JP2016167197A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Seiji Shiraishi
誠二 白石
継泰 豊岡
Tsugiyasu Toyooka
継泰 豊岡
祐樹 山田
Yuki Yamada
祐樹 山田
檜山 聡
Satoshi Hiyama
聡 檜山
陽子 清水
Yoko Shimizu
陽子 清水
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Abstract

【課題】皮膚上の塗布物に処置を施すタイミングを通知する場合に、そのタイミングを皮膚の状態にあったものにすること。【解決手段】分泌量測定部112は、ユーザの皮膚からの分泌物である皮脂の分泌量を測定する。第1取得部111は、ユーザの皮膚からの分泌物の量の測定結果を分泌量測定部112から取得する。算出部113は、第1取得部111が取得した測定結果に基づき塗布物の劣化度を表す指標を算出する。通知部115は、第1取得部111により取得された測定結果に基づいて、ユーザの皮膚に塗布されている塗布物に再塗布の処置を施すべき処置タイミングを通知する。例えば、通知部115は、算出部113により算出された指標が閾値を超えたときを処置タイミングとして通知する。【選択図】図2

Description

本発明は、皮膚に塗布する塗布物を有効に使用するための技術に関する。
皮膚に塗布する塗布物を有効に使用するための技術が知られている。例えば特許文献1には、予め設定された又は算出された日焼け防止対策時間(日焼け止めクリームが剥落すると予測される時間)の計測が開始されてからその日焼け防止対策時間が経過したときに、日焼けの予防処置を促す報知を行うことが記載されている。
特開2012−78341号公報
特許文献1の技術では、上記報知が行われると、日焼け止めクリームが剥落して日焼け止めの効果が薄まると予測された時刻になったことが分かる。そこで、ユーザは日焼け止めクリームを再度塗るという処置を行って日焼けの予防を図ることになる。しかし、この技術では、ユーザの皮膚の実際の状態にかかわらず日焼け防止対策時間が経過したときに報知が行われる。そのため、報知されたときには日焼けが進み過ぎていたり予防処置を行うほど日焼けが進んでいなかったりすることが起こり得る。
そこで、本発明は、皮膚上の塗布物に処置を施すタイミングを通知する場合に、そのタイミングを皮膚の状態にあったものにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザの皮膚からの分泌物の量の測定結果を取得する第1取得部と、取得された前記測定結果に基づいて、前記ユーザの皮膚に塗布されている塗布物に再塗布又は剥離のいずれかの処置を施すべきタイミングを通知する通知部とを備える情報処理装置を提供する。
また、前記通知部は、前記ユーザのスケジュールを参照し、当該スケジュールの空き時間に含まれる前記タイミングを通知してもよい。
さらに、気温、湿度、雨量及び紫外線量のうちの1以上の測定結果を取得する第2取得部を備え、前記通知部は、前記第1取得部が取得した測定結果と前記第2取得部が取得した測定結果とに基づいて前記タイミングを通知してもよい。
また、前記ユーザが前記塗布物を塗布したことを検知する検知部と、前記検知部の検知結果に基づいて、前記ユーザが前記塗布物を塗布する間隔又は時期を推定する推定部とを備え、前記通知部は、前記推定部が推定した間隔又は時期と前記第1取得部が取得した測定結果とに基づいて、前記塗布物を再塗布する処置を施すべき前記タイミングを通知してもよい。
さらに、前記第1取得部が取得した測定結果に基づき前記塗布物の劣化度を表す指標を算出する算出部を有し、前記通知部は、所定の状況に応じて決定される閾値と前記指標との関係が条件を満たしたとき又は当該条件が満たされると予想される時期を前記タイミングとして通知してもよい。
また、前記状況は、前記ユーザのスケジュールで予定されているイベントであってもよい。
さらに、前記状況は、前記塗布物の種類又は前記塗布物の状態であってもよい。
また、前記状況は、前記ユーザの属性であってもよい。
さらに、前記状況は、前記ユーザの位置であってもよい。
また、本発明は、コンピュータを、ユーザの皮膚からの分泌物の量の測定結果を取得する第1取得部と、取得された前記測定結果に基づいて、前記ユーザの皮膚に塗布されている塗布物に再塗布又は剥離のいずれかの処置を施すべきタイミングを通知する通知部として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、皮膚上の塗布物に処置を施すタイミングを通知する場合に、そのタイミングを皮膚の状態にあったものにすることができる。
実施例に係るウェアラブル端末のハードウェア構成を表す図 ウェアラブル端末において実現される機能構成を表す図 測定されるpHの時間変化の一例を表す図 劣化度の指標と分泌量の積算値との関係の一例を表す図 劣化度の指標の時間変化の一例を表す図 表示された通知情報の一例を表す図 処置タイミングが通知されるまでの動作手順の一例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 変形例で表示される通知情報の一例を表す図 変形例の通知システムの構成の一例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 表示される入力画像の一例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 変形例で通知される処置タイミングの例を表す図 変形例で通知される処置タイミングの別の一例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 5日間の検知時刻の一例を表す図 変形例で通知される処置タイミングの例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 変更テーブルの一例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 状況テーブルの一例を表す図 状況テーブルの別の一例を表す図 状況テーブルの別の一例を表す図 状況テーブルの別の一例を表す図 状況テーブルの別の一例を表す図
[1]実施例
本発明は、化粧品や日焼け止め(クリームやスプレーなど)、制汗剤、薬品(塗り薬など)、虫よけスプレー、香水、ボディペイントなど、皮膚に塗布する塗布物を有効に使用するためのものである。これらの塗布物は、見栄えの向上や快適さの向上、治療、虫刺されや火傷の予防などの効果を得るために皮膚に塗布される。なお、虫よけシールやタトゥーシールなどは皮膚に貼り付けられるものであるが、それぞれに目的とする効果を得るために皮膚上に固定されるという点では共通しているので、これらを塗布物に含めるものとする。以下では、そのような本発明の一実施例について説明する。
図1は実施例に係るウェアラブル端末10のハードウェア構成を表す。ウェアラブル端末10は、塗布物を有効に使用するための処理を行う情報処理装置である。ウェアラブル端末10は、ユーザが身につけて持ち運ぶことができ、例えば眼鏡の形をしていてユーザの頭に装着される。ウェアラブル端末10は、コンピュータでもあり、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、出力部14と、センサ部15とを備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備え、CPUが、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各部の動作を制御する。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出してCPUに通知する。記憶部12は、例えば不揮発メモリであり、各種プログラムやデータを記憶する。操作部13はユーザの操作を受け付ける。ウェアラブル端末10は眼鏡型なので、操作部13は、例えば、レンズ以外の部分に設けられた操作子を有し、その操作子に対する操作を受け付ける。なお、これ以外にも、操作部13は、例えばマイクロフォンを有して音声による操作を受け付けたり、画像を撮影する撮像部を有してユーザのジェスチャによる操作を受け付けたりしてもよい。
出力部14は例えば画像を出力する。本実施例では、出力部14は、画像を投影するプロジェクタ、投影された画像を映しつつ背景を透過する表示面及び投影された画像を表示面まで導く光学系等を備え、画像を表示面に表示する。センサ部15は、ウェアラブル端末10が装着された場合にユーザの頭部の皮膚に接触する位置に設けられており、本実施例では、皮膚の表面のpH(potential Hydrogen)を測定する。センサ部15は、測定した結果を示す測定結果データを制御部11に供給する。
ウェアラブル端末10には、塗布物を有効に使用するためのアプリケーションプログラムが記憶されており、ユーザの操作により制御部11がプログラムを実行することで、図2に表す機能が実現される。
図2はウェアラブル端末10において実現される機能構成を表す。ウェアラブル端末10においては、第1取得部111と、分泌量測定部112と、算出部113と、基準時刻決定部114と、通知部115とに相当する機能が実現される。
第1取得部111は、ユーザの皮膚からの分泌物の量の測定結果を取得する。分泌物とは、皮脂や汗など、皮膚から分泌される物質で、その中にはけがをした際に流れ出す血液なども含まれる。第1取得部111は、本実施例では皮脂の分泌量の測定結果を取得し、取得した測定結果を算出部113に供給する。第1取得部111は、例えば、単位時間当たりの分泌量の測定結果を分泌量測定部112から取得する。単位時間としては、例えば前述した塗布物を有効に使用するための処理が行われる時間間隔が用いられる。
分泌量測定部112は、ユーザの皮膚から分泌される分泌物(本実施例では皮脂)の量を測定し、その測定結果を第1取得部111に供給する。分泌量測定部112は、本実施例では、上述した皮膚の表面のpHの値の単位時間当たりの変化量を、分泌量を表す値として測定する。個人差はあるものの、健康な皮膚の表面で測定されるpHは4.5〜6.0程度(弱酸性)であり、これは皮脂のpHである。塗布物を塗布すると、塗布物と皮脂のpHが同一でない限り測定されるpHが変化する。そのあと、塗布物が剥落して薄くなったり、ひび割れたり、皮脂が塗布物と混ざり合ったりすると、皮脂が塗布物の表面に現れるようになる。すると、塗布物の塗布により変化したpHが元の値に戻るように変化する。
図3は測定されるpHの時間変化の一例を表す。図3では、縦軸が皮膚表面のpHを示し、横軸が時刻を示す折れ線グラフにおいて、折れ線Q1、Q2及びQ3が3通りの時間変化を表している。この例では、時刻ta1までは素肌の状態であり、時刻ta1からta2にかけて塗布物が塗布された場合が表されている。いずれの折れ線も、時刻ta1まではpHがP1であり、時刻ta1からta2にかけてpHがP1からP2に(アルカリ性側に)変化している(時刻ta2までは各折れ線が重なっている)。時刻ta2以降は、いずれの折れ線も、pHがP2から元の値であるP1に向けて徐々に変化している。
このpHが元の値に戻る変化は、皮脂の分泌量が多いほど大きくなる。従って、時刻ta2以降の変化が最も小さい折れ線Q1は皮脂の分泌量が最も少ない場合を、時刻ta2以降の変化が最も大きい折れ線Q3は皮脂の分泌量が最も多い場合を、折れ線Q2は皮脂の分泌量がこれらの中間である場合を表している。このように、各折れ線の時刻ta2以降の傾きは皮脂の分泌量と相関関係がある。この相関関係を利用して、分泌量測定部112は、この傾き、すなわち単位時間当たりのpHの変化量を、分泌量を表す値として測定する。
算出部113は、第1取得部111が取得した測定結果に基づき塗布物の劣化度(劣化の度合い)を表す指標を算出する。塗布物は、皮膚からの分泌物によって劣化することがある。ここでいう劣化とは、塗布物が達成する効果が小さくなる(場合によっては逆効果になる)ことをいう。化粧品であれば、いわゆる化粧落ちをすると肌の見栄えが悪くなり、肌の見栄えを良くするという効果が小さくなる。これ以外にも、保湿や紫外線予防、肌老化予防などの効果についても同様に化粧落ちによって小さくなる。
化粧落ちとは、例えば、前述したように分泌された皮脂が化粧の表面に現れたり、皮脂や汗などと混ざり合って色合いが変化したり、皮脂によって皮膚から浮いて剥落や起伏が生じたりする事象をいう。日焼け止めや制汗剤などの他の塗布物も、これらの事象が生じると、達成する効果(日焼け止めや制汗など)が小さくなる(すなわち劣化する)。これらの劣化度は次のように測定可能である。
例えば化粧品であれば、皮膚に塗布された直後の色合いを測定し、一定時間が経過したときの色合いと元の色合いとの色空間上の距離を算出する。この距離の大きさが化粧品の劣化度を表す。劣化度の指標としては、この距離そのもの又はこの距離を所定の数式で変換した値を用いればよい。なお、これ以外にも、皮膚上の化粧品を採取してその重さの変化に基づいて劣化度の指標を表してもよい。この場合、重さが減少するほど劣化度の指標が大きくなる。
また、日焼け止めであれば、単位時間における肌の色(日焼けの度合いを表す)の変化の度合いを前述した色空間上の距離を用いて表し、劣化度の指標としてもよい。この場合は変化の度合いが大きいほど劣化度の指標が大きくなる。このように、塗布物の効果が小さくなった場合に変化する値(色合いや重さなど)であれば、どのような値を測定して劣化度の指標を求めてもよい。これら劣化度の指標を算出したときに分泌された分泌物の分泌量を測定しておくことで、塗布後の分泌量(塗布物が塗布されたあとに分泌物が分泌された量であり、測定された分泌量の積算値で表される)と劣化度の指標との関係が表される。
図4は劣化度の指標と塗布後の分泌量との関係の一例を表す。図4では、縦軸が劣化度の指標を示し、横軸が塗布後の分泌量を示すグラフが表されている。この例では、測定される分泌量の積算値と算出される劣化度の指標との相関関係が近似直線で表されている。算出部113は、分泌量の積算値を記憶しておき、第1取得部111から新たな分泌量が供給されると、記憶しておいた積算値にそれを加えて新たな積算値とする。算出部113は、その新たな積算値と近似直線の数式とに基づいて、劣化度の指標を算出する。なお、図4のグラフは一例であり、近似直線に限らず、これらの相関関係をより高い精度で表す近似が行われてもよい。いずれにしても、塗布後の分泌量と劣化度の指標との相関関係を予め実験で確かめておくことで、測定された分泌量から劣化度の指標を算出することができる。
塗布物の劣化は、皮膚に塗布物が塗布されたときから始まる。算出部113は、この劣化が始まる時刻を基準時刻として劣化度の指標を算出する。基準時刻決定部114は、塗布物が塗布された時刻を表す基準時刻を決定する。基準時刻決定部114は、本実施例では、皮膚の表面のpHの変化に基づいて基準時刻を決定する。基準時刻決定部114には、分泌量測定部112から分泌量の測定に用いられたpHの値が供給される。基準時刻決定部114は、このpHの値の変化量(例えば変化率の絶対値)が閾値以上である場合に、その変化が終了した時刻を基準時刻として決定する。
図3の例で説明する。この例では、時刻ta1からta2におけるpHの変化量より小さく、時刻ta2以降のpHの変化量より大きい値が閾値として定められているものとする。時刻ta1ではP1がpHの値として測定され、時刻ta2ではP2がpHの値として測定される(なお、塗布物を顔に塗布する時刻ta1及びta2の間はウェアラブル端末10が取り外されているのでpHが測定されない)。この場合、基準時刻決定部114は、時刻ta1からta2にかけてpHが閾値以上の変化量で変化したと判断し、その変化が終了する時刻ta2を基準時刻として決定する。
また、基準時刻決定部114は、時刻ta1以前や時刻ta2以降では、pHの変化量が閾値未満なので基準時刻を決定しない。基準時刻決定部114は、決定した基準時刻を算出部113に供給する。算出部113は、こうして決定された基準時刻以降に第1取得部111により取得された塗布量に基づいて劣化度の指標を算出する。これにより、基準時刻(塗布物が塗布された時刻)以降に塗布物が劣化した度合いを表す指標が算出される。
通知部115は、第1取得部111により取得された測定結果に基づいて、ユーザの皮膚に塗布されている塗布物に再塗布の処置を施すべき処置タイミングを通知する。具体的には、通知部115は、算出部113により算出された指標と閾値との関係が条件を満たすと予想される時期を処置タイミングとして通知する。本実施例では、予め定められた閾値が用いられ、算出された指標がその閾値を超える関係になったときに満たされる条件が用いられる。
図5は劣化度の指標の時間変化の一例を表す。図5では、縦軸が劣化度の指標を示し、横軸が時刻を示すグラフにおいて劣化度の指標の時間変化が表されている。このグラフには、予め定められた閾値C1が示されている。この例では、劣化度の指標は、上記のとおり決定された基準時刻tb0から、時刻tb1、・・・、tb5、tb6という一定間隔の時刻において測定されている。通知部115は、各時刻において算出された劣化度の指標が供給されると、それまでに供給された指標と時刻の値から近似直線(図5の例では近似直線L1)を算出する。
通知部115は、現在時刻(この例ではtb6)から、算出した近似直線が表す劣化度の指標が閾値C1に達する時刻(この例ではT1)までの時間が所定の時間以下である場合に、指標が閾値C1に達する時刻を、上述した指標が閾値を超えると予想される時期(つまり指標と閾値との関係が上記条件を満たすと予想される時期)として通知する。この所定の時間は、予め定められてもよいし、ユーザにより設定されていてもよい。通知部115は、画像を表示する表示部116を有し、この表示部116に通知情報(通知する内容を表す情報)を表示させることで処置タイミングを通知する。
図6は表示された通知情報の一例を表す。図6の例では、「あと20分で化粧直しの時刻です!」という文字列が通知情報として表示部116に表示されている。通知部115は、この「20分」という時間を、現在時刻と指標が閾値C1に達する時刻との差に基づいて通知する。ユーザはこの通知情報を見ることで、化粧品の性能が劣化して再塗布すべきタイミングがあとどのくらいで到来するかということを知ることができる。
図7は処置タイミングが通知されるまでの動作手順の一例を表す。この動作手順は、例えば、ユーザが上記のアプリケーションプログラムを起動することを契機に開始される。ウェアラブル端末10(基準時刻決定部114)は、まず、基準時刻を決定する(ステップS11)。次に、ウェアラブル端末10(第1取得部111)は、分泌物の分泌量の測定結果を取得する(ステップS12)。続いて、ウェアラブル端末10(算出部113)は、測定結果に基づいて劣化度の指標を算出する(ステップS13)。
そして、ウェアラブル端末10(通知部115)は、算出された劣化度の指標と閾値との関係が条件を満たしたか否か(本実施例では指標が閾値を超えたか否か)を判断する(ステップS14)。ウェアラブル端末10(通知部115、表示部116)は、ステップS14で閾値を超えていない(NO)と判断した場合には、ステップS12に戻って動作を行い、閾値を超えた(YES)と判断した場合には、処置タイミングを通知する(ステップS15)。
皮膚からの分泌物の分泌量の測定結果は、皮膚の状態を表すとともに、図4の説明で述べたように塗布物の劣化の度合いを表すので、再塗布のタイミングを判断するために利用可能である。本実施例では、この測定結果に基づいて再塗布のタイミングが通知される。これにより、皮膚上の塗布物に処置(本実施例では再塗布の処置)を施すタイミングを通知する場合に、そのタイミングを皮膚の状態にあったものにすることができる。
[2]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず以下のように変形させてもよい。また、実施例及び以下に示す各変形例は必要に応じてそれぞれ組み合わせて実施してもよい。
[2−1]ウェアラブル端末
実施例では、ウェアラブル端末が眼鏡型であったが、これに限らず、例えばネックレス型やブレスレット型であってもよい。その場合、ユーザがセンサ部を顔などに意図的に接触させて分泌量の測定を行ってもよいし、手首や首など装着されたウェアラブル端末が接触する部位の分泌量を測定してもよい。後者の場合に、塗布物が顔に塗布する化粧品だと、塗布物が塗布される部位と分泌量が測定される部位とが一致しなくなる。この場合、例えば、測定部位における分泌量と塗布物を塗布する部位における分泌量との相関関係を予め実験により求めておくことで、測定結果とこの相関関係とに基づいて塗布物を塗布する部位における分泌量を推定すればよい。
図8は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。この例では、ウェアラブル端末10aにおいて、図2に表す各部に加え、分泌量推定部117に相当する機能が実現されている。分泌量推定部117には、分泌量測定部112から測定結果が供給される。分泌量推定部117は、予め実験で求められた上記の相関関係(塗布物が塗布される部位及び分泌量測定部112が測定する部位における分泌量の相関関係)を表す情報を参照し、供給された測定結果に対応する分泌量を、塗布物が塗布される部位における分泌量として推定する。分泌量推定部117は推定した分泌量を第1取得部111に供給する。
これにより、塗布物が塗布される部位と分泌量が測定される部位とが離れている場合に、上記推定が行われない場合に比べて、より適切な塗布タイミングを通知することができる。なお、ウェアラブル端末としては、他にも、イヤホンやヘッドホン、装身具(指輪、ピアスなど)、衣服(の一部)など、肌に触れるさまざまなものが用いられてもよい。また、センサ部を備えたスマートフォン(例えば通話時にセンサ部が顔に触れたり、手の平にセンサ部が触れたりするようになっている)が用いられてもよい。このように、センサ部を有する端末は必ずしもウェアラブル端末でなくてもよく、その場合、例えば、測定したい時に自分で肌に端末をあてて測定したり、カメラなどによる肌の撮影画像から分泌量を推定したりすればよい。
[2−2]塗布物に施す処理
実施例では塗布物に再塗布の処置を施すべきタイミングが通知されたが、これに限らず、例えば塗布物を剥離する処置を施すべきタイミングが通知されてもよい。例えば塗布物によっては、或る程度以上性能の劣化が進むと、再塗布しても残っている塗布物が邪魔になって性能が十分回復しないため、一度剥離させてから塗布し直した方がよい場合がある。本変形例では、それくらい性能が劣化したときの劣化度の指標の値を実験で求めておき、算出部113により算出された指標がその値を超えたときに通知部115が処置タイミングを通知する。
図9は本変形例で表示される通知情報の一例を表す。図9の例では、表示部116が「20分後に化粧を一度落とすことをお勧めします。」という文字列を通知情報として表示している。ユーザはこの通知情報を見ることで、化粧を塗り直す前に一度化粧を落とさなければならないほど化粧が劣化するタイミングを知ることができる。
[2−3]各機能を実現する装置の構成
実施例ではウェアラブル端末が図2及び図8に示す各部に相当する機能を実現したが、複数の装置でこれらの機能が実現されてもよい。
図10は本変形例の通知システム1bの構成の一例を表す。通知システム1bは、ウェアラブル端末10bとスマートフォン20bとを備える。これらの装置は、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)による通信を行う。
図11は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。この例では、ウェアラブル端末10bにおいて図2に表す分泌量測定部112に相当する機能が実現され、スマートフォン20bにおいて図2に表す他の各部に相当する機能が実現されている。本変形例によれば、ウェアラブル端末側で基準時刻の決定や通知情報の表示を行う必要がないので、それらをウェアラブル端末が行う場合に比べて、より小型化されたウェアラブル端末を用いることができる。
なお、実施例のようにウェアラブル端末だけで各部の機能が実現される場合には、例えばユーザがスマートフォンを忘れた場合であっても処置タイミングを通知させることができる。また、図10の例以外にも、例えば劣化度の指標の算出と処置タイミングの通知とを別の装置が行ってもよいし、図8に表す分泌量推定部117の機能がいずれかの装置で実現されてもよい。このように、図2及び図8に表す各部は、どのような装置の構成で実現されてもよい。これは、このあとに説明される機能についても同様である。
[2−4]皮脂の分泌量の測定方法
分泌量測定部112は、実施例では、皮膚表面のpHの変化量を皮脂の分泌量を表す値として測定したが、これに限らない。分泌量測定部112は、例えば、特開2014−14687号公報に開示された体表面皮脂分布の測定方法(ブライト−ホワイトの蛍光点の面積比率又は強度を用いる方法)を用いて皮脂の分泌量を測定してもよい。また、分泌量測定部112は、デルフィン・テクノロジーズ社製の「ポータブル皮脂量測定計SebumScale(登録商標)」の技術を用いて皮脂の分泌量を測定してもよい。要するに、分泌量測定部112は、皮脂の分泌量を測定可能であれば、どのような周知の方法を用いて測定を行ってもよい。
[2−5]測定箇所及び種類
実施例では分泌物の分泌量を1箇所(センサ部15が接触する箇所)で測定したが、複数箇所(例えば複数のセンサ部15がそれぞれ接触する箇所)で測定してもよい。また、複数種類の分泌物(例えば皮脂及び汗)の分泌量が測定されてもよい。いずれの場合も、ウェアラブル端末は測定すべき分泌量に対応する複数のセンサ部を備え、それらの分泌量を測定する。汗の分泌量を測定するセンサとしては、例えば特開2000−83905号公報に開示されている局所発汗量測定装置などの周知技術が用いられればよい。
これらのセンサ部により測定される複数の分泌量と、劣化度の指標との関係を図4の例のように予め実験で求めておくことで、それら複数の分泌量の測定結果から劣化度の指標を算出部113が算出する。本変形例によれば、指標の算出に用いる分泌物の種類を多くすることで、分泌物の種類が少ない場合に比べて、いずれかの測定で異常値が生じたときの影響を少なくすることができ、適切な時期を処置タイミングとして通知しやすくなる。
[2−6]基準時刻の決定
実施例ではpHの変化に基づいて基準時刻が決定されたが、例えば前述の例のように塗布物が塗布される部位と分泌量が測定される部位とが一致していないと、この方法では基準時刻を決定することができない。その場合に備えて、例えば、ユーザの操作に基づいて決定されてもよい。この場合、基準時刻決定部114は、基準時刻をユーザに決定させるための入力を求める入力画像を表示部116に表示させる。
図12は表示される入力画像の一例を表す。図12では、「化粧を塗ったタイミングを選んでください。」という文字列と、「今塗ったところ」という文字列を含む操作子画像A1と、「上記時刻」という文字列をそれぞれ含む操作子画像A2及びA3とが表示されている。操作子画像A2の上には「5分前」という時刻を表す表示欄B2が表示され、操作子画像A3の上には「12:10」という時刻を表す表示欄B3が表示されている。各表示欄の時刻は図中の矢印の方向を示す操作を行うことで変更できるようになっている。
表示部116は、表示欄B2及びB3に表示している時刻を表す情報を基準時刻決定部114に供給する。基準時刻決定部114は、ユーザが操作子画像A1を選択する操作を行うと、操作したときの時刻を基準時刻として決定する。また、基準時刻決定部114は、ユーザが操作子画像A2を選択する操作を行うと表示欄B2に表示されている時刻を基準時刻とし、ユーザが操作子画像A3を選択する操作を行うと表示欄B3に表示されている時刻を基準時刻として決定する。
基準時刻決定部114は、例えば、ユーザが上述したアプリケーションプログラムを起動する操作を行ったときに入力画像を表示させる。この場合、ユーザは、素肌の状態から化粧品を塗ったとき又はその前後でアプリケーションプログラムを起動することで、基準時刻を決定し、劣化度の指標の算出を開始させる。
また、ユーザ操作で基準時刻が決定される場合に、基準時刻決定部114が、これまでユーザ操作で決定された基準時刻の履歴に基づいて推定される基準時刻を決定してもよい。この場合、基準時刻決定部114は、過去に決定した基準時刻の履歴を蓄積しておき、蓄積した基準時刻の平均値や中央値を次の基準時刻として推定する。基準時刻決定部114は、推定した基準時刻が到来してもユーザによる基準時刻の決定が行われなかった場合に、基準時刻を推定した時刻に決定し、算出部113に通知する。これにより、ユーザが基準時刻を決定するための操作を忘れた場合でも、それまでの基準時刻の履歴から推定された基準時刻が決定されるので、処置タイミングを通知させることできる。
[2−7]処置タイミング
通知部115は、実施例では劣化度の指標と閾値との関係が条件を満たすと予想される時期を処置タイミングとして通知したが、これに限らず、算出部113により算出された劣化度の指標と閾値との関係が条件を満たしたとき(例えば指標が閾値を超えたとき)を処置タイミングとして通知してもよい。この場合、ユーザは通知されたときに可能であればすぐに再塗布等の処置を行えばよく、処置タイミングを覚えておく必要がない。一方、実施例のように予想される時期が通知される場合には、その時期に再塗布等の処置が行えるように自分の予定を調整しておくことができる。
[2−8]ユーザのスケジュール
通知部115は、ユーザのスケジュールに合わせて処置タイミングを通知してもよい。
図13は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。図13では、図11に表すウェアラブル端末10bと、スマートフォン20bが実現する各部に加え予定取得部118に相当する機能を実現するスマートフォン20cとが表されている。
予定取得部118は、ユーザの予定を表す予定情報を取得する。予定取得部118は、例えば、自装置で実現されているスケジュール管理機能とやり取りして、ユーザの今後の予定を表す予定情報を取得する。なお、予定取得部118は、自装置の機能ではなく、外部装置のスケジュール管理機能から予定情報を取得してもよい。その場合、予定取得部118は、通知部115から劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期の通知を受けて、その時期の前後の予定を表す予定情報だけを取得することで、今後の全予定を表す予定情報を取得する場合に比べて外部装置との通信量を少なくしてもよい。予定取得部118は、取得した予定情報を通知部115に供給する。
通知部115は、供給された予定情報に基づいて、ユーザのスケジュールを参照し、そのスケジュールの空き時間(予定が入っていない時間)に含まれる処置タイミングを通知する。この通知方法について図14を参照して説明する。
図14は本変形例で通知される処置タイミングの例を表す。図14(a)では、図5に表すグラフにおいて、近似直線L1が表す劣化度の指標が閾値C1に達する時刻T1の前後のユーザのスケジュールの一例が表されている。この例では、時刻T1は空き時間となっている。この場合、通知部115は、実施例と同様に、劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期(すなわち時刻T1)を処置タイミングとして通知する。
図14(b)では、時刻T1に会議の予定が入っている。この場合、通知部115は、時刻T1よりもあとで最初に空き時間となる時期(この例では会議が終了する時刻T2)を処置タイミングとして通知する。図14(b)の例において、時刻T1を処置タイミングとして通知されても、その処置タイミングが到来したときにユーザは会議中なので再塗布等の処置が行えない。本変形例では、時刻T1よりもあとになるが空き時間である時刻T2が処置タイミングとして通知されるので、ユーザは自分のスケジュールがどのようになっているかにかかわらず通知されたタイミングで再塗布等の処置を行うことができる。
なお、通知部115は、上記の例では劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期が空き時間でない場合にその時期よりもあとの時期を処置タイミングとして通知したが、それよりも前の時期を処置タイミングとして通知してもよい。その場合の通知方法について図15を参照して説明する。
図15は本変形例で通知される処置タイミングの別の一例を表す。図15の例では、劣化度の指標が閾値C1を超えると予想される時期である時刻T1に会議の予定が入っており、且つ、劣化度の指標が閾値C2(C2>C1)を超えると予想される時期である時刻T3まで空き時間がない状態となっている。この閾値C2は、劣化度の指標がこれを超えると塗布物の劣化が進み過ぎたことを表すように予め定められた閾値である。
この場合、通知部115は、時刻T1よりも前に通知可能な時期があれば処置タイミングを通知する。具体的には、通知部115は、時刻T1よりも前の空き時間のうち、時刻T1を含む予定の前に再塗布等の処置に要する時間U1が確保でき且つ現在時刻よりもあとの時刻T4を処置タイミングとして通知する。この時間U1には、例えば化粧直しの時間に加え洗面所から会議室までの移動の時間も含められていてもよい。これにより、劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期が空き時間でない場合に、塗布物の劣化が進み過ぎる前に再塗布等の処置が可能な処置タイミングを通知することができる。
[2−9]塗布に応じた閾値
通知部115は、実際にユーザが塗布物を塗布した履歴に基づいて処置タイミングを通知してもよい。
図16は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。図16では、図2に表す各部に加え検知部119及び時期推定部120に相当する機能を実現するウェアラブル端末10dが表されている。検知部119は、ユーザが塗布物を塗布したことを検知する。
検知部119には、例えば、分泌量測定部112からpHの値が供給されるようにして、このpHの値の変化量(変化率の絶対値)が閾値以上である場合に、塗布がなされたことを検知する。なお、塗布物が塗布されない部位にセンサ部が接触する場合にはこの検知方法は利用できない。その場合、検知部119は、例えば図12に表す操作子画像A1のように塗布を行ったことを表す操作をユーザにさせることでこの検知を行ってもよい。検知部119は、塗布物の塗布を検知すると、そのときの時刻を表す時刻情報を時期推定部120に供給する。
時期推定部120は、検知部119の検知結果に基づいて、ユーザが塗布物を塗布する間隔又は時期を推定する。時期推定部120は、塗布が検知された時刻を表す時刻情報を蓄積し、例えば蓄積した時刻情報が表す検知時刻の間隔の平均値をユーザが塗布物を塗布する間隔と推定する。なお、平均値に限らず、中央値や加重平均の値が再塗布の間隔として推定されてもよい。次に、塗布の時期の推定方法について図17を参照して説明する。
図17は5日間の検知時刻の一例を表す。この例では、1回目の検知時刻は8時から9時までの時間帯H1に集中し、2回目の検知時刻は12時から1時までの時間帯H2に集中している。一方、3回目の検知時刻は日によってまちまちであり16時から20時までの時間帯H3で分散している。また、4回目の塗布は水曜と金曜にしか検知されていない。時期推定部120は、例えば毎日塗布が検知されている1時間幅の時間帯(この例では時間帯H1やH2)がある場合には、その検知時刻の平均値を再塗布の時期として推定する。
一方、時期推定部120は、毎日塗布が検知されているが1時間を超える幅の時間帯(この例ではH3)では塗布の時期を推定しない。また、時期推定部120は、1時間幅だが塗布が検知されていない日がある時間帯(この例ではH4やH3の中の1時間幅の時間帯)でも塗布の時期を推定しない。なお、この例で述べた時間帯の幅はこれに限らないし、毎日塗布が検知されなくとも例えば一定の割合以上の日で検知されれば塗布の時期を推定するようにしてもよい。また、平日と休日で別々に又は曜日毎に塗布の時期を推定してもよい。時期推定部120は、こうして推定した間隔又は時期を表す推定情報を通知部115に供給する。
通知部115は、時期推定部120が推定した間隔又は時期と第1取得部111が取得した測定結果とに基づいて処置タイミングを通知する。具体的には、例えば、通知部115は、その測定結果に基づき劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期と塗布が推定された時期との間の時期を処置タイミングとして通知する。本変形例の通知方法について図18を参照して説明する。
図18は本変形例で通知される処置タイミングの例を表す。図18では、図5に表すグラフにおいて、近似直線L1が表す劣化度の指標が閾値C1に達する時刻(劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期を表す時刻)T1と、塗布が推定された時期を表す時刻T6とが表されている。この例では、時刻T6は時刻T1よりもあとの時刻となっている。この場合、通知部115は、例えば時刻T1と時刻T6との中央の時刻T7を処置タイミングとして通知する。なお、通知部115は、時刻T1よりも時刻T6の方が早い時刻の場合でも、同様に両時刻の中央の時刻を処置タイミングとして通知する。
なお、通知部115は、時刻T1及びT6の中央の時刻に限らず、より時刻T6寄りの時刻を処置タイミングとして通知してもよいし、より時刻T1寄りの時刻を処置タイミングとして通知してもよい。通知部115は、例えば時期の推定に用いられた検知時刻の推定された時期に対する分散値が第1閾値より大きければ時刻T6寄りの時刻を通知し、その分散値が第2閾値(第1閾値>第2閾値)より小さければ時刻T1寄りの時刻を通知する。時期推定部120により推定された時期は、他の時期に比べてユーザが塗布物を塗布する可能性が高い時期といえる。本変形例によれば、そのようにユーザが塗布物を塗布する可能性が高い時期と、ユーザの皮膚の状態から塗布物に処置を施すべき時期との両方を考慮した時期を処置タイミングとして通知することができる。
[2−10]閾値の手動設定
通知部115が用いる各閾値(C1及びC2等)は、ユーザが設定できるようになっていてもよい。これにより、例えば化粧直しを早めに行いたい場合や日焼けをできるだけ防ぎたい場合には閾値C1及びC2を小さな値にして早めの処置タイミングが通知されるようにして、肌の見栄えや日焼けを気にせず塗布物の消費を抑えたい場合には閾値C1及びC2を大きな値にして遅めの処置タイミングが通知されるようにするといったことができる。
[2−11]環境に応じた通知
実施例では処置タイミングの通知に塗布量の測定結果が用いられたが、これに限らない。
図19は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。図19では、図2に表す各部に加え第2取得部121及び環境情報測定部122に相当する機能を実現するウェアラブル端末10eが表されている。第2取得部121は、気温、湿度、雨量及び紫外線量のうちの1以上の測定結果を取得する。気温、湿度、雨量及び紫外線量はユーザを取り巻く環境を表す環境情報であり、第2取得部121は、それらの環境情報を測定する環境情報測定部122からその測定結果を取得する。なお、第2取得部121は、環境情報測定部122と同様の機能を有する外部装置から環境情報の測定結果を取得してもよい。第2取得部121は、取得した測定結果を通知部115に供給する。
通知部115は、第1取得部111が取得した測定結果と第2取得部121が取得した測定結果とに基づいて処置タイミングを通知する。通知部115は、例えば、分泌量の測定結果に基づく処置タイミングを、環境情報の測定結果に基づいて早めたり遅くしたりする。通知部115は、この処置タイミングの変更を、変更テーブルを用いて行う。
図20は変更テーブルの一例を表す。この例では、環境情報が条件を満たす場合の変更量が表されている。変更量としては、通知までの期間(現在時刻から通知を行う時刻までの期間)を変更する量が表されている。変更量が0%であれば、この期間は現在時刻から劣化度の指標が閾値を超えると予想される時期までの期間となる。変更量が「−5%」であれば、通知までの期間を5%少なくし、5%の期間分早い処置タイミングが通知されることになる。なお、通知までの期間を、基準時刻から通知を行う時刻までの期間としてもよい。また、変更量を、期間の割合ではなく、固定の値(30分や1時間など)としてもよい。
図20の例では、気温がD1以上又は湿度がE1以上という条件が満たされると、通知までの期間を5%少なくすることが表されている。また、雨量がF1以上又は紫外線量がG1以上という条件が満たされると、通知までの期間を10%少なくすることが表されている。気温や湿度が高いと低いときに比べて汗をかきやすくなり、塗布物の劣化が早まる。また、雨量が多いときも湿度が高いうえに雨に濡れて塗布物が劣化することもある。また、紫外線量が多く日焼けすると、皮膚の保湿量が落ちて表面が荒れるので、塗布物の劣化が早まる。本変形例では、環境情報の測定結果に基づいて処置タイミングを通知することで、気温や湿度などの環境によって塗布物の劣化の速度が左右されても、この測定結果を用いない場合に比べてより適切な処置タイミングを通知することができる。
[2−12]状況に応じた通知
通知部115は、実施例では通知する処置タイミングを判断する際に予め定められた閾値(図5等の例ではC1)を用いたが、この閾値を各種の状況に応じて決定してもよい。具体例を挙げると、通知部115は、例えば天気予報の状況に応じて閾値を決定する。
図21は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。図21では、図2に表す各部に加え状況取得部123に相当する機能を実現するウェアラブル端末10fが表されている。状況取得部123は、状況を表す状況情報を取得する。状況取得部123は、例えば、天気予報の情報を状況情報として取得する。状況取得部123は取得した状況情報を通知部115に供給する。通知部115は、この閾値の決定を、状況テーブルを用いて行う。
図22は状況テーブルの一例を表す。この状況テーブルでは、状況情報と閾値補正量とが対応付けられている。閾値補正量は例えば+10%だと基準の閾値の値を1.1倍することを意味している。この例では、「雨」という状況情報に「−10%」という閾値補正量が対応付けられ、「晴れ」という状況情報に「+10%」という閾値補正量が対応付けられている。通知部115は、状況取得部123から供給された状況情報に状況テーブルにおいて対応付けられている閾値補正量を用いて基準の閾値を補正した値を閾値として決定する。
この例では、塗布物の劣化が比較的進みやすい雨の日には閾値を小さくして通知する処置タイミングを早めるようにし、塗布物の劣化が比較的進みにくい晴れの日には閾値を大きくして通知する処置タイミングを遅くするようにしている。これにより、閾値が固定されている場合に比べて処置タイミングを通知するときの塗布物の劣化度のばらつきを抑えることができる。なお、状況情報が表す状況は、天気予報に限らない。例えばその状況は、ユーザのスケジュールで予定されているイベントであってもよい。この場合、状況取得部123は、図13に表す予定取得部118と同様にユーザの今後の予定を表す予定情報を状況情報として取得する。
図23は状況テーブルの別の一例を表す。この例では、「特定のイベントあり」という状況情報に「−20%」という閾値補正量が対応付けられ、「その他のイベントあり」という状況情報に「−10%」という閾値補正量が対応付けられている。また、「イベントなし」という状況情報に「+10%」という閾値補正量が対応付けられている。ここでいうイベントとは、単なる予定であってもよいし、予定のうち重要なものであってもよい。状況取得部123は例えば毎日早朝(塗布物が最初に塗布される前)に予定情報を取得し、「イベントあり」とはその日にイベントがあることを意味する。
図23の例では、特定のイベントがある日には閾値を最も小さく(−20%)して通知する処置タイミングを最も早めるようにし、その他のイベントがある日でも閾値を小さく(−10%)して通知する処置タイミングを早めるようにしている。また、イベントがない日には閾値を大きく(+10%)して通知する処置タイミングを遅くするようにしている。特定のイベントとしては、例えば化粧の状態を良く保っておきたい(見栄えを良くする効果を高く保っておきたい)イベントを定めるとよい。これにより、そのようなイベントがある日には、その他のイベントがある日やイベントがない日に比べて、化粧の状態を良い状態に保ちやすくすることができる。また、その他のイベントがある日にも、イベントがない日に比べれば、化粧の状態を良い状態に保ちやすくすることができる。
また、上記の状況は、塗布物の種類又は塗布物の状態であってもよい。塗布物の状態とは、例えば化粧品であれば、開封後の使用期間に応じた状態(推奨される使用期限内か否か)である。この場合、状況取得部123は、例えばユーザの操作により塗布物の種類又は塗布物の状態を表す塗布物情報を状況情報として取得する。
図24は状況テーブルの別の一例を表す。この例では、「化粧品A」という状況情報に「−20%」という閾値補正量が対応付けられ、「化粧品B」という状況情報に「+20%」という閾値補正量が対応付けられている。また、「使用期限内」という状況情報に「0%」という閾値補正量が対応付けられ、「使用期限外」という状況情報に「−30%」という閾値補正量が対応付けられている。
化粧品Aは比較的剥落しやすい化粧品で、化粧品Bは比較的剥落しにくい化粧品であるものとする。また、使用期限を超えた化粧品は使用期限内の化粧品よりも剥落しやすくなる。図24の例によれば、このように塗布物の剥落のしやすさに応じた閾値が用いられるので、剥落しやすい塗布物が塗布された場合に、剥落しにくい塗布物が塗布された場合よりも早い処置タイミングが通知されるようにして塗布物の劣化を抑えることができる。
また、上記の状況は、ユーザの属性であってもよい。ユーザの属性としては、例えばユーザの肌質(普通肌、脂性肌、乾燥肌など)が用いられる。この場合、状況取得部123は、例えばユーザの操作によりユーザの肌質を表すユーザ属性情報を状況情報として取得する。
図25は状況テーブルの別の一例を表す。この例では、「普通肌」という状況情報に「+10%」という閾値補正量が対応付けられている。また、「脂性肌」という状況情報に「−20%」という閾値補正量が対応付けられ、「乾燥肌」という状況情報に「−10%」という閾値補正量が対応付けられている。
普通肌は化粧が比較的落ちにくく、脂質肌や乾燥肌は比較的化粧が落ちやすい。図25の例によれば、このようにユーザ属性(肌質)に応じた閾値が用いられるので、塗布物が剥落しやすい肌質の肌に塗布物が塗布された場合に、塗布物が剥落しにくい肌質の肌に塗布物が塗布された場合よりも早い処置タイミングが通知されるようにして塗布物の劣化を抑えることができる。なお、肌質そのものではなく、肌質を表す他のユーザ属性(例えば年齢。年をとるほど乾燥肌になり塗布物が剥離しやすくなる)が用いられてもよい。
また、上記の状況は、ユーザの位置であってもよい。この例では、ウェアラブル端末10のセンサ部15がGPS(Global Positioning System)等の自装置の位置を測定するハードウェアを備え、状況取得部123が、測定された位置を表すユーザ位置情報を状況情報として取得する。
図26は状況テーブルの別の一例を表す。この例では、「公園、駅、デパート」という状況情報に「−20%」という閾値補正量が対応付けられ、「公共交通機関」という状況情報に「+20%」という閾値補正量が対応付けられている。また、「走る移動速度以上」という状況情報に「−20%」という閾値補正量が対応付けられ、「走る移動速度未満」という状況情報に「0%」という閾値補正量が対応付けられている。
図26の例によれば、公園、駅、デパートといった再塗布等の処置を行いやすい場所(洗面所が必ずある場所)ではより早い処置タイミングが通知されるようにして、その場所にいる間に再塗布等の処置が行われやすいようにすることができる。一方、公共交通機関では再塗布等の処置を行うのに適した場所ではないから、より遅い処置タイミングが通知されるようにして、その場所にいる間は再塗布等の処置が行われにくいようにすることができる。他にも、ユーザ位置によって表されるユーザの移動速度が走る速度以上であれば汗をかきやすく塗布物が剥落しやすくなるので、より早い処置タイミングが通知されるようにして、閾値が固定されている場合に比べて塗布物の劣化を抑えることができる。
上記の状況以外にも、例えばユーザの行動履歴(具体的には食事の時刻やメニュー、睡眠時間などを表す情報)が状況情報として用いられてもよい。その行動履歴により不規則な食事やビタミンCの不足、睡眠不足などが表されている状況では肌が荒れやすくなり、その結果塗布物が剥落しやすくなる。また、ユーザの体調情報が状況情報として用いられてもよい。ユーザの体調が悪い状況でも肌が荒れやすくなり、その結果塗布物が剥落しやすくなる。このように、塗布物の劣化の進み具合に影響する状況(塗布物の剥落しやすさに影響する状況がその一例)であれば、どのような状況が用いられてもよい。いずれの場合も、塗布物の劣化が進みやすい状況ほど、通知部115がより早い処置タイミングを通知することで、閾値が固定されている場合に比べて塗布物の劣化を抑えることができる。
[2−13]通知内容
通知部115は、実施例では処置タイミング(再塗布等の処置を行うべきタイミング)だけを通知したが、これに加えて他のことを通知してもよい。通知部115は、例えば塗布物を塗布すべき塗布量を通知する。この場合、通知部115は、例えば塗布前と塗布後のpHの差分(図3の例であればP1とP2の差分)の値を塗布された塗布物の量として蓄積しておき、その平均値を塗布量として通知する。なお、通知部115は、上述した状況情報に応じて通知する塗布量の値を増減させてもよい。例えば塗布物が剥落しやすい状況では塗布量を増加させて通知するといった具合である。これにより、ユーザは塗布すべき量を把握することができる。
また、通知部115は、塗布すべき塗布物の種類を通知してもよい。ここでいう塗布物の種類とは、例えば化粧品における種類(図24の例における化粧品A及びBなど)のことである。この場合、通知部115は、例えば上述した状況情報に基づいて、塗布物が剥落しやすい状況では剥落しにくい種類の化粧品の処置タイミングを通知する。また、化粧品、日焼け止め及び制汗剤等の種類を塗布物の種類としてもよい。この場合、通知部115は、例えば図20に表す環境情報の紫外線量が閾値以上であれば日焼け止めを塗布すべき旨とその処置タイミングを通知する。これにより、ユーザは塗布すべき塗布物を把握することができる。
[2−14]劣化度の指標と閾値の関係
通知部115は、実施例では、劣化度の指標が閾値を超えた場合に満たされる条件を用いたが、これに限らず、例えば劣化度の指標が閾値未満になった場合に満たされる条件を用いてもよい。この場合、算出部113は、塗布物が劣化するほど減少する値を劣化度の指標として算出する。なお、指標が閾値以上になった場合や指標が閾値以下になった場合に満たされる条件が用いられてもよい。いずれの場合も、通知部115は、算出された劣化度の指標と閾値との関係が条件を満たしたとき又はその条件が満たされると予想される時期を処置タイミングとして通知する。
[2−15]発明のカテゴリ
本発明は、上述した情報処理装置(ウェアラブル端末やスマートフォン)の他、上記の各機能を実現する他の装置などの各装置として捉えられるし、それらの各装置を備えるシステムとしても捉えられる。また、本発明は、各装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、各装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
10…ウェアラブル端末、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…出力部、15…センサ部、111…第1取得部、112…分泌量測定部、113…算出部、114…基準時刻決定部、115…通知部、116…表示部、117…分泌量推定部、118…予定取得部、119…検知部、120…時期推定部、121…第2取得部、122…環境情報測定部、123…状況取得部

Claims (10)

  1. ユーザの皮膚からの分泌物の量の測定結果を取得する第1取得部と、
    取得された前記測定結果に基づいて、前記ユーザの皮膚に塗布されている塗布物に再塗布又は剥離のいずれかの処置を施すべきタイミングを通知する通知部と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記通知部は、前記ユーザのスケジュールを参照し、当該スケジュールの空き時間に含まれる前記タイミングを通知する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 気温、湿度、雨量及び紫外線量のうちの1以上の測定結果を取得する第2取得部を備え、
    前記通知部は、前記第1取得部が取得した測定結果と前記第2取得部が取得した測定結果とに基づいて前記タイミングを通知する
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザが前記塗布物を塗布したことを検知する検知部と、
    前記検知部の検知結果に基づいて、前記ユーザが前記塗布物を塗布する間隔又は時期を推定する推定部とを備え、
    前記通知部は、前記推定部が推定した間隔又は時期と前記第1取得部が取得した測定結果とに基づいて、前記塗布物を再塗布する処置を施すべき前記タイミングを通知する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1取得部が取得した測定結果に基づき前記塗布物の劣化度を表す指標を算出する算出部を有し、
    前記通知部は、所定の状況に応じて決定される閾値と前記指標との関係が条件を満たしたとき又は当該条件が満たされると予想される時期を前記タイミングとして通知する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記状況は、前記ユーザのスケジュールで予定されているイベントである
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記状況は、前記塗布物の種類又は前記塗布物の状態である
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記状況は、前記ユーザの属性である
    請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記状況は、前記ユーザの位置である
    請求項5に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、
    ユーザの皮膚からの分泌物の量の測定結果を取得する第1取得部と、
    取得された前記測定結果に基づいて、前記ユーザの皮膚に塗布されている塗布物に再塗布又は剥離のいずれかの処置を施すべきタイミングを通知する通知部
    として機能させるためのプログラム。
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