JP2016158942A - 電子機器、及び電子機器の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】計測した時間情報を編集することができる電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器は、複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器であって、前記地点において計測用電波を受信する受信部と、前記受信部が前記計測用電波を受信した時間に基づく複数の時間情報を記録し、記録した前記時間情報に対する編集指示に基づいて、前記複数の前記時間情報の中の少なくとも1つの前記時間情報を編集する制御部と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】電子機器は、複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器であって、前記地点において計測用電波を受信する受信部と、前記受信部が前記計測用電波を受信した時間に基づく複数の時間情報を記録し、記録した前記時間情報に対する編集指示に基づいて、前記複数の前記時間情報の中の少なくとも1つの前記時間情報を編集する制御部と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子機器、及び電子機器の制御プログラムに関する。
マラソン、トライアスロン、及びオリエンテーリング等のように、レースコースに沿って設置された計測ポイントを順に通過しながらゴールを目指すスポーツ競技がある。計測ポイントでは、ランナーが計測ポイントに到達したことを判定するための処理がなされる。また、計測ポイントでは、ランナーがスタート地点から計測ポイントへ到達するまでに要した時間を計測するための処理等もなされ得る。そのような処理を自動化するため、電子機器を使用した計測システムが用いられることがある。例えば、そのような計測システムにおいては、ランナー(電子機器の使用者)のゼッケン、シューズ、リストバンド、または腕時計等に、RFID(Radio Frequency Identification;小型省電力IC通信技術)タグが取り付けられる。そして、計測ポイントに敷設された計測マットに、RFIDリーダーが組み込まれる。ランナーが計測ポイントに到達すると、RFIDリーダーがRFIDタグから発信された電波を受信する。それによって、計測システムは、ランナーが計測ポイントに到達したことを判定したり、ランナーが計測ポイントに到達するまでに要した時間を計測したりすることができる。
特許文献1に記載の発明では、計測マットが、スタート地点、通過地点及びゴール地点に敷設される。各地点の計測マットから、IDコードを含む電磁波がIDコードタグへ送信される。このIDコードタグは、電子腕時計に着脱可能に装着されている。IDコードタグは、電磁波を受け取ると、自己のIDコードを電磁波に含めて計測マットに送信する。計測マットは、受け取ったIDコードを計時・認識処理装置に送信する。計時・認識処理装置は、各種の時間情報を算出する。各種の時間情報とは、スプリットタイム、トータル時間、スタート合図からスタート地点通過までのタイムラグ時間、及びトータル時間からタイムラグ時間を減算した正式のトータル時間、等である。計時・認識処理装置は、計測マットを介して、各種の時間情報を電子腕時計へ送信する。
特許文献2、及び特許文献3に記載の発明では、ランナーが、レース中に個人用運動装置を着用する。レースコースに沿って、複数のマットが設けられる。マットは、アンテナを有し、磁界を生成する。個人用運動装置は、RFIDタグ及びディスプレイを有するチップシステムを有する。ランナーがコースに沿って進むに伴い、個人用運動装置は、RFIDタグを各マットでトリガする。そして、個人用運動装置は、レースデータを装置上に表示する。
例えばマラソンのランナーには、レース終了後に、各走行区間における自己のラップタイム等を確認したいランナーも多い。ランナーは、ラップタイムを確認することによって、自己の走行ペースについて確認することができる。
また、実際のマラソン大会等の競技大会においては、スタート地点、ゴール地点、及び一定の距離毎の通過地点に、計測マットが敷設される。例えば、一定の距離毎とは、スタート地点から5km毎、または10km毎である。さらに、上記以外の地点にも、計測マットが敷設される場合がある。例えば、計測マットは、中間地点(ハーフ地点)及び折り返し地点等にも設置される場合がある。なお、計測マットが折り返し地点にも設置されるのは、主にランナーが折り返し地点を通過したことの判定がなされるためである。すなわち、実際の競技大会においては、計測マットは一定の距離毎には設置されていない場合も多い。
また、実際のマラソン大会等の競技大会においては、スタート地点、ゴール地点、及び一定の距離毎の通過地点に、計測マットが敷設される。例えば、一定の距離毎とは、スタート地点から5km毎、または10km毎である。さらに、上記以外の地点にも、計測マットが敷設される場合がある。例えば、計測マットは、中間地点(ハーフ地点)及び折り返し地点等にも設置される場合がある。なお、計測マットが折り返し地点にも設置されるのは、主にランナーが折り返し地点を通過したことの判定がなされるためである。すなわち、実際の競技大会においては、計測マットは一定の距離毎には設置されていない場合も多い。
特許文献1から特許文献3に記載の発明においては、計測マットが一定の距離毎に設置されていない場合には、レース後にランナーが走行ペースを確認することが難しいという問題がある。なぜならば、記録された各ラップタイムに対応する走行区間はそれぞれ距離が異なるためである。距離が互いに異なる走行区間のラップタイムを比較をしても、ランナーは、自己の走行ペースの善し悪しを判断することは困難である。また、例えば、折り返し地点等、スタート地点からの距離がランナーには公表されない計測ポイントもあるためである。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、実際の走行状況に応じた計測結果を使用者が把握できるようになる、電子機器、及び電子機器の制御プログラムを提供する。
(1)本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器であって、前記地点において計測用電波を受信する受信部と、前記受信部が前記計測用電波を受信した時間に基づく複数の時間情報を記録し、記録した前記時間情報に対する編集指示に基づいて、前記複数の前記時間情報の中の少なくとも1つの前記時間情報を編集する制御部と、を備えることを特徴とする、電子機器である。
(2)また、本発明の一態様は、前記時間情報は前記複数の地点の間を前記移動体が移動するのに要するラップタイムと前記ラップタイムが記録される順番とを含み、前記制御部は、記録された複数の前記ラップタイムの中の一部を前記編集指示に基づいて削除し、削除されたラップタイムが記録された時間より後に記録されたラップタイムの順番を繰り上げることを特徴とする、(1)に記載の電子機器である。
(3)また、本発明の一態様は、前記時間情報は前記複数の地点の間を前記移動体が移動するのに要するラップタイムの積算値であるスプリットタイムと前記複数の地点の所定の地点間を前記移動体が移動するのに要するトータルタイムと前記ラップタイムが記録される順番とを含み、前記制御部は、記録された複数の前記ラップタイムのうち、前記編集指示が入力されたときの直前の順番のラップタイムを前記編集指示に基づいて削除し、削除されたラップタイムの順番より前の順番のラップタイムまでの積算値である前記スプリットタイムを前記トータルタイムとすることを特徴とする、(1)に記載の電子機器である。
(4)また、本発明の一態様は、前記時間情報は前記複数の地点の間を前記移動体が移動するのに要するラップタイムと前記ラップタイムが記録される順番とを含み、前記制御部は、記録された複数の前記ラップタイムの中の一部を前記順番と共に前記編集指示に基づいて記憶し、記憶された順番のラップタイムをないものとみなして、記憶された順番の後の順番のラップタイムを計算する、ことを特徴とする、(1)に記載の電子機器である。
(5)また、本発明の一態様は、前記電子機器は前記時間情報とは異なる時刻情報を計時する計時機能と、前記時間情報および前記時刻情報を表示する表示部と、を有する電子時計である、ことを特徴とする、(1)から(4)のいずれか1つに記載の電子機器である。
(6)また、本発明の一態様は、複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器のコンピュータに、前記地点において計測用電波を受信する受信ステップと、 前記受信ステップにおいて前記計測用電波を受信した時間に基づく複数の時間情報を記録し、記録した前記時間情報に対する編集指示に基づいて、前記複数の前記時間情報の中の少なくとも1つの前記時間情報を編集する制御ステップと、を実行させるための、電子機器の制御プログラムである。
本発明によれば、計測された時間情報を、実際の走行状況に応じて編集可能となるので、実際の走行状況に応じた計測結果の把握が容易となる。
(実施形態)
本発明の実施形態について、以下に図面を参照しながら説明する。なお、実施形態においては、電子機器53は、マラソン競技のランナーの手首に装着される。実施形態においては、電子機器53は、計時機能を有するスポーツウォッチ(電子時計)である。但しこれは例示であり、マラソン競技、及びスポーツウォッチに限られるものではない。
本発明の実施形態について、以下に図面を参照しながら説明する。なお、実施形態においては、電子機器53は、マラソン競技のランナーの手首に装着される。実施形態においては、電子機器53は、計時機能を有するスポーツウォッチ(電子時計)である。但しこれは例示であり、マラソン競技、及びスポーツウォッチに限られるものではない。
実施形態に係る電子機器53は、コースに沿って設置された計測ポイントを通過しながらゴールを目指すような他のスポーツ競技やゲーム等の競技者に装着される電子機器53であってもよい。例えば、他のスポーツ競技やゲームとは、登山、トライアスロン、自転車競技、及びオリエンテーリング等である。
また、実施形態に係る電子機器53は、ランナーのゼッケン、シューズ、またはスポーツウェア等に装着されるタグのような形状をした機器であってもよい。または、実施形態に係る電子機器53は、スマートフォン等の携帯型の情報端末であってもよい。または、実施形態に係る電子機器53は、ウェアラブルコンピュータであってもよい。例えば、ウェアラブルコンピュータとは、リストバンド、サングラス、帽子、または衣服等と一体化されたコンピュータである。または、実施形態に係る電子機器53は、自転車等の移動体に内蔵された危機であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るレース会場1の構成の一例を示す概略図である。
実施形態に係るレース会場1は、レースコース11と、スタート地点21と、10km地点22−1と、20km地点22−2と、30km地点22−3と、第1折り返し地点23−1と、第2折り返し地点23−2と、ハーフ地点24と、ゴール地点25と、を含んで構成される。
実施形態に係るレース会場1は、レースコース11と、スタート地点21と、10km地点22−1と、20km地点22−2と、30km地点22−3と、第1折り返し地点23−1と、第2折り返し地点23−2と、ハーフ地点24と、ゴール地点25と、を含んで構成される。
レースコース11は、マラソン競技において、ランナーが走行する経路である。例えば、レースコース11は、一般道路等を利用して設営される。ランナーは、スタート地点21から走行を開始する。ランナーは、レースコース11に沿って走行をする。そして、ランナーは、ゴール地点25に到達した後に走行を終了する。なお、レースコース11は、フルマラソンのレースコースである。レースコース11のスタート地点21からゴール地点25までの距離は、42.195kmである。
スタート地点21は、ランナーが走行を開始する地点である。スタート地点21には、スタートラインが路面上に引かれていたり、横断幕が掲げられていたりする。それによって、ランナーはスタート地点21の位置を認識することができる。
10km地点22−1は、スタート地点21からレースコース11に沿って10km進んだ地点である。同様に、20km地点22−2及び30km地点22−3は、スタート地点21からレースコース11に沿って、それぞれ20km及び30km進んだ地点である。
なお、実施形態に係るレースコース11は、道路の一部の区間については往復走行するように設営されている。例えば、道路の一部の区間では、道路の中央線を境にしてコースが仕切られる。すなわち、道路の一部の区間については、折り返し地点を通過する前のランナーが走行する往路と、折り返し地点を通過した後のランナーが走行する復路と、に中央線を境にして仕切られる。
図1に示す第1折り返し地点23−1、及び第2折り返し地点23−2は、上記のような往復走行する区間においてランナーが折り返す地点である。
図1に示す第1折り返し地点23−1、及び第2折り返し地点23−2は、上記のような往復走行する区間においてランナーが折り返す地点である。
ハーフ地点24は、レースコース11のちょうど中間地点に設置される計測ポイントである。すなわち、ハーフ地点24は、スタート地点から21.0975kmの地点に設置される。
ゴール地点25は、レースコース11を完走したランナーが、走行を終了する地点である。ゴール地点25には、ゴールテープが張られていたり、ゴールラインが路面上に引かれていたり、横断幕が掲げられていたりする。それによって、ランナーはゴール地点25の位置を認識することができる。
上記の全ての地点は、全て計測ポイントになっている。全ての地点とは、スタート地点21、10km地点22−1、20km地点22−2、30km地点22−3、第1折り返し地点23−1、第2折り返し地点23−2、ハーフ地点24、及びゴール地点25である。計測ポイントには、マラソン大会の運営者等によって、後述する計測マット51が敷設されている。計測マット51によって、ランナーが各地点に到達したことが計測される。
図2は、本発明の実施形態に係る各計測ポイント間の距離を示すテーブルの一例を示す図である。
例えば、図2に示す表の3行目において、「LAP番号」の項目に対応する値は「LAP1」、「計測ポイント」の項目に対応する値は「10km地点」、及び「区間距離」の項目に対応する値は「10km」である。これは、1つ前の行である2行目の「計測ポイント」の項目に対応する値である「スタート地点」から「10km地点」までの走行区間を「LAP1」と呼ぶことを示す。また、この「LAP1」の走行区間が「10km」であることを示す。
例えば、図2に示す表の3行目において、「LAP番号」の項目に対応する値は「LAP1」、「計測ポイント」の項目に対応する値は「10km地点」、及び「区間距離」の項目に対応する値は「10km」である。これは、1つ前の行である2行目の「計測ポイント」の項目に対応する値である「スタート地点」から「10km地点」までの走行区間を「LAP1」と呼ぶことを示す。また、この「LAP1」の走行区間が「10km」であることを示す。
例えば、同様に、図2に示す表の4行目において、「LAP番号」の項目に対応する値は「LAP2」、「計測ポイント」の項目に対応する値は「第1折り返し地点」、及び「区間距離」の項目に対応する値は「4km」である。これは、1つ前の行である3行目の「計測ポイント」の項目に対応する値である「10km地点」から「第1折り返し地点」までの走行区間を「LAP2」と呼ぶことを示す。また、この「LAP2」の走行区間が「4km」であることを示す。
図示するように、実施形態におけるレースコース11の各走行区間の区間距離はそれぞれ異なる。
図示するように、実施形態におけるレースコース11の各走行区間の区間距離はそれぞれ異なる。
スタート地点21に敷設される計測マット51は、スタートラインに合わせて敷設される。スタート地点21に敷設される計測マット51は、各ランナーがスタートラインを越えたことを大会の運営者等が確認するために敷設される。
10km地点22−1に敷設される計測マット51は、各ランナーが10km地点22−1へ到達したかを大会の運営者等が確認するために設置される。同様に、20km地点22−2、及び30km地点22−3に敷設される計測マット51は、各ランナーが20km地点22−2、及び30km地点22−3はそれぞれ到達したかを、大会の運営者等が確認するために設置される。
また、10km地点22−1に敷設される計測マット51は、各ランナーの10km地点22−1における公式の通過タイムを、大会の運営者等が計測するために敷設される。同様に、20km地点22−2、及び30km地点22−3に敷設される計測マット51は、各ランナーの20km地点22−2、及び30km地点22−3における公式の通過タイムを大会の運営者等が計測するために敷設される。
第1折り返し地点23−1に敷設される計測マット51は、各ランナーが第1折り返し地点23−1を通過したことを、大会の運営者等が確認するために敷設される。すなわち、例えば、各折り返し地点を通過せずに、不正に近道をして走行するランナーを、大会の運営者等が発見するために設置される。例えば、不正な近道とは、道路の中央線に設置された仕切りを乗り越えることによって、往路側から復路側へ乗り移ることである。
同様に、第2折り返し地点23−2に敷設される計測マット51は、各ランナーが第2折り返し地点23−2をそれぞれ通過したことを、大会の運営者等が確認するために敷設される。
同様に、第2折り返し地点23−2に敷設される計測マット51は、各ランナーが第2折り返し地点23−2をそれぞれ通過したことを、大会の運営者等が確認するために敷設される。
ハーフ地点24に敷設される計測マット51は、各ランナーがハーフ地点24へ到達したかを大会の運営者等が確認するために敷設される。
また、ハーフ地点24に敷設される計測マット51は、各ランナーのハーフ地点24における公式の通過タイムを大会の運営者等が計測するために敷設される。
また、ハーフ地点24に敷設される計測マット51は、各ランナーのハーフ地点24における公式の通過タイムを大会の運営者等が計測するために敷設される。
ゴール地点25に敷設される計測マット51は、ゴールラインに合わせて敷設される。ゴール地点25に敷かれる計測マット51は、主に、各ランナーがゴールラインを越えたことを大会の運営者等が確認するために敷設される。
また、各ランナーの公式のゴールタイムを大会の運営者等が計測するために敷設される。
また、各ランナーの公式のゴールタイムを大会の運営者等が計測するために敷設される。
次に、実施形態における計測システム5の概略について図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る計測システム5の構成の一例を示す概略図である。
図3(A)に示すように、実施形態に係る計測システム5は、計測マット51と、磁界52と、電子機器53と、を含んで構成される。
図3は、本発明の実施形態に係る計測システム5の構成の一例を示す概略図である。
図3(A)に示すように、実施形態に係る計測システム5は、計測マット51と、磁界52と、電子機器53と、を含んで構成される。
実施形態に係るマラソン大会に参加するランナーの手首には、電子機器53が装着される。
計測マット51は、厚さ数ミリメートルの薄くて平坦なマット状の形状である。計測マット51は、全ての計測ポイントに敷設される。
計測マット51は、厚さ数ミリメートルの薄くて平坦なマット状の形状である。計測マット51は、全ての計測ポイントに敷設される。
計測マット51は、2つのアンテナを備える。計測マット51が備えるアンテナの1つは、パッシブ型のRFIDタグに電波を発信させるための磁界を発生させるアンテナ(図示せず)である。また、計測マット51が備えるもう1つのアンテナは、RFIDタグが発信した電波を受信するためのアンテナ(図示せず)である。
パッシブ型のRFIDタグとは、電池を内蔵せず、電磁誘導等によって駆動して電波の受発信を行うタイプのRFIDタグのことである。実施形態においては、電磁誘導は、計測マット51が発生させる磁界によって引き起こされる
パッシブ型のRFIDタグとは、電池を内蔵せず、電磁誘導等によって駆動して電波の受発信を行うタイプのRFIDタグのことである。実施形態においては、電磁誘導は、計測マット51が発生させる磁界によって引き起こされる
なお図3(A)に示す破線で描かれた2組の3重の輪は、計測マット51が発生させる磁界52のイメージを図示したものである。この2組の3重の輪は、実際には不可視なものである。図3(A)に図示するように、磁界52は、各計測ポイントに敷設された計測マット51上を中心として、まんべんなく発生する。ランナーが計測マット51上を通過する際には、必ず計測マット51が発生させる磁界52の中を通過するように、各計測マット51は敷設される。
図3(B)は、図3(A)に示したランナーの左手首周辺の範囲を拡大して図示したものである。
実施形態に係る電子機器53は、スポーツウォッチである。図示するように、電子機器53は、腕時計型の形状をしている。電子機器53は、
電子機器53は、複数の地点(計測ポイント)を通過する移動体(ランナー)に装着される電子機器である。電子機器53は、計測ポイントにおいて計測用電波(磁界52)を受信する受信部(受信アンテナ531)を備える。
実施形態に係る電子機器53は、スポーツウォッチである。図示するように、電子機器53は、腕時計型の形状をしている。電子機器53は、
電子機器53は、複数の地点(計測ポイント)を通過する移動体(ランナー)に装着される電子機器である。電子機器53は、計測ポイントにおいて計測用電波(磁界52)を受信する受信部(受信アンテナ531)を備える。
また、電子機器53は、ランナーが各計測ポイントを通過する時間に基づく各種の時間情報等を表示するディスプレイ534(後述)を備える。各種の時間情報とは、スプリットタイム、ラップタイム、及びトータルタイム等である。
(電子機器及び計測マットの構成)
次に、実施形態に係る計測マット51及び電子機器53の構成について図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る計測マット51及び電子機器53の構成の一例を示すブロック図である。
次に、実施形態に係る計測マット51及び電子機器53の構成について図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る計測マット51及び電子機器53の構成の一例を示すブロック図である。
計測マット51は、マット511と、信号発生コイル512と、信号発信器513と、を備えて構成される。
マット511は、薄く平坦なマット状の形状をした部材である。マット511は、ランナーが競技中に踏み越えていく際に、違和感なく走行を継続できるために適切な硬度、薄さ、及び大きさ等を具備する部材によって構成される。また、マット511は、競技の参加者全員がマット511を踏み越えても十分に耐えうるだけの耐久性を具備する。また、マット511は、マット511の内部に含まれる信号発生コイル512を十分に保護しうる耐衝撃性を具備する。また、マット511は、雨天の場合でも信号発生コイル512を十分に保護できるだけの耐水性を具備する。
マット511は、薄く平坦なマット状の形状をした部材である。マット511は、ランナーが競技中に踏み越えていく際に、違和感なく走行を継続できるために適切な硬度、薄さ、及び大きさ等を具備する部材によって構成される。また、マット511は、競技の参加者全員がマット511を踏み越えても十分に耐えうるだけの耐久性を具備する。また、マット511は、マット511の内部に含まれる信号発生コイル512を十分に保護しうる耐衝撃性を具備する。また、マット511は、雨天の場合でも信号発生コイル512を十分に保護できるだけの耐水性を具備する。
信号発生コイル512は、マット511に埋め込まれたアンテナである。信号発生コイル512は、導線部分を環状のコイルにしたアンテナである。
信号発信器513は、信号発生コイル512と接続される。信号発信器513は、信号発生コイル512に電流を供給する。それによって、信号発生コイル512は磁界52を発生させることができる。
信号発信器513は、信号発生コイル512と接続される。信号発信器513は、信号発生コイル512に電流を供給する。それによって、信号発生コイル512は磁界52を発生させることができる。
電子機器53は、受信アンテナ531と、受信回路532と、マイクロプロセッサ533(制御部)と、ディスプレイ534と、メモリ535と、外部操作部材536と、電源537と、を含んで構成される。
受信アンテナ531は、信号発生コイル512が発生させる磁界52を受信する。
受信回路532は、受信アンテナ531が磁界52を受信したことを示す信号をマイクロプロセッサ533に送信する。
受信回路532は、受信アンテナ531が磁界52を受信したことを示す信号をマイクロプロセッサ533に送信する。
なお、受信アンテナ531は、磁界52を受信するほか、無線局から送信される標準電波を受信するためのアンテナを兼ねたアンテナであってもよい。すなわち受信アンテナ531は、電波時計が備えるアンテナに、信号発生コイル512が発生させる磁界52を受信する機能を追加したアンテナであってもよい。
受信回路532は、受信アンテナ531が受信した磁界52を、マイクロプロセッサ533が処理可能なデータの形式に変換をする。
受信回路532は、受信アンテナ531が受信した磁界52を、マイクロプロセッサ533が処理可能なデータの形式に変換をする。
マイクロプロセッサ533は、電子機器53の各種の制御を行う。例えば、マイクロプロセッサは533は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)である。
マイクロプロセッサ533は、受信部(受信アンテナ531)が計測用電波(磁界52)を受信した時間に基づく複数の時間情報をメモリ535に記憶させる。マイクロプロセッサ533は、メモリ535に記憶させた時間情報に対する編集指示に基づいて、記憶させた複数の時間情報の中の少なくとも1つの時間情報を編集する。
マイクロプロセッサ533は、受信部(受信アンテナ531)が計測用電波(磁界52)を受信した時間に基づく複数の時間情報をメモリ535に記憶させる。マイクロプロセッサ533は、メモリ535に記憶させた時間情報に対する編集指示に基づいて、記憶させた複数の時間情報の中の少なくとも1つの時間情報を編集する。
マイクロプロセッサ533は、ストップウォッチ機能を有する。マイクロプロセッサ533は、各種の時間情報をディスプレイ534に表示させる。そしてマイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534の表示領域に表示させる時間情報を、0.1秒間隔または0.01秒間隔等の一定の間隔で更新させる。
電子機器53がストップウォッチ機能の実行を待機している状態であるとき、マイクロプロセッサ533は、磁界52を受信したことを示す信号が受信回路532から入力されると、ストップウォッチ機能の実行を開始する。すなわち、電子機器53は、最初の計測ポイントであるスタート地点21に敷設された計測マット51が発生させる磁界52を受信したとき、時間の計測を開始する。
電子機器53がストップウォッチ機能を実行している状態であるとき、マイクロプロセッサ533は、磁界52を受信したことを示す信号が受信回路532から入力されると、入力された時点のスプリットタイムをメモリ535に記憶させる。
そして、マイクロプロセッサ533は、上記においてメモリ535に記憶させたスプリットタイムから、1つ前に記憶させたスプリットタイムを差し引く。そうすることで、マイクロプロセッサ533はラップタイムを計算する。すなわち、マイクロプロセッサ533は、1つ前の計測ポイントを通過した時点から計測ポイントを通過した時点までに要した時間をラップタイムとして計算する。
マイクロプロセッサ533は、スプリットタイム及びラップタイムを、ディスプレイ534に表示させる。
そして、マイクロプロセッサ533は、上記においてメモリ535に記憶させたスプリットタイムから、1つ前に記憶させたスプリットタイムを差し引く。そうすることで、マイクロプロセッサ533はラップタイムを計算する。すなわち、マイクロプロセッサ533は、1つ前の計測ポイントを通過した時点から計測ポイントを通過した時点までに要した時間をラップタイムとして計算する。
マイクロプロセッサ533は、スプリットタイム及びラップタイムを、ディスプレイ534に表示させる。
メモリ535に記憶させたスプリットタイムが、ストップウォッチを実行させてから最初に記憶させたスプリットタイムであるときには、そのスプリットタイムをラップタイムとして、ディスプレイ534に表示させる。
すなわち、マイクロプロセッサ533は、スタート地点21を通過した時点から次の計測ポイントに到達する時点までの時間を最初のラップタイムとして、ディスプレイ534に表示させる。
すなわち、マイクロプロセッサ533は、スタート地点21を通過した時点から次の計測ポイントに到達する時点までの時間を最初のラップタイムとして、ディスプレイ534に表示させる。
マイクロプロセッサ533は、外部操作部材536から入力された情報に基づいて、各種の時間情報を含む情報をディスプレイ534に表示させる。また、マイクロプロセッサ533は、外部操作部材536から入力された情報に基づいて、メモリ535に記憶させるデータの読み書きを行う。
ディスプレイ534は、各種の時間情報等を表示する。ディスプレイ534は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、等を含んで構成される。
メモリ535は、各種のデータやプログラム等を記憶する。メモリ535は記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、またはそれらの組み合わせ、を含んで構成される。
なお、メモリ535を、電子機器53が備えるのではなく外部機器が備えるような構成にしてもよい。その場合、マイクロプロセッサ533は、通信ネットワークを介してメモリ535に記憶させるデータの読み書きを行う。
外部操作部材536は、ランナーから操作入力を受け付けるための部材である。実施形態において、外部操作部材536は5つの入力ボタンによって構成される。5つの入力ボタンは、Aボタン、Bボタン、Cボタン、Dボタン、及びEボタンからなる。なお、例えば、外部操作部材536は、ねじ、ダイヤル、タッチパッド、及びポインティングデバイス等の部材によって構成されてもよい。
または、外部操作部材536は、外部機器からの操作入力を受け付けるための通信デバイスであってもよい。すなわち、外部操作部材536を備える外部機器から、通信ネットワークを介して操作入力を受け付けるようにしてもよい。
なお、上記のディスプレイ534と外部操作部材536は、両者の機能を兼ね備えた部材を使用してもよい。すなわち表示機能と外部操作入力機能とを兼ね備えた、タッチパネル等の部材を使用してもよい。
電源537は、電子機器53の各構成部品に電力を供給する。
電源537は、電子機器53の各構成部品に電力を供給する。
次に、実施形態におけるランナーの走行記録の一例について図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る電子機器53の外観及びディスプレイ534に表示される時間情報の一例を示す図である。
図5は、本発明の実施形態に係る電子機器53の外観及びディスプレイ534に表示される時間情報の一例を示す図である。
図5に示す電子機器53は、ディスプレイ534と、5つの外部操作部材536(536A、536B、536C、536D、及び536E)と、を備える。外部操作部材(536A、536B、536C、536D、及び536E)は、それぞれ操作ボタンである。
外部操作部材536Aは、「Aボタン」と呼ばれる入力ボタンである。同様に、外部操作部材536B、外部操作部材536C、外部操作部材536D、及び外部操作部材536Eは、それぞれ、「Bボタン」、「Cボタン」、「Dボタン」、及び「Eボタン」と呼ばれる入力ボタンである。
レース終了後に、ランナーは、自己の走行記録をディスプレイ534に表示させる。図5は、ランナーが電子機器53のディスプレイ534に「2014年1月20日」に参加したマラソンの走行記録を表示させた場合の例である。
レース終了後に、ランナーは、自己の走行記録をディスプレイ534に表示させる。図5は、ランナーが電子機器53のディスプレイ534に「2014年1月20日」に参加したマラソンの走行記録を表示させた場合の例である。
ディスプレイ534の上段に表示されている「2014年1月20日」は、走行記録が記録された日の日付を示す。
ディスプレイ534に下段に表示されている「TOTAL」は、ディスプレイ534に中段に表示されている時間情報「3:08’15」がこの走行記録におけるトータルタイムであることを示す。
ディスプレイ534の中段に表示されている「3:08’15」は「3時間8分15秒」を意味し、上記のとおりこの走行記録におけるトータルタイムを示す。
ディスプレイ534に下段に表示されている「TOTAL」は、ディスプレイ534に中段に表示されている時間情報「3:08’15」がこの走行記録におけるトータルタイムであることを示す。
ディスプレイ534の中段に表示されている「3:08’15」は「3時間8分15秒」を意味し、上記のとおりこの走行記録におけるトータルタイムを示す。
上記のようなトータルタイムがディスプレイ534に表示された状態において、AボタンまたはDボタンが押下されると、別の走行記録に表示が切り替わる。例えば、別の走行記録とは、他のマラソン大会で走行記録である。ランナーは、AボタンまたはDボタンを押下することによって確認したい走行記録を探し、ディスプレイ534に表示させることができる。
次に、実施形態におけるランナーの走行記録の一例について図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る電子機器53のディスプレイ534に表示される一連の走行記録の一例を示す図である。
図6は、本発明の実施形態に係る電子機器53のディスプレイ534に表示される一連の走行記録の一例を示す図である。
ランナーが、「2014年1月20日」に参加したマラソン大会における自己の走行記録を表示させたとき、電子機器53のディスプレイ534には、まず表示例100のように表示される。そして、ランナーがEボタンを押下する毎に、表示例101、表示例102、・・・、表示例107へと、ディスプレイ534に表示される時間情報が切り替わる。そして、表示例107の表示がされた状態において、更にランナーがEボタンを1回押下すると、再び表示例100の表示に戻る。
上記のとおり、表示例100の表示がされた状態において、ランナーがEボタンを1回押下した場合、ディスプレイ534には、表示例101のように表示される。
表示例101の下段に表示されている「LAP1」は、表示例101の上段及び中段に表示されている時間情報がLAP1の走行区間に対応する走行記録であることを示す。
すなわち、ランナーがスタート地点から走行を開始した後、最初の計測ポイントである10km地点22−1に到達した時点で記録された時間情報が表示されている。
表示例101の下段に表示されている「LAP1」は、表示例101の上段及び中段に表示されている時間情報がLAP1の走行区間に対応する走行記録であることを示す。
すなわち、ランナーがスタート地点から走行を開始した後、最初の計測ポイントである10km地点22−1に到達した時点で記録された時間情報が表示されている。
表示例101の上段に表示されている「0:45’30」は、スプリットタイムを示す。 このスプリットタイムは、ランナーが、スタート地点21から10km22−1地点に到達するまでに要した時間である。
表示例101の中段に表示されている「0:45’30」は、ラップタイムを示す。
このラップタイムは、ランナーが、1つ前の計測ポイントから10km地点22−1に到達するまでに要した時間である。表示例101は、最初の走行区間であるLAP1に対応する時間情報の表示例である。よって、1つ前の計測ポイントとはスタート地点21である。したがって、表示例101の中段に表示されるラップタイムは、上段に表示されるスプリットタイムと同じく「0:45’30」と表示される。
表示例101の中段に表示されている「0:45’30」は、ラップタイムを示す。
このラップタイムは、ランナーが、1つ前の計測ポイントから10km地点22−1に到達するまでに要した時間である。表示例101は、最初の走行区間であるLAP1に対応する時間情報の表示例である。よって、1つ前の計測ポイントとはスタート地点21である。したがって、表示例101の中段に表示されるラップタイムは、上段に表示されるスプリットタイムと同じく「0:45’30」と表示される。
さらに、ランナーがEボタンを1回押下した時には、ディスプレイ534には、表示例102のように表示される。
上記と同様に、表示例102の下段に表示されている「LAP2」は、表示例102の上段及び中段に表示されている時間情報がLAP2の走行区間に対応する走行記録であることを示す。
すなわち、ランナーが、10km地点22−1の次の計測ポイントである第1折り返し地点23−1に到達した時点で記録された時間情報が表示されている。
上記と同様に、表示例102の下段に表示されている「LAP2」は、表示例102の上段及び中段に表示されている時間情報がLAP2の走行区間に対応する走行記録であることを示す。
すなわち、ランナーが、10km地点22−1の次の計測ポイントである第1折り返し地点23−1に到達した時点で記録された時間情報が表示されている。
表示例101の上段に表示されている「1:08’15」は、スプリットタイムを示す。ランナーが、スタート地点21から第1折り返し地点23−1に到達するまでに要した時間である。
表示例101の中段に表示されている「0:22’45」は、ラップタイムを示す。
ランナーが、1つ前の計測ポイントから第1折り返し地点23−1に到達するまでに要した時間である。表示例101は、2区間目の走行区間であるLAP2に対応する時間情報の表示例である。よって、1つ前の計測ポイントとは、10km地点22−1である。したがって、表示例101の中段に表示されるラップタイムは、「0:22’45」となる。「0:22’45」は、LAP2のスプリットタイム「1:08’15」からLAP1のスプリットタイム「0:45’30」を差し引いた時間である。
表示例101の中段に表示されている「0:22’45」は、ラップタイムを示す。
ランナーが、1つ前の計測ポイントから第1折り返し地点23−1に到達するまでに要した時間である。表示例101は、2区間目の走行区間であるLAP2に対応する時間情報の表示例である。よって、1つ前の計測ポイントとは、10km地点22−1である。したがって、表示例101の中段に表示されるラップタイムは、「0:22’45」となる。「0:22’45」は、LAP2のスプリットタイム「1:08’15」からLAP1のスプリットタイム「0:45’30」を差し引いた時間である。
なお、各計測ポイントで計測された時間情報は、図7に示すテーブルのデータのように電子機器53のメモリ535に記憶される。
図7は、本発明の実施形態に係る走行記録テーブルの一例を示す図である。
図7に示す走行記録テーブルは、レースコース11の全ての計測ポイントにおいて計測が完了した後の走行記録テーブルの状態を示す。
図7は、本発明の実施形態に係る走行記録テーブルの一例を示す図である。
図7に示す走行記録テーブルは、レースコース11の全ての計測ポイントにおいて計測が完了した後の走行記録テーブルの状態を示す。
走行記録テーブルは、「LAP番号」、「スプリットタイム」、及び「非表示フラグ」の3つの項目からなる、2次元の表形式のデータである。「LAP番号」の項目には、レースコース11の各走行区間を識別するために付与される番号が記憶される。
図7に示す走行記録テーブルにおいて、「LAP1」は、スタート地点21から10km地点22−1までの走行区間に対して付与された番号である。同様に、「LAP2」は、10km地点22−1から第1折り返し地点23−1までの走行区間に対して付与された番号である。
図7に示す走行記録テーブルにおいて、「LAP1」は、スタート地点21から10km地点22−1までの走行区間に対して付与された番号である。同様に、「LAP2」は、10km地点22−1から第1折り返し地点23−1までの走行区間に対して付与された番号である。
「スプリットタイム」の項目には、各走行区間の終了地点にあたる計測ポイントにランナーが到達した時点でのスプリットタイムが記憶される。例えば、図7に示す走行記録テーブルにおいて、「LAP番号」の項目に対応する値が「LAP1」である行の「スプリットタイム」の項目に対する値は、「0:45’30」である。これは、「LAP1」の走行区間の終了地点である10km地点22−1にランナーが到達した時点でのスプリットタイムが「45分30秒」であることを示す。
「非表示フラグ」の項目には、「ON」または「OFF」の値が記憶される。「非表示フラグ」の項目に記憶される値は、各計測ポイントにおいて走行記録テーブルに初めて記憶された時点では、全て「OFF」である。その後、ランナー等からの外部操作入力により走行記録テーブルのデータが更新されることによって、「非表示フラグ」の値は「ON」になり得る。「非表示フラグ」の値が「ON」であるときは、その走行区間の終了地点である計測ポイントは、ラップタイムを計算する場合においてその計算対象に含めないことを意味する。この詳細については、後述する。
次に、実施形態におけるランナーの走行記録の編集例について図面を参照しながら説明する。
図2に示したように、各走行区間毎の区間距離は異なる。しかしながら、ランナーは、レース終了後に自己の走行ペースを確認するため、10km毎等の一定の間隔でのラップタイムを把握したい場合も多い。
図2に示したように、各走行区間毎の区間距離は異なる。しかしながら、ランナーは、レース終了後に自己の走行ペースを確認するため、10km毎等の一定の間隔でのラップタイムを把握したい場合も多い。
したがって、例えば、ランナーが10km毎のラップタイムを把握したい場合には、図2に示す、第1折り返し地点(LAP2)、ハーフ地点(LAP4)、及び第2折り返し地点(LAP5)の計測ポイントが存在しなかったならばランナーは自己の走行ペースの確認がし易い。
なぜならば、それらの計測ポイントが存在しなかった場合、10km地点、20km地点、及び30km地点と、10km間隔で設置された計測ポイントのみになるからである。それによって、ランナーは、10km毎の間隔でのラップタイムを把握することができる。ランナーは、10km毎の自己の走行ペースを容易に確認することができる。
例えば、実施形態に係る電子機器53は、上記のLAP2、LAP4、及びLAP5の計測ポイントが無かったものとして、記録した走行記録を編集することができる。それによって、ランナーは、10km毎の間隔でのラップタイムを把握することができる。以下に、走行記録の編集について説明する。
図8は、本発明の実施形態に係る電子機器53の走行記録を構成する時間情報を一部削除する場合の実施例を示す図である。ここで削除する時間情報とは、LAP2、LAP4、及びLAP5に対応する時間情報である。
図8(A)の列は、走行記録を編集する前の一連の時間情報によって構成される走行記録の表示例である。
まず、ランナーは、Aボタン及びDボタンを押下して、編集したい「2014年1月20日」の走行記録をディスプレイ534に表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図8(A)の表示例200のようになる。
まず、ランナーは、Aボタン及びDボタンを押下して、編集したい「2014年1月20日」の走行記録をディスプレイ534に表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図8(A)の表示例200のようになる。
そして、ランナーはEボタンを2回押下して、削除したいLAP2の時間情報を表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図8(A)の表示例202のようになる。
ここで、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP2の時間情報を削除する。
ここで、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP2の時間情報を削除する。
なお、実施形態に係る電子機器53のマイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534にラップ番号を含む時間情報を表示させている場合において、外部操作部材536A(Aボタン)が長押しされたことを示す信号が入力されると、時間情報を削除する指示が入力されたものと判断する。そして、マイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534に表示させている時間情報を、メモリ535に記憶された走行記録テーブルから削除する。例えば、長押しとは、ボタンを2秒以上押下し続けることである。
Aボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、LAP2の時間情報を削除する。そして、マイクロプロセッサ533は、LAP2を削除したことに伴って、LAP3を新たなLAP2として走行記録テーブルの「LAP番号」の値を更新する。したがって、ディスプレイ534には、新たなLAP2のスプリットタイム「1:31’45」から、1つ前の走行区間であるLAP1のスプリットタイム「0:45’30」を差し引いた、「0:46’15」が、新たなLAP2のラップタイムとして表示される。それにより、ディスプレイ534の表示は、図8(B)の表示例213のようになる。
マイクロプロセッサ533は、LAP4、LAP5、LAP6、LAP7についても同様に、新たなLAP3、LAP4、LAP5、LAP6とするように走行記録テーブルの「LAP番号」の値を更新する。
以上により、第1折り返し地点23−1において記録した時間情報が削除される。そして、新たなLAP2のラップタイムは、10km地点22−1から20km地点22−2までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP2のラップタイムを削除することによって更新された走行記録は、図8(B)のようになる。
以上により、第1折り返し地点23−1において記録した時間情報が削除される。そして、新たなLAP2のラップタイムは、10km地点22−1から20km地点22−2までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP2のラップタイムを削除することによって更新された走行記録は、図8(B)のようになる。
次に、ランナーはEボタンを1回押下して、削除したいLAP3(元のLAP4)の時間情報を表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図8(B)の表示例214のようになる。
ここで、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP3(元のLAP4)の時間情報を削除する。
ここで、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP3(元のLAP4)の時間情報を削除する。
Aボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、LAP3(元のLAP4)の時間情報を削除する。そして、マイクロプロセッサ533は、LAP3を削除したことに伴って、LAP4を新たなLAP3として走行記録テーブルの「LAP番号」の値を更新する。したがって、ディスプレイ534には、新たなLAP3のスプリットタイム「1:50’30」から、1つ前の走行区間であるLAP2のスプリットタイム「1:31’45」を差し引いた、「0:18’45」が、新たなLAP3のラップタイムとして表示される。それにより、ディスプレイ534の表示は、図8(C)の表示例225のようになる。
マイクロプロセッサ533は、LAP5及びLAP6についても同様に、走行記録テーブルの「LAP番号」の値を、それぞれ「LAP4」及び「LAP5」に更新する。
以上により、ハーフ地点24において記録した時間情報が削除される。そして、新たなLAP3のラップタイムは、20km地点22−2から第2折り返し地点23−2までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP3のラップタイムを削除することによって更新された走行記録は、図8(C)のようになる。
以上により、ハーフ地点24において記録した時間情報が削除される。そして、新たなLAP3のラップタイムは、20km地点22−2から第2折り返し地点23−2までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP3のラップタイムを削除することによって更新された走行記録は、図8(C)のようになる。
この時点で、ディスプレイ534には、ランナーが削除したいLAP3(元のLAP5)の時間情報が表示されている。すなわち、ディスプレイ534の表示は、図8(C)の表示例225のようになる。
ここで更に、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP3(元のLAP5)の時間情報を削除する。
ここで更に、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP3(元のLAP5)の時間情報を削除する。
Aボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、LAP3(元のLAP5)の時間情報を削除する。そして、マイクロプロセッサ533は、LAP3を削除したことに伴って、LAP4を新たなLAP3として走行記録テーブルの「LAP番号」の値を更新する。したがって、ディスプレイ534には、新たなLAP3のスプリットタイム「2:16’45」から、1つ前の走行区間であるLAP2のスプリットタイム「1:31’45」を差し引いた、「0:45’00」が、新たなLAP3のラップタイムとして表示される。それにより、ディスプレイ534の表示は、図8(D)の表示例236のようになる。
マイクロプロセッサ533は、LAP5についても同様に、走行記録テーブルの「LAP番号」の値を、「LAP4」に更新する。
以上により、第2折り返し地点23−2において記録した時間情報が削除される。そして、新たなLAP3のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP3のラップタイムを削除することによって更新された走行記録は、図8(D)のようになる。
以上により、第2折り返し地点23−2において記録した時間情報が削除される。そして、新たなLAP3のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP3のラップタイムを削除することによって更新された走行記録は、図8(D)のようになる。
以上の、一連の走行記録の編集を行った後の時点での走行記録テーブルの状態を図9に示す。
図9は、本発明の実施形態に係る編集後の走行記録テーブルの一例を示す図である。
図示するように、元のLAP2、元のLAP4、及び元のLAP5の時間情報が削除されている。
図9は、本発明の実施形態に係る編集後の走行記録テーブルの一例を示す図である。
図示するように、元のLAP2、元のLAP4、及び元のLAP5の時間情報が削除されている。
以上により、図8(D)の列の一連の表示例が、走行記録の編集後の表示例となる。
図8(D)の表示例231に示されるLAP1のラップタイムは、ランナーがスタート地点21から10km地点22−1までを走行するのに要した時間である。また、表示例233に示されるLAP2のラップタイムは、ランナーが10km地点22−1から20km地点22−2までを走行するのに要した時間である。また、表示例236に示されるLAP3のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までを走行するのに要した時間である。
図8(D)の表示例231に示されるLAP1のラップタイムは、ランナーがスタート地点21から10km地点22−1までを走行するのに要した時間である。また、表示例233に示されるLAP2のラップタイムは、ランナーが10km地点22−1から20km地点22−2までを走行するのに要した時間である。また、表示例236に示されるLAP3のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までを走行するのに要した時間である。
また、表示例237に示されるLAP4のラップタイムは、ランナーが30km地点22−3からゴール地点25までを走行するのに要した時間である。したがって、ディスプレイ534には、LAP1からLAP3までについては、10km間隔のラップタイムが表示されることになる。
以上により、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
以上により、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
次に、ランナーが走行記録の中の最後の走行区間(LAP7)の時間情報を削除する場合について説明する。
図10は、本発明の実施形態に係る電子機器53の走行記録を一部削除する場合の実施例を示す図である。
図10は、本発明の実施形態に係る電子機器53の走行記録を一部削除する場合の実施例を示す図である。
図10(A)の列は、走行記録をを削除する前の一連の走行記録の表示例である。
まず、ランナーは、Aボタン及びDボタンを押下して、編集したい「2014年1月20日」の走行記録をディスプレイ534に表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図10(A)の表示例300のようになる。
まず、ランナーは、Aボタン及びDボタンを押下して、編集したい「2014年1月20日」の走行記録をディスプレイ534に表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図10(A)の表示例300のようになる。
そして、ランナーはEボタンを7回押下して、削除したい最後の走行区間(LAP7)の時間情報を表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図10(A)の表示例307のようになる。
ここで、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP7の時間情報を削除する。
ここで、ランナーはAボタンを長押しすることによって、LAP7の時間情報を削除する。
Aボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、LAP7の時間情報を削除する。そしてマイクロプロセッサ533は、最後の走行区間の走行記録であるLAP7を削除したことに伴って、トータルタイムを更新する。マイクロプロセッサ533は、LAP7の1つ前の走行区間であるLAP6のスプリットタイムである「2:16’45」(表示例306、上段)を、表示例300の中段に示されるトータルタイムとしてディスプレイ534に表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図10(B)の表示例310のようになる。
(実施形態に係る電子機器の動作)
次に、実施形態に係る電子機器53の動作について説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る電子機器53の動作の一例を示すフローチャートである。
次に、実施形態に係る電子機器53の動作について説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る電子機器53の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)まず、ランナーにより、編集したい走行記録が選択される。ランナーにより、編集する走行記録がディスプレイ534に表示されるまで、電子機器53の外部操作部材536A(Aボタン)及び外部操作部材536D(Dボタン)が押下される。その後、ステップS102へ進む。
(ステップS102)次に、ランナーにより、削除する時間情報がディスプレイ534に表示されるまで、電子機器53の外部操作部材536E(Eボタン)を押下される。以下、削除する時間情報に付与されたラップ番号を、LAP(N)と記載する。その後、ステップS103へ進む。
(ステップS103)次に、ランナーにより、外部操作部材536A(Aボタン)が押下される。外部操作部材536A(Aボタン)が押下された時間が2秒以上(長押し)であったならば、ステップS104へ進む。外部操作部材536A(Aボタン)押下された時間が2秒未満であったならば、ステップS103に留まる。
(ステップS104)マイクロプロセッサ533は、LAP(N)のLAP番号が付与された時間情報を削除する。その後、ステップS105へ進む。
(ステップS105)ステップS104においてマイクロプロセッサ533が削除した時間情報が最終走行区間に対応する時間情報であったならば、ステップS106へ進む。最終走行区間に対応する時間情報でない場合は、ステップS107へ進む。
(ステップS106)マイクロプロセッサ533は、本走行記録のトータルタイムをディスプレイ534に表示させる場合には、LAP(N)の1つ前のラップ番号であるLAP(N−1)が付与された時間情報に対応するスプリットタイムを表示する。以上で、本フローチャートが示す処理を終了する。
(ステップS107)マイクロプロセッサ533は、LAP(N+1)のラップタイムをディスプレイ534に表示させる場合には、LAP(N+1)の時間情報に対応するスプリットタイムからLAP(N−1)のスプリットタイムを指し引いた時間を表示する。その後、ステップS108へ進む。
(ステップS108)マイクロプロセッサ533は、LAP(N+1)以上のLAP番号であるLAP(N+X)[但しX≧1]について、それぞれ1を差し引いたLAP番号である、LAP(N+X−1)とするように、メモリ535に記憶された走行記録テーブルを更新する。以上で、本フローチャートが示す処理を終了する。
以上により、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
以上により、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
以上説明したように、実施形態によれば、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
(実施形態の変形例)
ところで、ランナーは、ラップタイムは10km毎等の一定の間隔で把握したいが、スプリットタイムは、ハーフ地点24等におけるスプリットタイム等も含めて全て記録を残しておきたい場合もある。
以下に、ランナーが、記録した時間情報を削除するのではなく、表示不要なラップタイムを非表示にする場合について説明する。
ところで、ランナーは、ラップタイムは10km毎等の一定の間隔で把握したいが、スプリットタイムは、ハーフ地点24等におけるスプリットタイム等も含めて全て記録を残しておきたい場合もある。
以下に、ランナーが、記録した時間情報を削除するのではなく、表示不要なラップタイムを非表示にする場合について説明する。
図12は、本発明の実施形態の変形例に係る電子機器53の走行記録の一部を非表示にする場合の実施例を示す図である。
図12(A)の列は、ラップタイムを非表示にする前の一連の時間情報によって構成される走行記録の表示例である。
図12(A)の列は、ラップタイムを非表示にする前の一連の時間情報によって構成される走行記録の表示例である。
まず、ランナーは、Aボタン及びDボタンを押下して、編集したい「2014年1月20日」の走行記録をディスプレイ534に表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図12(A)の表示例400のようになる。
そして、ランナーはEボタンを2回押下して、ラップタイムを非表示にしたいLAP2の時間情報を表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図12(A)の表示例402のようになる。
ここで、ランナーはDボタンを長押しすることによって、LAP2のラップタイムを非表示にさせる。
そして、ランナーはEボタンを2回押下して、ラップタイムを非表示にしたいLAP2の時間情報を表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図12(A)の表示例402のようになる。
ここで、ランナーはDボタンを長押しすることによって、LAP2のラップタイムを非表示にさせる。
なお、実施形態の変形例に係る電子機器53のマイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534にラップタイムを含む時間情報を表示させている場合において、外部操作部材536D(Dボタン)が長押しされたことを示す信号が入力されると、ラップタイムを非表示にする指示が入力されたものと判断する。例えば、長押しとは、ボタンを2秒以上押下し続けることである。
Dボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534に表示させている時間情報に対応するデータを更新する。マイクロプロセッサ533は、メモリ535に記憶された走行記録テーブルの「非表示フラグ」の項目の値を「ON」に更新する。すると、LAP2のラップタイムは非表示となる。そして、ディスプレイ534の表示は、図12(B)の表示例412のようになる。図示するとおり、中段のラップタイムの表示は「−:−−’−−」となる。
ここで、ランナーが外部操作部材536E(Eボタン)を1回押下した場合、LAP3の時間情報が表示される。この時、マイクロプロセッサ533は、LAP3のスプリットタイム「1:31’45」から、LAP2の1つ前の走行区間であるLAP1のスプリットタイム「0:45’30」を差し引いた、「0:46’15」をLAP3のラップタイムとしディスプレイ534に表示させる。よって、ディスプレイ534の表示は、図12(B)の表示例413のようになる。
すなわち、マイクロプロセッサ533がラップタイムを計算する場合において、1つ前の走行区間に対応する走行記録テーブルの「非表示フラグ」の値が「ON」であるときは、その走行区間のスプリットタイムは計算の対象にしない。つまり、ラップタイム等として計測対象にしない順番のデータを「非表示フラグ」を付けることで記憶しておく。「非表示フラグ」の値が「OFF」である走行区間になるまで、走行区間をさかのぼり、「非表示フラグ」の値が「OFF」である走行区間のスプリットタイムをラップタイムの計算対象とする。
以上により、第1折り返し地点23−1において記録したスプリットタイムに基づくラップタイムが非表示にされる。そして、図12(B)の表示例413に示すLAP3のラップタイムは、10km地点22−1から20km地点22−2までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP2のラップタイムを非表示にすることによって更新された走行記録は、図12(B)のようになる。
次に、ランナーはEボタンを1回押下して、ラップタイムを非表示にしたいLAP4の時間情報を表示させる。すると、ディスプレイ534の表示は、図12(B)の表示例414のようになる。
ここで、ランナーはDボタンを長押しすることによって、LAP4のラップタイムを非表示にさせる。
ここで、ランナーはDボタンを長押しすることによって、LAP4のラップタイムを非表示にさせる。
Dボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534に表示させている時間情報に対応するデータを更新する。マイクロプロセッサ533は、メモリ535に記憶された走行記録テーブルの「非表示フラグ」の項目の値を「ON」に更新する。すると、LAP4のラップタイムは非表示となる。そして、ディスプレイ534の表示は、図12(B)の表示例424のようになる。図示するとおり、中段のラップタイムの表示は「−:−−’−−」となる。
ここで、ランナーが外部操作部材536E(Eボタン)を1回押下した場合、LAP5の時間情報が表示される。この時、マイクロプロセッサ533は、LAP5のスプリットタイム「1:50’30」から、1つ前の走行区間であるLAP4のさらに1つ前の走行区間であるLAP3のスプリットタイム「1:31’45」を差し引いた、「0:18’45」をLAP5のラップタイムとしディスプレイ534に表示させる。よって、ディスプレイ534の表示は、図11(C)の表示例425のようになる。
以上により、ハーフ地点24において記録したスプリットタイムに基づくラップタイムが非表示にされる。そして、図12(C)の表示例425に示すLAP5のラップタイムは、20km地点22−2から第2折り返し地点23−2までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP4のラップタイムを非表示にすることによって更新された走行記録は、図12(C)のようになる。
この時点で、ディスプレイ534には、ランナーが非表示にしたいLAP5の時間情報が表示されている。すると、ディスプレイ534の表示は、図12(C)の表示例425のようになる。
ここで、ランナーはDボタンを長押しすることによって、LAP5のラップタイムを非表示にさせる。
ここで、ランナーはDボタンを長押しすることによって、LAP5のラップタイムを非表示にさせる。
Dボタンが長押しされると、マイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534に表示させている時間情報に対応するデータを更新する。マイクロプロセッサ533は、メモリ535に記憶された走行記録テーブルの「非表示フラグ」の項目の値を「ON」に更新する。すると、LAP5のラップタイムは非表示となる。そして、ディスプレイ534の表示は、図12(D)の表示例435のようになる。図示するとおり、中段のラップタイムの表示は「−:−−’−−」となる。
ここで、ランナーが外部操作部材536E(Eボタン)を1回押下した場合、LAP6の時間情報が表示される。この時、マイクロプロセッサ533は、LAP6のスプリットタイム「2:16’45」から、LAP3の走行区間のスプリットタイム「1:31’45」を差し引いた、「0:45’00」をLAP6のラップタイムとしディスプレイ534に表示させる。よって、ディスプレイ534の表示は、図12(D)の表示例436のようになる。
以上により、第2折り返し地点23−2において記録したスプリットタイムに基づくラップタイムが非表示にされる。そして、図12(D)の表示例436に示すLAP6のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までの走行区間のラップタイムとなる。以上により、LAP4のラップタイムを非表示にすることによって更新された走行記録は、図12(D)のようになる。
以上の、一連の走行記録の編集を行った後の時点での走行記録テーブルの状態を図13に示す。
図13は、本発明の実施形態の変形例に係る編集後の走行記録テーブルの一例を示す図である。
図示するように、LAP2、LAP4、及びLAP5の「非表示フラグが「OFF」になっている。
図13は、本発明の実施形態の変形例に係る編集後の走行記録テーブルの一例を示す図である。
図示するように、LAP2、LAP4、及びLAP5の「非表示フラグが「OFF」になっている。
以上により、図12(D)の列の一連の表示例が、走行記録の編集後の表示例となる。
図12(D)の表示例431に示されるLAP1のラップタイムは、ランナーがスタート地点21から10km地点22−1までを走行するのに要した時間である。また、表示例433に示されるLAP3のラップタイムは、ランナーが10km地点22−1から20km地点22−2までを走行するのに要した時間である。また、表示例436に示されるLAP6のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までを走行するのに要した時間である。
図12(D)の表示例431に示されるLAP1のラップタイムは、ランナーがスタート地点21から10km地点22−1までを走行するのに要した時間である。また、表示例433に示されるLAP3のラップタイムは、ランナーが10km地点22−1から20km地点22−2までを走行するのに要した時間である。また、表示例436に示されるLAP6のラップタイムは、20km地点22−2から30km地点22−3までを走行するのに要した時間である。
また、表示例437に示されるLAP7のラップタイムは、ランナーが30km地点22−3からゴール地点25までを走行するのに要した時間になる。したがって、ディスプレイ534には、LAP1からLAP3については、10km間隔のラップタイムが表示される。
以上により、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
以上により、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
(実施形態の変形例に係る電子機器の動作)
次に、実施形態の変形例に係る電子機器53の動作について説明する。
図14は、本発明の実施形態の変形例に係る電子機器53の動作の一例を示すフローチャートである。
図14は、本発明の実施形態の変形例に係る電子機器53の動作の一例を示すフローチャートである。
(ステップS201)まず、ランナーにより、編集したい走行記録が選択される。ランナーにより、編集する走行記録がディスプレイ534に表示されるまで、電子機器53の外部操作部材536A(Aボタン)及び外部操作部材536D(Dボタン)が押下される。その後、ステップS102へ進む。その後、ステップS202へ進む。
(ステップS202)次に、ランナーにより、削除する時間情報がディスプレイ534に表示されるまで、電子機器53の外部操作部材536E(Eボタン)を押下される。以下、削除する時間情報に付与されたラップ番号を、LAP(N)と記載する。その後、ステップS203へ進む。
(ステップS203)次に、ランナーにより、外部操作部材536D(Dボタン)が押下される。外部操作部材536D(Dボタン)が押下された時間が2秒以上(長押し)であったならば、ステップS204へ進む。外部操作部材536D(Dボタン)押下された時間が2秒未満であったならば、ステップS203に留まる。
(ステップS204)マイクロプロセッサ533は、メモリ535に記憶された走行記録テーブルにおいて、LAP(N)のLAP番号が付与された時間情報に対応する非表示フラグの項目の値を「ON」に更新する。その後、ステップS205へ進む。
(ステップS205)マイクロプロセッサ533は、LAP(N)に対応する走行区間のラップタイムをディスプレイ534に表示させる場合には、非表示とする。すなわち、マイクロプロセッサ533は、ディスプレイ534の中段に「−:−−’−−」と表示させる。その後、ステップS206へ進む。
(ステップS206)ステップS204においてマイクロプロセッサ533が非表示フラグの項目の値を「ON」にした走行区間が最終走行区間でない場合には、ステップS207へ進む。非表示フラグの項目の値を「ON」にした走行区間が最終走行区間である場合には、本フローチャートが示す処理を終了する。
(ステップS207)マイクロプロセッサ533は、変数Xの値を1とする。その後、ステップS208へ進む。
(ステップS208)マイクロプロセッサ533は、LAP(N−X)のラップ番号に対応する非表示フラグの項目の値を確認する。非表示フラグの項目の値が「ON」である場合には、ステップS209へ進む。非表示フラグの項目の値が「OFF」である場合には、ステップS210へ進む。
(ステップS209)マイクロプロセッサ533は、変数Xの値に1を加算する。その後、ステップS208へ戻る。
(ステップS210)マイクロプロセッサ533は、LAP(N+1)のラップタイムをディスプレイ534に表示させる場合には、LAP(N+1)の時間情報に対応するスプリットタイムからLAP(N−X)のスプリットタイムを指し引いた時間を表示する以上で、本フローチャートが示す処理を終了する。
以上説明したように、実施形態の変形例によれば、ランナーは走行記録を編集することによって、容易に自己の走行ペースを把握することができる。
以上、この発明の実施形態及びその変形例について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、上述した実施形態における計測マット51、電子機器53の一部または全部を、コンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、計測マット51、電子機器53に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ、EEPROM、ROM、RAM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置、またはそれらの任意の組み合わせによって構成される記憶媒体のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等の通信ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における電子機器53の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。電子機器53の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1・・・レース会場、11・・・レースコース、21・・・スタート地点、22−1・・・10km地点、22−2・・・20km地点、22−3・・・30km地点、23−1・・・第1折り返し地点、23−2・・・第2折り返し地点、24・・・ハーフ地点、25・・・ゴール地点、5・・・計測システム、51・・・計測マット、52・・・磁界、53・・・電子機器、511・・・マット、512・・・信号発生コイル、513・・・信号発信器、531・・・受信アンテナ、532・・・受信回路、533・・・マイクロプロセッサ、534・・・ディスプレイ、535・・・メモリ、536・・・外部操作部材、536A〜E・・・外部操作部材(Aボタン〜Eボタン)、537・・・電源
Claims (6)
- 複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器であって、
前記地点において計測用電波を受信する受信部と、
前記受信部が前記計測用電波を受信した時間に基づく複数の時間情報を記録し、記録した前記時間情報に対する編集指示に基づいて、前記複数の前記時間情報の中の少なくとも1つの前記時間情報を編集する制御部と、
を備えることを特徴とする、電子機器。 - 前記時間情報は前記複数の地点の間を前記移動体が移動するのに要するラップタイムと前記ラップタイムが記録される順番とを含み、
前記制御部は、記録された複数の前記ラップタイムの中の一部を前記編集指示に基づいて削除し、削除されたラップタイムが記録された時間より後に記録されたラップタイムの順番を繰り上げることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。 - 前記時間情報は前記複数の地点の間を前記移動体が移動するのに要するラップタイムの積算値であるスプリットタイムと前記複数の地点の所定の地点間を前記移動体が移動するのに要するトータルタイムと前記ラップタイムが記録される順番とを含み、
前記制御部は、記録された複数の前記ラップタイムのうち、前記編集指示が入力されたときの直前の順番のラップタイムを前記編集指示に基づいて削除し、削除されたラップタイムの順番より前の順番のラップタイムまでの積算値である前記スプリットタイムを前記トータルタイムとすることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。 - 前記時間情報は前記複数の地点の間を前記移動体が移動するのに要するラップタイムと前記ラップタイムが記録される順番とを含み、
前記制御部は、記録された複数の前記ラップタイムの中の一部を前記順番と共に前記編集指示に基づいて記憶し、記憶された順番のラップタイムをないものとみなして、記憶された順番の後の順番のラップタイムを計算する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。 - 前記電子機器は前記時間情報とは異なる時刻情報を計時する計時機能と、前記時間情報および前記時刻情報を表示する表示部と、を有する電子時計である、
ことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 複数の地点を通過する移動体に装着される電子機器のコンピュータに、
前記地点において計測用電波を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて前記計測用電波を受信した時間に基づく複数の時間情報を記録し、記録した前記時間情報に対する編集指示に基づいて、前記複数の前記時間情報の中の少なくとも1つの前記時間情報を編集する制御ステップと、
を実行させるための、電子機器の制御プログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015041684A JP2016158942A (ja) | 2015-03-03 | 2015-03-03 | 電子機器、及び電子機器の制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015041684A JP2016158942A (ja) | 2015-03-03 | 2015-03-03 | 電子機器、及び電子機器の制御プログラム |
Publications (1)
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JP2016158942A true JP2016158942A (ja) | 2016-09-05 |
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ID=56843737
Family Applications (1)
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JP2015041684A Pending JP2016158942A (ja) | 2015-03-03 | 2015-03-03 | 電子機器、及び電子機器の制御プログラム |
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JP (1) | JP2016158942A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019111361A1 (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-13 | 日本電気株式会社 | イベント活性化装置、イベント活性化方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
2015
- 2015-03-03 JP JP2015041684A patent/JP2016158942A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019111361A1 (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-13 | 日本電気株式会社 | イベント活性化装置、イベント活性化方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JPWO2019111361A1 (ja) * | 2017-12-06 | 2020-11-19 | 日本電気株式会社 | イベント活性化装置、イベント活性化方法、及びプログラム |
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