in the vehicle width direction. .
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JPWO2020012525A1 (en) * | 2018-07-09 | 2020-12-17 | 三菱電機株式会社 | Indoor unit of air conditioner |
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