JP2016164839A - コネクタ・アセンブリ、コネクタ・アクセス・システムおよび電子機器 - Google Patents

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Fumitake Mizoguchi
文武 溝口
石原 義久
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義久 石原
治武 大澤
Harutake Osawa
治武 大澤
武仁 山内
Takehito Yamauchi
武仁 山内
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Abstract

【課題】薄暗い環境での視認性を高めたコネクタ・アセンブリを提供する。【解決手段】コネクタ・アセンブリ300は、コンタクト321a〜321e、331a〜331dを保持する支持ブロック310およびシェル301、303で構成したUSBレセプタクルとLED350aで構成する。支持ブロック310は、光透過率が高い合成樹脂で形成している。シェル303には開口303aを形成している。LED350aを点灯すると、光線351a、351bが支持ブロック310を通過してUSBレセプタクルの前面から放射される。USBレセプタクルの構造を変更する必要がなく、また、LED350aのためのわずかなスペースで実現できる。【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器のコネクタの視認性を向上する技術に関し、さらには、複数のコネクタのなかから所定のコネクタを容易に識別できるようにする技術に関する。
ノートブック型パーソナル・コンピュータ(ノートPC)は、筐体にVGA(Video Graphics Array)、ミニDP(Mini DisplayPort)、またはHDMI(High-Definition Multimedia Interface、HDMIは登録商標 )などの映像用のレセプタクル、USB用のレセプタクル、オーディオ用のジャック、電源用のジャックなどを備えている。プロジェクターを使用してプレゼンテーションをしているときに、レセプタクルやジャックにプラグを接続する場合があるが、暗い会議室では意図するレセプタクルやジャックの位置を探して接続することは容易ではない。
特許文献1は、USBコネクタの視認を容易にした車載電子装置を開示する。同文献には、接続口と反対側にLEDを設け、USBコネクタの固定部品で反射した光を、コンタクト端子が通過する背面穴部を通じて接続口まで導くことが記載されている。特許文献2は、光源からの光を視認しやすいコネクタを開示する。同文献には、コンタクトを保持するハウジングの周囲を覆うライドガイドでLEDの光を前方に導くことが記載されている。
特許文献3は、光ガイド部材で表示を可能にしたコネクタを開示する。同文献には、ハウジングを構成する底板部と側壁部との接続部分に、光ガイド部材としてのライトガイドを収容するライトガイド収容部を設けることが記載されている。特許文献4は、被装着部に対応して可視光を放射する電子機器を開示する。同文献には、モジュラー・ジャックの内部に配置したLEDの放射光が、透明な樹脂で形成されたモジュラー・プラグ本体および係止部を介してユーザに視認されることが記載されている。
特開2008−147077号公報 特開2009−140763号公報 特開2007−287350号公報 特開2012−069382号公報
ノートPCは、筐体の側面に多数のコネクタを備えており上述のとおり薄暗い環境で接続にかかるプラグに対応するコネクタを探すことは困難である。さらに、形状が非対称のコネクタでは、挿入時にプラグの上下方向を適切に決める必要があるが、薄暗い環境ではコネクタの向きを判断することも容易ではないためプラグの上下を反転させた接続操作を繰り返すことがある。さらに、システムの動作状態に応じてパワー・オフ状態での充電機能が異なる複数のUSBレセプタクルを実装する場合には、システムがパワー・オフ状態のときに充電できるUSBレセプタクルをその形状だけで探すことはできない。
ノートPCでは、レセプタクルやジャックが利用できる筐体内部の空間に制限がある。したがって、先の特許文献のように光を利用してノートPCに実装するレセプタクルやジャックの視認性を高める場合には、制限されたスペースのなかで実現可能な方法を採用する必要がある。また、レセプタクルやジャックの形状を変更すると、金型の変更を伴うためコストが上昇する可能性がある。特許文献1に記載する発明では、LEDを収納する固定部品を設ける必要があるため利用できる空間が狭い薄型のノートPCに適用することは難しかったり部品の追加が必要になったりする。
同様に特許文献2に記載する発明では、ハウジングの周囲を覆うライトガイドを設けるためのスペースが必要になったりコネクタの形状を変更したり部品が追加になったりする。特許文献3に記載する発明では、光ガイド部材の断面が小さいと十分な光を放射することができないためハウジングが大型化するとともにコネクタの形状を変更する必要がある。特許文献4に記載の発明は、透明な樹脂で形成したモジュラー・プラグ本体を利用して視認できるようにしているが、モジュラー・プラグが挿入されていない状態のモジュラー・ジャックに適用することはできない。
そこで本発明の目的は、視認性を高めたコネクタ・アセンブリを提供することにある。さらに本発明の目的は、狭いスペースで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することにある。さらに本発明の目的は、コネクタの形状を変更しないで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することにある。さらに本発明の目的は、筐体に変更を加えないで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することにある。
さらに本発明の目的は、光源以外の部品を追加しないで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することにある。さらに本発明の目的は、複数のコネクタの中から容易に所定のコネクタを識別することができるコネクタ・アクセス・システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、同一形状で機能が異なる複数のコネクタの中から容易に所定の機能のコネクタを識別することができるコネクタ・アクセス・システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのようなコネクタ・アセンブリまたはコネクタ・アクセス・システムを実装した電子機器を提供することにある。
本発明の第1の態様は、プラグの接続が可能なコネクタ・アセンブリを提供する。コネクタ・アセンブリは、回路基板と、電極と当該電極を保持し光透過性樹脂で形成した支持ブロックとを有する回路基板に実装したコネクタと、支持ブロックの前側から光を放射するように支持ブロックの後側を照射する光源とを有する。ユーザは暗がりでも支持ブロックを認識してプラグを挿入することができる。
コネクタ・アセンブリは、支持ブロックの材料を変更するだけでよく、形状を変更したり光源以外の部品を追加したりする必要がない。また、光源を設けるスペースだけ確保すればよいため、狭い空間でも実現できる。電極は、支持ブロックの表面に形成されていてもよいし、支持ブロックに埋め込まれていてもよい。コネクタは、支持ブロックの周囲を囲むように配置したシールド用のシェルを含んでもよい。このときシェルの内面が支持ブロックの側面から放射された光を反射してコネクタの挿入口から放射させれば、シェルの輪郭も視認できるためプラグの挿入が一層容易になる。
また、光源の放射面に対応するシェルの位置に導光用の開口を形成することができる。コネクタは、映像出力用のレセプタクル、USB用のレセプタクル、または電源用、イーサネット(登録商標)用、またはオーディオ用のジャックとすることができる。このようなコネクタ・アセンブリは、実装密度の高い携帯式コンピュータなどの電子機器に適している。
本発明の第2の態様は、携帯式コンピュータに実装したコネクタ・アクセス・システムを提供する。コネクタ・アクセス・システムは、電極と光透過性樹脂で形成した当該電極を保持する支持ブロックとをそれぞれが有する複数のコネクタと、各支持ブロックの前側に光を導くために各支持ブロックの後側に配置した複数の光源と、システムの動作状態に応じて複数の光源の発光を制御するコントローラとを有する。コントローラは、キーボード・ライトの点灯に連動して光源を発光させることができる。このときコントローラは、光源の発光色または点滅周期を制御することができる。
複数のコネクタが、システムがパワー・オフ状態のときに充電可能な第1のUSBレセプタクルとシステムがパワー・オフ状態のときに充電が不可能な第2のUSBレセプタクルを含む場合は、コントローラは第1のUSBレセプタクルと第2のUSBレセプタクルに対してシステムがパワー・オフ状態のときに異なる発光制御をすることができる。発光制御は、光源の発光・停止、発光色の変更、または点滅周期を第1のUSBレセプタクルと第2のUSBレセプタクルで異なるように行うことができる。ユーザは光源の発光状態で、外形上では区別できないUSBレセプタクルの充電機能を識別することができる。
本発明により、視認性を高めたコネクタ・アセンブリを提供することができた。さらに本発明により、狭いスペースで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することができた。さらに本発明により、コネクタの形状を変更しないで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することができた。さらに本発明により、筐体に変更を加えないで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することができた。
さらに本発明により光源以外の部品を追加しないで実現できるコネクタ・アセンブリを提供することができた。さらに本発明により、複数のコネクタの中から容易に所定のコネクタを識別することができるコネクタ・アクセス・システムを提供することができた。さらに本発明により、同一形状で機能が異なる複数のコネクタの中から容易に所定の機能のコネクタを識別することができるコネクタ・アクセス・システムを提供することができた。さらに本発明により、そのようなコネクタ・アセンブリまたはコネクタ・アクセス・システムを実装した電子機器を提供することができた。
ノートPC100の外形を示す斜視図である。 ノートPC100の左側面図である。 ノートPC100の右側面図である。 USBレセプタクル209の外形を示す斜視図である。 コネクタ・アセンブリ300の構成を説明するための図である。 コネクタ・アセンブリ400の構成を説明するための図である。 コネクタ・アセンブリ500の構成を説明するための図である。 コネクタ・アクセス・システム600の機能ブロック図である。
図1は、携帯式コンピュータの一例であるノートPC100の外形を示す斜視図である。ノートPC100は、ディスプレイ103を収納するディスプレイ筐体101と電子デバイスを搭載するシステム筐体105がヒンジ機構107a、107bで結合されている。システム筐体105の表面には、キーボード111を実装する。ディスプレイ筐体101の頂部には、航空機の機内やプロジェクターを使用している会議室のような暗がりで使用する際に、キーボード111を照射するためのキーボード・ライト109を備えている。キーボード・ライト109に代えて、キーの文字部分を光透過性の樹脂で形成したキーボードを裏面から照射するタイプのキーボード・ライトを採用することもできる。
システム筐体105の内部には、CPU、チップセット、メイン・メモリ、および回路パターンなどを実装したマザー・ボード、放熱ファン、およびハードディスク・ドライブなどを収納している。システム筐体105の左側面105aおよび右側面105bには、外部デバイスとの間での信号または電力の送受をするため物理的なインターフェースとなる複数のコネクタを配置している。
本明細書においてコネクタという用語は、プラグを挿入または受け入れるレセプタクル、ソケットまたはジャックといった受容デバイスを総称する電気的なコネクタの意味で使用する。コネクタは、オス形状のコンタクトおよびメス形状のコンタクトのいずれを備えていてもよい。本明細書では、コネクタのプラグを差し込む位置を前といい、反対の位置を後ということにする。また、図1に示すようにノートPC100を使用するときの姿勢に対して上と下を定義する。
図2は、ノートPC100の左側面105aを拡大した側面図である。左側面105aには、一例としてAC/DCアダプタを接続する電源ジャック201、放熱ファンの排気口203、VGAレセプタクル205、HDMIレセプタクル207、USBコネクタ209およびミニDPレセプタクル211を装着している。図3は、ノートPC100の右側面105bを拡大した側面図である。右側面105bには、一例としてオーディオ用のコンボ・ジャック251、USBコネクタ253、255、SIMカード・トレイ257、メディア・カード・リーダ・スロット259およびイーサネット(登録商標)用のモジュラー・ジャック261を装着している。
図8に示すコネクタ・アクセス・システム600は、このようなコネクタと光源で構成したコネクタ・アセンブリと、システムの動作状態に応じて光源の発光を制御するコントローラ603を含む。以下においては、コネクタ・アクセス・システム600に適用可能ないくつかのコネクタ・アセンブリの構成を例示的に説明する。最初にデータの入出力に使用するUSBレセプタクル209を含むコネクタ・アセンブリ300について説明する。USBレセプタクル253、255は本発明との関連においてはUSBレセプタクル209と同じ構造を採用することができる。
図4は、コネクタ・アセンブリ300を後ろ側からみた斜視図、図5(A)はUSBプラグの挿入口を示す正面図、図5(B)は断面図、図5(C)は支持ブロック310の斜視図である。USBレセプタクル209は、USB3.0規格の標準Aレセプタクルに相当し、USB2.0規格のUSBプラグとUSB3.0規格のUSBプラグのいずれも接続することができる。回路基板150に取り付けられたUSBレセプタクル209は、USBプラグを挿入する挿入口を除いてシールド用のシェル301、303で覆われている。
通常のシェル301の表面は、光の反射率が高い金属光沢をしている。シェル301には、部分的にバネ状に成形したコンタクト301a〜301gが形成されている。コンタクト301a〜301gは、挿入されたUSBプラグのシェルに接続される。シェル303の後側には、光源の一例としてのLED350aを配置している。LED350aは、シェル303に固定してもよいし、回路基板150に固定してもよい。LED350aの発光色は、赤、緑、青といったような所定の色とすることができる。あるいはLED350aは、カラー・フィルターを設けたり、赤、緑、青の素子をもうけてそれらの発光量を組み合わせたりして、発光色を制御できるようにしてもよい。LED350aの放射面に対応するシェル303の部分は部分的に切除して導光用の開口303aを形成している。
シェル301、303の内部には、グランドと信号用のコンタクトを支持する支持ブロック310を配置している。支持ブロック310は、コンタクト支持部310aと基部310bを含んでいる。コンタクト支持部310aは、挿入されたUSBプラグのコンタクトと接続可能なように、USB3.0規格のコンタクト321a〜321eとUSB2.0規格のコンタクト331a〜331dをその表面に露出するように支持する。USB3.0規格のコンタクト321a〜321eとUSB2.0規格のコンタクト331a〜331dは、基部310bを通じてリード端子331として引き出されて回路基板150の配線パターンに半田で接続される。
支持ブロック310は、液晶ポリマー樹脂、ナイロン系樹脂、ポリカーボネートまたはエポキシ樹脂のような光透過率が高い合成樹脂(光透過性樹脂)で形成している。したがって、LED350aが放射した光は、開口303aを通じて基部310bの後側から入射して、コンタクト支持部310aの前側(プラグの挿入口)から光線351aとして出射し、基部310bから光線351bとして出射する。光透過性樹脂には、特定の波長の光を反射させる顔料を混入させて支持ブロック310が所定の発光色で発光するようにしてもよい。コンタクト支持部310aおよび基部310bを通過する光線の一部は、途中でUSBプラグを挿入する空間に出射してシェル301の内面で反射し、光線351c、351dとしてプラグの挿入口から出射する。
本発明との関連において、コネクタ・アセンブリ300は以下のような特徴を備える。まず、USBレセプタクル209に対して必要になる改造は、支持ブロック310の材料を変更することと、シェル303の一部に開口303aを設けることだけであるため部品を追加したり金型を変更したりする必要がないことを挙げることができる。したがって、コストの増加を抑制するとともに、改造した場合に必要になるコネクタの追加的な試験の負担も軽減することができる。また、LED350aは、USBレセプタクル209に密接して配置することができるため、狭いシステム筐体105bのなかに実装することが可能になる。さらに、光線はUSBレセプタクル209の挿入口から放射されるため、システム筐体105に対して改造を加える必要がない。
LED350aが放射する光線は、USBレセプタクル209の前側にコンタクト支持部310aと基部310bから光線351a、351bとして放射されるためそれらの形状を前面側で視認できる。さらにシェル301の輪郭も内面で反射した光線351c、351dで視認できる。したがってユーザは暗がりで、単にUSBレセプタクル209の位置を視認できるだけでなく、USBプラグの上下方向も判断することができる。
シェルを備えコンタクトが支持ブロックの表面に形成されたHDMIレセプタクル207、ミニDPレセプタクル211およびモジュラー・ジャック261も本発明との関連ではコネクタ・アセンブリ300の範疇に含めることができる。また、コンタクトが支持ブロックの中に埋め込まれた構造のVGAレセプタクル205もコネクタ・アセンブリ300の範疇に含めることができる。
つぎに、図6を参照してコンボ・ジャック251とLED350bを組み合わせたコネクタ・アセンブリ400について説明する。図6(A)はコンボ・ジャック251の正面図、図6(B)はコンボ・ジャック251に接続する4極プラグ450の平面図、図6(C)はコネクタ・アセンブリ400の断面図である。4極プラグ450は、先頭から、左ヘッドフォンの信号端子451a、右ヘッドフォンの信号端子451b、グランド端子451cおよびエレクトレット・コンデンサ・マイクロフォン(ECM)の信号端子451dを含む。
コンボ・ジャック251は、信号端子451a〜451dに接続するコンタクト403a〜403dを支持する支持ブロック401を含む。支持ブロック401は、USBレセプタクル209と同じ光透過性樹脂で形成することができる。支持ブロック401の周囲はシールド用のシェルで囲んでいてもよい。支持ブロック401の後面には、LED350bを配置している。LED350bは、発光色に関してLED350aと同様の構成にすることができる。LED350bが放射した光線は、支持ブロック401を通過して前面まで導かれ、挿入口から放射される。ユーザは暗がりでも支持ブロック401の前面側の形状を視認できる。3極のヘッドフォン・ジャックまたは2極のマイクロフォン・ジャックなども本発明との関連ではコネクタ・アセンブリ400の範疇に含めることができる。
さらに、図7を参照して電源ジャック201とLED350cを組み合わせたコネクタ・アセンブリ500について説明する。図7(A)は電源ジャック201の正面図、図7(B)は電源ジャック201に接続する直流の電源プラグ551の正面図、図7(C)はコネクタ・アセンブリ500の断面図である。電源プラグ551は、中央に配置したプラスのセンター・ピン551aと、合成樹脂で形成した支持ブロック553の周囲を囲むように配置したマイナス端子551bを備えている。
支持ブロック501は、コンタクト503aを支持するコンタクト支持部501aとコンタクト503b、503cを支持するコンタクト支持部501bと、リード線が通過する基部501cを含む。支持ブロック501はUSBレセプタクル209と同じ光透過性樹脂で形成することができる。電源プラグ551が挿入されたときにコンタクト503aは、センター・ピン551aに接続し、コンタクト503b、503cは、マイナス端子551bに接続する。支持ブロック501の後面には、LED350cを配置している。LED350cは、発光色に関してLED350aと同様の構成にすることができる。LED350cが放射した光線は、支持ブロック501を通過して前面まで導かれて放射される。ユーザは暗がりでも支持ブロック501の前面側の形状を視認できる。
つぎに、上記のように例示したコネクタ・アセンブリにコントローラを組み合わせたコネクタ・アクセス・システムについて説明する。図8は、コネクタ・アクセス・システム600の機能ブロック図である。コネクタ・アクセス・システム600は、システム601、コントローラ603、および図2、図3に示した複数のコネクタおよびLEDを代表させるために例示的に示した4個のコネクタ611a〜611dおよびそれらに対応するLED613a〜613dで構成したコネクタ・アセンブリを含む。
システム601は、CPU、システム・メモリ、およびI/Oチップ・セットのようなノートPC100のハードウェア資源と、デバイス・ドライバ、オペレーティング・システム、およびユーティリティ・プログラムのようなソフトウェア資源で構成している。コントローラ603は、システム601からの指示でLED613a〜613dの発光を制御する。コントローラ603は、各LED613a〜613dの点灯消灯制御に加えて、発光色の変更制御、点滅点灯と連続点灯の選択制御、および点滅周期の選択制御などをすることができる。コントローラ603は、ノートPC100がパワー・オフ状態またはハイバネーション状態のときにも電池やAC/DCアダプタから電力の供給を受けて、LED613a〜613dの制御ができるように構成することができる。
つぎに、コネクタ・アクセス・システム600の動作の一例を説明する。最初に、薄暗い環境でいずれかのコネクタにプラグを接続する場合の動作の一例を説明する。システム601は、キーボード111のキー操作でキーボード・ライト109が点灯したときに、コントローラ603にすべてのLED613a〜613dを点灯するように指示する。キーボード・ライト109は、暗い環境でノートPC100を使用するときにユーザが点灯操作をするため、LED613a〜613dの点灯のために特別な操作をする必要がない。
LED613a〜613dの点灯により、プラグの挿入口からコンタクトの支持ブロック、さらにある主のコネクタではシェルの内面が反射する光線が放射されるため、ユーザは、対象のプラグに合致するコンタクトの位置および上下方向を薄暗い環境でも視認できる。このときコントローラ603は、LED613a〜613dの発光色を相互に異なる色にして視認し易いようにすることもできる。あるいはコントローラ603は、LED613a〜613dのなかで所定のLEDを連続発光または点滅発光させ、さらに点滅発光の場合は点滅周期を相互に異なる値にすることもできる。
システム601は、コネクタ611a〜611dに接続された外部デバイスを認識して、プラグの接続を認識することができる。あるいはコントローラ603は、電圧を確認して電源ジャックにAC/DCアダプタが接続されたことを認識することができる。そしてコントローラ603はシステム601からの指示または自らの判断で、プラグが接続されたコネクタに対応するLEDの発光を停止させることができる。システム601は、キーボード・ライト109が消灯したときにすべてのLED613a〜613dを消灯させることができる。
つぎに、コネクタ611a〜611dが、充電機能の異なるUSBレセプタクルで構成されている場合に薄暗い環境および明るい環境のいずれにも適用できる動作の一例を説明する。ノートPC100はUSB規格に規定するSDP(Standard Downstream Port)に相当し、パワー・オン状態のときにUSBレセプタクル209、253、255に接続されたポータブル・デバイスを通信しながら充電することができる。ノートPC100はまた、システム601がパワー・オフ状態およびハイバネーション状態のときであってもポータブル・デバイスを充電するように設定することができる。
たとえば、コネクタ611aは、システム601がパワー・オフ状態およびハイバネーション状態のときに、電源ジャック201にAC/DCアダプタが接続されていれば、接続されたポータブル・デバイスを充電することができる常時充電モードに設定できるとする。また、他のコネクタ611b〜611dは常時充電モードに設定できないため、システム601がパワー・オン状態またはサスペンド状態のときだけ充電できるとする。
システム601は、コネクタ611aが常時充電モードに設定されたときは、パワー・オフ状態またはハイバネーション状態に移行する際に、コントローラ603に指示して、コネクタ611aに対応するLED613aだけを点灯させる。システム601は、コネクタ611aが常時充電モードに設定されていないときは、パワー・オフ状態またはハイバネーション状態に移行する際に、いずれのLED613a〜613dも点灯させない。ユーザは、LED613a〜613dの点灯および消灯によりパワー・オフ状態およびハイバネーション状態のときに充電できるコネクタ611aを容易に判断することができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。たとえば、図2、3に例示したコネクタは一例であり、本発明にかかるコネクタは特許請求の範囲に記載のとおりである。また、光源の取り付け方法も明細書に例示した方法に限定する必要はない。本発明は、ノートPCに限定する必要はなく、デスクトップPC、タブレット端末、スマートテレビまたは車載機器などのコネクタを実装する電子機器全般に適用することができる。
100 ノートPC
105 システム筐体
105a 左側面
105b 右側面
109 キーボード・ライト
201 電源ジャック
205 VGAレセプタクル
207 HDMIレセプタクル
209、253、255 USBレセプタクル
211 ミニDPレセプタクル
251 コンボ・ジャック
261 イーサネット・ジャック(モジュラー・ジャック)
300、400、500 コネクタ・アセンブリ
301、303 シールド用のシェル
303a 開口
310、401、553 支持ブロック
350a〜350c、613a〜513d LED
600 コネクタ・アクセス・システム

Claims (13)

  1. プラグの接続が可能なコネクタ・アセンブリであって、
    回路基板と、
    電極と該電極を保持し光透過性樹脂で形成した支持ブロックとを有する前記回路基板に実装したコネクタと、
    前記支持ブロックの前側から光を放射するように前記支持ブロックの後側を照射する光源と
    を有するコネクタ・アセンブリ。
  2. 前記電極が前記支持ブロックの表面に形成されている請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ。
  3. 前記電極が前記支持ブロックに埋め込まれている請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ。
  4. 前記支持ブロックの周囲を囲むように配置したシールド用のシェルを含み、該シェルが前記支持ブロックの側面から放射された光を反射して前記コネクタの前側から放射する請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ。
  5. 前記光源の放射面に対応する前記シェルの位置に導光用の開口を形成した請求項4に記載のコネクタ・アセンブリ。
  6. 前記コネクタが映像出力用のレセプタクルである請求項4に記載のコネクタ・アセンブリ。
  7. 前記コネクタがUSB用のレセプタクルである請求項4に記載のコネクタ・アセンブリ。
  8. 前記コネクタが電源用、イーサネット(登録商標)用、またはオーディオ用のジャックである請求項1に記載のコネクタ・アセンブリ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のコネクタ・アセンブリを実装した電子機器。
  10. 携帯式コンピュータに実装したコネクタ・アクセス・システムであって、
    電極と光透過性樹脂で形成した前記電極を保持する支持ブロックとをそれぞれが有する複数のコネクタと、
    各支持ブロックの前側に光を導くために各支持ブロックの後側に配置した複数の光源と、
    システムの動作状態に応じて前記複数の光源の発光を制御するコントローラと
    を有するコネクタ・アクセス・システム。
  11. 前記コントローラは、キーボード・ライトの点灯に連動して前記光源を発光させる請求項10に記載のコネクタ・アクセス・システム。
  12. 前記コントローラは、前記光源の発光色または点滅周期を制御する請求項10または請求項11に記載のコネクタ・アクセス・システム。
  13. 前記複数のコネクタが、システムがパワー・オフ状態のときに充電可能な第1のUSBレセプタクルとシステムがパワー・オフ状態のときに充電が不可能な第2のUSBレセプタクルを含み、前記コントローラは前記第1のUSBレセプタクルと前記第2のUSBレセプタクルに対してシステムがパワー・オフ状態のときに異なる発光制御をする請求項10に記載のコネクタ・アクセス・システム。
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