JP2016164392A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016164392A
JP2016164392A JP2015044614A JP2015044614A JP2016164392A JP 2016164392 A JP2016164392 A JP 2016164392A JP 2015044614 A JP2015044614 A JP 2015044614A JP 2015044614 A JP2015044614 A JP 2015044614A JP 2016164392 A JP2016164392 A JP 2016164392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
belt
housing
valve plate
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015044614A
Other languages
English (en)
Inventor
智治 田代
Tomoharu Tashiro
智治 田代
日比野 惣吉
Sokichi Hibino
惣吉 日比野
志郎 林
Shiro Hayashi
志郎 林
昌志 秦
Masashi Hata
昌志 秦
茂樹 三浦
Shigeki Miura
茂樹 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2015044614A priority Critical patent/JP2016164392A/ja
Publication of JP2016164392A publication Critical patent/JP2016164392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】防錆性を向上させるとともに、弁板の汎用性を維持することができる圧縮機の提供にある。
【解決手段】シリンダブロック12およびシリンダブロック12と結合されるリヤハウジング14を備えるハウジングと、シリンダブロック12とリヤハウジング14との間に介在される鉄製の弁板31と、を備えた圧縮機において、ゴム系材料又は樹脂材料に形成され、弁板31の外周面を全周にわたって覆う帯状部材34と、シリンダブロック12の外周面23に形成され、帯状部材34と隣接する突起部42と、リヤハウジング14の外周面24に突起部42と対向して形成され、帯状部材34と隣接する突起部43と、を備え、突起部42と突起部43とで、帯状部材34を所定の位置に保持する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、圧縮機に関し、特に、第1ハウジング部材および第2ハウジング部材を備えるハウジングと、第1ハウジング部材と第2ハウジング部材との間に介在される鉄製の弁板とを備えた圧縮機に関する。
圧縮機に関する従来技術としては、例えば、特許文献1に開示された流体吸排装置が存在する。特許文献1には流体吸排装置としての斜板式圧縮機が開示されている。この斜板式圧縮機には、シリンダブロックの端面には弁板が配されており、弁板の一面にはシリンダガスケットが配されている。弁板の他面にはシリンダヘッドガスケットが配されており、シリンダヘッドガスケットに当接するシリンダヘッドが設けられている。弁板の外径はシリンダブロックおよびシリンダヘッドの外径より僅かに小径としている。このため、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間にリング状の浅い凹所が形成されている。この凹所には円環状リングが配されている。
特許文献1の斜板式圧縮機では、円環状リングが弁板の外周面を覆って配されており、円環状リングが外部からの水分の浸入に対してシール性を持つため、弁板の防食のための塗装を施すことが不要となるとしている。
実願平2−121188号(実開平4−79979号)のマイクロフィルム
通常、車載用の斜板式圧縮機では、弁板やガスケットは、シリンダブロックやシリンダヘッドの外径に合わせ、複数種の圧縮機に適用できるように汎用性を高めるように設定されている。しかし、複数種の圧縮機において汎用性の高い弁板やガスケットを用いることができる場合であっても、シリンダブロックやシリンダヘッドについては、搭載される車両毎に専用の形状に設計されていることが殆どである。そして、特許文献1の斜板式圧縮機のように、弁板やガスケットの外径を変更すると、弁板やガスケットの汎用性が損なわれ、圧縮機における専用部品が増大するという問題が生じる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、防錆性を向上させるとともに、弁板の汎用性を維持することができる圧縮機の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、第1ハウジング部材および前記第1ハウジング部材と結合される第2ハウジング部材を備えるハウジングと、前記第1ハウジング部材と前記第2ハウジング部材との間に介在される鉄製の弁板と、を備えた圧縮機において、ゴム系材料又は樹脂材料により形成され、前記弁板の外周面を覆うように環状に延在する帯状部材と、前記第1ハウジング部材の外周面に形成され、前記帯状部材と隣接する第1突起部と、前記第2ハウジング部材の外周面に形成され、前記帯状部材と隣接する第2突起部と、を備え、前記第1突起部と前記第2突起部とで、前記帯状部材を軸方向における所定の位置に保持することを特徴とする。
本発明によれば、第1ハウジング部材の第1突起部および第2ハウジング部材の第2突起部は、帯状部材の圧縮機の軸方向における位置ずれを規制する。また、ハウジングに各突起部を設けることから弁板の外径を変更する必要がなく、弁板の汎用性を維持することができる。また、弁板の外周面は帯状部材により覆われるため、弁板の外周面の防錆性が向上するほか、仮に弁板に錆が生じても帯状部材が弁板を隠すことにより、外観上の美観を損ねることがない。
また、上記の圧縮機において、前記第1突起部および前記第2突起部は前記ハウジングの周方向の一部に形成されている構成としてもよい。
この場合、第1突起部および第2突起部がハウジングの周方向の一部に形成されることから、第1突起部および第2突起部がハウジングの周方向の全周にわたって形成される場合と比較して圧縮機の重量増大を抑制することができる。
また、上記の圧縮機において、前記第1突起部および前記第2突起部は前記ハウジングの周方向にわたって形成されている構成としてもよい。
この場合、帯状部材の位置ずれをハウジングの周方向の全周にわたって確実に規制することができる。
また、上記の圧縮機において、前記第1突起部又は前記第2突起部は、前記帯状部材と対向する孔を有し、前記帯状部材は、前記孔に挿入され、前記第1突起部又は前記第2突起部に保持される挿入部を備える構成としてもよい。
この場合、帯状部材の挿入部は、帯状部材を組み付ける際に位置決めを容易にするための目印として機能するほか、孔に挿入されて保持されることにより帯状部材の位置ずれをさらに規制することができる。
また、上記の圧縮機において、前記帯状部材は、弁板の外周面を全周にわたって覆う本体部と、前記本体部と一体形成され、ハーネスを保持するハーネス保持部とを備える構成としてもよい。
この場合、帯状部材は、圧縮機の周囲にハーネスをハーネス保持部に保持させることにより配置することができ、弁板を覆う以外の機能を発揮することができる。
また、上記の圧縮機において、前記ハーネス保持部は、ハーネスを挿通する挿通孔を形成する環状体と、前記環状体を横断し、前記挿通孔と連通する切込み溝を有する構成としてもよい。
この場合、ハーネスは環状体の挿通孔に挿通されることにより帯状部材に保持されるが、切込み溝を拡大することにより、帯状部材に対するハーネスの着脱を簡単に行うことができる。
また、上記の圧縮機において、前記第1ハウジング部材と前記弁板との間と、前記第2ハウジング部材と前記弁板との間とにそれぞれガスケットが介在され、前記帯状部材は前記弁板とともに前記ガスケットの外周面を覆う構成としてもよい。
この場合、ガスケットの外周面の防錆性が向上するほか、仮にガスケットの外周面に錆が生じても帯状部材がガスケットを隠すことにより、外観上の美観を損ねることがない。
本発明によれば、防錆性を向上させるとともに、弁板の汎用性を維持することができる圧縮機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る斜板式圧縮機の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る斜板式圧縮機の斜視図である。 斜板式圧縮機の要部の縦断面図であり、図1のA−A線矢視図である。 (a)は帯状部材の正面図であり、(b)は帯状部材の側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る斜板式圧縮機の側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る斜板式圧縮機の要部の縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る斜板式圧縮機の要部の縦断面図である。 (a)は本発明の第5の実施形態の斜板式圧縮機を前方から見たときの斜視図であり、(b)は斜板式圧縮機を後方から見たときの斜視図である。 第5の実施形態に係る帯状部材の斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る圧縮機について図面を参照して説明する。本実施形態に係る圧縮機は、車両に搭載される車両空調用の圧縮機であり、可変容量型斜板式圧縮機である。
図1に示す圧縮機のハウジング11は、シリンダブロック12と、シリンダブロック12の一端(前端)に接合されるフロントハウジング13と、シリンダブロック12の他端(後端)に結合されるリヤハウジング14とを有している。シリンダブロック12、フロントハウジング13及びリヤハウジング14は、複数の通しボルト15により相互に接続されている。本実施形態では、シリンダブロック12は第1ハウジング部材に相当し、リヤハウジング14は第2ハウジング部材に相当する。
圧縮機のハウジング11の内部には、圧縮機構(図示せず)が収容されている。圧縮機構は、回転軸16と、回転軸16とともに回転し、ハウジング11内に形成されるクランク室(図示せず)に収容される斜板(図示せず)と、シリンダブロック12のシリンダボア(図示せず)に収容されるピストン(図示せず)とを備えている。圧縮機構は、斜板の傾斜角度に応じてピストンがシリンダボア内にて往復動することにより、シリンダボア内の圧縮室(図示せず)の容積を変化させて冷媒を圧縮する公知の圧縮機構である。
フロントハウジング13には、コネクタ20を取り付けるコネクタ支持部21が設けられている。コネクタ支持部21に取り付けられたコネクタ20は圧縮機側のハーネス22と、車両側とのハーネス(図示せず)を接続する。本実施形態では、圧縮機が車両の設置面に設置された状態では、コネクタ20がシリンダブロック12の外周面23から離れて上部に位置するように、コネクタ支持部21が設けられている。本実施形態では、ハーネス22は、図示されない締結ボルトおよびハーネス保持部材を介してリヤハウジング14に固定されている。
また、リヤハウジング14の外周面24には、リヤハウジング14と一体形成された脚部(図示せず)が形成されている。従って、本実施形態の圧縮機は、設置面に固定されることにより、回転軸16の軸心Pが水平となるように車両に横置きにて取り付けられる。
リヤハウジング14の外周面24の下部には、容量制御弁25が挿入される挿入口26が形成されている。本実施形態では、容量制御弁25がリヤハウジング14の挿入口26から回転軸16の径方向に向けて挿入されている。容量制御弁25は、クランク室の圧力を変更する機能を備えた公知の容量制御弁である。クランク室の圧力が変更されることにより、クランク室とシリンダボアとのピストンを介した圧力差が変更され、この圧力差の変更により斜板の傾斜角度が変更され、圧縮機の吐出容量は調節される。容量制御弁25にはコネクタ20と接続されたハーネス22が接続されている。
リヤハウジング14の内部には、図示されないが、吸入室を含む吸入圧領域が形成されているほか、吐出室を含む吐出圧領域が形成されている。吸入圧領域は、図示されない外部冷媒回路から吸入圧の冷媒が吸入される圧力空間であり、吐出圧領域はシリンダボアに形成される圧縮室から吐出圧の冷媒が吐出される圧力空間である。外部冷媒回路は、図示されないが、吸入圧領域と連通される吸入側配管と、吐出圧領域と連通される吐出圧配管を備えている。
本実施形態では、外部冷媒回路の吸入側配管および吐出側配管と連結される接続ブロック部27がリヤハウジング14に配置されている。接続ブロック部27はリヤハウジング14と一体形成されており、外周面24において回転軸16の径方向および軸方向へ突出する形状を呈している。図1、図2に示すように、接続ブロック部27の上部には、2つの平坦面28が形成されている。一方の平坦面28には吸入圧領域と連通する吸入口29が開口しており、他方の平坦面28には吐出圧領域と連通する吐出口30が開口している。
ところで、シリンダブロック12とリヤハウジング14の間には、図3に示すように弁板31が介在されている。弁板31にはシリンダボア内の圧縮室と吸入室とを連通する吸入ポート(図示せず)および圧縮室と吐出室とを連通する吐出ポート(図示せず)が形成されている。弁板31とシリンダブロック12の端面との間には吸入側ガスケット32が介在されている。吸入側ガスケット32には、吸入ポートを開閉するリード式の開閉弁(図示せず)が設けられているほか、吐出ポートに対応して形成された通孔(図示せず)が形成されている。弁板31とリヤハウジング14の端面との間には吐出側ガスケット33が介在されている。吐出側ガスケット33には、吐出ポートを開閉するリード式の開閉弁(図示せず)が設けられているほか、吸入ポートに対応して形成された通孔(図示せず)が形成されている。
吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33は、シリンダブロック12とリヤハウジング14との間からの冷媒ガスの漏洩を防止する機能を備えている。弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33は鉄製であり、プレス機による鋼板の打ち抜きより成形されている。なお、吸入側ガスケット32、吐出側ガスケット33は、鉄製の薄板の両面が、ゴム材料で薄膜状にコーティングされている。吸入側ガスケット32、吐出側ガスケット33の外周面は、鉄製の薄板が露出している。弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周径は、ハウジング11の外周径とほぼ同じに設定されている。
本実施形態の圧縮機には、図3に示すように、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆う帯状部材34が装着されている。帯状部材34はゴム系材料により形成されている。図4に示すように、帯状部材34は、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆うように環状に延在する本体部35と、本体部35と一体形成され、挿入部41を備える張出部40とを備える。
本体部35は弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面に密着するように環状に形成されている。本実施形態では本体部35は真円形に形成されている。本体部35の幅は弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33を重ねた厚さとほぼ同じに設定されている。張出部40は本体部35の外周面から径方向の外側へ張り出して板状に形成されており、張出部40の前側となる面には、円柱状の挿入部41が立設されている。挿入部41の先端は僅かに外周径を大きくしてフランジ状に形成されている。挿入部41は、後述する突起部46の孔47に挿入され、シリンダブロック12との位置決めと、装着後の帯状部材34の位置ずれを防止するためのものである。本実施形態では、突起部46の形状に合わせて、張出部40は、本体部35の厚さより薄くなるように形成されている。
本実施形態では、帯状部材34が回転軸16の軸方向(圧縮機の軸方向)において所定の位置に保持されて回転軸16の軸方向に位置ずれしないように、シリンダブロック12およびリヤハウジング14に工夫が施されている。具体的には、シリンダブロック12の外周面23には、帯状部材34と隣接する突起部42が形成され、リヤハウジング14の外周面24には、突起部42と対向し、帯状部材34と隣接する突起部43が形成されている。本実施形態の突起部42は第1突起部に相当し、突起部43は第2突起部に相当する。突起部42、43はハウジング11の周方向の一部に形成されている。
突起部42は、シリンダブロック12の外周面23から回転軸16の径方向に突出して形成されており、突起部42の弁板31側の端面はシリンダブロック12の端面と同一面である。突起部42の弁板31側の端面には、テーパー面44が形成されている。テーパー面44は外周面23から突出方向へ向けて突起部42の幅を小さくする。突起部42はシリンダブロック12の外周面23の複数箇所に周方向に形成されている。本実施形態では設置された状態の圧縮機においてシリンダブロック12の上部に1箇所、軸心P付近の高さとなる側部に2箇所、下部に近い側部に2箇所の合計5箇所に形成されている。図1、図2においては、シリンダブロック12の上部の突起部42と、一方の側部の2つの突起部42のみ示される。
突起部43はリヤハウジング14の外周面24から回転軸16の径方向に突出して形成されており、突起部43の弁板31側端面はリヤハウジング14の端面と同一面である。突起部43の弁板31側の端面には、テーパー面45が形成されている。テーパー面45は外周面24から突出方向へ向けて突起部43の幅を小さくする。突起部43はリヤハウジング14の外周面24の複数箇所に周方向に形成されている。突起部43の周方向の長さは突起部42の周方向の長さと同じに設定されている。
本実施形態では、テーパー面44、45は帯状部材34を装着し易くするためのガイド面として機能する。なお、突起部42、43の外周面23、24から径方向の突出長さは、帯状部材34の本体部35の厚みより大きく設定されているが、突起部42、43の突出長さは、帯状部材34が回転軸16の軸方向へ位置ずれしない程度であればよい。突起部42、43の突出長さは、例えば、帯状部材34の本体部35の厚さより小さくてもよい。また、突起部42、43の幅は、突起部42、43としての機能を果す限りでは、できるだけ小さく設定することが好ましく、突出長さより小さいとより好ましい。
また、本実施形態では、シリンダブロック12の外周面23には、突起部46がシリンダブロック12のリヤハウジング14側の端面に隣接して形成されている。突起部46はシリンダブロック12のシリンダボア(図示せず)を加工する時に位置を固定するための突起部であり、突起部46には前後に貫通する孔47が形成されている。突起部46は帯状部材34の回転軸16の軸方向への位置ずれ防止の機能を有しており、突起部42とは別の第1突起部に相当する。突起部46の孔47には、帯状部材34の挿入部41が挿入される。
次に、本実施形態の圧縮機の作用について説明する。本実施形態の圧縮機が備える帯状部材34は、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆う。突起部42、43は、帯状部材34の回転軸16の軸方向への位置ずれを規制する。テーパー面44、45は帯状部材34を装着する際に帯状部材34を弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面へ向けて案内する。本実施形態では、突起部46の孔47には、帯状部材34の挿入部41が挿入される。挿入部41の先端部は、孔47の径よりも大きく形成されており、孔47から突出する。その結果、挿入部41が突起部46に保持される。帯状部材34はゴム系材料により形成されているので、突起部46の孔47に対する挿入部41の挿脱は、挿入部41が弾性変形することにより容易に行われる。
本実施形態の圧縮機は以下の作用効果を奏する。
(1)シリンダブロック12の突起部42およびリヤハウジング14の突起部43は帯状部材34の位置ずれを規制する。また、ハウジング11に各突起部42、43を設けることから弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外径を変更する必要がなく、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の汎用性を維持することができる。また、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面は帯状部材34により覆われるため、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面の防錆性が向上する。仮に弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面に錆が生じても帯状部材34が弁板31等を隠すことにより、外観上の美観を損ねることがない。
(2)突起部42、43がハウジング11の周方向の一部に形成されることにより、例えば、突起部42、43をハウジング11の周方向の全周にわたって設ける場合と比較して圧縮機の重量増大を抑制することができる。また、突起部42と突起部43とで、帯状部材34を所定の位置に保持することができる。
(3)帯状部材34の挿入部41は突起部46の孔47に挿入されて突起部46に保持されるため、装着後の帯状部材34の位置ずれを確実に防止することができる。つまり、突起部46、また、帯状部材34に挿入部41が設けられ、シリンダブロック12に突起部46が設けられていることにより、帯状部材34の装着時には、挿入部41および突起部46が位置決めのための目印となり、装着作業が容易となる。また、帯状部材34が切れても直ちに圧縮機から脱落することがない。
(4)突起部46はシリンダブロック12の加工のための既存の突起部46であるから、帯状部材34の位置決めのための手段や位置決め作業のための目印としての新たな突起部を形成する必要がない。また、突起部46の形状に合わせて、張出部40は本体部35の厚さより薄くなるように形成されているため、既存の突起部46を活用することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る圧縮機について説明する。本実施形態の圧縮機も、車両に搭載される車両空調用の圧縮機であって、可変容量型斜板式圧縮機である。本実施形態では、突起部がハウジングの周方向にわたって形成されている例である。本実施形態において、第1の実施形態と共通の構成については、第1の実施形態の説明を援用して共通の符号を用いる。
図5に示すように、本実施形態では、シリンダブロック12の外周面23には、帯状部材34と隣接する突起部51が形成され、リヤハウジング14の外周面24には、突起部51と対向し、帯状部材34と隣接する突起部52が形成されている。本実施形態の突起部51は第1突起部に相当し、突起部52は第2突起部に相当する。図5に示すように、突起部51、52はハウジング11の周方向おいて全周にわたって形成されている。
突起部51は、シリンダブロック12の外周面23から回転軸16の径方向に突出して形成されており、突起部51の弁板31側の端面はシリンダブロック12の端面と同一面である。突起部51の弁板31側の端面には、テーパー面53が形成されている。テーパー面53は外周面23から突出方向へ向けて突起部51の幅を小さくする。本実施形態では、突起部51は突起部46と一体形成されている。
突起部52はリヤハウジング14の外周面24から回転軸16の径方向に突出して形成されており、突起部52の弁板31側の端面はリヤハウジング14の端面と同一面である。突起部52の弁板31側の端面には、テーパー面54が形成されている。テーパー面54は外周面24から突出方向へ向けて突起部52の幅を小さくする。テーパー面53、54は帯状部材34を装着し易くするためのガイド面として機能する。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果(1)、(3)、(4)と同等の作用効果を奏する。また、突起部51、52はハウジング11の周方向において全周にわたって形成されている。従って、第1の実施形態と比較すると、突起部51、52は帯状部材34の回転軸16の軸方向への位置ずれをハウジング11の周方向の全周にわたって確実に規制することができる。また、突起部51、52は、ハウジング11の周方向おいて全周にわたって形成されているため、第1の実施形態の突起部42、43と比較して製作しやすい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る圧縮機について説明する。本実施形態の圧縮機も、車両に搭載される車両空調用の圧縮機であって、可変容量型斜板式圧縮機である。本実施形態では、帯状部材が樹脂材料に形成され、両端部を有する例である。本実施形態において、第1の実施形態と共通の構成については、第1の実施形態の説明を援用して共通の符号を用いる。
本実施形態の圧縮機には、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆う帯状部材61が装着される。図6に示す帯状部材61は樹脂材料により形成されている。図6に示すように、帯状部材61は、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆うように環状に延在する本体部62と、本体部62と一体形成され、ハーネス22を保持するハーネス保持部63とを備える。本体部62は端部64、65を備えるほか、本体部62を環状に形成して固定する固定部66を有する。固定部66には端部64の挿通を可能とする通孔(図示せず)と端部64を挿通した状態にて固定する固定手段(図示せず)を備える。従って、帯状部材61は、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面に本体部62を巻きつけて密着させ固定することにより、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆う構造である。
本体部62の幅は弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33を重ねた厚さとほぼ同じに設定されている。ハーネス保持部63は、ハーネス22を挿通する挿通孔67を形成する環状体68と、環状体68を横断し、挿通孔67と連通する切込み溝69を有する。挿通孔37はハーネス22を挿通可能な孔径に設定されている。切込み溝69はハーネス22を環状体68からの着脱を容易にするために形成されている。弾性変形により切込み溝69の幅は、ハーネス22を着脱できる程度に大きくすることが可能である。帯状部材61のハーネス保持部63は、コネクタ20と容量制御弁25を接続するハーネス22を保持する。本実施形態では帯状部材61がハーネス22を保持し、ハウジング11はハーネス22を保持しない。また、本実施形態の帯状部材61は、シリンダブロック12の突起部46に対応する張出部および挿入部は備えない。
本実施形態によれば、帯状部材61を用いても、第1の実施形態の作用効果(1)、(2)と同等の採用効果を奏する。また、本実施形態によれば、ハーネス22は、環状体68の挿通孔67に挿通されることにより帯状部材61に保持されるが、切込み溝69を拡大することにより、帯状部材34に対するハーネス22の着脱を簡単に行うことができる。また、帯状部材61は、圧縮機の周囲にハーネス22をハーネス保持部63に保持させることにより配置することができ、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33を覆う以外の機能を発揮することができる。また、帯状部材61がハーネス22を保持するため、ハウジング11にハーネス22を保持させるための加工(例えば、ボルト孔の加工)やハーネス保持に必要な部品(締結ボルト、ハーネス保持部材)が不要となる。また、ハーネス保持のためのハウジング11の肉厚設定を考慮しなくてもよく、これにより圧縮機内の容積を増大させることができるほか、ハウジング製作のための鋳型の構造が簡単となる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る圧縮機について説明する。本実施形態の圧縮機も、車両に搭載される車両空調用の圧縮機であって、可変容量型斜板式圧縮機である。本実施形態の突起部は第1の実施形態の突起部と構成が異なる。本実施形態において、第1の実施形態と共通の構成については、第1の実施形態の説明を援用して共通の符号を用いる。
図7は本実施形態の斜板式圧縮機の要部の縦断面図である。本実施形態では、シリンダブロック12の突起部71は、回転軸16の軸方向においてシリンダブロック12の弁板31側の端面から離れた位置に形成されている。突起部71の断面は台形であり、突起部71の弁板31側の面はテーパー面72が形成されている。リヤハウジング14の突起部73は、回転軸16の軸方向においてリヤハウジング14の弁板31側の端面から離れた位置に形成されている。突起部73の断面は台形であり、突起部73の弁板31側の面はテーパー面74が形成されている。
本実施形態では、回転軸16の軸方向において突起部71、73の間を覆うように、帯状部材34が装着される。従って、帯状部材34は弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面だけでなく、シリンダブロック12の外周面23およびリヤハウジング14の外周面24の一部を覆う。本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果と同等の作用効果を奏する。また、帯状部材34はシリンダブロック12の外周面23およびリヤハウジング14の外周面24の一部を覆う。このため、水分が弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面へ浸入しにくくなり防錆性が向上する。なお、突起部71、73はハウジングの外周面の全周にわたって形成してもよい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態に係る圧縮機について説明する。本実施形態の圧縮機も、車両に搭載される車両空調用の圧縮機であって、可変容量型斜板式圧縮機である。本実施形態の突起部は第1の実施形態の突起部と構成が異なる。本実施形態において、第1の実施形態と共通の構成については、第1の実施形態の説明を援用して共通の符号を用いる。
図8(a)および図8(b)は本実施形態の斜板式圧縮機の斜視図である。本実施形態では、第1突起部としての突起部81は、シリンダブロック12において接続ブロック部27の近くに設けられている。突起部81は板状の突起であり、製造時にシリンダブロック12を移動するために用いるクランプ用の既存の突起部である。シリンダブロック12には、孔47を有する突起部46が設けられているほか、図8にて図示されないが、突起部81と同様の突起部(第1突起部に相当)が突起部81とは別の位置に設けられている。リヤハウジング14には突起部81の一部と対向する板状の突起部82が形成されている。突起部82は第2突起部に相当する。
図9に示す本実施形態の帯状部材83はゴム系材料により形成されている。帯状部材34は、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面を覆うように環状に延在する本体部84と、本体部84と一体形成され、ハーネス22を保持するハーネス保持部85と、挿入部87を備える張出部86とを備える。張出部86は第1の実施形態の張出部40と同一構造であり、挿入部87は第1の実施形態の挿入部41と同一構造である。
本体部84は弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33の外周面に密着するように環状に形成されている。本実施形態では本体部84は非円形に形成されている。本体部84において突起部81に対応する部位には、径方向の内側へ延在する薄肉部88が形成されている。薄肉部88は、突起部81のリヤハウジング14側の面の一部と当接し、帯状部材83の装着時の位置決め手段として機能する。
本実施形態のハーネス保持部85は、本体部84の突起部81に対応する部位を径方向の外側へ延在して形成されており、ハーネス保持部85には、ハーネスを保持するための挿通孔89が形成されている。ハーネス保持部85は挿通孔89からハーネス保持部85の外周へ向けて横断する切込み溝90を備えている。さらに、本実施形態では、図示されない突起部の形状に対応するように、本体部84の厚さが小さく設定されるように切り欠き部91が形成されている。
本実施形態によれば、第1の実施形態の作用効果(1)〜(4)と同等の作用効果を奏する。また、薄肉部88が帯状部材83の装着時の位置決め手段として機能するため、挿入部87の位置決め機能と相まって帯状部材83の装着作業がより容易となる。また、ハーネス22は、ハーネス保持部85の挿通孔89に挿通されることにより帯状部材83に保持されるが、切込み溝90を拡大することにより、帯状部材83に対するハーネス22の着脱を簡単に行うことができる。さらに、本実施形態によれば、帯状部材83は、ハーネス22をハーネス保持部85に保持させることにより圧縮機の周囲に配置することができ、弁板31、吸入側ガスケット32および吐出側ガスケット33を覆う以外の機能を発揮することができる。また、帯状部材83がハーネス22を保持するため、ハウジング11にハーネス22を保持させるための加工(例えば、ボルト孔の加工)やハーネス保持に必要な部品(締結ボルト、ハーネス保持部材)が不要となる。また、ハーネス保持のためのハウジング11の肉厚設定を考慮しなくてもよく、これにより圧縮機内の容積を増大させることができるほか、ハウジングの製作のための鋳型の構造が簡単となる。
なお、上記の実施形態は、本発明の一実施形態を示すものであり、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、下記のように発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。
○ 突起部の形状については上記の実施形態の突起部の形状に限定されない。突起部は帯状部材の軸方向の位置ずれを規制する機能を備える形状であれば自由である。また、突起部のテーパー面は必須の構成ではない。
○ 上記の実施形態では、突起部は外周面において単独に形成されたが、例えば、脚部や外周面にて隆起する隆起部等と一体形成されてもよい。また、ハウジングを加工する際に用いられる既存のクランプ用の突起を第1突起部又は第2突起部として機能させるようにしてもよい。
○ 第1の実施形態では、帯状部材の本体部は真円形としたが帯状部材の本体部は真円形に限定されない。帯状部材の本体部は、例えば、第5の実施形態のように非円形でもよい。帯状部材の本体部はハウジングや弁板の外周面に倣う形状であればよく、本体部の形状について特に制限はない。
○ 第1の実施形態では、帯状部材の挿入部を円柱状としたが、挿入部の形状は円柱状に限定されない。突起部の孔に挿入可能な形状で突起部に保持可能な形状あればよい。また、第1の実施形態では、挿入部が挿入される突起部の孔は貫通する孔としたが、突起部の孔は有底孔であってもよく、帯状部材の挿入部を保持可能な孔であればよい。さらに、孔は円形に限定されない。
○ 上記の第1、2の実施形態では、ゴム系材料の帯状部材としたが、帯状部材はゴム系材料に限定されない。例えば、第3の実施形態にて用いた樹脂材料により帯状部材を形成してもよい。この場合、リヤハウジングをシリンダブロックに結合する前に、弁板およびガスケットの外周を覆うように装着すればよい。また、第1、2の実施形態のゴム系材料を用いて第3の実施形態の帯状部材を形成してもよい。
○ 上記の実施形態では、可変容量型斜板式圧縮機としたが、圧縮機の形式は特に限定されない。圧縮機は、斜板式圧縮機以外の形式の圧縮機でもよい。また、斜板式圧縮機であっても、気筒数や可変容量・固定容量の種類は問われない。
○ 第3、5の実施形態では、帯状部材にハーネスが保持されるように、帯状部材にハーネス保持部が形成されていたがこの限りではない。第1の実施形態のように、ハーネス保持部を備えない帯状部材であってもよく、この場合、ハウジングにハーネスが保持されるようにしてもよい。また、ハーネスやコネクタを備えない圧縮機であってもよい。
○ 第3、5の実施形態では、容量制御弁とコネクタを接続するハーネスが帯状部材によって保持されるとしたが、ハーネスの種類を限定する趣旨ではない。また、コネクタの位置についてもフロントハウジングに限定されず、シリンダブロックやリヤハウジングに設けるようにしてもよい。
11 ハウジング
12 シリンダブロック
13 フロントハウジング
14 リヤハウジング
16 回転軸
22 ハーネス
23、23 外周面
31 弁板
32 吸入側ガスケット
33 吐出側ガスケット
39、69、90 切込み溝
41、87 挿入部
42、43、46、51、52、71、73、81、82 突起部
44、45、53、54、72、74 テーパー面
61、83 帯状部材
62、84 本体部
63、85 ハーネス保持部
64、65 端部
66 固定部
88 薄肉部
P 軸心

Claims (7)

  1. 第1ハウジング部材および前記第1ハウジング部材と結合される第2ハウジング部材を備えるハウジングと、
    前記第1ハウジング部材と前記第2ハウジング部材との間に介在される鉄製の弁板と、を備えた圧縮機において、
    ゴム系材料又は樹脂材料により形成され、前記弁板の外周面を覆うように環状に延在する帯状部材と、
    前記第1ハウジング部材の外周面に形成され、前記帯状部材と隣接する第1突起部と、
    前記第2ハウジング部材の外周面に形成され、前記帯状部材と隣接する第2突起部と、を備え、
    前記第1突起部と前記第2突起部とで、前記帯状部材を軸方向における所定の位置に保持することを特徴とする圧縮機。
  2. 前記第1突起部および前記第2突起部は前記ハウジングの周方向の一部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  3. 前記第1突起部および前記第2突起部は前記ハウジングの周方向にわたって形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  4. 前記第1突起部又は前記第2突起部は、前記帯状部材と対向する孔を有し、
    前記帯状部材は、前記孔に挿入され、前記第1突起部又は前記第2突起部に保持される挿入部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の圧縮機。
  5. 前記帯状部材は、弁板の外周面を全周にわたって覆う本体部と、前記本体部と一体形成され、ハーネスを保持するハーネス保持部とを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の圧縮機。
  6. 前記ハーネス保持部は、ハーネスを挿通する挿通孔を形成する環状体と、前記環状体を横断し、前記挿通孔と連通する切込み溝を有することを特徴とする請求項5記載の圧縮機。
  7. 前記第1ハウジング部材と前記弁板との間と、前記第2ハウジング部材と前記弁板との間とにそれぞれガスケットが介在され、前記帯状部材は前記弁板とともに前記ガスケットの外周面を覆うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の圧縮機。
JP2015044614A 2015-03-06 2015-03-06 圧縮機 Pending JP2016164392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044614A JP2016164392A (ja) 2015-03-06 2015-03-06 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044614A JP2016164392A (ja) 2015-03-06 2015-03-06 圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016164392A true JP2016164392A (ja) 2016-09-08

Family

ID=56876533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015044614A Pending JP2016164392A (ja) 2015-03-06 2015-03-06 圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016164392A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3408521B1 (en) Crankcase assembly for a reciprocating machine
US20140314593A1 (en) Pump
US20130015624A1 (en) Rotary shaft seal
US4416190A (en) Seal for compressor
US9062786B2 (en) Compressor relief valve cap and cover
JP2016164392A (ja) 圧縮機
US6186514B1 (en) Gasket for sealing a refrigerant compressor
JP2015068304A (ja) 圧縮機
JP2006242003A (ja) 圧縮機の電磁制御弁取付け部構造
JP2002339867A (ja) 圧縮機のシール構造及び圧縮機
CN113874640B (zh) 密封装置
JP3293075B2 (ja) リップ型シール
WO2020080408A1 (ja) 密封装置
JP6534550B2 (ja) バルブステムシール
CN218177454U (zh) 涡旋压缩机
US20110070106A1 (en) Air compressor structure
JP4609636B2 (ja) 密封装置
JP4021232B2 (ja) 圧縮機のシール構造
CN109281953B (zh) 用于离合器主缸的单件式密封装置及离合器主缸
JP2009174366A (ja) シール構造及び圧縮機
JP6703740B2 (ja) バルブステムシール
JP2001140829A (ja) 空調用圧縮機の軸封部材係止用スナップリング
JP2020063813A (ja) 密封装置
JP2009287426A (ja) 圧縮機容量制御弁のシール構造
JP2002174170A (ja) 斜板式圧縮機