JP2016163259A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パターンアンテナとチップアンテナとを選択的に使用可能なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】 基板11上に、パターンアンテナ21が形成されている。基板11の角部11cには、チップアンテナ25を搭載可能なチップアンテナ搭載領域31が設けられている使用条件に応じて、チップアンテナ25を搭載して使用する使用形態と、チップアンテナ25を搭載せずにパターンアンテナ21のみをアンテナとして用いる使用形態とを一つの基板11で選択できる。
【選択図】図1
【解決手段】 基板11上に、パターンアンテナ21が形成されている。基板11の角部11cには、チップアンテナ25を搭載可能なチップアンテナ搭載領域31が設けられている使用条件に応じて、チップアンテナ25を搭載して使用する使用形態と、チップアンテナ25を搭載せずにパターンアンテナ21のみをアンテナとして用いる使用形態とを一つの基板11で選択できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、基板にパターンアンテナが形成されたアンテナ装置に関し、特にチップアンテナな搭載可能なアンテナ装置に関するものである。
昨今、デジタルカメラやフォトプリンタなどの小型電気機器への無線機能搭載が増えている。これら機器には、アンテナ一体型の通信モジュール(Wireless LAN, Bluetooth(登録商標))が多く採用されており、求められる性能、モジュールの設置要件(容積の制限や周辺部品との干渉軽減)に応じて、チップアンテナ(誘電体アンテナ)やパターンアンテナが都度選択されている。
図7は従来のパターンアンテナを実装したアンテナ装置201の外観図である。図8は従来のチップアンテナを搭載したアンテナ装置301の外観図である。
図7に示すように、アンテナ装置201は、無線通信回路35に対してグランドパターン237を挟んでパターンアンテナ221が基板の外周部に形成されている。パターンアンテナ221は、給電部221bと開放端221aとの間にメアンダパターン部221cを有している。アンテナ装置201では、開放端221aは基板の内側に設けられている。
図7に示すように、アンテナ装置201は、無線通信回路35に対してグランドパターン237を挟んでパターンアンテナ221が基板の外周部に形成されている。パターンアンテナ221は、給電部221bと開放端221aとの間にメアンダパターン部221cを有している。アンテナ装置201では、開放端221aは基板の内側に設けられている。
一方、図8に示すように、アンテナ装置301は、無線通信回路335に対してグランドパターン337を挟んでチップアンテナ325が基板上に搭載されている。給電部321bとチップアンテナ325との間は配線333によって接続されている。
図8、並びに特許文献1に開示されるアンテナ装置では、チップアンテナを使うことが前提となっており、アンテナ機能を単独で発揮するパターンアンテナは形成されていない。なお、特許文献1に開示されているアンテナ装置のメアンダライン素子は、リアクタンス容量成分として機能し、給電端子に接続されておらず、単独でアンテナとしては機能しない。
図8、並びに特許文献1に開示されるアンテナ装置では、チップアンテナを使うことが前提となっており、アンテナ機能を単独で発揮するパターンアンテナは形成されていない。なお、特許文献1に開示されているアンテナ装置のメアンダライン素子は、リアクタンス容量成分として機能し、給電端子に接続されておらず、単独でアンテナとしては機能しない。
ところで、従来では、上述したように、チップアンテナを搭載する基板と、パターンアンテナが搭載された基板とは共用できない構成になっている。そのため、チップアンテナを使用する場合とパターンアンテナを使用する場合とで異なる基板を準備する必要があり、準備する基板の発注・製造の管理に手間がかかると共に、不要な基板が在庫として残り、コスト高となるという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パターンアンテナとチップアンテナとを選択的に使用可能なアンテナ装置を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、基板と、前記基板上に形成されたパターンアンテナと、前記基板上に設けられ、チップアンテナを搭載可能なチップアンテナ搭載領域とを有し、前記チップアンテナ搭載領域に前記チップアンテナが搭載された場合に、前記チップアンテナの接続電極となる接続電極パターンが前記パターンアンテナの一部に設けられている。
この構成によれば、チップアンテナを搭載しない場合には、パターンアンテナのみをアンテナとして機能させる。
一方、チップアンテナ搭載領域にチップアンテナを搭載した場合には、パターンアンテナの接続電極パターンがチップアンテナに接続され、チップアンテナがアンテナとして機能する。
すなわち、この構成によれば、基板にチップアンテナを搭載する場合と、チップアンテナを搭載しないでパターンアンテナのみを使う場合と一つの装置で選択できる。そのため、これらの2つの場合で準備するアンテナ装置の発注・製造を個別に管理する必要がなく、不要な基板が在庫として残る割合を少なくでき、コストを削減できる。
一方、チップアンテナ搭載領域にチップアンテナを搭載した場合には、パターンアンテナの接続電極パターンがチップアンテナに接続され、チップアンテナがアンテナとして機能する。
すなわち、この構成によれば、基板にチップアンテナを搭載する場合と、チップアンテナを搭載しないでパターンアンテナのみを使う場合と一つの装置で選択できる。そのため、これらの2つの場合で準備するアンテナ装置の発注・製造を個別に管理する必要がなく、不要な基板が在庫として残る割合を少なくでき、コストを削減できる。
好適には本発明のアンテナ装置の前記接続電極パターンは、前記パターンアンテナの開放端または前記基板上における前記開放端の近傍に形成されたパターンであり、前記パターンアンテナの前記開放端の反対側に給電部が設けられている。
この構成によれば、限られた基板上の領域において、パターンアンテナの電気長を長くできる。
この構成によれば、限られた基板上の領域において、パターンアンテナの電気長を長くできる。
好適には本発明の前記接続電極パターンは、前記基板の角部に形成されている。
この構成によれば、基板の角部にチップアンテナを搭載することができ、チップアンテナが本来備えた性能を十分に発揮させることができる。
この構成によれば、基板の角部にチップアンテナを搭載することができ、チップアンテナが本来備えた性能を十分に発揮させることができる。
好適には本発明の前記パターンアンテナは、開放端と反対側の端部との間に、グランドと容量を形成する部分を有する。
この構成によれば、パターンアンテナとグランドとの間に容量が形成されることで、アンテナを小型化すると共に、放射効率を高めことができる。
この構成によれば、パターンアンテナとグランドとの間に容量が形成されることで、アンテナを小型化すると共に、放射効率を高めことができる。
好適には本発明では、前記パターンアンテナの前記接続電極パターン以外の部分の一部が、前記チップアンテナ搭載領域内に位置している。
この構成によれば、パターンアンテナの電気長を長くでき、放射効率を高めることができる。
この構成によれば、パターンアンテナの電気長を長くでき、放射効率を高めることができる。
好適には本発明の前記パターンアンテナの前記接続電極パターン以外の部分の全体が、前記チップアンテナ搭載領域外に位置している。
好適には本発明の前記パターンアンテナは、給電部側にメアンダパターン部を有し、前記メアンダパターン部と前記接続電極パターンとの間に前記基板の辺部付近に沿って延在する部分を有する。
この構成によれば、基板上の限られた領域内におけるパターンアンテナの電気長を長くできると共に、基板の辺部付近にパターンアンテナを配置でき、高い放射効率を発揮できる。
この構成によれば、基板上の限られた領域内におけるパターンアンテナの電気長を長くできると共に、基板の辺部付近にパターンアンテナを配置でき、高い放射効率を発揮できる。
本発明によれば、パターンアンテナとチップアンテナとを選択的に使用可能なアンテナ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係るアンテナ装置について説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置1の正面側の外観図、図2は図1に示すパターンアンテナ21およびチップアンテナ搭載領域31付近の拡大図である。
図3は本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置1にチップアンテナ25を搭載した状態での正面側の外観図、図4は図3に示すパターンアンテナ21およびチップアンテナ25付近の拡大図である。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置1の正面側の外観図、図2は図1に示すパターンアンテナ21およびチップアンテナ搭載領域31付近の拡大図である。
図3は本発明の第1実施形態に係るアンテナ装置1にチップアンテナ25を搭載した状態での正面側の外観図、図4は図3に示すパターンアンテナ21およびチップアンテナ25付近の拡大図である。
図1〜図4に示すように、アンテナ装置1は、基板11上に、パターンアンテナ21が形成されている。
また、基板11の角部11cには、チップアンテナ搭載領域31が設けられている。チップアンテナ搭載領域31は、チップアンテナ25を搭載可能な領域であり、チップアンテナ25の大きさおよび形状に適合するように規定されている。例えば、チップアンテナ搭載領域31には、出荷時にはチップアンテナ25は搭載されておらず、出荷後に必要に応じてチップアンテナ25が搭載される。
また、基板11の角部11cには、チップアンテナ搭載領域31が設けられている。チップアンテナ搭載領域31は、チップアンテナ25を搭載可能な領域であり、チップアンテナ25の大きさおよび形状に適合するように規定されている。例えば、チップアンテナ搭載領域31には、出荷時にはチップアンテナ25は搭載されておらず、出荷後に必要に応じてチップアンテナ25が搭載される。
また、基板11には、無線通信回路35が搭載されている。また、チップアンテナ搭載領域31と無線通信回路35との間には、グランドパターン37が形成されている。また、基板11上の短辺11bに沿ってチップアンテナ搭載領域31と隣接する領域は、配線禁止領域39が設けられている。基板11は、例えば、エポキシ樹脂やガラス等で構成されている。
アンテナ装置1は、使用条件に応じて、チップアンテナ25を搭載して使用する使用形態と、チップアンテナ25を搭載せずにパターンアンテナ21のみをアンテナとして用いる使用形態とを一つの基板11で選択できる。
アンテナ装置1は、使用条件に応じて、チップアンテナ25を搭載して使用する使用形態と、チップアンテナ25を搭載せずにパターンアンテナ21のみをアンテナとして用いる使用形態とを一つの基板11で選択できる。
パターンアンテナ21は、一端に開放端となる接続電極パターン21aと、他端に給電部21b(開放端と反対側の端部)とを有している。パターンアンテナ21は、基板11の周縁部付近、すなわち、長辺11aおよび短辺11b付近に形成されている。
パターンアンテナ21は、接続電極パターン21aと給電部21bとの間に、メアンダパターン部21cを有している。
パターンアンテナ21は、接続電極パターン21aと給電部21bとの間に、メアンダパターン部21cを有している。
メアンダパターン部21cは、グランドパターン37と配線禁止領域39との間の接続経路上に位置している。
メアンダパターン部21cは、例えば、矩形波形状を有し、予め形成されたものが用いられる。
メアンダパターン部21cは、例えば、矩形波形状を有し、予め形成されたものが用いられる。
また、パターンアンテナ21のアンテナ部の接続電極パターン21a近傍の部分は、チップアンテナ搭載領域31内に位置している。すなわち、パターンアンテナ21は、チップアンテナ搭載領域31の内側から接続電極パターン21aまで延在している。
パターンアンテナ21の接続電極パターン21aと給電部(RFIO)21bとの間に位置する容量形成部21dは、グランドパターン37との間で容量Cを形成する。このように容量形成部21dをパターンアンテナ21に設けることで、パターンアンテナ21の放射効率を向上できる。
パターンアンテナ21の接続電極パターン21aと給電部(RFIO)21bとの間に位置する容量形成部21dは、グランドパターン37との間で容量Cを形成する。このように容量形成部21dをパターンアンテナ21に設けることで、パターンアンテナ21の放射効率を向上できる。
パターンアンテナ21は、メアンダパターン部21cの給電部21bと反対側から基板11の長辺11aと平行に基板11の短辺11bまで延在する部分21eと、短辺11b付近で短辺11bに沿ってチップアンテナ搭載領域31に向けて延在する部分21fと、短辺11bからグランドパターン37に向けて容量形成部21dまで延在する部分21gと、長辺11a付近で長辺11aに沿ってチップアンテナ搭載領域31に向けて延在する部分21hと、チップアンテナ搭載領域31の内側で接続電極パターン21aまで延在する部分21iとを有する。
このように、基板11の縁部である長辺11aおよび短辺11b付近に、パターンアンテナ21を形成することで、放射効率を高めることができる。
このように、基板11の縁部である長辺11aおよび短辺11b付近に、パターンアンテナ21を形成することで、放射効率を高めることができる。
アンテナ装置1において、パターンアンテナ21は、それ単独で十分なアンテナ特性を発揮するように設計されている。
パターンアンテナ21は、基板11の表面全体をメッキ処理した後にエッチングにより配線を形成して得られる。
パターンアンテナ21は、基板11の表面全体をメッキ処理した後にエッチングにより配線を形成して得られる。
アンテナ装置1では、上述したように、グランドパターン37との間で容量Cを形成する容量形成部21dを設け、且つ、パターンアンテナ21をチップアンテナ搭載領域31の内側から接続電極パターン21aまで延在させたことで、基板11上の許容範囲内において、パターンアンテナ21の面積を広くし、放射効率を高めることができる。
チップアンテナ搭載領域31は、基板11上の角部11cに設けられている。このようにチップアンテナ搭載領域31を基板11の角部11cに設けたことで、図3および図4に示すように、チップアンテナ25を搭載した際に、高い放射効率を実現できる。チップアンテナ25は、例えば、誘電体や磁性体から基板に放射導体を帯状に巻装して所定の周波数に同調させるように構成されている。
チップアンテナ搭載領域31には、パターンアンテナ21の開放端となる接続電極パターン21aが位置している。接続電極パターン21aは、チップアンテナ25の搭載時に、チップアンテナ25の第1の接続電極と電気的に接続される。
また、チップアンテナ搭載領域31には、チップアンテナ25の搭載時に、チップアンテナ25の第2の接続電極と電気的に接続される接続電極パターン51が形成されている。接続電極パターン51は、接続電極パターン31aの近傍に形成されている。
また、チップアンテナ搭載領域31には、チップアンテナ25の搭載時に、チップアンテナ25の第2の接続電極と電気的に接続される接続電極パターン51が形成されている。接続電極パターン51は、接続電極パターン31aの近傍に形成されている。
アンテナ装置1では、図1および図2に示すように、チップアンテナ搭載領域31とグランドパターン37との間にパターンアンテナ21を形成して、チップアンテナ搭載領域31を無線通信回路35から離している。そのため、チップアンテナ搭載領域31にチップアンテナ25を搭載したときのチップアンテナ25の性能保証ができる。
以下、アンテナ装置1の使用状態を説明する。
[チップアンテナ25を実装しない場合]
アンテナ装置1は、チップアンテナ25を実装しない場合には、図1および図2に示す状態で、パターンアンテナ21の接続電極パターン21aを開放端として使用する。
そして、給電部21bに給電信号RFが供給され、パターンアンテナ21が所定の周波数帯域で共振する。パターンアンテナ21は、例えば、2400〜2500MHzの周波数帯域で同調するように設計されている。
チップアンテナ25を実装しない場合でのアンテナ装置1の放射効率は、例えば−2.4dBである。
[チップアンテナ25を実装しない場合]
アンテナ装置1は、チップアンテナ25を実装しない場合には、図1および図2に示す状態で、パターンアンテナ21の接続電極パターン21aを開放端として使用する。
そして、給電部21bに給電信号RFが供給され、パターンアンテナ21が所定の周波数帯域で共振する。パターンアンテナ21は、例えば、2400〜2500MHzの周波数帯域で同調するように設計されている。
チップアンテナ25を実装しない場合でのアンテナ装置1の放射効率は、例えば−2.4dBである。
[チップアンテナ25を実装する場合]
アンテナ装置1は、チップアンテナ25を実装する場合には、図3および図4に示すように、チップアンテナ搭載領域31にチップアンテナ25を固定する。このとき、チップアンテナ25の第1の接続電極が接続電極パターン21aに電気的に接続され、第2の接続電極が接続電極パターン51に電気的に接続される。
アンテナ装置1は、チップアンテナ25を実装する場合には、図3および図4に示すように、チップアンテナ搭載領域31にチップアンテナ25を固定する。このとき、チップアンテナ25の第1の接続電極が接続電極パターン21aに電気的に接続され、第2の接続電極が接続電極パターン51に電気的に接続される。
そして、給電部21bに給電信号RFが供給され、これらがパターンアンテナ21の接続電極パターン21aを介してチップアンテナ25の第1の接続電極に供給され、チップアンテナ25が所定の周波数帯域で共振する。チップアンテナ25は、例えば、2400〜2500MHzの周波数帯域で同調するように設計されている。このとき、チップアンテナ25の他に、パターンアンテナ21もアンテナとしての機能を発揮している。
チップアンテナ25を実装する場合でのアンテナ装置1の放射効率は、例えば−2.8dB
である。
チップアンテナ25を実装する場合でのアンテナ装置1の放射効率は、例えば−2.8dB
である。
以上説明したように、アンテナ装置1では、チップアンテナ25を搭載する場合と、チップアンテナ25を搭載しないでパターンアンテナ21のみを使う場合とを選択できる。そのため、これらの2つの場合で準備する基板の発注・製造を個別に管理する必要がなく、不要な基板が在庫として残る割合を少なくでき、コストを削減できる。
また、アンテナ装置1では、図1〜図4に示すように、チップアンテナ搭載領域31を基板11の端部に形成してると共に、チップアンテナ搭載領域31をチップアンテナ25から離したため、チップアンテナ搭載領域31にチップアンテナ25を搭載したときのチップアンテナ25の性能を保証できる。
また、アンテナ装置1によれば、パターンアンテナ21は、基板11の周縁部付近、すなわち、長辺11aおよび短辺11b付近に形成されているので、高い放射効率を得ることができる。
すなわち、アンテナ装置1では、パターンアンテナ21の給電部21b側にメアンダパターン部21cを有し、メアンダパターン部21cと接続電極パターン21aとの間の基板11の長辺11aおよび短辺11bに沿って延在する部分を有する。これにより、基板11上の限られた領域内におけるパターンアンテナ21の電気長を長くできると共に、基板11の辺部付近にパターンアンテナ21を配置でき、高い放射効率を発揮できる。
すなわち、アンテナ装置1では、パターンアンテナ21の給電部21b側にメアンダパターン部21cを有し、メアンダパターン部21cと接続電極パターン21aとの間の基板11の長辺11aおよび短辺11bに沿って延在する部分を有する。これにより、基板11上の限られた領域内におけるパターンアンテナ21の電気長を長くできると共に、基板11の辺部付近にパターンアンテナ21を配置でき、高い放射効率を発揮できる。
また、アンテナ装置1では、上述したように、グランドパターン37との間で容量Cを形成する容量形成部21dを設け、且つ、パターンアンテナ21をチップアンテナ搭載領域31の内側から接続電極パターン21aまで延在させたことで、基板11上の許容範囲内において、パターンアンテナ21の面積を広くし、放射効率を高めることができる。
[第2実施形態]
図5は本発明の第2実施形態に係るアンテナ装置101の正面側の外観図、図6は図5に示すパターンアンテナ121およびチップアンテナ搭載領域131付近の拡大図である。
図5および図6に示すように、アンテナ装置101では、パターンアンテナ121の接続電極パターン121a以外の部分の全体が、チップアンテナ搭載領域131の外部に位置している。
アンテナ装置101によっても、第1実施形態と効果と同様の効果が得られる。ただし、チップアンテナ25を実装しない状態での放射効率は、例えば−2.6dBとなり、第1実施形態のアンテナ装置1に比べて多少低い。
図5は本発明の第2実施形態に係るアンテナ装置101の正面側の外観図、図6は図5に示すパターンアンテナ121およびチップアンテナ搭載領域131付近の拡大図である。
図5および図6に示すように、アンテナ装置101では、パターンアンテナ121の接続電極パターン121a以外の部分の全体が、チップアンテナ搭載領域131の外部に位置している。
アンテナ装置101によっても、第1実施形態と効果と同様の効果が得られる。ただし、チップアンテナ25を実装しない状態での放射効率は、例えば−2.6dBとなり、第1実施形態のアンテナ装置1に比べて多少低い。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、パターンアンテナ21の開放端に接続電極パターン21aを設けた場合を例示したが、開放端ではなく、開放端付近に接続電極パターン21aを設けてもよい。
また、上述したパターンアンテナ21およびチップアンテナ搭載領域31の形状および基板11上の位置は一例であり、要求される特性等との関係で適宜変更可能である。
また、上述した実施形態では、パターンアンテナ21とチップアンテナ搭載領域31とを基板11の同一面に形成した場合を例示したが、パターンアンテナ21とチップアンテナ搭載領域31とを基板11の異なる面に形成してもよい。この場合には、パターンアンテナ21に接続電極パターン21aが基板11の両面に位置するためのコンタクトホールを形成する。
本発明は、パターンアンテナおよびチップアンテナを使用する可能性があるアンテナ装置に適用可能である。
1, 101,201,301…アンテナ装置
11…基板
11a…長辺
11b…短辺
21…パターンアンテナ
21a…接続電極パターン
21b…給電部
21c…メアンダパターン部
21d…容量形成部
25…チップアンテナ
31…チップアンテナ搭載領域
35…無線通信回路
37…グランドパターン
51…接続電極パターン
11…基板
11a…長辺
11b…短辺
21…パターンアンテナ
21a…接続電極パターン
21b…給電部
21c…メアンダパターン部
21d…容量形成部
25…チップアンテナ
31…チップアンテナ搭載領域
35…無線通信回路
37…グランドパターン
51…接続電極パターン
Claims (7)
- 基板と、
前記基板上に形成されたパターンアンテナと、
前記基板上に設けられ、チップアンテナを搭載可能なチップアンテナ搭載領域と
を有し、
前記チップアンテナ搭載領域に前記チップアンテナが搭載された場合に、前記チップアンテナの接続電極となる接続電極パターンが前記パターンアンテナの一部に設けられている
アンテナ装置。 - 前記接続電極パターンは、前記パターンアンテナの開放端または前記基板上における前記開放端の近傍に形成されたパターンであり、
前記パターンアンテナの前記開放端の反対側に給電部が設けられている
請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記接続電極パターンは、前記基板の角部に形成されている
請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。 - 前記パターンアンテナは、開放端と反対側の端部との間に、グランドと容量を形成する部分を有する
請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記パターンアンテナの前記接続電極パターン以外の部分の一部が、前記チップアンテナ搭載領域内に位置している
請求項1〜4のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記パターンアンテナの前記接続電極パターン以外の部分の全体が、前記チップアンテナ搭載領域外に位置している
請求項1〜4のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記パターンアンテナは、給電部側にメアンダパターン部を有し、前記メアンダパターン部と前記接続電極パターンとの間に前記基板の辺部付近に沿って延在する部分を有する
請求項1〜6のいずれかに記載のアンテナ装置。
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---|---|---|---|
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JPH1127025A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置 |
US20050110684A1 (en) * | 2003-11-24 | 2005-05-26 | Cheng-Fang Liu | Flat antenna |
JP2005175757A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アンテナモジュール |
WO2010018877A1 (ja) * | 2008-08-12 | 2010-02-18 | カンタツ株式会社 | チップアンテナ |
-
2015
- 2015-03-04 JP JP2015042339A patent/JP2016163259A/ja not_active Withdrawn
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